JP2000505861A - 内燃機関用のスロットル装置 - Google Patents

内燃機関用のスロットル装置

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    • F02D11/10Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type

Abstract

(57)【要約】 特に自動車における、内燃機関用のスロットル装置であって、スロットルケーシング(11)に旋回可能に支承されたスロットル弁軸(16)に回動不能に位置するスロットル弁(15)と、スロットル弁軸(16)を第1のストッパ(31)を介して回転させる、アクセルペダル(10)によって操作される調節部材(21)と、第2のストッパ(32)を介してスロットル弁軸(16)を同様に旋回運動のために連行するモータ式のアイドリング調節体(13)とが設けられている形式のものにおいて、顧客の望みに応じて任意に構成されるスロットルケーシング(11)と組合せ可能なアイドリング調節体(13)のモジュール式の構成ユニットを得るために、アイドリング調節体(13)が、スロットルケーシング(11)から切り離されていて該スロットルケーシング(11)にフランジ結合されている調節体ケーシング(12)に収容されており、第2のストッパ(32)が、調節体ケーシング(12)に支承された調節体軸(35)に作用するようになっており、さらにスロットル弁軸(16)と調節体軸(35)との間において機能するカップリング(38)が、調節体ケーシング(12)のフランジ結合時に係合するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】 内燃機関用のスロットル装置 背景技術 本発明は、請求項1の上位概念部に記載の、特に自動車における、内燃機関用 のスロットル装置に関する。 このようなスロットル装置では、アクセルペダルを介して行われる自動車の走 行速度の制御と、アイドリング回転数の調整とが組み合わせられている。アクセ ルペダルが全負荷の方向に操作されると、調節部材によって第1の回転ストッパ を介して、スロットル弁軸も同様に全負荷の方向に移動させられ、つまりスロッ トル弁がより大きく開放される。アクセルペダルの不操作時にはスロットル弁軸 は第2の戻しばねの戻し力の作用下で、第2の回転ストッパに接触しており、モ ータ式のアイドリング調節体を介して内燃機関のアイドリングの範囲において移 動されることができる。 このような形式の公知のスロットル装置(ドイツ連邦共和国特許出願公開第4 006419号明細書)では、モータ式のアイドリング調節体がスロットルケー シング内に組み込まれており、このスロットルケーシングには、スロットル弁を 収容する吸気管区分が形成されていて、この吸気管区分からはスロットル弁軸の 自由端部が直径方向で向かい合う側において突出している。一方の軸端部には調 節部材が、かつ他方の軸端部にはアイドリング調節体がそれぞれ所属の回転スト ッパを介して作用係合している。両方の戻しばねは互いに同心的なトーションば ねとして、スロットル弁軸の調節体側の軸端部に配置されており、この場合外側 のトーションばねはスロットルケーシングとスロットル弁軸に回動不能に位置す るアームとに固定され、かつ内側のトーションばねはスロットルケーシングと調 節部材とに固定されている。スロットルケーシング内においてスロットル弁軸に 対して同軸的に支承された調節部材は、半径方向に突出しているレバーを有して おり、このレバーの自由端部には、アクセルペダルに通じる連結ロッド又はボー デンケーブルのような伝達エレメントが作用係合している。 発明の利点 請求項1の特徴部分に記載のように構成された本発明によるスロットル装置に は、次のような利点がある。すなわち本発明によるスロットル装置では、別体の 調節体ケーシング内に収容されたアイドリング調節体が、モジュール式の構成ユ ニットであり、この構成ユニットは、種々様々な構造形式のスロットルケーシン グ及び/又は種々様々に構成された調節部材を備えたスロットルケーシングと問 題なく組み合わせることができ、多くの製造部品数に基づいて安価なユニットエ レメントを形成し、種々様々な顧客の要望を満たすことができる。組立ては簡単 であり、スロットルケーシングへの調節体ケーシングの装着だけが必要であり、 この場合カップリングは自動的に係合もしくは係止する。さらに、スロットルケ ーシングに対する調節体ケーシングの種々様々な回転角位置によって、自動車に おける所与の取付けスペースに個々に合わせられた、両ケーシングの対応配置を 実現することができるので、その結果自動車におけるスペースを節減した取付け もしくは組込みが達成され、このことは、存在する自由空間の最適な利用を可能 にする。このためには、スロットルケーシングにおける固定孔のための孔パター ンを次のように、すなわち所定の孔パターンを備えた調節体ケーシングが所望の 回転位置においてスロットルケーシングに装着され得るように、構成することだ けしか必要ない。カップリングの機能性は、スロットル弁軸に位置するカップリ ング部分を単に相応な回転角位置に回転させ、この回転角位置において係止もし くはロックすることによって、保証することができる。別体の調節体軸を設ける こと及び第2の回転ストッパを調節体軸に対して設けることによって、スロット ル弁位置及びアイドリング調節位置を検出するために必要なポテンシオメータは 、構造的に簡単な形式で調節体ケーシング内に組み込むことが可能であり、その 結果普遍的に使用可能なモジュール式の構成ユニット 「アイドリング調節体」はさらにまた問い合わせセンサ装置(Abfragesensorik )をも有することになる。 