JP2000508219A - 体にフィットする複合生理用ナプキンの組立て方法 - Google Patents

体にフィットする複合生理用ナプキンの組立て方法

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Abstract

(57)【要約】 第一吸収性部材とベース部材とを備えている複合生理用ナプキンの製造方法が提供される。第一吸収性部材は長手方向に延びており、第一吸収性要素と体対面側及びベース部材対面側を有している第一吸収性要素の上に積み重ねられた液体透過性カバーとを備えている。複合生理用ナプキンが使用された時に第一吸収性部材が使用者の体に向いているよう第一吸収性部材はベース部材上に積み重ねられている。この製造方法は:第一吸収性要素の体対面側が液体透過性カバーに対面しているとともに第一吸収性要素のベース部材対面側が略上方を向いているよう第一吸収性要素を液体透過性カバー上に設ける工程と、液体透過性カバーの長手方向側の夫々を第一吸収性要素のベース部材対面側に向け折り畳むことにより第一吸収性要素を覆い第一吸収性部材を形成する工程と、第一吸収性部材を結合区画に向かい前進させる工程と、ベース部材を結合区画に向かい供給して第一吸収性部材を覆わせる工程と、そして第一吸収性部材とベース部材と結合して複合生理用ナプキンを形成する工程と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】 体にフィットする複合生理用ナプキンの組立て方法 技術分野 本発明は、使い捨て生理用ナプキンの製造方法に関する。より詳しくは、本発 明は、第一吸収性部材とベース部材とを備える複合生理用ナプキンであって、第 一吸収性部材が第一吸収性要素を備えている複合生理用ナプキンの製造方法に関 する。 背景 使い捨て生理用ナプキンはその最も単純な形態において、液体透過性体側シー ト(表面シートと呼ばれることもある)と、液体不透過性衣服側シート(バック シートと呼ばれることもある)との間に挿入された吸収性要素(吸収性コアと呼 ばれることもある)とを備えている。吸収性要素は、月経分泌物及びその他の膣 排出物を受入れて封じ込めるためのものであることはもちろんである。体側シー トは、体表面との接触を、多少なりとも快適で乾いた感触にするためのものであ る一方、液体がここを自由に通過して吸収性要素の中に入ることができるように するものである。衣服側シートは、吸収性要素から排除されるか、あるいはこれ から漏れた月経分泌物及びその他の膣排出物が、使用者の衣服を汚すのを防ぐた めのものである。前記の3つの機能要素に加えて、使い捨て生理用ナプキンは一 般に、使用者が動いている場合でさえ、その意図された機能を最も効率的に果た すような所の使用者の股部区画に隣接してこの装置を支持するための手段を備え ている。一般に生理用ナプキンには、この装置を使用者の下着の内側股部に固定 するための接着剤接着手段を備えている。 以前より知られている生理用ナプキンは、その意図された機能を果たしてはい るが、各々の通常のデザインには、体内からの液体の吸収性、使用者の衣服の汚 れからの保護、及び/又は使用者に対する肉体的快適性のうちの1つ又はそれ以 上において、いくつかの欠点がある。 使い捨て生理用ナプキンに関して、現在少なくとも2つの一般的な種類がある 。このような種類の1つは、中程度〜多量の月経分泌物流用に意図されているも のと見做されている。これらの生理用ナプキンは、比較的高い吸収能力を提供す る。吸収能力は、通常、生理用ナプキンに比較的厚くて嵩張った吸収性部材を備 えることによって得られる。比較的高い吸収能力を備えてはいるが、この吸収性 部材の嵩張りは、装着時の不快さをある程度引起こすことがある。2つ目の種類 の生理用ナプキンは、軽度又は少ない月経分泌物流のためのものであり、通常は 、パンティライナー又はパンティシールドと呼ばれている。この種類の生理用ナ プキンは、1つのグループとしては、第一の種類のものより薄く、幾分柔軟性が 高く、一般により快適である。しかしながら第二の種類の生理用ナプキンは一般 に、第一の種類の生理用ナプキンの吸収能力はない。 前記の2つの種類の生理用ナプキンの利点を、ただ1つの複合生理用ナプキン に備える試みは、1984年1月10日にデマレー(Desmarais)に許 可された共に譲度された、米国特許第4,425,130号に開示されている。 デマレーの複合生理用ナプキンは、第一月経パッドと、対応する末端部において 互いに接着されているパンティープロテクターを、これら2つの要素が本質的に その全体の共通の長さに沿って互いに対して自由に動くことができるように備え ている。第一月経パッドとパンティープロテクターとの間の動きの相対的自由さ は、第一月経パッドを使用者の股部に隣接して維持するのに役立つ一方で、パン ティープロテクターは使用者の衣服と組合わされたままにされる。第一月経パッ ドとパンティープロテクターとの間の動きの相対的自由さは、第一月経パッドを 使用者の股部の近くに維持するのに役立つが、この動きの自由さは、第一月経パ ッドが側面方向へ、パンティープロテクターのサイド縁部を超えて動くならば、 安定性の欠如を生じることがあり、使用者の下着を汚すことにもなりうる。 先行技術の吸収体、例えば生理用ナプキンは、複合生理用ナプキンを得るとい う問題のいくつかに取組んではいるが、本発明のように複合生理用ナプキンの製 造方法に取組んではいない。従って本発明の主な目的は、複合生理用ナプキンの 製造方法を提供することである。概要 本発明は、第一吸収性部材とベース部材とを備える複合生理用ナプキンの製 造方法に関する。第一吸収性部材は、長手方向に延びており、これは第一吸収性 要素と、体対面側及びベース部材対面側を有している第一吸収性要素の上に積み 重ねられた液体透過性カバーとを備えている。第一吸収性部材は、複合生理用ナ プキンが使用された時に第一吸収性部材が使用者の体に対面するようベース部材 上に積み重ねられる。この方法は、第一吸収性要素の体対面側が液体透過性カバ ーを向いているとともに第一吸収性要素のベース部材対面側が略上方を向いてい るように第一吸収性要素を液体透過性カバー上に設ける工程と、液体透過性カバ ーの長手方向側の夫々を第一吸収性要素のベース部材対面側に向かい折り畳み第 一吸収性部材を形成する工程と、第一吸収性部材を結合区画(combinin g section)に向かい前進させる工程と、ベース部材を結合区画に向か い供給して第一吸収性部材を覆わせる工程と、そして第一吸収性部材とベース部 材とを結合して複合生理用ナプキンを形成する工程と、を備えている。 図面の簡単な説明 明細書は、本発明を特に指摘し、明確にクレームする特許請求の範囲で結論付 けてはいるが、本発明は次の図面と関連した次の記載からよりよく理解されるで あろう。図面において、同様の参照番号は同じ要素を示す。 図1は、本発明によって製造された複合生理用ナプキンの1つの実施態様の上 部平面図である。 図2は、図1に示された複合生理用ナプキンの長手方向中心線Lに沿う横断面 図である。 図3は、図1に示された複合生理用ナプキンの横断方向中心線Tに沿う横断面 図である。 図4は、本発明によって製造された複合生理用ナプキンのもう1つの実施態様 の横断面図である。 図5は、第一吸収性部材の第一吸収性要素を含む、広げられた液体透過性カバ ーの上部平面図である。 図6は、結合手段を備えた複合生理用ナプキンの上部平面図である。 図7は、図1に示されたVII−VII線に沿う横断面図である。 図8は、本発明によって製造された複合生理用ナプキンのもう1つの実施態様 の横断面図である。 図9は、本発明によって製造された複合生理用ナプキンのもう1つの実施態様 の横断面図である。 図10は、本発明の複合生理用ナプキンのもう1つの実施態様の上部平面図で ある。 図11は、本発明の複合生理用ナプキンのもう1つの実施態様の上部平面図で ある。 図12は、使用者に配置されている切断された生理用ナプキン及びパンティー を示す断片図である。 図13は、本発明の実施例のプロセスの概略側面図である。 図14は、図13に示された接合装置のパターンシリンダの断片概略側面図で ある。 図15は、図13に示された加圧装置のパターンシリンダの断片概略側面図で ある。 図16は、図13に示されたプロセスによって製造された生理用ナプキンの組 立て方法の第一断片平面図である。 図17は、図13に示されたプロセスによって製造された生理用ナプキンの組 立て方法の第二断片平面図である。 図18は、本発明のもう1つの実施例のプロセスの実施態様の概略側面図であ る。 図19は、図18に示されたプロセスによって製造された生理用ナプキンの組 立て方法の第一断片平面図である。 図20は、図18に示されたプロセスによって製造された生理用ナプキンの組 立て方法の第二断片平面図である。 図21は、本発明のもう1つの実施例のプロセスの実施態様の概略側面図であ る。 図22は、図21に示されたプロセスによって製造された生理用ナプキンの組 立て方法の第一断片平面図である。 図23は、図21に示されたプロセスによって製造された生理用ナプキンの組 立て方法の第二断片平面図である。 発明の詳細な説明 この発明は、体内からの液体に対する吸収性、使用者の衣服の汚れからの保護 、及び使用者への肉体的快適性を与える、体にフィットする生理用ナプキンの製 造方法に関している。ここで用いられている「生理用ナプキン」という用語は、 女性が外陰部に隣接して装着する製品のことを言い、これは体内から排出される 様々な滲出物(例えば血液、月経分泌物、及び尿)を吸収して封じ込めるための ものであり、ただ一回の使用後に捨てられるためのものである(すなわち、これ は洗濯されるか、あるいは復元されたり再使用されたりするためのものではない )。ここで用いられている「複合生理用ナプキン」という用語は、互いに接着さ れた別々の要素から構成されて一体構造を形成する生理用ナプキンのことを言う 。一部が装着者の膣前庭部の中にあり一部が外にある陰唇内装置もこの発明の範 囲内に含まれる。ここで用いられている「外陰部」という用語は、外から見える 女性の生殖器のことを言い、大陰唇、小陰唇、クリトリス、及び前庭部に限定さ れる。 この方法を説明する前に、複合生理用ナプキンの好ましい実施態様を記載する 。ここで図1〜3を参照すると、複合生理用ナプキン20の1つの好ましい実施 態様が示されている。複合生理用ナプキン20は2つの表面、すなわち体と接触 する表面又は体側表面20Aと、衣服と接触する表面又は衣服側表面20Bとを 備えている。複合生理用ナプキン20は、第一末端部位27、中央部位28、第 二末端部位29、長手方向サイド部16、及び横断方向末端部18を備えている 。この複合生理用ナプキン20は、2つの中心線、すなわち長手方向中心線Lと 横断方向中心線Tとを備えている。ここで用いられている「長手方向」という用 語は、複合生理用ナプキンが装着された時に、立っている装着者を左半身と右半 身とに二分する垂直平面と大体一直線になる(例えばほぼ平行である)複合生理 用ナプキンの平面における線、軸、又は方向のことである。