JP2001046395A - レーザ照射装置 - Google Patents

レーザ照射装置

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JP2001046395A
JP2001046395A JP11228931A JP22893199A JP2001046395A JP 2001046395 A JP2001046395 A JP 2001046395A JP 11228931 A JP11228931 A JP 11228931A JP 22893199 A JP22893199 A JP 22893199A JP 2001046395 A JP2001046395 A JP 2001046395A
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Japan
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optical fiber
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laser irradiation
tip
laser
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Shin Maki
伸 牧
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置表面が接する正常組織の損傷を容易かつ
確実に防止しつつ、深部に位置するターゲット領域に、
レーザ光を効果的に照射し得るレーザ照射装置を提供す
る。 【解決手段】 レーザ照射装置100は、長尺の本体1
01と、本体の先端に設けられまたは取り付けられる湾
曲自在な湾曲部102と、本体および湾曲部の内部に摺
動可能に設置され、基端からレーザ光を入射し、先端か
ら前記レーザ光を側方または斜方に向けて出射する光フ
ァイバ103と、湾曲部を所定の曲率に湾曲させ、前記
光ファイバの先端が摺動する湾曲した軌道を形成する湾
曲操作手段104と、を有する。湾曲部102は、複数
の節輪140を接続して構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ照射装置に
係り、さらに詳しくは、血管、尿道、腹腔などの生体内
管腔に挿入したり、臓器に穿刺することによって生体組
織内に留置したりして、レーザ光を生体組織に照射する
ことで、癌や腫瘍や前立腺肥大症などを治療する医療用
のレーザ照射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ照射装置を用いて病変部を治療す
る技術が知られている。レーザ照射装置における長尺状
の本体は、体腔や小切開を施すことによって形成した管
腔内に挿入される。そして、病変部にレーザ光を照射し
て、病変組織を、変性、壊死、凝固、焼灼あるいは蒸散
させ、病変部を縮小あるいは消減させている。
【0003】この技術は、一般に、生体組織の表層また
はその近傍に位置する病変部に対して、レーザ光を直接
照射するものである。しかし、病変深部を十分な温度に
加熱するためには、比較的高出力のレーザ光を照射する
必要があり、その結果、表層等の病変部に隣接する正常
組織が傷つけられる虞がある。
【0004】特表平6−510450号公報には、レー
ザ光の照射によって、腫瘍または前立腺の一部の組織を
凝固・縮小する方法に関する技術が開示されている。こ
の技術は、バルーン内に冷却液を注入することによっ
て、バルーンに接する尿道表面を加熱せずに、内部の腫
瘍または前立腺のみを加熱するものである。この装置に
おいては、固定されたレーザ出射部からレーザ光が照射
されるため、尿道表面を加熱しないようにするためには
低出力でレーザ光を照射せざるを得ず、必然的に、照射
時間が長くなるという不便さがある。
【0005】また、特開平6−154239号公報に
は、レーザ光を利用して前立腺肥大症を治療するための
装置が開示されている。この装置は、異なる位置に配置
した複数の照射ユニットから同時に照射されるレーザ光
を、深部病変領域のターゲットポイントに集中させ、病
変組織を加熱縮小するための熱量を発生させている。し
たがって、ターゲットポイント付近の温度は、レーザ光
が重ならない領域の温度に比べて高くなる。しかしなが
ら、レーザ光の光路は固定されているため、レーザ光が
重ならない表層付近においても、若千高温となる領域が
形成される。この現象は表層の保護に悪影響を与える。
そのため、表層の損傷を低減しつつ、深部病変領域のみ
