JP2000517125A - 通信ネットワーク - Google Patents

通信ネットワーク

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Abstract

(57)【要約】 例えばコンピュータプロセッサをリンクするのに適した通信ネットワークは、多数のノードおよびリンクから形成される。ノードおよびリンクは、多数の有向トレールとして構成されている。各有向トレールはノードの幾つかのみをスパンするが、有向トレールは組合わせてネットワークの各ノードをスパンする。ソースノードと宛先ノードをリンクする有向トレールの適切な1つを選択し、ソースノードにおいてパケットを選択したトレールへ出力することによって、パケットをネットワーク全体でルート設定する。ノードはネットワーク全本で所定の予めスケジュールされたスイッチ状態間でスイッチすることができ、所定のトレールはパケットがネットワークへ出力される時間スロットを適切に選ぶことによって選択できる。ネットワークは、光パケットを送る光ネットワークであってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 通信ネットワーク 発明の背景 本発明は通信ネットワーク、とくにネットワークにおけるパケットのルーティ ング(ルート設定)に関する。 例えば、コンピュータシステムを相互接続するローカルエリアネットワークで 使用したり、またはマイクロプロセッサコンピュータ内部のインフラストラクチ ャの一部として使用するのに高速パケットネットワークに対する需要が存在する 。超高速の光子(フォトン)技術を使用して高速パケットネットワークを構成す ることが提案された。このネットワークを構成するときに、パケットの適切なル ーティング機構を設けることがとくに重大な設計上の問題であることが証明され ている。ルーティング機構によって満足させなければならない多数の潜在的に相 反する要件がある。とくに、各ノードの処理オーバーヘッドは低く維持すること が望ましい:そうでないとパケットを処理するのに必要な時間はノード、したが ってネットワークのスループットを制限する。しかしながら、ソースから所定の 宛先へのパケットの最短経路を選択するときに可能な限り効率的なルーティング 機構を保証することも望ましい。ルーティング機構の効率が低いときは、ネット ワークに混雑が生じる。これはさらに、ネットワークのスループットも制限する 。 パケットルーティングに対して多くの異なるアプローチが提案され、研究され てきた[1−3]。適切なネットワークトポロジイを選択することによって、ルー ティングに関係する判断を非常に簡単にすることができる。したがって、低処理 オーバーヘッドを保証することによって、上述で明らかにした第1の要件が満た される。幾つかのネットワークトボロジイでは“1次元”ルーティングが可能で ある。例えば1方向性リングでは、ソースは単にリング上にパケットを配置する だけであり、その結果パケットは中間のノードにルーティング判断を要求せずに 宛先に到達する。1次元ルーティングは、例えば双方向性リンクをもつバスまた はリング上でも使用できる。しかしながら、1次元ルーティングは多数の魅力的 な特徴を提供するが、ネットワーク内のノード数が増加するとき、ネットワーク の相対的なルーティング効率および最大スループットの測度は低くなるという重 大な制限がある。 1次元ネットワークトポロジイを使用する代りに、多次元ネットワークを使用 することもできる。多次元ネットワーク、例えば2次元トーラスネットワークを 使用するときの主な長所は、ネットワーク上でノードの対の間で多数の経路を使 用できることである。したがって、最短の使用可能な経路を選択するルーティン グ方法を採り入れることができ、概してこのような方法では相対的により大きな ルーティング効率およびより大きな最大スループット値をもつことになる。しか しながら、多次元ネットワーク上での既存のルーティング方法はそれ自体、重大 な欠点をもっている。このルーティング方法はネットワークを通る多数の経路か ら選択できるので、2以上のパケットが同じリンクを同時に占める試行を可能と する。したがってこの場合に生じるコンテンション(競合)をこの方法に解決で きることが必要である。バッファリング(バッファを置くこと)を使用して、リ ンクが空くまでネットワーク内に1以上のパケットを記憶するか、またはその最 適経路から1以上のパケットを偏向する(すなわち偏向ルーティングとして知ら れている技術)ことによってこれを達成することができる[1,7]。バッファリ ングによってネットワークを跨いでの移動中にパケットを正しいシーケンスで成 功のうちに維持することができる。しかしながら高速ネットワークではバッファ リングは魅力的な解決方法ではない。その理由はバッファリングは種々の予測で きない遅延をもたらし、制御の複雑性およびコストを追加するからである。フォ トンネットワークの場合は、バッファの構成は技術的に厳しく制限される。偏向 ルーティングはこれらを技術的制限を受けず、制御がもっと簡単であるが、偏向 はパケットに種々の予測不能な遅延を与える。したがってパケットは正しくない シーケンスで宛先に送られてもよいものである。もっと高いレベルのトランスポ ート(移送)制御層を使用せずにノードへの同報通信を達成するのが難しいこと が、従来の多次元ネットワークおよびルーティング機構をさらに制限する。もっ と高いレベルのトランスポート制御層の使用は、相当な処理遅延をもたらすので 望ましくない。 Yener B、他による論文(PROCEEDINGS IF THE GLOBAL TELECOMMUNICATONS CONF ERENCE(GLOBECOM),SAN FRANSISCO, Nov.28-Dec.2,1994,vol.1 of 3,IEEE,pp169−175,特許US-A-5297137)は、 多数のスパン用トリー(Spanning tree)を使用して、スイッチ応用ネットワーク の故障の許容性を強化ナることに関して記載している。2つのバーチャルリング の使用が提案されている。各リングはネットワークの縁部の結合していないスパ ン用トリーによって実現され、したがってバーチャルリングはネットワークの各 ノードをスパンする。このため初めにバーチャルリングの1つを選択するだけで は効率的に簡単にルーティングできない。パケットがネットワークを通るとき、 従来のやり方で中間ノードでローカルなルーティング判断を行うことによってル ーティングが行われる。 ZHENSHENG ZHENG他による論文(NETWORKING IN THE NINTIES,Bal Harbour,Apr. 7-11,1991,vol.3,Apr.7,1991,IEEE,pp1012−1021)は、時間スロットが始まる ときに全てのノードが送信を開始するように同期させたネットワークを開示して いる。ノードのスイッチングはこの点で予めスケジュールされているが、異なる 状態開のスイッチングは予め決められていない。したがって、一定のスイッチが 所定の瞬間に一定の状態になると予め予測することはできない。むしろホットポ テトアルゴリズム(hot potato algorithm)を使用して行なうローカルのルーティ ング判断によって、所定の時間スロットでスイッチが1つの状態から別の状態へ 変化するか否かが判断される。したがって、スイッチの状態はローカルトラヒッ ク状態に依存する。発明の概要 本発明の第1の態様にしたがって、多数のノードおよびリンクを含む通信ネッ トワークにおいてパケットをルーティングする方法であって、ノードおよびリン クは多数の有向トレール(方向をもった進路;dlrected trail)として構成され 、各有向トレールは多数のノードの幾つかのみをリンクし、かつ組合せとしてネ ットワークの各ノードをスパンし: a)パケットの宛先に依存して多数の有向トレールからパケットのソースノ ードと宛先ノードを含む有向トレール(T)を選択することと; b)パケットをソースノードから多数の有向トレールから選択した有向トレ ール上へ出力することとを含む方法を提供する。 本発明は、多次元通信ネットワークにおけるパケットルーティングに対する根 本的に新しいアプローチである。これは1次元ルーティングの全ての長所を与え る可能性をもつ一方で、ルーティング効率および最大スループットの測度が低く なるという重大な不利益を克服する。これはさらにネットワーク内のコンテンシ ョン解決方法の必要性を完全になくす。 