JP2000511692A - 電流保護を備えるコンパクト蛍光ランプのためのバラスト - Google Patents

電流保護を備えるコンパクト蛍光ランプのためのバラスト

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JP2000511692A JP10529372A JP52937298A JP2000511692A JP 2000511692 A JP2000511692 A JP 2000511692A JP 10529372 A JP10529372 A JP 10529372A JP 52937298 A JP52937298 A JP 52937298A JP 2000511692 A JP2000511692 A JP 2000511692A
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パウェル、エム.グラッドスキー
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コーニンクレッカ、フィリップス、エレクトロニクス、エヌ、ヴィ
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Abstract

(57)【要約】 本発明によるコンパクト蛍光ランプは、制御回路を持つバラスト(安定化回路)を含む。制御回路は、ランプに供給される電力の量を、ランプ電流とランプ電圧を表すサンプルに基づいて調節する。制御回路に供給されるランプ電圧のサンプルは、最小レベル以下に落ちることはなく、これによって、低ランプ電圧時にランプに過剰なレベルの電流が流れることが回避される。

Description

【発明の詳細な説明】 電流保護を備えるコンパクト蛍光ランプのためのバラスト 本発明はランプを持つ負荷に電力を供給するバラスト(安定回路)に関する。 このバラストは: ドライブ信号に応答して導通状態と非導通状態にスイッチングするスイッチン グ手段を含み、これにより、前記負荷に電力が供給され、前記ランプに電圧が加 えられ、前記ランプの間を電流が流れる。このバラストはさらに; 前記ドライブ信号をランプ電力信号に基づいて生成する制御回路を含み、この 制御回路はランプ電流とランプ電圧を表す信号との積に比例するランプ電力信号 を生成する乗算器を含み、この信号によって、前記負荷に供給される電力が調節 される。前記制御回路はさらにランプ電圧を表す信号を受信する第一の入力端子 を含む。 本発明はさらにコンパクト蛍光ランプに関する。 コンパクト蛍光ランプ等のアマルガムランプでは、アマルガムの温度が所定の レベルを超えると、水銀蒸気の圧力が低減し、これが原因でランプの電圧が大き く落ちる。このような状態においては、米国特許出願第08/642,318号によって開 示されるような方法でランプ電力を調節すると、結果として、極端に高いランプ 電流が流れ、このため、ランプ電極が破壊されたり、ランプの寿命が縮んだりす る。 このため、ランプ電力を調節するときの過剰なランプ電流を保護することがで きる改良されたコンパクト蛍光ランプを提供することが望まれる。 一般的に述べると、本発明の第一の面によると、ランプを持つ負荷に電力を供 給するためのバラストは、ドライブ信号に応答して導通状態と非導通状態にスイ ッチングするスイッチング回路を含み、これにより、負荷に電力が供給され、ラ ンプに電圧が加えられ、ランプの間を電流が流れる。このバラストは、さらに、 ドライブ信号をランプ電力信号に基づいて生成するための制御回路を含み、この 制御回路はランプ電流とランプ電圧を表す信号との積に比例するランプ電力信号 を生成する乗算器を含み、この信号によって、前記負荷に供給される電力が調節 される。前記制御回路は、さらにランプ電圧を表す信号を受信する第一の入力端 子、および前記ランプ電力信号に対する所定の最小レベルを設定し、これによっ てランプ電流に対する所定の最大レベルを設定するための保護スキーム(scheme )を含む。 この保護スキームによって、ランプ電流が許容できるレベルに維持され、これ によって、ランプ電力の調節の際に極端に高いランプ電流が流れ、このために、 ランプ電極が破壊したり、ランプの寿命が縮んだりすることが回避される。この 保護スキームは、前記第一の入力に接続された電圧クランプを含む。前記制御回 路は、さらに、電源電圧の第二の入力を含み、前記電圧クランプ(前記保護スキ ーム)は、前記第二の入力の所の電源電圧に実質的に等しい電圧を前記第一の入 力に加える。典型的には、電圧源が前記制御回路を駆動するために前記第二の入 力に接続される。本発明のこの第一の面は、前記電圧クランプが、前記第二の入 力と、前記第一の入力との間に接続されたダイオードとを含むことを特徴とする 。 本発明のもう一つの目的は、ランプ電力を調節するときの過剰なランプ電流に 対する保護手段を備える改良されたコンパクト蛍光ランプを提供することにある 。 本発明のさらにもう一つの目的は、ランプ電圧が低いとき、ランプ電流の最大 レベルを制限する改良されたバラストを提供することにある。 本発明の他の目的および長所が、一部分明白であり、明細書から明らかになる ものである。 本発明をより完全に理解するために、以下に本発明を付録の図面との関連でよ り詳細に説明するが、図面中: 図1は、本発明によるトリアックディマブル(triac dimmable)コンパクト蛍 光ランプのブロック図であり; 図2は、図1に示すトリアックディマーの略図であり; 図3は、コンパクト蛍光ランプの略図であり; 図4は、図3の駆動制御回路として機能する集積回路の論理ブロック図であり ; そして 図5は、図3に示すシュミットトリガの略図である。 図1に示すようにコンパクト蛍光ランプ(CFL)10は、A.C.源20によって 表されるA.C.電力ラインからトリアックディマー30を通じて電力の供給を受け る。コンパクト蛍光ランプ10は、電磁干渉(EMI)減衰フィルタ40、補助電 源45、整流器/倍電圧器50、ディミングインタフェース55、インバータ6 0、駆動制御回路65、負荷70および電力フィードバック回路90を含む。イ ンバータ60の出力は、CFL10のバラスト(安定化回路)の出力として機能し 、負荷70に接続される。負荷70は、ランプ85と、変圧器Tの一次巻線75 および複数のコンデンサ80、81、82によって形成される共振タンク回路を 含む。EMI減衰フィルタ40は、インバータ60によって生成される高調波(つ まり、発振)を大幅に減衰する。整流器/倍電圧器50は、A.C.源20から供給 される正弦電圧を整流し、結果として、リプルを持つD.C.電圧を生成する。この D.C.電圧は、ブーストされ、実質的に一定なD.C.電圧にされた後に、インバータ 60に供給される。コンパクト蛍光ライン10のランプ負荷70以外のこれらの 部分は、ここでは、一つの共通なグループとして扱われ、ランプ負荷70に電力 を供給するためのバラストを形成するものとして言及される。 インバータ60は、駆動制御回路65によって要求される照明のレベルに基づ いて変動する周波数にて駆動される。D.C.電圧は、インバータ60によって方形 波電圧波形に変換された後に、負荷70に供給される。ランプの照明のレベルは 、この方形波電圧波形の周波数を、それぞれ、減少あるいは増加することで、増 加あるいは減少される。 ランプの要求される照明レベルは、トリアックディマー30によって設定され 、ディミングインタフェース55を通じて、駆動制御回路65に通知される。電 力フィードバック回路90は、共振タンク回路からの電力の一部分を倍電圧器に フィードバックし、この結果、点弧の後にトリアックを導通状態を維持するため に要求される力率修正が最小限に押さえられる。補助電源45は、インバータ6 0に対するレール電圧が負荷需要を満たすために一時的に落ちた場合、駆動制御 回路65への電力の供給を補うために駆動制御回路65に電力を供給する。 図2に示すように、トリアックディマー30は、ペアのライン21、22を通 じてA.C.源20の間に接続される。トリアックディマー30は、コンデンサ31 を含むが、これはコイル32と可変抵抗33の直列の組合せを通じて充電される 。ダイアック34は、トリアック35のゲートに接続される。コンデンサ31上 の電圧がダイアック34の降伏電圧に達すると、トリアック35が点火(導通) する。すると、電流(つまり、トリアック35のラッチング電流)が、CFL10 に、コイル32とトリアック35を通じて供給される。60Hzの1/2波サイ クルの終端において、トリアック35内の電流のレベルは、自身の保持電流(つ まり、トリアック35の導通を維持するのに必要な最小アノード電流)以下に低 減し、トリアック35はターンオフする。ファイアリング角、つまり、トリアッ ク35がそこで最初に導通する0〜180°の間の角度は、可変抵抗33の抵抗 値を変化させることで調節される。可変抵抗33は、これに限定されるものでは ないが、例えば、ポテンショメータとされる。