JP2000509356A - 立て形ベルトコンベア装置 - Google Patents

立て形ベルトコンベア装置

Info

Publication number
JP2000509356A
JP2000509356A JP9539184A JP53918497A JP2000509356A JP 2000509356 A JP2000509356 A JP 2000509356A JP 9539184 A JP9539184 A JP 9539184A JP 53918497 A JP53918497 A JP 53918497A JP 2000509356 A JP2000509356 A JP 2000509356A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
support
pulley
support pulley
bulk material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9539184A
Other languages
English (en)
Inventor
リッフェ,シャーリー・ディー
Original Assignee
ロング―エアードックス・カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ロング―エアードックス・カンパニー filed Critical ロング―エアードックス・カンパニー
Publication of JP2000509356A publication Critical patent/JP2000509356A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G15/00Conveyors having endless load-conveying surfaces, i.e. belts and like continuous members, to which tractive effort is transmitted by means other than endless driving elements of similar configuration
    • B65G15/30Belts or like endless load-carriers
    • B65G15/32Belts or like endless load-carriers made of rubber or plastics
    • B65G15/42Belts or like endless load-carriers made of rubber or plastics having ribs, ridges, or other surface projections
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2201/00Indexing codes relating to handling devices, e.g. conveyors, characterised by the type of product or load being conveyed or handled
    • B65G2201/04Bulk

Abstract

(57)【要約】 独立的に支持されて、第二の支持プーリー(126)から垂直方向に且つ側方向に変位された第一の支持プーリー(124)を有する無端ベルトコンベアである。無端ベルト(112)は、第一の支持プーリーと第二の支持プーリーとの周りを走行するバルク材料保持室(121)を有しており、上記支持プーリーの全幅が該バルク材料保持室に係合する。該無端ベルトの曲率半径は、所定の寸法の垂直走行部分の頂部付近に無端ベルト内に保持されたバルク材料が遠心力によって押し出されることがないようにするものである。第一の支持プーリー(124)の上方に亙って走行する無端ベルトの部分は、無端ベルト内に保持された材料が遠心力によって押し出されるようにする、所定の寸法の曲率半径を有している。

