JP2000509419A - パーホレーション・バレルを有するアンダーフロー・サイクロン - Google Patents

パーホレーション・バレルを有するアンダーフロー・サイクロン

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Abstract

(57)【要約】 重質油の流動接触分解の方法及びサイクロン(310)を開示する。円筒状のチューブ式サイクロンのボディ部内の蒸気出口チューブ(320)の周囲で接線方向にガス及び同伴される固体物質を加える。固体物質及びガスの一部は、サイクロンの円筒状のサイドウォール(314)に長手方向について放射状に配されている複数の開口部(316)を通して放射方向に取り出される。そのような取り出しによって、サイクロン出口からの固体物質の通常のアンダーフローを置換又は低減し、固体物質の同伴を低減させる。サイクロンのサイドウォール(314)の近くでの粒状物の跳ね返りや渦の生成を減らすことによって、5ミクロン以下の寸法の粒状物の除去が向上する。この装置は、FCC再生装置第3段階分離装置として使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 パーホレーション・バレルを有するアンダーフロー・サイクロン 本発明の属する分野は、重質炭化水素フィードの流動式接触分解及び気相スト リームから微細な固体物質を分離するサイクロンに関する。 接触分解法は多くの精油所の根幹をなしている。接触分解法は、大きな分子を より小さな分子へ(触媒作用により)接触的に分解することによって、重質フィ ードをより軽質の生成物へ転化させる。接触分解法は、高い水素分圧にて操作さ れる水素化分解とは対照的に、水素を添加せずに、低い圧力にて操作される。接 触分解は、分解プロセスの間で実際には非常に少量の油を用いて操作するので、 本質的に安全である。 接触分解プロセスには大きく分けて2つの型があり、それは移動床型プロセス と、より一般的で効率的な流動床型プロセスである。 流動接触分解(FCC)方法では、食卓塩及び胡椒彬に似た色及び粒子寸法を 有する触媒が、分解反応装置と触媒再生装置との問で循環される。反応装置内で 、炭化水素フィードは、再生された高温の触媒のソースに接触する。この高温の 触媒は、425℃〜600℃、通常は460℃〜560℃にて、フィードを気化 させ、分解する。この分解反応によって、炭素質炭化水素またはコークスが触媒 に付着し、その結果として触媒は失活する。分解生成物はコークスの付着した触 媒から分離される。このコークスの付着した触媒は触媒ストリッパーにおいて、 通常は水蒸気によって、揮発分をストリップされ、ストリップされた触媒はその 後再生される。触媒再生装置は、酸素含有ガス、通常は空気を用いて触媒からコ ークスを燃焼させる。デコーキング(decoking)によって触媒活性は回復させら れ、同時に、触媒は例えば500℃〜900℃、通常600℃〜750℃に加熱 される。この加熱された触媒は分解反応装置へリサイクルされ、更に新しいフィ ードを分解する。再生器においてコークスの燃焼により生じる燃焼排ガス(flue gas)は、粒状物を除去し、及び一酸化炭素を転化させるように処理することが で き、その後、燃焼排ガスは通常は大気中に放出される。 接触分解は吸熱反応であり、熱を消費する。分解のための熱は、最初は再生装 置からの熱い再生触媒によって供給される。結局のところ、フィードを分解する のに必要な熱を供給するのはフィードである。フィードの一部は触媒上にコーク スとして付着し、このコークスが燃焼することによって再生装置内で熱が発生し 、その熱が高温の触媒の形態で反応装置へリサイクルされるのである。 接触分解は、1940年代から累進的に開発されてきた。今日の流動式接触分 解(FCC)ではゼオライト触媒が使用される。ゼオライトを含む触媒は、再生 の後における触媒上のコークスが0.1重量%以下、好ましくは0.05重量% 以下である場合に最も良好に機能する。 再生装置内において、COをほぼ完全にCO2へ燃焼させ、及びこのように低 い残留炭素レベルへFCC触媒を再生させるため(熱を保存し、空気の汚染を防 止するため)、多くのFCC装置の操作者はCO燃焼促進剤を添加する。