JP2000515698A - 短距離無線通信システムおよび使用方法 - Google Patents

短距離無線通信システムおよび使用方法

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Abstract

(57)【要約】 データ、音声、もしくはデータおよび音声トラフィックを同時に運ぶことができる端末無線通信システムが提供される。帯域が複数のチャネルすなわちホップへ分割され、音声情報、データ情報、もしくはデータおよび音声情報の組合せからなるバーストが1ホップ期間中に送信される。システムは好ましくはシンプレクスモードで作動するが、全二重動作も利用できる。本システムはセルラー、TDMAシステムでも作動することができる。マルチタイムスロット法が利用されて1つのタイムスロットがデータを運び別のタイムスロットが音声情報を運ぶことができる。

Description

【発明の詳細な説明】 短距離無線通信システムおよび使用方法 発明の背景 発明の分野 本発明は一般的に無線通信の分野に関し、特に、少なくとも1つの局が少なく とも他の1つの局もしくは他の2つ以上の局と同時に通信することができ、各局 が音声およびデータトラフィックを同時に処理することができる短距離無線通信 システムに関する。 関連技術の歴史 日常的にモバイル操作に従事する軍隊および民間集団(例えば、警官隊)では 隊員と車両との間で激しく無線通信が使用される。そのために典型的に使用され る無線トランシーバは“シンプレクス(simplex)”もしくは“プレストーク(pres s-to-talk)”無線機として知られている。例えば、典型的な移動無線通信動作環 境では、1台の車両内のパーティーが歩行中もしくは他の車両内の2つ以上のパ ーティーと同時に(しかも独立に)通信することが必要となることがある。移動 システムのオペレータは、同時に独立して通信を維持する他の各パーティーに対 して第1の車両内に独立した無線機を設置することにより、それを遂行する。し かしながら、多数の無線機を車両内で操作すると典型的には“同一サイト干渉” として知られる問題が生じ、それは車両内の1台の無線機が1つのメッセージを 送信しており車両内のもう1台の無線機が第2のメッセージを受信している時に 生じる。したがって、送信信号は受信信号を制圧するすなわち受信信号と干渉す ることになる。現在、この同一サイト干渉問題は近接配置無線機による実質的な 干渉を補償できる技術的に複雑で高価な装置を設計することにより解決されてい る。 従来のいくつかの通信システムは送信および受信に時分割多元接続(TDMA )を使用している。TDMAは最初に、1つの宇宙衛星と地理的に離れた多数の 地球端末すなわち地上局との間で音声およびデータ通信リンクをサポートしな ければならない、通信衛星システムで使用するために開発された。従来の衛星通 信システムでは周波数分割多元接続(FDMA)として知られる比較的複雑な通 信技術が使用された。FDMAで遭遇した問題点は地球端末送信機の出力電力を 互いにダイナミックに制御しなければならないことであった。特に、各地球端末 の送信電力を独立に制御して衛星チャネルを通過するエネルギが公平に分割され るよう保証しなければならなかった。しかしながら、開発されている(まだ使用 されている)TDMA送信技術により、任意の時点において1つの地球端末から の信号しか衛星チャネルを通過しないよう保証することにより、このエネルギ分 割問題は解決された。 セルラー無線電話システムは典型的にTDMAを使用して作動される。例えば 、いわゆる“パンヨーロッパセルラーシステム”はTDMAを使用して8台まで の携帯すなわち移動電話機が同じ基地局と同時に通信することができる。これら の電話機は異なる周波数帯域で送信および受信を行う二重トランシーバであり、 両帯域で時分割を使用している。各携帯電話機には受信帯域内の特定のタイムス ロットが割り当てられ、かつ受信帯域からの固定量の時間によりオフセットされ る送信帯域内のタイムスロットも割り当てられる。したがって、タイムスロット を適切に割り当てることにより、システム内で作動する移動電話機は異なる時点 で送信および受信を行って同一サイト干渉問題を最小限に抑えることができる。 TDMAの従来の使用例は英国陸軍の“Ptarmigan”通信システムである。Pta rmiganシステムは基地局およびSCRA(Single Channel Radio Access)として 知られる複数の移動局を含んでいる。Ptarmiganシステムは基地局の送信を時間 多重化する。基地局はいくつかのSCRA局へ情報を同報するが、各SCRA局 は受信信号内の所期の特定情報を選択するように設計されている。しかしながら 、SCRA局は周波数分割を使用して送信を行い、それにより基地局がSCRA 局から受信する信号を時間同期化するという必要条件が回避される。 関連する技術的問題として、データ転送(例えば、データレコードおよびファ イル、データベース、等)および音声情報送信の操作は長い間2つの独立した操 作と見なされてきた。しかしながら、“テレマチクス”および“マルチメディア ”通信等の新しい技術の出現により、電気通信、コンピューティング、データ および音声機能は現在統合されてきている。例えば、データおよび音声トラフィ ックは現在、電話機、無線機、コンピュータ、ネットワークステーション、等の 広範なタイプの“端末”間で転送されている。 有線通信の分野では、データおよび音声トラフィックを同時に伝送する効率的 な方法に対する必要性が認識されている。事実、データ/音声を組合せした通信 プロトコルに対する卓越した標準を作り出すための移しい試みがなされてきてい る。このような1つの試みによりDSVD(Digital Simultaneous Voice Data) システムおよび標準プロトコルが開発された。それにもかかわらず、有線通信分 野において他にも多くの特許、組合せデータ/音声システムが開発され市販され てきている。 同様に、無線通信分野では、組合せデータ/音声通信プロトコルに対する必要 性が認められている。例えば、音声およびコンピュータ処理操作は単一端末内で うまく併合されているが、使用される端末装置は移動機となっている。移動電話 機および無線機、およびポータブルコンピュータ(ラップトップ、ノートブック 、等)により電気通信および情報処理技術は非常にポータブルなものとなり、無 線、組合せデータ/音声通信プロトコルに対する必要性が強調されてきている。 関連する問題点は音声およびデータの伝送機能が異なる、しばしば矛盾する、 技術的および機能的必要条件を有することである。例えば、データ伝送は典型的 にエラーフリーであることが必要である。それにもかかわらず、データの完全性 はそのタイムリーな受信よりも遥かに重要であるため、データ伝送は実質的な可 変時間遅延を許容することができる。したがって、既存のデータプロトコルは再 送方式を利用し、データは受け手にエラーフリー受信されるまで何度も再送され る。 逆に、音声伝送は長い遅延を許容できないが、適量のエラーを許容することが できる(少なくとも、エラーが聞き手に知覚できるようになるまで)。したがっ て、データおよび音声伝送の伝送エラーに対するトレランスが異なるため、これ らのエラーを検出して修正するのに異なる方式を使用しなければならない。 現在、データおよび音声トラフィックを(どのように)結合して、GSM(Eur opean Global System for Mobile Telecommunications)およびD−AMPS (North American Digital Advanced Mobile Phone System)セルラー網等の、広 域移動網を介して同時に伝送できるかを決定するための研究がなされている。こ れらのセルラー網および他の既設のセルラー網はデータリンクもしくは音声リン クのいずれかをサポートすることができるが、両方のリンクを同時にサポートす ることはできない。 また、ローカルエリア移動網がデータおよび音声トラフィックの両方を比較的 短距離にわたって同時に運ぶことができるかを決定する研究も行われてきている が、それらの研究結果は期待されるものではない。例えば、無線ローカルエリア 網(WLAN)は多数のユーザ間で高データレート伝送を行うように最適化され ている。したがって、これらの網は音声伝送も行うようには機能しない。 短距離無線通信用として商業的に魅力のある3つの周波数帯域がISM(Indus trial Scientific Medical)帯域として知られている。米国では、ISM帯域は (連邦通信委員会FCC)により900MHz,2.4GHzおよび5.7GH zに定義され、これらの帯域内で操作するのに免許は不要である。全世界を通じ て、2.4GHz帯域で操作するのに免許は不要である。したがって、これらの 周波数帯域で免許無しに操作できる広範な短距離、無線通信製品を製作すること ができる。 しかしながら、ISM帯域ユーザが従うべきある規則がある。米国ではこれら の規則はFCC規則の15部に記載されており、欧州ではドキュメント番号ET S300328内のETSI(European Telecommunications Standards Institu te)に記載されている。残念ながら、オペレータ免許が不要であるため、ISM 帯域内で信号を放射する多種の装置が作動している。そのため、これらの帯域で は遠隔電話機、ベビーモニター、電子レンジ、等のこのような装置からの信号干 渉に遭遇することがある。実際上、遭遇する特定の干渉量は未知であるが、無線 通信にとっては極端に不利なものとなることがある。したがって、ISM帯域内 でデータおよび音声トラフィックを運ぶことができる無線通信システムを設計す るには、リンクプロトコルを慎重に考慮する必要がある。 発明の要約 免許不要帯域で操作することができてデータ、音声、もしくはデータおよび音 声トラフィックを同時に運ぶことができる無線通信システムが提供される。帯域 は複数のチャネルすなわちホップへ分割され、音声情報、データ情報もしくはデ ータおよび音声情報の組合せにより構成されるフレームが1ホップ期間中に伝送 される。システムは好ましくはシンプレクスモードで作動するが、全二重操作も 利用できる。 本無線通信システムは、例えば、GSMおよびD−AMPSシステム等のセル ラーTDMAシステムでも作動することができる。