JP2001046916A - 使い捨て式の自己駆動型遠心分離器ロータアッセンブリ - Google Patents

使い捨て式の自己駆動型遠心分離器ロータアッセンブリ

Info

Publication number
JP2001046916A
JP2001046916A JP2000205117A JP2000205117A JP2001046916A JP 2001046916 A JP2001046916 A JP 2001046916A JP 2000205117 A JP2000205117 A JP 2000205117A JP 2000205117 A JP2000205117 A JP 2000205117A JP 2001046916 A JP2001046916 A JP 2001046916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
cone
rotor assembly
disposable
substantially cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000205117A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3623429B2 (ja
Inventor
Peter K Herman
ピーター・ケイ・ハーマン
Ismail Bagci
イスマイル・バグシ
Byron A Pardue
バイロン・エイ・パルデュ
Mike Conrad
マイク・コンラッド
Mike Yost
マイク・ヨースト
Richard Jensen
リチャード・イェンセン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cummins Filtration Inc
Original Assignee
Fleetguard Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fleetguard Inc filed Critical Fleetguard Inc
Publication of JP2001046916A publication Critical patent/JP2001046916A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3623429B2 publication Critical patent/JP3623429B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B1/00Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles
    • B04B1/04Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles with inserted separating walls
    • B04B1/08Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles with inserted separating walls of conical shape
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B5/00Other centrifuges
    • B04B5/005Centrifugal separators or filters for fluid circulation systems, e.g. for lubricant oil circulation systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B7/00Elements of centrifuges
    • B04B7/08Rotary bowls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B7/00Elements of centrifuges
    • B04B7/08Rotary bowls
    • B04B7/12Inserts, e.g. armouring plates
    • B04B7/14Inserts, e.g. armouring plates for separating walls of conical shape