Description

【発明の詳細な説明】 立て形ベルトコンベア装置 発明の分野 本発明は、全体として、バルク材料用のエレベーチングコンベア装置に関する 。より具体的には、本発明は、無端ベルトの外面に接触する中間の支持構造体又 は方向変更プーリーを必要とせずに、石炭のようなバルク材料を装荷位置から該 装荷位置の垂直方向に変位した排出位置まで動かす無端ベルトを有する立て形ベ ルトコンベア装置に関する。 発明の背景 石炭、石、砂、穀物等のようなルーズなバルク材料を垂直又は極めて急角度に て搬送しなければならないとき、その材料を搬送するためにポケットコンベアを 使用することは当該業界にて周知である。この用途のための一型式のポケットコ ンベアは、可撓性の側壁型式のゴムベルトを利用する。この型式のベルトは、平 坦で補強したゴム製の基部ベルトから成っており、波形形状の補強ゴムから成る 側壁がこの基部ベルトに取り付けられ、これら2つの側壁の間には、ベルトの長 さに沿って規則的な間隔にてクロスフライト部又はクリートが取り付けられ、樋 状部分すなわち収納部を形成し、この収納部にバルク材料を入れることができる 。 この型式の急角度又は立て形コンベアを形成するために使用される一般的な方 法は、図1に示した従来技術の設計にて示すように、可撓性の側壁ベルトを一連 のプーリー又は撓みホイールの周りで曲げることを必要とする。ベルトが、平坦 な基部ベルトの底部がプーリーに接触するのを許容する方向に曲がらなければな らないとき、基部ベルトの全幅を横断して伸長する円筒状の形状のプーリーを使 用することができる。しかしながら、ベルトが反対方向に曲がらなければならな い場合、側壁の外側幅を超えて伸長する基部ベルトの部分においてのみ、基部ベ ルトの外面に接触する撓みホイールが使用される。2つの撓みホイールが共通の 軸に取り付けられ、該軸が撓みホイールの各々の外側に配置された軸受により支 持される。撓みホイールの外径は、バルク材料を保持する収納部を形成すること に役立つ側壁を横断して接続軸が貫通することを許容するのに十分に大きくなけ ればならない。このため、これら従来技術の配置において、平坦な基部ベルトの 幅は、基部ベルトの一部分が2つの側壁の幅を超えて側方向に伸長するのを許容 するのに十分、広くなければならない。こうした従来技術の構造において、基部 ベルトは、2つの側壁の幅を超えて側方向に約254乃至457.2mm(約10乃至18イ ンチ)伸長している。その結果、収納部すなわち樋状部分を形成するとき、基部 ベルトの幅の一部分は側壁と協働するように利用されない。 更に、ベルトの方向を変更するため、ベルトが撓みホイールの周りで曲がらな ければならない場合、ベルトが円筒状の形状のプーリーの周りで曲がるときより も、許容可能なベルトの最大張力は遥かに小さくなる。この理由は、ベルトが撓 みホイールの周りで曲がるならば、ベルトの全引張り応力は基部ベルトの端縁付 近に集中するためである。他方、ベルトが全幅の円筒状プーリーの周りで曲がる ならば、ベルトの全引張り応力は、基部ベルトの全幅に亙って均一に分配される 。更に、ベルトが撓みホイールの周りで曲がるならば、ベルトの張力がベルトの 側面強度を上廻るとき、ベルトは、2つの撓みホイールの間で押し付けられるこ とになろう。その結果、ベルトを著しく損傷したり、ベルト全体が破損し、また 、コンベアの作動が停止する可能性がある。 更に、バルク材料を搬送するために使用される従来の立て形コンベアは、昇降 機の底部における材料がベルトに装荷される箇所である、水平方向に走行する可 撓性の側壁の一部分と、昇降機の頂部における材料が排出される箇所である、水 平方向に走行するベルトの別の部分とを有している。この配置は、全幅の円筒状 シリンダプーリーと、撓みホイールとの双方の周りでベルトが曲がることを必要 とする。任意の所定のベルト強度に対してこの型式のコンベアにて達成可能であ る最大の昇降高さは、通常、リフトの頂部にてベルトが撓みホイールの周りに巻 かれるときに耐えることのできるベルトの最大張力によって制限される。この張 力は、リフトの頂部にて撓みホイールから吊り下げられたベルトの垂直部分の重 量によって生ずる。その結果、従来技術の装置における無端コンベアベルトの長 さは著しく制限されていた。 約183m(600フィート)を超えることがしばしばである極めて高い昇降高さを 有する立て形コンベアの需要が増大しつつあり、この型式のベルトの重量は、34 .05kg(75ポンド)/フィートにも達する。このため、リフトの頂部における 撓 みホイールの位置にて生ずるベルトの張力は、20,430kg(45,000ポンド)を超 えることがしばしばである。このベルトの張力は、適正に作動するのに十分な断 面強度を有するベルトを利用することができない、範囲の荷重に近くなる。多く の従来技術の立て形コンベアのもう1つの不利益な点は、これらの立て形コンベ アがベルトの垂直走行部分の全高さに亙って支持構造体を形成する必要がある点 である。垂直走行部分の高さが高いことを必要とするとき、垂直走行部分の全体 に亙ってコンベアに対する支持構造体を形成することは、一般に時間がかかり且 つ経済的に効率が良くない。 上記のことに鑑みて、撓みホイールを使用したり、又は中間の支持構造体を使 用する必要のない、著しく高い垂直走行部分を横断することのできる急角度又は 立て形コンベアが依然として必要とされている。 また、ベルトの全ての曲がり部分を全幅の円筒状プーリーによって支持するこ とのできる、ベルトの全体の引張り強度を利用し得る、すなわち、より高い垂直 昇降高さを実現し得る立て形コンベア装置も必要とされている。更に、コンベア の全体の幅が撓みホイールを必要とするコンベア装置よりも狭くすることができ ることを一つの理由として、より経済的な基部ベルトを使用する、著しい垂直走 行距離に亙って走行することのできる、立て形コンベア装置が必要とされている 。更に、ベルトがプーリーと完全に接触しているため、ベルトによって形成され た張力は、ベルトの全幅に亙って分配される結果、より堅牢で且つ全体としてよ り高価なベルトが不要となる。 発明の概要 本発明の目的及び有利な点は、以下の説明及び図面に記載され且つ該説明及び 図面から明らかになるであろうし、また、本発明の実施により理解されよう。本 発明の更なる有利な点は、請求の範囲に特に指摘した装置の要素により実現され 且つ達成されよう。 上記及びその他の有利な点を実現し且つ本明細書に具体化し、全体として説明 する、本発明の目的に従い、本発明の立て形ベルトコンベア装置は、次のものを 備えている。すなわち、ベルトの一側部にて支持プーリーに係合する面を有する 無端ベルトと、反対側にて複数のバルク材料保持室とを有するバルク材料用のエ レベーチングコンベアを備えている。該ベルトは、支持プーリーが無端ベルトの 支持プーリー係合面の全横断幅に係合する状態にて、複数の支持プーリーの周り を走行する。該ベルトは、上昇部分と、下降部分とを備えている。 装荷ステーションが無端ベルトのバルク材料保持面の上昇部分に隣接する位置 に配置されている。本発明は、支持プーリーの周りを走行する無端ベルトを駆動 すべく少なくとも1つの支持プーリーを駆動する駆動モータも備えている。 隔てられたプーリーの1つは無端ベルトの略最上方位置に配置されている。こ の一方のプーリーは、次のように所定の寸法とされた曲率半径を有している。す なわち、ベルトの移動により発生し且つベルトのバルク材料保持室内に保持され たバルク材料に作用する遠心力が重力を上廻り、これにより、そのバルク材料を バルク材料保持室から押し出すことができるような半径にする。更に、一連のノ ーズオーバー・ローラが上流で且つ1つの支持プーリー付近に配置されており、 つぎのような所定の寸法の曲率半径を形成する。