JP2001031177A - 空気調和機の梱包装置 - Google Patents

空気調和機の梱包装置

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JP2001031177A
JP2001031177A JP11206483A JP20648399A JP2001031177A JP 2001031177 A JP2001031177 A JP 2001031177A JP 11206483 A JP11206483 A JP 11206483A JP 20648399 A JP20648399 A JP 20648399A JP 2001031177 A JP2001031177 A JP 2001031177A
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JP
Japan
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air conditioner
cushioning
cushioning material
indoor unit
cardboard
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JP11206483A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Mogi
康弘 茂木
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で保護性に優れ、選別作業を必要としな
い緩衝材を備えた空気調和機の梱包装置を提供する。 【解決手段】 空気調和機1本体の両端部をそれぞれ収
容・保持する凹部6を有する一対の緩衝材4と、この緩
衝材4とともに空気調和機1本体を収容する外装ダンボ
ール5とを備えた空気調和機1の梱包装置3において、
前記緩衝材4は凹部6を空気調和機1本体の側面外周形
状の後部と、側面外周形状の前部の一部分に接して前記
空気調和機1本体を支持するように成形している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機の室内機
の梱包装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は空気調和機の梱包装置の一例を示
す斜視図である。図において、2は例えば、分離型空気
調和機の室内機を示し、4は緩衝材、5は外装用ダンボ
ールである。緩衝材4は図4、図5に示すような形状に
発泡スチロール等で作られており、室内機2の端部を収
容、保持する凹部6を有している。外装用ダンボール5
は両端が開口された筒形をしており、室内機2の両端部
が一対の緩衝材4で装着されたものが嵌入されている。
このダンボール5は室内機2の緩衝材4に覆われていな
い部分を保護している。
【0003】図4は従来の左端部に装着される左緩衝材
の側面図であり、図5は同じく右緩衝材の側面図であ
る。緩衝材4a、4bは直方体の一側面中央部に凹部6
が形成されており、凹部6の形状は、室内機2の左右の
端部が収容・保持されるように室内機2の左右の端部形
状に合わせて成形されている。左右の緩衝材4a、4b
の凹部6が直方体の一側面のそれぞれ反対側に形成され
るため、左緩衝材4aと右緩衝材4bとは異なるものと
なっている。室内機2を梱包するときには、これら2種
類の緩衝材4a、4bが室内機2の両端にそれぞれ装着
されて使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、左緩衝材4
aと右緩衝材4bとの2種類の緩衝材が使用されるた
め、緩衝材は2種類作る必要があり、室内機2の梱包作
業においては、これら2種類の緩衝材を選別して配置す
る必要があった。
【0005】本発明は上述のような従来の問題点を解消
し、安価で保護性に優れ、選別作業を必要としない緩衝
材を備えた空気調和機の梱包装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、空気調和機本体の両端部をそれ
ぞれ収容・保持する凹部を有する一対の緩衝材と、この
緩衝材とともに空気調和機本体を収容する外装ダンボー
ルとを備えた空気調和機の梱包装置において、前記緩衝
材は凹部を空気調和機本体の側面外周形状の後部と、側
面外周形状の前部の一部分に接して前記空気調和機本体
を支持するように成形しているものである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載の空気