本発明は、発明者によって“有向トレールルーティング(directed trail rout ing)”と呼ばれる方法を使用する。該方法は以下にさらに記載するように適切な トポロジイをもつネットワークが、1組の別個のトレールに分割できるので、単 一のトレールがネットワークの全てをスパンしないが、所定のソースノードから 所定の宛先ノードへ通じている1つのトレールが常にあるという利点を利用して いる。ソースノードを所望の宛先ノードへリンクする適切なトレールを選択する ことだけによって、ルーティングを行うことができる。ひとたびトレール上にの ると、パケットは擬似的な1次元ルーティング方法でルート設定できる。1次元 ルーティングのように、そしてまたYener他およびZhang他による文献に記載され た従来技術のアプローチとは対照的に、ソースノードはパケットを送る前にソー スから宛先までの全トレールを選択する。 本発明の好ましい構成は、簡単なヘッダワード認識に基づいてノードを非常に 簡単に処理およびルーティングする長所を提供する。メッセージ送出時間は光遅 延の速度が支配的である。ネットワーク内ではコンテンションが求められず、ネ ットワーク内でバッファする必要はなく、ネットワークはデッドロックまたはラ イブロックから免れる(拮抗がない)。ネットワーク内のノードは任意のやり方で 名前を付けることができる。本発明を実現するネットワークは効率的なルーティ ングおよび適切なスループットを与えるが、これらの長所はこの方法をネットワ ークの大きさに合せて調節するすることによって一層大型のネットワークでも維 持できる。本発明を使用すると、ゼロ遅延変形が存在し、パケットを正しいシー ケンスで送出できる。本発明は、無接続と(データグラム)および接続指向との モードの両方を支持することができ、接続指向のモードは保証された帯域幅を与 える。さらにこの方法は物理層の同報通信を実用的にする。 好ましくは、この方法はパケットがトラバース(通過)する各ノードにおいて 宛先アドレスを読取ることを含む。 本発明の好ましい実施形態において、ノードで要求される唯一の処理は、パケ ットアドレスがノードアドレスに整合するか否かを判断するのに必要な処理であ る。 好ましくは各中間ノードはパケットを前送りし、該パケットは中間ノードで受 取られ、予め決められた方向で、パケットによって送られる情報から独立した別 のノードへアドレスされる。 本発明の別の重要な長所は、パケットの宛先アドレスがノードアドレスに対応 するか否かを判断することが必要とする他は、パケットをそれ以上処理すること を要せずに中間ノードが機能できることである。 好ましくは、パケットはフォトン(光子)ネットワーク上を送られる光パケッ トである。 本発明は、光ドメインにおいて動作するシステムの応用性を決して制限しない が、超高速フォトンネットワークで使用するとき、とくに効率的である。本発明 は超高速光子ネットワークによって与えられる帯域幅を効果的に使用する一方で 、偏向ルーティングを使用する時の欠点と、または光バッファを準備することに 関係する技術的問題を回避する。 好ましくは、ネットワーク内の各有向トレールは少なくとも1つの閉じた有向 トレールのサブグラフであり、その構成は1つの有向サイクルかまたは複数の接 続された有向サイクルの合併集合(ユニオン)であって、ネットワークについて 互に素のリンクの有向サイクル分解(a link-disjoint directed-cycle decompos ition)からのもので成る。 好ましくは、有向トレールTを選択する段階は、パケットの最初のディスパッ チと中間ノードにおける予めスケージュールされたスイッチングとを同期するこ とを含む。ここで、分解(decomposition)はその成分要素に分けること、有向サ イクル(directed cycle)はノードの閉じた交番するシーケンスであり、有向リン ク(directed link)では各リンクが直前のノードから直後のノードへの向きを有 するリンクであり、すべてのリンクとノードは離散している。2つのエンティテ ィが共通リンクをもたなければ、それを互に素のリンク(link-disJoint)という 。したが ってネットワークの互に素のリンクの有向ネットワークを1組の有向サイクルの 組に分解し、どのリンクも複数サイクルで生じない。 多数の有向サイクルから形成されたトレールに沿ってパケットをルーティング するのにとくに効率的な方法は、予めスケジュールされた時間で、例えば一定の 周期性で、中間ノードの光出力をスイッチして、1つのサイクルを別のサイクル と接続する方法であることが見付けられた。したがってソースノードは、スイッ チングスケジュールに関係して決められた時にパケットを出力することによって パケットがたどるトレールを決めるので、パケットは所望のノードにおいてトレ ール内の1つのサイクルから別のサイクルへスイッチされる。好ましくはネット ワークについて互に素の有向サイクルの分解からサイクル間の接続点でスイッチ ングが行われる。好ましくはノードはネットワーク全体で予めスケジュールされ 予め定められたスイッチング状態間で同期してスイッチする。例えば、以下に記 載する4×4のトーラスネットワークでは、各ノードにはクロスバースイッチが 関係付けられている。全てのクロスバースイッチは通常クロス状態に設定され、 所定の間隔で反復して、バー状態に設定される。 一次的なスイッチングの使用は好ましいが、本発明はこのような技術のみに制 限されない。本発明は、その代りに例えば波長スイッチングを使用して実行でき る。 好ましくは、中間ノードの予めスケジュールされたスイッチングのタイミング シーケンスは複数の時間スロットに分割されたフレームを含み、ソースノードは タイミングフレーム内で複数の時間スロットから選択した1つの時間スロットに おいてパケットをネットワークへ出力し、あるトレール内での連続するノード間 のリンク長は、第1の時間スロットで1つのノードを離れるパケットが第2の時 間スロット内で次に続くノードに到達する長さである。例えば、パケットが1つ のノードから次のノードへ進むときに、パケットは1時間スロットだけ前進また は後退することができる。 本発明の第2の態様にしたがって、通信ネットワークであり: a)多数の有向トレールとして構成される多数のノードおよびリンクであり 、該多数の有向トレールのそれぞれが多数のノードと多数の有向トレールの幾つ か のみをスパンし、ネットワーク内の各ソースノードと各宛先ノードとをリンクす る少なくとも1つの有向トレールを含む多数のノードおよびリンクと; b)パケットの宛先に依存して多数の有向トレールから1つの有向トレール T、パケットのソースノードおよび宛先ノードを含むように選択する手段と; c)ソースノードにおいて多数の有向トレールから選択した1つの有向トレ ールヘパケットを出力する手段とを含む通信ネットワークを提供する。 本発明の第3の態様にしたがって、通信ネットワークであり: a)多数の有向トレールとして構成される多数のノードおよびリンクであり 、該多数の有向トレールのそれぞれが多数のノードと多数の有向トレールの幾つ かのみをスパンし、ネットワーク内の各ソースノードと各宛先ノードとをリンク する少なくとも1つの有向トレールを含む多数のノードおよびリンクと; b)パケットの宛先に依存して、多数の有向トレールから、パケットのソー スノードおよび宛先ノードを含む1つの有向トレールTを選択するようにされた ルーティング制御装置と; c)ネットワーク上で送るパケットを受取る入力と; d)パケットを受取る前記入力とルーティング制御装置とに接続され、前記 入力で受取ったパケットを前記多数の有向トレールから選択した1つの有向トレ ールへ出力するようにされた出力とを含む通信ネットワークを提供する。 本発明の第4の態様にしたがって、光通信ネットワークであり: a)ネットワークを通るパケットのための所望の経路に依存してパケットの 時間スロットを選択する手段と; b)選択手段によって選択される時間スロット中にソースノードからネット ワークへパケットを出力する手段と; c)多数のルーティングノードのルーティング状態を周期的にスイッチする 手段と; d)パケットがノードに到達する時間スロット中に各ノードのルーティング 状態にしたがって、ネットワークノードにおいてパケットを異なる出力にスイッ チングする手段と; e)宛先ノードにおいてパケットを受取る手段とを含む光通信ネットワーク を提供する。 