JP2001045506A - 撮像装置及び画像信号生成方法 - Google Patents

撮像装置及び画像信号生成方法

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JP2001045506A
JP2001045506A JP11218407A JP21840799A JP2001045506A JP 2001045506 A JP2001045506 A JP 2001045506A JP 11218407 A JP11218407 A JP 11218407A JP 21840799 A JP21840799 A JP 21840799A JP 2001045506 A JP2001045506 A JP 2001045506A
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Takashi Misawa
岳志 三沢
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大幅な画質低下を招くことなくモワレを低減
する。 【解決手段】 同一の被写体をフォーカス状態/デフォ
ーカス状態で各々撮像してフォーカス画像データYF, Cr
F, CrF及びデフォーカス色データCrD, CrDを取得し、処
理対象の画素(i,j)について、色データCrF(i,j)の値が
色データCrD(i,j)+定数k1よりも大きいか否か、及び色
データCbF(i,j)の値が色データCbD(i,j)+定数k2よりも
大きいか否か判定する(146,148)。各判定が各々否定さ
れた場合は処理対象の画素(i,j)の輝度データYとして輝
度データYFを、色データCr,Cbとして色データCrF,CbF
を代入し(150)、何れかの判定が否定された場合には、
輝度データYとして輝度データYFを、色データCr,Cbと
して色データCrD,CbDを代入する(152)。上記処理を全
画素について行って出力画像データを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置に係り、特
に、被写体からの光を結像させる結像手段を介して撮像
素子の受光部に入射された光により被写体を撮像し、画
像信号を取得する撮像装置、及び該撮像装置に適用可能
な画像信号生成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルスチルカメラやデジタルビデオ
カメラ等の画像撮影装置において、撮影画像の解像度
(撮影によって得られる画像データの画素数)は撮影画
像の画質に関係する重要な要素であり、年々高解像度化
がなされているが、この高解像度化に伴ってモワレが顕
著に視認されることが問題となっている。このモワレ
は、ナイキストの定理により、空間サンプリング周波数
Nの撮像素子による被写体の撮影に際して被写体がN/
2より高い空間周波数を有していた場合に、高周波成分
の折り返し歪みが偽信号として画像信号に重畳されるこ
とで発生し、撮影画像の色(や輝度)が周期的に変動す
る縞状の模様として視認される。
【0003】このため、主として色モワレの発生を防止
するために、撮像素子の光入射側にN/2よりも高い空
間周波数をカットする光学ローパスフィルタを挿入する
ことが従来より行われていた。しかし、上記のような光
学ローパスフィルタを用いた場合、N/2以下の空間周
波数成分も減衰することで撮影画像の画質低下を招くと
共に、撮像装置が大型化するという問題もあった。
【0004】また、モワレは非合焦状態では生じないこ
とに着目し、特開平10−248068号公報には、合
焦状態で撮像を行って第1の撮像信号を取得すると共
に、合焦状態より所定量デフォーカスした非合焦状態で
撮像を行って第2の撮像信号を取得し、第1の撮像信号
に基づいて画像の輝度信号を生成すると共に、第2の撮
像信号に基づいて画像の色信号を生成することで色モワ
レを低減するように構成された撮像装置が開示されてい
る。
【0005】更に、特開平10−276350号公報に
は、合焦時に得られる映像信号とデフォーカス時に得ら
れる映像信号からモアレ信号を検出し、検出したモアレ
信号に基づき合焦時の映像信号からモアレを低減するよ
うに構成された撮像装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
10−248068号公報に記載の技術は、合焦状態よ
り所定量デフォーカスされた状態で撮像を行うことで得
られた第2の撮像信号に基づいて画像の色信号を生成す
るので、生成される色信号がぼけており、画像上で隣接
している互いに色の異なる領域の境界部に、隣接する領
域の色が混ざることで本来の色とは異なる色の領域が発
生する(例えば赤の領域と青の領域の境界には紫の領域
が発生する)。特に隣接している領域の色同士が補色の
関係であった場合には境界部領域の色が無彩色となるの
で、境界部領域が顕著な画質低下として容易に視認され
るという問題がある。
