JP2001009225A - バグフィルタ及びそれに用いるリテーナ - Google Patents

バグフィルタ及びそれに用いるリテーナ

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JP2001009225A
JP2001009225A JP11179483A JP17948399A JP2001009225A JP 2001009225 A JP2001009225 A JP 2001009225A JP 11179483 A JP11179483 A JP 11179483A JP 17948399 A JP17948399 A JP 17948399A JP 2001009225 A JP2001009225 A JP 2001009225A
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retainer
filter
filter cloth
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dust
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Chikayasu Masuda
親泰 増田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気炉・溶鋼炉・転炉或いはゴミ焼却炉等か
ら発生する、煤塵を含む排ガスを処理する工場に於ける
バグフィルタのリテーナを提供する。 【解決手段】 本発明のリテーナは、内部に排ガス10
を濾過した清浄ガス12の通路13を有したハニカム構
造体としており、該ハニカム構造体の外周に濾布14を
被せており、これらにより濾筒15Aを構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気炉・溶鋼炉・転
炉或いはゴミ焼却炉等から発生する、煤塵を含む排ガス
を処理する工場に於けるバグフィルタ及びそれに用いる
リテーナに関する。
【0002】
【従来の技術】電気炉・溶鋼炉・転炉或いはゴミ焼却炉
等の比較的高温の排出ガスの例であるが、図13に従来
設備による煤塵を含んだ排ガスの処理フローを示してい
る。図13に示すように、排ガス処理装置は、都市ゴ
ミ,産業廃棄物,汚泥等の各種ゴミを焼却する各種焼却
炉の後流側に排ガス01の温度を冷却する熱交換器02
が設けており、その後バグフィルタ03により排ガス0
1中の煤塵を除去した後、残りのNOX 等の有害成分を
含む排ガスは加熱器04で加熱された後、脱臭装置05
により触媒反応を利用してガスを脱臭し、その後清浄ガ
ス06を外部へ排出するようにしている。
【0003】上記の従来のバグフィルタ03の構成例を
図14に示す。図14に示すように、バグフィルタ03
は、下部側に粉塵ホッパ07と上部に清浄ガス出口08
を有するフィルターハウジング09と、該ハウジング0
9の内部に、導入口010から入る煤塵を含んだ排ガス
01を円筒状の濾布(フィルターエレメント)011が
リテーナ012により支持されてなる濾筒013を複数
個配設している。該濾筒013で濾過し、煤塵を除いた
清浄ガス06は、チューブシート014で仕切られた上
部の清浄ガス部015に送り出し又は吸引され、更に清
浄ガス出口08より後流機器へ排出するようになってい
る。なお、図14中、符号016はブローチューブ、0
17はコンプレーサ、018はヘッダパイプ、019は
ワイヤリングトラフ、020はパイロットバルブ、02
1はダイヤフラムバルブ、022はタイマーを図示し、
これらにより、リテーナ012の濾布011に付着した
煤塵を間欠的にパルスジェット噴流021により払い落
とされている。
【0004】図15に従来の濾筒013の概略を示す。
図15に示すように、濾筒012は、8本の棒状の支持
体017と円環部材018とから円筒状の骨組みを組上
げてなるリテーナ012と、その外周に設けた濾布01
1とからなり、煤塵を含んだ排ガス01を濾布011外
面で、濾過し、煤塵を捕集するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、濾布0
11の外表面で煤塵を濾過しているので、この濾布内外
面に圧力損失による差圧が生じ、濾布011の外面から
