JP2001009292A - 漏光型光触媒フィルタ - Google Patents

漏光型光触媒フィルタ

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JP2001009292A JP11186740A JP18674099A JP2001009292A JP 2001009292 A JP2001009292 A JP 2001009292A JP 11186740 A JP11186740 A JP 11186740A JP 18674099 A JP18674099 A JP 18674099A JP 2001009292 A JP2001009292 A JP 2001009292A
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filter
fiber
photocatalytic
fluid
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Yoshikazu Nishii
由和 西井
Junpei Hama
純平 浜
Soji Arai
壮二 新井
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Hoya Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】漏光型光触媒フィルタにあって、有効フィルタ
長を十分に確保する、フィルタでの圧力損失を小さくす
る、光触媒ファイバ(10)の利用効率を高めてフィル
タ能力を高めるという背反する要求を同時に満たす。 【解決手段】 漏光型光触媒ファイバ(10)を束ねる
ことによってその光触媒ファイバの長手方向に連通する
無数の微細空隙を持つフィルタ構造部を形成し、このフ
ィルタ構造部をなす各光触媒ファイバ内に光を導入させ
るとともに、被処理流体を上記フィルタ構造部の端面か
ら導入させて各光触媒ファイバ間をそのファイバの長手
方向に通過させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、漏光型光触媒ファ
イバを利用した漏光型光触媒フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】漏光型光触媒ファイバは、導光体からな
るファイバ形状の基体と、酸化チタンなどの光触媒を含
む表面層とを有する光触媒ファイバであって、そのファ
イバに導入されて漏洩しながら伝達する光によって光触
媒層が活性化されて、触媒作用をなす。この漏光型光触
媒フィルタを束ねることにより、触媒作用を持つフィル
タすなわち漏光型光触媒フィルタを構成することができ
る。
【0003】図2は漏光型光触媒フィルタの従来例を示
す。同図の(A)は従来の漏光型光触媒フィルタの構成
を示したものであって、どちらもその主要部は、漏光型
光触媒ファイバ束1、ケーシング2、導光窓3および光
源4によって構成されている。ケーシング2は、被処理
流体の流入口21と流出口22を有するとともに、この
流入口21と流出口22間に光触媒ファイバ束1が介在
する構造に形成されている。さらに、そのケーシング2
の一部には、光源4からの光を光触媒ファイバ束1に入
光させるための導光窓3が設けられている。
【0004】ここで、同図(A)に示したものは、被処
理流体が漏光型光触媒ファイバ束1を横切って通過する
ように構成されている。流入口21からケーシング2内
に導かれた被処理流体は、ファイバ束1を横切って通過
する際に、そのファイバ束1による機械構造的なフィル
タ作用と、光触媒ファイバによる光化学的な触媒作用と
によってフィルタ処理され、流出口22から排出され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術には、次のような問題のあることが本発明者らに
よってあきらかとされた。すなわち、図2の(A)に示
したものでは、被処理流体が光触媒ファイバ束1を横切
って通過させられるため、フィルタ内通過距離(パス
長)いわゆる有効フィルタ長を十分に確保することが困
