JP2000509122A - 流体を利用した動力発生システム - Google Patents

流体を利用した動力発生システム

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、タービン系及び冷凍系を備えて、いかなる燃料も用いることなく少量の流体または常温の流体のエネルギーを利用して動力を発生し、燃料の燃焼による空気汚染を低減する、流体を利用した動力発生システムに関するものであり、多段タービン系の凝縮器(12)での冷凍及び液化が冷却剤循環回路を構成する冷凍系の吸熱部の熱交換器によって行われ、タービン系の回転軸に相互に動力を送るための冷凍系の動作手段を設け、タービン系の回転軸(7)が外部電力供給で駆動する電動機(8)を備え、タービン系のボイラー内の作動流体が、常温の外部流体と熱交換を行い、また、冷凍系の発熱部と熱交換を行ってボイラー内の作動流体が臨界温度以上の気体になるまで加熱され、ボイラー内の圧力が上昇して少量の液化熱を発生するために、凝縮器内の作業流体が臨界温度よりも若干低い温度において液化し、その結果、凝縮器内の作業流体の液化熱が低くなる。

Description

【発明の詳細な説明】 流体を利用した動力発生システム 技術分野 本発明は、タービン系と冷凍系とを備え、周知のタービン系として熱源を用い るまたは常温における外部流体からの熱を用いることにより100%に近い効率で動 力を得るようにした動力発生システムに関するものである。 従来の動力発生システムは、燃料を燃焼する際に発生する熱から電力などの動 力を得るようにされており、従って従来のシステムは、燃料費が高く、しかも燃 料の燃焼により空気汚染を引き起こすという欠点がある。 発明の概要 本発明の目的は、少量の燃料を使用するかまたはいかなる燃料をも使用せずに 動力を得ることのできる動力発生システムを提供することにある。 本発明の別の目的は、燃料の燃焼で生じる空気汚染を低減する動力発生システ ムを提供することにある。 図面の簡単な説明 例として添付図面を参照して本発明を説明する。 図1は本発明による動力発生システムの構造を示す概略図である。 図2は本発明の一実施例による動力発生システムを示す概略図である。 図3は本発明の別の実施例による動力発生システムを示す概略図である。 図4図は本発明の第3実施例による動力発生システムを示す概略図である。 図5は不凍液蒸発手段を示す概略図である。 図6は別の不凍液蒸発手段を示す概略図である。 図7は、図4及び図5の蒸発手段の構造を示す断面図である。 本発明の好ましい実施例の説明 まず図1を参照すると、流体を利用した本発明による動力発生システムは、外 部電源によって回転駆動される電動機1を備えている。電動機8の回転力によっ て、冷却剤の充填された第1冷凍系30〜36の冷却循環回路に設けられた圧縮手段 30が駆動される。次に、熱交換器12内の作動流体は、冷却循環回路の吸熱部36に よって冷却及び液化され、熱交換器12内及びタービン1の出口にある流管10内の 作動流体の圧力は低下する。 閉鎖された流管10〜20内の作動流体は高圧部20から低圧部10へと移動し、作動 流体の移動力でタービン1を駆動する。 電動機8とタービン1を接続する回転軸7の回転力は作動流体の圧縮手段13、 独立した冷却循環回路を構成する第1冷凍系30〜36、第2冷凍系40〜45及び第3 冷凍系40〜55、外部流体からの熱を吸収する熱交換器60を駆動する。 液化した作動流体は圧縮手段13によりタービン20の入口と接続した高圧部の流 管14〜20へ送られる。別の実施 例では、図1において一列に配列されている熱交換器11、15、バルブ73、76を使 用している。また、別の状況においては、一列に配列された流管177、179、182 、183、185、187、188、バルブ178、180、181、184、186を使用している。図1 において流管の点々が入っている部分についてはこの実施例では説明を省略して いる。 第1冷凍系30〜36の発熱部34内と、第2冷凍系45の発熱部45内で作動流体は加 熱される。作動流体は、従来のボイラーと同じ温度を提供する熱交換器60内で、 または例えば空気のような外部流体が通過する熱交換器60内で、外部流体によっ てさらに加熱される。