JP2000506824A - ウエブ、特に紙ウエブまたは板紙ウエブの巻取方法 - Google Patents

ウエブ、特に紙ウエブまたは板紙ウエブの巻取方法

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Abstract

(57)【要約】 ウエブ、特に紙ウエブまたは板紙ウエブの巻取方法であり、この方法においては、ロール(11)もしくは等価な物と、ロールスプール(13)もしくは等価な物との間にあるニップ(N)にウエブを通して、ウエブ(W)をロールスプール(13)に巻き取る。この方法においては、スプール(13)上に形成されるロール(11)が完成したとき、1つの接着面を有する細長い材料(22)を、ウエブ(W)の走行方向(S)に両端部においてウエブ(W)の固定点(26,27)に固定し、固定点の間の距離は実質的に、固定点(26,27)の間のウエブの長さよりも短い。

Description

【発明の詳細な説明】 ウエブ、特に紙ウエブまたは板紙ウエブの巻取方法 本発明は、ウエブ、特に紙ウエブまたは板紙ウエブの巻取方法に関し、該方法 においては、ロールもしくは等価な物と、ロールスプールもしくは等価な物との 間にあるニップにウエブを通して、ウエブをロールスプールに巻き取る。 抄紙機によって作られた機械リールを、スリッターワインダーによって切断し てコンポーネントウエブにすることがしばしばある。コンポーネントウエブから カスタマーロールまたは商用ロールを作る。スリッターワインダーによって作ら れた商用ロールにおいては、巻き取り後、さらに紙を処理するために、切断部す なわちウエブの終端を、完成したロールに自動的に固定すること、およびウエブ の開始端を新しいロールスプールに固定することが現在では、ますます重要にな っている。これは次の事実に起因する。いまだかってないほど少ない要員でスリ ッターワインダー、ロール交換、ウエブの通し、その他の必要な操作に関する作 業に、これらの要員の作業時間のかなりの部分を費やすため、テープもしくは等 価な物を用いてロールの終端もしくは開始端を手作業で固定するための時間はほ とんどなくなっている。さらに、終端が固定されなかったロールはコンベヤ上で 問題を起こす。さらに、終端が固定されなかったロールは、包装がされる前に、 ゆるんでくる機会がある。 従来技術に関して、フィンランド特許第91054号を参照すると、この特許には 、製造されたウエブを自動的に切断して巻き取る方法と装置が記載されている。 この特許には、ウエブの端部を固定する方法も提案されている。この方法ではウ エブを弱くし、弱くした部分の表側と裏側に、細長い接着材料を付ける。しかし 、この従来技術に係わる方法には、特に厚い紙の等級の場合、層の剥離という問 題がある。すなわち、接着剤で固定したにもかかわらず、紙がロールまたはスプ ールから剥がれる。紙の層が剥離するということは、紙を片側からスプールに接 着剤で固定したにもかかわらず、硬い紙、特に板紙の等級の紙は真っ直ぐになっ て、機械リール上で直線状になり、ウエブの端部から裂けるということを意味す る。この場合、巻取りが完全に失敗するか、もしくはロールの底部に折り返しが でき る。異なる等級の紙を走らせるときに、ウエブを弱くする程度を正確に見つける ことも困難である。 本発明の目的は、従来技術に係わる方法が有する欠点がない方法であって、そ の方法によってウエブの端部をロールとスプールにそれぞれ簡単に、かつ確実に 、そして自動的に固定することができる方法を提供することである。 特に、本発明の目的は、ロールの交換のためにスリッターワインダーが速度を 落として停止したときに、スリッターワインダーに使用すると適している方法を 作ることである。 本発明による方法は、以下のことを主たる特徴とする。すなわち、スプール上 に形成されるロールが完成したとき、1つの接着面を有する細長い材料のウエブ の走行方向を横切る向きの両端部をウエブの固定点に固定する。