ここで用いられてい る「横断方向」又は「側面方向」という用語は相互交換できるものであり、長手 方向に大体垂直な複合生理用ナプキンの平面内にある線、軸、又は方向のことで ある。 図1〜3に見られるように、結合手段70によって接合された、複合生理用ナ プキン20は、第一吸収性部材30と第二吸収性部材(ベース部材)50とを備 えている。第一吸収性部材と第二吸収性部材は各々、対応する体側表面と衣服側 表面とを備えている。第一吸収性部材30は、長手方向サイド部24と横断方向 末端部25とを備えており、これらは共に第一吸収性部材30の周辺部26を形 成する。第一吸収性部材30はまた、長手方向長さPLと横断方向幅PW、及び 厚さPTを有している。第二吸収性部材50は、長手方向サイド部21と横断方 向末端部22とを備えており、これらは共に第二吸収性部材50と複合生理用ナ プキン20の周辺部23を形成する。第二吸収性部材50は、長手方向長さSL と横断方向幅SW、及び厚さSTを有している。図1に示されているように、好 ましくは複合生理用ナプキン20はフラップ33を備えており、これは複合生理 用ナプキン20の中央部位28において、第二吸収性部材50の長手方向サイド 部21から延びている。 第一吸収性部材30は、この名前が示す通り、使用者によって排出された体内 からの多量の液体を吸収するための複合生理用ナプキン20の要素である。第一 吸収性部材30は一般に、長手方向中心線Lに沿って長手方向に延びた大体長方 形の形状を有する。好ましい実施態様において、長手方向長さPLは、第二吸収 性部材50の長手方向長さSLに大体等しくてもよい。横断方向幅PWは一般に 、第二吸収性部材50の横断方向幅SWより狭くてもよい。第一吸収性部材30 は、第一吸収性要素、例えば吸収性コア34、液体透過性カバー、例えば吸収性 コア34の上に積み重ねられた液体透過性表面シート32を備えている。 表面シート32は好ましくは柔軟性があり、感触が柔らかく、装着者の皮膚に 刺激を与えないものである。さらには表面シート32は液体透過性であり、液体 がその厚みをたやすく通るようにする。適切な表面シート32は、広い範囲の材 料から製造することができる。例えば織布及び不織布材料;ポリマー材料例えば 開口成形熱可塑性フィルム、開口プラスチックフィルム、及び油圧成形熱可塑性 フィルム;多孔質フォーム;網状化熱可塑性フィルム;及び熱可塑性スクリムで ある。適切な織布、及び不織布材料は、天然繊維(木材繊維又は綿繊維)、合成 繊維(例えばポリマー繊維、例えばポリエステル、ポリプロピレン、あるいはポ リエチレン繊維);あるいは天然繊維と合成繊維との組合せから構成されるもの であってもよい。好ましい表面シートは開口成形フィルムを含んでいる。開口成 形フィルムは表面シート用として好ましい。その理由は、これらは体内からの滲 出物に対して透過性があるのに、非吸収性であり、液体が逆流して装着者の皮膚 を再び濡らす傾向を減じるからである。従って体と接触する成形フィルムの表面 は乾いたままであり、これによって体が汚れるのを減らし、装着者にとってより 快適な感触を作り出す。適切な成形フィルムは次の特許に記載されている。すな わち、1975年12月30日にトンプソン(Thompson)に許可された 米国特許第3,929,135号;1982年4月13日にムラン(Mulla ne)らに許可された米国特許第4,324,246号;1982年8月3日に ラデル(Radel)らに許可された米国特許第4,342,314号;198 4年7月31日にアール(Ahr)らに許可された米国特許第4,463,04 5号;及び1991年4月9日にベアード(Baird)に許可された米国特許 第5,006,394号である。これらの特許の各々はここに引用して組込まれ る。第一吸収性部材用として好ましい表面シートは、前記特許の1つ又はそれ以 上に記載されている成形フィルムであって、オハイオ州シンシナティのザ・プロ クター・アンド・ギャンブル社(The Procter & Gamble Company,Cincinnati,Ohio)によって「DRI−WEA VE」として生理用ナプキンに付けて販売されているものである。 成形フィルム表面シートの体側表面又は暴露表面は、体側表面が親水性でない 場合よりも素早く表面シートを通って液体を送るのを助けるために親水性であっ てもよい。これは、月経液が吸収性コアに流れ込み、これに吸収されずに表面シ ートから流れ落ちる可能性を減らすためである。好ましい実施態様において、次 の特許に記載されているように、界面活性剤が成形フィルム表面シートのポリマ ー材料中に組込まれてもいい。この特許は、アジズ(Aziz)らの出願人名で 1993年5月23日に公開されたPCT公開WO93/09741号であり、 これはここに引用して組込まれる。あるいはまた表面シートの体側表面は、19 90年8月21日にオズボーン(Osborn)に許可された米国特許第4,9 50,264号に記載されているような界面活性剤で処理することによって、親 水性にされてもよい。この特許もここに引用して組込まれる。 好ましい実施態様において、図4に示されているように、表面シート32は、 不織布37と、この不織布37上に積み重ねられた成形フィルム36とを備えて いてもよい。成形フィルム36は、外側に向いている第一表面38、不織布37 及び吸収性コア34に向いている第二表面39、及び第一表面38から第二表面 39まで延びている開口部42を備えている。吸収性コア34に隣接した第二表 面39にある開口部42の面積は一般に、第一表面38にある開口部42の面積 より小さい。第一表面38の開口部面積が一般に第二表面39の開口部面積より 大きいので、液体は表面シート32に容易に浸透し、吸収性コア34の方へ向か うことができる。しかしながらこのことは、吸収性コア34に受入れられた液体 が、吸収性コア34から外側へ移動し、装着者の皮膚を再び濡らすのを妨げる。 不織布37は、成形フィルムの第二表面39に積み重ねられている。成形フィル ム36及び不織布37は、各々、成形フィルム36及び不織布37が図5に示さ れているように広げられた時に、長方形の形状になる。表面シート32は、長手 方向サイド部45と横断方向末端部46とを備えている。成形フィルム36は、 対応する長手方向サイド部43と横断方向末端部44とを備えており、不織布3 7は対応する長手方向サイド部47と横断方向末端部48とを備えている。成形 フィルム36及び不織布37は、あらゆる適切な方法で積み重ねることができる 。好ましくは成形フィルム36及び不織布37は、複数の個別ドット49によっ て、長手方向サイド部45に沿って互いに接着されてもよい。これらの個別ドッ トは、圧力、熱、圧力と熱、及び/又は接着剤を加えて形成することができる。 あるいはまた、成形フィルム36及び不織布37は、長手方向サイド部45の全 体の長さに沿って互いに接着されてもよい。 吸収性コア34は、一般に圧縮可能であり、形に沿いやすく、弾力性があり、 装着者の皮膚に刺激を与えず、体内からの滲出物を吸収して封じ込めることがで きるあらゆる吸収性手段であってもよい。吸収性コア34は、使い捨て生理用ナ プキン及びその他の使い捨て吸収製品に通常用いられている非常に多様な液体吸 収性材料から製造することができる。適切な吸収性材料の例には、微粉砕木材パ ルプ(これは一般にエアフェルトと呼ばれる)、クレープセルロースワッディン グ、変性架橋セルロース繊維(例えば1993年6月8日にヤング(Young )らに許可された米国特許第5,217,445号に記載されているようなもの )、毛管通路繊維(すなわち1993年4月6日にトンプソンらに許可された米 国特許第5,200,248号に記載されているもののような繊維内毛管通路を 有する繊維)、吸収性フォーム(例えば1993年11月9日にデマレーに許可 された米国特許第5,260,345号、及び1993年12月7日にデマレー らに許可された米国特許第5,268,244号に記載されているようなもの) 、熱接着エアレイ材料(例えば1997年3月4日にリチャーズ(Richar ds)らに許可された米国特許第5,607,414号に記載されている材料) 、ヒドロゲル形成ポリマーゲル化剤(例えば1987年6月16日にヴァイスマ ン(Weisman)らに許可された米国特許第4,673,402号、及び1 990年6月19日にラッシュ(Lash)らに許可された米国特許第4,93 5,022号に記載されている材料)、吸収性スポンジ、合成ステープル繊維、 ポリマー繊維、ピートモス、あるいはあらゆる同等の材料又は材料の組合せがあ る。フォームを含む適切な吸収性コアは次の特許に記載されている。すなわち、 1993年11月9日にデマレーらに許可された米国特許第5,260,345 号;1992年9月15日にヤングらに許可された米国特許第5,147,34 5号;1992年9月22日にデマレーらに許可された米国特許第5,1949 ,720号;1993年3月30日にデマレーらに許可された米国特許第5,1 98,472号;及び1993年10月5日にデマレーらに許可された米国特許 第5,250,576号である。フォームを含む追加のコアも、欧州特許出願第 0,293,208B1号に記載されている。スポンジを含む吸収性コアは、米 国特許第3,512,530号及び第3,954,493号、及びフランス特許 第2,203,827号に記載されている。 吸収性コア34として用いるために選ばれる材料は、第一吸収性部材30の体 へのフィットと快適性を強めるために、好ましくは柔軟で、柔らかく、形に沿い やすく、圧縮可能で、弾性があるものである。好ましくは吸収性コア34は、第 一吸収性部材30が正常な使用の間に受ける比較的小さい力で変形するように、 圧縮可能なものである。圧縮可能であるほかに、吸収性コア34を構成する材料 は好ましくは、第一吸収性部材30が、陰唇部及び会陰部内及びその周りに改良 されたフィットを生じることができるように、形に沿いやすいものである。一般 に比較的小さい力、すなわち使用中、外部女性生殖器によって与えられる力が加 えられた場合に圧縮でき、形に沿いやすいものではあるが、正常な装着力に付さ れた時に永久に潰れないように第一吸収性部材30が十分に弾性があるというこ とも重要である。好ましくは第一吸収性部材30は、使用中、女性の暴露された 生殖器と緊密な接触を生じるよう、体の輪郭に合うのに十分なほど弾性があるも のである。暴露された女性生殖器との緊密な接触によって、使用者から第一吸収 性部材へのより良好な液体移動が行なわれる。この際、液体が第一吸収性部材を 迂回すること、及び/又は流れ落ちることもない。吸収性コア34の弾性特性に よって改良されたフィットが与えられるが、このことは、製品が柔らかく、同時 に装着者にとって快適である必要があることと、バランスの取れたものでなけれ ばならない。 好ましい実施態様において、吸収性コア34はヒドロゲル形成ポリマー及び親 水性繊維、例えばエアフェルトを含んでいる。好ましくは吸収性コア34は、1 0%〜60%のヒドロゲル形成ポリマーを含んでいる。より好ましくは吸収性コ ア34は、15%〜50%のヒドロゲル形成ポリマーを含んでいる。