JP2001011402A - プラズマディスプレイ - Google Patents

プラズマディスプレイ

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JP2001011402A
JP2001011402A JP2000016122A JP2000016122A JP2001011402A JP 2001011402 A JP2001011402 A JP 2001011402A JP 2000016122 A JP2000016122 A JP 2000016122A JP 2000016122 A JP2000016122 A JP 2000016122A JP 2001011402 A JP2001011402 A JP 2001011402A
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JP
Japan
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heat
sensitive adhesive
adhesive sheet
pressure
radiating
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Withdrawn
Application number
JP2000016122A
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English (en)
Inventor
Hideaki Tanahashi
英明 棚橋
Kiyoaki Kamiya
清秋 神谷
Masahiko Takahashi
正彦 高橋
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MOCHIDA SHOKO KK
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
MOCHIDA SHOKO KK
Sumitomo Riko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】放熱性粘着剤シートの粘着面とこれに貼着する
パネルや放熱板との間に空気が入り込みにくく、たとえ
入り込んでも、その空気を簡単に排出することができる
放熱性粘着剤シートを備えたプラズマディスプレイを提
供する。 【解決手段】プラズマディスプレイは、パネル11と、
放熱板12と、これらパネル11と放熱板12との間に
介在する放熱性粘着剤シートSとを備えている。そし
て、この放熱性粘着剤シートSは、粘着剤と熱伝導付与
剤とを含有する放熱性粘着剤組成物を固めてなるもので
あり、その表裏面が粘着面に形成され、その表面に条溝
2が同一方向に長く等間隔で形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラットパネル型
受像機(壁掛けテレビ)等に用いられるプラズマディス
プレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラズマディスプレイパネルは、放電に
よって紫外線を発生させ、その紫外線を蛍光体に照射さ
せて発光させるものである。したがって、放電に伴う発
熱を除去することのできるシステムが必要になる。特
に、高解像度を実現すべく高輝度を確保しようとすれ
ば、発熱量が大きくなるため、従来から、図16に示す
ように、パネル(プラズマディスプレイパネル)11の
裏面に放熱性を有する粘着剤シート(放熱性粘着剤シー
ト)50を介して放熱板12を設け、パネル11全体の
熱の放散と面全体の温度の均一化を図ることが行われて
いる。
【0003】上記放熱性粘着剤シート50としては、従
来から、液状の粘着剤中に熱伝導付与剤を均一に分散
し、それをセパレータの表面に塗布し、熱伝導付与剤の
均一分散状態を可能な限り保ちつつ加熱することにより
固めて(固化させて)なるものが用いられている。すな
わち、放熱性粘着剤シート50は、セパレータを剥がす
ことにより両面が貼着可能な粘着面となるものであり、
セパレータとともに連続的に巻き取りドラムに巻き取ら
れたロール状の巻装体となっている。
【0004】そして、上記放熱性粘着剤シート50を上
記パネル11裏面と放熱板12との間に設ける場合に
は、つぎのようにして行われる。すなわち、まず、上記