次に、作動流体は第3冷凍系50〜55の発熱部53において加 熱され、タービン1に入る。第3冷凍系は、常温の外部流体から熱を吸収して、 ボイラー19内の作動流体を加熱する。ボイラー19に従来のタービン系を使用する 場合は、第3冷凍系を省略する。 常温において臨界温度以上の気体状態にあるフレオンR14、R13、二酸化炭素 、エタン、エチレンといった熱媒体、あるいはこれらの熱媒体と類似する特質を 持つ物質及びその混合物を作動流体として使用することができる。また、本シス テムに適した合成物質を使用することもできる。作動流体がタービン1内を流動 すると作動流体の温度が臨界温度よりも高くなり、作動流体はタービンの出口か ら臨界温度において、または臨界温度よりもやや低温あるいはやや高温の温度に おいて放出される。 作動流体は、臨界温度よりも低い温度で、液化される飽和圧力よりも低い圧力 を有するべきである。従って、タービン1の出口における作動流体は、凝縮器12 内において、第1冷凍系の吸熱部36によって温度が低下した時に液化する。しか しながら、潜熱すなわち液化の熱が臨界温度以下の温度において高くないため、 第1冷凍系30〜36の吸熱部36によって多くの熱は吸収されない。 作動流体は、第1冷凍系の発熱部34、第2冷凍系の発熱部45、外部流体が通る 熱交換器60の流管22によって順に加熱される。作動流体は、第3冷凍系の発熱部 53の流管を備えた熱交換器19内でさらに加熱され、流体の温度が上昇する。 上述した工程によれば、タービン1内で生じた動力は、作動流体の圧縮手段13 、第1〜第3冷凍系、熱交換器の流体トランスポータ61を駆動する動力よりも大 きい。そのため、外部電力供給による電動機8の第1駆動が終了すると、自己発 生動力で自発的にシステムを駆動するが、定常状態が確立すると外部電力供給が 停止し、余分の自己発生動力が発電機9を駆動することで電力が得られる。 このような動力発生システムの自発的駆動について詳細に説明する。 カルノーサイクルの動作には4つの工程があり、等温膨張及び断熱膨張によっ て得られた動作は、タービンによって得られた動作であってもよい。この処置に おいて、気体の熱エネルギーを可能な限り動力に変換するために 高温の熱源が必要になる。 しかし本発明においては、ボイラー内の作動流体が臨界温度よりも高温の気体 状態にあるため、ボイラー内の圧力を温度に関係なく自由に調節できる。臨界温 度以上の温度で圧力が高い場合でも作動流体が液化しないため、ボイラーの高圧 はボイラー内の温度が高くなくても得ることができる。ボイラーと凝縮器の温度 差は大きくないが、これらの圧力の差は大きくてもよい。 飽和蒸気圧の差は温度差よりも大きい。従って、作動流体が臨界温度より高温 の気体状態において動作した後に、温度と圧力がそれぞれのものよりも低い状態 において作動流体が液化すると、圧力差によってタービンによる動作が増加する が、液化の熱を除去するための冷却器による動作は増加しない。従って、タービ ンによる動作は冷却器による動作よりも大きい。 低圧部(凝縮器)内の作動流体は、液化の際に密度に大きな差を生じるため、 圧縮手段またはポンプによって消費される動力は、タービンによって得られた動 力と比べて非常に少ないが、低圧部と高圧部の間の圧力差は大きい。 タービンによって得られた動作が断熱処理によって得られた動作であり、圧力 比に従って効率が増し、冷却器によって得られた動作が、温度差(カルノーサイ クルの逆)による動力によって移動した熱の量を減少させる。 しかし、実装置において、高温部(ボイラー)と低温部(凝縮器)の間の温度差 が小さすぎる場合、タービンが得る動力は少なく、その効率も低い。熱交換器の 熱を交換するのに温度差が必要であるため、また、臨界温度と液化温度(凝縮器 内の作動流体の温度)の差が小さすぎるために液化のための温度をある限度まで 下げなくてはならない場合に流体を液化することが困難なため、本発明のシステ ムを駆動するには、ある一定の程度よりも大きな温度差が保証されていなくては ならない。 温度を上げるための冷却器の動作は温度差と比例するため、タービンによって 得られた動力は冷却器による動作よりも大きくてもよい。従って、液化の熱は冷 凍系によって除去され、さらに、ボイラーに供給される例えば空気のような外部 流体の温度は冷凍系50〜55によって上げられる。 