JP2020069113A - 処理装置、システム、処理方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
呼吸音を含む一以上の音データを取得する取得部と、
呼吸が行われていると推定される第1区間と複数の前記第1区間の間の第2区間との少なくとも一方を特定する区間特定部と、
対象の前記音データのうち前記第1区間に基づいて定められる第1部分と前記対象の音データのうち前記第2区間に基づいて定められる第2部分とを用いて、前記対象の音データの、呼吸音量を示す音量情報を算出する算出部とを備える処理装置である。
請求項1に記載の処理装置と、
センサとを備え、
前記取得部は、前記センサで検出された音を示す前記音データを取得するシステムである。
呼吸音を含む一以上の音データを取得する取得ステップと、
呼吸が行われていると推定される第1区間と複数の前記第1区間の間の第2区間との少なくとも一方を特定する区間特定ステップと、
対象の前記音データのうち前記第1区間に基づいて定められる第1部分と前記対象の音データのうち前記第2区間に基づいて定められる第2部分とを用いて、前記対象の音データの、呼吸音量を示す音量情報を算出する算出ステップとを含む処理方法である。
請求項10に記載の処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるプログラムである。
図1は、第1の実施形態に係る処理装置10の構成を例示する図である。本実施形態に係る処理装置10は、取得部110、区間特定部130、および算出部150を備える。取得部110は、呼吸音を含む一以上の音データを取得する。区間特定部130は、第1区間と第2区間との少なくとも一方を特定する。第1区間は呼吸が行われていると推定される区間であり、第2区間は複数の第1区間の間の区間である。算出部150は、対象の音データのうち第1区間に基づいて定められる第1部分と対象の音データのうち第2区間に基づいて定められる第2部分とを用いて、対象の音データの呼吸音量を示す音量情報を算出する。
図4は、第2の実施形態に係る処理装置10およびシステム20の構成を例示する図である。本実施形態に係る処理装置10は、第1の実施形態に係る処理装置10の構成を有する。図5は、第2の実施形態に係る処理装置10で実行される処理方法を例示するフローチャートである。本実施形態に係る処理方法は第1の実施形態に係る処理方法の構成を有する。
図11は、第3の実施形態に係る処理装置10およびシステム20の構成を例示する図である。本実施形態に係る処理装置10およびシステム20は、以下に説明する点を除いて第2の実施形態に係る処理装置10およびシステム20とそれぞれ同様である。
第4の実施形態に係る処理装置10およびシステム20は、区間特定部130および算出部150の処理内容を除いて第3の実施形態に係る処理装置10およびシステム20とそれぞれ同様である。
図14は、第5の実施形態に係る処理装置10およびシステム20の構成を例示する図である。本実施形態に係る処理装置10およびシステム20は、以下に説明する点を除いて第2から第4の実施形態の少なくともいずれかと同様である。
1−1. 呼吸音を含む一以上の音データを取得する取得部と、
呼吸が行われていると推定される第1区間と複数の前記第1区間の間の第2区間との少なくとも一方を特定する区間特定部と、
対象の前記音データのうち前記第1区間に基づいて定められる第1部分と前記対象の音データのうち前記第2区間に基づいて定められる第2部分とを用いて、前記対象の音データの、呼吸音量を示す音量情報を算出する算出部とを備える処理装置。
1−2. 1−1.に記載の処理装置において、
前記算出部は、
前記対象の音データの前記第1部分の強度である第1信号強度と、前記対象の音データの前記第2部分の強度である第2信号強度とを算出し、
前記第1信号強度と前記第2信号強度とを用いて前記対象の音データの前記音量情報を算出する処理装置。
1−3. 1−2.に記載の処理装置において、
前記算出部は、前記第1信号強度の前記第2信号強度に対する比を特定する情報を前記対象の音データの前記音量情報として算出する処理装置。
1−4. 1−1.から1−3.のいずれか一つに記載の処理装置において、
少なくとも前記対象の音データに対しフィルタ処理を行うフィルタ処理部をさらに備え、
前記算出部は、前記フィルタ処理された後の前記対象の音データの前記第1部分および前記第2部分を用いて前記音量情報を算出し、
前記フィルタ処理部は、低周波数側のカットオフ周波数をfL1[Hz]とし、高周波数側のカットオフ周波数をfH1[Hz]とするバンドパスフィルタ処理を行い、
