JP2001028201A - 光照射用面状発光装置および光照射式反応装置 - Google Patents
光照射用面状発光装置および光照射式反応装置Info
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- JP2001028201A JP2001028201A JP19952799A JP19952799A JP2001028201A JP 2001028201 A JP2001028201 A JP 2001028201A JP 19952799 A JP19952799 A JP 19952799A JP 19952799 A JP19952799 A JP 19952799A JP 2001028201 A JP2001028201 A JP 2001028201A
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- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 照射対象に対して均等に光を照射することが
でき、さらに、光照射対象の下側に特別なスペースを設
定する必要のない光照射用発光装置とこれに基づいた光
照射式反応装置を提供する。 【解決手段】 光源1から延長した光ケーブル2に、面
状に光を発する面状発光体3を接続し、この面状発光体
3をマグネチックスターラ4の上に載せる。面状発光体
3の上に下面が透明な反応槽5を載置することにより発
光体3から反応物7に対して均等に光を照射し、マグネ
チックスターラ4によって撹拌羽根8を回転させる。
でき、さらに、光照射対象の下側に特別なスペースを設
定する必要のない光照射用発光装置とこれに基づいた光
照射式反応装置を提供する。 【解決手段】 光源1から延長した光ケーブル2に、面
状に光を発する面状発光体3を接続し、この面状発光体
3をマグネチックスターラ4の上に載せる。面状発光体
3の上に下面が透明な反応槽5を載置することにより発
光体3から反応物7に対して均等に光を照射し、マグネ
チックスターラ4によって撹拌羽根8を回転させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光照射用面状発光
装置および光照射式反応装置に関し、特に、離れた位置
の反応槽等に対して均等に光を照射することのできる光
照射用面状発光装置とこれに基づいた光照射式反応装置
に関する。
装置および光照射式反応装置に関し、特に、離れた位置
の反応槽等に対して均等に光を照射することのできる光
照射用面状発光装置とこれに基づいた光照射式反応装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】離れた位置にある光反応性の反応物に光
を照射し、これによって光合成等の化学反応を行わせる
遠隔操作の光照射式反応装置が知られている。従来、こ
の種の反応装置としては、反応槽の近くに設置した電球
からレンズあるいはミラーを使用して光を集光し、これ
を反応物に照射する構成のもの、あるいは光源から光ケ
ーブルを反応槽まで延長して光ケーブルから光を照射す
る構成のものなどが使用されている。
を照射し、これによって光合成等の化学反応を行わせる
遠隔操作の光照射式反応装置が知られている。従来、こ
の種の反応装置としては、反応槽の近くに設置した電球
からレンズあるいはミラーを使用して光を集光し、これ
を反応物に照射する構成のもの、あるいは光源から光ケ
ーブルを反応槽まで延長して光ケーブルから光を照射す
る構成のものなどが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこれら
の光照射式反応装置によると、前者の場合、光源の大き
さの関係から、光を照射する位置が反応槽の斜め方向あ
るいは横方向に制約されることが多く、このため、反応
物に対して均等に光を照射することが難しい問題があ
る。
の光照射式反応装置によると、前者の場合、光源の大き
さの関係から、光を照射する位置が反応槽の斜め方向あ
るいは横方向に制約されることが多く、このため、反応
物に対して均等に光を照射することが難しい問題があ
る。
【0004】また、後者の場合には、光源がコンパクト
であるために照射方向の問題はないけれども、光の照射
が局部的となって不均一化する問題があり、さらには、
光を反応槽の下側から照射しようとするとき、反応槽の
下方に光ファイバを配線するためのスペースが必要とな
るため、撹拌機として磁力を利用して撹拌子を回転させ
る、いわゆるマグネチックスターラを使用することが難
しくなるという問題がある。
であるために照射方向の問題はないけれども、光の照射
が局部的となって不均一化する問題があり、さらには、
光を反応槽の下側から照射しようとするとき、反応槽の
下方に光ファイバを配線するためのスペースが必要とな
るため、撹拌機として磁力を利用して撹拌子を回転させ
る、いわゆるマグネチックスターラを使用することが難
しくなるという問題がある。
【0005】従って、本発明の目的は、照射対象に対し
て均等に光を照射することができ、さらに、光を照射す
る対象の下側に特別なスペースを設定する必要のない光
照射用面状発光装置とこれを使用した光照射式反応装置
を提供することにある。
て均等に光を照射することができ、さらに、光を照射す
る対象の下側に特別なスペースを設定する必要のない光