請求項2以下に記載された手段によって、請求項1記載のスロットル装置のさ らに有利な構成が可能である。 本発明の有利な構成によれば、カップリングが、調節体軸に回動不能に位置し ている第1のカップリング部分とスロットル弁軸の軸端に回動不能に位置する第 2のカップリング部分とを有しており、第1のカップリング部分が、調節体軸か ら半径方向間隔をおいて配置された軸方向の貫通孔を備え、第2のカップリング 部分が、スロットル弁軸から等しい半径方向間隔をおいて軸方向で軸端を越えて 突出するカップリングフィンガを備えており、該カップリングフィンガが、調節 体ケーシングのフランジ結合時に貫通孔を貫通するようになっている。このよう に構成することによって、カップリングを製造技術的に安価な形式で実現するこ とができる。 この場合さらに本発明の別の有利な構成では、スロットルケーシングと調節体 ケーシングとが、フランジ結合のために互いに合わせられた固定孔パターンを有 しており、第1のカップリング部分が、貫通孔の回転角位置によって所定された 、調節体ケーシングの孔パターンに対する回転角位置において、調節体軸に統一 的に固定されており、第2のカップリング部分が、ス ロットル弁軸の軸端への装着のため及び任意の回転角位置における係止のために 構成されており、このことは例えばスロットル弁軸へのカップリング部分のプレ ス嵌めによって達成することができる。第2のカップリング部分の必要な回転位 置は、スロットルケーシングと調節体ケーシングとの所望の相対回動に依存して おり、かつ構造的には次のように、すなわち、合致する固定孔パターンを備えた 調節体ケーシングのフランジ結合時にカップリングフインガが貫通孔を貫通して 、第1のカップリング部分と遊びなしに連結するように、決定されている。 組立てを容易にするために、本発明の別の有利な構成では、スロットルケーシ ングに、スロットル弁軸に対して同心的なセンタリング管片が形成され、かつ調 節体ケーシングに、調節体軸に対して同心的なセンタリング切欠きが形成されて おり、該センタリング切欠きに、調節体ケーシングのフランジ結合時に、センタ リング管片が進入するようになっている。 本発明のさらに別の有利な構成では、戻しばねが、スロットル弁軸の軸端を同 心的に取り囲むトーションばねとして形成されており、この場合外側のトーショ ンばねが、調節部材とスロットルケーシングとの間に固定され、かつ内側のトー ションばねが、調節部材とスロットル弁軸との間に固定されている。このような 戻しばね系によって、調節部材において種々様々な回 転モーメントを望む顧客の要求に対する可能な限り高い自由度を得ることができ 、この場合調節部材のための外側のトーションばねは所望の回転モーメントに相 応して設計され、アイドリング調節体のための内側のトーションばねは常に不変 のままである。 図面 次に図面に示された本発明の実施例を参照しながら本発明を詳しく説明する。 第1図は、内燃機関用のスロットル装置を部分的に断面して示す側面図である 。 第2図は、第1図に示されたスロットル装置のアイドリング調節体を備えた調 節体ケーシングを示す断面図である。 第3図は、第2図の矢印IIIの方向から調節体ケーシングを見た正面図であ る。 第4図は、第3図と同じ方向から調節体ケーシングを見た図であり、ただしこ の場合ポテンシオメータカバーが取り除かれ、アイドリング調節体が部分的に分 解されている図である。 第5図は、第1図に示されたスロットル装置の機能を説明するための概略図で ある。 第6図は、アイドリング調節体を示す平面図及び側面図である。 実施例の記載 第1図に側面図でかつ部分的に断面されて示された 、自動車の内燃機関用のスロットル装置は、アクセルペダル(第5図)を介して 自動車の走行速度を制御するため及び内燃機関のアイドリング回転数を調整する ために働く。スロットル装置はスロットルケーシング11と側部においてフラン ジ結合された調節体ケーシング12とを有しており、この調節体ケーシング12 内にはモータ式のアイドリング調節体13(第5図)が収容されている。スロッ トルケーシング11には吸気管区分14が形成されており、この吸気管区分14 は内燃機関の吸気管に取り付けられる。吸気管区分14の内側横断面は、スロッ トル弁軸16に回動不能に配置されたスロットル弁15によって制御される。ス ロットル弁軸16は直径方向で吸気管区分14を貫通していて、2つの回転軸受 17,18に回転可能に収容されており、両回転軸受17,18は、スロットル ケーシング11に形成された2つの軸受管片19,20に収容されている。スロ ットル弁軸16は2つの軸端161,162で端部側において両軸受管片19, 20を越えて突出していて、一方の軸端161に調節部材21を有しており、こ の調節部材21は、例えばボーデンケーブル22(第5図)又は連結ロッドのよ うな連結エレメントを介してアクセルペダル10と結合されている。第1図に示 された調節部材21の実施例では、調節部材21はプーリ23として形成されて おり、このプーリ23はスロットル弁16の軸端16 1に回転可能に配置されていて、スロットル弁軸16に回動不能に保持された連 行スリーブ24に被せられて係合している。