JP2001029328A - 事故防止装置 - Google Patents

事故防止装置

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JP2001029328A
JP2001029328A JP11208384A JP20838499A JP2001029328A JP 2001029328 A JP2001029328 A JP 2001029328A JP 11208384 A JP11208384 A JP 11208384A JP 20838499 A JP20838499 A JP 20838499A JP 2001029328 A JP2001029328 A JP 2001029328A
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JP
Japan
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noise
apnea
time
alarm
sleep
Prior art date
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Pending
Application number
JP11208384A
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English (en)
Inventor
Hajime Noda
肇 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無呼吸によって引き起こされる夜間突然死等
の事故を未然に防止することが可能な簡単な構成で身体
に装着するわずらわしさのない、事故防止装置を提供す
ること。 【解決手段】 集音マイク3によって集められた雑音2
を予め定めた収集時間毎にサンプリングし、予め定めた
設定値と比較し、雑音発生体1の異常を判断する制御装
置4を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、睡眠時に無呼吸状
態に陥ることで、心不全等による夜間突然死を引き起こ
す睡眠時無呼吸症の患者の死亡事故を防止するライフセ
ンサ装置などの事故防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の睡眠時無呼吸症には、心障害や脳
障害により呼吸運動中枢の活動停止を引き起こす中枢型
と、上気道の閉塞のために口や鼻からの換気が停止する
閉塞型がある。
【0003】これらの症状を発見したり防止するには、
大学病院などの大きな施設で、身体に多くの電極を取付
け、夜間の呼吸数、脳波、心電図、眼電図等を計測しな
ければならず、患者の負担が大きかった。
【0004】また、閉塞型の特徴である上気道の閉塞を
防止するためには、顎をずらして口を固定し気道を確保
する装置や、酸素吸入マスクを取付けて防止をはかって
いた。しかし、器具を取り付けて睡眠をとらねばならず
煩わしかった。
【0005】しかるに閉塞型睡眠時の無呼吸症は、一般
の健常者の中にも多数に潜在しており、全ての人が大学
病院等の限られた施設を訪れ、ポリグラフィーと呼ばれ
る特殊装置により、多くの電極を身体に取付けて検査を
するにはあまりにも負担が大きかった。
【0006】また、防止器具を取り付けての防止は、病
院での検査に比べ簡易であるが、快適性や安眠性を阻害
するし、症状のデータが記録されることがないため、根
本の解決に至る筋道ができないなどの問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】閉塞型睡眠時無呼吸症
者は無呼吸時にはいびきをかかないが、呼吸による換気
再開と共に強烈な音を伴っていびきをすることが知られ
ており、その後、数回いびきが連続して起こった後に再
び無呼吸状態になる特徴を持っている。
【0008】本発明は、この特徴を利用していびき音を
収集し、無呼吸時間や回数を割り出し、無呼吸状態を独
自にチェックすることで、大学病院以外での睡眠を可能
とし、また、防止器具を身体に取り付ける煩わしさも無
く、症状が無い時は快適に安眠でき、無呼吸が頻繁に起
こる症状が発生したタイミングを捕らえて、睡眠から覚
醒させることで、無呼吸によって引き起こされる心不全
等による夜間突然死による死亡事故を未然に防ぐことの
できる事故防止装置を提供することを目的とする。
【0009】また、1夜間のデータを継続して計測する
ことで、症状の分析も行えるので、症状に合わせた養生
(ケア)を行う為のデータ収集も可能となる事故防止装
置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の事故防止装置
は、雑音発生体から発生する雑音を集める集音マイク
と、この集音マイクによって集められた前記雑音を予め
定めた収集時間毎に予め定めた雑音設定値と比較し、前
記雑音発生体の異常を判断する制御装置と、この制御装
置で異常と判断した場合に警報を発する警報手段とを備
えたことを特徴とするものである。また、本発明の事故
防止装置においては、前記雑音発生体から発生する雑音
は患者から発生されるいびきであることを特徴とするも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の実施の
形態である事故防止装置を説明する。
【0012】図1において、集音マイク3は雑音発生体
1からの雑音2、例えば、患者から発生するいびきを集
める集音装置である。 制御装置4は集音マイク3に接
続され、集音マイク3よって集められた雑音2を予め定
めた収集時間毎にサンプリングし、予め定めた雑音設定
値と比較し、雑音発生体1の異常を判断する装置であ
