JP2001039202A - 車載用カップホルダー - Google Patents

車載用カップホルダー

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JP2001039202A
JP2001039202A JP11217403A JP21740399A JP2001039202A JP 2001039202 A JP2001039202 A JP 2001039202A JP 11217403 A JP11217403 A JP 11217403A JP 21740399 A JP21740399 A JP 21740399A JP 2001039202 A JP2001039202 A JP 2001039202A
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holder
cup
elevating
hole
view
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JP11217403A
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Tokumasa Nagasawa
徳昌 長澤
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Nifco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載用カップホルダーに関し、特に径の異な
る複数種類のカップを保持することができるようにした
ものである。 【解決手段】 固定ホルダー30は、中央にカップを挿
入可能な第一のカップ穴31を有するものである。載置
面は、第一のカップ穴31の下側に位置し、カップの底
が載るものである。昇降ホルダー40〜60は、第一の
カップ穴31と載置面との間に昇降可能に取り付けら
れ、上昇位置において第一のカップ穴31の内側にはま
り込み、中央にカップを挿入可能な第二のカップ穴4
1,51,60を有するドーナツ形のものである。ロッ
ク手段は、昇降ホルダー40〜60を上昇位置にロック
し、カップにより押し下げられることで、ロック状態が
解除され、昇降ホルダー40〜60の下降を許容するも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車載用カップホ
ルダーに関し、特に径の異なる複数種類のカップを保持
することができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カップホルダーとしては、直径の
異なる大小の2個のリングを使用したものが知られてい
る(WO91/06445)。上記直径の大きなリング
の円形の穴の内径は、直径の小さなリングの外径に等し
く設定され、直径の大きなリングの円形の穴内に、直径
の小さなリングがはまり込む。そして、直径の大きな缶
は、直径の大きなリングの円形の穴に挿入して保持す
る。また、直径の小さな缶は、直径の小さなリングの円
形の穴に挿入して保持する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のカップホルダーでは、直径の大きなリングを使用して
いる場合には、直径の小さなリングが邪魔になったり、
紛失するおそれがあるという問題点があった。そこで、
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来
の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、次の点にある。 (請求項1)すなわち、請求項1に記載の発明は、缶等
のカップの直径の大小に追従して、昇降ホルダーが昇降
するようにしているので、パーツが邪魔になったり、或
いは紛失するおそれを防止することができるようにした
ものである。 (請求項2)請求項2に記載の発明は、上記した請求項
1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0004】すなわち、請求項2に記載の発明は、数多
くの直径を有するカップを保持することができるように
したものである。 (請求項3)請求項3に記載の発明は、上記した請求項
1又は請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を目