Landscapes

  • Centrifugal Separators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 循環オイル流から粒状物を分離する使い捨て
式のコーンスタック自己駆動型の遠心分離ロータアッセ
ンブリを提供する。 【解決手段】 ロータアッセンブリ20はプラスチック
射出成形した第1、第2のロータシェル部分22、23
を有する。ロータシェル部分は中空内部を備えた包囲シ
ェルを形成するよう係合縁部26、27を超音波溶接す
る。射出成形プラスチック製の支持ハブ25はロータシ
ェル下半部の中央開口部に組み込まれ、中空内部で上方
に延在し、射出成形プラスチック製の支承/整合スプー
ル24はロータシェル上部分の中央開口部に組み込ま
れ、中空内部で下方に延在する。プラスチック射出成形
した複数の分離コーンを備えたコーンスタックサブアッ
センブリ21は、整合スタックを形成するよう配置し、
中空内部に位置決めし、25と24とが協働するよう組
み立てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全体として、使い
捨て型の構成部品によって構成された自己駆動式(se
lf−driven)の遠心分離器の設計及び構造に関
する。更に詳細には、本発明の第1実施例は、コーンス
タックアッセンブリとロータシェルとの全体としての組
み合わせが使い捨て式になるように設計された、構造形
態並びに選択された材料を含む、自己駆動式のコーンス
タック遠心分離器の設計及び構造に関する。関連する実
施例では、全ての使い捨て型の設計上の特徴が保持され
ているが、コーンスタックサブアッセンブリは取り外さ
れている。
【0002】
【従来の技術】遠心分離器や、自己駆動式の遠心分離器
や、コーンスタック遠心分離器の形態上の発展が、19
97年6月10日にハーマン等に賦与された米国特許第
5,637,217号において、従来技術に関して論考
されている。ハーマンの米国特許第5,637,217
号に開示の発明は、循環している液体から粒状物を分離
するためのバイパス回路遠心分離器を含む。この遠心分
離器は、中空で且つ全体に円筒形の遠心分離ボウルを備
え、このボウルは、液体流チャンバを画成するようにベ
ースプレートに組み合わせて配置されている。中空中央
チューブがベースプレートを通って上方に向かい、遠心
分離ボウルの中空内部内を軸線方向に延在する。バイパ
ス回路遠心分離器は、カバーアッセンブリ内に組み立て
られるように設計されている。一対の向き合って配置さ
れたベースプレートの接線方向流れノズルを使用し、遠
心分離器をカバー内で回転させ、粒状物を液体から分離
する。遠心分離ボウルの内部には、複数の截頭円錐形コ
ーンが設けられている。これらのコーンは、積み重ねら
れたアレイをなして配置されており、分離効率を高める
ように小さな間隔をおいて配置されている。流入する液
体流は、一対の流体(この流体は、代表的にはオイルで
ある。)入口を通って、中央チューブから流出し、そこ
からコーンの積み重ねられたアレイ内に配向される。一
実施例では、遠心分離ボウルの内面に設けられたリブに
関連して、トッププレートがこの流れを加速し、積み重
ねられたアレイの上部分に向ける。米国特許第5,63
7,217号の発明の別の実施例では、積み重ねられた
アレイを使い捨て型のサブアッセンブリの部品として構
成する。各実施例において、隣接したコーン間に形成さ
れたチャンネルを流れが通過するとき、粒子の分離が起
こる。これは、液体が下方に接線方向流れノズルに流れ
続けるためである。
【0003】この従来の特許には、使い捨てサブアッセ
ンブリが開示されているけれども、このサブアッセンブ
リは、ロータトップシェル即ち米国特許第5,637,
217号で永久的遠心分離ボウル197と呼ばれている
手段も、ロータボトムシェル即ち米国特許第5,63
7,217号でベース198と呼ばれている手段も含ん
でいない。従って、サブアッセンブリ186(米国特許
第5,637,217号でこの参照番号が附してある)
を実際に処分するためには、サブアッセンブリをロータ
シェル内から分解しなければならない。これと対照的
に、本発明では、コーンスタックサブアッセンブリ全体
と、上支承体と、ハブと、ロータシェルの全てが、単一
の使い捨て式のユニットに組み込まれている。
【0004】米国特許第5,637,217号に基づく
初期の製品は、使い捨て式ではない金属製ロータアッセ
ンブリと、使い捨て式の内部コーンスタックカプセルを
使用していた。これらの初期の製品は、高性能で、最終
使用者が担うライフサイクルコスト(life cyc
le cost)が小さいけれども、改善の余地があ
り、本発明はこの改善を目的とする。本発明が解決した
これらの改善の余地には、以下の事項が含まれる。1.
アルミニウムダイキャストロータ、機械加工で形成した
スチール製ハブ、押し込んだジャーナルベアリング、機
械加工によって形成した二つのノズルジェット、コーン
スタックサブアッセンブリ即ちカプセル、深絞りによっ
て形成したスチール製ロータシェル、O−リングシー
ル、及びこれらの全てを保持するための機械加工によっ
て形成された大きな「ナット」を含む、遠心分離ロータ
アッセンブリの初期費用が高いことが含まれる。この設
計は、遠心分離器(及びエンジン)の初期費用がライフ
サイクルコスト程には重要でないような、排気量が19
リットル以上の大型エンジンについて最もよく適してい
る。更に、ロータが大きく、これらのエンジンの生産容
積(production volume)が低いため
に、金属製構成要素及び対応する製造プロセスが使用さ
れる。2.保守が困難で、時間を要するということ。コ
ーンスタックカプセルを取り外すためには、遠心分離ロ
ータを分解しなければならない。これは、コーンスタッ
クサブアッセンブリ及び蓄積したスラッジが封入されて
いるにも拘わらず、比較的汚い仕事である。使い捨て式
のロータ設計では、ロータ全体をシャフトから持ち上げ
て外し、廃棄し、新たな遠心分離ロータアッセンブリと
交換するだけである。
【0005】本発明の使い捨て式の遠心分離ロータ設計
は、ロータサブアッセンブリの初期費用を約75%だけ
減少させる(従来設計の比較的大きなロータについて、
