JP2001038111A - 逆洗機構付フィルタ装置 - Google Patents

逆洗機構付フィルタ装置

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JP2001038111A JP11216264A JP21626499A JP2001038111A JP 2001038111 A JP2001038111 A JP 2001038111A JP 11216264 A JP11216264 A JP 11216264A JP 21626499 A JP21626499 A JP 21626499A JP 2001038111 A JP2001038111 A JP 2001038111A
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藤 剛 遠
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタに堆積した異物を均一に且つ良好
に、自動的に除去できる逆洗機構付フィルタ装置を提供
する。 【解決手段】 流入部11及び流出部12を有するハウ
ジング1;多数の重積された弾性フィルタ部材間に濾過
すべき流体を通過せしめる濾過間隙を有するフィルタ
2;逆洗に際しばね部材間の濾過間隙を拡大させるアク
チュエータ3;フィルタ2に逆洗用流体を流す逆洗用流
路4;を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、逆洗用流体により
フィルタを逆洗できるようにした逆洗機構付フィルタ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から逆洗用流体により逆洗可能にし
たフィルタ装置としては、各種の構成を有するものが知
られているが、一般的に、金属材等により多孔のフィル
タ面を形成したフィルタ装置においては、逆洗用流体に
よる逆洗を開始したときに、最初にフィルタの一部に堆
積した異物が除去されると、その部分の流量抵抗が著し
く低下するため、その後は逆洗用流体が主としてその異
物除去部分を通過し、他の部分には逆洗用流体圧が有効
に作用せず、結果的にフィルタ全面の異物を均一に除去
することができない、という問題点がある。そして、上
述のような問題点がフィルタのメンテナンス不要な自動
逆洗を困難にしている。即ち、従来においては、複数の
フィルタを並列して配設し、それらを切り替えることに
より装置全体を停止することなくフィルタの逆洗を行う
に際し、逆洗では十分に除去することができない異物を
手作業等で取り除く必要があり、したがって、フィルタ
の逆洗を完全に自動化することができず、結果的に人手
に頼らざるを得ないという問題点が指摘されている。
【0003】一方、特開平10−272315号公報に
は、フィルタ本体の網目を構成する糸状体を外周側及び
内周側に位置する糸群により構成し、これらの両糸群の
周方向の位相をずらせて網目の大きさを変更できるよう
にしたフィルタが開示されている。このフィルタでは、
網目に詰まった切粉などの除去を網目の拡大により行う
ことができるが、外周側及び内周側の糸群の位相をずら
せることにより網目の大きさを変更するので、その変更
の範囲が制限され、濾過すべき対象物によっては必ずし
もユーザーの要求を満たしうるものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題
は、フィルタに堆積した異物を均一に且つ良好に、自動
的に除去できる逆洗機構付フィルタ装置を提供すること
にあり、延いては、並設した複数のフィルタを切り替え
ることにより、人手を必要とすることなく、フィルタの
メンテナンス不要な自動逆洗を可能にした逆洗機構付フ
ィルタ装置を提供することにある。本発明の他の技術的
課題は、フィルタとして多数の重積された弾性フィルタ
部材を用いることにより、逆洗時に濾過間隙を安定さ
せ、しかもその濾過間隙の拡開程度を濾過すべき対象物
に応じて任意に設定することが可能な逆洗機構付フィル
タ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の逆洗機構付フィルタ装置は、基本的には、