【0007】また、特開平10−276350号公報に
記載の技術は、合焦時の映像信号からデフォーカス時の
映像信号を減算することでモアレ信号を得る方式、高周
波帯域のパワースペクトルのピーク値の変化と低周波帯
域のパワースペクトルのピーク値の変化の相関に基づい
てモアレの有無及びモアレの周波数を判断する方式など
が開示されているが、何れの方式についてもモアレとモ
アレ以外の高周波成分を分離することができないという
欠点を有している。このため、上記の技術を適用した場
合、モアレと共に必要な高周波成分も大きく減衰するこ
とで顕著な画質低下が発生する。
【0008】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、大幅な画質低下を招くことなくモワレを低減するこ
とができる撮像装置及び画像信号生成方法を得ることが
目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明に係る撮像装置は、被写体からの
光を結像させる結像手段と、前記結像手段を介して受光
部に入射された光により被写体を撮像し、画像信号を出
力する撮像素子と、結像手段による結像位置が撮像素子
の受光部に一致している合焦状態及び撮像素子の受光部
に対して前記結像位置が所定量ずれた非合焦状態で同一
の被写体が各々撮像されるように結像手段及び前記撮像
素子を制御する撮像制御手段と、合焦状態での撮像によ
って得られた第1の画像信号と非合焦状態での撮像によ
って得られた第2の画像信号とを比較して、画像信号が
表す画像のうちモワレが発生しているモワレ領域を判断
する判断手段と、前記判断手段によって判断されたモワ
レ領域の輝度、及び非モワレ領域の輝度及び色について
は第1の画像信号を用い、モワレ領域の色については第
2の画像信号を用いて画像信号を生成する生成手段と、
を含んで構成されている。
【0010】請求項1記載の発明は、被写体からの光を
結像させる結像手段を備えており、撮像素子は結像手段
を介して受光部に入射された光により被写体を撮像し、
画像信号を出力する。また、撮像制御手段は、結像手段
による結像位置が撮像素子の受光部に一致している合焦
状態及び撮像素子の受光部に対して前記結像位置が所定
量ずれた非合焦状態で同一の被写体が各々撮像されるよ
うに結像手段及び撮像素子を制御する。これにより、合
焦状態での撮像によって第1の画像信号が得られると共
に、非合焦状態での撮像によって第2の画像信号が得ら
れる。
【0011】第1の画像信号は合焦状態での撮像によっ
て得られた信号であるので、空間周波数の高周波成分を
含んでいるもののモワレが生じている可能性があり、第
2の画像信号は合焦状態に対して結像位置が所定量ずれ
た非合焦状態での撮像によって得られた信号であるの
で、高周波成分は若干減衰しているもののモワレは生じ
ていない。このため、判断手段は、上記の第1の画像信
号と第2の画像信号とを比較して、画像信号が表す画像
のうちモワレが発生しているモワレ領域を判断する。こ
れにより、画像信号が表す画像が、モワレが発生してい
るモワレ領域とそれ以外の非モワレ領域とに弁別される
ことになる。
【0012】そして請求項1の発明に係る生成手段は、
判断手段によって判断されたモワレ領域の輝度、及び非
モワレ領域の輝度及び色については第1の画像信号を用
い、モワレ領域の色については第2の画像信号を用いて
画像信号を生成する。上記のように、非モワレ領域の輝
度及び色については合焦状態での撮像によって得られた
第1の画像信号を用いて画像信号が生成されるので、生
成された画像信号が表す画像上の非モワレ領域に相当す
る範囲内に本来の色と異なる色の領域が生じることはな
く、前記範囲内は空間周波数の高周波成分が保存され
る。また、モワレ領域の輝度については第1の画像信号
を用い、モワレ領域の色については第2の画像信号を用
いて画像信号が生成されるので、生成された画像信号が
表す画像上のモワレ領域に相当する範囲内は、輝度につ
いては高周波成分が保存されると共にモワレ(詳しくは
色モワレ)が低減されることになる。
【0013】本発明においても、生成された画像信号が
表す画像上のモワレ領域に相当する範囲内に互いに色の
異なる領域が隣接していた場合には、境界部領域の色が
本来の色と異なる色になる可能性があるが、このような
領域が生ずるのはモワレが発生していると判断されたモ
ワレ領域に相当する範囲内に限られるので、大幅な画質
低下を抑制することができる。従って、請求項1の発明
によれば、大幅な画質低下を招くことなくモワレを低減
することができる。
【0014】ところで、判断手段によるモワレ領域の判
断には、種々の判断方法を適用可能であるが、請求項2
に記載したように、第1の画像信号が表す画像の色信号
値が第2の画像信号が表す画像の色信号値よりも大きく
なる領域をモワレ領域と判断することが好ましい。
【0015】撮像素子から出力される画像信号としては
種々の信号が考えられるが、例えば前記画像信号が画像
の各画素の各成分色(例えばR,G,B)毎の濃度値を
