JP2001043989A - 放電灯装置 - Google Patents

放電灯装置

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JP2001043989A
JP2001043989A JP11217889A JP21788999A JP2001043989A JP 2001043989 A JP2001043989 A JP 2001043989A JP 11217889 A JP11217889 A JP 11217889A JP 21788999 A JP21788999 A JP 21788999A JP 2001043989 A JP2001043989 A JP 2001043989A
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Japan
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voltage
circuit
lamp
bridge
converter
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JP11217889A
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Noboru Yamamoto
昇 山本
Yuji Kajita
祐司 梶田
Satoshi Oda
悟市 小田
Yasushi Noyori
靖史 野寄
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Koito Manufacturing Co Ltd
Denso Corp
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Denso Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps

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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプの電気配線が何らかの原因で地絡した
ときに、放電灯装置に電源が印加されても確実に地絡が
検出でき、地絡状態の際に確実にフェイルセーフを作動
させられるようにする。 【解決手段】 バッテリ1の電圧がDC−DCコンバー
タ4に印加され、DC−DCコンバータ4が作動開始し
た時点から所定時間経過後にMOSトランジスタ61a
〜61dのオンオフ作動を開始し、所定時間経過前にお
いてはMOSトランジスタ61a〜61dをオフ状態に
する。このように、DC−DCコンバータ4が作動開始
した時点から所定時間経過前においては、4つのMOS
トランジスタ61a〜61dをオフ状態にすることによ
って、地絡電流が間欠的に流れる発振状態になることは
なく、確実に地絡を検出することができる。これによ
り、確実にフェイルセーフを作動させることができ、ヒ
ューズ溶断などが発生しないようにできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧放電灯を点灯
する放電灯装置に関し、特に車両用前照灯に用いて好適
なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高圧放電灯(以下、ランプとい
う)を車両用前照灯に適用し、車載バッテリの電圧をD
C−DCコンバータで昇圧し、この昇圧した電圧の極性
をHブリッジによるインバータ回路にて切り換えて、ラ
ンプを交流点灯させるようにしたものが種々提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種のランプにおい
ては、通常、車両前方に設けられたヘッドランプ灯具内
のリフレクタ内に取り付けられているが、ランプの電気
配線部が何らかの原因で地絡すると、地絡電流として過
電流が流れ、ヒューズが溶断したり放電灯装置内の素子
が破壊するといった問題がある。特に、地絡状態でバッ
テリ電圧が低い場合に装置に電源を印加するとフェイル
セーフ回路が作動しないためにこの問題が発生する。
【0004】図3にインバータ回路等の回路構成を示
し、この図を用いて上記問題を説明する。
【0005】例えば、ランプ2が接続されるMOSトラ
ンジスタ61cと61dの接続点が地絡した状態で放電
灯装置に電源が印加された場合について説明する。
【0006】VB端子に電源が印加されると、駆動回路
63の電源であるV2端子電圧がほぼVB端子の電圧と
なる。また、Hブリッジ制御回路400が作動し、端子
400a、400bより互いに反転した信号を出力す
る。そして、端子400bからハイレベルの信号が出力
されると、駆動回路63のHo端子出力はハイレベルと
なりMOSトランジスタ61cをオンさせる。
【0007】その結果、VB端子からトランス41の1
次巻線41aと2次巻線41b、ダイオード43、MO
Sトランジスタ61cを介して、地絡電流が流れる。こ
の地絡電流の経路は低インピーダンスであるため、地絡
電流は数十アンペアの電流となる。この地絡電流が流れ
ると、バッテリからVB端子までの配線ワイヤの電圧降
