JP2001020891A - 自吸式ポンプ - Google Patents

自吸式ポンプ

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JP2001020891A
JP2001020891A JP11194747A JP19474799A JP2001020891A JP 2001020891 A JP2001020891 A JP 2001020891A JP 11194747 A JP11194747 A JP 11194747A JP 19474799 A JP19474799 A JP 19474799A JP 2001020891 A JP2001020891 A JP 2001020891A
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JP
Japan
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liquid
pump
hose
electric pump
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP11194747A
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English (en)
Inventor
Shigeru Toushiba
繁 東芝
Haruo Minami
春男 南
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TOSHIBA AKIRA SHOTEN KK
Original Assignee
TOSHIBA AKIRA SHOTEN KK
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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器への液体の注入量が所定量に達すると、
ポンプを自動的に停止させることができ、注入過剰によ
るオーバフローの発生をなくし、軽油等の燃料液体の容
器に対する注入が安全に能率よく行える自吸式電動ポン
プを提供する。 【解決手段】 電動ポンプ1の吸い込み口2に吸い込み
ホース3と吐出口4に吐出ホース5をそれぞれ接続し、
上記吸い込みホース3と吐出ホース5の先端部にそれぞ
れ液検出センサ6、7を設け、吸い込みホース3の液検
出センサ6は、液検出時に電動ポンプ1の起動が可能で
液の非検出時に電動ポンプ1を停止させ、また、吐出ホ
ース5の液検出センサ7は、液の非検出時に電動ポンプ
1の起動が可能で液検出時に電動ポンプ1を停止させる
ことにより、容器への液体の注入量が所定量に達する
と、電動ポンプ1を自動的に停止させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種液体を吸い
上げて容器に注入するための自吸式ポンプ、特に軽油等
の燃料液体を容器に注入するのに適した呼び水不要の自
吸式電動ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、貯留した液体を容器に取り出す
場合の手段として、自吸式電動ポンプが使用されている
が、従来の自吸式電動ポンプは、ポンプの吸い込み口に
吸い込みホースと吐出口に吐出ホースをそれぞれ接続
し、ポンプを手動操作で電源をON、OFFすることに
よって制御する構造を有し、吸い込みホースを貯留した
液体に挿入すると共に吐出ホースを容器に挿入した状態
でポンプを起動し、貯留した液体を吸い上げて容器内に
注入するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
自吸式電動ポンプのように、手動操作で電源をON、O
FFすることによって制御する構造は、容器内に注入し
た液体の注入量の把握が困難であり、このため、容器へ
の液体の注入作業において、注入が過剰となってオーバ
フローさせることがあり、特に軽油等の燃料液体の場
合、周囲に溢れると危険であるため、細心の注意が必要
になり、電源のON、OFFを繰り返して溢れないよう
にしなければならないので、注入作業に時間がかかると
いう問題がある。
【0004】そこで、この発明の課題は、容器への液体
の注入量が所定量に達すると、電動ポンプを自動的に停
止させることができ、注入過剰によるオーバフローの発
生をなくし、軽油等の燃料液体の容器に対する注入が安
全に能率よく行える自吸式電動ポンプを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明は、電動ポンプの吸い込み口
に吸い込みホースと吐出口に吐出ホースをそれぞれ接続
し、上記吸い込みホースと吐出ホースの先端部にそれぞ
れ液検出センサを設け、吸い込みホースの液検出センサ
は、液検出時に電動ポンプの起動が可能で液の非検出時
に電動ポンプを停止させ、また、吐出ホースの液検出セ
ンサは、液の非検出時に電動ポンプの起動が可能で液検
出時に電動ポンプを停止させるようになっている構成を
採用したものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、電動ポンプが、ポンプケーシングに、欠円形のポン
