JP2001042476A - 包装体の開封方法および包装体 - Google Patents

包装体の開封方法および包装体

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JP2001042476A
JP2001042476A JP11218732A JP21873299A JP2001042476A JP 2001042476 A JP2001042476 A JP 2001042476A JP 11218732 A JP11218732 A JP 11218732A JP 21873299 A JP21873299 A JP 21873299A JP 2001042476 A JP2001042476 A JP 2001042476A
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Katsunori Goi
克典 五井
Shigeru Komata
茂 小俣
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 明室においてフィルム装填装置のマガジン
に、シート状の感光材料が複数枚収容された包装体を挿
入し、開封する際に、バリア袋の切れ端がマガジン内に
残存したり、マガジン内に光が入ってしまうような失敗
がなく確実に開封可能な包装体の開封方法および包装体
を提供する。 【解決手段】 遮光性フィルムを貼り合わせて作製した
バリア袋に、シート状の感光材料を複数枚重ねた集積体
を収容した包装体を開封する包装体の開封方法におい
て、前記貼り合わせた部分の少なくとも一部が弱接着部
であって、前記弱接着部を剥離して開封することを特徴
とする包装体およびその開封方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料の包装体
の開封方法および包装体に関し、さらに詳しくは、マガ
ジンに挿入した感光材料の包装体の開封方法および包装
体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、シート状のX線用フィルム(感
光材料)を用いて、人体等の被写体の放射線画像を撮影
する場合、カセッテと呼ばれる暗箱に、X線用フィルム
を1枚づつ装填し、X線撮影を行う。カセッテにX線用
フィルムを装填するには、通常、フィルム装填装置を用
いる。フィルム装填装置は、マガジン内に収容してある
複数枚の未露光のX線用フィルムの集積体から、一枚ず
つ取り出して、カセッテに装填する装置である。
【0003】前記マガジンにX線用フィルムの集積体を
挿入する方法としては、例えば特許公報第274251
1号等に記載されている。特許公報第2742511号
に開示される発明では、まず明室にて、バリア袋で遮光
包装されたX線用フィルムの包装体を、マガジンに収容
して蓋をする。その際、包装体の2つの端部がマガジン
から露出するように収容する。露出した一端部をカッタ
ー等を用いて切り離し、その後、他端部を引っ張ること
によって、X線用フィルム(含保護シートとしての当て
ボール紙)をマガジン内に残置させ、バリア袋は廃棄す
るというものである。以上は全て操作者の手作業で行わ
れていた。このようなマガジンへの挿入方法では、包装
体の端部の切り離しがうまくいかない場合には、バリア
袋の切れ端がマガジン内に残ってそのままカセッテに装
填されてしまったり、バリア袋を引っ張る際にマガジン
の蓋が開いて光が入ってしまう危険性があった。これら
の作業をフィルム装填装置内の自動カッターで行う方法
も考えられるが、装置が複雑になるのみでなく、カッタ
ーの切れ味が悪くなると同じ問題が起きるため、メンテ
ナンスも大変になってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、明室
においてフィルム装填装置のマガジンに、シート状の感
光材料が複数枚収容された包装体を挿入し、開封する際
に、バリア袋の切れ端がマガジン内に残存したり、マガ
ジン内に光が入ってしまうような失敗がなく確実に開封
可能な包装体の開封方法および包装体を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は下記構成
により達成することが出来た。
【0006】1.遮光性フィルムを貼り合わせて作製し
たバリア袋に、シート状の感光材料を複数枚重ねた集積
体を収容した包装体を開封する包装体の開封方法におい
て、前記貼り合わせた部分の少なくとも一部が弱接着部
であって、前記弱接着部を剥離して開封することを特徴
とする包装体の開封方法。
【0007】2.開封前の前記バリア袋内は、大気圧よ
り減圧した状態であることを特徴とする上記1に記載の
包装体の開封方法。
【0008】3.前記弱接着部を剥離して開封する際、