吸収性コア 34は、40%〜90%のエアフェルトを含んでいてもよい。好ましくは吸収性 コア34は、50%〜85%のエアフェルトを含んでいてもよい。必要であれば 吸収性コア34はさらに、疎水性繊維を含んでいてもよい。図3に示されている ように、吸収性コア34は、大体円筒形に製造されて、第一吸収性部材30にお よその円筒形状を与える。図3に示された吸収性コア34は大体円形の横断面を 有しているが、吸収性コアは非常に多様な形状、例えば長方形、三角形、卵形、 正方形、五角形、U形、Zに折り畳まれた形等で製造されてもよい。 表面シート32は、図2及び3に示されているように、吸収性コア34を取囲 んでいてもよい。表面シート32は吸収性コア34より長く、幅も広い(図5に 示されている)。表面シート32の横断方向幅は、吸収性コア34の横断方向幅 の2倍以上である。これによって表面シート32の長手方向サイド部45は吸収 性コア34の下で重なり合い、図3に示されているように吸収性コア34を取囲 んでいる。表面シート32の長手方向サイド部45は、取囲まれた形状を維持す るために、あらゆる適切な方法で固定されてもよい。適切な方法とは、接着剤、 例えば線接着剤、螺旋接着剤、あるいはスポット接着剤であるが、これらに限定 されるわけではない。図3及び5に示された好ましい実施態様において、線接着 剤51は、表面シート32の長手方向サイド部45の1つに、長手方向長さの全 体の長さに沿って塗布される。あるいはまた断続的線接着剤が、長手方向長さの 全体の長さに沿って塗布されてもよい。 表面シート32は、あらゆる適切な方法で吸収性コア34と組合わされてもよ い。適切な方法とは、表面シート32と吸収性コア34とを、接着剤例えばスプ レー接着剤、線接着剤、あるいはスポット接着剤を表面シート32と吸収性コア 34との間に入れて組合せることであるが、これに限定されるわけではない。あ るいはまた、あるいはこれに加えて、吸収性コア34の繊維と表面シート32と をエンタングルすることによって、又は複数の個別の融着剤で表面シート32を 吸収性コア34に溶融することによって、あるいはこの技術で知られたあらゆる 手段によって、表面シート32と吸収性コア34とを組合せてもよい。表面シー ト32と吸収性コア34との間の適切な液体移動を確保するために、表面シート 32は、その共通の組合せ又は界面を通して、下部吸収性コア34へ実質的に連 続的に固定されるのが好ましい。表面シート32を下部吸収性コア34へ実質的 に連続的に固定することによって、表面シート32は、使用中に吸収性コア34 から離れる傾向が減少する。吸収性コアを表面シート32から分離することによ って、液体が表面シート32から下部吸収性コア34へ入るのを阻害することが ある。従って吸収性コア34の体側表面は表面シート32に、すなわち接着剤に よって固定されてもよく、一方で、液体が吸収性コア34から第二吸収性部材5 0に入り込むのを遅らせるために、吸収性コア34の体側は表面シート32に固 定されなくてもよい。 第一吸収性部材30は好ましくは横断面が円形又は卵形である一方、第一吸収 性部材30は一般に、圧力を加えていない状態であらゆる横断面形状を有してい てもよい。第一吸収性部材30の長さPL、幅PW、及び厚さPTは、あらゆる 都合のよい大きさであってもよい。長さPLは好ましくは約2〜35cm、より 好ましくは約10〜35cm、最も好ましくは約20〜35cmである。好まし くは第一吸収性部材30の長さPLは一般に、第二吸収性部材50の長さSLに 等しくてもよい。幅PWは好ましくは約0.5〜5cm、より好ましくは約1〜 約5cm、最も好ましくは約2〜約4cmである。第一吸収性部材30の幅PW は第二吸収性部材50の幅SWより小さくてもよい。厚さPTは、好ましくは約 0.2〜2.0cm、より好ましくは約0.2〜約1.5cm、最も好ましくは 約0.4〜約1.2cmである。好ましくは第一吸収性部材30の厚さPTは、 第二吸収性部材50の厚さSTより大きくてもよい。厚さPTと幅PWとの比、 すなわち比(PT/PW)は0.05〜1.5であってもよい。好ましくはこの 比は、0.08〜1.00であってもよい。より好ましくはこの比は、0.08 〜0.5であってもよい。 第一吸収性部材30のキャリパーは、次のテストによって測定される。コンパ レーターゲージ、特定すればオザキ・マニファクチャリング株式会社(Ozak i Manufacturing Co.,LTD)から入手しうるピーコック ・ゲージ・モデル(Peacock Gage Model)No.307が必 要である。コンパレーターゲージは、アルミニウム製の円形コンパレーターフッ トを備え、重さ9.0グラム、接触表面積16平方センチメートルであるのがよ い。コンパレーターゲージの目盛りをゼロにする。60.0グラムのステンレス 鋼の重しを、コンパレーターダイアルの上に延びているスピンドルに載せる。コ ンパレーターフットを上げ、第一吸収性部材をベースプレートの上に、衣服表面 を下にして置く。フットが下げられた時、計測したい第一吸収性部材の部位に来 るように、第一吸収性部材をベースプレートの上に置く。平らにするか、あるい は第一吸収性部材にしわが寄らないようにする。フットを第一吸収性部材の上に 静かに下げる。フットが第一吸収性部材と接触した後、コンパレーターダイアル を5〜10秒読んで、第一吸収性部材のキャリパーを測定する。 第一吸収性部材30は好ましくは比較的形に沿いやすい。第一吸収性部材を使 用中に陰唇溝部にフィットしやすくするために、第一吸収性部材を比較的形に沿 いやすいものに保つことが好ましい。幅及び/又は厚さがある第一吸収性部材は 、陰唇部の近くに形に沿ってフィットすることができることが分かった。第一吸 収性部材は、前記の幅又は厚さより大きい幅又は厚さを有するものとして記載さ れているが、これらはまた、十分に形に沿うものであれば、陰唇溝部内にフィッ トしうる。しかしながら第一吸収性部材の全部が陰唇溝部内にフィットする必要 はなく、第一吸収性部材の一部が好ましくは陰唇溝部内にフィットしうるもので ある。 第一吸収性部材30は、任意要素を含んでいてもよい。第一吸収性部材30は 場合によっては吸収性コア34と共に弾性部材をも含んでいてもよい。弾性部材 は、単一部材又は複数の個別部材を備えていてもよい。弾性部材として用いるこ とができる適切な材料は、ナイロン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリエチ レン、ポリエステル、合成ゴム、及びその他の合成材料、例えば成形フィルム、 あるいは天然材料、例えばゴム、スポンジ等、あるいは生理用ナプキンの正常な 装着条件下に使用中、圧潰に抵抗しうるあらゆる適切な材料であるが、これらに 限定されるわけではない。弾性部材は、非常に多様な形状、例えば長方形、三角 形、卵形、正方形、五角形、U形、zに折り畳まれた形等で製造されてもよい。 弾性部材は、第一吸収性部材30の長さ全体に延びていてもよい。弾性部材は、 第一吸収性部材30の長さの一部に延びているだけでもよい。弾性部材は、第一 末端部位27、中央部位28、第二末端部位29、あるいは前記のあらゆる組合 せの中に配置されていてもよい。例えば弾性部材は、第一吸収性部材の第一末端 部位27あるいは第二末端部位29のどちらか、第一吸収性部材30の第一末端 部位27と第二末端部位29の両方、第一吸収性部材の中央部位28、あるいは 第一吸収性部材30の中央部位28、及び末端部位27、29に配置されていて もよい。 場合によっては第一吸収性部材30は、表面シート32と吸収性コア34との 間に配置された受入れ層を備えていてもよい。受入れ層は、いくつかの機能を有 してもよく、例えば滲出物の吸収性コア34の上及び中への吸上げの改良に役立 つ。滲出物の吸上げを改良することによって、受入れ層は滲出物の吸収性コアに おけるさらに均一な分布を与える。受入れ層はいくつかの異なる材料から構成さ れてもよい。例えば合成繊維例えばポリエステル、ポリプロピレン、又はポリエ チレンの織布又は不織布ウエブ;天然繊維、例えば綿又はセルロース;このよう な繊維のブレンド;あるいはあらゆる同等の材料又は材料の組合せである。受入 れ層及び表面シートを備えた生理用ナプキンの例は、次の特許にさらに十分に記 載されている。すなわちオズボーンに許可された米国特許第4,950,264 号及びクレー(Cree)らの出願人名で1993年6月24日に公告されたP CT公告WO93/11725号である。これらの参考文献はここに引用して組 込まれる。好ましい実施態様において、受入れ層はウエブを結合させる通常の手 段のあらゆるものによって、最も好ましくは前記の引例のクレーの出願にさらに 十分に記載されているような融着によって表面シートと接着されてもよい。 図1〜3Aを参照すると、複合生理用ナプキン20の第二の必要な要素は、第 二吸収性部材(ベース部材)50である。第二吸収性部材50は、長手方向中心 線Lに沿って長手方向に延びている大体長方形のものである。好ましい実施態様 において、長手方向の長さSLは、第一吸収性部材30の長手方向長さPLに大 体等しくてもよい。横断方向幅SWは一般に、第一吸収性部材30の長手方向幅 PWより広くてもよい。第二吸収性部材50は、長手方向サイド部21と横断方 向末端部22とを備えている。図1に示された好ましい実施態様において、一対 のフラップ33は長手方向サイド部21から外側に中央部位28の中に延びてい る。第二吸収性部材50は好ましくは、液体透過性体側シート又は液体透過性表 面シート52、表面シート52と接合された液体不透過性衣服側シート又は液体 不透過性バックシート54、及び表面シート52とバックシート54との間に配 置された第二吸収性要素56を備えている。 表面シート52は、生理用ナプキン、使い捨ておむつ等に通常使用されるあら ゆる液体透過性材料であってもよい。これは、第一吸収性部材30の表面シート 32に用いられるものとして前記されている材料のどれであってもよい。好まし い表面シート52は、開口成形フィルムを含んでいる。開口成形フィルムは表面 シートに好ましいが、その理由は、これらは体内からの滲出物に透過性があるの に、非吸収性であり、液体が逆流して装着者の皮膚を再び濡らす傾向を減らす。 従って体と接触している成形フィルムの表面は乾いたままであり、これによって 体の汚れが少なくなり、装着者にはより快適な感触を作り出す。適切な成形フィ ルムは、次の特許に記載されている。すなわち1975年12月30日にトンプ ソンに許可された米国特許第3,929,135号;1982年4月13日にム ランらに許可された米国特許第4,324,246号;1982年8月3日にラ デルらに許可された米国特許第4,342,314号;1984年7月31日に アールらに許可された米国特許第4,463,045号;及び1991年4月9 日にべアードに許可された米国特許第5,006,394号である。これらの特 許の各々はここに引用して組込まれる。