25ドルを6ドル減らす)ことによって、及び、仕事を
手早く且つ手を汚さずに行うことができるようにするこ
とによって、上掲の問題点に対する必要な改良を提供す
る。本明細書中に記載した本発明の開示の大部分は、分
離効率を高めるためにコーンスタックサブアッセンブリ
を使用する実施例に関するが、低価格の実施例も開示し
てある。
【0006】本発明のロータシェルの成形プラスチック
とプラスチック溶接設計とを、コーンスタックサブアッ
センブリと組み合わせることにより、オールメタル設計
と比較して分離性能を改善する。更に、本発明は、焼却
可能な製品を提供する。これは、欧州市場において重要
である。本発明のロータシェルは、更に、型成形により
提供される一体化によって、部品の数を、金属型押し設
計と比較して少くすることによる設計上の改良を提供す
る。本発明は、主として、排気量が19リットル以下の
ディーゼルエンジンの潤滑システムの用途用である。本
発明は、機械流体の浄化といった産業的用途の液圧シス
テムや、高容量で高効率のバイパス分離器が所望の何ら
かの加圧液体システムにも適用できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一つの目的
は、改良された自己駆動型の遠心分離ロータアッセンブ
リを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】循環している流体から不
要な成分を分離するための本発明の一実施例による使い
捨て式の自己駆動型の遠心分離ロータアッセンブリは、
第1ロータシェル部分と、中空内部を画成するように第
1ロータシェル部分に接合された第2ロータシェル部分
と、第2ロータシェル部分に隣接して中空内部内に位置
決めされた支持ハブと、第1ロータシェル部分に隣接し
て中空内部内に位置決めされた、支承/整合スプール
と、隣接した分離コーン間に流れ間隔を有する、整合し
たスタックをなすように配置された、複数の個々の分離
コーンを含む、コーンスタックサブアッセンブリとを有
する。コーンスタックサブアッセンブリは、支持ハブと
支承/整合スプールとの間で、中空内部内に位置決めさ
れている。
【0009】本発明の関連した目的及び利点は、以下の
説明から明らかになるであろう。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の原理の理解を促す目的
で、添付図面に示した実施例を参照し、これを特定の用
語を使用して説明する。それにも拘わらず、これによっ
て、本発明の範囲を限定しようとするものではなく、例
示の装置の変形及び変更、そして、ここに例示した本発
明の原理の別の用途は、本発明が属する分野の当業者が
容易に想到可能であると考えられるということは理解さ
れよう。
【0011】図1、図2、図3、及び図4を参照する
と、これらの図には、使い捨て式の自己駆動型のコーン
スタック遠心分離アッセンブリ20が示してある。この
アッセンブリは、コーンスタックサブアッセンブリ21
を一つの構成要素として数に入れて、5個のプラスチッ
ク製射出成形構成要素を含む。残りの構成要素には、ロ
ータトップシェル22と、ロータボトムシェル23と、
トップ支承/整合スプール24と、ハブ25とが含まれ
る。ロータトップシェル22及びロータボトムシェル2
3は、シェル22の環状下縁部26及びシェル23の環
状上縁部27のところで「EMAボンド」溶接によって
互いに接合され、一体のシェルとなる。EMAボンドの
材料及び技術は、ニュージャージー州ノーウッドのウォ
ルナット通り49のアッシュランド化学社のEMAボン
ドシステムによって提供される。
【0012】図3は、コーンスタックサブアッセンブリ
21を有さない本発明を示す。全ての他の構成要素は事
実上は同一であるが、単に個々のコーン71が取り外さ
れ、本発明の低価格態様を形成する。図3の実施例は、
残りの構成要素に関し、図1、図2、図3、図4の実施
例について説明したものと同様に機能する。唯一の相違
点は、コーンスタックサブアッセンブリ21が存在しな
いことである。図3のロータトップシェル22と、ロー
タボトムシェル23と、トップ支承/整合スプール24
と、ハブ25とを、図1、図2、図3、図4の対応する
構成要素と実際上同様に保持することによって、最終組
み立て時に二つのロータシェルを互いに溶接する前に、
コーンスタックサブアッセンブリを任意に加えることが
可能になり、又は、省略することができる。
【0013】ロータトップシェル22を、図5、図6、
図7に示す。このロータトップシェルは、ロータボトム
シェル23に溶接したときに存在する所定範囲の内部圧
力を取り扱うに際し、この取り扱いに適したスラッジ収
容ベッセルを提供するように作られ、且つ、構成されて
いる。トップシェル22は、等間隔に配置された6枚の
一体の加速ベーン31を備え、これらのベーンは、各コ
ーンに位置決めされた入口孔に液体を向ける半径方向流
れチャンネルを構成する。ベーンは、外壁32の内面と
一体成形されている。
【0014】6枚のベーン31は液体に加速度を加え、
これによって、回転している遠心分離ロータアッセンブ
リ20に関して液体が「スリップ」しないようにするた
めに使用される。ベーン31の各々は軸線方向縁部33
を含み、この縁部は、約45°で半径方向外方に延びる
縁部34に続く。6個の45°ベーン縁部の組は、コー
ンスタックサブアッセンブリ21の上面と適正に係合す
るように作られ且つ構成されている。外壁32は、円形
の下縁部26と同心の円筒形開口部35aを画成する円
筒形スリーブ35を画成する。下縁部26及び上縁部2
7は、対応する二つのシェル部分を互いに誘導溶接する
ため、「さねはぎ(舌部材と溝)」の関係で協働するよ
うに構成されている。トップシェル22が舌部分を提供
し、ボトムシェル23が溝部分を提供する。好ましい溶
接技術は、EMAボンド(EMAボンド(EMA Bo
nd)は登録商標である)として周知の技術を使用する
けれども、別の溶接−接合技術が考えられる。例えば、
スピン溶接又は超音波溶接によって二つのシェル部分を
互いに接合し、コーンスタックサブアッセンブリ21を
収容する一体のシェルにすることができる。
【0015】ロータボトムシェル23が、図8、図9、
