JP2001024798A - 着信通知システム - Google Patents

着信通知システム

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JP2001024798A
JP2001024798A JP19695399A JP19695399A JP2001024798A JP 2001024798 A JP2001024798 A JP 2001024798A JP 19695399 A JP19695399 A JP 19695399A JP 19695399 A JP19695399 A JP 19695399A JP 2001024798 A JP2001024798 A JP 2001024798A
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Tetsuji Adachi
鉄治 足立
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓄積されたメッセージの蓄積者に対して、過
剰なトラフィックを回避するとともに、簡素な操作で発
信することができる着信通知システムを提供する。 【解決手段】 ネットワーク40に接続された発信元で
ある蓄積者端末41から着信先である加入者端末42へ
のメッセージを蓄積し、着信先の加入者端末42に着信
通知を行うメッセージ蓄積装置43を備える。メッセー
ジ蓄積装置43とネットワーク40との間に、着信通知
を所定の汎用記述言語で記述され、加入者端末42の表
示部で表示される着信通知と発信元のIDで識別される
蓄積者端末43への発信指示機能とを関連付ける着信通
知情報に変換するゲートウェイ装置44を配置する。加
入者端末42でゲートウェイ装置44からこの着信通知
情報を閲覧するブラウザを実行する。加入者は、ブラウ
ザ上で表示された着信通知の表示部分を選択することに
より、直接発信元との間の通信路を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は着信通知システムに
係わり、詳細にはボイスメールシステム等のメッセージ
蓄積装置にメッセージが蓄積された場合にその着信を通
知する着信通知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の着信通知システムは、着信
先が不在の場合、発信元から着信先の相手に伝えたいメ
ッセージを蓄積するメッセージ蓄積装置を備えるととも
に、着信があった旨を着信先に通知する。このような着
信通知システムによれば、発信元は何度も着信先を呼び
出す必要がなくなり、着信先は自発的に自分宛の着信が
あったかどうかを確認する必要がなくなる。
【0003】図10はこのような従来の第1の着信通知
システムの構成の概要を表わしたものである。この第1
の着信通知システムでは、ネットワーク10を介して蓄
積者端末11と加入者端末12とメッセージ蓄積装置1
3とが接続されている。加入者端末12は、発光ダイオ
ード(Light Emitting Diode:以下、LEDと略す。)
14を有しており、自端末への着信があったことをその
発光により加入者に通知することができるようになって
いる。
【0004】ここで、蓄積者端末11から加入者端末1
2に対する発信により呼び出しを行ったとき、加入者端
末12が留守であったり、あるいは予め加入者端末12
宛ての着信に対して留守録設定がされていたり、あるい
は加入者端末12が携帯電話の場合に電源が切られてい
る等の場合には、蓄積者端末11はネットワーク10を
介して予め着信先が応答できないときの接続先として決
められているメッセージ蓄積装置13と接続される。蓄
積者端末11からは、メッセージ蓄積装置13から送出
されるガイダンスにしたがって、着信先である加入者端
末12宛てのメッセージをメッセージ蓄積装置13に蓄
積させることができる(蓄積15)。メッセージ蓄積装
置13は、そのメッセージの蓄積が完了すると、ネット
ワーク10を介して本来の着信先である加入者端末12
に対して、加入者端末12宛ての着信があった旨の通知
を行う(着信通知16)。加入者端末12は、その着信
通知16を受信したとき、LED14によるLED表示
により、自端末宛てに着信があったことを加入者に通知
することができるようになっている。この加入者への通
知方法としては、このLED表示の他に文字表示等でも
行われることがある。着信があったことを通知された加
入者は、加入者端末12からメッセージ蓄積装置13へ
通信路を接続して(確認17)、蓄積者端末11から蓄
積されたメッセージ内容を取得する。通常、メッセージ
内容を取得した加入者端末12の加入者は、そのメッセ
ージの内容により蓄積者である発信元を確認することが
できるので、メッセージ蓄積装置13との通信路を切断
した後、確認した蓄積者宛てに発信して通話する(発信
18)ことが多い。
【0005】図11は従来の第2の着信通知システムの
構成の概要を表わしたものである。この第2の着信通知
システムでは、ネットワーク20を介して蓄積者端末2
1と加入者端末22とメッセージ蓄積装置23とが接続
されている。加入者端末22は、自端末への着信があっ
たことをその発信元の電話番号の表示により加入者に通
知する番号表示部24を有している。
【0006】ここで、蓄積者端末21から加入者端末2
2に対する発信により呼び出しを行ったとき、加入者端
末22が留守であったり、あるいは予め加入者端末22
宛ての着信に対して留守録設定がされていたり、あるい
は加入者端末22が携帯電話の場合に電源が切られてい
る等の場合には、蓄積者端末21はネットワーク20を
介して予め着信先が応答できないときの接続先として決
められているメッセージ蓄積装置23と接続される。蓄
積者端末21からは、メッセージ蓄積装置23から送出
されるガイダンスにしたがって、着信先である加入者端
末22宛てのメッセージをメッセージ蓄積装置23に蓄
積させることができる(蓄積25)。メッセージ蓄積装
置23は、そのメッセージの蓄積が完了すると、ネット
ワーク20を介して本来の着信先である加入者端末22
に対して着信があった旨の通知を行う(着信通知2
6)。その際、蓄積者端末21からのメッセージ蓄積時
に取得した蓄積者端末の電話番号をこの着信通知に付与
する。加入者端末22は、その着信通知26を受信した
とき、番号表示部24で発信元の電話番号を表示すると
ともに、自端末宛ての着信があったことを加入者に通知
することができるようになっている。着信があった旨が
通知された加入者は、番号表示部24に表示された発信
元の電話番号を確認して、発信元である蓄積者宛てに発
信して通話する(発信27)。
【0007】図12は従来の第3の着信通知システムの
構成の概要を表わしたものである。この第3の着信通知
システムでは、ネットワーク30を介して蓄積者端末3
1と加入者端末32とメッセージ蓄積装置33とが接続
