JP2000504470A - リード位置決め用櫛歯部材付きの電気コネクタ - Google Patents

リード位置決め用櫛歯部材付きの電気コネクタ

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JP2000504470A JP9519728A JP51972897A JP2000504470A JP 2000504470 A JP2000504470 A JP 2000504470A JP 9519728 A JP9519728 A JP 9519728A JP 51972897 A JP51972897 A JP 51972897A JP 2000504470 A JP2000504470 A JP 2000504470A
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ジェイ フラハーティ,ロジャー
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    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/71Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
    • H01R12/712Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
    • H01R12/716Coupling device provided on the PCB

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 回路基板(6)に使用される電気コネクタ組立体(2)は電気コネクタ(4)及びリード位置決め用櫛歯部材(48)を有する。電気コネクタは少なくとも一列の複数のキャビティを有するハウジング、キャビティ内に配置される端子(26)を有し、各端子は対応するキャビティから延出し対応するキャビティに対して直角曲げされて延び、端子の先端に端子リード(40)を有する。リード位置決め用櫛歯部材(48)は、共面の関係の置かれベース(50)からハウジングに向けて延びる片持ち梁状ビーム(54)によって形成される並設された複数のスロット(52)を有する。各スロットは、ハウジングに面し、櫛歯部材がハウジングに取り付けられるためにハウジングに向けて移動されるときに端子リードが貫通して入る開口端を有する。組立体は隣り合う片持ち梁状ビームが緩和スロット(55)によって離間されることを特徴とし、それらは並設された端子リードが並設されたスロットに同時に挿入されるために隣り合うビームが共面内を外側に撓むことができるように十分幅広とされる。

Description

【発明の詳細な説明】 リード位置決め用櫛歯部材付きの電気コネクタ 本発明はコネクタの一側に直角曲げされて延びるリードを有し、端子が回路基 板のトレースに半田付け又は他の方法で接続可能とされる電気コネクタに関する 。 回路基板に実装可能なコネクタは回路基板の孔又はパッドのパターンに対応す るパターンに配置されるリードを有する。リードが非常に長く又は非常に薄厚と された場合には、そのリードが対応する孔又はパッドに位置決めされることを保 証するのは難しい。この問題を解決するために、多くの回路基板実装用コネクタ はリードを正確に位置決めするリード位置決め手段を有する。 米国特許第4,721,473号公報には、回路基板に実装可能な電気コネク タが開示される。そのコネクタは回路基板に平行な嵌合方向から相手コネクタを 受容できるよう配置される嵌合面を有するが、そのコネクタは回路基板に向けて 下方に延びる端子リードを形成すべく嵌合方向から直角曲げされて延びる端子を 有する。このコネクタは端子リードを位置決めするためのアダプタを有するが、 そのアダプタは3個の別体部品を有する。従来のアダプタよりも更に単純にして 扱いやすいリード位置決めアダプタが必要とされる。 本発明は、回路基板に使用される電気コネクタ組立体に関する。その組立体は 、少なくとも1列を成す複数のキャビティを有するハウジング、キャビティ内に 配置され、その各々が対応するキャビティから延長されて対応キャビティに対し て直角曲げされて延びてその先端に端子リードを有する端子、及びハウジングに 取付可能なリード位置決め用櫛歯部材を有する。