JP2001011594A - 金属基複合材料プリフォームおよびその製造方法、ホットプレス装置、並びに、金属基複合材料およびその製造方法 - Google Patents

金属基複合材料プリフォームおよびその製造方法、ホットプレス装置、並びに、金属基複合材料およびその製造方法

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JP2001011594A
JP2001011594A JP11183416A JP18341699A JP2001011594A JP 2001011594 A JP2001011594 A JP 2001011594A JP 11183416 A JP11183416 A JP 11183416A JP 18341699 A JP18341699 A JP 18341699A JP 2001011594 A JP2001011594 A JP 2001011594A
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Takeshi Yamada
毅 山田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歩留まりを良くしてコストの向上を抑制し、
マトリックスの選択自由度の高いこと。 【解決手段】 カーボン心線の外表面にSiC層を形成
して強化繊維を作り、この強化繊維を横糸により平行に
まとめて強化繊維体を形成する。そして、強化繊維体を
Ti合金箔5で挟んでホットプレスし、モノテーププリ
フォームを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば航空機
用エンジンの構成部品に適用可能な、高強度、高剛性を
有するものであり、歩留まりを良くしてコストの向上を
抑制すると共にマトリックスの選択自由度を高くするこ
とができる金属基複合材料プリフォームおよびその製造
方法、ホットプレス装置、並びに、金属基複合材料およ
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば航空機用エンジンを構成する主
要な部品であるファンローターやタービン翼は、高速の
回転に耐え得る高い強度が要求される一方、燃焼効率や
輸送能力向上のために軽量であることが要求される。こ
のため、欧米では、ファンローターなどの重量軽減に対
する研究開発が盛んに行われている。
【0003】また、従来から、各種金属または合金から
なる基材をアルミナや炭化珪素(SiC)といったセラ
ミック繊維などの強化材により強化した金属基複合材
料、たとえばチタン基(Ti)複合材料が開発され、実
用化に向けた部品試作研究などが行われている。このT
i基複合材料の製造工程は、特にファンローターのディ
スクやリングその他の円盤状部材を製造する場合、
(A)Ti合金をコーティングしたワイヤプリフォーム
を熱間圧延してテープ状金属基複合材料(モノテーププ
リフォーム)を製造する工程と、(B)当該モノテープ
プリフォームを冷間で巻きつけ、熱間静水圧成形(HI
P:Hot Isostatic Press)により複合化することでT
i基複合材料を製造する工程に大別できる。
【0004】(A)モノテーププリフォーム製造工程 まず、図7に示すように、化学蒸着法(CVD:Chemic
al Vapor Deposition)などを用い、カーボンなどの心
線81にSiCを被覆してSiC層82を形成する。続
いて、電子ビーム式物理蒸着法(ED−PVD:Electr
on Beam- Physical Vapor Deposition)を用い、前記S
iC層82の表面に基材(マトリックス)であるTi合
金をコーティングし(Ti合金層83)、ワイヤプリフ
ォーム80とする。つぎに、図8に示すように、複数本
のワイヤプリフォーム80を平行に並べ、上下に配置さ
れた2段圧延ロール91の間に挿入して熱間圧延するこ
とで、モノテーププリフォーム90を製造する。
【0005】(B)モノテーププリフォームの複合化工
程 図9は、HIP工程を示す説明図である。HIPは、耐
