JP2001042684A - 定着装置及び画像記録装置 - Google Patents

定着装置及び画像記録装置

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JP2001042684A
JP2001042684A JP11216359A JP21635999A JP2001042684A JP 2001042684 A JP2001042684 A JP 2001042684A JP 11216359 A JP11216359 A JP 11216359A JP 21635999 A JP21635999 A JP 21635999A JP 2001042684 A JP2001042684 A JP 2001042684A
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fixing device
roller
oil
cleaning
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JP11216359A
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Toshio Ogiso
敏夫 小木曽
Tsutomu Hiraoka
平岡  力
Masaru Nakano
中野  勝
Hiromitsu Fukuda
裕光 福田
Katsumi Kumada
克巳 熊田
Akira Sasaki
暁 佐々木
Takashi Tsunohashi
高史 角橋
Hideki Mayama
英城 間山
Kazuo Kikuchi
一夫 菊地
Katsuyoshi Onose
勝義 小野瀬
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ローラ式の定着装置において、離型
剤供給部をクリーニング部と離型剤供給部より構成し、
紙粉の多い紙で多くの離型剤供給を要するトナーに対し
ても長寿命を実現できるようにした。 【解決手段】ローラ式の定着装置において、離型剤供給
部を定着ローラに対して高面圧のクリーニング部と、低
面圧の離型剤塗布部により構成し、離型剤塗布部よりク
リーニング部へ離型剤供給する構成とした。これによ
り、異物をクリーニング部でせきとめることにより離型
剤塗布部の目詰まりを起こりにくくし、定着装置の長寿
命を実現した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙、OHPシートな
どの記録媒体に印字印画を行なう画像記録装置に関し、
特に、画像データに基づき記録媒体上に保持された未定
着トナーを定着する定着器の定着ローラとトナーとの離
型性を向上する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像記録装置において、画像デー
タに基づき記録媒体上に保持された未定着トナーを定着
する定着器の定着ローラとトナーとの離型性を向上する
ために、定着器に離型剤を供給する離型剤を供給する離
型剤供給部を備えたものがある。その離型剤供給部(以
下離型剤をオイルとも称する)としては、(1)オイル
パッド方式(例、特開平6−274063号公報)、
(2)オイルローラ塗布方式(例、特開平6−2505
57号公報)、(3)オイルフェルト方式(例、特開平
5−127666号公報)が知られている。
【0003】このうち、従来技術(1)は、オイルが外
部から補給されない構成のため、連続印字を行なうよう
な場合にオイル供給量の低下が大きく、また長寿命(長
交換周期)とできない問題があった。また、オイル供給
量の各部のばらつきによりオイル筋がでやすい問題もあ
った。
【0004】一方、従来技術(2)は、ローラ内部に含
浸されたオイルをローラ表面の多孔質層からしみださせ
る方式で、微量のオイルを定着ローラに塗布し、トナー
の離型性向上を図る用途に向いているが、オイルを大量
に消費するトナーには適さない問題がある。
【0005】さらに、従来技術(3)は、オイルをフェ
ルトで吸上げて表面に設けられた多孔質体よりオイルを
しみださせてオイルの供給を行なう方式である。本方式
は定着ローラにオフセットしたトナーが多孔質体表面に
付着しにくく安定したオイル供給を行なえる利点はある
が、定着ローラにオフセットしたトナーがすりぬけて記