内面へ押し込まれようとする力を受ける。この力を支持
枠形状のリテーナ012で受け止めている為次のような
問題が発生する。 1)図16(A)に示すように、濾過時において、リテ
ーナ012を構成するフレームは直径が5mm程度であ
るので、該フレームに接触している部分の濾布011a
は、他の部分010bに比べ屈曲が大きく、疲労の為に
破れ易い。 2)リテーナ012のフレーム形状の違いが、濾布01
1とリテーナ012の接触の微妙な差をもたらし、濾布
011の寿命に大きく影響する。 3)高温排ガスを処理する濾布011は通常300℃以
下で使用する濾布に比べ、柔軟性を失う傾向が顕著とな
る。
【0006】本発明は上述した問題に鑑み、逆洗の効果
を損なうことなく、しかも濾布との接触部での疲労を軽
減するリテーナ及びそのリテーナを用いたバグフィルタ
を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
[請求項1]の発明は、電気炉・溶鋼炉・転炉或いはゴ
ミ焼却炉等の高温排ガス集塵装置としてのバグフィルタ
のフィルタ部を構成する周囲に濾布を支持するリテーナ
において、ハニカム構造体、多孔質構造体、多孔板構造
体又はネット状構造体のいずれかよりなる筒型のフレー
ムであることを特徴とする。
【0008】[請求項2]の発明は、請求項1におい
て、断面形状が円形、又は繊維を傷める急激な屈曲部又
は角部を持たない形状であり、筒の中央部には空間を設
け、濾過したガスの通過路とすることを特徴とする。
【0009】[請求項3]の発明は、電気炉・溶鋼炉・
転炉或いはゴミ焼却炉等の高温排ガス集塵装置としての
バグフィルタのフィルタ部を構成する周囲に濾布を支持
するリテーナにおいて、ハニカム構造体、多孔質構造
体、多孔板構造体又はネット状構造体のいずれかよりな
る中空筒型の支持体を少なくとも5本以上の複数本を配
設してなり、支持体を配設した周囲に濾布を設けてなる
ことを特徴とする。
【0010】[請求項4]の発明は、棒状の支持部材に
複数のフィンを軸方向に重ねた支持体を少なくとも5本
以上配設してなることを特徴とする。
【0011】[請求項5]の発明は、請求項3又は4に
おいて、上記支持体を偏芯して配設してなることを特徴
とする。
【0012】[請求項6]の発明は、請求項1乃至3の
いずれか1項において、触媒を担持してなることを特徴
とする。
【0013】[請求項7]の発明は、請求項1乃至6の
いずれか1項において、リテーナの周囲に設ける濾布が
無機系繊維の表面に、モリブデン、アンチモン、亜鉛、
バリウムの少なくとも1種を含有するクロマイト層を形
成してなることを特徴とする。
【0014】[請求項8]の発明は、請求項7におい
て、上記クロマイト層の表面に、白金属元素の少なくと
も一種以上の触媒層を形成してなることを特徴とする。
【0015】[請求項9]の発明は、請求項7におい
て、上記無機系繊維がガラス繊維又はセラミックス繊維
又はアルミナ繊維であることを特徴とする。
【0016】[請求項10]の発明は、請求項7におい
て、上記無機系繊維が平織、綾織、朱子織のいずれかで
あることを特徴とする。
【0017】[請求項11]の発明は、請求項1乃至1
0のいずれか1項のリテーナを設けてなり、該リテーナ
よりなる濾筒で濾過し煤塵を捕集することを特徴とす
る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明によるリテーナの実施の形
態を以下に説明するが、本発明はこれらの実施の形態に
限定されるものではない。
【0019】[第1の実施の形態]本実施の形態に係る
リテーナの概略を図1に示す。図1に示すように、本実
施の形態にかかる濾筒のリテーナ11Aは、内部に排ガ
ス10を濾過した清浄ガス12の通路13を有したハニ
カム構造体としており、該ハニカム構造体の外周に濾布
14を被せており、これらにより濾筒15Aを構成して
いる。このようなハニカム構造体のリテーナ11Aを用
いることにより、従来のように支持枠構造のリテーナで
フィルターエレメントを支持した場合のような大きい屈
曲率は無くなり、図2に示すように、除塵時(図2A)
と逆洗時(図2B)の差も無くなるので、濾布14が疲
労せず、長寿命化を実現する事が出来る。
【0020】[第2の実施の形態]本実施の形態に係る
