JP2000505402A - 流体添加剤を流体に添加する方法および装置 - Google Patents

流体添加剤を流体に添加する方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 配送車両は石油をマーカーとともに、またはマーカーを伴わずに、配送するために使用され、マーカーの貯蔵部(7)とマーカーを石油に添加するインゼクタポンプ(10)を備える装置が設けられている。コントローラ(13)は、上部(15)、下部(17)および該二つの部(15,17)の間の狭窄部に配置されたマーカーレベルセンサ(8)を備える貯蔵部(7)の減少に関連する事象の発生を記録する。装置は、異なる速度での流体の流れを生じさせ、マーカー噴射のスラッギングの影響が減少するように動作することができる混合機(21)を備える。インゼクタポンプ(10)は各前進または後退ストロークの前に遅延を与えるように構成される。コントローラ(13)のメモリー装置は、コントローラ(13)のプログラムを変更することができないようにロックまたはシールされる。

Description

【発明の詳細な説明】 流体添加剤を流体に添加する方法および装置 本発明は流体添加剤を流体に添加する方法および装置に関する。本発明は、特 に、しかし限定されることなく、添加剤とともに、または添加剤を伴わずに、流 体を配送することが要求される配送手段から供給される流体に添加剤を確実に添 加する方法および装置に関する。本発明は、特に、しかし限定されることなく、 配送手段が配送車両であるものに関し、また中間留分石油にマーカー化学品を確 実に添加する方法に関する。 多くの国は特定のグレードの中間留分石油に対して異なる率の課税を行ってい る。たとえば、デイーゼルオイルは、路上を走る車両に動力を提供する目的で使 用されるときは比較的に高率で課税されるが、加熱目的または路上を走らない車 両に動力を提供する目的で使用されるときは非課税であるか、または比較的に低 い税率で課税される。このようなばらつきが存在するときは、課税当局にとって 高い税率が適用される状況において非課税または低税率の石油が使用できないこ とを確実にする必要がある。この必要性にこたえるため種々の方法が使われてき た。一つの方法は、高率課税石油の使用者に対し、特別のメータによって走行距 離を記録し、それに基づいて時々税金を計算することを要求している。他のより 一般的な方法は、高率石油については源で徴税し、非課税または低率課税の石油 はその禁じられた使用が容易に検知できるように化学的にマーキングする。 化学的マーキングは、通常精油所またはバルク貯蔵所において行われる。それ は通常二つの主要構成成分を含む。すなわち、視覚的検査によって直ちに認識で きる着色染料マーキング化学品と、該染料化学品よりもはるかに除去しにくい目 に見えない第二のマーキング化学品である。 化学品マーカーすなわちマーカーの使用はメータ法にくらべて幾つかの利点が ある。第一にそれはより簡単に制御することができる。第二にそれは特別のメー タを必要としない。第三にそれは走行距離を記録し計算する必要がない。第四に それは走行距離よりも燃料の消費に対して課税するので燃料効率を改善する。 しかしそれは、配送車両の上の一つの共通のタンクに石油が貯蔵される場合、 配送車両は通常マークされた石油とマークされない石油の双方を配送することは できないという欠点を有する。これは、マーカーの添加のために得られるシステ ムは課税当局にとって受け入れられるほど充分に安全ではないことに由来する。 たとえは、現在得られるシステムでは、不正直な作業者は、マーカーシステムを 動作不能にするかまたはマーカーを異なる流体と差し替えることによって、マー クされていない石油を配送しておきながらそれをマークされた石油と記録し、高 率な税金の支払いを逃れることができる。本明細書において、「安全な」という 語は、不正使用または無許可の干渉を受容可能な程度に防止することを意味する 。 マークされた石油とマークされない石油のために別々の配送車両を使用する必 要性は幾つかの点でコストを増加する。第一にそれはより多くの配送車両に対す る必要性を強いるものとなるかもしれない。第二にそれは両方の種類の石油を運 ぶことができたならば1台の車両で一つの行先またはルートを配送することがで きる場合に余分の走行距離を必要とさせるかもしれない。 本発明の目的は、マーカーを配送点において添加することができ、したがって 、1台の車両がマークされた石油およびマークされない石油の双方を配送するこ とができる安全なシステムを提供することによって、上記の欠点を除去すること にある。 現在のシステムに関連する諸欠点は、マークされた石油とマークされない石油 を別々に収容する2以上のタンク区画室を備える配送車両を使用することによっ ては、次の理由により解決しないものと認められる。第一に、車両上のマークさ れた石油とマークされない石油の相対的な二つの量をその配送スケジュールによ って要求される相対的な量に合致させようとすることは面倒であるかもしれない 。相対的な量は事前に知られていないかもしれない。また、二つの量は別個のタ ンクの大きさに合わせた量でしか運ぶことができない。第二に、タンクの使用を マークされた石油用の使用からマークされない石油用の使用に変えることはタン クを頻繁に洗浄する必要性を生じるかもしれず、これは時間とコストがかかり、 また残存マーカーがマークされない石油を汚染する危険性を有す。第三に、相互 汚染の危険性のために配送設備をマークされた石油とマークされない石油との間 で共用できない場合は、追加の種類の石油を運ぶことは、車両に追加のポンプと 流量計を備えることを必要とするために、さらにコストを増加させることになる 。 配送設備を共用することによって生じる相互汚染の可能性は、同一のベース流 体であるが添加剤が異なるものを収容する多数の別個の区画室を備える配送車両 の一般的なケースにおいても同様に重要である。このような車両は配送される量 を単純なデイップステイックによって計る。なぜならば、共用の流量計は相互汚 染の可能性のために使用することができず、また各区画室に流量計を備えること はコストがかかりすぎるからである。デイップステイックによる測定は労賃にお いてコストがかかり、また悪天候では使用困難である。本発明の他の目的は、添 加剤を配送点において添加することができ、したがって、ある範囲の流体と添加 剤の混合物を相互汚染の危険性なしに一つの流量計を含む共通の設備によって配 送することを許容する安全なシステムを提供することによって、上記欠点を解決 することにある。 流体添加剤を計られた比率でベース流体に噴射するために、添加剤噴射が使用 される。往復噴射ポンプ、すなわちインゼクタが添加剤噴射に使用される装置に おいて自動配水ポンプとして通常使用される。 インゼクタは通常ピストン−シリンダ装置を備え、これには入口チェックバル ブ、出口チェックバルブおよびシリンダ中でピストンを往復させる手段が設けら れている。ピストンがシリンダ中に引き込まれたとき、シリンダ中に発生した負 圧差により入口チェックバルブが開き、出口チェックバルブが閉じるかまたは閉 じたままでおり、添加剤は入口パイプを介してシリンダ中に引き込まれる。シリ ンダ中でピストンが戻ると、発生した正圧差により、入口バルブが閉じまたは閉 じたままでおり、出口バルブが開き、添加剤はシリンダから出口パイプ中に排出 される。インゼクタの各サイクルにおいてこのプロセスが繰り返される。 往復手段は幾つかの異なる方法で設けることができるが、普通の方法は空気ピ ストンとシリンダアクチュエータの使用であり、このシリンダアクチュエータは そのピストンがインゼクタのピストンと同軸でありかつこれに連結されている。 この空気アクチュエータピストンは慣用の空気圧制御手段によって往復すること ができ、これはインゼクタピストンを往復させる。他の往復手段は、ばねで戻る 空気アクチュエータや回転手段によって駆動される機械的偏心カムを含む。 空気アクチュエータが使用される場合、インゼクタアクチュエータとポンプの 動作は通常流体の流量を計測する流量計に関連する装置からのパルスまたは信号 によって始動され、これが吸引ストロークおよび供給ストロークを含むインゼク タの1往復サイクルを実行させる。決められた比率のベース流体が流量計を通過 するごとに該装置からのパルスまたは信号が発生するように設定すれば、インゼ クタによって汲み上げられる添加剤の流量はベース流体の流量に比例することに なる。往復サイクルは通常各インゼクタごとに特徴的な時間の長さを有し、それ がインゼクタが駆動される最大速度を決定する。 インゼクタピストンの各ストロークごとに排出される量がピストンストローク を変更することにより変更される何らかの手段が通常設けられる。空気アクチュ エータが使用される場合は、この変更は1方向におけるピストンストロークの長 さを制限するストップとして作用するねじが切られた調整部材によって頻繁に行 うことができる。この変更は製造後にポンプを較正することを許容する。 上記のタイプのインゼクタの作動圧範囲内の精度は約±5%まで変化してもよ い。より大きい精度が要求される場合は、他の手段が頻繁に使用される。たとえ ば、直接流量計制御による比例メータリングバルブ(proportional metering val ve)装置は動作圧範囲内において+0.5%以内の絶対精度を与えることができ る。