調和機の梱包装置において、前記緩衝材は凹部底面が空
気調和機本体の側面と一部分接するように成形されてい
るものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載の空気調和機の梱包装置において、前記外装ダンボー
ルは空気調和機本体の両端部に緩衝材を装着したものを
嵌入する、筒状のダンボールである。
【0009】請求項4の発明は、請求項1または2に記
載の空気調和機の梱包装置において、前記外装ダンボー
ルは空気調和機本体の両端部に緩衝材を装着したものを
入れる、箱形のダンボールである。
【0010】請求項5の発明は、請求項1、2、3また
は4に記載の空気調和機の梱包装置において、前記緩衝
材の凹部形状は上下対称形である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。なお、図3ないし図5と同一の
構成要素には同一の符号を付してその詳細な説明は省略
する。
【0012】図1は本発明の一実施例における凹部側か
ら見た緩衝材の正面図である。この緩衝材4は直方体の
一側面の中央部に凹部6が形成されており、凹部6には
空気調和機1の室内機2の両端部が収容・保持される。
【0013】空気調和機1の室内機2には、後部にフレ
ームや熱交換器等の重量が重いものが配設されるので強
度を強くしており、前部にグリルや表示部等の重量が軽
いものが配設されるので比較的強度が弱くなっている。
このような室内機2の重心は後部にある。また、室内機
2の後部形状は、上下対称形をしており、上下ひっくり
返しても同じ形状である。室内機2の前部にはグリルが
配設され、前部中央部にはグリルの正面部分が配置さ
れ、上部には中央部から続く吸込口、下部には風向調節
板等を有する吹出口が配置されるているので、室内機2
の前部は上部と下部との一部で多少異なってはいるもの
の上下対称に近い形状をしている。
【0014】このような室内機2に対して緩衝材4の凹
部6形状は、室内機2の端部外周形状に沿って成形され
ている。緩衝材4の後部11には、室内機2のフレーム
に相当する部分が嵌め込まれ、後部11を成す後壁12
および上下壁13、14の後部がフレームの側面外周と
接し支持するように成形されている。緩衝材4の前部1
5には、室内機2のグリルに相当する部分が嵌め込ま
れ、前部15を形成する前壁16および上下壁13、1
4の前部がグリルの側面外周と正面部分に接し、上部と
下部とが接しないように隙間を空けて成形されている。
凹部6の後部11形状を室内機2の形状に合わせて成形
することにより、重量の重いフレーム部分が緩衝材4に
密接して収容されるので、室内機2が緩衝材4にしっか
り固定され緩衝材4の外側からの衝撃に強いものとな
る。また、凹部6の前部形状を室内機2に接する部分1
7と接しない部分18とに分けて成形することにより、
強度の弱いグリル部分の緩衝性を増すことができ、緩衝
材4の外からの衝撃や振動に対して内部を保護する働き
を強くすることができる。
【0015】発泡スチロール等を使った緩衝材4の緩衝
性は、発泡倍率と収容される製品に接触する面積と緩衝
材4の厚みとによって計算されており、本発明の緩衝材
4は、室内機2の重量の重いフレーム部分を密接して押
え、重量の軽いグリル部分を一部押えていることで、緩
衝材4の内側の室内機2を十分に押えることができる。
また、緩衝材4の前部15は、グリル部分の一部で押
え、他の部分に隙間を設けていることにより、グリル部
分に対する緩衝性が増し、さらに、室内機2との接触面
積や接触圧力を考慮して緩衝材4を設計したことによ
り、緩衝材4の厚みが薄くでき、材料費の削減が図れ、
緩衝材4の外形が小さくできるので搬送費が削減でき
る。
【0016】図2は本発明の一実施例における緩衝材の
断面図である。緩衝材4の凹部6の底面21において、
室内機2側面と接する部分17と接しない部分18とが
別々に配置されて設計されており、緩衝性を良くするこ
とができるとともに緩衝材4の底面壁22の厚みが薄く
でき、材料費の削減が図れる。
【0017】また、室内機2の端部は、後部が上下方向
に対称形であり、前部が上下部の一部が少し異なってい
るものの上下方向に対称に近い形状である。室内機2の
異なる形状部分に相当する緩衝材4の位置に隙間を設け
ることにより、緩衝材4の凹部6形状を上下対称形にす
ることができる。上下対称形状とすることができるの
で、左右の緩衝材4a、4bを上下反転させて使用する
ことにより、左右の緩衝材4a、4bを共通にして使用
できる。緩衝材4が1種類で左右の緩衝材4a、4bと
して使用できるので、緩衝材4を製造するときの成形型