巻装体から帯状のセパレータ付き放熱性粘着剤シート5
0を繰り出し、所要の形状に切断する。そして、図17
に示すように、セパレータが付いている粘着面を凹状に
して放熱性粘着剤シート50を反らせ、放熱板12とセ
パレータが付いていない粘着面との間に空気が入らない
ように、その端部から徐々に上記放熱板12に沿わせる
ようにしてセパレータ付き放熱性粘着剤シート50を貼
着する。ついで、その放熱性粘着剤シート50をセパレ
ータの上から押さえロールや手等で圧着および空気抜き
を行い、放熱性粘着剤シート50と放熱板12とを完全
に密着させる。つぎに、セパレータを剥がし、もう一方
の粘着面をパネル11の裏面に貼着し、放熱板12の上
から押圧する。このようにして、放熱性粘着剤シート5
0を上記パネル11の裏面と放熱板12との間に設け
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記放熱性粘着剤シー
ト50の貼着において、放熱板(始めの剛体)12に貼
着する場合には、放熱性粘着剤シート50を反らせた
り、曲げたり、巻いたりする等して放熱板12に沿わ
せ、放熱板12と粘着面との間に空気を入れないように
し、さらに、押さえロール等で圧着および空気抜きを行
い、完全に密着させることができる。しかしながら、パ
ネル11の裏面(2番目の剛体)に貼着する場合には、
放熱板12があるため、放熱性粘着剤シート50を反ら
せたり、押さえロール等で直接圧着したりすることがで
きない。このため、パネル11の裏面とこれに貼着され
る粘着面との間には空気A(図16参照)が入り込み易
く、しかも、充分な空気抜きを行うことができない。そ
の結果、密着面積を充分に得ることができず、所定の密
着強度を得ることができない。
【0006】しかも、パネル11等の温度が上昇する
と、入り込んだ空気Aが膨張し、放熱性粘着剤シート5
0とパネル11とを引き離そうとするだけでなく、その
空気Aが断熱部として作用し、放熱を阻害する。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、放熱性粘着剤シートの粘着面とこれに貼着する
パネルや放熱板との間に空気が入り込みにくく、たとえ
入り込んでも、その空気を簡単に排出することができる
放熱性粘着剤シートを備えたプラズマディスプレイの提
供をその目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のプラズマディスプレイは、パネルと、放熱
板と、これら両者の間に介在する放熱性粘着剤シートと
を備えたプラズマディスプレイであって、上記放熱性粘
着剤シートが、粘着剤と熱伝導付与剤とを含有する放熱
性粘着剤組成物からなる放熱性粘着剤シートであり、こ
の放熱性粘着剤シートの表裏面の少なくとも一方の面に
条溝または突条が形成されているという構成をとる。
【0009】本発明者らは、放熱性粘着剤シートを剛体
(パネル,放熱板等)に貼着する際に、剛体とこれに貼
着される粘着面との間に空気が入り込むのは、粘着面の
平面性が悪く、またその柔軟性が不足しているためであ
ると考え、鋭意研究を重ねた。しかしながら、その過程
で、放熱性粘着剤シートの粘着面の平面性および柔軟性
を向上させると、逆に粘着面に空気が入り込み易くなる
ことがわかった。この理由は、剛体に押された中央部の
空気が粘着面を押してへこみを形成し、外へ逃げきれな
くなった空気がそのへこみに入り込むためであると考え
られる。そこで、別の角度から再度鋭意研究を重ねた。
その結果、放熱性粘着剤シートの表裏面の少なくとも一
方の面に条溝または突条を形成すると、放熱性粘着剤シ
ートを剛体に貼着する際に、放熱性粘着剤シートを反ら
せたりしなくても、剛体とこれに貼着される条溝または
突条が形成された粘着面との間には空気が入り込みにく
く、たとえ入り込んでも、その空気を上記条溝または突
条と粘着面との間に形成される空間に簡単に排出するこ
とができ、所定の密着強度を得ることができることを見
いだし本発明に到達した。
【0010】つぎに、本発明のプラズマディスプレイを
詳しく説明する。
【0011】本発明のプラズマディスプレイは、パネル
と放熱板との間に放熱性粘着剤シートを備えており、こ
の放熱性粘着剤シートが、粘着剤と熱伝導付与剤とを含
有する放熱性粘着剤組成物からなるものであり、その表
裏面の少なくとも一方の面に条溝または突条が形成され
ている。
【0012】上記条溝で挟まれる各部分および条溝と放
