JP2000506009A - 5―ht2受容体、特に5―ht2a受容体のモデュレーターに対する個体の応答の評価 - Google Patents

5―ht2受容体、特に5―ht2a受容体のモデュレーターに対する個体の応答の評価

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Abstract

(57)【要約】 5−HT2モデュレーターで治療できる症状を患う対象において、該対象が5−HT2モデュレーターを用いる治療に対して応答するかしないかの見込みを評価するときに用いる方法であって、この方法は該対象から得た生物学的サンプルにおける5−HT2A遺伝子のTyr452および/またはHis452対立遺伝子をコードするDNAの存在または不存在を検出することからなる。

Description

【発明の詳細な説明】 5−HT2受容体、特に5−HT2A受容体のモデュレーターに対する 個体の応答の評価 本発明は5−HT2受容体、とりわけ5−HT2A受容体と相互作用する治療薬 、特にクロザピンのごとき神経弛緩薬に対する個体の応答を評価する方法に関す る。 精神分裂病は、その原因の理解およびその徴候の調節がなされつつあるが、現 在のところ治療法のない、手のつけられない精神病である。一般に、罹患の年齢 は青年期後期であり、予測性に欠ける一生涯の病である。分裂病を患う対象は正 の徴候、例えば妄想および幻覚、および/または最終的に社会的衰退および自殺 に至る、引きこもり、孤独および意気沮喪のごとき消極的症状を呈する。英国で は一時約600000人の分裂病患者がおり、その医療予算全体の約1.6%を 占めると報告されている。これらの費用のほとんどは薬物ではなく、共同体およ び病院にかかる費用である。従って、効果的な薬物治療をさらに進めることで、 かなり経済的に節約できる可能性がある。(British Journal of Psychiatry,165 (補25):18-21(1994))。 1950年代以来、抗神経薬(神経弛緩薬)が利用でき、程度の差はあるが、精神 分裂病の正の徴候を治療するのに用いられている。しかしながら、これらの薬物 (「典型的な」神経弛緩薬)の大部分は精神分裂病の負の徴候にはほとんど効果が なく、さらには多くの副作用があり、その最大の問題が錐体外路副作用(eps )として公知の運動障害である。典型的な神経弛緩薬の例としてはハロペリドー ル(haloperidol)およびスルピリド(sulpride)が挙げられる。英国では90 %以上の患者がかかる伝統的な抗精神病薬の治療を受けているが、患者の30% は応答しない。典型的な抗精神病薬の治療上の効果は主にドーパミンD2受容体 の遮断により発揮されると考えられる:しかしながらこのメカニズムは錐体外路 副作用にも寄与すると考えられる。 さらに最近、効果が増強されたが、副作用は少ない第二世代の抗精神病薬、い わゆる「異型的な」神経弛緩薬が開発された。これらの化合物は典型的な神経弛 緩薬 よりもD2受容体に対する親和性が低いようであるが、これらはまた別の受容体 、例えばドーパミンD4受容体およびセロトニン受容体、特にセロトニン5−H T2Aおよび5−HT2C受容体と相互作用する。異型的な神経弛緩薬は精神分裂病 の正の徴候および負の徴候の両方を改善し、実質的にepsを引き起こさないと いう利点がある。この型の薬物の一例としてはクロザピン(clozapine)が挙げ られる。しかしながら、これは好中球減少症を生み出す傾向があり、費用がかか るという点で論議をよび、その使用は非常に限定されている;従って、その他の 精神弛緩薬に応答しない対象の精神分裂病の治療に制限されている。加えて、ク ロザピンを用いる治療にさえ抵抗する一定割合の患者もいる。従って、最も効果 的であろうと思われるこれらの患者を予測する助けとなる試験は、臨床上の決定 を下す手段として価値がある。 「異型的な」神経弛緩薬のさらなる例として、リスペリドン(risperidone)、 オランザピン(olanzapine)、セロクエル(seroquel)、セルチンドール(sertindol e)およびジプラシドン(ziprasidone)が挙げられる;これらは全てドーパミン D2および5−HT2A受容体の両方のアンタゴニストである。 一旦精神分裂病と診断されると、できるだけ速やかに最適な治療を選別して受 けるのが望ましいことは明らかである。