JP2001047263A - 加工機 - Google Patents
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- JP2001047263A JP2001047263A JP11224234A JP22423499A JP2001047263A JP 2001047263 A JP2001047263 A JP 2001047263A JP 11224234 A JP11224234 A JP 11224234A JP 22423499 A JP22423499 A JP 22423499A JP 2001047263 A JP2001047263 A JP 2001047263A
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Abstract
されるような場合は、開口から漏れ出る輻射熱が加工機
に照射される。そうすると加工機の温度が上昇する。温
度上昇が著しいと、例えば加工機内部の光学系が膨張し
て加工精度が低下する。 【解決手段】 加工機10は、ハウジングの表面の少なく
とも一部が鏡面状に仕上げられている。
Description
に、外部からの輻射熱を反射して、その輻射熱による温
度上昇を生じにくくした加工機に関する。
するレーザ加工機がある。レーザ加工機は、加工ヘッド
からレーザ光を出力し、このレーザ光をワークの加工箇
所に照射し、該加工箇所を加工温度にまで上昇させて加
工を行うのである。
ワークに照射すると、ワークの加工箇所が急激に加工温
度にまで上昇することがある。そして、ワーク内部に大
きな温度勾配が生じて、ワーク内部に大きな応力が生
じ、その結果、ワークにクラックや割れが発生すること
がある。かかる事態を回避するためには、例えば加熱炉
内にワークを設置し、レーザ加工機によってレーザ光を
照射する前に、ワークを加工温度未満の温度にまで加熱
(予熱)し、その後にレーザ光による加工を施すことが
考えられる。加熱炉には開口を形成しておき、この開口
を介してワークにレーザ加工機からのレーザ光を照射す
るのである。
があるとそこから輻射熱が漏れ出る。従って、加熱炉の
近傍にレーザ加工機が設置されると、加熱炉の開口から
放射される輻射熱をレーザ加工機が浴びることになる。
そうするとレーザ加工機の温度が上昇してしまう。この
温度上昇が著しいと、レーザ加工機に種々の弊害が生ず
る。例えば、温度上昇によって、レーザ加工機の駆動系
が膨張して駆動精度が低下したりする。また、駆動部分
の潤滑材が劣化したり、部品の寿命を早めたりすること
もある。特に、レーザ加工機の内部にある光学系が温度
上昇すると、加工精度に悪影響が出る。すなわち、ミラ
ーやレンズが温度上昇によって膨張すると、光軸がずれ
たり、加工ヘッドから出力されるレーザ光の横断面形状
が変形したりするのである。
ークの加工に、より積極的に利用することができれば、
レーザ加工機や加熱炉の消費するエネルギーを低減した
り、レーザ加工機の構成を単純化することもできるはず
である。
に、本願発明の加工機は、ハウジングを備え、該ハウジ
ングの表面の少なくとも一部が鏡面状に仕上げられてい
る(請求項1)。このように構成されており、鏡面状に
仕上げられた部分が輻射熱を反射する。よって、加工機
の輻射熱による温度上昇を極力小さくできる。
ウジングの、該光学系を収容する部分の表面を鏡面状に
仕上げるようにしてもよい(請求項2)。このようにす
ると、光学系の温度上昇による膨張を防止でき、光学系
の精度を維持できる。
炉の近傍に設置され、該ハウジングの表面の、該炉の該
開口から放射される輻射熱が照射される部分が鏡面状に
仕上げられていると(請求項3)、炉の開口からの輻射
熱を有効に反射し、この輻射熱による加工機の温度上昇
を極力小さくできる。
明の他の加工機は、ハウジングを有する加工ヘッドを備
え、該加工ヘッドのハウジングの表面が鏡面状に仕上げ
られている(請求項4)。加工ヘッドは、輻射熱が最も
強く照射される部分なので、このハウジングを鏡面状に
仕上げると、加工機の温度上昇防止に有効である。ま
た、加工ヘッドには、精度を要する内部機構が組み込ま
れていることが多いが、加工ヘッドの温度上昇を防止す
ることによって、かかる内部機構の膨張を防止し、精度
を維持することができる。
明のさらに他の加工機は、加工ヘッドを備え、該加工ヘ
ッドの前方から照射される輻射熱を該加工ヘッドの前方
に反射しうる反射部材を、該加工ヘッドの軸周りを周回
するようにして設けている(請求項5)。加工ヘッド
は、輻射熱が最も強く照射される部分なので、かかる反