図10、図11A、図11Bに示されている。ロータボ
トムシェル23は、ロータトップシェル22に溶接した
ときに存在する所定範囲の内部圧力を取り扱うのに適し
た、スラッジ収容ベッセルを提供するように作られ且つ
構成されている。ボトムシェル23の下部分37には、
ジェット速度(及びロータ角速度)を最大にするための
オーバーサイズの「逃がし」領域23aを有する、一体
成形ノズルジェット38及び39が設けられている。円
筒形中空スリーブ42は、環状上縁部27と同心であ
り、ノズルジェット38及び39間の対称中心に配置さ
れている。スリーブ42は、逃がし領域23aが画成す
る表面を越えて延在する短い延長部42aを含む。スリ
ーブ42は、更に、ロータボトムシェル23の中空内部
内に延在する比較的長い延長部42bを含む。一旦、二
つのロータ部分が互いに溶接されると、スリーブ42は
開口部35aと同心である。
【0016】環状リング状内壁40は、ハブ25の環状
壁41の外径用の噛み合い係合表面を提供する(図12
乃至図15参照)。壁40及び41は、密封界面を形成
するため、互いに同心に入れ子を成して嵌合し、コーン
スタックを迂回する液体流を消滅させる。密封界面は、
プラスチック壁40と41との間を締まり嵌めするこ
と、又は、これらの壁を互いに溶接することのいずれか
によって形成することができる。上縁部27は、下縁部
26との「さねはぎ」による連結の協働部分を提供する
受け入れ溝27aを備えるように構成されている。
【0017】ロータボトムシェル23の別の特徴は、下
面45の部分として成形された螺旋状の「V」字形傾斜
部44が設けられていることである。この傾斜部44
は、液体流を二つのノズルジェット38及び39に向か
って滑らかに案内し、空気及び飛沫(又はスプレー)が
ロータ外部に作用する抗力を最少にし、流体圧力に耐え
る強固な構造形体を提供する。
【0018】ハブ25を図12、図13、図14、及び
図15に示す。このハブは、円錐形ベース48及び一体
のチューブ49を備えて形成されている。チューブ49
は、円筒形第1チューブ部分50がベース48の一方の
側部から外方に延び、且つ、円筒形の第2チューブ部分
51がベース48の逆の側部から延びるように、円錐形
ベースを通って延在する。ベース48の最外縁部52に
は、環状垂直壁41が配置されている。第2チューブ部
分51は、図1に示すように、スリーブ42に嵌合して
いる。
【0019】第1チューブ部分50は実質的に円筒形状
を成し、コーンスタックサブアッセンブリ21の中央に
軸線方向上方に延びている。第1チューブ部分50の外
径表面50aには、軸線方向に延在する2つの半径方向
突出部53及び54が設けられ、これらの突出部は、コ
ーンスタックサブアッセンブリの各コーンの内径ノッチ
に嵌合する整合キーとして作用する。
【0020】各突出部53及び54の上面又は上縁部に
は、凹状の(窪んだ)ノッチ58が設けられ、これらの
ノッチは、支承/整合スプール24の各フィンガのチッ
プに設けられた協働突出部に嵌合する。支承/整合スプ
ール24は図18乃至図21に示されており、以下、こ
れを説明する。上文中に説明したように、スプール24
は、等間隔に配置された6個の垂下フィンガを有し、こ
れらのフィンガの各々の先端には、凸状の突出部が設け
られている。各凸状突出部の大きさ及び形状は、各ノッ
チ58(180°離間して全部で2個設けられている)
と適合し、180°離間された任意の2個の突出部が2
個の(窪んだ)ノッチ58内に下方に嵌合するように構
成されている。この相互嵌着は、支承/整合スプール2
4とハブ25との間に噛み合い関係を形成するように設
計されている。更に、これにより、コーンが消滅した場
合や、許容差を以て積み重ねる上での問題点によりコー
ンスタックが「緩んでいる」場合においても、コーンス
タックサブアッセンブリ21全体が接線方向に適正に整
合する。
【0021】第2チューブ部分51の内径表面59は、
遠心分離器のシャフトに回転用ジャーナルベアリング表
面を提供する。理解されるように、第2チューブ部分5
1は実質的に円筒形である。設計のこの部分についての
一つの態様は、金属製ブッシュを受け入れるために、こ
の内径表面を使用することである。この態様を選択した
場合には、直径の大きさをリーマー加工によって適正寸
法に拡げることができる。しかしながら、欧州市場用に
アッセンブリ全体を焼却可能にするため、オールプラス
チック構造が好ましい。
【0022】ハブ25の円錐形ベース(即ちスカート)
48は、コーンスタックサブアッセンブリ用の軸線方向
支持面を提供し、コーンスタックサブアッセンブリ21
からの流出流用の出口孔60が成形時に形成されてい
る。各コーンは、等間隔に配置された6個の窪んだノッ
チが設けられた内径縁部を有する。6個のノッチのうち
の180°離間された2個のノッチを使用して、各コー
ンを最初の2つの部分50上に整合させるとき、残りの
4個のノッチは、利用可能な流路を提供する。出口孔6
0は、等間隔に配置された円形パターン(全部で16
個)をなして配置されており、コーンノッチの下に配置
されている。
【0023】円錐形ベース48の下側は、等間隔で配置
され、且つ、隣接した出口孔60からなる各対間に配置
された、16個の半径方向ウェブ61によって強化され
ている。各ウェブ61は、図14に示すように、対応す
る二つの出口孔60間の中央に配置されている。各ウェ
ブ及び円錐形ベースの一体の部品としての各ウェブ、及
び、その一体の構造の全体としての湾曲、幾何学的形
状、及び形体を、図11に示す。ベース48の下側に設
けられた半径方向ウェブ61は、持続的作動中に高温環
境で「コーン側部」と円錐形表面のロータベース側部と
の間に発生する圧力勾配によるベース48の長期に亘る
クリープを減少させるのを助ける。
【0024】図12に示すように、第2チューブ部分5
1は、第2チューブ部分の内径並びに外径の大きさを小
さくするオフセット押縁即ち肩部62を含む。効果的に
は、この肩部62は、第2チューブ部分が第1の大区分
65及び第2の小区分66を有するということを意味す
る。ウェブは、両区分65及び66、及び肩部62に一
体に接合されているように形成されている。反対端で
