JP2000514382A - ドーマント・アクチュエータ故障を検出する方法および装置 - Google Patents

ドーマント・アクチュエータ故障を検出する方法および装置

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JP2000514382A JP10504165A JP50416598A JP2000514382A JP 2000514382 A JP2000514382 A JP 2000514382A JP 10504165 A JP10504165 A JP 10504165A JP 50416598 A JP50416598 A JP 50416598A JP 2000514382 A JP2000514382 A JP 2000514382A
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Abstract

(57)【要約】 本発明の作動システムは、絶対走行誤りとは異なり、比較的短いストロークにわたる比較的小さなデルタ・エラーを検知することに基づく。本発明による作動システムは、構造(C)と構造に対して移動される要素(20、21、22、23、24、25)とに取り付けられ、構造に対する走行限界(AおよびB)の間の走行経路に沿って要素を移動させ、アクチュエータが走行経路上の基準位置に対して一定距離よりも長い距離にわたって移動するモードを有する、アクチュエータ(30、40、50、60、70、80、90、100)と、走行経路に沿った要素の位置を表わす出力信号を生成するために構造および要素入力結合され、一定距離よりも大きな、走行経路に沿った位置分解能エラーを有する、位置トランスジューサ(34、44、54、65、74、84、94、104)と、要素が走行経路に沿ってかつ各サンプルに応答して移動する間に周期的に複数回にわたって出力信号をサンプリングし、障害モードが生じたかどうかを示す信号を生成するために出力信号に結合されたプロセッサ(200)とを含み、周期的なサンプルのサンプリング率として、アクチュエータが各連続サンプルの間に走行した距離に位置分解能エラーを掛けた値が一定距離よりも小さくなる率が選択される。

Description

【発明の詳細な説明】 ドーマント・アクチュエータ故障を検出する方法および装置 技術分野 本発明は、機械的アクチュエータの誤動作を測定する方法および装置に関し、 詳細には、航空機飛行中機器監視装置に関する。背景技術 航空機は通常、同時作動を可能にするために各翼上に並列に配置された複数の フラップを含む。フラップの各側面にはフラップ・アクチュエータが並列に配設 される。また、重量および経費を節約すると共に、安全のための冗長な動作を加 えるために、2つの隣接するフラップの間に単一のアクチュエータを配設し接続 することができる。したがって、3つのアクチュエータが2つのフラップのため に働くことも、4つのアクチュエータが3つのフラップのために働くこともでき 、以下同様である。 これらのアクチュエータは、航空機の動作中に助成荷重および/または抵抗荷 重に対抗してフラップを所望の位置へ移動させかつ所望の位置に保持するために 使用される。たとえば、着陸時の下降のためにフラップを完全に広げると、フラ ツプに大きな抵抗荷重が加わる。通常、フラップ・アクチュエータはすべて、フ ライト・デッキからの制御信号に応じて一斉に動作し、フラップを厳密に位置決 めする。しかし、並列アクチュエータ・システムでは、1つのアクチュエータが 動作不能になった場合に、そのフラップに接続された残りの隣接するアクチュエ ータは通常、十分にフラップの位置決めを継続することができ、したがって、飛 行中に単一のアクチュエータの障害を検知するのは容易ではない。このように、 欠陥のある単一のアクチュエータを「ドーマント」と呼ぶ。 しかし、第2の隣接するアクチュエータが故障を起こすと、フラップ制御の受 け入れられない損失が生じることがある。たとえば、故障したアクチュエータを 有するフラップが翼に荷重を受けた状態で移動し、同時に他の翼上のフラップが 、フライト・デッキからの命令に応じて荷重に対抗して適切に移動した場合、航 空機は致命的なロールを経験する恐れがある。飛行条件の下では、その自由移動 が、 他の翼構成要素を破壊する恐れがある。したがって、単一のドーマント・アクチ ュエータの故障を早い時期に検出することが重要である。 従来、フラップ作動システムと共にLVDT(線形可変変位トランスジューサ )を取りつけることによってドーマント・フラップ・アクチュエータを検出する ことが提案されている。翼構造の構成要素とフラップとの間の相対運動がLVD Tによって測定され、位置および/または移動の誤りを示す電子信号が与えられ る。1つのそのようなシステムが現在、ボーイング777航空機で使用されてい る。動作時に、故障検出システムは、最終組立て後のゼロ・フラップ位置にある 各LVDTの初期掘削位置を判定し、次いでLVDTの出力を測定することによ って飛行中のフラップの動作位置を判定する。そのLVDT出力信号が所定の受 け入れられるパラメータの範囲外にある場合は故障信号が与えられる。そのよう な故障信号を受信したときには、フラップ作動システムを遮断して、たとえば、 第2のアクチュエータ故障を回避することができ、また、フラップではなくスラ ットを広げることによって航空機を着陸させることもできる。 残念なことに、そのような絶対測定技法は通常、極めて精密で高価な機器を必 要とする。単一アクチュエータ障害モードの場合のフラップ検出はわずか0.0 3インチに過ぎないこともある。通常のLVDTは、走行距離に比例する信号誤 りを有する。しかし、典型的なLVDT誤りは、ヌル位置と動作位置との間のス トロークが典型的な6.5インチである場合は±0.5%ないし1.0%になる ことがあるので、LVDT精度は±0.030インチないし0.060インチの 範囲である。したがって、0.03インチのフラップ検出の故障モードは、可能 な誤り範囲内で検出されない恐れがある。この難点を解消するために従来、この ストロークにわたって±0.2%の誤りしか有さないより正確なLVDTを使用 することが提案されている。しかし、そのようなLVDTは著しく高価である。 