難であることに加えて、ファイバ束1を横切る際の流路
抵抗が大きく、このことがフィルタでの圧力損失を増大
させてしまう、という問題があった。
【0006】このため、光触媒ファイバの利用効率が低
く、光触媒ファイバの使用量に対して十分なフィルタ能
力が得られないという問題を生じることが明らかになっ
た。
【0007】本発明の目的は、有効フィルタ長を十分に
確保する、フィルタでの圧力損失を小さくする、光触媒
ファイバの利用効率を高めてフィルタ能力を高めるとい
う背反する要求を同時に満たすことができる漏光型光触
媒フィルタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】上記課題を解決する手段としての第1の手
段は、導光体からなるファイバ形状の基体と光触媒を含
む表面層とを有する複数の光触媒ファイバを束ねること
によってその光触媒ファイバどうしの間に空隙を形成す
るようにしたフィルタ構造部と、このフィルタ構造部を
なす各光触媒ファイバ内に光を導入する導光手段と、被
処理流体を上記フィルタ構造部に導入して各光触媒ファ
イバ間をそのファイバの長手方向に通過させるようにし
た導流手段とを備えたことを特徴とする漏光型光触媒フ
ィルタである。
【0009】第2の手段は、第1の手段において、フィ
ルタ構造部の端面前に被処理流体の溜まり室を形成す
る、というものである。第3の手段は、第1または第2
の手段において、漏光型光触媒ファイバを束ねるととも
に、各ファイバ間に粒状スペーサを介在させる、という
ものである。第4の手段は、第1から第3のいずれかの
手段において、フィルタ構造部を光触媒ファイバの長手
方向に沿う仕切壁によって分割することにより複数のフ
ィルタ通路を形成するとともに、被処理流体が上記複数
のフィルタ通路を順次通過するカスケード型流路を形成
する、というものである。第5の手段は、第1から第4
のいずれかの手段において、漏光型光触媒フィルタ束の
長さ方向にてファイバ密度が疎となる部分を形成するこ
とにより、フィルタ構造部とこのフィルタ構造部の端面
に通じる流体導入部とを形成する、というものである。
第6の手段は、第1から第5のいずれかの手段におい
て、フィルタ構造部を形成する漏光型光触媒ファイバ束
をその端部が長手方向に対して斜めに配列されるように
する、というものである。
【0010】第7の手段は、第1から第6のいずれかの
手段において、フィルタ構造部を形成する光触媒ファイ
バ束内での被処理流体の通過方向と、各光触媒ファイバ
内への光の導入方向とを互いに直交させる、というもの
である。第8の手段は、第1から第7のいずれかの手段
において、フィルタ構造部を形成する光触媒ファイバ束
内での被処理流体の通過方向と、各光触媒ファイバ内へ
の光の導入方向とを同一方向に揃える、というものであ
る。第9の手段は、第1から第8のいずれかの手段にお
いて、光触媒ファイバの光導入側端面に二次発光を行う
蛍光面を設ける、というものである。第10の手段は、
第1から第8のいずれかの手段において、光触媒ファイ
バの光導入側端面に反射防止層を設ける、というもので
ある。第11の手段は、導光体からなるファイバ形状の
基体と光触媒を含む表面層とを有する複数の光触媒ファ
イバを束ねることによってその光触媒ファイバどうしの
間に空隙を形成するようにしたフィルタ構造部と、前記
光触媒により処理しようとする被処理物を含有する被処
理流体の流出入口が設けられている流体流出入管と、前
記導光体に光を導入する光源とを有する漏光型光触媒フ
ィルタであって、前記フィルタ構造部は、前記流体流出
入管内に、前記被処理流体の流れる方向と前記フィルタ
構造部を構成する前記ファイバ形状の基体の長手方向と
がほぼ一致するように載置され、かつ、前記光源は、前
記ファイバ形状の基体に光を導入できるように設置され
ていることを特徴とする漏光型光触媒フィルタである。
【0011】上記手段によれば、被処理流体を光触媒フ
ァイバ束のファイバ長手方向に沿って通過させることが
できるとともに、その通過流体の流量分布をファイバ束
内に均等に分散させることができる。これにより、有効
フィルタ長を十分に確保する、フィルタでの圧力損失を