は、各ウェブの外部分は円錐形ベース48の内側表面6
7と一体である。第1チューブ部分50及び第2チュー
ブ部分51と一体のベース48の上面は、実際には、第
1チューブ部分50と第2チューブ部分51との間に分
離線を画成する。
【0025】図16、図17、図18を参照すると、こ
れらの図には、コーンスタックサブアッセンブリを構成
する個々のコーン71の一つが示してある。好ましい実
施例では、コーンスタックサブアッセンブリ21を形成
するため、全部で28個のコーン71が整合し且つ互い
に積み重ねられている。しかしながら、コーンスタック
サブアッセンブリについて、実際上任意の数のコーンを
使用することが可能であり、コーンの数は、遠心分離器
の大きさ、流体の種類、及び、所望の分離効率によって
決定される。各コーン71は、1997年6月10日に
ハーマン等に賦与された米国特許第5,637,217
号に記載され且つ例示されたコーンと実際上同様の方法
で作られ且つ構成されている。
【0026】各コーン71は、截頭円錐形本体72と、
上シェルフ73と、本体72及びシェルフ73の内面に
形成され、等間隔で配置された、6個のベーン74とを
含む、截頭円錐形の薄壁プラスチック部材である。各コ
ーン71の外面75は、全体に亘って実質的に滑らかで
あるが、内面76には、隣接したコーン71間のコーン
−コーン間隔を正確に、且つ、均等に維持するのを補助
する、複数の突出部77が6個のベーン74の他に設け
られている。本体72には、等間隔に配置された6個の
開口部78が配置されており、これらの開口部は、コー
ンスタックサブアッセンブリ21の隣接したコーン71
間にオイルを流すための流入経路を提供する。各開口部
78は、6個のベーン74のうちの異なる対応する一つ
のベーンと隣接して位置決めされている。
【0027】各コーン71の上シェルフ73の中央に
は、同心の孔82が画成されており、6個のベーン74
と周方向で整合した等間隔に配置された6個のV字形溝
83が、孔82を半径方向に延在する方向で包囲してい
る。1つのコーンの溝83が隣接したコーンのベーンの
上部分を受け入れ、これにより、コーンスタックサブア
ッセンブリ21の全てのコーン71について、適正な周
方向整合を制御する。孔82は、全体として円形の縁部
84を有し、この縁部は6個の部分円形拡大開口部85
によって変形されている。開口部85は等間隔に配置さ
れ、隣接したベーン74間の(周方向)中央に位置決め
されている。隣接した開口部85間に配置された縁部分
86は、第1チューブ部分50の外径に合わせて、大き
さがぴったりと定められた直径を有する同じ部分円形縁
部の部分である。縁部分86が第1チューブ部分50に
嵌合し、開口部85で拡大されているため、孔82を通
るオイルの流出流が開口部85を通って流れるように制
限されるということを意味する。コーンスタックサブア
ッセンブリ21からの流出オイル流は、このように、第
1チューブ部分50の外径に沿った6個の等間隔に配置
された流路をなして配置される。
【0028】ベーン74の各々は、2つの部分89及び
90で形成される。側方部分89は均等な厚さを有し、
丸味を帯びた隅部91から本体72の内側面に沿って環
状縁部92まで下方に延在する。各ベーン74の各上部
分90は、下側に位置し、周方向で中心決めされた、対
応するV字形溝83上に着座する。部分90は、隣接し
たコーン71に設けられた対応するV字形溝83に入り
込むリブとして機能する。溝とリブが噛み合うこの特徴
により、コーンスタックサブアッセンブリ21の位置合
わせを迅速に行うことができる。コーン71を組み立て
て整合し、コーンスタックサブアッセンブリ21にする
ことは、好ましくは、先ず最初に、「キー」特徴を全く
備えていないマンドレル又は同様のチューブ状の物体上
に選択されたコーン71を一緒に積み重ねることによっ
て行われる。この別体のマンドレル上でのコーン71の
整合工程は、上ベーン部分90がV字形溝83に嵌合す
ることによって、全てのコーンが所定位置にノッチ止め
されるまでトップコーン即ち最も上にあるコーン71を
回転させるだけで行われる。一旦、コーンスタックサブ
アッセンブリ21全体がこの方法で組み立てられ、整合
された後に、マンドレルからサブアッセンブリとして取
り外し、ハブ25に配置する。このようにして、整合キ
ーとして作用する半径方向突出部53及び54を、コー
ンスタックサブアッセンブリ21の各コーンの内径ノッ
チと整合させる。
【0029】支承/整合スプール24が、図19、図2
0、図21、図22に示されている。このスプールは、
遠心分離シャフト上で使い捨て式の遠心分離ロータアッ
センブリ20を回転させるように作られ、且つ、構成さ
れている。これは、実際には、円筒形の形態を備えた上
チューブ部分96の内径95であり、実質的に円筒形の
外壁98を含む本体部分97と同心である。ジャーナル
支承面を提供するため、部分96の内径95に金属製ブ
ッシュを押し込むことができるということもまた考えら
れる。選択された金属製ブッシュの大きさに応じて内径
95を、プレス嵌めを行う上で適正な寸法までリーマー
加工する必要がある。しかしながら、アッセンブリ全体
を焼却可能にするため、金属製ブッシュは使用されず、
及びかくして好ましい実施例はオールプラスチック構造
である。図1乃至図7に示すように、スプール24はロ
ータトップシェル22に組み込まれる。詳細には、上チ
ューブ部分96が円筒形開口部35に嵌まる。
【0030】円筒形外壁98と内径95との間の本体部
分97の領域には、等間隔に配置され且つ一体成形され
た8個の半径方向リブ99が設けられている。対をな
し、隣接した、半径方向リブ99の各々の間には、流れ
開口部100が配置されている。等間隔に配置された全
部で8個の流れ開口部100が設けられている。半径方
向リブ99は、スリーブ35の環状下縁部に当接し、流
れ開口部100は、ハブ25の内部と、特定的には、第
1及び第2のチューブ部分50及び51とに、流れ連通
している。スプール24とロータトップシェル22の間
の当接係合は、開口部100と協働して、ハブから遠心
分離ロータアッセンブリ20の加速ベーン領域内への半
径方向流れ通路を形成する。上チューブ部分96を開口
部35aに挿入することにより、コーンスタックサブア