圧容器中に配置したヒーターを用いて被加工物を100
0℃以上で加熱しつつ、耐圧容器中のガラスや金属の粉
末を媒介した100MPa以上の等方圧下で焼結する方
法である。この複合化工程では、上記モノテーププリフ
ォーム90を管状に巻きつけ、これをHIP装置の耐圧
容器(図示省略)内に配置する(同図(a))。そし
て、等方圧下で加熱焼結し、管状の金属基複合材料95
を得る(同図(b))。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記T
i基複合材料の製造工程では、EB−PVD法を用いて
いるため、通常のPVDやCVDよりは成膜速度が速い
ものの、合金組成の維持やコーティング厚さの均一性な
どを制御するのが困難になる。このため、製品の歩留ま
りが悪くなり、その分、コストが上昇するという問題点
があった。また、上記Ti基複合材料の製造工程ではマ
トリックスとしてTiを用いているが、このマトリック
ス材の材質が変わると新たにコーティング条件を設定す
る必要があるし、マトリックスによっては狙った材料組
成を得られないなど、マトリックスの選択自由度が制限
されるという問題点があった。
【0007】この発明は、上記に鑑みてなされたもので
あって、歩留まりを良くしてコストの向上を抑制し、マ
トリックスの選択自由度の高い金属基複合材料プリフォ
ームおよびその製造方法、ホットプレス装置、並びに、
金属基複合材料およびその製造方法を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1にかかる金属基複合材料プリフォーム
は、複数本の強化繊維をほぼ平行にまとめた強化繊維体
と、この強化繊維体に対して接合した金属箔とを有する
ものである。
【0009】この発明にかかる金属基複合材料プリフォ
ームは、従来のようなEB−PVD法を用いることに起
因する、合金組成やコーティング厚さの不均一を解消す
ることができる。すなわち、この金属基複合材料プリフ
ォームは、強化繊維体に対して金属箔を接合した構造で
あって従来のようなTi金属成膜工程がないため、合金
組成やコーティング厚さを均一に保つことが可能にな
る。また、コーティング条件ではなく接合条件を問題と
すればよいので、適用可能なマトリックスの範囲を広げ
ることができる。
【0010】また、請求項2にかかる金属基複合材料プ
リフォームは、前記強化繊維体を構成する強化繊維を、
横糸によりまとめたものである。このようにすれば、強
化繊維体の結合力を高めることができるので、金属基複
合材料プリフォームの強度を高めることができる。ここ
で、上記金属箔には、チタンまたはチタン合金を用いる
のが好ましい(請求項3)。
【0011】また、請求項4にかかる金属基複合材料プ
リフォームは、上記金属基複合材料プリフォームにおい
て、前記金属箔に凹部を形成し、当該凹部に前記強化繊
維体を入れて接合したものである。凹部を形成すること
により、ホットプレス時に強化繊維に加わる圧力を低く
抑えられるから、当該強化繊維の切断を防止することが
できる。さらに、上記金属基複合材料プリフォームから
製造した金属基複合材料も上記同様の作用、効果を奏す
る(請求項12〜15)。
【0012】また、請求項5にかかる金属基複合材料プ
リフォームの製造方法は、複数本の強化繊維をほぼ平行
にまとめて強化繊維体とし、この強化繊維体と金属箔と
をホットプレスして接合するものである。
【0013】従来はSiCを外表面に形成したカーボン
心線に対し、EB−PVD法により更にTi合金層を形
成するようにしていたので、合金組成やコーティング厚
さが不均一になるなどの問題が生じていた。そこで、こ
の金属基複合材料プリフォームの製造方法では、強化繊
維体に対して金属箔を接合する構造とした。このため、
合金組成やコーティング厚さを均一に保つことが可能に
なる。また、コーティング条件ではなく接合条件を問題
とすればよいので、適用可能なマトリックスの範囲が広
がる。
【0014】ここで、前記強化繊維体の強度を高めるた
め、複数の横糸を用いて強化繊維をまとめるようにする