射部材を設けると、加工機の温度上昇防止に有効であ
る。また、輻射熱を反射板によって輻射熱源に戻すこと
ができ、輻射熱源の温度低下を防止することもできる。
ジングの表面の、少なくとも該反射部材よりも前の部分
を鏡面状に仕上げるようにしてもよい(請求項6)。こ
のようにすると、特に加工ヘッドの温度上昇防止に効果
的である。
ら照射される輻射熱を該加工ヘッドの前方に反射しうる
ようにするには、例えば、該反射部材の前面を鏡面状に
仕上げるようにしてもよい(請求項7)。また、該反射
部材の前面を凹面状としてもよい(請求項8)。このよ
うにすると、輻射熱を反射部材によって、より効率的に
輻射熱源に戻すことができる。
炉の近傍に設置し、該炉の該開口を介して、該炉の内部
に設置されたワークを加工するようにしてもよい(請求
項9)。このようにすると、炉の開口からの輻射熱を有
効に反射し、この輻射熱による加工機の温度上昇を極力
小さくできる。
例えば、レーザ加工機であってもよい(請求項10)。
明のさらに他の加工機は、加工ヘッドを備え、該加工ヘ
ッドの前方から照射される輻射熱を該加工ヘッドの前方
に反射しうる反射部材を、該加工ヘッドの軸周りを周回
するようにして設け、該反射部材の前面が、鏡面状に仕
上げられており、かつ、前方から照射される平行な輻射
熱を反射によって所定箇所に集中させることのできる形
状である(請求項11)。このように、反射部材に照射
される輻射熱を所定箇所に集めることができるようにす
ると、ワークをその加工箇所が該所定箇所に一致するよ
うに置き、反射によって集中させた輻射熱によってワー
クの加工箇所を加熱することができる。
該加工ヘッドの軸上にあれば(請求項12)、レーザ光
による加工を反射部材で効率よく補うことができる。
該加工ヘッドの軸から離れた位置となるように構成する
と(請求項13)、加工ヘッドによる加工箇所と該所定
箇所とをワーク上の加工方向に沿って距離を置いて並べ
ることができる。このようにすると、加工ヘッドによる
加工の前もしくは後に、その加工箇所を反射部材によっ
て加熱して、予熱もしく徐冷するようにできる。
あってもよい(請求項14)。
明のさらに他の加工機は、前方から照射される輻射熱を
前方に反射しうる反射部材によって構成された加工ヘッ
ドを備え、該反射部材の前面が、鏡面状に仕上げられて
おり、かつ、前方から照射される平行な輻射熱を反射に
よって所定箇所に集中させることのできる形状である
(請求項15)。このように、反射部材に照射される輻
射熱を所定箇所に集めることができるようにすると、ワ
ークをその加工箇所が該所定箇所に一致するように置い
て、ワークの加工箇所を輻射熱によって加熱して、加工
することができる。
前面の該形状を、略放物線回転面をなす凹面状としても
よい(請求項16)。放物線回転面に前方から照射され
る平行な輻射熱は、反射によって放物線回転面の焦点に
集められることが知られており、輻射熱の集中度を極め
て高くできる。
参照しながら説明する。
(レーザ加工機)10を示す3面図であり、(a)は背面
図、(b)は側面図、(c)は平面図である。このレーザ加
工機10は、加熱炉30の近傍に設置されており、図ではレ
ーザ加工機10と一緒に加熱炉30も示されている。レーザ
加工機10は、2本の脚部11と、脚部11上に掛け渡された
レール部12と、アーム部13と、旋回部14と、加工ヘッド
15とを有している。脚部11は床面に固定されている。ア
ーム部13は、レール部12に対して図中の矢印Xの方向、
及び矢印Yの方向に移動できるようになっている。ま
た、旋回部14はアーム部13に対して図中の矢印Aの方向
に旋回できるようになっており、加工ヘッド15は旋回部
14に対して図中の矢印Bの方向に旋回できるようになっ
ている。よって加工ヘッド15は、アーム部13に対して所
定範囲において任意の角度に設定することができる。図
中の仮想線は、加工ヘッド15が実線の位置から他の位置
に移動した状態を示している。
れ、蛇腹部17の内部を通過して、アーム13内のミラーM
1,M2、旋回部14内のミラーM3、加工ヘッド15内のミラー
M4によって反射され、加工ヘッド15内のレンズRを通過
し、加工ヘッド15の先端から出力される。
ヘッド15は、それぞれ、駆動系や光学系などの内部機構
をハウジングで覆う構造になっている。加工ヘッド15の
ハウジングの表面、旋回部14のハウジングの表面、およ
び、アーム部13のハウジングの表面は、鏡面状に仕上げ
られている。鏡面状に仕上げるには、例えば、ハウジン
グの表面に金属メッキを施してもよいし、ハウジングの