米国特 許第4,072,600号及び第4,093,535号は、分解触媒中に燃焼促進性 金属、例えばpt、Pd、Ir、Rh、Os、Ru及びReを、触媒全体を基準 として、0.01〜50ppmの濃度にて使用することを教示しており、この文 献は引用することによって本願明細書に包含する。 大部分のFCC装置は、ライザー分解装置である。これは濃厚床分解よりもよ り選択的である。精油業者は、滞留時間をより短くし、温度をより高くすること によってライザー分解の利点を最大にしようとしている。温度をより高くすると ある種の熱分解が生じ、それが持続させられると、最終的にはフィード全体をコ ークスと乾燥ガスへ転化させるおそれがある。理論的には、反応装置の滞留時間 が短くなると熱分解の程度が減るのであるが、今日の装置に関連するより高い温 度によって、フィードの熱分解に必要な条件が形成されている。発明者らは、フ ィードの接触的転化を最大にし、フィードの熱分解を最小にすることについて、 反応装置内で所望する結果を達成するが、予期しない運転の停止(shutdown)を まねき得るという他の問題点を生じ得る条件について検討した。 緊急停止は、実質的に経済的損失をもたらす。今日のFCC装置は、経済的に 有利となるように、高い処理量にて運転する必要があるが、長年にわたって運転 停止を伴ってきている。FCC装置の生成物の大部分のものは下流側の処理装置 において必要とされており、また、精油所のガソリン・プールの大部分は通常は FCC装置から得られている。装置の運転についての信頼性が長年にわたってあ り、重質フィードを含むフィードの多様性に対して対応することができることは 重要である。 また、装置の運転は、汚染物質又は粒状物質等に関する地域的な制限を越える ことなく行われる必要がある。触媒は多少高価であり、大部分の装置では数百ト ンもの触媒を装置内に含むことがある。1トンの油を分解するにはほぼ5トンも の触媒が必要とされ、フィードの流量が大きいために大きな循環流量が必要とさ れるので、FCC装置は1分間当たり数トンもの触媒を循環させている。 重質炭化水素生成物が触媒及び微細(粒状)物によって汚染されることを防止 するため、これらの大量の触媒は分解生成物から分離する必要がある。数段階の サイクロン分離を行う場合であっても、多少の触媒及び触媒微細物が分解生成物 と共に残存することは避けられない。最も重質の生成物フラクション中における これらの濃縮物は、通常、合成塔(Syntower)(又は主FCC精留塔(fractionato r))において、非常に多くの触媒が存在するために、スラリーオイル(slurry oi l)と称されることもある。精油業者は、これらの物質をタンク内で静置させ、大 部分の同伴した触媒を降下させ、CSO(clarified slurry oil(清浄化されたス ラリー油))を生じさせる。 問題は、再生装置において大きく、より悪化し得る。分解反応装置の要求を満 たすのに必要とされる大量の触媒循環に加えて、処理する必要がある内部的触媒 循環が更に存在する。大部分の沸騰床触媒再生装置では、再生装置サイクロンの 中を、装置の触媒容量にほぼ等しい量の触媒がほぼ15分間程度の時間で通過し ている。大部分の装置は、数百トンもの量の触媒を収容している。再生装置サイ クロンを用いて回収されない触媒は、かなりのコストをかけて、電気式集塵装置 、バグハウス、又はある種の分離段階が付加されない限り、再生装置燃焼排ガス の中に残存することになる。再生装置燃焼排ガスストリーム中のエネルギーを多 少 とも回収するために動力回収システムが備えられている場合には、再生装置から 排出される大部分のFCC装置燃焼排ガスストリーム中の微細物の量は、タービ ンブレードを浸蝕(erosion)するのに十分な量である。一般に、触媒の混入を防 止し、動力回収システムのタービンブレードを保護するために、タービンの上流 側に(第3段階の分離装置として知られる)一組のサイクロン分離装置が設けら れる。 高効率の第3段階サイクロンは再生装置から出る燃焼排ガスからの常套のFC C触媒の回収を向上させたが、その一方で、触媒及び微細物の損失を所望する程 度に低減させることを常に達成できたわけではない。精油業者の中には、微細物 の損失を防止するために、電気式集塵装置又はその他の粒状物質回収装置を第3 段階分離装置の下流側に設置することを余儀なくされたものもあった。 