JP2001033347A - 免震建物の建築判断システム - Google Patents

免震建物の建築判断システム

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JP2001033347A
JP2001033347A JP11206262A JP20626299A JP2001033347A JP 2001033347 A JP2001033347 A JP 2001033347A JP 11206262 A JP11206262 A JP 11206262A JP 20626299 A JP20626299 A JP 20626299A JP 2001033347 A JP2001033347 A JP 2001033347A
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JP
Japan
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building
vibration
input means
seismic isolation
response
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JP11206262A
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Nobuhiro Mori
伸浩 森
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】建築振動の専門家でなくても簡易且つ迅速に免
震建物の設計を行うことができる免震建物の建築判断シ
ステムを提供すること。 【解決手段】検討したい建物の建物形状を入力するため
の建物形状入力手段Aと、建物形状に対して免震装置の
配置を指定するための免震装置配置入力手段Bと、計算
を行いたい振動波形の種類と入力レベルを指定する振動
波形入力手段Cと、建物形状入力手段Aと免震装置配置
入力手段Bと振動波形入力手段Cとで入力された条件を
基に振動応答を計算する応答振動計算手段Dと、応答振
動計算手段Dで計算された計算結果を出力する出力手段
Fを備える免震建物の建築判断システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば戸建て免震住宅
等の住宅を設計するための免震建物の建築判断システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、免震建物を建築する際、地震発
生時の建物の振動応答計算を行うことは必須である。そ
のとき、従来は建物の開発者や設計者が手入力で個々の
建物の特性を数値等で入力し、個々に建物の応答計算を
行い、その結果から免震建物の建築判断(振動特性の把
握)を行っていた。
【0003】例えば、特開平7−216425号では、
柱,梁,壁などの構造部材を設定し、鉛直荷重,水平荷
重,外力を加えた応力解析を行った結果より振動モデル
を作成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した公
報の振動応答計算方法では、免震装置を考慮していない
ため、免震建物の振動応答の評価が行えないものであっ
た。
【0005】そこで、本発明は、建物振動の専門家でな
くても簡易且つ迅速に免震建物の評価ができる免震建物
の建築判断システムを提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1の発明は、検討したい建物の建物形状を入
力するための建物形状入力手段と、前記建物形状に対し
て免震装置の配置を指定するための免震装置配置入力手
段と、振動波形の種類と入力レベルを指定する振動波形
入力手段と、前記建物形状入力手段と免震装置配置入力
手段と振動波形入力手段とで入力された条件を基に前記
免震装置が付加された建物の振動応答を計算する応答振
動計算手段と、前記応答振動計算手段で計算された計算
結果を出力する出力手段を備える免震建物の建築判断シ
ステムとしたことを特徴とする。
【0007】この構成によれば、建物形状入力手段で検
討したい建物形状を入力し、免震装置配置入力手段で前
記建物形状に対する免震装置の配置を指定した後、振動
波形入力手段で計算を行いたい振動波形の種類と入力レ
ベルを指定すると、応答振動計算手段が前記入力手段で