熱性粘着剤シートの端縁とで挟まれる各部分ならびに各
突条の断面形状は、特に限定されるものではなく、それ
ぞれの表面が平坦なもの、中央部表面が平坦なもの、そ
れぞれの高さが端縁に近づくにつれて徐々に低くなって
いるもの等があげられる。
【0013】また、上記条溝の断面形状は、特に限定さ
れるものではなく、凹状,U字状,V字状等である。ま
た、各条溝の幅は、0.2〜2mmの範囲に設定されて
いることが好ましく、より好ましくは、0.5〜1.5
mmの範囲である。すなわち、各条溝の幅が0.2mm
を下回ると、剛体とこれに貼着される粘着面との間に入
り込んだ空気の条溝への排出が不充分になるおそれがあ
り、2mmを上回ると、粘着面の面積が小さくなり、所
定の密着強度が得られないおそれがあるからである。さ
らに、条溝で挟まれる各粘着面および条溝と放熱性粘着
剤シートの端縁とで挟まれる各粘着面の幅は、2〜15
mmの範囲に設定されていることが好ましく、より好ま
しくは、3〜10mmの範囲である。すなわち、上記各
粘着面の幅が2mmを下回ると、各粘着面の面積が小さ
くなり、所定の密着強度が得られないおそれがあり、1
5mmを上回ると、剛体とこれに貼着される粘着面との
間に空気が入り込み易くなるからである。
【0014】また、各突条の幅は、0.5〜3mmの範
囲に設定されていることが好ましく、より好ましくは、
1〜1.5mmの範囲である。すなわち、各突条の幅が
0.5mmを下回ると、突条の剛性が低く、突条がすぐ
に潰れてしまうため、空気の排出効果が不充分であり、
3mmを上回ると、突条の剛性により、密着面積が小さ
くなり、充分な密着強度が得られないおそれがある。さ
らに、突条で挟まれる各粘着面および突条と放熱性粘着
剤シートの端縁とで挟まれる各粘着面の幅は、2〜25
0mmの範囲に設定されていることが好ましく、より好
ましくは、30〜150mmの範囲である。すなわち、
上記各粘着面の幅が2mmを下回ると、各粘着面の面積
が小さくなり、所定の密着強度が得られないおそれがあ
り、250mmを上回ると、剛体とこれに貼着される粘
着面との間に空気が入り込み易くなるからである。
【0015】上記粘着剤としては、粘着性を付与できる
ものであれば特に制限するものではなく各種のものを用
いることができる。なかでも、後述する放熱性粘着剤シ
ートの製法を考慮して、液状粘着性樹脂が好ましい。こ
こで、液状粘着性樹脂とは、25℃で液状を示すもので
あって、粘着性を有する樹脂をいう。そして、樹脂自身
の性状が25℃で液状を示す場合の他、25℃で固体で
あっても各種の有機溶剤または水に溶解もしくは分散さ
せて液状にしたものも含む。このような液状粘着性樹脂
としては、ウレタン系樹脂,アクリル系樹脂,シリコー
ン系樹脂,エポキシ系樹脂等の樹脂、UV硬化型樹脂、
EB硬化型樹脂、合成ゴム、更には、SEBS,SEP
S,SBS,SIS等の熱可塑性エラストマー等があげ
られる。これらは、単独であるいは2種以上併せて用い
られる。
【0016】上記粘着剤とともに用いられる熱伝導付与
剤としては、熱伝導性を付与できるものであれば特に制
限するものではなく各種のものを用いることができる。
なかでも、窒化アルミニウム、炭化ケイ素、窒化ケイ
素、窒化ホウ素、金属酸化物(アルミナ等)等のセラミ
ックス粉末、鉄、アルミニウム等の金属類粉末が好まし
い。特に、良好な熱伝導性を付与できるとともに、汎用
性やコストといった観点から、アルミナが好ましい。こ
れらは単独であるいは2種以上併せて用いられる。
【0017】また、上記熱伝導付与剤の平均粒径は、
0.5〜150μmの範囲に設定されていることが好ま
しく、より好ましくは5〜100μmの範囲である。す
なわち、平均粒径が0.5μmを下回ると、液状組成物
の粘度上昇が大きく、高充填できず、所定の放熱性が得
られない。平均粒径が150μmを上回ると、液状組成
物層の表面が滑らかでなく、粘着阻害を起こす。なお、
熱伝導付与剤の平均粒径は、母集団から任意に抽出され
る試料を用いて導出される値である。また、粒子形状が
真球状ではなく楕円球状(断面が楕円の球)等のように
一律に粒径が定まらない場合には、最長径と最短径との
単純平均値をその粒子の粒径とする。
【0018】そして、熱伝導付与剤の配合量は、粘着剤
100重量部(以下「部」と略す)に対して、40〜2
30部の範囲に設定されていることが好ましく、より好
ましくは65〜150部の範囲である。すなわち、熱伝
