JP2001035167A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2001035167A
JP2001035167A JP20795599A JP20795599A JP2001035167A JP 2001035167 A JP2001035167 A JP 2001035167A JP 20795599 A JP20795599 A JP 20795599A JP 20795599 A JP20795599 A JP 20795599A JP 2001035167 A JP2001035167 A JP 2001035167A
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JP
Japan
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sense amplifier
enable signal
memory cell
cell array
bit line
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JP20795599A
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English (en)
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Koji Yamaguchi
浩二 山口
Keisuke Wada
啓祐 和田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のセンスアンプを備えた半導体集積回路
において、複数のセンスアンプが同時に駆動されて大き
なピーク電流が流れると、電源ノイズの発生および電源
電圧の低下を招くという課題があった。 【解決手段】 メモリセルアレイ1と、複数のワード線
2と、複数のビット線8と、セレクタ回路3と、複数の
センスアンプ4とを有する半導体集積回路において、複
数のセンスアンプのそれぞれに個別に接続される複数の
センスアンプイネーブル信号線5と、複数のセンスアン
プイネーブル信号線5に接続されて、独立的に任意のタ
イミングでセンスアンプイネーブル信号を出力するセン
スアンプ活性化信号発生回路6とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
に係り、特にメモリセルからデータを読み出すために接
続されているセンスアンプのピーク電流を抑えた半導体
集積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のプリチャージ方式のメモリ
データの読み出し回路を示す概略図である。図におい
て、21はメモリセルアレイ、22はワード線、23は
セレクタ回路、24はセンスアンプ、25はセンスアン
プイネーブル信号線である。また、26はセンスアンプ
24とセレクタ回路23とをそれぞれ接続するように設
けられたビット線、27はメモリセルアレイブロックか
ら延びる複数のビット線を集合的に示したものである。
【0003】次に動作について説明する。図7はメモリ
セルアレイからデータを読み出す際に、センスアンプイ
ネーブル信号線25からそれぞれのセンスアンプ24,
24,…に出力されるセンスアンプイネーブル信号の波
形を示す図である。まず、センスアンプイネーブル信号
を“H”レベルにして、センスアンプに接続されたビッ
ト線のプリチャージを実施する。次に、検出対象のメモ
リセルが接続されたワード線22を“H”レベルにする
とともに、セレクタ回路23により検出対象のメモリセ
ルが接続されたビット線27とビット線26とを接続し
て、検出対象のメモリセルの電荷に基づいてビット線上
の電荷の再配分を実施する。そして、閾値となる電位レ
ベルとの比較により、検出対象のメモリセルの論理デー
タ、すなわち“0”または“1”が確定される。また、
“H”レベルのセンスアンプイネーブル信号により活性
化されたセンスアンプ24が電荷の再配分を実施する際
には、センスアンプ動作時電流が流れ、図2に示される
ように各センスアンプ24に対するセンスアンプイネー
ブル信号は同時に“H”レベルとなるので、各センスア
ンプ動作時電流が合成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のセンスアンプを