すなわち、ベルトの移動により 発生され且つバルク材料保持室内に保持されたバルク材料に作用する遠心力が重 力を上廻ることはないような半径にする。巻き上げプーリーが無端ベルトの最下 方位置に配置されている。該一方プーリーの各々及び巻き上げプーリーは、独立 的に支持されており、これにより、その一方のプーリーと巻き上げプーリーとの 中間に支持構造体を設ける必要がなくなる。 上記の全体的な説明及び以下の詳細な説明の双方は、一例であり且つ説明の目 的にのみ掲げたものであり、請求の範囲に記載された本発明を制限するものでは ないことを理解すべきである。 図面の簡単な説明 本明細書に含まれ且つその一部を構成する添付図面は、本発明の好適な実施例 を示すものであり、本明細書と共に、本発明の原理を説明するものである。 図1は、従来技術の無端ベルトコンベア装置の側面立面図である。 図2は、従来技術の無端ベルトの一部分の等角図である。 図3は、本発明の立て形ベルトコンベア装置の1つの代替的な実施の形態の側 面立面図である。 図4は、本発明の立て形ベルトコンベア装置の概略図である。 図5は、ベルトの一部を切り欠いた、本発明の無端ベルトの一部分の等角図で ある。 図6は、本発明の好適な実施の形態の側面立面図である。 図7は、本発明にて使用される装荷ホッパの等角図である。 図8は、本発明にて使用される駆動プーリーの等角図である。 図9は、本発明の立て形ベルトコンベア装置の正面立面図である。 好適な実施の形態の詳細な説明 次に、その一例を添付図面に図示したバルク材料を垂直方向に動かす、本発明 の立て形ベルトコンベア装置の現在の好適な実施の形態に関して詳細に説明する 。可能な場合、図面の全体を通じて、同一又は同様の部品を示すため、同一の参 照符号を使用する。 本発明の好適な立て形ベルトコンベア装置の一例としての実施の形態が図6に 示されており、全体として、参照番号100で表示されている。図6には、無端 ベルト102と、円筒状プーリー104と、ノーズオーバー・ローラ106と、 支持組立体138と、装荷ホッパ組立体110とが示してある。 図5及び図6に示すように、無端ベルト102は、外面113と、内面115 とを有する平坦な補強ゴム基部ベルト112を備えている。波形形状の補強ゴム で出来た側壁114が、基部ベルト112の両端縁116に沿って基部ベルト1 12に接続されている。該側壁114は、基部ベルト112と一体に形成され且 つ単一構造であることが好ましい。該2つの側壁114の間にて、ベルトの長さ に沿って規則的な間隔にてクロスフライト又はクリート118が取り付けられ、 バルク材料を配置することのできる樋状部分すなわち収納部120を形成する。 該クリート及び側壁は、樋状部分すなわち収納部の所望の容積に対応して、種々 の高さにて構成することができる。同様に、基部ベルト112の幅は、任意の所 望の寸法とすることができる。典型的に、ベルトの幅は、プーリーの幅よりも10 1.6mm(4インチ)狭くする。 図5に図示するように、クリート118は、外面113に対して略垂直に且つ 基部ベルト112の幅を横断するように配置されている。該クリート118は、 基部ベルト112に形成された横断方向に伸長する通路122内に立ち上がる短 い壁122により座している。該クリートは、好ましくはボルトにより該通路に 固着する。これと代替的に、クリート118は、基部ベルト112と一体に形成 してもよい。クリート118の主要本体119の一部分121は、樋状部分12 0内に保持されたバルク材料がこぼれ出るのを防止するのに役立ち得るように僅 かに上方に傾斜させることができる。この型式のベルトの構造は、本発明が2つ の側壁114の位置を超えて側方向に伸長しないベルトを利用する点を除いて、 当該技術分野にて周知である。 上述したように、バルク材料を樋状部分から排出されるように付勢するために 方向変更する必要があった従来技術の無端ベルトは、図2に図示するように、基 部ベルトを側壁の位置を超えて伸長するようにする必要があった。この構造は、 基部ベルトの一部分Pに方向変更プーリー又はホイールが接触することになる。 本発明のコンベア装置において、方向変更プーリーが不要であるため、側壁11 4は、基部ベルト112の最外側端縁に配置することができる。その結果、基部 ベルトの幅全体を側壁114及びクリート118と協働して使用し、樋状部分す なわち収納部120を提供することができる。樋状部分すなわち収納部120の 容積は、基部ベルトの一部分が2つの側壁の位置を超えて側方に伸長することを 必要とする同一幅の従来技術のゴム製基部ベルトと比較したとき、より大きくな る。その結果、基部ベルトの上を移動することのできるバルク材料の単位容積当 たりの重量が軽減される。 図6及び図4に図示するように、本発明の立て形ベルトコンベア装置は、無端 ベルト102がその上を走行する、排出プーリー124と、巻き上げプーリー1 26とを備えている。該排出プーリー124は、支持組立体138により立て形 コンベアの頂部にて支持されている。該支持組立体138は、当該技術分野にて 周知の方法にて無端ベルトが横断する垂直走行部分の頂部に配置された堅固な鋼 製フレーム139を備えている。該フレーム139は、無端ベルトが排出プーリ ー124及びノーズオーバー・ローラ106の周りを移動するとき、無端ベルト を妨害しない十分な幅でなければならない。該排出プーリー124は、鋼製とし 、その外面に被覆部分125を含み、図8に図示した好ましくは矢筈模様の溝付 きパターンにて摩擦を増し且つ摩耗を少なくし得るようにすることができる。駆 動 摩擦力を提供し且つ摩耗を少なくするためのコンベアプーリーの被覆は、当該技 術分野にて周知である。例えば、プーリーの被覆は、加硫処理ゴム又はセラミッ ク材料とすることができる。摩擦力を増し且つ摩耗を少なくするのに役立つその 他の材料を提供することも可能である。排出プーリー124は、ベルト102を プーリー124の上に保持し且つベルトがベルトの外面に沿って軸方向に動くの を防止するため、排出プーリー124の円筒状外面の中心の周りに配置された隆 起した環状部分132を含むことができる。該排出プーリー124は、横断状駆 動軸128に固着されており、また、該排出プーリー124は、ベルトの幅を超 えて僅かに伸長する幅を有している。駆動軸128は、一対の軸受134の上に 回転可能に取り付けられている。支持組立体138上に保持された支持ブラケッ ト136が軸受134を一定の位置に取り付ける。 該駆動軸128は、軸140の形態の駆動体を有する電気モータ142として 、図6に図示したパワーユニットに当該技術分野にて周知の方法にて駆動可能に 接続されている。該モータ142は、支持組立体138に固着されている。該モ ータは、無端ベルトを約91.5乃至約183m(300乃至600フィート)/分の速度範 囲にて移動させるべく排出プーリーを駆動するのに十分に大きくなければならな い。本発明は又、より遅い速度で作動させ及びより速い速度で作動させることも できる。該駆動体は、ベルト又は無端チェーンとしてもよい。パワーユニットは 、代替的に、液圧モータ、エアモータ、内燃機関又は同様の動力源としてもよい 。 排出プーリー124は、無端ベルトが該プーリー上を走行するとき、図4に図 示するような、無端ベルトの曲率半径P1を形成するような寸法とされている。 すなわち、この曲率半径は、十分に小さく、無端ベルトが排出プーリー及び巻き 上げプーリー126に沿って駆動されるとき、発生する遠心力が、収納部すなわ ち樋状部分120内に保持されたバルク材料を付勢して重力を上廻り且つ樋状部 分120から押し出されるようにする。排出プーリーの半径は、ベルトの速度の 1つの関数である。 排出プーリーの最小半径は、取り付けた側壁に対して許容可能なベルトの最小 曲げ半径によって決まる。