本発明の第5の態様にしたがって、光通信ネットワークにおいてソースノード から宛先ノードへ光パケットをルーティングする方法であり: a)ネットワークを通るパケットへの所望の経路に依存して該パケットの時 間スロットを選択することと; b)段階(a)で選択した時間スロット中にソースノードからネットワーク へパケットを出力することと; c)多数のルーティングノードのルーティング状態を周期的にスイッチング することと; d)パケットがネットワークをトラバースするとき、異なるノードにおいて 、パケットがノードに到達する時問スロット内の各ノードのルーティング状態に したがってパケットを異なる出力へスイッチングすることと; e)宛先ノードにおいてパケットを受取ることとを含む光通信ネットワーク を提供する。 本発明はさらに、マルチプロセッサコンピュータシステム、ローカルエリアネ ットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、キャンパスネットワーク、お よび本発明の前述の特徴をもつネットワークを使用する通信スイッチも含む。図面の簡単な説明 ここで本発明を実現するシステムを例示的に、従来技術と対比させ、添付の図 面を参照して更に詳しく記載することにする: 図1は、通信ネットワークの第1の例の模式図である; 図2は、図1のノードの1つの回路図である; 図3は、パケットの時間スロットの一部を示す図である; 図4は、4×4のトーラスネットワークのトボロジイを示す図である; 図5は、4×4のニューヨーク市マンハッタンストリート(MSN)のトポロ ジイを示す図である; 図6は、n×nのMSNネットワーク対ネットワーク寸法(ディメンション) nにおける最短経路のルーティングに関係するn×nのトーラスネットワークお よびn×nのMSNネットワークの異なるルーティング方式の効率を示すグラフ である; 図7は、接続されたリンクの結合していない有向サイクルを示すグラフである ; 図8aおよび8bは、それぞれクロス状態およびバー状態に設定されたスイッ チを備えたクロスバースイッチを使用してトーラスネットワークを示す図である ; 図9は、フレーム構造で構成されたパケット時間スロットを示すタイミング図 である; 図10は、隣接するノードを接続するリンク長を示す図である; 図11は、図8のネットワークにおける水平方向のサイクルと垂直方向のサイク ル間のスイッチングを使用する有向トレールのルーティングの例を示す; 図12は、双方向リンクを備えた2次元の3×3のメッシュを示す; 図13は、クロス位置にスイッチを備えた図12のネットワークを示す; 図14は、バー位置にスイッチを備えた図12のネットワークを示す; 図15は、2-ary(ネットワークの次数、バイナリ(2×2)の意)、4キューブ のハイパーキューブネットワークを示す; 図16は、パケットスイッチを示す; 図17は、マルチプロセッサコンピュータを示す。実施形態の説明 光通信ネットワークは、多数のパーソナルコンピュータのワークステーション 3をリンクするLANIを含む。各ワークステーションはネットワークインター フェイス3aを介してLANに接続されている。ワークステーションおよびLAN は共に、分散型コンピューティング環境を提供し、例えば複雑なデータのビジュ アル化のために使用することができる。各ワークステーションはネットワークの 各ノード2に接続されている。データパケット4はノード2およびリンク5を介 してワークステーション3間で通信する。この例では、リンク5は光ファイバか ら形成され、光ドメイン内でパケット4を送る。 図を簡単にするために、図1には数個のノードのみを示したが、実際にはネッ トワークは何百ものノードを含むことができる。 この第1の例では、ノードおよび相互接続ファイバはn×nのトーラスネット ワークとして構成されている。 n×nのトーラスネットワークは1方向リンクを備えた正規のネットワークで あり、ノードは2のインデグリー(indgree、あるノード間での内へ向う接続数) およびアウトデグリー(outdegree、あるノードでの外へ向う接続数)をもつ。論 理的に、リンクはトーラスの表面にグリッドを形成し、n行またはn列の全ての リンクが同じ方向である。4×4のネットワークの例は図4に示した。各ノード は2×2の‘クロスバー’スイッチまたはこれに論理的に等価なものを含む。各 クロス構成では、スイッチは入力列を出力列に接続し、入力行を出力行と接続す る;バー構成では、入力列は出力行に接続され、入力行は出力列に接続される。 図8(a)は、全てのスイッチがクロス位置に設定された状態を示す。この場合 、ネットワークは2nサイクルの組から成り、各サイクルは長さnをもつ。なお 表記法において、nの水平方向のサイクルはCih,(i=0,1,…,n−1)で あり、nの垂直方向のサイクルはCjv,(j=0,1,…,n−1)である。ネッ トワークグラフのこのリンクの結合していない有向サイクルの分解は、本発明の ルーティング方法によく適している。n×nのトーラスネットワークは、n2の 別個の閉じた有向トレールを含み、Tij=CihUCjv,(ij=0,1,…,n −1)として定められる。トレールTijの切点(cutpoint)は成分サイクルの交差 点、すなわちノード(i,j)に現れる;言いかえるとネットワーク内のn2の 各ノードは閉じた有向トレールTijの正しく1つの切点である。ネットワークの このサイクル分解は本発明の有向トレールルーティング方法によく適している。 その理由はソースと宛先の両方がネットワーク内のどこかにある場合、そのソー スから宛先へ、垂直または水平方向のサイクルか、または1垂直方向サイクルと 1水平方向サイクルのユニオンから成る有向トレールに沿って、パケットをルー ト設定できるからである;したがってパケットはサイクル間で(垂直方向のサイ クルと水平方向のサイクルとの間の接続点である切点において)最大1回スイッ チされなければならない。図8(b)に示したように、ネットワークの異なるサ イクルは、全てのスイッチをバー位置に設定したときに分解される;この場合ネ ットワークはnサイクルから構成され、各サイクルの長さは2nである。しかし ながらこの サイクル分解は有向トレールのルーティングには比較的に不適切である。その理 由はソース−宛先間をつないでいる有向トレールは多くのサイクルの合併集合で あることが必要であるからである。 そのソースから宛先へ導かれている選択したトレール上にパケットを維持する スイッチング動作は、中間ノードがパケットの宛先アドレスを質問したり、また は知能的なルート選択を行ったりすることを要求せずに、自動的に行うことがで きる。ネットワークはパケットをある最大長に制限してスロット式に動作する。 すなわち保護バンドを備えた最大許容サイズのパケットを含むように寸法を定め た正規の時間スロットに時間を分割して動作する。ネットワークの全てのルーテ ィングノード内のクロスバースイッチは、正規の一致した(コヒーレントな)方 法で動作するように構成され、時間スロットレートでグローバルネットワークク ロックにロックされる。スイッチが構成を変更するとき、クロスバースイッチは 保護バンド中にパケットを損なわないように動作する。図9は、パケットの時間 スロットを示す時間図であり、各時間長Tは長さnの時間スロットのフレーム内 に配置されている。フレーム内の第1のn−1の時間スロットでは、クロスバー スイッチは全てクロス位置に設定される(図にはcで記載されている);フレーム の最後の時間スロットでは、スイッチは全てバー位置(bで記載されている)に 設定される。図10に例示したように、ネットワーク内の1対の隣接するノード を接続する各リンク長は選択され制御されて、信号グループの走行時間(タイム オブフライト)は(qn+1−Δ)T,(qは整数、Δは2つのノードにおける クロック信号間の位相差であり、時間スロット期間Tの一部として表される)に 等しい。言い換えると、クロック位相差ΔTとは別に、ネットワーク内の各リン ク長はフレームの任意の整数と1つの時間スロットの和に等しい。フレームのj 番目の時間スロットのノードから存在するパケットはフレームの(j+1)番目 の時間スロット内の次のノードに到達することになる。一層容易に言うと、パケ ットは一定の定数の時間スロットだけ前進または後退できる。パケットは、nが 奇数であるときはnの倍数以外の一定の整数個のスロットによって、またはnが 偶数であるときは任意の奇数によって前進または後退できる。 図11は、4×4のトーラスネットワークが、該ネットワーク内を移動するパ ケットの幾つかに対してどのように現れるかを示す。図11において、ノードA がパケットをノードDへ送りたいとしていると仮定する。