JP2000505622A - 基地局を制御するための方法及び基地局 - Google Patents

基地局を制御するための方法及び基地局

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JP2000505622A JP9530656A JP53065697A JP2000505622A JP 2000505622 A JP2000505622 A JP 2000505622A JP 9530656 A JP9530656 A JP 9530656A JP 53065697 A JP53065697 A JP 53065697A JP 2000505622 A JP2000505622 A JP 2000505622A
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ノキア テレコミュニカシオンス オサケ ユキチュア
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、TDMA多元接続方式を使用し、端末、セクタ、少なくとも1つの基地局を備えるセルラー方式無線システムで使用される基地局と共に基地局を制御するための方法に関する。その基地局は、1もしくは1よりも多数の搬送波を伝送し、多数の基本帯域部と少なくとも1つの送信器/受信器装置を備え、デジタル伝送線によって、システムの残りの部分に接続されている。伝送線では、情報は、タイムスロットで伝送される。基地局は、所望のように、タイムスロットを異なる搬送波に割り当て、そして、所望のように、基本帯域部を異なるセクタに割り当てるための制御手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】 基地局を制御するための方法及び基地局 本発明は、セルラー方式無線システムにおいて使用される基地局を制御するた めの方法に関する。そのセルラー方式無線システムは、TDMA多元接続法式を 使用し、端末と、セクタと、少なくとも1つの基地局とを備える。その基地局は 、1もしくは1よりも多数の搬送波を伝送し、多数の基本帯域及び少なくとも1 つの送信器/受信器装置を備え、情報がタイムスロットで伝送されるデジタル伝 送線によって、システムの残部に接続される。 従来技術として、セルラー方式無線システムの基地トランシーバー局(すなわ ち、BTS)が知られており、それは、データを無線経路に伝送し、また、無線 経路からのデータを受信する。基地局において伝送経路から受信されたデータス トリームは、タイムスロットを含むフレームに分割される。タイムスロットは、 異なるチャネルによって含まれるデータをデジタル形式で含む。フレームのタイ ムスロット中のデータは、基地局において適切な方法で処理され、処理されたデ ータは、基地局部分を介して、セルラー方式無線システム内のセルのセクタの異 なる部分にある加入者端末へ割り当てられる。既知の解決法では、異なる搬送波 及びセクタへのチャネル割り当ては、固定のタイムスロット割り当て設定によっ て決定される。 しかしながら、基地局で受信されるチャネルの割り当て設定を変更することは 容易でない。何故ならば、割り当て設定は、固定されているからである。割り当 て設定の変更が困難である結果として、伝送経路容量を十分に効率的もしくは柔 軟に使用することができていない。上記に説明したことは、伝送経路に関するデ ータ機器が、伝送経路を使用する他の機器の要求を、十分に迅速もしくは効率的 に満たしていないことを意味する。従来技術における異なるセクタへのチャネル の割り当ては、伝送機器の割り当て設定の変更を必要とした。これは困難で、遅 かった。何故ならば、設定は手動で変更されなければならなかったからである。 その瞬間に、基地局が、割り当てられたタイムスロットを利用できなくても、伝 送機器からのタイムスロットを割り当てることが必要であった。ネットワークは 、同時に大きく不均一に負荷をかけられることを考慮するために、基地局におけ る大容量の割り当て要求によって、コストが大きくなってきた。