排出プーリーの半径は、数式R1<V2/gを使用して 決定することができる。この場合、R1=排出プーリーの半径、V=収納部内の 材料の秒当たりのフィート単位による線形速度、G=フィート/秒/秒単位の重 力加速度である。再び図6を参照すると、本発明は、無端ベルトの最下方走行部 分に配置された巻き上げプーリー126も利用する。該巻き上げプーリー126 は、排出プーリーから垂直下方に隔てられている。多くの場合、該排出プーリー 及び巻き上げプーリーは、同一の垂直面内にあるようにすることが有利であろう 。該コンベアを極めて深いシャフト内で使用する場合、プーリーが同一面内にあ るならば、シャフトの底部にて必要なスペースはより少なくて済む。これと代替 的に、該巻き上げプーリー126は、曲率半径R1を形成するのに役立つように 排出プーリー124から側方向に配置してもよい。 巻き上げプーリー126は、横断軸146の上に配置され且つ該軸の上に保持 されている。また、該巻き上げプーリーは、鋼ドラムで出来たものとしてもよい が、円筒状の外面は、加硫処理ゴムで被覆する必要はない。軸受148が軸14 6の両端を可調節型の支持構造体150に取り付ける。本発明のこの実施の形態 における可調節型の支持構造体150は、排出プーリー124を保持するために 使用される支持組立体138と独立している。該巻き上げプーリー126は、一 般に駆動されず、また、アイドラー又は基部ホイール或いはプーリーとすること もできる。 巻き上げプーリー126の横断軸146を支持する軸受148は、垂直方向に 調節可能である。該垂直方向に調節可能な支持体150は、垂直方向に向けて約 61cm(約2フィート)、巻き上げプーリー126が動くことを可能にする。こ のことは、無端ベルト102が巻き上げプーリー及び排出プーリーの周りを走行 することを可能にし、また、ベルトがプーリーの周りを走行したならば、巻き上 げプーリー126を垂直下方に移動させることにより、無端ベルトをプーリーの 周りで緊張させる手段も提供する。可調節型の支持体150は、軸受の各々に取 り付けられたねじ調節具152の形態とすることができる。該ねじは、軸受及び 支持体150を貫通して伸長する。該ねじを軸受を通じて回転させると、巻き上 げプーリーを約61cm(約2フィート)の巻き上げ領域に亙って上昇させ又は下 降することを可能にする。これと代替的に、該軸受は、無端ベルトに適正な張力 を保つ釣合い重りを有する摺動自在な軸受としてもよい。 巻き上げプーリー126及び排出プーリー124は、同一径の構造とする必要 はないが、その双方のプーリーの直径の典型的な範囲は、約508mm(20インチ )乃至約1219mm(48インチ)の範囲内にある。巻き上げプーリー126及び排 出プーリー124の双方に対する典型的なプーリー面の幅は、ベルトの幅+約10 1.6mm(4インチ)である。 また、本発明は、排出プーリー124の付近に配置された一連のノーズオーバ ・ローラ174も備えている。該ノーズオーバ・ローラ174は、排出プーリー 124と同様の形状であるが、全体としてより小径の構造とされている。該ノー ズオーバ・ローラ174は、個々の軸及び軸受の組合せ体(図示せず)により支 持組立体138上に支持されており、また、無端ベルトの上方走行部分の最上方 部分付近にて直列に配置されている。該ノーズオーバ・ローラ174は、排出プ ーリー124から上流の位置に配置されている。該ノーズオーバ・ローラ174 は、ベルトが排出プーリーに接近するとき、無端ベルト102に対し漸進的な曲 率半径を提供する。ベルトの移動方向に向けて半径が漸進的に変化し得るように ノーズローラを使用することは当該技術分野において周知のことである。ノーズ オーバ・ローラ174により形成される、図6に図示した曲率半径R2は、十分 に大きく、このため、無端ベルトがノーズオーバ・ローラ174の上方を走行す るとき、樋状部分120内に保持されたバルク材料が遠心力によって樋状部分か ら外に出ることはない。排出プーリー124及び巻き上げプーリー126の場合 と同様に、ノーズオーバ・ローラ174は無端ベルト102の内面115の全幅 に接触する。 図6及び図7を参照すると、本発明は、また、装荷ホッパ組立体110も備え ており、該装荷ホッパ組立体にて、無端ベルトが巻き上げプーリーと排出プーリ ーとの間にて上方に走行するとき、材料は領域Aにて無端ベルトに供給される。 該ホッパ154は、無端ベルト102の上方走行高さ部分156に隣接して配置 されている。該ホッパ154は、下方に傾斜した床158を備えており、該床1 58は、無端ベルトと略同一の幅であり、上方に移動するベルト102付近にて 終わっている。一対の側壁160は床158の両側部に配置されており、また、 上方に移動するベルト102に隣接して終わっている。下方に垂下するスカート 部162がホッパの傾斜床158の終端部分に取り付けられており、また、該ス カート部は上方に走行するベルトに隣接して垂直下方に伸長している。装荷ホッ パのこのスカート部分162は、バルク材料がベルトに形成された樋状部分12 0内に傾斜路を下降するとき、そのバルク材料が漏れるのを防止し得るように、 ベルト102のクリート118の間の距離に少なくとも等しい距離だけ、装荷ホ ッパの下方にて傾斜床158の終端縁から伸長する必要がある。 バルク材料は、トラックによりホッパ154に供給することができ、また、よ リー般的には、図6及び図7に図示した実施例のように、鉱山又は地下の採掘箇 所の別の部分からバルク材料を運ぶ横形コンベア166によりホッパに供給する ことができる。 また、本発明には、排出プーリー124に隣接して配置された排出フード16 8を含む排出シュート167を設けることもできる。該排出フード168は、排 出プーリー124の上方を走行する無端ベルト102の部分から隔てられ且つ該 無端ベルトの部分の上方に配置されている。該排出フード168は、鋼で出来た ものであることが好ましく、また、任意の適当な支持組立体(図示せず)により 支持されている。例えば、該フード168は、立て形コンベアから排出されたバ ルク材料を受け取る排出プーリーに隣接して配置された排出コンベアに対し支持 可能に取り付けることができる。該排出フードは、排出プーリー124の周りを 走行する無端ベルトの部分から隔てられ且つ該無端ベルトの部分に対して略正接 する反らせ板170を備えており、ベルトから排出された材料を横形コンベア1 72又はトラック若しくはその他の材料取り扱い装置のような適当な容器に向け ることができる。 該排出フード168は、底部板190と、多数の内側偏向板192とも備えて いる。該底部板190及び偏向板192は、ベルトの側壁及びクロスフライトに 極く近接する点から水平線に対して略60°の角度にて下方に伸長する。底部板1 90及び偏向板192は、基部ベルトの側壁又はクロスフライトに接触するか又 はこれらを妨害しないようにする必要がある。偏向板192及び底部板190の 目的は、例えば、収納部内で固着し、ベルトが排出プーリーに沿って走行した後 、ルーズに分解する可能性があるある種の材料のように、受け取るベルト又はホ ッ パに作用する遠心力によって収納部から放り出されない可能性のある全ての材料 を向けることである。 図6の好適な実施の形態に図示するように、本発明は、排出プーリー124と 巻き上げプーリー126との間に中間の支持構造体を使用せずに利用することが できる。この配置は、垂直走行部分が182.88m(600フィート)以上の高さを含 む、極めて長い走行距離に亙って材料を取り扱う上で特に便宜である。図6に図 示したこの配置は、無端ベルトの垂直走行部分の全体の長さに亙って支持を必要 とする構造体よりも極めて迅速に設置し、効率的で且つ著しく経済的である。 図3に図示した1つの代替的な実施の形態において、本発明の立て形コンベア 装置は、中間の支持構造体と共に利用される。