プ室と、このポンプ室と欠円部を挟んで連通する吸い込
み口と吐出口を設け、中心軸部の外周に複数の可撓翼を
放射状に設けたインペラーを上記ポンプ室内に、可撓翼
の先端がポンプ室の内周面に摺接し、かつ、欠円部で可
撓翼が撓むようにして回転可能に組み込み、このインペ
ラーをポンプケーシングに対して固定した電動モーター
で駆動するようにして形成されている構成を採用したも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
【0008】図1と図2のように、自吸式電動ポンプ
は、電動ポンプ1と、この電動ポンプ1の吸い込み口2
に接続した吸い込みホース3と、該電動ポンプ1の吐出
口4に接続した吐出ホース5と、吸い込みホース3及び
吐出ホース5の先端部にそれぞれ設けた液検出センサ6
と7で構成されている。
【0009】上記電動ポンプ1は、図2に示すように、
ポンプケーシング8に上面で開放する欠円形のポンプ室
9と、このポンプ室9と欠円部を挟んで連通する吸い込
み口2と吐出口4を設け、ポンプ室9内にインペラー1
0を回転可能に組み込み、ポンプ室9の上部をインペラ
ーカバー11で閉鎖すると共に、インペラーカバー11
上にギアステー12を介して固定した電動モータ13の
出力軸とインペラー10のインペラーシャフト14を減
速歯車機構を介して連動し、電動モーター13の外側を
ポンプケーシング8に固定したカバー15で覆い、電動
モーター13に電源コード16を電源スイッチ17を介
して接続し、カバー15内に電動モーター13の制御板
18を設けた自吸式構造になっている。
【0010】上記インペラー10は、図3のように、イ
ンペラーシャフト14の接続孔19が貫通する中心軸部
20の外周に先端が円軸状となる複数の可撓翼21を放
射状に設け、この可撓翼は先端がポンプ室の内周面に摺
接する外径の配置とし、図2のように、ポンプ室9内に
組み込んだインペラー10は、可撓翼21の先端がポン
プ室9の内周面に摺接し、かつ、欠円部で可撓翼21が
撓むようになり、インペラー10の回転時に可撓翼21
の撓みによる隣接可撓翼間の体積変化で自吸式のポンプ
作用が生じることになる。
【0011】前記吸い込みホース3と吐出ホース5は、
可撓性を備えて所定長さを有し、それぞれの先端に硬質
の円筒状となる感知ケース22、23が接続され、この
感知ケース22、23内には、液検出センサ6、7が取
り付けられ、両液検出センサ6、7は、吸い込みホース
3及び吐出ホース5内から吸い込み口2と吐出口4の一
部にわたって通したコード24、25で制御板18に電
気的に接続されている。
【0012】上記制御板18と両液検出センサ6、7の
関係は、吸い込みホース3の感知ケース22に取り付け
た液検出センサ6が、液検出時に電動ポンプ1の起動が
可能で液の非検出時に電動ポンプ1を停止させるように
なっていると共に、吐出ホース5の感知ケース23に取
り付けた液検出センサ7が、液の非検出時に電動ポンプ
1の起動が可能で液検出時に電動ポンプ1を停止させる
ようになっている。
【0013】図4は、吐出ホース5の感知ケース23
と、この感知ケース23を容器Aの口部筒Bに取り付け
るためのクリップ26を示し、感知ケース23は先端部
の周壁に液検出センサ7が臨む窓孔27を有し、中間部
から上部の外周面に水平の凹部と凸部が連続する凹凸面
28が形成されている。
【0014】クリップ26は、感知ケース23に外嵌す
る円筒部29の外面で両側の位置に、弾性片30を介し
て挟持部材31、31を設け、両挟持部材31、31の
下部で対向する弧状の内周部に凹凸面28の凹部に対し
て弾力的に係合する係合爪32を設け、一方挟持部材3
1の下部に、容器Aの口部筒Bにおける螺旋溝に係合す
る爪部33を設けた構造になっており、両挟持部材3
1、31の上端把持部を指先で挟んで係合爪32、32
を開けば、感知ケース23に対するクリップ26の取り
付け位置を上下任意に選択することができ、また、感知
ケース23の所定高さ位置にクリップ26を係止した状
態で、該感知ケース23を容器Aの口部筒Bに差し込
み、爪部33と感知ケース23で口部筒Bの周壁を挟む
ようにすれば、感知ケース23を容器Aの口部筒Bに対
して固定化することができる。
【0015】この発明の自吸式ポンプは、上記のような
構成であり、タンクC内に貯留した液体Dを容器Aに取
り出すには、図1に示すように、電動ポンプ1を固定部
分に設置し、吸い込みホース3をタンクC内に挿入して
感知ケース22を液体Dに浸漬させると共に、吐出ホー
ス5の感知ケース23を容器Aの口部筒B内に挿入し、
クリップ26でこの感知ケース23を口部筒Bに固定
し、感知ケース23内の液検出センサ7が注入したい量
に見合う所定の高さ位置となるようにセットする。
【0016】この状態で、電源コード16を電源に接続
し、電源スイッチ17をONすると、電動モーター13
が起動する。この時、吸い込みホース3における感知ケ
ース22の液検出センサ6は液体Dに浸漬し、吐出ホー
ス5における感知ケース23の液検出センサ7は液体を
検出していないので、制御板18は電動ポンプ1を作動
させることになる。
