JP2001008249A - パケット通信対応移動機、ゾーン移行方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

パケット通信対応移動機、ゾーン移行方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001008249A
JP2001008249A JP11178726A JP17872699A JP2001008249A JP 2001008249 A JP2001008249 A JP 2001008249A JP 11178726 A JP11178726 A JP 11178726A JP 17872699 A JP17872699 A JP 17872699A JP 2001008249 A JP2001008249 A JP 2001008249A
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peripheral
level
zones
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JP11178726A
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Toshiyuki Kuze
俊之 久世
Masaaki Kusano
正明 草野
Nobuo Kikuchi
信夫 菊地
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0055Transmission or use of information for re-establishing the radio link
    • H04W36/0058Transmission of hand-off measurement information, e.g. measurement reports
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Signal Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力を低減し、また、無駄なゾーン移行
を低減し、通信帯域の無駄な使用を低減すること。 【解決手段】 周辺レベル測定を行う周辺レベル測定部
1と、報知情報を取得する報知情報取得部2と、周辺レ
ベル測定部1を制御し、周辺レベル測定部1の測定結
果、または、報知情報取得部2が取得した報知情報に基
づいて、パケット通信非対応ゾーンの周辺レベル測定を
省略させる制御部4と、ゾーン移行する場合、監視して
いるゾーンのうちで最もレベルの高い周辺ゾーンにゾー
ン移行するゾーン移行部3と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ムにおけるパケット通信対応移動機、ゾーン移行方法お
よびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、
特に、待ち受け時に周辺ゾーンの監視を行なうパケット
通信対応移動機、ゾーン移行方法およびその方法をコン
ピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の移動機の待ち受けでのゾーン移行
方法として、たとえば、社団法人 電波産業会(ARI
B)の「デジタル方式自動車電話システム標準規格ST
D−27G」で規定された方法がある。STD−27G
では、網から移動機に対して、在圏ゾーンの情報を通知
する報知情報が送信される。図12,13は、従来のS
TD−27Gで規定されている報知情報のメッセージ内
容を示す図表である。
【0003】報知情報は、各無線ゾーン/セクタにおい
て移動局(移動機)が待ち受け可能な圏内の受信レベル
を表す待ち受け許可レベル(図中の51)と、各無線ゾ
ーン/セクタにおいて待ち受け中の移動局が待ち受け状
態から劣化したと判断する受信レベルを表す待ち受け劣
化レベル(図中の52)と、在圏ゾーン/セクタ判定で
レベルを監視するチャネルの番号であるとまり木チャネ
ル番号(図中の53〜54)と、在圏ゾーンおよび周辺
ゾーンのサービス状態を移動局へ通知するゾーンサービ
ス情報(図中の55)と、を含んでいる。
【0004】つぎに、従来における移動機の動作につい
て説明する。図14は、従来の移動機の周辺レベル測定
動作を説明するための説明図である。周辺レベル測定動
作において、移動機は、報知情報受信スロット(図中の
56)および自局PCH受信スロット(図中の57)に
付随する空きスロットで、報知情報で通知された全ての
周辺とまり木チャネルを用いて、受信レベルの測定を複
数回行ない(図中の58)、その測定の平均値を周辺レ
ベル測定値として検出する。
【0005】図15は、従来の移動機におけるゾーン移
行動作の流れを示すフローチャートである。ゾーン移行
動作において、移動機は、まず、報知情報で通知された
全ての周辺とまり木チャネルを用いた周辺レベル測定を
行なう(S51)。つぎに、自局スロットの受信レベル
Loと、報知情報で通知された待ち受け劣化レベルLt
hとの比較を行なう(S52)。自局スロットの受信レ
ベルLoが待ち受け劣化レベルLth以上の場合、すな
わち、強電界状態の場合は、周辺ゾーンの受信レベルの
最大値max(Li)と、Lo+ΔLとの比較を行なう
(S53)。ここで、ΔLは、以下の式を用いて求める
ことができる。 ΔL=(Ltn−Lth)
【0006】ステップS53で、周辺ゾーンの受信レベ
ルの最大値max(Li)が、Lo+ΔLよりも大きい
場合は、待ち受けチャネル選択状態となり、最大レベル
の周辺とまり木チャネルのゾーンへ移行し(S54)、
周辺ゾーンの受信レベルの最大値max(Li)が、L
o+ΔL以下の場合は、ステップS51に戻る。一方、
ステップS52で、自局スロットの受信レベルLoが待
ち受け劣化レベルLth未満の場合、すなわち、弱電界
状態の場合は、周辺ゾーンの受信レベルの最大値max
(Li)と、待ち受け許可レベルLtnとの比較を行な
う(S55)。max(Li)がLtnより大きい場合
はステップS54に進み、max(Li)がLtn以下
の場合は、とまり木チャネルスキャンを行なう(S5
6)。
【0007】また、従来のパケット通信対応移動機にお
いても、前述した従来の移動機とほぼ同様の動作を行な
うが、待ち受け状態でのゾーン移行時、パケット通信サ
ービスを提供しているパケット通信対応ゾーンへ常にゾ
ーン移行する。具体的には、図15のステップS54
で、最大レベルの周辺パケット通信対応とまり木チャネ
ルのゾーンへゾーン移行する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のパケット通信対応移動機によれば、報知情報で通知
された全とまり木チャネルの周辺レベル測定、すなわ
ち、全とまり木チャネルの監視を行い、パケット通信対
応ゾーンへゾーン移行するため、周辺にパケット通信対
応ゾーンよりレベルの高いパケット通信非対応ゾーンが
存在し、かつ、ゾーン移行先の報知情報に該パケット通