メータリングバルブ装置は通常インゼクタよりも複雑であり高価であるとい う欠点がある。 インゼクタもまた添加剤をベース流体に均一に混合しないで分別された量の添 加剤をベース流体の連続した流れの中に噴射するという欠点を 有する。時々「スラッギング」と呼ばれるこの間欠的な混合法は、二つの潜在的 な問題を提起する。第一に、添加剤とベース流体を含む噴射された流れは最初均 一な混合物を形成しない。第二に、少量のバッチ量が不均一な混合物から取られ る場合は、全体の生成比率はかなり不正確となり、その後のバッチ量の混合によ って矯正することができない。 本発明の他の目的は、噴射方法によって生じる添加剤とベース流体の不均一な 混合物から生じるスラッギング問題を減少させる装置を提供することにある。さ らに本発明の他の目的は、ベース流体中に噴射された添加剤の比率に関してはる かに改善された精度を提供することができる装置を提供することにある。 本発明は、引用によりこの記載に合体される請求項1乃至49によって定義さ れる。 添付図面を参照して本発明をより詳細に説明する。添付図面は、マーカーとと もに、またはマーカーを伴わずに、石油を配送することが要求される配送車両か ら供給される中間留分石油にマーカー化学品を確実に添加する装置として適当な 本発明の実施例を例示のためにのみ示すものである。 図1は、配送車両上の配送及び制御装置を模式的に示し、電子的、電気的及び 空気圧配線は点線で示す。 図2は、図1に示す配送および制御装置の一部をより詳細にかつ拡大して模式 的に示す。 図3は、空気アクチュエータが方向および速度制御弁を備えるインゼクタの線 図的かつ単純化された図を示す。インゼクタおよび空気アクチュエータは断面で 示す。 以下は該図において使用される符号のインデックスである。 1 石油タンク 24 混合機マーカー入口 2 石油ポンプ 25 混合機出口 3 石油流量計 26 混合機マニホールド 4 2方向弁 27 混合機マニホールド 開口 5 非マーク石油供給管 28 インゼクタボデー 6 マーク済み石油供給管 29 シリンダ 7 マーカータンク 30 ピストン 8 マーカーレベルセンサ 31 シリンダキャビテイ 9 マーカー低流量センサ 32 インゼクタ出口 10 インゼクタまたはインゼクタポンプ 33 出口チェックバルブ 11 キャビネット 34 インゼクタ入口 12 パルサー部 35 入口チェックバルブ 13 電子制御および記録手段または 36 アクチュエータ コントローラ 37 アクチュエータボデ ー 14 運転台警告インジケータ 38 アクチュエータシリ ンダ 15 マーカータンク、上部 39 アクチュエータピス トン 16 キャビネットアクセスセンサ 40 連結ロッド 17 マーカータンク、下部 41 アクチュエータシリ ンダ 18 アンチフラッシュ部 キャビテイ 19 アンチフラッシュ遅延手段 42 アクチュエータポー ト 20 アンチフラッシュ出口管 43 方向制御弁 21 混合機 44 制限部チェックバル ブ装置 22 混合機拡散室 45 調整部材 23 混合機石油入口 46 調整部材ロックナッ ト 図1および図2を参照すると、1または複数の相互に連結された区画室を含む ことができる非マーク石油の配送車両石油タンク1が示されている。石油ポンプ 2によって、石油はタンク1から石油流量計3をとお って汲み上げられ、二つの供給管すなわち非マーク石油供給管5およびマーク済 み石油供給管6のうちの一つに接続された2方向弁4に送られる。 マーク済み石油供給管6は石油にマーカーを所望の比率で自動的にかつ確実に 添加するマーカーシステムに接続されている。マーカーシステムは、上部と下部 を有するマーカー貯蔵部すなわちタンク7を備えており、上部と下部は、マーカ ーレベルセンサ8が装着された短管部によって連結されている。マーカータンク はタンクの下部の下にアンチフラッシュ部18を備えている。マーカーはマーカー パイプに沿って重力による送りによってインゼクタ部10に流れ、インゼクタ部は マーカーを所望の比率でマーカー供給管6にポンプ給送する。インゼクタ部10は 電気的または空気的パルスによる信号を受けたとき一定量のマーカーを供給する 固定ストロークピストンポンプを備えている。 アンチフラッシュ部18は該部18内の流れを制御しかつ遅らせる遅延手段19を 備えており、また入口が該部18の上部に位置する出口管20などの抗排液手段を 備えている。遅延手段19は、たどえば、複数の穴明き邪魔板または1以上の栓 受けなどを含む。 マーカー管はマーカー低流量センサ9を備えている。 マーカータンク7およびマーク済み石油供給管6の隣接部を含むマーク済み石 油供給管6までのマーカーシステムのすべての構成要素は安全なキャビネット11 内に収容されている。キャビネットはロック付ドアを含み、またキャビネットに 侵入されたとき信号を発するキャビネットアクセスセンサ16を含む。 パルサ部12は流量計3に取りつけられており、流量計3内を流れる石油の流れ に比例するパルスを発生する。 装置には電子制御記録部13(以下コントローラ13という)が設けられており 、コントローラ13は、電子的、電気的または空気的配線によって、マーカーレベ ルセンサ8、マーカー低流量センサ9、キャビネットアクセスセンサ16,2方 向弁5、インゼクタ部10、パルサ部12および車両運転台内のランプなどの運転 台警告インジケータ14に接続さ れている。 装置には、さらに、供給された石油の量を記載しまたそれがマーク済み石油か 非マーク石油かを確認する顧客クーポンを作るプリンタが設けられている。1実 施形態において、プリンタはコントローラ13に接続された電子的に制御されたタ イプのものである。他の実施形態において、プリンタは石油流量計3に直接接続 された機械的タイプのものである。 配送点で添加剤を流体に添加するための関連パルサ部付プリンタおよびインゼ クタ部付の流量計は周知であり、配送車両において広く使用されている。種々の 型の電子的制御記録装置も周知であり配送車両において広く使用されている。 マーカーレベルセンサ8およびマーカー低流量センサ9は、たとえば、電子的 近接スイッチまたは電子的リードスイッチを含むことができる。マーカーレベル センサは電子的スイッチによって検出されるタンク狭窄部に設置された金属また は磁気フロートを含むことができる。マーカー低流量センサは縦管内に設けられ 流量パルスによって重力に抗して持ち上げられ電子的スイッチによって検出され る金属または磁気部分を含むことができる。キャビネットアクセスセンサ16は 、キャビネット11内に侵入するためには切断しなければならないように幾何学的 位置に置かれた複数ピンプラグ・ソケットカップリングのようなカップリングを 介して他のセンサの一部又は全部の配線を行うことによって、付加的電子的スイ ッチを必要としないように設けることが便利である。コントローラ13は、該カッ プリングに接続された回路を監視することによって該カップリングが開かれたと きそれを検出し記録するように設計することができる。2方向弁5はコントロー ラ13からの信号によってソレノイド制御される二つの空気作動弁であることがで きる。 上記本発明の実施例の動作について説明する。 マーク済み石油および非マーク石油を配送する要素の多くは、システムが高い レベルの安全性を必要としない場合に添加剤とともに、または添加剤を伴わない で流体を配送するための公知技術における種々の組み合わせと同様のものである 。これらの公知の要素において、2方向弁4 は、二つの別個の供給管5,6のうちの適当なものに汲み上げられた流体、すな わち石油を差し向ける。車両上のタンク7から送られる添加剤であるマーカーは 、コントローラ13および流量計3に関連するパルサ部12によって制御されるイン ゼクタ部10によって、管6をとおって供給される石油の量に比例して関連する 供給管6に噴射される。パルサ部12および2方向弁4からの信号によって、コン トローラ13によりクーポンが印刷され、供給についての電子的記録がなされる。 上記本発明の実施例は関連する従来技術においては知られていない以下の付加 的要素を含むものである。 マーカータンク7はマーカーレベルセンサ8が装着された狭窄部によって連結 された二つの部15,17に分割されている。上部15の容積は標準的な再充填量に相 当し、これは通常マーカーの濃度が100万部あたり約100部の場合約25リットルで ある。上部15の基部は、タンクのレベルがマーカーレベルセンサ8のレベルま で下がったとき残存マーカーが上部に残らないことを確保するため狭窄部の入り 口に向かって傾斜している。下部17の容積は、運転者がマーカーレベルセンサ8 の動作に関連する信号によって警告をうけてからタンクにマーカーが再充填され るまでの中間期においてマーク済み石油を提供する予備として役立つために必要 と考えられるマーカーの量に相当する。長い中間期が好ましい可能性が予想され る場合は下部17の容積は比較的に大きくしてもよい。しかし下部17は上部15より も大きくすべきではない。さもないと、一回の標準的な再充填によってマーカー レベルセンサ8のレベルに達しないからである。 マーカーレベルセンサ8を二つのタンク部15,17の間の狭窄部に位置させるこ とは、二つの点でその安全性を増加する。第一に、それは断面積が小さい場所で 測定するので小さな体積変化でも比較的に大きなレベル変化を生じる。