JP2001017331A - 攪拌装置 - Google Patents

攪拌装置

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JP2001017331A
JP2001017331A JP11190723A JP19072399A JP2001017331A JP 2001017331 A JP2001017331 A JP 2001017331A JP 11190723 A JP11190723 A JP 11190723A JP 19072399 A JP19072399 A JP 19072399A JP 2001017331 A JP2001017331 A JP 2001017331A
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shaft
container
hole
stirrer
stirring
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JP11190723A
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Yoshiyuki Sakoma
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SAKOMA MASATOSHI
Original Assignee
SAKOMA MASATOSHI
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手作業による攪拌作業を安定良く能率的に行
え、手首や腕等の疲労を軽減できるようにする。 【解決手段】 容器開口端縁部Hに支持されると共に貫
通軸孔2を有する支持部材3と、前記軸孔2に挿通され
る軸部12を有し軸部先端12Aに攪拌体13を備え基
端12Bに操作握り部14を備えた攪拌部材4とからな
り、攪拌部材4の軸部12が前記軸孔2に対して軸方向
移動可能で、かつ回転及び傾斜角度変更自在に遊嵌す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒状物や液体の
混合、穀類の洗浄(例えば米研ぎ)等に使用可能な攪拌
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、家庭での米研ぎ(米を水中でこ
すって洗う)作業は、殆どが人の手研ぎである。また、
料理において、調味料や料理材料の攪拌混合をする際、
茶筅状又はこれに似たかきまぜ具や攪拌棒が使用されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、手作業で非常に能率が悪く、手首及び腕の疲労
度が大きいうえ、多くの時間を要する。本発明は、上述
のような実状に鑑みてなされたもので、その目的とする
ところは、手作業ではあるが操作作業を安定よく短時間
で能率的に行え、しかも手首や腕等の疲労度を軽減可能
な攪拌装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じている。即ち、
本発明に係る攪拌装置は、容器開口端縁部に支持される
と共に貫通軸孔を有する支持部材と、前記軸孔に挿通さ
れる軸部を有し該軸部先端に攪拌体を備えた攪拌部材と
からなり、攪拌部材の軸部が前記軸孔に対して軸方向移
動可能で、かつ回転及び傾斜角度変更自在に遊嵌されて
いる点に特徴がある。この場合、前記支持部材は、金属
又は合成樹脂製の円盤状薄板を採用することができ、ま
た、容器開口端縁部に取付,取外し可能とすることがで
きる。なお、攪拌部材は、軸部先端部に攪拌機能を有す
るもの、例えば複数枚の羽根、或いは複数本の針金を夫
々丸形首長の花瓶又は徳利状に弯曲させて一軸線回りに
配列し束ねて略茶筅形にして攪拌体を固着して構成する
ことができる。
【0005】本発明の構成であれば、被攪拌物を入れた
容器内に攪拌体が入るように、容器開口端縁部上に支持
部材を載置し、必要に応じて支持部材を容器に固定した
後、攪拌部材の軸部の基端付近を手で握って、前記軸部
を任意の再度に傾け、支持部材の貫通軸孔周縁を支点と
して、軸部の基端付近を前後,左右或いは円形状に運動