連行スリーブ24に被せられて係合 しているプーリ23の部分には、スロットル弁軸16に向いた側に内溝25(第 1図、第5図)が設けられており、この内溝25は周方向において特定の回転角 領域にわたって延在し、端部側において各1つの半径方向肩部251,252( 第5図)によって制限されている。内溝25の周方向における長さは、次のよう な特定の回転角領域に相当しており、つまりこの回転角領域の分だけスロットル 弁軸16は、プーリ23に回転運動を加えることなしに、モータ式のアイドリン グ調節体13によって回転可能である。連行スリーブ24には、半径方向に突出 していて内溝25内に突入している連行体241が形成されており、この連行体 241は、プーリ23の操作時にスロットル弁軸16の連行を保証する。戻しば ね26の作用下で連行スリーブ24は半径方向肩部251の方向に引っ張られる 。半径方向肩部252は、例えば戻しばね26の故障時に作用する安全ストッパ である。内溝25によってアイドリング調節体13は、プーリ23を操作する必 要なしにスロットル弁軸16を操作することができる。プーリ23は、戻しばね 26よりも著しく大きな調節モーメントを有する戻しばね27の作用下で、スロ ットルケーシング11に形成されたストッパ28に接 触している。調節体ケーシング12に設けられた2つのストッパ64,65(第 5図)は、アイドリング調節体13に設けられた電動モータ33(第4図、第5 図)の誤制御時に安全ストッパとして働く。ノーマル運転においてストッパ64 ,65及び半径方向肩部252は機能しない。 両方の戻しばね26,27は第1図の実施例では、並列的に作用する各2つの トーションばね29,30として形成されており、両トーションばね29,30 は、互いに同心的にスロットル弁軸16の軸端を越えて嵌められている。この場 合、連行スリーブ24のための戻しばね26を形成しかつ小さな戻しモーメント を有する内側のトーションばね29は、一方では連行スリーブ24にかつ他方で はプーリ23に係合しており、これに対して、プーリ23のための戻しばね27 を形成しかつ著しく大きな戻しモーメントを有する外側のトーションばね30は 、一方ではプーリ23にかつ他方ではスロットルケーシング11に係合している 。アクセルペダル10の不操作時に調節部材21はスロットルケーシング11の ストッパ28に接触しており、その結果この場合には単に電気モータ式のアイド リング調節体13だけが、内燃機関のアイドリング調整のための吸気管区分14 の内側横断面を規定する。プーリ23がアクセルペダル10の操作によってボー デンケーブル22を介して回転させられると、内溝2 5の半径方向肩部251は連行体241を連行し、スロットル弁軸16に回動不 能に位置する連行スリーブ24を介してスロットル弁軸16を回転させ、これに よってスロットル弁15は吸気管区分14の内側横断面を開放して増大させる。 プーリ23の内溝25における半径方向肩部251はこれによって第1の回転ス トッパ31を形成し、この回転ストッパ31を介してスロットル弁軸16は、ス ロットル弁15の旋回を目的としたアクセルペダル10の操作時に回転運動のた めに連行される。 スロットル弁軸16の、調節部材21とは反対側の軸端162は、調節体ケー シング12内に突入しており、そこでモータ式のアイドリング調節体13と連結 されている。アイドリング調節体13は電気モータ33(第4図、第5図)を有 しており、この電気モータ33はセルフロッキング式のウォーム歯車伝動装置3 4を介して調節体軸35(第1図、第2図)を駆動する。この場合ウォーム歯車 伝動装置34のウォーム36(第4図、第5図)は電動モータ33の被駆動軸に 回動不能に位置していて、ウォーム36と噛み合うウォーム歯車37(第2図) は回転運動可能に調節体軸35に位置している。調節体軸35は調節体ケーシン グ12に回転可能に支承されており、かつ次のように、すなわちスロットルケー シング11への調節体ケーシング12のフランジ結合時に調節体軸35がスロッ トル弁軸16と整合するように、配置されている。調節体軸35とスロットル弁 軸16との間に配置されたカップリング38、つまり調節体軸35に回動不能に 位置するカップリング部分381とスロットル弁軸16の第2の軸端162に回 動不能に位置するカップリング部分382とを有するカップリング38は、調節 体軸35とスロットル弁軸16との間における回動不能な結合を生ぜしめる。カ ップリング38はこの場合次のように、すなわちスロットルケーシング11への 調節体ケーシング12のフランジ結合時に両方のカップリング部分381,38 2が互いに係合して、つまりカップリング38が組立て時に自動的に係止もしく は係合するように、構成されている。アイドリング調節体13の電動モータ33 の作動時に、調節体35におけるウォーム歯車37が回転し、第2の回転ストッ パ32(第2図、第5図)を介してカップリング38を、ひいてはスロットル弁 軸16を連行する。スロットル弁軸16はこれによって戻しばね26の戻し力に 抗して回転させられ、この際にスロットル弁15はアイドリング調節のための吸 気管区分14を相応に開放する。既に述べたように、プーリ23の内溝25にお ける半径方向肩部252は、電動モータ33の誤制御時にスロットル弁軸16の 回転運動を制限する安全ストッパである。ノーマル運転においては、電動モータ 33の最大調節運動距離は、ソフトウエア的に制限さ れる。 ウォーム歯車37によるカップリング38の回転連行のために、ウォーム歯車 37の、カップリング38に向けられた端面には、軸方向の凹設部39又は軸方 向の貫通孔が設けられており、この凹設部39又は貫通孔は、ウォーム歯車37 の端壁において周方向で少なくとも90°の回転角領域にわたって延在し、この 回転角領域は、アクセルペダル10の操作時におけるスロットル弁軸16の最大 の回転角に相当する。