ことができる(請求項6)。また、横糸の他、有機物バ
インダを用いるようにしても良い(請求項7)。さら
に、前記ホットプレスは、真空中で行うようにするのが
好ましい(請求項8)。金属が酸化して脆化するのを防
止することができるからである。また、前記ホットプレ
スの温度は、700℃〜1200℃に設定する(請求項
9)。これにより、金属箔が適度に軟らかくなるから、
処理しやすくなる。
【0015】また、請求項10にかかるホットプレス装
置は、複数本の強化繊維をほぼ平行にまとめた強化繊維
体と金属箔とを積層して加圧する定盤と、強化繊維体お
よび金属箔を加熱するヒーターと、強化繊維体と金属箔
とが重なるように定盤に対して当該強化繊維体および金
属箔を連続的に巻き出す巻出リールと、定盤の後段に設
けたプリフォームを巻き取る巻取リールと、少なくとも
定盤およびヒーターを収容すると共に内部を真空に保つ
真空チャンバーとを備えたものである。
【0016】強化繊維体および金属箔は、巻出リールか
ら重ねるようにして巻き出される。巻き出された強化繊
維体および金属箔は、ヒーターにより加熱しつつ定盤に
より加圧される。加圧により接合したプリフォームは、
巻取リールにより巻き取られる。また、これら加熱・加
圧工程は、前記真空チャンバー内にて行われる。かかる
構成のホットプレス装置によれば、上記金属基複合材料
プリフォームを連続的に製造することが可能になる。な
お、真空チャンバーには、少なくとも定盤およびヒータ
ーを収容するようにするが、前記巻出リールおよび巻取
リールを含めて収容することもできる。
【0017】また、請求項11にかかる金属基複合材料
の製造方法は、複数本の強化繊維をほぼ平行にまとめた
強化繊維体と金属箔とをホットプレスして金属基複合材
料プリフォームを形成し、この金属基複合材料プリフォ
ームを積層した状態でHIP処理またはホットローリン
グ処理を施して複合化するものである。
【0018】強化繊維体と金属箔とをホットプレスまた
はホットローリングすることで、合金組成やコーティン
グ厚さを均一に保つと共に適用可能なマトリックスの範
囲を広げることができる。この発明では、このような金
属基複合材料プリフォームを積層してHIP処理または
ホットローリング処理するから、良好な金属基複合材料
を製造することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる金属基複
合材料プリフォームおよびその製造方法、ホットプレス
装置、並びに、金属基複合材料およびその製造方法の実
施の形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。な
お、この実施の形態によりこの発明が限定されるもので
はない。
【0020】このテープ状プリフォームの製造方法は、
(A)強化繊維体の製造工程、(B)Ti合金箔の処理
工程、(C)モノテーププリフォーム製造工程、(D)
複合化工程、に分けられる。以下、(A)工程から
(D)工程の順に説明する。
【0021】(A)強化繊維体の製造工程 図1は、強化繊維体を構成する強化繊維を示す斜視図で
ある。この強化繊維体の製造工程では、まず、CVD法
によってカーボン心線1の表面にSiCを蒸着させてS
iC層2を形成し、強化繊維3を製造する。このカーボ
ン心線1の径は30〜40μmで、その長さは1〜10
00mの範囲に設定するのが好ましい。SiC層2を形
成した後の強化繊維3の径は、約140μmである。つ
ぎに、これら複数本の強化繊維3を、図2に示すように
ほぼ平行に並べると共に、当該強化繊維3のほぼ直交方
向であって上下交互に横糸4を通し、強化繊維3どうし
を結合させる(強化繊維体3a)。横糸4を渡す間隔
は、5〜10mm程度とする。また、横糸4は、たとえ
ばテープ状のTiNb合金からなり、その幅が約100
μm、板厚が50μmであり、その長さは1〜1000
mの範囲に設定するのが好ましい。
【0022】なお、横糸4はワイヤ状であっても良く、
その材料には上記TiNb合金以外のTi合金を用いる
ことができる。上記強化繊維3としては、タングステン