しかしながら、 ネツトワークが全ての負荷の下で柔軟に動作するように、ネットワークのチャネ ル構成を変更するのは困難であることが分かっている。 従って、伝送方向から発するチャネルの割り当てを、できる限り柔軟かつ効率 的に無線経路に割り当てることができるような方法を提供することが、本発明の 目的である。 この目的は、請求項の前文で説明するタイプの方法によって実現され、その方 法は、所望のように、タイムスロットが異なる搬送波に割り当てられ、所望のよ うに、基本帯域部が異なるセクタに割り当てられることを特徴とする。 本発明は更に、セルラー方式無線システムにおいて使用される基地局に関する 。その無線システムは、TDMA多元接続法式を使用し、端末と、セクタと、伝 送線と、少なくとも1つの基地局とを備える。その基地局は、1もしくは1より も多数の搬送波を伝送し、多数の基本帯域部と少なくとも1つの送信器/受信器 装置を備え、情報がタイムスロットで伝送されるデジタル伝送線によって、シス テムの残部に接続される。 本発明に従う受信器は、所望のように、タイムスロットを異なる搬送波に割り 当て、基本帯域部を異なるセクタに割り当てるための制御手段を備えることを特 徴とする。 本発明に従う方法によって、既知の方法に関するチャネル割り当て設定の再構 成を避けることができる。本方法では、基地局は、その伝送ブロック、すなわち 割り当て手段において、基地局においてタイムスロットで受信されるチャネルを 、基地局によって伝送される搬送波のいずれかに割り当てる。これは、本発明に 従う方法が、セルラー方式無線ネットワーク、特にGSMネットワークに寄与し 、保守をより柔軟かつ容易にする結果となる。 本発明に従う基地局はまた多数の利点を有する。基地局は、基地局の割り当て 手段で受信されたタイムスロットを、いずれかある時に容量が必要とされるよう なセクタへ割り当てる。基地局の基本帯域部を、基地局の異なるセクタ間で分け ることができる。基地局の無線周波数ブロック、すなわち送信器/受信器装置は 、いくつかの搬送波を取り扱うことができる。この方法では、基地局の多数の部 品を減少することができ、結果として、これはネットワークを構成するコストを 減少する。基地局は、割り当て手段のタイムスロット設定を制御して、オン及び オフにし、接続することを要求している他の端末が、自由になっているタイムス ロットを使用できるようにする。本発明に従う解決法は、タイムスロットに関し て固定の割り当て設定を必要とせず、割り当て設定をダイナミックに変更する。 以下では、添付図の例に関してより詳細に本発明を説明する。 図1は、本発明に従う基地局のRX側の構成を例示する。 図2は、本発明に従う基地局のTX側の構成を例示する。 図3は、本発明に従う基地局の送信器/受信器装置の構成を例示する。 図4は、本発明に従う基地局の割り当て手段及び制御手段を基地局に接続する 方法を例示する。 図5は、本発明に従うセルラー方式無線ネットワークの構成を例示する。 図1は、セルラー方式無線ネットワークの基地局の受信側、すなわちRX側を 示す。受信側はアンテナ11、1群の送信器/受信器装置、すなわちRF装置1 2、A/Dコンバータと復調器部分の組み合わせ13から成る。受信側は更に、 フィルタ部分15及び基本帯域部16と共に第1のデータバス14を備える。図 に従う場合では、基地局のアンテナ11において無線経路から受信された信号は 、送信器/受信器装置12を介して、A/Dコンバータと復調器部分の組み合わ せ13へ接続される。A/Dコンバータと復調器部分13は、第1のデータバス 14を介して、フィルタ部分15に接続され、そのフィルタ部分は、基本帯域部 16に接続されている。 最初に、セルラー方式無線ネットワークの基地局によって無線経路から受信さ れた無線周波数信号は、基地局に備えられているアンテナ11に到着する。セル ラー方式無線ネットワークは、おそらく異なるセクタに分割されている多数のセ ルから成る。セクタにある端末は、そのセクタへ伝送する基地局のカバレージエ リア内にある。図の解決法では、基地局アンテナ11は、異なるセクタから信号 を受信する。もし、同一のセクタ内にある端末が、複数の他の端末への接続を有 するならば、基地局アンテナ11は、多数の異なる搬送波を取り扱う。