JP2001008208A - 圧縮データ内容判別方法及び圧縮データ内容判別装置 - Google Patents

圧縮データ内容判別方法及び圧縮データ内容判別装置

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JP2001008208A
JP2001008208A JP17808799A JP17808799A JP2001008208A JP 2001008208 A JP2001008208 A JP 2001008208A JP 17808799 A JP17808799 A JP 17808799A JP 17808799 A JP17808799 A JP 17808799A JP 2001008208 A JP2001008208 A JP 2001008208A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮データを完全に復号しなくとも圧縮デー
タの内容判別を可能とする圧縮データ内容判別方法及び
圧縮データ内容判別装置を提供する。 【解決手段】 DC値、AC値、動きベクトル値検出器
4では復号したVLCから画像圧縮データの特徴量デー
タであるDC値、AC値、動きベクトルを検出する。特
徴量データは特徴量比較器9に入力され、画像特徴デー
タベース2の様々なコンテンツの特徴量データと比較さ
れる。そして、画像圧縮データの特徴量データと適合性
の最も高いデータベース内の特徴量データが示すコンテ
ンツが、その画像圧縮データの画像内容と判別され、画
像判別器10から画像内容の判別結果が出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮データの内容
を判別する方法及び装置に関するもので、特に圧縮デー
タをすべて復号せずにそのデータの内容を判断する方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタルデータの内容判断は、
所謂、画像においては画像の色、輪郭、周波数、動きな
どの情報を画像から検出し、画像認識を行ってその画像
の内容を推察、判断していた。また、音声においても音
声データの周波数特性をフーリエ変換などを用いて解析
し、その結果を使用して音声認識を行っていた。画像認
識の従来例としては特開平7−73317号公報等があ
り、音声認識の従来例としては特開平7−261778
号公報等がある。
【0003】ここで、画像データの圧縮データ作成に使
用されているMPEGについて説明する。MPEGは1988年、IS
O/IEC JTC1/SC2(国際標準化機構/国際電気標準化会合
同技術委員会1/専門部会2、現在のSC29)に設立された
動画像符号化標準を検討する組織の名称(Moving Pictu
res Expert Group)の略称である。MPEG1(MPEGフェー
ズ1)は1.5Mbps程度の蓄積メディアを対象とした標準
で、静止画符号化を目的としたJPEGと、ISDNのテレビ会
議やテレビ電話の低転送レート用の動画像圧縮を目的と
したH.261(CCITT SGXV、現在のITU-T SG15で標準化)
の基本的な技術を受け継ぎ、蓄積メディア用に新しい技
術を導入したものである。これらは1993年8月、ISO/IEC
11172 として成立している。MPEG2(MPEGフェーズ
2)は通信や放送などの多様なアプリケーションに対応
できるように汎用標準を目的として、1994年11月
ISO/IEC 13818、H.262として成立している。
【0004】MPEGは幾つかの技術を組み合わせて作成さ
れている。図11に従来のMPEG符号化器のブロック図を
示す。入力画像は、動き補償予測器41で動き補償予測
された局部復号化画像と差分器42において差分を取ら
れることで時間冗長部分が削減される。予測の方向は、
過去、未来、両方からの3モード存在する。またこれら
は16画素×16画素のMB(マクロブロック)ごとに切り替
えて使用できる。予測方向は入力画像に与えられたピク
チャタイプによって決定される。過去からの予測と、予
測をしないでそのMBを独立で符号化する2モード存在す