リード位置決め用櫛歯部材は、 共面の関係に置かれてベースからハウジングに向けて延びる片持ち梁状ビームに よって形成される複数の 並設されたスロットを含む。各スロットはハウジングに面する開口端を有し、櫛 歯部材がハウジングへの取付のためにハウジングに向けて移動される際に、端子 はそれを通って入り込む。組立体は緩和スロットによって分離される隣り合う片 持ち梁状ビームを特徴とし、並置される端子リードが並設されるスロットに同時 に挿入されるように隣り合うビームが共面の中で外側に撓むことを可能にすべく スロットは十分広幅とされる。 本発明は添付図面を参照して以下に例示されるが、それにおいて、 図1は、回路基板の孔の列に挿入されるために端子リードを位置決めするため の櫛歯部材を含む電気コネクタ組立体の分解斜視図であり、 図2は、電気コネクタ組立体の主要部品を部分的に断面にして示す側面図で、 リード位置決め用櫛歯部材がコネクタへ組み付ける前の状態を示す図であり、 図3は、櫛歯部材のラッチの一つを断面にして示す図2類似の側面図であり、 図4は、電気コネクタへ組み付けられたリード位置決め用櫛歯部材、及び2列 の端子リードからのキャリアストリップの除去を示す側面図であり、 図5は、電気コネクタ及びリード位置決め用櫛歯部材の底面図で、リード位置 決め用櫛歯部材がコネクタに組み付けられる前に位置合わせされる状態を示す図 であり、 図6は、コネクタに組み付けられた櫛歯部材を示す底面図で、組立体の詳細を 明らかにするために一部を破断して示す図であり、 図7は、リード位置決め用櫛歯部材の斜視図であり、 図8は、リード位置決め用櫛歯部材の正面図であり、 図9は、リード位置決め用スロットを形成する対を成す片持ち梁状ビーム、及 び緩和スロットの一側の対を成していない片持ち梁状ビームを示すリード位置決 め用櫛歯部材の平面図であり、及び 図10は、片持ち梁状ビーム及びこれらのビームによって形成されるリード位 置決 め用スロットの一部を示す図であり、これらの片持ち梁状ビームを製造するため に使用される2つの成形型半体の一部を示し、成形完了時にこれらの成形型半体 が移動する方向を破線で示す図である。 好適実施形態となる電気コネクタ組立体2は、電気コネクタ4及びリード位置 決め用櫛歯部材48を有し、これらは回路基板6上に実装可能とされる。電気コ ネクタ2は、コネクタハウジング8、及び平行な2列を成すハウジングキャビテ ィ10に位置する端子26を有する。端子は嵌合面12から中央ハウジング壁1 6のハウジングキャビティ10を通って延びハウジング後面14から延出する。 コネクタハウジング8は従来品の如き構成とされ、好適実施形態によれば小型の 帯板状コネクタハウジングを有する。小型の帯板状電気コネクタは雄型又はプラ グ型半体と雌型又はリセプタクル半体とを有し、それぞれは2列の端子を有する 。各端子26は、相手コネクタとの分離可能な接続を実現できるように、略矩形 断面にして弾性を有して湾曲される嵌合接続部28を有する。雄型及び雌型端子 は、嵌合のためにハウジングの嵌合面12に対向配置されるよう置かれる。雄型 コネクタの嵌合接続部は外方に面し、雌型コネクタの嵌合接続部は内方に面する 。この嵌合面は販売される多くの小型コネクタが相互嵌合されるように標準とさ れる。ケーブルを相互接続するために使用される小型の帯板状コネクタの一例は 参照される米国特許第3,760,335号公報に示される。小型の帯板状コネ クタは通信、コンピュータ、及び産業機器への応用のための標準インタフェース とされる。例えば、小型の帯板状コネクタの嵌合インタフェースは、FCCのパ ート68の相互接続、IEEE488のGPIB(ゼネラル パーパス インフォ メーション バス)及び他のものに規定される。 ここに示される小型の帯板状コネクタと、米国特許第3,760,335号公 報に開示されるものとの相違点は、この組立体が回路基板に接続されるものであ り、通常ケーブルの回路基板への入出力接続又はI/O接続の一部として使用さ れる点であ る。重要な点は、ケーブルコネクタに使用されるコネクタハウジングがこの回路 基板用電気コネクタ2に使用されるハウジングと同じとされる点である。好適実 施形態となるこのコネクタ組立体に使用される回路基板端子26はケーブルコネ クタに使用されるものとは相違する。端子26は、ケーブルコネクタの後面に使 用されるようなワイヤ成端部又は圧接部の代わりにハウジングの後側から延出す るリード部40を有する。