図は、ア ンテナ11によって受信された信号が、アンテナケーブルで送信器/受信器装置 12へ供給されることを示しており、その送信器/受信器装置では、中間周波数 信号、すなわちIF信号が信号から形成される。IF信号は、多数の異なるチャ ネルに含まれるデータを含む。送信器/受信器装置12で形成された信号は更に 、A/Dコンバータと復調器部分13へ加えられ、そのA/Dコンバータと復調 器部分では、インカミングのアナログ信号は復調されて、デジタル形式に変換さ れる。得られたデジタル信号は、第1のデータバス14を介して、チャネル選定 フィルタ部分15へ加えられ、そのチャネル選定フィルタ部分では、不都合な特 性が、デジタル信号からフィルタされて取り除かれる。これに続いて、フィルタ された信号は、信号に対して、デコーディングといったような様々な種類の処理 を実施する基本帯域部16に加えられる。 図2は、セルラー方式無線システムの基地局の伝送側、すなわちTX側を示す 。伝送側は、アンテナ21、送信器/受信器装置22、D/Aコンバータと変調 器部分23、第1のデータバス24、基本帯域部25を備える。信号は、図に従 う基地局の伝送側に接続され、最初に基本帯域部25に入る。その基本帯域部か ら、信号は、第1のデータバス24を介して、D/Aコンバータと変調器部分の 組み合わせ23へ接続される。D/Aコンバータと変調器部分23から、信号は 、送信器/受信器装置22へ与えられ、そして更に、アンテナケーブルでアンテ ナ21へ与えられる。そのアンテナ21から、信号は、無線経路上で、セクタの 端末へ更に伝送される。本発明に従う解決法では、基地局は、2つのアンテナ2 1を備えており、両方のアンテナが、信号をそれらの各々のセクタへ伝送する。 図2に従うセルラー方式無線ネットワークの基地局の伝送側の基本帯域部25 では、コーディング、多重化、フレーム化を含む様々な種類の処理が信号に対し て実施される。基本帯域部25で処理された信号は、第1のデータバス24に供 給され、そのデータバスから、信号は、D/Aコンバータと変調器部分23へ接 続される。D/Aコンバータと変調器部分23は、第1のデータバス24から、 D/A変換されて変調されるべき信号を選定する。D/Aコンバータと変調器部 分23からの送信器/受信器によって受信されたアナログ信号は、いくつかの変 調された周波数を含む。すなわち、信号は、多数のチャネルによって含まれるデ ータを含む。信号は、送信器/受信器部分22で増幅され、信号は、アンテナケ ーブルでアンテナ21へ与えられる。そのアンテナは、信号を無線経路へ伝送す る。第1のデータバス24は、基本帯域部23から受信された信号が、基地局の 何れかの送信器/受信器装置22を介して、無線経路へ伝送されるのを可能とす る。無線経路へ伝送された信号は、セルラー方式無線ネットワークのセルのセク タにある端末によって受信される。 図3は、基地局の送信器/受信器装置12、22の内部構成を例示する。送信 器/受信器装置12は、受信方向に、RX増幅器17、ローカル発信器19、ロ ーカル発信器19によって制御されるミキサー18、通過帯域フィルタ20を備 える。受信方向では、アンテナ11から受信された信号11は、増幅器17へ加 えられ、その増幅器では、無線経路上及びアンテナケーブルで減衰された信号が 増幅される。ローカル発信機19は、ミキサー18を制御するように接続される 。ミキサー18は、RX増幅器17から受信された信号を整形するために使用さ れる。整形された信号は、ミキサー18から更に通過帯域フィルタ19へ与えら れ、その通過帯域フィルタでは、信号がフィルタされる。フィルタリングでは、 例えば、受信帯域から外れており、何ら重要な情報を含まない信号が、信号から 取り除かれる。A/Dコンバータ13へ更に加えられるべきフィルタされた信号 は、中間周波数信号、すなわちIF信号と称される。IF信号は、広帯域信号で あり、それは、時分割多元接続(TDMA)方式によってチャネル化されたいく つかのチャネルを含む。 伝送方向の送信器/受信器22は、TX増幅器27、ローカル発振器29、ミ キサー28を備える。