導付与剤の配合量が40部を下回ると放熱性粘着剤シー
ト全体の熱伝導性が不充分になるおそれがあり、逆に2
30部を上回ると良好な粘着性が得られないおそれがあ
るからである。
【0019】なお、上記放熱性粘着剤組成物には、粘着
剤および熱伝導付与剤に加えて、オイル,老化防止剤等
を適宜に配合することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。
【0021】図1は、本発明のプラズマディスプレイの
一実施の形態を示している。この実施の形態では、プラ
ズマディスプレイは、パネル(ガラスパネル等)11
と、放熱板(アルミシャーシ等)12と、これらパネル
11と放熱板12との間に介在する放熱性粘着剤シート
Sとを備えている。そして、この放熱性粘着剤シートS
は、粘着剤と熱伝導付与剤とを含有する放熱性粘着剤組
成物を固めてなるものであり、図2に示すように、その
表裏面が粘着面1a,1bに形成され、その表面に複数
(図2では3本)の条溝2が同一方向に長く等間隔で形
成されている。
【0022】上記放熱性粘着剤シートSは、上記放熱性
粘着剤組成物を用い、つぎのようなキャスティング法に
より製造することができる。すなわち、まず、粘着剤、
熱伝導付与剤、必要に応じてその他の添加剤、有機溶剤
または水を従来公知の混合機を用いて混合し、25℃で
液状の放熱性粘着剤組成物(以下「液状組成物」とい
う)を調製する。
【0023】ついで、図3に示すように、無端状に連続
走行し放熱性粘着剤シートSの条溝2(図2参照)に対
応した突条が表面に形成された型フィルム(金型でプレ
ス成形して作成される)Fの表面に、上記液状組成物3
を供給ノズル4から供給する。供給された液状組成物3
は、型フィルムFとの間隙が調節されたドクターナイフ
5によって不要分が除去され、型フィルムFの表面に、
均一厚みの液状組成物層6が形成される。
【0024】つづいて、形成された液状組成物層6を型
フィルムFとともにトンネル炉7内を通過させることに
より固める(固化させる)。この固めたものが放熱性粘
着剤シートSであり、条溝2(図2参照)は、図3にお
いて、放熱性粘着剤シートSの下面に形成されている。
また、上記トンネル炉7は、液状組成物層6の固化を均
一化するため、通常、その内壁全てに遠赤外線ヒータ,
紫外線照射器,電子線照射器等が配設されており、液状
組成物層6に対して全方向から熱,紫外線,電子線等を
付与できるようになっている。
【0025】つづいて、形成された放熱性粘着剤シート
Sを上記型フィルムFから脱型し、セパレータ供給ロー
ル8から繰り出されたセパレータ9とともに連続的に巻
き取りドラム10に巻き取り、ロール状の巻装体にす
る。
【0026】そして、図4および図5に示すように、上
記放熱性粘着剤シートSをパネル11の裏面と放熱板1
2との間に設ける場合には、従来の技術と同様にして行
われるが、上記巻装体から帯状のセパレータ付き放熱性
粘着剤シートSを繰り出した際には、セパレータ9(図
3参照)は、条溝2が形成されている粘着面1aに付い
ており、この条溝2が形成されている粘着面1aがパネ
ル11の裏面(2番目の剛体)に貼着される。また、こ
の貼着は、条溝2の長さ方向が上下方向となるように行
われることが好ましい。
【0027】この場合には、パネル11の裏面に貼着さ
れる粘着面1aには、条溝2が形成されているため、条
溝2で挟まれる粘着面1および条溝2と放熱性粘着剤シ
ートSの端縁とで挟まれる粘着面1aの幅が狭くなり、
パネル11の裏面と上記粘着面1aとの間に空気が入り
込みにくくなっている。さらに、たとえその間に空気が
入り込んだとしても、放熱板12の上から押圧すること
により、簡単にその空気が条溝2に排出される。その結
果、密着面積を充分得ることができ、所定の密着強度を
得ることができる。しかも、パネル11等の温度が上昇
しても、上記間に入り込んだ空気がないため、放熱性粘
着剤シートSとパネル11とを引き離そうとしたり、放
熱を阻害したりしない。
【0028】さらに、条溝2の長さ方向が上下方向とな
るように放熱性粘着剤シートSが貼着されると、パネル
11等の温度が上昇した際に、熱せられた空気が条溝2
を通って上方に抜け、冷たい空気が下方から条溝2に流
れ込み、放熱効果が促進される。
【0029】また、上記放熱性粘着剤シートSは、上記
方法以外にも、つぎのようにして製造することができ
る。すなわち、まず、前記と同様の液状組成物を調製し