小さくする、光触媒ファイバの利用効率を高めてフィル
タ能力を高めるという背反する要求を同時に満たす、と
いう目的が達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面を参照しながら説明する。なお、各図において、同
一符号は同一あるいは相当部分を示すものとする。
【0013】図1は本発明による漏光型光触媒フィルタ
の一実施形態を示す。同図に示すフィルタは、(A)に
その全体の概略断面図を示すように、漏光型光触媒ファ
イバ束1、ケーシング2、導光窓3および光源4などに
よって構成されている。光触媒ファイバ束1はケーシン
グ2の中間筒状部に密に嵌合挿入されていて、その両端
部以外は外部から密閉されている。これにより、光触媒
ファイバ束1は、ファイバの長手方向に連通する無数の
微細空隙を持つフィルタ構造部を形成する。
【0014】ケーシング2の両端面部には、光源4の光
をファイバ束1の端面に入光させるために、ガラスなど
の透明部材による導光窓3が設けられている。これによ
り、光触媒ファイバ束1の各光触媒ファイバ内に光を導
入する導光手段が形成されている。上記ケーシング2の
両端側部には、被処理流体を上記光触媒ファイバ束1の
端面に導入するための流入口21と流出口22が設けら
れている。流入口21とファイバ束1の一端面との間、
および流出口22とファイバ束1の他端面との間にはそ
れぞれ、被処理流体の溜まり室23,24が形成されて
いる。
【0015】流入口21から導入された被処理流体は、
溜まり室23から光触媒ファイバ束1の一端面に導入さ
れて、そのファイバ束1内をファイバ長手方向に通過さ
せられる。ファイバ束1内を通過した流体は、そのファ
イバ束1の他端面側にある溜まり室24から流出口22
へ導出される。
【0016】このように、被処理流体がファイバ束1の
ファイバ長手方向に沿って通過させられることにより、
フィルタ内通過距離(パス長)すなわち有効フィルタ長
を大きく確保することができるとともに、流路抵抗を小
さくしてフィルタでの圧力損失を小さくすることができ
る。さらに、被処理流体をファイバ束1の端面から導入
させることにより、そのファイバ束1内での流量分布を
均等に分散させることができる。これにより、有効フィ
ルタ長を十分に確保する、フィルタでの圧力損失を小さ
くする、光触媒ファイバの利用効率を高めてフィルタ能
力を高めるという背反する要求を同時に満たすという目
的を達成することができる。
【0017】上記溜まり室23,24は、光触媒ファイ
バ束1の両端面における被処理流体の圧力分布を均一化
して、ファイバ束1内での流量分布をさらに均等に分散
させるように作用する。この場合、流入側の溜まり室2
3はファイバ束1の一端面にかかる正圧の分布を均一化
するように作用し、流入側の溜まり室24はファイバ束
1の他端面にかかる負圧の分布を均一化するように作用
する。
【0018】上記光触媒ファイバ束1は、同図(B)に
その部分拡大断面図を示すように、漏光型光触媒ファイ
バ10を束ねることによって、その光触媒ファイバの長
手方向に連通する無数の微細空隙を持つフィルタ構造部
を形成する。各光触媒ファイバ10は、漏光型光ファイ
バ11の外側に酸化チタンなどの光触媒層12を形成し
たものであって、そのファイバ11に導入されて漏洩し
ながら伝達する光によって光触媒層12が活性化される
ことにより、触媒作用をなす。この漏光型光触媒ファイ
バ10を束ねることにより、触媒作用を持つフィルタす
なわち漏光型光触媒フィルタを構成することができる。
【0019】各光触媒ファイバ10の端面は、光の入射
効率を高めるために、ファイバ方向に対して正確な直角
面であるとともに、表面を良く研磨し、さらに表面に反
射防止層を形成することが望ましい。
【0020】被処理流体は各光触媒ファイバ10間に形
成される無数の微細空隙を通ってフィルタ処理される
が、その微細空隙は、同図(C)に示すように、各光触
媒ファイバ10間に粒状スペーサ13を介在させること
により、その粒状スペーサ13のサイズに応じた大きさ
で確実に形成することができる。この場合、粒状スペー