的とする。
【0005】すなわち、請求項3に記載の発明は、カッ
プ穴の底の深さを調整することができるようにしたもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】各請求項にそれぞれ記載
された各発明は、上記した各目的を達成するためになさ
れたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の
実施の形態を用いて、以下に説明する。なお、カッコ内
の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示
し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0007】また、図面番号も、発明の実施の形態にお
いて用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定する
ものではない。 (請求項1)請求項1に記載の発明は、次の点を特徴と
する。すなわち、カップホルダー(10)には、例えば固定
ホルダー(30)と、載置面と、昇降ホルダー(40〜60)と、
ロック手段とを備える。
【0008】上記固定ホルダー(30)は、例えば図26に
示すように、中央にカップを挿入可能な第一のカップ穴
(31)を有するものである。上記カップとしては、例えば
図1ではMサイズの缶(M)、図24ではSサイズの缶
(S)、図25ではLサイズの缶(L)、図26では紙パック
(210)を、図28ではマグカップ(200)を例示している
が、これに限らず、ビン、コップ、ペットボトル等でも
良い。
【0009】前記載置面は、第一のカップ穴(31)の下側
に位置し、カップの底が載るものである。例えば図26
に示すように、紙パック(210)の場合には、昇降ホルダ
ー(40〜60)の上面が載置面となる。これに対し、例えば
図24に示すように、Sサイズの缶(S)の場合には、ケ
ース(20)の底壁(100)の上面が載置面となる。
【0010】前記昇降ホルダー(40〜60)は、第一のカッ
プ穴(31)と載置面との間に昇降可能に取り付けられてい
る。そして、昇降ホルダー(40〜60)は、上昇位置におい
て第一のカップ穴(31)の内側にはまり込む。また、前記
昇降ホルダー(40〜60)は、中央にカップを挿入可能な第
二のカップ穴(41,51,60)を有するドーナツ形のものであ
る。
【0011】なお、昇降ホルダー(40〜60)として、例え
ば図2に示すように、径の異なる3種類のものを例示し
たが、これに限らず、1個、2個或いは4個以上の昇降
ホルダーを使用しても良い。前記ロック手段は、昇降ホ
ルダー(40〜60)を上昇位置にロックするものである。
【0012】そして、ロック手段は、カップにより押し
上げられることで、ロック状態が解除され、昇降ホルダ
ー(40〜60)の下降を許容するものである。上記ロック手
段としては、ロック穴(37,38,64)と、弾性突起(43,53,6
3)とを例示したが、これに限らず、フック状や、閂(か
んぬき)状のものであっても良い。 (請求項2)請求項2に記載の発明は、上記した請求項
1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0013】すなわち、昇降ホルダーは、例えば図2に
示すように、径の異なる複数個、例えば3個の昇降ホル
ダー(40〜60)から構成されている。昇降ホルダー(40〜6
0)として、例えば図2に示すように、3個のものを例示
したが、これに限らず、2個或いは4個以上の昇降ホル
ダーを使用しても良い。 (請求項3)請求項3に記載の発明は、上記した請求項
1又は請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を
特徴とする。
【0014】すなわち、第一のカップ穴(31)と載置面と
の間には、深さ調整手段を備える。上記深さ調整手段
は、載置面を上下方向に移動させるためのものである。
具体的には、深さ調整手段には、プレート(70)が相当す
る。プレート(70)のレバー(71)の非操作位置では、例え
ば図26に示すように、昇降ホルダー(40〜60)の下降が
許容される。このため、紙パック(210)の場合には、昇
降ホルダー(40〜60)の上面が載置面となる。
【0015】これに対し、レバー(71)の操作位置では、
例えば図28に示すように、ケース(20)の高さの途中の