録媒体の汚れを発生させやすい問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術(1)、
(2)、(3)はいずれもオイル供給を実現できるが、
(1)(2)は定着ローラとの離型性確保のため、オイ
ルの大量供給を必要とするトナーを使用する場合に適し
ていない。(3)は構造的に表面の多孔質体の孔径を設
定することによりオイル供給量を決めることができる利
点があるが、定着ローラに付着するトナー、紙粉などの
異物が多い場合に記録媒体の汚れを発生させやすい問題
がある。
【0007】本発明は、定着ローラとの離型性確保のた
め、オイルの大量供給を必要とするトナーを用いて、定
着ローラに付着する異物が多い場合でも記録媒体の汚れ
の発生がなく印字可能な長寿命の定着装置およびそれを
具備する画像記録装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明における定着装置は、オイル供給部を、定着ロ
ーラに高面圧で押し付けられ異物をせきとめるクリーニ
ング部と、定着ローラに低面圧で押し付けられ異物が表
面に付着しにくい多孔質体を表面に設けたオイル塗布部
から構成しすることにより異物をすりぬけやすくし、ク
リーニング部はオイル塗布部よりオイルの供給を受ける
構成とすることにより、定着ローラを傷つけにくくし
た。
【0009】上記構成では、クリーニング部はオイル塗
布部よりオイルの供給を受けるため、初期はクリーニン
グ部はオイル供給部としても作用する。通紙により定着
ローラに付着する紙粉、トナーなどの異物はクリーニン
グ部で大部分せきとめられオイル塗布部へ流入する異物
の量は低減される。オイル塗布部へ流入した異物は四フ
ッ化エチレン樹脂などからなる多孔質体が表面に設けら
れたオイル塗布部で表面に付着しにくい特性を有するこ
とと、低面圧で定着ローラと接触しているため、異物は
すりぬけやすくオイル塗布部にたまりにくい。そのた
め、オイル塗布部は通紙時にも目詰まりを起こしにくく
安定したオイル供給を行なうことが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。図1は本発明の定着装置の構成を示して
いる。ヒータ(図示せず)を内蔵した金属製の芯金(図
示せず)のまわりの表面に例えばシリコンゴムよりなる
ゴム層(図示せず)を有する定着ローラ2および加圧ロ
ーラ3が互いに加圧されて配置されており、未定着トナ
ー17を保持する記録媒体16がその間を通過する間に
ゴム層間に形成された平坦部(ニップ部)で熱を伝えら
れ未定着トナー17の記録媒体16上への定着が行なわ
れる。このような定着装置では、未定着トナー17の紙
への接着力より定着ローラへの接着力が大きいとトナー
17が定着ローラ2の表面に付着し、記録媒体16の定
着ローラへの巻付きを起こす可能性があり、それを回避
するために離型剤供給部4よりオイルを定着ローラ2表
面に供給し、トナーと定着ローラ間の接着力の低減を図
っている。しかしながら、定着ローラ2に徐々に付着す
るトナーは離型剤の塗布能力を低下させるため、それを
防ぐため、本発明の定着装置においては、オイル塗布部
39は、繊維状のフェルト7の表面に四フッ化エチレン
樹脂などからなる多孔質体40が設けられており、トナ
ーをオイル塗布部表面に付着しにくい特性とするととも
に、定着ローラ2回転方向上流側にプレート状部材6の
まわりにフェルト5を巻き付けたクリーニング部38を
構成し、トナーなどの異物のせきとめを行なう構成とし
た。オイル塗布部39、クリーニング部38の定着ロー
ラ2への面圧分布は18b、18aのようになってお
り、クリーニング部は高い面圧で、オイル塗布部は低い
面圧で押し付けられている。クリーニング部を高い面圧
で押し付けるのは、その手前で異物をせきとめるためで
あり、オイル塗布部を低い面圧でおしつけるのはそこに
入りこんだ異物をすりぬけさせるためである。
【0011】それを実現するため、クリーニング部はオ
イル塗布部上部とともにホルダ8aに剛な板バネ9aを
介して固定されており(ホルダ8aは多孔質体40の定
着ローラ2との当接部に直接押圧力を加えていない)、
オイル塗布部下部はホルダ8bに柔な板バネ9bを介し
て固定されている。板ばね9はオイルパン14内部のベ
ース板41に固定されている。オイル塗布部下端はオイ
ルパン41に接触しており、オイルボトル10よりオイ