サ13はファイバ束1内で勝手に移動しないよう、あら
かじめ光触媒ファイバ10の表面に固着させておく。
【0021】図3は有効フィルタ長を大きくするための
実施形態を示す。この実施形態では、同図の(A)に示
すように、フィルタ構造部をなす光触媒ファイバ束1
を、光触媒ファイバの長手方向に沿う仕切壁25によっ
て2分割することにより、2つのフィルタ通路1A,1
Bを形成するとともに、被処理流体が上記2つのフィル
タ通路1A,1Bを順次通過するカスケード型流路を形
成してある。これにより、被処理流体はファイバ束1の
長さの2倍の長さのフィルタ構造部を通過させられるよ
うになって、有効フィルタ長は大幅に拡大する。
【0022】同図の(B)と(C)はそれぞれ、同図
(A)のA−A部分における切断面図を示したものであ
って、(B)は光触媒ファイバ束1の断面が円形の場
合、(C)は矩形の場合をそれぞれ示す。どちらも、仕
切壁25はケーシング2の中間筒状部の断面積を等分す
るように設けられている。なお、仕切壁25は、図示の
例では1つであるが、2つ以上の複数設けることによ
り、上記有効フィルタ長を3倍以上に拡大させることも
可能である。
【0023】図4は有効フィルタ長を大きくするための
別の実施形態を示す。この実施形態は、同図の(A)に
示すように上記仕切壁25を筒状に形成したものであっ
て、基本的は上述したものと同じであるが、筒状仕切壁
26により、フィルタ通路1A,1Bは外側と内側とに
同軸状に分割されている。同図の(B)(C)(D)は
それぞれ、同図(A)のA−A部分における切断面形状
の態様を示す。
【0024】図5は本発明による漏光型光触媒フィルタ
の別の実施形態を示す。同図に示す実施形態では、フィ
ルタ構造部を形成する光触媒ファイバ束1内での被処理
流体の通過方向と、各光触媒ファイバ内への光の導入方
向とを同一方向に揃える構造にしている。この場合、光
源4はケーシング2内に設けられているが、この光源4
の光を光触媒ファイバ束1の一端面だけに向けて入射さ
せるために集光反射鏡41を使用している。この反射鏡
の中央部には、流入口21からの流体導入路を確保する
ための穴が設けられている。このように、被処理流体の
通過方向と光の導入方向とを同一方向に揃える構造とす
ることにより、フィルタの外形を細長形状にコンパクト
化することができるとともに、被処理流体の導入および
導出のための配管引き回しを同軸上にて整然と行うこと
ができるようになる。
【0025】図6は本発明による漏光型光触媒フィルタ
のさらに別の実施形態を示す。同図に示す実施形態は、
基本的は図5に示したものと同じく同軸状の構造である
が、光源4をケーシング2の外に設けるとともに、この
外部光源4の光を導光用光ファイバ42でケーシング2
内の光触媒ファイバ束1の端面に導くようにしてある。
これにより、流体導入路での流路断面積を大きく確保し
て、その流路における圧力損失の低減を達成している。
【0026】図7は本発明で用いる光触媒ファイバ束の
端面形状における変形例を示す。上述した実施形態で
は、光触媒ファイバ束1の端面をファイバ長手方向に対
して直角かつ平坦に形成していたが、同図の(A)
(B)(C)にそれぞれ示すように、光触媒ファイバ束
1の端面はファイバ長手方向に対して必ずしも直角面で
ある必要はない。たとえば、(A)または(B)に示す
ように、フィルタ構造部を形成する漏光型光触媒ファイ
バ束1の端面をそのファイバ束1の長手方向に対して約
45度の角度で斜めに配列されるようにすることによ
り、そのファイバ束1の端面における被処理流体の導入
面積を上記直角面の場合よりも大きく確保することがで
き、これにより、光触媒作用の効率向上と被処理流体の
圧力損失低減を共に達成させることができるという効果
が得られる。
【0027】この場合、光の入射方向と流体の導入方向
とは互いに約90度の角度で直交するようになる。
【0028】さらに、上記ファイバ束1の端面形状は、
(C)に示すように、円錐状に形成することもできる。
この場合も、(C)の場合と同様、ファイバ束1の端面
面積が増大することにより、光触媒作用の効率向上と被
処理流体の圧力損失低減を共に達成させることができる