た後、図6に示すように、セパレータ供給ロール8から
セパレータ9を繰り出し、成形ドラム13と巻き取りド
ラム10との間に張架し、その状態のまま水平方向に連
続的に繰り出す。
【0030】一方、セパレータ9の上面に上記液状組成
物3を供給ノズル4から供給する。供給された液状組成
物3は、セパレータ9との間隙が調節されたドクターナ
イフ5によって不要分が除去され、セパレータ9の上面
に、均一厚みの液状組成物層6が形成される。
【0031】つづいて、形成された液状組成物層6をセ
パレータ9とともにトンネル炉7内を通過させることに
より固める。この固めたものが放熱性粘着剤シート基材
1である。そして、放熱性粘着剤シートSの条溝2
(図2参照)に対応した突条がプレス面に形成された回
転式プレス型Mで、上記放熱性粘着剤シート基材S1
上面をプレスして上記条溝2(図2参照)をその上面に
形成することにより、放熱性粘着剤シートSを得る。
【0032】つづいて、得られた放熱性粘着剤シートS
を、セパレータ9とともに連続的に巻き取りドラム10
に巻き取り、ロール状の巻装体にする。このようにして
も、上記放熱性粘着剤シートSを製造することができ
る。
【0033】図7は、本発明のプラズマディスプレイの
他の実施の形態を示している。この実施の形態では、放
熱性粘着剤シートTとして、図8に示すような、表面に
複数(図8では3本)の突条15が同一方向に長く等間
隔で形成されているものを用いている。そして、上記放
熱性粘着剤シートTは、図7に示すように、突条15で
挟まれる各部分の表面および突条15と放熱性粘着剤シ
ートTの端縁とで挟まれる各部分の表面ならびに突条1
5の表面が粘着面1a,15a(図8参照)となって、
パネル11の裏面に押圧変形させて貼着される。それ以
外は上記実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ
符号を付している。
【0034】この場合には、型フィルムF(図3参照)
の表面またはプレス型M(図6参照)のプレス面に、上
記突条15に対応した条溝が形成されているものを用
い、上記実施の形態と同様にして放熱性粘着剤シートT
を製造することができる。
【0035】このような放熱性粘着剤シートTを用いれ
ば、パネル11の裏面に貼着する際に、放熱板12の上
から押圧することにより、突条15と放熱性粘着剤シー
トTの表面の粘着面1aとの間に形成される空間16
に、各粘着面1a,15aの空気が排出される。そし
て、上記実施の形態と同様の作用・効果を奏することが
できる。
【0036】図9は、本発明のプラズマディスプレイの
さらに他の実施の形態を示している。この実施の形態で
は、放熱性粘着剤シートUとして、図10に示すよう
な、表面に複数(図10では3本)の糸状体17が同一
方向に長く等間隔で敷設されているものを用いている。
そして、図9に示すように、糸状体17で挟まれる各部
分の表面および糸状体17と放熱性粘着剤シートUの端
縁とで挟まれる各部分の表面が粘着面1aとなって、パ
ネル11の裏面に押圧変形させて貼着される。それ以外
は上記実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符
号を付している。
【0037】この場合には、従来の放熱性粘着剤シート
50(図16参照)の表面に糸状体17を敷設すること
により放熱性粘着剤シートUを製造することができる。
【0038】このような放熱性粘着剤シートUを用いて
も、パネル11の裏面に貼着する際に、放熱板12の上
から押圧することにより、糸状体17と放熱性粘着剤シ
ートUの表面の粘着面1aとの間に形成される空間18
に、各粘着面1aの空気が排出される。そして、上記実
施の形態と同様の作用・効果を奏することができる。
【0039】つぎに、実施例について比較例と併せて説
明する。
【0040】
【実施例1〜3】下記に示す配合組成の放熱性粘着剤組
成物(液状組成物)を準備し、図3に示す装置にて、型
フィルムFの突条の間隔を変えることにより、条溝2
(図2参照)で挟まれる粘着面の幅が異なる放熱性粘着
剤シートSを3種類作製した。また、いずれの放熱性粘
着剤シートSも、条溝2は、断面形状が凹状をしてお
り、その深さが0.5mmであり、全てが同一方向に長
く形成されている。