さらに、そのようなシステムは、通常のアクチュエータ・ドリフト、温度の変 動、可変大気速度効果などのために定期的な調整による慎重な掘削および較正を 必要とする。さらに、ゲインが高いと、LVDT誤りのために起こる見掛け上の 振れが増大するので、そのような従来のシステムは低フラツプ・ゲインで最もう まく働く。LVDTゲインは通常、設置上の制約によって課されるので、ゲイン を低くする必要がある場合、システムの感度が著しく複雑になる恐れがある。ま た、従来のシステムは、アクチュエータの故障以外の因子のために起こる外来故 障信号の影響を受けることが判明している。 さらに、翼パネルを移動させる各アクチュエータに回転力を加える駆動線の動 作状況を検査することが望ましい。現在、駆動線の動作を表わす信号を与えるた めに各駆動線の外側端部にRVDT(回転速度変位トランスジューサ)が取り付 けられている。残念なことに、このシステムは、追加の機能を有さず、かつ機体 のコストおよび重量を増加させるトランスジューサを使用する。発明の開示 本発明は、アクチュエータの故障を検出する改良された方法および装置を提供 する。本発明によるアクチュエータ・システムは、 1.従来技術の作動システムよりも信頼でき、かつ従来技術の作動システムよ りも廉価であり、 2.外来動作条件の影響をそれほど受けず、かつ精度を失うことがなく、 3.航空機上に容易に設置され、 4.掘削誤りの影響をそれほど受けず、 5.掘削を必要とせずに長時間にわたってアクチュエータのドリフトおよび磨 耗に対処し、 6.個々のアクチュエータ誤動作および/またはアクチュエータ・システム誤 動作に対処し、 7. a.フラップ・システムの非対称性 b.飛行荷重イベント、 c.飛行中の翼応力および振れ に関する追加の情報を提供することができる。 本発明による作動システムは、航空機の翼などの構造と、構造に対して移動さ れるフラップやキャリッジなどの要素とに取り付けられた少なくとも1つのアク チュエータを有する。このアクチュエータは、翼フラップの完全に格納された位 置や完全に動作可能な位置などの走行限界同士の間の走行経路に沿って要素を移 動させる。このアクチュエータは、翼フラップを作動させるアクチュエータが命 令されていないにもかかわらず0.03インチだけ変位した場合のように、この アクチュエータ自体が基準位置に対して一定距離よりも長い距離にわたって移動 したときに開始するモードを有する。このモードには、故障、検出、補正、位置 決め、制御などを表わす動作を制限なしに含めることができる。本発明によるト ランスジューサは、本発明の一実施形態ではLVDTであり、走行経路に沿った 要素の位置を表わす出力信号を生成するために構造および要素に結合され、走行 経路に沿った一定距離よりも大きな位置分解能誤りを有する。走行経路に沿った 位置分解能誤りを、モードを表わす一定距離よりも小さくしなくてもモードを検 出できるので、本発明の位置センサは、モードを表わす走行経路上の一定距離よ りも大きな分解能を有する位置センサよりも廉価である。 要素が走行経路に沿ってかつ複数のサンプルに応答して移動する間に複数回に わたって周期的に出力信号をサンプリングし、故障モードが発生しているかどう かを示す信号を生成するプロセッサが、位置トランスジューサからの出力信号に 結合される。この周期的なサンプルのサンプリング率は、アクチュエータが各連 続サンプル時間の間に走行した距離に位置分解能誤りを掛けた値が、モードを表 わす一定距離よりも小さくなるように選択される。アクチュエータの変位が総走 行経路長のわずかな部分(たとえば、1%末満)に過ぎず、したがって、アクチ ュエータ/位置トランスジューサの配置による変動がほとんどなくなるために各 連続サンプルの間の分解能が極めて線形の出力を生成するほど高いサンプリング 率が選択される。翼フラップの位置決めに関連して使用される本発明の好ましい 実施形態では、アクチュエータが各サンプル時間の間に走行した距離に位置分解 能誤りを掛けた値は、一定距離の1%未満、好ましくは一定距離の0.002% 未満である。 本発明によれば、いくつかの異なるプロセッサ動作を実行することができる。 プロセッサは、各サンプルの大きさを他の信号と比較し、モードが生じたかどう かを示す信号を生成することができる。他の信号は、同じ位置トランスジューサ からの前のサンプルの大きさでよく、比較は、各サンプルと前のサンプルとの間 の差信号の計算でよく、算出された差がしきい値を超えると、モードが生じたこ とが示される。このしきい値は変数でよく、要素に対する位置トランスジューサ の位置および伸長の関数でよい。 位置トランスジューサの出力をフィルタリングして、モードを表わさない周波 数スペクトルを有する信号成分を除去するために帯域フィルタが使用される。帯 域としては、可能なモードのみを表わす位置トランスジューサの出力信号の変動 を通過させ、他の信号周波数スペクトルを帯域フィルタによって大幅に減衰させ るような帯域が選択される。これは、除去される周波数スペクトルが非モード・ イベントを表わすからである。帯域フィルタはデジタル実施態様でよく、マイク ロプロセッサによって実装することができる。 本発明による作動システムはさらに、構造と、構造に対して移動される要素と に取り付けられた他のアクチュエータを含む。このアクチュエータも、構造に対 する走行限界同士の間の走行経路に沿って要素を移動させ、また、走行限界同士 の間の走行経路に沿って要素が移動する間の走行経路上の基準位置に対するモー ドを表わす一定距離よりも長い距離にわたって他のアクチュエータが移動するモ ードを有する。この位置トランスジューサは、走行経路に沿った要素の位置を表 わす出力信号を生成するために構造および要素に結合される。この位置トランス ジューサは、モードを表わす一定距離よりも大きな、走行経路に沿った分解能誤 りも有する。この信号は、この位置トランスジューサからのサンプルの大きさで よく、比較は、位置トランスジューサからの各同時サンプルの間の差信号を算出 することを含む。この差信号は、いずれのアクチュエータのモードも表わさない 周波数スペクトルを除去するようにフィルタリングされる帯域でよい。算出され た差信号がしきい値を超えると、モードが生じたことが示される。このしきい値 は、可変であり、要素に対する位置トランスジューサの位置および伸長の関数で ある。