JP2001027588A - 自動サンプリング装置 - Google Patents

自動サンプリング装置

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JP2001027588A
JP2001027588A JP11230819A JP23081999A JP2001027588A JP 2001027588 A JP2001027588 A JP 2001027588A JP 11230819 A JP11230819 A JP 11230819A JP 23081999 A JP23081999 A JP 23081999A JP 2001027588 A JP2001027588 A JP 2001027588A
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Kazumi Shima
一已 島
Osamu Okuda
修 奥田
Hiroaki Yoshino
弘明 吉野
Hisashi Kawada
久 川田
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Toyo Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サンプリングの品質管理の信頼性を高める方法
の提供にある。 【解決手段】タンクに設けたサンプル抜出部、サンプル
収納移送部、サンプル受取部及びサンプル収納移送部を
サンプル抜出部とサンプル受取部間で移動させる搬送部
とからなり、サンプル抜出部はタンクからサンプルを抜
き出すための抜出手段を有し、サンプル収納移送部は前
記抜出手段と接続・解除可能とされたサンプル保持手段
を有し、サンプル受取部は前記サンプル保持手段と接続
・解除可能とされた受取手段を有し、サンプル抜出部、
サンプル収納移送部、サンプル受取部はそれぞれ外部と
隔離可能とされ、サンプル収納移送部はサンプル抜出部
及びサンプル受取部間で互いに接続・解除可能とされ、
サンプル収納移送部とサンプル抜出部とが接続すること
により抜出手段を介してサンプル保持手段中にサンプル
を抜き出し、サンプル収納移送部とサンプル受取部とが
接続することにより受取手段を介してサンプル保持手段
中のサンプルを分析用容器内に受け取ることを特徴とす
る自動サンプリング装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】液体飲料を扱う工場での、製
品の自動サンプリング技術に関する。
【0002】
【従来技術】液体飲料、特にビールなどの生産において
は、生産途中及び最終製品の品質管理を行うために、タ
ンクなどから製品の一部を取り出して、化学分析及び官
能検査が行われている。特にビールでは発酵菌を扱うこ
ともあり、微生物の管理も必要とされる。またビールの
生産では熟成期間を要するため、どの時点で、どの程度
発酵が進んでいるかの管理も必要とされる。さらに、最
近の嗜好の変化により官能検査が特に重視される傾向に
ある。
【0003】従来のサンプリングは人手作業によって行
われている。作業員が、サンプリングコック11の口を
アルコール消毒、火炎滅菌を行い、サンプルコック11
を開けタンク10からコック11までの枝管内に滞留し
ていた分を排出する鼻切り作業を行った後に、持参した
サンプル瓶12に製品を採取する。(図4参照)このサ
ンプリング作業は、タンクのそばで行われるため、多く
の場合屋外作業となる。
【0004】このような従来の技術には、以下のような
問題がある。 (1)多くの場合、サンプリングコック11が屋外にあ
り、特別な養生をしていないので、大気に曝されてい
る。このため、空気中のほこり、ごみだけでなく、雑菌
がサンプリング口に付着する可能性がある。このため、
サンプリング前にアルコール消毒や火炎滅菌などを行っ
て清浄な状態にあることを確認する付加作業が必要とな
る。
【0005】(2)消毒、滅菌の作業が人手により行わ
れるので、消毒、滅菌の程度を管理する品質管理が難し
く、作業のばらつきが生じる。
【0006】(3)タンクからサンプリングコックまで
に滞留している製品があると、いわゆる鼻切りを行う必
要があるが、この判断および作業も人手によって行われ
ている。例えば鼻切り作業を終えるタイミングは、サン
プル採取者の感覚、例えば液温の変化を指に感じて終点
を決めていることが多いため、必ずしも一定ではなく、
このために、サンプリングの品質にばらつきがでること
がある。
【0007】(4)また、サンプルの個体判別のために
サンプル瓶にラベルを張り、それに作業員が所定のサン
プル番号を記入する事が行われているが、記入ミスが起
こりうる。
【0008】(5)また、ビール工場のように大型のタ
ンクが多数(数十基)あると、作業員がサンプリング作
業に追われること、広い敷地内でサンプルを分析室まで