リテーナの概略を図3に示す。図3に示すように、本実
施の形態にかかる濾筒のリテーナ11Bは、内部に濾過
したガス12の通路13を有した多孔質構造体としてお
り、該多孔質構造体の外周に濾布14を被せており、こ
れらにより濾筒15Bを構成している。このような多孔
質構造体のリテーナ11Bを用いることにより、従来の
ように支持枠構造のリテーナでフィルターエレメントを
支持した場合のような大きい屈曲率は無くなり、濾布1
4が疲労せず、長寿命化を実現する事が出来る。
【0021】[第3の実施の形態]本実施の形態に係る
リテーナの概略を図4に示す。図4に示すように、本実
施の形態にかかる濾筒のリテーナ11Cは、内部に濾過
したガス12の通路13を有し、多数の細孔を打ち抜い
た多孔板の円筒構造体としており、該細孔を有する円筒
構造体の外周に濾布14を被せており、これらにより濾
筒15Cを構成している。このような多孔質構造体のリ
テーナ11Cを用いることにより、従来のように支持枠
構造のリテーナでフィルターエレメントを支持した場合
のような大きい屈曲率は無くなり、濾布が疲労せず、長
寿命化を実現する事が出来る。
【0022】[第4の実施の形態]本実施の形態に係る
リテーナの概略を図5に示す。図5に示すように、本実
施の形態にかかる濾筒のリテーナ11Dは、内部に濾過
したガス12の通路13を有し、目の粗いネット状の円
筒構造体としており、該細孔を有する円筒構造体の外周
に濾布14を被せており、これらにより濾筒15Dを構
成している。このような多孔質構造体のリテーナ11D
を用いることにより、従来のように支持枠構造のリテー
ナでフィルターエレメントを支持した場合のような大き
い屈曲率は無くなり、濾布が疲労せず、長寿命化を実現
する事が出来る。
【0023】[第5の実施の形態]本実施の形態に係る
リテーナの概略を図6に示す。第1乃至第4の実施の形
態にかかるリテーナにおいては、その横断面形状を円形
としていたが、本実施の形態では断面形状を円形とせ
ず、濾布を傷める急激な屈曲部や角部を持たない形状と
した一例を示す。図6に示すように、本実施の形態にか
かる濾筒のリテーナ21は、内部に濾過したガス12の
通路13を有する第1乃至第4の実施の形態にかかる構
造体としており、その断面形状を略五角形の星型とする
と共に5つの角部を緩やかな屈曲部22と彎曲部23か
ら形成してなるもので、この構造体の外周に濾布14を
被せており、これらにより濾筒24を構成している。
【0024】このような多孔質構造体のリテーナ21を
用いることにより、従来のように支持枠構造のリテーナ
でフィルターエレメントを支持した場合のような大きい
屈曲率は無くなり、濾布が疲労せず、長寿命化を実現す
る事が出来る。なお、本実施の形態では略5角形の星型
としているが、これに限定されるものではなく、6角形
以上としてもよいが、あまり各部が多いと屈曲部が鋭角
となるので、リテーナの大きさにより適宜変更するのが
よい。
【0025】[第7の実施の形態]本実施の形態に係る
リテーナの概略を図7及び図8に示す。第1乃至第4の
実施の形態にかかるリテーナにおいては、ハニカム状等
の構造体としてリテーナを構成しているが、本実施の形
態では支持部材を従来の棒状のものより大きくし、しか
もガスの通気効率が低下することがないようにした。図
7及び図8に示すように、本実施の形態にかかる濾筒の
リテーナ31は、複数のフィン32を軸33の軸方向に
重ねて支持体34を形成し、該支持体33を円形の基台
35に等分に5本配して構造体を形成し、この構造体の
外周に濾布14を被せており、これらにより濾筒35を
構成している。
【0026】このような多孔質構造体のリテーナ31を
用いることにより、図8に示すように、従来のように支
持枠構造のリテーナでフィルターエレメントを支持した
場合のような大きい屈曲率は無くなり、濾布が疲労せ
ず、長寿命化を実現する事が出来る。
【0027】なお、図9に示すように、本実施の形態で
はフィン33を軸32に設けた支持体34A(図9
(A))とする以外に、第2の実施の形態で説明した円
筒状の構造体を細長くしたものを支持体34B(図9
(B))とするようにしてもよい。また、第1、第3及
び第4の実施の形態にかかる円筒状の構造体を細長くし
たものを支持体とするようにしてもよい。
【0028】[第8の実施の形態]本実施の形態に係る