この帯域フィルタは、モードのみを表わす差信号の変動を通過させるため に選択された帯域を有する。プロセッサが、モードが生じたことを示す信号を生 成できるのは、しきい値を超える複数の連続算出差信号が算出された後だけであ る。 単一のアクチュエータを使用する場合、位置トランスジューサの各連続サンプ ルは、基準パラメータ、好ましくは、算出中の各続サンプルの間の差を含む前の サンプルと比較される。各連続サンプルの間の差がしきい値を超えると、モード が生じたことが示される。アクチュエータが延ばされ引込まれるときのアクチュ エータ/位置トランスジューサ伸長位置の変化を補償するように、走行経路に沿 った変位の関数としてこのしきい値を変更することができる。 並列アクチュエータを使用して単一の要素を移動させる際、要素を移動させる 各アクチュエータに結合された位置トランスジューサによって検知された並列ア クチュエータの相対位置の間の差信号であり、しきい値よりも大きな差信号が算 出されたときには、モードが生じている。 本発明を使用して、翼フラップに動力を加えるアクチュエータに回転力を加え る各翼ごとの駆動線の完全性および動作状況を検査することができる。本出願で は、位置トランスジューサは好ましくは、LVDTであり、前述のように、各翼 上の最も外側のLVDTが、サンプリングされた出力信号を生成する。この実施 態様は、構造と、要素を駆動するキャリッジとの間に結合されるか、あるいはキ ャリッジとの接続なしに要素に直接結合されたアクチュエータまたは位置トラン スジューサと共に外側位置トランスジューサを使用することができる。外側LV DTによって生成された各サンプルの間の差が算出される。この差がしきい値を 超えた場合、駆動線の完全性の喪失、または1本の駆動線の故障が示される。し きい値を超える複数の連続計算を使用して、真の故障を示し、かつ過渡応答を示 さないことができる。本発明の作動システムに関する本出願の利益は、外側LV DTが、駆動線の完全性および動作状況を検出する機能と、前述の機能との2つ の機能を実行することである。RVDTなど単一目的の専用センサを使用する必 要はなくなる。 飛行中および飛行後のアクチュエータ位置の履歴データを分析のために記憶す ることができる。記憶されたデータを使用して、アクチュエータおよびその他の 翼構成要素の疲労および故障がどこで起こったかと、翼同士の間の非対称性がど こに存在するかを調べることができる。翼上の対応する翼フラップにそれぞれ結 合された2対のアクチュエータの位置サンプルを用いて非対称性が検出される。 対応する翼フラップを操作する両方の翼上のアクチュエータ対に結合された各位 置検出器の間の差同士の差の計算を使用して、重大な飛行条件を示す翼パネルの 前述の非対称性を示すことができる。 アクチュエータ、すなわち翼パネルなどの可動要素に結合された位置トランス ジューサによって生成される位置信号の増分監視を使用すると実際上、ヌル位置 が、すでに検出された位置にリセットされる。このため、各連続サンプルの間で 各アクチュエータのストロークのわずかな部分しか検知されないので、全体的な 誤り率がより高いLVDTなどより廉価な位置トランスジューサを使用すること ができる。各サンプルの間の増分を高速にクロックし、ヌルをリセットすること によって、温度、速度、ならびにアクチュエータの故障および検出に関連のない 他の因子によってもたらされる可能な外来信号が連続的に除去される。図面の簡単な説明 第1A図および第1B図は、本発明による航空機フラップ・アクチュエータの 概略図である。 第2図は、第1A図および第1B図のコントローラの第1の実施形態の部分概 略図である。 第3図は、第1図のコントローラの他の実施形態の部分概略図である。 第4図は、通常の動作に関する変位とアクチュエータの故障モード中の変位の 関数としてのLVDT出力を示す図である。 第5図は、分析すべき種類のアクチュエータ移動量と、位置トランスジューサ のサンプルからの出力信号の分析で排除すべき種類のアクチュエータ移動量を示 す図である。 第6図は、コントローラによって補償すべき誤りを導入する可変速度での伸長 時の、位置トランスジューサのアクチュエータに対する非並列配置の効果を示す 図である。 第7図は、本発明による、故障モードを示さない望ましくない周波数成分を減 衰させるために使用される帯域フィルタの所望の帯域性能の周波数ドメインのグ ラフである。 第8図は、帯域フィルタの時間の関数としての故障しきい値に対する故障振幅 の割合のグラフである。発明を実施するための最良の形態 第1A図および第1B図は、航空機内の本発明によるアクチュエータ・システ ムの好ましい実施形態を概略的に示す。しかし、作動システムによって移動され る要素の位置を区別する際に高い位置精度を得ることが望ましい作動システムの 多様な応用例で、高い位置分解能を有する位置トランスジューサを得るのに必要 な高い経費なしに本発明を使用できることを理解されたい。これらの構成要素は 、一定の比率で描かれているわけではなく、理解を容易にするために簡略化され ている。好ましい市販の実施形態はたとえば、Mitsubishi Heavy Industries fo r the Canadair Global Express Aircraftから供給されているトラック付きフラ ップ・アクチュエータ・システムを使用する。 第1A図および第1B図に示したように、それそれ、左(左舷)翼11および 右(右舷)翼12を有する航空機10が設けられる。各翼は、翼11上に複数の フラップ20、21、22を含み、翼12上に複数のフラップ23、24、25 を含む。駆動ユニット14は、翼11のセグメント15a、15b、15c、1 5dと翼12のセグメント16a、16b、16c、16dで構成された出力駆 動線を有する。各セグメントは、翼11の複数のアクチュエータ30、40、5 0、60および翼12の複数のアクチュエータ70、80、90、100のそれ ぞれに回転力を結合する。以下で詳しく説明するように、それぞれ翼11および 12の一対の外側LVDT34および104によって生成された出力信号をサン プリングし、その差をしきい値と比較することによって、各翼の駆動線の完全性 および動作状況を得ることができる。