備えた半導体集積回路は以上のように構成されているの
で、例えば16ビットマイコンの場合には、メモリデー
タを読み出す際には16ビット同時に読み出しが実施さ
れ、16個のセンスアンプが同時に動作する。このよう
な場合、読み出されるメモリについてのレベル確定の為
の閾値によって異なるが、通常は瞬間的にセンスアンプ
1個当たり1mA程度のピーク電流が流れ、16ビット
では16mAのピーク電流が流れることになる。このよ
うに急激な電流変化が生じると、電流変化di/dt
と、メモリチップ内の配線等に存在するインダクタンス
成分Lとの積で表される電圧が過渡的に発生して、電源
ノイズの発生および電源電圧の低下を招くという課題が
あった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、電源ノイズの発生および電源電圧
の低下を抑制する半導体集積回路を得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体集
積回路は、複数のセンスアンプのそれぞれに個別に接続
されてセンスアンプを活性化するためのセンスアンプイ
ネーブル信号を伝達する複数のセンスアンプイネーブル
信号線と、当該複数のセンスアンプイネーブル信号線に
接続されて、それぞれのセンスアンプイネーブル信号線
に独立的に任意のタイミングでセンスアンプイネーブル
信号を出力するセンスアンプ活性化信号発生回路とを備
えるようにしたものである。
【0007】この発明に係る半導体集積回路は、センス
アンプ活性化信号発生回路内に、任意の数のセンスアン
プを同時に活性化させるように活性化対象のセンスアン
プに接続されたセンスアンプイネーブル信号線に同じタ
イミングでセンスアンプイネーブル信号を出力させるた
めの内部レジスタを備えるようにしたものである。
【0008】この発明に係る半導体集積回路は、任意の
数のセンスアンプを同時に活性化させるように活性化対
象のセンスアンプに接続されたセンスアンプイネーブル
信号線に同じタイミングでセンスアンプイネーブル信号
を出力させるために、センスアンプイネーブル信号線に
おけるセンスアンプイネーブル信号の出力タイミングを
それぞれ調整する外部ピンを備えるようにしたものであ
る。
【0009】この発明に係る半導体集積回路は、セレク
タ回路からメモリセルアレイブロック毎に延びるビット
線と、該ビット線に対応してそれぞれのセンスアンプか
ら延びるビット線との接続および切り離しをビット線毎
に制御するメモリセル選択制御回路を備えるようにした
ものである。
【0010】この発明に係る半導体集積回路は、セレク
タ回路からメモリセルアレイブロック毎に延びるビット
線が共通に接続され得る1つのセンスアンプと、当該1
つのセンスアンプに接続されてセンスアンプを活性化す
るためのセンスアンプイネーブル信号を伝達するセンス
アンプイネーブル信号線と、セレクタ回路からメモリセ
ルアレイブロック毎に延びるビット線と前記1つのセン
スアンプから延びるビット線との接続および切り離しを
ビット線毎に制御するメモリセル選択制御回路とを備え
るようにしたものである。
【0011】この発明に係る半導体集積回路は、セレク
タ回路からメモリセルアレイブロック毎に延びるビット
線が共通に接続され得る複数のセンスアンプと、前記複
数のセンスアンプに共通に接続されてセンスアンプを活
性化するためのセンスアンプイネーブル信号を伝達する
センスアンプイネーブル信号線と、セレクタ回路からメ
モリセルアレイブロック毎に延びるビット線と前記複数
のセンスアンプから延びるビット線との接続および切り
離しをビット線毎に制御するメモリセル選択制御回路
と、前記複数のセンスアンプのうちから適切なセンスア
ンプを選択するセンスアンプ選択回路とを備えるように
したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による半
導体集積回路の構成を示す図である。図において、1は
メモリセルがアレイ状に配置されて幾つかのブロック
(以後、メモリセルアレイブロックと称す)に区画され
ているメモリセルアレイ、2はメモリセルアレイ内で行
方向に隣接するメモリセルを接続して延び、行方向のメ
モリセルを選択的に活性化するワード線、3は指定され
たアドレスに対応して各メモリセルアレイブロックから
延びる複数のビット線から特定のビット線を選択して後
述するセンスアンプに接続するセレクタ回路である。4
0 ,41 ,…,4nはワード線方向に各メモリセルアレ