下により、VB端子の電圧が数ボルトまで低下し、その
結果、駆動回路63の電源であるV2端子の電圧も低下
する。そして、駆動回路63の電源となるV2端子の電
圧が所定電圧以下まで低下すると、V2端子の電圧が駆
動回路63の作動電源電圧以下となるため、駆動回路6
3がシャットダウンする。すなわち、Ho端子出力、L
o端子出力をローレベルに固定する。これにより、MO
Sトランジスタ61cは遮断され、地絡電流も遮断され
る。このように地絡電流が遮断される場合、地絡電流の
持続時間が短いため、フェイルセーフ回路によって地絡
が検出できない。
【0008】このため、MOSトランジスタ61cがオ
フすると配線ワイヤによる電圧降下がなくなるため、再
びVB端子の電圧が上昇し、これに伴ってV2端子の電
圧も上昇する。これにより、駆動回路63が再び正常に
作動し、MOSトランジスタ61cをオンさせ、地絡電
流が流れる。このため、上記動作を何度も繰り返す発振
状態となる。
【0009】このような発振状態になると、上記と同様
に、地絡電流の継続時間が短く、フェイルセーフ回路が
地絡検出を行う前に地絡電流が遮断されるため、地絡を
検出することができなくなる。このため、発振状態が持
続し、ヒューズ溶断や放電灯装置内の素子を破壊するの
である。
【0010】バッテリの電圧は通常12V程度となって
いるが、バッテリの状態によっては電圧が8〜13V程
度になることがあり、特にバッテリの電圧が低い場合に
上記発振状態に至る。
【0011】本発明は、上記問題に鑑みたもので、ラン
プの電気配線が何らかの原因で地絡したときに、放電灯
装置に電源が印加されても確実に地絡が検出できるよう
にすることを目的とする。そして、地絡状態の際に確実
にフェイルセーフを作動させ、地絡によるヒューズ溶断
や素子破壊を防止することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、請求項1乃至4に記載
の発明においては、直流電源(1)の電圧が前記DC−
DCコンバータ(4)に印加され、DC−DCコンバー
タが作動開始した時点から所定時間経過後に半導体スイ
ッチング素子(61a〜61d)のオンオフ作動を開始
し、所定時間経過前においては半導体スイッチング素子
をオフ状態にすることを特徴としている。
【0013】このように、DC−DCコンバータが作動
開始した時点から所定時間経過前においては、4つの半
導体スイッチング素子をオフ状態にすることによって、
地絡電流が間欠的に流れる発振状態になることはなく、
確実に地絡を検出することができる。
【0014】例えば、請求項2に示すように、ブリッジ
駆動回路の作動電圧として、DC−DCコンバータの昇
圧電圧が印加されるようにし、DC−DCコンバータの
昇圧電圧が低下した時にコンデンサ(67)の充電電圧
が印加されるようにすれば、コンデンサの充電電圧が低
下するまでの間に地絡を検出することが可能となる。
【0015】なお、ブリッジ駆動回路は、Hブリッジ回
路(400)からの制御信号に基づいて4つの半導体ス
イッチング素子のそれぞれのオンオフ作動を制御するよ
うになっており、Hブリッジ制御回路は、所定時間経過
前においては、ブリッジ駆動回路に、4つの半導体スイ
ッチング素子の全てをオフさせる制御信号を出力するよ
うになっている。
【0016】また、このような地絡検出は、請求項4に
示すように、放電灯に印加されるランプ電圧(VL)と
放電灯に流れるランプ電流(IL)に基づいてフェイル
セーフ回路(600)によって行われ、地絡が検出され
ると、Hブリッジオフ回路(401)にて、ブリッジ駆
動回路に対して、4つの半導体スイッチング素子の全て
をオフさせる制御信号を出力するようにすることができ
る。
【0017】これにより、地絡の際に確実にフェールセ
ーフを作動させることができ、ヒューズ溶断や放電灯装
置内の素子の破壊等を防止することができる。
【0018】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0019】
【発明の実施の形態】図1に、本発明にかかる放電灯装
置を車両用前照灯に適用した実施形態の全体構成を示
す。
【0020】放電灯装置は、直流電源である車載バッテ
リ1に接続されており、点灯スイッチ3がオンされる
と、自動車用前照灯として用いられるランプ(例えば、
メタルハライドランプ等)2に電力供給を行うように構
成されている。この放電灯装置は、直流電源回路として
のDC−DCコンバータ4、点灯補助回路5、インバー
タ回路6、高電圧発生回路7等の回路機能部を有してい
る。
【0021】DC/DCコンバータ4は、バッテリ1側
に配された一次巻線41aとランプ2側に配された二次
巻線41bを有するフライバックトランス41と、一次
巻線41aに接続されたMOSトランジスタ42と、二
次巻線41bに接続された整流用のダイオード43およ
び平滑用コンデンサ44から構成され、バッテリ電圧V
Bを昇圧した昇圧電圧を出力する。すなわち、MOSト
ランジスタ42がオンすると、一次巻線41aに一次電
流が流れて一次巻線41aにエネルギーが蓄えられ、M
OSトランジスタ42がオフすると、一次巻線41aの
エネルギーが二次巻線41bに供給される。そして、こ