マルチタイムスロット操作が 利用され、1つのタイムスロットがデータを運びもう1つのタイムスロットが音 声情報を運ぶことができる。 好ましい実施例では、繰返しフレームが複数のタイムスロットへ分割されそれ を送信もしくは受信、および音声もしくはデータ情報の通信に独立して使用する ことができる。送信もしくは受信に選択される周波数は周波数ホッピングアルゴ リズムに従ってタイムスロット毎に選択的かつランダムに変えることができる。 したがって、本無線システムにより干渉や計画的な妨害に対する免疫性が高めら れる。 本発明の1つの特徴として、本システムは4つのタイムスロットを使用して同 時二重音声リンクおよびパケットデータリンクを提供する。デジタル符号化音声 トラフィックが1つのタイムスロット内で伝送され、発信人/受信人および受信 応答情報を含むデータパケットが第2のタイムスロット内で伝送される。デジタ ル符号化音声トラフィックは第3のタイムスロット内で受信され、前に伝送した データパケットの受信応答を含むデータパケットが第4のタイムスロット内で受 信される。例えば、いわゆる“ホワイトボード”通信においてコンピュータモニ ター上に表示されるテキストもしくはイメージ等のデータを同時に交換する2人 の人間の間の電話会話に二重音声トラフィックを使用することができる。送信も しくは受信、および各タイムスロットに対して選択される周波数は同じ周波数で も異なる周波数でもよい。したがって、1台の無線装置を使用していくつかの独 立したシンプレクス無線網において同時に通信を維持することができる。 本発明のもう1つの特徴として、無線システムは選択される各タイムスロット について独立した周波数ホッピングを利用する。したがって、本システムは連続 するフレーム内の対応するタイムスロット間で送信もしくは受信周波数を変える ことができる。また、本システムはタイムスロット期間中に周波数を変えること ができる。したがって、本システムは軍事環境における妨害や傍受を回避したり 、民間通信に対してはいくつかの周波数にわたって伝送品質を平均化して“能力 の劣る”チャネルによる長期通信を回避することができる。 本発明のさらに別の特徴として、伝送の干渉、傍受もしくは妨害を回避するた めに、無線システムは異なる無線網へのタイムスロットの割当てを擬似ランダム に変更する。タイムスロットは排他的すなわち“直交”ベースで異なるネットワ ークへ擬似ランダム(もしくは非ランダム)に割り当てることができる。したが って、無線システムは任意のフレーム内の同じタイムスロットを2つ以上のネッ トへ割り当てることがない。 図面の簡単な説明 下記の詳細説明を添付図と共に読めば、本発明の方法および装置をより完全に 理解することができ、ここに、 図1は本発明の好ましい実施例に従った、無線通信システムのトップレベル電 子回路ブロック図。 図2は図1に示す実施例に従った周波数ホッピングを示す図。 図3は図1に示す実施例に従ったランダム、直交タイムスロットを発生して割 り当てる構造および方法のブロック図。 図4は図1に示す実施例に従ったランダム、直交タイムスロットを発生して割 り当てる第2の構造および方法のブロック図。 図5は図1に示す実施例に従った、周波数およびタイムスロットを選択して割 り当てる構造および方法のブロック図。 図6は本発明の第2の実施例に従った、無線通信システムのトップレベル電子 ブロック図。 図7は図6に示す無線送受信機部の電気略回路ブロック図。 図8は図7に示す送受信機部によりどのように複数の信号を送受信できるかを 示すグラフ。 図9は図6に示す実施例に従った、時分割二重周波数ホッピング方法を示すグ ラフ。 図10は図6に示す実施例に従った、送受信できる情報のタイプを示すグラフ 。 図11は図6に示す実施例に従った、データ伝送および保護方式を示すグラフ 。 図12は図6に示す実施例に従った、エラー修正方法のブロック図。 図面の詳細な説明 本発明の好ましい実施例とその利点は、さまざまな図面の同じおよび対応する 部品には同じ番号が使用されている、図1−図12を見ればよく理解することが できる。 図1は本発明の好ましい実施例を示す無線通信システムのトップレベルブロッ ク図である。図1において、好ましくは、無線システム5は無線受信機部10、 無線送信機部12、および送受信アンテナ(明示せず)を受信機部10もしくは 送信機部12に接続するように機能する送受信スイッチ部13を含んでいる。こ の実施例では、共通部品ユニット14は、例えば、周波数シンセサイザ、電源、 等の受信機部10および送信機部12の両方に共通する部品を含んでいる。 資源割当ておよび処理装置15が受信機部10、送信機部12、送受信スイッ チ部13、および共通部品ユニット14の各々に接続されている。一般的に、あ る制御信号を出力することにより、資源割当ておよび処理装置15は送信機部お よび受信機部のタイミングおよび送信もしくは受信にどの周波数が使用されるか を制御する。無線システム5の通信資源は資源割当ておよび処理装置15により 複数の資源要求ユニット16a-nの中の1つ以上のユニットへ時間単位で(例え ば、個別のタイムスロット)割り当てられる。各資源要求ユニット16a-nはユ ーザが送信しようとするデータもしくは音声トラフィックをバッファーすなわち 一時的に格納し、資源割当ておよび処理装置15が送信部12を利用する適切な コマンドを与える時に、格納されたデータもしくは音声トラフィックを短いバー ストとして解放する。 同様に、各資源要求ユニット16a-nは受信機部10により受信されたトラフ ィックのバーストを受け入れ、受け入れたトラフィックをバッファーし、このよ うな複数のバーストから受信したトラフィックの流れを平滑化し、受信トラフィ ック内のエラーを検出して修正し、受信チャネルの動作特性を受信されるトラフ ィックのタイプと一致させるのに必要な任意適切な信号処理機能を実施すること ができる。 図1に示すように、各資源要求ユニット16a-nは複数のユーザが互いに独立 して通信することができるハンドセットに接続することができる。また、図1に 示すように、ユーザが別のネットワーク内のユーザと通信しなければならない場 合、無線システム5は2つ以上の受信タイムスロットから受信した音声信号を結 合して1人のユーザのハンドセットに接続することができる。さらに、無線シス テム5により任意のユーザ(a−n)が情報を送信して通信することができるネ ットワークを選択することができる。これらの選択は資源割当ておよび処理装置 15により制御される。 例えば、無線システム5はネットワークに2つのタイムスロットを割り当てる ことができる。“a”局は第1のタイムスロットで送信を行い第2のタイムスロ ットで受信することができ、“b”局は第2のタイムスロットで送信を行い第1 のタイムスロットで受信することができる。このようにして、両局が互いに同時 に通信を行って二重すなわち電話型リンクを確立することができる。 図1に示す実施例の異なる特徴として、妨害に対するセキュリティ(例えば、 軍事環境における)を付加することができる。妨害に対する従来の対策は無線機 の送信周波数を頻繁に変えることである。この対策の有効性は無線機が所与の周 波数で送信する時間長によって決まる。例えば、1つの周波数で40ms持続す る無線送信は5msしか持続しない送信に較べて、およそ8倍の確率で走査受信 機により検出され妨害される。本発明の1実施例では、無線システム5は40m s送信“フレーム”を8つの5msタイムスロットへ分割できるが、各5msス ロットに対して同じ周波数を使用する。したがって、後のタイムスロットで生じ る送信は先のタイムスロットで生じる送信よりも検出され妨害される確率が高く なる。このような妨害の影響は、同じネットワークもしくはサービスに必ずしも 常に同じタイムスロットを割り当てるのではなく、タイムスロットをランダムに 変更して所与のネットワークもしくはサービスが最初に送信されたり最後に送信 される(送信周波数を変える)ようにすることにより、より均一に広がることが ある。本発明のこの特徴については後述する。 しかしながら、異なるタイムスロットがこのように異なる妨害の影響を受ける ことは、好ましくは、フレーム内のタイムスロットの送信周波数を変えて克服さ れる。例えば、図1に示す実施例のさらにもう1つの特徴として、無線システム 5は連続するタイムスロット間の期間中に送信周波数を変えるのに使用すること ができる(独立周波数ホッピング)。タイムスロットに対する送信周波数系列を 発生するのにランダム系列発生器が使用される。系列は秘密番号もしくは鍵によ り暗号化して、系列内の次の周波数を予測するのに鍵を必要とするようにするこ とができる。例えば、このようなランダム系列発生器は、マイクロプロセッサも しくはデジタル信号プロセッサの制御下で、ソフトウェアもしくはファームウェ アとして実施することができる。 図1の実施例に従って、独立周波数ホッピングをどのように遂行できるかを図 2に示す。資源割当ておよび処理装置15内に含まれる周波数系列発生器(明示 せず)がタイムスロット周波数のランダムな系列を発生する。この系列によりフ レーム内の一連のタイムスロットに対する送信周波数が決定される。また、周波 数系列発生器は資源割当ておよび処理装置15により選択的に制御されて連続す るフレーム内の対応するタイムスロット間に同じ周波数を維持することができる (ノーホップ)。 例えば、フレーム当たり4タイムスロットを使用する代表的な送受信方式を図 2に示す。例えば、図1の実施例に示す無線システムを使用する場合、各タイム スロットを1つのネットワークもしくはサービスに割り当てることができ、タイ ムスロットのに周波数割当てはランダムにホップされるかあるいは選択的に制御 され、タイムスロットは送信もしくは受信に独立に使用することができる。隣接 タイムスロット間で周波数を切り替える場合には、無線システムにより完全な周 波数遷移をできるようにする十分な“ガードタイム”がスロット間に与えられ、 伝搬遅延等のタイミング不確実性およびハードウェアの固有周波数敏捷性限界が 考慮される。 図1の無線装置を使用して、音声およびパケットデータモードだけでなく、非 周波数ホップとランダム周波数ホップの混合送受信モードで作動する様子を図2 に示す。図2に示す例では、各フレームは4つのタイムスロットにより構成され る。各タイムスロットの持続時間は5msとすることができる。最も左のフレー ムのタイムスロット1において、無線システムは非ホッピングモードでトラフィ ックを受信している。