という効果が得られる。
【0029】図8は光触媒ファイバによるフィルタ構造
の形成に関する変形例を示す。上述した実施形態では、
光触媒ファイバ10の全長さを使ってフィルタ構造部を
形成していたが、フィルタ構造部はファイバ10の一部
だけ使って形成するようにしてもよい。この場合、ファ
イバ10の残り部分は、後述するように、流体導入部を
形成したりすることに利用することができる。
【0030】同図の(A)(B)(C)はそれぞれ、漏
光型光触媒フィルタ束1の長さ方向にてファイバ密度が
疎となる部分を形成することにより、フィルタ構造部と
このフィルタ構造部の端面に通じる流体導入部とを形成
した実施形態を示す。(A)は、ファイバ束1の両端部
にてファイバ10をホーン状に拡げることにより、フィ
ルタ構造部に被処理流体が自由に出入りできる流通経路
が形成されている。ホーン状に拡げられたファイバ10
の端部は導光窓3まで引き出されて光源4からの光が導
入されるようになっている。この場合、ファイバ10
は、フィルタ構造部を形成するファイバ束1の部分だけ
光触媒層を有するように形成されたものでもよい。
(B)は、ファイバ束1の一端部にてファイバ10をホ
ーン状に拡げた実施形態を示す。(C)は、ファイバ束
1の一部を膨らませることにより流体が自由に出入り出
来る流通経路を形成させるようにした実施形態を示す。
(A)(B)(C)にそれぞれ示すような構成により、
フィルタ構造部をなすファイバ束1に対する流体の出入
りを一層円滑に行わせることができる。光をフィルタ構
造部の長手方向以外の方向から導入する場合は、流体導
入部又はフィルタ構造部に連ねて光導入部を形成するこ
とができる。光導入部は、ファイバ10を所定角度に曲
げることにより構成できるが、導入した光がフィルタ構
造部に到達する前にほとんど漏れ出してしまうのを防ぐ
ために、光ファイバ構造にすることが好ましい。
【0031】図9は光触媒ファイバ束と光源の配置に関
する構成例を示す。同図において、(A)は光源4をケ
ーシング2の外部に配置する場合に有効な実施形態を示
す。この場合、光源4の光は集光反射鏡41で一定方向
に集められた後、導光窓3を通してケーシング2内に導
かられ、ケーシング2内の反射鏡41で直角に曲げられ
て光ファイバ束1の端面に導かれる。(B)と(C)に
示すのはそれぞれ、光源4をケーシング2の内部に収納
させる場合に有効な実施形態であって、(B)は光触媒
ファイバ束1の一端から光を導入する場合を示し、
(C)は光触媒ファイバ束1の両端から光を導入する場
合を示す。
【0032】図10は光触媒ファイバの端面構造に関す
る他の実施形態を示す。同図に示すように、光触媒ファ
イバ10内への光の導入は、光触媒ファイバ10の光導
入側端面に二次発光を行う蛍光面14を設けることで、
間接的に行わせることができる。この場合、その二次発
光励起を行わせるための一次光を光触媒ファイバ10の
端面に照射させるようにする。この蛍光面14による二
次発光の波長はその蛍光面14の材質に依存する。した
がって、光触媒ファイバ10の光触媒反応に最適な波長
帯と蛍光面14の二次発光の波長帯とが一致させること
ができれば、光触媒反応の効率を高めることができると
いう効果が得られる。
【0033】以上説明したように、本願発明の第1の発
明は、漏光型光触媒ファイバを束ねることによってその
光触媒ファイバの長手方向に連通する無数の微細空隙を
持つフィルタ構造部を形成し、このフィルタ構造部をな
す各光触媒ファイバ内に光を導入させるとともに、被処
理流体を上記フィルタ構造部の端面から導入させて各光
触媒ファイバ間をそのファイバの長手方向に通過させる
ことを特徴とするものであり、これにより、被処理流体
を光触媒ファイバ束のファイバ長手方向に沿って通過さ
せることができるとともに、その通過流体の流量分布を
ファイバ束内に均等に分散させることができる。したが
って、有効フィルタ長を十分に確保する、フィルタでの
圧力損失を小さくする、光触媒ファイバの利用効率を高
めてフィルタ能力を高めるという背反する要求を同時に
満たす、という目的が達成される。
【0034】本発明の第2の発明は、第1の発明におい