のような動作を繰り返すことにより、ダイオード43と
平滑用コンデンサ44の接続点から高電圧を出力する。
【0022】なお、フライバックトランス41は、図に
示すように一次巻線41aと二次巻線41bとが電気的
に導通するように構成されている。
【0023】点灯補助回路5は、コンデンサ51と抵抗
52から構成され、点灯スイッチ3がオンした後にコン
デンサ51が充電されることによって、ランプ2を電極
間での絶縁破壊から速やかにアーク放電に移行させる。
【0024】インバータ回路6は、ランプ2を交流点灯
させるもので、Hブリッジ回路61とブリッジ駆動回路
62、63から構成されている。Hブリッジ回路61
は、Hブリッジ状に配置されたスイッチング素子をなす
MOSトランジスタ61a〜61dからなる。ブリッジ
駆動回路62、63は、後述するHブリッジ制御回路4
00からの制御信号によって、MOSトランジスタ61
a、61dとMOSトランジスタ61b、61cを交互
にオンオフ駆動する。この結果、ランプ2の放電電流の
向きが交互に切り換わり、ランプ2の印加電圧(放電電
圧)の極性が反転してランプ2が交流点灯する。
【0025】なお、コンデンサ61e、61fは、点灯
始動時に発生する高圧パルスからHブリッジ回路61を
保護する保護用のコンデンサである。
【0026】高電圧発生回路7は、Hブリッジ回路61
の中点電位点とバッテリ1の負極端子との間に設置さ
れ、一次巻線71aと二次巻線71bを有するトランス
71、ダイオード72、73、抵抗74、コンデンサ7
5、および一方向性半導体素子であるサイリスタ76か
ら構成されており、ランプ2を点灯始動させる。すなわ
ち、点灯スイッチ3がオンすると、コンデンサ75が充
電を開始し、この後、サイリスタ76がオンすると、コ
ンデンサ75が放電を開始し、トランス71を通じて、
ランプ2に高電圧を印加する。その結果、ランプ2が、
電極間で絶縁破壊し点灯する。
【0027】上記したMOSトランジスタ42、ブリッ
ジ駆動回路62、63、サイリスタ76は、制御回路1
0によって制御される。この制御回路10には、DC−
DCコンバータ4とインバータ回路6の間のランプ電圧
(すなわちインバータ回路6に印加される電圧)VLお
よびインバータ回路6からバッテリ1の負極側に流れる
ランプ電流ILなどが入力されている。なお、ランプ電
流ILは電流検出用抵抗8により電圧として検出され
る。
【0028】図2に、制御回路10のブロック構成を示
す。制御回路10は、MOSトランジスタ42をPWM
信号によってオンオフさせるPWM制御回路100と、
ランプ電圧VLをサンプルホールドするサンプルホール
ド回路200と、サンプルホールドされたランプ電圧V
Lとランプ電流ILに基づいてランプ電力を所望値に制
御するランプパワー制御回路300と、Hブリッジ回路
61を制御するHブリッジ制御回路400と、サイリス
タ76をオンさせてランプ2に高電圧を発生させる高電
圧発生制御回路500と、ランプ2の両側の電気配線部
20が地絡したときなどの異常状態を検出して対処処理
を行うフェイルセーフ回路600から構成されている。
【0029】上記構成において、放電灯装置の点灯動作
を説明する。
【0030】点灯スイッチ3がオンすると、図1に示す
各部に電源が供給される。そして、PWM制御回路10
0はMOSトランジスタ42をPWM制御する。その結
果、フライバックトランス41の作動によって、バッテ
リ電圧VBを昇圧した電圧がDC−DCコンバータ4か
ら出力される。
【0031】また、Hブリッジ制御回路400は、後述
するようにHブリッジ回路61におけるMOSトランジ
スタ61a〜61dを所定時間だけ全てオフにしたの
ち、MOSトランジスタ61a〜61dを対角線の関係
で交互にオンオフさせる。このことにより、DC−DC
コンバータ4から出力された高電圧が、Hブリッジ回路
61を介して高電圧パルス発生回路7のコンデンサ75
に供給され、コンデンサ75が充電される。
【0032】この後、高電圧発生制御回路500は、H
ブリッジ制御回路400から出力されるMOSトランジ
スタ61a〜61dの切換えタイミングを知らせる信号
に基づいて、サイリスタ76にゲート駆動信号を出力
し、サイリスタ76をオンさせる。そして、サイリスタ
76がオンすると、コンデンサ75が放電し、トランス
71を通じて、ランプ2に高電圧が印加される。その結
果、ランプ2が電極間で絶縁破壊し、点灯始動する。
【0033】この後、Hブリッジ回路61によりランプ
2への放電電圧の極性(放電電流の向き)を交互に切り
換えることで、ランプ2が交流点灯される。また、ラン
プパワー制御回路300は、ランプ電流ILとランプ電
圧VL(サンプルホールド回路200によってサンプル
ホールドされたもの)とに基づいて、ランプ電力が所望
値となるように制御し、ランプ2を安定点灯させる。
【0034】なお、サンプルホールド回路200は、H
ブリッジ回路61の切換タイミングに同期しその切換時
に発生する過渡電圧をマスクし、過渡電圧発生時以外の
ランプ電圧VLをサンプリングしてホールドする。
【0035】次に、上記したブリッジ駆動回路62、6
3について説明する。図3にその具体的な構成を示す。
【0036】ブリッジ駆動回路62、63は、同一構成
のもので、ハイアンドロードライバー回路(Inter