このとき、細長 い材料の両端部は、ウエブの走行方向における両固定点間の距離がウエブの走行 方向における細長い材料の長さより短くなるようにウエブ上の固定点に位置する ようにする。 本発明によれば、1つの接着面を有する細長い材料はウエブの面に固定され、 この細長い材料の、ウエブの走行方向における長さは、固定点の間の距離よりも 大きい。そして、ウエブは、固定点の間の適切なところで切断される。この後、 1つの接着面を有する細長い材料を切断して、その一方の断片がウエブの終端を 、完成したロールに固定し、他方の断片がウエブの開始端を、新しいロールスプ ールもしくは等価な物に固定する。 本発明によると、スリッターワインダーをロール交換のために停止させ、1つ の接着面を有する細長い材料、好ましくは片面テープを、ウエブの表面の、互い に離れた2つの領域に固定する。この後、ウエブを、テープの固定点の間で切断 する。ウエブの走行方向におけるテープの長さは、固定点の間の距離よりも長い ため、「未使用の」テープが、切断されたウエブの端部の間にある。このテープ の一部は、ロールの末端部分をロールに固定するために使われ、残りの部分は、 ウエブをロールスプールに固定するために、それぞれ使われる。 本発明の1つの実施例においては、ロールの末端部分を固定する点と、ウエブ をスプールに固定する点との間の切断を予定している点においてテープをあらか じめ弱くしておく。 本発明の方法による固定は確実である。なぜならば、固定が、切断領域を越え たところで行われ、そのため、層が剥離する危険を十分に除去するからである。 以下において、添付の図面中に示す図を参照しながら本発明を詳細に説明する が、本発明はこれらの詳細図に完全に限定されるというわけではない。 第1図は、本発明の方法における段階のうち、ウエブの切断とテープの固定の ためにスリッターワインダーを停止した段階の概略図である。 第2図は、本発明の方法における段階のうち、ウエブを切断する段階の概略図 である。 第3図は、本発明の方法における段階のうち、ウエブが切断されてテープがウ エブの終了部と開始部との間に固定されている段階の概略図である。 第4A図は、テープを切断して、そのテープを、完成したロールの表面に固定す る実施例の概略図である。 第4B図は、テープを切断して、そのテープを、完成したロールの表面に固定す る第2の実施例の概略図である。 第5図は、本発明の方法における段階のうち、テープの一方の断片がウエブの 終了部を、完成したロールの表面に固定し、テープの他方の断片がウエブの開始 部を新しいロールスプールに固定する段階の概略図である。 第1図によると、ウエブWはロール11もしくは等価な物の上を通ってロールス プール13上に巻き取られて、ロールスプール13の周りにロール12を形成する。巻 取りは、ロール11と紙ロール12との間にあるニップNを通して行われる。第1図 の状況では、ウエブWは、ウエブW切断およびテープ固定装置23の上部および下 部保持部材24,25の間に停止している。ウエブWに固定すべきテープ、もしくは 一つの接着面を有する細長い材料を参照符号22で示し、ウエブW切断ブレードを 参照符号21で示す。第1図からわかるように、テープ22は曲状もしくは等価な形 状に曲げられているため、テープ22の長さY(第3図)は、テープ22固定点26,2 7の間にあるウエブ部分の長さよりも長い。 第2図からわかるように、テープ22の端部を点26,27でウエブWの表面に固定 した後、ウエブ21は、固定点の間で切断される。 第3図に示すように、この後、ウエブはS方向に移動し、この結果、テープ22 は固定点の間でピンと張られて真っ直ぐになる。接着面は、その下面が図の方向 を向くように位置している。 第4A図に示す実施例によると、次の段階では、テープがロール11とロール12と の間のニップNに近づくと、ニップが開き、すなわち、ロール12が、ロール11と のニップ接触から離れる。そして、テープがロール11とロール12との間にあると きにテープを、ブレード31を用いて切断し、テープ22の第1の断片22Aをロール の表面上を案内し、押圧部材32によって22Aをロール21の表面に押し付ける。