第二に。 その動作は配送車両およびその設備の可変傾斜によって測定可能な程度に影響を 受けることはない。 タンク7のマーカーがマーカーレベルセンサ8のレベルまで下がると、センサ 8はコントローラ13に信号を送り、この事象(event)は電子的 に記録され、マーカータンク7が再充填されるまで車両運転台内のランプなどの 警告インジケータ14が動作し続ける。運転者は補充用マーカーが貯蔵されてい る貯蔵所をその後訪れたときマーカータンク7を再充填するよう取り計らう。 タンク7は常に一定の正確に制御された量のマーカーで再充填されている。一 貫したかつ不正がしにくい再充填量は幾つかの方法で確保することができる。再 充填量は必要な一定の量を正確に供給する装置を使って貯蔵所のマーカーのバル クタンクから取ってもよいし、またはマーカーが正確に充填された1または所定 数の容器から取ることもできる。 コントローラは、マーク済み配送と非マーク配送を区別して、すべての配送に ついて時間的順序で電子的に編集した記録を作成し、同時にマーク済み配送に関 連するマーカーの使用量を正確に記録する。いかなる不規則も自動的に分析され 信号が送出される。結果である記録は、法的手続き、現場チェック、会計検査、 一般的統計または疑わしい配送ブロックの記録的検査に利用することができる。 通常記録は車両の操作者または運転手には開示されず、中央基地において監視さ れ記憶される。 既知の再充填量はマーカーレベルセンサの2動作の間に使用された量であるか ら、記録情報は、石油に現実に添加されたマーカーの比率を決められた標準と比 較するために即座にまたは後刻会計検査またはチェックを行うことを許容する。 コントローラ13は該比率を自動的に検査し、それが許容範囲内にない場合はそれ を示す。 したがって、タンク上部のレベルがマーカーレベルセンサのレベルまで下がる たびにマーカーの石油に対する比率は非常に正確に計算することができる。また 所定量のマーカーが使用されたとき生じるインゼクタストロークの数を記録する ことができるがら、この情報はインゼクタポンプのストローク容量を較正または 再計算するために利用することができる。この手段により、インゼクタポンプの 常時自己較正をコントローラによって自動的に行うことができる。これによって 、インゼクタポンプのストローク数をマーカーレベルセンサの動作の間に使用さ れたマーカーの量を測る充分に正確な尺度として利用することができ、それによ って、マーカー濃度、マーカー使用量およびマーカー貯蔵レベルを常時測定する 便利で正確な手段をコントローラに提供する。 マーカー低流量センサ9は、マーカーの添加なしに石油が偶然または故意によ りマーク済み石油供給管6を介して供給されないことを確保する。 いずれかのセンサが異常事態を検出した場合は、この事象はコントローラによ って記録され、コントローラは適当な措置を取る.この措置は、供給システムを 動作不能とするかまたは中央基地に警告を送るためのシステムを動作させること を含む。 アンチフラッシュ部18は、マーカーが、たとえば非マーク石油、暫時とどま るのみか容易に除去できる染料を含む石油、または目に見えない第二のマーキン グ化学品を含まないマーカーなどの偽の流体によって間欠的に差し替えられるこ とを防止する更なる安全策として用いられる。たとえば、キャビネット11に無許 可で入り関連するセンサからの信号を無効にしまたは使用禁止にすることはマー カーを同量の偽の流体によって差し替えることまたはその逆を行うことを可能に する。この欺瞞工作はマーカー低流量センサ9によっては、またはコントローラ 13によって記録されるマーク済み石油に対するマーカーの見かけの比率によって は検出するすることができない。 アンチフラッシュ部18は相当な量のマーカーを収容しており、その内容物の全 部または相当な量を速やかに除去することが困難なように構成されている。出口 管20はアンチフラッシュ部18の内容物が圧力下で排出されまたは吹き出されるこ とを防止する。遅延手段19は、装置を通して偽の流体をどっと注入することに よりマーカーの主要部が急速に流出することを防止する。これは、どっと注入さ れた流体が主として該部18の入口から出口に短絡的に流れ、該部18の内部には ほとんど達しないからである。該部18は、マーカータンクが充填されるとき空 気が自由に上方に抜けるように設計されている。本実施例は、1以上の水平穴明 き分離用邪魔板を含む遅延手段19を備えている。 不正な変更が行われていないことおよび正しい種類のマーカーが使用 されていることを確保するために、本装置は定期的な現場検査に服させる。可能 な場合は、本装置は、変更や無許可の干渉を表示するように設計または構成され る。 この安全システムは、2方向弁への電子的または空気的信号の不正な切換えを 防止することが重要である。さもないと、マーカーがマーク済み石油供給管に噴 射されマーク済みとして記録されるが実際には非マーク石油が非マーク石油供給 管をとおって供給される石油供給が行われることが可能となるからである。本発 明の1実施例においては、2方向弁も安全なキャビネット内に収納され、2方向 弁および噴射システムはキャビネット内において空気的にまた電気的に連動し、 2方向弁の非マーク石油ポートが閉じマーク済み石油ポートが開いていない場合 は噴射システムが作動することを防止する。 2方向弁5がコントローラ13からの信号によってソレノイド弁制御される二つ の空気作動弁を含む場合、およびマーカーがソレノイド弁制御される空気作動イ ンゼクタポンプによって添加される場合は、上記連動はたとえば次の手段によっ て達成される。インゼクタポンプへの空気供給はマーク済み石油を供給する空気 作動弁ポートを開く空気供給から取られる。これは、マーク済み石油弁ポートが 開いていないときにインゼクタポンプが作動することを防止する。常閉電気接点 を有する空気圧スイッチが非マーク石油を供給する空気作動弁ポートを開く空気 供給に接続されており、それを介してインゼクタポンプのソレノイドへの電気信 号は配線されている。これもまた非マーク石油弁ポートが開いているときインゼ クタポンプが作動することを防止する。ソレノイド弁、圧力スイッチおよび相互 接続はすべて安全キャビネット内に配置されている。 図示されていない好ましい実施例において、2方向弁はマーカータンクおよび 噴射システムと同一のキャビネット内に収納されている。キャビネットは長方形 であり、タンクとアンチフラッシュ部が一端部を占め、壁をキャビネットと共用 している。2方向弁はキャビネットの他端部を占め、石油供給入口はキャビネッ トの側壁に入り、二つの石油供給出口はキャビネットの頂部をとおっている。噴 射システムはおおむねキャビ ネットの中央部を占める。この設計は通常の配送車両の二つのシャーシ部材の間 の低いレベルに適合するように充分に小さくすることができる。1設計例におい て、キャビネットの外側寸法は、高さ400mm、幅500mm、長さ650m mである。この種の設計は幾つかの潜在的利点を有する。第一に、キャビネット は衝突による破損とそれに伴うマーカー化学品の漏出から充分に保護される。第 二に、マーカー化学品は安全な低いレベルで貯蔵され再充填される。第三に、単 一キャビネット設計は、車両に装着する前に配管や電気的接続を準備しテストす ることを許容する。 本発明の装置を実施するに際し、マーカータンク7の他の変更例およびマーカ ーが補充される速度を検出する手段を使用することができる。たとえば、タンク 7は装置に連結した1以上のマーカー容器を備えることができる。また容器また はタンク7の充填、枯渇、補充または接続に関連する種々の事象の発生を正確に 数え記録することにより、流体に添加された添加剤の現実の比率を決められた標 準と比べるための会計検査またはチェックを行うことができる。 種々のタイプの電子制御記録手段が石油またはその他の流体製品を配送するタ ンカー車両上で使用されている。それはしばしば石油供給管上の流量計測装置か らのパルスによって作動する電子的流量制御装置(以下流量カウンタという)に 関連して使用される車両運転台上の電子コントローラまたはコンピュータを含む 。車両コンピュータは通常OTCまたはオントラックコンピュータと呼ばれる。 流量カウンタまたは電子コントローラは通常小さなプログラマブルロジック部お よび消去可能プログラマブルリードオンリーメモリーすなわちEPROMなどの メモリー装置を有する。OTCは通常配送およびその他の関連情報の電子的記録 を編集し、この記録はその後の検査および記憶のために種々の手段により検索さ れる。 配送車両上で添加剤を正確に添加しなければならない場合にOTCの使用から 生じる問題は不正直な操作者が添加剤濃度の記録または計算を操作するためにソ フトウエアシステムのプログラムを変更したりハッカ 行為をする可能性を防止することが極めて難しいことである。OTCシステムは 普通のパーソナルコンピュータによく似ており、広い範囲の人々がその操作と取 り扱いに慣れている。本発明の目的の一つはこの問題を解決するか小さくするこ とである。 本発明は流量カウンタまたはコントローラソフトウエアのプログラムを変更し たりハッカ行為を行うことを防止する種々の手段を提供する。これらの手段は、 機械的または電子的ロック手段の使用によりまたはシール手段により流量カウン タまたはコントローラのプログラム変更またはハッカ行為を行うために必要な接 近を物理的に否定する装置を含む。