【0017】電動ポンプ1の作動でインペラー10が図
2時計方向に回転し、ポンプ室9内の空気を排出するこ
とでポンプ室9内が負圧になり、吸い込みホース3に吸
引力が発生し、タンクC内の液体Dを吸い上げると共
に、電動ポンプ1は吸い上げた液体を吐出口4に圧送
し、吐出ホース5を介して容器A内に注入する。
【0018】容器A内の液位が上昇し、感知ケース23
の液検出センサ7が液体Dを検出すると、この液検出セ
ンサ7の液体検出信号が制御板18に入力され、電動モ
ータ13への通電を切って電動ポンプ1を停止させ、容
器A内への液体Dの注入を終了する。
【0019】このように、容器A内にセットした感知ケ
ース23の液検出センサ7が液体Dを検出すると電動ポ
ンプ1を自動的に停止させることにより、容器A内への
液体Dの注入量が過剰になることがなく、従って、液体
Dの注入時に容器Aから液体Dが溢れるようなことはな
く、特に、軽油等の燃料液体の容器Aに対する注入が安
全に能率よく行えることになる。
【0020】なお、容器A内への液体Dの注入時に、タ
ンクC内の液体量が減少し、吸い込みホース3における
感知ケース22の液検出センサ6が液体Dを検出しない
状態になると、その信号が制御板18に入力され、電動
モーター13への通電を切って電動ポンプ1を停止さ
せ、電動ポンプ1の空運転をなくして耐久性の低下発生
を防いでいる。
【0021】上記のように、容器A内への液体の注入を
終了すると、吸い込みホース3と吐出ホース5をタンク
C及び容器A内から抜き取り、感知ケース22、23に
付着している液体を布等で拭き取っておくようにする。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、電動
ポンプに接続した吸い込みホースと吐出ホースの先端部
にそれぞれ液検出センサを設け、吸い込みホースの液検
出センサは、液検出時に電動ポンプの起動が可能で液の
非検出時に電動ポンプを停止させ、また、吐出ホースの
液検出センサは、液の非検出時に電動ポンプの起動が可
能で液検出時に電動ポンプを停止させるようにしたの
で、容器内への液体の注入が所定量に達した時点で電動
ポンプを自動的に止めて注入を停止させることができ、
液体の注入時に注入過剰によるオーバフローの発生で容
器から液体が溢れるようなことがなくなり、従って、軽
油等の燃料液体の容器に対する注入作業が安全に能率よ
く行えることになる。
【0023】また、電動ポンプは、呼び水不要の自吸式
になっているので、軽油等の燃料液体の容器に対する注
入に使用して便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】自吸式ポンプの使用状態を示す縦断正面図
【図2】自吸式ポンプの横断平面図
【図3】(A)はインペラーの平面図、(B)は同縦断
面図
【図4】吐出ホースの感知ケースとこれに取り付けたク
リップを示す正面図
【符号の説明】
1 電動ポンプ 2 吸い込み口 3 吸い込みホース 4 吐出口 5 吐出ホース 6 液検出センサ 7 液検出センサ 8 ポンプ本体 9 ポンプ室 10 インペラー 13 電動モーター 18 制御板 20 中心軸部 21 可撓翼 22 感知ケース 23 感知ケース 26 クリップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動ポンプの吸い込み口に吸い込みホー
    スと吐出口に吐出ホースをそれぞれ接続し、上記吸い込
    みホースと吐出ホースの先端部にそれぞれ液検出センサ
    を設け、吸い込みホースの液検出センサは、液検出時に
    電動ポンプの起動が可能で液の非検出時に電動ポンプを
    停止させ、また、吐出ホースの液検出センサは、液の非
    検出時に電動ポンプの起動が可能で液検出時に電動ポン
    プを停止させるようになっている自吸式ポンプ。
  2. 【請求項2】 電動ポンプが、ポンプケーシングに、欠
    円形のポンプ室と、このポンプ室と欠円部を挟んで連通
    する吸い込み口と吐出口を設け、中心軸部の外周に複数
    の可撓翼を放射状に設けたインペラーを上記ポンプ室内
    に、可撓翼の先端がポンプ室の内周面に摺接し、かつ、
    欠円部で可撓翼が撓むようにして回転可能に組み込み、
    このインペラーをポンプケーシングに対して固定した電
    動モーターで駆動するようにして形成されている請求項
    1に記載の自吸式ポンプ。
JP11194747A 1999-07-08 1999-07-08 自吸式ポンプ Pending JP2001020891A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005090478A (ja) * 2003-08-12 2005-04-07 Uno Mitsuo ポンプ装置
GB2547657A (en) * 2016-02-23 2017-08-30 Barrus E P Ltd Pump
JP2020168603A (ja) * 2019-04-03 2020-10-15 ヤマト科学株式会社 反応容器の液体排出装置

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