表面に蒸着による鏡面状の膜を形成してもよいし、バフ
研磨などの機械研磨をハウジング表面に施してもよい。
中でも、メッキによる処理、特に、クロムメッキによる
処理が、鏡面仕上げに適している。この鏡面仕上げされ
たハウジングの作用は後述する。なお、アーム部13の移
動、旋回部14の旋回、加工ヘッド15の旋回は、図外の制
御部によって制御される。このように構成されたレーザ
加工機10によって、加熱炉30内のワークWがレーザ加工
される。
との斜観図である。このように加熱炉30には開口31が形
成されている。この開口31はレーザ加工機10のレーザ光
を加熱炉30内に導くためのものである。図には示されて
いないが、加熱炉30内には搬送装置が敷設されている。
加熱炉30の端部にはワーク搬入口32が形成されており、
ワークWは載置台S上に固定された状態でこのワーク搬
入口32から加熱炉30内に搬入され、搬送装置に載せられ
る。ワークWは搬送装置によって、加熱炉30内を図中の
矢印Cの方向に搬送される。レーザ加工機10は、搬送装
置によってレーザ加工機10の前にまで搬送されて来たワ
ークWに対して、加工ヘッド15からのレーザ光を開口31
を介して照射して、レーザ加工を施す。この場合、レー
ザ光による加工(レーザ加工)は、例えば、融着であっ
てもよいし、加熱によってワークを変形させるような変
形加工であってもよい。ワークWは、ワーク搬入口32か
らレーザ加工機10の前まで、加熱炉30の内部を搬送され
てくる。よって、ワークWがレーザ加工機10の前までき
たとき、ワークWの加工箇所は、加工温度にまでには到
達していないが、ある程度、温度上昇している。すなわ
ち、予熱がされている。よって、レーザ光による主加工
が施されても、ワークWの加工箇所周辺に大きな温度勾
配が生ずることがない。従って、ワークW内部に割れや
クラックが生じにくい。また、レーザ光による主加工の
完了したワークWは、加熱炉30の内部を搬送されてゆ
く。よって、ワークWの加工箇所が急激には冷却される
ことはなく、ワークWの温度は均一にかつ徐々に低下す
る。すなわち、ワークWは徐冷される。よって、ワーク
Wの冷却過程において、加工箇所周辺に大きな温度勾配
が生ずることがなく、ワークW内部に割れやクラックが
生じにくい。なお、開口31には蓋33が設けられている。
開口31は、レーザ加工がされないときは、蓋33によって
閉じられている。
よびその周辺の部分の側面図を、加熱炉30の横断面図と
ともに示した図である。図中の矢印Dはレーザ光の進行
方向を示す。図中のその他の矢印は輻射熱の進行方向を
示している。加熱炉30内は高温であり、開口31からは輻
射熱が漏れ出る。開口31から放射されたこの輻射熱は、
レーザ加工機10の開口31に最も近い部分、すなわち、加
工ヘッド15に特に強く照射される。しかし、前述したよ
うに加工ヘッド15のハウジングの表面は、鏡面仕上げが
施されているので、輻射熱を反射する。よって、加工ヘ
ッド15の内部機構が、輻射熱によって著しく温度上昇す
ることが防止される。より詳細に説明すると、加工ヘッ
ド15の内部にはミラーM4やレンズRなどによる光学系が
設けられているが、加工ヘッド15のハウジングの表面が
輻射熱を反射するので、ミラーM4やレンズRの膨張が防
止され、よってレーザ光の光軸のズレやレーザ光の断面
形状の変形が防止される。
ーム部13のハウジングの表面も鏡面仕上げされているの
で、旋回部14やアーム部13の内部に設けられたミラーM
1,M2,M3等の光学系に関しても、温度上昇が防止され
る。
張しにくくなるので、駆動精度が維持される。また、駆
動系の潤滑剤も、温度上昇によって劣化することが防止
される。さらに、加工ヘッド15,旋回部14,アーム部13の
内部に、温度上昇によって寿命が早まるような材料(例
えば、樹脂やゴム)によって形成された部品があったと
しても、温度上昇が防止されることによって寿命が早め
られることを回避できる。
ーム部の表面に鏡面仕上げを施すようにしたが、加工機
のハウジングの他の部分(例えば、レール部や脚部のハ
ウジング)に鏡面仕上げを施してもよい。また、本実施
形態では加工機としてレーザ加工機を例に挙げたが、本
願発明は他の加工機に適用することもできる。
機)の他の実施形態を示す図であり、レーザ加工機10A
の加工ヘッド15およびその周辺の部分の側面図を、加熱
炉30の横断面図とともに示している。図中の矢印Dはレ
ーザ光の進行方向を示す。図中のその他の矢印は輻射熱
の進行方向を示している。
て示されたレーザ加工機10と異なり、加工ヘッド15に反
射板18を取り付けている。反射板18は平板状であり、加