作動流体が、第3冷凍系からよりも外部流体からより多く熱を得る場合、はる かに高い効率とより多くの動力が得られる。しかし外部流体の温度が低い場合に は、低温では金属の抗張力が低下し、タービンの回転翼が統制されないため、タ ービン内の温度変化が小さくなる。 低温に強いシステムを製造しようとする場合、臨界温度が非常に低い物質を作 動流体として利用でき、これにより第3冷凍系が不要になるので、製造コスト及 びシステムの規模が削減でき、効率を上げることができる。この場合、本発明の システムは様々な移動手段に利用され ることが好ましい。 外部流体の温度が低い場合には、第3冷凍系は駆動される。さらに、外部流体 の温度が高い場合には、冷却材圧縮手段50と共に回転軸7に導入される動力の移 動/中断手段6a、6bが駆動して動力を中断するため、システムを第3冷凍系 の作動なしで駆動することが可能である。 第3冷凍系が作動しないと、作動流体が停止中の熱交換器を通過し摩食による 損失が生じ得る。そこで、必要に応じて流管172とバルブ171を設け、作動流体が 熱交換器19を通過しないようにする。 外部温度が高い場合には、第2冷凍系は駆動せずに第1冷凍系30〜36のみを駆 動する。 さらに、流管177、179、バルブ178、180を発熱部33、34と共に一列に配列して 設け、作動流体の特性と外部流体の温度に従って使用することができる。またさ らに、流管182、183とバルブ181を一列に配列することができ、熱交換器(図示 せず)を流管182、183と接続させて設けることができる。この熱交換器は、不凍 液循環回路を省いた熱交換器60と同一構造にすることが可能で、また、熱交換器 60に追加導入することもできる。 タービンの出口10にある作動流体の圧力が臨界圧力よりもはるかに低い場合、 熱交換器11内の作動流体の温度が低下し、作動流体は凝縮器12内で液化する。次 に、熱交換器内で作動流体の温度が再び上昇する。従って、臨界温度と作動流体 の温度差が小さいため、外部温度が臨 界温度よりも低い場合には、発熱部が外部流体へ熱を放出する方が作動流体が外 部流体と熱交換をするよりも好ましい。 熱交換器43,16が閉鎖されている場合、一列に配列された流管182、183が外部 流体に熱を放出するために外部流体が通過する熱交換器と接続する。また、外部 流体の温度が臨界温度とほぼ同じである場合には、作動流体が熱交換器内の外部 流体と熱交換をすることが好ましい。 上述した場合において、第2冷凍系40〜45が作動する必要はない。 しかし、外部流体の温度が臨界温度と同じまたはそれ以上である場合、また、 凝縮器12内の作動流体の温度が臨界温度よりもはるかに低い場合には、第1冷凍 系の発熱部における温度は臨界温度よりも低くてよい。次に、第2冷凍系と熱交 換をするために熱交換器43が作動し、作動流体が外部流体と熱を交換する熱交換 器16、流管182、183が閉鎖される。 第2冷凍系の発熱部45の温度が臨界温度よりも低く、外部流体の温度よりも高 い場合、一列に配列された流管187、188は熱交換器(熱交換器60と同じ構造)と 結合し、バルブ186をを備え、作動流体の熱を外部流体へと放出する。 図面において、バルブと流管は、熱交換器の流管1本のみと一列に配列されて いるが、別のバルブと別の管を他の流管と一列に配列することもできるため、流 体が停 止中の熱交換器(図1の173〜176参照)を通過することで起こる摩食による損失 が生じない。上述の動作は第2〜第6実施例に適用できる。 上述の説明によるシステムにおいて、第1及び第2冷凍系の発熱部34、45にお ける工程により作動流体が加熱され、熱交換器60が外部流体からの熱を吸収し、 第3冷凍系が冷凍系の消費動力を低減するため、システムの効率が上昇する。 作動流体は、熱交換器15内のタービンの出口10における流体と熱交換すること で加熱され、第1冷凍系の発熱部34においてさらに加熱される。次に、流体は第 2冷凍系の発熱部45において加熱され、外部流体が流動する熱交換器60内でさら に加熱され、第3冷凍系の発熱部53において加熱されてタービン内に入る。ボイ ラーの温度は従来と同じでよい。 