表す信号であったとしても、該画像信号から簡易な処理
によって色信号値を得ることができる。そして請求項2
の発明では、第1の画像信号の色信号値と第2の画像信
号の色信号値を比較するという簡易な処理でモワレ領域
を判断するので、モワレ領域を短時間で判断することが
できる。
【0016】一方、結像手段による結像位置が撮像素子
の受光部に一致している合焦状態を生じさせることは、
請求項3にも記載したように、結像手段による結像位置
を移動させながら撮像素子の受光部に対する結像位置の
一致度を評価することを繰り返すことで合焦状態におけ
る結像位置(一致度が最大となる結像位置)を探索し、
実際の結像位置が検出した結像位置に一致するように結
像手段を制御することで行うことができる。
【0017】ここで、合焦状態における結像位置は、結
像手段による結像位置が合焦状態における結像位置を通
過し、一致度の変化方向が増加方向から減少方向へ変化
したことを検知することで初めて検出できるので、合焦
状態における結像位置を検出した時点での結像手段によ
る結像位置は合焦状態における結像位置とは相違してお
り、合焦させる(結像手段による結像位置を撮像素子の
受光部に一致させる)ためには、結像手段による結像位
置を検出した位置へ移動させる必要がある。
【0018】請求項3の発明では、合焦状態における結
像位置を検出した時点での結像手段による結像位置が合
焦状態における結像位置と相違している点を利用し、合
焦状態での撮像が行われる前に非合焦状態での撮像が行
われるように制御する。これにより、合焦状態での撮像
を行った後に非合焦状態での撮像を行う場合と比較し
て、双方の状態での撮像を完了する迄に要する時間を短
縮することができる。
【0019】請求項4記載の発明に係る画像信号生成方
法は、被写体からの光を結像させる結像手段による結像
位置が撮像素子の受光部に一致している合焦状態で、前
記受光部に入射された光により被写体が撮像されること
で撮像素子から出力された第1の画像信号と、撮像素子
の受光部に対して前記結像位置が所定量ずれた非合焦状
態で、前記受光部に入射された光により同一の被写体が
撮像されることで撮像素子から出力された第2の画像信
号と、を比較して、画像信号が表す画像のうちモワレが
発生しているモワレ領域を判断し、前記判断したモワレ
領域の輝度、及び非モワレ領域の輝度及び色については
第1の画像信号を用い、モワレ領域の色については第2
の画像信号を用いて画像信号を生成するので、請求項1
の発明と同様に、大幅な画質低下を招くことなくモワレ
を低減することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態の一例を詳細に説明する。図1には、本実施形態
に係るデジタルスチルカメラ10が示されている。な
お、このデジタルスチルカメラ10は本発明に係る撮像
装置に対応している。
【0021】図1に示すように、デジタルスチルカメラ
10の本体12は略箱型で、正面から見て左側に、本体
12の把持を容易とするための突起(把持部)が形成さ
れた形状とされている。図1(A)に示すように、本体
12の正面側中央にはレンズ14が取付けられており、
本体12のレンズ14上方には、ユーザが撮影範囲等を
目視で確認するための光学ファインダ16、低照度での
撮影等の場合に補助光を発するためのストロボ18が取
付けられている。
【0022】また本体12の上面には、正面から見て右
側に電源スイッチ20が、左側(把持部に対応する位
置)にシャッターボタン22が各々設けられており、本
体12の正面から見て右側の側面には、情報記憶媒体と
してのメモリカード(図示省略)を装填可能なスロット
24が設けられている。
【0023】また図1(B)に示すように、本体12の
背面の下方側には、反射型表示デバイス又は透過型表示
デバイス(例えばLCD)から成るカラーディスプレイ
26(モノクロのディスプレイでもよい)が取付けられ
ており、ディスプレイ26の上方側には、メニュースイ
ッチ28、実行/画面切替スイッチ30、及び操作スイ
ッチ32が各々取付けられている。
【0024】図2にはデジタルスチルカメラ10の電気
系の構成が示されている。レンズ14は、詳しくはステ
ッピングモータ等の駆動源の駆動力により焦点位置を変
更可能な機構(オートフォーカス(AF)機構)を備え
たズームレンズ(焦点距離可変レンズ)であり、レンズ
14のAF機構及びズーム機構は駆動回路36によって
駆動される。なおズームレンズに代えて、AF機構のみ
を備えた焦点距離固定レンズをレンズ14として用いて
もよい。レンズ14は本発明の結像手段に対応してい
る。
【0025】本体12内部のレンズ14の焦点位置に相
当する位置には、エリアCCDセンサから成り電子シャ
ッタ機構が設けられた撮像デバイス38が配置されてお
り、被写体を反射してレンズ14に入射された光は撮像
デバイス38の受光面に結像される。撮像デバイス38
は、駆動回路36が内蔵しているタイミング発生回路