LVDT34および104は好ましくは、 後述のように作動システムの一部として働き、かつ駆動線の完全性および動作状 況を監視するという2つの用途を有する。しかし、外側LVDTは、翼およびキ ャリッジ31または101あるいはフラップ20または25に各LVDTが結合 された作動システムに結合せずに使用することができる。LVDT34および1 04からの対応する各サンプルの間の大きな差は、駆動線の故障または動作状況 の問題を示す。各フラップは2つのフラップ・アクチュエータに接続され、1つ の アクチュエータがフラップの各側にある。制御装置13はアクチュエータの作動 を制御してフラップを制御する。別法として、単一のアクチュエータを2つのフ ラップの間に取り付け、キャリッジ/トラック機構を介して両方のフラップに接 続することができる。アクチュエータ30および40はフラップ20を駆動する ためにキャリッジ31および41に接続され、アクチュエータ40および50は フラップ21を駆動するためにキャリッジ41および51に接続され、アクチュ エータ50および60はキャリッジ51に接続され、かつフラップ22に直接接 続され、アクチュエータ70および80はフラップ23およびキャリッジ81に 直接接続され、アクチュエータ80および90はフラップ24を駆動するために キャリッジ81および91に接続され、アクチュエータ90および100はフラ ップ25を駆動するためにキャリッジ91および101に接続される。各フラッ プ・アクチュエータは良く知られており、いくつかの従来型の構成要素を含む。 しかし、理解を容易にするために、本明細書では、各アクチュエータのキャリッ ジおよびトラックのみを別々に指定している。 アクチュエータ30は可動キャリッジ31に取り付けられ、可動キャリッジ3 1は通常、フラップ20に固定され、それぞれ、フラップ20の完全に引き込ま れた位置と完全に延ばされた位置に対応する、完全に引き込まれた位置Aと完全 に延ばされた位置Bとの間でトラック32に沿って移動する。アクチュエータ4 0ないし100は同様にトラック42、52、62、72、82、92、102 に結合される。LVDT34、44、54、84、94、104はそれぞれ、キ ャリッジ31、41、51、81、91、101を介し、フラップをキャリッジ に接続するユニボールおよびリンク38を通して各アクチュエータに接続される 。各フラップは、合計で7つの拘束部で4つの点を介して隣接するキャリッジに 接続することができる。各LVDTはまた、好ましくは構造Cを介して翼に固定 される。各トラックおよびアクチュエータも構造Cに対して固定する必要がある 。 本発明の各LVDTはたとえば、そのストロークにわたって±0.5%ないし 1.0%の誤りを有することができ、結合されたアクチュエータとの相互接続リ ンケージなしで10インチないし15インチのストローク長を有することができ る。前述のように、走行限界Aと走行限界Bとの間の走行経路を完了するのに必 要な時間中にある率で頻繁にLVDT出力をサンプリングすると、アクチュエー タによって移動される要素の走行経路の長さに対するわずかな変位を表わす順次 測定値が生成される。故障モードを表わす基準位置に対するアクチュエータの一 定変位(たとえば、0.03インチ)と比べて距離に関する位置解像度の可能な 誤りは極めて小さく、たとえば、一定変位の1%末満であり、好ましくは0.0 05%未満である。1つのそのような適切なLVDTはKAVLIO Corp orationの部晶番号GM9547(5910440)である。各ストロー ク・アームの移動距離を示す出力信号は信号線110を介して分析センターまた はコントローラ200に与えられる。 セグメント15a、15b、15c、15d、16a、16b、16c、16 dで構成された駆動線の駆動線状況を判定する間、マイクロプロセッサ・コント ローラ200は外側LVDT34および104からの出力信号を周期的にサンプ リングし、各LVDTからの同時サンプルの間の差をしきい値と比較する。しき い値を超えた場合、誤動作や故障などの駆動線モードが示される。出力信号のマ イクロプロセッサのサンプリング率は、外側フラップが各連続サンプルの間に走 行した距離と位置分解能誤りの関数として選択され、したがって、各サンプルの 間のLVDTの位置分解能誤りと比べて十分な分解能が与えられ、駆動線の状況 が確実に示される。サンプリング率は、アクチュエータと共に使用されるLVD Tと同じ率を選択することができる。 コントローラ200は、第2図に示したように、好ましくは、(1)結合され たLVDTの出力信号の関数として各アクチュエータの履歴位置を記録し、(2 )移動信号の関数として現在のアクチュエータ位置と直前の位置を判定し、(3 )並列アクチュエータの位置変化を比較し、(4)アクチュエータの動きが必要 なパラメータを満たさない場合に故障信号を与える構造を含む。様々な従来型の マイクロプロセッサをこれらの機能に使用することができる。たとえば、走行経 路にわたるすべてのサンプル値と履歴データを記憶する記憶容量の大きな比較レ ジスタ210を各LVDTに結合することができる。現在位置と直前の位置との 差を調べるために各LVDTおよびレジスタ210に比較器220が接続され、 それぞれの現在位置との差を調べて隣接する各LVDTの間のゲインに対処する た めに、隣接する各LVDTの間に比較器230が接続される。受け入れられる所 定の基準パラメータの範囲外の条件が比較器の検査によって示された場合に出力 故障信号を与えるために比較器230に故障信号インジケータ240が接続され る。そのような出力故障信号を受け取ったとき、運航乗撞はたとえば、ブロック 250で識別されたフラップ・ブレーキを使用することができる。 動作時に、各LVDTは、第2図の上部に示された特性を有するLVDTスト ローク・アーム位置に対応する出力電圧を生成する。第2図の上部では、高サン プル率で生成されるわずかな変位同士の間に非常に線形の応答が生成される。コ ントローラ200は、アクチュエータ移動期間の一部である期間にわたってスト ローク・アームのわずかな増分運動を調べる。好ましい実施形態では、この場合 にマイクロプロセッサを使用することができ、クロッキングの時間増分は10ミ リ秒程度でよい。通常、この期間中のストローク・アーム走行距離は、適切に働 くアクチュエータの場合には0.010インチ程度である。この走行量に対して 比較的高い分解能誤りを有する例示的な低コストのLVDTに関連する誤りは± 0.00005インチである。したがって、位置誤りが基準値の1%末満であり 、好ましくは、その0.005%未満であるので、誤動作や故障などのアクチュ エータ動作状況を示す、所与の航空機用の所定の故障モードなどのモードを表わ す0.030刻みまたは基準値を、高い誤りマージンで容易に検出することがで きる。 各比較器220は、このような各検査時のストローク・アーム位置を一定の初 期ヌル位置とするのではなく、好ましくはこの新しい位置を直前の測定位置と比 較する。したがって、各サンプルの間の位置誤りは±0.00005インチのま まである。実際には、比較されるヌル位置は、あらゆる増分検査と共に前の位置 にリセットされる。コントローラ200はまた、各レジスタ210を通して、順 次、たとえば最新の10回の増分を介して測定された複数の位置を記憶し、より 広い時間範囲にわたって故障モードまたは劣化が起こったかどうかを判定する. 連続的に算出された複数の差を調べ、予期される過渡摂動よりもかなり長い期間 にわたってしきい値一定距離または基準値を超えたかどうかを判定することによ って、実際には過渡非故障条件によって生成された、故障条件が生じたことを示 す信号をマイクロプロセッサが発行することが防止される。 故障などのモードを示す所定の基準値(この場合は、0.03インチ)と連続 アクチュエータ位置を比較するだけでなく、隣接する各アクチュエータおよび/ または完全なアクチュエータ・システムの移動量を調べることによってコントロ ーラ200は比較器230を通してモードを検証することができる。たとえば、 第3図に示したように、1つのアクチュエータが故障した場合、通常、同じフラ ップに接続された隣接する各アクチュエータに追加の荷重および弾性応力がかか る。したがって、1つのアクチュエータの故障の表示は、同じ時間増分中の隣接 する各アクチュエータの移動量のわずかな増加を検出することによって検証する ことができる。このわずかな増加は通常、実際に故障しているが、依然として本 発明のLVDTに関する誤りの範囲内で検出することのできるアクチュエータの 故障を表わす所定の設定距離よりも小さい。 同様に、各比較器230は、フラップ・システム内の各アクチュエータの位置 の増分変化を比較し、各アクチュエータが翼内または2つの翼の間で同期的に働 くことを検証することができる。それぞれの異なる翼内で同じ翼パネルを移動さ せるアクチュエータ対の位置同士を相互比較すると、場合によっては重大な飛行 条件である非対称性条件を判定することができる。 さらに、本発明は有利には、初期設置時の命令された所与のフラップ位置に対 する各アクチュエータの掘削位置を記憶する各レジスタ210の永久履歴部分を 含むことができる。後でそのような命令された位置について現在のアクチュエー タ位置と比較すると、長時間にわたる磨耗およびドリフトがわかる。この情報を 使用して、たとえば定期保守および/または故障前検査をトリガすることができ る。同様に、飛行サイクル全体にわたってすべてのアクチュエータの移動の記録 を連続的に保持するように各レジスタ210を拡大する(あるいは周期的にデー タ記憶ユニットにアンロードする)ことができる。そのような情報は、様々な荷 重条件の下での翼応力および振れを実際に測定する際に有用である。 故障検出のためのヌル位置が連続的にリセットされるので、検出システムを最 初に航空機に設置する際に厳密にヌル掘削を行う必要がなくなる。その代わり、 設置時と第1の飛行時に隙間が設定され、レジスタ210の永久履歴部分が充填 される。 第3図は、第1図のコントローラ200によって実行される処理の第2の実施 形態を示す。第3図は、プロセスが適切なマイクロプロセッサにプログラムされ る処理をフローチャートで示す。第3図の実施形態は、第1A図および第1B図 の翼パネル20ないし25を駆動するアクチュエータ対に結合されたLVDT( 位置トランスジューサ)対の位置計算を実行するためのアルゴリズムを計算面で 簡略化する。第3図のプロセスは、不当な複雑さを加えずに外乱および配置変動 に耐えられるようにする頑丈さも付加する。さらに、第3図のプロセスによって 、設計は、以下で第4図ないし第8図に関連して説明するように1組の基本的な 設計基準を確実で簡単な方法で追跡することができる。 第3図に示した処理は、第2図のコントローラ200などマイクロプロセッサ ・ベースのコントローラに実装されるが、コントローラ200に限らない。結合 されたアクチュエータ30、40、50、60、70、80,90、100が移 動したときに、移動中の要素20、21、22、23、24、25が第1A図な いし第1B図の走行限界Aと走行限界Bとの間の走行経路のわずかな部分しか移 動しないように、ある期間にわたる連続出力をサンプリングすることにより、第 3図のアルゴリズムは、前述のようにLVDT位置トランスジューサ34、44 、54、64、74、84、94、104の各連続出力の位置を算出する。アク チュエータの故障の検出は、前述のように、増分と同時に起こる隣接するアクチ ュエータの移動量のわずかな増加を観測することによって判定される。このわず かな増加は、パネル20の位置を検知するLVDT34とLVDT44など、単 一のパネルの位置を検出するように対にされたLVDTの出力信号同士を互いに 減じることによって算出される。 第3図で、隣接する位置トランスジューサ対LVDT1、LVDT2、LVD T3、LVDT4の出力はそれぞれ、第1A図のLVDT位置トランスジューサ 34、44、54、64または第1B図の74、84,94、104に対応する 。各LVDTの出力は、前述のように、10ミリ秒おきなどのサンプリング間隔 でサンプリングされるが、このサンプリング間隔に限らない。個々のLVDT出 力のサンプリングは、前述のように、マイクロプロセッサの制御の下で実行され る。 処理は、出力対LVDT1、LVDT2、LVDT3、LVDT4を互いに減 じることによって進行し、それぞれの出力信号X1およびX2が生成される。出力 信号X1およびX2は、前述の帯域に従ってマイクロプロセッサ内でデジタル的に 実行される帯域フィルタリングを受ける。