照射用面状発光装置とこれを使用した光照射式反応装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、光源から離れた位置の対象物に光を照射
する光照射用面状発光装置において、光源から延長され
た光ファイバと、前記光ファイバに接続されて前記光フ
ァイバから光を入射することにより面状に光を発する面
発光体を有することを特徴とする光照射用面状発光装置
を提供するものである。
達成するため、光源から離れた位置の対象物に光を照射
する光照射用面状発光装置において、光源から延長され
た光ファイバと、前記光ファイバに接続されて前記光フ
ァイバから光を入射することにより面状に光を発する面
発光体を有することを特徴とする光照射用面状発光装置
を提供するものである。
【0007】また、本発明は、上記の目的を達成するた
め、光を照射して反応を行わせる光照射式反応装置にお
いて、光源から延長された光ファイバと、前記光ファイ
バから光を送り込まれて面状に光を発する面発光体と、
前記面発光体の上に配置された下面が透明な反応槽を有
することを特徴とする光照射式反応装置を提供するもの
である。
め、光を照射して反応を行わせる光照射式反応装置にお
いて、光源から延長された光ファイバと、前記光ファイ
バから光を送り込まれて面状に光を発する面発光体と、
前記面発光体の上に配置された下面が透明な反応槽を有
することを特徴とする光照射式反応装置を提供するもの
である。
【0008】上記の反応槽としては、たとえば、ビーカ
をはじめとした下面が透明な種々の反応槽が使用され
る。反応槽に撹拌機構を設けることは可能であり、これ
には、マグネチックスターラ、あるいはモータを駆動源
とする撹拌機が使用される。
をはじめとした下面が透明な種々の反応槽が使用され
る。反応槽に撹拌機構を設けることは可能であり、これ
には、マグネチックスターラ、あるいはモータを駆動源
とする撹拌機が使用される。
【0009】本発明において特筆すべきことは、マグネ
チックスターラが使用可能な点である。光照射の光源と
して面状の発光体を使用するため、発光体を薄く構成す
ることができ、従って、この面状の発光体をマグネチッ
クスターラの上に載せれば、発光体の上の反応槽の中の
撹拌羽根を磁力によって作動させることが可能となる。
チックスターラが使用可能な点である。光照射の光源と
して面状の発光体を使用するため、発光体を薄く構成す
ることができ、従って、この面状の発光体をマグネチッ
クスターラの上に載せれば、発光体の上の反応槽の中の
撹拌羽根を磁力によって作動させることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明による光照射用面状
発光装置とこれを使用した光照射式反応装置の実施の形
態を説明する。図1において、1は光源、2は光源1か
ら延長され、光ファイバによって構成された光ケーブ
ル、3は光ケーブル2が接続された面状の発光体を示
し、その上方の全面から発光するように構成されてい
る。また、この発光体3の下面には、鏡面の反射物(図
示せず)が一体化されており、上面からの発光量を増加
させている。
発光装置とこれを使用した光照射式反応装置の実施の形
態を説明する。図1において、1は光源、2は光源1か
ら延長され、光ファイバによって構成された光ケーブ
ル、3は光ケーブル2が接続された面状の発光体を示
し、その上方の全面から発光するように構成されてい
る。また、この発光体3の下面には、鏡面の反射物(図
示せず)が一体化されており、上面からの発光量を増加
させている。
【0011】4は発光体3が載せられたマグネチックス
ターラ、5は発光体3の上に置かれた反応槽を示し、少
なくともその下面が透明に構成されており、上方には蓋
6が設けられている。7は反応槽5の中に収容された液
状の反応物、8は反応物7の中に入れられた撹拌子を示
し、マグネチックスターラ4からの磁力の作用によって
回転する。
ターラ、5は発光体3の上に置かれた反応槽を示し、少
なくともその下面が透明に構成されており、上方には蓋
6が設けられている。7は反応槽5の中に収容された液
状の反応物、8は反応物7の中に入れられた撹拌子を示
し、マグネチックスターラ4からの磁力の作用によって
回転する。
【0012】図2は、本発明の他の実施の形態を示した
もので、図1との違いは、撹拌機構としてマグネチック
スターラ4を使用する代わりに、モータを駆動源とする
撹拌機9を使用した点にある。10は撹拌機9の先端に
取り付けられた撹拌羽根を示す。
もので、図1との違いは、撹拌機構としてマグネチック
スターラ4を使用する代わりに、モータを駆動源とする
撹拌機9を使用した点にある。10は撹拌機9の先端に
取り付けられた撹拌羽根を示す。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明による光照射用面
状発光装置および光照射式反応装置によれば、光源から
延長された光ファイバに面状の発光体を接続し、この面
状の発光体の上に光照射対象を配置する構成としている
ため、照射対象の全体に対して均等に光を照射すること
ができ、従って、これを応用した光照射式反応装置を使
用すれば、均質な反応結果を得ることができる。
状発光装置および光照射式反応装置によれば、光源から
延長された光ファイバに面状の発光体を接続し、この面
状の発光体の上に光照射対象を配置する構成としている
ため、照射対象の全体に対して均等に光を照射すること
ができ、従って、これを応用した光照射式反応装置を使