されている。加入者端末32は、発信指示部34を有し
ており、加入者は加入者端末32への着信があったこと
を通知されたとき、発信指示部34によりその発信元へ
の通信路の接続を指示することができるようになってい
る。
【0008】ここで、蓄積者端末31から加入者端末3
2に対する発信により呼び出しを行ったとき、加入者端
末32が留守であったり、あるいは予め加入者端末32
に対して留守録設定がされていたり、あるいは加入者端
末32が携帯電話の場合に電源が切られている等の場合
には、蓄積者端末31はネットワーク30を介して予め
着信先が応答できないときの接続先として決められてい
るメッセージ蓄積装置33と接続される。蓄積者端末3
1からは、メッセージ蓄積装置33から送出されるガイ
ダンスにしたがって、着信先である加入者端末32宛て
のメッセージをメッセージ蓄積装置33に蓄積させるこ
とができる(蓄積35)。メッセージ蓄積装置33は、
そのメッセージの蓄積が完了すると、ネットワーク30
を介して本来の着信先である加入者端末32に対して着
信があった旨の通知を行う(着信通知36)。加入者端
末32は、その着信通知36を受信したとき、図示しな
いLED等によりその旨を加入者に通知することができ
るようになっている。着信があった旨が通知された加入
者は、発信指示部34によりその発信元への通信路の接
続指示を行う(接続指示37)。この接続指示は、一旦
メッセージ蓄積装置33で受信される。メッセージ蓄積
装置33は、接続指示37を受信すると、加入者端末3
2への回線と蓄積者端末31への回線とを接続するとと
もに、蓄積者端末31へ発信38を行って、自動的に加
入者端末32と蓄積者端末31との間の通信路を接続す
る。
【0009】また、この他にもローカルエリアネットワ
ーク(Local Area Network:LAN)と加入者網との境
界にゲートウェイ装置を配置することで、電子メールと
ボイスメールとの交換を可能にする技術が特開平9−9
3287号公報「ゲートウェイ装置」に開示されてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図10に
示した従来の着信通知システムは、加入者は発信元を特
定するために一旦メッセージ蓄積装置13に接続し、蓄
積されたメッセージ内容を確認する必要がある。蓄積で
きるメッセージの情報量に制限があるため、一般的には
発信元は着信先に対して電話をかけてくれるように依頼
する旨のメッセージを蓄積させることが多い。したがっ
て、着信先はメッセージ蓄積装置にメッセージが蓄積さ
れると、蓄積内容を確認後、メッセージの蓄積者である
発信元に対して電話をかけなおすことになる。すなわ
ち、加入者がメッセージの確認後、発信元に発信して通
話することにより、発信元を確認するための手間と確認
接続のためだけの余分な通話料を要する。特に確認した
発信元の相手に対して発信する必要がないと判明したと
きは、この手間と通話料は全くの無駄となる。また、確
認した発信元に対して発信するときに、発信元である蓄
積者端末11の電話番号が短縮ダイヤルなどに登録され
ていない場合には、電話番号を控え、ボタンなどで入力
して発信するという面倒な操作が必要となる。
【0011】さらに図11に示した従来の着信通知シス
テムでは、加入者からメッセージを確認する必要がなく
なるが、この場合も蓄積者端末21の電話番号が短縮ダ
イヤルなどに登録されていない場合には、発信元である
蓄積者端末21の電話番号を控え、ボタンなどで入力し
て発信するという面倒な操作が必要となる。また、ネッ
トワークの公知の発信者番号通知機能により通知された
電話番号に対してワンタッチで発信することができる端
末もあるが、着信通知はメッセージ蓄積装置23や交換
機など蓄積者以外から発信されるものであるため、蓄積
者の電話番号を発信者番号として通知することができ
ず、蓄積者へのワンタッチ発信としては利用することが
できないという問題がある。
【0012】さらにまた図12に示した従来の着信通知
システムでは、蓄積者を特定するためにメッセージ蓄積
装置33に一旦接続する必要がある。そして、これを受
けたメッセージ蓄積装置33は、蓄積者端末21に対し
て発信する。このように、ネットワーク全体からみたト
ラフィックの無駄が多く、将来的にトラフィックの輻輳
が問題になって提供するサービスの質を低下させる可能
性もある。
【0013】更に特開平9−93287号公報に開示さ
れた着信通知システムに関する技術では、電子メールや
ボイスメールの変換により異なるネットワーク間のメー
ルサービスを可能にする技術であり、メッセージの着信
先から発信元に対して、簡素な操作で通信路を接続する
技術については開示も示唆もされていない。
【0014】このように従来の着信通知システムでは、
メッセージの蓄積者に対して発信する場合に、過剰なト
ラフィックと、操作上の煩雑さという問題があった。
【0015】そこで本発明の目的は、例えばボイスメー
ルシステムなどのメッセージ蓄積装置に蓄積されたメッ
セージの蓄積者に対して、過剰なトラフィックを回避す
るとともに、簡素な操作で発信することができる着信通
知システムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)送信先宛ての情報を送出する第1の端末と、
(ロ)この第1の端末から送出された送信先宛ての情報
を蓄積するとともに送信先に第1の端末固有の識別情報
を付加した着信通知を送出する情報蓄積手段と、(ハ)
この情報蓄積手段によって送出された着信通知からこれ
と第1の端末固有の識別情報とを関連付けた着信通知情
報を生成する着信通知情報生成手段と、(ニ)この着信
通知情報生成手段によって生成された着信通知情報に基
づいて着信通知を行う通知手段と、この通知手段によっ
て通知された着信通知に応答するか否かを選択するため
の選択手段と、この選択手段により着信通知に応答する
と選択されたとき着信通知に関連付けられた識別情報に
よって識別される第1の端末宛てに発信して通信路を確
立する発信手段とを備える第2の端末とを着信通知シス
テムに具備させる。
【0017】すなわち請求項1記載の発明では、第1の
端末から送信先である第2の端末宛てに送出された情報
を情報蓄積手段に蓄積するとともに、送信先である第2
の端末宛てに送信元である第1の端末固有の識別情報を
付加した着信通知を送出するようにした。着信通知情報
生成手段において、この着信通知と第1の端末固有の識
別情報とを関連付けた着信通知情報が生成される。この
着信通知情報を受信した第2の端末は、通知手段により
着信通知を行うとともに、選択手段でこの着信に応答す
るか否かを選択させる。そして、選択手段で着信に応答
すると選択されたときには、受信した着信通知に関連付
けられた識別情報で識別される第1の端末宛てに直接発
信して通信路を確立するようにした。
【0018】請求項2記載の発明では、(イ)送信先宛
ての情報を送出する第1の端末と、(ロ)この第1の端