最大ファイアリング角は、ダイア ック34の降伏電圧によって制限される。コイル32は、di/dtの上昇ある いは下降時間を制限し、トリアック35を電流の突発的な変化から保護する。コ ンデンサ 36は、スナバ(snubber)として機能し、特にトリアック35とCFL10との間 の配線の長さが比較的長いときに発生するフリッカを防止する。コイルとこのよ うな長い配線と関連する寄生キャパシタンスによって導入される高調波はコンデ ンサ36によってバイパスされ、このため、トリアック電流のレベルとトリアッ ク36の動作は、トリアック35とCFL10との間の配線の長さの影響を受けな くなり、高調波に起因するランプ85のフリッカが回避される。 トリアックディマー30は、CFL10に対して定義される2つの最小ディム設 定を持つ。第一の最小ディム設定(つまり、最小ターンオンディム設定)は、ラ ンプ85をターンオンすることができる可能な最も低いディム設定である。この 最小ターンオンディム設定のカットイン角より大きなカットイン角を持つ第二の 最小ディム設定(つまり、最小定常状態ディム設定)は、ランプ85が定常動作 に達した後に移ることができる。フリッカの無い動作を確保するためには、予熱 の際の最小ターンオンディム設定においてCFL10によって引かれる電力は、最 小ターンオンディム設定と最小定常ディム設定の間の設定における定常動作の際 に引かれる電力よりも大きなことが要求される。このため、CLF10は予熱の際 の最小ターンオンディム設定において、トリアックディマー30との組合せで、 CFL10が予熱動作を終えて定常モードにて動作する予熱動作の後により多くの 電流を引く。 図3に示すように、EMI減衰フィルタ40は、コイル41、ペアのコンデンサ 42、43および抵抗44を含む。抵抗44とコンデンサ43は、EMI減衰フィ ルタの出力の間に直列に接続され、スナバを形成する。このスナバは、トリアッ ク35がターンオンした際に、EMI減衰フィルタ44によって生成される発振を 減衰する。これら発振は、抵抗44とコンデンサ43によって形成されるスナバ によって減衰されない場合は、トリアック35を通って流れる電流のレベルをそ の保持電流以下に低減させ、この結果トリアック35をターンオフする原因とな る。抵抗44とコンデンサ34は、さらに、フィルタ40による60Hzの電力 の大きな損失を回避するための経路を提供する。 カスケード半波倍電圧整流器を形成する整流器/倍電圧器50は、ペアのダイ オードD1、D2およびペアのコンデンサ53、54を含む。ダイオードD1、D2は、 EMI減衰フィルタによって供給される正弦波を整流し、結果としてリプルを持つD .C.電圧を生成する。コンデンサ53、54は、一体となって緩衝コンデンサと して機能し、整流正弦電圧をブーストすることで、実質的に一定なD.C.電圧とし 、これをインバータ60に供給する。 コンデンサ51とペアのダイオードD3、D4は、後に詳細に説明するように、共 振タンク回路から高周波電力フィードバック信号を受信する。この高周波電力フ ィードバック信号は、ダイオードD1とダイオードD3を、60Hz波形の正の半サ イクルの間に、導通状態と非導通状態にスイッチする。同様に、この高周波電力 フィードバック信号は、ダイオードD2とダイオードD4を、60Hz波形の負の半 サイクルの間に、導通状態と非導通状態にスイッチする。共振タンク回路(つま り、巻線75とコンデンサ80、81、82)から生成されるこの電力フィード バックは、トリアック35を流れる電流のレベルをその保持電流以上に維持し、 これにより、トリアック35を、60Hzの1/2サイクルの大部分において( つまり、約0.5ミリ秒以上)導通状態に維持する。 ディミングインタフェース55は、EMI減衰フィルタ40の出力と駆動制御回 路65との間のインタフェースとして機能する。トリアック35が点火(導通) する角度、つまり、カットイン角は、要求される照明のレベルを表す。ディミン グインタフェース55は、このカットイン角を(つまり、トリアック35の導通 パルス幅を)、コンパティブルな比例する平均整流電圧(つまり、ディミング信 号)に変換し、これを駆動制御回路65内の集積回路(IC109)のDIMピンに 供給する。 ディミングインタフェース55は、複数の抵抗56、57、58、59、61 、コンデンサ62、63、64、ダイオード66およびツェナーダイオード67 を含む。IC109は回路グラウンドを基準に取る。ただし、ディミングインタフ ェース55によってサンプリングされ、IC109のDIMピンに供給される電圧は 、DC成分によってシフトされる。このDC成分は、倍電圧器の緩衝コンデンサの電 圧、つまり、コンデンサ54間の電圧の二分の一に等しく、コンデンサ62はこ のDC成分をフィルタ除去する。コンデンサ62は、また、サイズが比較的大きく ライン周波数を収容する。ペアの抵抗56、57によって分圧器が形成され、こ れは、ツェナーダイオード67と一体となって、ディミング信号の生成において 適用される倍率を決定する。抵抗56、57は、また、コンデンサ62に対する 放電経路を提供する。DIMピンに加えられる平均整流電圧は、ツェナーダイオー ド67のツェナー電圧によって低減され、ツェナーダイオード67は、こうして 、DIMピンに加えられる(フル光出力に対応する)最大平均整流電圧を制限する 。つまり、トリアックディマーの差異による最小カット角の差異に起因する最大 平均整流電圧の変動がツェナーダイオード67によって、IC109によって容易 に解釈できる電圧レンジ内に制限される。換言すれば、ツェナーダイオード67 は最大レベルのディミング信号に対応する最小カッテイン角(例えば、25〜3 0度)を確立(設定)する。 ツェナーダイオード67は、さらに、トリアック35の最大ファイアリング( カットイン)角を、60Hz波形の正の半サイクルの際に、例えば、約150度 に制限する。ファイアリング角は、抵抗56、57に対して選択された値とツェ ナーダイオード67の降伏電圧に基づいて調節される。あるファイアリング角以 上(例えば、150度以上)においては、バス101のレール電圧が低くなり過 ぎ、ピンVDDの所にIC109を駆動するのに十分な電圧を生成することができな くなり、このため、インバータ60が動作できなくなり、ランプ85が点灯で きなくなる。 殆どのトリアックディマーは、フル光出力に対応する25〜30度の最小ファ イアリング(カットイン)角を持つ。この小さなカットイン角においては、最大 平均整流電圧がコンデンサ64に加えられる。複数の抵抗56、57、58、5 9およびツェナーダイオード67がディミングカーブに影響を与える。つまり、 これらによってランプ85がそこにおいてフル光出力を出す最大ファイアリング 角が決定される。換言すれば、抵抗56、57、58、59およびツェナーダイ オード67により、平均整流電圧が決定され、これがIC109のDIMピンによっ て、トリアック35の選択されたファイアリング角に基づいて検出される。整流 電圧を平均化するための回路は、抵抗61とコンデンサ64から実現される。コ ンデンサ63により抵抗61とコンデンサ64に加えられる信号の高周波成分が 除去される。 60Hz波形の負の半サイクルにおいては、ダイオード66により、平均化回 路(抵抗61、コンデンサ64)に加えられる負の電圧がダイオード降下(例え ば、約0.7ボルト)に制限される。別の実施例として、ダイオード66の代わ りにツェナーダイオード66’を用いることで、この調節動作を向上させること もできる。この場合は、ツェナーダイオード66’により、DIMピンに加えられ る電圧がクランプされ、要求される光のレベルは、平均整流電圧ではなく、電圧 の衝撃係数に基づいて決定される。例えば、ランプ85の最大光出力に対してカ ットイン角が約30度に設定された場合、衝撃係数は50%より若干低い値に対 応し、ランプ85の光出力を低減するためにカットイン角が増加されると、衝撃 係数は低減される。 インバータ60は、半ブリッジとして構成され、B+(レールバス)101、 リターンバス102(つまり回路グラウンド)、およびバス101と102の間 に直列に接続されたペアのスイッチ(例えば、パワーMOSFET)100、112を 含む。スイッチ100、112は、結節点110の所で互いに結合される。ここ では、これらは、トーテムポール配列を形成するものとして共通に識別される。 スイッチ100、112として機能するMOSFETは、ペアのゲートG1、G2を持つ。 ペアのコンデンサ115、118が、結節点116の所で互いに結合され、結節 点110とバス102との間に直列に接続される。ツェナーダイオード121が コンデンサ118と並列に接続され、ダイオード123がIC109のピンVDDと バス102との間に接続される。 巻線75、コンデンサ80、コンデンサ81、DC阻止コンデンサ126が、結 節点170の所で互いに結合される。変圧器Tのペアの二次巻線76、77が、 一次巻線75に結合され、これにより、ランプ85のフィラメントの間に、ラン プ85をコンディショニングするために、予熱動作の際と、ランプ負荷85がフ ル光出力以下で動作しているときに、電圧が加えられる。