持ち帰るための往復に時間を要することとなり、生産性
に問題を生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】サンプリング作業の品
質管理は、サンプルの信頼性を高める上での最重要課題
である。そのため、空気中の雑菌の影響を排除し、前述
したアルコール消毒・滅菌、火炎滅菌、鼻切り作業など
を自動化し、標準化し、サンプルを採取する際の個人差
をなくし、常に一定の品質レベルが保たれる必要があ
る。同時にサンプルの誤認を防止することが必要であ
る。さらに、作業員のサンプリングに要する時間を短縮
し、作業員の負担を軽減し、生産性の向上をはかる。本
願発明は上記従来技術に伴う問題点を解決する手段の提
供にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明は、(1)タン
クに設けたサンプル抜出部、サンプル収納移送部、サン
プル受取部及びサンプル収納移送部をサンプル抜出部と
サンプル受取部間で移動させる搬送部とからなり、サン
プル抜出部はタンクからサンプルを抜き出すための抜出
手段を有し、サンプル収納移送部は前記抜出手段と接続
・解除可能とされたサンプル保持手段を有し、サンプル
受取部は前記サンプル保持手段と接続・解除可能とされ
た受取手段を有し、サンプル抜出部、サンプル収納移送
部、サンプル受取部はそれぞれ外部と隔離可能とされ、
サンプル収納移送部はサンプル抜出部及びサンプル受取
部間で互いに接続・解除可能とされ、サンプル収納移送
部とサンプル抜出部とが接続することにより前記抜出手
段を介してサンプル保持手段中にサンプルを抜き出し、
サンプル収納移送部とサンプル受取部とが接続すること
により前記受取手段を介してサンプル保持手段中のサン
プルを分析用容器内に受け取ることを特徴とする自動サ
ンプリング装置及び、(2)上記(1)記載の自動サン
プリング装置において、サンプル抜出部、サンプル収納
移送部はそれぞれ隔離された区画内部を陽圧に保つ手段
を有し、サンプル受取部はサンプル収納移送部と接続す
る部分に洗浄手段を設けたことを特徴とする自動サンプ
リング装置、及び(3)上記(1)記載の自動サンプリ
ング装置において、サンプル収納移送部にサンプル保持
手段とサンプル抜出手段との接続部を滅菌する手段を設
けたことを特徴とする自動サンプリング装置及び(4)
上記(1)記載の自動サンプリング装置において、サン
プル抜出部にサンプル収納移送部を確認するためのID
認識装置を設けたことを特徴とする自動サンプリング装
置及び、(5)上記(3)記載の自動サンプリング装置
において、サンプル収納移送部に滅菌手段の動作を確認
するためのテレビカメラを設けたことを特徴とする自動
サンプリング装置、である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明を図を用いて更に詳細
に説明する。図3は本願発明の、自動サンプリング装置
の全体を示す一例図である。図1は、自動サンプリング
装置の主要部であるサンプル抜出部100とサンプル収
納移送部200とを示す一例図である。図2は自動サン
プリング装置のサンプル収納移送部200とサンプル受
取部300とを示す一例図である。図3に示す通り、本
自動サンプリング装置は、サンプル抜出部100、サン
プル収納移送部200、サンプル受取部300及びサン
プル収納移送部を搬送する搬送部400からなる。
【0012】以下図1を用いて説明する。 1.サンプル抜出部100 サンプル抜出部100はタンクからサンプルを抜き出す
ためのサンプル抜出手段である。そのサンプル抜出手段
の構成は、サンプル抜き出しライン102と鼻切りライ
ン116とからなる。サンプル抜き出しライン102
は、タンク101につながる枝管、オンオフ弁114及
びその端部に設けたコネクター112からなる。鼻切り
ライン116は、コネクター113、オンオフ弁115
及びセンサー117からなり、他端はドレーンに通じて
いる。センサーはビール工場等では温度センサーが適当
なセンサーとして使用される。センサーは温度センサー
に限らず、サンプルの種類に応じて流量計等、鼻切り作
業の終点を適切に決定あるいは検知できるものであれば
使用可能である。
【0013】サンプル抜出しライン102のコネクター
112、鼻切りライン116のコネクター113は外部
と隔離するため閉じた収納容器110内に納められてい
る。収納容器110は後述するサンプル収納移送部と接
続する側に開閉自在で気密性を有する開閉ドア118
と、この収納容器110内を陽圧にするために、HEP
Aフィルター121と換気ファン122が設けられてい
る。
【0014】上記構成を有するサンプル抜出部100が
各タンクごとに設けられている。収納容器110には後
述するサンプルチューブ211を認識するためのID認
識装置119を設けることが好ましい。
【0015】2.サンプル収納移送部200 サンプル収納移送部200はサンプル抜出部100から