位置で、昇降ホルダー(例えば外側の昇降ホルダー60)
の下面が載置部(72)に当接し、昇降ホルダー(例えば外
側の昇降ホルダー60)の下降が阻止される。このため、
例えば外側の昇降ホルダー(60)の上面が載置面となり、
いわゆる底が浅くなった状態となる。
【0016】
【発明の実施の形態】(図面の説明)図1〜28は、本
発明の実施の形態の一例を示すものである。図1は、カ
ップホルダーの断面図、図2は分解断面図をそれぞれ示
すものである。
【0017】図3〜4はケースを示し、図3は平面図、
図4は側面図をそれぞれ示すものである。図5〜7は、
固定ホルダーを示し、図5は平面図、図6は側面図、図
7は底面図をそれぞれ示すものである。図8〜10は、
内側の昇降ホルダーを示し、図8は平面図、図9は側面
図、図10は底面図をそれぞれ示すものである。
【0018】図11〜13は、中間の昇降ホルダーを示
し、図11は平面図、図12は側面図、図13は底面図
をそれぞれ示すものである。図14〜16は、外側の昇
降ホルダーを示し、図14は平面図、図15は側面図、
図16は底面図をそれぞれ示すものである。図17〜1
9は、プレートを示し、図17は平面図、図18は図1
7のXVIII−XVIII線に沿う断面図、図19は底面図をそ
れぞれ示すものである。
【0019】図20は、カバーの平面図を示すものであ
る。図21〜28は、カップホルダーの組立状態をそれ
ぞれ示すものである。図21は、カップホルダーの平面
図、図22は側面図、図23は図22のXXIII−XXIII線
に沿う断面図、図24はSサイズの缶を挿入した状態を
示す縦断面図、図25はMサイズの缶を挿入した状態を
示す縦断面図、図26は紙パックを挿入した状態を示す
縦断面図をそれぞれ示すものである。
【0020】図27は、レバーの操作状態を説明するた
めの平面図、図28はマグカップを挿入した状態を示す
縦断面図をそれぞれ示すものである。(カップホルダー
10)図中、10は、カップホルダーを示すものである。上
記カップホルダー10は、図示しないが、例えば自動車の
センターコンソールに埋設状に固定される。
【0021】なお、カップホルダー10の取付位置は、セ
ンターコンソールに限らず、アームレスト、或いは壁面
に固定しても良い。上記カップホルダー10は、図2に示
すように、大別すると、次のパーツを備える。 (1)ケース20 (2)固定ホルダー30 (3)複数個の昇降ホルダー40〜60 (4)プレート70 なお、カップホルダー10のパーツは、上記した(1)〜
(4)に限定されるものではない。 (ケース20)ケース20は、図2〜3に示すように、上面
に方形の開口部21を有し、底の有る角筒形を成してい
る。
【0022】上記ケース20の底壁100には、図1に示す
ように、プレート70がカバー80を介してねじ90により回
転可能に支持される。また、ケース20の底壁100には、
図3に示すように、ストッパー101と、ガイド102とを有
する。上記ストッパー101は、プレート70に当接し、そ
の回転角度を規制するためのものである。
【0023】前記ガイド102は、図3に示すように、プ
レート70の外周に沿って円弧状に湾曲している。そし
て、ガイド102の両端部には、半径方向内方に向かって
半球形に突出し、計2個の固定側の突部103〜104を設け
ている。ケース20の四方の側壁110〜140のうち、一方の
側壁、図3において向かって右側の側壁120には、差込
溝121を有する。差込溝121には、図28に示すように、
マグカップ150の取っ手151が差し込まれる。
【0024】ケース20の残る三方の側壁、すなわち、図
3において向かって左側の側壁110、前側の側壁130、後
側の側壁140の各内側面には、凹部111,131,141をそれぞ
れ有する。上記凹部111,131,141は、図3に示すよう
に、断面がコ字形を成し、上下方向に延びている。
【0025】また、ケース20の左右の側壁110,120の外
側面には、図3〜4に示すように、複数個、例えば計4
個の爪112,122を有する。各爪112,122は、図3〜4に示
すように、前後に位置する。なお、ケース20を省くこと
も可能です。すなわち、図示しないが、センターコンソ
ールに縦方向の穴を設け、固定ホルダー30をセンターコ
ンソールに固定するようにしても良い。 (固定ホルダー30)固定ホルダー30は、図5に示すよう
に、C字形を成し、中央に略方形のカップ穴31を有す
る。
【0026】上記カップ穴31には、図28に示すよう