工ヘッド15の軸周りを周回するようにして設けられてい
る。この反射板18は開口31からの輻射熱を前方に反射す
ることができるように、前面18aが鏡面状に仕上げられ
ている。レーザ加工機10Aのその他の構造は、図1〜3
によって示されたレーザ加工機10と同様である。すなわ
ち、このレーザ加工機10Aも、加工ヘッド15のハウジン
グの表面、旋回部14のハウジングの表面、および、アー
ム部13のハウジングの表面には鏡面仕上げが施されてい
る。
およびその周辺部分の断面図を、加熱炉30の開口31近傍
の断面図とともに示した図である。図において、レーザ
加工機10Aの内部機構は省略している。図中の矢印は輻
射熱の進行方向を示している。
8aが鏡面仕上げされているため、開口31からの輻射熱は
反射板18の前面18aで反射されて、加工ヘッド15の前方
へ、すなわち加熱炉30内に戻る方向に進行する。また、
加工ヘッド15のハウジングの表面が鏡面仕上げされてお
り、加工ヘッド15のハウジングの表面で輻射熱が後方に
反射されたとしても、反射板18の前面18aでさらに開口3
1に向かう方向に反射する。反射されて加熱炉30内に向
かう輻射熱は、加熱炉30内を加熱することになる。この
ように、輻射熱によるレーザ加工機10Aの温度上昇が防
止されるのみならず、輻射熱源たる加熱炉30の温度低下
を防止することもできる。
ーム部のハウジングの表面にも鏡面仕上げが施されてい
る。しかし、反射部材を設ける場合は、必ずしもこれら
ハウジングに鏡面仕上げを施すことは必要ではない。な
お、反射部材を設ける場合は、加工ヘッドのハウジング
の表面の、少なくとも反射部材より前方の部分に鏡面仕
上げが施されていれば、加工ヘッドの温度上昇防止に特
に有効である。また、本実施形態では加工機としてレー
ザ加工機を例に挙げたが、本願発明は他の加工機に適用
することもできる。
機)のさらに他の実施形態を示す図であり、レーザ加工
機10Bの加工ヘッド15およびその周辺の部分の側面図
を、加熱炉30の横断面図とともに示している。図中の矢
印Dはレーザ光の進行方向を示す。図中のその他の矢印
は輻射熱の進行方向を示している。
およびその周辺部分の断面図を、加熱炉30の開口31近傍
の断面図とともに示した図である。図において、レーザ
加工機10Bの内部機構は省略している。図中の矢印は輻
射熱の進行方向を示している。
て示されたレーザ加工機10Aと異なり、加工ヘッド15に
取り付けられた反射板19は、前面19aが凹面状をなすよ
うな形状に形成されている。この反射板19も加工ヘッド
15の軸周りを周回するようにして設けられている。そし
て、開口31からの輻射熱を加工ヘッド15の前方に反射す
ることができるように、反射板19の前面19aが鏡面状に
仕上げられている。さらに、反射板19の前面19aは、略
放物線回転面をなしている。そして、この放物線回転面
の焦点Fは、加工ヘッド15の軸L上にある。レーザ加工
機10Bの反射板19以外の構造は、図1〜3によって示さ
れたレーザ加工機10と同様である。すなわち、このレー
ザ加工機10Bも、加工ヘッド15のハウジングの表面、旋
回部14のハウジングの表面、および、アーム部13のハウ
ジングの表面は、鏡面状に仕上げられている。
るため、開口31からの輻射熱は反射板19の前面19aで反
射されて、加工ヘッド15の前方へ、すなわち加熱炉30内
に戻る方向に進行する。また、加工ヘッド15のハウジン
グの表面が鏡面仕上げされているので、加工ヘッド15の
ハウジングの表面で輻射熱が後方へ反射したとしても、
反射板19の前面19aでさらに開口31に向かう方向に反射
する。反射板19の前面19aが凹面状であるため、反射板1
9で反射された輻射熱は、開口31の周囲に拡散してしま
うことなく、効率よく加熱炉30内に戻る。よって、加熱
炉30内の温度低下防止により効果的である。
いるので、加工ヘッド15の軸Lと平行に進行して反射板
19に照射される輻射熱は、反射板19で反射されて放物回
転面の焦点Fに集められる。よって、ワークWをその加
工箇所が焦点Fに一致するように置くと、反射板19によ
って集中された輻射熱によって、該加工箇所を加熱する
ことができる。開口31から漏れ出る輻射熱が強いほど、
反射板19によるワークWの加熱度合いは大きくなる。
は加工ヘッド15の軸L上にある。そして、レーザ光の焦
点と放物線回転面の焦点Fとは略一致している。よっ
て、反射板19は加工ヘッド15を補助してワークWを加熱
加工する。従って、加工ヘッド15からのレーザ光の出力
は小さくてもよく、レーザ発振器も低出力のものを採用