コンデンサ80、82 、118、ツェナーダイオード121、スイッチ112および抵抗153は、一 緒に、回路グラウンドに接続される。ランプ85、抵抗153、抵抗168が結 節点175の所で互いに接続される。ペアの抵抗173、174が、結節点17 5と、ランプ85とコンデンサ126を互いに結ぶ結節点との間に直列に接続さ れる。コンデンサ81、82は、互いに直列に接続され、結節点83の所に結合 される。整流器/倍電圧器50のコンデンサ51が結節点83に接続される。コ ンデンサ179が結節点175と回路グラウンドとの間に接続され、ダイオード 182が結節点184と回路グラウンドとの間に接続される。ダイオード180 が結節点184と回路グラウンドとの間に接続され、コンデンサ183が結節点 181と回路グラウンドの間に接続される。 駆動制御回路65は、IC109を含み、IC109は、複数のピンを含む。RIND ピンは、結節点185に接続される。コンデンサ158が結節点185と回路グ ラウンドとの間に接続される。ペアの抵抗161、162とコンデンサ163が 結節点185と結節点116の間に直列に接続される。RINDピンの所の入力電圧 は、巻線75を流れる電流のレベルを反映する。巻線75を流れる電流は、最初 に、変圧器Tの二次巻線78の間の電圧をサンプリングすることによって得られ る。こうしてサンプリングされた巻線75の間の電圧に比例する電圧が、次に、 抵抗161とコンデンサ158によって形成される積分器によって積分される。 こうしてサンプリングされ、積分された、RIDNピンに供給される電圧は、巻線7 5を流れる電流を表す。巻線75を流れる電流を、最初に、二次巻線78の電圧 をサンプリングし、積分することによって再構成することで、従来のスキーム( 例えば、検出抵抗)と比較して、共振コイルを流れる電流の検出の際に伴う電力 の損失が遥かに低くなる。また、巻線75を流れる電流をこれ以外の方法にて再 構成することは、この電流がランプ85、共振コンデンサ80、81、82、お よび電力フィードバックライン87の間に分割されるために、非常に困難になる と思われる。 VDDピンは、IC109を駆動するための始動電圧を、抵抗103を通じてのラ イン22への接続によって供給される。LI1ピンは、抵抗168を通じて結節点 88に接続される。LI2ピンは、抵抗171を通じて回路グラウンドに接続され る。LI1ピンとLI2ピンに入力される電流の間の差は、検出されたランプ85を流 れる電流を反映する。抵抗189を通じて結節点181に接続されるVLピンの所 の電圧は、ランプ85のピーク電圧を反映する。CRECTピンから、抵抗195と コンデンサ192の並列RC網と、抵抗193とコンデンサ194の直列RC網を通 じて回路グラウンドに流れ出る電流は、ランプ85の平均電力(つまり、ランプ 電流とランプ電圧の積)を反映する。オプションとしての外部D.C.オフセットは 、後に詳細に説明するように、VDDピンと抵抗199の直接の組合せを含み、こ の場合は、結果としてD.C.オフセット電流が抵抗195を通って回路グラウンド に流れる。 コンデンサ192は、抵抗195の間にフィルタされたD.C.電圧を供給する機 能を持つ。抵抗156がRREFピンと回路グラウンドとの間に接続されるが、これ は、IC109内部の基準電流を設定する機能を持つ。ピンCFと回路グラウンドと の間に接続されたコンデンサ159は、後に詳細に説明する電流制御発振器(CC O)の周波数を設定する。ピンと回路グラウンドとの間に接続されたコンデンサ 165は、後に説明する予熱サイクルと、非発振/待機モードの両方のタイミン グのために採用される。GNDピンは直接に回路グラウンドに接続される。ペアの ピンG1、G2は、それぞれ、スイッチ100、112のゲートG1、G2に直接に接続 される。結節点110に直接に接続されたS1ピンは、スイッチ100のソースの 所の電圧を表す。コンデンサ138を通じて結節点110に接続されたFVDDピン はICに対するフローティング電源電圧を表す。 インバータ60および駆動制御回路65の動作は以下の通りである。最初、つ まり、始動の際に、コンデンサ157が抵抗103とコンデンサ157のRC時定 数に基づいて充電されると、スイッチ100と112が、それぞれ、非導通状態 と導通状態となる。この始動フェーズにおいては、IC109のVDDピンに流れる 入力電流は、低レベル(500マイクロアンペア以下)に維持される。結節点1 10とFVDDピンとの間に接続されたコンデンサ138は概ねVDD電圧に等しい比 較的一定な電圧に充電され、スイッチ100の駆動回路に対する電圧源として機 能する。コンデンサ157の間の電圧がターンオン閾値電圧(例えば、12ボル ト)を超えると、IC109は動作(発振/スイッチング)状態に入り、スイッチ 100と112は、各々、巻線75およびコンデンサ80、81、82によって 決定される共振周波数より十分に高い周波数にて、導通状態と非導通状態の間で 、前後に、スイッチする。 IC109はインバータ60がいったん発振を開始すると、予熱サイクル(つま り、予熱状態)に入る。結節点110の所の電圧はスイッチ100と112のス イッチング状態によって、0ボルトとバス101上の電圧との間で変動する。コ ンデンサ115と118は、結節点110の所の電圧が上下に変動する速度を低 速化することで、スイッチング損失とインバータ60によって生成されるEMIの レベルを低減する機能を果たす。ツェナーダイオード121によって結節点11 6の所に脈動電圧が確立(生成)され、この電圧がダイオード123によってコ ンデンサ157に加えられる。結果として、IC109のVDDピンには比較的大き な、例えば、10〜15ミリアンペアの動作電流が流れる。コンデンサ126は 、このD.C.電圧成分がランプ85に加えられるのを阻止する。 予熱サイクルの際は、ランプ85は、非点弧状態、つまり、ランプ85内にア ークがまだ確立されてない状態にある。IC109の約100kHzの初期動作周 波数は、抵抗156とコンデンサ159、およびスイッチ100、112の逆ダ イオード導通時間によって設定される。IC109は、直ちに、動作周波数をIC内 部に設定される速度に低減する。この周波数の低減は、RINDピンによって検出さ れる抵抗161とコンデンサ148によって形成されるRC積分器間のピーク電圧 が−0.4ボルト(つまり、0.4ボルトに等しい負のピーク電圧)になるまで 継続される。スイッチ100と112のスイッチング周波数が、RINDピンによっ て検出される電圧が−0.4ボルトに維持されるように調節され、この結果、結 節点110の所に約80〜85kHzの比較的一定な(予熱周波数として定義さ れる)周波数が出現する。比較的一定なRMS電流が巻線75を流れ、この電流が 二次巻線76、77に結合され、これにより、ランプ85のフィラメント(つま り、カソード)がランプのその後の点弧に対して十分に予備コンディショニング され、これによって、ランプの長い寿命が確保される。この予熱サイクルの継続 期間は、コンデンサ165によって設定される。コンデンサ165の値が零の場 合(つまり、開放されている場合)は、フィラメントの予熱は行なわれず、ラン プ85が瞬間的に始動されることとなる。 コンデンサ165によって決定される予熱動作の終端においは、予熱の際は高 値の論理レベルを取るVLピンは、低値の論理レベルを取る。すると、IC109は 、予熱の際のスイッチング周波数から、IC109内部に設定されている速度にて 、無負荷共振周波数(つまり、ランプ85の点弧の前の巻線75とコンデンサ8 0、81、82の共振周波数)に向けて下方に掃引を開始する。スイッチング周 波数が共振周波数に接近すると、ランプ85間の電圧が急速に(例えば、600 〜800のピークボルトに)上昇し、通常は、ランプ85の点弧に十分な高電圧 となる。ランプ85がいったん点灯されると、ランプ85を流れる電流は、数ミ リアンペアから数百ミリアンペアに上昇する。ランプ電流と同一である抵抗15 3を流れる電流は、LI1ピンとLI2ピンの所で、それぞれ、抵抗168と171に 比例するこれらの間の電流差分に基づいて決定される。ランプ85の電圧は、抵 抗173、174、177の組合せから形成される分圧器にてスケーリングされ 、ダイオード182とコンデンサ183から形成されるピークツウピーク検出器 にて検出され、この結果として、ピークツウピークランプ電圧に比例するD.C.電 圧が結節点181の所に生成される。結節点181の所のこの電圧は抵抗189 によって電流に変換され、これがVLピンに供給される。 VLピンに供給される電流は、IC109の内部で、LI1ピンとLI2ピンの間の差分 電流を乗じられ、結果として、整流されたA.C.電流がCRECTピンから、コンデン サ192と抵抗195の並列RC網と抵抗193とコンデンサ194の直列RC網に 流れる。これら並列と直列のRC網は、このA.C.