濾過すべき流体の流入部及び流出部を有するハウジング
と;該ハウジング内における流入部と流出部との間にあ
って、多数の重積された弾性フィルタ部材間に濾過すべ
き流体を通過せしめる濾過間隙を有し、全体として筒状
をなすフィルタと;逆洗に際して該フィルタの濾過間隙
を拡大させる手段と;上記フィルタに逆洗のための流体
を流す逆洗用流路と;を備えたことを特徴とするもので
ある。
【0006】本発明の逆洗機構付フィルタ装置のより具
体的な構成として、第1のフィルタ装置においては、多
数の重積された弾性フィルタ部材として、コイル状に巻
回したばね部材を用い、それに多数のノッチを設けるこ
とによりフィルタの濾過間隙を形成し、且つ逆洗に際し
て上記フィルタを構成するばね部材間の濾過間隙を拡大
させる手段として、ばね部材の両端を離間する方向に駆
動するアクチュエータを備えたものとすることができ
る。
【0007】また、本発明の逆洗機構付フィルタ装置の
他の具体的な構成として、第2のフィルタ装置において
は、多数の重積された弾性フィルタ部材を、環状に形成
した板ばね部材の多数を積層することにより構成し、各
板ばね部材に、隣接板ばね部材との間の間隙を離間させ
る方向に付勢するばね部と、隣接板ばね部材が圧接され
たときのストッパとして機能して板ばね部材間に濾過間
隙を形成する突出部とを設け、且つ濾過に際して上記ば
ね部の付勢力に抗して積層した板ばね部材を相互に圧縮
し、逆洗に際してその圧縮を解除するアクチュエータを
備えたものとすることができ、この場合、環状の板ばね
部材の積層により形成した筒状のフィルタの内側をハウ
ジングの流出部に連通させ、上記筒状のフィルタ内に挿
入した逆洗用流体噴出パイプを板ばね部材の支持ガイド
として用いることができる。
【0008】本発明の逆洗機構付フィルタ装置のさらに
他の具体的な構成として、第3のフィルタ装置において
は、多数の重積された弾性フィルタ部材を、環状に形成
した板状ばね部材と濾過板との多数を交互に積層するこ
とにより構成し、各板状ばね部材は、圧縮時に板状に扁
平化され、非圧縮時に隣接濾過板との間に間隙を形成す
る方向に付勢するべくその厚さ方向に波形に彎曲させ、
各濾過板は、その表裏両面に放射方向に多数の濾過溝を
設けてなり、且つ濾過に際して上記板状ばね部材の付勢
力に抗して該ばね部材を濾過板側に押し付け、逆洗に際
してその押し付けを解除するアクチュエータを備えたも
のとすることができる。
【0009】上記第1,第2及び第3のフィルタ装置に
おいては、筒状のフィルタの中間に中間保持板を設け、
この中間保持板に、逆洗時のアクチュエータの動作によ
り上記フィルタにおける濾過間隙を均一化する位置に移
行させる間隙調整手段を付設するのが適切であり、さら
に、フィルタの1次側及び2次側の差圧により目詰まり
を検出する差圧センサを備え、該差圧センサの出力に基
づいてアクチュエータの駆動を制御する制御装置を設け
ることができる。
【0010】上記構成を有する本発明の逆洗機構付フィ
ルタ装置は、通常、その複数を並列に設置して、常にそ
の何れかを使用し、不使用のものを逆洗により再生させ
て順次再使用に供するか、あるいは、逆洗時間が数秒以
内のため、単一のフィルタ装置を用いてマシンサイクル
のアイドル時間等に逆洗して再生させ、単独で使用する
ものである。このフィルタ装置の使用時においては、筒
状のフィルタに所定の濾過間隙が形成され、一方、逆洗
時においては、フィルタの濾過間隙を拡大させるための
手段あるいは多数の重積された弾性フィルタ部材の付勢
力によって濾過間隙が拡開されるので、逆洗用流路を通
して逆洗用流体を流したとき、フィルタの各部に堆積し
た異物が逆洗用流体により除去され易くなり、手作業等
による異物の除去の必要がない。逆洗時における上記濾
過間隙の拡開は、フィルタの中間に設けた中間保持板の
位置を間隙調整手段により調整し、当該間隙が全体的に
略均一化なるようにすれば、逆洗を一層有効に行うこと
が可能になる。また、フィルタとして多数の重積された
弾性フィルタ部材を用いることにより、逆洗時に濾過間
隙を安定させることができ、しかもその濾過間隙の拡開