できる。すなわち、加工機のイニシャルコストやランニ
ングコストを低減できるのである。
を例に挙げたが、本願発明は他の加工機に適用すること
もできる。
機)のさらに他の実施形態を示す図であり、レーザ加工
機10Cの加工ヘッド15およびその周辺部分の断面図を、
加熱炉30を水平面で切断した断面図とともに示したもの
である。図中の矢印E1,E2以外の矢印は、輻射熱の進行
方向を示している。
て示されたレーザ加工機10Bと同様に、加工ヘッド15に
反射部材たる反射板20が取り付けられている。そして、
反射板20の前面20aは、凹面状かつ略放物線回転面をな
し、鏡面状に仕上げられている。しかし、図6〜7によ
って示されたレーザ加工機10Bと異なり、該反射板20の
前面20aの放物線回転面の焦点F2は、加工ヘッド15の軸
L上にはなく、軸Lから離れたところに位置している。
加工ヘッド15からのレーザ光の焦点F1と放物線回転面の
焦点F2とは、ワークW上の加工方向に沿って距離を置い
ている。レーザ加工機10Cのそれ以外の構造は、図6〜
7によって示されたレーザ加工機10Bと同様である。
搬送されてきたワークWが加工機10Cの前までくると、
そこでワークWを停止させ、加工ヘッド15を移動制御し
ながらワークWを加工する。加工ヘッド15は図8におけ
る矢印E1の方向に移動しつつ、ワークWの加工箇所を加
工する。ワークWの加工箇所は、レーザ光の照射に先だ
って反射板20からの輻射熱による加熱を受ける。反射板
20からの加熱のみでは、ワークWの加工箇所を加工温度
にまで上昇させることはできないが、ワークWの他の箇
所(反射板20からの輻射熱の照射を受けない箇所)より
は高い温度にすることができる。よって、ワークWの加
工箇所は、レーザ光による主加工が施される前に、反射
板20によって予熱される。従って、加熱炉30内の温度が
それほど高くなくてもワークWを十分に予熱できる。こ
のため、加熱炉30のランニングコスト低減を図ることが
できる。
方向に移動させて、ワークWの加工箇所を加工してもよ
い。ワークWの加工箇所は、レーザ光での主加工が施さ
れた後に反射板20からの輻射熱による加熱を受ける。つ
まり、ワークWは、反射板20によって徐冷される。従っ
て、加熱炉30内の温度がそれほど高くなくてもワークW
を十分に徐冷することができる。このため、加熱炉30の
ランニングコスト低減を図ることができる。
を例に挙げたが、本願発明は他の加工機に適用すること
もできる。
実施形態を示す図であり、加工機10Dの加工ヘッドおよ
びその周辺部分の断面図を、加熱炉30の横断面図ととも
に示したものである。図中の矢印は輻射熱の進行方向を
示している。このように加工機10Dは、加熱炉30の近傍
に設置されており、加熱炉30内のワークWを加工してい
る。
る反射板21で構成されており、レーザ光を照射するため
の機構は備えていない。反射板21は、加熱炉30の開口31
から漏れ出る輻射熱を反射している。反射板21は、前方
から照射される輻射熱を前方に反射することができるよ
うに、その前面21aが鏡面状に仕上げられている。そし
て、前面21aの形状は略放物線回転面をなす凹面状であ
る。よって、前方から照射される輻射熱を反射によって
放物線回転面の焦点F3に集めることができる。反射板21
は、焦点F3がワークW上の加工箇所に沿って移動するよ
うに移動制御される。ワークWの加工箇所は輻射熱によ
って加熱されて加工温度にまで上昇する。すなわち、反
射板21からの輻射熱によってワークWは加工される。
高価で複雑な設備を必要としない。また、レーザ光の光
軸の調整などのメンテナンスも不要である。よって、安
価で加工機を構成でき、しかも、ランニングコストも安
い。また、メンテナンスに要する労力も低減できる。
しない方向に向いてしまった場合を示している。図中の
矢印は輻射熱の進行方向を示している。例えば、加工機
10Dが暴走してこの図のように反射板21が開口31以外の
方向に向いてしまったような場合は、開口31の開口面に
対する反射板21の投影面積が小さくなり、反射板21に照
射される輻射熱量が少なくなる。よって、反射板21が反
射した輻射熱がある点に集まったとしても、その点にあ
る設備やそこにいる作業者が強い加熱を受けることはな
い。つまり、加工機10Dが暴走したり、加工機10Dの制御
プログラムにミスが生じたとしても、安全である。
工機)のさらに他の実施形態を示す図であり、(a)は背
面図、(b)は側面図である。図12は、このレーザ加工
機40の旋回部44の一部断面図である。レーザ加工機40
は、加熱炉30の近傍に設置されており、図11(b)で