該支持組立体は、基礎176内に 保持された4つの直立柱178を備えている。該4つの直立柱は矩形又は方形の 位置に方向決めされている。直立柱178の各々は、種々の間隔にて配置された 水平方向補強部材180及びクロスバー182によりその2つの隣接する柱に接 続されている。支持組立体の形態は、当該技術分野にて周知の種々の方法にて構 成することができる。該支持組立体の必須の特性は、プーリー、ベルト及び立て 形ベルトコンベアに保持された材料の重量を支持し得ることである。しかしなが ら、本発明の設計は、より少数のプーリー及びより軽量のベルトを含み、支持組 立体により支持する必要のある重量を軽減するものであることを認識すべきであ る。 作動時、図6に図示した本発明のコンベア装置は、上述したように配置され、 駆動モータ142は、排出プーリーの駆動軸に係合する一方、該駆動軸は無端ベ ルト102を駆動する。無端ベルト102は、排出プーリー124及び巻き上げ プーリー126の周りを走行する。ベルトの内面が最初に排出プーリー124上 に配置し、ベルトの他の部分は軸又は持上げ領域に沿って下方に巻き上げプーリ ー126まで下降させる。次に、無端ベルトを巻き上げプーリー126の周りに 走行させることができ、該巻き上げプーリーには、可調節型の支持組立体が設け られており、該可調節型の支持組立体は、ベルトをプーリーの上方に亙って設置 し、次に、可調節型のねじ152を使用して締め付けることを可能にする。好ま しくは横形コンベア166によりバルク材料を装荷ホッパに供給し且つホッパ1 54内に排出されて、無端ベルトに形成された可動収納部すなわち樋状部分12 0が装荷ホッパを経て垂直方向に移動するとき、ホッパの傾斜床158に沿って 下方に摺動し、該収納部すなわち樋状部分120内に入る。無端ベルト102が その垂直走行距離に向けて垂直に移動して、無端ベルト102がベルトの最上方 走行部分に配置されたノーズオーバ・ローラ174に達するとき、バルク材料は 樋状部分120内に保たれている。バルク材料がノーズオーバ・ローラの上方を 走行するとき、該ノーズオーバ・ローラは排出フード及び排出プーリーに向けて 漸進的に傾斜する。ベルト102がノーズオーバ・ローラ174により形成され た漸進的に大きい曲率半径に亙って走行するとき、収納部及び樋状部分内の材料 は、樋状部分120内に保たれている。しかしながら、材料で充填された収納部 120が排出プーリーに接近すると、無端ベルト102の曲率半径は著しく小さ くなり、該収納部内に保持された材料に作用する遠心力により、材料は収納部を 出て排出フードに入り、排出反らせ板を打撃し、最終的に、排出横形コンベア内 に達する。 上記の説明に鑑みて、本発明は、バルク材料を搬送する新規且つ斬新的な立て 形ベルトコンベアを提供するものであることが明らかである。本発明の使用に関 して説明したが、本発明の範囲又は精神から逸脱せずに、立て形ベルトコンベア 装置の設計及び構造の点で種々の改変及び変更を為すことが可能であることが当 業者に明らかであろう。 本発明のその他の実施の形態は、本明細書に開示された本発明の特徴及び実施 を考慮することにより当業者に明らかになるであろう。該特徴及び実施例は、端 に一例として見なすべきであり、本発明の真の範囲及び精神は請求の範囲に記載 されていると考える。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.バルク材料用のエレベーチングコンベアにおいて、 第一の支持プーリーと、該第一の支持プーリーから垂直方向に変位された第二 の支持プーリーと、 前記第一の支持プーリーの一側部に隣接し且つ該一側部に配置された一連のノ ーズオーバ・ローラと、 前記第一の支持プーリーを回転させる駆動手段と、 前記ベルトの一側部における支持プーリー係合面と、反対側側部における複数 のバルク材料保持室とを有する無端ベルトであって、前記第一及び第二の支持プ ーリーの周りを動き得るように走行し、該ベルトが前記ノーズオーバ・ローラの 上方を進むとき、所定の大きさの曲率半径を有し、該曲率半径が、前記バルク材 料を保持する室内に保持された材料に作用する遠心力により材料が押し出される のを防止し、該無端ベルトが、前記第一の支持プーリーの上方を走行するとき、 所定の大きさの曲率半径を有し、前記バルク材料の保持室内に保持された前記バ ルク材料に作用する遠心力により前記バルク材料が該室から押し出されるように した、無端ベルトと、 前記第一の支持プーリーを支持する第一の支持組立体と、 前記第二の支持プーリーを支持する第二の独立的な支持組立体とを備える、エ レベーチングコンベア。 2.請求項1に記載のエレベーチングコンベアにおいて、前記無端ベルトが、 補強したゴム製の基部ベルトと、該基部ベルトの側端縁に接続された波形側壁と 、前記基部ベルトから略垂直に伸長し且つ前記側壁の間にて前記基部ベルトを横 断する位置に配置され、前記バルク材料の保持室を形成する、複数の長手方向に 隔たったクリートとを備える、エレベーチングコンベア。 3.請求項2に記載のエレベーチングコンベアにおいて、前記側壁が、前記基 部ベルトと一体に形成される、エレベーチングコンベア。 4.請求項1に記載のエレベーチングコンベアにおいて、前記第一の支持プー リーが、円筒状鋼製ドラムを備え、該円筒状鋼製ドラムが、駆動摩擦力及び耐摩 耗面を提供し得るように該ドラムの円筒状外面上に配置された材料層を有する、 エレベーチングコンベア。 5.請求項4に記載のエレベーチングコンベアにおいて、前記第一の支持プー リーが、該プーリーの円筒状外面に配置された環状の隆起部分を有する、エレベ ーチングコンベア。 6.請求項1に記載のエレベーチングコンベアにおいて、前記第二の支持プー リーが、前記第一の支持プーリーと同様の寸法とされた円筒状の鋼製ドラムを有 する、エレベーチングコンベア。 7.請求項1に記載のエレベーチングコンベアにおいて、前記第二の支持組立 体が、該第二の支持プーリーを支持し得るように支持部材に取り付けられた軸受 と、該軸受を前記支持体に対して垂直方向に移動させ得るように該軸受及び支持 部材を通じて垂直方向に配置された回転可能なねじとを有する、エレベーチング コンベア。 8.請求項1に記載のエレベーチングコンベアにおいて、前記第一の支持プー リーが前記第二の支持プーリーの上方に配置される、エレベーチングコンベア。 9.請求項1に記載のエレベーチングコンベアにおいて、前記排出プーリーに 隣接して配置された排出シュートであって、第一の支持プーリーの周りを走行す る無端ベルトの部分から隔てられた排出フードを有する排出フードと、前記基部 ベルトから下方に傾斜した少なくとも1つの偏向板であって、前記基部ベルトの 側壁及びクリートに隣接して配置された前端縁を有する少なくとも1つの偏向板 と、前記排出フードから隔てられ且つ該排出フードに対して略平行な底部板であ って、前記バルク材料保持室から押し出されたバルク材料を向け得るように前記 基部ベルトの側壁及びクリートに隣接して配置された前端縁を有する底部板とを 更に備える、エレベーチングコンベア。 10.