JP2001039894A - 圧縮タブレットのための結合剤および崩壊剤として使用される時の賦形剤の性質の増強剤としての直接圧縮性の澱粉 - Google Patents

圧縮タブレットのための結合剤および崩壊剤として使用される時の賦形剤の性質の増強剤としての直接圧縮性の澱粉

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JP2001039894A
JP2001039894A JP2000191122A JP2000191122A JP2001039894A JP 2001039894 A JP2001039894 A JP 2001039894A JP 2000191122 A JP2000191122 A JP 2000191122A JP 2000191122 A JP2000191122 A JP 2000191122A JP 2001039894 A JP2001039894 A JP 2001039894A
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tablets
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JP2000191122A
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English (en)
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Jacques Loic Marie Michaud
ジャック・ロイック・マリー・ミシャウド
Liesbeth Maria Fernande Meeus
リースベート・マリア・フエルナンデ・メーウス
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Cerestar Holding BV
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    • A61K9/2004Excipients; Inactive ingredients
    • A61K9/2022Organic macromolecular compounds
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    • A61K9/2059Starch, including chemically or physically modified derivatives; Amylose; Amylopectin; Dextrin
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08BPOLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
    • C08B30/00Preparation of starch, degraded or non-chemically modified starch, amylose, or amylopectin
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮タブレットのための結合剤および崩壊剤
として使用される時の賦形剤の性質の増強剤としての直
接圧縮性の澱粉 【解決手段】 一定の滑らかな部分的に膨潤された非複
屈折性の澱粉顆粒を非膨潤の複屈折性澱粉顆粒および少
なくとも1種類の別の賦形剤と一緒に含有しており、上
記の非膨潤の複屈折性顆粒と上記の膨潤された非複屈折
性顆粒との比が1:5〜5:1の範囲にある、タブレッ
トまたは他の単位投薬物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】技術分野:本発明は、その澱粉がタ
ブレット中で結合剤および崩壊剤の両方として使用する
のに適する自由流動性の圧縮性の加工された澱粉粉末で
ある、タブレット形成のための澱粉と賦形剤との混合物
に関する。自由流動性澱粉粉末は1種類以上の種々の賦
形剤と混合された時にタブレットの特徴および性質を改
善する。
【0002】また、本発明は加工された圧縮性の自由流
動性澱粉を少なくとも1種類の賦形剤と一緒に含有する
タブレットを得る方法およびかゝる方法で得られたタブ
レットにも関する。
【0003】
【従来の技術】発明の背景:タブレットは最も沢山の医
薬製剤のために最も良く使用される投与形態の一つであ
る。この状況は、この投与形態が医薬調合物の活性成分
の良好な投与量精度を可能とする事実によっても説明で
きる。更に取扱および包装が非常に容易であり、そして
この製剤の保存性および安定性が他の調合物のそれらよ
りも一般に良好である。
【0004】同じ論拠によって、製菓製品を含めた食
品、香料または甘味料、洗剤剤、染料、肥料または植物
衛生製品(phytosanitary)の様な他の用途のためにも媒
体としてしばしば使用されている理由が説明される。
【0005】タブレットは三つの主要な方法、即ち湿式
顆粒化、乾式顆粒化および直接圧縮加工を使用して製造
することができる。
【0006】湿式顆粒化の場合には各成分を一般に混合
しそしてウエット結合剤を使用して顆粒化し、次いでこ
の湿潤顆粒を分級し、乾燥しそして場合によってはタブ
レットにプレス成形する前に磨り潰す。
【0007】乾式顆粒化の場合には、粉末化された各成
分を予備圧縮加工とも呼ばれる圧縮処理(compact) する
前に一般に混合し、硬質スラッグを得、次いでこのスラ
ッグを磨り潰しそして他の成分を添加する前および最終
プレス加工の前に分級する。
【0008】今日では、直接圧縮成形がタブレットを製
造する最も簡単で且つ最も経済的方法であると考えられ
ている。この方法は二段階、即ち全ての成分の混合とこ
の混合物のプレス成形しか必要としない。
【0009】タブレットの成分は一般に賦形剤かまたは
活性成分と規定される。活性成分は通常は薬効、化学作
用または栄養効果を誘発するものであり、これらは正し
い割合で効果を発揮するのに必要とされる厳格に決めら
れた量までしか存在するべきでない。賦形剤は投与量形
状物の製剤を容易にすることまたは活性成分の放出を適
切にすることを要求される化学的におよび薬学的に不活
性な成分である。
【0010】賦形剤は調合物の間にその機能に従って例
えば結合剤、崩壊剤、増量剤(または希釈剤)、滑剤(g
lidants)、滑沢剤および場合によっては風味剤、甘味料