ルの供給を受ける構成となっている。離型剤供給部4の
定着ローラ上流部には定着ローラ2に付着したトナーを
かきとる回転型クリーニング部12を設けることにより
離型剤供給部4の長寿命化が図れる。また、離型剤供給
部4の定着ローラ下流側にブレード11を設けることに
よりOHPなどに印画する場合に問題となる離型剤供給
部の離型剤供給の幅方向むらに起因するオイル筋をなく
すようならすことができるとともに、オイル量の規制、
異物のかきとりを実現できる。さらにブレードは異物の
紙への付着を防止し、印画時の表汚れを防止できる。加
圧ローラ3には剥離爪15が設けられており、紙の加圧
ローラ3への巻付きを防止する。また、加圧ローラ3に
はクリーニング部13が設けられており、非通紙時に定
着ローラ2から転移した異物のせきとめを行ない、印画
時の裏汚れの防止を図れる構成とすることもできる。
【0012】ここで、ホルダ8a、8bの押付け構造に
ついて図2を用いて説明する。クリーニング部38を支
持するホルダ8aは幅広の高い曲げ剛性の板バネ9aに
より固定されており、クリーニング部38は、定着ロー
ラ2に大きい面圧で押し付けられている。一方、オイル
塗布部39を支持するホルダ8bは幅狭の相対的に低い
曲げ剛性の板バネ9bにより固定されており、定着ロー
ラ2に小さい面圧で押し付けられている。
【0013】次に、通紙時、非通紙時の異物の付着につ
いて図3、図4を用いて説明する。図3で通紙時の異物
付着を説明する。図3で記録媒体16(例えば紙)の表
面には、印字面は未定着トナー17、両面に紙粉19が
付着している。紙が定着ローラ2、加圧ローラ3間を通
過する際に、微量のトナーと紙粉が定着ローラ2に付着
する。トナー17はその多くが回転型クリーニング部1
2表面に付着し、そこをすりぬけた紙粉、トナーはオイ
ル供給部のクリーニング部38手前で多くがせきとめら
れ、そこをすりぬけた異物はブレード11でせきとめら
れる。ブレード11がないと、すりぬけるトナー20が
印字面の汚れとなって画質劣化を引き起こす。
【0014】一方、非通紙時の異物付着について図4を
用いて説明する。通紙に定着ローラ2、他各部に付着し
た異物のうち、ブレード11をすりぬけたトナー20
は、非通紙時は加圧ローラ3へ転移し、加圧ローラのク
リーニング部13でせきとめられる。加圧ローラのクリ
ーニング部13がないと加圧ローラ3に転移したトナー
21が紙の裏面に付着し、印画時の裏汚れとなり画質を
低下させる。
【0015】次に、本定着装置を構成する各部の要素特
性について図5を用いて説明する。オイル塗布部39に
おいて、フェルト部7のオイル供給量を横軸に、多孔質
体のオイル供給量を縦軸に示した。多孔質体の3種類の
孔径のものについて特性を示した。孔径の大きいものほ
どフェルトのオイル供給量と多孔質体のオイル供給量の
差が小さくなることを示している。
【0016】次に、オイル塗布部の多孔質体と定着ロー
ラとの接触幅(ニップ幅)と多孔質体オイル供給量の関
係を図6に示した。これから、ニップ幅と多孔質体オイ
ル供給量の間にはほぼ比例関係がなりたつことを示して
おり、所望の多孔質体オイル供給量を得られるように多
孔質体の孔径、ニップ幅を決めればよい。
【0017】さらに図6でニップ幅5mmの場合のオイ
ル塗布部の面圧と多孔質体オイル供給量の関係を図7に
示した。これから、オイル供給量はオイル塗布部面圧に
よらずほぼ一定であることを示している。
【0018】次に、面圧とクリーニング性能、オイル塗
布部性能の関係を図8に示した。クリーニング部では異
物せきとめ性能が求められることから、異物せきとめ性
能との関係を調べると0.008MPa以上で十分な性能が得ら
れている。一方、オイル塗布部では、異物の多孔質体へ
の付着をしにくくする(目詰まりをおこしにくくする)
ために異物のすりぬけ性能が要求されるその性能を調べ
たところ、0.005MPa以下で十分な性能が得られることが
わかった。以上から、クリーニング部は面圧0.008MPa以
上、オイル塗布部は面圧0.005MPa以下となるように面圧
設定を行なうことが望ましい。
【0019】次に、本発明の定着装置のオイル供給性能
について図9および図10を用いて説明する。図9は多
孔質体オイル供給量およびブレードでオイル供給量が規
制された後のオイル供給量(このオイル量がトナーと定
着ローラの離型に寄与する)の通紙枚数の関係を示して