ッセンブリ21と同心に整合する。
【0031】外壁98の下縁部から、等間隔に配置され
た6個の一体成形されたフィンガ101が軸線方向にチ
ューブ部分96から遠ざかる方向に延びている。各フィ
ンガ101の先端(下)縁部102には、各突出部53
及び54の凹状の(窪んだ)ノッチ58内に嵌まるよう
に構成された凸状の突出部103が設けられている。
【0032】更に、各フィンガ101は、孔82の円形
縁部84に配置された流れ開口部85と対応する形状及
び幾何学的形状を有する。フィンガがコーンスタックサ
ブアッセンブリ21のトップコーン即ち最も上にあるコ
ーン71の流れ開口部85に嵌入すると、トップコーン
の流れ開口部85が塞がれた状態で閉鎖される。これら
の流れ開口部を塞いで閉鎖することによって、好ましい
実施例の設計は、コーンスタックサブアッセンブリの全
流バイパス(total flow bypass)を
阻止する。各フィンガ101の内面は第1チューブ部分
50の外径と係合し、これによってハブ25をロータト
ップシェル22と適正に同心に整合した状態に保持す
る。
【0033】型成形されたフィンガが、トップコーンの
みでなく、多くのコーン71を通って延びているため、
凹所をなす小さな溝106が、各フィンガの半径方向外
面に形成されている。これらの溝106により、これら
の他のコーンを通る流れを生じさせることができる。溝
106がない場合には、「係合した」コーンは、流れに
対し、出口のない端部を提供し、コーンが分離作業に対
して何等価値のないものになってしまう。
【0034】使い捨て式の遠心分離アッセンブリ20の
製造及び組み立てを、個々のコーン71の射出成形から
始めて説明し且つ例示した。上文中に説明したように、
本発明で使用するコーン71の各々のスタイルは、米国
特許第5,637,217号に詳述されたコーンのスタ
イルと実際上同じである。上文中に説明したように、遠
心分離コーンのこのスタイルは、自己整合性を備えてお
り、隣接したコーン間に適正な軸線方向間隔を自動的に
形成するように設計されている。V字形溝及びV字形リ
ブが嵌合することにより、全てのコーンが所定位置に
「かちっ」と嵌まる(click in)まで、トップ
コーンを回転させるだけでコーンを互いに重ねることが
できる。
【0035】本発明の好ましい実施例のオールプラスチ
ック構造により、アッセンブリ20は、汚れ易く、複雑
な分解を必要とせずに、何等かの金属製部品を除外する
か或いは回収する必要なしに、廃棄によって全体を処分
することができ、また、焼却することができる。
【0036】本発明を、添付図面と以上の説明とによっ
て例示し、且つ、詳細に説明したが、これは例示であっ
て特徴を限定するものではなく、単なる好ましい実施例
が示され、且つ、説明されたと理解されるべきであり、
本発明の精神に含まれる全ての変形及び変更が保護され
ると理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の代表的な実施例による使い捨て自己
駆動型の遠心分離アッセンブリの斜視図である。
【図2】 図1の遠心分離アッセンブリの全体の第1切
断平面での正面断面図である。
【図3】 本発明による変形例の遠心分離アッセンブリ
の全体の正面断面図である。
【図4】 図1の遠心分離アッセンブリの全体の第2切
断平面での正面断面図である。
【図5】 図1の遠心分離アッセンブリの一構成要素を
構成するロータトップシェルの斜視図である。
【図6】 図5のロータトップシェルの底面図である。
【図7】 図5のロータトップシェルの全体の、図5の
6−6線に沿った正面断面図である。
【図8】 図1の遠心分離アッセンブリの一構成要素を
構成するロータボトムシェルの斜視図である。
【図9】 図8のロータボトムシェルの正面図である。
【図10】 図8のロータボトムシェルの底面図であ
る。
【図11】 図11Aは、図10の10−10線に沿っ
た図8のロータボトムシェルの全体の正面断面図であ
り、図11Bは、図8のロータボトムシェルの全体の正
面断面図である。
【図12】 図1の遠心分離アッセンブリの一構成要素
を構成するハブの斜視図である。
【図13】 図12のハブの正面図である。
【図14】 図12のハブの平面図である。
【図15】 図12のハブの底面図である。
【図16】 図1の遠心分離アッセンブリの一構成要素
を構成するコーンスタックサブアッセンブリの部品を構
成するコーンの正面図である。
【図17】 図16のコーンの平面図である。
【図18】 図16の17−17線に沿った図16のコ
ーンの全体の正面断面図である。
【図19】 図1の遠心分離アッセンブリの一構成要素
を構成する支承/整合スプールの斜視図である。
【図20】 図19の支承/整合スプールの正面図であ
る。
【図21】 図19の支承/整合スプールの平面図であ
る。
【図22】 図19の支承/整合スプールの全体の正面
図である。
【符号の説明】
20 コーンスタック遠心分離アッセンブリ 21 コーンスタックサブアッセンブリ 22 トップシェル 23 ロータボト
ムシェル 24 トップ支承/整合スプール 25 ハブ 26 環状下縁部 27 環状上縁部 31 加速ベーン 71 コーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 594110468 100 BNA Corporate Ce nter,Suite 500,Nashv ille,Tennessee 32717, U.S.A. (72)発明者 イスマイル・バグシ アメリカ合衆国テネシー州38506,クック ビル,オールド・ウォールトン・ロード 3012 (72)発明者 バイロン・エイ・パルデュ アメリカ合衆国テネシー州38506,クック ビル,クレイブルック・ドライブ 3344 (72)発明者 マイク・コンラッド アメリカ合衆国オハイオ州45840,フィン ドレー,サウス・ブランチャード・ストリ ート 1101 (72)発明者 マイク・ヨースト アメリカ合衆国オハイオ州44883,ティフ ィン,サウス・カウンティ・ロード 7 3206 (72)発明者 リチャード・イェンセン アメリカ合衆国テネシー州38506,クック ビル,バレー・フォージ・ロード 695