第一吸収性部材用の好ましい表面シート は、前記特許の1つ又はそれ以上に記載されている成形フィルムであって、オハ イオ州シンシナティのザ・プロクター・アンド・ギャンブル社によって「DRI −WEAVE」として生理用ナプキンに付けて販売されているものである。 吸収性コア56は、生理用ナプキン、使い捨ておむつ等に通常使用されるあら ゆる吸収性材料であってもよい。これは、第一吸収性部材30の吸収性コア34 に用いられるものとして前記されている材料のどれであってもよい。実際には、 体内からの液体の大部分は、第一吸収性部材30の吸収性コア34によって吸収 され、この中に封じ込められる。第二吸収性部材50の1つの主な機能は、使用 者の衣服が、第一吸収性部材30から押し戻されるか、あるいは思いがけず第一 吸収性部材30から迂回することもある吸収された液体によって汚れるのを防ぐ ことである。従って吸収性要素56の全体的な吸収能力は、吸収性コア34より も幾分劣っていてもよい。吸収性コア34は好ましくは、使用中に体内からの液 体の大部分又は実質的にこれの全部を吸収するためのものなので、その吸収能力 は、有意にではないにせよ幾分でも吸収性要素56よりも大きいものとする。第 二吸収性部材50の吸収性要素56は、吸収性コア34とは異なる機能を果たす ので、吸収性要素56は吸収性コア34よりも幾分薄く、かつ嵩張らないもので あってもよく、最も好ましくはこれより薄くて嵩張らない。 吸収性要素56の必要条件は吸収性コア34とは異なるので、これは別の材料 から構成されていてもよい。例えばペーパータオル又はトイレットティシューに 通常用いられているような単一プライ又は多数プライペーパーティシューを用い て吸収性コア56を形成することができる。好ましくは吸収性要素56は、約1 〜約5プライのペーパーティシューから構成されている。坪量が1平方メートル あたり約24〜約48グラム、見掛け密度が1立方センチメートルあたり約0. 10〜約0.12グラムであり、1967年1月31日にサンフォード(San ford)及びシソン(Sisson)に許可された米国特許第3,301,7 46号に記載されている方法によって製造された1つ又はそれ以上のプライを含 むペーパーティシューが、吸収性要素56として用いるのにまったく満足すべき ものであることが分かった。この特許はここに引用して組込まれる。湿潤強度樹 脂及びラテックスバインダを、この吸収性要素に用いられるペーパーティシュー へ追加の強度を与えるために用いることができ、好ましくはこれが用いられる。 1976年11月30日にモーガン(Morgan)らに許可された米国特許第 3,994,771号に記載された方法によって製造されたペーパーティシュー も、吸収性要素56として非常に有利に用いることができる。この特許はここに 引用して組込まれる。 吸収性要素56は、あらゆる適切な形状、例えば卵形、砂時計形、イヌの骨形 、非対称形等であってもよいが、これらに限定されるわけではない。図1に示さ れた好ましい実施態様において、吸収性要素56は長手方向サイド部55と横断 方向縁部57とによって取囲まれた大体長方形の形状を有している。吸収性要素 56はまた、長手方向長さCL、横断方向幅CW、及び厚さCTを有している。 長手方向長さCLは、長手方向長さPL及びSLより短くてもよい。長さCLは 、約10〜約33cm、好ましくは約15〜約33cmであってもよい。横断方 向幅CWは、第一吸収性部材30の横断方向幅PWより、少なくとも中央部位2 8(すなわち複合生理用ナプキンが用いられる時に、下着の股部部位に対応する 股部)において広くてもよい。より好ましくは横断方向幅CWは、第一吸収性部 材30の横断方向幅PWよりも全長に亙って広くてもよい。幅CWは、約3〜約 12cm、好ましくは約4〜約10cm、さらに好ましくは約5〜約8cmであ ってもよい。図10及び11は、複合生理用ナプキン及び第二吸収性要素のもう 1つの形状を示している。図10に示されているこの複合生理用ナプキン90は 、長手方向の中心に、最も狭い部分(すなわち股部)を備えており、両方の長手 方向サイド部にフラップを備えていない。複合生理用ナプキン90の第二吸収性 部材95は、図10に示されているように、大体股部に位置するパッチ型吸収性 要素91を備えていてもよい。このパッチ型吸収性要素91は、卵形であっても よく、これは長手方向における中心に、最も幅の広い部分を備えている。吸収性 要素91の最も幅の広い部分は好ましくは、複合生理用ナプキン90の最も狭い 股部と一致していてもよい。図11に示された複合生理用ナプキン92は、股部 に配置されたフラップ33に加えてバックフラップ94を備えている。図11に 示された複合生理用ナプキン92の第二吸収性部材96は、複合生理用ナプキン 92の股部に最も狭い部分を備えた造形吸収性要素93を備えていてもよい。造 形吸収性要素93の最も狭い部分は好ましくは複合生理用ナプキン92の股部と 一致していてもよい。両方の実施態様において、横断方向幅CWは好ましくは, 複合生理用ナプキンの股部の第一吸収性部材30の横断方向幅PWより広い。好 ましくは幅PWは、幅CWの約80%より狭くてもよい。より好ましくは幅PW は、幅CWの約70%より狭くてもよい。 バックシート54は、液体(例えば月経分泌物及び/又は尿)不透過性であり 、好ましくは薄いプラスチックフィルムから製造される。但しその他の柔軟性液 体不透過性材料も用いることができる。ここで用いられている「柔軟性」という 用語は、柔軟であり、人体の一般的形状及び輪郭に沿いやすい材料のことを言う 。バックシート54は使用中、吸収性要素56と使用者の下着との間にある。バ ックシート54の機能は、第一吸収性要素30から押し戻されるか、あるいは思 いがけず迂回することがある滲出物、及び吸収性要素56に吸収されて封じ込め られた滲出物が使用者の下着と接触し、これを汚すのを防ぐ。従ってバックシー ト54は、織布又は不織布材料、ポリマーフィルム、例えばポリエチレン又はポ リプロピレンの熱可塑性フィルム、あるいは複合材、例えばフィルム被覆された 不織布材料を含んでいてもよい。好ましくはバックシートは、厚さが約0.01 2mm(0.5ミル)〜約0.015mm(2.0ミル)のポリエチレンフィル ムである。ポリエチレンフィルムの例は、オハイオ州シンシナティのクロペイ社 (Clopay Corporation,Cincinnati,Ohio) によってP18−0401という名称で、インディアナ州テール・オートのエチ ル社、ビスクイーン部(Ethyl Corporation,Visquee n Division,Terre Haute,Indiana)によってX P−39385という名称で製造されているものである。バックシートは好まし くは、より布様の外見を生じるためにエンボス及び/又はマット仕上げされてい る。さらにはバックシートは蒸気を吸収性要素56から逃がすことができる(す なわち通気性がある)が、滲出物がバックシート54を通過するのを妨げる。 第二吸収性部材50の形状は、長手方向サイド部21と横断方向末端部22に よって取囲まれた大体長方形の形状を有している。その他の適切な形状は、卵形 、砂時計形、イヌの骨形、非対称形等であるが、これらに限定されるわけではな い。第二吸収性部材50はフラップ33を備えていてもよい。これらのフラップ の各々は、図1に示されているように中央部位28において、第二吸収性部材5 0の長手方向サイド部21に隣接しており、これから側面方向に延びている。フ ラップ33は、股部において装着者のパンティーの縁部を超えて垂れる形状にあ り、従ってフラップは装着者のパンティーの縁部と装着者の大腿部との間に配置 されている。フラップ33は少なくとも2つの目的に用いられる。第一にフラッ プ33は、装着者の体とパンティーが、月経液によって汚れるのを、好ましくは パンティーの縁部に沿って二重壁バリヤーを形成することによって防ぐのに用い られる。第二にフラップ33には好ましくは、衣服側表面に、次に記載されるよ うな接着手段を備えており、従ってフラップ33は、パンティーの下に折り返さ れ、パンティーの衣服側に接着されうる。このようにしてフラップ33は、生理 用ナプキン20がパンティーに適切な配置に維持されるのを助ける。 好ましい実施態様において、フラップ33は表面シートとバックシートとから 構成される。さらにはフラップ33は好ましくは第二吸収性要素50の薄片と一 体形である。換言すれば第二吸収性部材50の表面シート52と第二吸収性部材 のバックシート54は単に、長手方向サイド部21から側面方向に外側に延びて フラップ33を形成してもよい。しかしながらフラップ33は、第二吸収性部材 50と一体形である必要はなく、第二吸収性部材50に付着されている別の要素 であってもよい。さらにはフラップ33は、単一の支持体又はその他の薄片形状 から構成されてもよい。しかしながらフラップ33は、フラップに到達する滲出 物が装着者のパンティーの縁部を汚すのを防ぐために液体不透過性バックシート を備えるのも好ましい。 さらにはフラップ33に、少なくとも装着者のパンティーの縁部を超える点ま で、吸収性部材を備えていてもよい。理論的には比較的少量の月経分泌物だけが フラップ33に到達するので、フラップには比較的少量の吸収性材料しかないの が望ましい。しかしながらフラップ33は、好ましくは少なくともある種の吸収 性材料を備えて、フラップ33に到達するあらゆる滲出物が、保護されていない 部位までさらに流れて行くのを防ぐ。吸収性材料は、ティシューあるいは吸収性 要素56の延長部であってもよい。好ましくはフラップ33にある吸収性材料は 、比較的柔軟性が高い。 複合生理用ナプキン20の第二吸収性部材50と共に用いるのに適した、ある いは適合させることができるフラップを備えたいくつかの生理用ナプキンは、次 の特許に開示されている。すなわち1987年8月18日にヴァン・ティルバー グ(Van Tilburg)に許可された米国特許第4,687,478号; 1986年5月20日にヴァン・ティルバーグに許可された米国特許第4,58 9,876号;及び1986年8月26日にマッティングリー(Matting ly)に許可された米国特許第4,608,047号である。これらの特許の各 々はここに引用して組込まれる。場合によっては第二吸収性部材50は、装着者 のパンティーのサイドを自然に包む要素を備えていてもよい。複合生理用ナプキ ン20の第二吸収性部材50と共に用いるのに適した、装着者のパンティーのサ イドを自然に包む要素を備えた生理用ナプキンは、1996年12月17日にラ バッシュ(Lavash)らに許可された米国特許第5,584,829号、及 び1996年9月24日にワインバーガー(Weinberger)らに許可さ れた米国特許第5,558,663号に開示されている。先行出版物の開示はこ こに引用して組込まれる。 好ましくは第二吸収性部材50には、支持手段又は接着手段、例えば接着剤接 着手段58及び62が備えられている。接着剤接着手段58は、使用者の下着又 はパンティーの股部に複合生理用ナプキン20を固定させる手段を生じる。接着 剤接着手段62は、複合生理用ナプキン20のフラップ33を、パンティーの衣 服側へ固定させる手段を生じ、従ってフラップ33はパンティーの下に折り返す ことができる。