時間的に後の第2のタイムスロットはランダム周波数ホッ ピングモードでトラフィックを送信しており(ネット1)、第3のタイムスロッ トはランダム周波数ホッピングモードでトラフィックを受信しており(ネット2 )、第4のタイムスロットはパケットすなわちバーストデータを受信している。 この例では、タイムスロット1−3は送信もしくは受信のいずれか一方に使用さ れ、パケット(バースト)データに使用されるタイムスロット4は使用するパケ ットプロトコルの必要に応じて異なるフレームにおける送信および受信に交互に 使用される。 図1に示す実施例は妨害に対する付加セキュリティを提供することもできる。 例えば、信号傍受および妨害に対する保護は所与のネットワークが特定の規則正 しい期間だけアクティブであることが判っている場合には、あまり有効ではない 。したがって、パルスジャマー(pulse jammer)を使用してそのエネルギをその瞬 間集中させ、そのネットワーク内の通信を有効に中断させることができる。この 種の妨害に対して使用される対策により同じタイムスロットが必ずしも常に同じ ネットワークに割り当てられないことが保証されるが、異なるネットワークはタ イムスロットをランダムに共有する。しかしながら、同じタイムスロットが無線 装置により一時に2つ以上の目的(送信もしくは受信)で使用されることがない ため、異なるネット間でタイムスロットの使用を調整できることは重要である。 “直交シェアリング”として知られる技術を2つ以上の周波数ホッピング無線 機で使用して複数の周波数を共有することができる。この技術は英国特許第81 18954号(デント(Dent)、1981年6月19日出願)に記載されている。 直交シェアリング技術のバリエーションをランダムホッピングと共にパルスおよ び同種の妨害に対する有効な対策として使用することができる。次に、この技術 について図3に関して説明する。 図3は、図1に示す実施例に従って、ランダム直交タイムスロットを発生して 割り当てるのに使用することができる構造および方法を示すブロック図である。 一般的に、図1および図3に示すシステムは擬似ランダム、直交割当方法を使用 する複数のネット間の時分割を提供する。この方法により無線システムは特定の 周波数およびタイムスロットを送信および受信に同時に割り当てることができる 。 図3にはタイムスロット割当てユニット20が図示されており、それは擬似乱 数(PRN)発生器22を含んでいる。発生器22は0からN−1までの複数の 数を発生するようにプログラムすることができ、Nは特定のネットに対して選択 することができるタイムスロット数である。発生器22の出力は乱数“x”によ り表され、x=0−(N−1)である。しかしながら、特定のネットに対して特 定のタイムスロットを選択しないことが望ましいこともあるため、Nは利用可能 なタイムスロットの総数のサブセットを表すこともできる。乱数の物理的タイム スロットへのマッピングはルックアップテーブル26により遂行される。利用可 能なタイムスロット総数が比較的少なければ、ルックアップテーブル26は特定 の数を特定のタイムスロットと相関させる単純なルックアップテーブルとするこ とができる。しかしながら、利用可能なタイムスロット総数が比較的多ければ( 例えば、数百)、テーブルサイズを縮小する方法を使用することができる(図4 に関して後述する)。 モジュロ−N加算器24が直交オフセットRqを擬似乱数発生器22からの出 力信号へ加える。したがって、モジュロ−Nを擬似乱数へ加算することによりオ フセット擬似乱数x’が得られ、x’=|x+RqNである。擬似乱数へのモジ ュロ−N加算を使用することにより得られる数はやはり0−(N−1)の所望の 範囲となることが保証され、それは選択を許されるタイムスロットのサブセット 内である。異なるネットが同じ擬似乱数発生器22を使用することができ、その ため各ネットについて擬似乱数の値xが同じとされることは注目すべきことであ る。しかしながら、直交オフセットの異なる値Rqを使用することにより、異な るオフセット擬似乱数x’を作り出して、異なるタイムスロットを異なるネット に割り当てて使用することができる。 擬似ランダム、直交数タイムスロット割当て方法が遭遇する可能性がある対策 問題は、一方のネットにより使用されるタイムスロットが定数値により他方のネ ットにより使用されるタイムスロットへ関連づけれることである。例えば、許可 されるタイムスロット数Nが7であり、擬似ランダム発生器が下記の系列を発生 する場合には、 5,1,0,3,6,2,5,4,4,2,0,..., 3の直交値を加算するネットは下記のタイムスロット系列を使用する。 1,4,3,6,2,5,1,0,0,5,3,... しかしながら、4の直交値を加算する別のネットは下記のタイムスロット系列を 使用する。 2,5,4,0,3,6,2,1,1,6,4,... したがって、第2のネットに対するタイムスロット系列(4の直交オフセット) は第1のネットのタイムスロット系列(3の直交オフセット)から比較的容易に 予測することができる。したがって、任意のネットの系列を検出することにより 全てのネットに対する擬似ランダム系列を決定することができる。それでも、そ の問題は解決することができる。 図4は、図1に示す実施例の別の特徴に従って、ランダム、直交タイムスロッ トを発生して割り当てかつ検出および妨害に対して保護するのに使用することが できる構造および方法のブロック図である。図4には擬似ランダム、直交タイム スロット割当ユニット30が図示され、それはPRN発生器32を含んでいる。 好ましくは、発生器32は0−(N−1)間の数を発生するようにプログラムさ れ、Nは数Mのサブセットであり、Mは特定のネットについて選択することがで きるタイムスロットの総数である。発生器32の出力はモジュロ−N加算器34 の入力に接続され、直交オフセットRqが擬似乱数xに加算される。モジュロ− N加算器34の出力(x’=|x+RqN)はダウンカウンタ42の入力に接続 されている。Mビットメモリユニット44の出力はダウンカウンタ42の第2の 入力に接続されている。 Mビットメモリユニット44は割り当てられたタイムスロットが許可されたサ ブセット内にあれば“1”を出力し、そうでなければ“0”を出力する。したが って、Mビットメモリユニット44はN個の“1”とM−N個の“0”を含む。 擬似ランダム、直交数x’は“1”ビットにより示されるNタイムスロットのい ずれを選択して使用できるかを決定するのに使用できる情報を含んでいる。した がって、Mビットメモリ44は、例えば、メモリ位置に右から左、左から右、も しくは他の所定の順序で番号づけする等の所定の方法により順序づけすることが できる。したがって、どの“1”が例えば“第x番目の1”であるかを確認する ために、Mビットメモリのアドレス順をそのように規定することができる。 Mビットメモリ44のアドレス順は、本実施例ではモジュロ−加算器38の動 作により修正される、走査カウンタ40の構成を決定して規定される。モジュロ −加算器38が省かれる場合、前記したセキュリティは不十分ではあるが、装置 はまだ作動する。ダウンカウンタ42は“1”ビット走査される度に減分するよ うに構成される。ダウンカウンタ42は所望数x’にプリセットすることにより 、第x’番目の“1”が走査される時に0へ減分してラッチ46の入力へ適切な 制御信号を出力する。その時、アドレッシングユニット36(後述する)の出力 に与えられるアドレスはラッチ46内へラッチされる。ラッチされたアドレスは 、どの物理的タイムスロットが送信もしくは受信に対して割り当てられているか を無線システム5(図1)に示す。 1つのネットへ割り当てられたタイムスロットが別のネットへ割り当てられた タイムスロットを観察して検出されるのを防止するために、ダウンカウンタ42 がMビットメモリユニット44を走査する順序を変えることにより擬似ランダム 直交数を物理的タイムスロットへマップすることができる。そのために、アドレ ッシングユニット36はカウンタ順序修正サブユニット38およびM分割カウン タサブユニット40を含むことができる。好ましくは、M分割カウンタサブユニ ット40は複数のサブカウンタm1,m2,m3,...,mLへ細分される。各サ ブカウンタの出力、サブデジットm,、はカウンタ順序修正サブユニット38内 の対応するサブデジットモジュロ加算器{m1},{m2},...,{mL}の 入力に接続される。したがって、各サブカウンタデジットm,はモジュロ値mqに より修正することができ、Mビットメモリユニット44およびラッチ46の入力 に接続されたアドレスにオフセットが加算される。デジットm1,m2,..., mLの複数のオフセットがオフセットアドレスy’として集約的に図示されてい る。擬似乱数発生器32およびM分割カウンタサブユニット40はフレーム毎に 新しいオフセットアドレスを発生するようにクロックすることができ、それによ りオフセットアドレスは本質的に擬似乱数発生器の補助出力とされる。したがっ て、割り当てられる物理的タイムスロットの数字の順序はフレーム毎に予測でき ない方法でランダムに変えることができる(擬似乱数発生器鍵が知られていない 限り)。したがって、本発明に従って、1つのネットへ割り当てられる物理的タ イムスロットへの直交オフセットは、別のネットへ割り当てられた物理的タイム スロットに関して一定で検出可能なオフセットではない。 関連する暗号問題として、たとえ物理的タイムスロット数が素数であっても数 Mを因数分解できることを保証するために、Mビットメモリ44のサイズを利用 可能なタイムスロットの物理的数よりも大きくし、付加ビット位置を“0”に設 定することができる。したがって、数Mは2の累乗である数へ拡張することがで き(必要ならば)、カウント順序修正サブユニット38はアドレス制御ビットy へのビットワイズモジュロ−2加算を実施するように構成することができ、PR N発生器32により与えられる値yは、任意の値をとることができかつ2の累乗 ではない数の範囲内に入るよう強制されない擬似ランダム2進ビットの単なる1 ブロックとすることができる。 また、図1に示す実施例に従って、直交もしくは非直交周波数ホッピングおよ び/もしくは時間ホッピング方式の任意の動作上の組合せも実施することができ る。例えば、直交周波数ホッピングを使用する無線システムを実施することがで きる。一般的に、そのタイムスロットを直交的に割り当てる1群のネットはその 送受信周波数の選択において互いに束縛されることはない。