て、フィルタ構造部の端面前に被処理流体の溜まり室を
形成することを特徴とするものであり、これにより、そ
のフィルタ構造部を形成する光触媒ファイバ束の端面に
おける被処理流体の圧力分布を均一化して、ファイバ束
内での流量分布をさらに均等に分散させるという作用が
得られる。本発明の第3の発明は、第1または第2の発
明において、漏光型光触媒ファイバを束ねるとととも
に、各ファイバ間に粒状スペーサを介在させることを特
徴とするものであり、これにより、光触媒ファイバ束内
に形成される微笑空隙をその粒状スペーサのサイズに応
じた大きさで確実に形成することができる。本発明の第
4の発明は、第1から第3のいずれかの発明において、
フィルタ構造部を光触媒ファイバの長手方向に沿う仕切
壁によって分割することにより複数のフィルタ通路を形
成するとともに、被処理流体が上記複数のフィルタ通路
を順次通過するカスケード型流路を形成することを特徴
とするものであり、これにより、有効フィルタ長を大幅
に拡大させることができる。本発明の第5の発明は、第
1から第4のいずれかの発明において、漏光型光触媒フ
ィルタ束の長さ方向にてファイバ密度が疎となる部分を
形成することにより、フィルタ構造部とこのフィルタ構
造部の端面に通じる流体導入部とを形成することを特徴
とするものであり、これにより、フィルタ構造部をなす
ファイバ束に対する流体の出入りを一層円滑に行わせる
ことができる。本発明の第6の発明は、第1から第5の
いずれかの発明において、フィルタ構造部を形成する漏
光型光触媒ファイバ束の端面をそのファイバ束の長手方
向に対して斜めに形成することを特徴とするものであ
り、これにより、そのファイバ束の端面における光源か
ら入光面積と被処理流体の導入面積とをそれぞれ大きく
確保して、光触媒作用の効率向上と被処理流体の圧力損
失低減を共に達成させることができる。本発明の第7の
発明は、第1から第6のいずれかの発明において、フィ
ルタ構造部を形成する光触媒ファイバ束内での被処理流
体の通過方向と、各光触媒ファイバ内への光の導入方向
とを互いに直交させることを特徴とするものであり、こ
れにより、光源が被処理流体の流路に障害物として介入
することを避けて、その流路での抵抗を小さくすること
ができる。本発明の第8の発明は、第1から第7のいず
れかの発明において、フィルタ構造部を形成する光触媒
ファイバ束内での被処理流体の通過方向と、各光触媒フ
ァイバ内への光の導入方向とを同一方向に揃えることを
特徴とするものであり、これにより、フィルタの外形を
細長形状にコンパクト化することができるとともに、被
処理流体の導入および導出のための配管引き回しを同軸
上にて整然と行うことができるようになる。本発明の第
9の発明は、第1から第8のいずれかの発明において、
光触媒ファイバの光導入側端面に二次発光を行う蛍光面
を設けることを特徴とするものであり、これにより、光
触媒ファイバ内に導入される光の波長を制御して光触媒
反応の効率を高めるということが可能になる。本発明の
第10の発明は、第1から第8のいずれかの発明におい
て、光触媒ファイバの光導入側端面に反射防止層を設け
ることを特徴とするものであり、これにより、光触媒フ
ァイバへの入光効率を高めて光触媒作用の効率を高める
ことができる。
【0035】以上、本発明者によってなされた発明を実
施形態にもとづき具体的に説明したが、本発明は上記実
施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本願発明
は、漏光型光触媒ファイバを束ねることによってその光
触媒ファイバの長手方向に連通する無数の微細空隙を持
つフィルタ構造部を形成し、このフィルタ構造部をなす
各光触媒ファイバ内に光を導入させるとともに、被処理
流体を上記フィルタ構造部の端面から導入させて各光触
媒ファイバ間をそのファイバの長手方向に通過させるこ
とにより、有効フィルタ長を十分に確保する、フィルタ
での圧力損失を小さくする、光触媒ファイバの利用効率
を高めてフィルタ能力を高めるという背反する要求を同