および染料としての特徴を有していてもよい。
【0011】滑沢剤はタブレット製造装置のダイス型か
ら圧縮されたタブレットを排出するのを改善しようとす
るものである。
【0012】滑剤は粉末の流動性を改善するために添加
される。これは一般に全ての成分の混合を助け、圧縮前
にダイスにむらなく且つ規則正しく充填するために使用
される。
【0013】増量剤は、最終調合物中の活性成分濃度に
減少させるために増量剤としてよく使用される不活性成
分である。結合剤は多くの場合には増量剤の機能をも有
している。
【0014】崩壊剤は、液体環境に置かれた時にタブレ
ットの崩壊を助けそして活性成分を放出するために調合
物に添加してもよい。崩壊特性は殆ど、液体、例えば水
または胃液の存在下に膨潤する崩壊剤の性能に基づいて
いる。この膨潤はタブレット構造の連続状態を崩壊さ
せ、種々の成分を溶液状態または懸濁状態にすることを
可能とする。一般に使用される崩壊剤には天然澱粉、加
工澱粉、変性セルロース、微晶質セルロースまたはアル
ギナートが含まれる。
【0015】結合剤は投薬形状物の構造を一緒に保持す
るために使用される。このものは十分な圧縮力を賦与し
た後に他の全ての成分と結合する性質を有し、完全な状
態のタブレットをもたらす。
【0016】澱粉はある場合には結合剤として作用しそ
して別の場合には天然であるか、化学的に加工されてい
るかまたは物理的に加工されているかの事実によって崩
壊剤として作用することが知られている。
【0017】天然の顆粒澱粉および、より少ない程度で
の蒸煮澱粉(予備糊化澱粉とも称する)は、直接的圧縮
加工で使用する時に多少制限された結合能力を示し得
る。蒸煮澱粉は結合剤として満足である場合でさえ、崩
壊の時に不満足である。これらの澱粉は実際には分散せ
ず、タブレット中に水が浸透するのを防止する傾向を示
し、要するにその表面に粘性膜を形成することによって
タブレットの崩壊を防止する。
【0018】ヨーロッパ特許出願公開(A)第0, 40
2,186号明細書には1〜20%の澱粉ペーストと9
9〜80%の天然澱粉とを混合することによって得られ
る直接的に圧縮可能な澱粉混合物を開示している。この
澱粉ペーストは、澱粉顆粒の破壊をもたらす85℃で天
然澱粉を処理することによって得られる。
【0019】直接的圧縮によってタブレットを製造する
際に結合剤および/または崩壊剤としておよび硬質ゼラ
チンカプセル中に供給される調合物のための増量剤とし
て使用するための冷水で一部膨潤され得る澱粉が、米国
特許第3,622,677号明細書および同第4,07
2,535号明細書に開示されている。ここに記載され
ている物質は実質的に、熱エネルギーをできるだけ付与
しながら鋼鉄製ロール相互の間で非糊化顆粒澱粉を物理
的に圧縮することによって得られる予備圧縮澱粉粉末で
ある。圧縮されたこの澱粉は鮮明な複屈折の顆粒および
非複屈折顆粒並びに9〜16%の湿分含有量に乾燥され
た顆粒および破片の凝集体の存在を示している。圧縮後
に澱粉を潰しそして分級して自由流動性粉末を得る。上
記の澱粉粉末は直接圧縮での制限された結合能力並びに
貧弱な崩壊性を示す。この種の賦形剤を使用して製造さ
れた活性成分含有調合物は例えばヨーロッパ特許出願公
開(A)第0, 130,683号明細書にN−アセチル
−p−アミノフェノールについて記載されている。
【0020】その他の冷水で膨潤しうる物理的に化工さ
れた澱粉は、崩壊剤として有用であるが、結合性が極め
て貧弱であることが記載されている(米国特許第4,3
83,111号明細書参照)。この場合、顆粒澱粉は、
水及びおそらく有機溶剤の存在下にその糊化温度よりも
10℃まで高い温度で蒸煮される。次いでこの様にして
得られた澱粉を乾燥すると、非複屈折顆粒が生じる。冷
水で膨潤しうる澱粉を含有する混合物は、食品用途に、
すなわち米国特許第3,956,515号明細書中に肉
片の澱粉製ころもの製造に適用されると記載されてい
る。
【0021】澱粉の化学的加工も研究されてきた。架橋
された予備糊化澱粉、例えば澱粉リン酸エステル、澱粉
アジピン酸エステル、澱粉硫酸エステル、澱粉グリコー
ル酸エステルまたはカルボキシメチル澱粉は、貧弱な結
合能力を示すけれども崩壊剤として有用である(米国特
許第3,034,911号明細書及び同第4,369,
308号明細書参照)。
【0022】酸及び酵素で加水分解された澱粉は結合剤
として有用であると報告されている(米国特許第4,5
51,177号明細書)。この圧縮可能な澱粉は、澱粉
の糊化温度以下の温度で酸および/またはα- アミラー
ゼ酵素で顆粒澱粉を処理して製造される。処理されたこ
の澱粉は、崩壊された表面を有する、変性されかつ脆く
なった顆粒を示す。この澱粉はタブレット化用結合剤と
して並びにカプセル充填用の結合剤及び増量剤として有
用であり、適当な崩壊性を示すといわれている。
【0023】デキストリン化澱粉(米国特許第4,38
4,005号明細書参照)及び澱粉フラクション、例え
ば非顆粒アミロース(米国特許第3,490,742号
明細書参照)は、限定された結合性および/または崩壊
性を有するとも記載されている。これはそれの製造に多
大な費用の掛かる処理のために関心が限定されている。
【0024】共継続のヨーロッパ特許出願第ep993
00571.9号には、比較的に低い圧縮力で非常に硬
いタブレットを得る直接圧縮法において結合剤として使
用するのに適し並びにカプセル状投薬の製造で結合剤お
よび/または増量剤として使用するのに適する自由流動
性の、直接圧縮性の加工された澱粉粉末が開示されてい
る。
【0025】上記の澱粉の圧縮加工で得られるタブレッ
トは水性媒体中で早い速度で崩壊し、更に低い破砕性パ
ターンを示す。この直接圧縮性澱粉粉末は直接圧縮加
工、湿式顆粒化または乾式顆粒化によって製造されるタ
ブレットの結合剤および/または崩壊剤として有用であ
る。またカプセルの充填プロセスにおいて結合剤として
および増量剤として有用でもある。この共継続特許出願
の内容をここに全て組み入れ記載したものとする。
【0026】
【発明の構成】本発明は、一定の滑らかな部分的に膨潤
された非複屈折澱粉顆粒と非膨潤の複屈折澱粉顆粒およ
び少なくとも1種類の賦形剤とから成り、その際非膨潤
性複屈折顆粒と膨潤された非複屈折顆粒の比が1:5〜
5:1の範囲にある、タブレットまたは他の単位投薬物
を形成するための組成物に関する。別の賦形剤は結合
剤、増量剤または崩壊剤でもよい。澱粉は一般に50μ
mより大きい平均粒度および3〜15重量%の湿分含有