を治療する点では十分なものではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
鑑みてなされたものであり、その目的は、正常組織、特
にレーザ照射装置と接触する表面の正常組織の損傷を容
易かつ確実に防止しつつ、ターゲット領域、特に深部に
位置するターゲット領域に、レーザ光を効果的に照射し
得るレーザ照射装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記す
る手段により達成される。
【0008】(1) 長尺の本体と、前記本体の先端に
設けられまたは取り付けられる湾曲自在な湾曲部と、前
記本体および前記湾曲部の内部に摺動可能に設置され、
基端からレーザ光を入射し、先端から前記レーザ光を側
方または斜方に向けて出射する光ファイバと、前記湾曲
部を所定の曲率に湾曲させ、前記光ファイバの先端が摺
動する湾曲した軌道を形成する湾曲操作手段と、を有す
ることを特徴とするレーザ照射装置である。
【0009】(2)前記光ファイバの先端に、前記光フ
ァイバの長手方向に対して傾斜した平面を有することを
特徴とする上記(1)に記載のレーザ照射装置である。
【0010】(3)前記湾曲した軌道は、半円以下の円
弧状の軌道を含むことを特徴とする上記(1)または
(2)に記載のレーザ照射装置である。
【0011】(4)前記湾曲操作手段は、前記湾曲部の
曲率を可変であることを特徴とする上記(1)〜(3)
のいずれかに記載のレーザ照射装置である。
【0012】(5)前記本体の軸方向に沿って前記光フ
ァイバを往復運動させる駆動手段をさらに有することを
特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載のレー
ザ照射装置である。
【0013】(6)前記駆動手段は、前記湾曲した軌道
の一部をストローク長として前記光ファイバを往復運動
させることを特徴とする上記(5)に記載のレーザ照射
装置である。
【0014】(7)前記湾曲部は、複数の節輪を接続し
て構成されていることを特徴とする上記(1)〜(6)
のいずれかに記載のレーザ照射装置である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施形態に係るレーザ
照射装置を示す概略構成図、図2はレーザ照射装置の先
端部の断面図、図3は、図2の3−3線に沿う断面図、
図4は、図2の4−4線に沿う断面図である。
【0017】図1を参照してレーザ照射装置100を概
説する。本実施形態のレーザ照射装置100は、レーザ
光を生体組織に照射する側射式のレーザ照射装置であ
り、例えば、前立腺肥大症の治療に用いられる。
【0018】レーザ照射装置100は、管状体よりなる
長尺形状の本体101と、本体101の先端に設けられ
または取り付けられる湾曲自在な湾曲部102と、本体
101および湾曲部102の内部に摺動可能に設置さ
れ、基端からレーザ光を入射し、先端からレーザ光を側
方または斜方に向けて出射する光ファイバ103と、湾
曲部102を所定の曲率に湾曲させ、光ファイバ103
の先端が摺動する湾曲した軌道を形成する湾曲操作手段
104と、を有する。湾曲部102は、体腔内に挿入さ
れた後に、湾曲操作手段104により湾曲される。レー
ザ照射装置100はさらに、本体101の軸方向に沿っ
て光ファイバ103を往復運動させる駆動手段105を
有する。
【0019】駆動手段105に隣接して、ループ状に巻
回した光ファイバ103が収容される緩衝装置106が
設けられている。駆動手段105による光ファイバ10
3の往復運動は、緩衝装置106の内部において、ルー
プの拡開収縮運動に変換される。光ファイバ103の運
動や負荷は、緩衝装置106内で吸収される。したがっ
て、光ファイバ103がレーザ照射装置100の外部で
むやみに動くことはない。
【0020】レーザ光が照射される生体組織の表面や湾
曲部102内を冷却するため、冷却水注入チューブ10
7aを介して、図示しない冷却液供給装置から冷却水が
湾曲部102内に向けて注入される。湾曲部102内を
循環した冷却水は、排出チューブ107bを介して体外
に排出される。
【0021】また、レーザ照射装置100の基端には、
内視鏡108を出し入れする内視鏡挿入口109が設け
られている。内視鏡108は、内視鏡挿入口109から
本体101内に、出し入れ自在に挿入される。
【0022】さらに詳述すると、図2および図3に示す
ように、本体101には、保護チューブ110によって
覆われた光ファイバ103が往復運動可能に挿通される
ルーメン111と、内視鏡108が挿通されるルーメン