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 循環する流体から不要成分を分離するた
    めの、使い捨て式の自己駆動型遠心分離機ロータアッセ
    ンブリにおいて、 第1ロータシェル部分と、 前記第1ロータシェル部分に接合されて中空内部を画成
    する、第2ロータシェル部分と、 前記第2ロータシェル部分に組み込まれ、前記中空内部
    に延在する、支持ハブと、 前記第1ロータシェル部分に組み込まれ、前記中空内部
    に延在する、支承/整合スプールと、 コーンスタックサブアッセンブリであって、前記コーン
    スタックサブアッセンブリは、隣接するコーン間に流れ
    間隔を有する整合したスタックを成すように配置され
    た、複数の独立した分離コーンを含み、前記コーンスタ
    ックサブアッセンブリは、前記中空内部に位置決めさ
    れ、前記支持ハブと前記支承/整合スプールとの間に協
    働するように組み立てられている、前記コーンスタック
    サブアッセンブリと、 を有する、使い捨て式の自己駆動型遠心分離機ロータア
    ッセンブリ。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2のロータシェル部分
    は、プラスチック材料を射出成形して形成されている、
    請求項1に記載の使い捨て式の自己駆動型遠心分離機ロ
    ータアッセンブリ。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2のロータシェル部分
    は、互いに溶接されて一体に組み合わせられている、請
    求項2に記載の使い捨て式の自己駆動型遠心分離機ロー
    タアッセンブリ。
  4. 【請求項4】 前記第1ロータシェル部分は、実質的に
    円筒形の開口部を画成し、前記支承/整合スプールは、
    前記実質的に円筒形の開口部に嵌着される上チューブ部
    分を含む、請求項3に記載の使い捨て式の自己駆動型遠
    心分離機ロータアッセンブリ。
  5. 【請求項5】 前記第2ロータシェル部分は、実質的に
    円筒形のスリーブを画成し、前記支持ハブは、前記実質
    的に円筒形のスリーブに嵌着する実質的に円筒形のチュ
    ーブ部分を含む、請求項4に記載の使い捨て式の自己駆
    動型遠心分離機ロータアッセンブリ。
  6. 【請求項6】 前記実質的に円筒形の開口部は、前記実
    質的に円筒形のスリーブと実質的に同心である、請求項
    5に記載の使い捨て式の自己駆動型遠心分離機ロータア
    ッセンブリ。
  7. 【請求項7】 前記コーンスタックサブアッセンブリの
    各コーンは、対応する中央孔を画成する、請求項6に記
    載の使い捨て式の自己駆動型遠心分離機ロータアッセン
    ブリ。
  8. 【請求項8】 前記支持ハブは、前記コーンスタックサ
    ブアッセンブリの各コーンの中央孔を通って延びるコー
    ンチューブ部分を含む、請求項7に記載の使い捨て式の
    自己駆動型遠心分離機ロータアッセンブリ。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2のロータシェル部分
    は、互いに溶接されて一体の組み合わせになっている、
    請求項1に記載の使い捨て式の自己駆動型遠心分離機ロ
    ータアッセンブリ。
  10. 【請求項10】 前記第1ロータシェル部分は、実質的
    に円筒形の開口部を画成し、前記支承/整合スプール
    は、前記実質的に円筒形の開口部に嵌着する上チューブ
    部分を含む、請求項1に記載の使い捨て式の自己駆動型
    遠心分離機ロータアッセンブリ。
  11. 【請求項11】 前記第2ロータシェル部分は、実質的
    に円筒形のスリーブを画成し、前記支持ハブは、前記実
    質的に円筒形のスリーブに嵌着する実質的に円筒形のチ
    ューブ部分を含む、請求項10に記載の使い捨て式の自
    己駆動型遠心分離機ロータアッセンブリ。
  12. 【請求項12】 前記コーンスタックサブアッセンブリ
    の各コーンは、対応する中央孔を画成する、請求項1に
    記載の使い捨て式の自己駆動型遠心分離機ロータアッセ
    ンブリ。
  13. 【請求項13】 前記支持ハブは、前記コーンスタック
    サブアッセンブリの各コーンの中央孔を通って延びるコ
    ーンチューブ部分を含む、請求項12に記載の使い捨て
    式の自己駆動型遠心分離機ロータアッセンブリ。
  14. 【請求項14】 前記第1ロータシェル部分、前記第2
    ロータシェル部分、前記支持ハブ、前記支承/整合スプ
    ール、及び前記コーンスタックサブアッセンブリの個々
    の分離コーンは、それぞれ、プラスチック材料から射出
    成形されている、請求項1に記載の使い捨て式の自己駆
    動型遠心分離機ロータアッセンブリ。
  15. 【請求項15】 通過する流体から粒状物を分離するた
    めの遠心分離器用の使い捨てロータアッセンブリにおい
    て、 第1及び第2のシャフト孔を有し、且つ、中空内部を画
    成するように作られ、構成された、ロータシェルと、 前記中空内部に位置決めされ、前記第1シャフト孔に組
    み込まれた、支持ハブと、 前記中空内部に位置決めされ、前記第2シャフト孔に組
    み込まれた、支承/整合スプールと、 複数の遠心分離コーンであって、隣接した遠心分離コー
    ン間に実質的に均等な軸線方向空間を有する軸線方向ス
    タックをなして配置され、前記遠心分離コーンの前記軸
    線方向スタックは、前記ロータシェルの中空内部に位置
    決めされた、複数の遠心分離コーンと、 を含む、遠心分離器用の使い捨てロータアッセンブリ。
  16. 【請求項16】 前記ロータシェルと、前記支持ハブ
    と、前記支承/整合スプールと、前記複数の遠心分離コ
    ーンとは、それぞれ、プラスチック材料から射出成形さ
    れた、請求項15に記載の使い捨てロータアッセンブ
    リ。
  17. 【請求項17】 前記コーンスタックサブアッセンブリ
    の各コーンは、対応する中央孔を画成する、請求項16
    に記載の使い捨てロータアッセンブリ。
  18. 【請求項18】 前記支持ハブは、前記コーンスタック
    サブアッセンブリの各コーンの中央孔を通って延在する
    コーンチューブ部分を含む、請求項17に記載の使い捨
    てロータアッセンブリ。
  19. 【請求項19】 循環流体から不要成分を分離するため
    の使い捨て式の自己駆動型遠心分離機ロータアッセンブ
    リにおいて、 第1ロータシェル部分と、 前記第1ロータシェル部分に接合され、中空内部を画成
    する、第2ロータシェル部分と、 前記第2ロータシェル部分に組み込まれ、前記中空内部
    に延在する、支持ハブと、 前記第1ロータシェル部分に組み込まれ、前記中空内部
    に延在する、支承/整合スプールと、 を含む、使い捨て式の自己駆動型遠心分離機ロータアッ
    センブリ。
  20. 【請求項20】 前記第1及び第2のロータシェル部分
    は、互いに溶接されて一体に組み合わせられた、請求項
    19に記載の使い捨て式の自己駆動型遠心分離機ロータ
    アッセンブリ。
  21. 【請求項21】 前記第1ロータシェル部分は、実質的
    に円筒形の開口部を画成し、前記支承/整合スプール
    は、前記実質的に円筒形の開口部に嵌着する上チューブ
    部分を含む、請求項20に記載の使い捨て式の自己駆動
    型遠心分離機ロータアッセンブリ。
  22. 【請求項22】 前記第2ロータシェル部分は、実質的
    に円筒形のスリーブを画成し、前記支持ハブは、前記実
    質的に円筒形のスリーブに嵌着する実質的に円筒形のチ
    ューブ部分を含む、請求項21に記載の使い捨て式の自
    己駆動型遠心分離機ロータアッセンブリ。
  23. 【請求項23】 前記実質的に円筒形の開口部は、前記
    実質的に円筒形のスリーブと実質的に同心である、請求
    項22に記載の使い捨て式の自己駆動型遠心分離機ロー
    タアッセンブリ。
JP2000205117A 1999-07-07 2000-07-06 使い捨て式の自己駆動型遠心分離器のロータの組立体 Expired - Fee Related JP3623429B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US34852299A 1999-07-07 1999-07-07
US09/348522 1999-07-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001046916A true JP2001046916A (ja) 2001-02-20
JP3623429B2 JP3623429B2 (ja) 2005-02-23