今日では、多くの精油業者が、FCC触媒微細物の損失を許容できる程度まで 低減させ、及び/又は動力回収システムのタービンブレードを保護するために、 高効率の第3段階サイクロン装置を用いている。しかし、今日の及び将来の規制 法は、効率の著しい向上が達成されなければ、第3段階のサイクロン装置の下流 側に更に他の除去段階をおそらく必要とするであろうと見込まれる。 第3段階分離装置を用いる場合、第3段階分離装置からのアンダーフローを処 理するのに、第4段階の分離装置が一般に用いられる。第4段階分離装置は一般 にはバグハウスである。 第3段階分離装置は、一般に50若しくは100又はそれ以上の小径のサイク ロンを備えている。1つの種類の第3段階分離装置が、“Improved hot-gas exp anders for cat cracker flue gas”Hydrocarbon Processing(1976年3月)に記 載されている。装置はかなり大きく、直径26フィート(約7.8メートル)の ベッセル(容器)である。燃焼排ガスに含まれる触媒は、多くの渦巻きチューブ の中を通過する。触媒は遠心力によってチューブ壁に衝突させられる。清浄化さ れたガスは中央部のガス出口チューブを通って取り出され、一方、固体物質は外 側のチューブの底部の2つの排出スロットを通して排出される。この装置には、 10ミクロン及びそれより大きい粒状物質の大部分を除去することが要求されて いた。この装置は、サブミクロン領域から60ミクロン程度までの範囲の寸法の 触媒粒状物質を1時間当たり300ポンド含む燃焼排ガスを、1時間当たり約5 50000ポンド処理していた。 発明者らは、サイクロンの操作能力を、特に5ミクロン以下の粒状物質につい て向上させることを希望したが、それらの除去は常套のサイクロン装置によって は困難であり、ある程度までは、電気式集塵装置を用いても除去が困難である。 水平式で、中が見える正圧式サイクロンを用いて行った観察及び試験の結果に 基づいて、サイクロン装置はこのような5ミクロン及びそれ以下の粒子寸法を有 する物質の処理に問題点を有していたことを発明者らは理解した。 発明者らは、サイクロンの壁部に沿って渦巻流が成長し、主たる接線方向の流 れに影響を及ぼすことを見出した。これによって粒状物質は壁部から弾んだり、 跳ね返ったりして、捕集効率が低下し得る。 発明者らは、この問題の主たる要因を克服し、サイクロンの中のフロー・パタ ーンの安定性を向上させようとした。そこで発明者らは、ボディ部にパーホレー ションが設けられたサイクロンを用いることによって、固体物質と共に少量のガ スを分離させ、フロー・パターンの安定化に大きく影響を及ぼし得ることを見出 した。更に、放射状に配した複数の開口部から、少量のガスと共に本質的にすべ ての固体物質を排出させることによって、粒状物質の再同伴を防止できることを 見出した。 従って、本発明は、 所定の長さ及び円筒軸を有する円筒状サイクロンボディ部; サイクロンボディ部の入口端部に接続される接線方向の、気相及び同伴固体物 質のストリームのガス入口; サイクロンボディ部の円筒軸に位置合わせされた円筒軸を有し、同伴する固体 物質含量が減少したガスを排出する、円筒状サイクロンボディ部の入口端部内の 円筒状の気相(ガス(vapor))出口チューブ;並びに サイクロンボディ部の直径の少なくとも半分にほぼ等しい長さにわたって存在 する少なくとも2組の開口部、スロット又はパーホレーションを有し、開口部の 組は少なくとも60度にて放射状に分布しており、同伴する固体物質の大部分及 び少量のガスを排出する、長手方向及び放射状に分布される複数の固体物質出口 を有してなるサイクロン分離装置 を提供しようとするものである。 もう1つの態様において、本発明は、 分解反応装置内において、重質フィードを、再生された分解触媒に接触させる ことによって接触分解してより軽質の生成物及び使用済み触媒を生成させ、使用 済み触媒は、燃焼排ガスから触媒及び微細物を回収する第1及び第2の分離装置 を有する触媒再生手段内で再生させ、同伴する触媒微細物を含む燃焼排ガススト リームを生成させる流動式接触分解方法において、 所定の長さ及び円筒軸を有する円筒状サイクロンボディ部; サイクロンボディ部の入口端部に接続される接線方向の、気相及び同伴固体物 質のストリームの蒸気入口; サイクロンボディ部の円筒軸に位置合わせされた円筒軸を有し、同伴する微細 物含量が減少したガスを排出する、円筒状サイクロンボディ部の入口端部内の円 筒状の気相出口チューブ; 同伴される微細物の大部分及び少量のガスを排出し、サイクロンボディ部の長 さの少なくとも1/3の長さにわたって存在する少なくとも2組の開口部を有し 、開口部の組は少なくとも60度にて放射状に分布しており、長手方向及び放射 状に分布される複数の固体物質出口 を含んでなる、燃焼排ガスから触媒微細物の少なくとも一部を分離する第3段階 分離装置を使用することを含む方法 を提供しようとするものである。 