112とを有する。ルーメン111は、湾曲部102内
に配置される後述する軟性チューブ122に形成された
ルーメン123に連通する。ルーメン123の先端は封
止部材125により封止される。軟性チューブ122の
先端近傍の下方位置には、ルーメン123に連通する貫
通口126を有する。ルーメン111およびルーメン1
23は、冷却水を案内するルーメンとしても機能する。
ルーメン111は、冷却水注入チューブ107aに連通
しており、冷却水を湾曲部102に案内する。冷却水
は、貫通口126を介して、生体組織に密着する後述す
る保護チューブ120内を通過し、本体101に形成し
た冷却水排出用ルーメン113へと流れる。ルーメン1
13は、冷却水排出チューブ107bに連通している。
各ルーメン111、112、113は、本体101の軸
線と平行に形成されている。
【0023】なお、冷却水の漏れを防ぐため、保護チュ
ーブ110とルーメン111との間の隙間をシールする
Oリング(図示せず)が設けられている。冷却水案内用
のルーメン111に図示しない逆止弁を設け、冷却水の
逆流を防ぐことが望ましい。冷却液の温度は、レーザ光
の照射に伴う光ファイバ103のファイバ先端部130
や、生体組織表面の損傷を低減できれば特に限定されな
いが、好ましくは0〜37℃、より好ましくは凍傷の虞
れが少なく、かつ、冷却効果が高い8〜25℃である。
また、冷却水としては滅菌された液体、好ましくは生理
食塩水を使用することが好ましい。
【0024】図2に示すように、湾曲部102は、保護
チューブ120により覆われている。保護チューブ12
0は、可撓性を有する軟質の材料から形成され、湾曲部
102の湾曲動作を阻害しない。保護チューブ120の
先端は、開口されている。また、生体内への挿入作業を
行ない易くすべく、保護チューブ120の先端は傾斜面
121に形成されている。湾曲部102内には、可撓性
を有する軟質の材料から形成された軟性チューブ122
が配置されている。湾曲部102が湾曲すると、これに
追従して軟性チューブ122も湾曲する。保護チューブ
120および軟性チューブ122は、光透過性の材料か
ら形成されている。
【0025】図2および図4に示すように、軟性チュー
ブ122には、光ファイバ103が往復運動可能に挿通
されるルーメン123と、内視鏡108が挿通されるル
ーメン124とが形成されている。ルーメン123は、
本体101のルーメン111に連通し、ルーメン124
は、本体101のルーメン112に連通する。軟性チュ
ーブ122には、本体101のルーメン113に連通す
るルーメンは形成されていない。ルーメン111および
ルーメン123を通って案内されてきた冷却水は、ルー
メン123に連通する貫通口126から、軟性チューブ
122と保護チューブ120との間に形成される隙間な
いし空間Sに流入し、ルーメン113および冷却水排出
チューブ107bを経て体外に排出される。このような
冷却水の循環により、ファイバ先端部130での発熱を
抑えると共に、湾曲部102の接する正常組織を冷却
し、より安全に深部のみを加熱することができる。
【0026】内視鏡108は、ルーメン112およびル
ーメン124内に摺動自在に挿通される。内視鏡108
は、光ファイバ束と保護チューブからなり、先端には結
像レンズ(図示せず)が設けられる。内視鏡観察を行う
ことにより、湾曲部102の位置決めや、視覚的なレー
ザ照射位置の確認を実行できる。レーザ照射中の照射表
面を連続して観察することもできる。
【0027】光ファイバ103は、ルーメン111およ
びルーメン123内に摺動自在に挿通され、レーザ光を
伝達する。光ファイバ103は、先端部分を除いて、保
護チューブ110によって覆われている。光ファイバ1
03の基端は図示しないレーザ光発生装置に光コネクタ
を介して接続される。
【0028】図5は、ファイバ先端部の詳細を示す図で
ある。本実施形態のファイバ先端部130は、光ファイ
バ103の長手方向に対して傾斜した平面131を有す
る。平面131の傾斜角度は、光ファイバ103の中心
軸に対して、角度約35度〜50度、好ましくは45度
である。平面表面は平滑に形成されている。平面表面に
は、反射膜132がコーティングされている。反射膜1
32としては、金などの金属膜を蒸着またはメッキした
ものや、金属膜の反射面上にAl23、ZrO 2、Ti
2、CeO2などの高屈折率誘電体物質と、MgF2
SiO2などの低屈折率誘電体物質とを、複数層、交互
に蒸着することにより積層した誘電体多層膜が好適に用
いられる。反射膜132の厚みは、0.2〜1μm程度
が望ましい。光ファイバ103内を伝達してきたレーザ