率を有する。実用化するためには、この組成物はその他
に活性成分を含有する。
【0027】活性成分は、所望の機能を果たすのに有効
である量で存在しており、それは一般に0.01〜80
重量%の量で存在している。
【0028】別の賦形剤は少なくとも1種類の化合物で
あるが、1〜10種類の化合物でもよい。代表的な賦形
剤は澱粉、予備糊化澱粉、ポリビニルピロリドン、メチ
ルセルロース、微晶質セルロース、リン酸二カルシウ
ム、リン酸三カルシウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシ
ウム、ラクトース、デキストロース、蔗糖、ソルビトー
ルおよびマンニトールまたはそれらの混合物より成る群
から選択される。
【0029】直接圧縮性の澱粉と(別の)賦形剤との比
はタブレットを製造することを望む人の用途に依存して
おり、一般に1:10〜10:1である。
【0030】本発明はまた、直接圧縮加工された澱粉を
少なくとも1種類の(別の)賦形剤と一緒に含有するタ
ブレットを得る方法にも関する。
【0031】更に本発明は、一定の滑らかな部分的に膨
潤された非複屈折性澱粉顆粒を非膨潤の複屈折性澱粉顆
粒および少なくとも1種類の別の賦形剤と一緒に含有
し、上記の非膨潤の複屈折性顆粒と上記の膨潤された非
複屈折性顆粒との比が1:5〜5:1の範囲にあるタブ
レットにも関する。
【0032】全ての図面はレスポンスサーフェース法(r
esponse surface method) によって得られる三成分図で
あり、賦形剤と特別なタブレット特性との関係を示して
いる。図1aおよび1bは微晶質セルロース(MC
C):Avicel(R) PH-102、ラクトース: Flowlac(R) 10
0 および直接圧縮性の加工された澱粉粉末( それぞれS
tarch 1500)の混合物の組成が引張強度に対
して示す影響を示している。図2aおよび2bは図1a
および1bで実証したのと同じ組成が崩壊時間に対して
示す影響を示している。図3aおよび3bは、賦形剤混
合物を活性成分としてのパラセタモールと一緒に賦形剤
混合物:パラセタモール=60:40の重量比で使用し
た時の、微晶質セルロース(MCC):Avicel(R) PH-1
02、ラクトース: Flowlac(R) 100 および直接的に直接
圧縮可能に加工された澱粉粉末( それぞれ澱粉150
0)の混合物の組成が引張強度に対して示す影響を示し
ている。図4aおよび4bは図3aおよび3bで実証し
たのと同じ組成が崩壊時間に対して示す影響を現してい
る。
【0033】共継続する未公開のヨーロッパ特許出願第
ep99300571.9号は、直接的に圧縮可能な新
規の澱粉粉末を開示している。この澱粉粉末は、一定の
滑らかな部分的に膨潤された澱粉顆粒より成り、非膨潤
性複屈折顆粒と膨潤された非複屈折顆粒との比が1:5
〜5:1の範囲にあることを特徴としている。更にこの
澱粉粉末は50μmより大きい平均粒度および3〜15
重量%の湿分含有率を有する。
【0034】この澱粉粉末は、次の段階より成る方法に
よって得ることができる:段階1)水中で澱粉スラリー
を製造し、段階2)このスラリーを澱粉の糊化温度より
も実質上高くない温度に加熱して、澱粉顆粒の崩壊を引
き起すことなく澱粉顆粒の部分的膨潤を生じさせ、段階
3)澱粉スラリーを冷却して、澱粉顆粒の更なるいかな
る膨潤も防止し、および段階4)冷却されたスラリーを
噴霧乾燥して、水分含有率3〜15重量%を有する、自
由に流動する澱粉粉末を生成する。
【0035】この澱粉粉末を硬いタブレットおよびカプ
セルのための結合剤、崩壊剤または増量剤として使用す
ることも開示されている。
【0036】直接的に圧縮可能な澱粉粉末をタブレット
の製造に結合剤−崩壊剤として使用できることは既に上
述した。
【0037】本発明は直接的に圧縮可能な澱粉粉末を少
なくとも1種類の別の賦形剤と一緒に使用することを開
示している。別の賦形剤とは結合剤、増量剤または崩壊
剤である。
【0038】澱粉と賦形剤との組合せは有用なあらゆる
比で使用される。1種類の多機能賦形剤だけを使用して
調合物を製造することも明らかに有利であるが、存在す
る調合物の殆どは数種の結合剤の混合物を含有してい
る。一般に使用される圧縮加工用の結合剤または崩壊剤
には、予備湖化澱粉、澱粉、ポリビニルピロリドン、メ
チルセルロース、微晶質セルロース、リン酸二カルシウ
ム、リン酸三カルシウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシ
ウム、ラクトース、デキストロース、蔗糖、ソルビトー
ルまたはマンニトールがある。これらの崩壊剤の数種類
の混合物、一般に2〜3種類の混合物は、崩壊時と同じ
時にタブレットの硬度を最適とするために、活性成分と
のあるいはある相乗効果について研究を可能としてい
る。
【0039】本発明によって、共継続のヨーロッパ特許
出願第ep99300571.9号に記載された直接圧
縮性の加工された澱粉粉末を結合剤および崩壊剤とし
て、直接圧縮加工、湿式顆粒化または乾式顆粒化によっ
て製造されるタブレットのために一般に1〜10種類、
好ましくは2種類の別の賦形剤、例えば結合剤、増量剤
または崩壊剤と一緒に混合して用いることが提供されて
いる。
【0040】本発明の実施態様は、直接圧縮性の澱粉粉
末とも称する上述の澱粉粉末を少なくとも1種類の別の
賦形剤(結合剤、増量剤または崩壊剤)および少なくと
も1種類の活性物質と一緒に含有する、直接圧縮加工に
よるかあるいは乾式または湿式顆粒化によって製造され
るタブレットの調合物のための組成物である。他の結合
剤は例えばポリビニルピロリドン、メチルセルロース、
微晶質セルロース、リン酸二カルシウム、リン酸三カル
シウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、ラクトー
ス、デキストロース、蔗糖、ソルビトールまたはマンニ
トールから選択できる。この調合物は適当な割合で何ら
かの活性成分を含有していてもよい。
【0041】直接圧縮性の澱粉粉末とあらゆる割合で1
〜10種類の結合剤と混合したブレンドから本発明に従
って得られるタブレットは、他の澱粉を含む同じ調合物
よりもあらゆる圧縮力のもとで著しく高い硬度を示すと
いう事実に特徴がある。同時にこのものは、それぞれ個
々の単独成分で造られたタブレットの崩壊速度よりも著
しく早い速度で水性媒体中で崩壊し得る。本発明の直接
圧縮性の澱粉粉末を含有する結合剤のブレンドの有用な
投薬量は活性成分および別の賦形剤に依存して変動し、