整流電流をランプ85の電力に比 例するD.C.電圧に変換する。CRECTピンの所の電圧がIC109内に含まれるフィ ードバック回路/ループによって強制的にDIMピンの所の電圧に等しくされ、こ の結果としてランプ85によって消費される電力が調節される。 ランプ85の要求される照明レベルは、DIMピンの所の電圧によって設定され る。このフィードバックループは、後に詳細に説明するランプ電圧検出回路およ びランプ電流検出回路を含む。このフィードバックループに基づいて半ブリッジ インバータ60のスイッチング周波数が調節され、CRECTピンの所の電圧が、DIM ピンの所の電圧に等しくなるようにされる。CRECT電圧は、0.5ボルトと2. 9ボルトの間で変動する。DIMピンの所の電圧が2.9ボルト以上に上昇、ある いは0.5ボルト以下に低下した場合、これらは、内部的に、それぞれ、2.9 ボルトあるいは0.5ボルトにクランプされる。DIMピンの所に供給される信号 は、A.C.入力ライン電圧の位相の一部分が遮断される位相角ディミングを通じて 生成される。入力ライン電圧のカットイン位相角が、ディミングインタフェース 55を通じて、D.C.信号に変換され、これがDIMピンに供給される。 CRECTピンの所の電圧は、ランプ85が点弧されたとき零になる。ランプ電流 が蓄積する(立ち上がる)と、CRECTピンの所に、ランプ電圧とランプ電流の積 に比例する電流が生成され、これによってコンデンサ192、194が充電され る。インバータ60のスイッチング周波数が、CRECTピンの所の電圧がDIMピンの 所の電圧に等しくなるまで、減少あるいは増加される。ディムレベルが全(10 0%)光出力に設定されている場合は、コンデンサ192、194は2.9ボル トまで充電することを許され、このため、CRECTピンの電圧は、このフィードバ ックループに基づいて、2.9ボルトに上昇する。電圧の上昇の際は、このフィ ードバックループは、後に詳細に説明するように開かれる。いったんCRECTピン の電圧が約2.9ボルトになると、このフィードバックループは閉じる。同様に 、ディムレベルが最小光出力に設定されている場合は、コンデンサ192、19 4は0.5ボルトまで充電することを許され、このため、CRECTピンの電圧は、 このフィードバックループに基づいて、0.5ボルトに上昇する。一般的には、 DIMピンの所の0.5ボルトは全(100%)光出力の10%に対応する。全光 出力の1%まで深くディミングするためには(これ以外の場合は要求されないが )、抵抗199によって実現される外部オフセットを用いて、DIMピンの所の0 .5 ボルトが全光出力の1%に対応するようにされる。ディムレベルが最小光出力に 設定されている場合は、CRECTコンデンサは0.5ボルトまで充電し、その後、 このフィードバックループは閉じる。 点弧においては低ディムレベルに設定される従来のランプは、典型的には、点 弧フラッシュを発生する。要求される照明のレベルよりも高いこの光のフラッシ ュは、点弧の後に、高レベルの電力を、不必要な比較的長い期間(最大数秒)に 渡って供給するために発生する。従来のコンパクト蛍光ランプ点弧スキームは、 この方法にてランプの点弧が成功することを保証する。ただし、本発明によると 、点弧フラッシュが最小にされる。つまり、点弧に続く高い光の状態が、低ディ ム設定の場合でも、非常に短期間にされ、望ましくない光フラッシュの視覚的効 果が最小にされる。点弧フラッシュの事実上の除去は、点弧が起こった直後にラ ンプ85に供給される電力のレベルを、フィードバックループを用いて低減する ことによって達成される。 アマルガムランプの場合、ランプ電圧はアマルガム温度が所定のレベルを超え ると大きく落ちる。水銀蒸気の圧力が低減し、このために、ランプ電圧が落ちる 。このような状態下においては、ランプ電力の調節は、結果として、極端に高い ランプ電流を発生させ、このため、ランプ電極の故障やランプの寿命の低下をも たらす。このため、本発明によると、ランプ電流のレベルが、結節点181の所 の最小電圧をVDDピン電圧からダイオード186の電圧降下を差し引いた値に等 しくなるようにクランプすることで、許容できるレベルに維持される。ランプ8 5の電圧が抵抗173、174、177から形成される分圧器にてスケーリング され、これをダイオード182とコンデンサ183から形成されるピークツウピ ーク検出器にて検出することで、結節点181の所に、ピークツウピークランプ 電圧に比例するD.C.電圧が生成される。 結節点181の所の電圧は抵抗189によってVLピンに流れる電流に変換され るが、この電圧が、VDDピン電圧からダイオード186の電圧降下を差し引いた 値以下に落ちないように維持される。IC109がランプ電圧の調節を、サンプリ ングされたランプ電圧を最小値にクランプしながら遂行するために、ランプ電流 は許容最大レベル以下に制限される。 フリッカを回避するために、変圧器Tの二次巻線78、抵抗162およびコン デンサ163から形成される補助電源が提供される。フリッカは、VDDピンの所 の電圧レベルがIC109を駆動するために要求される最小閾値以下に落ちること に起因してIC109が瞬間的にターンオフすることで発生する。つまり、ランプ 85がターンオンしたときCFL10がより多くの電流を引き、このために、バス 101に供給される電圧が瞬間的にデップする(低下する)。VDDピンの所の電 圧はバス101によって供給される電圧に基づくため、VDDピンの所の電圧レベ ルが瞬間的に最小閾値以下に低下し、この結果フリッカが発生する。 補助電源は、主電源を補う機能を持つ。主電源はツェナーダイオード121に よって確立される脈動電圧をコンデンサ157に供給し、これを充電する。VDD ピンの電圧はコンデンサ157の間の電圧に等しい値に設定される。補助電源は 、予熱の最中ではなく、予熱が終了した後に、整流された電圧を供給する。この 電圧は、二次巻線78の間の電圧を抵抗162、コンデンサ163、ダイオード 123に結合することによってVDDピンに供給される。つまり、補助電源は、DC オフセットをVDDに供給し、これにより、VDDピンの所の電圧がIC109を駆動す るための約10ボルトの最小閾値以上に維持される。これにより、ランプ85が ターンオンする際に負荷が増加することに起因してランプ85の光が瞬間的に中 断される現象(つまり、フリッカ)が回避される。 電力は、整流器/倍電圧器50に、電力フィードバックライン87に沿って結 節点83から、ダイオードD2、D4、コンデンサ51を互いに結ぶ結節点へとフィ ードバックされる。整流器/倍電圧器50によってランプ85に供給される過剰 ブースト電圧を低下させるため、およびディミング状態での点弧の際に電流の量 を増加させるために、共振タンク回路を構成するコンデンサ81と82によって 表されるキャパシタンスが、これらコンデンサの間で分割され、フィードバック 電流は、コンデンサ81のコンデンサ82に対する比によってはコンデンサ81 のみを流れるようにされる。そして、コンデンサ81のコンデンサ82に対する 比は、ランプ電圧(つまり、ランプ85の間の電圧)のライン電圧(つまり、A. C.源20の電圧)に対する比に依存する。 ダイオードD1、D3は、ライン電圧が正のとき導通し、ダイオードD2、D4は、ラ イン電圧が負のとき導通する。主ライン電圧(つまり、A.C.電源20からの電圧 )の各半サイクルのピーク部分において、コンデンサ81からの高周波フィード バック寄与は存在しない。つまり、電圧は主ラインの各半サイクルのピーク部分 の際は、結節点83の所の電圧より大きく、このため、整流器/倍電圧器50に 供給される高周波寄与は、ダイオードD2、D4によって阻止される。 コンデンサ51は、D.C.阻止コンデンサであり、これはコンデンサ81からの 高周波フィードバック寄与との関連で、ダイオードD1とD3を結ぶ結節点を、ダイ オードD2とD4を結ぶ結節点に電気的に接続する。コンデンサ51は、これにより 、高周波フィードバック寄与が主ライン電圧の正と負の半サイクルの両方に対し て同一(つまり、対称)となることを確保する。フィードバックの量は、主ライ ン電圧とディム設定に基づいて変化され。コンデンサ81、82は、整流器/倍 電圧器50にフィードバックされる高周波電力との関連では、ランプ85に対し て並列となり、整流器/倍電圧器50にフィードバックされる電力はランプ85 の間の電圧を反映する。 電力フィードバック回路は、長所として、CFL10が1.0より遥かに小さな 力率(例えば約0.7)にて動作することを可能にする。力率が1.0の場合は 、インバータ60と負荷70内に力率がこれより低い場合より遥かに大きなスト レ スが発生する。電力フィードバック回路は、力率を、トリアック35を導通状態 に維持するために必要とされる約0.7の最小レベルに上げる。 次に、図4の説明に移るが、図示するように、IC109は、電力調節/ディミ ング制御回路250を含む。LI1ピンとLI2ピンとの間の差分電流は、アクティブ 整流器300に供給される。