サンプルを採取し、サンプル受取部300まで移送する
ためのものである。サンプル収納移送部200は、サン
プル保持手段、駆動手段、収納容器及び搬送部との接続
部から構成される。
【0016】サンプル保持手段は、サンプルチューブ2
11、その両端に設けられたコネクター212、213
からなる。コネクター212、213はサンプル抜出部
100のコネクター112、113と接続、解除可能と
される。サンプルチューブ211にサンプルを導入する
際に、サンプルチューブ211内の空気を完全に排除す
るために、ピストンフローを実現する必要がある。この
ために、サンプルチューブ211は1本ものとすること
が望ましく、ピストンフローを実現しうる形状であれ
ば、その形状はいかなるものであってもよい。また、サ
ンプルを保持するためサンプルチューブのコネクター2
12、213は内弁付きとするのが好ましい。図1に示
すように、逆U字状になっているのは、タンク側接続部
100のコネクター112、113との接続をサンプル
チューブ211を押し下げて行わせるためである。サン
プルチューブ211には認識用ID214が取り付けら
れるのが好ましい。
【0017】駆動手段は、押し下げ装置216を介し
て、サンプルチューブ211を上下に駆動し、サンプル
チューブ211の両端に設けたコネクター212、21
3とタンク側接続部のコネクター112、113を接
続、解除するために使用される。押し下げ装置216は
サンプルチューブ211の適切な位置(図1では上部)
に設けられる。サンプルチューブ211を押し下げ装置
216に連結するためのサンプルチューブ取り付け部2
15が設けられる。駆動手段の動力は、空気シリンダ
ー、電動などが適宜使用される。
【0018】サンプル保持手段、駆動手段は、外気と隔
離する閉じた収納容器210内に納められている。収納
容器210にはサンプル抜出部100の開閉ドア118
と対向する側に開閉自在で気密性を有する開閉ドア21
8が設けられ、開閉ドア218はサンプルチュープ21
1が押し下げられる際に開となり、サンプルチューブ2
11が初期の位置に戻るときに閉となるように、バネ駆
動の開閉機構を有すのが好ましい。開閉ドア118と開
閉ドア218は連動して開閉動作を行う。この収納容器
210内を陽圧にするために,HEPAフィルター22
1と換気ファン222が設けられている。
【0019】収納容器210には、サンプルチューブ2
11のコネクター212、213をサンプル抜出部10
0のコネクター112、113と接続する直前にその接
続面を消毒、滅菌するためアルコールを噴霧する滅菌装
置217を設けることが好ましい。必要により、火炎滅
菌をするための装置を組み込んでもよい。滅菌操作が適
切に行われたことを確認するため、テレビカメラ219
を設け、リアルタイムで遠隔位置にある操作室に送り、
作業員が確認できるようにしておくことが好ましい。こ
の収納容器210は、搬送部400と接続するため接続
部220を有する。接続部220は収納容器の一面(図
1では上部)に設けられ、搬送設備430と、吊り下げ
装置431を介して連結している。
【0020】3.サンプル受取部300 以下図2を用いて説明する。サンプル受取部300は、
収納容器部210に収納され搬送されてきたサンプルを
受け取り、分析に供するためのものである。サンプル抜
出部300は全体がクリーンルーム内に設けられ、自動
エアーロックシステム310、搬送部の終点、始点であ
るステーション、サンプルチューブ内に収納されたサン
プルを分析用容器に払い出すためのコネクター312、
313から構成される。
【0021】自動エアーロックシステム310は、搬送
装置430によって収納容器210が外部からクリーン
ルーム内に持ち込まれる際に、洗浄・清浄化するための
ものである。
【0022】搬送部の終点・始点であるステーションが
設けられる。同ステーションはコネクター312、31
3が設備される。コネクター312は、オンオフ弁31
7、315を介してCIPライン303及び無菌エアー
ライン302につながっている。コネクター313は、
オンオフ弁314を介して、開放管316につながって
いる。開放管316の下部には通常複数個のサンプル瓶
320が例えばコンベア321上にセットされており、
サンプル瓶はパスボックス322を経由して化学分析室
内に移送され、分析に供される。
【0023】サンプルチューブの認識確認のため、ID
認識装置319をステーション内のコネクター312、
313近傍に設けるのが好ましい。
【0024】収納容器210がクリーンルーム内のコネ
クター312、313に対応する位置に搬送される。引
き続き、収納容器210内の押し下げ装置216により
サンプルチューブ211を押し下げる。(このとき収納
容器210の開閉ドア218は押し下げにて自動的に開
く。)サンプルチューブ211の両端に設けられたコネ