は、レーザ加工機40と一緒に加熱炉30も示されている。
この加熱炉30は、図1、図2で示した加熱炉30と同一構
成のものである。
41上に掛け渡されたレール部42と、アーム部43と、旋回
部44と、加工ヘッド45とを有している。脚部41は床面に
固定されている。アーム部43は、レール部42に対して図
中の矢印Xの方向、及び矢印Yの方向に移動できるよう
になっている。また、旋回部44はアーム部43に対して図
中の矢印Gの方向に旋回できるようになっており、加工
ヘッド45は旋回部44に対して図中の矢印Hの方向に角度
変更できるようになっている。加工ヘッド45の旋回部44
に対する角度変更は、旋回部44に組み込まれたモータ44
a等によってなされる。すなわち、図12に示されるよ
うに、旋回部44にはモータ44aが組み込まれている。ま
た、加工ヘッド45は旋回部44に対して枢設されている。
モータ44aの回転軸に取り付けられたプーリ44bは、加工
ヘッド45の枢軸にとりつけられたプーリ45bと、ベルト4
8によって連結されている。よってモータ44aを回転制御
することによって加工ヘッド45は旋回部44に対して図中
の矢印Hの方向に回動する。なお、アーム部43の移動、
旋回部44の旋回、モータ44aの回転は、図外の制御部に
よって制御される。
れ、レーザ加工機40の内部に組み込まれたミラーによっ
て加工ヘッド45にまで導かれ、加工ヘッド45内のレンズ
を通過して加工ヘッド45の先端から出力される。図11
(b)の矢印Dはレーザ光の進行方向を示す。
レーザ加工機10と同様に、レール部42、アーム部43、旋
回部44、加工ヘッド45は、それぞれ、駆動系や光学系な
どの内部機構をハウジングで覆う構造になっている。加
工ヘッド45のハウジングの表面、旋回部44のハウジング
の表面、および、アーム部43のハウジングの表面は、鏡
面状に仕上げられている。よって、加熱炉30の開口31か
ら漏れ出た輻射熱が、加工ヘッド45、旋回部44、アーム
部43に照射されても、それらのハウジングの表面で輻射
熱は反射される。よって、レーザ加工機40の内部機構が
輻射熱によって著しく温度上昇することが防止される。
工機)のさらに他の実施形態を示す図であり、レーザ加
工機40Aの加工ヘッド45およびその周辺の部分の側面図
を示している。図中の矢印Dはレーザ光の進行方向を示
す。図中のその他の矢印は、輻射熱の進行方向を示して
いる。
よって示されたレーザ加工機40と異なり、加工ヘッド45
に反射板18を取り付けている。レーザ加工機40Aのその
他の構造は、図11〜12によって示されたレーザ加工
機40と同様である。レーザ加工機40Aの反射板18は、図
4〜5で示したレーザ加工機10Aの反射板18と同一構造
のものである。すなわち、レーザ加工機40Aの反射板18
も平板状であり、加工ヘッド45の軸周りを周回するよう
にして設けられている。そして、加熱炉30の開口31から
の輻射熱を前方に反射することができるように、前面18
aが鏡面状に仕上げられている。
様、輻射熱によるレーザ加工機40Aの温度上昇を防止す
ることができるのみならず、輻射熱源たる加熱炉30の温
度低下を防止することもできる。
工機)のさらに他の実施形態を示す図であり、レーザ加
工機40Bの加工ヘッド45およびその周辺の部分の側面図
を示している。図中の矢印Dはレーザ光の進行方向を示
す。図中のその他の矢印は輻射熱の進行方向を示してい
る。
は、反射板19が取り付けられている。レーザ加工機40B
の反射板19以外の構造は、図11〜12によって示され
たレーザ加工機40と同様である。レーザ加工機40Bの反
射板19は、図6〜7に示されたレーザ加工機10Bの反射
板19と同一構造である。つまり、レーザ加工機40Bの反
射板19も、前面19aが凹面状をなすような形状に形成さ
れており、加工ヘッド45の軸周りを周回するようにして
設けられている。そして、加熱炉30の開口31からの輻射
熱を加工ヘッド45の前方に反射することができるよう
に、反射板19の前面19aが鏡面状に仕上げられている。
さらに、反射板19の前面19aは、略放物線回転面をなし
ている。そして、この放物線回転面の焦点Fは、加工ヘ
ッド15の軸L上にある。
様、反射板19で反射した輻射熱を加熱炉30の開口31の周
囲に拡散してしまうことなく、効率よく加熱炉30内に戻
すことができる。また、反射板19は加工ヘッド45を補助
してワークWを加熱加工することができる。
工機)のさらに他の実施形態を示す図であり、レーザ加
工機40Cの加工ヘッド45およびその周辺部分を水平面で
切断した断面図を示したものである。この図において、