従ってバックシート54の外側又は衣服側表面の一部又は全部は 接着剤で被覆されていてもよい。好ましい実施態様において、接着剤58の少な くとも一部は、バックシート54の衣服側表面に、第二吸収性部材50の長手方 向に沿って配置されてもよく、長手方向に沿った線形を有していてもよいがこれ に限定されるわけではない。接着剤62は、フラップ33のバックシート54の 衣服側表面に配置されていてもよく、長方形を有していてもよいが、これに限定 されるわけではない。このような目的のためにこの技術で用いられているあらゆ る接着剤又はグルーを、ここで接着剤として用いることができるが、感圧接着剤 が好ましい。適切な接着剤は、オハイオ州コロンバスのセンチュリー・アドヒー シヴ社(Century Adhesives Corporation,Co lumbus,Ohio)によって製造されたCentury A−305−I V、及びニュージャージー州ブリッジウオーターのナショナル・スターチ・アン ド・ケミカル社(National Starch and Chemical Company,Bridgewater,NJ)によって製造されたIns tant Lock34−2823である。適切な接着剤留め具も、米国特許第 4,917,697号に記載されている。 感圧接着剤は一般に、除去しうる剥離ライナー59及び63で覆われていて、 接着剤が乾燥したり、使用前にパンティーの股部とは異なる表面に接着しないよ うにされている。適切な剥離ライナーはまた、前記米国特許第4,917,69 7号にも記載されている。このような目的に通常用いられているあらゆる商品と して入手しうる剥離ライナーを、ここで用いることができる。適切な剥離ライナ ーの非限定的な例は、BL30MG−A Silox E1/0及びBL30M G−A Silox 4P/0であり、これらの両方とも、ウイスコンシン州ア クロジル社(Akrosil Corporation,Menasha,WI )によって製造される。複合生理用ナプキン20は、剥離ライナー59及び63 を除去し、ついで接着剤58及び接着剤62がパンティーと接触するように、生 理用ナプキン20をパンティーに配置して用いられる。接着剤58及び62は、 使用中、生理用ナプキンをパンティー内の定位置に維持する。 第二吸収性部材50の表面シート52とバックシート54は、あらゆる適切な 方法によって互いに接着されてもよい。表面シート52は、周辺部64に沿って バックシート54に接着されるか、あるいは吸収性要素56が存在する部位を除 くすべての部位においてバックシートに接着されてもよい。吸収性要素56が存 在する部位において、表面シート52とバックシート54は、各々吸収性要素5 6に接着されてもよい。適切な方法は、圧力、熱、熱及び圧力、又は接着剤、例 えば線接着剤、螺旋接着剤、又はスポット接着剤を加えることであるが、これに 限定されるわけではない。図1に示された好ましい実施態様において、表面シー ト52とバックシート54は、生理用ナプキン20の周辺部64に沿って熱を加 えて接着されてもよい。 第二吸収性部材50の長さSL、幅SW、及び厚さSTは、あらゆる都合のよ い大きさであってもよい。長さSLは、好ましくは約5〜35cm、より好まし くは約10〜35cm、最も好ましくは約20〜35cmである。好ましくは第 二吸収性部材50の長さSLは一般に、第一吸収性部材30の長さPLに等しく てもよい。幅SWは好ましくは約4〜13cm、より好ましくは約5〜約11c m、最も好ましくは約6〜約9cmである。第二吸収性部材50は、好ましくは 比較的薄くて柔軟性がある。厚さSTは、好ましくは約0.1〜2.0cm、よ り好ましくは約0.1〜1.0cm、最も好ましくは約0.1〜0.4cmであ る。好ましくは第二吸収性部材50の厚さSTは、第一吸収性部材30の厚さP Tより薄くてもよい。 第二吸収性部材(ベース部材)50は場合によって、吸収性要素56を備えず に製造されてもよい。体内からの液体の全部ではなくても大部分が、好ましくは 第一吸収性部材30の吸収性コア34によって吸収され、この中に封じ込められ るので、ベース部材50は、第一吸収性部材30から押し戻されることもある、 あるいは思いがけず第一吸収性部材30を迂回することもある比較的少量の液体 によって使用者の衣服が汚れるのを防ぐだけでよい。従ってベース部材と接触す ることもある液体の予測量は比較的少量であるので、ベース要素は液体をベース 部材50内に封じ込める必要がなく、これらが使用者の衣服を汚すのを防ぐ必要 もないであろう。 複合生理用ナプキン20を形成するために、第一吸収性部材30及び第二吸収 性部材50は、図1〜3、6及び7に70として一般に示されている結合手段に よって接着される。結合手段70は、第一吸収性部材30と第二吸収性部材50 とを接着させて、複合生理用ナプキン20にするために用いられる。この際、第 一吸収性部材30及び第二吸収性部材50は使用中に離れないように十分な靭性 (tenacity)が必要である。例えば接着剤接着、圧力接着、熱接着、あ るいは超音波接着のようなあらゆる適切な結合手段を用いることができる。第一 吸収性部材30は、結合手段70によって全体の共通の長さに沿って前記第二吸 収性部材50へ付着されてもよい。あるいはまた第一吸収性部材30は、共通の 長さに沿って断続的に前記第二吸収性部材50に付着されてもよい。 図1〜3、6及び7に示された好ましい実施態様において、第一吸収性部材3 0は、結合手段70によって第二吸収性部材50へ付着される。結合手段には、 第一結合手段72と第二結合手段74が含まれる。 第一結合手段72は、重なり合う横断方向末端部22と25へ複数の個別ドッ トにおいて圧力を加えることを含む。重なり合う横断方向末端部22と25へ圧 力を加えることによって、第一吸収性部材30の表面シート32、第二吸収性部 材50の表面シート52とバックシート54は、重なり合った横断方向末端部2 2及び25において互いに付着される。あるいはまた第一結合手段72は、複数 の個別ドット、ライン、又は区画において熱を加えること含んでいてもよい。加 熱は、星形(mullet)層を接着させるためには良好な作用を行なうが、層 を接着させるための層間の熱移動は、層が厚くなるほど悪くなるであろう。図2 に示された好ましい実施態様において、第一吸収性部材30の表面シート32の 長手方向サイド部45は吸収性コア34の下で互いに重なり合っているので、表 面シート32の3層、表面シート52の1層とバックシート54の1層から構成 される5層が接着される。表面シート32が成形フィルム36と不織布37とを 有する2層を含む場合、図7に示されているように8層が互いに接着されなけれ ばならない。層が厚くなるほど、層を接着するために圧力を加えるか、あるいは 圧力と熱を加えるのが好ましくなる。あるいはまた、第一結合手段72は、層間 に接着剤を塗布するか、あるいは圧力、熱、及び接着剤の組合せを加えることを 含んでいてもよい。 第二結合手段74は、接着剤、例えば螺旋接着剤、線接着剤、あるいはスポッ ト接着剤を、第一吸収性部材30と第二吸収性部材50との間に塗布することを 含む。図6に示されているように、好ましい実施態様において、第二結合手段と しての螺旋接着剤74は、第一吸収性部材30と第二吸収性部材50との間に連 続的に塗布される。第一吸収性部材30及び第二吸収性部材50を、共通の長さ 全体に沿って互いに付着することが望まれる場合、螺旋接着剤を用いるのが好ま しい。その理由は、螺旋接着剤の塗布によって、第一吸収性部材30と第二吸収 性部材50とが断続的に付着するのを防ぐことができるからである。第一吸収性 部材30及び第二吸収性部材50は、好ましくは第一吸収性部材30の横断方向 幅PWよりも狭い幅AWにおいて付着される。好ましくは幅AWは、幅PWの7 0%よりも狭くてもよい。このことによって第一吸収性部材30を、女性の体の 形と女性の体の動きに合わせることができる。 複合生理用ナプキン20は、多様な代替要素及び/又はオプションを備えてい てもよい。第一吸収性部材30は、図8に示されているように、液体バリヤー3 5を備えていてもよい。液体バリヤー35は、吸収性コア34の下から半分の側 に位置してもよく、液体が吸収性コアを第二吸収性部材50の方へ移動させるの を阻害する。液体バリヤー35は、吸収された液体を吸収性コア34の内部に封 じ込める傾向があり、次に記載される第二吸収性部材50の液体不透過性バック シートと同じ特性を有する材料から作られていてもよい。液体バリヤー35は、 第一吸収性部材30の長さ全体に沿って延びていてもよく、あるいは第一吸収性 部材30の中央部位28のみ、あるいは第一末端部位27及び第二末端部位29 に延びていてもよい。 あるいはまた第一吸収性部材30の表面シート32は、液体透過性ゾーン76 と液体不透過性ゾーン78とを有するシートを備えていてもよい。表面シート3 2が成形フィルムを含んでいる場合、液体透過性ゾーン76は、開口ゾーンであ ってもよく、液体不透過性ゾーン78は、非開口ゾーンであってもよい。図9に 示されているように、表面シート32の液体透過性ゾーン76は、吸収性コア3 4の下から半分の側に位置してもよく、液体が吸収性コアを第二吸収性部材50 の方へ移動させるのを阻害する。液体透過性ゾーン76は、吸収された液体を吸 収性コア34の内部に封じ込める傾向がある。 複合生理用ナプキン20は延伸性があってもよい。第一吸収性部材30及び第 44二吸収性部材50の個々の要素は、複合生理用ナプキン20が装着された場 合に特に長手方向に延伸性がある(好ましくはストレッチしうる)要素から構成 されていてもよい。好ましくは複合生理用ナプキン20は、ストレッチされてい ない長さの約15%〜約40%長手方向に延びることができる。この延伸性は、 複合生理用ナプキンが装着者の下着に付着された場合に、よりよい使用中のフィ ット、快適性、及び汚れの減少を生じる。好ましくは第二吸収性部材50は、こ の複合生理用ナプキン20が装着された場合に、側面方向に延伸性のある要素か ら構成されている。好ましくは生理用ナプキン20は、そのストレッチされてい ない長さの約15%〜約40%側面方向に延びることができる。第一吸収性部材 30と第二吸収性部材50の両方の場合表面シート32は、弾性のある、三次元 、液体透過性、ポリマーウエブを含んでいてもよい。これは、1994年11月 22日にカロ(Curro)らに許可された米国特許第5,366,782号に 開示されているものであり、この特許はここに引用して組込まれる。特に好まし い延伸性バックシートは、ウイスコンシン州ウオーワトーサのフィンドレー・ア ドヒーシブ社(Findley Adhesives Company,Wau watosa,Wisconsin)によって製造されたフォーミュラ(For mula)番号198−388として知られている延伸接着剤フィルムである。 延伸性要素を備えた生理用ナプキンは、次の特許に記載されている。