しかしながら端子26の厚さは嵌合接続部38及びハ ウジング嵌合面12に関する変更のない標準の嵌合インタフェース部に基づいて 決められる。0.21mm(0.0085インチ)及び0.25mm(0.01 0インチ)の厚さの端子26がこの回路基板実装型の小型の帯板状コネクタに使 用され得る。リン青銅の如きばね性を有する金属が端子26の打ち抜き折り曲げ のために使用され得る。この厚さは小型の帯板状コネクタの嵌合インタフェース 部の標準に適合することが必要とされるが、端子リード部40が柔軟性を有する こと、及び一つのみの端子リード部40の不適正な位置合わせが回路基板に予め 形成された孔パターンへの端子リード列の挿入を阻止するであろうことから回路 基板6の孔の列への挿入に対して理想的とは言えない。表面実装のリードが回路 基板の表面実装用パッドに位置合わせされる必要がある時に同様の問題が生じる 。 図1は、小型の帯板状コネクタ4、及びリード位置決め用櫛歯部材48の両方 を示す。この場合、リード位置決め用櫛歯部材はコネクタ後面14から離されて 、端子26の上列の端子リード40はリード位置決め用櫛歯部材48の片持ち梁 状ビーム54によって形成されるスロット52の入口に位置決めされる。リード 位置決め用櫛歯部材48はコネクタ4の後面14に係合されるよう前方に移動さ れてコネクタ4に組み付けられる。この移動の間に、上端子列及び下端子列の両 方の端子リード40は同時にスロット52へと移動する。この同時の多挿入組立 作用の間に分離された列の対応端子は順にスロットへ入るが、単一の組立工程が 必要とされるのみである。組立 の間に端子リード40の横方向への偏向を防止するために、端子リード40がス ロット52に挿入される際にキャリアストリップ46が2つの端子列の各々で端 子リード40の後端を結合する。 キャリアストリップ46上の端子26は、端子リード部40が直角曲げされる 前にハウジング後面14からコネクタハウジング8内へと挿入される。直線的な 端子がキャビティ10に、嵌合面12に向けて挿入されるが、その一つが図2に 示される。2列のキャビティ10は後面14と嵌合面12との間の中央壁16を 貫通して延びる。端子列は中央ハウジングリブ22の対向両側に位置する。区画 壁又は隔壁18はハウジングリブ22から隣り合う端子26を分離すべく延びる 。棚部24は区画壁18の列の両端に位置する。図2に示されるように、コンタ クト制止肩20は区画壁18上に位置する。これらの制止肩はキャビティ10内 への制止タブ30の移動を阻止し、各端子が完全挿入された位置を超えて移動し てしまうのを防止する。各端子26は更に端子先端32にラッチ34を含む。こ のラッチ34は端子が完全挿入されたときにハウジング嵌合面12上の面38に 係合する。ラッチ34は端子が引っ込むのを防止する。 本好適実施形態の小型の帯板状電気コネクタの後面14は、雄型及び雌型、又 はプラグ型及びリセプタクル型の両方、及びケーブル用及び回路基板用の両方に 共通形状とされる。従って、同一のリード位置決め用櫛歯部材48がプラグ型及 びリセプタクル型コネクタの両方に使用され得る。雌型コネクタ4Aは図2乃至 図4に示され、雄型コネクタ4Bは図5及び図6に示される。他の型の小型の帯 板状コネクタがここに示される好適なコネクタのものとは相違する後面を備えて も良く、好適実施形態となるリード位置合わ用櫛歯部材48は全ての型の帯板状 コネクタに使用可能とされなくとも良い。主に櫛歯部材ラッチにおける特定の変 更がそれらの他の小型の帯板状コネクタ形状に対応して必要とされ得るが、櫛歯 部材ラッチに対する変更は、リード位 置決め用スロット52、片持ち梁状ビーム54、又は後からのリード位置決め用 櫛歯部材48の組立に変更を生ぜしめるものではない。 図1及び図5乃至図9に示されるように、射出成形された一体のリード位置決 め用櫛歯部材48はベース50を有し、それから片持ち梁状ビーム54が延びる 。片持ち梁状ビーム54は共面となるよう平行に延びる。好適実施形態によれば 、各ビームの高さは2.03mm(0.08インチ)、長さは7.62mm(0 .30インチ)とされ、厚さは0.584mm(0.023インチ)から0.7 49mm(0.0295インチ)までの間とされる。これらの寸法は射出成形技 術における通常の加工公差の中で変わることがあるものと理解すべきである。