現在、神経弛緩薬を用いる治療では患者 が薬物治療に応答するかどうかを決定する優れた方法はないので殆どが試行錯誤 である。従って患者は種々の抗精神薬に応答しないことが明確になるまで、種々 の抗精神薬を用いていくつかの治療法を行うことになる。これらの薬物の副作用 を鑑みれば、治療に全く応答しない患者(非応答者)にその薬物を投与するのを 避けるというのは非常に利のあることである;クロザピンの場合、その周知の毒 性に鑑みて、このことは特に重要である。さらに、疾患の長期治療の成果は、患 者が一つまたはそれ以上の不適当な薬物を投与された後よりむしろ、発病時に最 も効果的な薬物治療を受けた場合に改善されることが一般にわかっている。従っ て薬物治療により応答しそうな患者を見出す手段が有利であろう。 最近、5−HT2A受容体をコードするヒトセロトニン受容体遺伝子が2個の対 立遺伝子、His452およびTyr452を有してなるコーディング突然変異 体H is452Tyrを呈することがわかり、これは一般集団で各々91%および9 %の頻度で発生し、16.4%の異型接合性が観察されることがわかった。これ らの対立遺伝子は3種の異なる遺伝子型、His452/His452;His 452/Tyr452およびTyr452/Tyr452を生じる(Lancet,346( 8979):908-909(1995年9月30日))。しかしながら、これらの変種と一群の精 神分裂病患者の中でのクロザピンに対する応答との関連性については報告されて いない。 この度、意外にも、精神分裂病と診断されてクロザピン治療を受けた患者の集 団において、クロザピン治療に応答する患者(以下、「応答者」という)とかか る治療に応答しない患者(以下、「非応答者」という)の間の対立遺伝子His 452およびTyr452の分布は、一般集団における分布とは有意に異なるこ とが見出された。とりわけTyr452対立遺伝子に関して同型接合体と見出さ れた非応答者の割合は、一般的な集団におけるこの遺伝子型の頻度から予期され るものよりも高かった。しかしながら、His452に関して同型接合体である とわかっている患者または異型接合体の患者の中でも、応答者および非応答者間 の割合には有意な差はなかった。このようにTyr452対立遺伝子に関する同 型接合体およびクロザピン治療に応答しなかった患者との間に相関性があった。 従って、この対立遺伝子変異は、どの患者がクロザピンを用いる治療にほとんど 応答しそうにないかを予想するのに利用できる。 従って、本発明は、対象がクロザピン治療に応答しないかどうかの可能性を該 対象において評価するのに用いる方法であって、該対象において5−HT2A遺伝 子のTyr452対立遺伝子および/またはHis452対立遺伝子をコードす るDNAの存在を検出することからなる方法を提供する。 本発明はまた、より一般には、対象が5−HT2受容体、とりわけ5−HT2A 受容体で作用する治療薬に応答しそうかまたはそうでないかを評価するのに用い ることができる。これらの受容体で作用する化合物を、以下、5−HT2および 5−HT2Aモデュレーターという。かかる化合物は典型的および異型的の両方の 神経弛緩薬を包含する。 従って本発明は、対象が5−HT2モデュレーターを用いる治療に応答するか ま たは応答しないかを評価するのに用いる方法であって、該対象において5−HT2A 遺伝子のTyr452対立遺伝子および/またはHis452対立遺伝子につ いて試験し、その対立遺伝子を有してなるDNAの有無を検出することからなる 方法を提供する。 好ましくは、この方法を5−HT2Aモデュレーターに応答するかまたはしない かの可能性を評価するのに用いる。5−HT2および5−HT2Aモデュレーター はこれらの受容体でのアゴニストおよびアンタゴニストを包含する。かかる化合 物は種々の治療上の効果を発揮する。かくして、例えば、5−HT2Aアンタゴニ ストは精神分裂病、うつ病、躁うつ病、強迫障害、パニック障害、心的外傷後ス トレス障害、広汎性不安障害、食欲不振および病的飢餓のごとき食事障害、快感 消失症、性的機能不全、月経前症候群、片頭痛、癲癇、アルツハイマー病、睡眠 障害、コカイン、エタノール、ニコチンおよびベンゾジアゼピン類のごとき薬物 乱用による禁断症状、薬物例えばコカイン渇望、ならびに水頭症のごとき脊髄外 傷および/または頭部損傷に関連する障害のごときCNS障害の治療において使 用できる可能性がある。 