(W)心線の周囲にCVD法によって硼素(B)を析出
させたものや、タングステン心線の周囲に硼素を析出し
更にSiCを被覆したものを用いることができる。ま
た、最外層にカーボンやメッキを施した強化繊維を用い
ることもできる。さらに、SiC層2の形成は上記CV
D法に限られず、たとえばポリカルボシランなどの有機
物繊維を焼成することで形成するようにしても良い。加
えて、上記強化繊維3どうしの結合には、有機物バイン
ダを用いることもできる。この場合、有機物バインダ
は、後のホットプレス工程における加熱によって脱脂さ
れる。なお、有機物バインダと上記横糸4とを組み合わ
せて使用するようにしても良い。
【0023】(B)Ti合金箔の処理工程 図3は、Ti合金箔の処理工程におけるTi合金箔を示
し、(a)が斜視図、(b)が断面図である。このTi
合金箔5の処理工程では、まず、たとえばケミカルミー
リング法によってTi合金箔5に凹部6を形成する。ケ
ミカルミーリング法は、金属表面の一部を耐薬品塗膜で
被覆してからフッ酸−硝酸溶液などの加工液中に浸し、
露出面を溶解除去して凹部を形成する方法である。Ti
合金箔5の寸法は、厚さが100〜200μm、幅が2
0〜100mm、長さが10〜500mとするのが好ま
しい。また、凹部6の深さdは40μm〜50μm程度
に、その縁部7の厚さtは100μm〜200μm、特
に150μm程度にするのが好ましい。なお、この凹部
6は、ホットプレス時における強化繊維3の切断を防止
するためのものであるが、設計寸法によってはこの凹部
6の形成を省略することができる。
【0024】上記Ti合金箔5には、そのマトリックス
が、(a)Ti−4.5Al−3V−2Mo―2Fe金
(SP700)、(b)純Ti、(c)Ti−6Al−
4V、(d)Ti−6Al−6V−2Sn合金、(e)
Ti−6Al−2Sn―2Mo合金、(f)Ti−15
V−3Cr−3Sn−3Al合金、(g)Ti−5.8
Al−4Sn−3.5Zr−0.7Nb−0.5Mo−
0.35Si(IML834)、(h)Ti−6Al−
2.8Sn−4Zr−0.4Mo−0.45Si−0.
0702合金(Ti−1100)、(i)Ti−15M
o−3Nb−3Al−0.2Si合金(beta21
s)、(j)Ti−41〜52Al−X合金(TiAl
金属間化合物:XはTiおよびAl以外の添加元素で、
たとえばTi−48Al−2Cr−2Nb)、(k)T
i−25Al−10Nb−3V−1Mo合金(supe
rα2)、(l)Ti−14Al−19.5Nb−3V
−2Mo合金(Ti3Al金属化合物)、(m)Ti−
24Al−11Nb合金(Ti2AlNb:オーソロン
ビック)などからなる種々のものが含まれる。
【0025】(C)モノテーププリフォーム製造工程 図4は、複合化工程にて用いるホットプレス装置を示す
構成図である。このホットプレス装置10は、強化繊維
体3aおよびTi合金箔5に加圧する一対の定盤11を
有する。定盤11の裏面には断熱用のセラミック板12
が設けられており、当該セラミック板12と定盤11と
の間にはヒーター13が設けられている。また、セラミ
ック板12の裏側には冷却板14が設けられ、その冷却
板14は外部のアクチュエータと結合している(図示省
略)。
【0026】また、定盤11の側方には、複合化したモ
ノテーププリフォーム50を巻き取る巻取ローラ15が
設けられている。さらに、巻取ローラ15の反対側に
は、Ti合金箔5あるいは強化繊維体3aを搬送する搬
送ローラ16が設けられている。これら定盤11、巻取
ローラ15および搬送ローラ16などは、真空チャンバ
ー17内に収容されている。また、定盤11、ヒーター
13、巻取ローラ15、搬送ローラ16の駆動は、制御
部18により行われる。ヒーター13の温度は、温度セ
ンサ19により検出されて制御部18にフィードバック
される。
【0027】図5は、ホットプレスによるモノテーププ
リフォーム製造工程を示す説明図である。このモノテー
ププリフォーム製造工程では、まず、2枚のTi合金箔
5をそれぞれの凹部6側で対向させると共に、当該Ti
合金箔5の間に上記強化繊維体3aを挟み込む。つぎ