信非対応ゾーンのとまり木チャネルが含まれている場
合、移行先のゾーンで周辺レベル測定を行なったとき、
該パケット通信非対応ゾーンにより、すぐに強電界を検
出し、ゾーン移行を繰り返すゾーン移行連鎖が発生し、
メッセージトラフィックが増加し、無駄に通信帯域を使
用してしまうといった問題点があった。
【0009】また、報知情報で通知された全とまり木チ
ャネルの監視を行うため、消費電力が大きくなるといっ
た問題点や、待ち受け状態でのゾーン移行時、常にパケ
ット通信対応ゾーンへゾーン移行するため、周辺に強電
界のパケット通信非対応ゾーンが複数ある場合、パケッ
ト通信対応ゾーンへゾーン移行したとしても、音声発着
信により音声通話状態へ移行し、周辺レベル測定を行な
ったとき、すぐにゾーン移行が発生し、メッセージトラ
フィックが増加し、無駄に通信帯域を使用してしまうと
いった問題点があった。
【0010】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、消費電力を低減し、また、無駄なゾーン移行を低
減し、通信帯域の無駄な使用を低減するパケット通信対
応移動機、ゾーン移行方法およびその方法をコンピュー
タに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明にかかるパケット通信対
応移動機にあっては、移動体通信に用いられ、待ち受け
時に、周辺ゾーンの監視を行なうパケット通信対応移動
機において、パケット通信対応ゾーンのみを監視する監
視手段を備えることを特徴とする。
【0012】この発明によれば、移動機が、待ち受け時
に、パケット通信サービスを提供しているパケット通信
対応ゾーンのみを監視し、パケット通信サービスを提供
していないパケット通信非対応ゾーンの監視を省略す
る。これにより、パケット通信対応ゾーンとパケット通
信非対応ゾーンとが混在するエリアまたはパケット通信
対応ゾーンが多数存在するエリアにおいて、レベル測定
する周辺とまり木チャネル数を削減することができ、ま
た、ゾーン移行連鎖を回避することができる。
【0013】つぎの発明にかかるパケット通信対応移動
機にあっては、周辺レベル測定を行なう測定手段と、前
記測定手段を制御し、前記測定手段の測定結果に基い
て、パケット通信非対応ゾーンの周辺レベル測定を省略
させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0014】この発明によれば、測定手段が、周辺レベ
ル測定を行ない、制御手段が、測定手段を制御し、測定
手段の測定結果に基いて、パケット通信非対応ゾーンの
周辺レベル測定を省略させる。これにより、パケット通
信対応ゾーンとパケット通信非対応ゾーンとが混在する
エリアまたはパケット通信対応ゾーンが多数存在するエ
リアにおいて、レベル測定する周辺とまり木チャネル数
を削減することができ、また、ゾーン移行連鎖を回避す
ることができる。
【0015】つぎの発明にかかるパケット通信対応移動
機にあっては、前記制御手段は、前記測定結果におい
て、規定レベル以上のパケット通信対応周辺ゾーンの数
が、予め設定した数より大きい場合、前記測定手段を制
御して、パケット通信非対応ゾーンの周辺レベル測定を
省略させ、パケット通信対応ゾーンのみの周辺レベル測
定をさせることを特徴とする。
【0016】この発明によれば、規定レベル以上のパケ
ット通信対応周辺ゾーンの数が予め設定した数より大き
い場合、制御手段が測定手段を制御して、パケット通信
非対応ゾーンの周辺レベル測定を省略させ、パケット通
信対応ゾーンのみの周辺レベル測定をさせる。これによ
り、規定レベル以上のパケット通信対応周辺ゾーンの数
が任意の一定数以上ある場合、パケット通信対応ゾーン
とパケット通信非対応ゾーンとが混在するエリアまたは
パケット通信対応ゾーンが多数存在するエリアにおい
て、レベル測定する周辺とまり木チャネル数を削減する
ことができ、また、ゾーン移行連鎖を回避することがで
きる。
【0017】つぎの発明にかかるパケット通信対応移動
機にあっては、さらに、ゾーン移行する場合、監視して
いるゾーンのうちで最もレベルの高い周辺ゾーンにゾー
ン移行するゾーン移行手段を備え、前記制御手段は、前
記測定結果において、規定レベル以上のパケット通信対
応周辺ゾーンの数が、予め設定した数より小さい場合、
前記測定手段を制御して、パケット通信非対応ゾーンを
含めて周辺レベル測定させることを特徴とする。
【0018】この発明によれば、規定レベル以上のパケ
ット通信対応周辺ゾーンの数が、予め設定した数より小
さい場合、制御手段が、測定手段を制御して、パケット
通信非対応ゾーンを含めて周辺レベル測定させ、ゾーン
移行時に選択可能な周辺ゾーン数を増やし、移行手段
が、監視しているゾーンのうちで最もレベルの高い周辺
ゾーンにゾーン移行する。これにより、規定レベル以上
のパケット通信対応周辺ゾーンの数が任意の一定数より
小さい場合、音声発着信による音声通信中のゾーン移行
が低減される。
【0019】つぎの発明にかかるパケット通信対応移動
機にあっては、周辺レベル測定を行なう測定手段と、報
知情報を取得する取得手段と、前記測定手段を制御し、
前記取得手段が取得した報知情報に基いて、パケット通
信非対応ゾーンの周辺レベル測定を省略させる制御手段
と、を備えることを特徴とする。
【0020】この発明によれば、測定手段が、周辺レベ
ル測定を行ない、取得手段が、報知情報を取得し、制御
手段が、測定手段を制御し、取得手段が取得した報知情
報に基いて、パケット通信非対応ゾーンの周辺レベル測
定を省略させる。これにより、パケット通信対応ゾーン
とパケット通信非対応ゾーンとが混在するエリアまたは
パケット通信対応ゾーンが多数存在するエリアにおい
て、レベル測定する周辺とまり木チャネル数を削減する
ことができ、また、ゾーン移行連鎖を回避することがで
きる。
【0021】つぎの発明にかかるパケット通信対応移動
機にあっては、前記制御手段は、前記報知情報で通知さ
れたパケット通信対応とまり木チャネルの数が、予め設
定した数より大きい場合、前記測定手段を制御して、パ
ケット通信非対応ゾーンの周辺レベル測定を省略させ、
パケット通信対応ゾーンのみの周辺レベル測定をさせる
ことを特徴とする。
【0022】この発明によれば、報知情報で通知された
パケット通信対応周辺ゾーンの数が予め設定した数より
大きい場合、制御手段が測定手段を制御して、パケット
通信非対応ゾーンの周辺レベル測定を省略させ、パケッ
ト通信対応ゾーンのみの周辺レベル測定をさせる。これ
により、報知情報で通知されたパケット通信対応周辺ゾ
ーンの数が任意の一定数以上ある場合、パケット通信対
応ゾーンとパケット通信非対応ゾーンとが混在するエリ
アまたはパケット通信対応ゾーンが多数存在するエリア
において、レベル測定する周辺とまり木チャネル数を削
減することができ、また、ゾーン移行連鎖を回避するこ
とができる。
【0023】つぎの発明にかかるパケット通信対応移動
機にあっては、さらに、ゾーン移行する場合、監視して
いるゾーンのうちで最もレベルの高い周辺ゾーンにゾー
ン移行するゾーン移行手段を備え、前記制御手段は、前