クター212、213とコネクター312、313が接
続され無菌エアーの導入により、サンプルチューブ内の
サンプルがサンプル瓶320中に払い出される。
【0025】4.搬送部400 搬送部400は、収納容器210をサンプル抜出部10
0からサンプルをサンプル受取部300まで搬送するた
めのものである(図3を参照)。搬送部400は、搬送
車430と搬送路440からなり、搬送車430は、サ
ンプルチューブ211が収納された収納容器210を釣
り下げるための吊り下げ装置431及び収納容器210
との連結部位420から構成される。搬送車430は自
走式とし、搬送路440から電力の供給と信号の授受が
可能とされるのが好ましい。また情報の伝達は無線で行
ってもよい。搬送車430内部には、所要のタンク位置
で停止し、収納容器210を必要な位置に上げ下げする
吊り下げ装置431の操作を行うための制御装置(例え
ばプログラマブルコントローラなど)が設けられてい
る。
【0026】以下、本発明の自動サンプリング装置の使
用方法に付き説明する。サンプルチューブ211を収納
した収納容器210は、上位コンピュータの指令に従い
クリーンルーム内のステーションから搬送装置430に
よって指定されたタンク側に移動する。この指令は、搬
送路経由でも、無線によってもよい。
【0027】収納容器210はタンク側の収納容器11
0と結合するために吊り下げ装置431を用いて、その
位置を下げられる。両収納容器110、210とが結合
された後、収納容器210の押し下げ装置216により
サンプルチューブ211はタンク側の収納容器110内
に押し下げられる。この際に、両収納容器にある開閉ド
ア118と218は自動的に開かれる。
【0028】押し下げられたサンプルチューブ211に
は、認識用ID214が取り付けられており、収納容器
110に設けられたID認識装置119により、サンプ
ルチューブ自体の認識確認が行われると同時に、コネク
ター212、213と収納容器110に設けられたコネ
クター112、113とが結合する。この結合により、
サンプルの受け入れ準備が完了する。
【0029】必要に応じて、滅菌装置217によってコ
ネクター部分のアルコール滅菌、火炎滅菌等を行う。こ
の作業は接続前に行うことができる。
【0030】コネクターが互いに接続されたら、タンク
側のオンオフ弁114が開とされ、タンク内の液がサン
プルチューブ211内に流入してくる。最初に流入する
製品は、タンクのサンプルライン内に放置されていたも
のであり、鼻切りをする必要がある。この鼻切りの終点
は、コネクター113の下流に設けた温度センサー11
7によって流れてくる製品の温度変化で検知することが
できる。
【0031】即ち、サンプルライン102の枝管内にあ
った製品に比べて、タンク内の製品は一般に温度が低
い。例えば、ビール工場ではタンク自体を保冷している
ため、タンク内の製品温度は数度という低温になってい
る。この低温を感知し、タンク内の製品に置き換わった
ことを検出してから、所定時間経過後に、タンク側接続
部のオンオフ弁114、115を閉とする。この操作で
サンプリングは完了する。
【0032】押し下げ動作を逆に行って、サンプルチュ
ーブ211は接続を解除され、収納容器210に収納さ
れる。これらの一連の作業は、外気と遮断された陽圧下
で行われるので、外気の影響を受けることはない。その
後、搬送車430は、収納容器210を搬送して、クリ
ーンルーム内のステーションに帰還する。そこでは、自
動エアーロック310を経由しているため、収納容器外
側についての外気の汚れなどは排除される。
【0033】クリーンルーム内では、収納容器210の
押し下げ装置216により、再度サンプルチューブが押
し下げられる。クリーンルーム内のコネクター312、
313と結合される。同時にID認識装置319を用い
てサンプルチューブ211の認識用ID214の確認を
行う。
【0034】その後、無菌エアーライン302のオンオ
フ弁315を開いて、空気圧にてサンプルチューブ21
1内部のサンプルをサンプルビン320に払い出す。こ
れらは自動で行うことができる。サンプルビンは、人手
又は自動で蓋を閉められ、パスボックス322経由で化
学分析室に導入される。
【0035】サンプルを排出した後のサンプルチューブ
211は、洗浄および滅菌にかけられる。このため、C
IPライン303から洗浄液が導入される。洗浄液は適
宜排出される。必要に応じてサンプルチューブ211は
オートクレー部などに送り込まれ、滅菌される。
【0036】
【発明の効果】本願発明は、サンプル抜出部、サンプル
収納移送部、サンプル受取部ともに外気と遮断され、サ
ンプルチューブを内臓するサンプル収納移送部は密閉可
能な開閉ドアーを介してサンプル抜出部とサンプル受取
部間でサンプルの授受を行うため、外部から雑菌の入ら
ない状態でのサンプルの授受、分析が可能となる。サン