図1は、従来技術のFCC装置の簡略化した模式図である。 図2は、従来技術の第3段階分離装置の簡略化した模式図である。 図3は、本発明の好ましいアンダーフロー・サイクロンの簡略化した断面図で ある。 図4は、図3に示す本発明のサイクロンの端面から見た構造を示す図である。 図5及び6は、従来技術におけるサイクロンのサイクロン・バレル部(円筒部 )内での粒状物質の流れを示す図である。 図7は、本発明のパーホレーションを設けたサイクロン・バレルによって安定 化された状態の粒状物質の流れを示す図である。 図8及び9は、本発明の好ましいスロットの構成を示す図である。 図10は、サイクロン・バレル部におけるスロットの好ましい配置を示す図で ある。 本発明は、常套のライザー分解FCC装置と組み合わせて検討することによっ てより良好に理解することができる。図1は従来技術における流動式接触分解シ ステムを示しており、“Oil & Gas Journal”の1990年1月17日付版にお ける流動式接触分解についての報告(Fluid Catalytic Cracking Report)の第 17図に示す、Kellogg Ultra Orthoflow converter Model Fと同様の装置であ る。本発明の方法によって利益を受けることができるFCC装置にはこの他にも 種々のものがあるが、本発明の方法はこの種のFCC装置について良好に機能す る。 重質フィード、例えば軽油(gas oil)、減圧軽油(VGO)等は、フィード注入 ノズル2を通して、ライザー反応装置6へ加えられる。分解反応は、反応装置の 頂部においてエルボー10において90°曲がっているライザー反応装置内でほ とんど終了する。使用済みの触媒及び分解生成物は、ライザー反応装置からライ ザー・サイクロン12を通って排出され、ここで使用済み触媒の大部分が分解生 成物から効率よく分離される。分解生成物は分離装置14の中へ排出され、最終 的に上部サイクロン16及び導管18を通してフラクショネーターへ取り出され る。 使用済み触媒は、ライザー・サイクロン12のジップレッグから触媒ストリッ パー8の中へ排出され、そこでは、手段19及び21によって入れられるストリ ッピング・スチームによって、1又は好ましくは2若しくはそれ以上の段階のス チーム・ストリッピング(steam stripping)が行われる。ストリップされた炭 化水素及びストリッピング・スチームは分離装置14の中へ入り、上側サイクロ ン16の中を通された後、分解生成物と共に取り出される。 ストリップされた触媒は、使用済み触媒のスタンドパイプ26を通って降下し 、触媒再生装置24の中へ排出される。触媒の流れは、使用済み触媒プラグバル ブ36によって制御される。 触媒は、再生装置24内において、空気ライン及び空気グリッド分配装置(図 示せず)を通して供給される空気に接触することによって再生される。所望する 場合に、再生装置から熱を除去することができるように、触媒クーラー28が設 けられている。再生された触媒は再生触媒プラグバルブ・アッセンブリ30を通 して取り出され、側管(lateral)32を通してライザー反応装置6の底 部に排 出され、既に説明したように注入部2を通して注入される新たなフィードに接触 し、これを分解する。燃焼排ガス及び同伴される一部の触媒は、再生装置24の 上側部分の希薄相(dilute phase)領域の中へ排出される。同伴された触媒はサ イクロン4の複数段階において燃焼排ガスから分離され、出口38を通してプレ ナム20の中へ排出され、ライン22を通して燃焼排ガスラインへ排出される。 この再生装置は、本発明を実施するために理想的なものである。そのような再 生装置の沸騰濃厚床は優れた水平混合を呈し、熱交換器28によって重質フィー ドを用いる場合であってもCOの完全燃焼操作を行わせることができる。 図1には、第3段階分離装置は示されていない。