るのがPピクチャーである。また未来からの予測、過去
からの予測、両方からの予測、独立で符号化する4モー
ド存在するのがBピクチャーである。そして全てのMBが
独立で符号化するのがIピクチャーである。
【0005】動き補償は、動き領域をMBごとにパターン
マッチングを行ってハーフペル精度で動きベクトルを検
出し、動き分だけシフトしてから予測する。動きベクト
ルは水平方向と垂直方向が存在し、何処からの予測かを
示すMC(Motion Compensation)モードとともにMBの付加
情報として伝送される。Iピクチャから次のIピクチャの
前のピクチャまでをGOP(Group Of Picture)といい、蓄
積メディアなどで使用される場合には、一般に約15ピ
クチャ程度が使用される。
【0006】差分画像はDCT器43において直交変換が
行われる。DCT(Discrete Cosine Transform)とは 余
弦関数を積分核とした積分変換を有限空間への離散変換
する直交変換である。MPEGではMBを4分割し8×8のDCT
ブロックに対して、2次元DCTを行う。一般にビデオ信
号は低域成分が多く高域成分が少ないため、DCTを行う
と係数が低域に集中する。
【0007】DCTされた画像データ(DCT係数)は量子化
器44で量子化が行われる。量子化は量子化マトリック
スという8×8の2次元周波数を視覚特性で重み付けした
値と、その全体をスカラー倍する量子化スケールという
値で乗算した値を量子化値として、DCT係数をその量
子化値で叙算する。デコーダーで逆量子化するときは量
子化値で乗算することにより、元のDCT係数に近似し
ている値を得ることになる。
【0008】量子化されたデータはVLC器45で可変長
符号化される。量子化された値のうち直流(DC)成分
は予測符号化のひとつであるDPCM(differencial p
ulsecode modulation )を使用する。また交流(AC)
成分は低域から高域にzigzagscanを行い、ゼロのラン長
および有効係数値を1つの事象とし、出現確率の高いも
のから符号長の短い符号を割り当てていくハフマン符号
化が行われる。
【0009】可変長符号化されたデータは一時バッファ
46に蓄えられ、所定の転送レートで符号化データとし
て出力される。また、その出力されるデータのマクロブ
ロック毎の発生符号量は、符号量制御器(図示せず)に
送信され、目標符号量に対する発生符号量との誤差符号
量を量子化器44にフィードバックして量子化スケール
を調整することで符号量制御される。
【0010】また、量子化された画像データは逆量子化
器47にて逆量子化、逆DCT器48にて逆DCTされ加算器
49を介して一時、画像メモリ50に蓄えられたのち、
動き補償予測器41において、差分画像を計算するため
のリファレンスの復号化画像(局部復号化画像)として
使用される。バッファ46から出力された符号化データ
は、符号化と逆の工程により復号化される。図12に従
来のMPEG復号化器のブロック図を示す。VLD器(可変長
符号復号器)51、逆量子化器52、逆DCT器53、加
算器54、画像メモリ55、動き補償予測器56により
構成される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記圧縮データ(符号
化データ)の内容判断を行う場合には、従来、圧縮デー
タを完全に復号してから(図12に示すVLD器(可変長
符号復号器)51、逆量子化器52、逆DCT器53、加
算器54、画像メモリ55、動き補償予測器56による
復号化を行ってから)、しかるべき画像認識、音声認識
等により内容判断を行っていた。そのために、内容判断
に専用の復号手段が必要であった。また、復号されたデ
ータは伸長されるためにかなり大きなメモリーや記録媒
体が必要であった。本発明は、圧縮データを完全に復号
しなくとも圧縮データの内容判別を可能とする圧縮デー
タ内容判別方法及び圧縮データ内容判別装置を提供する
ことを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために本発明は、下記(1)〜(8)に記載の方法
及び装置を提供するものである。 (1)入力画像圧縮データのヘッダー情報、並びに入力