させることで、前記攪拌体を容器内で前後・左右或いは
円形運動させて、攪拌作用を行わせることができる。こ
のように、攪拌部材は、支持部材の軸孔周縁を支点とし
て攪拌体を運動させるので、大きな力を要せず、軽々と
安定よく操作でき、短時間で能率よく攪拌できると共
に、疲労度を大幅に軽減できる。しかも、攪拌部材が軸
方向移動可能であるから、容器の大きさにも十分対応可
能である。
【0006】また、本発明は、前記軸部の基端には操作
握り部を備え、該操作握り部が前記軸部と別体とされ、
前記軸部基端に着脱自在とされているものとすることが
できる。かかる構成であれば、使用しない時、握り操作
部を軸部から取り外し、攪拌部材と支持部材を分解する
ことで、嵩が小さくなり収納或いは保管等に便利であ
る。そして、使用時に、攪拌部材を支持部材に組み付け
るとよい。そして、本発明は、前記支持部材に注水口及
び排水用スクリーンが設けられている構成とすることが
できる。この場合、支持部材が円盤状板体からなるとき
は、周縁の一部分に被攪拌物(例えば米・麦等)が流出
しない程度の小さい孔を多数設けて、排水用スクリーン
とすることができ、或いは排水口を設けて網体又は格子
体を張設して排水用スクリーンを構成することができ
る。
【0007】また、支持部材がフレーム或いはアーム状
のものであれば、必要部分に孔あき板や網体を張設し
て、排水用スクリーンとすることができる。かかる構成
であると、米研ぎなどの場合に、支持部材を取付けたま
まで洗浄排水を前記スクリーンから排出させることがで
きると共に容器内に注水が可能であり、しかも、容器を
傾けて注水しながら排水を行うこともでき、米研ぎなど
を能率よく行うことが可能である。さらに、本発明は、
前記支持部材に容器への固定手段を設けたものとするこ
とができる。この場合、固定手段は、容器の大きさに対
応して、その位置を調整自在とすることが好ましい。
【0008】また、本発明は、前記支持部材に、排水時
の被攪拌物流出防止部材が、容器の内側に位置するよう
に設けられている構成とすることができる。この場合、
前記流出防止部材は、多孔板,網体,格子体等のスクリ
ーン機能を有するものが好ましく、かつ支持部材に対し
て揺動可能に前記排水用スクリーン部に装着し、容器を
傾けたときに流出防止部材の下端(自由端)が、容器内
面に当接するようにした方が良い。また、本発明では、
容器開口端縁部に支持されると共に貫通軸孔を有する支
持部材と、前記軸孔に挿通される軸部を有し、外軸部先
端に軸部より径大な攪拌体を備えた攪拌部材とからな
り、前記軸孔は、前記軸部が挿通可能であって、かつ攪
拌体が挿通不能な大きさに形成され、前記支持部材に
は、前記攪拌体が挿通可能な大きさの挿通孔が設けら
れ、該挿通孔と前記軸孔との間で攪拌部材をスライドさ
せるスライド通孔が形成されている攪拌装置とすること
ができる。
【0009】この場合、攪拌装置を使用するときには、
攪拌部材を挿通孔から挿入し、スライド通孔を通して、
攪拌部材を軸孔に移動させる。ここで、軸孔は、攪拌体
が挿通不能な大きさであるから、攪拌部材は軸孔に対し
て抜け止めされる。一方、攪拌装置を使用しないときに
は、攪拌部材を軸孔から挿通孔に移動させ、攪拌部材を
抜くことで、攪拌部材と支持部材を分解することができ
る。また、挿通孔は注水口として使用することもでき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。図1〜図5は、本発明に係る攪拌装
置1の第一の実施形態を示し、特に米研ぎなどを穀類を
水中でこすって洗うのに便利なものである。この攪拌装
置1は、容器Vの開口端縁部Hに載置支持可能でかつ貫
通軸孔2を有する円板状支持部材3と、前記軸孔2に遊
嵌状に挿通される攪拌部材4と、支持部材3の容器Vへ
の固定手段である3個1組からなる係止部材5,5,6
とにより主構成されている。
【0011】前記支持部材3は、金属(例えばステンレ
ス鋼,アルミ合金等)製薄板を円板状としたもので、そ
の直径が容器Vの開口端縁部H直径よりも大きくされ、
容器Vの開口端縁部H上に載せうるようになっており、
中央に前記貫通軸孔2が設けられると共に該孔2の外周
上面にリング状の補強材7が同心状に固着されている。
また、支持部材3の外周寄りの3ヵ所に、適宜の周方向
