JP2001008099A - 経時サブトラクション方法および装置並びに記録媒体 - Google Patents

経時サブトラクション方法および装置並びに記録媒体

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JP2001008099A
JP2001008099A JP11172506A JP17250699A JP2001008099A JP 2001008099 A JP2001008099 A JP 2001008099A JP 11172506 A JP11172506 A JP 11172506A JP 17250699 A JP17250699 A JP 17250699A JP 2001008099 A JP2001008099 A JP 2001008099A
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Eiji Ogawa
英二 小川
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影時点の相異なる2つの放射線画像の位置
合わせを精度よく行って、アーチファクトを発生させる
ことなく同一被写体の経時変化量を表す画像データを得
る。 【解決手段】 1回目の撮影による低圧画像L1、高圧
画像H1を表す画像データS1a,S1bに対してサブ
トラクション処理を施して、被写体の軟部画像T1を表
す軟部画像データS1Tを得る。2回目の撮影による低
圧画像L2、高圧画像H2を表す画像データS2a,S
2bに対してサブトラクション処理を施して、被写体の
軟部画像T2を表す軟部画像データS2Tを得る。画像
データS1a,S2aを位置合わせするためのアフィン
変換の係数を求め、この係数を用いて軟部画像データS
1T,S2Tをアフィン変換して軟部画像T1,T2の
位置合わせを行う。位置合わせ後、軟部画像データS1
T、S2Tの減算処理を行い、被写体の軟部組織の経時
変化を示す差分データSsを求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影時点の相異な
る2つの放射線画像における同一被写体の経時変化量を
求める経時サブトラクション方法および装置並びに経時
サブトラクション方法をコンピュータに実行させるため
のプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録
媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】放射線画像による診断、研究において
は、腫瘤等の病変部の病状進行状態や治癒状態を調べる
等のために、同一被写体を撮影時点を変えて複数回撮影
することにより得られた複数の放射線画像から被写体の
経時変化を判断することが多い。
【0003】従来、このようにして被写体の経時変化を
判断するために医師等の観察者は、X線写真フィルム等
に記録された撮影時点の相異なる複数の放射線画像を比
較観察するようにしていた。なお、例えば特開平1−1
07739号公報等に示されているように、放射線画像
をCRT表示装置等の画像表示手段に表示することもあ
るが、その場合も事情は基本的に同じである。つまりこ
の場合、画像表示手段には、撮影時点の相異なる複数の
放射線画像が同時表示あるいは切換え表示され、医師等
の観察者がそれら複数の表示画像を比較観察して、被写
体の経時変化を判断するようにしていた。
【0004】しかしながら、上記のように複数の放射線
画像を比較する場合、医師等の観察者が不慣れであった
りすると、経時変化量がどの程度なのか、よく分からな
いこともある。
【0005】一方、文献 Medical Imaging Technology
(メディカル・イメージング・テクノロジー)Vol.11 N
o.3 July 1993 pp.373〜374 には、同一被写体に関する
撮影時点の相異なる2つの放射線画像を示す各画像デー
タを、2つの画像の間で位置対応が取れるように位置合
わせ処理し、この位置合わせ処理後の2通りの画像デー
タ間で減算処理を行って、被写体の経時変化を特定する
いわゆる経時サブトラクション方法の技術が示されてい
る。そこで、この減算処理で得られた画像データは、被
写体の経時変化分のみを表すものであるため、経時変化
量を正確に把握できると考えられる。
【0006】ところが、上記減算処理で得られた画像デ
ータに基づいて画像を再生すると、再生画像においてア
ーチファクト(偽画像)が発生することがある。これは
2つの画像間の位置ずれに起因するものであり、特に画
像中の骨のエッジ部分等に顕著に発生して、診断あるい
は研究に障害を来たすことも多い。上記文献に示されて