ソースノードAはルッ クアップ表または幾つかの他のアルゴリズムを使用して、フレーム内の第3の位 置で空の時間スロットを使用して(この例では各フレームは4つのスロットを含 む)、水平方向のサイクルC2h内の外方向のリンクに沿ってパケットを移動すべ きであると判断する。次のノードBに到達するとき、パケットはフレーム内に4 番目(すなわち、最後)のスロット内に位置することになり、したがって図11 に示したようにBのクロスバースイッチがバー位置に構成されることになる。し たがって、パケットは垂直方向のサイクルClvにスイッチされ、ノードCを通っ て進み続け(ここではパケットはフレームの第1の時間スロット内にあり、した がってスイッチはCではクロス状態である)、最終的に宛先ノードDに到達する 。図11には示していないが、代りのルーティングもあり;Aから出てノードE およびFを経て、フレームの第2の時間スロット内の垂直方向のサイクルC0vに 沿って存在する。トレールルーティングの効率は100%であり;すなわち有向トレールルーティ ングはソース−宛先の対の間の最短経路を与える。n×nのトーラスネットワー クにおける平均最短経路の距離はn2/(n+1)ホップに等しいと示すことが できる。安定状態の最大スループットは使用する平均距離によって除算されるノ ードのインデグリーによって与えられるので、2(n+1)/n2に等しい。した がってスループットは0(1/√N),(N=n2はノード数)で測定し、スルー プットを0(1/N)で測定する1方向ルーティングとは対照的である。 既に記載したように、有向トレールルーティングを使用すると、ネットワーク 到来パケットに対してノードが要求される唯一の処理動作は簡単である:すなわ ち各到来パケットの宛先アドレスを検査し、これがノードのアドレスに対応する ときは、パケットをネットワークから取除き、さもなければ前送りすることであ る。パケットアドレスとノードアドレスを比較する処理は簡単な一単語整合動作 であり、高速で行うことができる;例えば6ビットアドレスワードの光認識は最 近100Gbit/sのピークレートで実証された[11]。有向トレールルーティングは 、 ネットワーク用の特定のシーケンス番号付けシステムに依存するアルゴリズムを 使用しないので、ノードは全体的に任意のやり方でラベル付けできる。したがっ てネットワークのプランニング、管理、および展開のタスクを簡単にできる。 本明細書ではトーラスネットワークにおける有向トレールルーティングを、こ れまでネットワークが完全なn×n構造であると仮定していたが、ノードが失わ れたとかまたはノードあるいはリンクが故障している状況を処理することもでき る。ノードが失われているときに、例えば図10に示したようにこの空の位置をバ イパスするリンクが正しいタイミング関係を維持することのみが必要であり、こ の場合空のノード位置をバイパスするリンクは(qn+2−Δ)T、すなわち( 整数のフレーム)+(2つの時間スロット)−(位相補正ΔT)の単一の群遅延 をもつべきである。1次元ルーティング方法とは異なり、全ネットワークの動作 はあるリンクまたはノードを失なっても危険にならない。その理由はソースおよ び宛先が同じ水平方向または垂直方向のサイクルに配置されていないときは、ソ ース−宛先の対の間には2つの使用可能な有向トレールルートがあるからである 。1つの有向トレールが故障しているときは、その代りに他の使用可能なトレー ルを使用できる。ソースと宛先が、同じ垂直または水平方向のサイクル上に配置 されているときは、代りの有向トレールルーティングはないが、ノードを失って る場合にここで記載したやり方で不完全なノードまたはリンクをバイパスするこ とによって、サイクルを直すことができる。 必ずしもトーラスネットワークは正方形である必要はないが、m行およびn列 の長方形のネットワーク(なお、m>n)に有向トレールルーティングを使用で きる。次にフレームはより大きい次元(この場合はm)に対応する数の時間スロ ットを含まなければならず、m−nの失われているかまたは‘(ファントム)の ’の列が完全なm×m構造内にある。想像切点に対応する時間スロット内の行に 沿って移動するパケットはその行の中にのみ残ることができる。したがってネッ トワーク効率は低減するが、全てのmnの実際のノードにアクヤスできることを 補償する。 ネットワークは、接続なしおよび接続から始まる動作モードの両方を同期して 支援することができる。接続なしモードでは、宛先に通じている有向トレールに 対応する空の時間スロットにパケットを挿入することによって選択した宛先に送 ることができる。適切な空の時間スロットの有効性は保証されていないが、ソー スと宛先の間の通信は一時的である。接続指向モードでは、先行するシグナリン グを使用して、ソース−宛先の対の間で接続を確立できる適切な時間スロットの 正規のシーケンスを逆にする。 1次元ネットワークでは、ネットワーク内で所定のソースから全ての他のノー ドへの同報通信は直接的なやり方で達成できる;同報通信されるパケットはネッ トワークをトラバースするときに各ノードのよってコピーされる。所定のルート 設定表(例えばコンテンションを解決するための偏向(deflection)を伴う自己ル ーティングアルゴリズム)を使用しない多次元ネットワークでは、物理層機構を 単独で使用するときには同報通信は効率的でない。もっと高度のトランスポート 層プロトコルを使用せずにパケットを同報通信するには、個々のコピーをネット ワーク内の各ノードへ送る必要があり;言い換えると、物理層の同報通信は複雑 性O(N)(Nはノード数)をもつものである。トランスポート層のプロトコル は低速度のネットワークにおいて非常に効果的であるが、非常に高速度のネット ワーキングでは付加的な遅延は許容できない。トーラスネットワークにおける物 理層の同報通信(例えば、n×nのトーラスネットワークのi番目の行で任意の ノードから同報通信すること)は、ネットワークの全範囲をスパンする1組のト レール上でコピーを送ることによって有向トレールルーティングを使用して達成 で jv,(j=0,1,2,…,n−1)である。この物理層の同報通信は複雑性O (√N),(N=n2はノード数)をもつものである。 図2は、図4に示したMSNに挿入するのに適した2接続ノードの構成を示す 。光子ネットワーク構成では、図2に示した太線は光ファイバ経路である。ノー ドへの2つの入力における遅延ユニットは、2つの到来リンクの長さを適切に調 節して、上述の要件を満足させ、1対のノードを接続する各リンクにおいて、リ ンクに沿う信号グループの走行時間は、(qn+1−Δ)T(qは任意の整数、 Δは2つのノードにおけるクロック信号問の位相差であり、時問スロット期間T の一部として表される)に等しく示される。位相差を個々に補償した2つの遅延 ライ ン(各入力に1つ)を準備することによって、2つの到来リンク上のパケットは 互いにおよびノードにおいて時間スロットのクロックと正しく同期することもで きる。各遅延ユニットは:i)タイミングの粗調節を行うのに適した長さに切断 されたファイバ長;ii)2×2のスペーススイッチのチェーンおよびファイバ 遅延から成り(参考文献[12]に記載されている)、タイミングを数百ピコ秒内に 調節する段階的に調節可能な遅延ライン;iii)数十ピコ秒内の微調節を行うフ リースペースの光遅延ライン(Santec Corporation製造の光遅延ラインODL− 300−15−SMF型)を組合わせたものから構成できる。到来するリンクの 光路長におけるゆっくりとしたドリフトを補償することも必要である。これらの ドリフトは、ファイバに作用する環境要因−例えば、延伸、または温度変化をも たらす動きによって生じる場合がある。この継続的な環境の補償は、到来するパ ケットが到達する相関的なタイミングおよびノードにある時間スロットのクロッ クの変化を検出し、段階的に調節可能な遅延ラインおよびフリースペースの調節 可能な遅延ラインユニットに電気フィードバック制御信号を供給することによっ てこの連続的な環境補償を達成できる。 ヘッダ処理ユニットは次のタスク:i)時間スロットにパケットが存在するか 否かを検出し;ii)パケットの到達時間を検出し;iii)到来するパケットがノ ードに処理されるか否かを判断することを実行する。タスクi)およびii)に おいてパケット信号の一部を検出するには1GHz以下の帯域幅光検出器を使用す れば十分である。光検出器からの信号がこの時間スロット中に存在するときはパ ケットが存在することを示す。時間スロットクロックと、時間スロットレートの 光検出器信号成分との間の位相関係は、電子位相検出回路を使用して検出するこ とができ、この位相差に比例する電圧は上述のフィードバック制御回路に必要な 制御信号を供給する。