前記弱接着部以外のバリア袋の一部を引っ張ることによ
り前記弱接着部を剥離することを特徴とする上記1また
は2に記載の包装体の開封方法。
【0009】4.前記バリア袋が、一枚の遮光性フィル
ムを輪にして筒状に貼り合わせ、さらに前記筒の2つの
開放端をそれぞれ貼り合わせたセンターピロー包装であ
り、前記弱接着部が前記2つの開放端のうち第1の開放
端の貼り合わせ部であって、もう一つの第2の開放端の
貼り合わせ部を引っ張ることにより前記弱接着部を剥離
することを特徴とする上記3に記載の包装体の開封方
法。
【0010】5.前記第2の開放端の張り合わせ部を巻
き取り手段により巻き取ることにより引っ張ることを特
徴とする上記4に記載の包装体の開封方法。
【0011】6.前記弱接着部の剥離強度が、5kgf
/15mm以下であることを特徴とする上記5に記載の
包装体の開封方法。
【0012】7.前記バリア袋の前記弱接着部を構成し
ている対向した2つの遮光性フィルムの一方が、延長さ
れて舌端部を形成しており、前記舌端部を引っ張ること
により前記弱接着部を剥離することを特徴とする上記3
に記載の包装体の開封方法。
【0013】8.前記舌端部を巻き取り手段によって巻
き取ることにより引っ張ることを特徴とする上記7に記
載の包装体の開封方法。
【0014】9.前記弱接着部の剥離強度が、5kgf
/15mm以下であることを特徴とする上記8に記載の
包装体の開封方法。
【0015】10.前記弱接着部が、アクリル系樹脂を
接着剤として接着されていることを特徴とする上記1〜
9のいずれか1つに記載の包装体の開封方法。
【0016】11.遮光性フィルムを貼り合わせて作製
したバリア袋に、シート状の感光材料を複数枚重ねた集
積体を収容した包装体であって、前記貼り合わせた部分
の少なくとも一部が弱接着部であることを特徴とする包
装体。
【0017】12.前記バリア袋内は、大気圧より減圧
した状態であることを特徴とする上記11に記載の包装
体。
【0018】13.前記バリア袋が、一枚の遮光性フィ
ルムを輪にして筒状に貼り合わせ、さらに前記筒の2つ
の開放端をそれぞれ貼り合わせたセンターピロー包装で
あり、前記弱接着部が前記2つの開放端のうち第1の開
放端の貼り合わせ部であることを特徴とする上記11ま
たは12に記載の包装体。
【0019】14.前記弱接着部の剥離強度が、5kg
f/15mm以下であることを特徴とする上記13に記
載の包装体。
【0020】15.前記バリア袋の前記弱接着部を構成
している対向した2つの遮光性フィルムの一方が、延長
されて舌端部を形成していることを特徴とする上記11
または12に記載の包装体。
【0021】16.前記弱接着部の剥離強度が、5kg
f/15mm以下であることを特徴とする上記15に記
載の包装体。
【0022】17.前記弱接着部が、アクリル系樹脂を
接着剤として接着されていることを特徴とする上記11
〜16のいずれか1つに記載の包装体。
【0023】以下、本発明について詳細に説明する。
【0024】本発明の包装体は、遮光性フィルムを貼り
合わせて作製したバリア袋に、シート状の感光材料を複
数枚重ねた集積体を収容したものである。
【0025】シート状の感光材料としては、特に限定は
ないが、上記述べたようなシート状X線用フィルムや、
シート状印画紙、シート状ジアゾ感光紙、シート状熱現
像フィルム等広い範囲のものに適用することが出来る。
【0026】遮光性フィルムは、単一素材であってもよ
いが、機能性を向上させるために、各種異種材料を重ね
て積層フィルムとし機能性を高めることが好ましい。フ
ィルムを積層する方法としては異種の熱可塑性の樹脂を
同時に押し出して作る方法(インフレーション法)、異
種材料を接着剤で貼り合わせる事で積層フィルムを作る
方法(ドライラミネーション)等が知られているが、ド
ライラミネーション法で製造した積層フィルムであるこ
とが好ましい。
【0027】積層フィルムを製造する方法としては機能
性包装材料の新展開 株式会社 東レリサーチセンター
P48〜P51、コンバーテック 1990.1,19
90.4,1990.11,1991.11,199
3.3に記載されている如き一般的な方法でつくる事が
できる。
【0028】積層フィルムの各層に用いられるフレキシ
ブルシートとしては一般の包装材料として使用されてい
る高分子フィルムである低密度ポリエチレン(LDP
E)、高密度ポリエチレン(HDPE)、線状低密度ポ
リエチレン(LLDPE)、中密度ポリエチレン、未延
伸ポリプロピレン(CPP)、延伸ポリプロピレン(O
PP)、延伸ナイロン(ONy)、ポリエステル(PE
T)、セロハン、ポリビニルアルコール(PVA)、延
伸ビニロン(OV)、エチレン−酢酸ビニル共重合体
(EVOH)、塩化ビニリデン(PVDC)等が使用で
きる。
【0029】又、これらフレキシブルシートは前述の特