すなわち1 997年3月18日にオズボーンらに許可された米国特許第5,611,790 号、及びオズボーンらの出願人名で1993年2月4日に公告されたPCT公告 WO93/01786号である。先行出版物の開示はここに引用して組込まれる 。 複合生理用ナプキン20は、女性の体に合わせることができる。第一吸収性部 材30は好ましくは、陰唇部の近くにフィットするようなサイズ及び形状にされ ているので、第一吸収性部材30は少なくとも一部陰唇部内にある。図10に示 されているように、複合生理用ナプキン20は、女性が装着し、下着82によっ て支持されている場合、第一吸収性部材30の一部は好ましくは使用中、陰唇部 の近くにフィットするものである。これに対して第二吸収性部材50の主な機能 の1つは、使用者の衣服が、第一吸収性部材30から押し戻されるか、あるいは 思いがけず第一吸収性部材30を迂回するような吸収された液体によって汚れる のを防ぐことである。第二吸収性部材50は好ましくは、第二吸収性部材50が 体に触れないように体から離れている。第一吸収性部材30の形状は、第二吸収 性部材50を体から離して、体と第二吸収性部材50との間に空間80を確保す るようなサイズと形状にされる。このことによって、第二吸収性部材50の長手 方向サイド部は、白いままである。 複合生理用ナプキン20は、体内からの液体を吸収することができる。第一吸 収性部材30の総吸収能力は、複合生理用ナプキン20について意図された滲出 物の負荷と相容れるものでなければならない。さらには吸収性コア30の吸収能 力は、滲出物液体の予測量において範囲の広い装着者に合わせるために、様々な ものであってもよい。一般に、生理用ナプキンの正常な装着期間中、2〜20グ ラムの滲出物液体が予測される。複合生理用ナプキン20が2〜20グラムのこ のような液体の負荷を受ける場合、第一吸収性部材30は実際の装着状況におい て、2〜20グラムの液体の80%を吸収することができる。さらには複合生理 用ナプキン20が、正常な量を超える20〜30グラムの液体の負荷を受ける場 合、第一吸収性部材30は、20〜30グラムの液体の70%を吸収することが できる。第一吸収性部材30は、生理用ナプキンが女性の体に当てられて使用さ れた場合、2〜30グラムの負荷液体の少なくとも70%を吸収する能力がある ので、このような能力を備えた第一吸収性部材30によって、第二吸収性部材5 0の長手方向サイド部が白いままである。このことによって消費者には、視覚的 サインが与えられ、これにより、この生理用ナプキン製品の吸収性能及び漏れ保 証性能への信頼を高めることができる。 第一吸収性部材30は好ましくは、第一吸収性部材30の吸収能力を高めるた めに、ヒドロゲル形成ポリマーを含んでいる。第一吸収性部材30がより多くの ヒドロゲル形成ポリマーを含めば含むほど、第一吸収性部材30の吸収能力は大 きくなる。ヒドロゲル形成ポリマーは、ポリマーが液体を吸収した後で膨張する ので、第一吸収性部材30は横断方向及び厚さ方向に膨張する。第一吸収性部材 30のこの膨張は、第一吸収性部材30と女性の体との間により大きな適合性と フィットを与える。しかしながらヒドロゲル形成ポリマーが多すぎると、ゲルブ ロックの問題が生じ、その結果吸収能力が減少する。より重要なことは、ヒドロ ゲル形成ポリマーが多すぎると、液体を吸収する場合、第一吸収性部材30は真 っ直ぐな円筒形状になり、これは高い曲げ力がないと容易に曲げることはできな いということである。これが生じたら、第一吸収性部材30は、女性の体の曲線 形状にフィットすることはできない。その理由は、複合生理用ナプキン20の横 断方向末端部は体から離れる傾向にあるからである。従って第一吸収性部材を備 えた複合生理用ナプキンの吸収能力、適合性、及びフィットという観点からは、 適切な量のヒドロゲル形成ポリマーが好ましい。 長さ全体に様々な程度の幅又はキャリパーを有する第一吸収性部材を備えた複 合生理用ナプキンを提供することが望ましいであろう。例えば第一吸収性部材は 、末端部位に対して、中央部位の方が比較的分厚くてもよい。あるいはまた第一 吸収性部材は、末端部位に対して中央部位の方が比較的薄くてもよい。 ここで図13〜17を参照するが、これは図4に示された複合生理用ナプキン 20の組立てを示す、好ましい簡略化プロセスフロー図200の1つである。図 13に示されているように、複合生理用ナプキン20の製造方法200は、いく つかの工程を含んでいてもよい。すなわち第一吸収性部材製造プロセス(第一吸 収性部材供給区画)202、第二吸収性部材製造プロセス(第二吸収性部材供給 区画)204、第一吸収性部材と第二吸収性部材との組合せプロセス(組合せ区 画)206、及び切断プロセス(切断区画)208である。 第一吸収性部材製造プロセス202はさらに、表面シート材料供給プロセス( 供給区画)210、第一吸収性要素供給プロセス(供給区画)212、ラッピン グプロセス(ラッピング区画)214、及び前進プロセス(前進区画)216で ある。 供給区画210において、成形フィルムウエブ220と不織布ウエブ222は 、各々供給ロール224と226から連続的に表面シート接着装置228に送ら れ、従って不織布ウエブ222は成形フィルムウエブ220の上に載る。連続成 形フィ4ルムウエブ220及び連続不織布ウエブ222は、接着装置228によ って接着されて連続表面シートウエブ230を作る。図14に示されているよう に、接着装置228はパターンロール232とアンビルロール234とを備えて いる。パターンロール232は、パターンロール232の表面上に一連のパター ン突出部236を備えている。パターンロール232及び/又はアンビルロール 234のうちの1つ又は両方は、ロール232と234との間の隙間において予 め決められたパターン要素が負荷されて、互いに対して偏っている。連続成形フ ィルムウエブ220及び連続不織布ウエブ222を図14に示されているような 接着装置228の隙間に供給することによって、2つのウエブは、加圧されて連 続表面シートウエブ230の長手方向サイド部45に沿って個別ドット49(図 5及び16を参照のこと)において接着される。個別ドット49のパターンは、 ロール232の突出部236のパターンと対応している。連続成形フィルムウエ ブ220と連続不織布ウエブ222とのこの接合によって、接着されたウエブの 安定した移送が可能になる。あるいはまた、接着剤、例えば線接着剤、螺旋接着 剤、あるいはスポット接着剤、超音波接着、又は熱接着が、成形フィルムウエブ 220と不織布ウエブ222とを接着させるために用いられてもよい。連続表面 シートウエブ230はついで、第一接着剤塗布区画238の方へ送られる。ここ において断続的螺旋接着剤240は、図16に示されているように、連続表面シ ートウエブ230に個別吸収性コア242を備える前に、連続表面シートウエブ 230の吸収性コア側に塗布される。あるいはまた連続表面シートウエブ230 に塗布される接着剤は、スポット接着剤、スプレー接着剤、線接着剤と代えても よく、あるいは接着剤の幅及び長さの点で好ましい接着剤の大きさを生じる限り 、あらゆる既知の方法によって代えてもよい。好ましくは接着剤の幅は、吸収性 コア242の幅と比較してこれより狭い大きさを保持するのが好ましい。 連続表面シートウエブ230は、方向を上向きに変えることによって、第一吸 収性要素供給区画212に送られる。この供給区画212は、ヒドロゲル形成ポ リマー及び繊維を含む個別吸収性コア242を作るための霧箱(cloud c hamber)246及びレイダウンドラム244とを備えている。霧箱246 からレイダウンドラム244へ送られるヒドロゲル形成ポリマーと繊維との混合 物は、レイダウンドラム244における真空手段248によって、吸収性コア2 42の個別形状を形成する。このドラムは、その表面に設計数の個別ポケット2 50を備えている。レイダウンドラム244の各個別吸収性コア242が、連続 表面シートウエブ230との接触点に到達する時、個別吸収性コア242は、図 13及び16に示されているように、レイダウンドラム244から、連続表面シ ートウエブ230の表面に送られる。ここで断続的螺旋接着剤240が予め塗布 される。個別吸収性コア242は、個別吸収性コア242の体側が連続表面シー トウエブ230に向くように、かつ個別吸収性コア242の第二吸収性部材側2 43(図16参照)が一般に上方へ向くように送られる。この移送は、螺旋接着 剤240を含む連続表面シートウエブ230が移送ドラム254の表面を周って 通る時に、移送ドラム254における真空手段252と、レイダウンドラム24 8におけるブローオフエア256によって行なわれる。さらには連続表面シート ウエブ230が移送ドラム254の表面を周って通る時に、連続表面シートウエ ブ230が一般に水平に方向を変え、従って個別吸収性コア242は、その重量 によって連続表面シートウエブ230の表面に容易に止まり続ける。個別吸収性 コア24が連続表面シートウエブ230の上に移る時、先行個別吸収性コア24 2とその次の個別吸収性コア242との間に第一間隔Sが備えられる。連続表面 シートウエブ230に固定され、これによって運ばれた個別吸収性コア242は ついで、固定された隙間を備えたカレンダロール260を通る。個別吸収性コア 242は、ラッピングプロセス214の前に、均一なキャリパーになるまで、カ レンダロール260によって圧縮される。 あるいはまた連続表面シートウエブ230は、第一接着剤塗布区画238で接 着剤が塗布された後、カレンダロール260と第二接着剤塗布区画262との間 の点へ送られてもよい。このような場合、連続表面シートウエブ230は、第一 吸収性要素供給区画212を通らなくてもよい。個別吸収性コア242はカレン ダロール260の方へ送られ、カレンダロール260に送られた後、その地点に おいて連続表面シートウエブ230と出会う。 霧箱246は、繊維だけを含む個別吸収性コア242を作るために繊維だけを レイダウンドラム244へ送ってもよい。あるいはまた必要であれば、第一吸収 性要素供給区画212の後に、繊維だけを含む個別吸収性コア242にヒドロゲ ル形成ポリマーが加えられてもよい。ヒドロゲル形成ポリマーは、ラッピングプ ロセス214の前に(例えば折り畳み区画264の前に)加えられてもよい。 個別吸収性コア242が圧縮された後、ラッピングプロセスにおいて、個別吸 収性コア24を含む連続表面シートウエブ230が第二接着剤塗布区画262に 送られる。第二接着剤塗布区画262において、連続線接着剤51(図4、5、 及び16を参照)が、連続表面シートウエブ230の長手方向サイド部45の1 つに塗布される。ついで連続表面シートウエブ230は、通常の折り畳み区画2 64に送られる。この折り畳み区画264において、連続表面シートウエブ23 0の長手方向サイド部45が個別吸収性コア242のベース部材側243の上へ 上向きに折り畳まれ、従って各長手方向サイド部45が互いに重なり合う。これ によって連続表面シートウエブ230は、個別吸収性コア242を包む。