時に満たすことができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による漏光型光触媒フィルタの一実施形
態を示す概略断面図である。
【図2】漏光型光触媒フィルタの従来例を示す概略図で
ある。
【図3】有効フィルタ長を大きくするための実施形態を
示す概略断面図である。
【図4】有効フィルタ長を大きくするための別の実施形
態を示す概略断面図である。
【図5】本発明による漏光型光触媒フィルタの別の実施
形態を示す概略断面図である。
【図6】本発明による漏光型光触媒フィルタのさらに別
の実施形態を示す概略断面図である。
【図7】本発明で用いる光触媒ファイバ束の端面形状に
おける変形例を示す概略断面図である。
【図8】光触媒ファイバによるフィルタ構造の形成に関
する変形例を示す概略断面図である。
【図9】光触媒ファイバ束と光源の配置に関する構成例
を示す概念図である。
【図10】光触媒ファイバの端面構造に関する他の実施
形態を示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 漏光型光触媒ファイバ束(フィルタ構造部) 1A,1B フィルタ通路 10 各光触媒ファイバ 11 漏光型光ファイバ 12 光触媒層 13 粒状スペーサ 14 蛍光面 2 ケーシング 21 流入口 22 流出口 23 溜まり室(流入側) 24 溜まり室(流出側) 25 仕切壁 3 光導入窓 4 光源 41 集光反射鏡 42 導光用光ファイバ
フロントページの続き (72)発明者 新井 壮二 東京都新宿区中落合2−7−5 ホーヤ株 式会社内 Fターム(参考) 4G069 AA01 AA04 AA08 BA04A BA04B BA14A BA14B BA48A CD10 DA06 EA03X EA03Y EA06 EA18 FA08 FB23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導光体からなるファイバ形状の基体と光
    触媒を含む表面層とを有する複数の光触媒ファイバを束
    ねることによってその光触媒ファイバどうしの間に空隙
    を形成するようにしたフィルタ構造部と、このフィルタ
    構造部をなす各光触媒ファイバ内に光を導入する導光手
    段と、被処理流体を上記フィルタ構造部に導入して各光
    触媒ファイバ間をそのファイバの長手方向に通過させる
    ようにした導流手段とを備えたことを特徴とする漏光型
    光触媒フィルタ。
  2. 【請求項2】 前記フィルタ構造部の端面前に被処理流
    体の溜まり室を形成したことを特徴とする請求項1に記
    載の漏光型光触媒フィルタ。
  3. 【請求項3】 漏光型光触媒ファイバを束ねるとととも
    に、各ファイバ間に粒状スペーサを介在させたことを特
    徴とする請求項1または2に記載の漏光型光触媒フィル
    タ。
  4. 【請求項4】 フィルタ構造部を形成する光触媒ファイ
    バ束内での被処理流体の通過方向と、各光触媒ファイバ
    内への光の導入方向とを同一方向に揃えたことを特徴と
    する請求項1から3のいずれかに記載の漏光型光触媒フ
    ィルタ。
  5. 【請求項5】 導光体からなるファイバ形状の基体と光
    触媒を含む表面層とを有する複数の光触媒ファイバを束
    ねることによってその光触媒ファイバどうしの間に空隙
    を形成するようにしたフィルタ構造部と、前記光触媒に
    より処理しようとする被処理物を含有する被処理流体の
    流出入口が設けられている流体流出入管と、前記導光体
    に光を導入する光源とを有する漏光型光触媒フィルタで
    あって、前記フィルタ構造部は、前記流体流出入管内
    に、前記被処理流体の流れる方向と前記フィルタ構造部
    を構成する前記ファイバ形状の基体の長手方向とがほぼ
    一致するように載置され、かつ、前記光源は、前記ファ
    イバ形状の基体に光を導入できるように設置されている
    ことを特徴とする漏光型光触媒フィルタ。
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