末から送出された送信先宛ての情報を蓄積するとともに
送信先に第1の端末固有の識別情報を付加した着信通知
を送出する情報蓄積手段と、(ハ)この情報蓄積手段に
よって送出された着信通知から所定の汎用記述言語で記
述され着信通知の旨を表示する表示文字列あるいはこの
表示部分と第1の端末固有の識別情報とを関連付けた着
信通知情報を生成する着信通知情報生成手段と、(ニ)
この着信通知情報生成手段によって生成された着信通知
情報に基づいて着信通知の旨の表示文字列を表示する表
示手段と、この表示手段によって表示された表示文字列
あるいは表示部分を選択するための選択手段と、この選
択手段により表示文字列あるいは表示部分が選択された
とき着信通知に関連付けられた識別情報によって識別さ
れる第1の端末宛てに発信して通信路を確立する発信手
段とを備える第2の端末とを着信通知システムに具備さ
せる。
【0019】すなわち請求項2記載の発明では、第1の
端末から送信先である第2の端末宛てに送出された情報
を情報蓄積手段に蓄積するとともに、送信先である第2
の端末宛てに送信元である第1の端末固有の識別情報を
付加した着信通知を送出するようにした。着信通知情報
生成手段において、この着信通知から、着信通知の旨を
表示する表示文字列あるいはこの表示部分と第1の端末
固有の識別情報とを関連付けた、所定の汎用記述言語で
記述される着信通知情報を生成するようにした。この着
信通知情報を受信した第2の端末は、表示手段により着
信通知の旨を表示させるとともに、この表示文字列ある
いは表示部分を選択手段により選択させることによっ
て、発信手段により着信通知の旨の表示文字列あるいは
表示部分に関連付けられた識別情報で識別される第1の
端末宛てに直接発信して通信路を確立するようにした。
【0020】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
着信通知システムで、汎用記述言語はエクステンシブル
・マークアップ言語あるいはハイパーテキスト・マーク
アップ言語などの汎用記述言語であり、発信手段は予め
言語を閲覧するためのブラウザ上で選択手段によって選
択されている着信通知の旨の表示文字列にハイパーリン
クされている識別情報によって識別される第1の端末宛
てに発信することを特徴としている。
【0021】すなわち請求項3記載の発明では、第2の
端末で予め汎用記述言語としてのエクステンシブル・マ
ークアップ言語あるいはハイパーテキスト・マークアッ
プ言語などで記述された着信通知情報を閲覧するための
ブラウザを実行させておき、このブラウザ上で選択手段
により選択されている着信通知の旨の表示文字列にハイ
パーリンクされている識別情報によって識別される第1
の端末宛てに発信するようにした。
【0022】また、請求項3記載の発明では、エクステ
ンシブル・マークアップ言語あるいはハイパーテキスト
・マークアップ言語など、より一般に普及している記述
言語により着信通知情報を記述すれば、より普及してい
る一般家庭のパーソナルコンピュータや情報携帯端末宛
ての着信通知にも適用することができる。
【0023】請求項4記載の発明では、請求項2記載の
着信通知システムで、第2の端末は着信通知情報生成手
段によって生成された着信通知情報に基づいて着信通知
の旨の表示文字列を表示する表示手段と、この表示手段
によって表示された着信通知に応答するか否かを選択す
るための選択手段と、この選択手段により着信通知に応
答すると選択されたとき着信通知に関連付けられた識別
情報によって識別される第1の端末宛てに発信して通信
路を確立する発信手段とを備えていることを特徴として
いる。
【0024】すなわち請求項4記載の発明では、汎用記
述言語で記述された着信通知情報に基づいて着信通知の
みを表示させ、発信は選択手段で応答すると選択したと
きのみにしたので、従来のように蓄積先に一旦接続して
蓄積者を確認し、さらに蓄積者端末の識別情報を控えて
から入力するといった手間を省略することができるの
で、ユーザインタフェースに優れたシステムを提供する
ことができるようになる。
【0025】請求項5記載の発明では、請求項2〜請求
項4記載の着信通知システムで、表示手段は着信通知と
ともに第1の端末の識別情報を表示させることを特徴と
している。
【0026】すなわち請求項5記載の発明では、送信元
の識別情報をも表示させるようにしたので、従来のよう
に蓄積先に一旦接続して蓄積者を確認し、さらに蓄積者
端末の識別情報を控えてから入力するといった手間を省
略することができるばかりでなく、応答の要否を表示の
みで判断することができるようになる。
【0027】
【発明の実施の形態】
【0028】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0029】図1は本発明の一実施例における着信通知
システムの構成の概要を表わしたものである。本実施例
における着信通知システムは、ネットワーク40を介し
て、蓄積者端末41と、加入者端末42と、メッセージ
蓄積装置43とが接続されている。さらに、ゲートウェ
イ装置44が、ネットワーク40とメッセージ蓄積装置
43との間に挿入されている。すなわちネットワーク4
0は、蓄積者端末41と、加入者端末42と、メッセー
ジ蓄積装置43と、ゲートウェイ装置44との間でイン
ターワーク可能なネットワークを構成している。以下で
は、ネットワーク40を介して蓄積者端末41から加入
者端末42に対して発信するものとして説明する。
【0030】このような構成の着信通知システムにおい
て、ネットワーク40は、これら各装置あるいは端末間
相互に通信路を接続することができるようになってい
る。またネットワーク40は、蓄積者端末41から加入
者端末42に対する発信により呼び出しを行ったとき、
加入者端末42が留守であったり、あるいは予め加入者
端末42への着信に対して留守録設定がされていたり、
あるいは加入者端末42が携帯電話であってその電源が
切られている等の場合に、蓄積者端末41からのメッセ
ージを蓄積させるように機能する。すなわち、蓄積者端
末41は、着信先の加入者端末42との間に通信路の接
続ができない場合に接続先として予め決められているメ
ッセージ蓄積装置43と、ネットワーク40を介して接
続される。これにより、蓄積者端末41から応答のない
加入者端末42宛ての発信に対応して、蓄積者端末41
から加入者端末42の加入者宛てのメッセージをメッセ
ージ蓄積装置43に蓄積することができるようになって
いる。メッセージ蓄積装置43は、蓄積が完了すると、
本来の着信先である加入者端末42に対して着信通知を
送出する。その際、メッセージの蓄積時に取得した蓄積
者端末41の例えば電話番号といった各端末固有の識別
子(Identifier:以下、IDと略す。)を着信通知に付
与する。
【0031】この着信通知は、ゲートウェイ装置44で
受信される。ゲートウェイ装置44は、この着信通知に