2〜95重量%である。
【0042】実用化するためには、本発明のタブレット
は活性成分を含有する。活性成分はタブレットまたはカ
プセル形で通常供給されるあらゆる薬、即ち医薬有効物
質でもよい。これには例えば鎮痛薬、下熱薬、抗炎症
剤、ビタミン、抗生物質、ホルモン、ステロイド、トラ
ンキライザーまたは鎮静薬が包含される。タブレット中
に含まれていてもよい他の活性物質は、自由に流動する
圧縮加工された澱粉と調合できる。このことは、例えば
菓子製品を含む食品の用途にも誘導している。他の活性
成分には香料または甘味料、洗剤、染料、肥料または除
草剤がある。
【0043】各成分の量はその活性に依存している。相
当な量の成分が存在する時、成分の物理的または化学的
性質はタブレットの性質に影響を及ぼす。一般に活性成
分はタブレット中に0.01〜80重量%の量で存在さ
せる。
【0044】更に詳細に説明するために以下の実施例で
本発明を実証する。
【0045】第一の実施例は、共継続のヨーロッパ特許
出願第ep99300571.9号に記載された直接圧
縮性の澱粉粉末が、直接圧縮性の澱粉、ラクトースおよ
び微晶質セルロースの混合物から直接圧縮加工によって
製造されるタブレットの性質を、賦形剤として市販のS
tarch 1500を用いて同じ条件で製造した同じ
タブレットと比較した時に改善していることを実証して
いる。
【0046】試験した全ての組成物においておよび三成
分図で得られる計算されたあらゆる組成物において、あ
らゆる適するタブレットの第一は直接圧縮性の澱粉、微
晶質セルロースおよびラクトースの混合物から得られる
ことおよびこれらタブレットが市販のStarch 1
500を使用した時よりも良好であることを示してい
る。以下のパラメータを測定した:引張強度、(特定さ
れた圧縮力における)破砕性および崩壊時間。
【0047】直接圧縮性の澱粉を使用してタブレットを
製造した時にStarch 1500を用いた場合に比
較して、予想外に、タブレットが硬く、破砕性が低くそ
して崩壊時間が短いことを見出した。
【0048】第二の実施例では、第一の実施例と同様な
パラメータが測定された。これは、直接圧縮性の加工さ
れた澱粉粉末が、直接圧縮性の加工された澱粉、ラクト
ースおよび賦形剤としての微晶質セルロースおよび活性
成分としての40%のパラセタモールより成る混合物か
ら直接圧縮加工によって製造されるタブレットの性質を
改善することを実証している。
【0049】更に、これらの実施例は直接圧縮性の加工
された澱粉粉末および別の賦形剤より成る混合物から得
られるタブレットがパラセタモールをその中に調合した
時に同じ条件で慣用の圧縮可能澱粉と別の賦形剤との混
合物から得られるタブレットに比較してより良好な性質
を有することを実証している。
【0050】
【実施例】実施例1:この実施例は、共継続のヨーロッ
パ特許出願第ep99300571.9号に記載された
直接圧縮性の加工された澱粉粉末が、直接圧縮性の澱粉
(DC 澱粉) 、ラクトースおよび微晶質セルロースの混合
物から直接圧縮加工によって製造されるタブレットの性
質を改善することを実証している。更にこの実施例は、
共継続のヨーロッパ特許出願第ep99300571.
9号に記載された直接圧縮性の加工された澱粉粉末と別
の賦形剤との混合物から得られるタブレットが同じ条件
で慣用の圧縮可能な澱粉と別の賦形剤との混合物から得
られるタブレットに比較してより良好な性質をなお有し
ていることを実証している。
【0051】全ての賦形剤は0.8mmの篩で分級し
た。同じ量の賦形剤を希釈法に続いて低剪断ドラムミキ
サー中で12回転/分で10分間混合する。次いで0.
25%のSiO2 (Aerosil 200:Degu
ssa)およびあるいは残留する賦形剤を添加しそして
12回転/分で15分混合する。その後0.50%のス
テアリン酸マグネシウム(MgSt 、製造元: Pharmachemic
Tramedico) を添加しそして12回転/分で3分間混合
する。断面が四角形の円形タブレットを40回転/分で
運転されるトリプルパンチ回転式打錠機(Korch)での圧
縮加工で得る。製造されるタブレットは重量350mg
で1cm2 の表面を有している。タブレットの寸法およ
び硬度をタブレット・テスター(ERWEKA、TBH
−型)で測定した。タブレットの破砕性は破砕性試験機
(Pharmatest)で測定した。崩壊時間は37℃で崩壊機
械(PharmaTest)を用いて測定する。結果を表1〜3に総
括記載した。
【0052】 表1 ──────────────────────────────────── 賦形剤間の比 25kN の圧縮力での引張強度(N/mm2) ──────────────────────────────────── MCC:Avicel ラクトース DC DC澱粉として DC澱粉として PH-102 Flowlac100 澱粉 処理されたホワイト Starch1500 (R)(**) (FMC) (Meggle) メイス゛ 澱粉*) (Colorcon) ──────────────────────────────────── 0 1.0 0 5.6 5.6 0 0 1.0 6.7 2.0 ──────────────────────────────────── 0 0.50 0.50 5.0 2.9 0.50 0 0.50 8.6 6.1 0.50 0.50 0 8.4 8.4 ──────────────────────────────────── 0.20 0.20 0.60 6.4 4.0 0.20 0.60 0.20 6.2 5.1 0.60 0.20 0.20 9.1 7.6 0.33 0.33 0.34 7.0 5.4 ──────────────────────────────────── * 共継続のヨーロッパ特許出願第ep99300571.9号に記載された如 き、処理されたホワイトメイズ澱粉** Colorcon CompanyのStarch 1500(R) HM 表1は、微晶質セルロース、ラクトースおよび共継続の
ヨーロッパ特許出願第ep99300571.9号に記
載された直接圧縮性の加工された澱粉を含有する混合物
から製造されたタブレットが微晶質セルロース、ラクト
ースおよび普通の直接圧縮性の澱粉(Starch 1
500HM)を含有する混合物から製造されたタブレッ
トよりもあらゆる混合比において顕著に高い引張強度を
有すことを示している。更に、微晶質セルロースおよび
共継続のヨーロッパ特許出願第ep99300571.