記報知情報で通知されたパケット通信対応とまり木チャ
ネルの数が、予め設定された数より小さい場合、前記測
定手段を制御して、パケット通信非対応ゾーンを含めて
周辺レベル測定させることを特徴とする。
【0024】この発明によれば、報知情報で通知された
パケット通信対応とまり木チャネルの数が予め設定され
た数より小さい場合、制御手段が、測定手段を制御し
て、パケット通信非対応ゾーンを含めて周辺レベル測定
させ、ゾーン移行時に選択可能な周辺ゾーン数を増や
し、移行手段が、監視しているゾーンのうちで最もレベ
ルの高い周辺ゾーンにゾーン移行する。これにより、報
知情報で通知されたパケット通信対応とまり木チャネル
の数が任意の一定数より小さい場合、音声発着信による
音声通信中のゾーン移行が低減される。
【0025】つぎの発明にかかるゾーン移行方法にあっ
ては、移動体通信に用いられ、待ち受け時に、周辺ゾー
ンの監視を行なうゾーン移行方法において、パケット通
信対応ゾーンのみを監視することを特徴とする。
【0026】この発明によれば、待ち受け時に、パケッ
ト通信サービスを提供しているパケット通信対応ゾーン
のみを監視し、パケット通信サービスを提供していない
パケット通信非対応ゾーンの監視を省略する。これによ
り、パケット通信対応ゾーンとパケット通信非対応ゾー
ンとが混在するエリアまたはパケット通信対応ゾーンが
多数存在するエリアにおいて、レベル測定する周辺とま
り木チャネル数を削減することができ、また、ゾーン移
行連鎖を回避することができる。
【0027】つぎの発明にかかるゾーン移行方法にあっ
ては、周辺レベル測定を行なう測定工程と、前記測定工
程での測定結果に基いて、パケット通信非対応ゾーンの
周辺レベル測定を省略するか否かを選択する選択工程
と、を含むことを特徴とする。
【0028】この発明によれば、周辺レベル測定を行な
い、測定結果に基いて、パケット通信非対応ゾーンの周
辺レベル測定を省略する。これにより、パケット通信対
応ゾーンとパケット通信非対応ゾーンとが混在するエリ
アまたはパケット通信対応ゾーンが多数存在するエリア
において、レベル測定する周辺とまり木チャネル数を削
減することができ、また、ゾーン移行連鎖を回避するこ
とができる。
【0029】つぎの発明にかかるゾーン移行方法にあっ
ては、前記選択工程で、前記測定結果において、規定レ
ベル以上のパケット通信対応周辺ゾーンの数が、予め設
定した数より大きい場合、パケット通信非対応ゾーンの
周辺レベル測定を省略してパケット通信対応ゾーンのみ
の周辺レベル測定を行なうことを選択することを特徴と
する。
【0030】この発明によれば、規定レベル以上のパケ
ット通信対応周辺ゾーンの数が予め設定した数より大き
い場合、パケット通信非対応ゾーンの周辺レベル測定を
省略し、パケット通信対応ゾーンのみの周辺レベル測定
する。これにより、規定レベル以上のパケット通信対応
周辺ゾーンの数が任意の一定数以上ある場合、パケット
通信対応ゾーンとパケット通信非対応ゾーンとが混在す
るエリアまたはパケット通信対応ゾーンが多数存在する
エリアにおいて、レベル測定する周辺とまり木チャネル
数を削減することができ、また、ゾーン移行連鎖を回避
することができる。
【0031】つぎの発明にかかるゾーン移行方法にあっ
ては、さらに、ゾーン移行する場合、監視しているゾー
ンのうちで最もレベルの高い周辺ゾーンにゾーン移行す
るゾーン移行工程を含み、前記選択工程では、前記測定
結果において、規定レベル以上のパケット通信対応周辺
ゾーンの数が、予め設定した数より小さい場合、パケッ
ト通信非対応ゾーンを含めて周辺レベル測定を行なうこ
とを選択することを特徴とする。
【0032】この発明によれば、規定レベル以上のパケ
ット通信対応周辺ゾーンの数が、予め設定した数より小
さい場合、パケット通信非対応ゾーンを含めて周辺レベ
ル測定し、監視しているゾーンのうちで最もレベルの高
い周辺ゾーンにゾーン移行する。これにより、規定レベ
ル以上のパケット通信対応周辺ゾーンの数が任意の一定
数より小さい場合、音声発着信による音声通信中のゾー
ン移行が低減される。
【0033】つぎの発明にかかるゾーン移行方法にあっ
ては、周辺レベル測定を行なう測定工程と、報知情報を
取得する取得工程と、前記取得工程で取得した報知情報
に基いて、パケット通信非対応ゾーンの周辺レベル測定
を省略するか否かを選択する選択工程と、を含むことを
特徴とする。
【0034】この発明によれば、周辺レベル測定を行な
い、報知情報を取得し、取得した報知情報に基いて、パ
ケット通信非対応ゾーンの周辺レベル測定を省略する。
これにより、パケット通信対応ゾーンとパケット通信非
対応ゾーンとが混在するエリアまたはパケット通信対応
ゾーンが多数存在するエリアにおいて、レベル測定する
周辺とまり木チャネル数を削減することができ、また、
ゾーン移行連鎖を回避することができる。
【0035】つぎの発明にかかるゾーン移行方法にあっ
ては、前記選択工程で、前記報知情報で通知されたパケ
ット通信対応とまり木チャネルの数が、予め設定した数
より大きい場合、パケット通信非対応ゾーンの周辺レベ
ル測定を省略してパケット通信対応ゾーンのみの周辺レ
ベル測定を行なうことを選択することを特徴とする。
【0036】この発明によれば、報知情報で通知された
パケット通信対応周辺ゾーンの数が予め設定した数より
大きい場合、パケット通信非対応ゾーンの周辺レベル測
定を省略し、パケット通信対応ゾーンのみの周辺レベル
測定する。これにより、報知情報で通知されたパケット
通信対応周辺ゾーンの数が任意の一定数以上ある場合、
パケット通信対応ゾーンとパケット通信非対応ゾーンと
が混在するエリアまたはパケット通信対応ゾーンが多数
存在するエリアにおいて、レベル測定する周辺とまり木
チャネル数を削減することができ、また、ゾーン移行連
鎖を回避することができる。
【0037】つぎの発明にかかるゾーン移行方法にあっ
ては、さらに、ゾーン移行する場合、監視しているゾー
ンのうちで最もレベルの高い周辺ゾーンにゾーン移行す
るゾーン移行工程を含み、前記選択工程では、前記報知
情報で通知されたパケット通信対応とまり木チャネルの
数が、予め設定された数より小さい場合、パケット通信
非対応ゾーンを含めて周辺レベル測定することを選択す
ることを特徴とする。
【0038】この発明によれば、報知情報で通知された
パケット通信対応とまり木チャネルの数が予め設定され
た数より小さい場合、パケット通信非対応ゾーンを含め
て周辺レベル測定し、監視しているゾーンのうちで最も
レベルの高い周辺ゾーンにゾーン移行する。これによ
り、報知情報で通知されたパケット通信対応とまり木チ
ャネルの数が任意の一定数より小さい場合、音声発着信
による音声通信中のゾーン移行が低減される。
【0039】つぎの発明にかかるコンピュータ読み取り
可能な記録媒体にあっては、前述した発明にかかる方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したこと
を特徴とする。
【0040】この発明によれば、前述した発明にかかる
方法をコンピュータに効率良く実行させることができ