大部分の精油所において、ラ イン22は何らかの種類の第3段階再生装置(図示せず)に接続されていること が多く、通常は50若しくは100(又はそれ以上の)の小径の水平サイクロン を有することが多い。精製された燃焼排ガスは、それから、場合によって用いら れる動力回収タービン部(図示せず)に通された後、何らかの燃焼排ガス清浄化 デバイス、例えばSoxスクラバー又は電気式集塵装置に通され、排気管(st ack)から大気中へ放出される。 図2(従来技術)は、“Hydrocarbon Processing”(1976年3月号)第1 41頁の図1の、接触分解装置燃焼排ガス用の改良された高温ガスエキスパンダ (Improved hot-gas expander for cat cracker flue gas)と同様のものである 。この論文を参照することによって本明細書に加える。 第3段階分離装置200は、入口210を通して、微細物を含むFCC燃焼排 ガスを受け入れる。ガスはプレナム220を通して、図示しない旋回羽根を有す る複数の小径のセラミックチューブ235の入口へ分配される。微細物はチュー ブ235の壁部に集められ、固体物質の環状のストリーム230として、チュー ブの底部から排出される。きれいなガスストリームは出口チューブ239を通し て排出され、出口290を通してベッセルから取り出される。固体物質は固体物 質出口265を通して取り出される。 図3は、本発明の好ましいアンダーフロー・サイクロンの簡略化した断面図で あり、図4は同じサイクロンを端部から見た状態を示している。同様の要素には 同様の符号が付されている。 ガス及び同伴される固体物質の流れストリームは、入口開口部312に位置合 わせされている入口ダクト308の中を接線方向に流れる。ガスは出口チューブ 320の周囲をらせん状に流れ、そこで粒状物質は遠心力によってサイクロン3 10の壁部314へ押しやられる。固体物質は領域326にて循環する粒状物質 の比較的薄い層に集められ、サイクロン・バレルの回りにおいて長手方向につい て放射状に配されて設けられている複数の開口部316を通して排出される。サ イクロン・バレルの孔又はスロットを通して固体物質と共に、少量のガス、通常 は2〜20%の範囲のガスが排出される。エンド・プレート330がクリーンガ ス出口322と反対側のサイクロン・バレルの端部を封止している。対向するエ ンド・プレート333は、開口部322を形成する出口パイプ320を有してい る。 図4は、サイクロンの端面図を示しており、サイクロン310における出口パ イプ320と接線方向の入口ダクト308との相互作用の良好な基本的考え方を 示している。ここでは、サイクロン・バレル314の周囲に4組の開口部316 が放射状に一様に分布して設けられており、デバイスのすべての円筒状の部材は 共通する軸を有する構成となっている。 図5及び6(従来技術)は、常套のサイクロンのサイクロン・バレル内での粒 状物質の流れの様子を示している。図5は、再同伴機構(reentrainment mechan ism)の1つの型を示しており、そこではガスの集団としての流れがストリーム ライン500によって示されており、サイクロンのバレル514に向かう局部的 な渦510及び512を形成している。壁部との弾性衝突を含むこの気相の乱流 によって、図6においてストリームライン600として示すような粒状物質の迷 走的経路が形成される可能性もある。これらの機構によれば、粒状物質は、中を 流通するガスによって再同伴されるようにサイクロン・バレルの壁部からサイク ロンの主ボディ部の中へ戻されて移送され得る。 図7(本発明)は、サイクロン・バレルに設けられた孔(パーホレーション) によって粒状物質の流れが安定化される様子を示すものである。ガス及び粒状物 質は、ガスのメインストリームの中へ戻るよりも、出て行くことになる。従って 、ストリームライン700として示されるガスの集団としての流れは、粒状物質 を再同伴することなく保たれる。粒状物質、及び少量のガスは、サイクロン・バ レルの壁部714へ流れる、複数の開口部716を通して壁部から外へ出ること ができる。排出ストリームライン702、704及び706はサイクロンから外 部に出ることができるので、粒状物質が跳ね返ったり、ガスが渦巻流又は渦を形 成したりすることを減らしたり、防止したりすることができる。 