national Rectifier社製、IR21
01)を使用している。そして、ブリッジ駆動回路62
の高電圧側入力端子Hinとブリッジ駆動回路63の低
電圧側入力端子Linには、Hブリッジ制御回路400
の端子400aからの信号が入力され、ブリッジ駆動回
路62の低電圧側入力端子Linとブリッジ駆動回路6
3の高電圧側入力端子Hinには、Hブリッジ制御回路
400の端子400bからの信号が入力される。Hブリ
ッジ制御回路400の端子400a、400bからの信
号は、スイッチ3がオンされたのち所定時間が経過する
までは互いにローレベルとなるように設定されており、
その後は互いにハイレベルとローレベルとが反転するよ
うになっている。
【0037】このような構成において、スイッチ3がオ
ンされたのち所定時間が経過するまでの間、Hブリッジ
回路400の端子400a、400bからローレベル信
号が出力されると、ブリッジ駆動回路62、63からの
出力信号によってMOSトランジスタ61a〜61dは
全てオフされる。
【0038】その後は、Hブリッジ制御回路400の端
子400aからのハイレベル信号が出力され、端子40
0bからローレベル信号が出力されると、ブリッジ駆動
回路62、63からの出力信号によって、MOSトラン
ジスタ61a、61dがオン、MOSトランジスタ61
b、61cがオフとなる。また、Hブリッジ制御回路4
00の端子400aからローレベル信号が出力され、端
子400bからハイレベル信号が出力されると、ブリッ
ジ駆動回路62、63からの出力信号によって、MOS
トランジスタ61b、61cがオン、MOSトランジス
タ61a、61dがオフとなる。
【0039】なお、ブリッジ駆動回路62、63には、
フライバックトランス41の二次側から電圧が供給され
るようになっている。すなわち、フライバックトランス
29の二次側には、抵抗64aとツェナーダイオード6
4bよりなる第1電源回路64が設けられており、第1
電源回路64にて発生された所定電圧V2(例えば15
V)がブリッジ駆動回路62、63に供給されるように
なっている。また、トランス41の二次側の電圧の他
に、ダイオード65、抵抗66、ノイズ除去用のコンデ
ンサ67を介した一次側の電圧(バッテリ電圧VB)に
よってもブリッジ駆動回路62、63に電圧供給できる
ようになっている。
【0040】また、後述するフェイルセーフ回路600
からの信号により、ブリッジ駆動回路62、63の入力
端子Hin、Linの全てにローレベル信号を印加し
て、Hブリッジ回路61における4つのMOSトランジ
スタ61a〜61dを全てオフ(以後、この状態をHブ
リッジ回路61のオフという)するHブリッジオフ回路
401が設けられている。
【0041】次に、上記したランプパワー制御回路30
0について説明する。図4にその具体的な構成を示す。
【0042】ランプパワー制御回路300は、ランプ2
の点灯状態を示す信号であるランプ電圧VLやランプ電
流IL等に応じた出力を発生する誤差増幅回路301を
備えており、この誤差増幅回路301の出力がPWM制
御回路100に入力されるようになっている。PWM制
御回路100は、誤差増幅回路301の出力電圧が大き
くなるほど、MOSトランジスタ42をオンオフさせる
デューティー比を大きくして、ランプ電力を増加させ
る。
【0043】誤差増幅回路301の非反転入力端子に
は、基準電圧Vr1が入力され、反転入力端子には、ラ
ンプ電力を制御するためのパラメータとなる電圧V1が
入力されており、誤差増幅回路301は基準電圧Vr1
と電圧V1の差に応じた電圧を出力する。
【0044】この電圧V1は、ランプ電流ILと、一定
電流i1と、第1電流設定回路302にて設定される電
流i2と、第2電流設定回路303にて設定される電流
i3とに基づいて決定される。なお、電流i1と電流i
2と電流i3との和は、ランプ電流ILより十分小さく
設定されている。
【0045】ここで、第1電流設定回路302は、図に
示すようにランプ電圧VLが高くなるほど電流i2を大
きく設定し、第2電流設定回路303は、図に示すよう
に点灯スイッチ3のオン後の時間Tが長くなるほど電流
i3を大きく設定する。
【0046】そして、このランプパワー制御回路300
は、点灯スイッチ3のオン後の時間T、ランプ電圧V
L、ランプ電流ILなどに応じた電圧を出力してランプ
電力を制御し、点灯始動時にはランプ電力を大きな値
(例えば75W)として電極温度を迅速に高め、電極温
度が徐々に高くなると、ランプ電力を徐々に低下させて
いき、ランプ2が安定状態になるとランプ電力を所定値
(例えば35W)に制御する。
【0047】次に、PWM制御回路100について説明
する。図5にその具体的な構成を示す。
【0048】PWM制御回路100は、スレッショルド
レベルを設定するスレッショルドレベル設定回路101
と、鋸歯状波を形成する鋸歯状波形成回路102と、鋸
歯状波とスレッショルドレベルとを比較して、スレッシ
ョルドレベルに応じたデューティー比のゲート信号を出
力するコンパレータ103と、コンパレータ103から
の出力とフェイルセーフ回路600からインバータ10
4を介した出力とパワーオンリセット回路80からイン
バータ106を介した出力を入力とするANDゲート1
05から構成されている。