この装置は、場合によっては、流量カウンタ またはコントローラを含む1以上のメモリー装置を切り離す囲い手段であって、 安全装置を変更するか動作不能にするためにはその中に入らなければならない囲 い手段と関連して使用される。この囲い手段はロック可能またはシール可能な開 口部を有する安全なケーシングを含むことができる。ロック手段はたとえばキー で操作されるロック装置を含むことができる。シール手段はたとえば樹脂などの シール材に封入することまたはワイアとリードタッグで固定することを含むこと ができる。 また本発明は、プログラム変更またはハッカ行為の実行を可能とする流量カウ ンタまたはコントローラを含む1以上のメモリー装置への物理的接近またはその 除去を監視する検出手段を含む。不正な接近または除去が検出された場合は安全 システムが作動する。検出手段は、たとえば、メモリー装置内の通常作動中の回 路または流量カウンタまたはコントローラのいずれかの部分であって、関連する プログラム変更またはハッカ行為を許容する物理的接近または除去が起こった場 合は破損するものを含むことができる。また検出手段は、たとえば、関連するプ ログラム変更またはハッカ行為を許容する物理的接近または除去が起こった場合 に作動する電子的または電気的センサを含むことができる。流量カウンタまたは コントローラのメモリー装置を切り離すことはOTCのようなコンピュータでは 不可能な方法で達成することができる。コンピュータまたはOTCと異なり、メ モリー装置は、通常、操作用の外部入力または 出力線を使用してプログラム変更またはハッカ行為を行うことはできない。また メモリー装置はOTCよりもはるかに小さくスクリーンやキーボードなどのオペ レータインターフェイスを有しないので、安全なケーシング内に容易に封入しま たは囲むことができる。 また本発明は、流量カウンタまたはコントローラを含むメモリー装置をプログ ラム変更が不可能なメモリー装置に取りかえることを提供する。OTPすなわち 一回プログラマブル装置はこのようなメモリー装置の1例である。 また本発明は、OTCおよび電子的流量カウンタまたはコントローラに対して 安全装置の一部を二重にすることを提供する。いずれかのシステムが不正な操作 を検出すれば、それはトラック配送システムを停止したり、電子的記録をマーク したり、中央基地を警告したりして個々に安全装置を作動させる。通常電子的流 量カウンタまたはコントローラはOTCよりも少ないプログラム容量を有するの で、OTCよりも簡単な安全システムを動作させることになるであろう。しかし 、本発明はOTCを持たないトラック上でも使用することができる。 図1および図2に戻り、装置には供給管6に接続された混合手段すなわち混合機 21が設けられている。混合機21はマニホールド26と入れ物すなわち拡散室2 2を含む。拡散室22は長い管を含むことができる。インゼクタ出口管32は短い管 を介してマニホールド26と連通し、この短い管はマーカー入口24を介してマニ ホールドのギャラリーに接続し、このギャラリーはマニホールド26の上面に沿う 1列の開口27を介して拡散室と連通している。拡散室は一端部において混合機 基部の流体入口23および他端部の混合機出口25を介して供給管6と連通してい る。混合機21は供給管6の下方に位置し、空気を捕捉することを防ぎまた供給の 間隔において石油とマーカーの混合物が拡散室22から供給管6の中へ漏れる事 を防ぐために傾斜している。また供給の間隔において添加剤がマニホールド内に 留まるようにマニホールドの上面にはマニホールド開口27が形成されている。混 合機入口23および出口25の各管はスラッジや破片の侵入を防止するために供給管 6内に持ち上げら れておりまた供給管6内で上流および下流にそれぞれ面した斜めの開口部を備え ている。図には示されていないが、出口管25は、管端部の軸が供給管の軸と整列 しその開口が下流側に面するように終端が曲がっていることが有利である。これ は局地的な乱流を減少させ出口管25からのより均一な流れを促進することにな る。拡散室22を通る石油の相対的な流れは、出口管25の図示しない制限部に よって規制される。 噴射が行われるときに生じるフローサージの大部分が入口23を介して供給管内 に逆流し、それによって供給管6内に排出される石油とマーカーの混合物のスラ ッギング(slugging)が防止されるように、入口23の管は意図的に極めて小さな 抵抗を有するように設定されている。入口23を介する供給管内への逆流はマーカ ーなしの石油を含む。石油が供給管6内に入ると、拡散室22の二つの開口23,25 の間に圧力差が生じ、それが拡散室内に低速の流れを生じる。速度は前記制限部 を適宜設定することによって決定する。 拡散室22内に噴射された添加剤はマニホールドに沿ってベース流体と混合し、 混合されまたは部分的に混合された流体の長いボデーを形成する。拡散室22の出 口25は、拡散室22を通過する流体の流量と速度を規制するために制限されており 、拡散室22を通過する連続する長い複数のボデーの間に重複が生じることを確保 する。これは、実質的に連続的な混合流体の流れが拡散室22の混合機出口25から 供給管6内に入ることを保証する。 噴射が行われていないとき、石油が開口27を越えて通過するかまたは拡散室 22内で生じる圧力差のために石油がマニホールド26の開口27に入り、流体 が低圧のとき添加剤を開口27を介して排出させることによって添加剤がマニホ ールド26から除去されいようにすることがしばしば有利である。このような添 加剤の除去を以下「洗い流し(scouring)」という。洗い流しは、洗い流された添 加剤は洗い流されたときは濃度を増すが、次の噴射時においてマニホールド26 が再び満たされる必要があるので濃度が減少するという点で、石油と添加剤の比 率における精度の減少を生じさせる。このような洗い流しが生じたとき、 その結果は、供給管6の石油の流量変化および温度によって影響される粘度など の要素によって変動する。 洗い流しの可能性は種々の手段によって減少または防止することができる。こ れらは、マニホールド26に沿う圧力差を生じる拡散室22内の厳しい不規則性 または抵抗を防ぐことを含む。特に、上記好適実施例における上記の型の拡散室 22が単一のマニホールド26とともに使用されるとき、流れ規制部をマニホー ルドの上流または下流に設けるべきである。またマニホールドの開口27を小さ な断面積を有しかつその幅に比べて比較的に大きい長さとすることによって洗い 流しを減少するかなくすことができる。たとえば、長さ約150mmないし20 0mmのマニホールド26は直径1mm、深さ10mmの約6の孔を有すること ができる。インゼクタポンプ10は添加剤が許容できる時間サイクル内に孔を通 過することができるように添加剤に充分な圧力を生じさせること、また添加剤は 小さな通路に詰まるような型のものでないことを確保することが重要である。ま た洗い流しは、マニホールド26内に小さなチェックバルブを設けることによっ ても減少または最小限とすることができる。たとえば、マニホールド26のギャ ラリーが中央において添加剤を送られる場合は、ギャラリーの各部にチェックバ ルブを配置し逆流を防ぐことによってその二つの部内の内部循環を防ぐことがで きる。またマニホールド26はマニホールド開口27の各々に別個のチェックバ ルブを設けるようにしてもよい。 偶発的に生じる洗い流しの影響はマニホールド内に収容される添加剤の量を減 らすことによって最小限にすることができる。これは、マニホールド開口27に 対する接続通路およびギャラリーを、許容できる時間サイクル内におけるインゼ クタポンプ10の動作に必要とされるかまたは製造過程で必要とされる以上に大 きくしないことによって達成することができる。 長いボデーの重複の程度を設定するために拡散室22内の流速を規制するに際 しては妥協が必要である。一方において、流速を遅くすることは、重複の程度を 大きくし、その結果拡散室22内においてより均質な 混合をもたらす。他方において、流速を減らし重複の程度を大きくすることは、 拡散室22内の石油中のマーカーの平均濃度を増加させる。これは噴射ストロー クによって拡散室22から排出される流体についての問題および各供給の間隔に おける拡散室22と供給管6の間の漏れの問題を増大させる。実際において、長 いボデーの一回ないし3回の重複を生じさせる流速で充分であることが判った。 小さな直径で比較的に大きい長さのマニホールド開口すなわち出口孔27を使 用することは、洗い流しおよびシステムが作動していないときに拡散室22内に マーカーが漏れることを防止しまたは最小限とすることに加えて、他の効果を有 する。小さな孔は噴射の期間を長くし、それによって、長いボデーの形成を助長 し、噴射中拡散室22から排出される流体の影響を減少させる。また小さな孔は 噴射中マニホールド開口27の各々を通る均一な流れを保証する。 混合機21は、連続的な石油の流れの中に添加剤のショットが噴射された場合 に生じるスラッギングから生じる諸問題と不正確さを減少させるかなくす。こう して処理しないと、供給管に入った石油と添加剤の混合物はマーク済み石油と非 マーク石油の交替する量を含むことになる。少量の石油と添加剤の混合物が供給 されるかまたはテストのために少量のサンプルを取る場合はこれらの交替する量 は通常それが供給される貯蔵タンクで混合されるが、混合物中の添加剤の比率は 多分に不正確である。