タスクiii)において、パケットヘッダ内のアドレスとノ ードアドレスとを比較することが必要である。超高速光子構成では、これは超高 速2進ワード認識方法を使用して行うことができ、本発明者の国際特許出願PCT /GB94/00397に記載され、別の技術的な詳細はWO 95/33324で開示されている 。これらの先行出願の内容はここで参照している。この技術の例示的な説明は参 考文献[11]に記載されている。上述で引用した特許出願に記載されているよ うに、パケットのアドレスワードは、次の状態がサブセット内の2つのワードA 、Bに対して真であるような2進ワードのサブセットから選択される: 次に、パケットからのアドレスワードとノードアドレスの補数との間で簡単な AND演算を使用してワード認識が行われる。適切なANDゲートは4波混合( FWM)を支援する半導体光増幅器である。 このワード認識方法は、ヘッダの宛先アドレスがノードアドレスに整合するか 否かを示す2進出力信号を準備する。 基本的なスペース(空間)スイッチング動作は、3つのクロスバースイッチに よって行われる。スイッチを1つのみではなく3つにする理由は、これがローカ ルホストコンピュータシステムと接続するのに必要な信号経路を提供するからで ある。1ns以下の時間で動作できる適切なスペーススイッチはリチウムニオブ酸 デバイスであり、例えばGEC Advanced Componentsによって供給されている Y−35−87772−02型がある。 パケットの時間スロットの適切な区分けは図3に示した。この例では、時間ス ロットクロックは155MHzのレート(6.45ns時間)であると仮定した。こ れはSDHネットワークで現在使用されている標準のクロックであり、広範なm (全国の)地理的領域において500ps以下のタイミングジッタで分散するこ とができる。図3に示した例では、パケットは100Gbit/s(4.24nsの期間 )において53バイトから成り、電子光学的スペーススイッチの動作に対する適 切なスイッチバンドは1nsであることも仮定され、さらにそれぞれ0.6nsの大 きさをもつ2つの時間保護バンドがある。ノード内では、フレーム内の現在の時 間スロットの位置は、時間スロットのクロックパルスをカウントする電子モジュ ールnカウンタ(1フレームに対してn時間スロット長)によって追跡できる。 ネットワークの最初のスタートアップ期間中、およびそれに続く時間スロッ トが使用可能であるとき、ネットワーク内の1つのノード(主ノードとして示さ れている)はフレーム(例えば第1の位置)内の1つの固定位置においてパケッ トを同報通信することができ、したがって他のノード内のカウンタは主ノードと 同期して正しい位相にリセットすることができる。 ノード内のスペーススイッチは、図2に示した電子スイッチ制御装置ユニット によって作動され、該電子スイッチ制御装置ユニットは次の情報:i)フレーム 内の時間スロットの位置が有向トレールルーティングサイクル内の‘クコス’お よび‘バー’構成に対応するか否か(1ビット);ii)到来するパケットが現在の 時間スロットを占めるか否か(入力ポート当り1ビット);iii)到来するパケッ トノードのアドレスに整合するか否か(入力ボート当り1ビット);iv)ホストの 出力バッファで待機しているパケットが現在の時間スロット内で出力ポートにア クセスしたいか否か(入力ポート当り1ビット)に基づいて動作する。この情報 に基づいて(合計7ビット)、電子スイッチ制御装置ユニットは、パケット間の時 間保護バンドと正しく同期して電気駆動信号をスペーススイッチへ送り、このや り方で次のタスク:i)到来パケットをホストまたは出力ポートの1つへルート 設定すること;ii)要求される時間スロットが空であるとき、ホストから出力ボ ートの1つへパケットをルート設定することを行う。これらのタスクを行うのに 要求される論理の例を次に示す: ルーティング論理は、1例として、代数演算、レジスタ、またはルックアップ 表を必要とせずに、高速8ビットデコーダチップと一緒にハード配線を使用して 十分簡単にこれを実行できる。これは純粋に論理的な組合せ回路であり、したが って判断時間はゲート遅延のみに依存する。したがってスイッチ制御装置ユニッ トは、高速で動作し、マルチGbit/sネットワークでパケットをルート設定するの に適している。 上述のルーティング方法は、効率が高く、遅れ時間が短く、これらの長所はネ ソトワーク内のノード数が増加していくときに維持される。図6はn×nのトー ラスおよびMISNネットワークの種々のルーティング方式の効率と、n×nの MSNにおける最短経路のルーティングとを、ネットワークの寸法(ディメンシ ョン)nの関数として示している。種々の曲線は、A;n×nのトーラスネット ワークにおけるハミルトニアンサイクルのルーティング、B;n×nのトーラス ネットワークにおける有向トレールルーティング、C;n×nのMSNにおける 有向トレールルーティング、D;n×nのMSNにおける推測航法ルーティング 、E;最短経路のルートを準備するルーティングルールを使用するnX×nのM SNのルーティング(Maxemchukの“第1の法則”[5])である。方法Bおよび Cは、ネットワークの大きさが大きくなると測定されるとき、本発明は60%以 上の比較的に高い確率を維持するように実行されることが分かる。この効率は、 トーラスネットワークに応用可能な1次元ルーティング方法であるハミルトニア ンサイクルルーティングよりも著しく高い。上述の導入部に記載したように、本 発明は、例えばパケットスイッチに応用できる。図16はn×nバッファされたパ ケットスイッチを示し、相互接続160は本発明を実現するネットワークである。 別の応用は図17に示し、これは、プロセッサ、メモリ、ファイルメモリ、および I/Oポートが有向トレールルーティングを使用するネットワークの各ノードに 接続されているマルチプロセッサコンピュータを示す。 上述の第1の例はn×nのトーラストポロジイを使用しているが、有向トレー ルのルーティングは、形態の定まっていない広範な範囲の異なるネットワークト ポロジイで使用することができる。次の章では有向トレールルーティングの形式 的な概略的な記述を与え、また、別の代りのネットワークトポロジイの例を記載 する。有向トレールルーティング−概要 ここでは有向トレールルーティング方法の概略的な数学的記述を与える。この 章、または本明細書の別の部分、および請求項に現れる以下の用語は、一般的に グラフ理論(例えば、[8]参照)で使用され、定義されるものであり、通常グ ラフ理論の分野で容認されている意味をもつ。用語とは:グラフ(graph)、ダイ グラフ(digraph)・サブグラフ(subgraph)・強力に連結した(strongly-connected )、有向(directed)、ポイント(points)、弧(arc)、経路(path)、トレール(trail )、スパンする(to span)、インデグリー(indegree)、アウトデグリー(outdegree )、オイラー氏の(eulerian)、ハミルトニアン(hamiltonian)、サイクル(cycle) 、リンクが互に素(link-disjoint)、サイクル分解(cycle-decomposition)、切点 (cutpoint)である。 通信ネットワークは、強力に連結した有向グラフ[8]によって表され、Gで 示され、各点はそれぞれネットワークノードを表し、各弧は1対の個々のノード 間の1方向性リンクを表し、各ノードは独特のアドレスを割当てられる。このよ うな有向グラフでは、トレールはノードおよびリンクの交番シーケンスとして定 められ、始点と終点にノードを配置し、各リンクは直前のノードから直後のノー ドへの有向リンクであり、全てのリンク(ノードは必ずしも全てでなくてもよい )は離散的(distinct)である。G内の各ノードnIに対して、別個のトレールの 組Slを定めて、各トレールは何れもGをスパンしないが、niからG内の別のノ ードへ通じているSiには少なくとも1つのトレールがある。G(ni≠nj)内 のソースniから宛先ノードnjへ情報パケットを送るために、ソースはパケット の宛先アドレスを単に与えるだけで、njを含むSlから選択したトレールT上で パケットを配出する(dispatch)。パケットをそのソースから宛先へ完全に送るた めに、Tを選択するときソースによって単一のルーティング判断を行う。ソース によって必要とされるルーティング情報は、ルックアップ表に記憶することがで きる。