旋回部44と加工ヘッド45との内部機構は省略している。
図中の矢印は、輻射熱の進行方向を示している。
は、反射板20が取り付けられている。レーザ加工機40C
の反射板20以外の構造は、図11〜12によって示され
たレーザ加工機40と同様である。レーザ加工機40Cの反
射板20は、図8に示されたレーザ加工機10Cの反射板20
と同一構造である。つまり、レーザ加工機40Cの反射板2
0も、その前面20aが凹面状かつ略放物線回転面をなし、
鏡面状に仕上げられている。そして、該反射板20の前面
20aの放物線回転面の焦点F2は、加工ヘッド45の軸L上
にはなく、軸Lから離れたところに位置している。加工
ヘッド45からのレーザ光の焦点F1と放物線回転面の焦点
F2とは、ワークW上の加工方向に沿って距離を置いてい
る。
による主加工が施される前に反射板20からの輻射熱によ
って予熱したり、レーザ光での主加工が施された後に反
射板20からの輻射熱によって加熱しつつ徐冷したりする
ことができる。
の実施形態を示す図であり、加工機40Dの加工ヘッドお
よびその周辺部分を示す側面図である。図中の矢印は輻
射熱の進行方向を示している。このように加工機40D
は、加熱炉30の近傍に設置されており、加熱炉30内のワ
ークWを加工している。
工機10Dと同様に、その加工ヘッドは反射部材たる反射
板21で構成されており、レーザ光を照射するための機構
は備えていない。加工機40Dの反射板21は、図9〜10
で示した加工機10Dの反射板21と同一構造である。つま
り、加工機40Dの反射板21は、加熱炉30の開口31から漏
れ出る輻射熱を反射しているのであるが、前方から照射
される輻射熱を前方に反射することができるように、そ
の前面21aが鏡面状に仕上げられている。そして、前面2
1aの形状は略放物線回転面をなす凹面状である。反射板
21は、放物線回転面の焦点F3がワークW上の加工箇所に
沿って移動するように移動制御されて、ワークWの加工
箇所を輻射熱によって加工温度にまで上昇させる。
0Dと同様に、安価で構成でき、しかも、ランニングコス
トも安い。また、メンテナンスに要する労力も低減でき
る。さらに、加工機40Dが暴走したり、加工機40Dの制御
プログラムにミスが生じたとしても、安全である。
を説明した。上記実施形態では、反射によって輻射熱を
所定箇所に集中させるために、反射部材の前面を略放物
線回転面状としたので、その集中度は極めて高い。しか
し、反射部材前面の形状はその他の形状、例えば双曲線
回転面や球面形状としてもよい。このような形状によっ
て輻射熱を集中させると、放物線回転面形状ほどには集
中度を高めることはできないが、加熱範囲を広くでき
る。また、球面形状は加工のしやすい形状であるので、
製造コストを安くできる。
で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。 (1)ハウジングの表面の少なくとも一部が鏡面状に仕上
げられていると、加工機の輻射熱による温度上昇を極力
小さくできる。 (2)ハウジングの、光学系を収容する部分の表面が鏡面
状に仕上げられていると、光学系の温度上昇による膨張
を防止でき、光学系の精度を維持できる。 (3)加工機が、開口を有する炉の近傍に設置されている
場合は、炉の開口からの輻射熱を有効に反射し、この輻
射熱による加工機の温度上昇を極力小さくできる。 (4)加工ヘッドのハウジングの表面が鏡面状に仕上げら
れていると、加工機の温度上昇防止に特に有効であり、
また、加工ヘッドの内部機構の膨張による精度低下を防
止できる。 (5)反射部材を設けると、加工機の温度上昇防止に有効
であり、また、輻射熱源の温度低下を防止することもで
きる。 (6)加工ヘッドのハウジングの表面の、少なくとも反射
部材よりも前の部分が鏡面状に仕上げられていると、特
に加工ヘッドの温度上昇防止に効果的である。 (7)反射部材の前面が凹面状であると、輻射熱を反射板
によって、より効率的に輻射熱源に戻すことができる。 (8)前方から照射される平行な輻射熱を反射によって所
定箇所に集中させることのできるような反射部材を設け
ると、該所定箇所に輻射熱を集めて、ワークの加熱を行
うことができる。
るようにすると、加工ヘッドを補助してワークを加熱す
ることができる。
に該所定箇所を位置させると、予熱や徐冷のためにワー
クを加熱することができる。
めの加工ヘッドとして用いると、単純な構造でしかも非
常に安全な加工機を構成できる。
物線回転面をなす凹面状にすると、輻射熱の集中度を極
めて高くできる。