(図示省略)によって発生されたタイミング信号に同期
したタイミングで駆動され、画像信号(受光面上にマト
リクス状に配列された多数個の光電変換セルの各々にお
ける受光量を表す信号)を出力する。撮像デバイス38
は本発明の撮像素子に対応している。
【0026】レンズ14と撮像デバイス38との間には
シャッタ/絞り40が配置されている。シャッタ及び絞
りは駆動回路36によって駆動される。シャッタは撮像
デバイス38から画像信号が出力されるときに、撮像デ
バイス38の受光面に光が入射することでスミアが発生
することを防止するためのものであり、撮像デバイス3
8の構成によっては省略可能である。また絞りは、絞り
量を連続的に変更可能な単一の絞りで構成してもよい
し、絞り量が異なる複数の絞りを切替える構成であって
もよい。駆動回路36にはストロボ18も接続されてい
る。ストロボ18は、低照度であることが検出された場
合や、ユーザによって発光が指示された場合に、駆動回
路36によって発光される。
【0027】撮像デバイス38の信号出力端には、アナ
ログ信号処理部42、A/D変換器44、デジタル信号
処理部46、メモリ48が順に接続されている。アナロ
グ信号処理部42は、撮像デバイス38から出力された
画像信号を増幅すると共に、増幅した画像信号に対して
ホワイトバランス等の補正を行う。アナログ信号処理部
42から出力された画像信号は、A/D変換器44によ
ってデジタルの画像データに変換されてデジタル信号処
理部46へ入力される。デジタル信号処理部46では、
入力された画像データに対して色補正・γ補正等の各種
処理を行う。デジタル信号処理部46から出力された画
像データは、RAM等で構成されたメモリ48に一時記
憶される。
【0028】駆動回路36、アナログ信号処理部42、
A/D変換器44、デジタル信号処理部46、メモリ4
8及び圧縮伸張部50(後述)はバス52に接続されて
おり、このバス52には、CPU54が接続されている
と共に、電源スイッチ20・メニュースイッチ28・実
行/画面切替スイッチ30・操作スイッチ32等のスイ
ッチ類(図2では「操作スイッチ」と表記)、シャッタ
ーボタン22が操作されることでオンオフされるシャッ
タースイッチ56が各々接続されている。なお図示は省
略するが、CPU54はROM、RAM、入出力ポート
等の周辺回路を含んで構成されている。
【0029】また、メモリ48にはディスプレイ26及
び圧縮伸張部50が各々接続されている。ディスプレイ
26に画像を表示する場合、CPU54は、メモリ48
に一時記憶されている画像データに対して後述する画像
表示処理を行った後にディスプレイ26へ転送する。こ
れにより、メモリ48に一時記憶されている画像データ
が表す画像がディスプレイ26に表示される。
【0030】また、シャッターボタン22が操作されて
シャッタースイッチ56がオンされた等により、スロッ
ト24に装填されたメモリカードへの画像データの格納
が指示された場合、CPU54はメモリ48に一時記憶
されている画像データを読み出して圧縮伸張部50へ転
送する。これにより、画像データは圧縮伸張部50で圧
縮された後にメモリカードに格納される。なお、撮影モ
ード等によっては画像データが圧縮されることなくメモ
リカードに格納される場合もある。
【0031】また、スロット24に装填されたメモリカ
ードに格納されている画像データが表す画像の再生(表
示)が指示された場合には、メモリカードから画像デー
タが読み出され、読み出された画像データが圧縮されて
格納されていた場合には、該被圧縮画像データが圧縮伸
張部50で伸張(解凍)された後にメモリ48に一時記
憶される。そして、メモリ48に一時記憶された画像デ
ータを用いてディスプレイ26への画像の表示(再生)
が行われる。
【0032】次に本実施形態の作用として、以下では、
デジタルスチルカメラ10の処理モードとして画像の撮
影を行う撮影モードが指定された場合にCPU54で実
行される撮影モード処理について、図3のフローチャー
トを参照して説明する。ステップ100では、撮影モー
ドの終了が指示されたか否か判定する。判定が否定され
た場合にはステップ102へ移行し、シャッターボタン
22が操作されることでシャッタースイッチ56がオン
されたか否か判定する。判定が否定された場合にはステ
ップ100に戻り、ステップ100、102を繰り返
す。
【0033】ステップ102の判定が肯定されるとステ
ップ104へ移行し、撮像デバイス38からアナログ信
号処理部42、A/D変換器44、デジタル信号処理部
46を経由してメモリ48に一時記憶された画像データ
(画像信号)を取り込み、該画像データに基づいて自動
的に露出を決定するAE処理を行う。次のステップ10
6では、AE処理の結果に基づいてシャッタースピード
(撮像デバイス38における電荷蓄積時間)及び絞りに
おける絞り量を決定し、駆動回路36を介して撮像デバ
イス38の電子シャッタ機構の作動タイミングを制御す
ると共に絞りを駆動する。
【0034】次のステップ108では、合焦位置(フォ