また供給管の端部に透明なホースを接続し、石油がマーク 済みと非マークとの間で交替するのに応じてホースを手動で二つのタンクの間で 切り換えることによって供給管を通過するマーク済み石油と非マーク石油の各量 を分離することができるという点で、スラッギングは潜在的な安全上の問題を生 じる。最初に流出する石油を観察し次に適当なシーケンスパターンが明らかにな ったときにインゼクタポンプ10のノイズを利用することによって、透明なホー スを使用しないでも切り換えを達成することができる。いずれの場合でも、作業 者にとってホース端部からの流れを減らことによって噴射パルス間の間隔を増加 させることが可能である。また切り換えは、切換弁を制御する光電池を使用して 、供給作 業者がそのようなことが行われていることを知ることなく、受領者によって自動 的に達成できる。また添加剤が腐食性の性質のものである場合スラッギングは潜 在的な問題を生じる。これは、供給ホースとシール部材が長期間にわたって局在 化したマーカーの塊を受けた場合に普通のホースとシール部材が破損する可能性 に関する。 たいていの場合において、次の理由により、混合機21の有効性は混合機21 または拡散室22内で添加剤とベース流体との間で起こる混合によって増加して いる。第一に、混合機21または拡散室22内でよく混合した流体は、それが供 給管6にゆっくりと流れるにしたがって供給管6内でより均一な拡散を促進する 。第二に、供給管6に排出されるいかなる量の流体も、添加剤が拡散室22に噴 射されたとき、スラッギングの影響を最小限にするために、理想的にはよく混合 し希釈された添加剤とベース流体の組み合わせを含んでいるべきである。混合機 21内の混合を増加するために添加剤の噴射が混合機21内に乱流を生じるよう に混合機21を幾何学的に配置することができる。また混合機21には、添加剤 とベース流体がそれを通過するとき混合を増加するように邪魔板または不規則物 を設けてもよい。 混合機21は種々の他の態様で構成することができ、異なる態様の適当性はベ ース流体の流れ、噴射される添加剤の比率、噴射の速度、および2種類の流体の 粘度および混合性に依存することができる。ある場合には、拡散室からマニホー ルド26を省略し、乱流を含む他の手段によって拡散室22内で混合を生じるよ うに噴射を出口から行うようにしてもよい。 また混合機21はマニホールド26を備えず噴射は混合機または供給管6内の 異なる出口または開口で行うように構成してもよい。 混合機21は、付加的に、噴射ストロークを意図的に遅らせることを含むこと ができる。これは、幾つかの手段により達成することができ、それは噴射開口ま たはマニホールド開口27を小断面にすること、またはインゼクタ10が空気ア クチュエータ36によって駆動される場合はアクチュエータの排出を制限するこ とを含む。噴射ストロークを遅らせ ることは幾つかの利益をもたらす。第一に、それはベース流体に噴射されたとき 塊が広がることを助ける。第二に、それはインゼクタポンプの可動部分の速度お よび流体の速度を減少させることによって流体および機械的衝撃を減少させる。 第三に、それは混合機から供給管への不均一な流速を生じる混合機内の流体の速 度に対する瞬間的影響を減少させることができる。 混合機21はまた供給管6の一部に配置された1以上の噴射点またはマニホー ルド26を備えることができる。この場合流速は相対的な断面積を増加すること によって減少する。 また混合機21は噴射位置よりも下流の供給管6内に配置してもよい。 この 場合、供給管6内の流れは、流れに対する抵抗が異なる別個の入れ物またはチャ ンネルに分かれ、別個の流れの個々の量は供給管6において再び合流するときず れているかまたは分離している。したがって、ベース流体の流れの中で移動して いる添加剤の塊(slug)は添加剤の幾つかのより小さい離れた塊に分解する。流 れの全体の断面積は増加して制限されたチャンネルにおける流速の低下を補償す ることができる。個々のチャンネルまたはチャンネル群の断面積は流れに対する 抵抗に比例して増加し、より小さい塊の間引きと分離を許容する。 混合機21は、適当に構成すれば、気体を含む広範囲の流体について使用する ことができる。添加剤が非常に低い濃度で噴射される場合に2またはそれ以上の 流体を混合する必要がある場合は、2以上の混合機21を一つが他の噴射された 添加剤であるベース流体と組み合わせて使用することが有利かもしれない。 図3に関し、インゼクタ10はインゼクタボデー28、シリンだ29およびピ ストン30を含む。ピストン30とシリンだ29の構成には、図示されていない が、インゼクタボデー28に固定されピストン30または連結ロッド40に接触 するシールが設けらている。ピストン30はシリンだ29内において往復するよ うに動作し、それによってシリンダキャビテイ31の容積を増減する。インゼク タ10には、シリンダキャ ビテイ31と連通し、マーカータンクからの供給を受ける入口管に接続した入口 34が設けられている。入口34には添加剤がインゼクタ10に入ることを許容 するが反対方向の流れを防止するチェックバルブ35が設けられている。またイ ンゼクタ10には、シリンダキャビテイ31と連通し、混合機マーカー入口24 および供給管6に接続した出口32が設けられている。出口32には、添加剤が シリンダキャビテイ31を去ることを許容するが反対方向の流れを防止するチェ ックバルブ33が設けられている。したがって、ピストン30の往復は入口34 を介して添加剤を引き込み、出口32を介してそれを汲み出す。チェックバルブ 33,35は、ボール部材が弁座に密着し重力およびバネの助けで弁座に保持さ れる公知の型のものでよい。通常入口チェックバルブは金属対金属弁座を有し、 重力によって閉じ、出口チェックバルブはエラストマー弁座を有し、バネによっ て閉じられる。 インゼクタ10にはインゼクタピストン30を往復させる空気アクチュエータ 36が設けられている。アクチュエータ36はアクチュエータボデー37、アク チュエータシリンだ38、アクチュエータピストン39および連結ロッド40を 含む。アクチュエータピストン39およびアクチュエータシリンだ38の構成に は、図示されないシールが設けらている。インゼクタボデー28とアクチュエー タボデー37は一体に形成してもよい。インゼクタピストン30は連結ロッド4 0によってアクチュエータピストン39に軸方向に連結されており、ロッド40 は若干の横方向の動きができるように構成することが便利である。アクチュエー タキャビテイ41の各側はアクチュエータポート42と接続し、ポート42は、 アクチュエータの速度を制御する制限部材およびチェックバルブ構成44などの 制限部構成44を介してソレノイド作動方向制御弁43と連通している。制限部 材およびチェックバルブ構成44は、チェックバルブを通って空気がシリンダキ ャビテイ41にはいることを許容するが、空気を制限部材の弁を通って強制的に 通過させることによってそれが出ることを制限している。こうして、ソレノイド 弁43はインゼクタピストン30の往復を制御するように動作し、制限部材およ びチェッ クバルブ構成44はインゼクタピストン30の運動速度を制御するように動作す る。 アクチュエータ36にはねじが切られたストローク調整部材45が設けられて おり、この部材45はねじ穴を介してアクチュエータに入り、1方向においてア クチュエータピストン39のストロークを制限する。調整部材45の位置は、そ れをアクチュエータ36に対してねじによって出し入れすることによって変える ことができ、ロックナット46によって所定位置にロックすることができる。 インゼクタの精度は動作条件の変動によって影響を受けることがありうる。こ れらの変動は石油供給システムにおける圧力変動を含む。この変動はひとつには 流速および供給ホースの抵抗を変えることによって生じ、ひとつには車両中の石 油のレベルに対する供給がなされる高さによって生じ、ひとつには供給の間開い ているか部分的に閉じている供給ホースの筒先における作業者によって制御され る弁の位置による。その他の変動は、背圧と弁動作に影響する温度に関連する石 油および添加剤の粘度と、弁またはピストンのシールの弾性および弁またはアク チュエータにおける摩擦効果に対する温度の影響である。 インゼクタが通常の方法で動作しているとき、チェックバルブは、理想的には しっかりと閉じているべきサイクル部分において動的状態に留まっていることが ある。弁が急速に動いているときのチェックバルブの動力学は一般によく判って おらず、この現象から生じる不正確さは通常弁における損失を補償する較正の工 程によって対処されている。本発明においては、弁が完全に着座することを許容 するために、吸引および供給ストロークの前に意図的に予設定の遅延を与えるよ うにインゼクタの動作サイクルを設定し、かつこの遅延を許容する充分なポンプ 能力があるようにインゼクタの寸法を設定する。 ピストンのシールの変動する撓みは、インゼクタの各ストロークごとに汲まれ る添加剤の量に変動を生じさせるかもしれない。この不正確さの潜在的原因は、 シリンだ容量に対するシール表面面積を減少させる比較的に高いストローク/直 径比率でインゼクタポンプを設定することに よって減少させることができる。