とりわけ好ましい態様において、本発明は精神分裂病を患っていると診断され た対象において、該対象が神経弛緩薬に対して応答するかしないかの可能性を評 価するのに用いる方法であって、該対象において5−HT2A遺伝子のTyr45 2対立遺伝子および/またはHis452対立遺伝子について試験し、その対立 遺伝子を有してなるDNAの有無を検出することからなる方法を提供する。神経 弛緩薬は5−HT2受容体モデュレーター、とりわけ5−HT2A受容体モデュレ ーターであるのが好ましい。神経弛緩薬はクロザピン、リスペリドン、オランザ ピン、セロクエル、セルチンドールまたはジプラシドンのごとき「異型的」神経 弛緩薬であるのが都合よい。最も好ましくは神経弛緩薬はクロザピンである。好 ましくは、この方法を用い、応答しない可能性を評価する。クロザピンの場合、 5−HT2ATyr452単独での存在は、すなわち対象がTyr452対立遺伝 子に関して同型接合体である場合、対象がこの薬物を用いる治療にあまり応答し そうにない(すなわち応答する可能性が低い)ことを示している。本明細書にお いて「確率が低い」とは応答の可能性が「通常」の応答率、すなわち精神分裂病 の患者の無作為の群で観察さ れる応答率よりも低いことを意味する。 前記したような症状、とりわけ精神分裂病の治療において、本発明の方法は応 答者および非応答者の正確なまたは絶対的な同定ができるわけではないが、応答 の程度または可能性が示され、本発明を医者が臨床判断を下す助けおよび指標に 用いることができることはもちろん当業者に理解されよう。 精神分裂病治療の分野において、本明細書において使用する「応答者」および 「非応答者」なる用語が当業界で周知であることも当業者には理解されよう。臨 床においてクロザピンのごとき神経弛緩薬に対する応答の程度は、G1obal Asses sment Scale(GAS)またはBrief Psychiatric Rating Scale(BPRS)の ごとき十分に確立された評価尺度に準じて通常評価される。 さらなる態様において、本発明は、5−HT2モデュレーターで治療できる症 状を患っている対象が5−HT2モデュレーターを用いる治療に応答するかしな いかを評価する方法であって: (i)該対象から得たDNAを含有するサンプルにおいて5−HT2A遺伝子のT yr452および/またはHis452対立遺伝子をコードするDNAの有無に ついて試験し;および (ii)その結果を、Tyr452および/またはHis452対立遺伝子の 分布と該症状を患っている対象の集団から得た該5−HT2モデュレーターに対 する応答との所定の相関性と比較する; ことからなる方法を提供する。 工程(ii)で用いる所定の相関性については以下の一連の工程: 特定の症状を患うと診断された対象の集団またはコホートを選別すること; 該コホートを特定の5−HT2(例えば5−HT2A)モデュレーターで治療す ること; 該治療の成果をモニター観察し、該治療に対する応答者および非応答者を同定 すること; DNAを含有する生物学的サンプルを該コホートから採取し、5−HT2A遺伝 子のTyr452および/またはHis452対立遺伝子の存在または不存在に 関し てこのサンプルを試験すること; 応答者および非応答者間の対立遺伝子の分布を分析すること; 該症状を患っていない対象の一群の対照における対立遺伝子の分布と比較する こと; 統計分析を行い、Tyr452および/またはHis452対立遺伝子の存在 または不存在と治療に対する応答との間に統計的に有意な関係があるかどうかを 決定すること から得ることができる。 本発明は、このようにまた、5−HT2(例えば5−HT2A)モデュレーター で治療できる症状を患っている対象が特定の5−HT2モデュレーターを用いる 治療に応答するか応答しないかを評価する方法であって、 (i)5−HT2モデュレーターでの治療を必要とする特定の症状を患ってい る対象の集団における5−HT2ATyr452および5−HT2AHis452対 立遺伝子の分布と観察された該モデュレーターに対する臨床上の応答とを相関さ せ; (ii)該対象から得たDNAを含有するサンプル中の5−HT2A遺伝子のTy r452および/またはHis452対立遺伝子をコードするDNAの有無につ いて試験し;および (iii)(ii)で得られた結果をTyr452および/またはHis45 2対立遺伝子の分布と(i)で得られた該5−HT2モデュレーターに対する応 答との相関性と比較する; ことからなる方法を提供する。 