間隔をもって放射方向に長い前記係止部材5,6の取付
長孔8,9が設けられ、係止部材5,6の固定位置調整
可能となっている。そして、該長孔8,8の間には、多
数の排水小孔(米粒よりも小さい−約2mm)群からな
る排水用スクリーン10が設けられている。さらに、前
記軸孔2と取付長孔9の間には注水口11が設けられ、
水道の蛇口等から洗浄水を注ぐことができるようになっ
ている。
【0012】前記攪拌部材4は、金属(ステンレス鋼)
製管状軸部12と、該軸部先端12A側に装着された複
数本の針金(ステンレス製)からなる攪拌体13と、前
記軸部基端12Bに着脱自在に嵌着された操作握り部1
4(木,プラスチック,金属製のもの)とにより構成さ
れている。前記攪拌体13は、複数本の針金を夫々丸形
首長の花瓶又は徳利状に弯曲させて、花瓶口側に相当す
る両針金端を軸部先端12A内に挿入し、一軸線(花瓶
中心軸線)回りに略等間隔となるように配列して固着一
体化されたものである。
【0013】そして、前記操作握り部14は、容器蓋等
の握り玉状を呈し、軸部基端12Bへの嵌着孔14Aが
設けられている。この嵌着孔14Aは、前記軸部基端1
2Bを若干強く押し込むことで、自然に抜けることがな
くかつ、若干強く引き抜くことにより脱離可能な程度の
寸法とされている。なお、前記嵌着孔14Aは、軸部基
端12Bを容易に嵌合させうる寸法とし、別途ねじ等の
固定手段を用いて、軸部12に操作握り部14を着脱自
在に固定しうるようにすることができる。前記係止部材
5は、支持部材3を容器Vに固定する手段の一つで、図
3,図4に示しているように、金属製帯状板の長手方向
両端を丸めてその一端部を板面方向に折返し状に曲げ、
フック状の係止部15Aとした係止片15と、該係止片
15の長手方向に所要間隔で設けた複数の固定ねじを装
着用角孔16の1つに嵌装された固定ねじ17と、座金
18及びばね座金19と、前記固定ねじ17に螺着され
た締付ナット20とにより構成されている。
【0014】前記固定ねじ17は、図4に示しているよ
うに、皿状頭部17Aに続いて角軸部17Bを有し、こ
の角軸部17Bが前記長孔8及び係止片15の角孔16
に嵌入し、支持部材3及び係止片15に対して回転しな
いようになっている。なお、前記角孔16を複数個設け
ることで、容器Vの直径の大小に応じて位置変更し、容
器Vの大小に対応可能となっている。また、前記締付ナ
ット20は、金属又はプラスチック製で容器蓋の握り玉
状とされ、支持部材3の容器Vへの着脱操作及び係止片
15の位置調整が容易に行えるようになっている。
【0015】前記係止部材6は、支持部材3を容器Vに
固定する手段の他の一つで、図3,図5に示しているよ
うに、弾性を有する金属製帯状板の長手方向両端を丸め
てその一端側を略L字状となるように屈曲して係止部2
1Aとした係止片21と、該係止片21の長手方向に所
要間隔で設けた複数の固定ネジ装着用角孔22の1つに
嵌装された固定ねじ23と、座金24及びばね座金25
と、前記固定ねじ23に螺着された締付ナット26とに
より構成されている。前記係止片21は、図5に示すよ
うにその係止部21Aが容器Vの開口側外周面に当接
し、かつ押圧すべく、前記容器Vの外周面側に膨出状に
屈曲されている。したがって、該係止部21Aが、前記
開口端縁部Hに当接した後、さらにその弾性(ばね性)
に抗して押し下げ外方(図中矢印(イ)で示す方向)の
押し拡げることで、容器開口端縁部H外側に係止部21
Aを係止させることができ、係止片21の弾性によって
係止状態を保持させうる。
【0016】前記固定ねじ23は、図5に示しているよ
うに、皿状頭部23Aに続いて角軸部23Bを有し、こ
の角軸部23Bが前記長孔9及び係止片21の角孔22
に嵌入し、支持部材3及び係止片21に対して回転しな
いようになっている。なお、前記角孔22は、1つでも
よいが、複数個設けることで、容器Vの直径の大小に対
して調整可能となる。また、前記締付ナット26は、金
属又はプラスチック製で容器蓋の握り玉状とされ、支持
部材3の容器Vへの着脱操作及び係止片21の位置調整
が容易に行えるようになっている。
【0017】上記第1実施形態において、攪拌作業例え
ば米研ぎをする場合には、まず、容器V内に米を入れ、