この率を増加することはまたストローク長さに 関連する量を最小限にするので、量を制御するためにストロークについて端部ス トップ(end stop)を使用することの相対的精度を増加する。 インゼクタおよびアクチュエータは、また、アクチュエータによって作られる 力は、ベース流体供給手段において可能な全圧力範囲にわたってインゼクタポン プによって必要とされる力よりはるかに大きくなるように構成される。これは、 供給管圧力の変動がポンプ効率に及ぼす影響を最小にする。またそれは、インゼ クタまたはアクチュエータにおける摩擦変動の影響を最小にする。 インゼクタのストローク容量は比較的に小さく設定されるが、上記のように弁 が完全に閉じるために充分な時間を許容するためにストローク率が高すぎるほど 小さくならにように設定する。 アクチュエータには、アクチュエータの速度を各方向において制御する制限部 材およびチェックバルブ構成を設けることができる。これは、端部ストップおよ びその他の部品に対する衝撃を防止し、それはピストンの跳ね返りと騒音を減少 させる。それはまた端部ストップの磨耗を減らし、インゼクタが寿命を有する間 一定のストローク長さを維持させる。それはさらに流体システムにおける油圧衝 撃および不安定性を減らし、それは弁の安定性を助け、シールおよび構成要素の 寿命を延ばすことを助ける。高いピストン速度はインゼクタの内外において望ま しくない高い運動エネルギーを発生させ、その消散はピストンがそのストローク の終わりに達したときチェックバルブの動作を不安定にすることがある。 本発明の1適用例を以下に示す。石油ポンプ流速は毎秒10リットルであり、 石油管の動作圧力は0バールから9バールの間で変動し、添加剤濃度は100万 部あたり100部であり、アクチュエータへの制御された空気供給は4バールで ある。6mmのインゼクタピストン直径が使用され、ストローク長さは50mm であり1.41mlのストローク容積を与える。インゼクタの平均完了時間は各 サイクルごとに1.41秒である。この時間は、供給前の弁着座、供給工程、供 給後の弁着座およ び吸引工程に分かれる。供給工程よりも吸引工程により長い時間が許される。全 体の時間は有効な閉弁のための必要条件を満たすのに充分であり、ピストン直径 /ストローク率はシールの撓みの影響を最小にし端部ストップの精度の有効性を 強めるために充分に高い。アクチュエータピストン直径は25mmで、ストロー クはインゼクタピストンのストロークに合わせて50mmのものが使われる。こ れはインゼクタに作用する石油管圧力に由来する最大抵抗よりも約7倍大きいア クチュエータの力能力を生じさせることが示され、それは石油管圧力の変動の影 響を最小にするのに充分である。適当に設計されたシステムにおいては、この構 成は±0.5%以内の精度を与えることができる。 本発明は、例示のためにのみ記載された本明細書記載の具体的詳細に限定され るものではなく、添付の請求の範囲に規定された本発明の範囲内において種々の 修正と変更が可能であることはもちろん理解されよう。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年5月11日(1998.5.11) 【補正内容】 請求の範囲 1.流量計、記録手段、添加剤貯蔵部および添加剤を流体に添加する手段を使用 して流体に添加剤を添加する方法において、該貯蔵部は上部と下部とを有し、該 上部と下部との間における所定レベルの添加剤を検出する手段を含み、該方法は 所定量づつ該貯蔵部を充填しまたは添加剤を補充する工程と、該上部と下部の間 の所定レベルへの該貯蔵部の減少に関連する事象の発生を計数しまたは記録する ことによって該上部と下部との間の所定レベルへの該貯蔵部の減少を検出する工 程を含み、流体に添加された添加剤の比率について会計検査、記録または検査を することができることを特徴とする方法。 2.該貯蔵部の上部と下部が狭窄部によって連結されている請求項1記載の方法 。 3.該所定のレベルは該狭窄部内にある請求項1又は2記載の方法。 4.該貯蔵部は、常に標準的な再充填量でありかつ該貯蔵部の上部の容積に相当 する不変の所定量で添加剤が充填されまたは補充される上記請求項のいずれかに 記載の方法。 5.流体を供給手段がら供給する上記請求項のいずれかに記載の方法。 6.各供給の時間的リスト中の時間的順序で該貯蔵部の減少に関連する事象を記 録する工程を含む上記各請求項のいずれかに記載の方法。 7.該貯蔵部の減少に関連する複数の事象間における添加剤の使用量または添加 剤が混合された流体中の添加剤の相対的比率の平均値を計算する工程を含む上記 各請求項のいずれかに記載の方法。 8.添加剤を分離された量づつ噴射し、該貯蔵部の減少に関連する複数の事象間 の分離された量の記録された数を該分離された量を較正しまたは再計算するため に使用することにより、該分離された量の添加剤の噴射を、該貯蔵部の減少に関 連する複数の事象間の添加剤の使用量または流体に含まれる添加剤の相対的比率 を計算するために使用することができる上記請求項のいずれかに記載の方法。 9.中間留分石油にマーカー化学品を正確に添加するために使用される 上記請求項のいずれかに記載の方法。 10.流量計および記録手段と関連して使用され、添加剤貯蔵部および添加剤を 流体に添加する手段を備える流体に流体添加剤を添加する装置において、該貯蔵 部は上部と下部とを備え、また該上部と下部との間の所定レベルを検出する手段 を備え、該装置は、所定量づつ該貯蔵部を充填するかまたは添加剤を補充する手 段と、該貯蔵部が該上部と下部の間の所定レベルまで減少したことを検出する手 段と、該貯蔵部の該上部と下部との間の所定レベルまでの減少に関連する事象を 計数するか記録する手段とを備えることにより、流体に添加された添加剤の比率 について会計検査、記録または検査をすることができることを特徴とする装置。 11.該貯蔵部の上部と下部は狭窄部によって連結されている請求項10記載の装 置。 12.該貯蔵部が所定レベルまで減少したことを検出する手段は該狭窄部内に存 在する請求項11記載の装置。 13.該貯蔵部が上部と下部との間の所定のレベルまで減少したことを検出する センサを備え、それによって該貯蔵部が減少したことに関連する事象が該センサ の動作から直接的にまたは間接的に発生する請求項10,11または12記載の 装置。 14.該貯蔵部の上部は標準的再充填量に相当する容積を有する請求項10−13の いずれかに記載の装置。 15.添加剤とともに、又は添加剤を伴わないで、流体を供給する供給手段を備 える請求項10−14のいずれかに記載の装置。 16.該記録手段によって、各供給の時間的リスト中の時間的順序で該貯蔵部の 減少に関連する事象が記録される請求項10−15のいずれかに記載の装置。 17.該記録手段は該貯蔵部の減少に関連する複数の事象間における添加剤の使 用量または添加剤が混合された流体中の添加剤の相対的比率の平均値を計算する ように動作する請求項10−14のいずれかに記載の装置。 18.該添加剤を添加する手段は、添加剤を分離された量づつ噴射し、 該貯蔵部の減少に関連する複数の事象間の分離された量の記録された数を該分離 された量を較正しまたは再計算するために使用することにより、該添加剤を添加 する手段を、該貯蔵部の減少に関連する複数の事象間の添加剤の使用量または流 体に含まれる添加剤の相対的比率を計算するために使用することができる請求項 10−17のいずれかに記載の装置。 19.装置の一部を包囲しロックすることができるドアを有するキャビネットを 備え、また該キャビネットが入られたことを検出するセンサを備え、キャビネッ トに入られたことに関連する事象は該記録手段によって各供給の時間的リスト中 の時間的順序で記録される請求項10−18記載の装置。 20.2方向弁をさらに備え、該2方向弁は安全なキャビネットの中に包囲され ており、該2方向弁と該添加剤を流体に添加する手段は該キャビネット内で連動 し、該2方向弁のポートが添加剤の添加のために正しく設定されていない場合は 該添加剤を流体に添加する手段が動作することを防止する請求項10−19のい ずれかに記載の装置。 21.該添加剤貯蔵部および該添加剤を流体に添加する手段は安全なキャビネッ ト内に包囲され、該組み合わせ全体が配送車両のシャーシ部材内に実質的にはめ 込まれるように配置されている請求項19−20のいずれかに記載の装置。 22.添加システム内に配置され、選択的に該貯蔵部と一体的に形成されるアン チフラッシュ部を備え、該アンチフラッシュ部は、穴明き邪魔板等の遅延手段と 該アンチフラッシュ部の上部に入口を有する出口管等の排液手段を備える請求項 10−21のいずれかに記載の装置。 23.添加剤が添加されるベース流体供給手段と入れ物又はチャンバを含む混合 手段を備え、添加剤とベース流体の混合は該入れ物またはチャンバにおいて生じ 、該入れ物またはチャンバは該供給手段内を流れる流体の一部を受けるバース流 体入口とベース流体と添加剤の混合物を該入れ物またはチャンバから放流する出 口を有する添加剤添加装置において、添加剤は分離された量で噴射により添加さ れ、流体の流れに対する抵抗により該入れ物またはチャンバにおいて該ベース流 体供給手段と異なる 速度で流体の流れが生じ、該装置は添加剤噴射のスラッギングの影響が減少する ように動作することを特徴とする装置。 24.