る。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるパケット通
信対応移動機、ゾーン移行方法およびその方法をコンピ
ュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体の実施の形態を、図面に基づい
て詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発
明が限定されるものではない。
【0042】図1は、本発明の一実施の形態にかかるパ
ケット通信対応移動機の概略構成を示すブロック図であ
る。本実施の形態にかかるパケット通信対応移動機5
は、周辺ゾーンの受信レベル検出(周辺レベル測定)を
行なう周辺レベル測定部1と、網から報知情報を取得す
る報知情報取得部2と、ゾーン移行する場合に、監視し
ているゾーンのうちで最もレベルの高い周辺ゾーンにゾ
ーン移行するゾーン移行部3と、パケット通信対応移動
機5の各部を制御する制御部4と、を備えている。
【0043】制御部4は、報知情報取得部2から報知情
報を入力し、周辺レベル測定部1を制御し、たとえば、
報知情報で通知された全てのとまり木チャネルの周辺ゾ
ーンに関して周辺レベル測定を行なうのではなく、報知
情報で通知された後述するゾーンサービス情報を用いる
ことにより、周辺とまり木チャネルからパケット通信対
応のもののみを選択し、周辺レベル測定を行なってもよ
い。
【0044】また、報知情報で通知されたパケット通信
対応とまり木チャネルの数が、予め設定された数(任意
数)よりも多い場合、または、周辺レベル測定(周辺ゾ
ーンの監視)の結果、ある規定レベル以上のパケット通
信対応とまり木チャネルの数が、予め設定された数(任
意数)よりも多い場合に、パケット通信対応ゾーンのと
まり木チャネルのみで周辺レベル測定を行ない、報知情
報で通知されたパケット通信対応ゾーンが、予め設定さ
れた数(任意数)より小さい場合、または、周辺レベル
測定の結果、ある規定レベル以上の周辺とまり木チャネ
ル数が、予め設定された数(任意数)より小さい場合
に、パケット通信非対応ゾーンを含めて周辺レベル測定
を行なうようにしてもよい。
【0045】図2は、本実施の形態にかかるパケット通
信対応移動機5のソフトウェア構成を示す説明図であ
る。パケット通信対応移動機5は、マンマシンインタフ
ェース(MMI)6と、基地局との呼制御,無線管理お
よび移動管理などを行なうシーケンス7と、ハードウェ
ア(H/W)9と、H/W9を制御するモニター8と、
を備えている。シーケンス7は、本発明の要部である報
知情報解析10および周辺レベル測定制御11を含んで
いる。
【0046】図3は、図12,13に示した報知情報に
含まれるゾーンサービス情報(図中の55)の内容を示
す説明図である。ゾーンサービス情報は、周辺ゾーン有
無情報、PCHパケット呼び出し有無情報および仮想回
線接続可否情報を含んでいる。周辺ゾーン有無情報の各
ビットは、図12の53〜54に示した周辺の監視すべ
きとまり木チャネル番号と1対1に対応し、パケット通
信対応ゾーンのとまり木チャネルに対応するビットは
「1」に、パケット通信非対応ゾーンのとまり木チャネ
ルに対応するビットは「0」にセットされている。報知
情報解析10は、報知情報を解析し、ゾーンサービス情
報および監視すべきとまり木チャネル番号を用いて、周
辺のパケット通信対応ゾーンを特定する。
【0047】以上の構成において、本実施の形態の動作
について図4〜図11を参照して説明する。まず、報知
情報を解析して周辺レベル測定を開始する報知情報切出
判定処理について説明する。図4は、本実施の形態にか
かる報知情報切出判定処理の流れを示すフローチャート
である。報知情報切出判定処理において、パケット通信
対応移動機5は、まず、報知情報のゾーンサービス情報
より、周辺のパケット通信対応ゾーン数(Nbcch)
を取得する(S1)。
【0048】つぎに、ユーザ等が予め設定した任意数、
たとえば、PDC(Personal Digital Cellular 日本に
おけるセルラー方式ディジタル携帯電話システム)の場
合は0〜20の任意数Nboと、パケット通信対応ゾー
ン数Nbcchとの比較を行なう(S2)。Nbcch
がNbo以上の場合は、パケット通信対応ゾーンが多数
あるパケット通信対応エリア、またはパケット通信対応
ゾーンとパケット通信非対応ゾーンが混在するエリアに
自機が位置していると判断し、パケット通信非対応ゾー
ンのレベル測定を省略し、パケット通信対応ゾーンのみ
で周辺レベル測定を開始する(S3)。これにより、ゾ
ーン移行時、ゾーン移行判定にパケット通信非対応ゾー
ンのレベル情報が含まれず、選択的にパケット通信対応
ゾーンへゾーン移行する。
【0049】一方、ステップS2で、NbcchがNb
o未満の場合は、パケット通信対応エリアとパケット通
信非対応エリアとの境界またはパケット通信非対応エリ
アに自機が位置していると判断し、報知情報で通知され
た全とまり木チャネルで周辺レベル測定を開始する(S
4)。これにより、ゾーン移行時、ゾーン移行判定にパ
ケット通信非対応ゾーンおよびパケット通信対応ゾーン
のレベル情報が含まれ、移行先のゾーンのサービス内容
にかかわらず、周辺ゾーンのうちで最高の受信レベルの
ゾーンへゾーン移行する。
【0050】図5は、報知情報切出判定処理において、
NbcchがNbo以上の場合の動作を説明するための
説明図であり、監視すべき周辺とまり木チャネル数が1
0、Nbcchが4、Nboが2の場合の例を示してい
る。パケット通信対応移動機5は、報知情報から周辺と
まり木チャネル12を切り出し、ゾーンサービス情報1
3を参照し、この例では4(Nbcch)≧2(Nb
o)なので、パケット通信対応エリアまたはパケット通
信対応ゾーンとパケット通信非対応ゾーンが混在するエ
リアに自機が位置していると判断し、パケット通信対応
とまり木チャネルのみを抽出して周辺レベル測定用テー
ブル14を生成し、生成した周辺レベル測定用テーブル
14を用いて周辺レベル測定を開始する。
【0051】これにより、パケット通信対応エリアまた
はパケット通信対応ゾーンとパケット通信非対応ゾーン
が混在するエリアにおいて、周辺レベル測定を行なうと
まり木チャネルを削減し、消費電力を抑制することがで
きる。また、パケット通信対応エリアのみについて周辺
レベル測定を行ない、パケット通信対応ゾーンへゾーン
移行するので、ゾーン移行連鎖を回避することができ
る。
【0052】図6は、報知情報切出判定処理において、
NbcchがNbo未満の場合の動作を説明するための
説明図であり、監視すべき周辺とまり木チャネル数が1
0、Nbcchが1、Nboが2の場合の例を示してい
る。パケット通信対応移動機5は、報知情報から周辺と
まり木チャネル15を切り出し、ゾーンサービス情報1
6を参照し、この例では1(Nbcch)<2(Nb
o)なので、パケット通信対応エリアとパケット通信非
対応エリアとの境界またはパケット通信非対応エリアに
自機が位置していると判断し、パケット通信非対応とま
り木チャネルも含めた周辺レベル測定用テーブル17を