図8及び9は、デバイスからのガス及び固体物質の排出を効果的に行うことが できる、好ましいスロットの構成を示している。図8において特徴的なファクタ ーは、各孔又はスロットが、バレル表面に対して垂直な、開口平面又は軸を有す るということである。スロットは、図8に示すように、サイクロン・バレルの壁 部814を通り抜ける場合、内側開口部816から外側開口部818へサイクロ ン・バレルを通り抜ける。 別法として、各スロットは、図9に示すように、ほぼ一定の断面を有していて もよい。従って、スロット又は開口部への入口916は、パーホレーションがサ イクロン・バレル914の壁部を通り抜ける場合に、出口918とほぼ同じ寸法 を有している。 パーホレーションは、一般に、パーホレーションを通ってサイクロン・バレル から外部に出る粒状物質のフローラインの乱れが最小となるように傾斜して設け られる必要がある。理想的には、図8及び9に示す角度θは、孔又はスロットの 前縁部(leading edge)において、前縁部に隣接する孔の表面からバレルの内壁 部への接線に対して測定して、10〜60度の範囲である。従って、図8に示す ように、表面824は前縁部820に隣接する孔の表面である。ライン822は 、前縁部におけるバレルの内壁部への接線である。θは、ライン820と表面8 24との間の角度である。 図10(本発明)は、サイクロン・バレルのスロットの好ましいアレンジメン トを示している。サイクロン・バレル1014の表面のまわりには、孔1016 、1018及び1020が一様に分布している。図に示すアレンジメントにおい て、パーホレーションとして設けられるスロット要素どうしの間は多少オーバー ラップするように形成されている。要素1016と1020は、デバイスの中央 部分において孔あき要素1018とオーバーラップしている。一般に2〜20% のオーバーラップを設けることによって、局部的に停滞する領域ができるのを防 止することができる。 以上、FCCプロセス及び新しいサイクロンの構成を見てきたが、FCCプロ セス及び好ましいサイクロン分離装置の更に詳細な説明について以下に記載する 。FCCフィード 常套のFCCフィードであれば種々のものを使用することができる。フィード は、典型的な石油留出物又は残油物質から、直留油であっても部分的に精製され たものであっても含めて、コールオイル及びシェール油などにわたるものであっ てよい。好ましいフィードは、ガスオイル、減圧ガスオイル、常圧残油及び減圧 残油等である。本発明は、約650°F以上の初留点を有するフィードに適用す るのに最も有用である。FCC触媒 種々の市販のFCC触媒を使用することができる。触媒は100%無定型であ ってよいが、シリカーアルミナ、クレイ等の多孔質耐熱性マトリックス中にある 種のゼオライトを含むものであることが好ましい。ゼオライトは、通常、触媒の 5〜40重量%であり、残部はマトリックス物質である。常套のゼオライトは、 Xゼオライト及びYゼオライトを含んでなり、超安定Y(USY)又は比較的高 シリカのゼオライトYなどが好ましい。脱アルミニウム化Y(DEAL Y)及び超 疎水性Y(UHP Y)ゼオライトを使用することもできる。ゼオライトは、希 土類を、例えば0.1〜10重量%用いて安定化することができる。 比較的高シリカの(比較的シリカ含量の高い)ゼオライトを含む触媒を本発明 で用いることが好ましい。それらは、FCC再生装置内におけるCOのCO2へ の完全燃焼に通常付随する高温に耐える。 触媒は1種又はそれ以上の添加剤を含むことができ、添加剤は独立した添加剤 粒子の形態であつても、又は分解触媒の個々の粒子において混合された形態で存 在してもよい。 添加剤はオクタン価を向上させること(ZSM−5に代表されるような形状選 択性ゼオライト、及び同様の結晶構造を有する他の物質)もできるし、SOXを 吸収すること(アルミナ)もできるし、又はNi及びVを除去すること(Mg及 びCa酸化物)もできる。 SOX除去のための添加剤は、市販されており、例えば、カタリスティクス・ インターナショナル・インコーポレイテッド(Katalistiks International,Inc.) の「DESOX」等がある。CO燃焼添加剤は、触媒の供給業者から入手するこ とができる。触媒の組成は、それ自体で本発明の一部となるようなものではない 。FCC反応装置条件 常套の分解条件を用いることができる。