許に記載されている如く、必要に応じて異種フィルムと
共押し出しで作った積層フィルム、延伸角度を変えて張
り合わせて作った積層フィルム等も当然使用出来る。
【0030】更に必要とする包装材料の物性を得るため
に使用するフィルムの密度、分子量分布を組み合わせて
作る事も当然可能である。
【0031】積層フィルムの最内層は熱融着層とし、ヒ
ートシールで密封出来るようにすることが好ましい。熱
融着性フィルムとしては、低密度ポリエチレン(LDP
E)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)及びメタ
ロセン触媒を使用して製造した低密度ポリエチレン(L
DPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、ま
た、これらフィルムと高密度ポリエチレン(HDPE)
フィルムの混合使用したフィルムが好ましい。
【0032】また、積層フィルムの最内層には、中に収
容する感光材料や保護シートとしての当てボール紙など
に対して滑り性を良くするために、滑材が添加されるこ
とが好ましい。この滑材としては、金属石鹸(ステアリ
ン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム)、脂肪酸アミド、
高級脂肪酸などが挙げられるが、これらに限られない。
そして、これらの滑材の添加量は、最内層の重量に対し
て、滑り性の観点から500ppm以上(特に5000
ppm以上)であることが好ましく、また、コスト及び
滑材の副作用の観点から、20000ppm以下(特に
10000ppm以下)が好ましい。
【0033】積層フィルムの構成層としては、ポリエチ
レンテレフタレート(PET)に酸化アルミ(AI
23)又はシリカ(SIOX)の無機蒸着層を持ったフ
ィルムを用いても良い。特開平6−95302号、特開
昭60−151045号、同60−189438号、同
61−54934号、同63−30842号、同63−
247033号、同63−272668号、同63−2
83936号、同63−193144号、同63−18
3839号、同64−16641号、特開平1−933
48号、特開昭64−77532号、特開平1−251
031号、同2−186338号、同1−267031
号、同2−235048号、同2−278256号、実
開平1−152336号、同2−21645号、同2−
44738号に記載されている如き、アルミニウム箔及
びアルミニウム蒸着層を少なくとも一層有する材料が挙
げられる。
【0034】遮光性フィルムは、遮光性を付与する材料
を含有することで遮光性を得ることが出来るが、特に積
層フィルムとして、遮光層を有することが好ましい。遮
光層は、ポリエチレンを主たる成分とする層であること
が好ましいが、これに限られない。遮光層には、カーボ
ンブラックや、包装される感光性熱現像材料の感度範囲
内を遮光する顔料や染料を含有することが好ましく、特
に、カーボンブラックを含有することが、遮光性とコス
トの観点から好ましい。カーボンブラックはファーネス
式、チャンネル式、アセチレン式、サーマル式等いずれ
の製法によって作られたものでも良い。これらカーボン
ブラックの代表的な例としては、三菱化成工業株式会社
製のMA−600 #650B、#41、#3150、
#3250、#3750、#3950、MA−100、
CABOT社製のカーボン、VULCAN、XC−72
R、BLAC Pearls700、VULCAN・
P、ライオン・アクゾ株式会社製ケッチェンブラックE
C、旭カーボン株式会社製の旭HS−500等が挙げら
れる。カーボンブラックの添加量は、遮光層の厚さが5
0μm以上の場合、遮光性の観点から、1.5wt%以
上であることが好ましく、生産性とコストの観点から、
7.5wt%以下であることが好ましい。また、ポリエ
チレン樹脂としては、強度の観点から、メタロセンポリ
エチレン樹脂であることが好ましいが、これに限られな
い。
【0035】遮光性フィルムは、積層フィルムであっ
て、最表層から順番に、意匠印刷面となるフィルム/金
属蒸着層又は金属箔/遮光層を有することが好ましい。
また、適宜、ナイロンフィルム層、接着層などの層をこ
れらの層の間に設けることも好ましい。
【0036】また感光材料の保存時の品質を維持するた
めに遮光性フィルムの透湿度は、8.0g/m2・24
時間 40℃ 90%Rh以下になることが好ましい。
【0037】上記遮光性フィルムを袋状に貼り合わせて
密封し、外気と遮断した状態のものが本発明のバリア袋
であり、このバリア袋の中にシート状の感光材料を複数
枚重ねた集積体を収容する。
【0038】本発明の包装体においては、感光材料が同
一形状、同一サイズであって、端辺を揃えて重ねて集積
してあることが好ましい。
【0039】また、重ねられた複数枚の感光材料の一番