折り畳 み区画264の出口において、連続線接着剤51によって、折り畳まれた連続表 面シートウエブ230は、連続表面シートウエブ230の両方の長手方向サイド 部45を、個別コア24を中に入れて接着し、永久接着を作り出してこの接着を 維持することができ、図16に示されているように、連続第一吸収性部材ウエブ 266を作る。下流に送られている間、連続第一吸収性部材ウエブ266の安定 した大きさを保つために、このプロセスには永久接着が好ましい。あるいはまた 、例えばスポット接着剤、スプレー接着剤、又は螺旋接着剤のようなあらゆる既 知の接着方法を用いてもよい。 ついで連続第一吸収性部材ウエブ266は、水平駆動コンベヤー216(すな わち前進区画)によって、下流に送られる。これらの駆動コンベヤー216は、 チューブウエブ歪み(strain)が安定に維持される限り、真空駆動コンベ ヤー又はデットプレートと置き換えることができる。ラッピング区画214と組 合せ区画206との間の距離が短い場合、前進区画216は必要でないこともあ る。このような場合、ラッピング区画214が、連続第一吸収性部材ウエブ26 6を組合せ区画206へ送るための前進区画を含んでいてもよい。 第二吸収性部材(ベース部材)製造プロセス204はさらに、第二吸収性部材 材料供給プロセス(材料供給区画)270及び接着プロセス(接着区画)272 を含んでいてもよい。 材料供給区画270において、表面シートウエブ274、第二吸収性要素ウエ ブ276、及びバックシートウエブ278は、供給ロール280、282、及び 284から連続的に各々接着区画272の方へ送られる。連続バックシートウエ ブ278は、第三接着剤塗布区画286の方へ送られる。ここで断続線接着剤が 、連続バックシートウエブ278の第二吸収性要素側へ塗布され、その後に第二 吸収性要素276を含む連続バックシートウエブ278を生じる。あるいはまた 、連続バックシートウエブ278に塗布される接着剤は、スポット接着剤、スプ レー接着剤、螺旋接着剤、又はあらゆる既知の方法と代えてもよい。上で説明し たように、好ましい実施態様の1つにおいて、第二吸収性要素276はティシュ ー層であってもよい。図13の好ましい実施態様において、第二吸収性要素27 6は、ロール連続ウエブとして調製されてもよい。あるいはまた第二吸収性要素 276は、個別吸収性要素として送られてもよい。図13に示されているように 、第二吸収性要素ウエブ276は通常の切断・間隔区画290へ送られる。切断 ・間隔区画において、第二吸収性要素ウエブ276は、個別第二吸収性要素29 0として切断されるが、この際、先行個別第二吸収性要素290とその次の個別 第二吸収性要素288との間に第二間隔T(図16参照)を生じる。ついで個別 第二吸収性要素288は、連続バックシートウエブ278の上に置かれ、塗布さ れた線接着剤によって連続バックシートウエブ278に固定される。ついで個別 第二吸収性要素288が、連続表面シートウエブ274と連続バックシートウエ ブ278との間に挿入され、連続表面シートウエブ274、連続バックシートウ エブ278、及び個別第二吸収性要素288を備えた連続ラミネートウエブ29 2が作られる。好ましくは連続表面シートウエブ274には、個別第二吸収性要 素288が連続表面シートウエブ274と連続バックシートウエブ278との間 に挿入される前に、接着剤、例えば線接着剤、スポット接着剤、スプレー接着剤 、あるいは螺旋接着剤が塗布されてもよい。 連続ラミネートウエブ292が製造された後、これは接着区画272を通過す る。接着区画272は、連続表面シートウエブ274と連続バックシートウエブ 278との間に永久接合を作り、連続第二吸収性部材ウエブ293が作られる。 ここでの接着プロセスは、あらゆる既知の方法、例えば図16に示されているよ うな第二吸収性部材50の周辺部に沿って熱を加えることによる熱接着291が 用いられてもよい。あるいはまたこの方法は、圧力、あるいは熱及び圧力を加え ることを含んでいてもよい。さらには接着剤は、接着方法として、連続表面シー トウエブ274及び/又は連続バックシートウエブ278へ塗布されてもよい。 連続第二吸収性部材ウエブ293はついで、例えば真空駆動コンベヤーを用いて 下流に送られる。図13に示されているように、連続第二吸収性部材ウエブ29 3は、ウエブ266を運ぶ縦方向に対して、上部から連続第一吸収性部材ウエブ 266の方へ送られる。その理由は、連続第一吸収性部材ウエブ266は、連続 第一吸収性部材ウエブ266の第二吸収性部材側が一般に上方へ向くように流れ るからである。これによって連続第二吸収性部材ウエブ293は、連続第一吸収 性部材ウエブ266の、接着された長手方向サイド部45を覆う。 接着区画272の後、図4に示されている剥離ライナー59及び63が、第二 吸収性部材ウエブ293の連続バックシートウエブ278の上に付けられてもよ い。剥離ライナー59及び63は、連続バックシートウエブ278に向いている 表面上に、接着剤、例えば線接着剤を備えていてもよい。接着剤は、剥離ライナ ー59及び63が使用のために除去された時にバックシートと共に残る。 組合せプロセス206はさらに、接着剤塗布プロセス(接着剤塗布区画)29 4及び加圧プロセス(加圧区画)296を含んでいてもよい。 接着剤塗布プロセス294において、連続螺旋接着剤74は、連続第一吸収性 部材ウエブ266が上向きに傾いた駆動真空コンベヤー295によって移動させ られつつある間、第四接着剤塗布区画294によって、連続第一吸収性部材ウエ ブ266に塗布される。あるいはまた、あらゆる既知の方法、例えば線接着剤、 スポット接着剤、あるいはスプレー接着剤を用いてもよい。好ましくは螺旋接着 剤74は、接着剤が連続第一吸収性部材ウエブ266及び連続第二吸収性部材ウ エブ293によってサンドイッチ状に挟まれるようにして塗布される。好ましく は螺旋接着剤74の幅は、連続第一吸収性部材ウエブ266の幅PWを超えて延 びない。あるいはまた接着剤74は、連続第二吸収性部材ウエブ293の下に( すなわち表面シート側)に塗布されてもよい。 連続第一吸収性部材ウエブ266及び連続第二吸収性部材ウエブ293はつい でニップロール298の方へ送られる。ここで2つのウエブ266及び293が 螺旋接着剤74によって互いに接着され、連続複合生理用ナプキンウエブ300 を作る。ウエブ266と293がニップロール298において互いに出会う時、 個別第一吸収性コア242間の第一間隔Sの少なくとも一部と、個別第二吸収性 要素288の第二間隔Tとが図16に示されているように重なり合うように配列 される。重なり合った部分Xを配列することによって、吸収性要素が存在しない ような部位を連続複合生理用ナプキンウエブ300に備えさせることができ、複 合生理用ナプキン20に横断方向末端部18を与える。 ついで連続複合生理用ナプキンウエブ300は、図13に示されているような 加圧区画296の方へ送られる。加圧区画296は、連続第一吸収性部材ウエブ 266及び連続第二吸収性部材ウエブ293が組合わされるように、横断方向に 沿って重なり合った部分Xへ、個別ドット72において圧力を加える。図15に 示されているように、加圧区画296は、パターンロール302とアンビルロー ル304を備えている。パターンロール302は、パターンロール302の表面 に一連のパターン突出部306を備えている。パターンロール302及び/又は アンビルロール304の1つ又は両方は、ロール302とロール304との間の 隙間に予め決められたパターン要素が負荷されて、互いに対して偏っている。連 続複合生理用ナプキンウエブ300を、加圧区画296の隙間に送ることによっ て、これらの2つのウエブ266及び296は、加圧されることによって、個別 ドット72において組合わされる。個別ドット72のパターンは、ロール302 の突出部306のパターンに対応する。横断方向末端部18におけるこの組合せ (すなわち重なり合った部分X)は好ましくは十分な剥離強さ(例えば不織布2 22対不織布222表面)を有する。好ましくはこのような剥離強さは、1イン チあたり100グラム以上であってもよい。これは(1)1ニップ面積あたり少 なくとも60,000psiの圧力、(2)ロールの表面温度70℃〜90℃、 (3)2つのロールの干渉(interference)0.05mm〜0.0 8mの操作によって実施できる。連続複合生理用ナプキンウエブ300の速度は 、110m/分〜155mm/分又はそれ以上に制御されるのも好ましい。場合 によってはパターンロール302とアンビルロール304のロールの表面速度は 、互いに異なっていてもよい。さらにはパターンロール302とアンビルロール 304のロールの表面速度は、連続複合生理用ナプキンウエブ300の速度より 少し速くてもよい(例えば0 %〜3%)。場合によっては、図16に示されて いるように、不織布222対不織布222表面間の剥離強さを強化するために、 接着剤241を第一間隔Sに塗布してもよい。この接着剤は、連続表面シートウ エブ230が折り畳まれる前に、第二接着剤塗布区画262と同じ地点で塗布さ れてもよい。連続第一吸収性部材ウエブ266及び連続第二吸収性部材ウエブ2 93は、組合わされる前に連続的に送られることによって同じ歪みを有するよう に配列されるので、複合生理用ナプキンは、個別生理用ナプキンに切断された後 でも湾曲しない。あるいはまた、所望であれば、互いに異なる歪みを有するウエ ブ266及び293によって湾曲してもよい。 切断プロセス208は、カッター302を含んでいてもよい。連続複合生理用 ナプキンウエブ300は、カッター302へ送られ、最終形状を有する個別セグ メント(すなわち個別複合生理用ナプキン20)に切断される。このカッター3 02は、ダイカッターを備える通常のカッターであってもよい。あるいはまた、 その他の既知の切断方法を用いることもできる。 前記プロセスのためにこれに代る多くの方法を用いることができる。接着プロ セス272は、組合せプロセス206の後、切断プロセス208の前に行なって もよい。このような場合、表面シートウエブ274、第二吸収性要素288、及 びバックシートウエブ278は、一時的にあらゆる適切な手段、例えば接着剤に よって、接着プロセス206の前に接着することができる。個別第二吸収性部材 288は、バックシートウエブ278に備えられる代りに表面シートウエブ27 4に備えられてもよい。 図18〜20を参照するが、複合生理用ナプキン20の組立てを示すもう1つ の好ましい簡略化プロセスフロー図400がある。図18に示されているように 、複合生理用ナプキン20を製造するためのプロセス400は、次のいくつかの 工程を含んでいてもよい。すなわち、第一吸収性部材製造プロセス(第一吸収性 部材製造区画)202、第二吸収性部材材料供給プロセス(第二吸収性部材供給 区画)402、組合せプロセス(組合せ区画)404、及び切断プロセス(切断 区画)208である。第一吸収性部材製造プロセス202は、図13に記載され ているものと大体同じプロセスを含んでいてもよい。例えば表面シート材料供給 プロセス(供給区画)210、第一吸収性要素供給プロセス(供給区画)212 、ラッピングプロセス(ラッピング区画)214、及び前進プロセス(前進区画 )216である。