イブロック毎に配置されて、特定のビット線に接続され
た検出対象のメモリセルの論理レベル、すなわち“0”
または“1”のデータを確定するセンスアンプ、50
1 ,…,5n は、対応するセンスアンプ40 ,41
…,4n にそれぞれ個別に接続されてセンスアンプを活
性化するためのセンスアンプイネーブル信号を伝達する
センスアンプイネーブル信号線、6はセンスアンプ4
0 ,41 ,…,4n をそれぞれ個別に活性化するよう
に、センスアンプイネーブル信号線50 ,51 ,…,5
n に任意のタイミングで選択的に信号を出力するセンス
アンプ活性化信号発生回路である。70 ,71 ,…,7
n は、それぞれ対応するセンスアンプ40 ,41 ,…,
n とセレクタ回路3とを接続するように設けられたビ
ット線、80 ,81 ,…,8n は、それぞれのメモリセ
ルアレイブロックから延びるビット線を集合的に示した
ものである。ここで、SAEN(0)〜SAEN(n)
は、センスアンプイネーブル信号線 5 0 ,51 ,…,
n に出力されるセンスアンプイネーブル信号を示し、
nはメモリセルアレイにおけるブロック数を示すもので
ある。
【0013】次に動作について説明する。図2はメモリ
セルアレイからデータを読み出す際のそれぞれのセンス
アンプ4 0 ,41 ,…,4n に接続されたセンスアンプ
イネーブル信号線50 ,51 ,…,5n における信号出
力波形を示す図である。センスアンプ活性化信号発生回
路6を制御して、図2に示されるようにセンスアンプイ
ネーブル信号の“H”レベル出力をずらして発生させる
ことで、センスアンプ40 ,41 ,…,4n を逐次的に
1ビット単位で駆動する。
【0014】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、センスアンプ40 ,41 ,…,4 n が1ビット単位
で駆動されて、ピーク電流を分散することができるか
ら、急激な電流変化を抑えて、電源ノイズの発生および
電源電圧の低下を抑制することができるという効果を奏
する。
【0015】実施の形態2.この発明の実施の形態2
は、基本的には図1に示された実施の形態1と同じ構成
を有しており、センスアンプ活性化信号発生回路6内
に、複数のビット単位でのデータの読み出しを指示する
内部レジスタが設けられる点で実施の形態1と相違す
る。
【0016】次に動作について説明する。上記のような
内部レジスタを備えることで、所定のビット数毎にセン
スアンプのグループを形成して、同一のグループ内のセ
ンスアンプに対しては、同じタイミングで“H”レベル
のセンスアンプイネーブル信号を出力して、センスアン
プ40 ,41 ,…,4n を複数ビット単位で駆動する。
【0017】また、内部レジスタに代えて、センスアン
プイネーブル信号の出力タイミングをそれぞれ調整する
複数の外部ピンを設けて、これら外部ピンを適宜設定す
ることで、センスアンプ40 ,41 ,…,4n を複数ビ
ット単位で駆動することも可能である。
【0018】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、センスアンプ40 ,41 ,…,4 n を任意の複数ビ
ット単位で駆動して、読み出し速度を可変にすることが
できるので、電源ノイズの発生等の抑制と読み出し速度
の高速化というトレードオフの関係にある2つの技術的
課題事項について、各半導体集積回路の特性に応じて最
適な設定を実施できるという効果を奏する。
【0019】また、センスアンプイネーブル信号の出力
タイミングをそれぞれ調整する複数の外部ピンを設ける
ように構成したので、電源ノイズの発生等の抑制および
読み出し速度の高速化等についての最適な設定を、マニ
ュアルで簡単に実施することができるという効果を奏す
る。
【0020】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3による半導体集積回路の構成を示す図である。図3
において、図1と同一符号は同一または相当部分を示す
のでその説明を省略する。図3において、90 ,91
…,9n は対応するセンスアンプ40 ,41,…4n
対してそれぞれ個別に配置されたトランスミッションゲ
ート、100,101 ,…,10n はセンスアンプ4
0 ,41 ,…4n と、対応するトランスミッションゲー
ト90 ,91 ,…,9n とをそれぞれ個別に接続するビ
ット線、110 ,111 ,…,11n はトランスミッシ
ョンゲート90 ,91 ,…,9nとセレクタ回路3とを
接続するビット線、120 ,121 ,…,12n はトラ
ンスミッションゲート90 ,91 ,…,9n にそれぞれ
個別に接続された制御線、13は複数のトランスミッシ
ョンゲートおよび制御線等から構成されるメモリセル選
択制御回路、14はワード線方向に並べられたセンスア
ンプ40 ,41 ,…,4n に共通に接続されて全てのセ
ンスアンプを活性化するためのセンスアンプイネーブル
信号を伝達するセンスアンプイネーブル信号線である。
【0021】次に動作について説明する。センスアンプ
イネーブル信号線14に“H”レベルのセンスアンプイ
ネーブル信号を出力すると、全てのセンスアンプ40
1 ,…4n が活性化されてプリチャージが実施され
る。次に、任意の1つまたは複数の制御線12i ,12
j ,…に“H”レベルの信号を入力することでビット線
11i ,11j ,…に現れていたメモリセルの論理レベ
ルがビット線10i ,10j ,…に現れて、メモリデー
タの読み出しを1ビット単位に逐次的に、または実施の
形態2と同様に複数ビット単位に実施する。
【0022】以上のようにこの実施の形態3によれば、
全てのセンスアンプ40 ,41 ,…4n が同時に活性化
されて、ビット線のプリチャージを一度で済ますことが
できるので、読み出し速度の高速化を実現することがで
きるという効果を奏する。
【0023】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4による半導体集積回路の構成を示す図である。図4
において、図3と同一符号は同一または相当部分を示す
のでその説明を省略する。実施の形態4は、実施の形態
3と比較すると、ビット線100 ,101 ,…,10n
が共通に1つのセンスアンプに接続される点で相違す
る。図4において、15は1つだけ設けられたセンスア
ンプ、16はセンスアンプ15に接続されてセンスアン
プイネーブル信号を伝達するセンスアンプイネーブル信
号線である。
【0024】次に動作について説明する。センスアンプ
イネーブル信号線16に“H”レベルのセンスアンプイ
ネーブル信号を出力すると、センスアンプ15が活性化
されてプリチャージが実施される。次に、任意の1つの
制御線12i に“H”レベルの信号を入力することで、
ビット線11i に現れていたメモリセルの論理レベルが
ビット線10に現れて、当該メモリセルに対するデータ
の読み出しが実施される。したがって、制御線12 0
121 ,…,12n に逐次的に“H”レベルの信号を入
力して、メモリデータの読み出しを1ビット単位で逐次
的に実施する。
【0025】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、1つのセンスアンプを用いて統一的にメモリセルの
論理レベルを検出することができるので、センスアンプ
の性能のバラツキに起因する検出ミスを防止することが
できるという効果を奏する。また、センスアンプを1つ
しか設けないので、半導体集積回路を小型化できるとい
う効果を奏する。
【0026】実施の形態5.図5はこの発明の実施の形
態5による半導体集積回路の構成を示す図である。図5
において、図4と同一符号は同一または相当部分を示す
のでその説明を省略する。実施の形態5は、実施の形態
4と比較すると、共通に接続されたビット線10が性能
の異なる複数のセンスアンプに接続され、活性化させる
センスアンプを選択する点で相違する。図5において、
170 ,171 ,…,17m は性能の異なる複数のセン
スアンプ、18は複数のセンスアンプ170 ,171
…,17m のうちから適切なセンスアンプを選択するセ
ンスアンプ選択回路である。ここで、mは性能の異なる
センスアンプの数を示すものである。
【0027】次に動作について説明する。センスアンプ
選択回路18でデータの読み取り用途に応じた性能を有
する特定のセンスアンプ17i を選択した後に、センス
アンプイネーブル信号16に“H”レベルのセンスアン
プイネーブル信号を出力すると、選択されたセンスアン
プ17i が活性化されてプリチャージが実施される。次
に、任意の1つの制御線12i に“H”レベルの信号を
入力することで、ビット線11i に現れていたメモリセ
ルの論理レベルがビット線10に現れて、対応するメモ
リセルに対するデータの読み出しがセンスアンプ17i
を介して実施される。したがって、制御線120 ,12
1 ,…,12n に逐次的に“H”レベルの信号を入力
し、データ読み取り用途に応じて選択されたセンスアン
プ17i を介して、メモリデータの読み出しを1ビット
単位で逐次的に実施する。
【0028】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、性能の異なる複数のセンスアンプ170 ,171
…,17m を配置して、センスアンプ選択回路18によ
り使用するセンスアンプを自由に選択できるので、デー
タ読み取り用途に応じた適切な性能のセンスアンプを用
いてメモリデータの読み出しを実施することができるた
め、より信頼性の高い読み出し回路を得ることができる
という効果を奏する。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複数
のセンスアンプのそれぞれに個別に接続されてセンスア
ンプを活性化するためのセンスアンプイネーブル信号を
伝達する複数のセンスアンプイネーブル信号線と、当該
複数のセンスアンプイネーブル信号線に接続されて、そ
れぞれのセンスアンプイネーブル信号線に独立的に任意
のタイミングでセンスアンプイネーブル信号を出力する
センスアンプ活性化信号発生回路とを備えるように構成
したので、センスアンプを1ビット単位で駆動してピー
ク電流を分散することができるため、急激な電流変化を
抑えて、電源ノイズの発生および電源電圧の低下を抑制
することができるという効果を奏する。
【0030】この発明によれば、センスアンプ活性化信
号発生回路内に、任意の数のセンスアンプを同時に活性
化させるように活性化対象のセンスアンプに接続された
センスアンプイネーブル信号線に同じタイミングでセン
スアンプイネーブル信号を出力させるための内部レジス
タを備えるように構成したので、センスアンプを任意の
複数ビット単位で駆動して読み出し速度を可変にするこ
とができるため、電源ノイズの発生等の抑制と読み出し
速度の高速化というトレードオフの関係にある2つの技
術的課題事項について、各半導体集積回路の特性に応じ
て最適な設定を実施できるという効果を奏する。
【0031】この発明によれば、任意の数のセンスアン
プを同時に活性化させるように活性化対象のセンスアン
プに接続されたセンスアンプイネーブル信号線に同じタ
イミングでセンスアンプイネーブル信号を出力させるた
めに、センスアンプイネーブル信号線におけるセンスア
ンプイネーブル信号の出力タイミングをそれぞれ調整す
る外部ピンを備えるように構成したので、電源ノイズの
発生等の抑制および読み出し速度の高速化等についての
最適な設定を、マニュアルで簡単に実施することができ
るという効果を奏する。
【0032】この発明によれば、セレクタ回路からメモ
リセルアレイブロック毎に延びるビット線と、該ビット
線に対応してそれぞれのセンスアンプから延びるビット
線との接続および切り離しをビット線毎に制御するメモ
リセル選択制御回路を備えるように構成したので、全て
のセンスアンプを同時に活性化してビット線のプリチャ
ージを一度で済ますことができるため、読み出し速度の
高速化を実現することができるという効果を奏する。
【0033】この発明によれば、セレクタ回路からメモ
リセルアレイブロック毎に延びるビット線が共通に接続
され得る1つのセンスアンプと、当該1つのセンスアン
プに接続されてセンスアンプを活性化するためのセンス
アンプイネーブル信号を伝達するセンスアンプイネーブ
ル信号線と、セレクタ回路からメモリセルアレイブロッ
ク毎に延びるビット線と前記1つのセンスアンプから延
びるビット線との接続および切り離しをビット線毎に制
御するメモリセル選択制御回路とを備えるように構成し
たので、1つのセンスアンプを用いて統一的にメモリセ
ルの論理レベルを検出することができるため、センスア
ンプの性能のバラツキに起因する検出ミスを防止するこ
とができるという効果を奏する。また、センスアンプを
1つしか設けないので、半導体集積回路を小型化できる
という効果を奏する。
【0034】この発明によれば、前記セレクタ回路から
メモリセルアレイブロック毎に延びるビット線が共通に
接続され得る複数のセンスアンプと、前記複数のセンス
アンプに共通に接続されてセンスアンプを活性化するた
めのセンスアンプイネーブル信号を伝達するセンスアン
プイネーブル信号線と、前記セレクタ回路からメモリセ
ルアレイブロック毎に延びるビット線と前記複数のセン
スアンプから延びるビット線との接続および切り離しを
ビット線毎に制御するメモリセル選択制御回路と、前記
複数のセンスアンプのうちから適切なセンスアンプを選
択するセンスアンプ選択回路とを備えるように構成した
ので、性能の異なる複数のセンスアンプを配置して、セ
ンスアンプ選択回路により使用するセンスアンプを自由
に選択できるので、データ読み取り用途に応じた適切な
性能のセンスアンプを用いてメモリデータの読み出しを
実施でき、より信頼性の高い読み出し回路を得ることが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による半導体集積回
路の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1のセンスアンプイネ
ーブル信号線における信号出力波形を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による半導体集積回
路の構成を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態4による半導体集積回
路の構成を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態5による半導体集積回
路の構成を示す図である。
【図6】 従来のプリチャージ方式の半導体集積回路の
構成を示す図である。
【図7】 従来のセンスアンプイネーブル信号線におけ
る信号出力波形を示す図である。
【符号の説明】
1 メモリセルアレイ、2 ワード線、3 セレクタ回
路、4,15,17センスアンプ、5,14,16 セ
ンスアンプイネーブル信号線、6 センスアンプ活性化
信号発生回路、7,8,10,11 ビット線、9 ト
ランスミッションゲート、12 制御線、13 メモリ
セル選択制御回路、18 センスアンプ選択回路。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B015 HH01 JJ12 KA33 KA38 KB22 KB23 KB85 5B024 AA03 AA07 AA15 BA05 BA07 BA09 BA21 CA07 CA11 5B025 AD05 AD06 AD11 AD15 AE05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルがアレイ状に配置されて幾つ
    かのブロックに区画されているメモリセルアレイと、該
    メモリセルアレイ内で一の方向に隣接するメモリセルを
    接続して延び、当該一の方向のメモリセルを選択的に活
    性化させる複数のワード線と、該ワード線と直交する他
    の方向に隣接するメモリセルを接続して延びる複数のビ
    ット線と、指定されたアドレスに基づいて各メモリセル
    アレイブロック毎に前記複数のビット線から特定のビッ
    ト線を選択するセレクタ回路と、各メモリセルアレイブ
    ロック毎に配置されて前記セレクタ回路により選択され
    た前記特定のビット線が接続される複数のセンスアンプ
    とを有する半導体集積回路において、 前記複数のセンスアンプのそれぞれに個別に接続されて
    センスアンプを活性化するためのセンスアンプイネーブ
    ル信号を伝達する複数のセンスアンプイネーブル信号線
    と、該複数のセンスアンプイネーブル信号線に接続され
    て、それぞれのセンスアンプイネーブル信号線に独立的
    に任意のタイミングでセンスアンプイネーブル信号を出
    力するセンスアンプ活性化信号発生回路とを備えること
    を特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 センスアンプ活性化信号発生回路内に、
    任意の数のセンスアンプを活性化させるように活性化対
    象のセンスアンプに接続されたセンスアンプイネーブル
    信号線に同じタイミングでセンスアンプイネーブル信号
    を出力させるための内部レジスタを備えることを特徴と
    する請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 任意の数のセンスアンプを活性化させる
    ように活性化対象のセンスアンプに接続されたセンスア
    ンプイネーブル信号線に同じタイミングでセンスアンプ
    イネーブル信号を出力させるために、センスアンプイネ