光は、ファイバ先端部130において反射膜132で反
射され、図中2点鎖線矢印で示すように、ファイバの側
方へ出射される。
【0029】次に、湾曲部102および湾曲操作手段1
04の構成について詳述する。
【0030】図6(A)(B)は、湾曲部102の湾曲
動作を示す図であり、同図(A)は初期状態を示し、同
図(B)は初期状態から湾曲操作された後の状態を示し
ている。図7(A)(B)は、湾曲操作手段104を示
す図、同図(C)は、湾曲部102の湾曲状態を説明す
るための図である。
【0031】図6に示すように、本実施形態の湾曲部1
02は、複数の節輪140を中空管形状に接続して構成
されている。節輪140における基端側の縁辺には、基
端側に向けて突出する連結部141が形成されている。
この連結部141を介して、基端側に位置する節輪14
0に対して回動自在にピン連結される。最も基端寄りの
節輪140は、連結部141が形成されておらず、本体
101の先端に固定されている。図4にも示されるよう
に、各節輪140は、軸直交断面が円弧形状を有し、図
中下側位置にはレーザ光出射窓142が開口されてい
る。レーザ光は、この出射窓142を通過し、病変部に
照射される。両端に位置する節輪140には、レーザ光
出射窓142が開口されると共に、リング部143が設
けられている。各リング部143により、軟性チューブ
122の両端部が保持される。
【0032】図6および図7に示すように、湾曲操作手
段104は、最先端の節輪140から各節輪140を貫
通して延伸する牽引ワイヤ145と、本体101にスラ
イド移動自在に取り付けられると共に牽引ワイヤ145
の後端が接続されるスライダ146と、スライダ146
の位置を規制するロックピン147とを有している。
【0033】節輪140の下端部位の両側に通孔148
が形成され、各通孔148に牽引ワイヤ145が挿通さ
れている(図4参照)。本体102にも牽引ワイヤ14
5を挿通する通孔149が形成されている(図3参
照)。牽引ワイヤ145はレーザ光出射窓142に臨ま
ないため、レーザ光の通過に影響を与えない。最先端の
節輪140を貫通した牽引ワイヤ145の先端には、抜
け止め部材150が取り付けられている。
【0034】図6(B)に矢印で示すように、牽引ワイ
ヤ145を基端側に向けて牽引すると、牽引ワイヤ14
5が連結部141よりも下側に位置することから、節輪
140は、先端側が下を向くように連結部を中心に回動
する。節輪140の軸直交断面において、牽引ワイヤ1
45は左右に等しく挿通されているので、節輪140
は、軸直交断面で見て左右に偏ることなく回動する。こ
のようにして、湾曲部102は、所定の曲率に湾曲操作
される。
【0035】なお、ロックピン147によるスライダ1
46の固定を解除した状態において本体101を引き抜
くと、湾曲部102は自然とまっすぐな初期状態(図6
(A)の状態)に復帰する。このため図示例では、湾曲
した状態の湾曲部102を初期状態に強制的に復帰させ
るワイヤを設けていない。但し、復帰用のワイヤを設け
ることも可能であり、この場合には、1本の復帰用ワイ
ヤを節輪140の上部に貫通して設ければよい。
【0036】図7(A)(B)に示すように、スライダ
146は、本体101に固定した第1ストッパ151と
第2ストッパ152との間で、スライド移動自在となっ
ている。スライダ146の上面には、複数個(図示例で
は3個)の凹部153a、153b、153cが形成さ
れている。ロックピン147は、第2ストッパ152の
上面に、支軸154を中心にして回動自在に設けられて
いる。ロックピン147の先端部には、前記凹部153
(153a、153b、153cの総称)に係合するロ
ック爪155が形成され、後端部には、凹部153とロ
ック爪155との係合を解除する際に押し下げられる解
除アーム156が形成されている。また、ロックピン1
47には、当該ロックピン147を支軸154を中心に
して反時計回り方向に回動させる弾発力を付勢するバネ
などからなる弾発手段(図示せず)が取り付けられてい
る。弾発手段の弾発力により、凹部153とロック爪1
55との係合状態が保持される。
【0037】図示例では、ロック爪155を係合させる
凹部153を適宜選択することにより、スライダ146
に接続された牽引ワイヤ145の牽引量を3段階にわた
って切替え得る。これにより、湾曲部102の曲率を、
3段階に可変とすることができる。つまり、図7(B)
に実線で示すように、図中最も左側の凹部153aにロ
ック爪155が係合すると、牽引ワイヤ145の牽引量
が最大になる。この結果、図7(C)に実線で示すよう
に、湾曲部102の曲率は大きくなる(曲率半径R1は
