JP2001047238A - 消耗電極式アーク溶接装置 - Google Patents

消耗電極式アーク溶接装置

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JP2001047238A
JP2001047238A JP11222073A JP22207399A JP2001047238A JP 2001047238 A JP2001047238 A JP 2001047238A JP 11222073 A JP11222073 A JP 11222073A JP 22207399 A JP22207399 A JP 22207399A JP 2001047238 A JP2001047238 A JP 2001047238A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップの交換頻度を大幅に減少させ、かつワ
イヤを溶接トーチに円滑に送給して高品質に溶接できる
ようにする。 【解決手段】 ワイヤリール41の回転抵抗をベアリン
グ(61,62)等を用いて減ずる回転抵抗減少手段6
0を設けるとともに、ワイヤ供給部30のワイヤリール
41等の構成部品を外部から覆って密閉する密閉カバー
70を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤリールから
ワイヤを連続的に溶接トーチへ送給して溶接を行う消耗
電極式アーク溶接装置に関する。
【0002】
【従来の技術】消耗電極式アーク溶接装置は、ワイヤリ
ールから引き出されたワイヤが溶接トーチへ連続的に送
給され、ワイヤ自体が電極となって被溶接部との間にア
ークを発生し、被溶接部とワイヤとを溶融して接合する
ものである。
【0003】消耗電極式アーク溶接装置には、半自動の
ものと全自動のものとがある。図7および図8に、半自
動の消耗電極式アーク溶接装置の従来構成を示す。
【0004】半自動の消耗電極式アーク溶接装置は、図
7に示すように、溶接トーチ10、ワイヤ供給部30
P、溶接電源供給部80、シールドガス供給部90等か
ら形成されている。
【0005】溶接トーチ10は、図8に示すように、筒
状に形成され後端部にコンジットケーブル20が接続さ
れたトーチ本体11と、このトーチ本体11の先端部に
装着されワイヤ45を導出するチップ12と、このチッ
プ12を囲んでシールドガス流路を形成するノズル13
と、トーチ本体11を保持するトーチグリップ14等か
ら形成されている。なお、溶接時には、チップ12を介
して溶接電源供給部80からワイヤ45へ給電される。
【0006】また、ワイヤ供給部30Pは、図7に示す
ように、溶接トーチ10へコンジットケーブル20を介
してワイヤ45を送る手段である。具体的には、ワイヤ
供給部30Pは、本体(図示省略)と、この本体に支持
軸35を介して回転可能に装着されたワイヤリール41
と、このワイヤリール41からワイヤ45を引き出して
溶接トーチ10へ向けて送給可能な送給手段51とを備
えている。
【0007】ワイヤリール41は、筒状に形成された芯
部(筒状芯部42)と、この筒状芯部42の両端部に設
けられた側板44とから形成されており、筒状芯部42
に支持軸35を相対回転可能に被嵌させることにより本
体に装着されている。通常、ワイヤリール41は、プラ
スチック製とされており、巻かれたワイヤ45が未使用
の状態では重量が例えば20kg程とされている。
【0008】なお、支持軸35は、横方向(図7中紙面
と直交する方向)に張り出すように基端部が本体に固定
されており、かつ軽量化を図るために軽金属(アルミニ
ウム合金等)製とされている。これにより、ワイヤリー
ル41を、その筒状芯部42の内面43を支持軸35と
摺接させつつ回転させることができる。
【0009】次に、送給手段51は、ワイヤリール41
から引き出したワイヤ45を挟持可能な一対の送給ロー
ラ(52,53)と、この送給ローラ(52,53)を
回転駆動する駆動モータ54とを含み、ワイヤリール4
1からワイヤ45を引き出して溶接トーチ10へ向けて
送給可能に形成されている。図7中、56はワイヤ45
の曲り癖を矯正するための矯正ローラである。
【0010】なお、溶接時には、溶接電源供給部80
〔電源81、電源ケーブル(82,83)等〕からワイ
ヤ45および被溶接部材5に電圧(正電圧、負電圧)が
印加されるとともに、シールドガス供給部90(ガスボ
ンベ91、供給管92等)からシールドガスがコンジッ
トケーブル20等を介して溶接トーチ10のノズル13
内へ供給される。
【0011】ここに、上記消耗電極式アーク溶接装置で
は、作業者がトーチグリップ14を握りスイッチレバー
15を引くことによって、溶接トーチ10のノズル13
内に活性または不活性のシールドガスが流れるとともに
ワイヤ45が送給され、シールドガスでワイヤ45およ
び溶融金属を被包しつつ被溶接部5aで溶接が連続的に
行われる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記消耗電
極式アーク溶接装置では、プラスチック製のワイヤリー
ル41の筒状芯部42が、ワイヤ45の重みで支持軸3
5に強く押しつけられて、いびつになってしまうことが
ある。
【0013】ここで、ワイヤリール41の筒状芯部42
がいびつになってしまうと、ワイヤ45の送給がぎくし
ゃくしてしまい(すなわち、ノッキングしてしまい)、
アーク長が大きく変動してしまうことがある。その結
果、溶接電流と電圧とがアンバランスとなり、美しいビ
ート波の確保が難しくなってしまう。
【0014】また、ワイヤ先端部45aがチップ12か
ら十分に突出しない状態で溶接が行われ、当該ワイヤ先
端部45aとチップ12の先端部とが溶融して接合され
てしまう事態が生じることがある。かかる事態が生じた
場合には、溶接作業を一旦中断してワイヤ45とチップ
12とをヤスリ等を用いて削って分離するなどの修復作
業を行わなければならず、溶接作業効率が低下すること
になる。また、チップ12の消耗が早まることになり、
ランニングコストが嵩むことになる。
【0015】なお、溶接トーチ10をロボットに装着し
て溶接作業を行う全自動の消耗電極式アーク溶接装置の
場合には、修復作業後にロボットの運転を再開するまで
にはかなりの時間を費やさなければならず、作業効率が
大幅に低下することになる。
【0016】また、上記溶接作業が行われる現場では、
空気中にゴミや埃等の異物(鉄粉、土埃等)が浮遊して
いることが多い。ここで、ワイヤ45には製造段階で付
着した油がそのまま付いているので、当該ワイヤ45に
は異物が付着しやすい。特に、溶接時には、ワイヤ45
に電流が流れるため磁界が生成される(特に、ワイヤリ
ール41にコイル状に巻かれたワイヤ45部分の周辺に
は強い磁界が生成される)が、かかる磁界によって鉄粉
等が更に付着しやすくなる。
【0017】ここにおいて、ワイヤ45が異物を付けた
状態でコンジットケーブル20内を通って溶接トーチ1
0へ送給されると、コンジットケーブル20内に金属製
摩耗粉等が発生して大きな摩擦抵抗が形成される。その
結果、焼き付き現象が発生してワイヤ45の送給が不能
となったり、チップ12の通し穴が摩耗して穴径が拡大
し溶接線のズレ等が発生することになる。また、チップ
12を早期に交換せざるをえなくなる。
【0018】本発明の目的は、チップの交換頻度を大幅
に減少させることができ、かつワイヤを溶接トーチへ円
滑に送給して高品質に溶接できる消耗電極式アーク溶接
装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワイヤを導出
するチップが装着された溶接トーチと、この溶接トーチ
にコンジットケーブルを介してワイヤを送り可能なワイ
ヤ供給部とを有し、ワイヤ供給部が、本体と、この本体
に支持軸を介して回転可能に装着されたワイヤリール
と、このワイヤリールからワイヤを引き出して溶接トー
チへ向けて送給可能な送給手段とを備えた消耗電極式ア
ーク溶接装置において、ワイヤリールの回転抵抗をベア
リングまたはブッシュを用いて減ずる回転抵抗減少手段
を設けるとともに、ワイヤ供給部のワイヤリール等の構
成部品を外部から覆って密閉しワイヤリールからコンジ
ットケーブルの入口部までのワイヤ部分にゴミ・埃等の
異物が外部から付着するのを阻止する密閉カバーを設け
たことを特徴とする。
【0020】かかる発明の場合、ワイヤリールの回転抵
抗は回転抵抗減少手段によって減じられているので、ワ
イヤをワイヤリールから円滑に引き出して溶接トーチへ
送ることができる。したがって、溶接電流と電圧とがア
ンバランスとなるようなことはなく、美しいビート波を
確保できる。また、ワイヤのチップからの突出長が不足
した状態で溶接が行われるようなことはなく、ワイヤの
先端部とチップ先端部とが溶融して接合されてしまうよ
うな事態は生じない。
【0021】また、密閉カバーによってワイヤリールか
ら引き出されたワイヤ部分にゴミ・埃等の異物が付着す
るのが阻止される。したがって、ワイヤが通るコンジッ
トケーブル内やチップ内で金属製摩耗粉等が発生して大
きな摩擦抵抗が形成され焼き付き現象を起こしてしまう
ような事態の発生が抑えられる。
【0022】その結果、チップの交換頻度を大幅に減少
させることができ、かつワイヤを溶接トーチへ円滑に送
給して高品質に溶接できる。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0023】本発明に係る消耗電極式アーク溶接装置
は、図1〜図5に示すように、基本的構成は従来例(図
7、図8)と同様であるが、回転抵抗減少手段60と密
閉カバー70とを設け、ワイヤリール41の回転抵抗を
減少可能かつワイヤリール41からコンジットケーブル
20の入口部21までのワイヤ45部分にゴミ・埃等の
異物が外部から付着するのを阻止可能に構成されてい
る。
【0024】なお、従来例(図7、図8)と共通する構
成要素については同一の符号を付し、その説明を簡略化
又は省略する。また、溶接電源供給部およびシールドガ
ス供給部は、従来例の溶接電源供給部80およびシール
ドガス供給部90と同様構成であるので図示を省略す
る。
【0025】本実施形態では、ワイヤ供給部30は、ボ
ックス構造とされ、かつ移動しやすいように車輪39を
用いて走行可能に形成されている。
【0026】次に、本発明の特徴部である回転抵抗減少
手段60は、ワイヤリール41の回転抵抗をベアリング
61またはブッシュ(図示省略)を用いて減ずる手段で
ある。この実施形態では、回転抵抗減少手段60は、図
3に示すように、支持軸35の基端部36と本体31の
軸受部32との間に介装された2個のベアリング61か
ら形成されている。
【0027】支持軸35の係合部37は、ワイヤリール
41の筒状芯部42をガタの出ない状態で係止できるよ
うに形成されている。この実施形態では、支持軸35の
係合部37の外径が、ワイヤリール41の筒状芯部42
の内面43と密着するように選定されている。なお、支
持軸35の係合部37の先端部には、ワイヤリール41
が当該係合部37から外れてしまうのを防ぐ止具(図示
省略)が着脱自在に装着されている。
【0028】ここに、ワイヤリール41を、支持軸35
の係合部37に一段と確実に係止させるために、図3中
1点鎖線で示すように、当該係合部37の周面に係合突
部(例えば、キー66)を設けるとともに、ワイヤリー
ル41の筒状芯部42の内面43に上記係合突部(6
6)と対応した係合溝(例えばキー溝65)を設けても
よい。
【0029】また、図4に示すように、支持軸35の係
合部37の周面およびワイヤリール41の筒状芯部42
の内面43をテーパー状に形成してもよい。また、ベア
リング61の代わりにブッシュ(図示省略)を介装させ
てもよい。
【0030】次に、密閉カバー70は、図1に示すよう
に、ワイヤ供給部30のワイヤリール41等の各構成部
品を外部から覆って密閉し、ワイヤリール41からコン
ジットケーブル20の入口部21までのワイヤ45部分
にゴミ・埃等の異物が外部から付着するのを阻止する手
段である。
【0031】この実施形態では、密閉カバー70は、ワ
イヤ供給部30の本体31とワイヤリール41と送給手
段51等とを覆って密閉可能なカバー本体71と、この
カバー本体71の開口部71Sを開閉可能な開閉カバー
部72とを含み、ワイヤリール41の交換やメンテナン
ス等を容易に実行可能かつワイヤ45への異物の付着を
阻止可能に形成されている。この密閉カバー70は、金
属(例えば、鉄板、アルミニウム合金等)製とされてい
る。なお、プラスチック製としてもよい。
【0032】より具体的には、カバー本体71の開口部
71Sは、ワイヤリール41を余裕を持って通し可能に
形成されており、当該開口部71Sの上下左右の縁部分
には内方へ張り出すように被シール部33が形成されて
いる。
【0033】また、開閉カバー部72は、カバー本体7
1の開口部71Sの上縁にヒンジ73を介して回動可能
に取付けられており、その内面には上記被シール部33
と接触してシール機能を発揮するシール部材74が貼付
されている。なお、開閉カバー部72は、蝶形ボルト7
6でカバー本体71に係止されている。
【0034】ここで、ワイヤリール41を交換する場合
には、蝶形ボルト76を取外した後、開閉カバー部72
を図2中2点鎖線で示すように跳ね上げる。次に、その
状態で支持軸35から使用済みのワイヤリール41を抜
き出し、開閉カバー部72を通過させて密閉カバー70
の外部へ取り出す。そして、新品のワイヤリール41
を、筒状芯部42を支持軸35と整合させた状態で開閉
カバー部72を通過させて支持軸35へ装着する。装着
後は、開閉カバー部72を閉めて蝶形ボルト76でカバ
ー本体71に係止する。
【0035】上記構成の消耗電極式アーク溶接装置で
は、ワイヤリール41の回転抵抗は回転抵抗減少手段6
0(ベアリング61)によって減じられるので、ワイヤ
45をワイヤリール41から円滑に引き出して溶接トー
チ10へ送ることができる。したがって、溶接電流と電
圧とがアンバランスとなるようなことはなく、美しいビ
ート波を確保できる。また、ワイヤ45のチップ12か
らの突出長が不足した状態で溶接が行われるようなこと
はなく、ワイヤ先端部45aとチップ12の先端部とが
溶融して接合されてしまう事態は生じない。
【0036】また、密閉カバー70によってワイヤ45
にゴミ・埃等の異物が付着するのが阻止される。したが
って、ワイヤ45が通るコンジットケーブル20内やチ
ップ12内で金属製摩耗粉等が発生して大きな摩擦抵抗
が形成され焼き付き現象を起こしてしまうような事態の
発生が抑えられる。
【0037】而して、ワイヤリール41の回転抵抗をベ
アリング61またはブッシュを用いて減ずる回転抵抗減
少手段60を設けるとともに、ワイヤ供給部30のワイ
ヤリール41等の各構成部品を外部から覆って密閉する
密閉カバー70を設けたので、ワイヤ45をワイヤリー
ル41から円滑に引き出して溶接トーチ10へ送ること
ができるとともに、ワイヤリール41から引き出された
ワイヤ45部分にゴミ・埃等の異物が付着するのが阻止
される。したがって、チップ12の交換頻度を大幅に減
少させることができ、かつワイヤ45を溶接トーチ10
へ円滑に送給して高品質に溶接できる。
【0038】また、密閉カバー70を、カバー本体71
と、このカバー本体71の一側面の開口部71Sを開閉
可能な開閉カバー部72とから形成したので、ワイヤリ
ール41の交換作業を一段と容易に行える。
【0039】なお、上記実施形態では、回転抵抗減少手
段60を支持軸35の基端部36と本体31の軸受部3
2との間に介装されたベアリング61(又はブッシュ)
から形成したが、図5に示すように、支持軸35の基端
部36を本体31の軸受部32に固定するとともに、当
該支持軸35の係合部37とワイヤリール41の筒状芯
部42の内面43との間に内側係合筒67と外側係合筒
68とを介して配設されたベアリング62(又はブッシ
ュ)から回転抵抗減少手段60を構成してもよい。この
場合、内側係合筒67は、支持軸35を被嵌可能かつ係
止して同期回転可能に形成する。なお、両係合筒(6
7,68)は金属製としたほうがよい。かかる構成によ
り、従来の消耗電極式アーク溶接装置を殆ど改良するこ
となく高品質溶接が実現できる。
【0040】この場合、支持軸35の係合部37に係合
突部(キー等)を、ワイヤリール41の筒状芯部42の
内面43に係合溝部(キー溝等)を、それぞれ設けても
よい。また、支持軸35の係合部37およびワイヤリー
ル41の筒状芯部42の内面43を先細りとなるテーパ
ー形状としてもよい。
【0041】また、支持軸35を軸線が横方向に伸延す
るように本体31に設けたが、軸線が縦方向に伸延する
ように設けてもよい。
【0042】また、消耗電極式アーク溶接装置が使用さ
れる作業場には通常クレーンが設置されていることに鑑
み、図6(A),(B)に示すように、ワイヤ供給部3
0をクレーンのワイヤ105で吊るして移送させるため
のワイヤ引掛け部100を密閉カバー70の上部に設け
てもよい。これにより、ワイヤ供給部30の移動を一段
と簡単に行える。なお、ワイヤ引掛け部100を、図6
(B)に示すように、保持ボックス101内の2個の保
持筒102を用いて上下方向に移動可能に保持すること
により、不使用時には引っ込められるように形成しても
よい。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、ワイヤリールの回転抵
抗をベアリングまたはブッシュを用いて減ずる回転抵抗
減少手段を設けるとともに、ワイヤ供給部のワイヤリー
ル等の構成部品を外部から覆って密閉する密閉カバーを
設けたので、ワイヤをワイヤリールから円滑に引き出し
て溶接トーチへ送ることができるとともに、ワイヤリー
ルから引き出されたワイヤ部分にゴミ・埃等の異物が付
着するのを阻止できる。したがって、チップの交換頻度
を大幅に減少させることができ、かつワイヤを溶接トー
チに円滑に送給して高品質に溶接できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための図である。
【図2】同じく、密閉カバーを説明するための図であ
る。
【図3】同じく、回転抵抗減少手段の具体的構成を説明
するための図である。
【図4】同じく、回転抵抗減少手段の変形例(1)を説
明するための図である。
【図5】同じく、回転抵抗減少手段の変形例(2)を説
明するための図である。
【図6】同じく、密閉カバーの上面に設けられたクレー
ン用のワイヤ引っ掛け部を説明するための図である。
【図7】消耗電極式アーク溶接装置の従来構成を説明す
るための図である。
【図8】同じく、溶接トーチを説明するための図であ
る。
【符号の説明】
10 溶接トーチ 12 チップ 20 コンジットケーブル 30 ワイヤ供給部 31 本体 41 ワイヤリール 42 筒状芯部 45 ワイヤ 51 送給手段 60 回転抵抗減少手段 61,62 ベアリング 70 密閉カバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤを導出するチップが装着された溶
    接トーチと、この溶接トーチにコンジットケーブルを介
    してワイヤを送り可能なワイヤ供給部とを有し、ワイヤ
    供給部が、本体と、この本体に支持軸を介して回転可能
    に装着されたワイヤリールと、このワイヤリールからワ
    イヤを引き出して溶接トーチヘ向けて送給可能な送給手
    段とを備えた消耗電極式アーク溶接装置において、 ワイヤリールの回転抵抗をベアリングまたはブッシュを
    用いて減ずる回転抵抗減少手段を設けるとともに、ワイ
    ヤ供給部のワイヤリール等の構成部品を外部から覆って
    密閉しワイヤリールからコンジットケーブルの入口部ま
    でのワイヤ部分にゴミ・埃等の異物が外部から付着する
    のを阻止する密閉カバーを設けたことを特徴とする消耗
    電極式アーク溶接装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101010331B1 (ko) 2008-06-25 2011-01-25 삼성중공업 주식회사 이동형 와이어 송급 장치
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