リテーナの概略を図10に示す。第7の実施の形態にか
かるリテーナ31においては、フィン32は円形として
その中心に軸33を構成しているが、本実施の形態のリ
テーナ41においてはフィン42の軸43を偏芯させる
か支持体34Bを偏芯させて支持体44を形成し、該支
持体44の外周に濾布14を被せており、これらにより
濾筒42を構成している。
【0029】このような構造体のリテーナ42を用いる
ことにより、第7の実施の形態のリテーナよりも濾布1
4の張りを調整することができ、適切な張りを持った濾
筒を実現する事が出来る。
【0030】第1乃至第8の実施の形態に示したよう
に、本実施の形態によれば、セラミック等の多孔質材、
もしくは多孔板及びネット構造の筒型のフレームとする
ことによって、従来のように支持枠構造のリテーナでフ
ィルターエレメントを支持した場合のような大きい屈曲
率は無くなり、除塵時と逆洗時の差も無くなるので、セ
ラミックス・ガラス・金属等の繊維を使用した布又はフ
ェルトで作られたフィルターエレメントが疲労せず、長
寿命化を実現する事が出来る。
【0031】上記リテーナには、白金(Pt)等の金属
触媒や酸化バナジウム,酸化タングステン,酸化チタン
等の触媒を担持させることにより、脱臭等の触媒作用を
奏するようにしてもよい。
【0032】本発明のリテーナの外周に設ける濾布とし
ては、従来より使用されているポリエステル、ポリプロ
ピレン、耐熱ガラス繊維、テフロン等の濾布を用いる他
に、以下のような濾布を用いることにより、高温におい
てもフィルタ作用を行うことができる。
【0033】また、本発明に用いる濾布としては、焼却
炉からの高温(500℃以上)のまま当該排ガス中のダ
スト(煤塵・粉塵)の除去をするものとしてもよく、さ
らに、ダストの除去と同時に、排ガス中の有害ガスも処
理することができる触媒成分を含有する濾布を用いるよ
うにしてもよい。この濾布は、高温時でも、濾布とダク
ト中の低融点灰分が融着結合せず、しかも高温時でも濾
布自体(繊維同志)の潤滑性が保持されて柔軟性を失わ
ないものである。
【0034】また、濾布の材質は、無機系繊維を用いて
なる織布であり、この無機系繊維とは例えばガラス繊維
又はセラミックス繊維又はアルミナ繊維を挙げることが
できる。この無機系繊維は細孔(ポア)を有する網状の
ものではなく、目が詰まった平織、綾織、朱子織のいず
れかであるのが特に好ましい。これは網状の繊維では煤
塵を良好に集塵することができないからである。
【0035】本発明の濾布は、原料の濾布、詳しくは無
機系繊維の総ての表面に0.2ミクロン以上のクロマイト
(クロム酸塩)層を均一なフィルム状に形成し、繊維同
志の融着を完全に防止するようにしている。この皮膜
(クロマイト層)は、排ガス中に飛来しているダスト中
の溶融灰分とも、絶対に結合しない抵抗性をもってお
り、耐熱性も具えているものである。更に、この耐熱性
クロマイト層は、モリブデン、アンチモン、亜鉛、バリ
ウム等の酸化物を含有する時、極めて効果的に繊維同志
の潤滑性を高める性能を有している。これにより、本発
明で用いる濾布は耐折れ強さを著しく高める効果を奏す
るものとなる。
【0036】本発明のリテーナに上記濾布を用いて高温
用バグフィルタを構成することで、これらクロマイト層
を形成させた濾布の表面に白金属元素(ルテニウム,ロ
ジウム,パラジウム,オスミウム,イリジウム及び白
金)を用いた触媒層を設けることなる結果、従来のよう
なフィルタ作用のみならず、高温バグフィルタに触媒作
用を付加するようにしている。すなわち、ごみ焼却炉、
産業炉、廃ガス等、濾布を通過するガス体の中には、極
めて有害な有害物質を含む場合もあり、これらも同時に
完全処理する必要があるからである。
【0037】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明するが、
本発明は何らこれに限定されるものではない。
【0038】本発明の一実施例を図面により説明する。
図11は本発明の第1実施例に係る電気炉・溶鋼炉・転
炉或いはゴミ焼却炉等で発生する煤塵を含んだ排ガスの
処理フロー図である。図12は同様に本発明の第1実施
例としての脱臭機能付加バグフィルタの構成図である。
図11に示すように、本実施の形態にかかる排ガス処理
装置は、都市ゴミ,産業廃棄物,汚泥等の各種ゴミを焼