に、この状態でTi合金箔5および強化繊維体3aを、
定盤11間に挿入する(同図(a))。続いて、真空中
において、Ti合金箔5および強化繊維体3aをヒータ
ー13により加熱しつつ、ホットプレスする(同図
(b))。真空中でホットプレスするのは、Ti合金箔
5が酸化して脆化するのを防止するためである。
【0028】プレス圧力は1〜10MPa程度であり、
加熱温度はTi合金箔5を処理しやすいように軟らかく
するため、約700℃〜1200℃の範囲とする。この
ホットプレスによって、強化繊維体3aとTi合金箔5
との間に金属原子の拡散が行われると共に当該温度下で
超塑性現象が発生し、両者が強固に接合される。なお、
原子拡散を活発化するために接合面にアルゴン照射を施
して非晶質組織を作ったり、イオン注入、真空蒸着など
の方法により表面組織を変えたりして、接合を促進する
ようにしてもよい。そして、所定時間プレスした後に定
盤11を開放すると、Ti合金箔5および強化繊維体3
aの複合材であるモノテーププリフォーム50が出来上
がる(同図(c))。なお、圧力および加熱温度は、T
i合金箔5の種類などに応じ、上記開示の範囲から適宜
選定する。
【0029】続いて、モノテーププリフォーム50は巻
取ローラ15によって巻き取られ、これに伴って未だ複
合化してない新たなTi合金箔5および強化繊維体3a
が定盤11の間に搬送される(同図(a))。この搬送
したTi合金箔5および強化繊維体3aは、上記同様、
ホットプレスにより接合され、巻取ローラ15に巻き取
られる(同図(b)および(c))。このようにして、
数百メートルに及ぶ長さのモノテーププリフォーム50
を連続的に製造する。製造したモノテーププリフォーム
50の厚さは、200μm〜400μm程度になる。た
とえばホットプレス前のTi合金箔5の厚さが150μ
mの場合、ホットプレス後のモノテーププリフォーム5
0の厚さは300μmになる。強化繊維3の方向は、モ
ノテーププリフォーム50の巻取り移動方向にほぼ直交
する方向でもよく、ほぼ平行な方向であってもよい。
【0030】(D)複合化工程 つぎに、以上のようにして製造したモノテーププリフォ
ームを冷間で巻きつけ、HIPにより一体化することで
Ti基複合材料を製造する(従来例、図9参照)。HI
P処理の条件は、Ti合金箔5のマトリックスが上記
(a)の場合、圧力が150MPa、温度が800℃、
時間が2hrとするのが好ましい。また、Ti合金箔5
のマトリックスが上記(b)〜(f)の場合、圧力が5
0〜200MPa、温度が850〜950℃、時間が
0.1〜4hrとするのが好ましい。また、Ti合金箔
5のマトリックスが上記(g)〜(i)、(k)〜
(m)の場合、圧力が50〜200MPa、温度が95
0〜1100℃、時間が0.1〜4hrとするのが好ま
しい。また、Ti合金箔5のマトリックスが上記(j)
の場合、圧力が50〜200MPa、温度が950〜1
200℃、時間が1〜4hrとするのが好ましい。この
完成したTi基複合材料は、上記強化繊維体3aとTi
合金箔5との組が複数に積層した構造になる。
【0031】また、モノテーププリフォーム50をホッ
トローリングにより複合化するようにしてもよい。図6
は、ホットローリング装置を示す構成図である。このホ
ットローリング装置20は、回転可能に支持された巻付
ローラ21と、バネ22によって巻付ローラ21に対し
付勢状態に配置される下部ローラ23とを備えており、
モノテーププリフォーム50を巻付ローラ21と下部ロ
ーラ23との間に挿入し、加熱・加圧しながら当該モノ
テーププリフォーム50を巻付ローラ21に巻き付ける
構造である。この作業は真空中にて行うようにし、前記
圧力は0.1〜200MPaの範囲内における一定値と
する。また、加熱温度は、Ti合金箔5が適度に軟化す
る700℃〜1200℃の範囲とする。なお、ホットロ
ーリングした複合材料はそのまま材料として用いても良
いし、更に上記HIP処理を施すようにしても良い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