入力された条件を基に振動応答を計算し、前記応答振動
計算手段で計算された計算結果が出力手段で出力され
る。従って、建築振動の専門家でなくても、単に建物形
状や免震装置の配置及び計算を行いたい振動波形の種類
と入力レベルを指定するのみで、免震装置が付加された
建物の振動応答が計算され出力手段で出力されるので、
簡易且つ迅速に免震建物の設計を行うことができる。
【0008】また、上記目的を達成するため、請求項2
の発明は、検討したい建物の建物形状を入力するための
建物形状入力手段と、前記建物形状に対して免震装置の
配置を指定するための免震装置配置入力手段と、振動波
形の種類と入力レベルを指定する振動波形入力手段と、
前記建物形状入力手段と免震装置配置入力手段と振動波
形入力手段とで入力された条件を基に前記免震装置が付
加された建物の振動応答を計算する応答振動計算手段
と、前記応答振動計算手段で計算された計算結果がある
判定基準に照らし合わせて基準を満たしているかどうか
を判定を行う計算結果判定手段と、前記計算結果判定手
段で判定された判定結果を出力する出力手段を備える免
震建物の建築判断システムとしたことを特徴とする。
【0009】ここで、建物を構成する部材の大きさ・形
状・特性や部屋の形状・大きさ等のデータを予め作成し
ておいて、このデータ中から必要な情報を選択すること
により、建物形状の入力を行うことができるようにして
おくことで、建物形状の入力工数を削減できるので好ま
しい。
【0010】この構成によれば、建物形状入力手段で検
討したい建物形状を入力し、免震装置配置入力手段で前
記建物形状に対する免震装置の配置を指定した後、振動
波形入力手段で計算を行いたい振動波形の種類と入力レ
ベルを指定すると、応答振動計算手段が前記入力手段で
入力された条件を基に振動応答を計算する。
【0011】そして、計算結果判定手段が、前記応答振
動計算手段で計算された計算結果がある判定基準に照ら
し合わせて基準を満たしているかどうかを判定を行う。
この判定において、計算結果が基準を満たしていると判
定された場合には、前記計算結果判定手段で判定された
判定結果を出力手段で出力させればよい。
【0012】また、上述の判定において、計算結果が基
準を満たしていないと判定された場合には、再度、建物
形状や免震装置の配置及び計算を行いたい振動波形の種
類と入力レベルを指定して、応答振動計算手段で振動応
答を計算させ、計算結果を計算結果判定手段で再度ある
判定基準に照らし合わせて基準を満たしているかどうか
を判定を行わせる。これを繰り返すことで、計算結果が
基準を満たすようにする。
【0013】従って、建築振動の専門家でなくても、単
に建物形状や免震装置の配置及び計算を行いたい振動波
形の種類と入力レベルを指定するのみで、免震装置が付
加された建物の振動応答が計算され、計算結果がある判
定基準に照らし合わせて基準を満たしているかどうかを
判定するので、計算結果の判定から再度計算する必要が
あるか否かも容易に判断できる。この結果、最終的に必
要な計算結果を出力手段で出力できるので、簡易且つ迅
速に免震建物の設計を行うことができる。しかも、コン
ピュータで計算結果を判定するので、人為的なミスが無
くなり、振動応答を正確に求めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。 [構成]図1において、免震建物の建築判断システムは、
計算モデル作成部1,波形入力部2,計算部3,結果判
定部4,結果出力部5を有する。この計算モデル作成部
1は建物形状入力手段A及び免震装置配置入力手段Bを
有し、波形入力部2は振動波形入力手段Cを有し、計算
部3は応答振動計算手段Dを有し、結果判定部4は計算
結果判定手段Eを有し、結果出力部5は出力手段Fを有
する。
【0015】上述の建物形状入力手段A,免震装置配置
入力手段B,振動波形入力手段C等には、例えば図2に
示したライトペン10,キーボード11,マウス12等
が用いられる。尚、図2の制御回路を用いる場合、図1
の計算モデル作成部1には図2の演算制御回路13が含
まれる。また、応答振動計算手段Dや計算結果判定手段
Eには例えば図2の演算制御回路(演算手段)13を用
いることができ、出力手段Fには例えば図2のモニター
テレビや液晶表示器等の表示装置(表示手段)14やプ
リンター15を用いることができる。また、演算制御回
路13には、ハードディスク,光磁気ディスク(MO,
CDR等)等の情報記録再生装置16が接続されてい
る。
【0016】この情報記録再生装置16には、建物各階
の床位置に質点を配置し、各階間の剪断剛性をバネ特性
とした質点系モデルを作成するための質点系用データベ
ースが記録されている。この質点系用データベースに
は、住宅(建物)の構成要素(建物の構成部材)毎のデ
ータが記録されている。このデータは、柱,壁等の合
成,質量の配分,及び免震層の合成,減衰力等に関する
ものである。また、データベースには、規定寸法の部屋
形状や部屋構成,柱配置,外壁配置,間仕切り配置等の
データを多数記録しておいて、多数のデータから選択す
る様にすることもできる。尚、住宅の構成要素毎のデー
タとしては、例えば図8に示したように建物の種類や大
きさに応じた物性等を挙げることができる。
【0017】更に、データベースには、種類(位相)や
入力レベルの異なる複数の振動波形のデータが記録さ
れ、この複数の振動波形(例えば過去に発生した地震の
振動波形)のデータから選択できるようになっている。
【0018】尚、質点系モデルを用いない場合には、2
次元形状或いは3次元形状のモデルを作成するためのデ
ータベースを情報記録再生装置16に記録しておくと良
い。更に、データベースには、計算された応答振動の判
定基準が記録されている。この判定基準の項目として
は、図7に示したような最大応答変位,最大応答加速
度,各階の層間変形角等がある。そして、その基準値と
しては、例えば最大応答変位で30cm、最大応答加速
度で250gal、層間変形角で1/100の様に、予
めデータベースに記録しておく。
【0019】尚、この様なデータベースは、図示しない
ホストコンピュータに構築しておいて、図2に示した回
路を有する端末からホストコンピュータのデータベース
にアクセスして、データベースを端末に呼び出すように
することもできる。
【0020】更に、演算制御回路13には、画像処理装
置17が接続されている。 [作用]次に、この様な構成の免震建物の建築判断システ
ムの作用を図3のフローチャートを基に説明する。 ステップS1 図3に示したように、ステップS1において、図1の建
物形状入力手段Aで検討したい建物形状を入力すると、
演算制御回路13は入力した建物形状を画像処理装置1
7を介して表示装置14の画面上に図4の如く表示させ
る。この建物形状は図4に示したように柱配置,外壁配
置,間仕切り配置などで決定されている。尚、柱配置,
外壁配置,間仕切り配置などは複数の部屋構成を決定
し、この複数の部屋構成により建物形状が決定されてい
る。また、入力に際しては、例えば図4に示したように
外壁を太線20で示し、柱を黒丸21で示し、間仕切り
を細線22で示すことで、線20,22間に形成される
部屋構成が表示される。図4では、1階の建物形状30
と2階の建物形状31が入力されて表示されている。
尚、図4,図5では、柱21は(a)〜(i)で示した
で示した部分が1階と2階で一致させられる。従って、
多数の柱21のいずれが1階と2階で一致しているかの
表示を行っても良い。
【0021】また、このステップS1において、建物形
状を入力して表示させた後、免震装置配置入力手段Bに
より免震装置(例えば積層ゴム,転がり支承,滑り支承
など)を入力すると、演算制御回路13は免震装置の位
置を表示装置14の画面上に図5の如く表示させる。こ
の場合、免震装置(免震ディバイス)の位置は例えば
「x」で表示させる。
【0022】尚、部屋毎に大きさ,形状が予め決まって
いて、これらから選択する場合は、情報記録再生装置1
6に記録されているデータベースから規定寸法の部屋構
成(部屋形状),柱配置,外壁配置,間仕切り配置等の
データを呼び出して表示させ、呼び出したデータから部
屋形状等を選択させる。この場合には、免震装置の配置
も、部屋構成,柱配置,外壁配置,間仕切り配置等に応
じてデータベースに記録させておいて、データベースか
ら自動的に呼び出し、選択した部屋構成,柱配置,外壁
配置,間仕切り配置に自動的に重ねて表示させるように
できる。
【0023】そして、演算制御回路13は、この様な部
屋構成,柱配置,外壁配置,間仕切り配置等や免震装置
の配置が入力されると、質点系用データベースに記録さ
れた住宅の構成条件毎のデータ、即ち、各階毎の柱,壁
等の合成,質量の配分,及び免震層の合成,減衰力等に
関するデータを呼び出して、図6に示したような質点系
振動モデル(計算モデル)を作成する。この質点系振動
モデルにおいて、B1は免震装置を意味するバネ、M1
はバネB1で基礎B0上に支持された1階の質量、B2
は1,2階間の剪断剛性をバネ特性として表すためのバ
ネ、M2はバネB2で質量M1に支持された2階の質量
M2、B3は2階と屋上間の剪断剛性をバネ特性として
表すためのバネ、M3はバネB3で質量M2に支持され
た屋上の質量である。
【0024】尚、質点系モデルを用いない場合には、デ
ータベースに記録されている2次元形状或いは3次元形
状のモデルの情報から計算モデルを選択し、部屋構成,
柱配置,外壁配置,間仕切り配置等や免震装置の配置が
入力されたときに、2次元形状或いは3次元形状のモデ
ルを演算制御回路13に作成させる。 ステップS2 次に、ステップS2では、振動波形入力手段CでS2−
1の振動波形を入力する。この際の振動波形は、情報記
録再生装置16に記録されたデータベースの複数の振動
波形のデータを呼び出して選択するようにしても良い。
【0025】そして、図1の計算部3である図2の演算
制御回路13は、振動波形入力手段CでS2−1の振動
波形が入力されると、ステップS1で作成した図6の質
点系モデル(計算モデル)を基に、各バネB1,B2,
B3が質量M1,M2,M3によりどのような上下振動
や左右への揺れを起こすか等の応答振動計算を行ってス
テップS3に移行する。この際の応答振動計算は、例え
ば、図7に示したような最大応答変位,最大応答加速
度,各階の層間変形角等について行う。尚、この計算は
各階毎に行う。 ステップS3 ステップS3で、図1の結果判定部である図2の演算制
御回路13は、ステップS2で計算された応答振動の計
算結果をデータベースに記録されたある判定基準に照ら
し合わせて、基準を満たしているかどうかを判定する。
そして、制御回路13は、判定結果を各項目毎に表示装
置14の画面上に出力して表示させる。
【0026】また、このステップS3で、計算結果が基
準を満たしていないと判定された場合にはNO(NG)
でステップS1に戻り、計算結果が基準を満たしている
と判定された場合にはステップS4に移行する。
【0027】しかも、計算結果が基準を満たしていない
場合には、ステップS1に戻って、S1−1の建物形状
の再入力やS1−2の免震装置配置の再入力を行わせ、
質点系振動モデル(計算モデル)を計算し直す。尚、各
階の最大応答変位,最大応答加速度,各階の層間変形角
等の項目の計算結果が基準を満たしていない場合には、
基準を満たしていない(基準を越えている)項目につい
て、表示装置14の画面上に赤字で表示させたり、図7
の「*」で示したような印を計算値の部分に添付させた
りすることにより、設計者にすぐ分かる様にする。図7
では、最大層間変位が基準値1/100に対して1/5
0とオーバーしているので、この計算結果の1/50の
部分に「*」が付されて、評価基準を満たしていないこ
とを表示している。従って、設計者は、ステップS1に
戻ると、赤字で表示された項目や印を添付された項目を
基に、免震装置の配置を変更したり、建物配置を変更し
たりして、計算モデルを作成し直させる。この計算モデ
ルの作成は、演算制御回路13により自動的に行わせる
こともできる。即ち、赤字で表示された項目や印を添付
された項目を基に、基準を満たすように免震装置の配置
を自動的に変更させたり、建物配置(建物形状)を自動
的に変更させたりして、計算モデルを作成し直させる。 ステップS4 このステップS4で演算制御回路13は、最終的に得ら
れた計算結果や建物形状を、表示装置14の画面上に表
示させたり、プリンタ15でプリントさせ、終了する。
【0028】この様に最終的に必要な計算結果を出力手
段Fとしてのプリンタ15で出力できるので、簡易且つ
迅速に免震建物の設計を行うことができる。しかも、演
算制御回路(コンピュータ)13で計算結果を判定する
ので、人為的なミスが無くなり、振動応答を正確に求め
ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、検討したい建物の建物形状を入力するための建物形
状入力手段と、前記建物形状に対して免震装置の配置を
指定するための免震装置配置入力手段と、振動波形の種
類と入力レベルを指定する振動波形入力手段と、前記建
物形状入力手段と免震装置配置入力手段と振動波形入力
手段とで入力された条件を基に前記免震装置が付加され
た建物の振動応答を計算する応答振動計算手段と、前記
応答振動計算手段で計算された計算結果を出力する出力
手段を備える構成としたので、建築振動の専門家でなく
ても、単に建物形状や免震装置の配置及び計算を行いた
い振動波形の種類と入力レベルを指定するのみで、振動
応答が計算され出力手段で出力されるので、簡易且つ迅
速に免震建物の設計を行うことができる。
【0030】また、請求項2の発明は、検討したい建物
の建物形状を入力するための建物形状入力手段と、前記
建物形状に対して免震装置の配置を指定するための免震
装置配置入力手段と、振動波形の種類と入力レベルを指
定する振動波形入力手段と、前記建物形状入力手段と免
震装置配置入力手段と振動波形入力手段とで入力された
条件を基に前記免震装置が付加された建物の振動応答を
計算する応答振動計算手段と、前記応答振動計算手段で
計算された計算結果がある判定基準に照らし合わせて基
準を満たしているかどうかを判定を行う計算結果判定手
段と、前記計算結果判定手段で判定された判定結果を出
力する出力手段を備える構成としたので、建築振動の専
門家でなくても、単に建物形状や免震装置の配置及び計
算を行いたい振動波形の種類と入力レベルを指定するの
みで、振動応答が計算され、計算結果がある判定基準に
照らし合わせて基準を満たしているかどうかを判定でき
る。この結果、計算結果の判定から再度計算する必要が
あるか否かも容易に判断できる。しかも、最終的に必要
な計算結果を出力手段で出力できるので、簡易且つ迅速
に免震建物の設計を行うことができる。しかも、コンピ
ュータで計算結果を判定するので、人為的なミスが無く
なり、振動応答を正確に求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る免震建物の建築判断システムに
用いる制御回路のブロック図である。
【図2】図1の制御回路の具体的な実施例の一例を示す
制御回路図である。
【図3】図1,図2の制御回路のフローチャートであ
る。
【図4】入力された建物形状を表示装置の画面上に表示
した例を示す説明図である。
【図5】図4の建物形状に免震装置を重ねて配置した表
示例を示す説明図である。
【図6】図4の建物形状及び免震装置の配置を基に計算
された質点系モデルの例を示す説明図である。
【図7】図6の質点系モデルを基に計算する項目,計算
値及び基準値の一例を示す説明図である。
【図8】建物の構成部材のデータの一例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
A・・・建物形状入力手段 B・・・免震装置配置入力手段 C・・・振動波形入力手段 D・・・応答振動計算手段 E・・・計算結果判定手段 F・・・出力手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検討したい建物の建物形状を入力するため
    の建物形状入力手段と、 前記建物形状に対して免震装置の配置を指定するための
    免震装置配置入力手段と、 振動波形の種類と入力レベルを指定する振動波形入力手
    段と、 前記建物形状入力手段と免震装置配置入力手段と振動波
    形入力手段とで入力された条件を基に前記免震装置が付
    加された建物の振動応答を計算する応答振動計算手段
    と、 前記応答振動計算手段で計算された計算結果を出力する
    出力手段を備えることを特徴とする免震建物の建築判断
    システム。
  2. 【請求項2】検討したい建物の建物形状を入力するため
    の建物形状入力手段と、 前記建物形状に対して免震装置の配置を指定するための
    免震装置配置入力手段と、 振動波形の種類と入力レベルを指定する振動波形入力手
    段と、 前記建物形状入力手段と免震装置配置入力手段と振動波
    形入力手段とで入力された条件を基に前記免震装置が付
    加された建物の振動応答を計算する応答振動計算手段
    と、 前記応答振動計算手段で計算された計算結果がある判定
    基準に照らし合わせて基準を満たしているかどうかを判
    定を行う計算結果判定手段と、 前記計算結果判定手段で判定された判定結果を出力する
    出力手段を備えることを特徴とする免震建物の建築判断
    システム。
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