それそれの帯域フィルタY1およびY2 の出力はそれぞれ、しきい値Tと比較される。比較では、出力Y1およびY2の絶 対値がしきい値Tと比較され、絶対値がTよりも大きいかどうかが判定される。 値Tは、しきい値生成装置からの入力であり、アクチュエータに対するLVDT の配置を補償するフラップ位置の関数として変化し、そのため、アクチュエータ が延ばされ引込まれるにつれてLVDTの伸長率は徐々に変化する。この誤りは 正常であり、しきい値生成装置の変更によって対処される。しきい値生成装置に よって生成される関数は、翼フラップなど(翼フラップには限らない)、本発明 による作動システムによって制御されている特定のシステムの配置に従って一意 にモデル化される。出力Y1およびY2の絶対値としきい値Tとの比較の結果が「 yes」である場合、これらの出力は時間フィルタに加えられる。時間フィルタ は、しきい値Tを超える複数の連続算出差信号が算出された後に故障などのモー ドが生じたかどうかを判定するためにマイクロプロセッサ・コントローラに実装 される。時間フィルタからの出力にSKEW FAULTを示させるサンプルの 数は設計基準であり、特定のシステムの動力学的特性および必要な監視の程度に 応じて変更することができる。 第2図の処理と比べて、第3図の処理の利益は、故障またはその他の条件の出 力を生成するのに必要な計算の数が減少することである。上記で第2図に関して 説明した各LVDTの出力の各連続サンプルの間の連続計算ではなく、フラップ ・パネルを横切るLVDTの差のみが算出される。第3図の計算アルゴリズムは 、各パネルを制御するLVDT対に対して等しい割合でフラップ・パネル上で起 こる荷重外乱に対して頑丈である。前述のように、フラップ、アクチュエータ、 またはLVDTの配置に対処するためにフラップ位置またはその他の関係の関数 として階段値を有するいくつかの故障しきい値のスケジュールを用いて、振れが フラップの格納位置の近くで大きくなり、走行の終了位置の近くで小さくなる傾 向があることに対処するためにしきい値Tが与えられている。フラップ位置を判 定する精度はこの場合は重大ではない。前述のように、時間フィルタから複数の 好ましくない比較が得られた場合、コントローラによってSKEW FAULT が生成される。 第4図は、LVDTからの正常条件出力および故障条件出力を示す。第4A図 に示したように、通常の操作の下では、アクチュエータの動作が正しいときには LVDT出力は線形変位関数である。第4B図に示したように、LVDT出力は 非線形的に増加し、参照符号80で識別したように故障モードまたはその他のモ ードが生じる時間間隔中には変化率が増加する。 第5図は、しきい値、すなわち、故障モードを表わすアクチュエータの設定移 動距離の割合とストロークの割合とのグラフである。ストロークは、アクチュエ ータによって上記の点Aと点Bとの間など走行限界同士の間を要素が移動される 総走行経路である。階段関数Aは、真の故障モードまたはその他のモードを表わ さないためにシステムの帯域フィルタが除去しなければならない外乱である。一 方、特性Bは、図のように、各サンプルの間のストロークの約1%にわたる、故 障を表わすモードを表わす。 第6図は、翼パネルの互いに隣接する側面上のLVDTの出力誤りとストロー クの割合を示す。第1A図および第1B図の対34および44、対54および6 4、対74および84、対94および104などのLVDT対を非並列配置した 場合、それぞれの異なるLVDTからの出力は、それぞれ、曲線CおよびDで表 わされるように可変速度で延びる。曲線CおよびDで表わした徐々に変化する誤 り率は、コントローラ200によって対処されなければならないが、履歴データ を記憶することを必要としないものであることが好ましい。 第7図は、dB対秒当たりラジアンのlog−logスケール上の周波数ドメ インへの変換を示す。この場合、Aは第5図の階段関数Aで生成される応答を表 わし、Bは第5図の特性Bで生成される応答を表わす。曲線Eは、帯域フィルタ リングの所望の結果を表わす。 第8図は、故障モードまたはその他のモードを表わす設定移動距離の0.4に 設定される第3図のフィルタの出力のしきい値Tを示す故障振幅対秒数の割合の グラフを示す。曲線Aは第5図の階段関数Aに対する応答を表わし、曲線Bは第 5図の特性Bに対する応答を表わし、曲線Fは故障モードまたはその他のモード を表わす条件を表わさないのでシステムが除去しなければならない応答特性を表 わす。 第4図ないし第8図の前述の関係に基づいて適切な帯域特性を選択すると、帯 域フィルタは、特性Bを通過させるが、非故障モード条件からの他の入力を除去 し、それにより、非故障条件を表わす条件ではなく真の故障を表わす条件につい てシステムの動力学的特性が適切に試験される適切な種類の環境でのみ、故障振 幅の0.4%で表わされる第3図のしきい値との比較が実行される。 マイクロプロセッサを有するトランスジューサは、トランスジューサの特性が 現在の参照および履歴参照のために取りこまれるときに商業的に幅広く使用され る。LVDTなどのトランスジューサは、大きな非線形の出力電圧対LVDT間 ストローク変動を有することができる。同時に、特定のLVDTは、出力電圧対 ストロークを非常に高度の再現性で表示する。LVDTの出力電圧対ストローク をマイクロプロセッサメモリに較正補正値として取り込むと、LVDTの全スト ロークにわたる正確な線形性が確保される。その後で、たとえばメンテナンスに よってLVDT特性を取りこみ、前に取り込んだ履歴特性と比較してシステムの 劣化またはドリフトを判定することができる。 本発明を好ましい実施形態に関して説明したが、本発明の趣旨および範囲から 逸脱せずに多数の修正を加えられることを理解されたい。すべてのこのような修 正は、添付の請求の範囲内である。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 リング率として、アクチュエータが各連続サンプルの間 に走行した距離に位置分解能エラーを掛けた値が一定距 離よりも小さくなる率が選択される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.