工程(i)自体はDNAを含有する生物学的サンプルを対象から採取すること 、および対立遺伝子の存在または不存在に関してサンプルを試験することからな る。例えばクロザピンの場合のように、(i)の相関性が周知であるとき、その 方法は工程(ii)および(iii)だけからなる。 もう一つ別の態様において、本発明は、対象が5−HT2(例えば5−HT2A )モデュレーターを用いる治療に応答しそうか応答しそうにないかを評価するた めの モデルを作る方法であって、 (i)5−HT2モデュレーター(例えばクロザピン)で治療できる特定の症 状(例えば精神分裂病)を患っていると診断された患者のコホートを該5−HT2 モデュレーターで治療し; (ii)治療の成果を評価し、所定の診断基準に従って応答者および非応答者 を決定し; (iii)(i)における患者のコホートからDNAサンプルを得; (iv)該症状を患っていないと診断された対象の一群の対照からDNAサン プルを得; (v)(iii)および(iv)で得たサンプルを分析してこれらが5−HT2A 遺伝子のTyr452対立遺伝子もしくはHis452対立遺伝子またはその 両方の対立遺伝子をコードするかどうかを同定し; (vi)(iii)で得た応答者および非応答者のサンプル中のTyr452 およびHis452対立遺伝子の分布を算出し; (vii)(vi)で得たサンプル中のTyr452およびHis452対立 遺伝子の分布を算出し; (viii)(vi)および(vii)で得た分布を比較し; (ix)(vi)で得た分布を応答者および非応答者の間で比較し; (x)(viii)および(ix)の結果に関して統訃的に分析し、対象がT yr452および/またはHis452対立遺伝子を有するかどうかに基づいて 、該5−HT2モデュレーターを用いた治療に対して応答する可能性を評価する ためのモデルを作る; ことからなる方法を提供する。 本発明はまた5−HT2(例えば5−HT2c)モデュレーターで治療できる症 状を患っている対象が特定の5−HT2モデュレーターを用いる治療に対して応 答するか応答しないかを評価する方法であって、該対象の遺伝子型を前記のモデ ルと比較することからなる方法を提供する。 前記のいずれの方法も一つまたはそれ以上の工程をコンピューター制御システ ム により行うことができることは明らかであろう。従って、例えば一旦生物学的サ ンプルを得ればコンピューター制御自動装置システムにより遺伝子型決定を行う ことができる。コンピューター制御システムは評価される対象と所定の相関性ま たはモデルとを比較するように構築することもできる。コンピューター制御シス テムはまた比較の結果に応じて正または負のいずれかの読み取りも得られるよう に構築することもできる。従って本発明は、かかるコンピューター制御システム またはコンピューター実行方法にまで及ぶものである。 Tyr452および/またはHis452対立遺伝子について試験し、その対 立遺伝子をコードするDNAの存在を検出する工程は、当業者に周知の技術のご とき適当な任意の手段により直接的または間接的に実施できる。好ましくはエク ソビボで実施する。すべての工程は通常対象からDNAを含有する生物学的素材 のサンプルを回収し、次いでそのサンプルから対象がどの対立遺伝子を有するか を検出する工程を包含する。例えば、検出工程は対象からDNAを含有する生物 学的サンプルを回収し、次いで生物学的サンプル中のTyr452および/また はHis452対立遺伝子を有してなるDNAの存在を決定することにより実施 できる。組織サンプルおよび血液サンプルを含め、その対象のDNAを含有する いずれの生物学的サンプルを用いることができる。血液細胞がとりわけ都合の良 い供給源である。Tyr452および/またはHis452対立遺伝子を有して なるDNAの存在の決定は、適当な検出可能な基で標識したオリゴヌクレオチド プローブを用いて;ポリメラーゼ連鎖反応またはリガーゼ連鎖反応(増幅産物を 次いで標識オリゴヌクレオチドプローブにより検出できる増幅応答)のごとき増 幅応答により、または制限酵素断片長多型(RLFP)を検出する制限ヌクレア ーゼ消化および電気泳動分離により決定できる。さらには、検出工程は対象がT yr452またはHis452対立遺伝子をコードする遺伝子について異型接合 的であるかまたは同型接合的であるかを検出する工程を有していてもよい。多く の異なるオリゴヌクレオチドプローブアッセイフォーマットが周知であり、これ を本発明を実施するために用いることができる。 