いるように、2画像の相関値を利用して相関値の高い基
準点を求め、この基準点を用いてより精度よく位置合わ
せを行うことも考えられているが、2つの経時画像間に
は通常大きな位置ずれが存在するので、位置ずれを完全
に無くしてこのアーチファクトの発生を防止するのは非
常に困難である。
【0007】このため、経時変化量を求めるための撮影
時点の相異なる2つの画像として、エネルギーサブトラ
クション画像あるいは原画像に対して非鮮鋭化処理を施
したボケ画像を使用するようにした経時サブトラクショ
ン方法が提案されている(特開平8−265647
号)。ここで、エネルギーサブトラクションによって得
られる画像データは、被写体中の特定構造物を抽出して
示すもの、換言すれば、特定構造物以外の構造を消去し
たものである。したがって、撮影時点の相異なる2つの
放射線画像を表す画像データとして、それぞれエネルギ
ーサブトラクションによって得た例えば軟部抽出画像
(骨部消去画像)あるいは骨部抽出画像(軟部消去画
像)を表す画像データを用いれば、これらの画像データ
は元より骨部あるいは軟部を示してはいないので、それ
らの画像データを前述の減算処理に供した際に骨部ある
いは軟部の位置ずれによるアーチファクトの発生が防止
される。
【0008】また、ボケ画像は、本来急峻に濃度が変化
する骨のエッジ部分等はボカして示すものとなっている
ため、このようなボケ画像を表すボケ画像データを前述
の減算処理に供すれば、位置ずれによるアーチファクト
もボケたものとなって、目立ち難くなり、これによりア
ーチファクトの発生を防止することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した軟
部抽出画像を表すエネルギーサブトラクション画像デー
タにおいては、画像中において比較的強い信号値となっ
て位置合わせ時の基準点となる骨部が含まれていないも
のとなる。一方、骨部抽出画像を表すエネルギーサブト
ラクション画像データにおいては、比較的強い信号値と
なる骨部が含まれているものの、位置合わせの基準点と
することができる軟部が含まれていないものとなる。ま
た、ボケ画像データにおいては、位置合わせ時の基準点
となる骨部のような信号値が強い部分がボケたものとな
っている。このため、いずれの信号を用いても、各画像
間において相関値が高い基準点の位置を正確に求めるこ
とができず、この結果、精度よく位置合わせを行うこと
ができないものとなっていた。
【0010】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、精度よく位置合わせを行って経時変化量を正確に求
めることができる経時サブトラクション方法および装置
並びに経時サブトラクション方法をコンピュータに実行
させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り
可能な記録媒体を提供することを目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の経時
サブトラクション方法は、同一被写体に関する撮影時点
の相異なる2つのエネルギーサブトラクション画像を示
すエネルギーサブトラクション画像データ間で、所定の
位置合わせ係数に基づいて位置合わせを行った後、相対
応する画素についてのデータ毎に減算処理を行って、前
記被写体中の特定構造物の経時変化量を表す画像データ
を得る経時サブトラクション方法において、前記位置合
わせ係数を、前記各エネルギーサブトラクション画像デ
ータを得る際に得られる、エネルギー分布が互いに異な
る放射線から得られた複数の放射線画像のそれぞれを表
す複数の原画像データのいずれかに基づいて算出するこ
とを特徴とするものである。
【0012】また、本発明による第2の経時サブトラク
ション方法は、同一被写体に関する撮影時点の相異なる
2つの原画像データに対して非鮮鋭化処理を施すことに
より得られる2つのボケ画像データ間で、所定の位置合
わせ係数に基づいて位置合わせを行った後、相対応する
画素についてのデータ毎に減算処理を行って、前記被写
体の経時変化量を表す画像データを得る経時サブトラク
ション方法において、前記位置合わせ係数を、前記2つ
の原画像データに基づいて算出することを特徴とするも
のである。
【0013】ここで、「エネルギーサブトラクション」
とは、同一の被写体に対して相異なるエネルギー分布を
有する放射線を照射し、あるいは被写体透過後の放射線
をエネルギー分布状態を変えて複数の放射線検出手段に
照射して、それにより特定の構造物が異なる複数の放射
線画像を得、その後これらの放射線画像を担持する画像
データ間で適当な重み付けをした上で引き算を行って、
特定の構造物の画像を抽出する画像データを得る処理の
ことであり、一例として特開昭59−83486号公報
にはその具体的な手法が詳しく説明されている。
【0014】また、「原画像データ」とは、上記エネル
ギーサブトラクション処理を行うための複数の放射線画
像のそれぞれを表す画像データのことをいう。
【0015】さらに、「位置合わせ」を行う方法として
は、各エネルギーサブトラクション画像データあるいは
ボケ画像データを求める際に使用された各原画像データ
原画像データ(エネルギーサブトラクション画像データ
の場合はいずれか一方の原画像データ)間において、相
関値が高い少なくとも2つの基準点の座標値を求め、こ
の一方の原画像データにおける基準点を他方の原画像デ
ータにおける基準点と一致させるためのアフィン変換の
係数を求め、この係数に基づいて上記一方の原画像デー
タにおける各画素をアフィン変換して位置合わせを行う
方法が挙げられる。この場合、「位置合わせ係数」は、
アフィン変換の係数となる。
【0016】本発明による第1の経時サブトラクション
装置は、同一被写体に関する撮影時点の相異なる2つの
エネルギーサブトラクション画像を示すエネルギーサブ
トラクション画像データを得るエネルギーサブトラクシ
ョン手段と、該エネルギーサブトラクション画像データ
間で、所定の位置合わせ係数に基づいて位置合わせを行
った後、相対応する画素についてのデータ毎に減算処理
を行って、前記被写体中の特定構造物の経時変化量を表
す画像データを得る減算処理手段とを備えた経時サブト
ラクション装置において、前記減算処理手段は、前記位
置合わせ係数を、前記各エネルギーサブトラクション画
像データを得る際に得られる、エネルギー分布が互いに
異なる放射線から得られた複数の放射線画像のそれぞれ
を表す複数の原画像データのいずれかに基づいて算出す
る手段であることを特徴とするものである。
【0017】本発明による第2の経時サブトラクション
装置は、同一被写体に関する撮影時点の相異なる2つの
原画像データに対して非鮮鋭化処理を施して2つのボケ
画像データを得る非鮮鋭化処理手段と、該2つのボケ画
像データ間で、所定の位置合わせ係数に基づいて位置合
わせを行った後、相対応する画素についてのデータ毎に
減算処理を行って、前記被写体の経時変化量を表す画像
データを得る減算処理手段とを備えた経時サブトラクシ
ョン装置において、前記減算処理手段は、前記位置合わ
せ係数を、前記2つの原画像データに基づいて算出する
手段であることを特徴とするものである。
【0018】なお、本発明による経時サブトラクション
方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムと
して、コンピュータ読取り可能な記録媒体に記録して提
供してもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、位置合わせを行うため
の位置合わせ係数の算出を、エネルギーサブトラクショ
ンあるいは非鮮鋭化処理を行う前の原画像データに基づ
いて行うようにしたものである。ここで、原画像データ
にはエネルギーサブトラクション画像のように骨部や軟
部が消去されておらず、またボケ画像のように画像中に
含まれるエッジ部分にボケは存在しないものである。こ
のため、各原画像データ間において、相関値の高い基準
点を正確に求めることができ、これにより位置合わせ係
数を精度よく算出することができる。そして、このよう
に算出された位置合わせ係数により、各エネルギーサブ
トラクション画像データ間あるいは各ボケ画像データ間
において減算処理を行うことにより、各画像の位置合わ
せを正確に行うことができ、この結果、各画像の位置ず
れによるアーチファクトの発生を防止することができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形
態による経時サブトラクション装置の構成を示す概略ブ
ロック図である。
【0021】この経時サブトラクション装置は、中央処
理ユニット(以下、CPUと称する)30と、画像デー
タに基づいて被写体の画像を表示するCRT表示装置3
1と、画像データを記憶する画像記憶手段である光ディ
スク32と、この光ディスク32に画像データを書き込
み、またそこから画像データを読み出す光ディスク装置
33と、画像処理ユニット(以下、ALUと称する)3
4と、マウス35と、メモリ36と、キーボード37
と、以上の各要素を接続するバスライン38とを備えて
いる。
【0022】この装置において、被写体の放射線画像を
示す画像データSは、放射線画像情報読取装置40から
インターフェイス41を介してバスライン38に入力さ
れるようになっている。ここで図2を参照して、まずこ
の放射線画像情報読取装置40について説明する。
【0023】例えばX線等の放射線が人体等の被写体を
介して照射されることによりこの被写体の透過放射線画
像情報を蓄積記録した蓄積性蛍光体シート10は、エン
ドレスベルト等のシート搬送手段11により、副走査の
ために矢印Y方向に搬送される。半導体レーザ等の励起
光源12から射出された励起光(読取光)としてのレー
ザビーム13は、高速回転する回転多面鏡14によって
反射偏向され、通常f・θレンズからなる走査レンズ1
8によって集束され、ミラー19で反射して蓄積性蛍光
体シート10上を上記副走査方向Yと略直角な矢印X方
向に主走査する。
【0024】こうしてレーザビーム13が照射されたシ
ート10の箇所からは、蓄積記録されている放射線画像
情報に応じた光量の輝尽発光光15が発散され、この輝
尽発光光15は集光体16によって集光され、光検出器
としてのフォトマルチプライヤー(光電子増倍管)17
によって光電的に検出される。
【0025】集光体16はアクリル板等の導光性材料を
成形して作られたものであり、直線状をなす入射端面1
6aが蓄積性蛍光体シート10上のビーム走査線に沿っ
て延びるように配され、円環状に形成された出射端面1
6bに上記フォトマルチプライヤー17の受光面が結合
されている。入射端面16aから集光体16内に入射し
た輝尽発光光15は、集光体16の内部を全反射を繰り
返して進み、出射端面16bから出射してフォトマルチ
プライヤー17に受光され、前記放射線画像情報を担持
する輝尽発光光15の光量がこのフォトマルチプライヤ
ー17によって検出される。
【0026】フォトマルチプライヤー17のアナログ出
力信号(画像信号)Sは対数増幅器20によって増幅さ
れ、A/D変換器21において所定の収録スケールファ
クターでデジタル化される。以上のようにして、被写体
の放射線画像を担持するデジタルの画像データSが得ら
れる。この画像データSは図1に示すようにインターフ
ェイス41を介してバスライン38に入力され、画像処
理ユニット(ALU)42において階調処理、周波数強
調処理等の画像処理を受けてから光ディスク装置33に
転送され、そこで光ディスク32に記憶、蓄積される。
【0027】なお、上記画像処理および画像データSの
記憶、蓄積のための指令や、以下に述べる経時変化量検
出のための指令は基本的にキーボード37およびマウス
35によって与えられ、それらの指令に基づくCRT表
示装置31、光ディスク装置33、ALU34およびA
LU42等の作動は、CPU30によって制御される。
また、画像データSを光ディスク32に記憶、蓄積する
際には、キーボード37によって被写体の識別コード、
撮影年月日等の撮影情報が入力され、その撮影情報が画
像データSと対応付けて光ディスク32に記憶される。
【0028】上記の蓄積性蛍光体シート10に放射線画
像が記録(撮影)される被写体については、患部の経過
観察等のために、撮影時点を変えて同様の撮影が複数回
なされることがある。そのような場合、各回の放射線画
像撮影は、後述するエネルギーサブトラクションのため
に、複数の蓄積性蛍光体シート10を用いてなされる。
以下この撮影について、図3を参照して説明する。なお
以下の説明は、撮影時点を変えて2回の撮影がなされ、
そして各回の放射線画像撮影には2枚の蓄積性蛍光体シ
ート10が用いられるものとして行う。
【0029】図3に示すように、X線撮影装置1のX線
管2から発せられたX線3が、被写体(人体の胸部)4
に照射される。被写体4を透過したX線3aは第1の蓄
積性蛍光体シート10Aに照射され、このX線3aのう
ち比較的低エネルギーのX線が該第1の蓄積性蛍光体シ
ート10Aに蓄積され、これによりシート10Aに被写
体4のX線画像が蓄積記録される。第1の蓄積性蛍光体
シート10Aを透過したX線3bはさらに低エネルギー
のX線をカットするフィルタ6を透過し、該フィルタ6
を透過した高エネルギーX線3cが第2の蓄積性蛍光体
シート10Bに照射される。これによりシート10Bに
も被写体4のX線画像が蓄積記録される。
【0030】なお、上記X線撮影装置1は1回の撮影で
2枚のシート10A,10BにX線画像を蓄積記録する
ものであるが、時間的に多少相前後した2つのタイミン
グでそれぞれ1枚ずつ撮影を行ってもよい。
【0031】以上のようにして、比較的低エネルギーの
X線による放射線画像(低圧画像)を蓄積記録した蓄積
性蛍光体シート10A、および比較的高エネルギーのX
線による放射線画像(高圧画像)を蓄積記録した蓄積性
蛍光体シート10Bは、それぞれ図2における蓄積性蛍
光体シート10として読取処理にかけられる。この読取
処理で得られる上記低圧画像を担持する画像データをS
1a、高圧画像を担持する画像データをS1bとする。
【0032】上記1回目の撮影からある程度の期間が経
過したところで、同様にして2回目の撮影がなされ、そ
の際使用された2枚の蓄積性蛍光体シート10Aおよび
10Bも図2における蓄積性蛍光体シート10として読
取処理にかけられる。この読取処理で得られる低圧画像
を担持する画像データをS2a、高圧画像を担持する画
像データをS2bとする。前述したように、これらの画
像データS2a,S2bおよび上記画像データS1a,
S1bは図1の装置において、一旦光ディスク32に記
憶される。
【0033】次に、図1の装置においてなされる経時変
化量検出処理を、処理の流れを示す図4も参照して説明
する。なお本実施形態では、被写体4内の軟部組織にあ
る腫瘤等の経時変化量を検出するものとする。この経時
変化量を検出する際には、キーボード37によって経時
変化量検出の指令が与えられ、それとともに被写体4の
識別コード、撮影年月日等の撮影情報が入力される。す
ると、光ディスク装置33において、その撮影情報と対
応する画像データS1a,S1b,S2a,S2bが光
ディスク32から読み出される。
【0034】まず、1回目の撮影による低圧画像L1、
高圧画像H1を各々担持する画像データS1a,S1b
がALU34に転送され、両画像L1,H1の相対的な
位置合わせが画像データ上で行われる。この位置合わせ
は、まず画像データS1a,S1bの相関値が求めら
れ、この相関値が最大となるときの画像データS1a,
S1bの平行移動量、回転量および拡大縮小量を位置ず
れ量として求め、これに基づいて下記の式(1)による
アフィン変換の係数を決定し、この係数に基づいて画像
データS1aをアフィン変換することにより行われる。
【0035】
【数1】
【0036】但し、(x1,y1):画像データS1a
の座標値 (x2,y2):画像データS1bの座標値 ここで、式(1)に基づく座標変換では、画像データS
1aにより表される画像を拡大もしくは縮小すること、
画像の全体を回転すること、および画像を平行移動する
ことの全てが同時に行われる。
【0037】式(1)に含まれる係数a,b,c,dは
下記のように決定される。式(1)は、 x2=ax1+by1+c (2) y2=−bx1+ay1+d (3) に分けられる。ここで、画像データS1aにおいて画像
データS1bとの相関値が高い2つの基準点の座標を
(x11,y11)、(x12,y12)とし、これに
対応する画像データS1bにおける2つの基準点の座標
を(x21,y21)、(x22,y22)とすると、 x21=ax11+by11+c (4) x22=ax12+by12+c (5) y21=−bx11+ay11+d (6) y22=−bx12+ay12+d (7) となる。ここで、求めるべき係数はa,b,c,dの4
つであるため、式(4)〜(7)を解くことにより係数
a,b,c,dを求めることができる。
【0038】そして、求められた係数に基づいて画像デ
ータS1aをアフィン変換して低圧画像L1および高圧
画像H1の位置合わせを行う。
【0039】次いで、サブトラクション処理が行われ
る。ここでX線の吸収係数μを、被写体4の軟部と骨
部、および低エネルギーX線と高エネルギーX線とに分
けて次のように定める。
【0040】μL T :低エネルギーX線による軟部の吸
収係数 μH T :高エネルギーX線による軟部の吸収係数 μL B :低エネルギーX線による骨部の吸収係数 μH B :高エネルギーX線による骨部の吸収係数 μH B :高エネルギーX線による骨部の吸収係数 このとき、2つの画像データS1a,S1b間で、相対
応する画素についてのデータ毎に下式(8)
【0041】
【数2】
【0042】に従って重み付け減算を行えば、骨部の陰
影が抽出された骨部画像を表す骨部画像データS1Bが
求められる。
【0043】また、下式(9)
【0044】
【数3】
【0045】に従って重み付け減算を行うことにより、
軟部画像T1を表す軟部画像データS1Tを求めること
ができる。本実施形態では上記2つの演算のうち、式
(9)の演算のみを行って、軟部画像データS1Tを求
める。この軟部画像データS1Tは、一時メモリ36に
記憶される。
【0046】次に、2回目の撮影による低圧画像L2、
高圧画像H2を各々担持する画像データS2a,S2b
がALU34に転送され、両画像L2,H2の相対的な
位置合わせが画像データ上で行われる。この位置合わせ
は、上記と同様のものである。
【0047】次いで、画像データS2a,S2bに対し
てサブトラクション処理が行われる。このサブトラクシ
ョン処理も上記と同様に、軟部画像データを求めるよう
になされる。すなわちこの場合は、上記式(9)の右辺
のS1a,S1bをそれぞれS2a,S2bに置き換え
た演算がなされ、それにより、軟部画像T2を表す軟部
画像データS2Tが得られる。この軟部画像データS2
Tも一時メモリ36に記憶される。
【0048】また、上記サブトラクション処理と同時
に、1回目の撮影による低圧画像L1を担持する画像デ
ータS1aおよび2回目の撮影による低圧画像L2を担
持する画像データS2aがALU34に転送され、ここ
で低圧画像L1と低圧画像L2とを位置合わせするため
のアフィン変換の係数が算出される。この係数の算出
は、上記サブトラクション処理における低圧画像と高圧
画像との位置合わせを行う際と同様にして行われる。す
なわち、画像データS1a,S2aの相関値が求めら
れ、この相関値が最大となるときの画像データS1a,
S2aの平行移動量、回転量および拡大縮小量を位置ず
れ量として求め、これに基づいて上記式(1)によりア
フィン変換の係数を決定する。なお、このアフィン変換
の係数の決定に使用する画像データは、1回目の撮影に
よる高圧画像H1を担持する画像データS1bおよび2
回目の撮影による高圧画像H2を担持する画像データS
2bであってもよい。
【0049】メモリ36に記憶された2通りの軟部画像
データS1T,S2Tは、次にALU34に転送され
る。ALU34においては、まずこれらの画像データS
1T,S2Tに対して、両軟部画像T1,T2を位置合
わせする処理がなされる。この位置合わせ処理は、上記
画像データS1a,S2aに基づいて決定されたアフィ
ン変換の係数によって、軟部画像データS1T,S2T
をアフィン変換することにより行われる。
【0050】ALU34は、位置合わせ処理がなされた
後の軟部画像データS1T,S2Tに対して、相対応す
る画素についてのデータ毎に(S2T−S1T)なる減
算処理を行い、被写体4の軟部組織の経時変化を示す差
分データSsを求める。この差分データSsは、公知の
強調処理が施されてからCRT表示装置31に送られ、
該差分データSsが示す経時変化抽出画像JがCRT表
示装置31に表示される。
【0051】以上のようにして被写体4の軟部組織の経
時変化検出のために供された軟部画像データS1T,S
2Tは、骨部を示してはいないものである。したがっ
て、このような軟部画像データS1T,S2Tを用いれ
ば、経時変化抽出画像Jにおいて、骨部の位置ずれによ
るアーチファクトが生じることが防止される。
【0052】また、軟部組織および骨部組織の双方が含
まれた画像を表す画像データS1a,S1bに基づいて
決定されたアフィン変換の係数により、軟部画像T1,
T2の位置合わせを行っているため、位置合わせの基準
となる基準点を正確に求めることができ、これによりア
フィン変換の係数を精度よく算出することができる。そ
して、このように算出されたアフィン変換の係数によ
り、軟部画像T1,T2の位置合わせを精度よく行うこ
とができ、よりアーチファクトの少ない画像を得ること
ができる。
【0053】なお、以上の説明から明らかなように本実
施形態では、ALU34がエネルギーサブトラクション
手段と減算処理手段とを兼ねている。
【0054】また、上記実施形態においては、経時変化
量検出の指令がなされてから軟部画像データS1T,S
2Tを求めているが、低圧画像および高圧画像の撮影に
引き続いて直ちにサブトラクション処理を行い、それに
よって得られた軟部画像データS1T,S2Tを、画像
データS1a,S2a,S1b,S2bとともに光ディ
スク32に記憶させておき、経時変化量検出の指令がな
されたらこれらの軟部画像データS1T,S2Tを光デ
ィスク32から読み出すようにしてもよい。
【0055】次に本発明の第2の実施形態について、そ
の処理の流れを示す図5を参照して説明する。この第2
の実施形態による経時サブトラクション装置は、基本的
には図1の装置と同一の構成を有するものであるが、A
LU34として、画像を非鮮鋭化処理する機能を有する
ものが用いられる。
【0056】本実施形態では、図3に示したエネルギー
サブトラクションのための撮影ではなく、通常撮影に供
された蓄積性蛍光体シート10から得られる画像データ
に基づいて被写体の経時変化量が検出される。つまり、
1回の撮影では各々1枚の蓄積性蛍光体シート10を使
用し、撮影時点を変えて同一被写体に関する2回の放射
線画像撮影がなされ、各蓄積性蛍光体シート10を図2
の装置で読取処理にかけて得られた画像データS1,S
2がそれぞれ光ディスク32に記憶される。
【0057】そして、経時変化量検出の指令がなされる
と、撮影時点の相異なる2つの通常放射線画像F1,F
2をそれぞれ担持する上記画像データS1,S2が光デ
ィスク32から読み出され、それらがALU34に転送
される。ALU34はこれらの画像データS1,S2
に、それぞれボケマスク処理を施す。このボケマスク処
理は基本的に、ある画素に関する画像データを、その画
素およびおよびその周囲のいくつかの画素に関する各画
像データの平均的な値(単純平均値、重み付け平均値、
中央値等)に置き換える処理である。なお、このような
ボケマスク処理に代えて、その他の公知の非鮮鋭化処理
を適用することも可能である。
【0058】一方、ALU34においては、画像データ
S1,S2に基づいて、放射線画像F1,F2を位置合
わせするためのアフィン変換の係数が算出される。この
係数の算出は、上記第1の実施形態におけるサブトラク
ション処理における定圧画像と高圧画像との位置合わせ
を行う際と同様にして行われる。
【0059】次にALU34は、このボケマスク処理後
の画像データS1,S2に対して、上記画像データS
1,S2に基づいて決定されたアフィン変換の係数によ
って位置合わせが行われ、その後第1の実施形態で画像
データS1T,S2Tに対してなされたものと同様の減
算処理を施して、差分データSsを得る。この差分デー
タSsは強調処理が施されてからCRT表示装置31に
送られ、この差分データSsが示す経時変化抽出画像J
がCRT表示装置31に表示される。
【0060】以上のようにして被写体の経時変化検出の
ために供された画像データS1,S2は、ボケマスク処
理を受けたことにより、本来急峻に濃度が変化する骨の
エッジ部分等はボカして示すものとなっている。そこ
で、これらの画像データS1,S2から得られた差分デ
ータSsが示す経時変化抽出画像Jにおいては、位置ず
れによるアーチファクトが生じても、それはボケたもの
となって目立ち難くなる。
【0061】また、ボケマスク処理を行う前の画像デー
タS1,S1に基づいて決定されたアフィン変換の係数
により、非鮮鋭化処理後の放射線画像の位置合わせを行
っているため、位置合わせの基準となる基準点を正確に
求めることができ、これによりアフィン変換の係数を精
度よく算出することができる。そして、このように算出
されたアフィン変換の係数により、放射線画像F1,F
2の位置合わせを精度よく行うことができ、よりアーチ
ファクトの少ない画像を得ることができる。
【0062】なお、以上の説明から明らかなように本実
施形態では、ALU34が非鮮鋭化処理手段と減算処理
手段とを兼ねている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による経時サブトラクション
装置の構成を示す概略ブロック図
【図2】図1の装置に画像データを供給する放射線画像
情報読取装置を示す斜視図
【図3】エネルギーサブトラクション処理のための放射
線画像撮影の様子を示す概略図
【図4】本発明による第1の実施形態の処理の流れを示
す概略図
【図5】本発明による第2の実施形態の処理の流れを示
す概略図
【符号の説明】
1 X線撮影装置 2 X線管 3 X線 4 被写体 6 フィルタ 10 蓄積性蛍光体シート 11 シート搬送手段 12 励起光源 13 レーザビーム 14 回転多面鏡 15 輝尽発光光 16 集光体 17 フォトマルチプライヤー 20 対数増幅器 21 A/D変換器 30 中央処理ユニット 31 CRT表示装置 32 光ディスク 33 光ディスク装置 34,42 画像処理ユニット(ALU) 35 マウス 36 メモリ 37 キーボード 39 バスライン 40 放射線画像情報読取装置 41 インターフェイス J 経時変化抽出画像

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一被写体に関する撮影時点の相異なる
    2つのエネルギーサブトラクション画像を示すエネルギ
    ーサブトラクション画像データ間で、所定の位置合わせ
    係数に基づいて位置合わせを行った後、相対応する画素
    についてのデータ毎に減算処理を行って、前記被写体中
    の特定構造物の経時変化量を表す画像データを得る経時
    サブトラクション方法において、 前記位置合わせ係数を、前記各エネルギーサブトラクシ
    ョン画像データを得る際に得られる、エネルギー分布が
    互いに異なる放射線から得られた複数の放射線画像のそ
    れぞれを表す複数の原画像データのいずれかに基づいて
    算出することを特徴とする経時サブトラクション方法。
  2. 【請求項2】 同一被写体に関する撮影時点の相異なる
    2つの原画像データに対して非鮮鋭化処理を施すことに
    より得られる2つのボケ画像データ間で、所定の位置合
    わせ係数に基づいて位置合わせを行った後、相対応する
    画素についてのデータ毎に減算処理を行って、前記被写