小さくなる)。一方、図7(B)に仮想線で示すよう
に、図中最も右側の凹部153cにロック爪155が係
合すると、牽引ワイヤ145はそれ程牽引されない。こ
の結果、図7(C)に仮想線で示すように、湾曲部10
2の曲率は小さくなる(曲率半径R2は大きくなる)。
【0038】湾曲操作手段104を操作して湾曲部10
2を所定の曲率に湾曲させると、これに伴い、湾曲部1
02内の軟性チューブ122も湾曲する。湾曲した軟性
チューブ122のルーメン123により、光ファイバ1
03の先端が摺動する湾曲した軌道が形成される。湾曲
した軌道は円弧状の軌道であり、ファイバ先端130
は、往復運動する際に円弧状の軌道上に位置する。
【0039】前記駆動手段105は、図1に示すよう
に、ケーシング160内に収容され電気ケーブル161
を介して給電されるモータ162と、モータ162の回
転運動を往復運動に変換するカムボックス163と、を
有している。モータ162には、インダクションモー
タ、サーボモータあるいはステッピングモータなどが使
用される。
【0040】図8は、光ファイバ103を往復運動させ
るための機構を説明する図である。図8に示すように、
カムボックス163内には、回転子164が回転自在に
設けられている。回転子164は、モータ162の出力
軸に連結される軸165を有する。モータ162の作動
により、回転子164が回転駆動される。回転子164
の表面には、軸165を中心として半径方向に伸びる長
溝166が形成されている。長溝166内には、ネジ部
材を有するジョイント167が移動自在に設けられてい
る。ネジ部材を締結することにより、ジョイント167
は、長溝166に沿う所定の位置に位置決めされ、回転
子164に対して固定される。
【0041】このジョイント167に、ロッド168の
一端がピボット式つまり回動自在に連結されている。光
ファイバ103が挿通された保護チューブ110の途上
には、把持ジョイント169が取り付けられている。把
持ジョイント169は、カムボックス163内において
光ファイバ103を把持する。この把持ジョイント16
9に、ロッド168の他端が回動自在に連結されてい
る。光ファイバ103が往復運動する範囲は、ジョイン
ト167の固定位置を長溝166内で径方向に沿って移
動させ、ジョイント167の回転半径を変更することに
より調整される。光ファイバ103は、ルーメン111
の入口付近で把持ジョイント169により把持され、カ
ムボックス163内を通過し、緩衝装置106内に延び
ている。
【0042】図9(A)〜(D)は、モータ162によ
る回転子164の回転運動と、それに伴う光ファイバ1
03の往復運動とを説明するための図であり、説明のた
め光ファイバ103の一部は省略してある。図示するよ
うに、モータ162の回転により、回転子164が軸1
65を中心に回転し、それに伴い、光ファイバ103
は、本体101の軸方向に沿って、同図(A)に示され
る位置と、同図(C)に示される位置との間で、往復運
動を繰り返す。したがって、ファイバ先端部130のス
トロークすなわち往復運動範囲は、ジョイント167の
回転半径の2倍である。
【0043】図10は、光ファイバ103の往復運動に
伴う、レーザ光の出射方向の変化の様子を説明するた
め、実際の治療の様子を模式的に示す図である。図10
においては、光ファイバ103および軟性チューブ12
2以外の部分は簡略化して示してある。
【0044】図10において、170は前立腺の断面を
示している。湾曲部102は、尿道171内に挿入され
た後、湾曲操作手段104の操作により所定の曲率に湾
曲される。これにより、湾曲部102が尿道表面172
に密着すると共に、軟性チューブ122も湾曲して、フ
ァイバ先端部130が摺動する湾曲した軌道が形成され
る。なお、バルーンを設けて湾曲部102を尿道表面1
72に密着させる構成としてもよい。
【0045】ファイバ先端部130は、駆動手段105
により、矢印で示される範囲である湾曲した軌道の一部
をストローク長として往復運動する。ファイバ先端部1
30は、最も基端側に位置したときに、最も基端側の節
輪140よりも先端側に位置する必要があり、最も先端
側に位置したときに、最も先端側の節輪140の先端を
越えてはならない。
【0046】レーザ光は、ファイバ先端部130から、
光ファイバ103の長手方向軸線に対して、側方(好ま
しくは、略垂直方向)へ出射される。ここで、光ファイ
バ103の長手方向軸線は、ファイバ先端部130の位
置に関わらず、常に湾曲部102の描く円弧の接線方向
となる。そのため、レーザ光の出射方向は、常にこの円