いる。多孔質体オイル供給量がブレードオイル供給量と
比較して十分大きいときはブレードオイル供給量は一定
であるが、多孔質体オイル供給量がブレードオイル供給
量と同等まで低下するとブレードオイル供給量も低下
し、トナーと定着ローラの間の離型性が低下し、巻付き
などを起こす可能性がある。これから、通紙枚数にとも
なうオイル供給量の低下の少ないオイル供給部を提供す
ることが長寿命の定着装置を作る上で不可欠であること
がわかる。
【0020】次に図10を用いてクリーニング部38有
無の場合の多孔質体オイル供給量の通紙枚数との関係を
示した。これから、クリーニング部ありはなしよりオイ
ル供給量の低下率が低く長い定着装置寿命を実現可能で
ある。
【0021】次に本発明の定着装置を用いた画像記録装
置の構成を図11を用いて説明する。駆動ローラ33、
ベルトに張力を与えるテンションローラを兼ね備えた従
動ローラ26により垂直方向に張架され矢印方向に一定
速度で回転する感光体ベルト35と、感光体ベルト35
と接触配置される中間転写体37と、感光体ベルト35
の表面を一様に帯電する帯電器27と、一様に帯電され
た感光体ベルト35表面を露光して該表面に静電潜像を
形成する露光装置24と、感光体ベルト35の水平面に
当接するよう配置され静電潜像を現像してトナー像を形
成する4つの現像器25a、25b、25c、25d
と、用紙など記録媒体16を収納したカセット23から
記録媒体を給紙する給紙ローラ30と、カセット23よ
り給紙された記録媒体の姿勢を矯正するレジストローラ
31と、トナー像を記録媒体に転写する転写ローラ32
と、定着装置1と、定着された記録媒体を機外へ排出す
る排紙部34と、感光体ベルト35表面に残留する電荷
を除去するイレーズランプ29と、残留するトナーを除
去するブレード28と、転写後に中間転写体37表面に
残留するトナーを除去するクリーナ36を備える。
【0022】次に、本装置によるカラー画像の形成方法
を説明する。電源投入後、プリント待機状態になったプ
リンタ1本体に図示されない情報処理装置からプリント
信号が送られると露光装置24が信号に従ってトナー像
に該当するレーザ光が帯電器27により一様に帯電され
た感光体ベルト35上に照射され、感光体ベルト35上
には静電潜像が形成される。
【0023】まず、感光体ベルト35上に露光装置24
によりイエロー色のトナー像に対応する静電潜像を形成
し、イエロー現像器25dにより現像しトナー像とす
る。ここで、25dはイエロー色のトナーを使用する現
像器、25cはマゼンダ色のトナーを使用する現像器、
25bはシアン色のトナーを使用する現像器、25aは
ブラック色のトナーを使用する現像器であり、各現像器
にはバイアス電圧を制御することにより現像機能が付与
または消失されるようになっている。感光体ベルト35
上に形成されたトナー像は中間転写体37との接触部で
中間転写体37表面に転写され、該表面に保持される。
【0024】一方、トナー像転写後の感光体ベルト35
上は感光体ベルト35表面に残留する電荷をイレーズラ
ンプ29で除去した後、転写されずに残留したトナーを
ブレード28により除去する構成になっている。
【0025】これら感光体ベルト35表面を初期状態に
戻す工程が終了した後、次色であるマゼンダ色のトナー
像を同様に感光体ベルト35表面に形成し、中間転写体
37表面上に保持されている前記イエロー色のトナー像
に重ねあわせて転写して中間転写体37上に保持する。
【0026】同様の工程をシアン、ブラック色について
も繰り返し中間転写体37上で4色のトナー像を重ね合
わせると同時に該表面に保持する。このようにして中間
転写体37の表面上に形成した4色のトナー像を記録媒
体16上に転写するために、給紙ローラ30を回転させ
カセット23に収納された記録媒体16を1枚づつ分離
し、レジストローラ31まで搬送し記録媒体16の斜行
を補正した後、停止する。
【0027】次いで、中間転写体上のトナー像と整合す
るようなタイミングでレジストローラ31の回転を始動
する。搬送される記録媒体の先端が中間転写体37と接
触すると同時に転写ローラ32を記録媒体背面より押し
つけ、中間転写体37表面上の4色のトナー像を一度に
記録媒体16上に静電転写する。こうして記録媒体16
上にできあがった4色のトナー像は定着器1の定着ロー
ラと加圧ローラの間を通過することにより定着されプリ