上(上面)になったものは、感光面が露出してしまうの
で、保護シートで覆われることが好ましい。重ねられた
複数枚の感光材料の側面や、底面が同様に保護シートで
覆われることは当然好ましい態様であるが、少なくとも
上面を保護シートで覆うことが好ましい。保護シートと
しては、感光性能に悪影響のない素材であれば特に制限
はないが、ボール紙(当てボール紙)であることが好ま
しい。
【0040】バリア袋の形状としては、三方シール、セ
ンターピロー、ガゼットピローなどが挙げられるが、こ
れらに限定されない。
【0041】遮光性フィルムからバリア袋を生産する生
産方法は、遮光性フィルムを2つ折にして、端部をシー
ルして貼り合わせる方法が一般的であるが、これに限ら
れない。そして、この方法の場合、製袋機で製造し、そ
のままシートをその遮光性フィルムに置いたまま、バリ
ア袋とする。
【0042】本発明のバリア袋の形態として好ましいも
のとしては、 1.一枚の遮光性フィルムを輪にして筒状に貼り合わ
せ、さらに前記筒の2つの開放端をそれぞれ貼り合わせ
たセンターピロー包装であり、前記弱接着部が前記2つ
の開放端のうち第1の開放端の貼り合わせ部であるも
の、 2.前記弱接着部を構成している対向した2つの遮光性
フィルムの一方が、延長されて舌端部を形成している形
態のもの、である。
【0043】本発明において「弱接着」とは、180°
ピールテストで剥離強度が5kgf/15mm以下の接
着状態のことを言う。ただし、感光材料を内包した状態
で包装体が密閉されていることであり、感光材料の性能
を損なわない防湿性、遮光性を維持出来る接着状態であ
ることが必要である。よって、好ましくは剥離強度が3
〜5kgf/mmである。ここで、180°ピールテス
トとは、接着剤の評価を行う際に汎用されているもので
あり、接着部を含む2枚の対向するフィルム(該接着部
で該2枚が連結している)を平面に固定して、うち1枚
のフィルムの非接着部をピンチでつまみ、180°返し
て引っ張り、接着部を剥離させるものである。この時の
抵抗値(kgf/15mm)が剥離強度である。
【0044】本発明の弱接着を達成するために用いるこ
との出来る弱接着剤としては、(1)粘着型接着剤(通
常感圧型接着剤)、(2)硬化型接着剤(ホットメルト
型接着剤)が挙げられる。(1)については、アクリル
系、ウレタン系、エチレン−酢酸ビニル系の樹脂があ
る。(2)については、合成ゴム系、オレフィン系、E
VA系、エポキシ樹脂系のものがある。この中ではアク
リル系樹脂の接着剤が好ましい。
【0045】弱接着の方法としては、上述の(1)粘着
型接着剤を用いる場合は、遮光フィルムの片側に塗布
し、もう一枚の遮光フィルムを貼り合わせて、加圧ロー
ラにより加圧する。この時の加圧ローラの圧力は5〜1
0kgf/15mm程度である。上述の(2)硬化型接
着剤を用いる場合は、ヒートシーラーと呼ばれている熱
圧着機器を使用し、接着剤を塗布された遮光フィルムと
未塗布の遮光フィルムを加熱圧着する。ヒートシーラー
の加熱温度は180〜260°、圧着力は5〜10kg
f程度である。ヒートシーラーとしては富士インパルス
社製のモデル980が好ましく用いられる機器である。
【0046】本発明の包装体においては、バリア袋内が
大気圧より減圧した状態であることが、感光材料がバリ
ア袋中でずれにくく、好ましい。特に、減圧度が200
mmHg以上(特に300mmHg以上(さらに350
mmHg以上))であることが好ましい。また、減圧度
が700mmHg以下(特に600mmHg以下)であ
ることが、感光材料同志のくっつきを抑制して、機器で
フィルムを搬送する時の捌き故障の発生を抑制でき、好
ましい。なお、この減圧度は、バリア袋内の圧力が大気
圧(通常は760mmHg)に対して、どの程度、気圧
を下げたかということを示し、バリア袋内の圧力と大気
圧(760mmHg)との差のことである。例えば、外
気圧が760mmHg(=1気圧)で、減圧度700m
mHgということは、バリア袋内の気圧は、0.08気
圧ということを意味する。
【0047】 (760−700)/760=0.08気圧 減圧度は、バリア袋と外気の相対的な値であるが、これ
が意味するところは、感光材料が取り扱われる常温にお
いて、包装体1がシュリンクして内包物が固定される効
果を有していれば、本発明における「大気圧より減圧し
た状態」ということになる。大気圧より減圧した状態で
あると、包装体内で感光材料が不用意に動かないので、
感光材料が傷ついたりしないメリットのみでなく、本発
明においては、弱接着部が剥離しやすい問題を回避する
ことが出来る。
【0048】上述の真空密封の方法には、以下の2通り
がよく用いられるが、これらに限らない。第1の方法
は、減圧釜と呼ばれる部分に遮光性フィルムの入った袋
を入れて、釜全体を減圧していき、所望の減圧度に達し