作動システムであって、 構造と、構造に対して移動される要素とに取り付けられ、構造に対する走行限 界同士の間の走行経路に沿って要素を移動させ、アクチュエータが走行経路上の 基準位置に対して一定距離よりも長い距離にわたって移動する故障モードを有す る、アクチュエータと、 走行経路に沿った要素の位置を表わす出力信号を生成するために構造および要 素に結合され、一定距離よりも大きな、走行経路に沿った位置分解能誤りを有す る、位置トランスジューサと、 要素が走行経路に沿ってかつサンプルに応答して移動する間に周期的に複数回 にわたって出力信号をサンプリングし、故障モードが生じたかどうかを示す信号 を生成するために出力信号に結合されたプロセッサとを備え、 周期的サンプルのサンプリング率として、アクチュエータが各連続サンプルの 間に走行した距離に位置分解能誤りを掛けた値が一定距離よりも小さくなる率が 選択されることを特徴とする作動システム。 2.構造が翼または機体であり、 要素が翼パネルであり、 位置トランスジューサが線形可変変位トランスジューサであることを特徴とす る請求項1に記載の作動システム。 3.プロセッサが各サンプルの大きさを他の信号と比較し、故障モードが生じ たかどうかを示す信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の作動システ ム。 4.他の信号が前のサンプルの大きさであり、比較が、各サンプルと前のサン プルとの間の差信号を算出することを含み、算出された差信号がしきい値を超え ると故障モードが生じたことが示されることを特徴とする請求項3に記載の作動 システム。 5.しきい値が変数であり、かつ要素の位置と、位置トランスジューサの要素 に対する伸長との関数であることを特徴とする請求項4に記載の作動システム。 6.さらに、 帯域フィルタを備え、 位置トランスジューサからの出力信号が帯域フィルタに結合され、帯域フィル タが、故障モードを表わす位置トランスジューサの出力信号の信号変動を通過さ せ、故障モードを表わさない信号変動を除去する帯域として選択された帯域を有 することを特徴とする請求項1に記載の作動システム。 7.さらに、 帯域フィルタを備え、 位置トランスジューサからの出力信号が帯域フィルタに結合され、帯域フィル タが、故障モードを表わす位置トランスジューサの出力信号の信号変動を通過さ せ、故障モードを表わさない信号変動を除去する帯域として選択された帯域を有 することを特徴とする請求項2に記載の作動システム。 8.さらに、 帯域フィルタを備え、 位置トランスジューサからの出力信号が帯域フィルタに結合され、帯域フィル タが、故障モードを表わす位置トランスジューサの出力信号の信号変動を通過さ せ、故障モードを表わさない信号変動を除去する帯域として選択された帯域を有 することを特徴とする請求項3に記載の作動システム。 9.さらに、 帯域フィルタを備え、 位置トランスジューサからの出力信号が帯域フィルタに結合され、帯域フィル タが、故障モードを表わす位置トランスジューサの出力信号の信号変動を通過さ せ、故障モードを表わさない信号変動を除去する帯域として選択された帯域を有 することを特徴とする請求項4に記載の作動システム。 10.さらに、 帯域フィルタを備え、 位置トランスジューサからの出力信号が帯域フィルタに結合され、帯域フィル タが、故障モードを表わす位置トランスジューサの出力信号の信号変動を通過さ せ、故障モードを表わさない信号変動を除去する帯域として選択された帯域を有 することを特徴とする請求項5に記載の作動システム。 11.さらに、 構造と、構造に対して移動される要素とに取り付けられ、やはり、構造に対す る走行限界同士の間の走行経路に沿って要素を移動させ、要素が走行限界同士の 間の走行経路に沿って移動する間にアクチュエータが走行経路上の基準位置に対 して一定距離よりも長い距離にわたって移動する故障モードを有する、他のアク チュエータと、 走行経路に沿った要素の位置を表わす出力信号を生成するために構造と要素と に結合され、やはり、一定距離よりも大きな、走行経路に沿った分解能エラーを 有する、他の位置トランスジューサとを備え、 他の信号が他の位置トランスジューサからのサンプルの大きさであり、比較が 、位置トランスジューサからの各サンプルの間の差信号を算出することを含み、 算出された差信号がしきい値を超えると、故障モードが生じたことが示される ことを特徴とする作動システム。 12.しきい値変数であり、かつ要素の位置と、位置トランスジューサの要素 に対する伸長との関数であることを特徴とする請求項11に記載の作動システム 。 13.構造が翼または機体であり、 要素が翼パネルであり、 位置トランスジューサが線形可変変位トランスジューサであることを特徴とす る請求項12に記載の作動システム。 14.さらに、 帯域フィルタを備え、 位置トランスジューサからの出力信号が帯域フィルタに結合され、帯域フィル タが、故障モードを表わす位置トランスジューサの出力信号の信号変動を通過さ せ、故障モードを表わさない信号変動を除去する帯域として選択された帯域を有 することを特徴とする請求項11に記載の作動システム。 15.さらに、 帯域フィルタを備え、 位置トランスジューサからの出力信号が帯域フィルタに結合され、帯域フィル タが、故障モードを表わす位置トランスジューサの出力信号の信号変動を通過さ せ、故障モードを表わさない信号変動を除去する帯域として選択された帯域を有 することを特徴とする請求項12に記載の作動システム。 16.さらに、 帯域フィルタを備え、 位置トランスジューサからの出力信号が帯域フィルタに結合され、帯域フィル タが、故障モードを表わす位置トランスジューサの出力信号の信号変動を通過さ せ、故障モードを表わさない信号変動を除去する帯域として選択された帯域を有 することを特徴とする請求項13に記載の作動システム。 17.さらに、 プロセッサが、しきい値を超える複数の連続算出差信号が算出された後にのみ 故障モードが生じたことを示す信号を生成することを特徴とする請求項4に記載 の作動システム。 18.さらに、 プロセッサが、しきい値を超える複数の連続算出差信号が算出された後にのみ 故障モードが生じたことを示す信号を生成することを特徴とする請求項5に記載 の作動システム。 19.