画像圧縮データの復号過程で発生する所定ブロック毎の
DC値、AC値、動きベクトルの内の少なくとも1つの情報
と、予め統計的に求めておいた画像圧縮データの内容に
基づく特徴データとを用いて、入力画像の特徴を検索す
ることで入力画像圧縮データの内容を判別することを特
徴とする圧縮データ内容判別方法。 (2)入力音声圧縮データのヘッダー情報、並びに入力
音声圧縮データの復号過程で発生する所定サンプル単位
毎のDC値、AC値の内の少なくとも1つの情報と、予め統
計的に求めておいた音声圧縮データの内容に基づく特徴
データとを用いて、入力音声の特徴を検索することで入
力音声圧縮データの内容を判別することを特徴とする圧
縮データの内容判別方法。 (3)画像情報と音声情報とに相関のあるコンテンツを
圧縮して作成した入力画像圧縮データと入力音声圧縮デ
ータとから前記コンテンツの内容を判別する際に、上記
(1)記載の圧縮データ内容判別方法により得られた前
記入力画像圧縮データの内容判別情報と、上記(2)記
載の圧縮データ内容判別方法により得られた前記入力音
声圧縮データの内容判別情報との2つの内容判別情報を
用いて、前記コンテンツの内容を判別することを特徴と
する圧縮データ内容判別方法。 (4)上記(1)〜(3)のいずれか一つに記載の圧縮
データ内容判別方法において、内容判別可否情報が入力
画像圧縮データ、入力音声圧縮データに記録、もしくは
入力画像圧縮データ、入力音声圧縮データにリンクした
データに記録されており、内容判別可否情報が内容判別
の否を示す場合、内容判別を行わない、もしくは内容判
別を行った結果を外部に出力しないことを特徴とする圧
縮データ内容判別方法。 (5)入力画像圧縮データのヘッダー情報を検出するヘ
ッダー検出手段と、前記入力画像圧縮データの復号過程
で発生する所定ブロック毎のDC値、AC値、動きベクトル
を検出する特徴検出手段と、予め統計的に求めておいた
画像圧縮データの内容に基づく特徴データを格納する画
像特徴記憶手段と、前記ヘッダー情報、前記DC値、前記
AC値、及び前記動きベクトルの内の少なくとも1つの情
報と、前記予め統計的に求めておいた画像圧縮データの
内容に基づく特徴データとを用いて、入力画像の特徴を
検索することで入力画像圧縮データの内容を判別する内
容判別手段とを設けたことを特徴とする圧縮データ内容
判別装置。 (6)入力音声圧縮データのヘッダー情報を検出するヘ
ッダー検出手段と、前記入力音声圧縮データの復号過程
で発生する所定サンプル単位毎のDC値、AC値を検出する
特徴検出手段と、予め統計的に求めておいた音声圧縮デ
ータの内容に基づく特徴データを格納する音声特徴記憶
手段と、前記ヘッダー情報、前記DC値、及び前記AC値の
内の少なくとも1つの情報と、前記予め統計的に求めて
おいた音声圧縮データの内容に基づく特徴データとを用
いて、入力音声の特徴を検索することで入力音声圧縮デ
ータの内容を判別する内容判別手段とを設けたことを特
徴とする圧縮データ内容判別装置。 (7)画像情報と音声情報とに相関のあるコンテンツを
圧縮して作成した入力画像圧縮データと入力音声圧縮デ
ータとから前記コンテンツの内容を判別する圧縮データ
内容判別装置であって、上記(5)記載の圧縮データ内
容判別装置と、上記(6)記載の圧縮データ内容判別装
置と、上記(5)記載の圧縮データ内容判別装置により
得られた前記入力画像圧縮データの内容判別情報と、上
記(6)記載の圧縮データ内容判別装置により得られた
前記入力音声圧縮データの内容判別情報との2つの内容
判別情報を用いて、前記コンテンツの内容を判別する内
容判別手段とを設けたことを特徴とする圧縮データ内容
判別装置。 (8)上記(5)〜(7)のいずれか一つに記載の圧縮
データ内容判別装置において、内容判別可否情報が入力
画像圧縮データ、入力音声圧縮データに記録、もしくは
入力画像圧縮データ、入力音声圧縮データにリンクした
データに記録されており、内容判別可否情報が内容判別
の否を示す場合、内容判別を行わせない、もしくは内容
判別を行った結果を外部に出力させないように制御する
制御手段を設けたことを特徴とする圧縮データ内容判別