る。そして、スピーカ10は制御装置4と接続され、制
御装置4で異常と判断した場合に予め定めた場所に警報
する。
【0013】データは制御装置4でグラフに変換され
る。図2において、いびきをかいている時の音量のグラ
フA1,A2,A3と無呼吸時の音量のグラフB1,B
2を収集時間Tの間隔でデータベース化し、音量の違い
を利用して、無呼吸時間t、tや無呼吸回数nを演
算する。
【0014】そして、予め設定しておいた死亡に至るよ
うな危険な無呼吸時間や無呼吸回数を超過した時は、図
1の制御装置4からスピーカ10より警報を吹鳴させ、
患者の睡眠を覚醒することで無呼吸によって引き起こさ
れる心不全等による夜間突然死による死亡を未然に防ぐ
ことができる。
【0015】なお警報はスイッチ11により停止するこ
とができる。また、いびきをかいている時間や回数、無
呼吸時の時間や回数などのデータは、制御装置4のデー
タベースに格納されているため、制御装置4に接続した
表示装置12や印字装置13によりトレンドグラフ等を
表示させたり、印字させることで症状の分析を継続して
行うことが可能になり、適切なケアを行う為の貴重なデ
ータにできる。
【0016】次に図3のフローチャートで作用を説明す
る。ステップ31において無呼吸状態の危険時間tや回
数n、収集時間Tの設定がしてあるかどうかを判定回路
によって判断する。
【0017】そしてステップ31において設定していな
ければステップ34において設定する。また、ステップ
34において設定が完了していれば、ステップ32にお
いてT時間毎に収集したいびき音を音量に変換してデー
タベースに蓄積する。
【0018】ステップ33においていびきの時間やいび
きの回数により、無呼吸時間tや無呼吸回数nを演
算する。そしてステップ35において予め設定してある
tやnと比較する。
【0019】データが逸脱している時はステップ36に
おいてスピーカにより患者を覚醒させるべく警報を発生
させる。そしてステップ37において睡眠から覚醒した
後にスイッチが押されたら速やかに警報を停止する。な
お再度睡眠をとる場合は、また最初に戻り寝ない場合は
終了する。
【0020】前述したように、上気道の閉塞のため口や
鼻からの換気が停止する閉塞型睡眠時無呼吸症は、肥満
等によりへんとう肥大や舌根肥大をもたらした結果であ
る場合が多く、一般の健常者の中にも多数に潜在してい
るといっても過言ではない。この閉塞型睡眠時無呼吸症
者は無呼吸時にはいびきをかかないが、呼吸による換気
再開と共に強烈な音を伴っていびきをすることが知られ
ており、その後数回いびきが連続して起こった後に、再
び無呼吸状態になる特徴を持っている。
【0021】本発明はこのような特徴を利用していびき
音を収集し、無呼吸時間や回数を割り出し、無呼吸状態
を独自にチェックすることで、大学病院以外での睡眠を
可能とし、また、防止器具を身体に取り付ける煩わしさ
も無く、症状が無い時は快適に安眠でき、無呼吸が頻繁
に起こる症状が発生したタイミングを捕らえて、睡眠か
ら覚醒させることで、無呼吸によって引き起こされる心
不全等による夜間突然死による死亡事故を未然に防ぐ効
果がある。また、1夜間の無呼吸回数を継続して計測す
ることで、症状の分析も行えるので、症状に合わせたケ
アを行う為のデータ収集も可能となる。
【0022】本発明の他の実施の形態として、制御装置
に移報機能を持たせることで、図1に示すように移報4
aによって集中管理センタや病院4bにデータや危険状
態を知らせることが可能となり、多くの人の危険状態を
同時に知ることも可能になる。また、集音マイクから肉
声を取り込むことで、集中管理センタや病院との会話を
可能にする総合緊急センターのシステムにも適用でき
る。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、大病院にしか備えられ
ていないような大規模な施設や、各種の診断器具を身体
に取り付ける煩わしさも無く、無呼吸によって引き起こ
される心不全等による夜間突然死による死亡事故を未然
に防ぐことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す事故防止装置の説明
図である。
【図2】図1の制御装置の制御作用を示す説明図であ
る。
【図3】図1の制御装置の構成を示すフローチャート説
明図である。
【符号の説明】
1 雑音発生体 2 雑音 3 集音マイク 4 制御装置 10 スピーカ 11 スイッチ 12 表示装置 13 印字装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雑音発生体から発生する雑音を集める集
    音マイクと、この集音マイクによって集められた前記雑
    音を予め定めた収集時間毎に予め定めた雑音設定値と比
    較し、前記雑音発生体の異常を判断する制御装置と、こ
    の制御装置で異常と判断した場合に警報を発する警報手
    段とを備えたことを特徴とする事故防止装置。
  2. 【請求項2】 前記雑音発生体から発生する雑音は患者
    から発生されるいびきであることを特徴とする請求項1
    記載の事故防止装置。
JP11208384A 1999-07-23 1999-07-23 事故防止装置 Pending JP2001029328A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006167211A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Hitachi Engineering & Services Co Ltd 睡眠時無呼吸症候群の測定装置
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