金属基複合材料プリフォーム(請求項1)によれば、複
数本の強化繊維をほぼ平行にまとめた強化繊維体と、こ
の強化繊維体に対して接合した金属箔とにより構成した
ので、合金組成やコーティング厚さを均一に保つことが
可能になる。このため、歩留まりが良くなりコストの向
上を抑制することができる。また、マトリックス選択の
自由度が高まる。
【0033】また、この発明にかかる金属基複合材料プ
リフォーム(請求項2)によれば、強化繊維体を構成す
る強化繊維を横糸によりまとめたので、金属基複合材料
プリフォームの強度を高めることができる。また、前記
金属箔をチタンまたはチタン合金とすること(請求項
3)により、金属基複合材料の軽量化を図ることできる
と共に耐熱性を高めることができる。
【0034】また、この発明にかかる金属基複合材料プ
リフォーム(請求項4)によれば、金属箔に凹部を形成
し、当該凹部に前記強化繊維体を入れて接合したので、
ホットプレス時に強化繊維が切断するのを防止すること
ができる。また、この発明の金属基複合材料(請求項1
2〜15)において、上記同様の効果を奏することがで
きる。
【0035】また、この発明にかかる金属基複合材料の
製造方法(請求項5)によれば、複数本の強化繊維をほ
ぼ平行にまとめて強化繊維体とし、この強化繊維体と金
属箔とをホットプレスして接合するようにしたので、合
金組成やコーティング厚さを均一に保つことが可能にな
る。このため、歩留まりが良くなりコストの向上を抑制
することができる。また、マトリックス選択の自由度が
高まる。この場合に、複数の横糸で前記強化繊維をほぼ
平行にまとめることで、金属基複合材料プリフォームの
強度を高めることができる(請求項6)。さらに、有機
物バインダを用いるようにすれば、前記強化繊維を容易
にまとめることができる(請求項7)。
【0036】また、この発明にかかる金属基複合材料プ
リフォームの製造方法(請求項8)によれば、真空中で
ホットプレスするようにしたので、金属が酸化して脆化
するのを防止することができる。ここで、ホットプレス
の温度を700℃〜1200℃に設定することにより、
金属を適度に軟らかくして処理を容易にすることができ
るようになる(請求項9)。
【0037】また、この発明にかかるホットプレス装置
(請求項10)によれば、巻出リールから巻き出した強
化繊維体および金属箔は、真空チャンバー内のヒーター
で加熱すると共に定盤により加圧されてプリフォームと
なり、続いて巻取リールによって巻き取られる。このた
め、上記金属基複合材料プリフォームを連続的に製造す
ることが可能になる。
【0038】また、この発明にかかる金属基複合材料の
製造方法(請求項11)によれば、複数本の強化繊維を
ほぼ平行にまとめた強化繊維体と金属箔とをホットプレ
スして金属基複合材料プリフォームを形成し、この金属
基複合材料プリフォームを積層した状態でHIP処理ま
たはホットローリング処理を施して複合化するので、良
好な金属基複合材料を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】強化繊維体を構成する強化繊維を示す斜視図で
ある。
【図2】強化繊維の結合状態を示す説明図である。
【図3】Ti合金箔の処理工程におけるTi合金箔を示
す斜視図である。
【図4】複合化工程にて用いるホットプレス装置を示す
構成図である。
【図5】ホットプレスによるモノテーププリフォーム製
造工程を示す説明図である。
【図6】ホットローリング装置を示す構成図である。
【図7】ワイヤプリフォームの構造を示す斜視図であ
る。
【図8】Ti基複合材料(モノテープ複合材料)の製造
工程を示す斜視図である。
【図9】HIP工程を示す説明図である。
【符号の説明】
1 カーボン心線 2 SiC層 3 強化繊維 3a 強化繊維体 4 横糸 5 Ti合金箔 6 凹部 10 ホットプレスパン装置 11 定盤 12 セラミック板 15 巻取ローラ 16 搬送ローラ 17 真空チャンバー 18 制御部 19 温度センサ 20 ホットローリング装置 21 巻付ローラ 22 バネ 23 下部ローラ 50 モノテーププリフォーム