装置。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、圧縮データを完全に復
号しなくても、圧縮データの復号途中に発生するコンテ
ンツ内容を示す特徴的データと、予め統計的に求めてお
いた特徴データとを用いて特徴を検索することで、圧縮
データの内容判別を可能とするものである。これによ
り、本発明は、専用の復号手段や、大きなメモリー、記
録媒体を必要としない圧縮データ内容判別方法及び圧縮
データ内容判別装置を提供できる。また、コンテンツの
内容判別を行うことを拒否できる情報を持たせることに
より、その情報に応じてコンテンツ内容判断を拒否する
圧縮データ内容判別方法及び圧縮データ内容判別装置を
提供できる。この場合、圧縮データに秘守性を持たせる
ことが可能である。
【0014】まず、図1に本発明の圧縮データ内容判別
装置の一実施例を示す。この実施例は、画像圧縮データ
の内容を判別する画像内容判別装置である。画像圧縮デ
ータはヘッダー検出器1に送信される。画像圧縮データ
は例えばMPEG方式のものとすると、データの一番始めに
シーケンスヘッダーと呼ばれる領域が有り、そこには水
平の画素サイズ、垂直の画素サイズ、アスペクト比率、
フレームレート、ビットレートなどが記述されている。
ヘッダー検出器1ではこれらヘッダーの値を検出する。
この領域は固定長の構造をもっているので検出は所定の
ビットを単に読むだけで可能である。
【0015】画像特徴データベース2には、画像圧縮デ
ータのヘッダーの値で、多くのコンテンツの特徴を予め
統計的にデーター化したものが使われる。すなわち、画
像サイズが変化すると相対的に画像の帯域が変化するこ
とになるし、ビットレート低くなるとその分、圧縮率が
高くなり、DCT係数の有効係数(0でない値)にも影響
が出る。また、ビットレートが同じでも、フレームレー
トが変わると1フレームごとに与える符号量も変わるの
で、フレームレートもデータベース化する場合の、大き
なパラメータである。これらの全てのパラメータの組み
合わせで、様々なコンテンツを統計的にデータベース化
して整理して記録されているのが画像特徴データベース
である。
【0016】ヘッダー検出器1で検出されたヘッダー情
報は画像特徴データベース2に送信される。ヘッダー情
報を受信した画像特徴データベース2は、ヘッダー情報
に応じたパラメータにおけるデータを用意する。また、
ここではMPEGを前提に記述しているが、MPEG以外のサブ
バンド符号化であっても、また、フラクタルを用いた符
号化であっても、その符号化方式特有の復号途中のデー
タであって、画像の特徴を示す情報であれば、どんなも
のでもデータベース化可能である。したがってデータベ
ースのパラメータの一番上位は、方式種別情報となる。
【0017】一方、ヘッダー検出器1でヘッダーを検出
された後、圧縮データはVLC復号器3に送信される。こ
こでは、MPEGなどの圧縮ストリームの可変長符号(VL
C)をブロック毎に復号する。(固定長符号(FLC)の場
合にはFLC復号する。)
【0018】復号されたデータをDC値、AC値、動きベク
トル値検出器4に送信する。DC値、AC値、動きベクトル
値検出器4では復号したVLCからDC値、AC値、動きベク
トルを検出する。
【0019】DC値は色検出器5に送信され、Y,U,V(Yは
輝度信号、U,Vは色差信号)の値が検出される。AC値は
周波数帯域検出器6に入力され、図9のように、MPEGに
おけるDCTの8つの係数に対して、有効係数の絶対値の
特性がパターンの0〜7のどのタイプであったかが求め
られる。また、AC値は輪郭検出器7にも入力され、ブロ
ックに輪郭のエッジが存在する場合、パターンの6もし
くは7になる特徴を利用し、そのブロックの画面上の位
置関係を検出される。そして、図10のようにその形状
が何のパターンに対応するかを輪郭パターンとして、表
1のように予め用意したパターンに最も近いパターンを
検出する。表1には簡単のため5つのコンテンツを記述
してあるが、様々なコンテンツにおいて数多くのデータ
ベースを持っておくことが現実的である。また、表2に
示すように、輪郭だけでなく、領域としてそのコンテン
ツが画面のどの部分に主に位置しているかを示すパター