に、マグカップ200や、図26に示すように、紙パック2
10が挿入可能である。カップ穴31には、図示しないが、
円形や四角形の500mlのペットボルト等も挿入可能で
ある。固定ホルダー30の左右両側には、図6に示すよう
に、複数個、例えば計4個の舌片32を有する。
【0027】各舌片32は、ケース20の左右の側壁110,12
0の外面に沿って延び、前後に位置する。各舌片32に
は、図6に示すように、方形の係止穴33を有する。各係
止穴33には、図22に示すように、ケース20の左右の爪
112,122がそれぞれはまり込む。これにより、固定ホル
ダー30は、ケース20の開口部21に固定される。カップ穴
31の内縁には、図5〜7に示すように、複数個、例えば
3個の内側板34をそれぞれ有する。
【0028】上記3個の内側板34は、ケース20の左側の
側壁110、前側の側壁130、後側の側壁140の各内側面に
沿って位置する。各内側板34の外側面には、図7に示す
ように、凸部35をそれぞれ有する。凸部35は、上下方向
に延び、ケース20の各凹部111,131,141にそれぞれはま
り込む。各内側板34の内側面には、図7に示すように、
スライド溝36をそれぞれ有する。スライド溝36は、凸部
35と背向し、上下方向に延びている。
【0029】上記スライド溝36の上端部には、図6に示
すように、ロック穴37を有する。また、固定ホルダー30
の内側面には、上記ロック穴37とほぼ同じ高さに、複数
個、例えば計4個のロック穴38を設けている。さらに、
固定ホルダー30には、図5に示すように、表裏面に貫通
し、円弧状に延びるレバー穴39を有する。レバー穴39に
は、プレート70のレバー71がはまり込む。 (昇降ホルダー40〜60)昇降ホルダー40〜60は、図2に
示すように、大きさの異なる次の3種類の昇降ホルダー
40〜60から構成されている。
【0030】(1)内側の昇降ホルダー40 (2)中間の昇降ホルダー50 (3)外側の昇降ホルダー60 なお、昇降ホルダーは、上記した(1)〜(3)のもの
に限定されない。 (内側の昇降ホルダー40)内側の昇降ホルダー40は、図
8に示すように、略方形のドーナツ形を成し、中央には
カップを挿入可能な小型のカップ穴41を有する。
【0031】上記カップ穴41には、図24に示すよう
に、Sサイズの缶Sが挿入可能である。なお、カップ穴
41には、図示しないが、Sサイズのビンや、Sサイズの
紙やプラスチック製のコップ等も挿入可能である。昇降
ホルダー40の外周には、図8に示すように、複数個、例
えば計3個のリブ42を有する。
【0032】3個のリブ42は、固定ホルダー30の3個の
内側板34に向かって放射状に延びている。各リブ42の先
端部は、内側板34のスライド溝36にそれぞれはまり込
む。このため、昇降ホルダー40は、固定ホルダー30に対
して昇降可能に保持される。各リブ42の先端部には、図
9に示すように、弾性突起43を有する。各弾性突起43
は、スライド溝36のロック穴37に弾性的にはまり込む。
このため、昇降ホルダー40は、上昇位置に保持される。
【0033】なお、昇降ホルダー40の弾性突起43と、固
定ホルダー30のロック穴37とにより、ロック手段を構成
したが、逆に昇降ホルダー40側にロック穴を設け、固定
ホルダー30側に弾性突起を設けても良い。また、ロック
手段は、弾性突起43と、ロック穴37とに限らず、フック
状や、閂(かんぬき)状のものであっても良い。また、
昇降ホルダー40には、図9に示すように、円弧状の切欠
部44を有する。切欠部44には、カップ穴41を通して指を
差し込み、下降した昇降ホルダー40を上方に引き上げる
ことができるようにしている。 (中間の昇降ホルダー50)中間の昇降ホルダー50は、図
11に示すように、略方形のドーナツ形を成し、中央に
はカップを挿入可能な中型のカップ穴51を有する。
【0034】上記カップ穴51の内径は、内側の昇降ホル
ダー40の外径に等しく設定されている。カップ穴51に
は、図1に示すように、Mサイズの缶Mが挿入可能であ
る。なお、カップ穴51には、図示しないが、Mサイズの
紙やプラスチック製のコップ等挿入可能である。昇降ホ
ルダー50には、図11〜13に示すように、内側の昇降
ホルダー40のリブ42と同数、例えば計3個のスリット52
を有する。
【0035】各スリット52は、下端部が開口し、下方よ
りリブ42がそれぞれはまり込む。昇降ホルダー50の外周