【0041】 〔配合組成〕 ウレタン系樹脂 100部 (ハイプレンP306、ポリオールEP240、三井化学社製) 触媒(オクチル酸鉛、日本化学産業社製) 0.3部 熱伝導付与剤 80部 (アルミナAS−30、昭和電工社製、平均粒径16μm、粒径5μm以下の 粒子の含有割合20重量%) 安定剤(ノクセラーTTCU、大内新興化学社製) 1部
【0042】
【実施例4,5】また、上記に示す配合組成の放熱性粘
着剤組成物(液状組成物)を準備し、図3に示す装置に
て、型フィルムFの突条の形状を変えることにより、条
溝2(図2参照)で挟まれる部分の断面形状が異なる放
熱性粘着剤シートSを2種類作製した。そして、上記断
面形状が蒲鉾状のもの(図11参照)を実施例4とし、
台形状のもの(図12参照)を実施例5とした。また、
いずれの放熱性粘着剤シートSも、条溝2は、その深さ
が0.5mmであり、全てが同一方向に長く形成されて
いる。
【0043】
【実施例6〜8】また、上記に示す配合組成の放熱性粘
着剤組成物(液状組成物)を準備し、図3に示す装置に
て、型フィルムFの条溝の間隔を変えることにより、突
条15(図8参照)で挟まれる粘着面1aの幅が異なる
放熱性粘着剤シートTを3種類作製した。また、いずれ
の放熱性粘着剤シートTも、突条15は、表面が平坦を
しており、その高さが1.0mmであり、全てが同一方
向に長く形成されている。
【0044】
【実施例9,10】また、上記に示す配合組成の放熱性
粘着剤組成物(液状組成物)を準備し、図3に示す装置
にて、型フィルムFの条溝の形状を変えることにより、
突条15(図8参照)の断面形状が異なる放熱性粘着剤
シートTを2種類作製した。そして、上記断面形状が蒲
鉾状のもの(図13参照)を実施例9とし、台形状のも
の(図14参照)を実施例10とした。また、いずれの
放熱性粘着剤シートTも、突条15は、その高さが1.
0mmであり、全てが同一方向に長く形成されている。
【0045】
【実施例11,12】また、上記に示す配合組成の放熱
性粘着剤組成物(液状組成物)とセパレータとを準備
し、このセパレータ上に液状組成物を塗布すると同時に
加熱固化(100℃で10分間)を行ない、セパレータ
付き放熱性粘着剤シートを作製した。つぎに、上記セパ
レータを剥がしてパネル11との粘着面1aに糸状体1
7を平行に敷設し、放熱性粘着剤シートUを2種類作製
した(図10参照)。そして、上記糸状体17として、
断面円形の釣り糸(太さ1mm)を用いたものを実施例
11とし、綿撚り糸(太さ1mm)を用いたものを実施
例12とした。
【0046】
【比較例1】上記配合組成の放熱性粘着剤組成物(液状
組成物)とセパレータとを準備し、このセパレータ上に
液状組成物を塗布すると同時に加熱固化(100℃で1
0分間)を行ない、セパレータ付き放熱性粘着剤シート
を作製した。すなわち、このものは、従来の放熱性粘着
剤シート50(図16参照)であり、その表裏両面に条
溝が形成されていないものである。
【0047】このようにして得られた各放熱性粘着剤シ
ートについて、粘着面の実着率を下記の方法に従って計
算するとともに、その実着率が70%以上のものを○、
それ未満のものを×として評価した。
【0048】〔実着率〕図15に示すように、各アルミ
板30の片面に、放熱性粘着剤シートS,T,U,50
をそれぞれ貼着し、その放熱性粘着剤シートS,T,
U,50の他面にさらにガラス板31を貼着した。この
とき、実施例1〜5,11,12の放熱性粘着剤シート
S,Uについては、条溝2,糸状体17(図10参照)
が形成されている粘着面1a(図2,10参照)にガラ
ス板31を貼着し、実施例6〜10の放熱性粘着剤シー
トTについては、突条15(図8参照)が形成されてい
る粘着面1a(図8参照)および突条15の表面の粘着
面15a(図8参照)にガラス板31を貼着した。そし
て、この状態における放熱性粘着剤シートS,T,U,
50のガラス板31への実着率を測定した。この測定
は、3人がそれぞれ目視にて推定することにより行っ
た。そして、それら3つの平均値をとり、この平均値を
実着率として下記の表1および表2に示した。なお、上
記実着率とは、ガラス板31に本来完全に密着すべき粘
着面〔実施例1〜5については、条溝2を除き、実施例
6〜10については、空間16(図7参照)に対応する
部分を除き、実施例11,12については、糸状体17
および空間18(図9参照)に対応する部分を除く〕の
面積(計算にて算出される値)に対する現実に貼着して
いる部分の面積の割合である。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】上記表1および表2の結果から、実施例1