パケットそれ自身は、宛先アドレスとは別にルーティング情報を運んでい ないが、ソースと宛先との間の中問ノードはそのパケットに反応してルーティン グ機能を実行しない。ネットワークノードが到来呼に対して実行するように要求 される唯 一の処理動作は簡単である:G内の各ノードnkで全部の各到来呼の宛先アドレ スを調べ;パケットの宛先アドレスがnkのアドレスに対応するとき、そのパケ ットをネットワークから取除くが、さもなければ先へ送る。機構により、パケッ トはソースによって選択されたトレール上をディスパッチされると、パケットの 宛先で取除かれるまでこのトレールに沿って送られることになることが確実にな る。これらの機構の動作において、ノードはパケットが存在またはパケットの内 容とは全体的に全く無関係であることが重要である。 ここで一定のネットワークトボロジイでこのようなルーティング機構を作成す る基礎を記載する。ネットワークを表す有向グラフGがオイラー的である(すな わち、G内の各点において、インデグリーとアウトデグリーは等しい)ことが必 要である。事実、後述のように、最も実際的な通信ネットワークはオイラー的で ある。グラフ理論[9]における周知の定理にしたがって、オイラー氏のグラフ は1組のリンクが互に素の有向サイクルの合併集合である(有向サイクルはノー ドおよびリンクの閉じた交番シーケンスであり、各リンクは直ぐ前のノードから 直ぐ後ろのノードへの有向リンクであり、すべてのリンクおよびノードは別個で ある)。この組はGのリンクが互に素の有向サイクルの分解、すなわちD(G)で ある。ここで別の定理を紹介する: 定理:2以上の弧が互に素の有向サイクルを連結するとき、合併集合は閉じてト レールになる。 証明:2つの弧がが互に素の有向サイクルが連結され共有点xを共有していると すると、その合併集合がxを切点とする閉トレールである(図7に明示したよう に、例えば、2つのサイクルCKLACおよびCDHJCの場合、共通の点Cを もち、その合併集合が閉トレールCKLACDHJCである)とき、この2つの 弧の有向サイクルは接続される。この閉トレールの弧が互に素の有向サイクルと 共有点yをもつ(xおよびyは同じでも異なっていてもよい)とき、合併集合は 、yを切点とする別の閉トレールである。(例えば図7では、閉トレールCKL ACDHJCは共有点DをサイクルDEFBDと共有し、それらの合併集合は閉 トレールCKLACDEFBDHJCである。)外挿によって、連結されたサイ クルの任意の数についての定理が証明される。 したがって、G内の開トレール(例えばG内のniに対して、Siに属するトレ ール)のいずれもが、D(G)から、1サイクル、または幾つかの接続されたサ イクルの合併集合からなる少なくとも1つの閉トレールのサブグラフ(部分グラ フ)である。(例えば、図7ではAからBへの最も短い開トレール、すなわちA CDEFBは、接続されたサイクルCKLAC、CDHJC、およびDEFBD の合併集合である閉トレールCKLACDEFBDHJCのサブグラフである) 。閉トレールの切点は、構成要素のサイクルの各連結点において始まる。種々の 切点における内方向リンクと外方向リンク間の内部連結の再構成により、異なる トレールを選択する。(例えば、図7ではノードCとの内部連結により、内方向 リンクAC,PC、およびJCのそれぞれがリンクCK、CM、およびCDから 選択した1つへ前進する)。パケットの自動トレールルーティングを可能にする ために、G内でのトレール間のスイッチングは正規の予め決められた時刻に行わ れるようにすることができる。選択したトレールTに沿ってパケットを送る一般 的なルーティング機構は、パケットのソースからの最初のディスパッチが切点に おいて予めスケジュールされたスイッチングと同期することを保証することで成 立つ。この予めスケジュールされたスイッチングは、ネットワーク全体で同期し た、時間的に統−のとれた(コヒーレントな)やり方で行われるようにすること ができる。このパケットルーティング方法は、前節および後節で開示した例によ って示してある。 既に記載したように、弧のルーティング機構を動作させるためにネットワーク はオイラー氏のトポグラフィをもたなければならない。これは非常に幅広い範囲 の通信ネットワークに当てはまることが分かっている。多くのネットワークは地 理的に対称的であり(ネットワーク内の各リンクuvに対してリンクvu[10] があるとすると、ダイグラフは対称的である)、したがってオイラー的である。 対称的なネットワークでは、2つの隣接するノードを連結する対称リンクの各対 はサイクルを形成し、上述の定理にしたがって、任意の数のサイクルの合併集合 は、接続されると閉トレールを形成する。正規の対称的なネットワークの例には 、双方向リンクの対をもつn次元のメッシュがある。全てのルータネットワーク および広域遠隔通信ネットワークにおけるリンクは対称的な対で現れ、したがっ てこ れらのネットワークは原則的に有向トレールルーティングを支持するが、通常ネ ットワークトポロジイは著しく不規則であり、したがってルーティング方法が効 率が悪くなる可能性が高い。しかしながら、マルチプロセッサの相互接続におい て最も関心の高いトポロジイの多くは正規のオイラー氏のネットワークであり、 対称的である(例えば、双方向リンクを備えたn次元のメッシュ)か、または向 きを付けられていて(すなわち、対称的な対をもたない有向リンク、例えばk-ary (kは整数)、nキューブ)、したがって有向トレールルーティングによく適して いる。k-ary、nキューブの例にはトーラスネットワークまたはハイパーキュー ブがある。 ルーティング機構は次に種々の例:k-ary、2キューブ(k×のトーラスネット ワーク);逆のk-ary、2キューブ(k×kの逆のトーラスネットワークであり、 マンハッタンストリートネットワークとしても知られている);双方向リンクを もつ正規の2次元のn×nのメッシュ;および2-ary、nキューブ(ハィパーキ ューブ)によって開示される。トーラスおよび逆トーラスネットワークをさらに 詳しく検討する。 有向トレールルーティングは、1次元ルーティングの長所の多くを提供し、一 方でこの方法の制限された効率を克服する。1次元ルーティングは1次元ネット ワーク、例えば、1方向または双方向バスまたはリングにおいて−あるいはハミ ルトニアンサイクルを使用して実行することができる。両方の有向トレールルー ティングおよび1次元ルーティングにおいて、ソースノードはパケットを送る前 にソースから宛先へ全トレールを選択する。中間ノードは、パケットに応答して ルーティング機能を実行する必要はなく、したがってノードの設計は著しく簡単 になる。さらに伝送経路内のコンテンションをなくし;内部ネットワークのバッ ファまたは偏向ルーティング方式(strategy)を使用してコンテンション解決の必 要を取除き、遅延を変化させ、パケットのシーケンスを好ましくないように再構 成をすることがある。パケットヘッダデータの複雑な処理もバッファもルーティ ングノードでは必要ないので、ネットワークは全部の光の構成によく適しており 、したがって送信帯域幅は一層広くなり、遅延は一層短くなる。しかしながら1 次元ルーティングの場合の欠点はソースが、全てのネットワークノードをスパン し ているたかだか2つの使用可能な経路から選択しなければならないことである。 したがってO/(N)(NはG内のノード数)の平均的なソース−宛先距離は比較 的に大きくなる。定常状態での理論上の最大スループットは平均ソース−宛先距 離に逆比例しているので、スループットは比較的小さい。他方で、適切に選択し たネットワークトポロジイにおける有向トレールルーティングの場合、多数の有 効トレールルーティングがソースとつながっており、各トレールはG内のノード のサブセットのみをスパンし、ソースはパケット用の要求される宛先ノードを含 むトレールを選択するように要求される。したがって平均ソース−宛先距離はよ り短くなり、その結果スループットは1次元ルーティングに対して著しく改善さ れる。1次元ルーティングの場合、有向トレールルーティングに基づくネットワ ークは、接続志向および接続のない通信モードの両方を支援することができる。 接続志向モードでは、サービスの品質が帯域幅を保証し、遅延を行うことができ る。さらに、同報通信も簡単になる。マンハッタンストリートネットワーク(MSN) n×nのMSNは1方向リンクをもつ正規のネットワークであり、ノードは2 のインデグリーおよびアウトでグリーをもつ。