には、図11〜13に示すように、複数個、例えば計2
個の弾性突起53を設けている。 (外側の昇降ホルダー60)外側の昇降ホルダー60は、図
14に示すように、略方形のドーナツ形を成し、中央に
はカップを挿入可能な大型のカップ穴61を有する。
【0036】上記カップ穴61の内径は、中間の昇降ホル
ダー50の外径に等しく設定されている。また、昇降ホル
ダー60の外径は、固定ホルダー30のカップ穴31の内径に
等しく設定されている。上記カップ穴61には、図25に
示すように、Lサイズの缶Lが挿入可能である。カップ
穴61には、図示しないが、Lサイズの紙やプラスチック
製のコップ等も挿入可能である。
【0037】昇降ホルダー60には、図14〜16に示す
ように、内側の昇降ホルダー40のリブ42と同数、例えば
計3個のスリット62を有する。各スリット62は、下端部
が開口し、下方よりリブ42がそれぞれはまり込む。昇降
ホルダー60の外周には、図14〜16に示すように、複
数個、例えば計4個の弾性突起63を設けている。弾性突
起63は、固定ホルダー30の計4個のロック穴38にそれぞ
れ弾性的にはまり込む。このため、昇降ホルダー60は、
固定ホルダー30のカップ穴31の内部に保持される。
【0038】なお、昇降ホルダー60の弾性突起63と、固
定ホルダー30のロック穴38とにより、ロック手段を構成
したが、逆に昇降ホルダー60側にロック穴を設け、固定
ホルダー30側に弾性突起を設けても良い。また、ロック
手段は、弾性突起63と、ロック穴38とに限らず、フック
状や、閂(かんぬき)状のものであっても良い。また、
昇降ホルダー60の内周には、図14に示すように、中間
の昇降ホルダー50の弾性突起53と同数、例えば計2個の
ロック穴64を設けている。各ロック穴64には、中間の昇
降ホルダー50の弾性突起53がそれぞれ弾性的にはまり込
む。このため、中間の昇降ホルダー50は、外側の昇降ホ
ルダー60のカップ穴61の内部に保持される。
【0039】なお、外側の昇降ホルダー60のロック穴64
と、中間の昇降ホルダー50の弾性突起53とにより、ロッ
ク手段を構成したが、逆に外側の昇降ホルダー60側に弾
性突起を設け、中間の昇降ホルダー50側にロック穴を設
けても良い。また、ロック手段は、ロック穴64と、弾性
突起53とに限らず、フック状や、閂(かんぬき)状のも
のであっても良い。 (プレート70)プレート70には、図17〜19に示すよ
うに、レバー71と、複数個、例えば4個の載置部72を有
する。
【0040】上記レバー71は、図18に示すように、上
方に向かって延び、固定ホルダー30のレバー穴39を通し
て上方に突出する。レバー71は、図21に示すように、
ケース20のストッパー101に当接した非操作位置と、図
27に示すように、レバー穴39に沿って移動させた操作
位置とを有する。
【0041】前記載置部72は、レバー71の非操作位置で
は、図21に示すように、外側の昇降ホルダー60の周囲
に位置し、その下降を許容している。これに対し、レバ
ー71の操作位置では、図27〜28に示すように、外側
の昇降ホルダー60の下側に位置し、その底面が載る。こ
のため、外側の昇降ホルダー60は、ケース20の高さの途
中で停止する。
【0042】上記のように、プレート70により、カップ
穴31の底の深さ調整手段を構成したが、これに限らず、
ケース20の底を上下動させたり、或いは固定ホルダー30
の高さを上下動できるようにしても良い。一方、プレー
ト本体71の外周には、図17に示すように、可動側の突
部73を設けている。可動側の突起73は、ケース20の固定
側の突部103〜104に弾性的に当接することで、レバー71
の操作時のクリック感を発生させている。 (使用方法)上記した構成を有するカップホルダー10の
使用方法について、以下に説明する。
【0043】図24に示すように、3個の昇降ホルダー
40〜60の上昇位置では、その内側の昇降ホルダー40のカ
ップ穴41に、Sサイズの缶Sを挿入することができる。
このとき、缶Sの底は、ケース20の底壁100の上面に載
り、当該上面が載置面となる。つぎに、Mサイズの缶M
を挿入すると、図1に示すように、その底に押し下げら
れて内側の昇降ホルダー40が下降し、中間の昇降ホルダ
ー50のカップ穴51に缶Mがはまり込む。このとき、缶M
の底は、内側の昇降ホルダー40の上面に載り、当該上面
が載置面となる。
【0044】使用後は、カップ穴51から指を差し込み、
内側の昇降ホルダー40の切欠部44に指を掛けて引き上げ