ンタ22の排紙部34に排出され、印画の一連のプロセ
スを終了する。
【0028】このような画像記録装置で上記の定着装置
を具備することにより、紙粉の多い紙を用い、トナーの
オフセットがあり、ローラに異物が付着しても長寿命の
安定した印画を可能とできる利点がある。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、定着ローラと加圧ロー
ラで構成した定着装置で、紙粉の多い紙に対してもオイ
ル供給量の著しい低下をまねくことなく長寿命化が可能
になるため、離型性確保のためオイルを多量に必要とす
るトナーを用いた場合でも、ランニングコストの低減を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の定着装置を示す図である。
【図2】 本発明の定着装置の部分構造図である。
【図3】 本発明の定着装置の通紙時の異物の付着動作
を示す図である。
【図4】 本発明の定着装置の非通紙時の異物の付着動
作を示す図である。
【図5】 本発明の定着装置の離型剤供給部のフェルト
オイル供給量と多孔質体オイル供給量の関係を示す図で
ある。
【図6】 本発明の定着装置の離型剤供給部のオイル塗
布部のニップ幅とオイル供給量の関係を示す図である。
【図7】 本発明の定着装置の離型剤供給部のオイル塗
布部の面圧とオイル供給量の関係を示す図である。
【図8】 本発明の定着装置の離型剤供給部のクリーニ
ング部とオイル塗布部の面圧と各部性能の関係を示す図
である。
【図9】 本発明の定着装置の多孔質体の離型剤供給量
とブレードの離型剤供給量の関係を示す図である。
【図10】 本発明の定着装置の離型剤供給部のクリー
ニング部有無時のオイル供給量の通紙枚数との関係を示
す図である。
【図11】 本発明の画像記録装置の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…定着装置、2…定着ローラ、3…加圧ローラ、4…離型
剤供給部、5…クリーニング部フェルト、6…プレート状
部材、7…オイル塗布部フェルト、8…ホルダ、9…板ば
ね、10…オイルボトル、11…ブレード、12…回転型クリ
ーニング部材、13…加圧ローラクリーニング部材、14…
オイルパン、15…剥離爪、16…記録媒体、17…トナー、
18…面圧、19…紙粉、20,21…トナーの動作、22…画像
記録装置、23…カセット、24…露光装置、25…現像器、
26…従動ローラ、27…帯電器、28…ブレード、29…イレ
ーズランプ、30…給紙ローラ、31…レジストローラ、32
…転写ローラ、33…駆動ローラ、34…排紙部、35…感光
体ベルト、36…クリーナ、37…中間転写体、38…クリー
ニング部、39…オイル塗布部、40…多孔質体、41…ベー
ス板、42…押え板。
フロントページの続き (72)発明者 中野 勝 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 福田 裕光 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 熊田 克巳 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内 (72)発明者 佐々木 暁 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内 (72)発明者 角橋 高史 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内 (72)発明者 間山 英城 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内 (72)発明者 菊地 一夫 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内 (72)発明者 小野瀬 勝義 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内 Fターム(参考) 2H033 AA08 BA43 BA44 BA45 BA51 BA52 BA54 BA56 BB01 BB28

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】未定着トナー像を保持する記録媒体を通過