流体の流れがベース流体供給手段と異なる速度で生じ、該供給手段を流れ る流体の一部を受けるベース流体入口と、添加剤を受ける入口と、拡散室内のベ ース流体と添加剤の組み合わされた流体の流れまたは流体流れの混合から生じる ベース流体と添加剤の混合物を該拡散室から放流する混合機出口とを備える拡散 室を備える請求項23記載の装置。 25.該拡散室は、供給管を含むことができる供給手段に対し、管を含むことが できるベース流体入口手段と、管を含むことができる混合機出口手段とによって 接続し、ベース流体入口手段または混合機出口手段または拡散手段は該拡散室を 流れる流体の流れを制限するために制限されている請求項23または24記載の 装置。 26.該拡散室は供給手段におけるベース流体の流れの中に配置されており、ベ ース流体入口または混合機出口等の拡散室の一部が拡散室を流れる流体の流れを 制限するために制限されている供給管を含む請求項23または24記載の装置。 27.添加剤はベース流体の1以上の通路に沿う複数の位置においてベース流体 中に噴射される請求項23−26のいずれかに記載の装置。 28.該拡散室に配置されたマニホールドをさらに備え、該マニホールドは添加 剤入口に接続され、該拡散室と連通する複数の開口を有する請求項23−27の いずれかに記載の装置。 29.ベース流体中に噴射される添加剤の流体エネルギーを利用することにより 、または該混合手段内の邪魔板または不規則物によりベース流体と添加剤の流体 エネルギーを利用することにより、該混合手段内において乱流を生じる幾何学的 手段によって該混合手段内の添加剤とベース流体の混合が増加する請求項23− 28のいずれかに記載の装置。 30.噴射手段は供給ストロークを含むサイクルで動作し、装置は、供給ストロ ークの速度を制限する手段を含むことによって該供給ストロークは比較的に遅い 速度でなされる請求項23−29のいずれかに記載の装置。 31.供給管等の供給手段と連通する拡散室を備え、添加剤は該拡散室内に配置 され添加剤入口に接続されたマニホールドに沿う複数の開口からベース流体中に 噴射され、該拡散室中に噴射された添加剤はマニホールドに沿ってベース流体と 混合して、混合しまたは部分的に混合した流体の長いボデーを形成し、ベース流 体入口手段または混合機出口手段または拡散室の一部は、該拡散室を通過する流 体の流量および相対的速度を規制し、その結果、拡散室を通過する連続的な長い ボデーの間に重複が生じ、実質的に連続的な混合流体の流れが該拡散室の混合機 出口から供給管に入る請求項28−30のいずれかに記載の装置。 32.該マニホールドはその中に添加剤を保持できるようにその上面に沿って開 口を有する請求項28−31のいずれかに記載の装置。 33.該混合手段または拡散室はベース流体と添加剤の混合物が該混合手段また はかくさん室内に保持されるように該供給手段の下方に配置されている請求項2 3−32のいずれかに記載の装置。 34.該混合手段または拡散室は、該混合手段または拡散室内の空気の捕捉を防 ぐように傾斜して配置されている請求項23−33のいずれかに記載の装置。 35.該混合手段の入口管および出口管はスラッジまたは破片の侵入を防ぐため 該供給手段内に持ち上げられ手いる請求項23−34のいずれかに記載の装置。 36.噴射の間生じるフローサージが混合手段入口手段を介して生じるように、 混合手段の入口は混合手段出口よりもはるかに低い抵抗をもって配置されていい る請求項28−35のいずれかに記載の装置。 37.マニホールド開口が小さい断面積と幅に比べて大きな長さを有することに より、噴射中該マニホールド開口の各々を通つて実質的に均一な流れが生じる請 求項28−36のいずれかに記載の装置。 38.2以上の混合手段を組み合わせて使用し、一つの混合手段のベース流体は 他の混合手段の添加剤である請求項23−37のいずれかに記載の装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 S960369 (32)優先日 平成8年5月27日(1996.5.27) (33)優先権主張国 アイルランド(IE) (31)優先権主張番号 S960462 (32)優先日 平成8年6月21日(1996.6.21) (33)優先権主張国 アイルランド(IE) (31)優先権主張番号 960722 (32)優先日 平成8年10月14日(1996.10.14) (33)優先権主張国 アイルランド(IE) (31)優先権主張番号 S960721 (32)優先日 平成8年10月14日(1996.10.14) (33)優先権主張国 アイルランド(IE) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.流量計、記録手段、添加剤貯蔵部および添加剤を流体に添加する手段を使用 して流体に添加剤を添加する方法において、所定量づつ該貯蔵部を充填するかま たは添加剤を補充し、該貯蔵部の充填、減少、補充または接続に関連する事象を 計数するか記録することにより、流体に添加された添加剤の比率について会計検 査、記録または検査をすることができることを特徴とする方法。 2.該流体を添加剤とともに、または添加剤を伴わずに配送手段に供給する工程 を含む請求項1記載の方法。 3.該貯蔵部が空になったか所定のレベルまで減少したことを検出し、または添 加剤システムにおいて添加剤がなくなったかまたは所定のレベルまで減少したこ とを検出することによって、該貯蔵部の空になったことまたは減少したことに関 連する事象が該検出から直接的にまたは間接的に発生する請求項1または2に記 載の方法。 4.該貯蔵部は狭窄部によって連結された上部と下部を備え、該方法は該貯蔵部 が該狭窄部内のレベルまで減少したことを検出する工程をさらに含む上記各請求 項のいずれかに記載の方法。 5.各供給の時間的リスト中の時間的順序で該貯蔵部の充填、減少、補充または 接続に関連する事象を記録する工程を含む上記各請求項のいずれかに記載の方法 。 6.該貯蔵部の充填、減少、補充または接続に関連する複数の事象間における添 加剤の使用量または添加剤が混合された流体中の添加剤の相対的比率の平均値を 計算する工程を含む上記各請求項のいずれかに記載の方法。 7.添加剤を分離された量づつ噴射し、該貯蔵部の充填、減少、補充または接続 に関連する複数の事象間の分離された量の記録された数を該分離された量を較正 しまたは再計算するために使用することにより、該分離された量の添加剤の噴射 を、該貯蔵部の充填、減少、補充または接続に関連する複数の事象間の添加剤の 使用量または流体に含まれる添加剤の相対的比率を計算 するために使用することができる上記請求項のいずれかに記載の方法。 8.中間留分石油にマーカー化学品を正確に添加するために使用される上記請求 項のいずれかに記載の方法。 9.流量計および記録手段と関連して使用され、添加剤貯蔵部および添加剤を流 体に添加する手段を備える流体に流体添加剤を添加する装置において、所定量づ つ該貯蔵部を充填するかまたは添加剤を補充する手段と、該貯蔵部の充填、減少 、補充または接続に関連する事象を計数するか記録する手段とを備えることによ り、流体に添加された添加剤の比率について会計検査、記録または検査をするこ とができることを特徴とする装置。 10.添加剤とともに、または添加剤を伴わずに、流体を配送することが必要な 配送手段から流体が供給される請求項9記載の装置。 11.該貯蔵部が空になったか所定のレベルまで減少したことを検出するかまた は添加剤システムにおいて添加剤がなくなったかまたは所定のレベルまで減少し たことを検出するセンサを備え、それによって該貯蔵部の空になったことまたは 減少したことに関連する事象が該センサの動作から直接的にまたは間接的に発生 する請求項9または10記載の装置。 12.該貯蔵部はセンサが装着された狭窄部によって連結された上部と下部を備 え、該センサは該貯蔵部が該狭窄部内のレベルまで減少したことを検出する請求 項9,10または11記載の装置。 13.該記録手段によって、各供給の時間的リスト中の時間的順序で該貯蔵部の 充填、減少、補充または接続に関連する事象が記録される請求項9−12のいずれ かに記載の装置。 14.該記録手段は該貯蔵部の充填、減少、補充または接続に関連する複数の事 象間における添加剤の使用量または添加剤が混合された流体中の添加剤の相対的 比率の平均値を計算するように動作する請求項9−13のいずれかに記載の装置。 15.中間留分石油にマーカー化学品を確実に添加するために使用される請求項 9−14のいずれかに記載の装置。 16.該添加剤を添加する手段は、添加剤を分離された量づつ噴射し、該貯蔵部 の充填、減少、補充または接続に関連する複数の事象間の分離された量の記録さ れた数を該分離された量を較正しまたは再計算するために使用することにより、 該添加剤を添加する手段を、該貯蔵部の充填、減少、補充または接続に関連する 複数の事象間の添加剤の使用量または流体に含まれる添加剤の相対的比率を計算 するために使用することができる請求項9−15のいずれかに記載の装置。 17.装置の一部を包囲しロックすることができるドアを有するキャビネットを 備え、また該キャビネットが入られたことを検出するセンサを備え、キャビネッ トに入られたことに関連する事象は該記録手段によって各供給の時間的リスト中 の時間的順序で記録される請求項9−16記載の装置。 