しかしながら、他の ネット群が第1の群と同じタイムスロットを使用していることがあり、これらの 群は第1の群による選択に直交するようにそのタイムスロットを選択していない ことがある。その場合、第2のネット群は第1の群により選択された周波数に直 交する動作周波数を選択するのが有利であり、それにより時間および周波数で一 緒に衝突は生じないことが保証される。一般的には、例えば、ネットが比較的高 い送信デューティファクターを有しかつ干渉を回避するために一意的な送信周波 数が必要とされる場合に、直交周波数選択を使用するのが有利である。逆に、ネ ットは非直交周波数選択を使用して比較的低い送信デューティファクターで作動 することができる。低いデューティファクターにより時間と周波数の両方で衝突 の確率は許容できる低い値となるため、利用可能なタイムスロットを乗じた周波 数よりも多数の低デューティファクターネットが作動できるようになる。 したがって、動作上の最大フレキシビリティを得るために、図1に示す実施例 に従った無線システムはその直交もしくは非直交タイムスロットの割当てとは無 関係に直交もしくは非直交送信もしくは受信周波数を選択するように構成するこ とができる。好ましくは、直交オフセットタイムスロットにより作動するネット は同じサイトで同時受信するようにされたネットである。同じネットは異なるサ イトで受信されるものであれば互いに直交オフセットされる周波数で作動するこ とができる。 しかしながら、直交時間ホッピングと周波数ホッピングの動作を組み合わせる には、時間ホッピングおよび周波数ホッピング動作に異なる擬似乱数発生器鍵も しくは副鍵を使用する必要がある。そうであれば、好ましい方法は同じ乱数発生 器を時分割してタイムスロット動作と周波数選択動作との間でそれを再度初期化 する能力を与えることである。 図5は図1に示す実施例に従って構成される周波数およびタイムスロット割当 ユニット50のブロック図である。周波数およびタイムスロット割当ユニット5 0は周波数およびタイムスロットを同時に割り当てることができ、周波数/時間 割当てはインターレースされ比較的複雑な動作を含んでいる。例えば、無線帯域 内のある周波数はTDMAを使用する1つ以上のネット(例えば、ある軍事ネッ ト)で固定周波数として専用されるため、利用できないことがある。そのため、 これらの専用周波数は2次元メモリアレイ52の対応する位置に0を格納するこ とにより閉め出すことができる。 図5に示すように、メモリアレイ52内に格納された(任意の時点で)ビット パターンにより、どのタイムスロットと周波数との結合を装置で使用するために 割り当てたり選択できるかが確認される。2次元メモリアレイ52を使用する利 点はメモリを走査して任意の時点(すなわち、全タイムスロット)でどの周波数 を使用できるか、あるいは逆に所与の周波数でどのタイムスロットを使用できる かを確認できることである。例えば、短距離帯域に割り当てられた任意の周波数 で特定のタイムスロットを使用できるかどうかをユーザが確認したい場合には、 論理“OR”構造を含めて(アレイの右側に付加カラムで示す)全てのロー(列) をアドレスすることができる。関心のあるタイムスロット(“OR”カラムにビ ットパターンがある)を選択すると、アレイ内の対応するローの周波数(例えば 、右から2番目のローの周波数)だけが走査され選択される。 図4について前記した構造と同様に、“OR”された走査されたビット情報を 含む出力信号がダウンカウンタ54の入力に接続される。ダウンカウンタ54は 、例えば、タイムスロット数、周波数の数、もしくは周波数の数を乗じたタイム スロット数を表すことができる初期数から減分するように機能する。ダウンカウ ンタはメモリアレイ出力から“1”が検出される時に減分する。ダウンカウンタ が“0”まで減分すると、ラッチ56へ制御信号が出力される。その時、ラッチ 56は走査カウント順序修正ユニット58の1つ以上の出力から接続されるロー およびカラムアドレスを入力する。ラッチされたローおよびカラムアドレス情報 は使用すべく選択されているタイムスロットおよび周波数ビンの“最終”アドレ スを表す。走査カウンタユニット60は走査カウント順序修正ユニット58へ選 択される可能性があるタイムスロットおよび周波数ビンを表す走査カウントを出 力する(処理装置64の制御下で)。走査カウント順序修正ユニット58はメモ リアレイ52に格納される各タイムスロットおよび周波数について、それぞれ、 カラムアドレスおよびローアドレスを出力する。 選択されたタイムスロットに直交周波数を使用したい場合、PRN発生器62 は選択されたタイムスロットのアドレスについて通知され(ユーザにより)、そ のタイムスロットを使用するために利用可能な周波数範囲内に入る周波数を無線 システム5(図1)から発生できるようにされる。特に、図5において、選択さ れたタイムスロットおよび/もしくは周波数ビンの最終アドレスはラッチ56か ら出力されて処理装置64の入力に接続される。処理装置64は、例えば、PR N発生器62へ数範囲N(例えば、タイムスロット、周波数もしくはその積の利 用可能な数)を与えるデジタル信号処理装置もしくはマイクロプロセッサとする ことができる。発生器62は0−(N−1)の範囲内の擬似乱数“x”を発生し 、Nは処理装置64から入力される。また、ユーザの要求に応答して、処理装置 64はメモリアレイ52へビット情報も出力してアレイ内のメモリ位置の内容を 初期化する。PRN発生器62の出力は、ダウンカウンタ54の入力へその初期 化 数である擬似乱数“x”を接続する。処理装置64の第3の出力は周波数および タイムスロット選択情報を無線システム5に接続し、時間ホッピングおよび周波 数ホッピングを使用してトラフィックを選択的に送信および受信するのに使用す る。 また、選択したい任意のタイムスロットに特定の周波数を利用できるかどうか を確認するために、論理“OR”をメモリ位置の追加ロー(明示せず)として加 えることができる。そのため、無線システム5内の周波数発生器が使用されるタ イムスロットに対して利用できない周波数を選択しようとしたら、選択順を規制 することができる。システムは周波数選択がなされた後、およびその周波数をそ のタイムスロットで利用できることが確認された後で各タイムスロットを選択す ることができる。あるいは、最初にタイムスロット選択を行い、続いてそのタイ ムスロットに利用できる任意の周波数の選択が行われる。 あるいは、全メモリアレイ52をローからカラムへランダム順に走査すること ができる。“1”が走査される時は常に、ダウンカウンタ54は減分される。走 査のランダムさによりダウンカウンタが“0”に達すると、選択されたタイムス ロット/周波数組合せは異なるタイムスロット/周波数直交オフセットを使用す る任意他のネットに関する共同直交選択となる。しかしながら、他のネットの直 交オフセットに関するこの直交性は、それが時間もしくは周波数にしか適用され ない場合には保証されない。いくつかのネット間の相互直交性を保証するために 、それらは全て前記したオプショナルな方法の1つに適合しなければならない。 短距離無線システム内で同時データおよび音声伝送をサポートすることができ る本発明の第2の実施例が提供される。図6は本発明の第2の実施例に従って構 成される無線通信システムのトップレベルブロック図である。図6において、無 線システム200は無線送受信機ユニット210および信号処理装置212を含 んで図示されている。送受信アンテナ214が送受信機ユニット210に接続さ れている。送受信機ユニット210は、好ましくは同軸ケーブルである、導線2 16を介して信号処理装置212に接続されている。処理装置212はベースバ ンド部217、リンクプロトコル部219、入出力(I/O)部218を含んで いる。I/O部218は音声およびデータ導線220を介してオペレータのハン ドセットもしくはヘッドセットに接続することができる。 一般的に、送信に対しては、デジタルデータもしくは音声トラフィックがオペ レータから導線220およびI/O部218を介してリンクプロトコルプロセッ サ部219に接続される。リンクプロトコル部219はデジタルデータもしくは 音声トラフィックを所定のリンクプロトコルに従ったビットストリームへ変換す る。無線送受信機ユニット210の送信部はリンクプロトコル部219から受信 したビットストリームをアンテナ214を介して送信される適切なRFキャリア へ変換する。この実施例では、送信される信号の周波数は好ましくは免許不要帯 域内にある。しかしながら、本発明は任意特定の周波数帯域に限定されるもので はなく、任意の適切な周波数を使用することができる。 受信に関しては、データもしくは音声トラフィックを運ぶ着信RF信号がアン テナ214を介して受信され送受信機ユニット210の受信機部に接続される。 送受信機ユニット210の受信部は着信RF信号をデータおよび/もしくは音声 情報の適切なビットストリームへ変換する。ビットストリームは信号処理装置2 12のベースバンドプロセッサ部217に接続される。ベースバンドプロセッサ 部217はさらにデータおよび/もしくは音声情報を、I/O部および導線22 0を介してオペレータに接続される適切な信号へ変換する。 図7は図6に示す無線送受信機ユニット210の電気回路図である。図7には 受信機部211と送信機部213のある詳細が図示されている。受信機部211 は信号前置増幅器(好ましくは、低ノイズ増幅器すなわちLNA)222を含み 、それはアンテナ214を介して受信したRF信号を増幅する。増幅器222の 出力はミクサ224に接続され、それは受信RF信号をIF信号へダウン変換し てさらに処理する。また、米国特許第5,241,702号に記載されているよ うに、ミクサ224は着信RF信号を直接ベースバンド周波数へ変換することが できる(例えば、ホモダイン受信機を使用すれば)。好ましくは、ミクサ224 は画像除去(IR)ミクサであり、その変換周波数はシンセサイザ232(米国 特許第5,180,993号に記載されたものとすることができる)からの局部 発振器信号により駆動される。ミキサ224からのダウン変換された信号はその 隣接ホップ内のノイズその他の干渉を除去するチャネルフィルタ226へ通され る。 チャネルフィルタ226からの濾波された信号はFM検波器228およびビット 検出器230に接続され、それらはダウン変換された信号からそれぞれ着信音声 情報もしくはデータを抽出する。