軸方向の凹設部30は周方向において1つの端部で半径方 向肩部391(第2図、第5図)によって制限されている。この半径方向肩部3 91にはアクセルペダル10の不操作時に、カップリング部分381から軸方向 で突出する舌状片40(第2図、第6図)が戻しばね26の作用下で接触してい る。半径方向肩部391はこれによって、モータ式のアイドリング調節体による スロットル弁軸16の回転連行のための第2の回転ストッパ32を形成する。 第6図には、カップリング38の第1のカップリング部分381と第2のカッ プリング部分382との共働形式が示されている。図面を見やすくするために、 第6図ではアイドリング調節体13の、カップリング38を取り囲む部分は、示 されていない。第6b図には、第2図と同じ視線方向から見たカップリング38 が示されており、かつ第6a図には、第6b図にVI aで記された視線方向から見たカップリング38の平面図が示されている。 第6図が示すように、カップリング部分381は円板状に形成されている。カ ップリング38の第1のカップリング部分381は回動不能及び軸方向不動に調 節体軸35に固定されている。カップリング部分381は、調節体軸35から半 径方向間隔をおいて設けられた軸方向の貫通孔41を有している。周方向で見て 貫通孔41に隣接して、舌状片40が円板状のカップリング部分381に一体成 形されている。第1のカップリング部分381には腕輪形状のクランプばね42 が固定されている。クランプばね42は第1の腕輪脚421と第2の腕輪脚42 2とを有している。第1の腕輪脚421は貫通孔41を越えて延びている。スロ ットル弁軸16の第2の軸端162に位置適正に有利には嵌め込み(第1図、第 2図)によって固定された第2のクランプ部分382は、スロットル弁軸16か ら半径方向間隔をおいて配置されていて軸方向で軸端162を越えて突出するカ ップリングフィンガ43(第1図、第2図)を有している。スロットル弁軸16 の軸線からのカップリングフィンガ43の半径方向間隔は、第1のカップリング 部分381における貫通孔41と調節体軸35の軸線との間の半径方向間隔に相 当しているので、スロットルケーシング11への調節体ケーシング12のフラン ジ結合時に第2のカップリ ング部分382のカップリングフィンガ43は、貫通孔41を貫通する。この際 にカップリングフィンガ43は、クランプばね42の腕輪脚421と舌状片40 との間においてクランプされる。腕輪脚422は舌状片40の、貫通孔41とは 反対の側において支持されている(第6図)。腕輪脚421はカップリングフィ ンガ43を弾性的なプレロード(Vorspannung)をもって舌状片40の、貫通孔4 1に向けられた半径方向側面に押圧する。カップリングフィンガ43をスロット ルケーシング11へのアイドリング調節体13の取付け時に、舌状片40と該舌 状片40を弾性的に押圧する腕輪脚421との間における貫通孔41に押し込む ことができるようにするために、カップリングフィンガ43には傾斜部431が 設けられている(第6a図、第6b図)。クランプばね42によって第2のカッ プリング部分382のカップリングフィンガ43と第1のカップリング部分38 1の舌状片40との間には、スロットル弁軸16と調節体軸35との間に摩擦力 結合的な遊びのない結合部が生ぜしめられる。第1のカップリング部分381は 調節体軸35と回動不能にかつ軸方向不動に結合されている。舌状片40自体は 、ウォーム歯車37における軸方向の凹設部39内に進入し、そこで第2の回転 ストッパ32の半径方向肩部391と共働することができる。第1のカップリン グ部分381の、ウォーム歯車37の凹設部39に進 入する舌状片40は、スロットルケーシング11へのアイドリング調節体13の 取付け前にカップリング部分381が許容不能なほど回動することを確実に阻止 する。 調節体ケーシング12はスロットルケーシング11に向けられた端面において ケーシングカバー44によって、かつそれとは反対の側においてポテンシオメー タカバー45によって閉鎖されている。ケーシングカバー44には滑り軸受46 が形成され、ポテンシオメータカバー45には前記滑り軸受46に整合する滑り 軸受47が形成されている。両方の滑り軸受46,47には調節体軸35が回転 可能に収容されている。ポテンシオメータカバー45は調節体ケーシング12に 接着されている。ケーシングカバー44はスナップ突起を介して調節体ケーシン グ12と結合されている。ケーシングカバー44はスロットルケーシング11側 の端面にセンタリング切欠き48を有しており、このセンタリング切欠き48は 、スロットルケーシング11に形成されたセンタリング管片49(第2図に図示 )に合わせられている。スロットルケーシング11への調節体ケーシング12の フランジ結合時にセンタリング管片49は形状結合的にセンタリング切欠き48 に進入し、これによってスロットルケーシング11において調節体ケーシング1 2をセンタリングし、ひいてはこれにより、スロットル弁軸16の軸線と調節体 軸35の軸線との整合が自動的に保証される。また別の変化実施例では、センタ リングのために、調節体ケーシング12において突出した環状の段部が、スロッ トルケーシング11に設けられた環状の切欠きに係合するように構成することも 可能である。