含まれるIDを参照して所定の汎用記述言語で記述され
た着信通知情報を生成する。この着信通知情報は、着信
先の加入者端末42の図示しない表示部において、加入
者端末42上で実行され上述した汎用記述言語で記述さ
れた情報の内容を閲覧するためのアプリケーションとし
てのブラウザ(Browser)上で、着信通知を表示させる
ためのものである。さらに、加入者端末42の図示しな
い表示部で表示された“着信通知”の文字列あるいはそ
の表示部分は、他のリソースへのアクセスと関連付けら
れている。ここでは、加入者端末42の図示しない表示
部で表示された“着信通知”の文字列あるいは表示部分
は、メッセージ蓄積装置43で付与されたIDで識別さ
れる発信元に対する発信指示機能と関連付けられてお
り、例えば、表示部で表示された着信通知に対して図示
しないカーソル操作やポインティングマウスによる選択
手段で選択することにより、直接発信指示機能を動作さ
せ、この着信通知の表示に対応付けられたメッセージ蓄
積装置43で付与されるIDで識別される発信元に対す
る発信指示を行うことができるようになっている。ここ
では、“着信通知”の文字列あるいは表示部分を選択し
てから発信指示するようにしているが、表示部に着信通
知の旨が表示されたときに選択することなくそのまま発
信指示ボタンなどを押下することで、この着信通知に関
連付けられている蓄積者端末41宛てに発信するように
すれば、ワンタッチで折り返し発信することができる。
【0032】ゲートウェイ装置44は、ネットワーク4
0に対応するプロトコル変換を行って、着信通知情報を
ネットワーク40を介して着信先の加入者端末42に送
出する。加入者端末42は、上述したブラウザが実行さ
れており、受信したゲートウェイ装置44でプロトコル
変換された汎用記述言語で記述された着信通知情報にし
たがって、図示しない表示部に着信があった旨を表示さ
せる。ここでは、“着信通知”の文字列あるいはその表
示部分と、メッセージ蓄積装置43で付与されたIDで
識別される発信元に対する発信指示機能とが他のリソー
スへのアクセスを行うために関連付けられているため、
例えば図示しない表示部で表示されている着信通知の表
示部分を選択することによって発信を指示することによ
って、メッセージ蓄積装置43で付与されたIDで識別
される発信元に対する発信を行うことができるようにな
っている。
【0033】以下では、このような本実施例における着
信通知システムについて詳細に説明する。
【0034】蓄積者端末41は、ネットワーク40を介
して着信先である加入者端末42に対して発信するとと
もに、着信先が不在の場合には所定のガイダンスにした
がって加入者端末42の加入者に対するメッセージを入
力することができるようになっている。蓄積者端末41
から加入者端末42への発信あるいは蓄積者端末41か
ら送出されるメッセージは、発信元および着信先をそれ
ぞれ識別するためIDが含まれる所定のフォーマットに
したがった信号が送信される。このIDとしては、例え
ば蓄積者端末41および加入者端末42それぞれに予め
固有に割り当てられた電話番号がある。
【0035】図2はこのような蓄積者端末41からのメ
ッセージを蓄積するメッセージ蓄積装置43の構成の概
要を表わしたものである。メッセージ蓄積装置43は、
蓄積者端末41の発信が着信先不在のため、蓄積者端末
41との間で通信路が接続されるにともない、蓄積者端
末41から送出されるメッセージを受信するメッセージ
受信部45と、メッセージ受信部45で受信したメッセ
ージをその発信元のIDおよび着信先のIDと対応付け
て記憶するメッセージ蓄積部46と、蓄積したメッセー
ジの宛先である加入者端末42に対して着信通知をメッ
セージ受信部45で受信したメッセージから取得した発
信元のIDとともに送出する着信通知部47とを有して
いる。
【0036】このような構成のメッセージ蓄積装置43
は、図示しない中央処理装置(Central Processing Uni
t:以下、CPUと略す。)を有しており、呼び出し専
用メモリ(Read Only Memory:以下、ROMと略す。)
などの所定の記憶装置に格納された制御プログラムに基
づいて各種制御を実行することができるようになってい
る。以下では、このような制御プログラムにしたがって
制御されるメッセージ蓄積装置43の動作のうち、メッ
セージ蓄積および着信通知動作について説明する。
【0037】図3はメッセージ蓄積装置43におけるメ
ッセージ蓄積および着信通知処理を行う制御プログラム
の流れの概要を表わしたものである。すなわち、メッセ
ージ受信部45でネットワーク40を介して蓄積者端末
41からのメッセージの受信を監視し(ステップS5
0:N、リターン)、これを検出したとき(ステップS
50:Y)には、蓄積者端末41に対してメッセージ蓄
積のための予め登録された音声によるガイダンスを送出
し、これに対して応答されるメッセージをメッセージ受
信部45で受信する。メッセージ受信部45で受信され
た所定のフォーマットの信号に含まれるメッセージ内容
を同じくこれに含まれる発信元のIDおよび着信先のI
Dとを対応付けてメッセージ蓄積部46に蓄積させる
(ステップS51)。さらに着信通知部47は、受信し
たメッセージに含まれる発信元および着信先のIDを抽
出し(ステップS52)、予め決められたフォーマット
の着信通知を生成させる(ステップS53)。そして、
これを着信先のIDで識別される加入者端末42に対し
て送信させる(ステップS54)。その後、再びメッセ
ージの受信を監視する(リターン)。
【0038】このようにして生成された着信通知は、ゲ
ートウェイ装置44で受信される。
【0039】図4は本実施例におけるゲートウェイ装置
44の構成の概要を表わしたものである。このゲートウ
ェイ装置44は、メッセージ蓄積装置43から送出され
た着信通知を受信する着信通知受信部55と、受信した
着信通知に基づいて所定の汎用記述言語で記述された着
信通知情報を生成する汎用記述生成部56と、汎用記述
生成部56で生成された着信通知情報を加入者端末42
に対して送信するためにネットワーク40に対応したプ
ロトコルに変換するプロトコル変換部57と、このプロ
トコル変換された着信通知情報を送出する着信通知送信
部58とを有している。さらに、ゲートウェイ装置44
は、汎用記述言語で記述され予め決められた形式で用意
されたテンプレートを保持するテンプレート保持部59
を有し、このテンプレートを参照することで着信通知情
報を生成する。
【0040】このような構成のゲートウェイ装置44
も、図示しないCPUを有しており、ROMなどの所定
の記憶装置に格納された制御プログラムに基づいて各種
制御を実行することができるようになっている。以下で
は、このような制御プログラムにしたがって制御される
ゲートウェイ装置44の動作のうち、上述した着信通知
情報の生成動作について説明する。
【0041】図5はゲートウェイ装置44における着信
通知情報の生成処理を行う制御プログラムの流れの概要