ーカス状態におけるレンズ位置)を探索するAF処理を
行う。このAF処理は、まずレンズ14の焦点位置が、
AF機構の駆動源としてのステッピングモータを駆動す
ることによるレンズ14の焦点位置の移動可能範囲の一
方の端部(探索開始位置:例えば図4(A)の原点に相
当する位置)に位置するように駆動回路36を介してA
F機構のステッピングモータを駆動する。
【0035】続いて、撮像デバイス38からアナログ信
号処理部42、A/D変換器44、デジタル信号処理部
46を経由してメモリ48に一時記憶された画像データ
を取り込み、該画像データに基づいてレンズ14の焦点
位置と撮像デバイス38の受光部との一致度を評価する
ためのAF評価値を演算し、演算結果を記憶すること
を、レンズ14の焦点位置が前記移動可能範囲の他方の
端部へ向けて徐々に移動するように、AF機構のステッ
ピングモータを単位パルス数(例えば1パルス)ずつ駆
動しながら繰り返す。
【0036】そして、AF評価値の演算結果を比較する
ことでAF評価値が最大となる位置(合焦位置)を検知
する。AF評価値は、レンズの焦点位置の変化に対し一
例として図4(A)に示すような山型の変化を示すが、
上記処理により、図4(A)に「合焦位置探索」として
示す太線の矢印のように、探索開始位置からのAF評価
値の推移が監視され、合焦位置を過ぎてレンズの焦点位
置を更に変化させた状態(図4(A)に示す「合焦位置
検知」に相当する状態)で、合焦位置(詳しくは合焦位
置におけるレンズ駆動値(探索開始位置からのステッピ
ングモータの駆動パルス数))が検知されることになる。
【0037】次のステップ110では、ステップ108
で検知された合焦位置におけるレンズ駆動値に基づき、
フォーカス状態(合焦状態)となるようにレンズ14の
AF機構のステッピングモータを再度駆動する。そして
ステップ112では、フォーカス状態で撮像デバイス3
8によって被写体を撮像し、アナログ信号処理部42、
A/D変換器44、デジタル信号処理部46を経由して
メモリ48に入力された画像データを、フォーカス画像
データ(本発明の第1の画像信号に相当)としてメモリ
48に記憶させる。
【0038】ステップ114では、レンズ14の焦点位
置が所定量移動してデフォーカス状態となるように、レ
ンズ14のAF機構のステッピングモータを駆動する。
一例として本実施形態では、撮像デバイス38の受光部
位置での錯乱円半径が、レンズ14の最小錯乱円半径の
2倍程度になる状態を「デフォーカス状態」と称してお
り、事前に判明している最小錯乱円半径に基づき、上記
のデフォーカス状態になるようにレンズ14の焦点位置
を移動させる。このデフォーカス状態は本発明の非合焦
状態に対応している。
【0039】そしてデフォーカス状態になるとステップ
116へ移行し、先のステップ112で撮像した被写体
と同一の被写体を撮像デバイス38によってデフォーカ
ス状態で撮像し、アナログ信号処理部42、A/D変換
器44、デジタル信号処理部46を経由してメモリ48
に入力された画像データを、デフォーカス画像データ
(本発明の第2の画像信号に相当)としてメモリ48に
記憶させる。なお、上述したステップ108〜ステップ
116は本発明の撮像制御手段に対応している。
【0040】次のステップ118では、メモリ48に記
憶されている同一の被写体を表すフォーカス画像データ
及びデフォーカス画像データを用いて、メモリカードに
記録すべき出力画像データ(画像信号)を生成する信号
処理を行う。この信号処理は本発明に係る画像信号生成
方法が適用された処理であり、以下、図5のフローチャ
ートを参照して説明する。
【0041】ステップ140では、メモリ48に記憶さ
れているフォーカス画像データ(各画素のR,G,B毎
の濃度値を表すデータ)から、Y/C変換によって各画
素毎にフォーカス輝度データYF(i,j)とフォーカス色デ
ータCrF(i,j),CbF(i,j)を演算する(但し、i及びjは
各画素を識別するための符号)。またステップ142で
は、メモリ48に記憶されているデフォーカス画像デー
タから、Y/C変換によって各画素毎にデフォーカス色
データCrD(i,j),CbD(i,j)を演算する。なおステップ1
40、142の演算はデジタル信号処理部46で行うよ
うにしてもよい。
【0042】ステップ144では変数i及び変数jに各
々1を代入する。次のステップ146では、処理対象の
画素(i,j)のフォーカス色データCrF(i,j)の値が、処理
対象の画素(i,j)のデフォーカス色データCrD(i,j)に定
数k1を加算した値よりも大きいか否か判定する。この判
定が否定された場合にはステップ148へ移行し、処理
対象の画素(i,j)のフォーカス色データCbF(i,j)の値
が、処理対象の画素(i,j)のデフォーカス色データCbD
(i,j)に定数k2を加算した値よりも大きいか否か判定す
る。
【0043】上記のステップ146及びステップ148
における定数k1,k2はフォーカス状態とデフォーカス状