その結果得られる音声および/もしくはデータ 情報を表すビットストリームはベースバンドプロセッサ部217に接続される。 送信機部213は好ましくは2進FM送信機として作動するように構成される 。例えば、短距離通信システムの比較的低廉な実施例が所望される場合、送信機 部213は2進FSK変調方式を使用して作動するように構成することができる 。この点に関して、送信されるデータもしくは音声情報のビットストリームはリ ンクプロトコルプロセッサ部219から整形フィルタ238へ接続される。整形 フィルタは、送信信号スペクトル内の側波帯のサイズを低減するために、FM変 調器236への入力信号(ビットストリーム)を整形するのに使用することがで きる。この実施例では、整形フィルタ238はFSK信号のガウス整形を引き起 こし、そこから送信されるGFSK信号が生じる。整形フィルタ238からの整 形されたビットストリームはFM変調器236に接続され、それは好ましくはI Q変調器(米国特許[出願番号08/305,702]に記載されているような )IQ変調器である。また、変調器236は、例えば、直接変調VCOである。 変調器236は音声情報もしくはデータを表すビットストリームを変調して中 間周波数GFSK信号を生じる。変調器236からのIF信号は、ミクサ234 において変調信号をシンセサイザ232からの局部発振器信号と混合することに より、適切なキャリア周波数へアップ変換される(例えば、免許不要周波数帯域 内で)。局部発振器信号はアンテナ214から送信されるキャリア信号の周波数 を決定する。混合信号の不要成分は送信機フィルタ(明示せず)もしくは送信機 位相同期ループ(PLL)回路(明示せず)を使用して抑制することができる。 ミクサ234からのアップ変換された信号は直接アンテナ214に接続すること ができ、あるいは最初に電力増幅器(明示せず)に通して送信信号の電力を増大 することができる。 図8は、例えば、免許不要周波数帯域等の関心のある周波数帯域内で送受信機 ユニット210により送信および/もしくは受信される複数の信号を示す。図8 において、周波数帯域は必ずしも連続的ではない複数のチャネル、ビン(bin)も しくはホップ、へ分割されている。図8に示す周波数帯域について、全てのホッ プやチャネルは好ましくは同じ帯域幅を有している。本実施例では、2.4GH zから2.48GHzの範囲内の周波数の免許不要帯域は各々が1MHzの80 ホップへ等分することができる。送受信部213により送信されるデータもしく は音声情報のビットストリームは、バーストビルダーもしくはパケタイザソフト ウェアもしくはハードウェア(明示せず)を使用してデータバーストもしくはパ ケットへパックすることができる。好ましくは、任意の個別バーストもしくはパ ケットを構成するデータもしくは音声情報の全ビットが同じホップ内で送信(も しくは受信)される。例えば、前記した原理に従った周波数ホッピング系列発生 器を使用する等の擬似ランダム方法で選択される異なるホップ周波数を使用して 連続パケットを送信することができる。この実施例では、ホップ周波数はシンセ サイザ232(図7)により与えられ、それは異なるホップ周波数を適切な(例 えば、十分高い)レートで発生することができる。 送信機部213および受信機部211は好ましくは同期化されて、両部が同じ ホップ内で送信および受信を行うようにされる。すなわち、送信機ユニットがホ ップ3内で送信を行う場合には(図8)、同時に受信機ユニットもホップ3内で 受信を行う。周波数分割二重(FDD)技術を使用する本発明の1つの特徴とし て、二重化フィルタと共に異なる送信および受信帯域を使用することにより、た とえ送信および受信が異なるホップ周波数で行われても、データおよび音声情報 のフレームを同時に送信および受信することができる。しかしながら、好ましい 実施例では時分割二重(TDD)技術が使用され、送受信機ユニット210は異 なるタイムスロットを使用して送信および受信を行い、次に同じ周波数帯域内で 送信および受信を行うことができる。 図9は本発明のこの実施例に従って、使用することができるTDD周波数ホッ ピング技術を示すグラフである。無線システムは同じホップ周波数を使用して異 なるタイムスロット内で送信および受信することができ、あるいは送信および受 信間で異なる周波数へホップすることができる。図9において、時間はTX(送 信)およびRX(受信)スロットへ分割されている。このような各スロット中に 、デジタルデータバーストを送信することができる。単なる例として代表的な擬 似 ランダムホッピング系列が図示されているが(例えば、3,6,2,6,1,4 ,3,...)、本発明はそのように限定されるものではない。任意の適切な擬 似ランダムホッピング系列を使用することができる。図9に示すように、ここに 記載するTDD方式により接続される任意の2つの“端末”が使用するスロット タイミングと周波数ホッピング系列の両方について同期化される。しかしながら 、2つの端末の送信および受信のタイミングは180°位相がずれている。すな わち、一方の端末は他方のリンクされた端末が好ましくは受信する間に送信を行 う。 システムの実施を容易にしかつ消費電力を最小限に抑えるために、シンセサイ ザ232(図7)は好ましくは中間ホップレートを使用する。中間ホップレート により周波数の任意の共通ユーザ(co-user)、および使用する周波数(例えば、 免許不要帯域)内で生じることがある任意の干渉/妨害に対する高度の免疫性が 提供される。作動されるリンクがデジタル化されている音声トラフィックを運ぶ 場合には、好ましくはタイムスロット毎にデジタル音声情報の1ブロックが送信 される。この技術により音声伝送の同期、回路交換接続が提供される。共通ユー ザ干渉は擬似ランダムホッピングを使用して低減される。 一方、データトラフィックは利用可能な場合(非同期)しか送信されない。し たがって、データトラフィックの休止中に、データ情報は送信されず発生するタ イムスロットは空のままとされ(不連続送信すなわちDTXといわれる)、ある いは装置へアドレスされた他のトラフィックが存在するかどうかを確認するため の受信用に使用される。したがって、データ伝送はパケット交換動作を表示する 。 図10は本発明の本実施例に従って送受信機ユニット212により送信もしく は受信することができる情報のタイプを示す。図10において、3種のバースト 情報を送信もしくは受信することができ、それはデータバースト、デジタル音声 バースト、もしくは組合せデータ−音声バーストである。このような各バースト がヘッダー部およびペイロード部を含んでいる。同期化のために、プリアンブル をヘッダーに先行させることができる。典型的に、ヘッダーはリンク制御情報を 含みペイロードはデータもしくは音声情報を含んでいる。 本実施例では、データバーストは純粋なデータ接続に使用される。バースト内 のデータは再送方式(例えば、自動再送要求すなわちARQ方式)やフォワード エラー修正(FEC)方式によりエラー保護することができる。したがって、別 の送信(例えば、共通ユーザまたはジャマー)との衝突によりバーストが中断さ れると、別のホップ内で繰り返すことができる(図11に示すように)。 図11は本発明の本実施例に従って使用することができるデータ伝送および保 護方式を示すグラフである。図11には2人のユーザAおよびB間の代表的なデ ータ伝送リンクが図示されている。また、そのリンク上のジャマー“J”(例え ば、干渉する無線信号)も図示されている。説明の目的で、ユーザおよびジャマ ーは異なる時間に異なるホップ内でバーストを送信する。例えば、スロット3で は、ユーザAの第2のバースト送信がジャマーJの送信により中断され、それは 共にホップ1内で生じるためである。したがって、前記したARQ方式を使用し て、バーストA2をタイムスロット5内で(例えば、ホップ5)再送することが できる。 図示するARQ方式を実施するために、ARQ方式に関するリンク情報(例え ば、肯定もしくは否定受信応答)を返送バーストのヘッダー内へ取り込むことが できる(“ピギーバッキング(piggy-backing)”といわれる)。エラー修正のた めに、情報の追加ビット(例えば、パリティビット)を送信バーストのペイロー ドへ加えることができ、したがって追加ビットを検査することによりペイロード の送信エラーを検査することができる。それは巡回冗長検査(CRC)を加える ことにより逐行される。 1つのバースト内で誤ったペイロードが検出される場合には、好ましくは異な るホップを使用する次のバースト内で直接再送することができる。この“番号付 けされない高速ARQ方式”の利点は、“GO-BACK-N ARQ”等のより非効率的な ARQ方式(非改変バーストも再送される)や、より複雑なSELECTIVE ARQ方式に較べて、改変バーストしか再送されないため単純かつ効率的である ことである。この種の番号付けされない高速ARQ方式はバーストが送信されて いるもしくは送信されていない場合に、それぞれ、肯定受信応答(ACK)もし くは否定受信応答(NAK)しか必要としない。ACKもしくはNAK信号が受 信されない場合には、NAK信号が仮定される。リンクプロトコルプロセッサ部 219(図6)で使用できる代表的な番号付けされない高速ARQ方式を図12 に示す。 番号付けされない高速ARQ方式は、再送および返送ACK/NAK情報に関 する迅速な判断を行うために、最低物理レベルでハードウェアで実施する必要が ある。図12はこのようなハードウェア実施例の代表的なブロック図を示す。図 12において、受信バーストもしくはパケットのヘッダーは好ましくは前に送信 されたパケットに関するARQ情報(ACKもしくはNAK信号)を含んでいる 。受信ヘッダーがACK信号を含む場合には、前に送信されたパケットはうまく 受信されているものと推定され、新しいペイロードを送信することができる。N AK信号が受信されると、前のパケットはエラーを付随して送信された(あるい は全く受信されなかった)ものと推定され、オリジナルペイロードを再送しなけ ればならない。図12に示すように、受信パケットのヘッダーはスイッチ“S” の位置を制御するのに使用される。受信パケットのデータペイロードはエラー検 査される。エラーが検出されない場合には、送信されるパケットのヘッダー内へ ACK信号が挿入される。そうでなければ、そのヘッダー内へNAK信号が挿入 される。