第1冷凍系は、第2冷凍系の吸熱部43を加熱し、次に発熱部34内の作動流体を 加熱するために、凝縮器12内の作動流体が液化する際の熱を除去する。さらに、 第2冷凍系40〜45は、作動流体を加熱するための第1冷凍系からの熱を得る。 作動流体が、熱変換器60と第3冷凍系の発熱部53からの熱を吸収せずに、第3 冷凍系からの熱しか吸収しないとすると、熱変換器60と第3冷凍系によって段階 的に吸収された熱の合計量は、第3冷凍系からのみの熱と同量になる。さらに、 第1及び第2冷凍系によって吸収され た熱の量は、上述の工程で吸収された熱の合計量と同量であり、動力消費量は熱 量と共に増加する。第1冷凍系と第2冷凍系の間の熱伝達は以下に示す通りであ る。 第1冷凍系の発熱部33は、半分の熱量で第2冷凍系の吸熱部43を加熱し、発熱 部34において作動流体を加熱する。第2冷凍系には熱量の半分のみが伝達され、 熱量の半分のみが作動流体へ伝達されるので、動力消費が低減される。 本発明の第2実施例において、タービンの出口10にある流管内に、流体が逆方 向に流れる熱交換器11を設けている。タービンの出口10における圧力が臨界圧力 よりもはるかに低く、温度が臨界温度と同じである場合、圧縮ポンプ13の出口か らの作動流体がタービンの出口10における作動流体と熱交換を行う。温度を上げ るために圧縮ポンプ13からの作動流体が加熱される間、タービンの出口10におけ る作動流体が冷却される。 従って、タービンは高い圧力比のために大量の動力を得ることができ、タービ ンが臨界温度以上の温度で動作するので、蒸気状態の作動流体の効率よりも高い 効率が得られる。高温、低圧の作動流体がタービンの出口10から放出され、逆流 する作動流体が相互に熱交換するため、動力消費が低減される。熱の相互交換が 、冷凍系の吸熱部35によって温度を低下させる動力を削減する。 凝縮器内で作動流体の温度が低下すると、液化の熱と、除去される熱の量が増 加し、冷凍装置の温度変化が増加 し、このため冷凍装置を動作するより大きな動力が必要になる。しかし、タービ ン内の圧力差が大きいため、タービンは冷凍装置が消費する動力よりも多く働き 、臨界温度以上の温度の作動流体が動作効率を増加させる。 低圧部10内の作動流体の温度が低いほど効率が高い。臨界温度が温度の最低限 度に近い物質を用いることが好ましい。作動流体の臨界圧力が低いほど効率が高 い。 本発明においては多くの熱交換用の装置を利用しており、相互に熱交換を行う 作動流体の温度差が低い場合、これら装置の効率は高い。 温度の小さい流体が効率的に熱交換する熱交換器例えば、高い熱伝導性、高純 度を備え、表面範囲が広く薄型の熱交換器を使用することが好ましい。超伝導体 で製造した熱交換器を利用すると高い効率が得られる。 臨界温度が低い作動流体の使用により外部温度が変化する場合、またはシステ ムの動作が停止した場合、内部圧力が上昇してシステムの動作に問題を生じ、発 生器9の出力における電圧が変化してしまう。さらに、高圧による爆発や故障を 起こす危険もある。外部温度の変化によって生じる出力電圧の頻繁な変化は、貯 蔵タンク106と高圧部に設けた圧力調整器の圧力感知手段77によってポンプとバ ルブ78の動作を自動的に調整することで低減できる。電圧変化の低減が十分でな い場合には、発生器9の出力部に自動電圧調整器を設けて一定の出力電圧を保つ ことができる。 ボイラーが従来のボイラーと異なった方法による温度にある場合、つまり常温 の外部流体からの熱を利用して熱を得た場合、外部温度が高い時に、外部流体が 通過する熱交換器60を冷凍装置または空気調整器として使用することができる。 熱交換器60を空気調整器として使用した場合には、熱交換器60内で熱媒体が外 部流体からの熱を吸収して作動流体を加熱する間接加熱方法を用いてもよい。 熱交換器60の一部に設けられた吸熱部110の流管が、図5に示した不凍液蒸発 手段300、流管111、112と結合しており、動作中に不凍液を加熱する。 不凍液蒸発手段300では、不凍液が熱交換器の上部におけるノズル62から流れ 、凍結を防ぐために空気中の水分によって薄められる。 不凍液を空気中の水分で薄めないと、外部温度が低く、空気が熱を吸収する熱 交換器60内を通過した場合、空気中の水分が凍結してしまうため熱交換器の効率 が減少して動作が停止する。上述の場合、一定の濃度を保つために薄めた不凍液 を濃縮する必要がある。このために、不凍液は低圧の蒸発手段310内を流動しな がら蒸発して濃縮され、蒸気化した不凍液は熱交換器60の上部62へと移動する。 熱交換器60の下部63における不凍液は蒸発手段310へ移動して濃縮され、上部62 へ戻る。 熱交換器60の流管110は、別の冷却剤循環回路を構成する冷凍系の吸熱部であ る。冷却剤は圧縮手段312によ って蒸発手段310へ移動し、蒸気手段の内部の通路に設けられた流管320内を流れ ながら不凍液を加熱する。つまり冷却剤が蒸発の熱を補うのである。 冷凍系312、320、316、250が外部流体からの熱を吸収し、外部温度が非常に低 い際に不凍液を加熱することが好ましい。これと反対に、外部温度がそれほど低 くない場合には、圧縮手段312が流体トランスポータとしてのみ働き、別の流管3 18、バルブ380、381が拡張バルブ316を通る流管と一列に配列されるために、流 体が流管318へ入り、外部流体から吸収された熱を、温度を上げることなく不凍 液に供給する。 蒸発手段310は気体を上部空間に移動させる真空ポンプ313を設けている。蒸発 手段310から排出される不凍液、蒸発手段に入る不凍液が熱交換器314内を逆方向 に流れ、相互に熱交換をする。すなわち、蒸発手段において加熱された不凍液が 蒸発手段へ向かって流れる不凍液を加熱するのである。さらに、上述の熱交換器 314内で加熱された不凍液が、さらなる加熱のために熱交換器315内の真空ポンプ 313から放出された蒸気と熱交換をし、蒸発手段310へ入る。 しかし、外部温度が非常に低い場合には熱交換器314を排除できる。不凍液が 循環ポンプ311の手段によって熱交換器60の上部における流管62へ移動し、蒸発 手段310の内部圧力が低いために下部63に沈滞する不凍液が吸収力によって吸収 されてしまう。 そのため、流動調整バルブ360を設けて流動を調整し、水位センサ330を蒸気手 段内部に設ける。水位センサ330の信号に従いバルブ360が自動的に流動を調整し 、蒸気手段内のレベルを一定に保つ。 図7は蒸気手段の内部通路を示す断面図であり、ここでは、湾曲通路370に冷 凍系の流管320が設けられており、冷却剤と不凍液が流管320と湾曲通路370を逆 方向に流れながら相互に熱交換をする。 蒸気手段310の内部通路370が砂、主に加熱した土石、土、繊維等で充填され、 通路370の下部が比較的大きな粒子で充填され、上部が比較的小さな粒子で充填 され、これにより不凍液が下部の大き目の粒子間を流動して効果的に蒸発するこ とが好ましい。 図6は、送風装置によって外部流体が内部を急速に通過し、蒸発手段310の内 部圧力が真空ポンプにより低減される不凍液蒸発手段の別の実施例を示すもので ある。図中で送風装置350と流入通路351は大きく描かれていないが、この部分は 大き過ぎず蒸発のために空気が迅速に通過することが好ましい。 図2は本発明の第3の実施例を示し、タービン1〜5は多段再熱及び再生タービ ン系を備えている。冷凍系30〜35、40〜45は、二段構造に構成され、タービン5 の出口82における低圧部の作動流体を液化する。ボイラーが従来のボイラーと異 なった方法による温度にある場合、すなわち熱が外部流体で吸収される場合には 、第3冷凍系 の発熱部53〜55は一列に配列され、それぞれの再熱タービンへ流れる作動流体を 加熱する。 タービンの出口82における作動流体は、第1冷凍系30〜35の発熱部35によって 冷却され液化され、その後圧縮ポンプ13によって高圧部へ送られる。 第1冷凍系の発熱部33は第2例40〜45の吸熱部43を加熱する。第2冷凍系40〜45 における作動流体は、第1冷凍系の発熱部33からの熱を吸収して蒸発し、そして 液化すべき発熱部45における作動流体105を加熱する。 さらに、第3冷凍系50〜55は、第1、第2の実施例の場合と同様にしてボイラ ー内の作動流体を加熱するように構成されているが、さらに付加的な熱交換器及 び再生ポンプを備えた再熱及び再生タービンを有している。 第3冷凍系の発熱部53,54、55は、再熱タービン系1〜3のそれぞれのタービ ンに入る前に熱交換器60における該流体によってまず加熱される作動流体を再熱 するように一列になっている。