    ーブル信号線におけるセンスアンプイネーブル信号の出
    力タイミングをそれぞれ調整する外部ピンを備えること
    を特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 メモリセルがアレイ状に配置されて幾つ
    かのブロックに区画されているメモリセルアレイと、該
    メモリセルアレイ内で一の方向に隣接するメモリセルを
    接続して延び、当該一の方向のメモリセルを選択的に活
    性化させる複数のワード線と、該ワード線と直交する他
    の方向に隣接するメモリセルを接続して延びる複数のビ
    ット線と、指定されたアドレスに基づいて各メモリセル
    アレイブロック毎に前記複数のビット線から特定のビッ
    ト線を選択するセレクタ回路と、各メモリセルアレイブ
    ロック毎に配置されて前記セレクタ回路により選択され
    た前記特定のビット線が接続され得る複数のセンスアン
    プと、前記複数のセンスアンプに共通に接続されてセン
    スアンプを活性化するためのセンスアンプイネーブル信
    号を伝達するセンスアンプイネーブル信号線とを有する
    半導体集積回路において、 前記セレクタ回路からメモリセルアレイブロック毎に延
    びるビット線と、該ビット線に対応してそれぞれの前記
    センスアンプから延びるビット線との接続および切り離
    しをビット線毎に制御するメモリセル選択制御回路を備
    えることを特徴とする半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 メモリセルがアレイ状に配置されて幾つ
    かのブロックに区画されているメモリセルアレイと、該
    メモリセルアレイ内で一の方向に隣接するメモリセルを
    接続して延び、当該一の方向のメモリセルを選択的に活
    性化させる複数のワード線と、該ワード線と直交する他
    の方向に隣接するメモリセルを接続して延びる複数のビ
    ット線と、指定されたアドレスに基づいて各メモリセル
    アレイブロック毎に前記複数のビット線から特定のビッ
    ト線を選択するセレクタ回路とを有する半導体集積回路
    において、 前記セレクタ回路からメモリセルアレイブロック毎に延
    びるビット線が共通に接続され得る1つのセンスアンプ
    と、前記1つのセンスアンプに接続されてセンスアンプ
    を活性化するためのセンスアンプイネーブル信号を伝達
    するセンスアンプイネーブル信号線と、前記セレクタ回
    路からメモリセルアレイブロック毎に延びるビット線と
    前記1つのセンスアンプから延びるビット線との接続お
    よび切り離しをビット線毎に制御するメモリセル選択制
    御回路とを備えることを特徴とする半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 メモリセルがアレイ状に配置されて幾つ
    かのブロックに区画されているメモリセルアレイと、該
    メモリセルアレイ内で一の方向に隣接するメモリセルを
    接続して延び、当該一の方向のメモリセルを選択的に活
    性化させる複数のワード線と、該ワード線と直交する他
    の方向に隣接するメモリセルを接続して延びる複数のビ
    ット線と、指定されたアドレスに基づいて各メモリセル
    アレイブロック毎に前記複数のビット線から特定のビッ
    ト線を選択するセレクタ回路とを有する半導体集積回路
    において、 前記セレクタ回路からメモリセルアレイブロック毎に延
    びるビット線が共通に接続され得る複数のセンスアンプ
    と、前記複数のセンスアンプに共通に接続されてセンス
    アンプを活性化するためのセンスアンプイネーブル信号
    を伝達するセンスアンプイネーブル信号線と、前記セレ
    クタ回路からメモリセルアレイブロック毎に延びるビッ
    ト線と前記複数のセンスアンプから延びるビット線との
    接続および切り離しをビット線毎に制御するメモリセル
    選択制御回路と、前記複数のセンスアンプのうちから適
    切なセンスアンプを選択するセンスアンプ選択回路とを
    備えることを特徴とする半導体集積回路。
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