論理的にリンクは、トーラスの表 面上にグリッドを形成している。MSNは隣接している行と列でのリンクが反対 方向に移動する点でトーラスネットワークとは異なり、MSNは行および列の数 が偶数である場合にのみ定義される。4×4のネットワークの例を図5に示した 。 ーラスネットワークと極めてよく類似しているが;主な相違は別の水平方向また は垂直方向サイクルが反対方向を向いているということである。 (最短経路のルーティングと比較するとき)トーラスネットワークとは異なり、 MSNにおける有向トレールルーティングの相関するルーティング効率は100 %未満である。しかしながら、MSNにおける平均最短経路の距離は、同じ大き さのトーラスネットワークよりも短い(大型ネットワークに対してファクタ2だ け短かくなるように近付いている)。MSNにおけるソース−宛先の対間の最短 有向トレールの距離は、ノードにおける内方向および外方向の相関的な方向に依 存し、公式を表1に記載した。これらの公式を使用して、(最短経路のルーティ ン グに対する)相対的ルーティング効率を計算することができ、この結果を図6に 示した。これらはMSNにおける有向トレールルーティングを示しているが、最 短経路のアルゴリズム(例えば、Maxemchukの‘第1の法則’)または推測航法 方法(the dead-reckoning method)ほど効率は高くないものではあるとしても、 これは依然として適している。とくに、大型MSNにおける有向トレールルーテ ィングに対ずるルーティング効率は約0.65である。表1:n×nのMSNにおけるソース−宛先の対間の最短有向トレール距離。こ れらの一定の方式のみのために、各行および列はシーケンスで0,1,…,n− 1である。偶数の行は“右”へ向かい;奇数の行は‘左’へ向かう;奇数の行は ‘左’へ向かう。偶数の列は‘下’方向に向けられ;奇数の列は‘上’方向へ向 けられる。ソースは行srおよび列scの交差点に配置され、同様に宛先は行d rおよび列dcの相互接続に配置されている。例えば、srが偶数で、scが奇 数であるとき、ソースノードの方向は、‘上方向右’と呼ばれる。 図6ではさらに、同次元のMSNおよびトーラスネットワークにおける有向ト レールルーティングの効率が比較できる。図6に示した全ての曲線は、MSNに おける最短経路ルーティング効率に対する種々のルーティング方式の効率を示し ていることに注意すべきである。(上述の例に既に記載したように)トーラスネッ トワークにおける有向トレールルーティングは100%の精度で最短経路のルー ティングを適切に見付けるが、このルーティングは、MSNにおける有向トレー ルルーティングよりも依然として比較的に効率が低い;これは、MSNの平均最 短経路の距離がトーラスネットワークの平均最短経路の距離よりも著しく(大型 ネットワークに対して2に近付くファクタだけ)短いからである。 MSNで定状態の理論上の最大スループットは、平均最短経路の距離によって 除算されるノード(2)のインデグリーに等しい。有向トレールルーティングで 得られるスループットは、平均移動距離によって除算される2に等しいか、また は別の言い方では、得られるスループットはルーティング効率(大型ネットワー クの場合約65%)によって乗算される理論上の最大スループットに等しい。双方向リンクをもつ2次元メッシュ 図12は、双方向リンクをもつ2次元の3×3のメッシュを示す。これは、各リ ンクごとに、対向方向に対応するリンクがあり、対称の対を形成しているので、 地理的に対称なネットワークの1例である(上述で定義されている)。各ノードは 、クロスまたはバー位置に構成することができるスペーススイッチを含む。図13 は、全てのスイッチがクロス位置にあるときのネットワーク構成を示す。この場 合、ネットワークは1組の閉トレール(T1h、,T1v,など)を含み、各トレー ルは対称の対から形成されるサイクルの合併集合を構成している。図14は、 全てのスイッチがバー位置にあるときの構成を示している。有向トレールルーテ ィングに使用できる1組の閉トレールは、1つの水平方向のトレール(例えば、 T1h)および1つの垂直方向のトレール(例えば、T1v)の合併集合を含む。有 向トレールルーティングは、トーラスネットワークのルーティングに関して記載 したのと同様のタイミング方式を使用して得られる。この場合、双方向リンクを もつn×nのメッシュに対して、フレームは2n−2の時間スロットをもち(例 えば、3×3のネットワークの場合、フレーム長は4時間スロットである)、2 n−1‘クロス’時間スロットおよび1‘バー’時間スロットから構成されてい る。したがってネットワークにおけるソースと宛先との間の有向トレールルーテ ィングが可能になる。ハイパーキューブ 図15は2-ary、4キューブを示し、ハイパーキューブネットワークの例である 。トーラスネットワークおよびマンハッタンストリートネットワークのように、 ハイパーキューブは方向性をもつグラフの例である(対称のリンクの対をもたな いもの)。ノードは全て2接続であり、2×2のクロスバースペーススイッチを 含む。図15はネットワークの有向サイクル分解も示す。このネットワークは4サ イクル:すなわち1,2,3,9,10,15,16,8,1;1,13,16 ,12,10,4,3,5,1;2,7,8,6,15,14,9,11,2; および5,6,4,7,12,11,13,14,5から構成されている。この ネットワークにおける有向トレールルーティングに使用できる1組の閉トレール は、これらの4サイクル中の2サイクルの合併集合から構成される。有向トレー ルルーティングは、トーラスネットワークのルーティングにおいて記載したもの に類似したタイミング方式で得られる。この例では、フレームは4時間スロット 長をもつべきであり、フレームは3‘クロス’時間スロットおよび1‘バー’時 間スロットから構成されている。これにより、ネットワークにおけるソースと宛 先間の有向トレールルーティングが可能になる。例えば、図15において参照符号 1で記載されたノードはパケットのソースであると阪定する。次に、フレームの 第1の時間スロットにおいてソースノード1からリンクに沿ってノード2へ送ら れるパケットは、閉トレール1,2,3,9,11,2,7,8,1に沿って送 ら れることになる。フレームの第1の時間スロットにおいてソースノード1からリ ンクに沿ってノード13へ送られるパケットは、閉トレール1,13,16,12 ,11,13,14,5,1に沿って送られることになる。フレームの第2の時 間スロットにおいてソースノード1からリンクに沿ってノード2へ送られるパケ ットは、閉トレール1,2,3,5,1,13,16,8,1に沿って送られる ことになる。フレームの第2の時間スロットにおいてソースノード1からリンク に沿ってノード13へ送られるパケットは閉トレール1,13,16,8,1,2 ,3,5,1に沿って送られることになる。フレームの第3の時間スロットにお いてソースノード1からリンクに沿ってノード2へ送られるパケットは閉トレー ル1,2,7,8,6,15,16,8,1に沿って送られることになる。フレ ームの第3の時間スロットにおいてソースノード1からリンクに沿ってノード13 へ送られるパケットは、閉トレール1,13,14,5,6,4,3,5,1に 沿って送られることになる。フレームの第4の時間スロットにおいてソースノー ド1からリンクに沿ってノード2へ送られるパケットは、閉トレール1,13, 16,12,10,15,16,8,1に沿って送られることになる。フレーム の第4の時間スロットにおいてソースノード1からリンクに沿ってノード13へ送 られるパケットは、閉トレール1,2,3,9,10,4,3,5,1に沿って 送られることになる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KG,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.多数のノードおよびリンクを含む通信ネットワークにおいてパケットをルー ティングする方法であって、ノードおよびリンクは多数の有向トレールとして構 成され、各有向トレールは多数のノードの幾つかのみをリンクし、かつ組合せと してネットワークの各ノードをスパンし: a)パケットの宛先に依存して多数の有向トレールから、パケットのソース ノードと宛先ノードを含む有向トレール(T)を選択することと; b)ソースノードにおいてパケットを多数の有向トレールから選択した有向 トレール上へ出力することとを含む方法。 2.