却する各種焼却炉の後流側にバグフィルタ101が直接
設置されている。この結果、焼却炉からの高温(500
℃以上)排ガス102を直接導入することで該排ガス1
02中の煤塵及び有害物質を分解処理し、有害物質を分
解・除去した排ガスは熱交換器103により冷却されて
煙突104から外部へ清浄ガス105を排出するように
している。
【0039】図11において、バグフィルタ101に5
00℃程度の温度に耐える濾布(例えばセラミックス・
ガラス・金属等の繊維を使用した布又はフェルト)を、
第1の実施の形態のハニカム状リテーナにより支持させ
た事により、電気炉・溶鋼炉・転炉或いはゴミ焼却炉等
より排出される煤塵を含んだ高温(約500℃程度)の
排ガス102を直接受入れることが可能となる。また、
上記濾布には触媒機能を有するように、エレメント表面
に白金等の触媒をコーティングしている。この結果、除
塵と同時に触媒による特定臭気成分の分解が行われるこ
とになり、除塵・脱臭された清浄ガスはバグフィルタ1
01を出た後、大気放出可能な200℃程度まで熱交換
器103によって排熱回収の上、大気に放出される事と
なる。
【0040】次に図11のバグフィルタ101の構成を
説明する。図11に示すように、バグフィルタ101
は、下部側に粉塵ホッパ111と上部に清浄ガス出口1
12を有するフィルターハウジング113と、該ハウジ
ング113の内部に設けられ、導入口114から入る煤
塵を含んだ排ガス101を導入し濾過する円筒状の濾布
(フィルターエレメント)115を外周に設けたリテー
ナ(ハニカム状リテーナ、図1参照)116からなる複
数の濾筒117とを具備してなる。該濾筒117で濾過
し、煤塵を除いた清浄ガス105は、チューブシート1
18で仕切られた上部の清浄ガス部119に送り出し又
は吸引され、更に清浄ガス出口112より後流機器へ排
出するようになっている。上記濾筒117は複数本設け
てあり、それぞれチューブシート118に取付けられて
いる。上記濾布115の含塵ガス側表面に堆積する煤塵
を除去する為に、ハウジング113上部のトッププレナ
ム120とチューブシート118の清浄ガス空間部より
ブローチューブ121から濾筒117内部に高圧空気を
噴射して逆洗を行う。また、バグフィルタ101には、
コンプレッサー122、ヘッダーパイプ123、タイマ
ー124、パイロットバルブ125、ダイヤフラムバル
ブ126及びワイヤリングトラフ127等よりなる逆洗
装置を備えている。
【0041】本実施例による触媒機能を有するリテーナ
116をハニカム形状の構造体とすることによって、従
来の濾筒が支持枠構造のリテーナでフィルターエレメン
トを支持した場合のような大きな屈曲率を濾布に強いる
事は無くなり、更に、除塵時と逆洗時の様な差も無くな
るので、セラミックス・ガラス・金属等の繊維を使用し
た布又はフェルトで作られた濾布115が疲労せず、長
寿命化を実現する事が出来る。尚、リテーナ116は高
温500〜800℃に耐え金属又はセラミックス製でそ
の表面に白金等の触媒をコーティングすることにより、
該触媒により脱臭される。また、従来のように部分的な
無理な屈曲を緩和するようなフレーム形状を考慮する必
要は全く無くなり、その上、濾筒の筒の形状が容易に変
更出来る形状なので、その濾過面積の変更も容易であ
る。
【0042】以上のように、煤塵を含んだ排ガス102
は電気炉・溶鋼炉・転炉或いはゴミ焼却炉等から直接、
脱臭機能付加バグフィルタ101にそのまま導入するこ
とが、耐熱性のフィルターエレメントを使用する事によ
り可能となり、この事で触媒機能を有するリテーナが機
能して特定臭気物質を分解出来、排ガスの脱臭と除塵と
を同時に行うことが出来る訳である。この為、同等の機
能を持つ従来の設備が必要としていた加熱機(器)や専
用の脱臭設備、加熱機(器)に使用するための電力は不
必要となり、更に熱交換器は清浄ガス側に設置されるの
で、予め伝熱面の汚れを考慮する必要が無くなり経済的
なものとすることが出来るよになった。また、触媒によ
る脱臭機能を有するリテーナをハニカム構造体、セラミ
ック等の多孔質材、もしくは多孔板及びネット構造の筒
型のフレームとすることによって、従来のような大きい
屈曲率をフィルターエレメントに強いる事は無い為、高
温の状態で使用してもその長寿命化を実現する事が出来