さらに、 プロセッサが、しきい値を超える複数の連続算出差信号が算出された後にのみ 故障モードが生じたことを示す信号を生成することを特徴とする請求項9に記載 の作動システム。 20.さらに、 プロセッサが、しきい値を超える複数の連続算出差信号が算出された後にのみ 故障モードが生じたことを示す信号を生成することを特徴とする請求項10に記 載の作動システム。 21.さらに、 プロセッサが、しきい値を超える複数の連続算出差信号が算出された後にのみ 故障モードが生じたことを示す信号を生成することを特徴とする請求項14に記 載の作動システム。 22.さらに、 プロセッサが、しきい値を超える複数の連続算出差信号が算出された後にのみ 故障モードが生じたことを示す信号を生成することを特徴とする請求項15に記 載の作動システム。 23.さらに、 プロセッサが、しきい値を超える複数の連続算出差信号が算出された後にのみ 故障モードが生じたことを示す信号を生成することを特徴とする請求項16に記 載の作動システム。 24.アクチュエータが各サンプルの間に走行した距離に位置分解能エラーを 掛けた値が一定距離の1%末満であることを特徴とする請求項1に記載のアクチ ュエータ・システム。 25.アクチュエータが各サンプルの間に走行した距離に位置分解能エラーを 掛けた値が一定距離の0.002%未満であることを特徴とする請求項1に記載 のアクチュエータ・システム。 26.さらに、 構造が第1の翼である、アクチュエータに回転力を加える第1の駆動線と、 第2の翼と第2の駆動線と、 第2の駆動線によって駆動される第2の翼と、第2の翼に対して移動される他 の要素とに取り付けられ、第2の翼に対する走行限界同士の間の走行経路に沿っ て要素を移動させ、他の要素が走行限界同士の間の走行経路に沿って移動する間 に他のアクチュエータが走行経路上の基準位置に対して一定距離よりも長い距離 にわたって移動する故障モードを有する、他のアクチュエータと、 走行経路に沿った他の要素の位置を表わす出力信号を生成するために第2の翼 と他の要素とに結合され、やはり、一定距離よりも大きな、走行経路に沿った分 解能エラーを有する、他の位置トランスジューサとを備え、 他の信号が他の位置トランスジューサからのサンプルの大きさであり、比較が 、位置トランスジューサからの各サンプルの間の差信号を算出することを含み、 算出された差信号がしきい値を超え、一方の駆動軸のある状態を表わすと、故 障モードが生じたことが示されることを特徴とする請求項3に記載の作動システ ム。 27.しきい値変数であり、かつ要素の位置と、位置トランスジューサの要素 に対する伸長との関数であることを特徴とする請求項26に記載の作動システム 。 28.さらに、 帯域フィルタを備え、 位置トランスジューサからの出力信号が帯域フィルタに結合され、帯域フィル タが、故障モードを表わす位置トランスジューサの出力信号の信号変動を通過さ せ、故障モードを表わさない信号変動を除去する帯域として選択された帯域を有 することを特徴とする請求項26に記載の作動システム。 29.システムであって、 第1の外側フラップを含む第1の翼と、 走行限界同士の間の走行経路に沿って第1の外側フラップを駆動するために第 1の外側フラップに結合され、第1の駆動線が走行経路上の基準位置に対して一 定距離よりも長い距離にわたって移動する故障モードを有する、第1の駆動線と 、 第2の外側フラップを含む第2の翼と、 走行限界同士の間の走行経路に沿って第2の外側フラップを駆動するために第 2の外側フラップに結合され、第2の駆動線が走行経路上の基準位置に対して一 定距離よりも長い距離にわたって移動する故障モードを有する、第2の駆動線と 、 両方の位置トランスジューサが、走行経路の全長に沿った位置分解能エラーを 有する、走行経路に沿った第1の外側フラップの位置を表わす出力信号を生成す るために第1の翼および第1の外側フラップに結合された第1の位置トランスジ ューサと、走行経路に沿った第2の外側フラップの位置を表わす出力信号を生成 するために第2の翼および第2の外側フラップに結合された第2の位置トランス ジューサと、 第1および第2の外側フラップが走行経路に沿って、かつ第1および第2の位 置トランスジューサからのサンプルに応答して移動する間に第1および第2の位 置トランスジューサから周期的に複数回にわたって出力信号をサンプリングし、 第1の駆動線と第2の駆動線のどちらかのモードが生じたかどうかを示す信号を 生成するために出力信号に結合され、出力信号の周期的サンプリングが、第1お よび第2の駆動線が各連続サンプルの間に移動した距離にそれぞれの位置分解能 エラーを掛けた値がそれぞれの一定距離よりも小さくなるような率として選択さ れた率で行われる、プロセッサとを備えることを特徴とするシステム。 30.第1の外側フラップを含む第1の翼と、 走行限界同士の間の走行経路に沿って第1の外側フラップを駆動するために第 1の外側フラップに結合された第1の駆動線と、 第2の外側フラップを含む第2の翼と、 走行限界同士の間の走行経路に沿って第2の外側フラップを駆動するために第 2の外側フラップに結合された第2の駆動線と、 両方の位置トランスジューサが、走行経路の全長に沿った位置分解能エラーを 有する、走行経路に沿った第1の外側フラップの位置を表わす出力信号を生成す るために第1の翼および第1の外側フラップに結合された第1の位置トランスジ ューサと、走行経路に沿った第2の外側フラップの位置を表わす出力信号を生成 するために第2の翼および第2の外側フラップに結合された第2の位置トランス ジューサと、 第1および第2の外側フラップが走行経路に沿って、かつ第1および第2の位 置トランスジューサからのサンプルに応答して移動する間に第1および第2の位 置トランスジューサから周期的に複数回にわたって出力信号をサンプリングし、 第1の駆動線と第2の駆動線のどちらかのモードが生じたかどうかを示す信号を 生成するために出力信号に結合されたプロセッサとを備え、 信号が、第1および第2の駆動線のうちの一方の駆動線故障を示し、第1およ び第2の位置トランスジューサの同時サンプルの間の差が算出され、この差がし きい値よりも大きいときに、駆動線故障が示されることを特徴とする請求項29 に記載のシステム。
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