アクティブ整流器300は、A.C.波形を全波整流す るが、これを、ダイオードと関連する電圧降下を回避するために、ダイオードブ リッジではなく、内部フィードバックを持つ増幅器を用いて行なう。電流源30 3は、アクティブ増幅器300の出力に応答して、ランプ85を流れる電流を表 す整流された電流ILDIFFを生成し、これを、電流乗算器306への2つの入力の 一つとして供給する。 予熱サイクルの際は、PチャネルMOSFET331はターンオンし、N-チャネルMOS FET332はターンオフし、これによって、VLピンの電圧がVDDピンの電圧まで引 き上げられる。例えば、1秒間継続する予熱サイクルが終了すると、今度は逆に 、PチャネルMOSFET331はターンオフし、N-チャネルMOSFET332はターンオ ンし、このために、インバータ60の電力調節/ディム制御動作が起こることが 許される。予熱サイクルに続いて、電流がVLピンとN-チャネルMOSFET332に流 れ、この電流が抵抗333によってスケーリングされる。電流源(つまり、電流 増幅器)336は、VLピンからのスケーリングされた電流に応答して、電流信号 IVLを生成する。電流クランプ339は、電流信号IVLの最大レベルを制限し、こ の電流が、乗算器306の他方の入力に供給される。電流源309は、乗算器3 06の出力に応答して、電流ICRECTを生成し、この電流は、CRECTピンとエラー 増幅器312の非反転入力の両方に供給される。図3に示すように、コンデンサ 192と抵抗192の並列網と、これと並列に接続された抵抗193とコンデン サ194の直列の網により、このA.C.整流電流がCRECTピンの所で、D.C.電圧に 変換される。 図4に戻り、DIMピンの所のD.C.電圧は、電圧クランプ回路315に加えられ る。電圧クランプ回路315は、CRECTピンの所の電圧を、0.3ボルトと3. 0ボルトの間に制限する。電圧クランプ回路315の出力は、エラー増幅器31 2の反転入力に供給される。エラー増幅器312の出力は、電流源345を流れ る電流IDIFのレベルを制御する。電流比較器348は、電流IDIFを、基準電流IM INおよび電流IMODと比較し、大きな規模を持つ方の電流信号を出力する。IMOD電 流は、スイッチコンデンサ積分器327によって制御される。電流比較器348 によって出力される電流は、制御信号として機能し、これによってCCO318の 所の発振(スイッチング)周波数が決定される。ランプが点弧すると、CRECTピ ンの電圧とIDIF電流は零となる。比較器348の出力は、IMIN、IDIF、IMODの内 の電流レベルが最大なものを選択するが、これはこの時点ではIMODである。CREC Tの電圧がDIMピンの所の電圧と等しくなるまで蓄積すると(立ち上がると)、ID IF電流が増加し、IDIF電流がIMOD電流を超えると、比較器348の出力はIDIF電 流と等しくなる。 フィードバックループは、エラー増幅器312を中心として、IC109の内部 と外部の多くの要素を含み、CRECTピンの所の電圧をDIMピンの所の電圧に等しく する働きを持つ。DIMピンの所の電圧が0.3ボルト以下のときは、0.3ボル トのD.C.電圧がエラー増幅器312の反転入力に加えられ、DIMピンの所の電圧 が3.0ボルトを超えたときは、3.0ボルトがエラー増幅器312に加えられ る。DIMピンに加えられる電圧は、ランプ85の最大光レベルと最小光レベル間 の10:1なる要求される比を達成するためには、0.3ボルト以上、3.0ボ ルト以下の範囲であることを必要とされる。乗算器306への入力は、電流クラ ンプ339によってクランプされ、これにより、乗算器306に適当にスケーリ ングされた電流が供給される。 CCO318の周波数は、比較器348の出力に応答して、半ブリッジインバー タ60のスイッチング周波数を制御する。比較器348は、予熱および点弧掃引 の際は、IMOD電流をCCO318に供給し、定常動作の際は、IDIF電流をCCO318 に出力する。CCO318は、比較器348によってIMIN電流が出力された場合は 、これに応答して最小スイッチング周波数を制限する。この最小スイッチング周 波数は、IC109の外部に、それぞれ、CFピンとRREFピンの所に接続されるコン デンサ159と抵抗156にも依存する。インバータ60は、CRECTピン電圧が 、DIMピン電圧と同一電圧となったとき、閉ループ動作に達する。エラー増幅器 312は、比較器348によって出力されるIDIF電流を調節することで、CRECT ピン電圧をDIMピン電圧と概ね等しくなるように維持する。 共振コイル電流検出回路364は、RINDピンの所の信号によって表される共振 コイルの電流をモニタすることで、インバータ60が容量性モードあるいは近容 量性モードの動作にあるか決定する。インバータ60は、巻線75を流れる電流 の位相がスイッチ112間の電圧の位相より進んでいる場合は、容量性モードの 動作にある。近容量性モードの動作の場合は、巻線75を流れる電流の位相がス イッチ112の間の電圧の位相に接近するが、ただしまだこれよりも進む。例え ば、巻線75とコンデンサ80、81、82の共振周波数が約50kHzの場合 、巻線75を流れる電流の位相がスイッチ112間の電圧の位相より遅れるが、 ただしこの遅れが約1マイクロ秒以内である場合、近容量性モードの動作が存在 する。 共振コイル電流検出回路回路364は、また、スイッチ100あるいは110 の順方向導通、すなわち(基板からドレインへの)ボディーダイオード導通が起 こっていないか検出する。共振コイル電流検出回路364によって生成される信 号IZEROb、つまり、フリップフロップ370のQ出力の所に生成される信号IZER Obは、スイッチ100あるいは112のいずれかが順方向導通(状態)にある場 合は高値の論理レベルとなり、スイッチ100あるいは112のいずれかのボデ ィーダイオードが導通する場合は低値の論理レベルとなる。信号IZERObは、CCO 318のIZERObピンに供給される。信号IZERObが低値の論理レベルにあるときは 、CFピン379の所の波形は実質的に一定なレベルとなる。信号IZERObが高値の 論理レベルにあり、スイッチ100が導通しているときは、CFピンの所の電圧は 上昇する。信号IZERObが高値の論理レベルにあり、スイッチ112が導通してい るときは、CFピンの所の電圧は低減/下降する。 共振コイル電流検出回路364によって生成される信号CM、つまり、QRゲート 373によって生成される信号CMは、インバータ60のスイッチング周波数が、 近容量性モードの動作にあるとき、高値の論理レベルとなる。スイッチコンデン サ積分器327は、信号CMが高値の論理レベルにある場合、これに基づいて、電 流源329の出力(つまり、IMOD電流)を増加させる。IMOD電流の規模が増加す ると、比較器348は、IMOD電流をCCO318に供給し、このために、インバー タ60のスイッチング周波数が増加される。近容量性モードの動作は、共振コイ ル電流検出回路364によって、IC109のG1、G2ピンの所に生成される各ゲー ト駆動パルスのリーディング(立ち上がり)エッジにおいて、RINDピンの所の電 圧波形の符号(+あるいは−)をモニタすることによって検出される。RINDピン の所の電圧波形の符号が、ゲートパルスG1のリーディングエッジにおいて+(正 )である場合、あるいは、ゲートパルスG2のリーディングエッジにおいて−(負 )である場合、インバータ60は近容量性モードの動作にある。 NANDゲート376は、CMPANIC信号を出力するが、この信号は、インバータ6 0が容量性モードにて動作しているとき、高値の論理レベルになる。いったん容 量性モードが検出されると、IMOD電流のレベルがスイッチコンデンサ積分器32 7の出力の急速な上昇に応答して、急速に上昇する。CCO318は、IMOD信号、 抵抗156およびコンデンサ159に基づいてインバータのスイッチング周波数 を、ほぼ瞬間的に最大値に増加させる。容量性モードは、IC109のG1、G2ピン の所に生成される各ゲート駆動パルスのトレーリング(立ち下がり)エッジにお いて、RINDピンの所の電圧波形の符号(+あるいは−)をモニタすることによっ て検出される。RINDピンの所の電圧波形の符号が、ゲートパルスG1のトレーリン グエッジにおいて−(負)である場合、あるいは、ゲートパルスG2のトレーリン ググエッジにおいて+(正)である場合、インバータ60は容量性モードの動作 にある。 回路379は、CPピンと回路グラウンドとの間に接続されるコンデンサ165 の値に応答して、ランプ85のフィラメントを予熱するための時間、およびイン バータ60を待機動作モードに置くための時間を設定する。予熱サイクルの際に 、CPピンの所に2つのパルスが(約1秒間に渡って)生成される。インバータ6 0のスイッチング周波数は、予熱サイクルの際は、約80kHzとされる。予熱 サイクルの終端において、信号IGNSTが高値の論理レベルとなり、これによって 、点弧動作が開始される。