パケットによってトラバースされる各ノードにおいて、パケット内に保持さ れている宛先アドレスを読取ることを含む請求項1記載の方法。 3.各中間ノードはパケットを前送りし、該パケットは中間ノードで受取られて 、予め決められた方向で、パケットによって保持されている情報から独立して別 のノードへアドレスされる請求項2記載の方法。 4.パケットが、光子ネットワーク上を送られる光パケットである請求項1乃至 3の何れか1項記載の方法。 5.ネットワーク内の各有向トレールが少なくとも1つの閉有向トレールのサブ グラフであり、ネットワークのリンクの結合していない有向サイクル分解から1 つの有向サイクルまたは複数の接続された有向サイクルの合併集合から形成され ている請求項1乃至4の何れか1項記載の方法。 6.有向トレールTを選択する段階が、パケットの最初のディスパッチと中間ノ ードにおける予めスケジュールしたスイッチングとを同期化することを含む請求 項1乃至5の何れか1項記載の方法。 7.ネットワークのリンクの結合していない有向サイクル分解からサイクル間の 接続点においてスイッチングを行う請求項1乃至6の何れか1項記載の方法。 8.ノードがネットワーク全体で予めスケジュールした所定のスイッチング状態 間で同期してスイッチする請求項1乃至7の何れか1項記載の方法。 9.中間ノードの予めスケジュールしたスイッチングのためのタイミングシーケ ンスが、複数の時間スロットに分割されたフレームを含み、ソースノードがタイ ミングフレーム内の複数の時間スロットから選択した時間スロット内でネットワ ーク上にパケットを出力し、トレール内の連続するノード間のリンクが、第1の 時間スロット中に1つのノードから出力するパケットが第2の時間スロット中に 次の連続するノードに到達する長さをもつ請求項8記載の方法。 10.パケットが連続するノード間を移動するときに、リンクが1時間スロット だけ先行または遅延する長さである請求項9記載の方法。 11.通信ネットワークであり: a)多数の有向トレールとして構成される多数のノードおよびリンクであり 、該多数の有向トレールのそれぞれが多数のノードと多数の有向トレールの幾つ かのみをスパンし、ネットワーク内の各ソースノードと各宛先ノードとをリンク する少なくとも1つの有向トレールを含む多数のノードおよびリンクと; b)パケットの宛先に依存して多数の有向トレールから1つの有向トレール Tを、パケットのソースノードおよび宛先ノードを含むように選択する手段と; c)ソースノードにおいてパケットを多数の有向トレールから選択した1つ の有向トレールへ出力する手段とを含む通信ネットワーク。 12.通信ネットワークであり: a)多数の有向トレールとして構成される多数のノードおよびリンクであり 、該多数の有向トレールのそれぞれが多数のノードと多数の有向トレールの幾つ かのみをスパンし、ネットワーク内の各ソースノードと各宛先ノードとをリンク する少なくとも1つの有向トレールを含む多数のノードおよびリンクと; b)パケットの宛先に依存して、多数の有向トレールから、パケットのソー スノードおよび宛先ノードを含む1つの有向トレールTを選択するようにされた ルーティング制御装置と; c)ネットワーク上で送るパケットを受取る入力と; d)パケットを受取る前記入力とルーティング制御装置とに接続され、前記 入力で受取ったパケットを前記多数の有向トレールから選択した1つの有向トレ ールへ出力するようにされた出力とを含む通信ネットワーク。 13.有向トレール内の各ノードが、ネットワークからノード入力で受取られ、 別のノードにアドレスされるパケットを、予め決められた方向に、パケットによ って送られる情報から独立して出力するようにされている請求項11または12記 載のネットワーク。 14.ネットワークが、光パケットを送るようにされた光ネットワークである請 求項11乃至13の何れか1項記載のネットワーク。 15.ネットワーク内の各有向トレールが、少なくとも1つの閉有向トレールの サブグラフであり、ネットワークのリンクの結合していない有向サイクル分解か ら1有向サイクルまたは複数の接続された有向サイクルの合併集合から成る請求 項11乃至14の何れか1項記載のネットワーク。 16.最初のノードが、パケットの最初のディスパッチと中間ノードにおける予 めスケジュールされたスイッチングとを同期するようにされている請求項11乃 至15の何れか1項記載のネットワーク。 17.ネットワークのリンクの結合していない有向サィクル分解からサィクル間 の接続点でスイッチングを行う請求項11乃至16の何れか1項記載のネットワ ーク。 18.ノードが、ネットワーク全体で予めスケジュールされた所定のスイッチン グ状態間で同期してスイッチするようにされている請求項11乃至17の何れか 1項記載のネットワーク。 19.予めスケジュールされた中間ノードのスイッチングのためのタイミングシ ーケンスが、複数の時間スロットに分割されたフレームを含み; ソースノードが、タイミングフレーム内の複数の時間スロットから選択した 時間スロット内でパケットをネットワークへ出力するようにされており; トレール内の連続するノード間の有向リンクが、第1の時間スロット中に1 つのノードから出力するパケットが第2の時間スロット中に次の連続するノード に到達する長さをももつ請求項18記載のネットワーク。 20.光通信ネットワークであり: a)ネットワークを通るパケットのための所望の経路に依存してパケットの 時間スロットを選択する手段と; b)選択手段によって選択される時間スロット中にソースノードからネット ワークへパケットを出力する手段と; c)多数のルーティングノードのルーティング状態を周期的にスイッチする 手段と; d)パケットがノードに到達する時間スロット中に各ノードのルーティング 状態にしたがって、ネットワークノードにおいてパケットを異なる出力にスイッ チングする手段と; e)宛先ノードにおいてパケットを受取る手段とを含む光通信ネットワーク 。 21.a)多数の有向トレールとして構成されている多数のノードおよびリンク であり、該ノードおよびリンクは共同してネットワークの各ノードをスパンし、 ネットワーク内の各ソースノードと各宛先ノードをリンクする少なくとも1つの 有向トレールを含む多数のノードおよびリンクと; b)パケットの宛先に依存して多数の有向トレールから1つの有向トレール Tを、パケットのソースノードおよび宛先ノードを含むように選択する手段と; c)ソースノードにおいてパケットを多数の有向トレールから選択した1つ の有向トレールヘ出力する手段とを含む通信ネットワーク。 22.光通信ネットワークにおいてソースノードから宛先ノードヘ光パケットを ルーティングする方法であり: a)ネットワークを通るパケットへの所望の経路に依存して該パケットの時 間スロットを選択することと; b)段階(a)で選択した時間スロット中にソースノードからネットワーク へパケットを出力することと; c)多数のルーティングノードのルーティング状態を一定の周期で反復的に スイッチングすることと; d)パケットがネットワークをトラバースするとき、異なるノードにおいて 、パケットがノードに到達する時間スロット内の各ノードのルーティング状態に したがってパケットを異なる出力へスイッチングすることと; e)宛先ノードにおいてパケットを受取ることとを含む光通信ネットワーク 。 23.請求項11乃至21の何れか1項記載のネットワークによって相互接続さ れる複数のプロセッサを含むコンピュータシステム。 24.請求項11乃至21の何れか1項記載のネットワークを含む複数のコンピ ュータシステムを相互接続するローカルエリアネットワーク。 25.通信ネットワークで使用するスイッチであり、請求項11乃至21の何れ か1項記載のネットワークを含む内部の相互接続を含むスイッチ。 26.多数のノードおよびリンクを含む通信ネットワークにおいてパケットをル ート設定する方法であり、ノードおよびリンクが多数の有向トレールとして、共 同してネットワークの各ノードをスパンするように構成されており: a)パケットの宛先に依存して多数の有向トレールから、パケットのソース ノードおよび宛先ノードを含む有向トレールTを選択することと; b)ソースノードのパケットを多数の有向トレールから選択した1つの有向 トレールへ出力することとを含む方法。 27.複数のトレール上でパケットのコピーを同時に出力して、パケットを複数 のノードに同報通信することを含む請求項1乃至10の何れか1項または請求項 26記載の方法。
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