スロットルケーシング11に調節体ケーシング12を固定するため に、スロットルケーシング11及び調節体ケーシング12には互いに対応する固 定アイ50,51がそれぞれ形成されており、これらの固定アイ50,51はね じ結合によって互いに固定される。実施例において調節体ケーシング12に全部 で3つ設けられた固定アイ51(第3図)は、1つの固定孔パターンを形成し、 この固定孔パターンは統一的に(einheitlich)決定されており、かつこの固定孔 パターンには、第1のカップリング部分381がその貫通孔41に関連して、調 節体軸35における不動に所定された回転角位置において統一的に決定されてい る。調節体ケーシング12における固定孔パターンは、どのような内燃機関のど のようなスロットルケーシングにアイドリング調節体13を取り付けたいのかと は無関係に、統一的である。スロットルケーシング11における固定アイ50に よって形成された固定孔パターンは、個々の固定アイ50の配置形式に関連して 種々異なって決定されるが、しかしながらこの固定孔パターンは全体としてスロ ットルケーシング11に対して相対的に回動させられ て形成されていてもよく、その結果スロットルケーシング11に対する調節体ケ ーシング12の装着時に調節体ケーシング12は、スロットルケーシング11に 対する特定の所望の回転位置を占める。スロットルケーシング11における固定 アイ50のための孔パターンの相応な配置形式によって、調節体ケーシング12 はスロットルケーシング11に対する各回転角位置を占めることができるので、 スロットル装置全体を、自動車における制限された取付けスペースに最適に合わ せることが可能である。スロットル弁軸16における第2のカップリング部分3 82、つまり図示の実施例ではスロットル弁軸16に回動不能に差し嵌められて いて貫通孔41に係合しているカップリングフィンガ43によって形成される第 2のカップリング部分382は、スロットルケーシング11に対する固定アイ5 0の孔パターンの回動に相応して、同様に回動されねばならず、かつ最終的な回 動位置においてスロットル弁軸16に嵌め込まれねばならないので、その結果、 固定アイ50,51の両孔パターンを介して調節体ケーシング12とスロットル ケーシング11とをまとめる場合に、カップリングフィンガ43はカップリング 部分381における貫通孔41に対して適正な対応位置を占めていて、該貫通孔 41を貫通することができる。電動モータ33によるアイドリング調節時及びア クセルペダル10による走行速度調整時におけるスロ ットル弁15の移動距離を検出するために、各1つのポテンシオメータ52,5 3(第2図及び第5図)が設けられている。ポテンシオメータ53は調節体軸3 5を介してスロットル弁15の位置を検出する。ポテンシオメータ52は、第2 のストッパ32を備えたウォーム歯車37の位置を検出する。アイドリング調整 が行われているか否かは、両方のポテンシオメータ52,53の比較によって確 認することができる。アイドリング調節体13を介して行われるアイドリング調 整時には、両ポテンシオメータ52,53を介してスロットル弁15の角度位置 を検出することができる。第2図に示されているように、両ポテンシオメータ5 2,53は調節体ケーシング12内に組み込まれている。この場合ポテンシオメ ータ52,53の抵抗路は円弧区分形状の導体路として、共通の基板54に配置 されている。アイドリング調節体12を組み立てる場合に基板54は、調節体ケ ーシング12内に設けられた支持部に設置される。次いでポテンシオメータカバ ー45が装着される。1つの共通の作業工程において、導体路を備えた基板54 と調節体ケーシング12を備えたポテンシオメータカバー45とが接着される。 摺動子521,531として形成された、ポテンシオメータ52,53のポテン シオメータタップは、調節体軸35に対して同軸的に配置されている(第2図) 。各摺動子521,531はそれぞれ2つのコンタク トばね55,56;57,58で、基板54における円弧区分形状の同心的な導 体路のうちの2つに押し付けられる。アイドリング調節のためのポテンシオメー タ52の摺動子521は、調節体軸35に回転可能に位置しており、かつ例えば 溶接によってウォーム歯車37と堅く結合されており、これに対してスロットル 弁位置を検出するためのポテンシオメータ53の摺動子531は、調節体軸35 に回動不能に位置している。ポテンシオメータ52,53は電気モータ33と同 様に多極のコンタクトプラグ59(第1図及び第3図)に接続されており、この コンタクトプラグ59を介して電流供給、電気モータ33の制御及び測定値問い 合わせが行われる。 記載されたスロットル装置の作用形式は、第5図に示された概略図に基づいて 説明することができる。この第5図に示された部材は、第1図〜第4図に示され た部材に相当し、かつ同一符号を付けられている。アクセルペダル10の不操作 時及びアイドリング調節体13の遮断時に、調節部材21もしくはプーリ23( 第1図)は戻しばね27(トーションばね30)の作用下でスロットルケーシン グ11におけるストッパ28に接触している。同時に戻しばね26(トーション ばね29)は連行スリーブ24を第1の回転ストッパ31に向かって引っ張り、 これによって同時に舌状片40もしくはカップリングフィンガ43もまた、セル フロッキング式に構成されたウォーム歯車伝動装置34のウォーム歯車37にお ける半径方向肩部391における回転ストッパ32に接触している。