つまり、スイッチング周波数が約80kHzから、巻 線75、コンデンサ80、81、82の共振周波数、例えば、約60kHz(無 負荷共振周波数)の近傍の少し上の値に点弧掃引される。この点弧掃引は、例え ば、10kHz/ミリ秒の速度で行なわれる。 IC109は、共振巻線75を流れる電流の規模を調節するが、これはRINDピン の所で検出される。RINDピンの所の電圧規模が0.4ボルトを超えると、比較器 448によって出力される信号PCは高値の論理レベルとなり、このため、スイッ チコンデンサ積分器327の出力がIMOD電流のレベルに調節される。このため、 RMSスイッチング周波数が増加し、結果として、共振巻線75を流れる電流の規 模が低減される。RINDピンの所の電圧規模が0.4ボルト以下に落ちると、信号 PCは低値の論理レベルを取り、このためスイッチコンデンサ積分器327の出力 はIMOD信号のレベルに調節され、このためスイッチング周波数が低減される。こ の結果、共振巻線75を流れる電流が増加する。これにより共振巻線には良く調 節された電流が流れ、このために、予熱の際に、ランプ85の各フィラメントの 間に、実質的に一定な電圧が発生することが確保される。別の方法として、各フ ィラメントと直列にコンデンサ(図示せず)を挿入し、これにより、予熱の際に 、フィラメントに実質的に一定な電流が流れることを確保することもできる。 回路379はまた予熱サイクルが経過した後に始動される点弧タイマを含む。 いったん起動されると、CPピンの所で1パルスが生成される。このパルスの後に 、容量性モードの動作か、ランプ85間の過電圧状態のいずれかが検出された場 合は、IC109は、待機モードの動作に入る。待機モードにおいては、CCO31 8は、発振を止め、スイッチ112と110は、それぞれ、導通状態と非導通状 態に維持される。待機モードの動作から出るためには、IC109への電源電圧( つまり、VDDピンに供給される電圧)を、少なくともターンオフ閾値(例えば、 10ボルト)あるいはこれ以下に低減し、その後、少なくともターンオン閾値( 例えば、12ボルト)に増加することが要求される。 予熱タイマは、シュミットトリガ400(つまり、ヒストリシスを持つ比較器 )を含むが、これは、CP波形のトリッピングポイントを設定する。これらトリッ ピングポイントは、シュミットトリガ400の入力に、これをターンオンあるい はターンオフ状態にトリガするために加えられる電圧を表す。スイッチ403は 、導通状態においては、コンデンサ165を放電するための経路となる。スイッ チ403は、シュミットトリガ400によってパルスが生成される度に導通状態 になり、これは各パルス期間だけ継続する。コンデンサ165は、CPピンの所の 電圧がシュミットトリガ400によって設定される上側トリッピングポイントを 超える度に放電する。この放電路は、CPピン、スイッチ403、および回路グラ ウンドを含む。コンデンサ165は、電流源388によって充電される。容量性 モードの動作が、NANDゲート376の所にCMPANIC信号が生成されたことを反映 して、検出された場合、スイッチ392がターンオンする。すると、コンデンサ 1 65は、今度は、電流源391によって充電される。コンデンサ165を充電す る電流は、容量性モードの動作が検出された場合、10倍高くなり、CPピンの所 の電圧は、シュミットトリガ400の上側トリッピングポイントに、容量性モー ドでない場合の1/10の時間で達する。従って、CPピンの所のこのパルスは、 容量性モードの動作が検出された場合、容量性モードの動作が検出されない場合 の10倍短くなる。このため、IC109は、スイッチング周波数の増加で容量性 モードの状態が除去できない場合、待機モードの動作に比較的短時間で入る。 予熱タイマは、さらに、カウンタ397を形成するD−タイプフリップフロッ プを含む。NANDゲート406の出力は、信号COUNT8bを生成するが、この信号は 、点弧期間の終端において低値の論理レベルとなる。ゲート412は、ランプ8 5間に過電圧最小閾値状態が検出されたとき(これはOVCLK信号によって表され る)、あるいは容量性モードのインバータ動作が検出されたとき(これはCMPANI C信号によって表される)、高値の論理レベルを出力する。ゲート415の出力 が高値の論理レベルになると、スイッチ403がターンオンし、結果としてコン デンサ165が放電される。 上述のように、予熱サイクルに続いて、電力の調節とディミング制御の目的で 、VLピンから流れる入力電流が電流源336を通じて乗算器306に供給される 。VLピンからの入力電流は、また、それぞれ、電流源417、電流源418、電 流源419を通じて、比較器421、比較器424、比較器427の非反転入力 にも供給される。 比較器421は、ランプ電圧が過電圧最小閾値を超えたことを検出すると、こ れに応答して、点弧タイマを起動する。点弧タイマが満了した後も過電圧最小閾 値状態が存在する場合は、IC109は、待機モードの動作に入る。D-タイプフリ ップフロップ430は、G2ピンの所で生成されるゲートパルスの立ち下がりエッ ジにおいて、比較器421の出力をクロックする。D-タイプフリップフロップ4 33、ANDゲート436およびNORゲート439は、最初の点弧掃引の際に過電圧 最小閾値が超えられた場合、スイッチ(N-チャネルMOSFET)440を開き、これ によってICRECT信号を阻止する。フリップフロップ433のD入力は、結節点3 85に結ばれる。フリップフロップ433のD入力は、予熱サイクルの終端にお いて、過電圧最小状態が検出された場合、高値の論理レベルとなる。フリップフ ロップ433の出力は、D入力の所の論理レベルが高値になると、これに応答し て低値の論理レベルとなり、この結果、ゲート439の出力は、低値の論理レベ ルにスイッチされる。すると、スイッチ440が開き、このため、ICRECT信号が CRECTピンに達することが阻止される。ICRECT信号がCRECTピンに達することを阻 止されると、コンデンサ192は抵抗195を通じて放電する。外部オフセット 198が用いられない場合は、全(フル)放電が起り、図2に示すようにオフセ ット198が用いられる場合は、部分放電が起こる。いずれの場合も、コンデン サ192の放電のために、CRECTピンの所の電圧が低下し、フィードバックルー プが閉じないことが確保される。予熱サイクルの際は、内部結節点385の所の IGNST信号は、低値の論理レベルとなる。従って、NORゲート439は、予熱サイ クルの際はスイッチ440をターンオフする。このため、ICRECT信号がエラー増 幅器312に加えられることも、CRECTピンから流れ出て、コンデンサ192を 充電することもない。 予熱サイクルの完了の直後に開始される点火掃引がいったん開始すると、IGNS T信号は高値の論理レベルとなる。すると、スイッチ440がターンオンし、点 弧掃引の期間を通じて、過電圧最小閾値(例えば、点弧の際にランプ85に加え られる最大電圧の約1/2)が比較器421によって検出されない限りオンの状 態にとどまる。点弧掃引の際、スイッチング周波数は低下して行き、結果として ランプ85間の電圧と、検出ランプ電流は増加する。ICRECT信号の規模が増加し 、これによってコンデンサ192が充電されるために、CRECTピンの所の電圧が 増 加する。低ディムレベルにおいては、CRECTピンの所の電圧がDIMピンの所の電圧 と等しくなることが考えられる。このため、さらなる介在なしには、エラー増幅 器312が、これら2つの電圧間の差を検出しないために、ランプ85が正常に 点弧される前にフィードバックループを早熟に閉じることがある。 フィードバックループがこのように早熟に閉じられることを回避するために、 点弧掃引の際は、ゲート439が、スイッチ440をターンオフし、比較器42 1によって過電圧最小閾値状態が存在することが検出される限り、スイッチ44 0がターンオフした状態に維持される。ICRECT信号がCRECTピンに達することが 阻止されるために、CRECTピンの電圧が落ち、このため、CRECTピンの電圧がDIM ピンの電圧と等しくなることが、後者が深いディムレベルに設定されている場合 でも阻止される。このため、フィードバックループが点弧掃引の際に閉じること で正常な点弧の発生が阻止されることがなくなる。好ましくは、スイッチ440 は、ランプ電圧が過電圧最小閾値に達したとき開始されランプ85が点弧するま で継続される点弧掃引の際に、一度のみターンオフされる。スイッチ440がタ ーンオフされている間は、コンデンサ192は、抵抗195を通じて十分に低い 値に放電することができ、このため、フィードバックループが、点弧掃引の際に 、早熟に閉じないことが確保される。 従来のコンパクト蛍光ランプの駆動スキームは、ランプ始動を成功させるため に、ランプに、比較的高いレベルの電力を望ましくない長期間に渡って(例えば 、最大数秒に渡って)供給する。ランプを比較的低いレベルの輝度にて始動する ことを試みた場合、ランプに比較的高いレベルの電力が望ましくない長期間に渡 って供給され、このために、点弧フラッシュと呼ばれる状態が発生する。