たら端部にシールバンドが挟まってそこで熱をかけてシ
ールするという方法である。第2の方法は、連続製造ラ
インでコストダウンを図るために、フィルムの入った袋
の端に減圧用ノズルを入れて、まず減圧を始めある減圧
度に達したら、ラインの一ヶ所に設けた熱シーラを上方
から降ろし、端部を熱シールする方法である。この場
合、シールすると同時にノズルが袋から抜ける。
【0049】上記述べた本発明の包装体の弱接着部を剥
離して開封する。カッター等を用いないので、カットの
失敗等によるバリア袋の切れ端等が発生せず、感光材料
と一緒に切れ端が搬送されてそのまま画像形成されてし
まうような問題は起こらない。
【0050】より好ましくは、包装体をマガジンに挿入
し、マガジンを画像形成装置またはフィルム装填装置等
の機械に装填する。次に機械に装填されたままの状態
で、機械的に包装体の弱接着部とは反対側の部分を巻き
取り手段によって巻き取って剥離することが好ましい。
従来の明室でバリア袋をマガジン外に引っぱり出し、感
光材料(含保護シート)をマガジン内に残置する方法で
は、引っぱり出す際にマガジンに光が入る等の問題があ
るが、この方法だとその問題は解消出来る。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されな
い。
【0052】図1は、本発明の包装体を装填可能な画像
形成装置の正面図であり、図2は、この画像形成装置の
左側面図である。図3は、この画像形成装置の概略斜視
図である。画像形成装置100は、実施例に示すシート
状の感光材料であるフィルムFを現像する装置で、フィ
ルムFをバリア袋に収容した包装体1を装填でき、バリ
ア袋から取り出されたフィルムFの集積体からフィルム
Fを1枚ずつ給送する給送部110と、給送されたフィ
ルムFを露光する露光部120と、露光されたフィルム
Fを現像する現像部130とを有している。図1〜3を
参照して、画像形成装置100について説明する。
【0053】図2において、給送部110には、上下2
段に引き出し可能にマガジン111、112が設けられ
ており、マガジン111、112が引き出された状態で
セットされた包装体1を、マガジン111、112ごと
押し戻すことにより格納する。給送部110は、図4に
示す取り出し機構により、フィルムFをマガジン11
1、112から1枚づつ取り出し、図中矢印(1)に示
す方向(水平方向)に引き出す。更に、搬送ローラ対1
41が、マガジン111、112から引き出されたフィ
ルムFを、図中矢印(2)に示す方向(下方)に搬送す
る。
【0054】熱現像装置100の下方に搬送されてきた
フィルムFを、更に熱現像装置100の下部にある搬送
方向変換部145へ搬送し、搬送方向変換部145でフ
ィルムFの搬送方向を変換し(図2の矢印(3)及び図
1の矢印(4))、露光準備段階に移行する。更に、搬
送装置142が、フィルムFを、画像形成装置100の
左側面から、図1の矢印(5)に示す方向(上方)に、
搬送し、その際、露光部120は、フィルムFに、赤外
域780〜860nm範囲内のレーザ光L、例えば、8
10nmのレーザ光を照射する。
【0055】露光部120は、画像信号Sに基づき強度
変調されたレーザ光Lを偏向してフィルムF上を主走査
すると共に、フィルムFをレーザ光Lに対して主走査の
方向と略直角な方向に相対移動させることにより副走査
して、フィルムFに潜像を形成するものである。
【0056】その後、供給ローラ対143は、フィルム
Fを図1の矢印(6)に示す方向(上方)に搬送し、ド
ラム14に供給する。すなわち、ランダムなタイミング
で供給する。
【0057】また、供給ローラ対143は、ドラム14
の周上の次の被供給位置が所定回転位置に到達するまで
停止し、ドラム14の周上の次の被供給位置が所定回転
位置に到達した時点で回転するようにしても良い。すな
わち、供給ローラ対143の回転を制御することによ
り、ドラム14の所定の被供給位置に、フィルムFを供
給するようにしてもよい。
【0058】ドラム14は、フィルムFとドラム14の
外周とが密着した状態で、図1の矢印(7)に示す方向
に共に回転するようになっている。かかる状態で、ドラ
ム14はフィルムFを加熱し熱現像する。すなわち、フ
ィルムFの潜像を可視画像として形成する。その後、図
1のドラム14に対し右方まで回転したときに、ドラム
14からフィルムFを離し、図1の矢印(8)に示す方
向に搬送しつつ冷却する。その後、搬送装置144は、
ドラム14から離れたフィルムFを図1の矢印(9)に
示す方向に搬送し、熱現像装置100の上部から取り出
せるように排出トレイ160に排出する。
【0059】図4は、図1〜3の画像形成装置のマガジ
ン111、112及びマガジン部近傍のサプライ部90
を示す側面図である。サプライ部90は、積積体として
マガジン111、112にセットされているフィルムF