支持部材3に装着した3つの係止部材5,6の位置を、
容器Vの大きさ(直径)に対応させうるように、各係止
部材5,6を長孔8,9内を放射方向に移動させて調整
し固定する。次いで、支持部材3を容器開口端縁部Hに
上に、2つの係止片15の各係止部15Aが、容器開口
端縁部Hに外側から引掛るように載せる。この時、他方
の係止片21の係止部21Aが、容器開口端縁部Hに当
接するので、支持部材3をさらに押し下げ、図5中矢印
(イ)で示す方向に係止部21Aをその弾性に抗して押
動し、図5に示すような係止状態とする。このようにし
て、攪拌装置1を容器5に取付けた状態では、攪拌部材
4が図1に実線で示すようになっているので、注水口1
1から水を入れてから攪拌部材4の操作握り部14を手
で握り、図1に2点鎖線で示すように軸部12を傾けて
攪拌体13を容器V底外周部に位置させた後、軸部12
を軸孔2の周縁に押し当て、該周縁を順次支点として回
すことにより、前記攪拌体13が容器V内外周部を円運
動して、米を攪拌しかつこすり合わせる。
【0018】そこで、一端容器Vを排水用スクリーン1
0が下側になるようにして傾け、汚れた水を排出する。
この時、米はスクリーン10により流出することなく、
水だけが濾されて排出される。次に、容器Vを元の戻
し、水を注ぐことなく攪拌部材4の操作握り部14を手
で握り、前述のようにして攪拌体13を回し、容器V内
の米を攪拌した後、注水口11から容器V内に水を注
ぎ、再び、攪拌体13を前述と同様に回して米を攪拌し
た後、前述の動作を数回繰り返すことにより、米研ぎ作
業が終了する。
【0019】なお、操作握り部14を手で握って攪拌体
13を回すのに代えて、モータ等の小動力源を攪拌部材
4に装着して自動的に攪拌体13を回してもよい。な
お、米研ぎに際し、容器Vを排水用スクリーン10側に
傾斜させたままの状態とし、注水口11から水を注ぎか
つ排水用スクリーン10から排水しながら、前記攪拌部
材4を操作することができる。上記第一実施形態によれ
ば、攪拌部材4は、支持部材3の軸孔2周縁を支点とし
て攪拌体13を揺動或いは円運動させるものであるか
ら、大きな力を要せず、軽々と安定よく操作でき、短時
間で能率良く攪拌できると共に、疲労度を大幅に軽減で
きる。しかも、攪拌部材4の軸部12が支持部材3の軸
孔2に遊嵌されているので、容器Vの大小(直径,深
さ)にも十分対応でき、固定手段である係止部材5,6
を備え、かつ径方向の位置調整可能であるから容器Vの
直径の大小にも十分に対応できる。
【0020】さらに、排水用スクリーン10及び注水口
11を備えているので、米など穀物の攪拌洗浄を能率的
に行うことができる。また、前記操作握り部14が軸部
12に対して着脱自在であるから、不使用時の保管・収
納に際して該握り部14を外すことで、嵩を小さくし保
管・収納スペースを小さくできる。なお、支持部材3に
設けた注水口11は、図3に2点鎖線11Aで示すよう
な長孔とし、さらには、角形,楕円形,四角等の孔とす
ることができ、被攪拌物の攪拌或いは洗浄状態を外部か
ら観察できるようにしてもよい。そして、前記支持部材
3を透明な合成樹脂製とすることにより、容器V内の攪
拌状況を外部から見ることができる。
【0021】さらに、前記支持部材3の固定手段である
と係止部材5,6を設けたことにより、攪拌部材4の操
作を容易にかつ安定的に行うことができ、攪拌能率の向
上を図ることができる。図6〜図7は、本発明に係る攪
拌装置1の第二の実施形態の要部を示し、第一実施形態
と異なるところは、排水用スクリーン10の下側に容器
V内に吊下装着された被攪拌物流出防止部材27を備え
ている点であり、排水時に攪拌洗浄されている被攪拌物
例えば米Rが、容器開口端縁部Hと支持部材3の間から
流出するのを防止できる効果を有する。
【0022】前記被攪拌物流出防止部材27は、図7に
示すような多孔板を、容器Vの内周壁面に沿うように平
面視円弧状に弯曲したもので、排水孔28及び排水用ス
クリーン10の小孔を利用して、針金等の連結部材29
により径方向に揺動自在に取付けられており、容器Vを
排水用スクリーン10側に傾けると、前記防止部材27
の下端が、図8に示すように、容器Vの内面に当接する
ようになっている。なお、前記防止部材27は、網状体
又は格子等により構成することができる。図9,図10