用すれば、均質な反応結果を得ることができる。
【0014】また、面状の発光体を使用する結果、この
直下へのマグネチックスターラの設置と、これによる反
応槽内での撹拌子による磁気撹拌が可能となり、従っ
て、実用的な光照射式反応装置を提供することができ
る。
直下へのマグネチックスターラの設置と、これによる反
応槽内での撹拌子による磁気撹拌が可能となり、従っ
て、実用的な光照射式反応装置を提供することができ
る。
【図1】本発明による光照射式反応装置の実施の形態を
示す説明図。
示す説明図。
【図2】本発明による光照射式反応装置の他の実施の形
態を示す説明図。
態を示す説明図。
1 光源 2 光ケーブル 3 発光体(面状) 4 マグネチックスターラ 5 反応槽 7 反応物 8 撹拌子 9 撹拌機 10 撹拌羽根
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 正夫 茨城県水戸市文京2丁目1番1号 茨城大 学理学部内 Fターム(参考) 2H038 AA55 AA56 BA06 4B029 AA01 AA02 AA03 AA07 BB01 CC01 CC02 CC03 CC07 CC08 CC10 CC13 DB08 DF10 FA15 4G075 AA13 BA04 CA32 EB31 EC11 EE12 FB06 FC04
Claims (4)
- 【請求項1】光源から離れた位置の対象物に光を照射す
る光照射用面状発光装置において、 光源から延長された光ファイバと、 前記光ファイバに接続されて前記光ファイバから光を入
射することにより面状に光を発する面発光体を有するこ
とを特徴とする光照射用面状発光装置。 - 【請求項2】光を照射して反応を行わせる光照射式反応
装置において、 光源から延長された光ファイバと、 前記光ファイバから光を送り込まれて面状に光を発する
面発光体と、 前記面発光体の上に配置された下面が透明な反応槽を有
することを特徴とする光照射式反応装置。 - 【請求項3】前記面発光体は、マグネチックスターラの
上に載置されていることを特徴とする請求項2項記載の
光照射式反応装置。 - 【請求項4】前記反応槽は、その内部にモータ駆動の撹
拌羽根が挿入されていることを特徴とする請求項2項記
載の光照射式反応装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19952799A JP2001028201A (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 光照射用面状発光装置および光照射式反応装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19952799A JP2001028201A (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 光照射用面状発光装置および光照射式反応装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001028201A true JP2001028201A (ja) | 2001-01-30 |
Family
ID=16409325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19952799A Pending JP2001028201A (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 光照射用面状発光装置および光照射式反応装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001028201A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103566858A (zh) * | 2013-11-21 | 2014-02-12 | 中国计量学院 | 一种光催化反应实验装置 |
JP2017529236A (ja) * | 2014-07-25 | 2017-10-05 | 北京泊菲莱科技有限公司 | 光照射マルチサンプル並行反応装置 |
CN111486391A (zh) * | 2020-04-17 | 2020-08-04 | 杭州灿鹏能源科技有限公司 | 一种利用沼气照明的照明灯 |
-
1999
- 1999-07-13 JP JP19952799A patent/JP2001028201A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103566858A (zh) * | 2013-11-21 | 2014-02-12 | 中国计量学院 | 一种光催化反应实验装置 |
JP2017529236A (ja) * | 2014-07-25 | 2017-10-05 | 北京泊菲莱科技有限公司 | 光照射マルチサンプル並行反応装置 |
CN111486391A (zh) * | 2020-04-17 | 2020-08-04 | 杭州灿鹏能源科技有限公司 | 一种利用沼气照明的照明灯 |
CN111486391B (zh) * | 2020-04-17 | 2022-06-10 | 江苏浦亚照明科技股份有限公司 | 一种利用沼气照明的照明灯 |
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