を表わしたものである。すなわち、着信通知受信部55
でメッセージ蓄積装置43から送出された着信通知の受
信を監視し(ステップS60:N、リターン)、これを
検出したとき(ステップS60:Y)には、着信通知受
信部55で受信された所定のフォーマットの着信要求に
含まれる発信元および着信先のIDを抽出する(ステッ
プS61)。次に、予め着信通知用に用意されている所
定の汎用記述言語で記述されテンプレート保持部59に
保持されているテンプレートを参照して(ステップS6
2)、汎用記述生成部56で着信通知情報を生成させる
(ステップS63)。この着信通知情報は、着信先の加
入者端末42の図示しない表示部において加入者端末4
2上で実行されている汎用記述言語で記述された情報の
内容を閲覧するためのアプリケーションとしてのブラウ
ザ上で、着信通知を表示させる。さらに、表示される
“着信通知”の文字列あるいはその表示部分が、他のリ
ソースへのアクセスと関連付けられている。ここでは、
加入者端末42の図示しない表示部で表示された“着信
通知”の文字列あるいは表示部分は、メッセージ蓄積装
置43で付与されたIDで識別される発信元に対する発
信指示機能と関連付けられており、例えば、表示部で表
示された着信通知に対して図示しないカーソル操作やポ
インティングマウスによる選択手段で選択することによ
り、直接発信指示機能を動作させ、この着信通知の表示
に対応付けられたメッセージ蓄積装置43で付与される
IDで識別される発信元に対する発信指示を行い、その
まま発信元に対して発信することができるようになって
いる。
【0042】このようにしてステップS63で生成され
た着信通知情報は、プロトコル変換部57において、送
信先を着信先のIDで識別される加入者端末42とし、
かつ抽出したIDを含む汎用記述言語で記述された着信
通知情報がネットワーク40に対応したプロトコルに変
換される(ステップS64)。そして、これをネットワ
ーク40に送出する(ステップS65)。その後、再び
着信通知の受信を監視する(リターン)。
【0043】このようにネットワーク40に送出された
着信通知情報は、送信先である加入者端末42で受信さ
れる。加入者端末42も、図示しないCPUを有し、R
OMなどの所定の記憶装置に格納された制御プログラム
に基づいて各種制御を実行することができるようになっ
ている。本実施例における加入者端末42では、ROM
に格納されたブラウザが実行されており、ネットワーク
40を介して受信された所定の汎用記述言語で記述され
た着信通知情報が、図示しない表示部で閲覧できるよう
になっている。そして、この表示部で表示された着信通
知を確認した加入者が、例えば表示部で表示されている
着信通知の表示部分を選択した後、図示しない発信指示
部より発信を指示することによって、この着信通知の表
示部分に関連付けられている発信元のIDで識別される
蓄積者端末41に対する発信を実行する。このようにし
て発信指示されると、ネットワーク40を介して直接発
信元のIDで識別される蓄積者端末41との間で通信路
が接続される。
【0044】このように本実施例における着信通知シス
テムは、ネットワーク40に接続された発信元である蓄
積者端末41から着信先である加入者端末42へのメッ
セージを蓄積するとともに着信先の加入者端末42に着
信通知を行うメッセージ蓄積装置43を備えるようにし
ている。そして、このメッセージ蓄積装置43とネット
ワーク40との間に着信通知を所定の汎用記述言語で記
述され、加入者端末42の図示しない表示部で表示され
る着信通知の文字列あるいは表示部分と他のリソースへ
のアクセスとして着信通知に含まれる発信元のIDで識
別される蓄積者端末41への発信指示機能とを直接関連
付ける着信通知情報に変換するゲートウェイ装置44を
配置する。さらに、着信先である加入者端末42でこの
汎用記述言語で記述される着信通知情報を閲覧するため
のブラウザを実行するようにした。これにより、例えば
加入者端末42においてブラウザ上で表示された着信通
知の表示部分を選択した後、図示しない発信指示部より
発信を指示することによって、発信元のIDで識別され
る蓄積者端末41に対する発信を行いネットワーク40
を介して直接蓄積者端末41との間で通信路を接続する
ことができる。したがって、従来のように蓄積者を確認
したり、蓄積者端末のIDを控えてから入力するといっ
た手間を省略し、着信通知からその発信元に対してワン
タッチで折り返し発信を行うことができる。
【0045】第1の変形例
【0046】図6は第1の変形例における着信通知シス
テムの構成の概要を表わしたものである。第1の変形例
では、本実施例における着信通知システムを携帯電話の
留守番電話システムに適用している。第1の変形例にお
ける着信通知システムは、電話網70を介して、蓄積者
電話機71と、加入者電話機72と、留守番電話システ
ム73とが接続されている。さらに、ゲートウェイ装置
74は、電話網70と留守番電話システム73との間に
挿入されている。すなわち電話網70は、蓄積者電話機
71と、加入者電話機72と、留守番電話システム73
と、ゲートウェイ装置74との間でインターワーク可能
なネットワークを構成している。加入者電話機72は、
表示部75と、発信指示ボタン76とを備えている。こ
こでは、電話網70を介して蓄積者電話機71から加入
者電話機72に対して発信するものとして説明する。
【0047】以下、図6および図7を参照しながら第1
の変形例における着信通知システムの動作について説明
する。
【0048】図7は第1の変形例における着信通知シス
テムの動作シーケンスの概要を表わしたものである。電
話網70は、蓄積者電話機71から加入者電話機72に
対する発信により呼び出しを行ったとき、加入者電話機
72が留守であったり、あるいは予め加入者電話機72
宛ての着信に対して留守録設定がされていたり、あるい
は加入者電話機72が携帯電話であってその電源が切ら
れている等の場合に、蓄積者電話機71からのメッセー
ジを蓄積させるように機能する。すなわち、蓄積者電話
機71は、着信先の加入者電話機72との間に通信路の
接続ができない場合に接続先として予め決められている
留守番電話システム73と、電話網70を介して接続さ
れる。これにより、蓄積者電話機71から不在中の加入
者電話機72宛ての発信に対応して、蓄積者電話機71
から加入者電話機72の加入者宛てのメッセージが送出
され(メッセージ801、802)、留守番電話システム
73はこれを蓄積する(蓄積81)。蓄積者電話機71
から送出されるメッセージには、蓄積者電話機71およ
び加入者電話機72の電話番号が含まれている。留守番
電話システム73は、蓄積が完了すると、本来の着信先
である加入者電話機72に対して着信通知を送出する
(着信通知82)。その際、メッセージの蓄積時に取得
した蓄積者電話機71の電話番号をこの着信通知に付与
する。
【0049】この着信通知はゲートウェイ装置74で受