ンを検出する。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】DC値、AC値、動きベクトル値検出器4で検
出された動きベクトルは動き量検出器8に入力され、そ
のコンテンツの動き量を画素精度のベクトルの絶対値で
検出する。動き量は、画面全体がパニングしている場合
などは、たとえ静止している物体であっても動きを伴う
結果になるので、画面全体が一定方向に動いていると判
断された場合にはそのグローバルな動き量の分、差し引
いて検出される。
【0023】このように検出された画像圧縮データの特
徴量データは特徴量比較器9に入力され、画像特徴デー
タベース2の様々なコンテンツの特徴データ(例えば表
3)と比較される。そして、画像圧縮データの特徴量デ
ータと適合性の最も高いデータベース内の特徴量データ
が示すコンテンツが、その画像圧縮データの画像内容と
判別され、画像判別器10から画像内容の判別結果が出
力される。
【0024】
【表3】
【0025】図1における画像判別器10に入力される
付加情報は、後述する音声内容判別装置(図3)からの
判断結果の情報である。これは、判断結果に曖昧な部分
がある場合、外からの判断結果を参考情報として使用で
きるように考慮されたものである。もちろん、外からの
付加情報は音声判断結果に限らず、他の結果情報を入力
しても良い。また、なにも入力しなくてもかまわない。
【0026】このように、本実施例の画像内容判別装置
は、画像圧縮データを完全に復号しなくても(VLC復号
器3による復号まででよく、その先の復号化工程である
図12に示す逆量子化器52、逆DCT器53、加算器5
4、画像メモリ55、動き補償予測器56による完全な
復号化は不要)、圧縮データの復号途中に発生するコン
テンツ内容を示す特徴的データと、予め統計的に求めて
おいた特徴データとを用いて特徴を検索することで、圧
縮データの内容判別を可能としている。これにより、本
画像内容判別装置は、専用の復号手段や、大きなメモリ
ー、記録媒体が不要となり、低コスト化、小型化が図れ
る。
【0027】次に、音声圧縮データの内容判別を行う実
施例(音声内容判別装置)を図2に示す。音声圧縮デー
タはヘッダー検出器11に送信される。音声圧縮データ
は例えばMPEG方式のものとすると、サンプリング周波
数、チャンネル数、ビットレート、コーディングモード
などが記述されている。ヘッダー検出器11ではこれら
ヘッダーの値を検出する。この領域は固定長の構造をも
っているので検出は所定のビットを単に読むだけで可能
である。
【0028】このヘッダーの値は音声特徴データベース
12に送信される。音声特徴データベース12では、こ
れらのヘッダーの値で、多くのコンテンツの特徴を予め
統計的にデーター化したものが使われる。
【0029】一方、ヘッダー検出器11でヘッダーを検
出された後、圧縮データはVLC復号器13に送信され
る。VLCされていない場合、固定長のFLC復号する。ここ
では、MPEGなどの圧縮ストリームの可変長符号(VLC)
もしくは固定長符号(FLC)を所定サンプル毎に復号し
て、そのデータをDC値、AC値検出器14に送信する。DC
値、AC値検出器14では復号したVLCもしくはFLCからDC
値、AC値を検出する。
【0030】DC値は音圧検出器15に入力され、音の大
きさが検出される。AC値は周波数特性検出器16に入力
され、固有の特性が検出される。音声の圧縮はサブバン
ド方式やDCTをもちいるが、次数は画像のように少なく
なく、384サンプルや1152サンプルと非常に多
い。従って、細かい周波数特性が選られる。これらに対
し数多くのコンテンツにおける典型的なパターンを決定
できる。これらはのパターンを用いて、音声特徴データ
ベースを作成しておく。
【0031】そして、特徴量比較器17に音圧検出器1
5と周波数特性検出器16とから入力された音圧や周波
数特性の特徴データは、音声特徴データベース12から
読み出されたデータベースと比較され、そのもっとも適
合したコンテンツが判別され、その結果が音声判別器8
から出力される。
【0032】図2における音声判別器18に入力される