こ うしてウエブの終了端を固定する。 第4B図に示す実施例では、一例としてテープ22に、弱くした部分を設ける。こ の結果、ウエブWをピンと張ったとき、テープ22は、弱くしたところで切断され る。この後、行うべき操作は、第4A図に示すものと同じである。 第5図からわかるように、テープの一方の断片22AがウエブWの終了部を、完 成したカスタマーロールに固定した後に、テープ22の他方の断片22Bが新しいロ ールスプール13Bに固定される。そして、この後、ロール11とスプール13Bとの間 のニップNを通して新しいロールスプール13B上へウエブWの巻取りが続いて行 われる。スプール13B上に形成されるロールが所定の大きさになった後に、本発 明による方法の各段階が、第1図から始めて実行される。 以上、本発明を、1つの好適な実施例のみを参照して説明したが、本発明は、 この実施例に示される詳細に完全に限定されるというわけではない。 多くの変形および修正が、以下に示す特許請求の範囲によって規定される発明 の範囲内で可能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ロール(11)もしくは等価な物と、ロールスプール(13)もしくは等価な物との 間にあるニップ(N)にウエブを通して、該ウエブ(W)を前記ロールスプール(13)に 巻き取る、ウエブ、特に紙ウエブまたは板紙ウエブの巻取方法において、該方法 は、 前記スプール(13)上に形成される前記ロール(11)が完成したとき、1つの接着 面を有する細長い材料(22)の前記ウエブ(W)の走行方向(S)を横切る向きの両端部 を前記ウエブ(W)の固定点(26,27)に固定し、 このとき、前記細長い材料(22)の両端部は、前記ウエブ(W)の走行方向(S)にお ける両固定点(26,27)間の距離(X)が前記ウエブ(W)の走行方向(S)における前記細 長い材料(22)の長さ(Y)よりも短くなるように前記ウエブ(W)上の固定点(26,27) に位置するようにすることを特徴とするウエブ、特に紙ウエブまたは板紙ウエブ の巻取方法。 2.請求の範囲第1項に記載の巻取方法において、前記ウエブ(W)を固定点(26,2 7)の間で切断することを特徴とするウエブ、特に紙ウエブまたは板紙ウエブの巻 取方法。 3.請求の範囲第1項または第2項に記載の巻取方法において、前記1つの接着 面を有する細長い材料(22)を切断し、該切断された細長い材料(22)の一方の断片 (22A)を、前記完成したロール(12)上にある前記ウエブ(W)の終了部に固定し、該 断片は、該ウエブ(W)の終了部を前記完成したロール(12)の表面に固定し、 前記細長い材料(22)の他方の断片(22B)を前記ウエブ(W)の開始端に固定し、該 断片は、新しいロールの巻取りを開始するために、前記ウエブ(W)を新しいロー ルスプール(13B)上に固定することを特徴とするウエブ、特に紙ウエブまたは板 紙ウエブの巻取方法。 4.請求の範囲第3項に記載の巻取方法において、前記細長い材料(22)を、ブレ ード(31)を用いて切断することを特徴とするウエブ、特に紙ウエブまたは板紙ウ エブの巻取方法。 5.請求の範囲第3項に記載の巻取方法において、前記細長い材料(22)に、弱く した部分、好ましくは穴を開けられた部分を設け、前記ウエブ(W)と前記細長い 材料(22)とをピンと張ることにより、該部分から前記細長い材料(22)を切断する ことを特徴とするウエブ、特に紙ウエブまたは板紙ウエブの巻取方法。 6.請求の範囲第1項から第5項までのいずれかに記載の巻取方法において、前 記完成したロール(12)の表面に固定される前記断片(22A)を、押圧部材(32)もし くは等価な物を用いて押し付けて前記ロールの表面に接触させることを特徴とす るウエブ、特に紙ウエブまたは板紙ウエブの巻取方法。
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