信されると、この着信通知に含まれる発信元の電話番号
を参照して汎用記述言語としてのエクステンシブル・マ
ークアップ言語(eXtensible Markup Language:以下、
XMLと略す。)で記述された着信通知情報が生成され
る(XML生成83)。XMLは、テキスト形式のファ
イルで、タグと呼ばれる“<”と“>”で挟まれた予約
語を使って、テキストの整形や画像ファイルの表示位置
及び他のリソースへのアクセスを直接関連付けるための
リンク先の指定等を行うハイパーテキスト・マークアッ
プ言語(HyperText Markup Language:以下、HTML
と略す。)の後継言語として、各ユーザ独自のタグを使
ってデータの属性情報や論理構造を独自に定義できるよ
うにした汎用記述言語である。加入者電話機72で実行
されるブラウザは、このXMLで記載された各タグを解
釈して、その表示部に表示させる。この表示部に表示さ
れる文字列は、留守番電話システム73で付与された発
信元の蓄積者電話機71の電話番号を用いて発信する発
信指示機能と直接関連付けられる。
【0050】ゲートウェイ装置74は、この着信通知情
報に対して電話網70に対応するプロトコル変換を行っ
て(プロトコル変換84)、これを電話網70を介して
着信先の加入者電話機72に送出する(着信通知8
1、852)。加入者電話機72は、上述したブラウザ
が実行されており、受信したゲートウェイ装置74でプ
ロトコル変換された汎用記述言語XMLで記述された着
信通知情報にしたがって、表示部75に着信があった旨
を表示させる(表示86)。この表示される文字列は、
留守番電話システム73で付与された蓄積者電話機71
の電話番号を用いた発信指示機能と関連付けられてい
る。したがって、表示部75で表示されている文字列部
分を図示しない選択部で選択して、発信指示ボタン76
により発信指示を行う(ボタン押下87)と、発信元の
蓄積者電話機71の電話番号を用いて直接発信すること
ができるようになっている。
【0051】このように発信指示により、加入者電話機
72は、電話網70を介して直接発信元の電話番号で識
別される蓄積者電話機71との間で通信路が接続される
(接続881、882)。
【0052】このように第1の変形例における着信通知
システムは、電話網70に接続された発信元である蓄積
者電話機71から着信先である加入者電話機72へのメ
ッセージを蓄積するとともに着信先の加入者電話機72
に着信通知を行う留守番電話システム73に対して、こ
の留守番電話システム73と電話網70との間にゲート
ウェイ装置74とを配置するようにした。ゲートウェイ
装置74は、汎用記述言語XMLで記述され、着信通知
の表示と蓄積者電話機71の電話番号を用いた発信指示
機能とを関連付ける着信通知情報を生成する。そして、
着信先である加入者電話機72では、汎用記述言語XM
Lで記述される着信通知情報を閲覧するためのブラウザ
を実行するようにした。これにより、加入者電話機72
においてブラウザ上で表示された着信通知の表示部分を
図示しない選択部で選択した後、発信指示ボタン76に
より発信を指示することによって、蓄積者電話機71に
対する発信を行い電話網70を介して直接蓄積者電話機
71との間で通信路を接続することができる。
【0053】第2の変形例
【0054】図8は第2の変形例における着信通知シス
テムの構成の概要を表わしたものである。第2の変形例
では、本実施例における着信通知システムを複数のコン
ピュータネットワークが相互に接続されたネットワーク
としてのインターネットのようなインターネットプロト
コル(Internet Protocol:IP)ネットワークにおけ
るボイスメールシステムに適用している。インターネッ
ト網90は、IPパケットと呼ばれるパケットを転送単
位とするデータが、それぞれ固有のIPアドレスで識別
される各装置間で送受信される。第2の変形例における
着信通知システムは、インターネット網90を介して、
蓄積者パーソナルコンピュータ(Personal Computer:
以下、PCと略す。)91と、加入者PC92と、ボイ
スメールシステム93とが接続されている。さらに、ゲ
ートウェイ装置94は、インターネット網90とボイス
メールシステム93との間に挿入されている。すなわち
インターネット網90は、蓄積者PC91と、加入者P
C92と、ボイスメールシステム93と、ゲートウェイ
装置94との間でインターワーク可能なネットワークを
構成している。蓄積者PC91および加入者PC92
は、インターネット網90を介して対向するPCとの間
でリアルタイムに音声通話を行うIP電話機能を有して
いる。さらに、加入者PC92は、表示部95と、ポイ
ンティングマウス96とを備えている。ここでは、イン
ターネット網90を介して蓄積者PC91から加入者P
C92に対して音声メッセージを送信するものとして説
明する。
【0055】以下、図8および図9を参照しながら第2
の変形例における着信通知システムの動作について説明
する。
【0056】図9は第2の変形例における着信通知シス
テムの動作シーケンスの概要を表わしたものである。イ
ンターネット網90は、蓄積者PC91から加入者PC
92に対する音声メッセージの送信を行ったときに、蓄
積者PC91からのメッセージを蓄積させるように機能
する。すなわち、インターネット網90内で、受信先で
ある加入者PC92宛ての音声メッセージであること
が、その送出されるメッセージの識別子および送信先の
IPアドレスで判別されると、蓄積者PC91は、イン
ターネット網90を介してボイスメールシステム93と
接続される。これにより、蓄積者PC91から加入者P
C92宛ての音声メッセージが送出され(メッセージ1
001、1002)、ボイスメールシステム93はこれを
蓄積する(蓄積101)。ボイスメールシステム93
は、蓄積が完了すると、音声メッセージの送信先である
加入者PC92に対して着信通知を送出する(着信通知
102)。その際、メッセージの蓄積時に取得した蓄積
者PC91の識別子をこの着信通知に付与する。
【0057】この着信通知はゲートウェイ装置94で受
信されると、この着信通知に含まれる送信元の識別子を
参照して汎用記述言語としてのHTMLで記述された着
信通知情報が生成される(HTML生成103)。HT
MLは、テキスト形式のファイルで、タグと呼ばれる
“<”と“>”で挟まれた予約語を使って、テキストの
整形や画像ファイルの表示位置及び他のリソースへのア
クセスを直接関連付けるためのリンク先の指定等を行う
汎用記述言語である。加入者PC92で実行されるブラ
ウザは、このHTMLで記載された各タグを解釈して、
その表示部に表示させる。この表示部に表示される文字
列は、ボイスメールシステム93で付与された発信元の
蓄積者PC91の識別子を用いて発信する発信指示機能
と関連付けられる。
【0058】ゲートウェイ装置94は、この着信通知情
報に対してインターネット網90に対応するIPパケッ