好ましいライザー分解反応条件には、 0.5:1〜15:1、好ましくは3:1〜8:1の触媒/油重量比、0.1〜5 0秒、好ましくは0.5〜5秒、最も好ましくは0.75〜4秒の触媒接触時間、 及び900〜1050°F(482〜566℃)のライザー頂部温度が含まれる 。サイクロンの構成 サイクロンの構成には、例えば、入口部の寸法、出口チューブの内径(ID) の他の寸法に対する設定比の値等に関して種々のものがある。更に詳細な情報及 び名称の慣習については、ペリーズ・ケミカル・エンジニアーズ・ハンドブック (Perry's Chemical Engineer's Handbook)、第6版、Robert H.Perry及びDon Greenを参照することができ、引用することによって本明細書に組み込む。ガス −固体物質の分離についての名称の議論は、20−75から20−77、図20 −106、20−107及び20−108を参照することができ、これらは引用 することによって本明細書に組み込まれる。 スロット領域又は孔あき領域は、予測される固体物質の流れを処理するのに十 分な大きさを有する必要があり、一般には、常套のリバースフロー・サイクロン の固体物質出口の開口面積の10〜200%又はそれ以上である。 サイクロンの壁部に放射状に分布している出口の開口面積又はスロット面積は 、常套の固体物質出口の10%若しくは20%又は100%までの範囲であっよ い。スロット領域はサイクロンの底部の面積の1/4〜1/2倍であることが好 ましい。 パーホレーションは、使用時において、ガスの1〜50%がパーホレーション を通って排出されるような寸法とする必要がある。発明者らは、固体物質と共に 1.5〜25%のガスが排出されるように操作することが好ましく、2〜20% のガスがサイクロンからパーホレーションを通って外部に出るのが理想的である と考えている。 パーホレーションは、長手方向についても放射方向についても一様に分布する ことが好ましい。開口は、サイクロン・バレルの少なくとも1/3セグメント毎 に存在することが好ましく、従って、サイクロン・バレルの120度のセグメン ト毎に存在することが好ましい。少なくとも4組のパーホレーションを90度の セグメント毎に分布させて設けることが理想的である。最も好ましくは、6〜2 0の長いスロット又はそれと同等のものをサイクロン・バレルの円周の回りに一 様に設ける。 パーホレーションは、パーホレーションを通ってサイクロン・バレルから排出 される粒状物質のフローラインの乱れが最小となるように傾斜していてよい。図 8及び9に示すように角度θは、5〜70度であることが好ましい。好ましい開 口部は、開口部の軸線が、少なくともパーホレーションの近くの流れに関して、 サイクロンの中央部領域の流れとは反対に、サイクロンの内部での流れ方向に向 けられており、渦巻き状であってよい。 パーホレーション又はスロットは、サイクロンの壁部にオフセットして設ける こともできるし、又はサイクロン・バレルの壁部の一部をサイクロンの内側に向 かって多少打ち抜いて設け、壁部の近くに集まって回転する固体物質及びガスの その部分を分離(peel off)させることもできる。サイクロンの内側は、壁部を 打ち抜いたり孔を開けたりすることを除いて、滑らかで平らであることが好まし い。パーホレーションは固体物質のみの出口であってよいが、このデバイスは常 套のリバースフロー固体物質出口を通して取り出されるような固体物質について も良好に機能する。 新しいサイクロンは、常套の技術によって容易に構成することができる。デバ イスは、微細物、即ち、0〜5ミクロンの粒状物質の除去に著しい向上をもたら し得る。これらの粒状物質は、円筒状の側壁部に達するとすぐに除去される。対 照的に、常套のサイクロンではこれらの固体物質はサイクロン・バレルの全長を 通過して、常套の固体物質出口まで移送され、そこで固体物質はガスフローに対 して垂直方向に排出されることになる。新しいサイクロンの構成によれば、動力 回収タービン・ブレードにおける浸蝕の程度を低減させ、粒状物質の排出も低減 することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.