品〜12品は、比較例1品と比較して、実着率の向上が
確認できる。
【0052】なお、上記実施の形態では、条溝2,突条
15,糸状体17を同一方向に長く形成したものとした
が、これに限定されるものではなく、格子状に交わるも
の,斜めに交わるもの等のように、異なる2以上の方向
に長く形成したものであってもよい。特に、突条15を
格子状等に交わらせる場合には、突条15で囲まれた部
分ができるため、突条15の交わる部分を切り欠く等し
て、空気を通すようにする。そして、糸状体17を格子
状等に交わらして用いる場合には、糸状体17で囲まれ
た部分ができるため、糸状体17として撚り糸を用いる
ことが好ましい。この理由は、撚り糸内の僅かな隙間に
空気を通すようにするためである。また、上記糸状体1
7に代えて網状体を用いてもよいが、この網状体の網目
が囲まれた部分となるため、網状体の材料は同様の理由
により撚り糸を用いることが好ましい。さらに、互いに
隣接する条溝2,突条15,糸状体17の間隔は、等間
隔に限定されるものではない。
【0053】また、上記実施の形態では、条溝2,突条
15,糸状体17を放熱性粘着剤シートS,T,Uの表
面にのみ形成したが、その裏面にも形成してもよい。そ
して、条溝2または突条15を放熱性粘着剤シートS,
Tの裏面にも形成する場合には、図3に示す製法におい
て、同様の型フィルムFを別に準備し、この型フィルム
Fの表面が液状組成物層6の上面に当接するようにする
か、もしくは、図3に示す製法において、トンネル炉7
内を通過させ液状組成物層6を固めたのち、図6に示す
プレス型Mで、プレスしてその上面に条溝2または突条
15を形成するようにするか、もしくは、図6に示す製
法において、プレス型Mを放熱性粘着剤シート基材S1
の上下に設け、放熱性粘着剤シート基材S1 の上下面を
プレスしてその上下面に条溝2または突条15を形成す
るようにするか等して製造することができる。
【0054】また、条溝2で挟まれる各部分および条溝
2と放熱性粘着剤シートSの端縁とで挟まれる各部分な
らびに突条15は、その高さを端縁に近づくにつれて徐
々に低くなるものとしてもよい。このような放熱性粘着
剤シートS,Tは、上記実施の形態において、その製造
に用いる型フィルムFの表面やプレス型Mのプレス面
を、上記各部分に対応した形状にすることにより、製造
することができる。そして、上記各部分を上記のように
すれば、平坦な粘着面1a,15aから空気を排出し易
くなり、上記各部分の幅を大きくすることができる。
【0055】さらに、パネル11と放熱性粘着剤シート
S,T,Uとの密着強度を上げるために、必要に応じ
て、粘着面1a,15aにシリコーン系等の表面処理剤
(プライマー)を塗布してもよい。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明のプラズマディス
プレイは、パネルと、放熱板と、これら両者の間に介在
する放熱性粘着剤シートとを備えたプラズマディスプレ
イであって、上記放熱性粘着剤シートが、粘着剤と熱伝
導付与剤とを含有する放熱性粘着剤組成物からなる放熱
性粘着剤シートであり、この放熱性粘着剤シートの表裏
面の少なくとも一方の面に条溝または突条が形成されて
いる。このため、上記放熱性粘着剤シートをパネルや放
熱板に貼着する際に、条溝または突条が形成された粘着
面には空気が入り込みにくく、たとえ入り込んでも、そ
の空気を上記条溝または突条と粘着面との間に形成され
る空間に簡単に排出することができ、所定の密着強度を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラズマディスプレイの一実施の形態
を示す斜視図である。
【図2】上記プラズマディスプレイに用いる放熱性粘着
剤シートを示す斜視図である。
【図3】上記放熱性粘着剤シートの製法の一例を説明す
るための模式的な説明図である。
【図4】上記プラズマディスプレイを示す平面図であ
る。
【図5】上記プラズマディスプレイを示す断面図であ
る。
【図6】上記放熱性粘着剤シートの製法の他の例を説明
するための模式的な説明図である。
【図7】本発明のプラズマディスプレイの他の実施の形
態を示す平面図である。
【図8】上記プラズマディスプレイに用いる放熱性粘着
剤シートを示す斜視図である。
【図9】本発明のプラズマディスプレイのさらに他の実
施の形態を示す平面図である。