この状 態においては、要求されるよりも潜在的にかなり高い光の瞬間的なフラッシュが 発生する。 本発明は、点弧フラッシュを除去することに成功する。つまり、本発明による と、点弧フラッシュが気付かない程度に押さえられる。点弧フラッシュの大幅な 除去は、ランプ85に比較的高いレベルの電力が望ましくない長期間に渡って供 給されることを回避することによって達成される。より詳細には、ランプ85に は、比較的高いレベルの電力が、約1ミリ秒以下の短い期間だけ供給され、その 後、ランプの点弧に続いて、この規模が低減される。このランプ電力の即座の低 減は、過電圧状態を、特に、ランプ電圧が(比較器421によって検出される) 過電圧最小閾値を、スイッチ440が再び閉じる前に、モニタすることによって 達成される。ランプ電圧のこの過電圧最小閾値以下への下落は、ランプ85の点 弧が成功すると同時に発生する。換言すれば、点弧フラッシュが発生し易い深い ディムレベルにおいて、点弧フラッシュが、最初にランプ電圧が過電圧最小閾値 に達したあるいはこれを超えた時期を検出し、続いてランプ電圧が過電圧最小閾 値以下に落ちた時期を検出することで回避される。 比較器424の出力は、ランプ電圧が過電圧最大閾値(例えば、過電圧最小閾 値の二倍)を超えたとき、高値の論理レベルとなる。比較器424の出力が、高 値の論理レベルであり、近容量性モードが検出されない場合は、スイッチコンデ ンサ積分器327は、CCO318の発振周波数、従って、スイッチング周波数を 固定された速度(例えば、10kHz/ミリ秒の掃引速度)にて、D-タイプフリ ップフロップ445のQ出力が高値の論理レベルであること(つまり、フリップ フロップ445によって出力される信号FI(周波数増加)が高値の論理レベルで あること)に基づいて増加する。このために、インバータ60のスイッチング期 間の時間間隔が短縮される。他方、比較器424の出力が高値の論理レベルであ り、近容量性状態が検出された場合は、スイッチコンデンサ積分器327は、CC O318の発振周波数、従って、スイッチング周波数を即座に(例えば、10マ イクロ秒以内に)その最大値(例えば、100kHz)に、NANDゲート442の 出力が高値の論理レベルであること(つまり、NANDゲート442によって出力さ れる信号FSTEP(周波数ステップ)が高値の論理レベルであること)に基づいて 増加する。この場合、CCO318に応答して、インバータ60のスイッチング期 間がその最小時間間隔(例えば、10マイクロ秒)に短縮される。 比較器427の出力は、ランプ電圧が過電圧パニック閾値(つまり、過電圧最 大閾値以上の閾値)を超えたとき、高値の論理レベルとなる。比較器427の出 力が、高値の論理レベルになると、スイッチコンデンサ積分器327は、CCO3 18のスイッチング周波数を、即座にその最大値に、NANDゲート442の出力が 高値の論理レベルであること(つまり、NANDゲート442によって出力される信 号FSTEP(周波数ステップ)が高値の論理レベルであること)に基づいて増加す る。 ゲート駆動回路320は、当分野において周知であり、米国特許第5,373,435 号においてより詳細に開示されている。従って、米国特許第5,373,435号のゲー ト駆動回路の説明を参照されたい。IC109のFVDD、G1、S1、およびG2ピンは、 米国特許第5,373,435号の図1に示す結節点P1、P2、P3およびGLに対応する。本 発明の図3に示す信号G1とG2Lは、それぞれ、米国特許第5,373,435号における上 側ドライブDUがオンのときの端子INLの所の信号とコントローラとシフタとの間 の信号に対応する。 電源レギュレータ592は、約5ボルトの出力電圧を生成するバンドギャップ レギュレータ595を含む。レギュレータ595は、広い範囲の温度および電源 電圧(VDD)に渡って実質的に独立である。シュミットトリガ(つまり、ヒステ リスを持つ比較器)598のLSOUT(low supply out)と呼ばれる出力は、電源 電圧の状態を識別し、VDDピンの所の入力電源電圧がターンオン閾値(例えば、 12ボルト)を超えると、LSOUT信号は低値の論理レベルとなる。他方、LSOUT信 号はVDDピンの所の入力電源電圧がターンオフ閾値(例えば、10ボルト)以下 に落ちると、高値の論理レベルとなる。始動の際は、LSOUT信号は高値の論理レ ベルにあり、これは、ラッチ601のSTOPOSC信号と呼ばれる信号を高値の論理 レベルにセットする。CCO318は、STOPOSC信号と呼ばれる出力が高値の論理レ ベルとなると、CCO318はこれに応答して発振するのを止め、CFピンをバンド ギャップレギュレータ595の出力電圧にセットする。 VDDピンの所の電源電圧がターンオン閾値を超え、結果としてLSOUT信号が低値 の論理レベルになると、STOPOSC信号は低値の論理レベルとなる。CCO318は、 LSOUT信号が低値の論理レベルになると、これに応答して、インバータ60を上 述のようなスイッチング周波数にて駆動し、この結果、実質的に台形な波形がCP ピンに加えられる。VDDピンの電圧がターンオフ閾値以下に落ち、G2ピンの所の ゲート駆動パルスが高値の論理レベルになる度に、CCO318は発振を止め、ス イッチ110と112は、それぞれ、それらの非導通状態と導通状態に維持され る。 ラッチ601の出力は、NORゲート604の出力が高値の論理レベルとなった ときも、高値の論理レベルとなり、結果として、CCO318は発振を止め、待機 モードの動作に入る。NORゲート604のNOIGN信号として識別される出力は、点 弧期間の終了の後に、ランプ85間の過電圧状態あるいは容量性モードのインバ ータ動作のいずれかが検出された場合、高値の論理レベルとなる。これら状態の いずれも、ランプ85が回路から除去されたときに発生し、過電圧状態はランプ 85が点弧に失敗したときに発生する。 図5は、シュミットトリガ598を示す。複数の抵抗701、704、707 、710が直列に接続され、VDDピンと回路グラウンドの間に分圧器が形成され る。シュミットトリガの第一の実現においては、トランジスタ713の導通状態 は信号IGNST barの論理レベルに基づく。このシュミットトリガの第一の実現は 、スイッチ714が閉じられることを特徴とする。このシュミットトリガ598 においては、スイッチ714を閉じることは、スイッチ714を除去することと 同一 であり、好ましくは、この方法にて達成され、信号IGNST barはトランジスタ7 13のゲートに直接に接続される。 比較器719の反転入力の電圧は、分圧器に依存し、これは、VDDピンの所の 電圧および信号IGNST barの論理レベルに依存する。比較器719は、非反転入 力の所の電圧をVREG595の所の電圧と比較する。出力信号LSOUTの高値と低値 の論理レベル間のヒステリシス効果がトランジスタ716を通じて提供される。 VDDピンの所の電圧は、予熱サイクルの最中と予熱サイクルの後で変動する。 つまり、信号IGNST barは、予熱サイクルの際は高値の論理レベルを取り、予熱 サイクルの後は低値の論理レベルとなる。CCO318が発振を止めるVDDピンの電 圧(以降、UVLO(under voltage lockout)レベルと言う)は、信号IGNST barの 論理レベルに基づいて変動する。つまり、UVLOレベルは、信号IGNST barが低値 の論理レベルのとき(つまり、予熱後)と比較して、信号IGNST barが高値の論 理レベルのとき(つまり、予熱中)において、より高い閾値となる。 本発明のもう一つの実現によると、シュミットトリガ598は、信号IGNST ba rをトランジスタ713のゲートに供給しないように修正される(この実現は、 以降、代替シュミットトリガ実現と呼ばれる)。この場合、UVLOレベルは変動し なくなる。この代替シュミットトリガ実現は、スイッチ714が開かれることを 特徴とする。代替シュミットトリガ実現においては、スイッチ714を開くこと は、トランジスタ713、スイッチ714および信号IGNST barへの接続を除去 することと同一であり、この好ましくは、この方法にて達成される。 本発明は、シュミットトリガ598および/あるいは補助電源を用いることで 、ランプ85のフリッカを回避する。シュミットトリガ598および/あるいは 補助電源は、IC109が、VDDピンの所の電圧レベルがIC109を駆動するため に要求される最小閾値以下に落ちることに起因して瞬間的にターンオフすること を回避する。つまり、ランプ85がターンオンする際に(つまり、予熱の後に) 、 補助電源(つまり、二次巻線78、抵抗162およびコンデンサ163)を用い て、(コンデンサ157に脈動電圧を供給するツェナーダイオード121によっ て確立される)主電源を補助すること、および/あるいはUVLO閾値を下げること で、VDDピンの所の電圧レベルがUVLOレベル以上に維持される。