9号に記載された直接圧縮性の加工された澱粉の混合物
がそれぞれ同じ割合で微晶質セルロースおよびラクトー
スを含有する混合物よりも高い引張強度を有するタブレ
ットをもたらす。微晶質セルロースおよび普通の直接圧
縮性の澱粉(Starch 1500HM)を含有する
混合物から製造されたタブレットが微晶質セルロースと
ラクトースとのそれぞれ同じ割合の混合物で製造された
タブレットよりも低い引張強度を示すことを見出したこ
とは注目するべきである。
【0053】このことは、共継続のヨーロッパ特許出願
第ep99300571.9号に記載された直接圧縮性
の加工された澱粉が別の賦形剤との混合状態で使用した
時に硬度の点でタブレットの品質を改善することを実証
している。
【0054】 表2 ──────────────────────────────────── 賦形剤間の比 25kN の圧縮力での破砕性(%) ──────────────────────────────────── MCC:Avicel ラクトース DC DC澱粉として DC澱粉として PH-102 Flowlac100 澱粉 処理されたホワイト Starch1500 (R)(**) (FMC) (Meggle) メイス゛ 澱粉*) (Colorcon) ──────────────────────────────────── 1.0 0 0 0.1 0.1 0 1.0 0 1.0 1.0 0 0 1.0 <0.1 0.4 ──────────────────────────────────── 0 0.50 0.50 0.1 0.3 0.50 0 0.50 <0.1 0.1 0.50 0.50 0 0.1 0.1 ──────────────────────────────────── 0.20 0.20 0.60 0.1 0.2 0.20 0.60 0.20 0.2 0.2 0.60 0.20 0.20 <0.1 <0.1 0.33 0.33 0.34 0.1 0.1 ──────────────────────────────────── * 共継続のヨーロッパ特許出願第ep99300571.9号に記載された如 き、処理されたホワイトメイズ澱粉** Colorcon CompanyのStarch 1500(R) HM 表2は、微晶質セルロース、ラクトースおよび共継続の
ヨーロッパ特許出願第ep99300571.9号に記
載された直接圧縮性の加工された澱粉を含有する混合物
から製造されたタブレットが微晶質セルロース、ラクト
ースおよび普通の直接圧縮性の澱粉(Starch 1
500HM)を含有する混合物から製造されたタブレッ
トよりも試験したあらゆる混合比において著しく低い破
砕性を有することを示している。予想された通り、微晶
質セルロースおよび共継続のヨーロッパ特許出願第ep
99300571.9号に記載された直接圧縮性の加工
された澱粉は微晶質セルロースおよびラクトースをそれ
ぞれ同じ割合で含有する混合物よりも低い破砕性のタブ
レットをもたらす。微晶質セルロースおよび普通の直接
圧縮性の澱粉(Starch 1500HM)を含有す
る混合物から製造されたタブレットが微晶質セルロース
とラクトースとのそれぞれ同じ割合の混合物で製造され
たタブレットよりも高い破砕性を示すことに気付いたこ
とは注目するべきである。
【0055】このことは、共継続のヨーロッパ特許出願
第ep99300571.9号に記載された直接圧縮性
の加工された澱粉が別の賦形剤との混合状態で使用した
時に破砕性の点でタブレットの品質を改善することを実
証している。それ故にタブレットの無傷状態が加工の間
および搬送の間良好に維持される。
【0056】 表3 ──────────────────────────────────── 賦形剤間の比 25kN の圧縮力での崩壊時間(秒) ──────────────────────────────────── MCC:Avicel ラクトース DC DC澱粉として DC澱粉として PH-102 Flowlac100 澱粉 処理されたホワイト Starch1500 (R)(**) (FMC) (Meggle) メイス゛ 澱粉*) (Colorcon) ──────────────────────────────────── 1.0 0 0 600 600 0 1.0 0 570 570 0 0 1.0 520 1850 ──────────────────────────────────── 0 0.50 0.50 300 440 0.50 0 0.50 220 730 0.50 0.50 0 700 700 ──────────────────────────────────── 0.20 0.20 0.60 340 870 0.20 0.60 0.20 200 300 0.60 0.20 0.20 310 380 0.33 0.33 0.34 260 460 ──────────────────────────────────── * 共継続のヨーロッパ特許出願第ep99300571.9号に記載された如 き、処理されたホワイトメイズ澱粉** Colorcon CompanyのStarch 1500(R) HM 表3は、微晶質セルロース、ラクトースおよび共継続の
ヨーロッパ特許出願第ep99300571.9号に記
載された直接圧縮性の加工された澱粉を含有する混合物
から製造されたタブレットが微晶質セルロース、ラクト
ースおよび普通の直接圧縮性の澱粉(Starch 1
500HM)を含有する混合物から製造されたタブレッ
トよりも試験したあらゆる混合比において著しく早い崩
壊時間を示す。微晶質セルロースおよび共継続のヨーロ
ッパ特許出願第ep99300571.9号に記載され
た直接圧縮性の加工された澱粉からは、微晶質セルロー
スおよびラクトースをそれぞれ同じ割合で含有する混合
物よりも極めて早い崩壊時間を示すタブレットが得ら
れ、微晶質セルロースと共継続のヨーロッパ特許出願第
ep99300571.9号に記載された直接圧縮性の
加工された澱粉を0.75/0.25〜0.25/0.