詳細に調べられるその受信スロット内にパケットが受信されていない場 合には、送信されるパケットのヘッダー内へNAK信号が挿入される。 本実施例では(再度図10参照)、音声バーストは音声情報しか含んでいない 。使用できる音声コーデック(明示せず)は好ましくは比較的少ない時間遅延を 与えエラーに関して非常にロバストである波形コーデックである。音声情報は、 例えば、FEC方式により保護することができる。好ましくは、ARQ保護方式 は使用されない。本実施例では、限定された再送“ウィンドウ2時間中に音声バ ーストが再送される適度のARQ保護方式が使用される。しかしながら、このウ ィンドウ中に音声情報がうまく送信されていない場合には、次の音声バーストを 送信して次の再送ウィンドウ中に再送することができる。 音声情報等の“時間限定”情報のこの処理技術は典型的に音声伝送に可変時間 遅延を導入する。これらの遅延の変動は可能最大遅延(再送ウィンドウの持続時 間により示される)を使用して除去することができる。しかしながら、この技術 により音声接続の総遅延時間が増加することがある。 このような時間遅延を改善するために、中間レート周波数ホッピングと音声符 号化を組み合わせる好ましい方法を使用して、比較的少数のホップ(数TDMA フレーム周期に等しい)がエラーにより中断される場合に知覚できる音声品質は ほとんど影響を受けない通信リンクが提供される。好ましくは、音声バーストは 完全同期音声接続において使用されるか、あるいは同時データ−音声接続におけ る非同期データの休止中に使用される。 再び図10において、本発明の本実施例では、組合せ音声−データバーストも しくはパケットは好ましくは2つのフィールド、音声フィールドおよびデータフ ィールド、を含んでいる。音声フィールドはFEC保護方式を使用して保護する ことができる。データフィールドはFECおよびARQ方式の両方を使用して保 護することができる。好ましくは、パケットのヘッダー内に存在するARQ情報 はパケットのデータフィールドにしか関連しない。同時音声−データ接続では、 音声および組合せ音声−データパケットもしくはバーストの両方を要求に応じて 送信することができる。データトラフィックが一時的に利用できない場合には( 送信されるデータの非同期性により)、より高品質の音声送信を提供する音声バ ーストを使用することができる。音声バースト内の音声ペイロードは、例えば、 FECビットにより、あるいは(固定サイズ)ペイロードを音声およびデータ間 で分割しなければならない組合せ音声−データバーストよりも強力な音声源符号 化を使用することりより、より強力に保護することができる。データを利用でき ない時に音声バーストが適用される自動送信方式を使用して(したがって、デー タ“バースト”性を考慮して)、より高い音声品質が経験される。好ましくは、 送信されるバーストのタイプはヘッダー内に表示され(例えば、音声もしくはデ ータ)、受信装置は受信情報をどこでどのようにルーティングするかを判断する ことができる。 また、送信できる音声情報もデータ情報も無いのにある形式の受信応答を必要 とするバーストが受信される場合には、ヘッダーしか含んでいない縮小サイズバ ーストを返送することができる。ARQ情報を含む他に、このヘッダーは例えば 送り手および受け手端末装置のアドレス等のあるリンク関連情報も含むことがで きる。音声バーストが返送される場合、それらは受信バースト内のデータの状態 を記述するARQ情報をヘッダー内に含むことができる。したがって、音声およ び組合せ音声−データバーストもしくはパケットの両方を、データ転送に使用す るARQ方式に影響を及ぼすことなく(どの方向で転送が行われても)混合して 送信することができる。 本発明の方法および装置の好ましい実施例を添付図に例示し詳細な説明におい て説明してきたが、本発明は開示した実施例に限定されるものではなく、請求の 範囲に記載され明示された発明の精神を逸脱することなく、さまざまな再構成、 修正および置換が可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年6月30日(1998.6.30) 【補正内容】 無線ローカルエリア網(WLAN)は多数のユーザ間で高データレート伝送を行 うように最適化されている。したがって、これらの網は音声伝送も行うようには 機能しない。 短距離無線通信用として商業的に魅力のある3つの周波数帯域がISM(Indus trial Scientific Medical)帯域として知られている。米国では、ISM帯域は (連邦通信委員会FCC)により900MHz,2.4GHzおよび5.7GH zに定義され、これらの帯域内で操作するのに免許は不要である。全世界を通じ て、2.4GHz帯域で操作するのに免許は不要である。したがって、これらの 周波数帯域で免許無しに操作できる広範な短距離、無線通信製品を製作すること ができる。 しかしながら、ISM帯域ユーザが従うべきある規則がある。米国ではこれら の規則はFCC規則の15部に記載されており、欧州ではドキュメント番号ET S300328内のETSI(European Telecommunications Standards Institu te)に記載されている。残念ながら、オペレータ免許が不要であるため、ISM 帯域内で信号を放射する多種の装置が作動している。そのため、これらの帯域で は遠隔電話機、ベビーモニター、電子レンジ、等のこのような装置からの信号干 渉に遭遇することがある。実際上、遭遇する特定の干渉量は未知であるが、無線 通信にとっては極端に不利なものとなることがある。したがって、ISM帯域内 でデータおよび音声トラフィックを運ぶことができる無線通信システムを設計す るには、リンクプロトコルを慎重に考慮する必要がある。 周波数ホップTDMAセルラーシステムにおいてタイムスロットを音声ユーザ もしくはデータユーザへ割り当てる方法がUS−A−5521925に開示され ている。この割当方法では、音声ユーザおよびデータユーザは各制御チャネル上 でサービス要求を行う。チャネルトラフィックがデータユーザよりも優先して音 声ユーザへ割り当てられる。音声ユーザや現在のデータ伝送に既に割り当てられ ていなければ、利用可能なチャネルがデータユーザへ与えられる。 US−A−5506848は基地局が第1組のユーザへ音声を送信し第2組の ユーザへデータパケットを送信するためのタイムスロットをダイナミックに割り 当てる方法に関連している。 EP−A−0595637は受信データパケット(デジタル音声もしくはデジ タルデータとすることができる)のエラーチェックを実施する受信機を含むデジ タル移動無線システムを開示している。受信機がエラーを検出すると、送信機へ 再送要求が返送される。 発明の要約 免許不要帯域で操作することができてデータ、音声、もしくはデータおよび音 声トラフィックを同時に運ぶことができる無線通信システムが提供される。帯域 は複数のチャネルすなわちホップへ分割され、音声情報、データ情報もしくはデ ータおよび音声情報の組合せにより構成されるフレームが 本発明のもう1つの特徴として、無線システムは選択される各タイムスロット について独立した周波数ホッピングを利用する。したがって、本システムは連続 するフレーム内の対応するタイムスロット間で送信もしくは受信周波数を変える ことができる。また、本システムはタイムスロット期間中に周波数を変えること ができる。したがって、本システムは軍事環境における妨害や傍受を回避したり 、民間通信に対してはいくつかの周波数にわたって伝送品質を平均化して“能力 の劣る”チャネルによる長期通信を回避することができる。 本発明のさらに別の特徴として、伝送の干渉、傍受もしくは妨害を回避するた めに、無線システムは異なる無線網へのタイムスロットの割当てを擬似ランダム に変更する。タイムスロットは排他的すなわち“直交”ベースで異なるネットワ ークへ擬似ランダム(もしくは非ランダム)に割り当てることができる。したが って、無線システムは任意のフレーム内の同じタイムスロットを2つ以上のネッ トへ割り当てることがない。 図面の簡単な説明 下記の詳細説明を添付図と共に読めば、本発明の方法および装置をより完全に 理解することができ、ここに、 図1は本発明の好ましい実施例に従った、無線通信システムのトップレベル電 子回路ブロック図。 図2は図1に示す実施例に従った周波数ホッピングを示す図。 図3は図1に示す実施例に従ったランダム、直交タイムスロットを発生して割 り当てる構造および方法のブロック図。 図4は図1に示す実施例に従ったランダム、直交タイムスロットを発生して割 り当てる第2の構造および方法のブロック図。 異なるネット間でタイムスロットの使用を調整できることは重要である。 “直交シェアリング”として知られる技術を2つ以上の周波数ホッピング無線 機で使用して複数の周波数を共有することができる。この技術は1983年1月 19日に発行されたGB2101847に記載されている。直交シェアリング技 術のバリエーションをランダムホッピングと共にパルスおよび同種の妨害に対す る有効な対策として使用することができる。次に、この技術について図3に関し て説明する。 図3は、図1に示す実施例に従って、ランダム直交タイムスロットを発生して 割り当てるのに使用することができる構造および方法を示すブロック図である。 一般的に、図1および図3に示すシステムは擬似ランダム、直交割当方法を使用 する複数のネット間の時分割を提供する。この方法により無線システムは特定の 周波数およびタイムスロットを送信および受信に同時に割り当てることができる 。 図3にはタイムスロット割当てユニット20が図示されており、それは擬似乱 数(PRN)発生器22を含んでいる。発生器22は0からN−1までの複数の 数を発生するようにプログラムすることができ、Nは特定のネットに対して選択 することができるタイムスロット数である。発生器22の出力は乱数“x”によ り表され、x=0−(N−1)である。しかしながら、特定のネットに対して特 定のタイムスロットを選択しないことが望ましいこともあるため、Nは利用可能 なタイムスロットの総数のサブセットを表すこともできる。乱数の物理的タイム スロットへのマッピングはルックアップテーブル26により遂行される。利用可 能なタイムスロット総数が比較的少なければ、ルックアップテーブル26は特定 の数を特定のタイムスロットと相関させる単純なルックアップテーブルとするこ とができる。