を一枚づつ送り出す機構である。図4により、給送部1
10のマガジン111、112とマガジン部近傍のサプ
ライ部90について説明する。
【0060】図4に示すように、マガジン111、11
2に収容可能な包装体1は、フィルムFの集積体4と、
この集積体4を挟み込んで保護する当てボール3と、こ
れら当てボール3と当てボール3により保護されている
集積体4とを収容するバリア袋2とを含む。フィルムF
の集積体4は、実質的に同一形状で同一サイズのシート
状のハロゲン化銀写真感光性熱現像材料(感光材料)で
あるフィルムFの端辺を揃えて複数枚重ねたものであ
る。バリア袋2は、遮光性フィルムから作製されてお
り、遮光性フィルムは柔軟なフィルムである。また、バ
リア袋2の一端部には複数のフック孔201が形成され
ている。バリア袋2の表面にはバーコードシール1aが
貼り付けられている。このバーコードシール1aは、そ
の包装した感光性熱現像材料の濃度特性データ等の情報
を記録する記録媒体である。また、この記録媒体とし
て、バーコードシール1aの代わりに、磁気テープ、光
記録媒体、光磁気記録媒体等を設けても良い。なお、包
装体1には、六切・半切・大角・大四切等の各種サイズ
のフィルムFが包装されたものがある。そして、各マガ
ジン111、112に、このように異なるサイズの包装
体1を装填することができる。
【0061】図4に示すように、マガジン111、11
2には、モータ、ベルト機構等から構成された巻取軸駆
動機構(図示省略)により回転駆動される巻き取り軸3
01,302(巻き取り手段)が設けられている。巻き
取り軸301,302には、包装体1の複数のフック孔
201を係止する係止部301a,302aが設けられ
ている。また、マガジン111、112には、包装体1
のバリア袋2を挟み込むローラ対303a、303b、
304a、304bが設けられている。
【0062】そして、マガジン111、112に包装体
1を収容する際に、バリア袋2の複数のフック孔201
を係止部301a、302aに係止させる。このとき、
減圧解除ピン331、332が降りてきて(マガジン1
11,112内蔵)、包装体に小穴を開け、減圧状態を
解除する。減圧状態を解除することにより開封時に必要
な力が低減される。また、バリア袋を巻き取り軸30
1、302で引っ張る際にフィルムFと摩擦を起こし、
フィルムFに傷をつけるような問題も防止出来る。そし
て、マガジン111、112を押し込むと、巻取軸駆動
機構(図示省略)により図4の方向rに巻き取り軸30
1、302を回転させて包装体1のバリア袋2を巻き取
るようにして引き抜く(開封する)。
【0063】また、図4に示すように、サプライ部90
は、包装体1の中の多数のフィルムFを1枚1枚マガジ
ン111、112の外に搬送するために、フィルムFを
真空吸引して保持しながら図の左右上下に移動する保持
部材306,307と、第1のマガジン111からのフ
ィルムFを挟持して搬送するローラ対308,309
と、第2のマガジン112からのフィルムFを挟持して
搬送するローラ対400と、第1のマガジン111及び
第2のマガジン112からのフィルムFを図の下方に搬
送する搬送ローラ対401と、搬送ローラ対308の下
流側近傍に配置され第1のマガジン111からのフィル
ムFを検知するための受光素子51aと発光素子51b
とからなる透過型フォトインタラプタと、搬送ローラ対
400の下流側近傍に配置され第2のマガジン112か
らのフィルムFを検知するための受光素子52aと発光
素子52bとからなる透過型フォトインタラプタとを備
える。
【0064】図4の各透過型フォトインタラプタは、フ
ィルム検出手段を構成し、発光素子51a、52aが、
光を方向c、dにそれぞれ発し、受光素子51b、52
bに入射する。発光素子51a、52aと受光素子51
b、52bとの間にそれぞれ搬送されてきたフィルムF
が図の破線のように位置すると光が遮断され、この遮断
開始からフィルムFの後端が発光素子51a、52aと
受光素子51b、52bとの間を通過して遮断が終了す
る。受光素子51b、52bからの信号に応じて、フィ
ルム枚数を計数する。これは、遮断時間が、フィルムF
の長さに応じた所定時間以上になると、フィルム一枚と
計数する。これにより、例えば包装体1内のフィルムF
の枚数は一定(例えば126枚)であるからマガジン1
11、112内に残っているフィルム枚数を知ることが
できる。なお、発光素子51a,52aから発する光
は、フィルムFの感光波長域外の波長の光が好ましい。
また、フォトインタラプタは上述のような透過型に限ら
ず、反射型であってもよい。
【0065】図4に示すように、各マガジン111、1
12の上方には、包装体1のバーコードシール1aの情
報を読み取るための読み取りセンサ51,52がそれぞ
れ配置されている。読み取りセンサ51,52から図の