50≦fL1≦150が成り立ち、
500≦fH1≦1500が成り立つ処理装置。
1−5. 1−1.から1−4.のいずれか一つに記載の処理装置において、
前記取得部は、複数のセンサで検出された音を示す複数の前記音データを取得し、
前記区間特定部は、第1の前記音データに基づいて前記第1区間の時刻範囲を示す第1時刻情報と前記第2区間の時刻範囲を示す第2時刻情報との少なくとも一方を生成し、
前記算出部は、前記第1時刻情報および前記第2時刻情報の少なくとも一方を用いて、前記対象の音データの前記第1部分と前記第2部分とを特定し、
前記対象の音データは、少なくとも前記第1の音データとは異なる第2の前記音データを含む処理装置。
1−6. 1−5.に記載の処理装置において、
前記第1の音データは、人体の表面または内部の、第1の位置に設けられた第1の前記センサによって検出された音を示し、
前記第2の音データは、前記人体の表面または内部の、第2の位置に設けられた第2の前記センサによって検出された音を示し、
前記第1の位置は頸部に位置する、または、前記第1の位置は前記第2の位置よりも頸部に近い処理装置。
1−7. 1−1.から1−4.のいずれか一つに記載の処理装置において、
前記取得部は、複数のセンサで検出された音を示す複数の前記音データを取得し、
前記区間特定部は、
二以上の前記音データのそれぞれにおいて前記第1区間と前記第2区間とを特定し、
前記二以上の音データの全てにおいて前記第1区間とされた時刻範囲、または前記二以上の音データの全てにおいて前記第2区間とされた時刻範囲を示す第3時刻情報を生成し、
前記算出部は、前記第3時刻情報を用いて前記対象の音データの前記第1部分と前記第2部分とを特定する処理装置。
1−8. 1−5.から1−7.のいずれか一つに記載の処理装置において、
前記算出部は、複数の前記対象の音データの前記音量情報を算出し、
算出された前記複数の音量情報に基づいて異常呼吸音の音源の位置を推定する推定部をさらに備える処理装置。
1−9. 1−1.から1−8のいずれか一つに記載の処理装置と、
センサとを備え、
前記取得部は、前記センサで検出された音を示す前記音データを取得するシステム。
2−1. 呼吸音を含む一以上の音データを取得する取得ステップと、
呼吸が行われていると推定される第1区間と複数の前記第1区間の間の第2区間との少なくとも一方を特定する区間特定ステップと、
対象の前記音データのうち前記第1区間に基づいて定められる第1部分と前記対象の音データのうち前記第2区間に基づいて定められる第2部分とを用いて、前記対象の音データの、呼吸音量を示す音量情報を算出する算出ステップとを含む処理方法。
2−2. 2−1.に記載の処理方法において、
前記算出ステップでは、
前記対象の音データの前記第1部分の強度である第1信号強度と、前記対象の音データの前記第2部分の強度である第2信号強度とを算出し、
前記第1信号強度と前記第2信号強度とを用いて前記対象の音データの前記音量情報を算出する処理方法。
2−3. 2−2.に記載の処理方法において、
前記算出ステップでは、前記第1信号強度の前記第2信号強度に対する比を特定する情報を前記対象の音データの前記音量情報として算出する処理方法。
2−4. 2−1.から2−3.のいずれか一つに記載の処理方法において、
少なくとも前記対象の音データに対しフィルタ処理を行うフィルタ処理ステップをさらに含み、
前記算出ステップでは、前記フィルタ処理された後の前記対象の音データの前記第1部分および前記第2部分を用いて前記音量情報を算出し、
前記フィルタ処理ステップでは、低周波数側のカットオフ周波数をfL1[Hz]とし、高周波数側のカットオフ周波数をfH1[Hz]とするバンドパスフィルタ処理を行い、
50≦fL1≦150が成り立ち、
500≦fH1≦1500が成り立つ処理方法。
2−5. 2−1.から2−4.のいずれか一つに記載の処理方法において、
前記取得ステップでは、複数のセンサで検出された音を示す複数の前記音データを取得し、
前記区間特定ステップでは、第1の前記音データに基づいて前記第1区間の時刻範囲を示す第1時刻情報と前記第2区間の時刻範囲を示す第2時刻情報との少なくとも一方を生成し、
前記算出ステップでは、前記第1時刻情報および前記第2時刻情報の少なくとも一方を用いて、前記対象の音データの前記第1部分と前記第2部分とを特定し、
前記対象の音データは、少なくとも前記第1の音データとは異なる第2の前記音データを含む処理方法。
2−6. 2−5.に記載の処理方法において、
前記第1の音データは、人体の表面または内部の、第1の位置に設けられた第1の前記センサによって検出された音を示し、