再生タービン3、4、5において、作動流体の一 部はそれぞれのタービンから熱交換器76〜81へ送られ、その作動流体は、圧縮ポ ンプ13によって送られてきた液体状態の作動流体と熱交換し、液化され結合され る。 最終段タービンの出口82における作動流体は、凝縮器87において液化されそし て圧縮ポンプ13で圧縮されてから出口14へ送られる。従って、作動流体は、再生 タービン系の第2段のタービン4の出口80から放出される作動 流体と熱交換しながら液化される。こうして液化した作動流体は、ポンプ101か らの作動流体と結合され、そしてタービン3の出口75からの作動流体と熱交換し ながら再び液化され、ポンプ102によって同様に結合される。 また、作動流体は、第2冷凍系の発熱部45、外部流体の流れる熱交換器60、及 び第3冷凍系の発熱部53において加熱されて、タービン1へ段階的に供給される ことになる。熱交換器60に設けられる熱源の温度が従来のタービン系のように高 い場合には、100%に近い熱効率が得られ得る。 作動流体の温度は、好ましくは、ボイラー67及び再熱タービン系のボイラー71 、86において(少なくとも30℃または臨界温度以上に)加熱されてから作動流体 を液化するように臨界温度以上であり、そして再生タービン系の第1タービン3 の入口74に向かって流れる間臨界温度以上に維持される。 しかしながら、作動流体の温度を、再生タービン系の第1段タービン3の出口 75からの臨海温度より低く保ちしかも出口75の温度と飽和温度の差を小さく保つ ことが好ましい。 さらに、タービンの出口82における作動流体の温度及び圧力は好ましくは下げ られる。タービンの人口68と凝縮器(低圧部)との圧力差が非常に大きく、特に 圧力比が大きい場合には、タービンによってより多くの動力を得ることができる 。タービンの出口82における作動圧力 温度及び圧力は下げられるが飽和されてはならず、また凝縮器87における温度は 作動流体を冷却及び液化するためにあと少し下げられる。 この場合、温度が低いために液化の熱は高く、凝縮器によって温度が下げられ ているため、液化の熱以外の熱を除去することができる。しかしながら、ボイラ ーと凝縮器の間の圧力差が大きく、タービン82の出口の絶対圧力が非常に低いた め、高圧部と低圧部間の圧力比は非常に大きい。 作動流体の温度が液化点(沸点)より下がると、飽和圧力の比から温度比がよ り大きくなる。例えば、温度Aにおける飽和圧力A1と、温度Aよりも低い温度 Bにおける飽和圧力B1を比較すると、飽和圧力(A1:B1)の比が温度比(A: B)よりも大きく、沸点以下ではこの差がさらに大きくなるためタービンの効率 が大幅に増加する。 再熱タービン系のタービン68の入口において作動流体の圧力が高くなるに従い タービンの効率が高くなっても、再生タービン系3〜5のタービンの入口74にお いて作動流体の圧力が高くなると再生タービンシステムの効率が低下するため、 入口74における作動流体の圧力は低く保たれる。 しかしながら、再生タービン系の入口74における圧力(絶対圧力)が低くても 、タービン82の出口の圧力が入口74の圧力よりも低く、この2点、74と82の間の 圧力比 は大きいため、再熱タービン系内の圧力差も十分な効率を得るために大きい。 さらに、再生タービン系において圧力差が温度差よりも大きいため、再生ター ビン系3〜5のタービンの効率はそれほど低くない。従って、低い臨界温度と高 い液化点(沸点)を有する物質を作動流体として使用して高い効率を得ることが 好ましい。 図3は、本発明の第4の実施例を示し、流体を利用した動力発生システムは再 生系を備えていない再熱タービン系を設けている。図3において、最終段タービ ン90の出口における作動流体は、熱交換器91の圧縮ポンプ13から送られた液体状 態の作動流体と熱交換を行う。第5の実施例においては、熱交換器91を動作しな いために熱交換器91と一列に配列された流管173と開口バルブ176が設けられてい る。 第4の実施例では、熱交換器91は再生タービン系内のタービンと熱交換器を交 換する。 より多い動力を得るためには、最終段タービン3の出口における温度と圧力を 臨界温度及び臨界圧力とほぼ同じにする代わりに、作動流体の圧力を大幅に下げ て温度を臨界温度とほぼ同じに保つ。