破線のように光を照射し、その反射光を読み取ることに
より、バーコードシール1aに記録された濃度特性デー
タ等の情報を読み取ることができる。
【0066】図5は、本発明の包装体の一形態とその開
封方法について説明する模式図である。図5(a)は、
本発明の包装体が、センターピローの場合の斜視図であ
る。図5(b)は、図5(a)のセンターピローの包装
体をマガジンに収容し、開封するところを説明するため
の断面図である。図中、2はバリア袋、2aは弱接着
部、2bおよび2b′はその他の貼り合わせ部、Fは感
光材料(フィルム)、111はマガジン、301は巻き
取り軸である。この包装体は、一枚の遮光性フィルムを
輪にして筒状に貼り合わせ(2b)、さらに前記筒の2
つの開放端のうち左側は通常接着部2b′であり、右側
が弱接着部2aである。通常接着部2b′のある側の端
部は、巻き取り易いよう長くなっている。
【0067】図6は、本発明の包装体の一形態とその開
封方法について説明する模式図である。図6(a)は、
本発明の包装体が、弱接着部を延長した舌端部を有する
場合の斜視図である。図6(b)は、図6(a)の包装
体をマガジンに収容し、開封するところを説明するため
の断面図である。この包装体は、バリア袋の弱接着部を
構成している対向した2つの遮光性フィルムの一方が、
延長されて舌端部を形成しているものである。図中、2
cは舌端部であり、他の部材番号は上述のものと同様で
ある。
【0068】図6(a)において、一枚の遮光フィルム
の片端が、弱接着部2aの位置まで来るように図の手前
に折り曲げられ(輪にされ)、2重になり(図の左
側)、袋状になった部分にフィルムFが収容される。2
重になった左側の3方の端部2aが貼り合わされて袋と
なるが、ここが弱接着部である。遮光フィルムの別の片
端は弱接着部2aから延長されて舌端部2cを形成して
いる。この舌端部2cを図の奥側に引っ張ると開封出来
るようになっている。
【0069】図6(b)において、舌端部2c側が上に
なるようにマガジン111に包装体1が収容され、舌端
部2cを巻き取り軸301で巻き取り、剥離して、開封
を行う。
【0070】
【実施例】(実施例1)以下の方法でシート状の感光材
料を内包する包装体を作製した。
【0071】〈遮光フィルムの作製〉バリア袋の表層と
なる側より、クラフト紙/アルミ箔/PETフィルム/
ポリエチレンフィルムの順で貼り合わせ、遮光フィルム
を作製した。
【0072】〈感光材料の準備〉熱をかけると還元剤が
有機銀塩に付着して黒化し、現像されるタイプの熱反応
型感光層を支持体上に有するシート状の感光材料を準備
した。
【0073】〈包装体の作製〉上述の遮光フィルムを用
いて、上述の感光材料複数枚を重ねたものを内包して、
以下の仕様で貼り合わせて密閉し、本発明の包装体を得
た。
【0074】1.包装形態:図5示すセンターピロー包
装。包装体の開封口となる2a部分のみ弱接着とし、そ
の他の部分2b、2b′は通常接着として、減圧密封し
た。
【0075】2.弱接着部:接着剤としてEVAを水に
溶解したものを用い、遮光フィルムの弱接着部2aに塗
布し、乾燥させた。更に、100℃の熱風を5分間当て
た後、富士インパルス社製のヒートシーラーモデル98
0にて、温度250℃、圧着力8.5kgf/15mm
で4秒間加熱圧着した。剥離強度は3.0kgf/15
mmであった。
【0076】3.通常接着部:遮光フィルムの最内層で
あるポリエチレンフィルムをヒートシール層として通常
接着部2b、2b′をヒートシールした。富士インパル
ス社製のヒートシーラーモデル980にて、温度250
℃、圧着力8.5kgf/15mmで4秒間加熱圧着し
た。剥離強度は16kgf/15mmであった。
【0077】4.減圧密封:大気圧よりも低い気圧を有
する減圧釜の中で上記接着を行った。
【0078】〈評価と結果〉上記包装体を図1〜図4に
示した画像形成装置に装填し、自動開封させたところ、
何の問題もなくスムーズに開封することが出来た。
【0079】
【発明の効果】明室においてフィルム装填装置のマガジ
ンに、シート状の感光材料が複数枚収容された包装体を
挿入し、開封する際に、バリア袋の切れ端がマガジン内
に残存したり、マガジン内に光が入ってしまうような失
敗がなく確実に開封可能な包装体の開封方法および包装
体を提供することが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装体を装填可能な画像形成装置の正
面図である。
【図2】図1の画像形成装置の左側面図である。
【図3】図1および図2の画像形成装置の概略斜視図で
ある。
【図4】図1〜3の画像形成装置のマガジン及びマガジ
ン部近傍のサプライ部を示す側面図である。
【図5】本発明の包装体の一形態とその開封方法につい
て説明する模式図である。