前記第2の音データは、前記人体の表面または内部の、第2の位置に設けられた第2の前記センサによって検出された音を示し、
前記第1の位置は頸部に位置する、または、前記第1の位置は前記第2の位置よりも頸部に近い処理方法。
2−7. 2−1.から2−4.のいずれか一つに記載の処理方法において、
前記取得ステップでは、複数のセンサで検出された音を示す複数の前記音データを取得し、
前記区間特定ステップでは、
二以上の前記音データのそれぞれにおいて前記第1区間と前記第2区間とを特定し、
前記二以上の音データの全てにおいて前記第1区間とされた時刻範囲、または前記二以上の音データの全てにおいて前記第2区間とされた時刻範囲を示す第3時刻情報を生成し、
前記算出ステップでは、前記第3時刻情報を用いて前記対象の音データの前記第1部分と前記第2部分とを特定する処理方法。
2−8. 2−5.から2−7.のいずれか一つに記載の処理方法において、
前記算出ステップでは、複数の前記対象の音データの前記音量情報を算出し、
算出された前記複数の音量情報に基づいて異常呼吸音の音源の位置を推定する推定ステップをさらに含む処理方法。
3−1. 2−1.から2−8.のいずれか一つに記載の処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
4−1. 呼吸音を含む音データを取得する取得部と、
前記音データにおける呼吸が行われていると推定される第1区間と複数の前記第1区間の間の第2区間との少なくとも一方を、前記音データの振幅を示す値についての閾値を用いて特定する区間特定部とを備え、
前記振幅を示す値は前記音データの各時刻の振動の大きさを示す値であり、
前記区間特定部は、前記閾値を前記音データに基づいて決定する処理装置。
4−2. 4−1.に記載の処理装置において、
前記区間特定部は、
前記音データにおいて前記振幅を示す値の最頻値を求め、
前記最頻値よりも大きい前記閾値を定め、
前記音データの内、少なくとも前記振幅を示す値が前記閾値を超える区間を、前記第1区間として特定する第1処理、および、少なくとも前記振幅を示す値が前記閾値未満である区間を、前記第2区間として特定する第2処理の少なくとも一方を行う処理装置。
4−3. 4−2.に記載の処理装置において、
前記閾値は、前記音データを、横軸を前記振幅を示す値とし縦軸を出現回数としたグラフに表したとき、極小値をとる一以上の前記振幅を示す値のうち、前記最頻値に最も近い前記振幅を示す値である処理装置。
4−4. 4−3.に記載の処理装置において、
前記音データを前記グラフに表したとき、前記最頻値は、極大値をとる複数の前記振幅を示す値のうち最も小さい前記振幅を示す値である処理装置。
4−5. 4−2.から4−4.のいずれか一つに記載の処理装置において、
前記区間特定部は、フィルタ処理を行った後の前記音データに基づき、前記最頻値を求め、
前記フィルタ処理は、低周波数側のカットオフ周波数をfL2[Hz]とし、高周波数側のカットオフ周波数をfH2[Hz]とするバンドパスフィルタ処理であり、
150≦fL2≦250が成り立ち、
550≦fH2≦650が成り立つ処理装置。
4−6. 4−2.から4−5.のいずれか一つに記載の処理装置において、
前記区間特定部は、前記音データに少なくともダウンサンプリング処理を行って得たデータに基づき、前記最頻値を求める処理装置。
4−7. 4−1.から4−6.のいずれか一つに記載の処理装置において、
前記取得部は、複数のセンサで検出された音を示す複数の前記音データを取得し、
前記区間特定部は、
前記複数の音データに含まれる第1の前記音データにおける前記第1区間と前記第2区間との少なくとも一方を特定し、
前記第1区間の時刻範囲を示す第1時刻情報と前記第2区間の時刻範囲を示す第2時刻情報との少なくとも一方を生成し、
前記複数の音データに含まれる前記音データであって、前記第1の音データとは異なる第2の前記音データの前記第1区間および前記第2区間を前記第1時刻情報と前記第2時刻情報との少なくとも一方に基づき特定する処理装置。
4−8. 4−7.に記載の処理装置において、
前記第1の音データは、人体の表面または内部の、第1の位置に設けられた第1の前記センサによって検出された音を示し、
前記第2の音データは、前記人体の表面または内部の、第2の位置に設けられた第2の前記センサによって検出された音を示し、
前記第1の位置は頸部に位置する、または、前記第1の位置は前記第2の位置よりも頸部に近い処理装置。
4−9. 4−1.から4−6.のいずれか一つに記載の処理装置において、
前記取得部は、複数のセンサで検出された音を示す複数の前記音データを取得し、