を1つ設計・作成すれば良く、従来2種類設計・作成し
ていたものが1種類で済み、製造コストの削減が図れ
る。また、輸送においても緩衝材の左右の選別を必要と
せず混載して運ぶことができるので輸送コストの削減が
図れる。
【0018】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。本実
施形態では室内機2の両端部に緩衝材を装着したものに
筒状の外装ダンボール5を嵌入しているが、筒状の外装
ダンボール5以外にも、図6に示すように、上面を開口
とするダンボール箱を使用して収納しても良い。また、
このダンボール5等を使わない木枠等で形成された梱包
装置3であっても良い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空気調和
機の梱包装置によれば、空気調和機本体の両端部に装着
される緩衝材を空気調和機本体の後部外周形状に密接し
て収容し、前部外周形状に隙間を設けて一部で押えてい
るので、重量の重い後部でしっかり押えられ、前部での
緩衝性が良くなる。
【0020】また、緩衝材の凹部前部に隙間を設けて上
下対称形状としたことにより、従来左側と右側とに2種
類の緩衝材を必要であったものを1種類の緩衝材で済
み、緩衝材の製造、輸送のいずれにおいても左右の選別
を必要とせず、製造と輸送を簡略化してコストを下げ
た、空気調和機の緩衝材とすることができる。
【0021】また、空気調和機本体の両端部に本発明の
緩衝材を装着したものは、従来の筒状のダンボールや箱
形のダンボールと組み合わせても使用でき、全体として
簡便で汎用性が高い梱包装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における凹部側から見た緩衝
材の正面図である。
【図2】本発明の一実施例における緩衝材の断面図であ
る。
【図3】空気調和機、例えば分離型空気調和機の室内機
を梱包した梱包装置の斜視図である。
【図4】従来の凹部側から見た左側緩衝材の正面図であ
る。
【図5】従来の凹部側から見た右側緩衝材の正面図であ
る。
【図6】本発明の他の実施例における梱包装置の斜視図
である。
【符号の説明】
1 空気調和機 2 室内機 3 梱包装置 4 緩衝材 4a 左緩衝材 4b 右緩衝材 5 外装ダンボール 6 緩衝材の凹部 11 凹部の後部 15 凹部の前部 17 緩衝材と室内機とが接する部分 18 緩衝材と室内機とが接しない部分 21 底面 22 底面壁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機本体の両端部をそれぞれ収容
    ・保持する凹部を有する一対の緩衝材と、この緩衝材と
    ともに空気調和機本体を収容する外装ダンボールとを備
    えた空気調和機の梱包装置において、 前記緩衝材は凹部を空気調和機本体の側面外周形状の後
    部と、側面外周形状の前部の一部分に接して前記空気調
    和機本体を支持するように成形していることを特徴とす
    る空気調和機の梱包装置。
  2. 【請求項2】 前記緩衝材は凹部底面が空気調和機本体
    の側面と一部分接するように成形されていることを特徴
    とする請求項1に記載の空気調和機の梱包装置。
  3. 【請求項3】 前記外装ダンボールは空気調和機本体の
    両端部に緩衝材を装着したものを嵌入する、筒状のダン
    ボールであることを特徴とする請求項1または2に記載
    の空気調和機の梱包装置。
  4. 【請求項4】 前記外装ダンボールは空気調和機本体の
    両端部に緩衝材を装着したものを入れる、箱形のダンボ
    ールであることを特徴とする請求項1または2に記載の
    空気調和機の梱包装置。
  5. 【請求項5】 前記緩衝材の凹部形状は上下対称形であ
    ることを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の
    空気調和機の梱包装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2213592A1 (en) * 2007-11-08 2010-08-04 Daikin Industries, Ltd. Shock-absorbing member
CN108839948A (zh) * 2018-08-08 2018-11-20 珠海格力电器股份有限公司 包装结构及具有其的空调器

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Effective date: 20051226