付加情報は、後述する画像内容判別装置(図3)からの
判断結果情報である。これは、音声圧縮データのみによ
る判断結果に曖昧な部分がある場合、外からの判断結果
を参考情報として使用できるように考慮されたものであ
る。もちろん、外からの付加情報は画像判断結果に限ら
ず、他の結果情報を入力しても良い。また、なにも入力
しなくてもかまわない。
【0033】次に、画像音声圧縮データの内容を判別す
る装置の実施例を図3に示す。入力される圧縮データは
相関のある音声コンテンツと画像コンテンツとを圧縮し
て作成した音声圧縮データと画像圧縮データであり、一
般に両者は多重化され、それぞれが再生される時間が同
期するように、タイムスタンプが打たれている。これの
例はMPEGにおける多重化方法、MPEGシステムISO-IEC111
72-1やITUH.222.0/ISO-IEC13818-1に詳細が記述されて
いる。この画像音声圧縮データは画像音声分離器21に
入力され、分離される。分離された画像と音声の圧縮デ
ータは同期管理器22において、それぞれのタイムスタ
ンプで同期がとられ、画像データは前述した画像内容判
別装置23(図1に示したもの)に、音声データは音声
内容判別装置24(図2に示したもの)に、同期して入力
される。
【0034】それぞれの判別装置では前述の方法で判別
が行われるが、内容を判別する際に、画像圧縮データか
ら検出する情報と、音声圧縮データから検出される情報
の両方を用いて、より精度の高い判別を行えるように工
夫されている。(図1における画像判別器10に、図2
における音声判別器18から音声判別結果が入力され、
その音声判別結果を参考にして画像判別をより精度よく
行う。同様に、図2における音声判別器18に、図1に
おける画像判別器10から画像判別結果が入力され、そ
の画像判別結果を参考にして画像判別をより精度よく行
う。)双方の判別結果は最終判別器25に出力される。
即ち、「海」なのか「青い絨毯」なのか画像判別では曖
昧なところを、音声判別で「海」の音に近いと判別された
場合、内容最終判別結果は「海」と判別される。
【0035】最終判別器25では、上述の工夫により、
基本的には同じ判別結果が得られるが、双方の判断結果
があまりにも違う場合、最終判別器25では、どちらか
を優先するように設定できる。これは入力される圧縮デ
ータの種類が、予め、どちらが判別しやすいかわかって
いるような場合に人為的に、精度を高めることが出来る
からである。
【0036】また、圧縮データがプライベートな情報で
あり内容を判別されたくないデータである場合、図4に
示すように圧縮データのヘッダーに判断拒否データを付
加しておき、前述した内容判別装置では、この情報によ
り判断を停止することが出来る。判断拒否データはヘッ
ダーに記述していなくても、図5に示すように圧縮デー
タに番号(ID)が付加されていて、図6に示すように圧
縮データの番号(ID)とリンクした、判別拒否情報構造
体が別データとして存在するようにしてもよい。判別拒
否情報構造体に、例えば圧縮データの所定の単位ごと
に、そのデータの内容判断を拒否する場合には1、拒否
しない場合には0を記述しておく。
【0037】判断拒否データ情報を用いる場合の内容判
別装置のブロック図を図7、図8に示す。図7では、ま
ず、圧縮データを判別拒否データ検出器31に入力す
る。判別拒否データ検出器31では、上記判定拒否デー
タを検出する。その結果、判断を拒否している場合に
は、スイッチ32を「データを流さないモード」に切り
替え、圧縮データが内容判別部33に入力されない様に
する。また、拒否していない場合には、スイッチ32を
「データを流すモード」に切り替え、圧縮データは内容
判別部33に入力される。内容判別部33では圧縮デー
タの内容が判断され、判断結果を出力する。内容判別部
33は図1に示すブロック1〜10、図2に示すブロッ
ク11〜18、図3に示すブロック21〜25に相当す
る。
【0038】図8では、圧縮データはまず内容判別部3
3に入力される。同時に、判断拒否データ検出器31に
も入力される。判別拒否データ検出器31では、上記判
定拒否データを検出する。その結果、判断を拒否してい
る場合には、スイッチ32を「データを流さないモー
