JP2001031350A - 巻上装置及びエレベータ装置 - Google Patents

巻上装置及びエレベータ装置

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JP2001031350A
JP2001031350A JP20902699A JP20902699A JP2001031350A JP 2001031350 A JP2001031350 A JP 2001031350A JP 20902699 A JP20902699 A JP 20902699A JP 20902699 A JP20902699 A JP 20902699A JP 2001031350 A JP2001031350 A JP 2001031350A
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JP
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pulley
rotor
signal generator
signal
fixed
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JP20902699A
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Masato Nagata
正人 永田
Shinya Goto
真也 後藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置検出或いは速度検出を行いながらも、軸
方向に大形化することを抑えることができると共に、制
御も簡単にできる巻上装置を提供する。 【解決手段】 それぞれ永久磁石からなる位置信号発生
部35及び速度信号発生部36を、電動機の回転子22
と一体回転するように設けられた第1のプーリ32の軸
方向の側面に同心円状に設け、それぞれホール素子から
なる位置信号検出器39及び速度信号検出器40を、固
定子ブラケット17に取り付けたプリント基板37に設
ける。信号発生部35,36は、ベルトが掛けられる第
1のプーリ32を利用して取り付けているので、電動機
の回転軸に専用のロータリエンコーダなどを設ける場合
に比べて、軸方向に大形化することを抑えることがで
き、また、センサレス制御とは違い、制御も簡単にでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置検出手段及び
速度検出手段のうちの少なくとも一方の検出手段を備え
た巻上装置、及びこの巻上装置を備えたエレベータ装置
に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】エレベータ装置に用い
られる巻上装置において、電動機の回転位置或いは速度
の検出は、電動機の回転軸に設けた、位置、速度一体形
のロータリエンコーダにより行うのが一般的である。し
かしながら、このような構成とした場合には、位置検出
或いは速度検出のための専用部品を電動機の回転軸に取
り付ける必要があるため、電動機の軸方向に大形化して
しまい、巻上装置を薄形化することが難しい。一方、電
動機の回転位置の検出を、検出器を用いずに行う、いわ
ゆるセンサレス制御で行う方法もあるが、制御が複雑で
ある。
【0003】本発明は上記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その第1の目的は、位置検出或いは速度検出
を行いながらも、軸方向に大形化することを抑えること
ができると共に、制御も簡単にできる巻上装置を提供す
ることにあり、また、第2の目的は、昇降路の頂上付近
に機械室を設ける必要がないと共に、カウンタウエイト
の量を少なくできるエレベータ装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した第1の目的を達
成するために、請求項1の発明の巻上装置は、支持体に
固定状態に設けられた電動機の固定子と、軸受を介して
前記固定子に対して回転可能に設けられた電動機の回転
子と、この回転子と一体的に回転するように設けられ、
動力伝達部材が掛けられる回転出力部とを備え、位置信
号発生部及び速度信号発生部のうちの少なくとも一方の
信号発生部を前記回転出力部に設けると共に、その信号
発生部による信号を検出する信号検出器を、前記信号発