次に、作動流体が熱交換器91内で冷却され 、液化させるために凝縮器92内でさらに冷却される。従って、高圧部(ボイラー )と低圧部(凝縮器)の間の圧力比が非常に大きく、タービン1〜3における温 度が臨界温度以上に保たれるため、タービ ンの効率が向上する。 上述したように、第4の実施例においては、再生タービン系と再生タービン系 の熱交換器の間に相互作用を起こすことなく作動流体が相互に熱交換を行い共通 の熱交換器91によって冷却されるためシステムの構造が簡素化する。 本発明の第5の実施例において、作動流体の熱交換器91への流入を防ぎ、また 、タービン90の出口における作動流体の温度と圧力を臨界温度及び臨界圧力とほ ぼ同じにするために、流管173及びバルブ176が熱交換機91と一列に配列されて設 けられており、凝縮器92内で臨界温度よりも若干低い温度において作動流体を液 化する。従って、冷凍系130〜136、40〜45によって除去される液化熱が第1実施 例と同様に低減される。 図4は本発明の第6の実施例を示し、タービン1及び2が二段構造の再熱ター ビン系を構成する。ボイラー内で作動流体を加熱するための冷凍系190〜198、14 0〜146は、凝縮器157内で作動流体を冷却するために一段システムよりも二段シ ステムを備えている。 タービン155の出口より放出された作動流体は、圧縮ポンプ13により送られた 液体状態の作動流体と熱交換をする間に冷却され、第1冷凍系230〜236の吸熱部 236により液化される。作動流体は、熱交換器156内で相互に熱交換を行う間に温 度が上昇し、また第1冷凍系の発熱部233によって、次いで熱交換器60内の外部流 体によっ て加熱される。 第2冷凍系190〜198の発熱部194、第3冷凍系140〜146の発熱部143により段階 的に加熱された後、作動流体はタービン1に入る。流体は第1段タービンから動 力を得、出口151から放出される。作動流体は第2及び第3冷凍系の発熱部154、 144により再加熱され、第2段タービン2へ入る。 作動流体を連続して加熱するために、発熱部143、194、143、195、144は互い に一連にまたは平行して結合し、第2冷凍系190〜198の第1発熱部193が、まず 第一に、第3冷凍系の吸熱部146を加熱し、次いで第二及び第三と作動流体を加 熱する。従って、第3冷凍系140〜146は第2冷凍系からの熱量の半分の熱を吸収 し、自身の温度を上げた後に作動流体に熱を供給するので、第3冷凍系による動 力消費が、第2例が全ての熱を第3冷凍系へ送り第3冷凍系が全ての熱を作動流 体へ送る状態と比べて半分に低減する。外部流体が熱交換器60内の作動流体に熱 供給ができるのと同様に冷凍系の動力消費が低減し、第1冷凍系の発熱部233の 動力消費も同様に低減する。 従って、ボイラーを加熱するための冷凍系190〜198、140〜146が二段構造に形 成されていても、動力発生システムの動作が可能になる。 第1〜第5実施例においてボイラーを加熱する冷凍系も、第6実施例と同様に 二段構造に形成することができる。 第4実施例において、タービン系の構造は二段構造の再熱タービン系であるが 、階段の数は増やすことができる。 凝縮器の作動流体を冷却するための冷凍系230〜236も二段構造である。第1〜 第6の実施例において、吸収した熱を利用してまたは凝縮器を冷却して作動流体 を加熱する第1から第3冷凍系は、三段構造を有することができ、それぞれの実 施例は互いに混合することが可能である。冷凍系は単に様々な使用に依存して製 造することができる。つまり、装置及び動作状態によって冷凍系の構造を変える ことができ、例えば、冷凍系は一段構造を有し、熱交換器60の作動流体から熱を 吸収した後に作動流体がタービンに直接入るなら、ボイラー内で作動流体を加熱 するための冷凍系は省略することができる。 第1〜第6の実施例において、ボイラー内に供給される熱源は従来のタービン システムにおける温度と同じ温度であることが可能であり、また、ボイラー内で 作動流体をさらに加熱するための冷凍系を省略してもよい。また、装置の動作効 率が低いために実際には全く動力を得ることができなくても、またはマイナスに なるとしても、熱交換システム60を冷却システムとして利用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AU,CA,CN,J P,RU,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.