Family

ID=23368395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000205117A Expired - Fee Related JP3623429B2 (ja) 1999-07-07 2000-07-06 使い捨て式の自己駆動型遠心分離器のロータの組立体

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP1066884B1 (ja)
JP (1) JP3623429B2 (ja)
AU (1) AU774490B2 (ja)
BR (1) BR0002660A (ja)
DE (1) DE60020908T2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005238234A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Fleetguard Inc 使い捨て型遠心分離ローター
JP2009534256A (ja) * 2006-04-21 2009-09-24 マグナ・シユタイル・フアールツオイクテヒニク・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト 外側容器により包囲されかつ低温液体の収容に役立つ内側容器

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6579220B2 (en) * 1999-07-07 2003-06-17 Fleetguard, Inc. Disposable, self-driven centrifuge
DE10111381A1 (de) * 2001-03-09 2002-09-26 Mahle Filtersysteme Gmbh Zentrifuge
US6793615B2 (en) * 2002-02-27 2004-09-21 Fleetguard, Inc. Internal seal for a disposable centrifuge
DE10333058B4 (de) * 2003-07-18 2014-05-08 Mahle Filtersysteme Gmbh Nebenstromfilter mit einer Zentrifuge
DE202005020012U1 (de) * 2005-12-22 2007-05-10 Hengst Gmbh & Co.Kg Zentrifuge zum Reinigen einer Flüssigkeit
US7959546B2 (en) 2007-01-24 2011-06-14 Honeywell International Inc. Oil centrifuge for extracting particulates from a continuous flow of fluid
RU2498863C2 (ru) * 2012-01-24 2013-11-20 Валерий Григорьевич Жуков Ротор центробежного сепаратора для разделения гетерогенных жидкостей

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2049494B (en) * 1979-04-12 1982-12-15 Glacier Metal Co Ltd Centrifugal separator
GB8504880D0 (en) * 1985-02-26 1985-03-27 Ae Plc Disposable cartridges
GB9105582D0 (en) * 1991-03-15 1991-05-01 Glacier Metal Co Ltd Improved filters
US5549821A (en) * 1993-09-29 1996-08-27 Fleetguard, Inc. Fluid filter assembly for vehicles
US5637217A (en) * 1995-01-25 1997-06-10 Fleetguard, Inc. Self-driven, cone-stack type centrifuge
DE19715661A1 (de) * 1997-04-16 1998-10-22 Mann & Hummel Filter Zentrifugenrotor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005238234A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Fleetguard Inc 使い捨て型遠心分離ローター
JP4716753B2 (ja) * 2004-02-25 2011-07-06 カミンズ・フィルトレーション・アイピー,インコーポレーテッド 使い捨て型遠心分離ローター
JP2009534256A (ja) * 2006-04-21 2009-09-24 マグナ・シユタイル・フアールツオイクテヒニク・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト 外側容器により包囲されかつ低温液体の収容に役立つ内側容器

Also Published As

Publication number Publication date
EP1066884A3 (en) 2002-02-06
DE60020908D1 (de) 2005-07-28
EP1066884B1 (en) 2005-06-22
JP3623429B2 (ja) 2005-02-23
BR0002660A (pt) 2002-02-19
DE60020908T2 (de) 2006-04-27
EP1066884A2 (en) 2001-01-10
AU4504200A (en) 2001-01-11
AU774490B2 (en) 2004-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6579220B2 (en) Disposable, self-driven centrifuge
EP0806985B1 (en) Self-driven, cone-stack type centrifuge
EP1277515B1 (en) Disposable rotor shell with integral molded spiral vanes
JP4716640B2 (ja) ベーンのモジュールを備えた自己駆動型遠心分離機
JP2001046916A (ja) 使い捨て式の自己駆動型遠心分離器ロータアッセンブリ
EP3398686B1 (en) A separation disc for a centrifugal separator
US6929596B2 (en) Centrifuge with separate hero turbine
US7566294B2 (en) Spiral vane insert for a centrifuge
JP4516260B2 (ja) 螺旋形翼を備えた遠心分離器モジュール
US7182724B2 (en) Disposable centrifuge rotor
US6551230B2 (en) Molded spiral vane and linear component for a centrifuge
RU2137552C1 (ru) Ротор центробежного сепаратора
EP0824379B1 (en) Centrifugal separator
EP1142644A2 (en) Self-driven centrifuge with separation vane module

Legal Events

Date Code Title Description
A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20040113

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20040116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041026

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3623429

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081203

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091203

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101203

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101203

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111203

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111203

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121203

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees