JP2001004371A - 撮影画像の処理方法、ならびに、その方法の実施に使用する基準部材およびマーカー - Google Patents

撮影画像の処理方法、ならびに、その方法の実施に使用する基準部材およびマーカー

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JP2001004371A
JP2001004371A JP11178183A JP17818399A JP2001004371A JP 2001004371 A JP2001004371 A JP 2001004371A JP 11178183 A JP11178183 A JP 11178183A JP 17818399 A JP17818399 A JP 17818399A JP 2001004371 A JP2001004371 A JP 2001004371A
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Tsuneo Saito
恒夫 斉藤
Tetsu Ikeda
鉄 池田
Daisuke Yamakawa
大介 山川
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Osaka Gas Co Ltd
Kansai Business Information Inc
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Osaka Gas Co Ltd
Kansai Business Information Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定対象物の存在する現場での測量の手間少
なく、容易かつ安価に測定対象物の面積を測定する。 【解決手段】 舗装アスファルト面3と同一平面上に、
二次元方向の相対位置が既知の4個の目印6を付したシ
ート状体4を設置し、舗装アスファルト面3とシート状
体4とが同一画面内に入るようにデジタルカメラで撮影
し、その撮影したデジタル画像をコンピュータ8に取り
込んで画面に表示させ、そのコンピュータの8画面上
で、目印6および舗装アスファルト面3の角部を順にク
リックすることにより、シート状体4の目印6間距離と
の相対関係に基づいて舗装アスファルト面3の角部の座
標を求めて座標化処理し、舗装アスファルト面3の面積
を算出表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影画像の処理方
法、ならびに、その方法の実施に使用する基準部材およ
びマーカーに関する。
【0002】
【従来の技術】ガス管とか排水管とか、通信ケーブルや
電線を通す配管を、新設あるいは補修などのために埋設
する導管工事などに際し、工事事業者において、費用請
求の関係などから工事面積を特定する必要のある場合が
ある。
【0003】このような場合、従来では、工事事業者
が、工事箇所に、横断面正方形で長さが1mのいわゆる
箱尺を載置し、その箱尺とともに工事箇所全体を写真撮
影し、報告書などに撮影した写真を添付し、箱尺を基準
として報告書中の工事面積の確認の参考になるようにし
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、工事箇
所全体を写真撮影する場合、真上から撮影することが困
難で、どうしても斜め方向から撮影することになり、箱
尺との相対的な関係を把握しづらく、工事面積の水増し
請求の要因になる問題があった。
【0005】そこで、近年、測定対象物または処理対象
物と同じ画面上に写し込まれるように、4点以上の基準
点を設置するとともに、各基準点間の距離を正確に計測
しておき、測定対象物または処理対象物とともに基準点
をデジタルカメラで撮影し、その画像をコンピュータに
取り込み、マウスによって、基準点と測定対象物または
処理対象物の角部を指定することにより、測定対象物の
面積を測定したり、斜めからの処理対象物の画像を平面
図や立面図といった二次元の図面に変換したりするもの
が提案されている。
【0006】ところが、基準点を4個以上設置しなけれ
ばならないうえに、精度を高めるために各基準点間の距
離を正確に計測しなければならず、処理に多大な手間を
要する欠点があった。
【0007】また、測定対象物または処理対象物の面と
各基準点どうしを結んだ仮想の平面とにレベル差があっ
たり傾きがあったりした場合、誤差が大きくなり、面積
を測定したり、平面図や立面図に変換したりする上での
精度が低下する欠点があった。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、請求項1に係る発明の撮影画像の処理
方法は、測定対象物が存在する現場での測量の手間を不
用にして、容易かつ安価に処理対象物の面積を測定でき
るようにすることを目的とし、請求項2に係る発明の撮
影画像の処理方法は、処理対象物が存在する現場での測
量の手間を不用にして、容易かつ安価に処理対象物の図
面変換を行えるようにすることを目的とし、請求項3に
係る発明の撮影画像の処理方法は、面積測定や図面変換
の精度を向上できるようにすることを目的とする。そし
て、請求項4に係る発明の基準部材は、持ち運びを容易
にできるとともに、測定対象物または処理対象物の処理
対象面での凹凸に影響されずに平面上での基準点間距離
を良好に確保できるようにすることを目的とし、請求項
5に係る発明の基準部材は、持ち運びを容易にできると
ともに耐久性に優れ、かつ、面積測定や図面変換の精度
を向上できるようにすることを目的とする。また、請求
項6に係る発明のマーカーは、測定対象物または処理対
象物の角部をより正確にクリックできるようにすること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の撮
影画像の処理方法は、上述のような目的を達成するため
に、全体がフラットな平面である測定対象物と同一平面
上に、二次元方向の相対位置が既知の3個以上の基準点
を有する基準部材を前記平面に近接して設置するかまた
は設定し、前記基準部材が同一画面内に入るように前記
測定対象物を撮影し、その撮影画像がデジタル画像であ
る場合はそのままの画像を、また、非デジタル画像であ
る場合はデジタル化した後の画像をコンピュータに取り
込んで前記コンピュータの画面に表示させ、前記コンピ
ュータの画面上で、前記基準部材の基準点および前記測
定対象物の周上を少なくとも3点以上離散的に順にクリ
ックすることにより、前記基準部材に基づいて前記測定
対象物の周上の前記クリック点の座標を求めて前記測定
対象物を座標化処理し、前記測定対象物の面積を算出表
示することを特徴としている。
【0010】また、請求項2に係る発明の撮影画像の処
理方法は、前述のような目的を達成するために、全体が
フラットな平面である処理対象物と同一平面上に、二次
元方向の相対位置が既知の3個以上の基準点を有する基
準部材を前記平面に近接して設置するかまたは設定し、
前記基準部材が同一画面内に入るように前記処理対象物
を撮影し、その撮影画像がデジタル画像である場合はそ
のままの画像を、また、非デジタル画像である場合はデ
ジタル化した後の画像をコンピュータに取り込んで前記
コンピュータの画面に表示させ、前記コンピュータの画
面上で、前記基準部材の基準点および前記処理対象物の
周上を少なくとも3点以上離散的に順にクリックするこ
とにより、前記基準部材に基づいて前記処理対象物の周
上の前記クリック点の座標を求めて前記処理対象物を座
標化処理し、前記処理対象物の二次元の図面を表示する
ことを特徴としている。
【0011】また、請求項3に係る発明は、前述のよう
な目的を達成するために、請求項1の測定対象物または
請求項2の処理対象物の撮影に先立って、前記測定対象
物または処理対象物のクリック予定ポイントに近接し
て、クリック予定ポイントであることを示すマーカーを
設けたことを特徴としている。
【0012】また、請求項4に係る発明は、前述のよう
な目的を達成するために、請求項1、請求項2または請
求項3のいずれかに係る発明の撮影画像の処理方法に使
用する基準部材であって、展開状態では平板状となる巻
き取り可能なシート状体のシート面に基準点を描いて構
成する。
【0013】また、請求項5に係る発明は、前述のよう
な目的を達成するために、請求項1、請求項2または請
求項3のいずれかに係る発明の撮影画像の処理方法に使
用する基準部材であって、長手方向の両端の少なくとも
一方を規準点にした複数本の剛性棒状体を、基準点間距
離を特定する使用姿勢と、一直線状に重なる非使用姿勢
とに折り畳み可能に連結して構成する。
【0014】また、請求項6に係る発明は、前述のよう
な目的を達成するために、請求項3に係る発明の撮影画
像の処理方法に使用するマーカーであって、設置可能な
支持部材に、クリック予定ポイントを近接して指し示す
先鋭部材を設けて構成する。
【0015】
【作用】請求項1に係る発明の撮影画像の処理方法の構
成によれば、現場において、面積を算出しようとする測
定対象物と同一平面上に、その平面に近接して基準部材
を設置するかまたは設定するとともに、基準部材と測定
対象物とが同一画面内に入るように撮影する。その撮影
画像を、デジタル画像としてコンピュータに取り込んで
表示させ、表示画像に対して所定のクリック操作を行う
ことにより測定対象物の面積を算出することができる。
【0016】また、請求項2に係る発明の撮影画像の処
理方法の構成によれば、現場において、平面図または立
面図に変換しようとする処理対象物と同一平面上に、そ
の平面に近接して基準部材を設置するかまたは設定する
とともに、基準部材と処理対象物とが同一画面内に入る
ように撮影する。その撮影画像を、デジタル画像として
コンピュータに取り込んで表示させ、表示画像に対して
所定のクリック操作を行うことにより処理対象物を平面
図または立面図といった二次元の図面に変換することが
できる。
【0017】また、請求項3に係る発明の撮影画像の処
理方法の構成によれば、測定対象物または処理対象物の
クリック予定ポイントをマーカーによって容易良好に知
ることができる。
【0018】また、請求項4に係る発明の撮影画像の処
理方法に使用する基準部材の構成によれば、使用時には
シート状体を平板状に展開して配置することによって所
望の位置に基準点を配置できる。一方、非使用時には、
シート状体を巻き取ってコンパクトにできる。
【0019】また、請求項5に係る発明の撮影画像の処
理方法に使用する基準部材の構成によれば、使用時に
は、複数本の剛性棒状体を、使用姿勢にすることによっ
て所望の位置に基準点を配置して基準点間距離を特定で
きる。一方、非使用時には、複数本の剛性棒状体を一直
線状に重なる非使用姿勢に折り畳むことによってコンパ
クトにできる。
【0020】また、請求項6に係る発明の撮影画像の処
理方法に使用するマーカーの構成によれば、現場での撮
影時に、先鋭部材によって測定対象物または処理対象物
のクリック予定ポイントを近接して指し示すように支持
部材を設置し、その状態で撮影し、コンピュータの画面
上の表示画像において測定対象物または処理対象物のク
リック予定ポイントがわかりやすいようにできる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る撮影画像
の処理方法の実施例を示す概略図であり、道路1から建
物敷地2にわたって導管工事が施工され、埋め戻した後
にアスファルトが舗装されている。
【0022】上述のような導管工事の終了後において、
工事面積を測定するための測定対象物である舗装アスフ
ァルト面3上に、平板状に展開した基準部材としてのシ
ート状体4を配置する。
【0023】シート状体4のシート面は、黒色や深緑色
などの暗色系にされ、そのシート面に、例えば、1m×
2mなど一辺の長さが既知の矩形5が白線などによって
描かれ、更に、4箇所の角部に基準点としての目印6が
描かれている。シート状体4は、図2の斜視図に示すよ
うに、ゴム製で巻き取り可能に構成され、容易に持ち運
べるようになっている。
【0024】上記シート状体4の配置後に、シート状体
4を含んで舗装アスファルト面3の全体が画面内に入る
ようにデジタルカメラ7によって撮影する。
【0025】デジタルカメラ7によって撮影したデジタ
ル画像をコンピュータ(図示せず)に取り込み、工事の
内容や工事面積などを記載した書面とともに発注元など
に電子メールで送信する。発注元などでは、電子メール
を受信し、その内容を開いてデジタル画像を表示すると
ともに、そのデジタル画像を保存する。
【0026】コンピュータ8には、シート状体4の目印
6とそれらの目印6間距離との相対関係に基づいて撮影
された測定対象物を座標化処理し、測定対象物の面積を
測定するとともに測定対象物(処理対象物)を平面図に
変換するプログラムを登録してある。
【0027】そこで、図3の(a)のコンピュータ画面
の正面図に示すように、上記プログラムを立ち上げてか
ら、前述のデジタル画像を読み込み、マウス(図示せ
ず)によりマウスポインタ9を移動し、4箇所の目印6
を順(A→B→C→D)にクリックし、その既知の目印
6間長さをウィンドウ画面10a内に入力し、最後に決
定キー11aをクリックする。
【0028】その後、次のウィンドウ画面10bに切り
換えてから、図3の(b)のコンピュータ画面の正面図
に示すように、舗装アスファルト面3の角部をマウスポ
インタ9によって順(P1→P2→P3→P4→P5→
P6→P7→P8→P9→P10)にクリックし、最後
に決定キー11bをクリックする。
【0029】これにより、入力された既知の目印6間長
さに基づいて舗装アスファルト面3を座標化処理し、舗
装アスファルト面3の面積を算出測定し、ウィンドウ画
面10bに表示する。
【0030】図示しないが、図面変換を指定することに
より、上述座標化処理に基づき、コンピュータ画面に平
面図を表示できるようになっている。
【0031】図4の(a)は、本発明に係る基準部材の
他の実施例を示す平面図であり、展開状態では平板状と
なる巻き取り可能な矩形のシート状体21のシート面の
4隅それぞれに白色あるいは銀色などの正方形の反射部
材22が付設され、その内方の頂部を基準点として、例
えば、1m×2mなど頂部どうしの距離が所定距離に設
定されている。
【0032】図4の(b)も、本発明に係る基準部材の
他の実施例を示す平面図であり、展開状態では平板状と
なる巻き取り可能な矩形のシート状体23のシート面に
縦横それぞれ2本の線が描かれ、その交点24を基準点
として、例えば、1m×2mなど交点24どうしの距離
が所定距離に設定されている。
【0033】図5も、本発明に係る基準部材の他の実施
例を示す図であり、4本の剛性棒状体25の長手方向の
一端側が、傘状に折り畳み可能に連結され、拡げた使用
姿勢で隣合うものどうしが互いに直角になるように構成
されている[図5の(b)の斜視図参照]。
【0034】剛性棒状体25の長手方向の他端側には先
鋭部材26が取り付けられ、先鋭部材26の先端を基準
点として、使用姿勢において基準点間距離を特定し、一
方、非使用時には、一直線状に重なる非使用姿勢に折り
畳み、容易に持ち運ぶことができるようになっている
[図5の(a)の側面図参照]。
【0035】図6も、本発明に係る基準部材の他の実施
例を示す図であり、蝶番27によって二つ折り可能に連
結されたリンク28それぞれに、所定の長さの2本の剛
性棒状体29の長手方向の中間が一体連接され、非使用
時には、ほぼ一直線状に重なる非使用姿勢に折り畳み、
容易に持ち運ぶことができるようになっている[図6の
(a)参照]。
【0036】図6の(b)に示すように、2本の剛性棒
状体29を互いに離すように展開していき、最終的に図
6の(c)に示すように、2本の剛性棒状体29が互い
に平行になるとともに、それぞれの両端それぞれを基準
点として、使用姿勢において基準点間距離を特定できる
ようになっている。
【0037】図7の(a)、(b)、(c)は、本発明
に係る基準部材の他の実施例を示す図であり、図6で示
した他の実施例の変形例に相当し、剛性棒状体29の両
端それぞれに円板30が付設され、円板30それぞれに
基準点としての目印31が付され、使用姿勢において目
印31どうしの距離を基準点間距離として特定できるよ
うになっている。目印31が赤色に、そして、それ以外
の円板30のほぼ全面が白色などに塗られて目印31が
デジタル画像上で目立つように構成される。
【0038】図8も、本発明に係る基準部材の他の実施
例を示す図であり、2本の剛性棒状体32の長手方向の
中間が互いに回転可能に連結され、かつ、剛性棒状体3
2それぞれに、回転角度を当接によって規制するストッ
パー33が設けられ、更に、剛性棒状体32の両端それ
ぞれに円板34が付設され、円板34それぞれに基準点
としての目印35が付されている。
【0039】上記構成により、使用姿勢においては、ス
トッパー33に当接させることにより、目印35どうし
の距離を基準点間距離として特定でき[図8の(b)参
照]、一方、非使用時には、ほぼ一直線状に重なる非使
用姿勢に折り畳み、容易に持ち運ぶことができるように
なっている[図8の(a)参照]。
【0040】図9も、本発明に係る基準部材の他の実施
例を示す図であり、扇状体36[図9の(a)参照]の
8枚が重ねられ、その頂部が展開可能に連結され、か
つ、ひとつおきの扇状体36に基準点としての目印37
が付されている。
【0041】上記構成により、使用姿勢においては、扇
状体36を順次開いていき[図9の(b)参照]、円形
にした状態[図9の(c)参照]で、目印37どうしの
距離を基準点間距離として特定でき、一方、非使用時に
は、上下方向に重なる非使用姿勢に畳み込み、容易に持
ち運ぶことができるようになっている。
【0042】図10も、本発明に係る基準部材の他の実
施例を示す図であり、第1の剛性棒状体38の両端それ
ぞれに円板39が付設されるとともに、円板39それぞ
れに基準点としての目印40が付されている。
【0043】第1の剛性棒状体38の両端それぞれに、
先端側に、基準点としての目印41を付した円板42を
取り付けた第2の剛性棒状体43の基端が回転可能に連
結されるとともに、第2の剛性棒状体43それぞれに、
回転角度を当接によって規制するストッパー(図示せ
ず)が設けられている。
【0044】上記構成により、使用姿勢においては、ス
トッパーに当接させることにより、目印40,41どう
しの距離を基準点間距離として特定でき[図10の
(a)参照]、一方、非使用時には、ほぼ一直線状に重
なる非使用姿勢に折り畳み、容易に持ち運ぶことができ
るようになっている[図10の(b)参照]。
【0045】図11も、本発明に係る基準部材の他の実
施例を示す図であり、図11の(a)に示すように、2
本の剛性棒状体45と、それらを連結する2本の連結用
剛性棒状体46とから構成され、剛性棒状体45それぞ
れの両端それぞれに円板47が付設されるとともに、円
板47それぞれに基準点としての目印48が付されてい
る。
【0046】図11の(c)に示すように、剛性棒状体
45の両端それぞれに、連結用剛性棒状体46の両端の
係合用突起49を嵌入する係合用凹部50が付設され、
図11の(b)に示すように、剛性棒状体45を連結用
剛性棒状体46によって連結した状態で、目印40,4
1どうしの距離を基準点間距離として特定でき、一方、
非使用時には、連結を解除してほぼ一直線状に重なる非
使用姿勢に一纏めにすることにより、容易に持ち運ぶこ
とができるようになっている。
【0047】図12は、本発明に係るマーカーの第1実
施例を示す正面図であり、設置可能な門形状の支持部材
51に、例えば、前述した舗装アスファルト面3(図1
参照)などの測定対象物(図面変換する場合には処理対
象物)のクリック予定ポイントとしての角部を近接して
指し示す先鋭部材52が設けられている。
【0048】図13の(a)は、本発明に係るマーカー
の第2実施例を示す斜視図であり、設置可能な円錐状の
支持部材53の外面に、測定対象物(図面変換する場合
には処理対象物)のクリック予定ポイントとしての角部
を近接して指し示す矢印状の模様による先鋭部材54が
設けられている。この場合、先鋭部材54を赤色に、そ
して、それ以外の支持部材53の外面を白色にするなど
コントラストを際立たせるようにするのが良い。
【0049】支持部材53は中空でキャップ状に形成さ
れ、図13の(b)の斜視図に示すように、多数個の支
持部材53を外嵌して積み重ね、コンパクトな状態で容
易に持ち運ぶことができるようになっている。
【0050】次に、上記マーカーを用いた撮影画像の処
理方法(請求項3)につき、図1を参照して説明する。
シート状体4の配置前とか配置後あるいは同時的に、測
定対象物(図面変換する場合には処理対象物)としての
舗装アスファルト面3のクリック予定ポイントとしての
角部に近接して、先鋭部材52または54が舗装アスフ
ァルト面3の角部の位置を示すとともに、先鋭部材52
または54がデジタルカメラ7で撮影されるように、支
持部材51または53を設置する。
【0051】上述のようにして舗装アスファルト面3の
全ての角部P1,P2,…,P10にマーカーを設置し
た後、デジタルカメラ7で舗装アスファルト面3全体を
撮影する。
【0052】このように、マーカーを用いれば、夕方や
曇天時など、工事を施工した舗装アスファルト面3とそ
れ以外の部分との境界がデジタル画像上で不鮮明な場合
であっても、舗装アスファルト面3の全ての角部をより
正確にクリックでき、面積測定や図面変換の精度向上に
大いに寄与できる。
【0053】本発明としては、上記実施例のような、測
定対象物の面積測定や処理対象物の平面図への変換に限
らず、例えば、建物を撮影し、その建物の撮影画像を処
理して建物の立面図など、要するに二次元の図面に変換
する場合にも適用できる。また、そのような建物の撮影
画像を処理する場合、予め大きさの判っている窓枠など
を基準部材として設定するようにしても良い。
【0054】上記実施例では、デジタルカメラ7によっ
てデジタル画像が得られるようにしているが、例えば、
一般のカメラによって感光フィルムで撮影し、それを現
像した撮影画像をスキャナーで読み込むことによってデ
ジタル画像を得るようにしても良い。
【0055】また、上記実施例では、基準部材において
4個の基準点を備えるように構成しているが、本発明と
しては、3個とか5個以上とか要するに二次元方向の相
対位置が既知の3個以上の基準点を備えるものであれば
良い。
【0056】また、本発明としては、二次元方向の相対
位置が既知の3個以上の基準点に加え、例えば、剛性棒
状体によって直方体を枠組して基準部材を構成し、三次
元方向の相対位置が既知であるように基準点を備えさ
せ、段差のある両面間の面積を測定するような場合に対
処できるように構成しても良い。
【0057】また、上記実施例では、基準部材の基準点
としての目印や反射部材とか、マーカーの先鋭部材など
に蛍光塗料を塗っても良く、この場合、夕方や曇天時な
どに撮影した場合でも、基準点や測定対象物(図面変換
の場合には処理対象物)の角部をより正確に判別でき、
実用上便利な上に、面積測定や図面変換の精度向上に一
層寄与できる。
【0058】特許請求の範囲(請求項1および請求項
2)における「全体がフラットな平面」とは、数学的な
平面であることを必要とせず、例えば、微小な凹凸など
があっても、実質的に平面であるものを含むことを意味
している。
【0059】本願発明としては、測定対象物(図面変換
の場合には処理対象物)の角部をクリックするのが好ま
しいが、例えば、角部が極めて近接しているような場合
とか、角部を特定しづらいような場合には、角部でない
ところをクリックしても良い。そのようなクリックを行
う箇所をして、マーカーを使用する場合におけるクリッ
ク予定ポイントと称する。
【0060】また、通常、測定対象物(図面変換の場合
には処理対象物)の外周をクリックするが、例えば、多
角形地形で中に池があるようないわゆる穴あき平面の場
合とか、建物の中央に入口開口が有るような場合にあっ
て、内周の角部をクリックするものも本願発明は含む。
【0061】また、測定対象物(図面変換の場合には処
理対象物)としては、通常多角形の平面の場合が多く、
クリック予定ポイントとして、角部をクリックすること
になるが、例えば、円形状や楕円形状、更には、半円形
状と直線とから成るトラック形状の場合であっても、多
数の角部をクリックすることにより、面積測定や図面変
換が可能である。
【0062】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係る発明の撮影画像の処理方法によれば、基準部材
を設置するかまたは設定するだけで、二次元方向の相対
位置が既知の3個以上の基準点を一挙に準備できるか
ら、各基準点間の距離を計測することなく、基準点を容
易に配置できる。しかも、基準部材と測定対象物とを撮
影し、コンピュータに取り込んで表示させた画像に対し
て所定のクリック操作を行うだけで測定対象物の面積を
算出できるから、現場で測量する場合はもちろんのこと
各基準点間の距離を計測して基準点を配置する場合に比
べても手間少なく安価にして測定対象物の面積を測定で
きる。更に、所定の基準部材を用いるから、デジタル画
像またはデジタル化した後の画像を電子メール等で送る
などにより、現場以外の多数の箇所でも容易かつ正確に
測定対象物の面積を測定でき、水増し請求といった不正
を有効に防止できて実用上有用である。
【0063】また、請求項2に係る発明の撮影画像の処
理方法によれば、基準部材を設置するかまたは設定する
だけで、二次元方向の相対位置が既知の3個以上の基準
点を一挙に準備できるから、各基準点間の距離を計測す
ることなく、基準点を容易に配置できる。しかも、基準
部材と処理対象物とを撮影し、コンピュータに取り込ん
で表示させた画像に対して所定のクリック操作を行うだ
けで処理対象物を平面図または立面図といった二次元の
図面に変換できるから、現場で測量する場合はもちろん
のこと各基準点間の距離を計測して基準点を配置する場
合に比べても手間少なく安価にして処理対象物を平面図
または立面図といった二次元の図面に変換できる。更
に、所定の基準部材を用いるから、デジタル画像または
デジタル化した後の画像を電子メール等で送るなどによ
り、現場以外の多数の箇所でも容易かつ正確に処理対象
物を平面図または立面図に変換でき、実用上有用であ
る。
【0064】また、請求項3に係る発明の撮影画像の処
理方法によれば、測定対象物または処理対象物のクリッ
ク予定ポイントが容易良好に判るから、表示画像に対し
てクリック予定ポイントを精度良くクリックでき、面積
測定や図面変換の精度を向上できる。
【0065】また、請求項4に係る発明の撮影画像の処
理方法に使用する基準部材によれば、使用時の展開状態
では、シート状体を平板状にできるから、工事跡の地面
などのように処理対象面に微小な凹凸があっても、その
凹凸に影響されずに、平面上での基準点間距離を確保で
き、面積測定や図面変換の精度向上に寄与できる。一
方、非使用時には、シート状体を巻き取ってコンパクト
にできるから、持ち運びが容易で実用上便利である。
【0066】また、請求項5に係る発明の撮影画像の処
理方法に使用する基準部材によれば、複数本の剛性棒状
体で構成するから、耐久性に優れるとともに、冬場と夏
場など温度変化による膨張収縮が無い状態で基準点間距
離を特定でき、面積測定や図面変換の精度向上に寄与で
きる。一方、非使用時には、一直線状に重なる非使用姿
勢に折り畳むことによってコンパクトにできるから、持
ち運びが容易で実用上便利である。
【0067】また、請求項6に係る発明の撮影画像の処
理方法に使用するマーカーによれば、コンピュータの画
面上の表示画像において測定対象物または処理対象物の
クリック予定ポイントがわかりやすいから、測定対象物
または処理対象物に近接したクリック予定ポイントをよ
り正確にクリックでき、面積測定や図面変換の精度向上
に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る撮影画像の処理方法の実施例を示
す概略図である。
【図2】シート状体の斜視図である。
【図3】コンピュータ画面の正面図である。
【図4】本発明に係る基準部材の他の実施例を示す平面
図である。
【図5】本発明に係る基準部材の他の実施例を示す図で
ある。
【図6】本発明に係る基準部材の他の実施例を示す図で
ある。
【図7】本発明に係る基準部材の他の実施例を示す図で
ある。
【図8】本発明に係る基準部材の他の実施例を示す図で
ある。
【図9】本発明に係る基準部材の他の実施例を示す図で
ある。
【図10】本発明に係る基準部材の他の実施例を示す図
である。
【図11】本発明に係る基準部材の他の実施例を示す図
である。
【図12】本発明に係るマーカーの第1実施例を示す正
面図である。
【図13】本発明に係るマーカーの第2実施例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
3…測定対象物または処理対象物としての舗装アスファ