【図6】本発明の包装体の一形態とその開封方法につい
て説明する模式図である。
【符号の説明】
2 バリア袋 2a 弱接着部 2b、2b 通常接着部 111 マガジン 301 巻き取り軸 F フィルム

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮光性フィルムを貼り合わせて作製した
    バリア袋に、シート状の感光材料を複数枚重ねた集積体
    を収容した包装体を開封する包装体の開封方法におい
    て、前記貼り合わせた部分の少なくとも一部が弱接着部
    であって、前記弱接着部を剥離して開封することを特徴
    とする包装体の開封方法。
  2. 【請求項2】 開封前の前記バリア袋内は、大気圧より
    減圧した状態であることを特徴とする請求項1に記載の
    包装体の開封方法。
  3. 【請求項3】 前記弱接着部を剥離して開封する際、前
    記弱接着部以外のバリア袋の一部を引っ張ることにより
    前記弱接着部を剥離することを特徴とする請求項1また
    は2に記載の包装体の開封方法。
  4. 【請求項4】 前記バリア袋が、一枚の遮光性フィルム
    を輪にして筒状に貼り合わせ、さらに前記筒の2つの開
    放端をそれぞれ貼り合わせたセンターピロー包装であ
    り、前記弱接着部が前記2つの開放端のうち第1の開放
    端の貼り合わせ部であって、もう一つの第2の開放端の
    貼り合わせ部を引っ張ることにより前記弱接着部を剥離
    することを特徴とする請求項3に記載の包装体の開封方
    法。
  5. 【請求項5】 前記第2の開放端の張り合わせ部を巻き
    取り手段により巻き取ることにより引っ張ることを特徴
    とする請求項4に記載の包装体の開封方法。
  6. 【請求項6】 前記弱接着部の剥離強度が、5kgf/
    15mm以下であることを特徴とする請求項5に記載の
    包装体の開封方法。
  7. 【請求項7】 前記バリア袋の前記弱接着部を構成して
    いる対向した2つの遮光性フィルムの一方が、延長され
    て舌端部を形成しており、前記舌端部を引っ張ることに
    より前記弱接着部を剥離することを特徴とする請求項3
    に記載の包装体の開封方法。
  8. 【請求項8】 前記舌端部を巻き取り手段によって巻き
    取ることにより引っ張ることを特徴とする請求項7に記
    載の包装体の開封方法。
  9. 【請求項9】 前記弱接着部の剥離強度が、5kgf/
    15mm以下であることを特徴とする請求項8に記載の
    包装体の開封方法。
  10. 【請求項10】 前記弱接着部が、アクリル系樹脂を接
    着剤として接着されていることを特徴とする請求項1〜
    9のいずれか1項に記載の包装体の開封方法。
  11. 【請求項11】 遮光性フィルムを貼り合わせて作製し
    たバリア袋に、シート状の感光材料を複数枚重ねた集積
    体を収容した包装体であって、前記貼り合わせた部分の
    少なくとも一部が弱接着部であることを特徴とする包装
    体。
  12. 【請求項12】 前記バリア袋内は、大気圧より減圧し
    た状態であることを特徴とする請求項11に記載の包装
    体。
  13. 【請求項13】 前記バリア袋が、一枚の遮光性フィル
    ムを輪にして筒状に貼り合わせ、さらに前記筒の2つの
    開放端をそれぞれ貼り合わせたセンターピロー包装であ
    り、前記弱接着部が前記2つの開放端のうち第1の開放
    端の貼り合わせ部であることを特徴とする請求項11ま
    たは12に記載の包装体。
  14. 【請求項14】 前記弱接着部の剥離強度が、5kgf
    /15mm以下であることを特徴とする請求項13に記
    載の包装体。
  15. 【請求項15】 前記バリア袋の前記弱接着部を構成し
    ている対向した2つの遮光性フィルムの一方が、延長さ
    れて舌端部を形成していることを特徴とする請求項11
    または12に記載の包装体。
  16. 【請求項16】 前記弱接着部の剥離強度が、5kgf
    /15mm以下であることを特徴とする請求項15に記
    載の包装体。
  17. 【請求項17】 前記弱接着部が、アクリル系樹脂を接
    着剤として接着されていることを特徴とする請求項11
    〜16のいずれか1項に記載の包装体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008043522A (ja) * 2006-08-16 2008-02-28 Kazushi Sakai 鍼灸針を密封した保護パックの開封装置

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