ド」に切り替え、内容判別部33によって判断された結
果を出力しないようにする。また、拒否していない場合
には、スイッチ32を「データを流すモード」に切り替
え、内容判別部33によって判断された結果を出力する
ようにする。
【0039】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、圧縮デー
タを完全に復号しなくても、圧縮データの復号化段階の
途中で発生するコンテンツ内容を示す特徴的データと、
予め統計的に求めておいた特徴データとを用いて特徴を
検索することで、圧縮データの内容判別を可能としてい
る。これにより、本発明は、専用の復号手段や、大きな
メモリー、記録媒体を必要としない圧縮データ内容判別
方法及び圧縮データ内容判別装置を提供できる。また、
本発明によれば、コンテンツの内容判別を行うことを拒
否できる情報を持たせることにより、その情報に応じて
コンテンツ内容判断を拒否する圧縮データ内容判別方法
及び圧縮データ内容判別装置を提供できる。この場合、
圧縮データに秘守性を持たせることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例による画像内容判別装置のブロック図で
ある。
【図2】実施例による音声内容判別装置のブロック図で
ある。
【図3】実施例による画像音声内容判別装置のブロック
図である。
【図4】判定拒否データの第1の記録例を示す説明図で
ある。
【図5】判定拒否データの第2の記録例を示す説明図で
ある。
【図6】判定拒否データの第2の記録例を示す説明図で
ある。
【図7】判定拒否データを用いた実施例による内容判別
装置のブロック図である。
【図8】判定拒否データを用いた実施例による内容判別
装置のブロック図である。
【図9】ACパターンの説明図である。
【図10】ACと輪郭パターンの関係を示した説明図であ
る。
【図11】従来例の符号化器のブロック図である。
【図12】従来例の復号化器のブロック図である。
【符号の説明】
1 ヘッダー検出器 2 画像特徴データベース 3 VLC復号器 4 DC値、AC値、動きベクトル値検出器 5 色検出器 6 周波数帯域検出器 7 輪郭検出器 8 動き量検出器 9 特徴量比較器 10 画像判別器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK47 MA00 MA23 MA41 MA43 MC32 MC34 MC38 ME01 NN01 PP04 PP16 SS06 SS30 UA05 UA33 5C078 AA09 BA57 DA01 DA02 5D045 DA20 5L096 AA02 AA06 BA12 BA16 EA24 FA35 GA06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力画像圧縮データのヘッダー情報、並び
    に入力画像圧縮データの復号過程で発生する所定ブロッ
    ク毎のDC値、AC値、動きベクトルの内の少なくとも1つ
    の情報と、予め統計的に求めておいた画像圧縮データの
    内容に基づく特徴データとを用いて、入力画像の特徴を
    検索することで入力画像圧縮データの内容を判別するこ
    とを特徴とする圧縮データ内容判別方法。
  2. 【請求項2】入力音声圧縮データのヘッダー情報、並び
    に入力音声圧縮データの復号過程で発生する所定サンプ
    ル単位毎のDC値、AC値の内の少なくとも1つの情報と、
    予め統計的に求めておいた音声圧縮データの内容に基づ
    く特徴データとを用いて、入力音声の特徴を検索するこ
    とで入力音声圧縮データの内容を判別することを特徴と
    する圧縮データの内容判別方法。
  3. 【請求項3】画像情報と音声情報とに相関のあるコンテ
    ンツを圧縮して作成した入力画像圧縮データと入力音声
    圧縮データとから前記コンテンツの内容を判別する際
    に、 請求項1記載の圧縮データ内容判別方法により得られた
    前記入力画像圧縮データの内容判別情報と、請求項2記
    載の圧縮データ内容判別方法により得られた前記入力音