弧を含む円の中心付近(ターゲット領域173)に向か
うこととなる。
【0047】そして、光ファイバ103を往復運動させ
ながらレーザ光を照射すれば、ターゲット領域173よ
りも図中上側の生体組織の表面172ないし表層では、
レーザ光の出射位置が常に変化するため、照射時間が短
く、レーザ光によるエネルギーが分散されて発生する熱
量が少なくなる。同様に、ターゲット領域173よりも
図中下側の下方領域でも、レーザ光の照射時間が短く、
発生する熱量が少ない。一方、生体組織の深部に位置す
るターゲット領域173では、レーザ光によるエネルギ
ーが集中し、病変組織を加熱縮小するための十分な熱量
が発生する。
【0048】したがって、固定されたレーザ出射部から
レーザ光を照射していた従来技術における「尿道表面1
72を加熱しないように低出力でレーザを照射せざるを
得ない」という不都合が解消される。つまり、連続的に
移動するファイバ先端部130からのレーザ光がターゲ
ット領域173に集中するので、ターゲット領域173
以外の周辺部位(正常組織)は、比較的低い温度に維持
され、レーザ光による影響から保護される。ターゲット
領域173以外の領域の損傷が防止あるいは低減される
ため、このレーザ照射装置100は、患者に対する高い
安全性を有する。特に、ターゲット領域173が、生体
組織の深い位置に存在する場合においても、表層の損傷
が防止されるので、有利である。
【0049】ここで、ファイバ先端部130の軌道が描
く円弧は、半円より小さく、望ましくは、半円を円の5
0%と表現したとき、円の8〜25%である。また、円
弧の半径Rは、本体101の直径や、治療を行うターゲ
ット領域の深さによって調整する。本実施形態のよう
な、前立腺肥大症の治療装置の場合、本体101の直径
は約5〜8mm、ターゲット領域の深さは、約10〜2
0mmが好適である。ターゲット領域の深さに応じて、
湾曲操作手段104により、曲率半径Rが調整される。
例えば、本体101の外径を7mm、目的部位の尿道か
らの深さを15mmとした場合、円弧の半径Rは、約2
1mmとなり、円の約20%を往復運動する設計とな
る。
【0050】図10を参照して、レーザ照射装置100
の使用手順を説明する。
【0051】まず、本体101を体腔内に挿入し、病変
部位つまり目標とする加熱部位であるターゲット領域1
73の近傍の表層に湾曲部102を位置させる。この
際、内視鏡108によって、湾曲部102の位置を直接
確認することが望ましい。なお、本体101を長手方向
に手動で移動させることにより、体腔長手方向に沿うタ
ーゲットポイントの位置が調整され、本体101を手動
で回転させることにより、体腔周方向に沿うターゲット
ポイントの位置が調整される。
【0052】ターゲットポイントの位置設定が終了する
と、術者は、前立腺の肥大の程度に応じて、湾曲操作手
段104により、湾曲部102の曲率を3段階のうち、
いずれか一つを選択する。例えば、ターゲット領域17
3が尿道表面172に近い表層領域に存在する場合に
は、スライダ146を移動して最も左側の凹部153a
にロック爪155を係合させ(図7(B)に実線で示さ
れる)、湾曲部102の曲率を大きくする(曲率半径R
1を小さくする)。一方、ターゲット領域173が尿道
表面172から比較的離れた深部領域に存在する場合に
は、スライダ146を移動して最も右側の凹部153c
にロック爪155を係合させ(図7(B)に仮想線で示
される)、湾曲部102の曲率を小さくする(曲率半径
R2を大きくする)。
【0053】そして、レーザ光発生装置を作動し、発生
したレーザ光を、光ファイバ103を経由して湾曲部1
02まで導き、ファイバ先端部130からターゲットポ
イントに向けて照射する。このとき、冷却水を供給し、
尿道表面172を冷却する。ファイバ先端部130は、
駆動手段105により、0.1〜5Hz、好ましくは1
〜3Hzの周期で軸方向に往復運動される。レーザ光の
光軸は、連続的に変更されるが、全て、ターゲットポイ
ントで交差する。この結果、生体組織表面172を温存
しながら、深部に位置するターゲット領域173のみを
加熱治療することが可能となる。
【0054】次いで、本体101を長手方向に移動さ
せ、および/または、周方向に回転させて、ターゲット
ポイントの位置を変更する。この位置調整が終われば、
レーザ光を再び照射する。この処理を繰り返すことによ
り、比較的広範囲なターゲット領域173を加熱するこ
とができる。
【0055】また、本実施形態のレーザ照射装置100
は、構造が簡素で製造も容易であり、壊れにくいという
利点も有する。
【0056】なお、光ファイバ103の開口数は、0.
