JP2001047099A - 汚泥脱水システム - Google Patents

汚泥脱水システム

Info

Publication number
JP2001047099A
JP2001047099A JP11228291A JP22829199A JP2001047099A JP 2001047099 A JP2001047099 A JP 2001047099A JP 11228291 A JP11228291 A JP 11228291A JP 22829199 A JP22829199 A JP 22829199A JP 2001047099 A JP2001047099 A JP 2001047099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sludge
dewatered
dewatering
amount
dehydrated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11228291A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3848503B2 (ja
Inventor
Katsuhiko Yoshimoto
勝彦 吉本
Toru Ida
徹 井田
Masaichiro Nishie
雅一朗 西江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP22829199A priority Critical patent/JP3848503B2/ja
Publication of JP2001047099A publication Critical patent/JP2001047099A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3848503B2 publication Critical patent/JP3848503B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 産業廃棄物として処理する必要のある未脱水
汚泥の発生をなくし、しかも低含水比の脱水ケーキを得
ることのできる汚泥脱水システムを提供する。 【解決手段】 原泥槽2から原泥が供給される調泥槽4
1および凝集剤剤添加装置42からなる汚泥供給工程4
と、この汚泥供給工程4から凝集剤添加済みの被脱水物
11を受取って脱水する重力式脱水コンベヤ61および
ロール加圧式脱水機62からなる脱水工程6とを備えた
脱水システム1において、重力式脱水コンベヤ61の脱
水搬送ベルト61aの洗浄に際して、またロール加圧式
脱水機62による加圧時に生じる未脱水汚泥を未脱水泥
返送ライン7により調泥槽41に返送して繰返し脱水す
る構成とすれば、産業廃棄物として処理する必要のある
未脱水汚泥が発生せず、そして未脱水汚泥の発生を恐れ
ることなくロール加圧式脱水機62により強い加圧力で
汚泥を加圧して脱水することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湖沼、ダムや河川
等の浚渫土、建設土、および産業廃水や下水中の汚泥を
脱水する汚泥脱水システムの改善に関し、特に廃棄処分
される未脱水汚泥の系外への排出を防止し得るようにし
たロール加圧式脱水機を備えた汚泥脱水システムの技術
分野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、湖沼、ダムや河川等の浚
渫土、建設土、および産業廃水や下水中の汚泥は、後述
するような脱水機により脱水して脱水ケーキとした後に
然るべき処理をしている。より詳しくは、湖沼、ダムや
河川等の浚渫土および建設土の場合には、礫・砂分離機
により礫や砂を除去した粒度が74〜5μmの範囲のシ
ルトと粒度が5μm未満の粘土とを調泥タンクで調泥す
る。次いで、調泥したシルトと粘土とからなる泥を濃縮
槽で水と泥とに分離した後に、分離した泥を脱水機によ
り脱水して脱水ケーキを得る。そして、これを畑土、盛
土等として、また煉瓦や骨材等の焼成品原料として有効
活用し、また産業廃水や下水中の汚泥の場合には、脱水
ケーキとした後に焼却炉による焼却により減容化処理を
して埋め立て用として活用するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のとおり、脱水処
理すべき汚泥は脱水機で脱水処理されるが、脱水されな
い未脱水汚泥が生じる。このような未脱水汚泥はそのま
ま産業廃棄物となり、その処分に問題が生じる。そのた
め、従来のベルトプレスやフィルタープレス等では、で
きる限り未脱水汚泥が生じないように脱水圧力や脱水処
理すべき汚泥の供給量を調整しており、また脱水処理す
べき汚泥の含水比を低減するために脱水処理すべき汚泥
に加える力(以下、加圧力という。)を高くしている。
【0004】しかしながら、湖沼、ダムや河川等の浚渫
土、建設土、および産業廃水や下水中の汚泥の性状はそ
れぞれ相違するので脱水圧力や供給量の調整が難しく、
また加圧力を大きくすればするほど未脱水汚泥の漏出量
が多くなるので、脱水処理すべき汚泥の含水比の低減に
は限界があった。
【0005】従って、本発明の目的は、脱水に際して脱
水機から漏出する未脱水汚泥を前工程側に返送して再度
脱水することにより未脱水汚泥の系外への排出をなく
し、しかも脱水処理すべき汚泥の含水比の低減を可能な
らしめる汚泥脱水システムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記実情に鑑み
てなされたものであって、従って本発明の請求項1に係
る汚泥脱水システムが採用した手段は、脱水処理すべき
汚泥を供給する汚泥供給工程と、この汚泥供給工程から
供給される汚泥を脱水する脱水工程とを有し、前記汚泥
供給工程から供給される脱水処理すべき汚泥を前記脱水
工程で脱水する汚泥脱水システムにおいて、前記脱水工
程で脱水されなかった未脱水汚泥を、少なくとも前記脱
水工程の前工程へ返送する未脱水汚泥返送ラインが設け
られてなることを特徴とする。
【0007】本発明の請求項2に係る汚泥脱水システム
が採用した手段は、請求項1に記載の汚泥脱水システム
において、前記汚泥供給工程が、前記脱水処理すべき汚
泥の量を調整する調泥工程と、この調泥工程で調泥され
た汚泥に凝集剤を添加する凝集剤添加工程とからなるこ
とを特徴とする。
【0008】本発明の請求項3に係る汚泥脱水システム
が採用した手段は、請求項2に記載の汚泥脱水システム
において、前記脱水工程が、連続した外周面を有し、少
なくとも一方の外周面に汚泥供給工程から供給された汚
泥を引込む引込み部材が巻付けられ、前記汚泥を直に転
圧すると共に、転圧により前記汚泥を脱水する平行な二
本の脱水ロールを持つロール加圧式脱水機を備えてなる
ことを特徴とする。
【0009】本発明の請求項4に係る汚泥脱水システム
が採用した手段は、請求項3に記載の汚泥脱水システム
において、前記未脱水汚泥返送ラインが、前記未脱水汚
泥を前記調泥工程に返送するように構成されてなること
を特徴とする。
【0010】本発明の請求項5に係る汚泥脱水システム
が採用した手段は、請求項3に記載の汚泥脱水システム
において、前記未脱水汚泥返送ラインが、前記未脱水汚
泥を前記凝集剤添加工程に返送するように構成されてな
ることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項6に係る汚泥脱水システム
が採用した手段は、請求項3,4または5のうちの何れ
か一つの項に記載の汚泥脱水システムにおいて、前記脱
水工程が複数の脱水機からなり、その最終の脱水機が前
記ロール加圧式脱水機であることを特徴とする。
【0012】本発明の請求項7に係る汚泥脱水システム
が採用した手段は、請求項1,2,3,4,5または6
のうちの何れか一つの項に記載の汚泥脱水システムにお
いて、前記汚泥供給工程に供給される前記脱水処理すべ
き汚泥の量と、前記未脱水汚泥返送ラインで返送される
前記未脱水汚泥の量との和を予め設定した値となるよう
に制御する汚泥供給量制御手段が設けられてなることを
特徴とする。
【0013】本発明の請求項8に係る汚泥脱水システム
が採用した手段は、請求項1,2,3,4,5,6また
は7のうちの何れか一つの項に記載の汚泥脱水システム
において、前記汚泥供給工程に供給される前記脱水処理
すべき汚泥の量と、前記未脱水汚泥返送ラインで返送さ
れる前記未脱水汚泥の量との比率に応じて凝集剤の添加
量を制御する凝集剤添加量制御手段が設けられてなるこ
とを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態1に係
る汚泥脱水システムの構成を、その系統図の図1と、脱
水工程を構成する最終段の脱水機であるロール加圧式脱
水機の主要部構成説明図の図2とを順次参照しながら説
明する。
【0015】図1に示す符号1は、本発明の実施の形態
1に係る汚泥脱水システムである。この汚泥脱水システ
ム1は、原泥槽2から原泥供給用ポンプ3aの駆動によ
り原泥供給ライン3を介して供給される脱水処理すべき
汚泥の量を調整する調泥工程を行う調泥槽41およびこ
の調泥槽41から供給される調泥された汚泥に凝集剤を
添加する凝集剤添加工程を行う後述する凝集剤添加装置
42からなる汚泥供給工程4と、この汚泥供給工程4か
ら調泥供給用ポンプ5aの駆動により調泥供給ライン5
を介して供給される脱水すべき汚泥を脱水する脱水機で
ある後述する構成になる重力式脱水コンベヤ61および
ロール加圧式脱水機62からなる脱水工程6とを備えて
いる。
【0016】さらに、この脱水工程6で脱水されなかっ
た未脱水汚泥を前記汚泥供給工程4の調泥槽41へ未脱
水汚泥返送用ポンプ7aの駆動により返送する未脱水汚
泥返送ライン7と、前記調泥槽41に供給される脱水す
べき汚泥の量と、未脱水汚泥返送ライン7を介して返送
される未脱水汚泥の量との和を予め設定した値となるよ
うに制御する汚泥供給量制御手段である後述する汚泥供
給量制御装置8と、前記調泥槽41に供給される脱水す
べき汚泥の量と、未脱水汚泥返送ライン7を介して返送
される未脱水汚泥の量との比率に応じて凝集剤の添加量
を制御する凝集剤添加量制御手段である凝集剤添加量制
御装置9とから構成されている。
【0017】前記汚泥供給工程4の凝集剤添加装置42
は、調泥槽41から排出された調泥された汚泥を脱水工
程6の重力式脱水コンベヤに供給する調泥供給ライン5
に凝集剤および凝集助剤を送込むものである。詳しく
は、この凝集剤添加装置42は、凝集剤溶液用タンク4
2a、前記調泥供給ライン5に介装されてなるライン凝
集装置42dおよび凝集剤供給用ポンプ42cが介装さ
れ、前記凝集剤溶液用タンク42aからライン凝集装置
42dに連通する凝集剤供給ライン42bからなる凝集
剤添加系統と、凝集助剤溶液用タンク42eおよびこの
凝集助剤溶液用タンク42eから前記調泥供給ライン5
のライン凝集装置42dの下流側に連通し、凝集助剤供
給用ポンプ42gが介装されてなる凝集助剤供給ライン
42fからなる凝集助剤添加系統との2系統からなって
いる。
【0018】なお、ライン凝集装置42dとしては、極
く一般的に用いられている構成のものであれぱ良く、特
にその形態にこだわるものではない。また、凝集剤とし
ては、例えば硫酸バン土、PAC等の無機凝集剤やアル
ギン酸ナトリウム、ゼラチン等の天然高分子凝集剤、あ
るいはポリアクリルアミド、ポリアクリル酸等の合成高
分子凝集剤があり、また凝集助剤としては、例えば水酸
化カルシウム、塩化カルシウム等があるが、これら凝集
剤、凝集助剤の種類についても特にこだわるものではな
い。
【0019】前記脱水工程6の重力式脱水コンベヤ61
は、調泥供給ライン5から凝集剤、凝集助剤の添加によ
りフロック状になった脱水処理すべき汚泥(以下、被脱
水物という。)を脱水しながら搬送するもので、網目を
有する脱水搬送ベルト61aを備えている。また、この
脱水搬送ベルト61aのリターン側の上面側から洗浄水
を噴射する洗浄ノズル61bが設けられると共に、この
脱水搬送ベルト61aの下方位置には洗浄水の噴射によ
り脱水搬送ベルト61aから除去された除去泥を水と共
に集める集泥・集水パン61cが設けられている。な
お、前記集泥・集水パン61cに集められた除去泥と水
とをシックナ10に流入させると共に、このシックナ1
0内において水中の除去泥を沈殿させて分離させ、分離
した上澄水を洗浄水供給用ポンプ10bの駆動により前
記洗浄ノズル61bに供給して洗浄水として循環使用に
供する一方、余剰の上澄水は系外へ放流されるように構
成されている。
【0020】前記脱水工程6のロール加圧式脱水機62
は、図2に示すように、水平面上に所定間隔を持つ平行
な回転軸を有する脱水ロール62a,62aを備えてい
る。これら脱水ロール62a,62aそれぞれの外周に
は、被脱水物11を脱水ロール62a,62aの間に引
込む引込み部材であるロール表面材62bが巻かれてい
る。このロール表面材62bは、ポリエステル繊維から
なる不織布であるが、適度の摩擦抵抗、弾性および通水
性を有するものであれば良く、スポンジ状のゴムや布等
も用いることができる。
【0021】同図における左側の脱水ロール62aは、
時計回り方向の矢印方向に回転し、また右側の脱水ロー
ル62aは、反時計回り方向の矢印方向に回転するよう
になっている。そして、これら脱水ロール62a,62
aの上側には、重力式脱水コンベヤ61から被脱水物1
1が投入される投入ホッパ62cが配設されている。こ
の投入ホッパ62cの側面板62dの下部は櫛歯状にな
っており、被脱水物11から分離した未脱水汚泥が漏出
することができるように構成されている。なお、この投
入ホッパ62cの側面板62dの下部は、図2に示す構
成に限らず、例えば格子状に構成されていても良い。ま
た、側面板62dの下部と脱水ロール62a,62aの
外周面との間に隙間が設けられていても良い。つまり、
未脱水汚泥を漏出させ得る構成であれば良いものであ
る。
【0022】また、これら脱水ロール62a,62aに
は、被脱水物11の脱水率を調節するために、ロール加
圧手段によって加圧力が加えられるように構成されてい
る。さらに、反脱水ロール62a,62aの外側にはロ
ール表面材62bの外周面に付着する脱水ケーキを削落
とすスクレーパ62e,62eが設けられている。な
お、これら脱水ロール62a,62aの加圧力を調整す
る手段としては、例えばコイルばね、皿ばね、板ばねあ
るいは油圧シリンダとアキュムレータの組合わせによる
油圧ばね等を採用することができる。
【0023】本実施の形態1では、上記のとおり、2本
の脱水ロール62aの全てにロール表面材62bが巻付
けられている。しかしながら、1本の脱水ロール62a
だけにロール表面材62bを巻付けても、それなりに被
脱水物11の引込み効果があることを確認した。なお、
このような構成になるロール加圧式脱水機62を採用し
たのは、従来例に係るベルトプレスやフィルタープレス
等に比較して、構造が簡単であり、濾布状のベルトやフ
ィルタを備えていないからメインテナンスコストも安価
であり、さらに脱水機能も優れているからである。
【0024】上記構成になるロール加圧式脱水機62で
あっても脱水ロール62a,62aによる脱水中に未脱
水汚泥が漏出する。そのため、2本の脱水ロール62a
の下方位置に未脱水汚泥を集める集泥パン62fが設け
られている。そして、この集泥パン62fから原泥供給
ライン3に、前記シックナ10で沈殿した除去泥は除去
泥供給用ポンプ10aの駆動により未脱水汚泥返送ライ
ン7に供給されるようになっており、この集泥パン62
fに集められた未脱水汚泥と除去泥とは未脱水汚泥返送
ライン7を介して汚泥供給工程4の調泥槽41の上流側
に供給されるように構成されている。
【0025】前記汚泥供給量制御装置8は、未脱水汚泥
返送ライン7に介装された未脱水汚泥流量計81aと、
前記原泥供給ライン3に介装された原泥流量計81bと
を備えている。また、未脱水汚泥流量計81aで検出さ
れる未脱水汚泥量と、原泥流量計81bで検出される原
泥量とに係る信号を取込み、取込んだ信号から調泥槽4
1に供給される脱水処理すべき汚泥の総量を求める演算
器81cと、この演算器81cから出力された汚泥の総
量と予め設定された値である設定量とを比較して、大小
信号を出力する設定器81dとを備えている。
【0026】さらに、設定器81dからの大小信号によ
り原泥供給ライン3に介装されてなる原泥供給用ポンプ
3aを駆動する可変速モータ81gの回転速度を制御す
るモータ回転速度制御装置81fに、未脱水汚泥返送ラ
イン7から供給される未脱水汚泥が多いときには可変速
モータ81gの回転速度を低速にして原泥槽2からの原
泥量を少なくし、逆に未脱水汚泥返送ライン7から供給
される未脱水汚泥が少ないときには可変速モータ81g
の回転速度を高速にして原泥槽2からの原泥量を多くし
て、未脱水汚泥量と原泥量との総量が設定値になるよう
に制御信号を出力するPIDコントローラ81eを備え
てなる構成になっている。
【0027】前記凝集剤添加量制御装置9は、前記演算
器81cから原泥量と総量との比率〔原泥量/(未脱水
汚泥量+原泥量)〕信号を取込み、この比率信号により
凝集剤供給ライン42bに介装されてなる凝集剤供給用
ポンプ42cを駆動する可変速モータ91cの回転速度
を制御するモータ回転速度制御装置91bに、比率に応
じた凝集剤を供給する制御信号を出力し、かつ比率信号
により凝集助剤供給ライン42fに介装されてなる凝集
助剤供給用ポンプ42gを駆動する可変速モータ91e
の回転速度を制御するモータ回転速度制御装置91d
に、原泥量に応じた凝集助剤を供給する制御信号を出力
するPIDコントローラ91aとから構成されている。
これにより、原泥量に応じた量の凝集剤と凝集助剤とが
供給され、未脱水汚泥を産業廃棄物として処分する必要
がある従来例に係るベルトプレスやフィルタープレス等
に比較して凝集剤と凝集助剤との使用量が低減される。
【0028】以下、上記構成になる汚泥脱水システムの
作用態様を説明すると、原泥槽2から原泥が調泥槽41
に送られ、この調泥槽41で調泥された調泥が調泥供給
ライン5を介してライン凝集装置42dに送られる。こ
のライン凝集装置42dで凝集剤が添加され、次いで調
泥供給ライン5のライン凝集装置42dの下流側で凝集
助剤が添加され、フロック状になった脱水処理すべき
泥、つまり被脱水物11が重力式脱水コンベヤ61に供
給される。
【0029】重力式脱水コンベヤ61に供給された被脱
水物11は、この重力式脱水コンベヤ61の脱水搬送ベ
ルト61aにより一次脱水されながら搬送されると共
に、脱水工程6における最終段のロール加圧式脱水機6
2に投入される。このロール加圧式脱水機62に投入さ
れた被脱水物11は、脱水ロール62a,62aにより
加圧されて脱水され、スクレーパ62e,62eにより
削落とされて脱水ケーキ11aとなる。この場合、ロー
ル加圧式脱水機62に投入された被脱水物11は、上記
のとおり、重力式脱水コンベヤ61により一次脱水され
ているから、ロール表面材62bの働きにより脱水ロー
ル62a,62aの間に効果的に引込まれるので効率良
く低含水比の脱水ケーキ11aが得ることができる。
【0030】一方、洗浄ノズル61bからの洗浄水の噴
射により脱水搬送ベルト61aから除去されて集泥・集
水パン61cで集められると共に、シックナ10で水か
ら分離された凝集剤添加済みの除去泥とロール加圧式脱
水機62から漏出して集泥パン62fで集められた凝集
剤添加済みの未脱水汚泥とは、未脱水汚泥として未脱水
汚泥返送ライン7を介して集泥槽41に返送されるが、
この未脱水汚泥返送ライン7を介して集泥槽41に返送
される未脱水汚泥量が未脱水汚泥流量系81aにより検
出され、また前記原泥槽2から調泥槽41に供給される
原泥量が原泥供給流量系81bにより検出され、検出さ
れた未脱水汚泥量と原泥量との総量が予め設定した汚泥
量になるように、原泥供給用ポンプ3aを駆動する原泥
供給用可変速モータ81gの回転が汚泥供給量制御装置
8により制御され、調泥槽41には予め設定した量の未
脱水汚泥と原泥とが混合されてなる脱水処理すべき汚泥
が供給される。
【0031】次いで、この調泥槽41で調泥された脱水
処理すべき汚泥には凝集剤添加装置42により凝集剤と
凝集助剤とが添加されるが、この凝集剤添加装置42に
よる凝集剤と凝集助剤との添加に際しては、凝集剤供給
用ポンプ42cを駆動する凝集剤供給用可変速モータ9
1cと凝集助剤供給用ポンプ42gを駆動する凝集助剤
供給用可変速モータ91eとの回転が凝集剤添加量制御
装置9により制御されて、原泥量に応じた量の凝集剤と
凝集助剤とが添加される。そして、脱水工程6で脱水さ
れるという工程が繰り返されるということになる。
【0032】従って、本実施の形態1に係る汚泥脱水シ
ステム1によれば、未脱水汚泥が生じたとしても、この
未脱水汚泥が産業廃棄物として処分されるのではなく、
生じた未脱水汚泥は汚泥供給工程4の調泥槽41に返送
されて脱水工程6で脱水されるという工程を経て確実に
脱水処理されるので、従来例に係るベルトプレスやフィ
ルタープレス等の場合のように、未脱水汚泥を産業廃棄
物として処分する必要がない。また、脱水工程6におけ
る被脱水物11の脱水においては、重力式脱水コンベヤ
61により一次脱水すると共に、一次脱水された被脱水
物11をロール加圧式脱水機62により最終脱水する
が、未脱水汚泥を産業廃棄物として処分する必要がなく
積極的に加圧力を高くすることができるので、従来例に
係るベルトプレスやフィルタープレス等による場合より
も低含水比の脱水ケーキ11aを得ることができるとい
う優れた効果がある。
【0033】本発明の実施の形態2に係る汚泥脱水シス
テムの構成を、その模式的系統図の図3を参照しながら
説明する。但し、各工程の構成機器類は全て上記実施の
形態1に係る汚泥脱水システムの構成と同等であるか
ら、上記実施の形態1に係る汚泥脱水システムと同一の
ものには同一符号を付し、同一名称を用いて構成の相違
点だけについて説明すると、本実施の形態2は未脱水汚
泥返送ライン7を、調泥供給ライン5の調泥槽41と凝
集剤添加装置42との間に連通させ、未脱水汚泥を凝集
剤添加装置42に返送するように構成したものである。
【0034】従って、本実施の形態2に係る汚泥脱水シ
ステム1によれば、未脱水汚泥が生じても、この未脱水
汚泥が産業廃棄物として処分されるのではなく、生じた
未脱水汚泥は汚泥供給工程4の凝集剤添加装置42に返
送されて脱水工程6で脱水されるという工程を経て確実
に脱水処理されると共に、脱水工程6における被脱水物
の脱水では、重力式脱水コンベヤで一次脱水すると共
に、一次脱水された被脱水物をロール加圧式脱水機で最
終脱水するので、本実施の形態2は上記実施の形態1と
同等の効果がある。
【0035】本発明の実施の形態3に係る汚泥脱水シス
テムの構成を、その模式的系統図の図4を参照しながら
説明する。但し、各工程の構成機器類は全て上記実施の
形態1に係る汚泥脱水システムの構成と同等であるか
ら、上記実施の形態1に係る汚泥脱水システムと同一の
ものには同一符号を付し、同一名称を用いて構成の相違
点だけについて説明すると、本実施の形態3は未脱水汚
泥返送ライン7を、調泥供給ライン5の凝集剤添加装置
42から脱水工程6に至る間に連通させ、未脱水汚泥を
脱水工程6に返送するように構成したものである。
【0036】従って、本実施の形態3に係る汚泥脱水シ
ステム1によれば、未脱水汚泥が生じても、この未脱水
汚泥が産業廃棄物として処分されるのではなく、生じた
未脱水汚泥は脱水工程6に返送されて脱水されるという
工程を経て確実に脱水処理されると共に、この脱水工程
6における被脱水物の脱水では、重力式脱水コンベヤで
一次脱水すると共に、一次脱水された被脱水物をロール
加圧式脱水機で最終脱水するので、本実施の形態3は上
記実施の形態1または実施の形態2と同等の効果があ
る。
【0037】
【実施例】本発明の実施の形態1に係る汚泥脱水システ
ム1を用いて、3種類の汚泥、つまり浚渫土1、浚渫土
2および浚渫土3をそれぞれ脱水して脱水ケーキとした
場合の例を説明する。なお、これら浚渫土1、浚渫土2
および浚渫土3は、何れも礫・砂分離機により礫や砂を
除去したシルトと粘土とからなるものである。
【0038】先ず、これら浚渫土1、浚渫土2および浚
渫土3の原泥含水比、脱水工程6における重力式脱水コ
ンベヤ61による一次脱水後の一次脱水後含水比および
一次脱水による濃縮比をそれぞれ表1に示す。
【表1】 上記表1によれば、原泥は重力式脱水コンベヤ61によ
る一次脱水により41〜71%に濃縮されている。この
ことは、ロール加圧式脱水機62の脱水ロール62a,
62a間に一次脱水後の被脱水物が効果的に引込まれ、
低含水比の脱水ケーキが得られることを示唆するもので
ある。
【0039】次いで、一次脱水後の浚渫土1、浚渫土2
および浚渫土3をロール加圧式脱水機62により脱水し
てそれぞれの脱水ケーキを得た。これら脱水ケーキの性
状は下記表2に示すとおりである。
【表2】 上記表2によれば、浚渫土1では含水比を23%以下
に、また浚渫土2,3では含水比を100%以下にすれ
ば、締固めた土に円錐体を先端側から押付けたときの押
付力と定義されるコーン指数が8以上になっている。従
って、このような脱水ケーキから得られた改良土は中性
であり、低含水比であるから植生を妨げるようなことが
なく、また土質が高硬度であるため、浚渫土を畑土、盛
土として十分活用することができる。なお、この実施例
における未脱水汚泥の発生割合は、汚泥供給工程から供
給される汚泥の全量の20〜80%であった。未脱水汚
泥の発生割合がこのように多いのは、低含水比の脱水ケ
ーキを得るために、ロール加圧式脱水機62の脱水ロー
ル62a,62aの加圧力を積極的に大きくしたから
で、例え未脱水汚泥の発生割合が多くても返送により産
業廃棄物として処理する必要がないからである。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
乃至8に係る汚泥脱水システムによれば、脱水工程で脱
水されなかった未脱水汚泥が、未脱水汚泥返送ラインを
介して少なくとも脱水工程の前工程へ返送されて、新た
に供給される原泥と共に脱水されて脱水ケーキとなる。
従って、従来例のように未脱水汚泥を産業廃棄物として
処理する必要がなく、また脱水のための加圧力を積極的
に強くすることができるから低含水比の脱水ケーキを得
ることができるという優れた効果がある。
【0041】本発明の請求項3に係る汚泥脱水システム
によれば、上記効果に加えて、構造が簡単で、メインテ
ナンスコストも低減できるから、汚泥処理コストの低減
に寄与することができる。
【0042】本発明の請求項6に係る汚泥脱水システム
によれば、脱水工程が複数の脱水機からなり、その最終
の脱水機がロール加圧式脱水機であり、前工程の脱水機
で粗脱水された汚泥をこのロール加圧式脱水機により脱
水するので、脱水ケーキの含水比の低減に寄与すること
ができる。
【0043】本発明の請求項7に係る汚泥脱水システム
によれば、汚泥供給量制御手段により調泥工程に供給さ
れる脱水すべき汚泥の量と、返送される未脱水汚泥の量
との和を予め設定した値となるように制御され、脱水工
程の脱水能力を越える量の脱水すべき汚泥が供給される
ようなことがないから、脱水工程の脱水機能を確実に発
揮することができる。
【0044】本発明の請求項8に係る汚泥脱水システム
によれば、凝集剤添加量制御手段により調泥工程に供給
される脱水すべき汚泥の量と、返送される未脱水汚泥の
量との比率に応じて凝集剤の添加量が制御されて添加剤
が添加されていない原泥分だけの量が添加されるから、
余分の凝集剤が使用されるようなことがないから、凝集
剤の消費量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る汚泥脱水システム
の系統図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係り、脱水工程を構成
する最終段の脱水機であるロール加圧式脱水機の主要部
構成説明図である。
【図3】本発明の実施の形態2に係る汚泥脱水システム
の模式的系統図である。
【図4】本発明の実施の形態3に係る汚泥脱水システム
の模式的系統図である。
【符号の説明】
1…汚泥脱水システム2…原泥槽3…原泥供給ライン,
3a…原泥供給用ポンプ 4…汚泥供給工程,41…調泥槽,42…凝集剤添加装
置,42a…凝集剤溶液用タンク,42b…凝集剤供給
ライン,42c…凝集剤供給用ポンプ,42d…ライン
凝集装置,42e…凝集助剤溶液用タンク,42f…凝
集助剤供給ライン,42g…凝集助剤供給用ポンプ 5…調泥供給ライン,5a…調泥供給用ポンプ 6…脱水工程,61…重力式脱水コンベヤ,61a…脱
水搬送ベルト,61b…洗浄ノズル,61c…集泥・集
水パン,62…ロール加圧式脱水機,62a…脱水ロー
ル,62b…ロール表面材,62c…投入ホッパ,62
d…投入ホッパの側面板,62e…スクレーパ,62f
…集泥パン 7…未脱水汚泥返送ライン,7a…未脱水汚泥返送用ポ
ンプ 8…汚泥供給量制御装置,81a…未脱水汚泥流量計,
81b…原泥流量計,81c…演算器,81d…設定
器,81e…PIDコントローラ,81f…モータ回転
速度制御装置,81g…原泥供給用可変速モータ 9…凝集剤添加量制御装置,91a…PIDコントロー
ラ,91b…モータ回転速度制御装置,91c…凝集剤
供給用可変速モータ,91d…モータ回転速度制御装
置,91e…凝集助剤供給用可変速モータ 10…シックナ,10a…除去泥供給用ポンプ,10b
…洗浄水供給用ポンプ11…被脱水物,11a…脱水ケ
ーキ
フロントページの続き (72)発明者 西江 雅一朗 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 Fターム(参考) 4D059 AA03 AA09 AA30 BE09 BE13 BE17 BE55 BE56 BE62 CB04 CB09 CB17 CB18 DA05 DA07 DA16 DA17 DB11 DB16 DB24 DB29 EA02 EA20 EB02 EB11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱水処理すべき汚泥を供給する汚泥供給
    工程と、この汚泥供給工程から供給される汚泥を脱水す
    る脱水工程とを有し、前記汚泥供給工程から供給される
    脱水処理すべき汚泥を前記脱水工程で脱水する汚泥脱水
    システムにおいて、前記脱水工程で脱水されなかった未
    脱水汚泥を、少なくとも前記脱水工程の前工程へ返送す
    る未脱水汚泥返送ラインが設けられてなることを特徴と
    する汚泥脱水システム。
  2. 【請求項2】 前記汚泥供給工程が、前記脱水処理すべ
    き汚泥の量を調整する調泥工程と、この調泥工程で調泥
    された汚泥に凝集剤を添加する凝集剤添加工程とからな
    ることを特徴とする請求項1に記載の汚泥脱水システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記脱水工程が、連続した外周面を有
    し、少なくとも一方の外周面に汚泥供給工程から供給さ
    れた汚泥を引込む引込み部材が巻付けられ、前記汚泥を
    直に転圧すると共に、転圧により前記汚泥を脱水する平
    行な二本の脱水ロールを持つロール加圧式脱水機を備え
    てなることを特徴とする請求項2に記載の汚泥脱水シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記未脱水汚泥返送ラインが、前記未脱
    水汚泥を前記調泥工程に返送するように構成されてなる
    ことを特徴とする請求項3に記載の汚泥脱水システム。
  5. 【請求項5】 前記未脱水汚泥返送ラインが、前記未脱
    水汚泥を前記凝集剤添加工程に返送するように構成され
    てなることを特徴とする請求項3に記載の汚泥脱水シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記脱水工程が複数の脱水機からなり、
    その最終の脱水機が前記ロール加圧式脱水機であること
    を特徴とする請求項3,4または5のうちの何れか一つ
    の項に記載の汚泥脱水システム。
  7. 【請求項7】 前記汚泥供給工程に供給される前記脱水
    処理すべき汚泥の量と、前記未脱水汚泥返送ラインで返
    送される前記未脱水汚泥の量との和を予め設定した値と
    なるように制御する汚泥供給量制御手段が設けられてな
    ることを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6
    のうちの何れか一つの項に記載の汚泥脱水システム。
  8. 【請求項8】 前記汚泥供給工程に供給される前記脱水
    処理すべき汚泥の量と、前記未脱水汚泥返送ラインで返
    送される前記未脱水汚泥の量との比率に応じて凝集剤の
    添加量を制御する凝集剤添加量制御手段が設けられてな
    ることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6また
    は7のうちの何れか一つの項に記載の汚泥脱水システ
    ム。
JP22829199A 1999-08-12 1999-08-12 汚泥脱水システム Expired - Fee Related JP3848503B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22829199A JP3848503B2 (ja) 1999-08-12 1999-08-12 汚泥脱水システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22829199A JP3848503B2 (ja) 1999-08-12 1999-08-12 汚泥脱水システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001047099A true JP2001047099A (ja) 2001-02-20
JP3848503B2 JP3848503B2 (ja) 2006-11-22

Family

ID=16874176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22829199A Expired - Fee Related JP3848503B2 (ja) 1999-08-12 1999-08-12 汚泥脱水システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3848503B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008073670A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Tomoe Engineering Co Ltd ベルト型濃縮機
JP2010184173A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Daiyanitorikkusu Kk 汚泥を含む被処理水の処理方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102452780A (zh) * 2010-10-27 2012-05-16 四川环能德美科技股份有限公司 Pp棉压辊在磁力压榨脱水机中的应用

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008073670A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Tomoe Engineering Co Ltd ベルト型濃縮機
JP2010184173A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Daiyanitorikkusu Kk 汚泥を含む被処理水の処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3848503B2 (ja) 2006-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2195436C2 (ru) Способ обезвоживания коагулированного осадка сточных вод
JP4811728B2 (ja) スラリー脱水処理方法および装置、ならびに懸濁液処理システム
JPH09168800A (ja) 高含水浚渫汚泥の処理方法
JP4499955B2 (ja) 被脱水物脱水システム
JP3485138B2 (ja) 汚泥の脱水方法、それに用いる汚泥脱水装置
JP4651045B2 (ja) 汚泥脱水装置
US2852584A (en) Method and apparatus for filtration of undigested sludge
JP3848503B2 (ja) 汚泥脱水システム
US20130153511A1 (en) Process for dewatering of oil sand tailing muds
US4116760A (en) Method and apparatus for removing liquid from a slurry of solid material
JP3715828B2 (ja) ロール加圧式脱水装置
JP6399303B2 (ja) 汚泥脱水方法および装置
CN208008594U (zh) 一种含餐厨垃圾的多物料厌氧发酵液固液分离装置
JP4040066B2 (ja) 余剰汚泥の濃縮方法および汚泥凝集補助剤
JP2000176499A (ja) 無機系含油汚泥の脱水方法
CN1091752C (zh) 市政工程泥浆机后加药离心脱水方法
JPH05237500A (ja) 汚泥の連続的脱水方法
JP4873676B2 (ja) 汚泥再利用装置
JP6199834B2 (ja) 移動式泥水処理設備
JP4310863B2 (ja) 汚泥脱水装置
JPS61209100A (ja) 汚泥の脱水前処理方法
JP2000301200A (ja) 汚泥脱水処理方法及びその装置
JP3971988B2 (ja) 汚染土壌浄化方法
JPS59133996A (ja) ベルトプレス型脱水装置の制御方法
KR100528701B1 (ko) 불가사리를 이용한 하수슬러지 탈수용 탈수보조제를 이용한 하수슬러지의 탈수방법

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20031212

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040513

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060724

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060825

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090901

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090901

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100901

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100901

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110901

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110901

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120901

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120901

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120901

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130901

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130901

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees