JP2001032116A - 手足保護シート - Google Patents

手足保護シート

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JP2001032116A
JP2001032116A JP17276799A JP17276799A JP2001032116A JP 2001032116 A JP2001032116 A JP 2001032116A JP 17276799 A JP17276799 A JP 17276799A JP 17276799 A JP17276799 A JP 17276799A JP 2001032116 A JP2001032116 A JP 2001032116A
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勇 宮
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手袋や靴の代用品として手掌や足の裏に貼付
する簡易型の手足保護シートを提供する。 【解決手段】 手掌または足の裏に貼付けて使用する手
足保護シートであって、手掌または足の裏全体の形状あ
るいはその一部の形状を有するシート本体(2)を具
え、当該シート本体の一方の面の全体にあるいは部分的
に粘着材(5)を設けて構成する。また、少なくとも一
部を前記手掌または足の裏の輪郭より大きく形成して、
当該大きく形成した部分(4、7)で手または足の甲側
まで保護するようにする。更に、シート本体に通気性を
有する材料を用いるか、あるいは、その少なくとも一部
に通気性を確保するための複数の孔(6)を設ける。こ
の保護シートの流通過程においては、その粘着材形成面
をシール部材で保護するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は手足保護シートに関
し、特に、手掌などに貼着させてゴルフ用手袋や作業用
手袋等の代用品として好適に用いることができる手足保
護シートに関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフクラブを握る際、あるいは乗物の
ハンドルを握る際などに手掌を保護するために、用途別
に設計された手袋が用いられている。これらの手袋は主
にグリップ性の向上や手掌の保護を目的として装着する
ものであり、装着したときのフィット感や着脱容易性、
通気性等に長けたものが求められている。
【0003】このような要求により、従来は、柔軟な皮
材でできており、5本指に分かれ手首から先にはめるよ
うに構成された手袋が使用されている。また、手首部分
にファスナを設けて着脱容易にしたものや、部分的に通
気孔を設けて通気性を向上させたもの、あるいは指先部
分を切取り指先を露出させて操作性を向上させるように
した手袋も広く使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の手袋は、以下に述べる点で改善の余地があ
る。すなわち、このような手袋は使用者の手指に極力フ
ィットさせるように造られているため、装脱着が困難で
ある。装脱着を容易にすべく手首部分にベルクロファス
ナ等を設けたものもあるが、手指部分は開放されておら
ず、その着脱容易性には限界がある。
【0005】また、手袋を手指にフィットさせるように
すると、フィット感は増す一方で装着時に手指の動きが
制限されることになる。この問題を回避するため、手袋
の指の付け根部分に弛みをもたせて指の可動域を確保す
るような工夫がなされているが、それでも手袋を装着し
ていない場合に比べると手指の動きがかなり制限されて
しまう。
【0006】また、従来の手袋では、手袋と手指との間
に隙間があるので、そのフィット感にも限界がある。例
えばゴルフプレーにおいては、スイングの際に手袋と手
との間に僅かなずれがあってもショットの成否に大きく
影響するため、手袋と手の間にずれのない手袋の開発が
求められていた。
【0007】更に、手掌の発汗が手袋に付着して手袋が
長持ちしないという問題や、使わないときに手袋が紛失
してしまうという問題もある。このような事情を考慮す
ると手袋の単価は低い方が望ましいが、上述のようにス
ポーツ用手袋には高機能が求められるため、その価格は
比較的高いのが現実である。
【0008】このような手袋に所望される機能はグリッ
プ性と手掌の保護であり、手の甲側は本来保護する必要
がない。本願発明者はこのような事情を鑑み、手袋や靴
の代用品として手掌や足の裏に貼着させて使用する簡易
型の手足保護シートを発明するに至った。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、手掌または足
の裏に貼付けて使用する手足保護シートであって、手掌
または足の裏全体の形状あるいはその一部の形状を有す
るシート本体を具え、当該シート本体の一方の面の全体
にあるいは部分的に粘着材を設けたことを特徴とする手
足保護シートに関する。
【0010】このように構成された保護シートを手掌ま
たは足の裏に貼着することにより、シート本体の存在に
より手掌または足の裏を保護できる。また、当該シート
本体は粘着材にて手掌または足の裏に貼付けられるため
保護シートがずれることがなく、好適なフィット感やグ
リップ力が得られる。また、この保護シートは簡単かつ
安価に製造することができ、使い捨てとしても従来の手
袋に比して運用コストを大幅に低減させることが可能と
なる。
【0011】また、本発明は、前記保護シートの少なく
とも一部を前記手掌または足の裏の輪郭より大きく形成
して、当該大きく形成した部分で手または足の甲側まで
保護するように構成したことを特徴とする。
【0012】例えばゴルフクラブを握る際には、左手の
人差指を右手の小指に絡めて、親指でクラブを挟み込ん
でグリップする。このような状況にあわせて保護シート
の人差指や親指に対応する部分を指の輪郭より大きく形
成し、大きく形成した部分を指の甲側に回して貼付ける
ようにすれば、手掌部分のみならず必要な部分を広範囲
に保護することができる。また、当該部分を指の甲側に
回して貼着させることにより、使用時に摩擦等によって
保護シートが手掌から剥がれてしまうのを効果的に防ぐ
ことができる。
【0013】また、本発明は、前記保護シートにおいて
指の形状を形成する切込みのうちの少なくとも一つを他
の切込みよりも深く構成したことを特徴とする。例えば
親指と人差指との間の切込みを深く形成すれば、これら
の指の可動範囲を広く確保することができ、手袋を装着
した場合に比して手指の自由な動作が可能となる。深い
切込みの位置は、保護シートを使用する状況等に応じて
適宜変えることができる。
【0014】また、本発明は、前記シート本体に通気性
を有する材料を用いるか、あるいは、前記シート本体の
少なくとも一部に複数の孔を設けることが望ましい。こ
のようにして保護シート装着時の通気性を確保すると、
手掌や足の裏がむれる等の不具合を回避することができ
る。
【0015】更に、本発明の手足保護シートは、当該保
護シートの形状を維持する保管部材を具え、前記保管部
材が、前記保護シートの粘着材形成面全面をカバーする
形状を有し、前記粘着材から容易に剥離可能なシール部
材で構成されていることを特徴とする。このように保護
シートを構成すれば、保護シートの流通過程における取
扱いが容易になる。また使用者はシール部材を剥がすだ
けで容易に保護シートを使用することができる。この場
合、例えば救急絆創膏のように剥離シール部材を2つに
分割しておくと、より容易にシールを除去することがで
き、使用者の使い勝手が向上する。
【0016】更に本発明は、手足保護シートの形状を維
持するための保管部材であって、前記手足保護シートを
内側に狭持する台紙とシール部材とで構成されており、
前記台紙の保護シート当接面に剥離性の良い第2の粘着
材を設けたことを特徴とする保管部材に関する。このよ
うに保管部材を構成して、手足保護シートを狭持させる
ようにすれば、より好ましく手足保護シートの形状を維
持できると共に、より使用者の取扱いが容易になる。
【0017】一方、本発明の手足保護シートの使用にお
いては、前記手掌または足の裏の各部位に対応する形状
の前記保護シートを、選択的に1又は2以上手掌または
足の裏に貼付して使用するようにしても良い。このよう
に本発明の手足保護シートは、例えば手掌の個々の指に
対応するそれぞれ独立したシートや手の平部分のみに対
応するシートを用意して、必要に応じて1又は2以上手
掌に貼付して使用しても良い。このように保護シートを
使用することにより、保護やグリップ力を必要とする部
位のみに保護シートを貼付して好適に使用することがで
きる。
【0018】更に、前記手足保護シートを手掌または足
の裏に貼付した上から手袋または靴下あるいは履物を装
着するようにしても良い。上述したように本発明の保護
シートは手足に貼付してそれのみで使用することができ
るが、更にその上から手袋または靴下あるいは履物を装
着することにより更なる保護とグリップ力を得ることが
でき、使用感も向上する。なお、上から手袋等を装着す
る使用方法においては、保護シートは手掌または足の裏
の全体の形状よりも部分的な形状のものの方が使用勝手
が良くなる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付の図
面を参照しながら以下に詳細に説明する。図1は、本発
明の一実施形態である手掌用保護シートの構成を示す図
である。図1に示す保護シート1はゴルフ用として構成
したものであり、図1においては例として左手用のみを
示す。図1に示すように、保護シート1は左手掌のほぼ
全面をカバーする形状に形成され、その片面に設けた粘
着材5により手掌に貼付されている。
【0020】この保護シート1を構成するシート本体2
は、圧延加工した塩化ビニルシートを手掌の形に打抜い
て形成する。その製造工程において印刷加工して着色す
るが、ここでシート本体2を無地としても良いし、文字
や画像等の装飾を施すようにしても良い。また、様々な
大きさの手掌に対応できるよう複数のサイズを用意して
おく。
【0021】図1に示すように、本実施形態の保護シー
ト1では、親指と人差指との間の切込み3を深く構成し
ている。この切込み3は、保護シート1を手掌に貼付し
た際に親指関節の可動域を十分に確保する目的で設けら
れている。この他、例えば人差指と中指の間など、目的
に応じて他の指の切込みを深くするようにしても良い。
【0022】また、本形態では保護シート1の親指およ
び人差指部分の幅を大きく構成して(幅広部4a、4
b)、この幅広部4が指の側面までを保護するようにし
ている。ゴルフクラブを握る際には通常左手の人差指を
右手の小指に絡めて親指でクラブを挟んでグリップする
ため、このとき特に力のかかる部分である親指と人差指
の側面まで保護シート1が延在するようにして、スイン
グ時のずれや当該箇所にまめが出来る等の不具合を防ぐ
ようにしている。なお、本例では特徴的に示すために図
示しないが、ゴルフ用保護シートにおいても全ての指に
幅広部を設け、全ての指の側面まで保護するように構成
するようにしても良い。
【0023】更に本実施形態では、幅広部4a、4bに
それぞれ突出部7a、7bを設け、保護シート1の装着
時にこの突出部7が指の甲側まで届くようにして、幅広
部4がゴルフクラブ等との摩擦により剥がれてしまうの
を防止している。
【0024】なお、粘着材5はシート本体2の手掌と貼
り合わされる側のほぼ全面に設けられている。この粘着
材5は、天然ゴムや樹脂などを溶剤に入れ加熱熔解さ
せ、その後、溶剤を蒸発させたものを使用する。この粘
着材としては公知の様々な材料を用いることができる。
本発明をなんら限定するものではないが、例えば救急絆
創膏の粘着材として使用しているものを好適に用いるこ
とができる。
【0025】更に、保護シートの製造工程において粘着
材5を形成した後に、保護シート1のほぼ全面に等間隔
で複数の小さな通気孔6を設けて、この保護シートを手
掌に貼付した際の通気性を確保するようにしている。こ
の通気孔6の大きさや設ける間隔は保護シートの使用目
的に応じて定めることができるが、シート本体2の引張
り強度が損われない範囲に設定する。なお、ここでシー
ト本体2として通気性を有する材料を用いるようにすれ
ば、通気孔6を設けなくても通気性を確保することがで
きる。
【0026】図2は、本発明の保護シート1の保管状態
の一例を示す図である。上述したとおり、本発明に係る
保護シートは片面に粘着材を設けているため、流通過程
において少なくともこの粘着材を形成した部分を露出さ
せることなく保管する必要がある。本実施形態では図2
に示すように、少なくとも保護シート1の全面をカバー
し粘着性の弱い接着剤を塗布した長方形の台紙11の上
に、粘着材形成面(5)を上にして保護シート1を載置
し、その上から台紙11に対応する形を有するシール1
2を貼合わせた状態で、利用者に提供するようにしてい
る。このシール12には、例えば透明なプラスチックフ
ィルムなど、保護シート1の粘着材5に固着しないが台
紙11には密着してシート本体2を密封しうる材質のも
のを用いる。台紙11に塗布する接着剤には剥離性の良
いものを用いて、保護シート1の使用時に人が容易にシ
ール12を剥離できるようにする。また、このシール1
2は中央部分で2つに分割されており、その境線が保護
シート1の手の平部分に位置するよう構成されている。
【0027】なお、図2に示すように、台紙11には例
えば「左手用」やサイズ等の表示を設けて、利用者が簡
単に判別できるようにする。また、シール12a、12
bを剥がし易くするために、その分割線側の端部に折返
しやつまみ等を設けるようにしても良い。
【0028】保護シート1を手掌に装着するには、まず
シール12aの中央側端部を矢印aの方向に剥がして手
掌の下側を貼付け、次にシール12bを矢印bの方向に
剥がして手掌の指先側を貼付けるようにする。その後、
前述した幅広部4や突出部7を人差指と親指に廻して貼
付けるようにする。台紙11に設けられている粘着材は
粘性が低いため、手掌に保護シート1を貼付けた後に容
易に取外すことができる。
【0029】本発明の一実施例について詳細に説明した
が、本発明の範囲は上記の例に限るものではなく、他に
も様々な実施例として実現することができる。特に、上
記実施例ではゴルフ用として保護シートを構成している