生部に対して固定側となる固定部に設けたことを特徴と
するものである。
【0005】この構成によれば、動力伝達部材が掛けら
れる回転出力部に設けた信号発生部と、この信号発生部
による信号を検出する信号検出器とにより、回転出力部
の回転位置或いは速度を検出することができる。この場
合、信号発生部は、動力伝達部材が掛けられる回転出力
部を利用して取り付けているので、電動機の回転軸に専
用のロータリエンコーダなどを設ける場合に比べて、軸
方向に大形化することを抑えることができ、また、セン
サレス制御とは違い、制御も簡単にできる。
【0006】この場合、回転出力部が、動力伝達部材と
してのベルトが掛けられるプーリを備えている場合に
は、信号発生部は、前記プーリに設けることが好ましい
(請求項2の発明)。また、回転出力部が、動力伝達部
材としてのロープが掛けられる綱車を備えている場合に
は、信号発生部は、前記綱車に設けることもできる(請
求項4の発明)。
【0007】一方、電動機の回転子に軸受を支持するよ
うに設けられ、その回転子と一体的に回転する軸受支持
板を備えたものの場合には、上記信号発生部をその軸受
支持板に設けることもできる(請求項5の発明)。
【0008】請求項6の発明は、支持体に固定状態に設
けられた電動機の固定子と、軸受を介して前記固定子に
対して回転可能に設けられた電動機の回転子と、この回
転子と一体的に回転するように設けられ、外周部にベル
トが掛けられる第1のプーリと、前記ベルトを介して回
転されるように設けられた第2のプーリと、この第2の
プーリと一体的に回転するように設けられ、外周部にロ
ープが掛けられる綱車とを備えたものにおいて、上記信
号発生部を前記第1のプーリ、第2のプーリ及び綱車の
うちのいずれかに設けると共に、その信号発生部による
信号を検出する信号検出器を、前記信号発生部に対して
固定側となる固定部に設けたことを特徴とするものであ
る。この場合、信号発生部は、綱車の軸方向の一方の側
面や軸の外周面に設けることもできる(請求項7,8の
発明)。
【0009】上記した第2の目的を達成するために、請
求項9の発明のエレベータ装置は、昇降路の頂上付近に
おいて両端部が離間した状態で固定されると共に、中間
部分が前記昇降路の頂上付近に設けられた中間滑車に引
っ掛けられたロープと、前記中間滑車と前記ロープの一
端部との間に位置して前記ロープに動滑車を介して上下
動可能に支持されたかごと、前記中間滑車と前記ロープ
の他端部との間に位置して前記ロープに上下動可能に支
持されたカウンタウエイトを有するウエイト装着部と、
請求項1ないし8のいずれかに記載の巻上装置とを備
え、前記巻上装置を前記ウエイト装着部に設けたことを
特徴とするものである。
【0010】このものによれば、巻上装置をウエイト装
着部に設けるようにしているので、昇降路の頂上付近に
機械室を設ける必要がなく、また、巻上装置の重量がウ
エイトとしても作用するので、ウエイト装着部における
カウンタウエイトの量を少なくできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につい
て、図1ないし図6を参照して説明する。まず、エレベ
ータ装置の概略的な構成を示した図6において、かご1
は昇降路のガイドレール2に沿って昇降し、また、カウ
ンタウエイト3aが装着されたウエイト装着部3は、昇
降路のカウンタレール4に沿って昇降するようになって
いる。ロープ5は、一端部5aが上記かご1用のガイド
レール2の頂上付近に固定されていると共に、他端部5
bが上記ウエイト装着部3用のカウンタレール4の頂上
付近に固定されていて、中間部がガイドレール2及びカ
ウンタレール4の頂上付近に設置された中間滑車6に引
っ掛けられている。
【0012】上記かご1は、中間滑車6とロープ5の一
端部5aとの間に位置して、ロープ5に一対の動滑車
7,7を介して上下動可能に支持されている。また、上
記ウエイト装着部3は、中間滑車6とロープ5の他端部
5bとの間に位置して、ロープ5に後述する巻上装置1
0の綱車11(図4及び図5参照)を介して上下動可能
に支持されている。巻上装置10は、この実施例におい
ては、電動機ユニット12と、綱車ユニット13とから
構成されていて、ウエイト装着部3のフレーム14の上
部に配設されている。
【0013】次に、上記電動機ユニット12について、
主に図1ないし図3を参照して説明する。支持体15