態の撮像状態の差を吸収するための定数であり、ステッ
プ146及びステップ148は、処理対象の画素(i,j)
のフォーカス色データCrF(i,j),CbF(i,j)が処理対象の
画素(i,j)のデフォーカス色データCrD(i,j),CbD(i,j)
よりも定数k1(又は定数k2)以上大きいか否かを判定す
ることで、処理対象の画素(i,j)のフォーカス画像デー
タにモワレ(詳しくは色モワレ)が生じているか否かを
判断している。
【0044】後述するように、ステップ146及びステ
ップ148の判定は画像中の全ての画素について各々行
われるので、ステップ146及びステップ148は本発
明の判断手段(詳しくは請求項2に記載の判断手段)に
対応している。本実施形態では、上記のように簡易な判
定処理によってモワレが生じているか否かを判断してい
るので、フォーカス画像データが表す画像中のモワレが
生じている領域を短時間で判断することができる。
【0045】ステップ146及びステップ148の判定
が各々否定された場合には、フォーカス画像データの処
理対象の画素(i,j)にはモワレは生じていないと判断で
きるので、ステップ150へ移行し、処理対象の画素
(i,j)の出力画像データのうち、輝度データY(i,j)とし
てフォーカス輝度データYF(i,j)を代入すると共に、色
データCr(i,j),Cb(i,j)としてフォーカス色データCrF
(i,j),CbF(i,j)を代入する。
【0046】また、ステップ146又はステップ148
の判定が否定された場合には、フォーカス画像データの
処理対象の画素(i,j)にモワレが生じていると判断でき
るので、ステップ152へ移行し、処理対象の画素(i,
j)の出力画像データのうち、輝度データY(i,j)としてフ
ォーカス輝度データYF(i,j)を代入すると共に、色デー
タCr(i,j),Cb(i,j)としてデフォーカス色データCrD(i,
j),CbD(i,j)を代入する。なお、上記のステップ15
0、152は本発明の生成手段に対応しており、輝度デ
ータY及び色データCr,Cbは生成手段によって生成され
る画像信号に対応している。
【0047】次のステップ154では欠陥画素補正処理
を行う。この欠陥画素補正処理は、処理対象の画素(i,
j)が、撮像デバイス38から画像信号が正常に出力され
ない欠陥セルに対応する欠陥画素か否かを判断し(この
判断は、例えば処理対象の画素のアドレスを、製造時の
検査等で発見されて記憶された欠陥画素のアドレスと照
合する等によって行うことができる)、処理対象の画素
が欠陥画素であった場合には、処理対象の画素の出力画
像データを、画像上で処理対象の画素の周囲に存在する
画素の出力画像データで置き換えることによって実現で
きる。
【0048】ステップ156では変数iの値を1だけイ
ンクリメントし、次のステップ158では、変数iの値
がフォーカス画像データ及びデフォーカス画像データの
横方向画素数に一致したか否か判定する。判定が否定さ
れた場合にはステップ146に戻り、ステップ158の
判定が肯定される迄ステップ146〜ステップ158を
繰り返す。ステップ158の判定が肯定されるとステッ
プ160へ移行し、変数iの値を1に戻すと共に、変数
jの値を1だけインクリメントする。
【0049】次のステップ162では変数jの値がフォ
ーカス画像データ及びデフォーカス画像データの縦方向
画素数に一致したか否か判定する。判定が否定された場
合にはステップ146に戻り、ステップ162の判定が
肯定される迄ステップ146〜ステップ162を繰り返
す。
【0050】これにより、全ての画素に対してステップ
146〜154の処理が行われ、フォーカス画像データ
にモワレが生じていないと判断された画素については、
ステップ150において、フォーカス画像データのみを
用いて出力画像データが生成されるので、出力画像デー
タが表す画像のうち、モワレが生じていないと判断した
画素から成る非モワレ領域に相当する範囲内について
は、画像上で隣接している互いに色の異なる領域の境界
部に本来の色と異なる色の領域が生じることはなく、空
間周波数の高周波成分も保存される。
【0051】また、フォーカス画像データにモワレが生
じていると判断された画素については、ステップ152
において、輝度データとしてフォーカス輝度データを用
い、色データとしてデフォーカス色データを用いて出力
画像データが生成されるので、出力画像データが表す画
像のうち、モワレが生じていると判断した画素から成る
モワレ領域に相当する範囲内は、輝度については高周波
成分が保存されると共に色モワレが解消されることにな
る。
【0052】全ての画素に対してステップ146〜15
4の処理を行うと、ステップ162の判定が肯定されて
信号処理を終了し、図3のフローチャートのステップ1
20へ移行する。ステップ120では信号処理によって
生成された出力用画像データをメモリカードに格納す
る。ステップ120の処理を行うとステップ100に戻
り、ステップ100以降を繰り返す。そして、撮影モー