タービン系及び冷凍系を有し、、多段タービン系の凝縮器(12)内での冷凍 系及び液化が、冷却剤循環回路を構成する冷凍系の吸熱部における熱変換器によ り実行され、タービン系の回転軸に相互に動力を運ぶための冷凍系の動作手段が 設けられ、タービン系の回転軸(7)が外部電力供給で駆動される電動機(8) を有し、ボイラーに入った作業流体が冷凍系の発熱部から供給される熱で加熱さ れ、ボイラーが従来のボイラーと同じ方法による温度、あるいは常温の外部流体 から供給される熱で加熱された温度にあることを特徴とする流体を利用した動力 発生システム。 2.熱が別の冷却剤循環回路を構成する冷凍系によって外部流体から得られ、熱 がボイラーに供給されることを特徴とする請求の範囲1に記載の動力発生システ ム。 3.タービン系が多段再熱及び再生タービンを有し、再熱タービンの各段におけ る作業流体の温度が臨界温度以上であり、最終段タービンの出口(82)における 作業流体の温度及び圧力が非常に低いことを特徴とする請求の範囲1または2の いずれか1項に記載の動力発生システム。 4.タービン系が多段再熱タービンを有し、再熱タービンの各段における作業流 体の温度が臨界温度以上であることを特徴とする請求の範囲1または2のいずれ か1項に記載の動力発生システム。 5.最終段タービンの出口における作業流体が凝縮ポンプから放出された液体状 態の作業流体と熱交換を行うため、これから凝縮器に入る作業流体が冷凍され、 凝縮ポンプから出る液体の作業流体が加熱されることを特徴とする請求の範囲1 〜4のいずれか1項に記載の動力発生システム。 6.凝縮器の作業流体を冷凍及び液化するための冷凍系と、ボイラーの作業流体 を加熱するための冷凍系が、別の冷却剤循環回路を構成する二段またはそれ以上 の段から成る構造を有するために作業流体の温度を段階的に上げ下げし、冷凍系 を駆動する動力を低減することを特徴とする請求の範囲1〜5のいずれか1項に 記載の動力発生システム。 7.タービン系の最終段タービンの出口における作業流体の圧力が非常に低いこ とを特徴とする請求の範囲1〜6のいずれか1項に記載の動力発生システム。 8.最終段タービンの出口における作業流体の圧力は低く保たれるが、その温度 は臨界温度とほぼ同じに保ち、ボイラー(高圧部)と凝縮器(低圧部)間の圧力 比を大きくし、最終段タービンの出口における作業流体が凝縮ポンプから放出さ れた作業流体と熱交換を行って、これから凝縮器に入る液体状の作業流体を冷却 することを特徴とする請求の範囲1〜7のいずれか1項に記載の動力発生システ ム。 9.熱交換器(60)の上部にあるノズルから不凍液が流 れ、この不凍液は外部流体から熱を吸収するが、熱交換器(60)を通過する外部 流体に含まれる蒸気を熱交換器の壁部において冷凍するものではなく、蒸気によ り薄められ、薄められた不凍液は不凍液蒸発手段を流れながら真空ポンプ(313 )によって蒸発され、不凍液を加熱するため、また蒸発の熱を補うために、別の 冷却剤循環回路を構成する冷凍系(312、316、320、110)が設けられ、冷凍系の 発熱部が不凍液と熱交換を行い、冷凍系の吸熱部が熱交換器(60)の流管(110 )における外部流体から熱を吸収し、蒸発手段(310)において蒸発した後に熱 変換器(60)に入った不凍液が、加熱されるためにこれから蒸発手段(310)に 入る不凍液と熱交換を行い、次に不凍液が真空ポンプから放出された蒸気から熱 を吸収し、蒸発手段の冷凍系の発熱部によってさらに加熱されることを特徴とす る前記請求の範囲1〜8のいずれか1項に記載の動力発生システム。 10.蒸発手段(310)内での外部流体の流れを促進するために、その上部におい て真空ポンプよりも送風装置(350)及び流管(351、352)が設けられ、不凍液 の圧力を低減し蒸発を促進し、不凍液の流れる通路(370)が砂、主に加熱した 土石、繊維で充填されていることを特徴とする請求の範囲9に記載の動力発生シ ステム。
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