程度を濾過すべき対象物に応じて任意に設定することが
できる。
【0011】上記第1のフィルタ装置においてコイル状
のばね部材により形成したフィルタは、そのばね部材に
設けたノッチにより、アクチュエータによるばね部材の
圧接時に所定の濾過間隙が形成され、一方、アクチュエ
ータによってばね部材の両端間の間隙を拡げたときには
ばね部材が有する弾力性により、あるいはそれと中間保
持板によるフィルタの中間部の位置調整との協働等によ
り、ばね部材の間の濾過間隙が略均一に拡開される。ま
た、上記第2のフィルタ装置において環状の板ばね部材
を積層することにより形成したフィルタは、アクチュエ
ータによる板ばね部材の圧接時に、各板ばね部材に設け
たストッパとして機能する突出部により一定の濾過間隙
が形成され、一方、上記アクチュエータによる板ばね部
材の圧接を解除したときには、各板ばね部材に設けたば
ね部により隣接する板ばね部材との間の濾過間隙が略均
一に拡開される。さらに、上記第3のフィルタ装置にお
いて環状に形成した板状ばね部材と濾過板との多数を交
互に積層したフィルタは、板状ばね部材の圧縮時には該
ばね部材が板状に扁平化されて、濾過板の表裏両面の濾
過溝との間に一定の濾過間隙が設定され、一方、上記ア
クチュエータによる押し付けを解除したときには、その
厚さ方向に波形に彎曲して隣接する濾過板との間の濾過
間隙が拡開される。なお、上記第1乃至第3のフィルタ
装置においては、逆洗後にはアクチュエータによりフィ
ルタを所定の濾過間隙が形成されるように圧縮すればよ
い。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の逆洗機構付フィルタ装置
の実施の形態の例を、図面に基づいて詳細に説明する
に、図1及び図2は、本発明の第1実施例を示してい
る。この第1実施例の逆洗機構付フィルタ装置は、概略
的には、図1に示すように、濾過すべき流体の流入部1
1と流出部12を有するハウジング1と、該ハウジング
1内における流入部11と流出部12との間にあって、
多数の重積された弾性フィルタ部材としてコイル状に巻
回したばね部材を用いたフィルタ2と、濾過に際しては
上記フィルタ2を構成するばね部材の相互の圧接により
所定の濾過間隙を形成し、逆洗に際しては該ばね部材の
両端を離間する方向に駆動し、フィルタ2の濾過間隙を
拡大開放させる手段としてのアクチュエータ3と、上記
フィルタ2の逆洗のための流体を流す逆洗用流路4と、
並びに上記フィルタ2の1次側及び2次側の差圧を検出
する差圧センサ5とを備えている。
【0013】さらに具体的に説明すると、上記ハウジン
グ1は、図1に示すように、その軸線方向の一端に濾過
すべき流体の流入部11を開設すると共に、他端に濾過
した流体の流出部12を開設しており、また、該流出部
12に近接して逆洗用流体を流す逆洗用流路4を構成す
る逆洗用流体供給パイプ41を設けている。この逆洗用
流体供給パイプ41は、その内端が該供給パイプ41と
共に逆洗用流路4を構成する円盤形容器状の逆洗用流体
供給部42に連通しており、上記流出部12はこの逆洗
用流体供給部42を貫通してハウジング1内に開口して
いる。
【0014】上記フィルタ2は、図2に詳細に示すよう
に、コイル状に巻回したばね部材により筒状に形成され
ており、その一端を上記逆洗用流体供給部42を貫通し
て開口する流出部12の周囲に固定すると共に、他端を
前記アクチュエータ3に駆動されて上記フィルタ2の軸
線方向に移動可能に支持されたエンドプレート31に固
定している。そして、当該フィルタ2を構成するばね部
材の単位巻き当たりに所定数のノッチ22が略等間隔で
設けられており、それによって、上記フィルタ2の圧縮
時における濾過間隙を設定している。また、上記フィル
タ2の軸線方向の適宜位置には、ガイドバー33に案内
させて、複数の中間保持板35を所要の間隔を置いて配
設し、この中間保持板35にフィルタ2を構成するばね
部材の中間位置を固定している。中間保持板35に対す
るばね部材の固定は、一連のばね部材の中間部が中間保
持板35を通して他方側に伸出するようにしてもよい
が、各中間保持板35の位置でばね部材を切断し、それ
らの切断端を中間保持板35に固定するようにしてもよ