検出工程を直接的または間接的に実施できることは容易に理解されよう。従っ て、 例えば、前記したいずれの技術もTyr452対立遺伝子またはHis452対 立遺伝子のどちらかを検出するために用いることができる。対象中にTyr45 2対立遺伝子のみが検出される場合、対象は対立遺伝子Tyr452について同 型接合的であると決定される;しかし対象中にHis452対立遺伝子が単独で かまたは対立遺伝子Tyr452に加えて検出される場合、対象はHis452 について同型接合的であるかまたは異型接合的のどちらかであると決定される。 本発明は精神分裂病を患っている患者の臨床上の管理を改善できる点で有用で ある。治療に先立ってクロザピンのごとき神経弛緩薬に応答しそうにない対象を 同定することにより、関連する副作用および経費を伴うかかる薬物の不必要で利 益のない投与を避けることができ、代わりに適当な治療形態を選択できる。従っ て本発明は治療過程においてできるだけ早く最適な治療法を提示するという点で 患者に直接的な利益を提供し、健全な経済という点でより広範な利益を提供する 。 従って、さらなる具体例において、本発明は5−HT2モデュレーターでの治 療を要する症状の治療方法であって、 (i)該症状を患っている対象から得たDNAを含有する生物学的材料のサンプ ル中の対立遺伝子Tyr452および/またはHis452を有してなるDNA について試験し;および (ii)His452対立遺伝子を単独でまたはTyr452対立遺伝子の存 在下で有してなるDNAがサンプル中に存在する場合、該対象を5−HT2モデ ュュレーターで治療する; ことからなる方法を提供する。 症状は精神分裂病であることが好ましい。5−HT2モデュレーターはクロザ ピンのごとき神経弛緩薬であるのが好ましい。 加えて本発明は神経弛緩薬のごとき5−HT2モデュレーターを用いる臨床試 験を効果的で効率よく設計できるようにする点で有用である。従って2種または それ以上の神経弛緩薬を用いる比較試験において、いずれかまたは全ての薬物に 応答しそうにない患者を排除することができる。 Tye452対立遺伝子の存在が、精神分裂病が発病する確率または危険性が 高 くなることに関連すると考えられる。このように、かかる対立遺伝子の存在は、 所定の対象が精神分裂病を発病する可能性を評価するのに予後的に用いることが できる。従って本発明はまた対象の精神分裂病が発病しそうかどうかを評価する のに用いる方法であって、該対象において5−HT2A遺伝子のTyr452対立 遺伝子および/またはHis452対立遺伝予について試験し、その対立遺伝子 を有してなるDNAの有無を検出することからなる方法を提供する。 さらなる態様において、本発明は本発明の方法に用いるのに適したアッセイで あって、生物学的サンプル中の対立遺伝子Tyr452および/または対立遺伝 子His452をコードするDNAの存在を検出する手段からなるアッセイを提 供する。 本発明はまた、本発明の方法に用いるのに適したキットであって、 (a)ヒトDNAサンプル中の対立遺伝子Tyr452および/またはHis 452をコードするDNAの有無について試験する手段と; (b)検出方法いおいて用いる試薬と; からなるキットを提供する。 試験手段は標識プローブまたは制限酵素を包含するのが好ましい。試薬は例え ば希釈剤、洗浄液および調節溶液を包含する。 さらなる態様において本発明はヒト5−HT2ATyr452および/またはH is452対立遺伝子をコードするDNAを発現するセルラインを提供する。好 ましくは、セルラインはヒト5−HT2ATyr452対立遺伝子をコードするD NAを発現する。かかるセルラインは周知の組換え技術および方法を用いて得る ことができる。 なおさらなる態様において、本発明はまたTyr452対立遺伝子を含有する ヒト5−HT2A遺伝子を発現するトランスジェニック動物、とりわけマウスのご ときトランスジェニック哺乳動物をも提供する。かかるトランスジェニック動物 を用いてクロザピンのごとき現在使用されている神経弛緩薬に応答しない患者に 有効であるかもしれない新規抗精神薬をスクリーニングし、同定することができ る。遺伝子操作の分野において標準的な方法を用いてh5−HT2A遺伝子のTy r452対立遺伝子変異に関して同型接合体であるトランスジェニック動物を得 ることができる。