プリングに伴う消毒滅菌、鼻切り作業などのサンプル採
取作業が自動で行われるため、一定の品質を保ったサン
プリングが可能となる。ID認識が自動で行われるの
で、サンプル管理が容易になる。サンプル採取に伴う作
業が全て自動で行われるため、生産性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の、自動サンプリング装置のタンクが
接続部、サンプル収納移送部の一例を示す図である。
【図2】本願発明の、自動サンプリング装置のサンプル
抜出し部の一例を示す図である。
【図3】本願発明の、自動サンプリング装置の全体像を
示す図の一例である。
【図4】従来のサンプリング方法を示す図である。
【符号の説明】
100 サンプル抜出部 110 収納容器 101 タンク 102 サンプルライン 112、113 コネクター 114、115 オンオフ弁 116 ドレーンライン 117 温度センサー 118 開閉ドアー 119 ID認識装置 121 HEPAフィルター 122 換気ファン 200 サンプルチューブ収納移送部 210 収納容器 211 サンプルチューブ 212、213 コネクター 214 認識用ID 215 サンプルチューブ取り付け部 216 押し下げ装置 217 滅菌装置 218 開閉ドアー 219 テレビカメラ 220 連結部位 221 HEPAフィルター 222 換気ファン 300 サンプル受取部 310 自動エアーロックシステム 302 無菌エアーライン 303 CIPライン 312、313 コネクター 314、315、317オンオフ弁 316 開放管 319 ID認識装置 320 サンプルビン 321 コンベア 322 パスボックス 400 搬送部 420 連結部位 430 搬送車 431 吊り下げ装置 440 搬送路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンクに設けたサンプル抜出部、サンプル
    収納移送部、サンプル受取部及びサンブル収納移送部を
    サンプル抜出部とサンプル受取部間で移動させる搬送部
    とからなり、サンプル抜出部はタンクからサンプルを抜
    き出すための抜出手段を有し、サンプル収納移送部は前
    記抜出手段と接続・解除可能とされたサンプル保持手段
    を有し、サンプル受取部は前記サンプル保持手段と接続
    ・解除可能とされた受取手段を有し、サンプル抜出部、
    サンプル収納移送部、サンプル受取部はそれぞれ外部と
    隔離可能とされ、サンプル収納移送部はサンプル抜出部
    及びサンプル受取部間で互いに接続・解除可能とされ、
    サンプル収納移送部とサンプル抜出部とが接続すること
    により前記抜出手段を介してサンプル保持手段中にサン
    プルを抜き出し、サンプル収納移送部とサンプル受取部
    とが接続することにより前記受取手段を介してサンプル
    保持手段中のサンプルを分析用容器内に受け取ることを
    特徴とする自動サンプリング装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自動サンプリング装置にお
    いて、サンプル抜出部、サンプル収納移送部はそれぞれ
    隔離された区画内部を陽圧に保つ手段を有し、サンプル
    受取部はサンプル収納移送部と接続する部分に洗浄手段
    を設けたことを特徴とする自動サンプリング装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の自動サンプリング装置にお
    いて、サンプル収納移送部にサンプル保持手段とサンプ
    ル抜出手段との接続部を滅菌する手段を設けたことを特
    徴とする自動サンプリング装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の自動サンプリング装置にお
    いて、サンプル抜出部にサンプル収納移送部を確認する
    ためのID認識装置を設けたことを特徴とする自動サン
    プリング装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の自動サンプリング装置にお
    いて、サンプル収納移送部に滅菌手段の動作を確認する
    ためのテレビカメラを設けたことを特徴とする自動サン
    プリング装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4833341B2 (ja) * 2006-12-16 2011-12-07 ゲーウーアー ブルアリー システムズ ゲーエムベーハー 洗浄流体を供給するためのパイプシステムと相互に接続された貯蔵タンクシステムにおける自動サンプリング装置および方法

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