ルト面 4…基準部材としてのシート状体 6…基準点としての目印 21,23…基準部材としてのシート状体 22…基準点としての反射部材 24…基準点としての交点 25,29,32,45…基準部材としての剛性棒状体 38…基準部材としての第1の剛性棒状体 43…基準部材としての第2の剛性棒状体 26…基準点としての先鋭部材 31,35,40,41,48…基準点としての目印 51,53…支持部材 52,54…先鋭部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 鉄 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 山川 大介 大阪市中央区備後町三丁目6番14号 関西 ビジネスインフォメーション株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA58 BB13 BB28 BB30 CC14 CC40 DD00 EE08 FF04 FF61 GG10 JJ03 JJ08 JJ19 JJ26 QQ03 QQ31 QQ36 5L096 CA02 CA24 DA02 EA22 EA27 FA59

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】全体がフラットな平面である測定対象物と
    同一平面上に、二次元方向の相対位置が既知の3個以上
    の基準点を有する基準部材を前記平面に近接して設置す
    るかまたは設定し、 前記基準部材が同一画面内に入るように前記測定対象物
    を撮影し、 その撮影画像がデジタル画像である場合はそのままの画
    像を、また、非デジタル画像である場合はデジタル化し
    た後の画像をコンピュータに取り込んで前記コンピュー
    タの画面に表示させ、 前記コンピュータの画面上で、前記基準部材の基準点お
    よび前記測定対象物の周上を少なくとも3点以上離散的
    に順にクリックすることにより、前記基準部材に基づい
    て前記測定対象物の周上の前記クリック点の座標を求め
    て前記測定対象物を座標化処理し、前記測定対象物の面
    積を算出表示することを特徴とする撮影画像の処理方
    法。
  2. 【請求項2】全体がフラットな平面である処理対象物と
    同一平面上に、二次元方向の相対位置が既知の3個以上
    の基準点を有する基準部材を前記平面に近接して設置す
    るかまたは設定し、 前記基準部材が同一画面内に入るように前記処理対象物
    を撮影し、 その撮影画像がデジタル画像である場合はそのままの画
    像を、また、非デジタル画像である場合はデジタル化し
    た後の画像をコンピュータに取り込んで前記コンピュー
    タの画面に表示させ、 前記コンピュータの画面上で、前記基準部材の基準点お
    よび前記処理対象物の周上を少なくとも3点以上離散的
    に順にクリックすることにより、前記基準部材に基づい
    て前記処理対象物の周上の前記クリック点の座標を求め
    て前記処理対象物を座標化処理し、前記処理対象物の二
    次元の図面を表示することを特徴とする撮影画像の処理
    方法。
  3. 【請求項3】請求項1の測定対象物または請求項2の処
    理対象物の撮影に先立って、前記測定対象物または処理
    対象物のクリック予定ポイントに近接して、クリック予
    定ポイントであることを示すマーカーを設けたことを特
    徴とする撮影画像の処理方法。
  4. 【請求項4】請求項1、請求項2または請求項3のいず
    れかの方法に使用する基準部材であって、 展開状態では平板状となる巻き取り可能なシート状体の
    シート面に基準点を描いて構成してあることを特徴とす
    る基準部材。
  5. 【請求項5】請求項1、請求項2または請求項3のいず
    れかの方法に使用する基準部材であって、 長手方向の両端の少なくとも一方を規準点にした複数本
    の剛性棒状体を、基準点間距離を特定する使用姿勢と、
    一直線状に重なる非使用姿勢とに折り畳み可能に連結し
    て構成してあることを特徴とする基準部材。
  6. 【請求項6】請求項3の方法に使用するマーカーであっ
    て、 設置可能な支持部材に、クリック予定ポイントを近接し
    て指し示す先鋭部材を設けてあることを特徴とするマー
    カー。
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