多数の異なる周波数を含むアナログ信号は、伝送方向で、 変調器とD/Aコンバータ23から送信器/受信器装置22へ加えられる。信号 は、ローカル発振器29によって制御されるミキサー28へ加えられ、そのミキ サーでは、信号は、搬送波を変調するために使用される。ミキサー28から得ら れる信号は更に、TX増幅器27へ加えられ、そのTX増幅器では、信号が増幅 される。それから、増幅された信号は、アンテナケーブルで、アンテナ21へ加 えられ、更に、セルラー方式無線ネットワーク内のセルのセクタにある端末へ伝 送される。送信器/受信器装置22は、いくつかの搬送波を取り扱うことができ る。 図4は、基地局のブロック図を示す。第1のデータバスと、そのバスを介して 接続されている基本帯域部25及びD/Aコンバータと変調器部分23を備える 。加えて、基地局は、第2のデータバス26及びそのバスを介して接続されてい る割り当て手段31を備える。説明する基地局の解決法では、1セットの基本帯 域部25は、1つの搬送波に含まれるチャネルを取り扱うことができる。通常、 1つの搬送波には8チャネルある。1つの搬送波は、より多数のチャネルを有す ることも可能である。例えば、もし、基地局がハーフレートモードで動作するな らば、伝送される搬送波は、16チャネルを有することができる。図に従う割り 当て手段31は、例えばPCM技術(PCM=Pulse Code Modulation(パルス コード変調))を利用する例えばPSTNネットワーク(Public Service Telep hone Network(公衆サービス電話網))から信号を受信する。割り当て手段31 への入力信号はまた、例えば基地局コントローラ(すなわちBSC)から生じる 。 説明するブロック図では、基本帯域部25は、1プール(すなわち、1グルー プ)を構成し、そのプールでは、基本帯域部25を通過するチャネルを、基地局 の何れかのセクタへ自由に接続することができる。この方法では、基地局の部品 の数を減少することが可能であり、それは、コストをより低くする結果となる。 上記に説明したことは、基地局が無線チャネルの効率的な共同使用を利用すると いうことを意味する。チャネルの共同使用では、異なるセクタの全てのチャネル を同時には使用しない。これは、チャネルの容量を複数のユーザー間で容易に分 けることができるということを意味する。本発明に従う解決法では、送信器/受 信器装置22は多数の搬送波を取り扱い、それは、特に、もし、タイムスロット を割り当てるための本発明の方法を使用するならば、基地局構成の更なる単純化 を可能とする。好ましい例では、セクタは、単に1つの送信器/受信器装置22 だけを必要とし、その送信器/受信器装置は、セクタに伝送されるべき全ての搬 送波を取り扱う。 図4に従う解決法では、基地局は、割り当て手段31で行われるチャネル割り 当てを制御する。基地局は、割り当て手段31で受信されるチャネルを異なる搬 送波に割り当てるための制御手段32を備える。本発明に従う解決法は、基地局 が、伝送されるべき搬送波への何れかある時のタイムスロットの有利な配置を定 められるようにするので、非常に柔軟な基地局の解決法を得ることができる。基 地局の制御手段32によって制御される割り当て手段31は、チャネルを正しい セクタへ割り当てるので、予め決められた割り当て設定の必要はない。従って、 基地局の基本帯域部25によって受信されるタイムスロット、もしくはそのチャ ネルを、何れかの搬送波もしくはセクタへ自由に配置することができる。 図5は、2つのセル80及び81を備えるセルラー方式無線ネットワークを示 す。セル80は、基地局100を備える。セル80は、4つのセクタ51−54 に分割される。図に例示されている場合には、基地局100は、4つのアンテナ 61−64を備えており、各々のアンテナは、それらの各々のセクタ51−54 へ向けられている。セクタ51−54は、基地局100のカバレージエリアを構 成する。図の解決法では、セクタ51−54は、それらのエリア内に1群の端末 41−44を備える。加えて、基地局100は、制御手段32及び割り当て手段 31を備える。 