い。さらに、上記フィルタ2内には、図1に示すよう
に、上記逆洗用流体供給部42における流出部12の周
囲に立設された複数の逆洗用流体噴出パイプ43が挿入
され、該パイプ43の周面には、逆洗用流体を噴出する
多数の穴43aが穿設されている。
【0015】上記アクチュエータ3は、濾過に際しては
フィルタ2を構成するばね部材の相互の圧接により所定
の濾過間隙を形成し、上記フィルタ2の逆洗に際して
は、その濾過間隙を拡大させるためのもので、公知のシ
リンダ装置で構成されている。このアクチュエータ3
は、差圧センサ5がフィルタ2の1次側と2次側との差
圧をセンシングして該フィルタ2の目詰まりを検出した
ときに、図示しない制御装置に制御されて、エンドプレ
ート31を該フィルタ2の濾過間隙が拡開する方向に移
動させるもので、このアクチュエータ3の駆動により往
復動するピストンロッド32を、上記ハウジング1にお
ける流入部11側の側面から気密に挿入すると共に、上
記ロッド32の先端に上記エンドプレート31を取り付
けている。このエンドプレート31には、ハウジング1
内における上記フィルタ2の周囲に該フィルタ2の伸縮
方向に沿って設けられた複数のガイドバー33が、移動
自在に挿通されており、該ガイドバー33の先端には、
エンドプレート31の移動を制限することにより、逆洗
時におけるばね部材間の間隙の限界を設定するストッパ
34を取り付けている。また、上記フィルタ2の軸線方
向の適宜位置に設けた中間保持板35は、上記ガイドバ
ー33に案内されて、上記ばね部材の濾過間隙の偏りを
抑止し、該間隙を略均等に保持するもので、上記ガイド
バー33には、所要間隔を置いて、上記フィルタ2に取
り付けられたそれぞれの中間保持板35の移動を制限す
る間隙調整手段としてのストッパ36が取り付けられて
いる。なお、図1中の符号15は、ハウジング1の底面
に設けられた逆洗用流体の排出口、16はハウジングの
上面に設けられた通気口である。
【0016】上記構成を有する逆洗機構付フィルタ装置
は、濾過時においては、アクチュエータ3による上記フ
ィルタ2の圧接により、該フィルタ2にばね部材に設け
たノッチ22による所定の濾過間隙が形成され、一方、
逆洗時においては、各濾過間隙が上記アクチュエータ3
あるいはフィルタ2を構成するばね部材の付勢力によっ
て拡開されるので、フィルタ2の各部に堆積した異物が
逆洗流体により除去され易くなり、手作業による異物の
除去の必要がない。逆洗時における上記濾過間隙の拡開
は、フィルタ2の中間に設けた中間保持板35の位置を
間隙調整手段としてのストッパ36により調整し、フィ
ルタ2の濾過間隙が全体的に略均一化なるようにすれ
ば、上記フィルタ2の逆洗をより一層有効に行うことが
できる。この第1実施例におけるコイル状のばね部材に
より形成したフィルタ2は、そのばね部材に設けたノッ
チ22により、アクチュエータ3によるばね部材の圧接
時に所定の濾過間隙が形成され、一方、アクチュエータ
3によってばね部材の両端間の間隙を拡げたときにはば
ね部材が有する弾性力により、あるいはそれと中間保持
板35によるフィルタ2の中間部の位置調整との協働に
より、ばね部材の間の濾過間隙が略均一に拡開され、結
果的に、逆洗時において当該フィルタ2に堆積した異物
を均一に且つ良好に、自動的に除去することができる。
また、フィルタ2として多数の重積された弾性フィルタ
部材を用いることにより、逆洗時に濾過間隙を安定させ
ることができ、しかもその濾過間隙の拡開程度を濾過す
べき対象物に応じて任意に設定することができる。
【0017】このように、上記逆洗機構付フィルタ装置
によれば、フィルタに堆積した異物を均一に且つ容易
に、自動的に除去できるので、図3に概略的に示すよう
に、フィルタ装置S1,S2を併設して複数のフィルタ
を切り替えるように構成すれば、人手を必要とすること
なく、フィルタのメンテナンス不要な自動逆洗が可能に
なる。すなわち、バルブV1から流入した濾過すべき流
体をフィルタ装置S1において濾過し、フィルタ装置S
2においてフィルタを逆洗する場合には、フィルタ装置
S1の流入部に連通するバルブVa1を開放し、フィル