は、矩形板状のベース板16と、このベース板16の中
央部に図1及び図2中右方向へ突出するように設けられ
た円筒状の固定子ブラケット17とから構成されてい
て、固定子ブラケット17の外周部に電動機の固定子1
8が固定状態に設けられている。固定子18は、固定子
鉄心19と、この固定子鉄心19に巻装された複数個の
コイル20とから構成されている。
【0014】固定子ブラケット17の内周部には、玉軸
受からなる軸受21を介して電動機の回転子22の回転
軸23が回転可能に支持されている。回転子22は、そ
の回転軸23と、この回転軸23と一体成形された浅底
容器状の回転子ヨーク24と、この回転子ヨーク24の
周壁部の内周部に設けられた回転子鉄心25と、この回
転子鉄心25に埋め込まれた複数極の永久磁石26とか
ら構成されていて、回転子鉄心25の内周面が上記固定
子鉄心19の外周面に対して所定の隙間を存して対向し
ている。この回転子22は、回転軸23を中心に固定子
18に対して回転可能に設けられている。回転軸23の
軸方向の一端部には、上記軸受21の内輪21aを支持
する軸受支持板27が回転子22と一体回転するように
設けられている。
【0015】回転軸23の中央部には、軸方向に貫通す
る挿通孔28が形成されている。出力部材30は、挿入
軸部31と、回転出力部を構成する第1のプーリ32と
を一体に有していて、挿入軸部31を上記挿通孔28に
挿通することにより回転軸23に着脱可能に取り付けら
れている。挿入軸部31の軸方向の端部にはストップリ
ング33を取着していて、これにより抜け止めしてい
る。また、挿入軸部31の外周部及び挿通孔23部分に
はキー溝が形成されていて、これらキー溝にまたがるよ
うにキー34を挿入することにより、出力部材30を回
転軸23と一体に回転するようにしている。出力部材3
0を回転軸23に取り付けた状態で、上記第1のプーリ
32が上記ベース板16側において回転軸23から軸方
向外方へ突出している。
【0016】そして、第1のプーリ32において、前記
固定子18と対向する軸方向側面であるベース板16側
の側面(図1及び図2において、右側面)に、図3に示
すように、N極とS極を交互に着磁して構成された多数
極の永久磁石からなる位置信号発生部35を埋め込み状
態で設けていると共に、この位置信号発生部35の外側
に位置させて、当該位置信号発生部35よりも多数のN
極とS極を交互にかつ密に着磁して構成された多数極の
永久磁石からなる速度信号発生部36を埋め込み状態で
設けている。これら位置信号発生部35及び速度信号発
生部36は、それぞれリング状をなしていて、同心状に
配置されている。
【0017】上記支持体15における固定子ブラケット
17の第1のプーリ32側の面には、プリント基板37
をねじ38により取り付けていて、このプリント基板3
7の先端部を、第1のプーリ32と軸受支持板27との
間に配置している。そして、このプリント基板37の先
端部側面に、位置信号発生部35と対向するようにそれ
ぞれホール素子からなる3個の位置信号検出器39を設
けていると共に、速度信号発生部36と対向するように
ホール素子からなる1個の速度信号検出器40を設けて
いる。この場合、固定子ブラケット17は、位置信号発
生部35及び速度信号発生部36に対して固定側となる
固定部を構成している。
【0018】ベース板16の上部には、図4に示すよう
に、上記綱車ユニット13のベース板41が連結ボルト
42により連結固定されている。そのベース板41には
軸43(図5参照)が貫通状態で回転可能に取り付けら
れていて、この軸43の一端部に、上記第1のプーリ3
2よりも径大な第2のプーリ44が設けられ、軸43の
他端部に上記綱車11が設けられていて、これら第2の
プーリ44と綱車11とは一体に回転するようになって
いる。第2のプーリ44と第1のプーリ32との間には
動力伝達部材を構成するベルト45が掛け渡されてお
り、第1のプーリ32と第2のプーリ44とベルト45
とにより、ベルト伝動機構を構成している。また、綱車
11の外周部には複数本の綱溝が形成されていて、それ
ら綱溝に複数本の上記ロープ5が引っ掛けられている。
そして、電動機ユニット12及び綱車ユニット13は、
上記ウエイト装着部3のフレーム14に取り付けられて
いる。
【0019】上記構成において、電動機ユニット12の
回転子22が回転すると、この回転子22と一体に第1