セルフロッ キング式のウォーム歯車伝動装置34に基づいて、電気モータ33を制御する必 要なしに、ウォーム歯車37は規定された位置において保持され、このことは回 転ストッパ32及びカップリング38に関して、スロットル弁15の規定された アイドリング開放位置を意味する。内燃機関のアイドリング調節のある規定され た変化が望まれると、アイドリング調節体13の電気モータ33は相応に制御さ れる。この電気モータ33はウォーム36を介してウォーム歯車37を回転させ 、このウォーム歯車37は第2の回転ストッパ32及びカップリング38を介し てスロットル弁軸16を、規定の回転角だけ回動させ、これによってスロットル 弁15はわずかに移動調節される。電気モータ33の制御に応じて、より正確に 言えば電気モータ33の被駆動軸の回転方向に応じて、これによって回転方向又 は閉鎖方向におけるスロットル弁15の移動調節が生ぜしめられる。ウォーム歯 車37によってポテンシオメータ52の摺動子521もまた回動させられ、アイ ドリング調節体13のアイドリング調節は、ポテンシオメータタップにおいて得 られた電圧によって検出される。この状態は第5図に示されている。 アクセルペダル10が操作されると、ボーデンケー ブル22を介して調節部材21が操作され、つまりプーリ23が回転させられる 。プーリ23における回転ストッパ31が連行スリーブ24における連行体24 1に当接するや否や、回転ストッパ31は連行体241を連行し、これによって スロットル弁軸16は回転方向においてさらに回転させられ、かつスロットル弁 15は相応に移動調節させられる。カップリング38を介してスロットル弁軸1 6の回動は調節体軸35に伝達される。調節体軸35によってポテンシオメータ 53の摺動子531は回動し、スロットル弁15の位置は、ポテンシオメータタ ップにおいて取り出された伝達によって検出される。 アクセルペダル10が再び解放されると、戻しばね27は調節部材21(プー リ23)を、該調節部材21が再びスロットルケーシング11におけるストッパ 28に接触するまで、戻り回転させる。調節部材21の戻り移動によって戻しば ね26は連行スリーブ24を引き戻し、そしてスロットル弁15は戻される。カ ップリング部分381における舌状片40が再びウォーム歯車37における第2 の回転ストッパ32に当接するや否や、スロットル弁軸16の戻り回転はセルフ ロッキング式のウォーム歯車伝動装置34によってロックされる。いまや調節部 材21(プーリ23)の戻り回転はスロットルケーシング11におけるそのスト ッパ28のところまでしか行われない。スロットル弁 軸16ひいてはスロットル弁15は再び、アイドリング調節体13によって調節 された回転位置を占める。 大まかに見てスロットル装置は、第1の構成グループ61(第5図)と第2の 構成グループ62とに分けることができる。第5図には示された一点鎖線60は 、両構成グループ61,62の間における仮想の分割線を示すものである。第1 の構成グループ61は主として、スロットルケーシング11と吸気管区分14と スロットル弁15とスロットル弁軸16と調節部材21(プーリ23)と戻しば ね26,27とカップリング38のカップリング部分382とから成っている。 第2の構成グループ62はモータ式のアイドリング調節体13に相当しており、 主として電気モータ33と、ウォーム36及びウォーム歯車37を備えたウォー ム歯車伝動装置34と、ウォーム歯車37に設けられていて第2の回転ストッパ 32を形成する半径方向肩部391と、調節体軸35と、ウォーム歯車37の位 置ひいては回転ストッパ32の位置を検出するポテンシオメータ52と、スロッ トル弁15の位置を検出するポテンシオメータ53と、コンタクトプラグ59( 第1図及び第3図)と、カップリング38のカップリング部分381とを有して いる。 第2の構成グループ62(モータ式のアイドリング調節体13)は、第1の構 成グループ61とは無関係につまり独立して製造、ストック及び供給することが できる。第1の構成グループ61は、第2の構成グループ62における変更を必 要とすることなしに、個々の場合における必要に合わせて、制御すべき内燃機関 に合わせることが可能である。この際に第2の構成グループ62(モータ式のア イドリング調節体13)における変更は不要である。したがって第2の構成グル ープ62は合理的に大量生産することができる。 カップリング38を介してスロットル弁15の位置は遊びなしに、第2の構成 グループ62に配置されたポテンシオメータ53のところまで伝達されるので、 第1の構成グループ61には電気的なコンタクトは不要である。両ポテンシオメ ータ52,53及び電気モータ33のための電気的な接続部は、簡単な形式でコ ンタクトプラグ59(第1図)においてまとめることができる。主として、第2 の構成グループ62に配属されたカップリング部分381と第1の構成グループ 61に配属されたカップリング部分382とから成るカップリング38は、次の ように、すなわち第2の構成グループ62の一部である調節体ケーシング12( 第3図)は利用可能なスペース状態に応じて、面倒な変更処置なしにいかなる任 意の角度でもスロットルケーシング11にフランジ結合され得るように、構成さ れているので、スペース状態とは無関係に、モータ式のアイドリング調節体13 (第2の構成グループ62)のおける変更を必要としない。両構成グループ61 ,62を機能的に結合するカップリング38は、スロットルケーシング11に対 するモータ式のアイドリング調節体13のいかなる任意の角度位置をも可能にす る。