75の範囲の混合物が特にそうである。微晶質セルロー
スと普通の直接圧縮性の澱粉(Starch 1500
HM)との混合物で製造されたタブレットは、50%よ
り多くの澱粉が混合物中に存在する限り、微晶質セルロ
ースとラクトースとの同じ混合比の混合物で製造された
タブレットよりも早い崩壊時間を示す。
【0057】このことは、共継続のヨーロッパ特許出願
第ep99300571.9号に記載された直接圧縮性
の加工された澱粉が別の賦形剤との混合状態で使用した
時にタブレットの摂取後に活性成分をより早く放出する
ことを実証している。
【0058】表1〜3の結果は図1〜2に示した様な三
成分図によって容易に表すことができる。これらの三成
分図は薬剤調合物への混合物の組成の影響を調べるのに
特に役立つ。レスポンスサーフェース法は賦形剤の割合
と種々のタブレットの性質との関係を示すのに使用され
る。この方法および得られる図は混合物の各成分の間で
の潜在的相乗性を確認するための特に強力な道具でもあ
る。
【0059】図1bと比較した時図1aは、微晶質セル
ロースおよび/またはラクトースの他に共継続のヨーロ
ッパ特許出願第ep99300571.9号に記載され
た直接圧縮性の加工された澱粉を使用する混合物から製
造されるタブレットが、微晶質セルロースおよび/また
はラクトースの他に普通の圧縮性澱粉を含む混合物を使
用する時よりもあらゆる点で高い引張強度を達成するこ
とを示している。図1aではタブレットの引張強度の点
での制限ファクターがラクトースの割合であるが、図1
bでは制限ファクターは何と言っても普通の直接圧縮性
澱粉の割合である。この傾向は各三成分図の各線の色々
な方向から知ることができる。
【0060】図2bと比較した時図2aは、微晶質セル
ロースおよび/またはラクトースの他に共継続のヨーロ
ッパ特許出願第ep99300571.9号に記載され
た直接圧縮性の加工された澱粉を使用する混合物から製
造されるタブレットが、微晶質セルロースおよび/また
はラクトースの他に普通の圧縮性澱粉を含む混合物を使
用する時よりもあらゆる点で少ない崩壊時間を達成する
ことを示している。
【0061】図2bではタブレットの崩壊時間の意味で
の限定ファクターが何と言っても普通の直接圧縮性の割
合であることに特に注意するべきである。反対に図2a
は、共継続のヨーロッパ特許出願第ep9930057
1.9号に記載された直接圧縮性の加工された澱粉を調
合物中で使用した時の重要な相乗効果を明らかにしてい
る。最も早い崩壊時間(多くの場合には300秒かまた
はそれより早い)は、調合物が共継続のヨーロッパ特許
出願第ep99300571.9号に記載された直接圧
縮性の加工された澱粉を25〜75%含有しそして残り
の成分がラクトースおよび微晶質セルロースである場合
に達成される。300秒より短い崩壊時間は、共継続の
ヨーロッパ特許出願第ep99300571.9号に記
載された直接圧縮性の加工された澱粉の代わりに調合物
が普通の直接圧縮性の澱粉を含有する場合には実質的に
達成されない。
【0062】実施例2:この実施例は、共継続のヨーロ
ッパ特許出願第ep99300571.9号に記載され
た直接圧縮性の加工された澱粉が、賦形剤としての直接
圧縮性の澱粉、ラクトースおよび微晶質セルロース並び
に活性成分としての40%のパラセタモールとの混合物
から直接圧縮加工によって製造されるタブレットの性質
を改善することを実証している。
【0063】更にこの実施例は、共継続のヨーロッパ特
許出願第ep99300571.9号に記載された直接
圧縮性の加工された澱粉と別の賦形剤との混合物ら製造
されるタブレットが慣用の圧縮性澱粉と別の賦形剤との
同じ条件の混合物から製造されたタブレットと比較し
て、パラセタモールと調合した時に優れた性質を有する
ことを実証している。
【0064】40%のパラセタモールを含有するタブレ
ットを、直接圧縮性の澱粉、ラクトースおよび微晶質セ
ルロースを色々な割合で以下の手順で調合する。全ての
成分を0.8mmの篩で分級した。最大量のパラセタモ
ール(BUFA-結晶度) を同じ量の他の各成分と希釈法に続
いて低剪断ドラムミキサー中で12回転/分で10分間
混合する。次いであるいは残留するパラセタモールおよ
び他の成分を0.25%のSiO2 (Aerrosil
200:Degussa)と一緒に添加し、表4〜6
に記載した各調合割合とし、そして12回転/分で15
分混合する。その後0.50%のMgSt(Pharnachem
ic Tramedico) を添加しそして12回転/分で3分間混
合する。断面が四角形の円形タブレットを40回転/分
で運転されるトリプルパンチ回転式打錠機( Korch)で
の圧縮加工で得る。製造されるタブレットは1cm2
表面積および重量350mgを有している。タブレット
の寸法および硬度をタブレット・テスター(ERWEK
A、TBH−型)で測定した。タブレットの破砕性は破
砕性試験機(Pharmatest)で測定した。崩壊時間は37
℃で崩壊機械(ERWEKA、ZT 73型) で測定し
た。結果を表4〜6に総括記載した。
【0065】 表4 ──────────────────────────────────── 賦形剤間の比+40% ハ゜ラセタモ-ル(BUFA) 25kNの圧縮力での引張強度(N/mm2) ──────────────────────────────────── MCC:Avicel ラクトース DC DC澱粉として DC澱粉として PH-102 Flowlac100 澱粉 処理されたホワイト Starch1500 (R)(**) (FMC) (Meggle) メイス゛ 澱粉*) (Colorcon) ──────────────────────────────────── 1.0 0 0 4.6 4.6 0 1.0 0 1.3 1.3 0 0 1.0 1.8 0.9 ──────────────────────────────────── 0 0.50 0.50 1.4 1.0 0.50 0 0.50 2.7 2.2 0.50 0.50 0 2.5 2.5 ──────────────────────────────────── 0.20 0.20 0.60 1.7 1.3 0.20 0.60 0.20 1.6 1.5 0.60 0.20 0.20 2.8 2.6 0.33 0.33 0.34 1.8 1.7 ──────────────────────────────────── * 共継続のヨーロッパ特許出願第ep99300571.9号に記載された如 き、処理されたホワイトメイズ澱粉** Colorcon CompanyのStarch 1500(R) HM 表4は、微晶質セルロース、ラクトースおよび共継続の
ヨーロッパ特許出願第ep99300571.9号に記
載された直接圧縮性の加工された澱粉を用いて調合した
40%のパラセタールを含有するタブレットが微晶質セ
ルロース、ラクトースおよび普通の直接圧縮性の澱粉
(Starch 1500HM)を用いて調合した40
%のパラセタール含有タブレットよりもあらゆる混合比
において著しく高い引張強度を有すことを示している。
更に、微晶質セルロースおよび共継続のヨーロッパ特許