タ装置S2の流入部に連通するバルブVa2を閉鎖した
状態で、フィルタ装置S1においては、流出部に連通す
るバルブVb1を開放すると共に逆洗用流路に連通する
バルブVc1を閉鎖し、一方、フィルタ装置S2におい
ては、流出部に連通するバルブVb2を閉鎖すると共に
逆洗用流路に連通するバルブVc2を開放する。このと
き、フィルタ装置S1で濾過された流体はバルブV2か
ら流出するが、その一部は逆洗用流体としてバルブVc
2からフィルタ装置S2内に流入し、該フィルタ装置2
内のフィルタを逆洗した後に、排出口に連通するバルブ
Vd2から排出される。逆洗後には、バルブVc2及び
Vd2を閉鎖する。逆に、バルブV1から流入した濾過
すべき流体をフィルタ装置S2において濾過し、フィル
タ装置S1においてフィルタを逆洗する場合には、フィ
ルタ装置S2の流入部に連通するバルブVa2を開放
し、フィルタ装置S1の流入部に連通するバルブVa1
を閉鎖した状態で、フィルタ装置S1においては、流出
部に連通するバルブVb1を閉鎖すると共に逆洗用流路
に連通するバルブVc1を開放し、一方、フィルタ装置
S2においては、流出部に連通するバルブVb2を開放
すると共に逆洗用流路に連通するバルブVc2を閉鎖す
る。このとき、フィルタ装置S2で濾過された流体はバ
ルブV2から流出するが、その一部は逆洗用流体として
バルブVc1からフィルタ装置S1内に流入し、該フィ
ルタ装置1内のフィルタを逆洗した後に、排出口に連通
するバルブVd1から排出される。逆洗後には、バルブ
Vc1及びVd1を閉鎖する。このように、上記逆洗機
構付フィルタ装置によれば、複数のフィルタ装置S1,
S2を並列して設置して、常にその何れかを使用し、不
使用のものを逆洗により再生させて順次再使用に供する
ことができる。
【0018】次に、図4乃至図6は、本発明の第2実施
例を示している。この第2実施例の逆洗機構付フィルタ
装置は、多数の重積された弾性フィルタ部材としてのフ
ィルタ2を、図5及び図6に明確に示すように、環状に
形成した板ばね部材23の多数を積層することにより構
成し、各板ばね部材23に、隣接板ばね部材23との間
の間隙を離間させる方向に付勢する複数のばね部23a
と、隣接板ばね部材23が圧接されたときのストッパと
して機能して板ばね部材23間に濾過間隙を形成する突
出部23bとを、該板ばね部材23自体の切り起こしに
よって設け、それらの積層により全体として筒状に形成
している。また、上記板ばね部材23は、隣接板ばね部
材23におけるばね部23aの位相を交互に90度ずつ
ずらして積層することにより上記フィルタ2を構成して
いる。そして、図4に示すように、上記フィルタ2の内
側を上記ハウジング1の流出部12に連通させ、筒状の
フィルタ2内において各板ばね部材23の環内側の放射
方向凹部23cに挿入した逆洗用流体噴出パイプ43
を、該フィルタ2を構成する多数の板ばね部材23の支
持ガイドとして用いている。
【0019】上記構成を有する第2実施例の逆洗機構付
フィルタ装置は、環状の板ばね部材23の多数を積層す
ることにより形成したフィルタ2が、アクチュエータ3
によってエンドプレート31を移動させて板ばね部材2
3を圧接した時に、各板ばね部材23に設けたストッパ
として機能する突出部23bにより一定の濾過間隙が形
成され、一方、上記アクチュエータ3による板ばね部材
23の圧接を解除したときには、各板ばね部材23に設
けたばね部23aにより隣接する板ばね部材23相互間
の濾過間隙が略均一に拡開される。
【0020】なお、この第2実施例においては、フィル
タ2を構成する多数の板ばね部材23を、逆洗用流体噴
出パイプ43を支持ガイドとして用いてガイドさせた場
合について記載したが、それに限定されるものではな
い。
【0021】この第2実施例の逆洗機構付フィルタ装置
のその他の構成及び作用は、実質的に前記第1実施例と
同様であるから、同一部分または相当部分に同一符号を
付して、それらの説明を省略する。
【0022】図7乃至図12は、本発明の第3実施例を
示している。この第3実施例の逆洗機構付フィルタ装置
は、図7に示すように、シリンダ1Aの両端にそれぞれ
エンドブロック1B,1Cを嵌着することにより構成さ