カップリング38は、第2の構成グループ62におけるポテンシオメータ5 3と第1の構成グループ61におけるスロットル弁15との間における遊びのな い結合をも可能にする。 アイドリング調節体13の調節体ケーシング12は、中央に貫通孔を備えてい て調節体軸35に対して横方向に延びる壁121(第2図)を有している。調節 体軸35は壁121における貫通孔を貫いて延びている。摺動子521とウォー ム歯車37とは、調節体ケーシング12への取付け後に互いに回動不能にかつ軸 方向不動に結合されている。摺動子521及びウォーム歯車37は、調節体軸3 5に回転可能に支承された結合体もしくは複合体を形成している。第2図から分 かるように摺動子521は壁121の右側に位置し、かつウォーム歯車37は壁 121の左側に位置している。摺動子521とウォーム歯車37との間に、摺動 子521とウォーム歯車37とによって形成された複合体は周方向溝122を有 しており、この周方向溝122には壁121が突入している。これによって調節 体ケーシング12の壁121を介してウォーム歯車37及び摺動子の軸方向案内 が保証され、かつ調節体軸35を介して、ウォーム歯車37及び摺動子521を 有する複合体の半径方向案内が保証されている。 リング351(第2図)は調節体軸35と堅く結合されている。カップリング 部分381もまた調節体軸35と堅く結合されている。カップリング部分381 は、リング351に向かって突出する段部を有しており、この段部はリング35 1よりも小さな外径を有しているので、リング351とカップリング部分381 との間には周方向溝352が形成されている。ウォーム歯車37は半径方向内側 に向かって突出する環状の付加部371を有している。調節体軸35の軸線の長 手方向で見て、周方向溝352内に突入する付加部371は周方向溝352と等 しい長さを有している。これによって、調節体軸35の軸線の長手方向で見て、 ウォーム歯車37及び摺動子521を有する複合体は、周方向溝122に突入し ている壁121によって軸方向に案内されており、ウォーム歯車37は同様に周 方向溝352に突入している付加部371で、軸方向において第1のカップリン グ部分381と該カップリング部分381に堅く結合された調節体軸35とを案 内しており、この場合調節体軸35は半径方向において両滑り軸受46,47に よって案内されていて、しかも調節体軸35自体は、摺動子531を軸方向不動 にかつ回動不能に保持し、ウォーム歯車37及び摺動子521を有する複合体を しかしながら半径方向において案内する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),CN,JP,KR (72)発明者 トルステン ヤンケ ドイツ連邦共和国 D―77815 ビュール ヴァインシュトラーセ 144 (72)発明者 ペーター―ヨーゼフ バウアー ドイツ連邦共和国 D―77815 ビュール ベートーヴェンシュトラーセ 20 (72)発明者 マティアス エンテンマン ドイツ連邦共和国 D―74321 ビーティ ヒハイム―ビッシンゲン レルヒェンヴェ ーク 9 (72)発明者 トーマス シュヴェーゲル ドイツ連邦共和国 D―66424 ホンブル ク ゲルステンヴェーク 4 【要約の続き】 するカップリング(38)が、調節体ケーシング(1 2)のフランジ結合時に係合するようになっている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 特に自動車における、内燃機関用のスロットル装置であって、内燃機関の吸 気管の吸気横断面を絞るスロットル弁(15)が設けられていて、該スロットル 弁(15)が、スロットルケーシング(11)に旋回可能に支承されたスロット ル弁軸(16)と回動不能に結合されており、スロットル弁軸(16)をストッ パ(31)を介して旋回運動のために連行する調節部材(21)が設けられてい て、該調節部材(21)がアクセルペダル(10)を用いて、戻しばね(27) の力に抗して操作可能であり、モータ式のアイドリング調節体(13)が設けら れていて、該アイドリング調節体(13)が第2のストッパ(32)を介してス ロットル弁軸(16)を第2の戻しばね(26)の力に抗して旋回運動のために 連行する形式のものにおいて、アイドリング調節体(13)が、スロットルケー シング(11)から切り離されていて該スロットルケーシング(11)にフラン ジ結合されている調節体ケーシング(12)に収容されており、第2のストッパ (32)が、調節体ケーシング(12)に支承された調節体軸(35)に作用す るようになっており、さらにスロットル弁軸(16)と調節体軸(35)との間 において機能するカップリング(38)が設けられていて 、該カップリング(38)が調節体ケーシング(12)のフランジ結合時に遊び なしに係合するようになっていることを特徴とする、内燃機関用のスロットル装 置。 2. 調節体ケーシング(12)内における調節体軸(35)の配置は次のように 、すなわち調節体軸(35)がスロットルケーシング(11)への調節体ケーシ ング(12)のフランジ結合時にスロットル弁軸(16)と整合するように、行 われている、請求項1記載のスロットル装置。 