ドの終了が指示されると、ステップ100の判定が肯定
されて撮影モード処理を終了する。
【0053】なお、上記のステップ108〜ステップ1
16では、フォーカス状態での撮像を行った後にデフォ
ーカス状態での撮像を行っているが、例えば人物が被写
体である等の場合、2回の撮像のうち1回目の撮像が完
了した直後に被写体が動いてしまう可能性がある。これ
を防止するために、例えば2回の撮像が完了した後に撮
像が完了したことを表す音(例えば「ピッ」という音等
の電子音やシャッター音等)を発するようにしてもよ
い。
【0054】次に、撮影モード処理の他の例について、
図6のフローチャートを参照して説明する。なお、以下
では図3に示した撮影モード処理と同一のステップには
同一の符号を付して説明を省略し、図3に示した撮影モ
ード処理と異なる部分についてのみ説明する。
【0055】すなわち、図6に示した撮影モード処理で
は、合焦位置を探索するAF処理(ステップ108)を
行うことで、合焦位置を過ぎてレンズの焦点位置を更に
変化させた状態(図4(A)に示す「合焦位置検知」に
相当する状態)になり、合焦位置におけるレンズ駆動値
が検知された後に、次のステップ111において、ステ
ップ108で検知された合焦位置におけるレンズ駆動値
に基づいてデフォーカス状態におけるレンズ駆動値を判
断し、デフォーカス状態となるようにレンズ14のAF
機構のステッピングモータを駆動する。
【0056】レンズの焦点位置の変化に対し、AF評価
値は合焦位置以外の位置においても一時的なピークを示
す場合がある(例として図4では「合焦位置」に相当す
るAF評価値のピークの左側に小さなピークが生じてい
る)。このため、AF処理では合焦位置の誤検出を防止
するために、合焦位置を示している可能性があるAF評
価値の特有の変化パターンを発見してからレンズ駆動値
を一定値以上変化させても特有の変化パターンが継続し
ている場合に、発見した特有の変化パターンが合焦位置
を示していると判断し合焦位置におけるレンズ駆動値を
検知しており、本実施形態ではこの間に、レンズの焦点
位置が合焦位置、及びデフォーカス状態に相当する位置
も過ぎている。
【0057】従って、ステップ111において、デフォ
ーカス状態となるようにレンズ14のAF機構のステッ
ピングモータを駆動することは、合焦位置が検知された
状態から、レンズの焦点位置を合焦位置へ近づける方向
へ若干量駆動することで実現することができ、短時間で
デフォーカス状態とすることができる。
【0058】デフォーカス状態になるとステップ113
へ移行して撮像デバイス38によってデフォーカス状態
で被写体を撮像し、メモリ48に入力された画像データ
を、デフォーカス画像データとしてメモリ48に記憶さ
せる。続いてステップ115ではフォーカス状態となる
ようにレンズ14のAF機構のステッピングモータを駆
動し、次のステップ117では、ステップ113で撮像
した被写体と同一の被写体を撮像デバイス38によって
フォーカス状態で撮像し、メモリ48に入力された画像
データを、フォーカス画像データとしてメモリ48に記
憶させる。
【0059】なお、図6の撮影モード処理におけるステ
ップ108〜ステップ117は本発明に係る撮像制御手
段(詳しくは請求項3に記載の撮像制御手段)に対応し
ている。上記により、合焦位置を検知しフォーカス状態
での撮像を行った後にデフォーカス状態の撮像を行う場
合(図3に示した撮像モード処理)と比較して、フォー
カス状態での撮像及びデフォーカス状態での撮像を短時
間で行うことができ、2回の撮像のうち1回目の撮像が
完了した直後に被写体が動いてしまう可能性を低減する
ことができる。
【0060】なお、上記では本発明に係る撮像装置とし
てデジタルスチルカメラ10を例に説明したが、これに
限定されるものではなく、本発明は、例えば写真フィル
ム等の記録材料に記録された画像を被写体として撮像を
行うスキャナ等のように、撮像機能を備えかつ撮像した
画像にモワレが発生する可能性がある各種装置に適用可
能である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように請求項1及び請求項
4記載の発明は、合焦状態での撮像によって得られた第
1の画像信号と非合焦状態での撮像によって得られた第
2の画像信号とを比較して、画像信号が表す画像のうち
モワレが発生しているモワレ領域を判断し、モワレ領域
の輝度、及び非モワレ領域の輝度及び色については第1
の画像信号を用い、モワレ領域の色については第2の画
像信号を用いて画像信号を生成するようにしたので、大
幅な画質低下を招くことなくモワレを低減することがで
きる、という優れた効果を有する。
【0062】請求項2記載の発明は、請求項1の発明に
おいて、第1の画像信号が表す画像の色信号値が第2の
画像信号が表す画像の色信号値よりも大きくなる領域を
モワレ領域と判断するようにしたので、上記効果に加
え、モワレ領域を短時間で判断することができる、とい
う効果を有する。
【0063】請求項3記載の発明は、請求項1の発明に