る。これにより、内側の昇降ホルダー40が上昇し、その
弾性突起43が固定ホルダー30のロック穴37にはまり込む
ことで、内側の昇降ホルダー40は、上昇した位置に保持
される。また、Lサイズの缶Lを挿入すると、図25に
示すように、その底に押し下げられて内側の昇降ホルダ
ー40と中間の昇降ホルダー50とが共に下降し、外側の昇
降ホルダー60のカップ穴61に缶Lがはまり込む。このと
き、缶Lの底は、内側の昇降ホルダー40及び中間の昇降
ホルダー50の上面に載り、当該上面が載置面となる。
【0045】使用後は、カップ穴61から指を差し込み、
内側の昇降ホルダー40の切欠部44に指を掛けて引き上げ
る。これにより、内側の昇降ホルダー40が上昇し、その
弾性突起43が固定ホルダー30のロック穴37にはまり込む
ことで、内側の昇降ホルダー40は、上昇した位置に保持
される。このとき、内側の昇降ホルダー40の3個のリブ
42により、中間の昇降ホルダー50も押し上げられ、その
弾性突起53が外側の昇降ホルダー60のロック穴64にはま
り込むことで、中間の昇降ホルダー50は、上昇した位置
に保持される。
【0046】紙パック210を挿入すると、図26に示す
ように、その底に押し下げられて3個の昇降ホルダー40
〜60が全て下降し、固定ホルダー30のカップ穴31に紙パ
ック210がはまり込む。このとき、紙パック210の底は、
3個の昇降ホルダー40〜60の上面に載り、当該上面が載
置面となる。使用後は、カップ穴31から指を差し込み、
内側の昇降ホルダー40の切欠部44に指を掛けて引き上げ
る。
【0047】これにより、内側の昇降ホルダー40が上昇
し、その弾性突起43が固定ホルダー30のロック穴37には
まり込むことで、内側の昇降ホルダー40は、上昇した位
置に保持される。このとき、内側の昇降ホルダー40の3
個のリブ42により、中間の昇降ホルダー50も押し上げら
れ、その弾性突起53が外側の昇降ホルダー60のロック穴
64にはまり込むことで、中間の昇降ホルダー50は、上昇
した位置に保持される。
【0048】また、内側の昇降ホルダー40の3個のリブ
42により、外側の昇降ホルダー60も押し上げられ、その
弾性突起63が固定ホルダー30のロック穴38にはまり込む
ことで、外側の昇降ホルダー60は、上昇した位置に保持
される。一方、取っ手201を有するマグカップ200の場合
には、プレート70のレバー71を、図27に示すように操
作する。
【0049】その後、マグカップ200を挿入すると、図
28に示すように、その底に押し下げられて3個の昇降
ホルダー40〜60が全て下降する。このとき、外側の昇降
ホルダー60は、載置部72に載り、ケース20の高さの途中
で停止する。このため、マグカップ200は、図28に示
すように、固定ホルダー30のカップ穴31にはまり込み、
又、取っ手701は、ケース20の差込溝121にはまり込む。
このとき、マグカップ200の底は、外側の昇降ホルダー6
0の上面に載り、当該上面が載置面となる。
【0050】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1)請求項1に記載の発明によれば、次のよう
な効果を奏する。
【0051】すなわち、請求項1に記載の発明によれ
ば、カップの直径の大小に追従して、昇降ホルダーが昇
降するようにしているので、パーツが邪魔になったり、
或いは紛失するおそれを防止することができる。 (請求項2)請求項2に記載の発明によれば、上記した
請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を
奏する。
【0052】すなわち、請求項2に記載の発明によれ
ば、数多くの直径を有するカップを保持することができ
る。 (請求項3)請求項3に記載の発明によれば、上記した
請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、次の
ような効果を奏する。
【0053】すなわち、請求項3に記載の発明によれ
ば、カップ穴の底の深さを調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カップホルダーの断面図である。
【図2】カップホルダーの分解断面図である。
【図3】ケースの平面図である。
【図4】ケースの側面図である。
【図5】固定ホルダーの平面図である。
【図6】固定ホルダーの側面図である。