る。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、[請求項1]の発明
によれば、電気炉・溶鋼炉・転炉或いはゴミ焼却炉等の
高温排ガス集塵装置としてのバグフィルタのフィルタ部
を構成する周囲に濾布を支持するリテーナにおいて、ハ
ニカム構造体、多孔質構造体、多孔板構造体又はネット
状構造体のいずれかよりなる筒型のフレームであるの
で、部分的に無理な屈曲を与えること無く、煤塵を含ん
だ排ガスを濾過するので、フィルターエレメントに与え
る疲労を軽減し長寿命化が可能となる。
【0044】[請求項2]の発明は、請求項1におい
て、断面形状が円形、又は繊維を傷める急激な屈曲部又
は角部を持たない形状であり、筒の中央部には空間を設
け、濾過したガスの通過路とするので、部分的に無理な
屈曲を与えること無く、煤塵を含んだ排ガスを濾過する
ので、フィルターエレメントに与える疲労を軽減し長寿
命化が可能となる。
【0045】[請求項3]の発明は、電気炉・溶鋼炉・
転炉或いはゴミ焼却炉等の高温排ガス集塵装置としての
バグフィルタのフィルタ部を構成する周囲に濾布を支持
するリテーナにおいて、ハニカム構造体、多孔質構造
体、多孔板構造体又はネット状構造体のいずれかよりな
る中空筒型の支持体を少なくとも5本以上の複数本を配
設してなり、支持体を配設した周囲に濾布を設けてなる
ので、部分的に無理な屈曲を与えること無く、煤塵を含
んだ排ガスを濾過するので、フィルターエレメントに与
える疲労を軽減し長寿命化が可能となる。
【0046】[請求項4]の発明は、棒状の支持部材に
複数のフィンを軸方向に重ねた支持体を少なくとも5本
以上配設してなるので、濾布が疲労せず、長寿命化を実
現する事が出来る。
【0047】[請求項5]の発明は、請求項3又は4に
おいて、上記支持体を偏芯して配設してなるので、濾布
の張りを調整することができる。
【0048】[請求項6]の発明は、請求項1乃至3の
いずれか1項において、触媒を担持してなるので、リテ
ーナに脱臭機能を有することができる。
【0049】[請求項7]の発明は、請求項1乃至6の
いずれか1項において、リテーナの周囲に設ける濾布が
無機系繊維の表面に、モリブデン、アンチモン、亜鉛、
バリウムの少なくとも1種を含有するクロマイト層を形
成してなるので、高温(500℃以上)の排ガスを直接
処理することができる。
【0050】[請求項8]の発明は、請求項7におい
て、上記クロマイト層の表面に、白金属元素の少なくと
も一種以上の触媒層を形成してなるので、排ガス中の有
害物質を分解処理することができる。
【0051】[請求項9]の発明は、請求項7におい
て、上記無機系繊維がガラス繊維又はセラミックス繊維
又はアルミナ繊維であるので、高温(500℃以上)の
排ガスを直接処理することができる。
【0052】[請求項10]の発明は、請求項7におい
て、上記無機系繊維が平織、綾織、朱子織のいずれかで
あるので、高温(500℃以上)の排ガスを直接処理す
ることができる。
【0053】[請求項11]のバグフィルタの発明は、
請求項1乃至10のいずれか1項のリテーナを設けてな
り、該リテーナよりなる濾筒で濾過し煤塵を捕集するの
で、集塵装置の後流に加熱機(器)を設置する必要が無
くなると共に、その加熱源としての電力の使用も不必要
となる。又、冷却に使用する熱交換器も清浄ガスを対象
とする為、汚染の心配が無くなるのでその伝熱面積を従
来に比べて縮小出来、熱交換器の清掃の費用が不要とな
る効果がある。また、触媒による脱臭機能を有するリテ
ーナをハニカム構造体等の各種構造の筒型のフレームと
することによって、フィルターエレメントに部分的に無
理な屈曲を与えること無く、煤塵を含んだ排ガスを濾過
するので、フィルターエレメントに与える疲労を軽減し
長寿命化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るリテーナ構成図であ
る。
【図2】第1の実施の形態に係るリテーナ構成図であ
る。
【図3】第2の実施の形態に係るリテーナ構成図であ
る。
【図4】第3の実施の形態に係るリテーナ構成図であ
る。
【図5】第4の実施の形態に係るリテーナ構成図であ
る。
【図6】第5の実施の形態に係るリテーナ構成図であ
る。
【図7】第6の実施の形態に係るリテーナ構成図であ