生成し、生成した周辺レベル測定用テーブル17を用い
て周辺レベル測定を開始する。
【0053】これにより、パケット通信対応エリアとパ
ケット通信非対応エリアとの境界またはパケット通信非
対応エリアにおいて、とまり木チャネルスキャンへ移行
せずにゾーン移行する確率を高めることができ、消費電
力を抑制することができる。また、ゾーン移行後、音声
通話移行時、すぐに強電界を検出してゾーン移行する確
率を低減することができる。
【0054】つぎに、周辺レベル検出時(周辺レベル測
定完了後)の処理である周辺レベル検出時処理について
説明する。図7は、本実施の形態にかかる周辺レベル検
出時処理の流れを示すフローチャートである。周辺レベ
ル検出時処理において、パケット通信対応移動機5は、
まず、報知情報で通知された全とまり木チャネルで周辺
レベル測定を行なう測定方式が選択されているか、また
は、パケット通信対応ゾーンのみで周辺レベル測定を行
なうレベル測定方式が選択されているか、を判定する
(S5)。
【0055】パケット通信対応ゾーンのみで周辺レベル
測定を行なうレベル測定方式が選択されている場合は、
規定レベル以上の受信レベルが測定されたパケット通信
対応とまり木チャネルの数Ndlvliと、ユーザ等が
予め設定した任意数Ndo(0〜20)との比較を行な
う(S6)。ここで、規定レベルは、自局スロットの受
信レベルLoとΔLとの和(Lo+ΔL)であり、ΔL
は、待ち受け劣化レベルLthと待ち受け許可レベルL
tnとの差(Ltn−Lth)であるものとする。
【0056】Ndlvli≧Ndoの場合は、パケット
通信対応エリアまたはパケット通信対応ゾーンとパケッ
ト通信非対応ゾーンが混在するエリアに自機が位置して
いると判断して、パケット通信対応ゾーンのみで周辺レ
ベル測定を継続し(S8)、Ndlvli<Ndoの場
合は、パケット通信対応エリアとパケット通信非対応エ
リアとの境界またはパケット通信非対応エリアに自機が
位置していると判断して、報知情報で通知された全とま
り木チャネルで周辺レベル測定を開始する(S9)。
【0057】一方、報知情報で通知された全とまり木チ
ャネルで周辺レベル測定を行なう測定方式が選択されて
いる場合は、規定レベル以上の受信レベルが測定された
パケット通信対応とまり木チャネルの数Ndlvli
と、ユーザ等が予め設定した任意数Npo(0〜20)
との比較を行なう(S7)。Ndlvli≧Npoの場
合は、パケット通信対応エリアまたはパケット通信対応
ゾーンとパケット通信非対応ゾーンが混在するエリアに
自機が位置していると判断して、パケット通信対応ゾー
ンのみで周辺レベル測定を開始し(S10)、Ndlv
li<Npoの場合は、パケット通信対応エリアとパケ
ット通信非対応エリアとの境界またはパケット通信非対
応エリアに自機が位置していると判断して、報知情報で
通知された全とまり木チャネルで周辺レベル測定を継続
する(S11)。
【0058】図8は、周辺レベル検出時処理において、
パケット通信対応ゾーンのみで周辺レベル測定を行なう
レベル測定方式が選択されている場合であって、Ndl
vliがNdo以上のときの動作を説明するための説明
図であり、規定レベル19以上の受信レベルが測定され
たパケット通信対応とまり木チャネルの数Ndlvli
が2、Ndoが2の場合の例を示している。
【0059】パケット通信対応移動機5は、周辺レベル
測定用テーブルを用いて周辺レベル測定を行なった結果
をレベルの大きい順に並べ替えたテーブルである周辺レ
ベル測定結果18を生成し、周辺レベル測定結果18か
ら、規定レベル19以上のパケット通信対応とまり木チ
ャネルの数Ndlvliを求める。この例では、2(N
dlvli)≧2(Ndo)が成立するので、パケット
通信対応エリアまたはパケット通信対応ゾーンとパケッ
ト通信非対応ゾーンが混在するエリアに自機が位置して
いると判断し、パケット通信対応とまり木チャネルのみ
を用いた周辺レベル測定を継続する。
【0060】これにより、選択的にパケット通信対応ゾ
ーンへゾーン移行することが可能となり、ゾーン移行連
鎖を回避することができる。また、パケット通信対応エ
リアまたはパケット通信対応ゾーンとパケット通信非対
応ゾーンが混在するエリアにおいて、レベル測定を行な
う周辺とまり木チャネル数を削減し、消費電力を抑制す
ることができる。
【0061】図9は、周辺レベル検出時処理において、
パケット通信対応ゾーンのみで周辺レベル測定を行なう
レベル測定方式が選択されている場合であって、Ndl
vliがNdo未満のときの動作を説明するための説明
図であり、規定レベル19以上の受信レベルが測定され
たパケット通信対応とまり木チャネルの数Ndlvli
が1、Ndoが2の場合の例を示している。
【0062】パケット通信対応移動機5は、周辺レベル
測定用テーブルを用いて周辺レベル測定を行なった結果
をレベルの大きい順に並べ替えたテーブルである周辺レ
ベル測定結果20を生成し、周辺レベル測定結果20か
ら、規定レベル19以上のパケット通信対応とまり木チ
ャネルの数Ndlvliを求める。この例では、1(N
dlvli)<2(Ndo)が成立するので、パケット
通信対応エリアとパケット通信非対応エリアとの境界ま
たはパケット通信非対応エリアに自機が位置していると
判断し、パケット通信非対応とまり木チャネルも含めて
周辺レベル測定を開始する。
【0063】これにより、パケット通信対応エリアとパ
ケット通信非対応エリアとの境界またはパケット通信非
対応エリアにおいて、とまり木チャネルスキャンへ移行
せずにゾーン移行する確率を高めることができ、消費電
力を抑制することができる。また、ゾーン移行後、音声
通話移行時、すぐに強電界を検出してゾーン移行する確
率を低減することができる。また、ある規定レベル以上
のとまり木チャネル数と比較する任意数Ndoを1にす
ることにより、規定レベル以上のパケット通信対応とま
り木チャネルが無くなれば、パケット通信非対応のとま
り木チャネルも含めて周辺レベル測定を行なうという方
法に拡張することもできる。
【0064】図10は、周辺レベル検出時処理におい
て、報知情報で通知された全とまり木チャネルにて周辺
レベル測定を行なうレベル測定方式が選択されている場
合であって、NdlvliがNpo以上のときの動作を
説明するための説明図であり、規定レベル19以上の受
信レベルが測定されたパケット通信対応とまり木チャネ
ルの数Ndlvliが4、Npoが2の場合の例を示し
ている。
【0065】パケット通信対応移動機5は、周辺レベル
測定用テーブルを用いて周辺レベル測定を行なった結果
をレベルの大きい順に並べ替えたテーブルである周辺レ
ベル測定結果21を生成し、周辺レベル測定結果21か
ら、規定レベル19以上のパケット通信対応とまり木チ
ャネルの数Ndlvliを求める。この例では、4(N
dlvli)≧2(Npo)が成立するので、パケット
通信対応エリアまたはパケット通信対応ゾーンとパケッ
ト通信非対応ゾーンが混在するエリアに自機が位置して
いると判断し、パケット通信対応とまり木チャネルのみ
を用いた周辺レベル測定を開始する。