出願第ep99300571.9号に記載された直接圧
縮性の加工された澱粉を用いて調合した40%のパラセ
タール含有タブレットがそれぞれ同じ割合において微晶
質セルロースおよびラクトースを用いて調合した40%
のパラセタール含有タブレットよりも高い引張強度を示
す。微晶質セルロースおよび普通の直接圧縮性の澱粉
(Starch 1500HM)を用いて調合した40
%のパラセタール含有タブレットが微晶質セルロースと
ラクトースとのそれぞれ同じ割合で調合した40%のパ
ラセタール含有タブレットよりも低い引張強度を示すこ
とを発見したことは注目するべきである。
【0066】このことは、共継続のヨーロッパ特許出願
第ep99300571.9号に記載された直接圧縮性
の加工された澱粉が別の賦形剤との混合状態で40%の
パラセタール含有タブレットの調合のために使用した時
に硬度の点でタブレットの品質を低減させることなく、
むしろ改善することを実証している。
【0067】 表5 ──────────────────────────────────── 賦形剤間の比+40% ハ゜ラセタモ-ル(BUFA) 25kN の圧縮力での破砕性(%) ──────────────────────────────────── MCC:Avicel ラクトース DC DC澱粉として DC澱粉として PH-102 Flowlac100 澱粉 処理されたホワイト Starch1500 (R)(**) (FMC) (Meggle) メイス゛ *) (Colorcon) ──────────────────────────────────── 1.0 0 0 0.1 0.1 0 1.0 0 2.5 2.5 0 0 1.0 0.4 1.5 ──────────────────────────────────── 0 0.50 0.50 0.6 1.2 0.50 0 0.50 0.3 0.3 0.50 0.50 0 0.3 0.3 ──────────────────────────────────── 0.20 0.20 0.60 0.2 0.6 0.20 0.60 0.20 0.3 0.5 0.60 0.20 0.20 0.1 0.1 0.33 0.33 0.34 0.4 0.4 ──────────────────────────────────── * 共継続のヨーロッパ特許出願第ep99300571.9号に記載された如 き、処理されたホワイトメイズ澱粉** Colorcon CompanyのStarch 1500(R) HM 表5は、微晶質セルロース、ラクトースおよび共継続の
ヨーロッパ特許出願第ep99300571.9号に記
載された直接圧縮性の加工された澱粉を用いて調合した
40%のパラセタールを含有するタブレットが微晶質セ
ルロース、ラクトースおよび普通の直接圧縮性の澱粉
(Starch 1500HM)を用いて調合した40
%のパラセタールを含有するタブレットよりも大抵の混
合比において著しく低い崩壊性を有することを示してい
る。これは、共継続のヨーロッパ特許出願第ep993
00571.9号に記載された直接圧縮性の加工された
澱粉が40%のパラセタールを含有するタブレットの調
合のために別の賦形剤との混合状態で使用した時に破砕
性の点でタブレットの品質を低下させることなく、むし
ろ改善することを実証している。共継続のヨーロッパ特
許出願第ep99300571.9号に記載された直接
圧縮性の加工された澱粉、ラクトースおよび微晶質セル
ロースをあらゆる割合で含有する40%のパラセタモー
ルの調合物は、普通の直接圧縮性澱粉(Starch
1500HM)が使用される場合には得られない欧州薬
局方で許容される1%の破砕性限界の範囲内に常にある
タブレットが得られる。
【0068】 表6 ──────────────────────────────────── 賦形剤間の比+40% ハ゜ラセタモ-ル(BUFA) 25kN の圧縮力での崩壊時間(秒) ─────────────────────────────────── ─ MCC:Avicel ラクトース DC DC澱粉として DC澱粉として PH-102 Flowlac100 澱粉 処理されたホワイト Starch1500 (R)(**) (FMC) (Meggle) メイス゛ *) (Colorcon) ──────────────────────────────────── 1.0 0 0 50 50 0 1.0 0 105 105 0 0 1.0 115 505 ──────────────────────────────────── 0 0.50 0.50 40 80 0.50 0 0.50 60 140 0.50 0.50 0 50 50 ──────────────────────────────────── 0.20 0.20 0.60 55 140 0.20 0.60 0.20 30 40 0.60 0.20 0.20 55 80 0.33 0.33 0.34 40 60 ──────────────────────────────────── * 共継続のヨーロッパ特許出願第ep99300571.9号に記載された如 き、処理されたホワイトメイズ澱粉** Colorcon CompanyのStarch 1500(R) HM 表6は、微晶質セルロース、ラクトースおよび共継続の
ヨーロッパ特許出願第ep99300571.9号に記
載された直接圧縮性の加工された澱粉を用いて調合した
40%のパラセタモール含有量のタブレットが微晶質セ
ルロース、ラクトースおよび普通の直接圧縮性の澱粉
(Starch 1500HM)を用いて調合した40
%のパラセタモール含有量のタブレットよりもあらゆる
混合比において著しく早い崩壊時間を示す。
【0069】これは、共継続のヨーロッパ特許出願第e
p99300571.9号に記載された直接圧縮性の加
工された澱粉がこれを40%のパラセタモール含有量の
タブレットの調合のために別の賦形剤との混合状態で使
用した時に、タブレットの品質を早い(2〜5倍早い)
崩壊時間の意味で著しく改善し、タブレットの摂取後の
パラセタモールの放出速度を早くすることを実証してい
る。
【0070】表4および6の結果は図3〜4に示した様
な三成分図によって更に容易に表すことができる。これ
らの三成分図は薬剤調合物への混合物組成の影響を調べ
るのに特に役立つ。レスポンスサーフェース法は賦形剤
の割合と種々のタブレットの性質との関係を示すのに使
用される。これは混合物の各成分の間での潜在的相乗性
を確認するための特に強力な道具でもある。図3bと比
較した時図3aは、微晶質セルロースおよび/またはラ
クトースの他に共継続のヨーロッパ特許出願第ep99
300571.9号に記載された直接圧縮性の加工され
た澱粉を使用する混合物から製造される40%のパラセ
タモール含有量のタブレットが、微晶質セルロースおよ
び/またはラクトースの他に普通の圧縮性澱粉を含む混
合物を使用する時よりもあらゆる点で高い引張強度を達
成することを示している。実施例1における通り、図3
aではタブレットの引張強度の点での制限ファクターが
ラクトースの割合であるが、図3bでは制限ファクター