のプーリ32が回転し、これに伴いベルト45を介して
第2のプーリ44が回転する。そして、この第2のプー
リ44と一体に綱車11が回転することに基づき、ロー
プ5を介してかご1及びウエイト装着部3が上下動され
ることになる。このとき、第1のプーリ32の回転に伴
い、位置信号発生部35及び速度信号発生部36もこの
第1のプーリ32と一体に回転し、その位置信号発生部
35による信号を位置信号検出器39により検出するこ
とにより回転子22の回転位置を検出することができ、
また、速度信号発生部36による信号を速度信号検出器
40により検出することにより回転子22の回転速度を
検出することができる。
【0020】上記した第1実施例によれば、次のような
効果を得ることができる。すなわち、位置信号発生部3
5及び速度信号発生部36を、電動機の回転子22と一
体的に回転する第1のプーリ32の側面に設けると共
に、それら信号発生部35,36による信号を検出する
位置信号検出器39及び速度信号検出器40を、固定部
となる固定子ブラケット17に固定したプリント基板3
7に設けたことにより、電動機の回転子22の回転位置
及び回転速度を検出することができる。
【0021】そしてこの場合、位置信号発生部35及び
速度信号発生部36は、動力伝達部材であるベルト45
が掛けられる第1のプーリ32を利用して取り付けてい
るので、電動機の回転軸に専用のロータリエンコーダな
どを設ける場合に比べて、軸方向に大形化することを抑
えることができる。また、センサレス制御とは違い、制
御も簡単にできる。
【0022】さらに、エレベータ装置において、巻上装
置10をウエイト装着部3に設けるようにしているの
で、昇降路のガイドレール2及びカウンタレール4の頂
上付近に機械室を設ける必要がなく、また、巻上装置1
0の重量がウエイトとしても作用するので、ウエイト装
着部3におけるカウンタウエイト3aの量を少なくでき
る利点がある。
【0023】図7及び図8は本発明の第2実施例を示し
たものであり、この第2実施例は上記した第1実施例と
は次の点が異なっている。すなわち、第1のプーリ32
のベース板16側の側面に、リング状の円板50を取り
付けていて、この円板50には、径方向内側の側面に多
数極の永久磁石からなるリング状の位置信号発生部35
を設けていると共に、外周部に多数個のスリットからな
る速度信号発生部51をリング状に形成している。
【0024】そして、固定子ブラケット17に取り付け
られたプリント基板37には、その先端部に位置信号発
生部35と対向するようにホール素子からなる3個の位
置信号検出器39を設けていると共に、速度信号発生部
51と対応する側面に、その速度信号発生部51を挟む
ようにして対向形のフォトインタラプタからなる速度信
号検出器52を取り付けている。この速度信号検出器5
2は、周知のように、発光素子と受光素子とを対向する
ように有していて、発光素子から発せられた光を受光素
子により受ける構成となっている。このような構成とし
た第2実施例においても、上記した第1実施例と同様な
作用効果を得ることができる。
【0025】図9及び図10は本発明の第3実施例を示
したものであり、この第3実施例は上記した第1実施例
とは次の点が異なっている。すなわち、それぞれ永久磁
石からなるリング状の位置信号発生部35及び速度信号
発生部36を、回転子22と一体的に回転する軸受支持
板27の側面に埋め込み状態で設け、また、それぞれホ
ール素子からなる位置信号検出器39及び速度信号検出
器40を、それら位置信号発生部35及び速度信号発生
部36に対向するように、プリント基板37に取り付け
ている。このような構成とした第3実施例においても、
第1実施例と同様な作用効果を得ることができる。
【0026】図11及び図12は本発明の第4実施例を
示したものであり、この第4実施例は上記した第1実施
例とは次の点が異なっている。すなわち、それぞれ永久
磁石からなるリング状の位置信号発生部35及び速度信
号発生部36を、綱車ユニット13における綱車11の
軸方向の一方の側面(ベース板41側の側面)に設け、
また、それぞれホール素子からなる位置信号検出器39
及び速度信号検出器40を、ベース板41に設けられた
プリント基板53に、それら位置信号発生部35及び速
度信号発生部36に対向するように設けている。
【0027】この場合、綱車11は、電動機の回転子2
2と同期して回転すると共に、動力伝達部材であるロー