ため、切込み3や幅広部4をゴルフクラブをグリップす
るのに適した構成としたが、例えば自転車競技や車の運
転、またはルールが許すのであればテニスや野球など、
更にはスポーツ以外の作業等にも本発明の保護シートを
用いることができる。その場合は目的別に手掌の使用態
様に応じて特定の指に他の形状の幅広部を設けたりして
も良い。
【0030】更に、本発明は手掌用の保護シートに限る
ものではなく、裸足で歩く際の足の裏の保護、またはヨ
ットやウィンドサーフィン等のマリンスポーツを行う際
の足の裏に貼着して滑り止めとして使用する足の裏用保
護シートとして構成しても良い。なお、添付の図面では
ゴルフ用として左手用の保護シートのみしか図解しなか
ったが、右手用あるいは両手用、更には足の裏用の保護
シートも同様の方法により簡単に製造することができ
る。
【0031】また、上記実施例ではシート本体2を塩化
ビニルシートで構成しているが、この構成も目的や用途
に応じて変化させることができる。例えば、シート本体
を2層あるいはそれ以上の多層構造にして、手掌に貼付
する層には水分吸収性に富んだガーゼの層を用いたり、
中間層としてクッション性に富んだ発泡ウレタン層を用
いるようにしても良い。また、塩化ビニルシートの代り
に皮材を用いるようにしても良いし、シート本体の外側
面に凹凸を設けて更にグリップ性を向上させるようにし
ても良い。
【0032】更に、シート本体は必ずしも手掌や足の裏
のほぼ全面をカバーせずとも、グリップ力や保護が必要
な部分だけをカバーする形状としても良く、また、粘着
材は必ずしもシート本体の全面に設けなくても良い。
【0033】更に、手足保護シートの流通時における保
管部材の構成も上記の例に限るものではなく、他の構成
としても良い。特に、保護シートの下に敷く台紙11は
特に設けなくても良く、例えば救急絆創膏のようにシー
ル12を保護シート1の輪郭に対応する形状として、保
護シート1に設けた粘着材5を保護するようにしても良
い。
【0034】図3は、本発明に係る保護シートの変形例
の構成を示す図である。図3に示すように、本例に示す
保護シート20は、複数の独立したシート21〜26を
それぞれ手掌の所定の部位に貼付して構成されている。
各シート21〜26はそれぞれ手掌の対応部位、すなわ
ちシート21は親指の腹部分、シート22は人差指の腹
部分、シート23は中指の腹部分、シート24は薬指の
腹部分、シート25は小指の腹部分、更にシート26は
手の平部分に対応するよう形成され、手掌との貼付面に
はそれぞれ粘着材を有している。本発明の保護シートを
このように構成して、図3に示すように手掌に貼着させ
るようにすれば、保護やグリップ力が必要な部分のみを
好適に保護することができる。
【0035】更に、図4にこの保護シート20の保管状
態の一例を示す。図4に示すように、本例の保護シート
20はそれぞれ独立した複数のシート21〜26から構
成されるため、台紙11の上にシート21〜26をそれ
ぞれ手掌の対応する位置通りに配置し、その上から1枚
の透明シール12でシートを挟み込むようにする。な
お、ここで示す台紙11及び透明シール12の材料等は
図2に示す実施形態と同一のものを用いるものとし、重
複する説明は以下に省略する。このように保護シート2
0を保管するようにすれば、各シート21〜26が独立
したものであっても容易に手掌に貼付することができ
る。
【0036】なお、本例においては、図3に示す6つの
独立したシート21〜26を全部使用しなくても、必要
に応じて、例えば親指と人差指と手の平部分の3つのシ
ート21、22及び26のみを使用するといった使用方
法も考えられる。また、保護シート20の保管方法も図
4に示す構成に限るものではなく、例えば各シート毎に
保管するようにしても良い。
【0037】図5は、本発明の手足保護シートの使用方
法の別の例を示す図である。図5に示すように、本発明
の保護シートの使用においては、保護シート20を手掌
に貼付した上から更に手袋30をはめるようしても良
い。ここで、手袋30は従来の手袋を用い、その種類や
構成は本発明の本質的なものではなく特定の手袋に限る
ものではない。このように本発明の保護シートをインナ
ーグローブの代用品として使用するようにすれば、より
好適に手掌の保護やグリップの強化を図ることができ
る。
【0038】
【発明の効果】上記に詳細に説明したように、本発明に
よれば、例えば手の形をした一枚の保護シートを粘着材
により手掌に貼付けるという簡便な装着方法により、所
望の機能において手袋以上の効果を得ることができる。
すなわち、手掌側に保護シートを貼付けるため保護シー
トと手掌がずれることがなく好適なフィット感が得ら
れ、保護シートと手が一体化されるためグリップ性が向
上する。また、手袋に比べて遙かに簡単かつ安価に製造
・使用することができる。