所定の長さ及び円筒軸を有する円筒状サイクロンボディ部; サイクロンボディ部の入口端部に接続される接線方向の、気相及び同伴固体物 質のストリームの気相入口; サイクロンボディ部の円筒軸に位置合わせされた円筒軸を有し、同伴する固体 物質含量が減少したガスを排出する、円筒状サイクロンボディ部の入口端部内の 円筒状の気相出口チューブ;並びに サイクロンボディ部の直径の少なくとも半分にほぼ等しい長さにわたって存在 する少なくとも2組の開口部、スロット又はパーホレーションを有し、開口部の 組は少なくとも60度にて放射状に分布しており、同伴する固体物質の大部分及 び少量のガスを排出する、長手方向及び放射状に分布される複数の固体物質出口 を有してなるサイクロン分離装置。 2.サイクロンボディ部の長さの少なくとも大部分に等しい長さにわたって存 在する少なくとも4組の開口部が、サイクロンボディ部の回りに放射状に一様に 分布している請求の範囲1記載のサイクロン分離装置。 3.サイクロンボディ部の回りに6〜20組のスロット、孔又はパーホレーシ ョンが放射状に分布している請求の範囲1記載のサイクロン分離装置。 4.固体物質出口が、サイクロンボディ部に打ち抜かれた又はドリルであけら れた孔である請求の範囲1記載のサイクロン分離装置。 5.固体物質出口が、円筒状サイクロンボディ部の全体に長手方向及び放射状 に一様に分布される請求の範囲1記載のサイクロン分離装置。 6.サイクロンボディ部が水平である請求の範囲1記載のサイクロン分離装置 。 7.開口部の断面積が、気相出口チューブの断面積の10〜200%である請 求の範囲1記載のサイクロン分離装置。 8.開口部の開口面積が、気相出口チューブの開口面積の20〜100%であ る請求の範囲7記載のサイクロン分離装置。 9.追加の固体物質出口が、気相出口チューブの反対側のサイクロンボディ部 の端部を通る開口部として設けられている請求の範囲1記載のサイクロン分離装 置。 10.分解反応装置内において、重質フィードを、再生された分解触媒に接触 させることによって接触分解してより軽質の生成物及び使用済み触媒を生成させ 、使用済み触媒は、燃焼排ガスから触媒及び微細物を回収する第1及び第2の分 離装置を有する触媒再生手段内で再生させ、同伴する触媒微細物を含む燃焼排ガ スストリームを生成させる流動式接触分解方法において、 所定の長さ及び円筒軸を有する円筒状サイクロンボディ部; サイクロンボディ部の入口端部に接続される接線方向の、気相及び同伴固体物 質のストリームの蒸気入口; サイクロンボディ部の円筒軸に位置合わせされた円筒軸を有し、同伴する固体 物質含量が減少したガスを排出する、円筒状サイクロンボディ部の入口端部内の 円筒状の気相出口チューブ; 同伴される固体物質の大部分及び少量のガスを排出し、サイクロンボディ部の 長さの少なくとも1/3の長さにわたって存在する少なくとも2組の開口部を有 し、開口部の組は少なくとも60度にて放射状に分布しており、長手方向及び放 射状に分布される複数の固体物質出口 を含んでなる、燃焼排ガスから触媒微細物の少なくとも一部を分離する第3段階 分離装置を使用することを含む方法。 11.微細物出口が、サイクロンボディ部の回りに一様に放射状に分布する少 なくとも4組の開口部を有してなる請求の範囲10記載の方法。 12.微細物出口が、サイクロンボディ部の回りに放射状に分布する6〜20 組のスロット、孔又はパーホレーションを有する請求の範囲10記載の方法。 13.微細物出口が、サイクロンボディ部に打ち抜かれた又はドリルであけら れた孔である請求の範囲10記載の方法。 14.微細物出口が、円筒状サイクロンボディ部の全体に長手方向及び放射状 に一様に分布されている請求の範囲10記載の方法。 15.サイクロンボディ部が水平である請求の範囲10記載の方法。 16.開口部の開口面積が、気相出口チューブの断面積の10〜200%であ る請求の範囲10記載の方法。 17.開口部の開口面積が、気相出口チューブの開口面積の20〜100%で ある請求の範囲16記載の方法。 18.追加の固体物質出口が、気相出口チューブの反対側のサイクロンボディ 部の端部を通る開口部として設けられている請求の範囲10記載の方法。 19.第3段階分離装置を正圧にて操作する請求の範囲10記載の方法。 20.サイクロンボディ部が平らな内部を有し、サイクロンボディ部を通る開 口部は図10に示すように、5〜70度の角度θをなす軸を有する請求の範囲1 0記載の方法。
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