は普通の直接圧縮性澱粉の割合である。この傾向は各三
成分図の各線の色々な方向から知ることができる。
【0071】実施例1における通り、図4bと比較した
時図4aは、微晶質セルロースおよび/またはラクトー
スの他に共継続のヨーロッパ特許出願第ep99300
571.9号に記載された直接圧縮性の加工された澱粉
を使用する混合物から製造されるタブレットが、微晶質
セルロースおよび/またはラクトースの他に普通の圧縮
性澱粉を含む混合物を使用する時よりもあらゆる点で少
ない崩壊時間を達成することを示している。
【0072】図4bではタブレットの崩壊時間の意味で
の制限ファクターが何と言っても普通の直接圧縮性の澱
粉の割合であることに特に注意するべきである。50%
以上の普通の直接圧縮性澱粉を使用する限り、タブレッ
トの崩壊時間が100秒よりも決して短くない。反対に
図4bは、共継続のヨーロッパ特許出願第ep9930
0571.9号に記載された直接圧縮性の加工された澱
粉およびラクトースをを調合に使用した時に同等の影響
を示す。崩壊時間が50秒より短い領域は図4bにおけ
るよりも著しく大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1aは微晶質セルロース(MCC):Avicel
(R) PH-102、ラクトース: Flowlac(R) 100 および直接
圧縮性の加工された澱粉粉末の混合物の組成の引張強度
への影響を示している。
【図2】図1bは微晶質セルロース(MCC):Avicel
(R) PH-102、ラクトース: Flowlac(R) 100 および普通
の澱粉のStarch 1500 の混合物の組成の引張強度への影
響を示している。
【図3】図2aは微晶質セルロース(MCC):Avicel
(R) PH-102、ラクトース: Flowlac (R) 100および直接
圧縮性の加工された澱粉粉末の混合物の組成の崩壊時間
への影響を示す三成分図である。
【図4】図2bは微晶質セルロース(MCC):Avicel
(R) PH-102、ラクトース: Flowlac (R) 100およびおよ
び普通の澱粉のStarch 1500 の崩壊時間への混合物の組
成の影響を示す三成分図である。
【図5】図3aは賦形剤混合物を活性成分としてのパラ
セタモールと一緒に賦形剤混合物:パラセタモール=6
0:40の重量比で使用した時の、微晶質セルロース
(MCC):Avicel(R) PH-102、ラクトース: Flowlac
(R) 100 および直接的に直接圧縮可能に加工された澱粉
粉末の混合物の組成の引張強度への影響を示す三成分図
である。
【図6】図3bは賦形剤混合物を活性成分としてのパラ
セタモールと一緒に賦形剤混合物:パラセタモール=6
0:40の重量比で使用した時の、微晶質セルロース
(MCC):Avicel(R) PH-102、ラクトースおよびstar
ch 1500 粉末の引張強度への混合物の組成の影響を示す
三成分図である。
【図7】図4aは賦形剤混合物を活性成分としてのパラ
セタモールと一緒に賦形剤混合物:パラセタモール=6
0:40の重量比で使用した時の、微晶質セルロース
(MCC):Avicel(R) PH-102、ラクトース: Flowlac
(R) 100 および直接的に直接圧縮可能に加工された澱粉
粉末の混合物の組成の崩壊時間への影響を示す三成分図
である。
【図8】図4bは賦形剤混合物を活性成分としてのパラ
セタモールと一緒に賦形剤混合物:パラセタモール=6
0:40の重量比で使用した時の、微晶質セルロース
(MCC):Avicel(R) PH-102、ラクトースおよびstar
ch 1500 粉末の崩壊時間への影響を示す三成分図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 47/38 A61K 47/38 B01J 2/28 B01J 2/28 2/30 2/30 (72)発明者 リースベート・マリア・フエルナンデ・メ ーウス ベルギー国、3070コルテンベルク、ケルク ホーフラーン、13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の滑らかな部分的に膨潤された非複
    屈折性の澱粉顆粒を非膨潤の複屈折性澱粉顆粒および少
    なくとも1種類の別の賦形剤と一緒に含有しており、上
    記の非膨潤の複屈折性顆粒と上記の膨潤された非複屈折
    性顆粒との比が1:5〜5:1の範囲にある、タブレッ
    トまたは他の単位投薬物に成形するための組成物。
  2. 【請求項2】 他に活性成分を含有する請求項1に記載
    の組成物。
  3. 【請求項3】 活性成分が薬学的活性物質、製菓製品を
    含めた食品、香料、甘味料、洗剤、酵素および他の蛋白
    質、染料、肥料および除草剤より成る群から選択される
    請求項1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 活性成分が0.01〜80重量%の量で
    存在する請求項2または3に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 別の賦形剤の種類数が1〜10である請
    求項1に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 結合剤、増量剤または崩壊剤であっても
    よい賦形剤が、澱粉、予備湖化澱粉、ポリビニルピロリ
    ドン、メチルセルロース、微晶質セルロース、リン酸二
    カルシウム、リン酸三カルシウム、炭酸カルシウム、硫
    酸カルシウム、ラクトース、デキストロース、蔗糖、ソ
    ルビトールおよびマンニトールまたはそれらの混合物よ
    り成る群から選択される請求項5に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 直接圧縮性の澱粉と賦形剤との比が1:
    10〜10:1である請求項6に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 澱粉が50μmより大きい平均粒度およ
    び3〜15重量%の湿分含有量を有する請求項1に記載
    の組成物。
  9. 【請求項9】 一定の滑らかな部分的に膨潤された非複
    屈折性の澱粉顆粒を非膨潤の複屈折性澱粉顆粒および少
    なくとも1種類の別の賦形剤と一緒に含有しており、上
    記の非膨潤の複屈折性顆粒と上記の膨潤された非複屈折
    性顆粒との比が1:5〜5:1の範囲にある、タブレッ
    トまたは他の単位投薬物。
  10. 【請求項10】 活性成分を別に含有する請求項9に記
    載のタブレットまたは他の単位投薬物。
JP2000191122A 1999-06-26 2000-06-26 圧縮タブレットのための結合剤および崩壊剤として使用される時の賦形剤の性質の増強剤としての直接圧縮性の澱粉 Pending JP2001039894A (ja)

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