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の強化繊維をほぼ平行にまとめた
    強化繊維体と、この強化繊維体に対して接合した金属箔
    とを有することを特徴とする金属基複合材料プリフォー
    ム。
  2. 【請求項2】 前記強化繊維体を構成する強化繊維を、
    横糸によりまとめたことを特徴とする請求項1に記載の
    金属基複合材料プリフォーム。
  3. 【請求項3】 前記金属箔が、チタンまたはチタン合金
    であることを特徴とする請求項1または2に記載の金属
    基複合材料プリフォーム。
  4. 【請求項4】 前記金属箔に凹部を形成し、当該凹部に
    前記強化繊維体を入れて接合したことを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか一つに記載の金属基複合材料プリフ
    ォーム。
  5. 【請求項5】 複数本の強化繊維をほぼ平行にまとめて
    強化繊維体とし、この強化繊維体と金属箔とをホットプ
    レスして接合することを特徴とする金属基複合材料プリ
    フォームの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記強化繊維をほぼ平行にまとめるた
    め、複数の横糸を用いたことを特徴とする請求項5に記
    載の金属基複合材料プリフォームの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記強化繊維をほぼ平行にまとめるた
    め、有機物バインダを用いたことを特徴とする請求項5
    に記載の金属基複合材料プリフォームの製造方法。
  8. 【請求項8】 さらに、前記ホットプレスを真空中で行
    うようにしたことを特徴とする請求項5〜7のいずれか
    一つに記載の金属基複合材料プリフォームの製造方法。
  9. 【請求項9】 さらに、前記ホットプレスの温度を70
    0℃〜1200℃に設定することを特徴とする請求項5
    〜8のいずれか一つに記載の金属基複合材料プリフォー
    ムの製造方法。
  10. 【請求項10】 複数本の強化繊維をほぼ平行にまとめ
    た強化繊維体と金属箔とを積層して加圧する定盤と、 強化繊維体および金属箔を加熱するヒーターと、 強化繊維体と金属箔とが重なるように定盤に対して当該
    強化繊維体および金属箔を連続的に巻き出す巻出リール
    と、 定盤の後段に設けたプリフォームを巻き取る巻取リール
    と、 少なくとも定盤およびヒーターを収容すると共に内部を
    真空に保つ真空チャンバーと、 を備えたことを特徴とするホットプレス装置。
  11. 【請求項11】 複数本の強化繊維をほぼ平行にまとめ
    た強化繊維体と金属箔とをホットプレスして金属基複合
    材料プリフォームを形成し、この金属基複合材料プリフ
    ォームを積層した状態でHIP処理またはホットローリ
    ング処理を施して複合化することを特徴とする金属基複
    合材料の製造方法。
  12. 【請求項12】 複数本の強化繊維をほぼ平行にまとめ
    た強化繊維体層と、この強化繊維体層に対して拡散接合
    した金属箔層とを有することを特徴とする金属基複合材
    料。
  13. 【請求項13】 前記強化繊維体層を構成する強化繊維
    を、横糸によりまとめたことを特徴とする請求項12に
    記載の金属基複合材料。
  14. 【請求項14】 前記金属箔層が、チタンまたはチタン
    合金であることを特徴とする請求項12または13に記
    載の金属基複合材料。
  15. 【請求項15】 前記金属箔層に凹部を形成し、当該凹
    部に前記強化繊維体を入れて拡散接合したことを特徴と
    する請求項12〜14のいずれか一つに記載の金属基複
    合材料。
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