しかしながら、利用可能なタイムスロット総数が比較的多ければ( 例えば、数百)、テーブルサイズを縮小する方法を使用することができる(図4 に関して後述する)。 それは異なるホップ周波数を適切な(例えば、十分高い)レートで発生すること ができる。 送信機部213および受信機部211は好ましくは同期化されて、両部が同じ ホップ内で送信および受信を行うようにされる。すなわち、送信機ユニットがホ ップ3内で送信を行う場合には(図8)、同時に受信機ユニットもホップ3内で 受信を行う。周波数分割二重(FDD)技術を使用する本発明の1つの特徴とし て、二重化フィルタと共に異なる送信および受信帯域を使用することにより、た とえ送信および受信が異なるホップ周波数で行われても、データおよび音声情報 のフレームを同時に送信および受信することができる。しかしながら、好ましい 実施例では時分割二重(TDD)技術が使用され、送受信機ユニット210は異 なるタイムスロットを使用して送信および受信を行い、次に同じ周波数帯域内で 送信および受信を行うことができる。 図9は本発明のこの実施例に従って、使用することができるTDD周波数ホッ ピング技術を示すグラフである。無線システムは同じホップ周波数を使用して異 なるタイムスロット内で送信および受信することができ、あるいは送信および受 信間で異なる周波数へホップすることができる。図9において、時間はTX(送 信)およびRX(受信)スロットへ分割されている。このような各スロット中に 、デジタルデータバーストを送信することができる。単なる例として代表的な擬 似ランダムホッピング系列が図示されているが(例えば、3,6,2,6,1, 4,3,...)、本発明はそのように限定されるものではない。任意の適切な 擬似ランダムホッピング系列を使用することができる。図9に示すように、ここ に記載するTDD方式により接続される任意の2つの“端末”が使用するスロッ トタイミングと周波数ホッピング系列の両方について同期化される。しかしなが ら、2つの端末の送信および受信のタイミングは180°位相がずれている。 より高品質の音声送信を提供する音声バーストを使用することができる。音声バ ースト内の音声ペイロードは、例えば、FECビットにより、あるいは(固定サ イズ)ペイロードを音声およびデータ間で分割しなければならない組合せ音声− データバーストよりも強力な音声源符号化を使用することにより、より強力に保 護することができる。データを利用できない時に音声バーストが適用される自動 送信方式を使用して(したがって、データ“バースト”性を考慮して)、より高 い音声品質が経験される。好ましくは、送信されるバーストのタイプはヘッダー 内に表示され(例えば、音声もしくはデータ)、受信装置は受信情報をどこでど のようにルーティングするかを判断することができる。 また、送信できる音声情報もデータ情報も無いのにある形式の受信応答を必要 とするバーストが受信される場合には、ヘッダーしか含んでいない縮小サイズバ ーストを返送することができる。ARQ情報を含む他に、このヘッダーは例えば 送り手および受け手端末装置のアドレス等のあるリンク関連情報も含むことがで きる。音声バーストが返送される場合、それらは受信バースト内のデータの状態 を記述するARQ情報をヘッダー内に含むことができる。したがって、音声およ び組合せ音声−データバーストもしくはパケットの両方を、データ転送に使用す るARQ方式に影響を及ぼすことなく(どの方向で転送が行われても)混合して 送信することができる。 本発明の方法および装置の好ましい実施例を添付図に例示し詳細な説明におい て説明してきたが、本発明は開示した実施例に限定されるものではなく、さまざ まな再構成、修正および置換が可能である。 請求の範囲 1. 短距離無線通信システム内の第1の端末(5,200)と第2の端末( 5,200)間の通信方法であって、所定の持続時間の繰返しフレームを定義し 、フレームを複数のタイムスロット(1,2,3,4)へ分割し、前記各タイム スロット内で第1の端末から第2の端末へ各量の情報を送信する(12,213 )ステップを含み、 前記タイムスロットの中の第1のタイムスロット内で第1の端末から直接第2 の端末へ第1の量のデータを送信し、第2の端末は第1の端末から直接第1の量 のデータを受信し、 第1の端末を操作する音声送出パーティー(16a)により第1の端末で与え られる音声刺激に応答して第1の端末において発生される第1の量の音声情報を 、前記タイムスロットの中の第2のタイムスロット内で、第1の端末から直接第 2の端末へ送信することを含めて、第1および第2の端末間の直接データ通信と 同時に第1および第2の端末間で直接音声を通信し、第2の端末は第1の端末か ら直接第1の量の音声情報を受信して(10,211)第2の端末を操作する音 声受信パーティー(16a)が聞き取る音声刺激をそこから再生する、 ことを特徴とする通信方法。 2. 請求項1記載の方法であって、さらに、 前記複数のタイムスロットの中の第3のタイムスロット内で第2の端末から第 1の端末へ第2の量の音声情報を送信するステップ、を含む方法。 3. 請求項1記載の方法であって、さらに、 前記複数のタイムスロットの中の第3のタイムスロット内で第2の端末から第 1の端末へ第2の量のデータを送信するステップ、を含む方法。 4. 請求項1記載の方法であって、前記第2のタイムスロットは前記第2の 端末に対する受信タイムスロットを含む方法。 5. 請求項1記載の方法であって、前記第1の量の音声情報はデジタル符号 化音声情報を含む方法。 6. 請求項1記載の方法であって、前記第1の量のデータはデータのパケッ トを含む方法。 7. 請求項3記載の方法であって、さらに、 前記第2の端末から前記第1の端末への送信データをパケットへ組み立てるス テップであって、前記パケットは前記第2の端末に前に受信されたパケットを示 すパケット番号および受信応答符号を含むステップと、 前記第1の端末により受信される前記パケットを前記第3のタイムスロットを 使用して送信するステップと、を含む方法。 8. 請求項7記載の方法であって、前記第3のタイムスロットは前記第1の 端末に対する受信タイムスロットを含む方法。 9. 請求項1記載の方法であって、前記第1の量のデータはさらに組合せ音 声情報およびデータを含む方法。 10. 請求項3記載の方法であって、前記第2の量のデータはさらに組合せ 音声情報およびデータを含む方法。 11. 請求項9記載の方法であって、前記組合せ音声情報およびデータはデ ータを利用できない場合に音声情報を含む方法。 12. 請求項10記載の方法であって、前記組合せ音声情報およびデータは データを利用できない場合に音声情報を含む方法。 13. 請求項1記載の方法であって、前記第1の量の前記音声情報および前 記第1の量の前記データの少なくとも一方の誤りのあるペイロードを第2の端末 において検出した時に、前記第1の複数のタイムスロットの中の第3のタイムス ロット内で第2の端末から第1の端末へエラー表示および前記ペイロードを送信 するステップ、および、 第2の複数のタイムスロットの中のタイムスロット内で前記第1の量の前記音 声情報および前記第1の量の前記データの少なくとも一方を再送するステップと 、 を含む方法。 14. 短距離無線通信システム内の第1の端末(5,200)が複数の他の 端末(5,200)と通信できるようにする方法であって、所定の持続時間の繰 返しフレームを定義し、フレームを複数のタイムスロット(1,2,3,4)へ 分割し、第1の端末が他の少なくとも1つの端末へ情報を送信する(12,21 3)ための第1のタイムスロットを選択し、第1の端末が他の1つの端末から情 報を受信する(10,211)ための第2のタイムスロットを選択し、第2のタ イムスロットを第1のタイムスロットから独立して選択し、第1のタイムスロッ ト内で送信する第1の周波数を選択し(64,232)、第2のタイムスロット 内で受信する第2の周波数を選択し(64,232)、第2の周波数を第1の周 波数から独立して選択することを含み、 第1の端末が他の1つの端末へ直接情報を送信するための第1のタイムスロッ トを選択し(26,46)、他の1つの端末を操作する音声送出パーティー(1 6a)により他の1つの端末において与えられる音声刺激に応答して他の1つの 端末に生じる音声情報を第1の端末が他の1つの端末から直接受信するための第 2のタイムスロットを選択し(26,46)、音声刺激は第1の端末により音声 情報から再生され第1の端末を操作する音声送出グループにより聞き取られる、 ことを特徴とする方法。 15. 請求項14記載の方法であって、前記第2の周波数は前記第1の周波 数を含む方法。 16. 請求項14記載の方法であって、無線通信システムはシンプレクス無 線システムを含む方法。 17. 請求項14記載の方法であって、前記タイムスロットは擬似ランダム に選択される方法。 18. 請求項14記載の方法であって、第1のタイムスロットを選択するス テップは、さらに、 第1の端末に対してNタイムスロットを選択して複数の他の端末の中のN端末 へ音声もしくはデータ情報を送信するステップを含む方法。 19. 請求項14記載の方法であって、第2のタイムスロットを選択するス テップは、さらに、 第1の端末に対してNタイムスロットを選択して複数の他の端末の中のN端末 から音声もしくはデータ情報を受信するステップを含む方法。 20. 請求項14記載の方法であって、前記第1および第2の周波数は擬似 ランダムに選択される方法。 21. 請求項20記載の方法であって、前記第1および第2の周波数は音声 もしくはデータ情報の傍受や妨害を妨げる暗号鍵を含む擬似乱数発生器を使用し て選択される方法。 22. 請求項14記載の方法であって、前記第2のタイムスロットは前記第 1のタイムスロットに直交して選択される方法。 23. 短距離無線通信システムにおいて他の端末(5,200)と通信する 端末(5,200)であって、所定の持続時間の繰返しフレームを定義してフレ ームを複数のタイムスロット(1,2,3,4)へ分割するように作動する資源 割当部(15)と、前記タイムスロットの中の第1のタイムスロット内で第1の 量の情報を送信するように作動する送信部(12,213)と、前記タイムスロ ットの中の第2のタイムスロット内で第2の量の情報を受信するように作動する 受信部(10,211)とを含み、 前記送信部は前記第1のタイムスロット内で他の1つの端末へ直接第1の量の データを送信するように作動することができ、 前記端末はさらに他の端末と音声情報およびデータの両方を同時に通信するの に使用され、前記受信部は他の1つの端末を操作する音声送出パーティー(16 a)により他の1つの端末において与えられる音声刺激に応答して他の1つの端 末に生じる第1の量の音声情報を前記第2のタイムスロット内で他の1つの端末 から直接受信するように作動することができ、前記受信部はさらに第1の量の音 声情報から端末を操作する音声受信パーティー(16a)により聞き取られる音 声刺激を再生するように作動することができる、ことを特徴とする端末。 