4以下、好ましくは0.3以下である。
【0057】照射されるレーザ光が、低い開口数で出射
される場合、ターゲットポイントおよびその近傍におけ
るレーザ光のエネルギー密度をより強めることができ
る。
【0058】使用されるレーザ光は、生体深達性を有す
るものであれば、特に限定されない。しかし、レーザ光
の波長は、750〜1300nmまたは1600〜18
00nm程度が好ましい。それは、これらの波長範囲に
おいて、レーザ光は、特に優れた生体深達性を有するた
めである。つまり、生体組織の表層は、照射されたレー
ザ光のエネルギーを少量しか吸収しないため、レーザ光
は、生体組織の深部に位置するターゲット領域に対し、
より効果的に照射される。
【0059】例えば、He−Neレーザなどの気体レー
ザ、Nd−YAGレーザなどの固体レーザ、GaAlA
sレーザなどの半導体レーザが、前記波長範囲のレーザ
光を発生させるレーザ光発生装置に対し、適用可能であ
る。
【0060】本体101の外径は、体腔内に挿入可能で
あれば、特に限定されない。しかし、本体101の外径
は、2〜20mm程度が好ましく、3〜8mm程度がよ
り好ましい。
【0061】本体101の構成材料として、ポリカーボ
ネート、アクリル、ポリエチレンやポリプロピレンなど
のポリオレフィン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(E
VA)、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート
やポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル、ポ
リアミド、ポリウレタン、ポリスチレン、フッ素樹脂な
どの材料の何れか一つを含むポリマーアロイ、または2
以上の材料が組み合わされた物質が、挙げられる。
【0062】シリコンやフッ素樹脂などの低摩擦性を備
えた材料、あるいは親水性高分子材料を有する潤滑性被
覆層を、本体101の表面に形成しても良い。この場
合、本体101の表面摩擦が低減されるため、本体10
1は、体腔内へスムーズに挿入される。また、別途用意
されて本体101を覆う使い捨てシースの表面に潤滑性
被覆層を形成しても良い。この場合、複数回の使用に伴
って生じる弊害、つまり、潤滑性被覆層が剥離されて潤
滑性が損なわれることを、防ぐことができる。
【0063】なお、潤滑性被覆層に用いられる親水性高
分子材料は、例えば、カルボキシメチルセルロース、多
糖類、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキサイ
ド、ポリアクリル酸ソーダ、メチルビニルエーテル−無
水マレイン酸共重合体、水溶性ポリアミドが好ましく、
メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体が、特
に好ましい。
【0064】親水性高分子材料が被覆された本体101
を有するレーザ照射装置100が使用される場合、本体
101が、例えば、生理食塩水に浸漬される。これによ
り、本体101の表面層が湿潤し、装置100は潤滑性
を有することになる。つまり、装置100が親水性高分
子材料を含む表面層を有している場合、生体組織と装置
との間の摩擦抵抗が低下する。これにより、患者の負担
が軽減されると共に安全性が向上する。例えば、装置1
00の体腔内への挿入あるいは体腔内からの引き抜き、
装置の体腔内での移動や回転が円滑に実行される。
【0065】光ファイバ103が挿通される軟性チュー
ブ122および湾曲部102を覆う保護チューブ120
は、アクリル、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、塩化ビニリデン、ポリエチ
レンテレフタレートやポリブチレンテレフタレートなど
のポリエステルなどの優れたレーザ光透過性を有する材
料から形成することが望ましい。なお、軟性チューブ1
22や保護チューブ120の全体をレーザ光透過性を有
する材料から形成する必要はなく、レーザ光出射窓14
2に対応する部分がレーザ光透過性を有していればよ
い。
【0066】ファイバ先端部130は、平滑な反射面を
有する板に限らず、例えば、プリズム、ウエッジ板を適
用可能である。
【0067】湾曲部102を節輪140から構成した場
合を図示したが、本発明はこの場合に限定されるもので
はなく、湾曲させ得る限りにおいて、湾曲部102の具
体的な構成を適宜改変できる。また、湾曲方向は一方向
に限定されるものではなく、複数方向に湾曲自在として
もよい。また、湾曲部102の曲率を段階的に変化させ
る湾曲操作手段104を示したが、例えば、牽引ワイヤ
145を巻き取る形態にすれば、湾曲部102の曲率を
連続的に変化させることも可能である。
【0068】前立腺肥大症を治療する場合における、レ
ーザ照射装置100の諸条件の一例を挙げれば下記のと
おりである。 本体101の有効長:400mm 本体101の直径:4〜7mm(5mmが好ましい) レーザ光源:半導体レーザ光源(波長800〜920n
m 連続波) 光ファイバ103:純粋石英ファイバ(コア直径400
μm、開口数NA=0.37) レーザ照射方向:長手方向に対して垂直にレーザ光を出
射(側射式) ファイバ先端部130の反復移動距離:20mm(移動
速度:2Hz) 深部集光点の尿道からの深さ 10、15、20mm 表層冷却液:生理食塩水(250ml/min 0℃) ファイバ先端部130が摺動する湾曲した軌道の曲率半
径:12.5、17.5、22.5の3段階(本体10
1の直径が5mm、光ファイバ103を中心に配置した
場合)
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレーザ照
射装置によれば、正常組織、特に装置表面が接する正常
組織の損傷を容易かつ確実に防止しつつ、ターゲット領
域、特に深部に位置するターゲット領域に、レーザ光を