3. カップリング(38)が、調節体軸(35)に回動不能に位置している第1 のカップリング部分(381)とスロットル弁軸(16)の軸端(162)に位 置する第2のカップリング部分(382)とを有しており、第1のカップリング 部分(381)が、調節体軸(35)から半径方向間隔をおいて配置された軸方 向の貫通孔(41)を備え、第2のカップリング部分(382)が、スロットル 弁軸(16)から等しい半径方向間隔をおいて軸方向で軸端(162)を越えて 突出するカップリングフィンガ(43)を備えており、該カップリングフィンガ (43)が、調節体ケーシング(12)のフランジ結合時に貫通孔(41)を貫 通する、請求項1又は2記載のスロットル装置。 4. カップリングフィンガ(43)が貫通孔(41) 内において、クランプばね(42)を用いて遊びのない回転連行のために緊締さ れている、請求項3記載のスロットル装置。 5. スロットルケーシング(11)と調節体ケーシング(12)とが、フランジ 結合のために互いに合わせられた孔パターン(50,51)を有しており、第1 のカップリング部分(381)が、貫通孔(41)の回転角位置によって所定さ れた、調節体ケーシング(12)の孔パターン(51)に対する回転角位置にお いて、調節体軸(35)に固定されており、第2のカップリング部分(382) が、スロットル弁軸(16)の軸端(162)への装着のため及び任意の回転角 位置における係止のために構成されている、請求項3又は4記載のスロットル装 置。 6. スロットルケーシング(11)に、スロットル弁軸(16)に対して同心的 なセンタリング管片(49)が形成され、かつ調節体ケーシング(12)に、調 節体軸(35)に対して同心的なセンタリング部(48)が形成されており、該 センタリング部(48)が調節体ケーシング(12)のフランジ結合時に、セン タリング管片(49)を形状結合的に保持する、請求項1から5までのいずれか 1項記載のスロットル装置。 7. センタリング部(48)が、調節体ケーシング(12)に固定された、調節 体軸(35)のためのケ ーシングカバー(44)に形成されている、請求項6記載のスロットル装置。 8. 調節体軸(35)に、モータ駆動式の被駆動歯車(37)が回転可能に配置 されており、該被駆動歯車(37)がカップリング(38)に向けられた端壁に 、所定の回転角領域にわたって延在する軸方向の凹設部(39)を有しており、 該凹設部(39)内にカップリングフィンガ(43)又は、第1のカップリング 部分(381)から軸方向に突出する舌状片(40)が進入しており、第2の回 転ストッパ(32)が、凹設部(39)の一方の端部を制限する半径方向肩部( 391)によって形成されており、該半径方向肩部(391)に、カップリング フィンガ(43)又は舌状片(40)が第2の戻しばね(26)の力作用下で接 触している、請求項1から7までのいずれか1項記載のスロットル装置。 9. 凹設部(39)が、少なくとも90°の回転角領域にわたって延在している 、請求項8記載のスロットル装置。 10.被駆動歯車が、セルフロッキング式のウォーム歯車伝動装置(34)のウォ ーム歯車(37)によって形成されていて、ウォーム歯車伝動装置(34)のウ ォーム(36)が電気モータ(33)の被駆動軸と回動不能に連結されている、 請求項8又は9記載のスロットル装置。 11.スロットル弁軸(16)の回転位置を検出する第1のポテンシオメータ(5 3)と、アイドリング調節体(13)の回転位置を検出する第2のポテンシオメ ータ(52)とが設けられており、両ポテンシオメータ(52,53)のポテン シオメータ抵抗が、調節体ケーシング(12)に保持された基板(54)に、円 弧区分形状の同心的な導体路として構成されており、調節体軸(35)に2つの 摺動子(521,531)が配置されていて、該摺動子(521,531)がコ ンタクトばね(55〜58)でそれぞれ、所属のポテンシオメータ(52,53 )の導体路に接触接続しており、第1のポテンシオメータ(53)の摺動子(5 31)が調節体軸(35)と、かつ第2のポテンシオメータ(52)の摺動子( 521)が被駆動歯車(37)とそれぞれ回動不能に結合されている、請求項8 から10までのいずれか1項記載のスロットル装置。 12.両方の戻しばね(26,27)が同心的に配置されたトーションばね(29 ,30)として形成されており、第1の戻しばね(27)を形成するトーション ばね(30)が、調節部材(21)とスロットルケーシング(11)との間に枢 着され、かつ第2の戻しばね(26)を形成するトーシヨンばね(29)が、調 節部材(21)とスロットル弁軸(16)との間に枢着されている、請求項1か ら11まで のいずれか1項記載のスロットル装置。 13.調節部材(21)がプーリ(23)として形成されていて、該プーリ(23 )がボーデンケーブル(22)を介してアクセルペダル(10)と結合されてお り、スロットル弁軸(16)に連行スリーブ(24)が固定されていて、該連行 スリーブ(24)がプーリ(23)によって覆われており、プーリ(23)の、 連行スリーブ(24)を覆う部分に、所定の回転角領域にわたって延在する内溝 (25)が設けられており、第1のストッパ(31)が、内溝(25)を一方の 端部において制限する半径方向肩部(251)によって形成されていて、該半径 方向肩部(251)に、連行スリーブ(24)から半径方向に突出する連行体( 241)が、第2の戻しばね(26)の戻し力によって当接可能である、請求項 1から12までのいずれか1項記載のスロットル装置。 14.プーリ(23)が、第1の戻しばね(27)の戻し力によって、スロットル ケーシング(11)に形成されたストッパ(28)に当接可能である、請求項1 3記載のスロットル装置。
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