前記区間特定部は、
二以上の前記音データのそれぞれにおいて前記第1区間と前記第2区間とを特定し、
前記二以上の音データの全てにおいて前記第1区間と特定された時刻範囲、または前記二以上の音データの全てにおいて前記第2区間と特定された時刻範囲を示す第3時刻情報を生成する処理装置。
4−10. 4−1.から4−9.のいずれか一つに記載の処理装置と、
センサとを備え、
前記取得部は、前記センサで検出された音を示す前記音データを取得するシステム。
5−1. 呼吸音を含む音データを取得する取得ステップと、
前記音データにおける呼吸が行われていると推定される第1区間と複数の前記第1区間の間の第2区間との少なくとも一方を、前記音データの振幅を示す値についての閾値を用いて特定する区間特定ステップとを含み、
前記振幅を示す値は前記音データの各時刻の振動の大きさを示す値であり、
前記区間特定ステップでは、前記閾値を前記音データに基づいて決定する処理方法。
5−2. 5−1.に記載の処理方法において、
前記区間特定ステップでは、
前記音データにおいて前記振幅を示す値の最頻値を求め、
前記最頻値よりも大きい前記閾値を定め、
前記音データの内、少なくとも前記振幅を示す値が前記閾値を超える区間を、前記第1区間として特定する第1処理、および、少なくとも前記振幅を示す値が前記閾値未満である区間を、前記第2区間として特定する第2処理の少なくとも一方を行う処理方法。
5−3. 5−2.に記載の処理方法において、
前記閾値は、前記音データを、横軸を前記振幅を示す値とし縦軸を出現回数としたグラフに表したとき、極小値をとる一以上の前記振幅を示す値のうち、前記最頻値に最も近い前記振幅を示す値である処理方法。
5−4. 5−3.に記載の処理方法において、
前記音データを前記グラフに表したとき、前記最頻値は、極大値をとる複数の前記振幅を示す値のうち最も小さい前記振幅を示す値である処理方法。
5−5. 5−2.から5−4.のいずれか一つに記載の処理方法において、
前記区間特定ステップでは、フィルタ処理を行った後の前記音データに基づき、前記最頻値を求め、
前記フィルタ処理は、低周波数側のカットオフ周波数をfL2[Hz]とし、高周波数側のカットオフ周波数をfH2[Hz]とするバンドパスフィルタ処理であり、
150≦fL2≦250が成り立ち、
550≦fH2≦650が成り立つ処理方法。
5−6. 5−2.から5−5.のいずれか一つに記載の処理方法において、
前記区間特定ステップでは、前記音データに少なくともダウンサンプリング処理を行って得たデータに基づき、前記最頻値を求める処理方法。
5−7. 5−1.から5−6.のいずれか一つに記載の処理方法において、
前記取得ステップでは、複数のセンサで検出された音を示す複数の前記音データを取得し、
前記区間特定ステップでは、
前記複数の音データに含まれる第1の前記音データにおける前記第1区間と前記第2区間との少なくとも一方を特定し、
前記第1区間の時刻範囲を示す第1時刻情報と前記第2区間の時刻範囲を示す第2時刻情報との少なくとも一方を生成し、
前記複数の音データに含まれる前記音データであって、前記第1の音データとは異なる第2の前記音データの前記第1区間および前記第2区間を前記第1時刻情報と前記第2時刻情報との少なくとも一方に基づき特定する処理方法。
5−8. 5−7.に記載の処理方法において、
前記第1の音データは、人体の表面または内部の、第1の位置に設けられた第1の前記センサによって検出された音を示し、
前記第2の音データは、前記人体の表面または内部の、第2の位置に設けられた第2の前記センサによって検出された音を示し、
前記第1の位置は頸部に位置する、または、前記第1の位置は前記第2の位置よりも頸部に近い処理方法。
5−9. 5−1.から5−6.のいずれか一つに記載の処理方法において、
前記取得ステップでは、複数のセンサで検出された音を示す複数の前記音データを取得し、
前記区間特定ステップでは、
二以上の前記音データのそれぞれにおいて前記第1区間と前記第2区間とを特定し、
前記二以上の音データの全てにおいて前記第1区間と特定された時刻範囲、または前記二以上の音データの全てにおいて前記第2区間と特定された時刻範囲を示す第3時刻情報を生成する処理方法。
6−1. 5−1.から5−9.のいずれか一つに記載の処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
20 システム
110 取得部
120 フィルタ処理部
130 区間特定部
150 算出部
170 推定部
210 センサ
1000 計算機
1020 バス
1040 プロセッサ
1060 メモリ