効果的に照射することが可能となる。また、構造が簡素
で製造も容易であり、壊れにくいという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るレーザ照射装置を
示す概略構成図である。
【図2】 レーザ照射装置の先端部の断面図である。
【図3】 図2の3−3線に沿う断面図である。
【図4】 図2の4−4線に沿う断面図である。
【図5】 ファイバ先端部の詳細を示す図である。
【図6】 図6(A)(B)は、湾曲部の湾曲動作を示
す図であり、同図(A)は初期状態を示し、同図(B)
は初期状態から湾曲操作された後の状態を示している。
【図7】 図7(A)(B)は、湾曲操作手段を示す
図、同図(C)は、湾曲部の湾曲状態を説明するための
図である。
【図8】 光ファイバを往復運動させるための機構を説
明する図である。
【図9】 図9(A)〜(D)は、モータによる回転子
の回転運動と、それに伴う光ファイバの往復運動とを説
明するための図
【図10】 光ファイバの往復運動に伴う、レーザ光の
出射方向の変化の様子を説明するため、実際の治療の様
子を模式的に示す図である。
【符号の説明】
101…本体 102…湾曲部 103…光ファイバ 104…湾曲操作手段 105…駆動手段 130…ファイバ先端部 131…平面 140…節輪 145…牽引ワイヤ 146…スライダ 173…ターゲット領域
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月16日(1999.8.1
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図2】
【図4】
【図5】
【図6】
【図8】
【図7】
【図9】
【図10】
フロントページの続き Fターム(参考) 2H040 DA56 4C026 AA02 AA04 BB01 BB04 BB06 BB07 BB08 DD03 DD06 FF17 FF19 FF22 FF39 FF53 HH06 HH30 4C061 AA15 AA22 AA24 BB00 CC00 DD03 GG15 HH56 4C082 RA02 RA05 RC01 RC03 RC06 RC08 RC09 RE17 RE19 RE22 RE53 RG03 RG06 RL06 RL30

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺の本体と、 前記本体の先端に設けられまたは取り付けられる湾曲自
    在な湾曲部と、 前記本体および前記湾曲部の内部に摺動可能に設置さ
    れ、基端からレーザ光を入射し、先端から前記レーザ光
    を側方または斜方に向けて出射する光ファイバと、 前記湾曲部を所定の曲率に湾曲させ、前記光ファイバの
    先端が摺動する湾曲した軌道を形成する湾曲操作手段
    と、を有することを特徴とするレーザ照射装置。
  2. 【請求項2】 前記光ファイバの先端に、前記光ファイ
    バの長手方向に対して傾斜した平面を有することを特徴
    とする請求項1に記載のレーザ照射装置。
  3. 【請求項3】 前記湾曲した軌道は、半円以下の円弧状
    の軌道を含むことを特徴とする請求項1または2に記載
    のレーザ照射装置。
  4. 【請求項4】 前記湾曲操作手段は、前記湾曲部の曲率
    を可変であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載のレーザ照射装置。
  5. 【請求項5】 前記本体の軸方向に沿って前記光ファイ
    バを往復運動させる駆動手段をさらに有することを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載のレーザ照射装
    置。
  6. 【請求項6】 前記駆動手段は、前記湾曲した軌道の一
    部をストローク長として前記光ファイバを往復運動させ
    ることを特徴とする請求項5に記載のレーザ照射装置。
  7. 【請求項7】 前記湾曲部は、複数の節輪を接続して構
    成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    に記載のレーザ照射装置。
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US09/628,326 US6530921B1 (en) 1999-07-30 2000-07-28 Laser irradiation apparatus
AT00116113T ATE314016T1 (de) 1999-07-30 2000-07-28 Laserbestrahlungsgerät
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007526001A (ja) * 2003-05-30 2007-09-13 ウォーソー・オーソペディック・インコーポレーテッド 経椎弓根的椎間板切除術の方法と装置
JP2009534139A (ja) * 2006-04-25 2009-09-24 カール ツアイス メディテック アクチエンゲゼルシャフト 多重波長レーザシステム及び眼科的な利用の方法
JP2015171556A (ja) * 2006-02-01 2015-10-01 ザ ジェネラル ホスピタル コーポレイション 少なくとも一つのファイバの少なくとも二つの部位の少なくとも一つを制御する装置
EP3342457A1 (en) * 2016-12-30 2018-07-04 Wipro Limited Ureteroscope with a laser and a method for dusting stones in a body cavity

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