セル81もまた基地局200を備える。代わりに、基地局200は、セクタ5 5へ向けられた1つのアンテナ65を備えるのみである。セクタ55はまた、基 地局200のカバレージエリア内に1群の端末45を含む。基地局100及び基 地局200は、例えばPSTNネットワーク70によって相互に接続されている 。基地局100、200の割り当て手段31によって受信される信号70はまた 、例えば基地局コントローラから生じても良い。 図5に例示されているセルラー方式無線ネットワークの基地局100は、本発 明に従う解決法を利用する。基地局100が備えるアンテナ61−64は各々、 それらの各々のセクタ51−54からの信号を送受信する。基地局100のアン テナ61−64の各々に、基地局100が備える送信器/受信器装置12、22 が接続されており、それらの送信器/受信器装置は、搬送波を送受信するために 使用される。更に、セルラー方式無線ネットワークは、各々のセクタ51−54 に、すなわち基地局のカバレージエリア内に、端末41−44を備える。端末の 数は一定ではなく、時間で変化する。端末41−44は、基地局100を介して 、例えばセル81のセクタ55にある端末45と通信する。 要点の理解を容易にするために、図5に従う解決法では、最初、セル80のセ クタ51−54の各々に8つの端末があり、それらの端末は、例えばセル81の セクタ55にある端末45と通信していると仮定する。図に従う基地局100で は、最初、各々の送信器/受信器装置12、22は、1つの搬送波を各々のセク タ51−54へ伝送するのみであり、それによって、伝送される搬送波は、さら に多くのチャネルを伝送するための容量を残していない。基地局100の制御手 段32は、割り当て手段31のタイムスロット設定を制御して、もし、必要が生 じたならば、基地局100は、セクタ51−54の端末41−44に、さらに多 くのタイムスロットを割り当てて、使用するようにする。もし、追加の容量が必 要とされるならば、制御手段32はまた、基地局100に、追加の容量によって 要求されるチャネルを伝送できる十分な数の搬送波を使用するように命令する。 もし、セクタ51−54の端末41−44がそれらの接続を切断するならば、基 地局100の割り当て手段31は、制御手段32の制御下で、例えば端末41− 44によって、接続の期間中、先に一時的に割り当てられたタイムスロットを解 放する。同時に、もはや必要でない搬送波の伝送を中断する。従って、割り当て 手段31は、固定のタイムスロット設定を有しない。基地局100のカバレージ エリア、すなわちセクタ51−54にある端末41−44による接続の数が変化 する時、基地局100は変化状況を通知される。そして、制御手段32を使用す ることによって、基地局100は、変化状況に従って割り当て手段31を制御す る。 図5に関して、セルラー方式無線ネットワークセクタ51内に、基地局200 のカバレージエリア55内の端末45と通信している8つの端末41があると更 に仮定する。セクタ51内の端末41は、基地局への信号70のタイムスロット TS1−TS8(TS=Time Slot(タイムスロット))を使用する。タイムス ロットの各々は、セクタ51の端末41とセクタ55の端末45との間の1チャ ネルを運ぶことができる。端末41の内の1つが接続を切断する時、割り当て手 段31は、制御手段32によって制御されて、当端末41のタイムスロット設定 を解放する。もし、セル51のエリア内の全ての端末41がそれらの接続を切断 するならば、セクタ51−54の端末41−44は、タイムスロットTS1−T S8を再び指定することができる。もし、例えば、セクタ52へ伝送される搬送 波が有するチャネルが全て使用中ならば、基地局100の制御手段32によって 制御されて、セクタ52は、さらに多くの搬送波を有して使用でき、そこでは、 例えば、上記で解放されたタイムスロットTS1−TS8で、チャネルを伝送す ることができる。従って、固定した柔軟でないタイムスロット設定を避けること ができる。本発明に従う解決法によって、負荷が大きく変化する場合でさえも、 ネットワークは決してブロックされない。 