エレベーチングコンベアにおいて、 第一の支持プーリーと、該第一の支持プーリーから垂直且つ側方向に変位され た第二の支持プーリーと、 前記第一の支持プーリーの一側部に隣接し且つ該一側部に配置された一連のノ ーズオーバ・ローラと、 前記第一の支持プーリーを回転させる駆動手段と、 前記ベルトの一側部における支持プーリー係合面と、反対側側部における複数 のバルク材料保持室とを有する無端ベルトであって、前記第一及び第二の支持プ ーリーの周りを動き得るように走行する無端ベルトとを備え、該無端ベルトが、 該ベルトが前記ノーズオーバ・ローラの上方を進むとき、所定の大きさの曲率半 径を有し、該曲率半径が前記バルク材料保持室内に保持された材料に作用する遠 心力により材料が該室から押し出されるのを防止し、前記第一の支持プーリーの 上方を走行するとき、所定の大きさの曲率半径を有し、前記バルク材料保持室内 に保持された前記バルク材料に作用する遠心力により前記バルク材料が該室から 押し出されるようにし、 前記第一の支持プーリーを支持する第一の支持組立体と、 前記第二の支持プーリーを支持する第二の独立的な支持組立体と、 傾斜床と、隣接する側壁とを有する装荷ホッパであって、該傾斜床及び隣接す る側壁の双方が、前記無端ベルトの上方移動走行部分に隣接して終わっており、 前記傾斜床の終端縁から下方に垂下し且つ前記バルク材料の保持室の間の距離に 少なくとも等しい距離だけ下方に伸長するスカート部分を有する装荷ホッパと、 前記排出プーリーに隣接して配置された排出シュートであって、第一の支持プ ーリーの周りを走行する無端ベルトの部分から隔てられた排出フードと、前記基 部ベルトから下方に傾斜した少なくとも1つの偏向板であって、前記基部ベルト の側壁及びクリートに隣接して配置された前端縁を有する少なくとも1つの偏向 板と、前記排出フードから隔てられ且つ該排出フードに対して略平行な底部板で あって、前記バルク材料保持室から押し出されたバルク材料を向け得るように前 記基部ベルトの側壁及びクリートに隣接して配置された前端縁を有する底部板と を有する排出フードとを備える、エレベーチングコンベア。 11.請求項10に記載のエレベーチングコンベアにおいて、前記無端ベルトが 、補強したゴム製の基部ベルトと、該基部ベルトの側端縁に接続された波形側壁 と、前記基部ベルトから略垂直に伸長し且つ前記側壁の間にて前記基部ベルトを 横断する位置に配置され、前記バルク材料保持室を形成する、複数の長手方向に 隔たったクリートとを備える、エレベーチングコンベア。 12.請求項11に記載のエレベーチングコンベアにおいて、前記側壁が前記基 部ベルトと一体に形成される、エレベーチングコンベア。 13.請求項10に記載のエレベーチングコンベアにおいて、前記第一の支持プ ーリーが、駆動摩擦力及び耐摩耗面を提供し得るように円筒状外面の上に配置さ れた材料層を有する、円筒状鋼製ドラムを備える、エレベーチングコンベア。 14.請求項13に記載のエレベーチングコンベアにおいて、前記第一の支持プ ーリーが、該プーリーの円筒状外面に設けられた環状の隆起部分を有する、エレ ベーチングコンベア。 15.請求項10に記載のエレベーチングコンベアにおいて、前記第二の支持プ ーリーが、前記第一の支持プーリーと同様の寸法とされた円筒状鋼製ドラムを有 する、エレベーチングコンベア。 16.請求項10に記載のエレベーチングコンベアにおいて、前記第二の支持組 立体が、該第二の支持プーリーを支持し得るように支持部材に取り付けられた軸 受と、該軸受を前記支持体に対して移動させ得るように該軸受及び支持部材を通 じて垂直方向に配置された回転可能なねじとを有する、エレベーチングコンベア 。 17.請求項10に記載のエレベーチングコンベアにおいて、前記第一の支持プ ーリーが前記第二の支持プーリーの上方に配置される、エレベーチングコンベア 。 18.エレベーチングコンベアにおいて、 円筒状鋼製ドラムを有する第一の支持プーリーと、該第一の支持プーリーから 垂直方向に変位され、円筒状鋼製ドラムを有する第二の支持プーリーと、 前記第一の支持プーリーの一側部に隣接し且つ該一側部に配置された一連のノ ーズオーバ・ローラであって、前記第一の支持プーリーの直径よりも著しく小さ い直径を有する円筒状鋼製ドラムを有する一連のノーズオーバ・ローラと、 前記第一の支持プーリーの幅よりも僅かに狭い所定の幅を有する無端ベルトで あって、ばね前記ベルトの一側部における支持プーリー係合面と、反対側側部に おける複数のバルク材料保持室とを有する無端ベルトとを備え、該無端ベルトが 、前記第一及び第二の支持プーリーの周りを動き得るように走行し、該無端ベル トが、該ベルトが前記ノーズオーバ・ローラの上方を進むとき、所定の大きさの 曲率半径を有し、該曲率半径が前記バルク材料保持室内に保持された材料に作用 する遠心力により材料が該室から押し出されるのを防止し、該ベルトが前記第一 の 支持プーリーの上方を走行するとき、所定の大きさの曲率半径を有し、前記バル ク材料を保持室内に保持された前記バルク材料に作用する遠心力により前記バル ク材料が該室から押し出されるようにし、 前記第一の支持プーリーを支持し得るように前記無端ベルトの上方走行部分の 最上方部分の付近に配置された第一の支持組立体と、 前記第二の支持プーリーを支持し得るように垂直方向に可調節型の独立的な第 二の支持組立体であって、支持部材に取り付けられた前記第二の支持プーリーを 支持する軸受と、該軸受を前記支持部材に対して垂直方向に変位させ得るように 前記軸受及び前記支持部材を通じて配置された回転可能なねじとを有する第二の 独立的な支持組立体と、 前記第一の支持プーリーを回転させ得るように前記第一の支持プーリーと連通 する駆動手段と、 傾斜床と、隣接する側壁とを有する装荷ホッパであって、該傾斜床及び隣接す る側壁の各々が、前記無端ベルトの上方移動走行部分に隣接して終わっており、 前記傾斜床の終端縁から下方に垂下し且つ前記バルク材料保持室の間の距離に少 なくとも等しい距離だけ、前記無端ベルトの上方移動部分に隣接して下方に伸長 するスカート部分を有する装荷ホッパと、 第一の支持プーリーの周りを走行する無端ベルトの部分から隔てられた偏向フ ードと、前記基部ベルトから下方に傾斜した一連の偏向板であって、前記基部ベ ルトの側壁及びクリートに隣接して配置された前端縁を有する一連の偏向板と、 前記排出フードから隔てられ且つ該排出フードに対して略平行な底部板であって 、前記バルク材料保持室から押し出されたバルク材料を向け得るように前記基部 ベルトの側壁及びクリートに隣接して配置された前端縁を有する底部板とを有す る排出シュートとを備える、エレベーチングコンベア。 19.請求項18に記載のエレベーチングコンベアにおいて、前記無端ベルトが 、補強したゴム製の基部ベルトと、該基部ベルトの側端縁に接続された波形側壁 と、前記基部ベルトから略垂直に伸長し且つ前記側壁の間にて前記基部ベルトを 横断横断する位置に配置され、前記バルク材料保持室を形成する、複数の長手方 向に隔たったクリートとを備える、エレベーチングコンベア。 20.請求項19に記載のエレベーチングコンベアにおいて、前記側壁が前記基 部ベルトと一体に形成される、エレベーチングコンベア。 21.請求項18に記載のエレベーチングコンベアにおいて、前記第一の支持プ ーリーが該プーリーの円筒状外面に設けられた環状の隆起部分を備える、エレベ ーチングコンベア。 22.請求項18に記載のエレベーチングコンベアにおいて、前記第二の支持プ ーリーが、前記第一の支持プーリーと同様の寸法とされた円筒状鋼製ドラムを有 する、エレベーチングコンベア。 23.請求項18に記載のエレベーチングコンベアにおいて、前記第一の支持プ ーリーが前記第二の支持プーリーの上方に配置される、エレベーチングコンベア 。
JP9539184A 1996-05-02 1997-05-01 立て形ベルトコンベア装置 Pending JP2000509356A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/642,136 1996-05-02
US08/642,136 US5975283A (en) 1996-05-02 1996-05-02 Vertical belt conveyor system
PCT/US1997/007236 WO1997041052A1 (en) 1996-05-02 1997-05-01 Vertical belt conveyor system