【図7】固定ホルダーの底面図である。
【図8】内側の昇降ホルダーの平面図である。
【図9】内側の昇降ホルダーの側面図である。
【図10】内側の昇降ホルダーの底面図である。
【図11】中間の昇降ホルダーの平面図である。
【図12】中間の昇降ホルダーの側面図である。
【図13】中間の昇降ホルダーの底面図である。
【図14】外側の昇降ホルダーの平面図である。
【図15】外側の昇降ホルダーの側面図である。
【図16】外側の昇降ホルダーの底面図である。
【図17】プレートの平面図である。
【図18】図17のXVIII−XVIII線に沿う断面図であ
る。
【図19】プレートの底面図である。
【図20】カバーの平面図である。
【図21】カップホルダーの組立状態の平面図である。
【図22】カップホルダーの組立状態の側面図である。
【図23】図22のXXIII−XXIII線に沿う断面図であ
る。
【図24】Sサイズの缶を挿入した状態を示す縦断面図
である。
【図25】Mサイズの缶を挿入した状態を示す縦断面図
である。
【図26】紙パックを挿入した状態を示す縦断面図であ
る。
【図27】レバーの操作状態を説明するための平面図で
ある。
【図28】マグカップを挿入した状態を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
10 カップホルダー 20 ケース 30 固定ホルダー 31 カップ穴 32 舌片 33 係止穴 34 内側板 35 凸部 36 スライド溝 37 ロック穴 38 ロック穴 39 レバー穴 40 内側の昇降ホルダー 41 カップ穴 42 リブ 43 弾性突起 44 切欠部 50 中間の昇降ホルダー 51 カップ穴 52 スリット 53 弾性突起 60 外側の昇降ホルダー 61 カップ穴 62 スリット 63 弾性突起 64 ロック穴 70 プレート 71 レバー 72 載置部 73 可動側の突部 80 カバー 90 ねじ 100 底壁 101 ストッパー 102 ガイド 103〜104 固定側の突部 110 左側の側壁 111 凹部 112 爪 120 右側の側壁 121 差込溝 122 爪 130 前側の側壁 131 凹部 140 後側の側壁 141 凹部 200 マグカップ 201 取っ手 210 紙パック S Sサイズの缶 M Mサイズの缶 L Lサイズの缶

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央にカップを挿入可能な第一のカップ
    穴を有する固定ホルダーと、 前記第一のカップ穴の下側に位置し、前記カップの底が
    載る載置面と、 前記第一のカップ穴と前記載置面との間に昇降可能に取
    り付けられ、上昇位置において前記第一のカップ穴の内
    側にはまり込み、中央に前記カップを挿入可能な第二の
    カップ穴を有するドーナツ形の昇降ホルダーと、 前記昇降ホルダーを前記上昇位置にロックし、前記カッ
    プにより押し下げられることで、前記ロック状態が解除
    され、前記昇降ホルダーの下降を許容するロック手段と
    を備えることを特徴とする車載用カップホルダー。
  2. 【請求項2】 前記昇降ホルダーは、径の異なる複数個
    の昇降ホルダーから構成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の車載用カップホルダー。
  3. 【請求項3】 前記第一のカップ穴と前記載置面との間
    には、前記載置面を上下方向に移動させるための深さ調
    整手段を備えていることを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の車載用カップホルダー。
JP11217403A 1999-07-30 1999-07-30 車載用カップホルダー Withdrawn JP2001039202A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004161206A (ja) * 2002-11-15 2004-06-10 Nissan Motor Co Ltd カップホルダー構造
JP2018131140A (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 トヨタ紡織株式会社 乗物用カップホルダ

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