24. 請求項23記載の端末であって、前記資源割当部は前記送信部が音声 およびデータ情報の少なくとも一方を送信することができる第1のタイムスロッ ト、および前記受信部が音声およびデータ情報の少なくとも一方を受信すること ができる第2のタイムスロットを選択するように作動することができ、前記第2 のタイムスロットは前記第1のタイムスロットから独立して選択される端末。 25. 請求項24記載の端末であって、前記資源割当部は前記第1および第 2のタイムスロットをランダムに選択するように作動することができる擬似乱数 発生器を含む端末。 26. 請求項24記載の端末であって、前記資源割当部は、さらに、 擬似乱数発生器と、 直交オフセット発生器と、 前記擬似乱数発生器の出力および前記直交オフセット発生器の出力に接続され たミクサと、 前記ミクサの出力に接続されたメモリ部であって、前記ミクサからの出力信号 を前記一方のタイムスロットを含むメモリ位置へマップするように作動すること ができるメモリ部と、 を含む端末。 27. 請求項26記載の端末であって、前記出力信号は直交オフセット乱数 である端末。 28. 請求項26記載の端末であつて、前記メモリ部は、さらに2次元アレ イを含み、前記メモリ部は前記ミクサからの出力信号を2つのメモリ位置の少な くとも一方へマップするように作動することができ、前記第1の位置は周波数を 含み前記第2の位置はタイムスロットを含む端末。 29. 請求項27記載の端末であって、前記メモリ内の複数のローが複数の タイムスロットを含み、前記メモリ内の複数のカラムが複数の周波数を含む端末 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 短距離無線通信システム内の第1の端末と第2の端末間で音声情報およ びデータを同時に通信する方法であって、 所定の持続時間を複数のタイムスロットへ分割するステップと、 前記複数のタイムスロットの中の第1のタイムスロット内で第1の端末から第 2の端末へ第1の量の音声情報を送信するステップと、 前記複数のタイムスロットの中の第2のタイムスロット内で第1の端末から第 2の端末へ第1の量のデータを送信するステップと、を含む方法。 2. 請求項1記載の方法であって、さらに、 前記複数のタイムスロットの中の第3のタイムスロット内で第2の端末から第 1の端末へ第2の量の音声情報を送信するステップ、を含む方法。 3. 請求項1記載の方法であって、さらに、 前記複数のタイムスロットの中の第4のタイムスロット内で第2の端末から第 1の端末へ第2の量のデータを送信するステップ、を含む方法。 4. 請求項1記載の方法であって、前記第2のタイムスロットは前記第1の 端末に対する受信タイムスロットを含む方法。 5. 請求項1記載の方法であつて、前記第1の量の音声情報はデジタル符号 化音声情報を含む方法。 6. 請求項1記載の方法であって、前記第1の量のデータはデータのパケッ トを含む方法。 7. 請求項3記載の方法であって、さらに、 前記第2の端末から前記第1の端末への送信データをパケットへ組み立てるス テップであって、前記パケットは前記第2の端末に前に受信されたパケットを示 すパケット番号および受信応答符号を含むステップと、 前記第1の端末により受信される前記パケットを前記第4のタイムスロットを 使用して送信するステップと、を含む方法。 8. 請求項7記載の方法であって、前記第4のタイムスロットは前記第1の 端末に対する受信タイムスロットを含む方法。 9. 請求項1記載の方法であって、前記第1の量のデータはさらに組合せ音 声情報およびデータを含む方法。 10. 請求項3記載の方法であって、前記第2の量のデータはさらに組合せ 音声情報およびデータを含む方法。 11. 請求項9記載の方法であって、前記組合せ音声情報およびデータはデ ータを利用できない場合に音声情報を含む方法。 12. 請求項10記載の方法であって、前記組合せ音声情報およびデータは データを利用できない場合に音声情報を含む方法。 13. 短距離無線通信システム内の第1の端末と第2の端末間で誤りのある 音声情報およびデータ再送する方法であって、 所定の持続時間を第1の複数のタイムスロットへ分割するステップと、 前記第1の複数のタイムスロットの中の第1のタイムスロット内で第1の端末 から第2の端末へ第1の量の前記音声情報を送信するステップと、 前記第1の複数のタイムスロットの中の第2のタイムスロット内で第1の端末 から第2の端末へ第1の量の前記データを送信するステップと、 前記第1の量の前記音声情報および前記第1の量の前記データの少なくとも一 方の誤りのあるペイロードを第2の端末で検出したら、前記第1の複数のタイム スロットの中の第3のタイムスロット内で第2の端末から第1の端末へエラー表 示および前記ペイロードを送信するステップと、 第2の複数のタイムスロットの中のタイムスロット内で前記第1の量の前記音 声情報および前記第1の量の前記データの少なくとも一方を再送するステップと 、 を含む方法。 14. 短距離無線通信システム内の第1の端末が複数の他の端末と同時に通 信できるようにする方法であって、 所定の持続時間を所定の複数のタイムスロットへ分割するステップと、 第1の端末のために前記複数のタイムスロットの中から第1のタイムスロット を選択して複数の他の端末の中の少なくとも1つの端末へ音声およびデータ情報 の少なくとも一方を送信するステップと、 第1の端末のために前記複数のタイムスロットの中から第2のタイムスロット を選択して複数の他の端末の中の少なくとも1つの端末から音声およびデータ情 報の少なくとも一方を受信するステップであって、前記第2のタイムスロットは 前記第1のタイムスロットとは独立して選択されるステップと、 前記第1のタイムスロット内で送信する第1の周波数を選択するステップと、 前記第2のタイムスロット内で受信する第2の周波数を選択するステップであ って、前記第2の周波数は前記第1の周波数とは独立して選択されるステップと 、 を含む方法。 15. 請求項14記載の方法であって、前記第2の周波数は前記第1の周波 数を含む方法。 16. 請求項14記載の方法であって、無線通信システムはシンプレクス無 線システムを含む方法。 17. 請求項14記載の方法であって、前記タイムスロットはランダムに選 択される方法。 18. 請求項14記載の方法であって、第1のタイムスロットを選択するス テップは、さらに、 第1の端末に対してNタイムスロットを選択して複数の他の端末の中のN端末 へ音声もしくはデータ情報を送信するステップを含む方法。 19. 請求項14記載の方法であって、第2のタイムスロットを選択するス テップは、さらに、 第1の端末に対してNタイムスロットを選択して複数の他の端末の中のN端末 から音声もしくはデータ情報を受信するステップを含む方法。 20. 請求項14記載の方法であって、前記第1および第2の周波数はラン ダムに選択される方法。 21. 請求項20記載の方法であって、前記第1および第2の周波数は音声 もしくはデータ情報の傍受や妨害を妨げる暗号鍵を含む擬似乱数発生器を使用し て選択される方法。 22. 請求項14記載の方法であって、前記第2のタイムスロットは前記第 1のタイムスロットに直交して選択される方法。 23. 短距離無線通信システムであって、 送信機部と、 受信機部と、 前記送信機部および受信機部に接続された資源割当部であって、前記資源割当 部は前記送信機部が音声およびデータ情報の少なくとも一方を送信することがで きる第1の時間間隔、および前記受信機部が音声およびデータ情報の少なくとも 一方を受信することができる第2の時間間隔を選択するように作動することがで き、前記第2の時間間隔は前記第1の時間間隔とは独立して選択される資源割当 部と、 を含む短距離無線通信システム。 24. 請求項23記載の短距離無線通信システムであって、前記資源割当部 は前記第1および第2の時間間隔をランダムに選択するように作動することがで きる乱数発生器を含む短距離無線通信システム。 25. 請求項23記載の短距離無線通信システムであって、前記資源割当部 は、さらに、 擬似乱数発生器と、 直交オフセット発生器と、 前記擬似乱数発生器の出力および前記直交オフセット発生器の出力に接続され たミクサと、 前記ミクサの出力に接続されたメモリ部であって、前記ミクサからの出力信号 を前記一方の時間間隔を含むメモリ位置へマップするように作動することができ るメモリ部と、 を含む短距離無線通信システム。 26. 請求項25記載の短距離無線通信システムであって、前記出力信号は 直交オフセット乱数である短距離無線通信システム。 27. 請求項25記載の短距離無線通信システムであって、前記メモリ部は 、さらに2次元アレイを含み、前記メモリ部は前記ミクサからの出力信号を2つ のメモリ位置の少なくとも一方へマップするように作動することができ、前記第 1の位置は周波数を含み前記第2の位置は時間間隔を含む、短距離無線通信シス テム。 28. 請求項26記載の短距離無線通信システムであって、前記メモリ内の 複数のローが複数の時間間隔を含み、前記メモリ内の複数のカラムが複数の周波 数を含む、短距離無線通信システム。 29. 短距離無線通信システム内の端末間で音声情報およびデータを同時に 通信する装置であって、 所定の持続時間を複数のタイムスロットへ分割するように作動することができ るプロセッサと、 前記複数のタイムスロットの中の第1のタイムスロット内で前記音声情報およ び前記データの少なくとも一方の第1の量を送信するように作動することができ る無線送信部と、 前記複数のタイムスロットの中の第2のタイムスロット内で前記音声情報およ び前記データの少なくとも一方の第2の量を受信するように作動することができ る無線受信部と、 を含む装置。
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