18.2方向弁をさらに備え、該2方向弁は安全なキャビネットの中に包囲され ており、該2方向弁と該添加剤を流体に添加する手段は該キャビネット内で連動 し、該2方向弁のポートが添加剤の添加のために正しく設定されていない場合は 該添加剤を流体に添加する手段が動作することを防止する請求項9−18のいずれ かに記載の装置。 19.該添加剤貯蔵部、該2方向弁および該添加剤を流体に添加する手段は安全 なキャビネット内に包囲され、該組み合わせ全体が配送車両のシャーシ部材内に 実質的にはめ込まれるように配置されている請求項9−18のいずれかに記載の装 置。 20.添加システム内に配置され、選択的に該貯蔵部と一体的に形成されるアン チフラッシュ部を備え、該アンチフラッシュ部は、穴明き邪魔板等の遅延手段と 該アンチフラッシュ部の上部に入口を有する出口管等の排液手段を備える請求項 9−19のいずれかに記載の装置。 21.該流体は石油であり、該添加剤はマーカー化学品であり、かつ/または該 配送手段は配送車両である請求項10−20のいずれかに記載の装置。 22.添加剤が分離された量づつ添加剤出口手段を介してベース流体供給手段に 噴射される場合に使用される装置において、 1以上の入れ物、拡散室またはチャンネルを有する混合手段を備え、流体の流れ に対する抵抗によって相互に異なるかまたはベース流体供給手段と異なる流速の 流れが生じ、かつ該入れ物、拡散室またはチャンネルは該供給手段および混合機 出口を流れる流体の一部を受ける流体入口を有し、添加剤噴射のスラッギングの 影響が減少するように動作することを特徴とする装置。 23.流体の流れがベース流体供給手段と異なる速度で生じ、該供給手段を流れ る流体の一部を受けるベース流体入口と、添加剤を受ける入口と、拡散室内のベ ース流体と添加剤の組み合わされた流体の流れまたは流体流れの混合から生じる ベース流体と添加剤の混合物を該拡散室から放流する混合機出口とを備える拡散 室を備える請求項22記載の装置。 24.該拡散室は、供給管を含むことができる供給手段に対し、管を含むことが できるベース流体入口手段と、管を含むことができる混合機出口手段とによって 接続し、ベース流体入口手段または混合機出口手段または拡散手段は該拡散室を 流れる流体の流れを制限するために制限されている請求項22または23記載の装置 。 25.該拡散室は供給手段におけるベース流体の流れの中に配置されており、ベ ース流体入口または混合機出口等の拡散室の一部が拡散室を流れる流体の流れを 制限するために制限されている供給管を含む請求項22または23記載の装置。 26.添加剤はベース流体の1以上の通路に沿う複数の位置においてベース流体 中に噴射される請求項22−25のいずれかに記載の装置。 27.該拡散室に配置されたマニホールドをさらに備え、該マニホールドは添加 剤入口に接続され、該拡散室と連通する複数の開口を有する請求項22−26のいず れかに記載の装置。 28.ベース流体中に噴射される添加剤の流体エネルギーを利用することにより 、または該混合手段内の邪魔板または不規則物によりベース流体と添加剤の流体 エネルギーを利用することにより、該混合手段内において乱流を生じる幾何学的 手段によって該混合手段内の添加剤とベース流体の混合が増加する請求 項22−27のいずれかに記載の装置。 29.噴射手段は供給ストロークを含むサイクルで動作し、該供給ストロークは 比較的に遅い速度でなされる請求項22−28のいずれかに記載の装置。 30.供給管等の供給手段と連通する拡散室を備え、添加剤は該拡散室内に配置 され添加剤入口に接続されたマニホールドに沿う複数の開口からベース流体中に 噴射され、該拡散室中に噴射された添加剤はマニホールドに沿ってベース流体と 混合して、混合しまたは部分的に混合した流体の長いボデーを形成し、ベース流 体入口手段または混合機出口手段または拡散室の一部は、該拡散室を通過する流 体の流量および相対的速度を規制し、その結果、拡散室を通過する連続的な長い ボデーの間に重複が生じ、実質的に連続的な混合流体の流れが該拡散室の混合機 出口から供給管に入る請求項22−29のいずれかに記載の装置。 31.該マニホールドはその中に添加剤を保持できるようにその上面に沿って開 口を有する請求項22−30のいずれかに記載の装置。 32.該混合手段または拡散室はベース流体と添加剤の混合物が該混合手段また はかくさん室内に保持されるように該供給手段の下方に配置されている請求項2 2−31のいずれかに記載の装置。 33.該混合手段または拡散室は、該混合手段または拡散室内の空気の捕捉を防 ぐように傾斜して配置されている請求項22−32のいずれかに記載の装置。 34.該混合手段の入口管および出口管はスラッジまたは破片の侵入を防ぐため 該供給手段内に持ち上げられ手いる請求項22−33のいずれかに記載の装置。 35.噴射の間生じるフローサージが混合手段入口手段を介して生じるように、 混合手段の入口は混合手段出口よりもはるかに低い抵抗をもって配置されていい る請求項22−34のいずれかに記載の装置。 36.小さい断面積と幅に比べて大きな長さを有するマニホールド開口を有する ことによりマニホールドの洗い流しを減らし またはなくす請求項22−35のいずれかに記載の装置。 37.マニホールド開口が小さい断面積と幅に比べて大きな長さを有することに より、噴射中該マニホールド開口の各々を通って実質的に均一な流れが生じる請 求項22−36のいずれかに記載の装置。 38.2以上の混合手段を組み合わせて使用し、一つの混合手段のベース流体は 他の混合手段の添加剤である請求項22−37のいずれかに記載の装置。 39.添加剤が分離された量で添加剤出口手段を介してベース流体供給手段に噴 射される場合に使用され、供給ストロークを含むサイクルで動作し添加剤を分離 された量で添加剤出口手段を介してベース流体供給手段に供給する噴射手段を備 える装置において、添加剤はベース流体の1以上の通路に沿う複数の位置におい てベース流体に噴射され、噴射手段の供給ストロークは、噴射手段のスラッギン グの影響が減少するように比較的に遅い速度で行われるように構成されている装 置。 40.添加剤が分離された量で添加剤出口手段を介してベース流体供給手段内に 噴射され、それぞれチェックバルブを有する入口と出口を有するボデーを備え、 該入口は添加剤供給貯蔵部に接続することができ、該出口はベース流体供給手段 に接続することができ、さらに該ボデー内に位置するシリンダと、添加剤を入口 から出口にくみ出すために該シリンダ内で前後進ストロークで往復するように動 作することができるピストンを備える装置において、噴射の動作サイクルは、各 前後進ストロークの前に該チェックバルブが完全に着座できるために充分な予め 設定された遅延時間を設けるように設定されており、インゼクタの寸法は必要と されるストローク時間が必要な遅延時間を許容するように設定されることを特徴 とする装置。 41.インゼクタが比較的に高いストローク/直径率を有することにより、シー ル表面積はシリンダ容積に比例して減少し、ストローク長さはシリンダ容積に比 例して増加する請求項40記載の装置。 42.インゼクタはピストンを往復させるためのアクチュエー タを備え、インゼクタとアクチュエータは、該アクチュエータによって発生され た力がベース流体供給手段における全作動圧範囲にわたり該インゼクタが必要と する力よりはるかに大きいことにより、作動条件の変動がインゼクタの効率に及 ぼす影響を減少させるように構成されている請求項40または41記載の装置。 43.インゼクタは空気アクチュエータによって往復され、アクチュエータには アクチュエータの速度を制御する制限部材が設けられている請求項40−42のいず れかに記載の装置。 44.供給手段から供給される流体に添加剤を確実に添加する装置であって、添 加剤とともに、または添加剤を伴わずに、流体を供給することが必要とされ、電 子コントローラまたは流量カウンタとともに使用され、1以上のメモリー装置と 、配送車両から供給される流体に添加剤を添加する手段とを備える装置において 、該電子コントローラのプログラムを変更しまたはハッカ行為を行うための物理 的接近を否定しまたは監視する安全手段が設けられ、該安全手段は該1以上のメ モリー装置を物理的に隔離することができることを特徴とする装置。 45.該安全装置は機械的または電子的ロック手段および包囲手段である請求項 44記載の装置。 46.該安全手段はシール手段である請求項44または45記載の装置。 47.該安全手段は、該流量カウンタまたはコントローラに物理的に接近しまた はその一部を除去する行為が生じたことによる回路の破壊を検出するかまたは該 流量カウンタまたはコントローラに物理的に接近しまたはそれを除去する行為が 生じたことによるセンサの動作を検出する検出手段を備えている請求項44−46の いずれかに記載の装置。 48.該流量カウンタまたはコントローラの1以上のメモリー装置はプログラム の変更ができないメモリーによって置換されている請求項44−47のいずれかに記 載の装置。 49.該安全手段の全部または一部はオントラックコンピュータおよび流量カウ ンタまたはコントローラに加えて二重に設け られている請求項44−48のいずれかに記載の装置。
JP9529949A 1996-02-21 1997-02-21 流体添加剤を流体に添加する方法および装置 Pending JP2000505402A (ja)

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