1080 ストレージデバイス
1100 入出力インタフェース
1120 ネットワークインタフェース
Claims (11)
- 呼吸音を含む一以上の音データを取得する取得部と、
呼吸が行われていると推定される第1区間と複数の前記第1区間の間の第2区間との少なくとも一方を特定する区間特定部と、
対象の前記音データのうち前記第1区間に基づいて定められる第1部分と前記対象の音データのうち前記第2区間に基づいて定められる第2部分とを用いて、前記対象の音データの、呼吸音量を示す音量情報を算出する算出部とを備える処理装置。 - 請求項1に記載の処理装置において、
前記算出部は、
前記対象の音データの前記第1部分の強度である第1信号強度と、前記対象の音データの前記第2部分の強度である第2信号強度とを算出し、
前記第1信号強度と前記第2信号強度とを用いて前記対象の音データの前記音量情報を算出する処理装置。 - 請求項2に記載の処理装置において、
前記算出部は、前記第1信号強度の前記第2信号強度に対する比を特定する情報を前記対象の音データの前記音量情報として算出する処理装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の処理装置において、
少なくとも前記対象の音データに対しフィルタ処理を行うフィルタ処理部をさらに備え、
前記算出部は、前記フィルタ処理された後の前記対象の音データの前記第1部分および前記第2部分を用いて前記音量情報を算出し、
前記フィルタ処理部は、低周波数側のカットオフ周波数をfL1[Hz]とし、高周波数側のカットオフ周波数をfH1[Hz]とするバンドパスフィルタ処理を行い、
50≦fL1≦150が成り立ち、
500≦fH1≦1500が成り立つ処理装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の処理装置において、
前記取得部は、複数のセンサで検出された音を示す複数の前記音データを取得し、
前記区間特定部は、第1の前記音データに基づいて前記第1区間の時刻範囲を示す第1時刻情報と前記第2区間の時刻範囲を示す第2時刻情報との少なくとも一方を生成し、
前記算出部は、前記第1時刻情報および前記第2時刻情報の少なくとも一方を用いて、前記対象の音データの前記第1部分と前記第2部分とを特定し、
前記対象の音データは、少なくとも前記第1の音データとは異なる第2の前記音データを含む処理装置。 - 請求項5に記載の処理装置において、
前記第1の音データは、人体の表面または内部の、第1の位置に設けられた第1の前記センサによって検出された音を示し、
前記第2の音データは、前記人体の表面または内部の、第2の位置に設けられた第2の前記センサによって検出された音を示し、
前記第1の位置は頸部に位置する、または、前記第1の位置は前記第2の位置よりも頸部に近い処理装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の処理装置において、
前記取得部は、複数のセンサで検出された音を示す複数の前記音データを取得し、
前記区間特定部は、
二以上の前記音データのそれぞれにおいて前記第1区間と前記第2区間とを特定し、
前記二以上の音データの全てにおいて前記第1区間とされた時刻範囲、または前記二以上の音データの全てにおいて前記第2区間とされた時刻範囲を示す第3時刻情報を生成し、
前記算出部は、前記第3時刻情報を用いて前記対象の音データの前記第1部分と前記第2部分とを特定する処理装置。 - 請求項5から7のいずれか一項に記載の処理装置において、
前記算出部は、複数の前記対象の音データの前記音量情報を算出し、
算出された前記複数の音量情報に基づいて異常呼吸音の音源の位置を推定する推定部をさらに備える処理装置。 - 請求項1に記載の処理装置と、
センサとを備え、
前記取得部は、前記センサで検出された音を示す前記音データを取得するシステム。 - 呼吸音を含む一以上の音データを取得する取得ステップと、
呼吸が行われていると推定される第1区間と複数の前記第1区間の間の第2区間との少なくとも一方を特定する区間特定ステップと、
対象の前記音データのうち前記第1区間に基づいて定められる第1部分と前記対象の音データのうち前記第2区間に基づいて定められる第2部分とを用いて、前記対象の音データの、呼吸音量を示す音量情報を算出する算出ステップとを含む処理方法。 - 請求項10に記載の処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
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