は、攪拌装置1を取付けた容器Vを傾けて、攪拌作業例
えば米研ぎをするのに便利な容器傾斜第31を示してい
る。この傾斜第31は、金属棒材32を平面視略コ字状
に屈曲し、その両端部32A,32Bを対向方向に屈曲
しかつ上向きに屈曲して、長尺ナット33を上向きに固
着し、該ナット33に高さ調整ねじ部34を有する容器
支持体35を螺装したものである。なお、該傾斜台31
の中央部32Cは、図10に示すように、容器Vの外周
面に沿うように平面視円弧状に屈曲されると共に、図9
に示すように平行部分32D,32Dとの間に立上り部
32Eを設けて、前記中央部32Cで容器Vの外周面下
側を支持しうるようにしてある。
【0023】この傾斜台31は、容器Vを傾斜状に安定
よく支持でき、しかも、前記支持体35を回動させてそ
の高さを任意に調整して、容器Vの傾斜角度を変えるこ
とができる。この傾斜台31上に、容器Vを支持部材3
の排水用スクリーン10が、前記中央部32C側に位置
するように載せることにより、注水口11から水を注ぎ
ながら排水用スクリーン10から排水させ、攪拌洗浄を
行うことができ、非常に便利で、攪拌洗浄を行うことが
でき、非常に便利で、攪拌洗浄作業を能率的に行うこと
ができる。
【0024】上記第一実施形態において、排水用スクリ
ーン10は、排水口に網又は格子等を張設したものとす
ることができる。図11は、本発明に係る攪拌装置1の
第三実施形態を示している。この実施形態では、注水口
11が大きく形成され、攪拌部材4の攪拌体13が挿通
可能な大きさとされている。すなわち、注水口11の直
径r1は、攪拌体13の最大径d1より大きく設定され
ている。したがって、注水口11は攪拌体13が挿通可
能な挿通孔として機能する。
【0025】注水口(挿通孔)11は、スライド通孔4
0を介して貫通軸孔2と連通している。スライド通孔4
0は、攪拌体13の軸部側基端13aが通過可能な幅に
形成されている。すなわち、スライド通孔40の幅r2
は、軸部側基端13aの径d2より大きくされている。
また、この幅r2は、軸部12の径d3より小さくさ
れ、軸部12はスライド通孔40を移動不能とされてい
る。軸孔2の直径は、軸部12の直径より大きく形成さ
れ、攪拌部材4は、第1実施形態と同様に作用する。
【0026】上記第三実施形態によれば、支持部材3と
攪拌部材4とが分離した状態において、支持部材3の上
方から攪拌体13を注水口11に挿入し、ついでスライ
ド通孔40と攪拌体13の軸側基端13aとを一致さ
せ、攪拌部材4を軸孔2に移動させる。通常の使用状態
で、軸孔2と位置が一致するのは軸部12であり、軸部
12はスライド通孔40を移動不能であるから、攪拌部
材4が注水口11に移動することはない。
【0027】また、軸孔2の径r3より、攪拌体13の
最大径d1及び操作握り部14の最大径d4の方が大き
いので、軸孔2から攪拌部材4が脱落することはない。
攪拌部材4と支持部材3を分離するときは、上記と逆の
手順を行えばよい。なお、スライド通孔40に通される
のは攪拌部材4の軸側基端13aである必要はなく、軸
の任意の位置(例えば、軸の上端部12a)に、スライ
ド通孔40を通過可能な縮径部を部分的に形成しておい
てもよい。また、本実施形態では、操作握り部14と軸
部12は一体的に設けることができる。
【0028】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、米研ぎ以外の粉粒体の混合・攪拌に利用でき
るほか、例えば、支持部材3は枠組み構成とすることが
でき、そして、前記注水口、排水用スクリーン及び囲取
捨選択し、必要に応じて設けることができ、さらに、攪
拌装置1の各構成物の材料も任意に選択し採用可能であ
り、また、固定手段も適宜設計変更可能である。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る攪拌装置
は、容器開口端縁部に支持されると共に貫通軸孔を有す
る支持部材と、前記軸孔に挿通される軸部を有し該軸部
先端に攪拌体を備え基端に操作握り部を備えた攪拌部材
とからなり、攪拌部材の軸部が前記軸孔に対して軸方向
移動可能で、かつ回転及び傾斜角度変更自在に遊嵌され
ている構成であるから、手作業ではあるが攪拌作業を軽