実施例 方法 精神分裂病(DSM III)を患っていると診断され、クロザピン治療を受 けている個体から得た血液サンプルを用いて、His452Tyr多型に関する 遺伝子型決定を行った。またクロザピン治療に対する応答に関して個体をまた別 に評価した;6週間の治療の後、GASにおいて<20点、またはBPRSにお いて<20%の低下をみたものを応答しないと定義する。結果は以下の表に示す ように相関した。His452Tyr多型の検出 Eddmanらに記載される方法(Human Genetics,ref 97(5):614-619(1996))を 以下のようなPCR条件に変更した: ゲノムDNA100ng、各プライマー10ピコモル、50mM KCl、10 nM Tris−HCl、2.0mM MgCl2、0.01%ゼラチン、200 μM dNTPおよび1U Taq DNAポリメラーゼを含有する25μlの容 量で標準的なPCRを実施した。 プライマー: 5’−CAAAGCAAGATGCCAAGACA−3’ 5’−GGCATACAGATATGATCGTTGG−3’ PCRプログラム: 95℃で1分、続いて95℃で45秒の35サイクル、58℃で45秒、72℃ で45秒、最後に72℃で10分の延長工程。 対立遺伝子検出: PCR産生物を37℃で最低2時間、Bbvlで消化し(PCR産生物15μl 、1OX RE緩衝液2μl、H2O2μl、BbvI 1μl(10単位))、 消化産物を70vで3時間、3%アガロースゲルを走らせた。 PCR産生物:248塩基対 対立遺伝子His452:180塩基対および68塩基対の2個のフラグメント に消化した 対立遺伝子Tyr452:切断しない(248塩基対)。結果 His452Tyr多型の5−HT2a受容体遺伝子およびクロザピン分析 遺伝子型頻度:x2=2.84 p=0.24 対立遺伝子頻度:x2=1.92 p=0.16
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN,YU (72)発明者 コリアー,デイビッド イギリス、エスイー5・8エイエフ、ロン ドン、デンマーク・ヒル、デ・クレスピグ ニー・パーク、ザ・モードスリー・インス ティテュート・オブ・サイカイアトリー、 インスティテュート・オブ・サイカイアト リー (72)発明者 ロバーツ,ギャレス・ウィン イギリス、シーエム19・5エイダブリュ ー、エセックス、ハーロウ、サード・アベ ニュー、ニュー・フロンティアーズ・サイ エンス・パーク・サウス、スミスクライ ン・ビーチャム・ファーマシューティカル ズ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.5−HT2モデュレーターで治療できる症状を患っている対象において、 該対象が5−HT2モデュレーターを用いる治療に応答するか応答しないかの可 能性を評価するのに用いる方法であって、該対象から得た生物学的サンプル中の 5−HT2A遺伝子のTyr452および/またはHis452対立遺伝子をコー ドするDNAの有無を検出することからなる方法。 2.5−HT2モデュレーターが5−HT2A受容体で作用する請求項1に記載 の方法。 3.5−HT2モデュレーターが5−HT2受容体でのアンタゴニストである請 求項1または2に記載の方法。 4.症状が精神分裂病である請求項1〜3のいずれか1つに記載の方法。 5.5−HT2モデュレーターが神経弛緩薬である請求項1〜4のいずれか1 つに記載の方法。 6.神経弛緩薬が異型的である請求項5に記載の方法。 7.神経弛緩薬がクロザピンである請求項6に記載の方法。 8.神経弛緩薬がリスペルドンである請求項6に記載の方法。 9.神経弛緩薬がオランザピン、セロクエル、セルチンドールおよびジプラシ ドンから選択される請求項6に記載の方法。 10.5−HT2モデュレーターで治療できる症状を患っている対象が5−HT2 モデュレーターを用いる治療に応答するかしないかを評価する方法であって: (i)該対象から得たDNAを含有するサンプル中の5−HT2A遺伝子のTy r452および/またはHis452対立遺伝子をコードするDNAの有無につ いて試験し;および (ii)その結果を、Tyr452および/またはHis452対立遺伝子の 分布と該症状を患っている対象の集団から得た該5−HT2モデュレーターに対 する応答との相関性と比較する; ことからなる評価方法。 