【0049】スレッショルドレベル設定回路101は、
上述した誤差増幅回路301からの出力電圧(指令信
号)に応じ、その出力電圧が大きくなるほど低いスレッ
ショルドレベルを設定する。従って、ランプ電力を大き
くするために誤差増幅回路301からの出力電圧が大き
くなると、スレッショルドレベルが低くなって、デュー
ティー比が大きくなる。また、ランプ電力を小さくする
ために誤差増幅回路301の出力電圧が低くなると、ス
レッショルドレベルが高くなって、デューティー比が小
さくなる。
【0050】また、フェイルセーフ回路600からラン
プ2の地絡状態の検出を示すハイレベル信号が出力され
ると、インバータ104からローレベル信号が出力され
るため、ANDゲート105の出力がローレベルとな
り、MOSトランジスタ42をオフする。従って、ラン
プ2が地絡状態の時には、DC−DCコンバータ4の作
動を停止する。
【0051】また、パワーオンリセット回路80から、
放電灯装置への電源印加を示すハイレベル信号が出力さ
れると、インバータ106からローレベル信号が出力さ
れるため、ANDゲート105の出力がローレベルとな
り、MOSトランジスタ42をオフ状態にする。
【0052】次に、フェイルセーフ回路600について
説明する。図6にその具体的な構成を示す。
【0053】フェイルセーフ回路600は、ランプ電圧
検出回路601とランプ電流検出回路602と、AND
ゲート603と、フィルタ604と、単安定回路605
と、NORゲート606と、フィルタ607と、ORゲ
ート608と、タイマ回路609と、Dフリップフロッ
プ610から構成されている。
【0054】ランプ電圧検出回路601は、サンプルホ
ールド回路200からのランプ電圧VLと所定電圧Vr
2(例えば20V)とを比較するコンパレータ601a
を有し、ランプ電圧VLが所定電圧Vr2以下の時にハ
イレベル信号(電圧低下信号)を出力する。
【0055】ランプ電流検出回路602は、コンパレー
タ602aと、コンデンサ602bと、抵抗602cか
ら構成されている。コンパレータ602aは、ランプ電
流ILに応じた電圧VILと所定電圧Vr3とを比較
し、電圧VILが所定電圧Vr3以下のとき、すなわち
ランプ電流ILが所定電流(例えば0.2A)以下のと
きに、ハイレベル信号(電流低下信号)を出力する。
【0056】ここで、ランプ2が電力制御されていると
きには、ランプ電圧VLは、例えば20V〜400Vの
範囲にあり、ランプ電流ILは、例えば0.35〜2.
6Aの範囲にあるため、ランプ電圧検出回路601及び
ランプ電流検出回路602は共にローレベル信号を出力
する。
【0057】しかし、ランプ2両端の電気配線部、すな
わちインバータ回路6とランプ2の間の電気配線部20
が地絡していると、フライバックトランス41の二次側
に過電流が流れ、ランプ電圧VLは20Vより低くな
る。また、二次巻線41b側からの過電流は電気配線部
20からアースに落ち、ランプ電流ILは0.2A以下
になる。その結果、ランプ電圧検出回路601及びラン
プ電流検出回路602は共にハイレベル信号を出力し、
ANDゲート603の出力が地絡状態を示すハイレベル
信号となる。
【0058】なお、ランプ2の両端が短絡した場合に
は、ランプ電圧VLは所定電圧Vr2以下になるが、ラ
ンプ電流ILは上記所定電流より大きくなる。また、ラ
ンプ2が断線した場合には、ランプ電流ILは上記所定
電流より小さくなるが、ランプ電圧VLは所定電圧Vr
2より大きくなる。従って、ランプ電圧VLとランプ電
流ILの両方をそれぞれ所定値と比較することにより、
電気配線部20の地絡状態をランプ2の短絡あるいは断
線状態と区別することができる。
【0059】次に、上述したような地絡状態になった後
の作動について説明する。この場合の図6中の各部の信
号波形を図7に示す。
【0060】ANDゲート603の出力信号aが地絡状
態を示すハイレベル信号になると、フィルタ604の出
力信号bもハイレベルになる。そして、単安定回路60
5の出力信号cが一定時間(例えば10m秒)ハイレベ
ルになり、そのハイレベル信号がHブリッジオフ回路4
01と高電圧制御回路500に出力される。
【0061】Hブリッジオフ回路401は、単安定回路
605からのハイレベル信号によってHブリッジ回路6
1をオフする。このことによって、電気配線部20の地
絡による過電流が、MOSトランジスタ61a、61c
によって遮断されることになる。
【0062】また、高電圧制御回路500は、単安定回
路605からのハイレベル信号によってサイリスタ76
にゲート駆動信号を出力しないように動作する。図8に
高電圧制御回路500の構成を示す。高電圧制御回路5
00は、Hブリッジ制御回路400からの出力信号に基
づいてサイリスタ76にゲート駆動信号を出力する信号
発生回路501を備えている。そして、単安定回路60
5からハイレベル信号が出力されると、インバータ50
2の出力がローレベルになり、ANDゲート503が閉
じるため、サイリスタ76のオンが禁止される。すなわ
ち、ランプ2を点灯させるための高電圧発生が禁止され
る。
【0063】そして、Hブリッジ回路61のオフによっ
てランプ電圧VLが上昇すると、ランプ電圧検出回路6
01の出力信号がローレベルになるため、ANDゲート