る。
【図8】第6の実施の形態に係るリテーナ構成図であ
る。
【図9】第6の実施の形態に係るリテーナ支持体の構成
図である。
【図10】第7の実施の形態に係るリテーナ構成図であ
る。
【図11】本実施例にかかるバグフィルタを示す構成
図。
【図12】本実施例にかかる排ガス処理フロー図。
【図13】従来技術に係る排ガス処理フロー図である。
【図14】従来のバグフィルタを示す構成図。
【図15】従来技術に係るリテーナの構成図である。
【図16】従来技術に係るリテーナの構成図である。
【符号の説明】
11A〜11D リテーナ 10 排ガス 12 清浄ガス 13 通路 14 濾布 15A〜11D 濾筒 21 リテーナ 22 屈曲部 23 彎曲部 24 濾筒 31 リテーナ 32 フィン 33 軸 34 支持体 35 濾筒 41 リテーナ 42 濾筒 101 バグフィルタ 111 粉塵ホッパ 112 出口 113 フィルターハウジング 114 導入口 115 濾布 116 リテーナ 117 濾筒 118 チューブシート 119 清浄ガス部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気炉・溶鋼炉・転炉或いはゴミ焼却炉
    等の高温排ガス集塵装置としてのバグフィルタのフィル
    タ部を構成する周囲に濾布を支持するリテーナにおい
    て、 ハニカム構造体、多孔質構造体、多孔板構造体又はネッ
    ト状構造体のいずれかよりなる筒型のフレームであるこ
    とを特徴とするリテーナ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 断面形状が円形、又は繊維を傷める急激な屈曲部又は角
    部を持たない形状であり、筒の中央部には空間を設け、
    濾過したガスの通過路とすることを特徴とするリテー
    ナ。
  3. 【請求項3】 電気炉・溶鋼炉・転炉或いはゴミ焼却炉
    等の高温排ガス集塵装置としてのバグフィルタのフィル
    タ部を構成する周囲に濾布を支持するリテーナにおい
    て、 ハニカム構造体、多孔質構造体、多孔板構造体又はネッ
    ト状構造体のいずれかよりなる中空筒型の支持体を少な
    くとも5本以上の複数本を配設してなり、支持体を配設
    した周囲に濾布を設けてなることを特徴とするリテー
    ナ。
  4. 【請求項4】 棒状の支持部材に複数のフィンを軸方向
    に重ねた支持体を少なくとも5本以上配設してなること
    を特徴とするリテーナ。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4において、 上記支持体を偏芯して配設してなることを特徴とするリ
    テーナ。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至3のいずれか1項におい
    て、 触媒を担持してなることを特徴とするリテーナ。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項におい
    て、 リテーナの周囲に設ける濾布が無機系繊維の表面に、モ
    リブデン、アンチモン、亜鉛、バリウムの少なくとも1
    種を含有するクロマイト層を形成してなることを特徴と
    するリテーナ。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 上記クロマイト層の表面に、白金属元素の少なくとも一
    種以上の触媒層を形成してなることを特徴とするリテー
    ナ。
  9. 【請求項9】 請求項7において、 上記無機系繊維がガラス繊維又はセラミックス繊維又は
    アルミナ繊維であることを特徴とするリテーナ。
  10. 【請求項10】 請求項7において、 上記無機系繊維が平織、綾織、朱子織のいずれかである
    ことを特徴とするリテーナ。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか1項のリ
    テーナを設けてなり、該リテーナよりなる濾筒で濾過し
    煤塵を捕集することを特徴とするバグフィルタ。
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