プ5が掛けられる回転出力部を構成している。また、位
置信号検出器39及び速度信号検出器40が取り付けら
れたベース板41は、回転する位置信号発生部35及び
速度信号発生部36に対して固定側となる固定部を構成
している。このような構成とした第4実施例において
も、第1実施例と同様な作用効果を得ることができる。
【0028】図13及び図14は本発明の第5実施例を
示したものであり、この第5実施例は上記した第4実施
例とは次の点が異なっている。すなわち、それぞれ永久
磁石からなるリング状の位置信号発生部54及び速度信
号発生部55を、綱車11と第2のプーリ44の共通の
軸である軸43の外周部に設け、また、それぞれホール
素子からなる位置信号検出器39及び速度信号検出器4
0を、ベース板41に設けられたプリント基板56に、
それら位置信号発生部54及び速度信号発生部55に対
向するように設けている。このような構成とした第5実
施例においても、第4実施例と同様な作用効果を得るこ
とができる。
【0029】図15は本発明の第6実施例を示したもの
であり、この第6実施例は上記した第1実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、電動機の回転子22と一
体回転する出力部材30に、第1のプーリ32に代え
て、ロープ5が掛けられる綱車60を設け、この綱車6
0の側面に、位置信号発生部35及び速度信号発生部3
6を設けるようにしている。このような構成とした第6
実施例においても、第1実施例と同様な作用効果を得る
ことができる。
【0030】本発明は、上記した各実施例にのみ限定さ
れるものではなく、次のように変形または拡張すること
ができる。位置信号発生部及び速度信号発生部は、回転
子22と同期して回転する回転出力部である第2のプー
リ44に設けるようにすることもできる。
【0031】位置信号発生部及び速度信号発生部は、必
ずしも同じ部材に設ける必要はなく、また、位置検出手
段及び速度検出手段は、必ずしも両方設ける必要はな
く、どちらか一方のみでも良い。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の巻上装置によれば、位置検出或いは速度検出を行いな
がらも、軸方向に大形化することを抑えることができる
と共に、制御も簡単にできる。
【0033】また、本発明のエレベータ装置によれば、
巻上装置をウエイト装着部に設けるようにしたことによ
り、昇降路の頂上付近に機械室を設ける必要がないと共
に、カウンタウエイトの量を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部の縦断側面図
【図2】電動機ユニット部分の縦断側面図
【図3】図1中、A−A線に沿って示す断面図
【図4】巻上装置部分の正面図
【図5】巻上装置部分の破断側面図
【図6】エレベータ装置の概略的構成を示す斜視図
【図7】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図8】図3相当図
【図9】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図10】図9中、B−B線に沿って示す断面図
【図11】本発明の第4実施例を示す綱車ユニット部分
の破断側面図
【図12】図11中、C−C線に沿って示す断面図
【図13】本発明の第5実施例を示す図11相当図
【図14】図13中、D−D線に沿って示す断面図
【図15】本発明の第6実施例を示す図2相当図
【符号の説明】
1はかご、2はガイドレール(昇降路)、3はウエイト
装着部、3aはカウンタウエイト、4はカウンタレール
(昇降路)、5はロープ(動力伝達部材)、6は中間滑
車、7は動滑車、10は巻上装置、11は綱車(回転出
力部)、12は電動機ユニット、13は綱車ユニット、
15は支持体、17は固定子ブラケット(固定部)、1
8は固定子、21は軸受、22は回転子、23は回転
軸、26は永久磁石、27は軸受支持板、30は出力部
材、32は第1のプーリ(回転出力部)、35は位置信
号発生部、36は速度信号発生部、37はプリント基
板、39は位置信号検出器、40は速度信号検出器、4
1はベース板(固定部)、43は軸、44は第2のプー
リ(回転出力部)、45はベルト(動力伝達部材)、5
1は速度信号発生部、52は速度信号検出器、53はプ
リント基板、54は位置信号発生部、55は速度信号発