れたハウジング1と、該ハウジング1内における上記エ
ンドブロック1B,1C間にあって、環状に形成した板
状ばね部材24と濾過板25との多数を交互に積層する
ことにより略筒状に形成したフィルタ2(図7及び図9
参照)と、濾過に際してフィルタ2の端部を閉鎖するエ
ンドプレート31の駆動により、上記板状ばね部材24
の付勢力に抗して該ばね部材24と濾過板25とを相互
に押し付け、逆洗に際してその押し付けを解除するアク
チュエータ(シリンダ)3と、上記フィルタ2の逆洗の
ための流体を流す逆洗用流路4を持つ多孔の逆洗用流体
噴出パイプ43とを備えている。また、図示を省略して
いるが、フィルタ2の1次側と2次側の差圧をセンシン
グすることにより該フィルタ2の目詰まりを検出する差
圧センサを付設すると共に、該差圧センサ5の出力に基
づいて上記アクチュエータ3の駆動を制御する制御装置
を付設している。
【0023】上記ハウジング1は、図7及び図8に示す
ように、略円筒状のシリンダ1Aの一端に濾過すべき流
体の流入部11を開設したエンドブロック1Bを嵌着す
ると共に、他端に濾過した流体の流出部12を開設した
エンドブロック1Cを嵌着し、これらのエンドブロック
1B,1Cの四隅をボルト17及びナット18で締結す
ることにより形成されており、上記エンドブロック1B
の中央には、上記アクチュエータ3のピストンロッド3
2に連結部材37を介して連結された逆洗用流体噴出パ
イプ43を、Oリング13によるシールを介して気密に
且つハウジング1の軸線方向に摺動自在に挿入してい
る。上記連結部材37は、上記逆洗用流体噴出パイプ4
3に連通する逆洗用流路4を備えており、上記フィルタ
2の逆洗時においては、この逆洗用流路4を通して逆洗
用流体が供給される。また、上記逆洗用流体噴出パイプ
43には、フィルタ2の一端を固定するためのエンドプ
レート31が嵌着されており、該パイプ43の先端から
このエンドプレート31付近にかけて、逆洗用流体を噴
出するための多数の逆洗用ノズル43bが略等間隔をお
いて設けられている。
【0024】上記フィルタ2は、図9に示すように、環
状に形成した板状ばね部材24と濾過板25との多数を
交互に積層することにより全体的に筒状に構成したもの
で、上記濾過板25は、図11及び図12に示すよう
に、その表裏両面に放射方向に多数の濾過溝25aを設
けることにより構成し、一方、上記板状ばね部材24
は、図9並びに図10の(a)及び(b)からわかるよ
うに、圧縮時に板状に扁平化され、非圧縮時に隣接濾過
板との間に間隙を形成する方向に付勢するべくその厚さ
方向に波形に彎曲させている。図10において、部分2
4aは上に凸に彎曲し、部分24bは下に凸に彎曲した
部分を示している。そして、図7に示すように、上記フ
ィルタ2の一端をハウジング1におけるエンドブロック
1Cの内面に流出部12を囲繞して固定すると共に、他
端を逆洗用流体噴出パイプ43に嵌着したエンドプレー
ト31に固定している。また、上記エンドブロック1
B,1C間には、図8に示すように、上記フィルタ2の
周囲に、該フィルタ2の軸線方向に沿って複数のガイド
バー26が配設されている。これらのガイドバー26
は、板状ばね部材24と濾過板25に外接してそれらの
積層状態を保持するものである。
【0025】上記構成を有する第3実施例の逆洗機構付
フィルタ装置は、濾過時においては、上記アクチュエー
タ3によって逆洗用流体噴出パイプ43をハウジング1
内に押し込む方向に摺動させることにより、該パイプ4
3に嵌着したエンドプレート31で上記フィルタ2を圧
接し、それにより上記フィルタ2の濾過間隙を設定す
る。即ち、上記板状ばね部材24と濾過板25との多数
を交互に積層したフィルタ2は、板状ばね部材24の圧
縮時には該ばね部材24が板状に扁平化されて、濾過板
25の表裏両面の濾過溝25aとの間に一定の濾過間隙
が設定される。一方、逆洗時においては、上記アクチュ
エータ3によって上記パイプ43を引き出す方向に摺動
させることにより、上記エンドプレート31による圧接
が解除され、上記板状ばね部材24はその厚さ方向に波
形に彎曲して、隣接する濾過板25との間の濾過間隙が
拡開される。
【0026】なお、この第3実施例のその他の構成及び
作用は、実質的に前記第1実施例と同様であるから、同
一部分または相当部分に同一符号を付して、それらの説
明を省略する。
【0027】図13は、本発明の第4実施例を示してい
る。この第4実施例の逆洗機構付フィルタ装置は、取付
台上に装置した略円筒状のシリンダ1Aの上下両端にエ
ンドブロック1B,1Cを嵌着することにより構成され
たハウジング1と、該ハウジング1内における上記エン
ドブロック1B,1C間にあって、前記第3実施例にお
けるフィルタと同様の構成のフィルタ2(図7及び図9
参照)と、濾過に際してフィルタ2の端部を閉鎖するエ
ンドプレート31の駆動により、上記板状ばね部材24
の付勢力に抗して該ばね部材24と濾過板25とを相互
に押し付け、逆洗に際してその押し付けを解除するアク
チュエータ(シリンダ)3と、上記フィルタ2の逆洗の
ための流体を流す逆洗用流路4を持つ多孔の逆洗用流体
噴出パイプ43とを備えている。
【0028】上記ハウジング1は、図13に示すよう
に、略円筒状のシリンダ1Aの上端に、その側面に濾過
すべき流体の流入部11と流出部12を開設した上部エ
ンドブロック1Bを嵌着すると共に、上記シリンダ1A
の下端に、底面に逆洗用流体の排出口15を有する下部
エンドブロック1Cを嵌着し、これらのエンドブロック
1B,1C間をテンションボルト17で締結することに
より形成されており、上記エンドブロック1Bの中央に
は、上記アクチュエータ3のピストンロッド32に連結
部材37を介して連結された逆洗用流体噴出パイプ43
を、Oリング13によるシールを介して気密に且つハウ
ジング1の軸線方向に摺動自在に挿入している。なお、
上記下部エンドブロック1Cに開設した排出口15は、
濾過時においては閉鎖され、一方、上記フィルタ2の逆
洗時においては開放されて、逆洗用流体の排出に供する
ものである。
【0029】ここで、この第4実施例のその他の構成及
び作用は、実質的に前記第3実施例と同様であるから、
同一部分又は相当部分に同一符号を付して、それらの説
明を省略する。
【0030】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明によれ
ば、フィルタに堆積した異物を均一に且つ良好に、自動
的に除去できる逆洗機構付フィルタ装置を提供すること
ができ、延いては、併設した複数のフィルタを切り替え
ることにより、人手を必要とすることなく、フィルタの
メンテナンス不要な自動逆洗を可能にした逆洗機構付フ
ィルタ装置を提供することができる。また、フィルタと
して多数の重積された弾性フィルタ部材を用いることに
より、逆洗時に濾過間隙を安定させることができ、しか
もその濾過間隙の拡開程度を濾過すべき対象物に応じて
任意に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の逆洗機構付フィルタ装置
の濾過時(下半部)及び逆洗時(上半部)の状態を示す
側断面図である。
【図2】同フィルタの濾過時(下半部)及び逆洗時(上
半部)の状態を示す側面図である。
【図3】本発明の逆洗機構付フィルタ装置の複数を切り
換えて使用する場合の態様を示す説明図である。
【図4】本発明の第2実施例の逆洗機構付フィルタ装置
の逆洗時の状態を示す側断面図である。
【図5】同フィルタの濾過時(下半部)及び逆洗時(上
半部)の状態を示す側断面図である。
【図6】同フィルタの正面図である。
【図7】本発明の第3実施例の逆洗機構付フィルタ装置
の逆洗時の状態を示す側断面図である。
【図8】同背面図である。
【図9】同フィルタの側面図である。
【図10】(a)は、同フィルタにおける板状ばね部材
の正面図、(b)は、同側面図である。
【図11】同フィルタにおける濾過板の正面図である。
【図12】図11のA−A線における端面図である。
【図13】本発明の第4実施例の逆洗機構付フィルタ装
置の逆洗時の状態を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 フィルタ 3 アクチュエータ 4 逆洗用流路 5 差圧センサ 6 制御装置 11 流入部 12 流出部 22 ノッチ 23 板ばね部材 23a ばね部 23b 突出部 24 板状ばね部材 25 濾過板 25a 濾過溝 33 ガイドバー 34,36 ストッパ 35 中間保持板 43 逆洗用流体噴出パイプ 43a 穴 43b 逆洗用ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠 藤 剛 茨城県筑波郡谷和原村絹の台4−2−2 エスエムシー株式会社筑波技術センター内 (72)発明者 石 原 孝 行 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】濾過すべき流体の流入部及び流出部を有す
    るハウジングと;該ハウジング内における流入部と流出
    部との間にあって、多数の重積された弾性フィルタ部材
    間に濾過すべき流体を通過せしめる濾過間隙を有し、全
    体として筒状をなすフィルタと;逆洗に際して該フィル
    タの濾過間隙を拡大させる手段と;上記フィルタに逆洗
    のための流体を流す逆洗用流路と;を備えた、ことを特
    徴とする逆洗機構付フィルタ装置。
  2. 【請求項2】多数の重積された弾性フィルタ部材とし
    て、コイル状に巻回したばね部材を用い、それに多数の
    ノッチを設けることによりフィルタの濾過間隙を形成
    し、且つ逆洗に際して上記フィルタを構成するばね部材
    間の濾過間隙を拡大させる手段として、ばね部材の両端
    を離間する方向に駆動するアクチュエータを備えた、こ
    とを特徴とする請求項1に記載の逆洗機構付フィルタ装
    置。
  3. 【請求項3】多数の重積された弾性フィルタ部材を、環
    状に形成した板ばね部材の多数を積層することにより構
    成し、各板ばね部材に、隣接板ばね部材との間の間隙を
    離間させる方向に付勢するばね部と、隣接板ばね部材が
    圧接されたときのストッパとして機能して板ばね部材間
    に濾過間隙を形成する突出部とを設け、且つ濾過に際し
    て上記ばね部の付勢力に抗して積層した板ばね部材を相
    互に圧縮し、逆洗に際してその圧縮を解除するアクチュ
    エータを備えた、ことを特徴とする請求項1に記載の逆
    洗機構付フィルタ装置。
  4. 【請求項4】環状の板ばね部材の積層により形成した筒
    状のフィルタの内側をハウジングの流出部に連通させ、
    上記筒状のフィルタ内に挿入した逆洗用流体噴出パイプ
    を板ばね部材の支持ガイドとして用いた、ことを特徴と
    する請求項3に記載の逆洗機構付フィルタ装置。
  5. 【請求項5】多数の重積された弾性フィルタ部材を、環
    状に形成した板状ばね部材と濾過板との多数を交互に積
    層することにより構成し、各板状ばね部材は、圧縮時に
    板状に扁平化され、非圧縮時に隣接濾過板との間に間隙
    を形成する方向に付勢するべくその厚さ方向に波形に彎
    曲させ、各濾過板は、その表裏両面に放射方向に多数の
    濾過溝を設けてなり、且つ濾過に際して上記板状ばね部
    材の付勢力に抗して該ばね部材を濾過板側に押し付け、
    逆洗に際してその押し付けを解除するアクチュエータを
    備えた、ことを特徴とする請求項1に記載の逆洗機構付
    フィルタ装置。
  6. 【請求項6】筒状のフィルタの中間に中間保持板を設
    け、この中間保持板に、逆洗時のアクチュエータの動作
    により上記フィルタにおける濾過間隙を均一化する位置
    に移行させる間隙調整手段を付設した、ことを特徴とす
    る請求項1乃至5のいずれかに記載の逆洗機構付フィル
    タ装置。
  7. 【請求項7】フィルタの1次側及び2次側の差圧により
    目詰まりを検出する差圧センサを備え、該差圧センサの
    出力に基づいてアクチュエータの駆動を制御する制御装
    置を設けた、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれ
    かに記載の逆洗機構付フィルタ装置。
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