トへのプロトコル変換を行って(プロトコル変換10
4)、これをインターネット網90を介して送信先の加
入者PC92に送出する(着信通知1051、10
2)。加入者PC92は、上述したブラウザが実行さ
れており、受信したゲートウェイ装置94でプロトコル
変換された汎用記述言語HTMLで記述された着信通知
情報にしたがって、表示部95に着信があった旨を表示
させる(表示106)。この表示される文字列は、ボイ
スメールシステム93で付与された蓄積者PC91の識
別子を用いた発信指示機能と関連付けられている。した
がって、表示部95で表示されている文字列部分をポイ
ンティングマウス96で選択して、クリックすることに
より発信指示を行う(送信ボタンクリック107)と、
音声メッセージの送信元の蓄積者PC91の識別子を着
信先として発信することができるようになっている。
【0059】このようにして発信指示により、加入者P
C92は、インターネット網90を介して直接発信元の
識別子で識別される蓄積者PC91との間で通信路が接
続される(接続1081、1082)。
【0060】このように第2の変形例における着信通知
システムは、インターネット網90に接続された音声メ
ッセージの送信元である蓄積者PC91から送信先であ
る加入者PC92へのメッセージを蓄積するとともに送
信先の加入者PC92に着信通知を行うボイスメールシ
ステム93に対して、このボイスメールシステム93と
インターネット網90との間にゲートウェイ装置94と
を配置するようにした。ゲートウェイ装置94は、汎用
記述言語HTMLで記述され、着信通知の表示と蓄積者
PC91の識別子を用いた発信指示機能とを関連付ける
着信通知情報を生成する。そして、音声メッセージの送
信先である加入者PC92では、汎用記述言語HTML
で記述される着信通知情報を閲覧するためのブラウザを
実行するようにした。これにより、加入者PC92にお
いてブラウザ上で表示された着信通知の表示部分を図示
しないポインティングマウス96でクリックすることに
よって、蓄積者PC91に対する発信を行いインターネ
ット網90を介して直接蓄積者PC91との間で通信路
を接続することができる。
【0061】なお本実施例、第1および第2の変形例に
おける着信通知システムは、送信先において図示しない
表示部などで着信した旨を表示するようにしていたが、
これに限定されるものではない。例えば、LEDにより
加入者に対して着信通知することができれば、加入者は
これを確認後、通知された着信通知と関連付けられた発
信元のIDを用いて直接発信できるようにすることもで
きる。
【0062】なお本実施例、第1および第2の変形例に
おける着信通知システムは、蓄積者端末や電話機あるい
はPCによりメッセージを入力するものとして説明した
が、これに限定されるものではない。メッセージの蓄積
形態に応じた入力手段を有する全ての装置に適用可能で
ある。
【0063】なおまた、本実施例、第1および第2の変
形例における着信通知システムは、メッセージ蓄積装置
や留守番電話システムやボイスメールシステムにメッセ
ージを蓄積するものとして説明したが、これに限定され
るものではない。メッセージの蓄積と蓄積したメッセー
ジの宛先に接続するための電話番号等のIDを付与した
着信通知を送出する全ての装置に適用可能である。
【0064】なおさらに、本実施例、第1および第2の
変形例における着信通知システムは、蓄積するメッセー
ジは音声によるものとして説明したが、これに限定され
るものではない。例えばファクシミリデータや動画情報
等の画像データなど情報伝送可能なあらゆる種類の形態
の情報を蓄積させることができる。
【0065】なおさらにまた、本実施例、第1および第
2の変形例における着信通知システムは、ゲートウェイ
装置を独立させ他ノード装置としてネットワークに収容
させるものとして説明したが、これに限定されるもので
はない。例えば留守番電話システムなどに内蔵させて容
易に構成することができる。
【0066】なお、本実施例、第1および第2の変形例
における着信通知システムは、加入者端末や電話機、P
Cで着信通知を受信するものとして説明したが、これに
限定されるものではない。汎用記述言語を閲覧するブラ
ウザを搭載して実行する実行機能と、ネットワークを介
して受信した汎用記述言語にしたがって表示する表示機
能と、この表示機能の表示結果に対して単純な操作で送
信元に発信する発信機能とを有する全ての装置に適用可
能である。
【0067】なお、本実施例、第1および第2の変形例
における着信通知システムは、汎用記述言語もXMLや
HTML等について説明したが、これに限定されるもの
ではない。送信先の装置で表示させ、かつこの表示と発
信機能とを関連付けられるものであれば全ての記述言語
に適用可能である。
【0068】なお、本実施例、第1および第2の変形例
における着信通知システムは、送信先の端末等で、ボタ
ンの押下やポインティングマウスのクリックにより発信
元の発信するものとして説明したが、これに限定される
ものではない。例えば音声入力などにより発信指示を行
うようにすることもできる。
【0069】なおさらに、本実施例、第1および第2の
変形例における着信通知システムは、電話網やインター
ネット網などについて説明したが、これに限定されるも
のではない。送信元および送信先の装置、メッセージの
蓄積装置やゲートウェイ装置がそれぞれインターワーク
可能な全てのネットワーク適用可能である。
【0070】なおまた、第1および第2の変形例におけ
る着信通知システムでは、表示部に着信通知の旨のみを
表示するものとして説明したが、これに発信元の電話番
号やIPアドレスなどのIDを表示させることもでき
る。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように請求項1または請求
項2記載の発明によれば、加入者はメッセージ情報の蓄
積先に一旦接続して蓄積者を確認したり、メッセージ情
報の送信元である蓄積者端末の識別情報を控えて入力す
ることなく、蓄積者にワンタッチで折り返し発信するこ
とができるという操作上優れたシステムを提供すること
ができる。さらに、ネットワーク全体から見て蓄積者確
認のためのトラヒックの増加を抑えることができるよう
になる。
【0072】さらに請求項3記載の発明によれば、一般
家庭に普及している多機能電話機、パーソナルコンピュ
ータや情報携帯端末などの多種にわたる端末宛ての着信
通知にも適用することができる。
【0073】さらに請求項4記載の発明によれば、汎用
記述言語で記述された着信通知情報に基づいて着信通知
のみを表示させ、発信は選択手段で応答すると選択した
ときのみにしたので、従来のように蓄積先に一旦接続し
て蓄積者を確認し、さらに蓄積者端末の識別情報を控え
てから入力するといった手間を省略することができるの
で、ユーザインタフェースに優れたシステムを提供する
ことができるようになる。