【0066】これにより、選択的にパケット通信対応ゾ
ーンへゾーン移行することが可能となり、ゾーン移行連
鎖を回避することができる。また、パケット通信対応エ
リアまたはパケット通信対応ゾーンとパケット通信非対
応ゾーンが混在するエリアにおいて、レベル測定を行な
う周辺とまり木チャネル数を削減し、消費電力を抑制す
ることができる。また、ある規定レベル以上のとまり木
チャネル数と比較する任意数Npoを1にすることによ
り、規定レベル以上のパケット通信対応とまり木チャネ
ルが有れば、パケット通信対応のとまり木チャネルのみ
で周辺レベル測定を行なうという方法に拡張することも
できる。
【0067】図11は、周辺レベル検出時処理におい
て、報知情報で通知された全とまり木チャネルにて周辺
レベル測定を行なうレベル測定方式が選択されている場
合であって、NdlvliがNdo未満のときの動作を
説明するための説明図であり、規定レベル19以上の受
信レベルが測定されたパケット通信対応とまり木チャネ
ルの数Ndlvliが1、Npoが2の場合の例を示し
ている。
【0068】パケット通信対応移動機5は、周辺レベル
測定用テーブルを用いて周辺レベル測定を行なった結果
をレベルの大きい順に並べ替えたテーブルである周辺レ
ベル測定結果22を生成し、周辺レベル測定結果22か
ら、規定レベル19以上のパケット通信対応とまり木チ
ャネルの数Ndlvliを求める。この例では、1(N
dlvli)<2(Npo)が成立するので、パケット
通信対応エリアとパケット通信非対応エリアとの境界ま
たはパケット通信非対応エリアに自機が位置していると
判断し、パケット通信非対応とまり木チャネルも含めた
周辺レベル測定を継続する。
【0069】これにより、パケット通信対応エリアとパ
ケット通信非対応エリアとの境界またはパケット通信非
対応エリアにおいて、とまり木チャネルスキャンへ移行
せずにゾーン移行する確率を高めることができ、消費電
力を抑制することができる。また、ゾーン移行後、音声
通話移行時、すぐに強電界を検出してゾーン移行する確
率を低減することができる。
【0070】前述したように、本実施の形態によれば、
在圏ゾーンで通知された報知情報に、ある一定数以上の
パケット通信対応とまり木チャネルが含まれている場
合、または、ある規定レベル以上のパケット通信対応と
まり木チャネルがある一定数以上周辺に存在する場合
は、パケット通信対応ゾーンのみの周辺レベル測定を行
ない、選択的にパケット通信対応ゾーンへゾーン移行す
るため、ゾーン移行連鎖を回避することができ、また、
レベル測定を行なう周辺とまり木チャネル数を削減し、
消費電力を抑制することができる。
【0071】また、在圏ゾーンで通知された報知情報
に、ある一定数以上のパケット通信対応とまり木チャネ
ルが含まれていない場合、または、ある規定レベル以上
のパケット通信対応とまり木チャネルがある一定数以上
周辺に存在しない場合は、報知情報で通知された全とま
り木チャネルを用いて周辺レベル測定を行ない、パケッ
ト通信に対応するか否かにかかわらず、最も受信レベル
の高いゾーンへゾーン移行するため、とまり木チャネル
スキャンへ移行せずにゾーン移行する確率を高めること
ができ、また、ゾーン移行後、音声通話移行時、すぐに
強電界を検出してゾーン移行する確率を低減することが
できる。これにより、無駄なゾーン移行を低減し、通信
帯域の無駄な使用を低減することができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明によれ
ば、移動機が、待ち受け時に、パケット通信サービスを
提供しているパケット通信対応ゾーンのみを監視し、パ
ケット通信サービスを提供していないパケット通信非対
応ゾーンの監視を省略する。これにより、パケット通信
対応ゾーンとパケット通信非対応ゾーンとが混在するエ
リアまたはパケット通信対応ゾーンが多数存在するエリ
アにおいて、レベル測定する周辺とまり木チャネル数を
削減することができ、また、ゾーン移行連鎖を回避する
ことができるため、消費電力を低減することができ、ま
た、通信帯域の無駄な使用を低減することができる、と
いう効果を奏する。
【0073】つぎの発明によれば、測定手段が、周辺レ
ベル測定を行ない、制御手段が、測定手段を制御し、測
定手段の測定結果に基いて、パケット通信非対応ゾーン
の周辺レベル測定を省略させる。これにより、パケット
通信対応ゾーンとパケット通信非対応ゾーンとが混在す
るエリアまたはパケット通信対応ゾーンが多数存在する
エリアにおいて、レベル測定する周辺とまり木チャネル
数を削減することができ、また、ゾーン移行連鎖を回避
することができるため、消費電力を低減することがで
き、また、通信帯域の無駄な使用を低減することができ
る、という効果を奏する。
【0074】つぎの発明によれば、規定レベル以上のパ
ケット通信対応周辺ゾーンの数が予め設定した数より大
きい場合、制御手段が測定手段を制御して、パケット通
信非対応ゾーンの周辺レベル測定を省略させ、パケット
通信対応ゾーンのみの周辺レベル測定をさせる。これに
より、規定レベル以上のパケット通信対応周辺ゾーンの
数が任意の一定数以上ある場合、パケット通信対応ゾー
ンとパケット通信非対応ゾーンとが混在するエリアまた
はパケット通信対応ゾーンが多数存在するエリアにおい
て、レベル測定する周辺とまり木チャネル数を削減する
ことができ、また、ゾーン移行連鎖を回避することがで
きるため、消費電力を低減することができ、また、通信
帯域の無駄な使用を低減することができる、という効果
を奏する。
【0075】つぎの発明によれば、規定レベル以上のパ
ケット通信対応周辺ゾーンの数が、予め設定した数より
小さい場合、制御手段が、測定手段を制御して、パケッ
ト通信非対応ゾーンを含めて周辺レベル測定させ、ゾー
ン移行時に選択可能な周辺ゾーン数を増やし、移行手段
が、監視しているゾーンのうちで最もレベルの高い周辺
ゾーンにゾーン移行する。これにより、規定レベル以上
のパケット通信対応周辺ゾーンの数が任意の一定数より
小さい場合、音声発着信による音声通信中のゾーン移行
が低減されるため、通信帯域の無駄な使用を低減するこ
とができる、という効果を奏する。
【0076】つぎの発明によれば、測定手段が、周辺レ
ベル測定を行ない、取得手段が、報知情報を取得し、制
御手段が、測定手段を制御し、取得手段が取得した報知
情報に基いて、パケット通信非対応ゾーンの周辺レベル
測定を省略させる。これにより、パケット通信対応ゾー
ンとパケット通信非対応ゾーンとが混在するエリアまた
はパケット通信対応ゾーンが多数存在するエリアにおい
て、レベル測定する周辺とまり木チャネル数を削減する
ことができ、また、ゾーン移行連鎖を回避することがで
きるため、消費電力を低減することができ、また、通信
帯域の無駄な使用を低減することができる、という効果
を奏する。
【0077】つぎの発明によれば、報知情報で通知され
たパケット通信対応周辺ゾーンの数が予め設定した数よ
り大きい場合、制御手段が測定手段を制御して、パケッ
ト通信非対応ゾーンの周辺レベル測定を省略させ、パケ
ット通信対応ゾーンのみの周辺レベル測定をさせる。こ