【0039】また、使用する目的に応じて保護シートの
形状・構成を変化させることにより、目的別に適切な保
護シートを簡単に製造することができる。例えば救急絆
創膏等に用いられている撥水性、伸縮性、通気性に富ん
だ素材を使用するようにすればより一層使い勝手が向上
する。
【0040】更に、保護シートの形状を手掌や足の裏の
部分に対応する形状とし、保護やグリップが必要な部分
のみに1又は2以上のシートを選択的に貼付するように
すれば、真に保護やグリップが必要な部分のみを好適に
保護することができる。
【0041】また、本発明の保護シートを手足に貼付し
た上から手袋や、靴下又は履物を装着するようにすれ
ば、より一層のグリップ力や保護を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態であるゴルフ用保
護シートの構成を示す図である。
【図2】図2は、図1に示す保護シートの保管状態の一
例を示す図である。
【図3】図3は、本発明の手足保護シートの変形例の構
成を示す図である。
【図4】図4は、図3に示す保護シートの保管状態の一
例を示す図である。
【図5】図5は、本発明の手足保護シートの使用方法の
一例を示す図である。
【符号の説明】
1 保護シート 2 シート本体 3 切込み 4 幅広部 5 粘着材 6 通気孔 7 突出部 11 台紙 12 透明シール

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手掌または足の裏に貼付けて使用する手
    足保護シートであって、手掌または足の裏全体の形状あ
    るいはその一部の形状を有するシート本体を具え、当該
    シート本体の一方の面の全体にあるいは部分的に粘着材
    を設けたことを特徴とする手足保護シート。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の保護シートにおいて、
    前記保護シートの少なくとも一部を前記手掌または足の
    裏の輪郭より大きく形成して、当該大きく形成した部分
    で手または足の甲側まで保護するように構成したことを
    特徴とする手足保護シート。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の保護シートであ
    って、前記保護シートにおいて指の形状を形成する切込
    みのうちの少なくとも一つを他の切込みよりも深く構成
    したことを特徴とする手足保護シート。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の保護
    シートにおいて、前記シート本体に通気性を有する材料
    を用いたことを特徴とする手足保護シート。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の保護
    シートにおいて、前記シート本体の少なくとも一部に複
    数の孔を設けたことを特徴とする手足保護シート。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の保護
    シートが、更に、当該保護シートの形状を維持する保管
    部材を具え、前記保管部材が、前記保護シートの粘着材
    形成面全面をカバーする形状を有し、前記粘着材から容
    易に剥離可能なシール部材で構成されていることを特徴
    とする手足保護シート。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれかに記載の保護
    シートの形状を維持するための保管部材であって、前記
    手足保護シートを内側に狭持する台紙とシール部材とで
    構成されており、前記台紙の保護シート当接面に剥離性
    の良い第2の粘着材を設けたことを特徴とする手足保護
    シート用の保管部材。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載の手足
    保護シートの使用方法であって、前記手掌または足の裏
    の各部位に対応する形状の前記保護シートを、選択的に
    1又は2以上手掌または足の裏に貼付して使用すること
    を特徴とする手足保護シートの使用方法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至7のいずれかに記載の手足
    保護シートの使用方法であって、前記手足保護シートを
    手掌または足の裏に貼付した上から手袋または靴下ある
    いは履物を装着することを特徴とする手足保護シートの
    使用方法。
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