【0074】さらに請求項5記載の発明によれば、送信
元の識別情報をも表示させるようにしたので、従来のよ
うに蓄積先に一旦接続して蓄積者を確認し、さらに蓄積
者端末の識別情報を控えてから入力するといった手間を
省略することができるばかりでなく、応答の要否を表示
のみで判断することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における着信通知システムの構成の概
要を示す説明図である。
【図2】本実施例におけるメッセージ蓄積装置の構成の
概要を示す構成図である。
【図3】本実施例におけるメッセージ蓄積装置のメッセ
ージ蓄積および着信通知処理の処理内容を示す流れ図で
ある。
【図4】本実施例におけるゲートウェイ装置の構成の概
要を示す構成図である。
【図5】本実施例におけるゲートウェイ装置の着信通知
情報の生成処理の処理内容を示す流れ図である。
【図6】第1の変形例における着信通知システムの構成
の概要を示す説明図である。
【図7】第1の変形例における着信通知システムの動作
シーケンスの概要を示すシーケンス図である。
【図8】第2の変形例における着信通知システムの構成
の概要を示す説明図である。
【図9】第2の変形例における着信通知システムの動作
シーケンスの概要を示すシーケンス図である。
【図10】従来の第1の着信通知システムの構成の概要
を示す説明図である。
【図11】従来の第2の着信通知システムの構成の概要
を示す説明図である。
【図12】従来の第3の着信通知システムの構成の概要
を示す説明図である。
【符号の説明】
10、20、30、40 ネットワーク 11、21、31、41 蓄積者端末 12、22、32、42 加入者端末 13、23、33、43 メッセージ蓄積装置 14 LED 24 番号表示部 34 発信指示部 44、74、94 ゲートウェイ装置 45 メッセージ受信部 46 メッセージ蓄積部 47 着信通知部 55 着信通知受信部 56 汎用記述生成部 57 プロトコル変換部 58 着信通知送信部 59 テンプレート保持部 70 電話網 71 蓄積者電話機 72 加入者電話機 73 留守番電話システム 75、95 表示部 76 ボタン 90 インターネット網 91 蓄積者PC 92 加入者PC 93 ボイスメールシステム 96 ポインティングマウス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K015 AA00 AB00 AB01 AF08 GA02 GA05 5K024 AA14 AA72 BB00 BB05 CC01 DD04 DD05 FF03 GG01 GG12 5K030 GA13 GA17 HA06 HB16 HD03 JT02 LB02 LD13 9A001 BB01 BB03 BB04 CC06 CC07 CC08 DD02 HH15 JJ14 JJ25 JJ26 KK02 KK31

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信先宛ての情報を送出する第1の端末
    と、 この第1の端末から送出された送信先宛ての情報を蓄積
    するとともに前記送信先に前記第1の端末固有の識別情
    報を付加した着信通知を送出する情報蓄積手段と、 この情報蓄積手段によって送出された着信通知からこれ
    と前記第1の端末固有の識別情報とを関連付けた着信通
    知情報を生成する着信通知情報生成手段と、 この着信通知情報生成手段によって生成された着信通知
    情報に基づいて前記着信通知を行う通知手段と、この通
    知手段によって通知された着信通知に応答するか否かを
    選択するための選択手段と、この選択手段により前記着
    信通知に応答すると選択されたとき前記着信通知に関連
    付けられた前記識別情報によって識別される前記第1の
    端末宛てに発信して通信路を確立する発信手段とを備え
    る第2の端末とを具備することを特徴とする着信通知シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 送信先宛ての情報を送出する第1の端末
    と、 この第1の端末から送出された送信先宛ての情報を蓄積
    するとともに前記送信先に前記第1の端末固有の識別情
    報を付加した着信通知を送出する情報蓄積手段と、 この情報蓄積手段によって送出された着信通知から所定
    の汎用記述言語で記述され前記着信通知の旨を表示する
    表示文字列あるいはこの表示部分と前記第1の端末固有
    の識別情報とを関連付けた着信通知情報を生成する着信
    通知情報生成手段と、 この着信通知情報生成手段によって生成された着信通知
    情報に基づいて前記着信通知の旨の表示文字列を表示す
    る表示手段と、この表示手段によって表示された前記表
    示文字列あるいは表示部分を選択するための選択手段
    と、この選択手段により前記表示文字列あるいは表示部
    分が選択されたとき前記着信通知に関連付けられた前記
    識別情報によって識別される前記第1の端末宛てに発信
    して通信路を確立する発信手段とを備える第2の端末と
    を具備することを特徴とする着信通知システム。
  3. 【請求項3】 前記汎用記述言語はエクステンシブル・
    マークアップ言語あるいはハイパーテキスト・マークア
    ップ言語などの汎用記述言語であり、前記発信手段は予
    め前記言語を閲覧するためのブラウザ上で前記選択手段
    によって選択されている前記着信通知の旨の表示文字列
    にハイパーリンクされている前記識別情報によって識別
    される前記第1の端末宛てに発信することを特徴とする
    請求項2記載の着信通知システム。
  4. 【請求項4】 前記第2の端末は前記着信通知情報生成
    手段によって生成された着信通知情報に基づいて前記着
    信通知の旨の表示文字列を表示する表示手段と、この表
    示手段によって表示された着信通知に応答するか否かを
    選択するための選択手段と、この選択手段により前記着
    信通知に応答すると選択されたとき前記着信通知に関連
    付けられた前記識別情報によって識別される前記第1の
    端末宛てに発信して通信路を確立する発信手段とを備え
    ていることを特徴とする請求項2記載の着信通知システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は前記着信通知とともに前
    記第1の端末の識別情報を表示させることを特徴とする
    請求項2〜請求項4記載の着信通知システム。
JP19695399A 1999-07-12 1999-07-12 着信通知システム Pending JP2001024798A (ja)

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