れにより、報知情報で通知されたパケット通信対応周辺
ゾーンの数が任意の一定数以上ある場合、パケット通信
対応ゾーンとパケット通信非対応ゾーンとが混在するエ
リアまたはパケット通信対応ゾーンが多数存在するエリ
アにおいて、レベル測定する周辺とまり木チャネル数を
削減することができ、また、ゾーン移行連鎖を回避する
ことができるため、消費電力を低減することができ、ま
た、通信帯域の無駄な使用を低減することができる、と
いう効果を奏する。
【0078】つぎの発明によれば、報知情報で通知され
たパケット通信対応とまり木チャネルの数が予め設定さ
れた数より小さい場合、制御手段が、測定手段を制御し
て、パケット通信非対応ゾーンを含めて周辺レベル測定
させ、ゾーン移行時に選択可能な周辺ゾーン数を増や
し、移行手段が、監視しているゾーンのうちで最もレベ
ルの高い周辺ゾーンにゾーン移行する。これにより、報
知情報で通知されたパケット通信対応とまり木チャネル
の数が任意の一定数より小さい場合、音声発着信による
音声通信中のゾーン移行が低減されるため、通信帯域の
無駄な使用を低減することができる、という効果を奏す
る。
【0079】つぎの発明によれば、待ち受け時に、パケ
ット通信サービスを提供しているパケット通信対応ゾー
ンのみを監視し、パケット通信サービスを提供していな
いパケット通信非対応ゾーンの監視を省略する。これに
より、パケット通信対応ゾーンとパケット通信非対応ゾ
ーンとが混在するエリアまたはパケット通信対応ゾーン
が多数存在するエリアにおいて、レベル測定する周辺と
まり木チャネル数を削減することができ、また、ゾーン
移行連鎖を回避することができるため、消費電力を低減
することができ、また、通信帯域の無駄な使用を低減す
ることができる、という効果を奏する。
【0080】つぎの発明によれば、周辺レベル測定を行
ない、測定結果に基いて、パケット通信非対応ゾーンの
周辺レベル測定を省略する。これにより、パケット通信
対応ゾーンとパケット通信非対応ゾーンとが混在するエ
リアまたはパケット通信対応ゾーンが多数存在するエリ
アにおいて、レベル測定する周辺とまり木チャネル数を
削減することができ、また、ゾーン移行連鎖を回避する
ことができるため、消費電力を低減することができ、ま
た、通信帯域の無駄な使用を低減することができる、と
いう効果を奏する。
【0081】つぎの発明によれば、規定レベル以上のパ
ケット通信対応周辺ゾーンの数が予め設定した数より大
きい場合、パケット通信非対応ゾーンの周辺レベル測定
を省略し、パケット通信対応ゾーンのみの周辺レベル測
定する。これにより、規定レベル以上のパケット通信対
応周辺ゾーンの数が任意の一定数以上ある場合、パケッ
ト通信対応ゾーンとパケット通信非対応ゾーンとが混在
するエリアまたはパケット通信対応ゾーンが多数存在す
るエリアにおいて、レベル測定する周辺とまり木チャネ
ル数を削減することができ、また、ゾーン移行連鎖を回
避することができるため、消費電力を低減することがで
き、また、通信帯域の無駄な使用を低減することができ
る、という効果を奏する。
【0082】つぎの発明によれば、規定レベル以上のパ
ケット通信対応周辺ゾーンの数が、予め設定した数より
小さい場合、パケット通信非対応ゾーンを含めて周辺レ
ベル測定し、監視しているゾーンのうちで最もレベルの
高い周辺ゾーンにゾーン移行する。これにより、規定レ
ベル以上のパケット通信対応周辺ゾーンの数が任意の一
定数より小さい場合、音声発着信による音声通信中のゾ
ーン移行が低減されるため、通信帯域の無駄な使用を低
減することができる、という効果を奏する。
【0083】つぎの発明によれば、周辺レベル測定を行
ない、報知情報を取得し、取得した報知情報に基いて、
パケット通信非対応ゾーンの周辺レベル測定を省略す
る。これにより、パケット通信対応ゾーンとパケット通
信非対応ゾーンとが混在するエリアまたはパケット通信
対応ゾーンが多数存在するエリアにおいて、レベル測定
する周辺とまり木チャネル数を削減することができ、ま
た、ゾーン移行連鎖を回避することができるため、消費
電力を低減することができ、また、通信帯域の無駄な使
用を低減することができる、という効果を奏する。
【0084】つぎの発明によれば、報知情報で通知され
たパケット通信対応周辺ゾーンの数が予め設定した数よ
り大きい場合、パケット通信非対応ゾーンの周辺レベル
測定を省略し、パケット通信対応ゾーンのみの周辺レベ
ル測定する。これにより、報知情報で通知されたパケッ
ト通信対応周辺ゾーンの数が任意の一定数以上ある場
合、パケット通信対応ゾーンとパケット通信非対応ゾー
ンとが混在するエリアまたはパケット通信対応ゾーンが
多数存在するエリアにおいて、レベル測定する周辺とま
り木チャネル数を削減することができ、また、ゾーン移
行連鎖を回避することができるため、消費電力を低減す
ることができ、また、通信帯域の無駄な使用を低減する
ことができる、という効果を奏する。
【0085】つぎの発明によれば、報知情報で通知され
たパケット通信対応とまり木チャネルの数が予め設定さ
れた数より小さい場合、パケット通信非対応ゾーンを含
めて周辺レベル測定し、監視しているゾーンのうちで最
もレベルの高い周辺ゾーンにゾーン移行する。これによ
り、報知情報で通知されたパケット通信対応とまり木チ
ャネルの数が任意の一定数より小さい場合、音声発着信
による音声通信中のゾーン移行が低減されるため、通信
帯域の無駄な使用を低減することができる、という効果
を奏する。
【0086】つぎの発明によれば、前述した発明にかか
る方法を効率良くコンピュータに実行させることができ
るため、消費電力を低減し、また、通信帯域の無駄な使
用を低減することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態にかかるパケット通信
対応移動機の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施の形態にかかるパケット通信対応移動
機のソフトウェア構成を示す説明図である。
【図3】 本実施の形態にかかるゾーンサービス情報の
内容を示す説明図である。
【図4】 本実施の形態にかかる報知情報切出判定処理
の流れを示すフローチャートである。
【図5】 本実施の形態にかかる報知情報切出判定処理
を説明するための説明図である。
【図6】 本実施の形態にかかる報知情報切出判定処理
を説明するための説明図である。
【図7】 本実施の形態にかかる周辺レベル検出時処理
の流れを示すフローチャートである。
【図8】 本実施の形態にかかる周辺レベル検出時処理
を説明するための説明図である。
【図9】 本実施の形態にかかる周辺レベル検出時処理
を説明するための説明図である。
【図10】 本実施の形態にかかる周辺レベル検出時処
理を説明するための説明図である。
【図11】 本実施の形態にかかる周辺レベル検出時処
理を説明するための説明図である。
【図12】 従来におけるSTD−27Gで規定されて
いる報知情報のメッセージ内容を示す図である。
【図13】 従来におけるSTD−27Gで規定されて
いる報知情報のメッセージ内容を示す図である。