おいて、結像位置を移動させながら撮像素子の受光部に
対する結像位置の一致度を評価することを繰り返すこと
で合焦状態における結像位置を探索すると共に、合焦状
態での撮像が行われる前に非合焦状態での撮像が行われ
るように制御するようにしたので、上記効果に加え、合
焦状態及び非合焦状態での撮像を完了する迄に要する時
間を短縮することができる、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係るデジタルスチルカメラの、
(A)は正面側から見た斜視図、(B)は背面側から見
た斜視図である。
【図2】 図1に示したデジタルスチルカメラの電気系
の概略構成を示すブロック図である。
【図3】 撮影モード処理の内容を示すフローチャート
である。
【図4】 (A)及び(B)はAF処理の過程(合焦位
置の探索・検知・合焦位置への復帰)を説明するための
線図である。
【図5】 信号処理の内容を示すフローチャートであ
る。
【図6】 撮影モード処理の内容の他の例を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 デジタルスチルカメラ 14 レンズ 36 駆動回路 38 撮像デバイス 48 メモリ 54 CPU 56 シャッタースイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体からの光を結像させる結像手段
    と、 前記結像手段を介して受光部に入射された光により被写
    体を撮像し、画像信号を出力する撮像素子と、 結像手段による結像位置が撮像素子の受光部に一致して
    いる合焦状態及び撮像素子の受光部に対して前記結像位
    置が所定量ずれた非合焦状態で同一の被写体が各々撮像
    されるように結像手段及び前記撮像素子を制御する撮像
    制御手段と、 合焦状態での撮像によって得られた第1の画像信号と非
    合焦状態での撮像によって得られた第2の画像信号とを
    比較して、画像信号が表す画像のうちモワレが発生して
    いるモワレ領域を判断する判断手段と、 前記判断手段によって判断されたモワレ領域の輝度、及
    び非モワレ領域の輝度及び色については第1の画像信号
    を用い、モワレ領域の色については第2の画像信号を用
    いて画像信号を生成する生成手段と、 を含む撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記判断手段は、第1の画像信号が表す
    画像の色信号値が第2の画像信号が表す画像の色信号値
    よりも大きい領域をモワレ領域と判断することを特徴と
    する請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像制御手段は、結像手段による結
    像位置を移動させながら撮像素子の受光部に対する結像
    位置の一致度を評価することを繰り返すことで合焦状態
    における結像位置を探索すると共に、合焦状態での撮像
    が行われる前に非合焦状態での撮像が行われるように制
    御することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 被写体からの光を結像させる結像手段に
    よる結像位置が撮像素子の受光部に一致している合焦状
    態で、前記受光部に入射された光により被写体が撮像さ
    れることで撮像素子から出力された第1の画像信号と、
    撮像素子の受光部に対して前記結像位置が所定量ずれた
    非合焦状態で、前記受光部に入射された光により同一の
    被写体が撮像されることで撮像素子から出力された第2
    の画像信号と、を比較して、画像信号が表す画像のうち
    モワレが発生しているモワレ領域を判断し、 前記判断したモワレ領域の輝度、及び非モワレ領域の輝
    度及び色については第1の画像信号を用い、モワレ領域
    の色については第2の画像信号を用いて画像信号を生成
    する画像信号生成方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011109496A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Nikon Corp 撮像装置
JP2015079125A (ja) * 2013-10-17 2015-04-23 株式会社ニコン 撮像装置
JP2017038318A (ja) * 2015-08-13 2017-02-16 リコーイメージング株式会社 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
CN112508801A (zh) * 2020-10-21 2021-03-16 华为技术有限公司 图像处理方法及计算设备

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