VDDピンに加えら れる電圧および/あるいはUVLOレベルを、予熱の際と予熱の後で変動させること で、ランプ85がターンオンする際に、VDDピンの所の電圧レベルがUVLOレベル 以上に維持される。 従って、IC109は、VDDピンを通じて、IC109を動作するための少なくと も一つの変動する入力信号を持つこととなる。代替シュミットトリガ実現ではな く、第一のシュミットトリガ598が用いられる場合は、VDDピンの電圧は、動 作モードに基づいて異なる非零の所定の電圧範囲を持つことを特徴とし、予熱モ ードの際は、VDDピンの所の電圧は、典型的には、約12ボルトの上限と約10 ボルトの下限の間で変動し、予熱モードの後(つまり、ランプのターンオンおよ びそれ以降)は、VDDピンの所の電圧は、典型的には、約12ボルトの上限と約 9ボルトの下限の間で変動する。 第一のシュミットトリガ598ではなく代替シュミットトリガ実現が用いられ た場合は、特徴として、VDDピン電圧は、予熱モードの間と予熱モードの後の両 方において、非零の同一の所定の電圧範囲を持つことを特徴とし、この代替シュ ミットトリガ実現においては、VDDピンの所の電圧は、典型的には、予熱モード の間と予熱モードの後の両方において、約12ボルトの上限と約10ボルトの下 限の間で変動する。 注意すべき点として、補助電源は、シュミットトリガ598と共に用いること も、代替シュミットトリガ実現と共に用いることもできる。さらに、シュミット トリガ598は、補助電源なしに用いることもできる(つまり、補助電源は必要 とされない)。 VLピンは、ランプ電力を調節するため、ランプを過電圧状態から保護するため に、および予熱と通常の調節とを区別する出力ドライブを供給するために用いら れる。VLピンへの入力は、ランプ電圧(例えば、ピークあるいは整流された平均 )に比例する電流である。VLピン電流は、乗算器306に結合され、乗算器30 6は、上述のように、ランプ電流とランプ電圧の積を表す信号を生成し、これが ランプ電力を調節するために用いられる。VLピンの電流は、過電圧状態を検出す るために、比較器421、424、427にも結合される。ただし、予熱サイク ルの間は、まだランプ85内に完全なアーク放電が存在しないために、ランプ電 力を調節する必要はない。予熱サイクルの際は、インバータ60は、巻線75と コンデンサ80から成るLCタンク回路の無負荷共振周波数より遥かに高い周波数 にて動作する。予熱サイクルの際のこの非常に高い周波数のために、ランプ85 間の電圧は比較的低く維持され、このために、コンパクト蛍光ランプ10内の要 素あるいはランプ85に損傷を与えることはない。 予熱サイクルの際は、P-チャネルMOSFET331はターンオンされ、N-チャネル MOSFET332はターンオフされ、このため、VLピンは、VDDピンと同一の電位と なる。VLピンは、従って、予熱サイクルの際は高値の論理レベルとなり、その他 (例えば、点弧状態と定常状態)の際は低値の論理レベルとなる。VLピンの所の この2つの異なる論理レベルにより、インバータ60の動作が、予熱モードにあ るかあるいは非予熱モードにあるか識別される。 インバータ60は、巻線75を流れる電流の位相がスイッチ112間の電圧の 位相より進む場合は、容量性モードの動作にある。容量性モードに近い状態にお いては、巻線75を流れる電流の位相は、スイッチ112間の電圧の位相より、 若干遅れるが、ただし、この遅れは所定の時間間隔(例えば、典型的には、約1 マイクロ秒)内にとどまる。換言すれば、巻線75を流れる電流の位相は、スイ ッチ112間の電圧の位相より、所定の位相差の範囲内で遅れる。 インバータ60の周波数を、容量性モードの動作に入らないように、あるいは 既に容量性モードにある場合は、できるだけ速やかにこれから脱出する方向に変 化させるために、ランプ電流の位相を、1インバータスイッチング期間の1/2 サイクル毎に、2つのゲート電圧の異なる一つの位相と比較することで、位相差 が決定される。これとは対照的に、従来の容量性モード保護スキームでは、容量 性モードの動作と近容量性モードの動作の区別が行なわれず、従って、これらモ ードが検出されたとき、過剰補償や、補償不足が見られた。 容量性モードの状態は、例えば、ランプ85が負荷70から除去されたときに 、非常に急速に入り、いったん容量性モードに入ると、スイッチングトランジス タ(例えば、スイッチ100、112)が非常に速く損傷を受けることとなるが 、これは、通常、従来の保護スキームでは回避することができない。 本発明によると、近容量性モードの状態は、RINDピンの所の電圧波形の符号を 、G1、G2ピンの所に生成される各ゲートパルスドライブのリーディングエッジに おいてモニタすることによって検出される。いったん、近容量性モードの動作と 過電圧最大閾値の両方が検出されると、CCO318(の周波数)は、直ちに(例 えば、10マイクロ秒以内に)その最大値に増加される。 容量性モードの状態は、RINDピンの所の電圧波形の符号を、それぞれ、G1、G2 ピンの所に生成される各ゲートパルスドライブのトレーリングエッジにおいてモ ニタすることによって検出される。いったん、容量性モードの動作が検出される と、CCO318(の周波数)は、直ちに(例えば、10マイクロ秒以内に)その 最大値に増加され、これによって、インバータ60が誘導性モードにて動作する こと、つまり、スイッチ112の間にその非導通状態において生成される電圧の 位相が、巻線75を流れる電流の位相より進むことが確保される。最大発振(ス イッチング)周波数は、無負荷共振周波数より十分に高いことが要求され、典型 的には、CCO318の最大周波数(つまり、スイッチング期間の最小時間間隔) は、インバータ60の初期動作周波数(例えば、100kHz)に等しく設定さ れる。 上述の説明から容易に理解できるように、本発明は、ランプ電圧の調節の際に 過剰なランプ電流が流れるのを阻止することができるコンパクト蛍光ランプを提 供する。より具体的には、このコンパクト蛍光ランプのバラストは、低ランプ電 圧におけるランプ電流の最大レベルを制限する。 上で述べられた目的並びに上の説明から明白なその他の目的が、効率的に達成 できることが理解できたと思われる。ただし、上で示された方法および構造は、 本発明の精神および範囲から逸脱することなく、変更が可能であるため、上の説 明に含まれあるいは付録の図面に示される全ての事項は、単に解説を目的とし、 制限を意図するものではないと解釈されたい。 同様に、以下の請求の範囲は、ここに開示される発明の一般的および具体的な 全ての特徴、並びに、表現上、概ねこれらの間に入ると考えられる発明の範囲の 全てのステートメントをカバーすることを意図するものと理解されるべきである 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ランプ(85)を持つ負荷(70)に電力を供給するバラスト(安定化 回路)であって、このバラストが: ドライブ信号に応答して導通状態と非導通状態にスイッチングするスイッチン グ手段(G1、G2)を含み、これにより前記負荷に電力が供給され、前記ランプ( 85)に電圧が加えられ、このため前記ランプの間に電流が流れ;このバラスト がさらに; 前記ドライブ信号をランプ電力信号に基づいて生成するための制御回路(65 )を含み、この制御回路がランプ電流とランプ電圧を表す信号との積に比例する ランプ電力信号を生成する乗算器(306)を含み、この信号によって前記負荷 に供給される電力が調節され、前記制御回路がさらにランプ電圧を表す信号を受 信する第一の入力端子(VL)を含み、このバラストがさらに 前記信号に対する所定の最小レベルを設定するための保護手段(VDD、186 )を含み、これによって、ランプ電流に対する所定の最大レベルが設定されるこ とを特徴とするバラスト。 2. 前記保護手段が前記第一の入力端子に接続された電圧クランプ(186 )を含むことを特徴とする請求の範囲1に記載のバラスト。 3. 前記制御回路(65)が、電源電圧における第二の入力端子(VDD)を 含み、前記電圧クランプ(186)が、前記第二の入力端子における電源電圧に 実質的に等しい電圧を前記第一の入力端子(VL)に加えることを特徴とする請求 の範囲2に記載のバラスト。 4. さらに、前記第二の入力端子に接続された、前記制御回路に、電源電圧 を供給するための電圧源(78、162、163)を含むことを特徴とする請求 の範囲3に記載のバラスト。 5. 前記電圧クランプが前記第二の入力端子と前記第一の入力端子との間に 接続されたダイオード(186)を含むことを特徴とする請求の範囲4に記載の バラスト。 6. 前記制御回路が、電源電圧の第二の入力端子(VDD)と、前記第一の入 力端子と前記第二の入力端子との間に接続されたダイオード(186)を含むこ とを特徴とする請求の範囲2に記載のバラスト。 7. 請求の範囲1〜6のいずれかに記載のバラストを含むコンパクト蛍光ラ ンプ。
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