603の出力信号aがローレベルになる。
【0064】この後、単安定回路605の出力信号cが
ローレベルになると、Hブリッジ制御回路400がMO
Sトランジスタ61a〜61dのオンオフ駆動を開始
し、ランプ2への電力供給を開始する。この時、電気配
線部20の地絡状態が継続していると、ランプ電圧検出
回路601の出力信号が再びハイレベルになり、AND
ゲート603の出力信号aも再びハイレベルになる。そ
の結果、単安定回路605から一定時間ハイレベル信号
が出力され、Hブリッジ回路61がオフされると共にサ
イリスタ76のオンが禁止される。
【0065】以後、電気配線部20の地絡状態が継続し
ている間、上記した作動を繰り返す。
【0066】また、ランプ電流検出回路602からハイ
レベル信号が出力されることによって、NORゲート6
06の出力信号がローレベルになり、フィルタ607の
出力信号eもローレベルになる。そして、ORゲート6
08の出力信号がローレベルになるため、タイマ回路6
09は、リセットが解除されて時間計数作動を開始す
る。この後、所定時間(例えば0.2秒)が経過し、タ
イマ回路609の出力信号fがハイレベルになると、そ
れをクロックとしてDフリップフロップ610のQ端子
出力信号gがハイレベルになる。
【0067】このDフリップフロップ610からのハイ
レベル信号によって、Hブリッジオフ回路401は、H
ブリッジ回路61をオフし、PWM制御回路100は、
MOSトランジスタ42をオフする。すなわち、PWM
制御回路100において、Dフリップフロップ610か
らハイレベル信号が出力されると、図5に示すインバー
タ104の出力がローレベルになり、ANDゲート10
5の出力がローレベルになるため、MOSトランジスタ
42をオフする。従って、DC−DCコンバータ4の作
動が停止する。
【0068】このことにより、一次電流が過大になるこ
とを防止できる。すなわち、MOSトランジスタ42を
オフにしなかった場合、例えば、電気配線部20が地絡
し、その部分に所定の接触抵抗があると、その接触抵抗
によってフライバックトランス41の二次側の電力が大
きく消費され、ランプパワー制御回路300の作動によ
って、一次巻線41aに蓄えられるエネルギーを増加さ
せるようにMOSトランジスタ42をオンオフ制御す
る。このため、フライバックトランス41の一次巻線4
1aに過大な電流が流れるといった問題が生じるが、上
述したように、MOSトランジスタ42をオフし、DC
−DCコンバータ4の作動を停止することによって、フ
ライバックトランス41の一次巻線41aに過大な電流
が流れないようにすることができる。
【0069】以上述べたように、この実施形態において
は、ランプ電圧VLが所定電圧以下でランプ電流ILが
所定電流以下になったときに地絡状態であると判定し、
この判定により、一時的に(一定時間)Hブリッジ回路
61をオフすると共に再点灯させるための高電圧発生を
行わないようにし、この後、一定時間が経過すると、再
度、Hブリッジ回路61を作動させると共に再点灯作動
を行う。この作動において再び地絡状態を判定すると、
上記した作動を繰り返し、この繰り返し状態が所定時間
継続すると、DC−DCコンバータ4の作動を停止しこ
の状態を保持する。
【0070】このようにランプ電圧VLとランプ電流I
Lに基づいて地絡状態を判定したときに、Hブリッジ回
路61の停止と作動開始を繰り返し、その繰り返しが所
定時間続いた時にフェイルセーフを行うようにしている
ので、1回の地絡状態の判定に基づいて直ちにフェイル
セーフを行うものに比べ、誤作動を防止することができ
る。
【0071】ここで、上述したように、本実施形態にお
いては、Hブリッジ制御回路400の端子400a、4
00bからの信号が、スイッチ3がオンされてから所定
時間が経過するまでは、ローレベル信号が出力されるよ
うにしている。これにより、この間はHブリッジ回路6
1におけるMOSトランジスタ61a〜61dが全てオ
フとなるようにしている。
【0072】このため、ランプ2が接続されるMOSト
ランジスタ61cとMOSトランジスタ61dとの接続
点が地絡した状態でスイッチ3がオンされると、以下の
ように作動する。この作動中における各部の出力波形を
図9(a)に示す。また、参考として、従来のようにス
イッチ3がオンされると同時にHブリッジ制御回路40
0a、400bの端子からハイレベル信号とローレベル
信号が交互に出力される場合における各部の出力波形を
図9(b)に示す。
【0073】まず、本実施形態における放電灯装置で
は、スイッチ3をオンさせて電源電圧(VB)を印加し
た時点から、パワーオンリセット信号がタイミングcま
での期間のパルスを発生する。このパワーオンリセット
信号により回路が初期化され、タイミングcから回路の
作動が開始される。
【0074】しかしながら、上述したようにHブリッジ
回路61のMOSトランジスタ61a〜61dについて
は、スイッチ3がオンされてから所定時間が経過するま
で、つまり図9中のタイミングdまでオフ状態にされ
る。このため、タイミングcからMOSトランジスタ6
1a〜61dを除く各部の作動が開始される。なお、こ
の所定時間(タイミングd)は、パワーオンリセット信
号がパルスを発生するタイミングcよりも長く設定され