生部,56はプリント基板、60は綱車を示す。
フロントページの続き Fターム(参考) 3F306 AA07 BA07 BB15 5H019 AA08 BB01 BB02 BB05 BB08 BB15 BB19 BB22 BB27 CC04 CC09 DD01 EE01 FF00 FF01 FF03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体に固定状態に設けられた電動機の
    固定子と、 軸受を介して前記固定子に対して回転可能に設けられた
    電動機の回転子と、 この回転子と一体的に回転するように設けられ、動力伝
    達部材が掛けられる回転出力部とを備え、 位置信号発生部及び速度信号発生部のうちの少なくとも
    一方の信号発生部を前記回転出力部に設けると共に、そ
    の信号発生部による信号を検出する信号検出器を、前記
    信号発生部に対して固定側となる固定部に設けたことを
    特徴とする巻上装置。
  2. 【請求項2】 回転出力部は、動力伝達部材としてのベ
    ルトが掛けられるプーリを備え、信号発生部は、前記プ
    ーリに設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    巻上装置。
  3. 【請求項3】 信号発生部は、前記固定子と対向する軸
    方向側面に設けられていることを特徴とする請求項2記
    載の巻上装置。
  4. 【請求項4】 回転出力部は、動力伝達部材としてのロ
    ープが掛けられる綱車を備え、信号発生部は、前記綱車
    に設けられていることを特徴とする請求項1記載の巻上
    装置。
  5. 【請求項5】 支持体に固定状態に設けられた電動機の
    固定子と、 軸受を介して前記固定子に対して回転可能に設けられた
    電動機の回転子と、 この回転子と一体的に回転するように設けられ、動力伝
    達部材が掛けられる回転出力部と、 前記回転子に前記軸受を支持するように設けられ、その
    回転子と一体的に回転する軸受支持板とを備え、 位置信号発生部及び速度信号発生部のうちの少なくとも
    一方の信号発生部を前記軸受支持板に設けると共に、そ
    の信号発生部による信号を検出する信号検出器を、前記
    信号発生部に対して固定側となる固定部に設けたことを
    特徴とする巻上装置。
  6. 【請求項6】 支持体に固定状態に設けられた電動機の
    固定子と、 軸受を介して前記固定子に対して回転可能に設けられた
    電動機の回転子と、 この回転子と一体的に回転するように設けられ、外周部
    にベルトが掛けられる第1のプーリと、 前記ベルトを介して回転されるように設けられた第2の
    プーリと、 この第2のプーリと一体的に回転するように設けられ、
    外周部にロープが掛けられる綱車とを備え、 位置信号発生部及び速度信号発生部のうちの少なくとも
    一方の信号発生部を、前記第1のプーリ、第2のプーリ
    及び綱車のうちのいずれかに設けると共に、その信号発
    生部による信号を検出する信号検出器を、前記信号発生
    部に対して固定側となる固定部に設けたことを特徴とす
    る巻上装置。
  7. 【請求項7】 信号発生部は、綱車の軸方向の一方の側
    面に設けられていることを特徴とする請求項4または6
    記載の巻上装置。
  8. 【請求項8】 信号発生部は、綱車の軸の外周面に設け
    られていることを特徴とする請求項4または6記載の巻
    上装置。
  9. 【請求項9】 昇降路の頂上付近において両端部が離間
    した状態で固定されると共に、中間部分が前記昇降路の
    頂上付近に設けられた中間滑車に引っ掛けられたロープ
    と、 前記中間滑車と前記ロープの一端部との間に位置して前
    記ロープに動滑車を介して上下動可能に支持されたかご
    と、 前記中間滑車と前記ロープの他端部との間に位置して前
    記ロープに上下動可能に支持されたカウンタウエイトを
    有するウエイト装着部と、 請求項1ないし8のいずれかに記載の巻上装置とを備
    え、 前記巻上装置を前記ウエイト装着部に設けたことを特徴
    とするエレベータ装置。
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