(a)は背面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
る。
分の側面図を、加熱炉の横断面図とともに示した図であ
る。
図であり、レーザ加工機の加工ヘッドおよびその周辺の
部分の側面図を、加熱炉の横断面図とともに示す図であ
る。
の断面図を、加熱炉の開口近傍の断面図とともに示す図
である。
を示す図であり、レーザ加工機の加工ヘッドおよびその
周辺の部分の側面図を、加熱炉の横断面図とともに示す
図である。
の断面図を、加熱炉の開口近傍の断面図とともに示す図
である。
に他の実施形態を示す図であり、レーザ加工機の加工ヘ
ッドおよびその周辺部分の断面図を、加熱炉を水平面で
切断した断面図とともに示した図である。
示す図であり、加工機の加工ヘッドおよびその周辺部分
の断面図を、加熱炉の横断面図とともに示した図であ
る。
しまった場合の、反射板および加熱炉の断面図である。
態を示す図であり、(a)はレーザ加工機の背面図、(b)
は側面図である。
態を示す図であり、レーザ加工機の加工ヘッドおよびそ
の周辺の部分の側面図を、加熱炉の開口近傍の断面図と
ともに示す図である。
態を示す図であり、レーザ加工機の加工ヘッドおよびそ
の周辺の部分の側面図を、加熱炉の開口近傍の断面図と
ともに示す図である。
態を示す図であり、レーザ加工機の加工ヘッドおよびそ
の周辺の部分の横断面図を、加熱炉の横断面図とともに
示す図である。
り、加工ヘッドおよびその周辺の部分の側面図を、加熱
炉の開口近傍の断面図とともに示す図である。
Claims (16)
- 【請求項1】 ハウジングを備え、 該ハウジングの表面の少なくとも一部が鏡面状に仕上げ
られた、加工機。 - 【請求項2】 光学系を備え、 該ハウジングの、該光学系を収容する部分の表面が鏡面
状に仕上げられた、請求項1記載の加工機。 - 【請求項3】 開口を有する炉の近傍に設置され、 該ハウジングの表面の、該炉の該開口から放射される輻
射熱が照射される部分が鏡面状に仕上げられた、請求項
1記載の加工機。 - 【請求項4】 ハウジングを有する加工ヘッドを備え、
該加工ヘッドのハウジングの表面が鏡面状に仕上げられ
た、加工機。 - 【請求項5】 加工ヘッドを備え、 該加工ヘッドの前方から照射される輻射熱を該加工ヘッ
ドの前方に反射しうる反射部材を、該加工ヘッドの軸周
りを周回するようにして設けた、加工機。 - 【請求項6】 該加工ヘッドのハウジングの表面の、少
なくとも該反射部材よりも前の部分が鏡面状に仕上げら
れた、請求項5記載の加工機。 - 【請求項7】 該反射部材の前面が鏡面状に仕上げられ
た、請求項5又は6記載の加工機。 - 【請求項8】 該反射部材の前面が凹面状である、請求
項7記載の加工機。 - 【請求項9】 開口を有する炉の近傍に設置され、 該炉の該開口を介して、該炉の内部に設置されたワーク
を加工する、請求項5〜8のいずれか一の項に記載の加
工機。 - 【請求項10】 該加工機がレーザ加工機である、請求
項1〜9のいずれか一の項に記載の加工機。 - 【請求項11】 加工ヘッドを備え、 該加工ヘッドの前方から照射される輻射熱を該加工ヘッ
ドの前方に反射しうる反射部材を、該加工ヘッドの軸周
りを周回するようにして設け、 該反射部材の前面が、鏡面状に仕上げられており、か
つ、前方から照射される平行な輻射熱を反射によって所
定箇所に集中させることのできる形状である、加工機。 - 【請求項12】 該所定箇所が該加工ヘッドの軸上にあ
る、請求項11記載の加工機。 - 【請求項13】 該所定箇所が該加工ヘッドの軸から離
れた位置にある、請求項11記載の加工機。 - 【請求項14】 該加工機がレーザ加工機である、請求
項11〜13のいずれか一の項に記載の加工機。 - 【請求項15】 前方から照射される輻射熱を前方に反
射しうる反射部材によって構成された加工ヘッドを備
え、 該反射部材の前面が、鏡面状に仕上げられており、か
つ、前方から照射される平行な輻射熱を反射によって所
定箇所に集中させることのできる形状である、加工機。 - 【請求項16】 該反射部材の前面の該形状が、略放物
線回転面をなす凹面状である、請求項11〜15のいず
れか一の項に記載の加工機。
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1999
- 1999-08-06 JP JP22423499A patent/JP4189522B2/ja not_active Expired - Fee Related
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