    体の経時変化量を表す画像データを得る経時サブトラク
    ション方法において、 前記位置合わせ係数を、前記2つの原画像データに基づ
    いて算出することを特徴とする経時サブトラクション方
    法。
  3. 【請求項3】 同一被写体に関する撮影時点の相異なる
    2つのエネルギーサブトラクション画像を示すエネルギ
    ーサブトラクション画像データを得るエネルギーサブト
    ラクション手段と、該エネルギーサブトラクション画像
    データ間で、所定の位置合わせ係数に基づいて位置合わ
    せを行った後、相対応する画素についてのデータ毎に減
    算処理を行って、前記被写体中の特定構造物の経時変化
    量を表す画像データを得る減算処理手段とを備えた経時
    サブトラクション装置において、 前記減算処理手段は、前記位置合わせ係数を、前記各エ
    ネルギーサブトラクション画像データを得る際に得られ
    る、エネルギー分布が互いに異なる放射線から得られた
    複数の放射線画像のそれぞれを表す複数の原画像データ
    のいずれかに基づいて算出する手段であることを特徴と
    する経時サブトラクション装置。
  4. 【請求項4】 同一被写体に関する撮影時点の相異なる
    2つの原画像データに対して非鮮鋭化処理を施して2つ
    のボケ画像データを得る非鮮鋭化処理手段と、該2つの
    ボケ画像データ間で、所定の位置合わせ係数に基づいて
    位置合わせを行った後、相対応する画素についてのデー
    タ毎に減算処理を行って、前記被写体の経時変化量を表
    す画像データを得る減算処理手段とを備えた経時サブト
    ラクション装置において、 前記減算処理手段は、前記位置合わせ係数を、前記2つ
    の原画像データに基づいて算出する手段であることを特
    徴とする経時サブトラクション装置。
  5. 【請求項5】 同一被写体に関する撮影時点の相異なる
    2つのエネルギーサブトラクション画像を示すエネルギ
    ーサブトラクション画像データ間で、所定の位置合わせ
    係数に基づいて位置合わせを行った後、相対応する画素
    についてのデータ毎に減算処理を行って、前記被写体中
    の特定構造物の経時変化量を表す画像データを得る経時
    サブトラクション方法をコンピュータに実行させるため
    のプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録
    媒体において、 前記プログラムは、前記位置合わせ係数を、前記各エネ
    ルギーサブトラクション画像データを得る際に得られ
    る、エネルギー分布が互いに異なる放射線から得られた
    複数の放射線画像のそれぞれを表す複数の原画像データ
    のいずれかに基づいて算出する手順を有することを特徴
    とするコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 同一被写体に関する撮影時点の相異なる
    2つの原画像データに対して非鮮鋭化処理を施すことに
    より得られる2つのボケ画像データ間で、所定の位置合
    わせ係数に基づいて位置合わせを行った後、相対応する
    画素についてのデータ毎に減算処理を行って、前記被写
    体の経時変化量を表す画像データを得る経時サブトラク
    ション方法をコンピュータに実行させるためのプログラ
    ムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体におい
    て、 前記プログラムは、前記位置合わせ係数を、前記2つの
    原画像データに基づいて算出する手順を有することを特
    徴とするコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007136050A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 National Univ Corp Shizuoka Univ X線検出器アレイ
JP2008018059A (ja) * 2006-07-13 2008-01-31 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 診断情報生成システム
JP2009195471A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Fujifilm Corp 位置合わせ装置およびそのプログラム

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