々と安定よく短時間でかつ能率的に行え、しかも手首や
腕の疲労を大幅に軽減でき、容器の大小にも対応可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態を示す正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】図1のA−A線矢視図である。
【図4】図2のB−B線断面拡大図である。
【図5】図2のC−C線断面拡大図である。
【図6】本発明の第二実施形態の要部を示す下面図であ
る。
【図7】図6の上面図である。
【図8】同第二実施形態において容器を横転させたとき
の状態を示す断面図である。
【図9】容器傾斜台の一例を示す側面図である。
【図10】図9の上面図である。
【図11】本発明の第二実施形態を示す図であり、
(a)は支持部材の平面図であり、(b)は攪拌部材の
正面図である。
【符号の説明】
1 攪拌装置 2 貫通軸孔 3 支持部材 4 攪拌部材 5 係止部材(固定手段) 6 係止部材(固定手段) 10 排水用スクリーン 11 注水口 12 軸部 12A 先端 12B 基端 13 攪拌体 14 操作握り部 27 被攪拌物流出防止部材 40 スライド通孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器開口端縁部に支持されると共に貫通
    軸孔を有する支持部材と、前記軸孔に挿通される軸部を
    有し該軸部先端に攪拌体を備えた攪拌部材とからなり、
    攪拌部材の軸部が前記軸孔に対して軸方向移動可能で、
    かつ回転及び傾斜角度変更自在に遊嵌されていることを
    特徴とする攪拌装置。
  2. 【請求項2】 前記軸部の基端には操作握り部を備え、
    該操作握り部は、前記軸部と別体とされ、前記軸部基端
    に着脱自在とされていることを特徴とする請求項1に記
    載の攪拌装置。
  3. 【請求項3】 前記支持部材に注水口及び排水用スクリ
    ーンが設けられていることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の攪拌装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部材に容器への固定手段が設け
    られていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載
    の攪拌装置。
  5. 【請求項5】 前記支持部材に、排水時の被攪拌物流出
    防止部材が、容器の内側に位置するように設けられてい
    ることを特徴とする請求項3に記載の攪拌装置。
  6. 【請求項6】 容器開口端縁部に支持されると共に貫通
    軸孔を有する支持部材と、前記軸孔に挿通される軸部を
    有し、外軸部先端に軸部より径大な攪拌体を備えた攪拌
    部材とからなり、 前記軸孔は、前記軸部が挿通可能であって、かつ攪拌体
    が挿通不能な大きさに形成され、 前記支持部材には、前記攪拌体が挿通可能な大きさの挿
    通孔が設けられ、 該挿通孔と前記軸孔との間で攪拌部材をスライドさせる
    スライド通孔が形成されていることを特徴とする攪拌装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100883015B1 (ko) * 2007-07-12 2009-02-12 전현숙 휴대용 교반기구
WO2013019017A1 (ko) * 2011-08-01 2013-02-07 주식회사 이화정량펌프 저맥동 고용량 다이어프램 펌프
CN103736415A (zh) * 2014-01-10 2014-04-23 长庆油田分公司技术监测中心环境监测站 腕式振荡仪
CN106594601A (zh) * 2016-11-03 2017-04-26 东莞市联洲知识产权运营管理有限公司 一种吞吐雨水的路灯
CN111701474A (zh) * 2020-06-29 2020-09-25 山东大学 一种搅拌桨可规划路径的变角度行星倾斜搅拌装置

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