    声圧縮データの内容判別情報との2つの内容判別情報を
    用いて、前記コンテンツの内容を判別することを特徴と
    する圧縮データ内容判別方法。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか一つに記載の圧縮
    データ内容判別方法において、 内容判別可否情報が入力画像圧縮データ、入力音声圧縮
    データに記録、もしくは入力画像圧縮データ、入力音声
    圧縮データにリンクしたデータに記録されており、 内容判別可否情報が内容判別の否を示す場合、内容判別
    を行わない、もしくは内容判別を行った結果を外部に出
    力しないことを特徴とする圧縮データ内容判別方法。
  5. 【請求項5】入力画像圧縮データのヘッダー情報を検出
    するヘッダー検出手段と、 前記入力画像圧縮データの復号過程で発生する所定ブロ
    ック毎のDC値、AC値、動きベクトルを検出する特徴検出
    手段と、 予め統計的に求めておいた画像圧縮データの内容に基づ
    く特徴データを格納する画像特徴記憶手段と、 前記ヘッダー情報、前記DC値、前記AC値、及び前記動き
    ベクトルの内の少なくとも1つの情報と、前記予め統計
    的に求めておいた画像圧縮データの内容に基づく特徴デ
    ータとを用いて、入力画像の特徴を検索することで入力
    画像圧縮データの内容を判別する内容判別手段とを設け
    たことを特徴とする圧縮データ内容判別装置。
  6. 【請求項6】入力音声圧縮データのヘッダー情報を検出
    するヘッダー検出手段と、 前記入力音声圧縮データの復号過程で発生する所定サン
    プル単位毎のDC値、AC値を検出する特徴検出手段と、 予め統計的に求めておいた音声圧縮データの内容に基づ
    く特徴データを格納する音声特徴記憶手段と、 前記ヘッダー情報、前記DC値、及び前記AC値の内の少な
    くとも1つの情報と、前記予め統計的に求めておいた音
    声圧縮データの内容に基づく特徴データとを用いて、入
    力音声の特徴を検索することで入力音声圧縮データの内
    容を判別する内容判別手段とを設けたことを特徴とする
    圧縮データ内容判別装置。
  7. 【請求項7】画像情報と音声情報とに相関のあるコンテ
    ンツを圧縮して作成した入力画像圧縮データと入力音声
    圧縮データとから前記コンテンツの内容を判別する圧縮
    データ内容判別装置であって、 請求項5記載の圧縮データ内容判別装置と、 請求項6記載の圧縮データ内容判別装置と、 請求項5記載の圧縮データ内容判別装置により得られた
    前記入力画像圧縮データの内容判別情報と、請求項6記
    載の圧縮データ内容判別装置により得られた前記入力音
    声圧縮データの内容判別情報との2つの内容判別情報を
    用いて、前記コンテンツの内容を判別する内容判別手段
    とを設けたことを特徴とする圧縮データ内容判別装置。
  8. 【請求項8】請求項5〜7のいずれか一つに記載の圧縮
    データ内容判別装置において、 内容判別可否情報が入力画像圧縮データ、入力音声圧縮
    データに記録、もしくは入力画像圧縮データ、入力音声
    圧縮データにリンクしたデータに記録されており、 内容判別可否情報が内容判別の否を示す場合、内容判別
    を行わせない、もしくは内容判別を行った結果を外部に
    出力させないように制御する制御手段を設けたことを特
    徴とする圧縮データ内容判別装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001086434A (ja) * 1999-07-08 2001-03-30 Hyundai Electronics Ind Co Ltd 動き程度記述方法を用いる動映像索引及び検索方法
JP2010041540A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 撮像装置、および、プログラム

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