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000509356A true JP2000509356A (ja) 2000-07-25

Family

ID=24575353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9539184A Pending JP2000509356A (ja) 1996-05-02 1997-05-01 立て形ベルトコンベア装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5975283A (ja)
JP (1) JP2000509356A (ja)
CN (1) CN1246833A (ja)
WO (1) WO1997041052A1 (ja)
ZA (1) ZA973798B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011032071A (ja) * 2009-08-05 2011-02-17 Tiger Kawashima Co Ltd 粒状物搬送装置
JP2018083679A (ja) * 2016-11-22 2018-05-31 株式会社大林組 ベルトコンベヤ装置
KR102278780B1 (ko) * 2020-12-08 2021-07-20 주식회사 엔시스 극판용 두께 측정장치

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6571935B1 (en) * 2000-06-22 2003-06-03 Cambelt International Corporation Monolithic belt with reinforced sidewall
US6382404B1 (en) 2000-12-21 2002-05-07 Habasit Ag Corrugated flight module
DE10320963A1 (de) * 2003-05-09 2004-12-16 Siemens Ag Fördersystem, inbesondere eine Flughafen-Gepäckförderanlage, und eine Entladeeinrichtung eines Fördersystems für Behälter zum Transportieren von Gütern, insbesondere von Gepäckstücken
AT502181B1 (de) * 2005-09-07 2007-02-15 Haselboeck Dieter Aufgabeschurre für ein förderband
US8671856B2 (en) 2009-02-02 2014-03-18 Deere & Company Planting unit for a seeding machine having blocking member to control hand-off of seed from a seed meter to a seed delivery system
US8850995B2 (en) 2009-02-02 2014-10-07 Deere & Company Seeding machine with seed delivery system
DE102012103963A1 (de) * 2012-05-07 2013-11-07 Contitech Transportbandsysteme Gmbh Förderanlage mit verbessertem Energiebedarf
TWI555579B (zh) * 2012-11-01 2016-11-01 Taiwan Keyarrow Ind Co Ltd Conveying crushing device
DK3341310T3 (da) * 2015-10-08 2020-12-07 Laitram Llc Næserulle-komponentgruppe til et transportbånd
AT520651B1 (de) * 2018-04-04 2019-06-15 Innova Patent Gmbh Vertikalförderer
US10806084B2 (en) 2018-05-07 2020-10-20 Cnh Industrial America Llc System for unloading harvested crop from an agricultural harvester
US11877530B2 (en) 2019-10-01 2024-01-23 Ag Leader Technology Agricultural vacuum and electrical generator devices, systems, and methods
CN111271116A (zh) * 2020-04-03 2020-06-12 荆门怡盛源环保科技有限公司 一种采煤巷道的皮带运输机及安装方法
CN112408005A (zh) * 2020-10-27 2021-02-26 中冶南方工程技术有限公司 多通道进料折叠式刮料的矩形料库
CN113086511A (zh) * 2021-03-23 2021-07-09 武汉理工大学 一种新型高速带斗提升机
CN117022995B (zh) * 2023-09-28 2023-12-22 杭州奥拓机电股份有限公司 一种l型输送皮带机