【図14】 従来における移動機の周辺レベル測定を説
明するための説明図である。
【図15】 従来の移動機におけるゾーン移行動作の流
れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 周辺レベル測定部、2 報知情報取得部、3 ゾー
ン移行部、4 制御部、5 パケット通信対応移動機、
6 マンマシンインタフェース、7 シーケンス、8
モニター、9 ハードウェア、10 報知情報解析、1
1 周辺レベル測定制御。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊地 信夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA14 HA08 HC09 JA10 JL01 JT09 5K067 AA11 AA43 CC08 EE02 HH00 HH21 HH22 JJ15 9A001 BB04 CC05 CC07 JJ18 KK56

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体通信に用いられ、待ち受け時に、
    周辺ゾーンの監視を行なうパケット通信対応移動機にお
    いて、 パケット通信対応ゾーンのみを監視する監視手段を備え
    ることを特徴とするパケット通信対応移動機。
  2. 【請求項2】 周辺レベル測定を行なう測定手段と、 前記測定手段を制御し、前記測定手段の測定結果に基い
    て、パケット通信非対応ゾーンの周辺レベル測定を省略
    させる制御手段と、 を備えることを特徴とするパケット通信対応移動機。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記測定結果におい
    て、規定レベル以上のパケット通信対応周辺ゾーンの数
    が、予め設定した数より大きい場合、前記測定手段を制
    御して、パケット通信非対応ゾーンの周辺レベル測定を
    省略させ、パケット通信対応ゾーンのみの周辺レベル測
    定をさせることを特徴とする請求項2に記載のパケット
    通信対応移動機。
  4. 【請求項4】 さらに、ゾーン移行する場合、監視して
    いるゾーンのうちで最もレベルの高い周辺ゾーンにゾー
    ン移行するゾーン移行手段を備え、 前記制御手段は、前記測定結果において、規定レベル以
    上のパケット通信対応周辺ゾーンの数が、予め設定した
    数より小さい場合、前記測定手段を制御して、パケット
    通信非対応ゾーンを含めて周辺レベル測定させることを
    特徴とする請求項2または3に記載のパケット通信対応
    移動機。
  5. 【請求項5】 周辺レベル測定を行なう測定手段と、 報知情報を取得する取得手段と、 前記測定手段を制御し、前記取得手段が取得した報知情
    報に基いて、パケット通信非対応ゾーンの周辺レベル測
    定を省略させる制御手段と、 を備えることを特徴とするパケット通信対応移動機。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記報知情報で通知さ
    れたパケット通信対応とまり木チャネルの数が、予め設
    定した数より大きい場合、前記測定手段を制御して、パ
    ケット通信非対応ゾーンの周辺レベル測定を省略させ、
    パケット通信対応ゾーンのみの周辺レベル測定をさせる
    ことを特徴とする請求項5に記載のパケット通信対応移
    動機。
  7. 【請求項7】 さらに、ゾーン移行する場合、監視して
    いるゾーンのうちで最もレベルの高い周辺ゾーンにゾー
    ン移行するゾーン移行手段を備え、 前記制御手段は、前記報知情報で通知されたパケット通
    信対応とまり木チャネルの数が、予め設定された数より
    小さい場合、前記測定手段を制御して、パケット通信非
    対応ゾーンを含めて周辺レベル測定させることを特徴と
    する請求項5または6に記載のパケット通信対応移動
    機。
  8. 【請求項8】 移動体通信に用いられ、待ち受け時に、
    周辺ゾーンの監視を行なうゾーン移行方法において、 パケット通信対応ゾーンのみを監視することを特徴とす
    るゾーン移行方法。
  9. 【請求項9】 周辺レベル測定を行なう測定工程と、 前記測定工程での測定結果に基いて、パケット通信非対
    応ゾーンの周辺レベル測定を省略するか否かを選択する
    選択工程と、 を含むことを特徴とするゾーン移行方法。
  10. 【請求項10】 前記選択工程では、前記測定結果にお
    いて、規定レベル以上のパケット通信対応周辺ゾーンの
    数が、予め設定した数より大きい場合、パケット通信非
    対応ゾーンの周辺レベル測定を省略してパケット通信対
    応ゾーンのみの周辺レベル測定を行なうことを選択する
    ことを特徴とする請求項9に記載のゾーン移行方法。
  11. 【請求項11】 さらに、ゾーン移行する場合、監視し
    ているゾーンのうちで最もレベルの高い周辺ゾーンにゾ
    ーン移行するゾーン移行工程を含み、 前記選択工程では、前記測定結果において、規定レベル
    以上のパケット通信対応周辺ゾーンの数が、予め設定し
    た数より小さい場合、パケット通信非対応ゾーンを含め
    て周辺レベル測定を行なうことを選択することを特徴と
    する請求項9または10に記載のゾーン移行方法。
  12. 【請求項12】 周辺レベル測定を行なう測定工程と、 報知情報を取得する取得工程と、 前記取得工程で取得した報知情報に基いて、パケット通
    信非対応ゾーンの周辺レベル測定を省略するか否かを選
    択する選択工程と、 を含むことを特徴とするゾーン移行方法。
  13. 【請求項13】 前記選択工程では、前記報知情報で通
    知されたパケット通信対応とまり木チャネルの数が、予
    め設定した数より大きい場合、パケット通信非対応ゾー
    ンの周辺レベル測定を省略してパケット通信対応ゾーン
    のみの周辺レベル測定を行なうことを選択することを特
    徴とする請求項12に記載のゾーン移行方法。
  14. 【請求項14】 さらに、ゾーン移行する場合、監視し
    ているゾーンのうちで最もレベルの高い周辺ゾーンにゾ
    ーン移行するゾーン移行工程を含み、 前記選択工程では、前記報知情報で通知されたパケット
    通信対応とまり木チャネルの数が、予め設定された数よ
    り小さい場合、パケット通信非対応ゾーンを含めて周辺
    レベル測定することを選択することを特徴とする請求項
    12または13に記載のゾーン移行方法。
  15. 【請求項15】 前記請求項8〜14のいずれか一つに
    記載された方法をコンピュータに実行させるプログラム
    を記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
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