添付図の例に関して、本発明を上記に説明したけれども、本発明はそれに制限 されず、請求の範囲の発明の思想内で、多くの点で、本発明を変更可能であるこ とは明らかである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年5月18日(1998.5.18) 【補正内容】 請求の範囲 1. TDMA多元接続方式を使用し、端末(41−45)と、セクタ(51− 55)と、少なくとも1つの基地局(100、200)とを備えるセルラー方 式無線システムで使用される基地局(100、200)を制御するための方法 であり、基地局(100、200)は、1もしくは1よりも多数の搬送波を伝 送し、多数の基本帯域部(16、25)と、少なくとも1つの送信器/受信器 装置(12、22)とを備え、情報がタイムスロットで伝送されるデジタル伝 送線によって、システムの残部に接続されるような方法において、 タイムスロットが、所望の通りに異なる搬送波へ割り当てられ、基本帯域 部(16、25)が、所望の通りに異なるセクタ(51−55)へ割り当てら れることを特徴とする方法。 2. タイムスロットは異なる搬送波に割り当てられ、1つの搬送波はわずか8 つのタイムスロットしか含まないことを特徴とする請求項1に記載の方法。 3. タイムスロットは異なる搬送波に割り当てられ、1つの搬送波はわずか1 6のタイムスロットしか含まないことを特徴とする請求項1に記載の方法。 4. 基本帯域部(16、25)は、同一の基本帯域部(16、25)を介して 伝送されるタイムスロットを、異なるセクタ(51−55)へ伝送するように 割り当てられることを特徴とする請求項1に記載の方法。 5. 1つの送信器/受信器装置(12、22)は、複数の搬送波を取り扱うこ とを特徴とする請求項1に記載の方法。 6. 1つの送信器/受信器装置(12、22)は、同一のセクタへ送られる全 ての搬送波を取り扱うことを特徴とする請求項1に記載の方法。 7. TDMA多元接続法式を使用し、端末(41−45)と、セクタ(51− 55)と、伝送線(70)と、少なくとも1つの基地局(100、200)と を備えるセルラー方式無線システムにおいて使用され、1もしくは1よりも多 数の搬送波を伝送し、多数の基本帯域部(16、25)と少なくとも1つの送 信器/受信器装置(12、22)とを備え、情報がタイムスロットで伝送され るデジタル伝送線(70)によって、システムの残部に接続される基地局(1 00、200)であり、 所望の通りにタイムスロットを異なる搬送波へ割り当て、そして、基本帯域 部(25)を異なるセクタ(51−55)へ割り当てるための制御手段(32 )を備えることを特徴とする基地局。 8. 制御手段(32)は、1つの搬送波がわずか8つのタイムスロットしか含 まないように、異なる搬送波へのタイムスロットの割り当てを制御するように されることを特徴する請求項7に記載の基地局。 9. 制御手段(32)は、1つの搬送波がわずか16のタイムスロットしか含 まないように、異なる搬送波へのタイムスロットの割り当てを制御するように されることを特徴とする請求項7に記載の基地局。 10. 基本帯域部は、同一の基本帯域部(16、25)を介して伝送されるタ イムスロットを、異なるセクタ(51−55)へ伝送するように、割り当てら れるようにされることを特徴とする請求項7に記載の基地局。 11. 基地局(100、200)は、タイムスロットを割り当てるための制御 手段(32)によって制御される割り当て手段(31)を備えることを特徴と する請求項7に記載の方法。 12. 割り当て手段(31)は、タイムスロットを異なる基本帯域部(16、 25)へ割り当てるようにされることを特徴とする請求項11に記載の基地局 。 13. 制御手段(32)は、割り当て手段(31)のタイムスロット設定を制 御するようにされることを特徴とする請求項11に記載の基地局。 14. 送信器/受信器装置(12、22)は、複数の搬送波を取り扱うように されることを特徴とする請求項7に記載の基地局。 15. 