ている。
【0075】まず、タイミングcからDC−DCコンバ
ータ4が作動し、DC−DCコンバータ4の出力電圧は
時間経過とともに徐々に上昇する。このDC−DCコン
バータ4の出力電圧は抵抗64aを介してV2端子に印
加されているため、V2端子の電圧はDC−DCコンバ
ータ4の出力電圧の上昇に応じて上昇し、ツェナーダイ
オード64bのツェナー電圧まで上昇する。
【0076】そして、上記所定時間が経過し、タイミン
グdになると、Hブリッジ制御回路400は端子400
a、400bからハイレベル信号とローレベル信号を交
互に出力する。このとき、DC−DCコンバータ4の出
力電圧は所定電圧(電圧g)に達した状態になってい
る。このため、V2端子の電圧も上昇した状態となり、
コンデンサ67も十分高い電圧で充電された状態とな
る。
【0077】そして、端子400aからローレベル信号
が出力され、端子400bからハイレベル信号が出力さ
れると、MOSトランジスタ61cがオンするため、ト
ランス41の1次巻線41aと2次巻線41b、及びダ
イオード43、MOSトランジスタ61cを介して地絡
電流が流れる。このため、VB電圧が低下し、DC−D
Cコンバータ4の出力電圧も低下するが、V2端子の電
圧は、上記したように十分高い電圧で充電されたコンデ
ンサ67の放電に伴って、徐々に低下する。そして、V
2端子の電圧が駆動回路63が作動できる限界の電圧b
(つまり、この電圧b未満になると駆動回路63が作動
できなくなる)までコンデンサ67が放電するには時間
がかかるため、この電圧bとなる以前のタイミングeに
おいてフェールセーフ回路にて地絡を検出することがで
き、Hブリッジ回路61のMOSトランジスタ61a〜
61dをオフすることができる。
【0078】これに対し、従来の場合には、スイッチ3
をオンさせて電源電圧(VB)を印加すると、パワーオ
ンリセット信号がタイミングcまでの期間のパルスを発
生し、このパワーオンリセット信号により回路が初期化
され、タイミングcからHブリッジ回路61を含む各種
回路の作動が開始される。
【0079】このため、タイミングcでMOSトランジ
スタ61cがオンし、地絡電流が流れる。その結果、配
線ワイヤの電圧降下によりVB端子の電圧が低下し、V
2端子の電圧も低下する。
【0080】そして、V2端子の電圧が駆動回路63が
作動できる限界の電圧bまで低下し、駆動回路63がシ
ャットダウンし、MOSトランジスタ61cをオフす
る。これにより、地絡電流が遮断される。このとき、地
絡電流の持続時間が短いため、フェイルセーフ回路によ
って地絡が検出できない。このため、MOSトランジス
タ61cがオフすると、再びV2端子の電圧が、駆動回
路63が再び作動開始できる電圧aまで上昇する。そし
て、V2端子の電圧が電圧aまで上昇すると、駆動回路
63が作動開始し、MOSトランジスタ61cをオン
し、再び地絡電流が流れる。このため、上記動作を何度
も繰り返す発振状態となり、ヒューズ溶断や素子破壊を
生じさせてしまう。
【0081】このように、本実施形態では、スイッチ3
がオンされてから所定時間が経過するまで(タイミング
d)、MOSトランジスタ61a〜61dをオフさせる
ことにより、例えばMOSトランジスタ61cとMOS
トランジスタ61dとの接続点において短絡したような
地絡が発生しても、フェイルセーフ回路によって地絡を
確実に検出することができ、上記発振状態による回路の
破壊を防止することができる。
【0082】なお、フェイルセーフ回路600において
は、上記した地絡時のフェイルセーフのみならず、他の
異常検出(例えば、図示しないランプ2のコネクタの外
れなどの検出)に対してもフェイルセーフを行うように
している。この場合、その異常検出信号(異常検出時に
ハイレベルとなる信号)は、NORゲート606に入力
される。そして、タイマ回路609が所定時間計数する
間、異常検出信号が継続して発生すると、Dフリップフ
ロップ610からハイレベル信号が出力されるため、H
ブリッジ回路61をオフすると共に、MOSトランジス
タ42をオフする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における放電灯装置の回
路構成を示す図である。
【図2】図1に示す放電灯装置の制御系の詳細を示すブ
ロック図である。
【図3】図1のインバータ回路6を駆動するブリッジ駆
動回路62、63の詳細を示す図である。
【図4】図2中のランプパワー制御回路300の構成の
詳細を示す図である。
【図5】図2中のPWM制御回路100の構成の詳細を
示す図である。
【図6】図2中のフェイルセーフ回路600の構成の詳
細を示す図である。
【図7】地絡状態におけるフェイルセーフ回路600の
各部の信号波形を示す図である。
【図8】図2中の高電圧発生回路500の構成の詳細を
示す図である。
【図9】地絡状態における各部の出力波形であって、
(a)は本実施形態の放電灯装置の出力波形を示す図で
あり、(b)は従来の放電灯装置の出力波形を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…バッテリ、2…ランプ、3…スイッチ、4…DC−
DCコンバータ、6…インバータ回路、10…制御回
路、80…パワーオンリセット回路、100…PWM制