11. (i)5−HT2モデュレーターでの治療を必要とする特定の症状を患ってい る対象の集団におけるTyr452およびHis452対立遺伝子の分布と、観 察された該モデュレーターに対する臨床上の応答とを相関させ; (ii)該対象から得たDNAを含有するサンプル中の5−HT2A遺伝子のT yr452および/またはHis452対立遺伝子をコードするDNAの有無に ついて試験し;および (iii)(ii)で得られた結果をTyr452および/またはHis45 2対立遺伝子の分布と該症状を患っている対象の集団について(i)で得られた 該5−HT2モデュレーターに対する応答との相関性と比較する; ことからなる請求項10に記載の方法。 12.対象が5HT2モデュレーターを用いる治療に応答しそうか応答しそう にないかを評価するためのモデルを得る方法であって、 (i)5HT2モデュレーターで治療できる特定の症状を患っていると診断さ れた患者のコホートを該5HT2モデュレーターで治療し; (ii)治療の成果を評価し、所定の診断基準に従って応答者および非応答者 を決定し; (iii)(i)における患者のコホートからDNAサンプルを得; (iv)該症状を患っていないと診断された対象の一群の対照からDNAサン プルを得; (v)(iii)および(iv)で得たサンプルを分析してこれらが5−HT2A 遺伝子のTyr452対立遺伝子もしくはHis452対立遺伝子またはその 両方の対立遺伝子をコードするかどうかを同定し; (vi)(iii)で得た応答者および非応答者のサンプル中のTyr452 およびHis452対立遺伝子の分布を算出し; (vii)(vi)で得たサンプル中のTyr452およびHis452対立 遺伝子の分布を算出し; (viii)(vi)および(vii)で得た分布を比較し; (ix)(vi)で得た分布を応答者および非応答者の間で比較し; (x)(viii)および(ix)の結果に関して統計的に分析し、対象が5 −HT2A遺伝子のTyr452および/またはHis452対立遺伝子を有する かどうかに基づいて、該5−HT2モデュレーターを用いた治療に対して応答す る可能性を評価するためのモデルを得る; ことからなる方法。 13.5−HT2モデュレーターで治療できる症状を患っている対象が特定の 5−HT2モデュレーターを用いる治療に対して応答するかどうかを評価する方 法であって、該対象の遺伝子型を請求項12に記載のモデルと比較することから なる方法。 14.少なくとも一つの工程をコンピューター制御システムにより行う請求項 10〜13のいずれか1つに記載の方法。 15.Tyr452対立遺伝子を検出するように構築した請求項10、11、 13または14のいずれか1つに記載の方法。 16.Tyr452対立遺伝子を検出することが該5−HT2モデュレーター を用いる治療に対して応答する可能性が小さいことを示している請求項1〜15 のいずれか1つに記載の方法。 17.症状が精神分裂病である請求項10〜16のいずれか1つに記載の方法 。 18.5−HT2モデュレーターが神経弛緩薬である請求項10〜17のいず れか1つに記載の方法。 19.対象の精神分裂病が発病しそうかどうかを評価するのに用いる方法であ って、該対象における5−HT2A遺伝子のTyr452対立遺伝子および/また はHis452対立遺伝子について試験し、その対立遺伝子を有してなるDNA の有無を検出することからなる方法。 20.5−HT2A遺伝子のヒト5−HT2ATyr452および/またはHis 452対立遺伝子をコードするDNAを発現するセルライン。 21.生物学的サンプル中のTyr452および/またはHis452対立遺 伝 子を有してなるDNAの有無を決定するための手段からなるアッセイ。 22.対象の5−HT2モデュレーターに対する応答の評価にて用いるのに適 したキットであって、 (a)ヒトDNAのサンプル中のTyr452および/またはHis452対 立遺伝子をコードするDNAの有無について試験するための手段と; (b)検出方法において使用する試薬と; からなるキット。 23.Tyr452対立遺伝子を有してなるヒト5−HT2A遺伝子を発現する トランスジェニック哺乳動物。 24.His452対立遺伝子を有してなるヒト5−HT2A遺伝子を発現する トランスジェニック哺乳動物。 25.抗精神薬活性に関する化合物のスクリーニングにおける請求項23また は24に記載のトランスジェニック哺乳動物の使用。
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