    させ未定着トナーの定着を行なう、定着ローラ、加圧ロ
    ーラ及び定着ローラと前記未定着トナー像間の離型性を
    高めるために離型剤を塗布する離型剤供給部を有する定
    着装置において、前記離型剤供給部を定着ローラに対し
    て高面圧で接触するクリーニング部材と、それとは別部
    材よりなり定着ローラ回転方向に対して前記クリーニン
    グ部材より下流側に設けられ、定着ローラに前記クリー
    ニング部材に対して相対的に低面圧で接触する、表面に
    部分的に多孔質体の設けられた離型剤塗布部材により構
    成し、前記クリーニング部材が前記離型剤塗布部材より
    離型剤供給を受ける構成としたことを特徴とする定着装
    置。
  2. 【請求項2】特許請求項1記載の定着装置において、前
    記クリーニング部材および前記離型剤塗布部材を別個の
    押付力付与手段により押圧力を付与する構成としたこと
    を特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】特許請求項1、2記載の定着装置におい
    て、離型剤塗布部材を、オイルパンに固定されたベース
    板に複数の板ばね部材が固定されており、各板ばね部材
    は先端が2つに分岐しており、一方が高い曲げ剛性を有
    しており、他方が相対的に低い曲げ剛性を有しており、
    高い曲げ剛性を有する部位に第一のホルダが結合されて
    おり、クリーニング部材および離型剤塗布部のフェルト
    が前記第一のホルダに固定されており、低い曲げ剛性を
    有する部位に第二のホルダが結合されており、第二のホ
    ルダには表面に多孔質体が設けられた離型剤塗布部のフ
    ェルトが設けられており、前記離型剤塗布部材の端部が
    オイルパンに接触し、オイルボトルより離型剤の供給を
    受ける構成であることを特徴とする定着装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2、又は3のいずれか一つに記
    載の定着装置において、離型剤塗布部材の定着ローラ回
    転方向上流側にローラ状の乾燥したクリーニング回転部
    材を有する及びもしくは定着ローラ回転方向下流側にブ
    レードなどよりなる離型剤規制部材を有する及びもしく
    は加圧ローラにクリーニング部材を有することを特徴と
    する定着装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3、又は4のいずれか一つ
    に記載の定着装置において、前記クリーニング部材の押
    付面圧を0.008MPa以上とし、前記離型剤塗布部面圧を0.
    005MPa以下とすることを特徴とする定着装置。
  6. 【請求項6】画像信号に対応した静電潜像を感光体に形
    成する手段と、トナーを供給して前記静電潜像を現像す
    る現像器と、前記感光体上のトナー像が転写され記録媒
    体へのトナー像の転写を行なう中間転写体と、定着器を
    具備した画像記録装置において、前記定着器は、請求項
    1,2、3,4、又は5のいずれか一つに記載された定
    着器であることを特徴とする画像記録装置。
JP11216359A 1999-07-30 1999-07-30 定着装置及び画像記録装置 Abandoned JP2001042684A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005196056A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Ricoh Co Ltd トナー、現像剤、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ
US7521164B2 (en) 2003-09-18 2009-04-21 Ricoh Company, Ltd. Toner, and, developer, toner container, process cartridge, image forming apparatus and image forming method

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