御回路、300…ランプパワー制御回路、400…Hブ
リッジ制御回路、600…フェイルセーフ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 41/18 360 H05B 41/18 360 41/24 41/24 K (72)発明者 梶田 祐司 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 小田 悟市 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内 (72)発明者 野寄 靖史 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内 Fターム(参考) 3K072 AA13 AC01 BA03 BA05 BB01 BB10 CA16 EA07 EB01 EB05 EB07 GA03 GB18 GC04 HB03 3K083 AA18 AA22 BA04 BA25 BA26 BA33 BC15 BC34 BC47 BD03 BD04 BD16 BD28 BE05 BE17 BE20 CA33 5H007 AA17 BB03 CA02 CB05 CC06 CC12 CC34 DB01 EA02 FA03 FA08 FA12 FA13 FA19 GA08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源(1)の電圧をトランス(4
    1)を用いて昇圧するDC−DCコンバータ(4)と、 4つの半導体スイッチング素子(61a〜61d)をH
    ブリッジ状に配置してなるHブリッジ回路(61)、及
    び、前記DC−DCコンバータによって昇圧された電圧
    を電圧供給源として作動しており、前記4つの半導体ス
    イッチング素子のオンオフ作動を制御するブリッジ駆動
    回路(62、63)を含むインバータ回路(6)とを備
    え、 前記DC−DCコンバータによって昇圧された電圧を前
    記インバータ回路により交流電圧に変換し、放電灯
    (2)に印加することにより該放電灯を交流点灯させて
    なる放電灯装置において、 直流電源の電圧が前記DC−DCコンバータに印加さ
    れ、該DC−DCコンバータが作動開始した時点から所
    定時間経過後に前記半導体スイッチング素子のオンオフ
    作動を開始し、前記所定時間経過前においては前記半導
    体スイッチング素子をオフ状態にすることを特徴とする
    放電灯装置。
  2. 【請求項2】 前記DC−DCコンバータによって昇圧
    された電圧を電圧供給源として充電されるコンデンサ
    (67)を備えており、 前記ブリッジ駆動回路の作動電圧として、前記DC−D
    Cコンバータの昇圧電圧が印加されるようになってお
    り、前記DC−DCコンバータの昇圧電圧が低下した時
    には前記コンデンサ(67)の充電電圧が印加されるよ
    うになっていることを特徴とする請求項1に記載の放電
    灯装置。
  3. 【請求項3】 前記ブリッジ駆動回路を制御する制御信
    号を出力するHブリッジ制御回路(400)を備え、 前記ブリッジ駆動回路は、前記制御信号に基づいて前記
    4つの半導体スイッチング素子のそれぞれのオンオフ作
    動を制御するようになっており、 前記Hブリッジ制御回路は、前記所定時間経過前におい
    ては、前記ブリッジ駆動回路に、前記4つの半導体スイ
    ッチング素子の全てをオフさせる制御信号を出力するよ
    うになっていることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の放電灯装置。
  4. 【請求項4】 前記放電灯に印加されるランプ電圧(V
    L)と該放電灯に流れるランプ電流(IL)に基づいて
    地絡を検出するフェイルセーフ回路(600)を備え、 地絡が検出されると、前記ブリッジ駆動回路に対して、
    前記4つの半導体スイッチング素子の全てをオフさせる
    制御信号を出力するHブリッジオフ回路(401)を備
    えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1
    つに記載の放電灯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7298095B2 (en) 2004-07-28 2007-11-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Discharge lamp ballast apparatus

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US7298095B2 (en) 2004-07-28 2007-11-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Discharge lamp ballast apparatus

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