送信器/受信器装置(12、22)は、1つの搬送波で伝送される全て のチャネルを取り扱うようにされることを特徴とする請求項7に記載の基地局 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. TDMA多元接続方式を使用し、端末(41−45)と、セクタ(51− 55)と、少なくとも1つの基地局(100、200)とを備えるセルラ一方 式無線システムで使用される基地局(100、200)を制御するための方法 であり、基地局(100、200)は、1もしくは1よりも多数の搬送波を伝 送し、多数の基本帯域部(16、25)と、少なくとも1つの送信器/受信器 装置(12、22)とを備え、情報がタイムスロットで伝送されるデジタル伝 送線によって、システムの残部に接続されるような方法において、 タイムスロットが、所望の通りに異なる搬送波へ割り当てられ、基本帯域 部(16、25)が、所望の通りに異なるセクタ(51−55)へ割り当てら れることを特徴とする方法。 2. タイムスロットは異なる搬送波に割り当てられ、1つの搬送波はわずか8 つのタイムスロットしか含まないことを特徴とする請求項1に記載の方法。 3. タイムスロットは異なる搬送波に割り当てられ、1つの搬送波はわずか1 6のタイムスロットしか含まないことを特徴とする請求項1に記載の方法。 4. 基本帯域部(16、25)は、同一の基本帯域部(16、25)を介して 伝送されるタイムスロットを、異なるセクタ(51−55)へ伝送するように 割り当てられることを特徴とする請求項1に記載の方法。 5. 1つの送信器/受信器装置(12、22)は、複数の搬送波を取り扱うこ とを特徴とする請求項1に記載の方法。 6. 1つの送信器/受信器装置(12、22)は、同一のセクタへ送られる全 ての搬送波を取り扱うことを特徴とする請求項1に記載の方法。 7. TDMA多元接続法式を使用し、端末(41−45)と、セクタ(51− 55)と、伝送線(70)と、少なくとも1つの基地局(100、200)と を備えるセルラー方式無線システムにおいて使用され、1もしくは1よりも多 数の搬送波を伝送し、多数の基本帯域部(16、25)と少なくとも1つの送 信器/受信器装置(12、22)とを備え、情報がタイムスロットで伝送され るデジタル伝送線(70)によって、システムの残部に接続される基地局(1 00、200)であり、 所望の通りにタイムスロットを異なる搬送波へ割り当て、そして、基本帯域 部(25)を異なるセクタ(51−55)へ割り当てるための制御手段(32 )を備えることを特徴とする基地局。 8. 制御手段(32)は、1つの搬送波がわずか8つのタイムスロットしか含 まないように、異なる搬送波へのタイムスロットの割り当てを制御するように されることを特徴する請求項6に記載の基地局。 9. 制御手段(32)は、1つの搬送波がわずか16のタイムスロットしか含 まないように、異なる搬送波へのタイムスロットの割り当てを制御するように されることを特徴とする請求項6に記載の基地局。 10. 基本帯域部は、同一の基本帯域部(16、25)を介して伝送されるタ イムスロットを、異なるセクタ(51−55)へ伝送するように、割り当てら れるようにされることを特徴とする請求項6に記載の基地局。 11. 基地局(100、200)は、タイムスロットを割り当てるための制御 手段(32)によって制御される割り当て手段(31)を備えることを特徴と する請求項6に記載の方法。 12. 割り当て手段(31)は、タイムスロットを異なる基本帯域部(16、 25)へ割り当てるようにされることを特徴とする請求項9に記載の基地局。 13. 制御手段(32)は、割り当て手段(31)のタイムスロット設定を制 御するようにされることを特徴とする請求項9に記載の基地局。 14. 送信器/受信器装置(12、22)は、複数の搬送波を取り扱うように されることを特徴とする請求項6に記載の基地局。 15. 送信器/受信器装置(12、22)は、1つの搬送波で伝送される全て のチャネルを取り扱うようにされることを特徴とする請求項6に記載の基地局 。
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