これらのプロセスの機能は、前記の対応プロセスと同じであっ てもよいので、詳細な説明については前記のものを参照することができる。組合 せ区画404は、接着剤塗布プロセス(接着剤塗布区画)294と加圧プロセス (加圧区画)406とを含んでいてもよい。 第二吸収性部材供給プロセス402において、連続バックシートウエブ278 は、供給ロール284から送られ、ついで第三接着剤塗布区画286において断 続的線接着剤が塗布される。連続第二吸収性要素ウエブ276は、供給ロール2 82から供給され、ついで切断・間隔区画290によって個別第二吸収性要素2 88に切断される。この個別第二吸収性要素288は、第二間隔Tを含む連続バ ックシートウエブ278の上に備えられ、線接着剤によってその上に固定される 。連続表面シートウエブ274が、供給ロール280から供給される。ついで連 続表面シートウエブ274、及び個別第二吸収性要素288を含む連続バックシ ートウエブ278は、図18に示されているように、組合せ区画404へ別々に 送られる。他方、第一吸収性部材ウエブ266は、第四接着剤塗布区画294に よって螺旋接着剤74が塗布された後、これも組合せ区画404へ送られる。連 続表面シートウエブ274、個別第二吸収性要素288を含む連続バックシート ウエブ278、及び連続第一吸収性部材ウエブ266は、加圧区画406におい て出会う。第一間隔Sと第二間隔Tの少なくとも一部が、図19に示されている ように、加圧区画406において互いに重なり合う。 連続ウエブ274、278、及び266はすべて、横断方向に沿って重なり合 った部分Xにおいて個別ドット72において加圧することによって組合せること ができる。さらには連続表面シートウエブ274、及び連続バックシートウエブ 278は、加圧区画406において接着され、連続複合生理用ナプキンウエブ3 00を作ることができる。このような場合、加圧区画406は第二吸収性部材5 0の周辺部に沿って加熱して、熱接着291を作ることもできる。あるいはまた 第二吸収性部材50の周辺部は、加圧区画406によって圧力だけを加えて接着 させることもできる。連続複合生理用ナプキンウエブ300はついで、切断プロ セス208に送られ、最終形状を有する個別セグメント(すなわち個別複合生理 用ナプキン20)に切断されてもよい。 図21〜23を参照するが、複合生理用ナプキン20の組立てを示すもう1つ の好ましい簡略化プロセスフロー図500がある。図21に示されているように 、複合生理用ナプキン20を製造するためのプロセス500は、次のいくつかの 工程を含んでいてもよい。すなわち第一吸収性部材製造プロセス(第一吸収性部 材製造区画)202、第一ベース部材供給プロセス(第一ベース部材供給区画) 502、組合せプロセス(組合せ区画)504、第二ベース部材供給プロセス( 第二ベース部材供給区画)506、接着プロセス(接着区画)508、及び切断 プロセス(切断区画)208である。第一吸収性部材製造プロセス202は、図 13及び18に記載されているものと大体同じプロセスを含んでいてもよい。例 えば表面シート材料供給プロセス(供給区画)210、第一吸収性要素供給プロ セス(供給区画)212、ラッピングプロセス(ラッピング区画)214、及び 前進プロセス(前進区画)216である。これらのプロセスの機能は、前記の対 応プロセスと同じであってもよいので、詳細な説明については前記のものを参照 することができる。組合せ区画504は、接着剤塗布プロセス(接着剤塗布区画 )294と加圧プロセス(加圧区画)506とを含んでいてもよい。 第一ベース部材供給プロセス502において、ベース部材としての連続表面シ ートウエブ274は、供給ロール280から送られ、ついで第五接着剤塗布区画 510において断続的線接着剤が塗布される。連続第二吸収性要素ウエブ276 は、供給ロール282から供給され、ついで切断・間隔区画512によって個別 第二吸収性要素288に切断される。これには、図13及び18の切断・間隔区 画290に用いられたのと同じ装置を用いることができる。この個別第二吸収性 要素288は、第二間隔Tをあけて連続表面シートウエブ274の上に備えられ 、線接着剤によってその上に固定される。個別第二吸収性要素288を含む連続 表面シートウエブ274は、ついで図21に示されているように加圧区画506 へ送られる。他方、第一吸収性部材ウエブ266は、第四接着剤塗布区画294 によって螺旋接着剤74が塗布された後、これも加圧区画506へ送られる。個 別第二吸収性要素288を含む連続表面シートウエブ274及び連続第一吸収性 部材ウエブ266は、組合せ区画506において出会う。第一間隔Sと第二間隔 Tの少なくとも一部が、図22に示されているように、加圧区画506において 互いに重なり合うように配列される。連続ウエブ274及び266は、横断方向 に沿って重なり合った部分Xにある個別ドット72において加圧することによっ て組合わされ、連続複合ウエブ510を作ることができる。ついで複合ウエブ5 10は、接着区画508に送られる。連続バックシートウエブ278は、供給ロ ール284から供給され、ついで接着区画508に送られる。 加圧区画506の後に、連続複合ウエブ510の連続表面シートウエブ274 及び連続バックシートウエブ278を接着して、接着区画508において連続複 合生理用ナプキンウエブ512を作ることができる。接着区画508は、熱接着 291を作るために第二吸収性部材50の周辺部に沿って加熱することを含んで もよい。あるいはまた第二吸収性部材50の周辺部は、接着区画508によって 圧力だけ、あるいは圧力と熱を加えて接着させることもできる。連続複合生理用 ナプキンウエブ512はついで、切断プロセス208に送られ、最終形状を有す る個別セグメント(すなわち個別複合生理用ナプキン20)に切断されてもよい 。 連続ウエブ220、222、274、276、及び278は、各供給ロール から供給されるが、あるいはまた個別材料が供給されてもよい。図13において 、個別成形フィルム及び個別不織布は、個別表面シートを作るために接着装置2 28の方へ送られてもよい。このような場合、個別吸収性コアが個別表面シート に備えられてもよい。個別表面シートは、個別吸収性コアを包むために折り畳ま れて、個別第一吸収性部材を作ってもよい。個別第一吸収性部材は、組合せ区画 206へ送られてもよい。個別表面シート、個別バックシート、及び個別第二吸 収性部材は、接着区画272の方へ送られて、個別第二吸収性部材を作ってもよ い。この個別第二吸収性部材は、組合せ区画206の方へ送られてもよい。つい で個別第一吸収性部材と個別第二吸収部材が組合わされてもよい。このもう1つ の方法では、切断区画208は不要であることもある。 本発明の特別な実施態様が例証され、記載されたが、様々な他の変更及び修正も 、この発明の精神及び範囲から逸脱することなく行なうことができるのは当業者 には明白であろう。従って、この発明の範囲内にあるこのような変更及び修正は すべて、添付クレームにカバーされるものとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN,YU (72)発明者 町田 健一郎 兵庫県宝塚市中山桜台5−23−1−102 (72)発明者 エトジェン、デイビッド アメリカ合衆国、オハイオ州 45069、ウ エスト・チェスター、オータム・レーン 8224

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第一吸収性部材とベース部材とを備えた複合生理用ナプキンの製造方法 であって、第一吸収性部材が長手方向に延びており第一吸収性要素と体対面側及 びベース部材対面側を有している第一吸収性要素の上に積み重ねられた液体透過 性カバーとを備えており、複合生理用ナプキンが使用された時に第一吸収性部材 が使用者の体に向いているよう第一吸収性部材がベース部材上に積み重ねられて いて、この製造方法は: (a)第一吸収性要素の体対面側が液体透過性カバーに対面しているととも に第一吸収性要素のベース部材対面側が略上方を向いているよう第一吸収性要素 を液体透過性カバー上に設ける工程と、 (b)液体透過性カバーの長手方向側の夫々を第一吸収性要素のベース部材 対面側に向け折り畳むことにより第一吸収性要素を覆い第一吸収性部材を形成す る工程と、 (c)第一吸収性部材を結合区画に向かい前進させる工程と、 (d)ベース部材を結合区画に向かい供給して第一吸収性部材を覆わせる工 程と、そして (e)第一吸収性部材とベース部材と結合して複合生理用ナプキンを形成す る工程と、を備えている。 2.請求項1の製造方法においては、上記設ける工程が液体透過性カバー上 に設けられた第一吸収性要素を加工方向に搬送する工程を含んでいる。 3.請求項2の製造方法においては、上記覆わせる工程が第一吸収性部材を 搬送している加工方向に関する頂部からベース部材を供給する工程を含んでいる 。 4.請求項1の製造方法においては、上記第一吸収性部材を形成する工程が 、連続した液体透過性カバーのウエブの長手方向側の少なくとも1つに沿い接着 剤を適用する工程と、連続した液体透過性カバーの長手方向側の夫々を第一吸収 性要素の側に対面しているベース部材上で相互に重ね合わせるよう長手方向側の 夫々を折り畳む工程と、ベース部材対面側上で接着剤により長手方向側を相互に 取り付ける工程と、を含んでいる。 5.請求項4の製造方法においては、上記覆わせる工程が第一吸収性要素の 取り付けられた長手方向側を覆うようベース部材を配置する工程を含んでいる。 6.請求項1の製造方法においては、ベース部材が液体透過性体対面シート を備えていて、ここにおいて上記覆わせる工程が液体透過性体対面シートを結合 区画に向かい供給する工程を含んでいる。 7.請求項6の製造方法においては、液体不透過性衣類対面シート及びベー ス吸収要素を液体透過性体対面シートに向かい提供する工程をさらに備えている 。 8.請求項1の製造方法においては、ベース部材が、液体透過性体対面シー トと、液体透過性体対面シートに結合された液体不透過性衣類対面シートと、そ して液体透過性体対面シートと液体不透過性衣類対面シートとの間には配置され たベース吸収要素と、を備えていて、上記覆わせる工程が、液体透過性体対面シ ートと液体不透過性衣類対面シートとベース吸収要素とを、液体透過性体対面シ ートが下方を向くよう結合区画に向かい供給する工程を含んでいる。 9.請求項8の製造方法においては、第一吸収性要素が第1の所定の間隔を 創出するよう配置されていて、ベース吸収要素が第2の所定の間隔を創出するよ う配置されており、ここにおいては上記覆わせる工程が第1及び第2の所定の間 隔の夫々の少なくとも一部が重複するよう第一吸収性要素がベース要素に重ねら れる工程を含んでいる。 10.請求項9の製造方法においては、上記複合生理用ナプキンを形成する工 程が第1及び第2の所定の間隔の夫々の重複部分に少なくとも圧力を適用する工 程を含んでいる。
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