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US299656A (en) * 1884-06-03 leso urd
US587049A (en) * 1897-07-27 Elevator
US998763A (en) * 1911-07-25 Clayton M Passett Conveyer for concrete-mixing machines.
US2685957A (en) * 1954-08-10 Conveyer
US253896A (en) * 1882-02-21 Said fred
US744288A (en) * 1902-05-13 1903-11-17 John George Young Water-elevator.
US1012133A (en) * 1911-11-11 1911-12-19 Patrick John Higgins Loading apparatus.
US1133008A (en) * 1914-08-10 1915-03-23 Frederic S Converse Coal-loading machine.
US1242249A (en) * 1917-05-12 1917-10-09 James B Seaverns Unloading apparatus.
US1391703A (en) * 1918-02-23 1921-09-27 Sturtevant Mill Co Elevator
US1830603A (en) * 1927-08-08 1931-11-03 Miles Mfg Company Bucket conveyer
US1892881A (en) * 1930-12-23 1933-01-03 Chas M Fuller Corp Ltd Elevating power shovel
US1944932A (en) * 1932-07-22 1934-01-30 Blaine B Gemeny Elevator bucket
US2084920A (en) * 1936-04-16 1937-06-22 Peter J P Schrag Elevator structure
US2122036A (en) * 1937-05-13 1938-06-28 K I Willis Corp Elevator cup
US2347437A (en) * 1941-06-02 1944-04-25 Conveyor Company Storage device
US2711816A (en) * 1952-07-08 1955-06-28 F B Wright Company Troughed conveyer belt
FR1081588A (fr) * 1953-07-24 1954-12-21 Tapis transporteur en caoutchouc compartimenté ou non avec bordures latérales
US2852126A (en) * 1957-02-28 1958-09-16 Ohlberg Karl-Heinz Centrifugal belt conveyer
US2973854A (en) * 1958-01-13 1961-03-07 Jeffrey Mfg Co Bucket elevator
US3147851A (en) * 1961-12-15 1964-09-08 Dietrich Werner Conveyor
FR1324286A (fr) * 1962-03-02 1963-04-19 Convoyeur à courroie, sous gaine
US3236365A (en) * 1962-10-31 1966-02-22 Link Belt Co Self-cleaning elevator boot device
GB1104437A (en) * 1964-10-29 1968-02-28 Georg Schardt Improvements in or relating to conveyor belts
DE2100364B1 (de) * 1971-01-07 1972-06-29 Conrad Scholtz Ag, 2000 Hamburg Fördergurt mit gewellten Seitenwänden
US4333561A (en) * 1978-07-10 1982-06-08 Schlegel Hans J Elevator head material guide means
CA1225057A (en) * 1984-05-29 1987-08-04 George T. Gough Elevating conveyor
FR2567494B1 (fr) * 1984-07-12 1986-07-18 Tech Manutention Et Elevateur a godets comportant des moyens pour ralentir le godet dans la zone de chargement
FR2588250B1 (fr) * 1985-10-07 1994-07-08 Tricot Robert Bande transporteuse a bords de contenance
JPS6450611A (en) * 1987-08-21 1989-02-27 Nec Corp Phase shifter
US5143203A (en) * 1991-05-14 1992-09-01 Merrill Iron & Steel, Inc. Granular material transfer apparatus
JPH06135524A (ja) * 1992-10-27 1994-05-17 Iseki Tory Tech Inc コンベア装置
US5564878A (en) * 1994-11-04 1996-10-15 Texmarc Conveyor Company Apparatus and method for continuous handling of bulk materials

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011032071A (ja) * 2009-08-05 2011-02-17 Tiger Kawashima Co Ltd 粒状物搬送装置
JP2018083679A (ja) * 2016-11-22 2018-05-31 株式会社大林組 ベルトコンベヤ装置
KR102278780B1 (ko) * 2020-12-08 2021-07-20 주식회사 엔시스 극판용 두께 측정장치

Also Published As

Publication number Publication date
ZA973798B (en) 1997-12-01
AU2819297A (en) 1997-11-19
CN1246833A (zh) 2000-03-08
US5975283A (en) 1999-11-02
AU714470B2 (en) 2000-01-06
WO1997041052A1 (en) 1997-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000509356A (ja) 立て形ベルトコンベア装置
US4333561A (en) Elevator head material guide means
RU2636634C2 (ru) Крутонаклонная конвейерная установка для открытой горной выработки
US4230220A (en) Vertical bulk-conveying apparatus and bulk delivering system utilizing the characteristics thereof
CN1085519A (zh) 货物装载系统
US4776451A (en) Conveyor system for particulate material
US4126236A (en) Backstacking apparatus
AU714470C (en) Vertical belt conveyor system
US4351431A (en) Heavy duty belt conveyor
CN1045572C (zh) 皮带索道运输装置
CN114275563A (zh) 卸船设备
RU2056336C1 (ru) Устройство для разборки штабеля
CA2187246C (en) Cable driven conveyor system
CA1088449A (en) Elevator head material guide means
CN214086229U (zh) 一种矿石运输系统
CN114590611B (zh) 一种升降码包自动装车机
CN216686639U (zh) 一种自动装车机的输送装置
GB2077213A (en) Conveying system
CN209796725U (zh) 一种悬吊式输送机
EP0865394B1 (en) Cable driven conveyor system
EP0089144A1 (en) Troughed belt conveyor
EP0026993B1 (en) Elevator
GB2079234A (en) Conveyor for piling material
RU2235051C2 (ru) Способ обработки сыпучих грузов и устройство для его осуществления
FI98808C (fi) Laite vierivän aineksen purkamiseksi kasasta