【図10】上記プラズマディスプレイに用いる放熱性粘
着剤シートを示す斜視図である。
【図11】実施例4の放熱性粘着剤シートを示す断面図
である。
【図12】実施例5の放熱性粘着剤シートを示す断面図
である。
【図13】実施例9の放熱性粘着剤シートを示す断面図
である。
【図14】実施例10の放熱性粘着剤シートを示す断面
図である。
【図15】実着率の測定を説明するための模式的な説明
図である。
【図16】従来のプラズマディスプレイを示す断面図で
ある。
【図17】放熱性粘着剤シートを始めの剛体に貼着する
方法を示す説明図である。
【符号の説明】
S 放熱性粘着剤シート 2 条溝 11 パネル 12 放熱板
フロントページの続き (72)発明者 神谷 清秋 愛知県小牧市東三丁目1番地 東海ゴム工 業株式会社内 (72)発明者 高橋 正彦 東京都千代田区岩本町2丁目10番12号 持 田商工株式会社内 Fターム(参考) 4F205 AB01 AH42 GA07 GB02 GB29 GC07 GF03 GN10 GN11 GN28 GN29 4J004 AA02 AA05 AA07 AA10 AA11 AA13 AA14 AA18 CC05 CE03 FA05 FA10

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルと、放熱板と、これら両者の間に
    介在する放熱性粘着剤シートとを備えたプラズマディス
    プレイであって、上記放熱性粘着剤シートが、粘着剤と
    熱伝導付与剤とを含有する放熱性粘着剤組成物からなる
    放熱性粘着剤シートであり、この放熱性粘着剤シートの
    表裏面の少なくとも一方の面に条溝または突条が形成さ
    れていることを特徴とするプラズマディスプレイ。
  2. 【請求項2】 放熱性粘着剤シートの各条溝の幅が0.
    2〜2mm、条溝で挟まれる各粘着面および条溝と放熱
    性粘着剤シートの端縁とで挟まれる各粘着面の幅が2〜
    15mmの範囲である請求項1記載のプラズマディスプ
    レイ。
  3. 【請求項3】 放熱性粘着剤シートの全ての条溝が同一
    方向に長く形成されている請求項1または2記載のプラ
    ズマディスプレイ。
  4. 【請求項4】 放熱性粘着剤シートの条溝が異なる2以
    上の方向に長く形成されている請求項1または2記載の
    プラズマディスプレイ。
  5. 【請求項5】 放熱性粘着剤シートの条溝で挟まれる各
    部分および条溝と放熱性粘着剤シートの端縁とで挟まれ
    る各部分の中央部表面が平坦な粘着面である請求項1〜
    4のいずれか一項に記載のプラズマディスプレイ。
  6. 【請求項6】 放熱性粘着剤シートの条溝で挟まれる各
    部分および条溝と放熱性粘着剤シートの端縁とで挟まれ
    る各部分の中央部表面が粘着面であり、この粘着面の外
    側の高さが端縁に近づくにつれて徐々に低くなっている
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のプラズマディスプ
    レイ。
  7. 【請求項7】 放熱性粘着剤シートの各突条の幅が0.
    5〜3mmの範囲、突条で挟まれる各粘着面および突条
    と放熱性粘着剤シートの端縁とで挟まれる各粘着面の幅
    が2〜250mmの範囲である請求項1記載のプラズマ
    ディスプレイ。
  8. 【請求項8】 放熱性粘着剤シートの全ての突条が同一
    方向に長く形成されている請求項1または7記載のプラ
    ズマディスプレイ。
  9. 【請求項9】 放熱性粘着剤シートの突条が異なる2以
    上の方向に長く形成されている請求項1または7記載の
    プラズマディスプレイ。
  10. 【請求項10】 放熱性粘着剤シートの各突条の表面が
    平坦である請求項1,7〜9のいずれか一項に記載のプ
    ラズマディスプレイ。
  11. 【請求項11】 放熱性粘着剤シートの各突条の中央部
    表面が平坦である請求項1,7〜9のいずれか一項に記
    載のプラズマディスプレイ。
  12. 【請求項12】 放熱性粘着剤シートの各突条の高さが
    端縁に近づくにつれて徐々に低くなっている請求項1,
    7〜9のいずれか一項に記載のプラズマディスプレイ。
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