こ れらの可撓性のあるビーム54はリード位置決め用スロット52を形成し、それ らはベース40から傾斜したスロット入口53まで延び、そのスロット入口53 はコネクタハウジング8の後面14に面する。好適実施形態によれば、各スロッ ト52の幅は0.381mm(0.015インチ)及び0.711mm(0.0 28インチ)の間で変えられる。各スロット52は各スロットの前方及び後方の 位置で2つの端子リード40を位置決めするために一対のノッチ56を含む。こ れらのノッチ56は電気コネクタ組立体2が実装されるための回路基板6の孔又 はパッドに対応してスロット52内に位置する。 2つの対の片持ち梁状ビーム54は各スロット52を形成する。対を成す片持 ち梁状ビームは図9に示すのと同じ数だけ存在する。例えば、2つのビーム54 ’が一つの対を形成し、2つのビーム54”は次の対を形成する。2つの隣り合 うビームは相違する対を形成し、例えば対54’、54”による隣り合うビーム は対を構成しないビームとして参照される。隣り合う対を構成しないビームは緩 和スロット55によって分離される。例えば、2つの隣り合う対を構成しないビ ーム、例えば再度54’の一つと54”の一つは、離間されて緩和スロット55 の両側に位置する。これらの緩和スロット55は、全てのビームによって占めら れる面内で隣り合う対のビームが互 いに外方に向けて同時に撓み可能とする。これにより列を成す端子リード40が 位置合わせされたスロット52に同時に入れられるとき、全てのビーム54は緩 和スロット55の存在により外方に撓み可能とされる。 ベース50及び片持ち梁状ビーム54は、リード位置決め用櫛歯部材48の両 端に位置するコネクタ取付部58及び基板取付部62の間に延びる。更に第1及 び第2のコネクタ取付ラッチ68、76が各端に位置し、支持棚部66によって 取付部58、62から分離される。第1及び第2のラッチ68、76は回路基板 櫛歯部材48をコネクタにスナップ係合させる。第1のラッチ68は片持ち梁状 ビーム54の面に垂直に延び、電気コネクタ4上の端位置の棚部24にスナップ 係合される形状とされる。第1のラッチ68は前側傾斜面70を含み、それはリ ード位置決め用櫛歯部材が電気コネクタ4に係合するとき、第1のラッチ68を 外側にカム動作させる。第1のラッチ68の対向面のラッチポケット74は、コ ネクタ棚部24の周囲に係合する形状とされる。第2の取付ラッチ76は、片持 ち梁状ビーム54に平行に、且つ第1のラッチ68に垂直に延びる。この第2の ラッチは、コネクタ4にリード位置決め用櫛歯部材48へ係合させる際に第2の ラッチを撓ませるための前側のカム面78、及びコネクタリブ22の第1の取付 ラッチ68と逆側でコネクタ棚部24に係合する肩80を有する。第1及び第2 のラッチ68、76はこれによりリード位置決め用櫛歯部材48をコネクタハウ ジング8に取り付ける手段を提供する。 各端のコネクタ取付部58及び基板取付部62は、コネクタ組立体2を図示し ない相手電気コネクタに固定するため及び電気コネクタ組立体2を回路基板6に 固定するためにL字形状のブラケットを形成する。図示しない従来の固定部材が コネクタラッチ取付開口60及び押さえ付け開口64に挿入され、嵌合されるコ ネクタ同士を相互に固定し、組立体2を回路基板6に固定する。本実施形態では 開口64はスロットとして示されるが、セルフタッピングねじを受容するような 穴又は突設されたボスも 適用され得る。よってリード位置決め用櫛歯部材48は、回路基板取付手段を持 たない標準的なケーブルコネクタハウジング8を含む電気コネクタ4を相手コネ クタ及び回路基板に固定する手段を提供する。 櫛歯部材の取付部58、基板取付部62、支持棚部66、第1の取付ラッチ6 8、及び第2の取付ラッチ76は全てリード位置決め用櫛歯部材48の端部に位 置する。櫛歯部材48の中央に位置する片持ち梁状ビーム54は上側及び下側に 対して遮るものがないように置かれる。従ってスロット52、55によって離間 される比較的薄厚のビーム54は上側の成形型部品82及び下側の成形型部品8 4によって成形され得るが、それらは図10に示すように片持ち梁状ビーム54 に平行な境界線又は面において結合される。片持ち梁状ビーム54は面に垂直方 向にアンダーカットを作ることなく成形されるので、櫛歯部材48を型から除去 する際に、上側の成形型82、下側の成形型84及び成形された櫛歯部材48の 間の相対移動に対して直交する方向へ引かれる必要があるような側方への移動部 品又は追加の成形型部品の必要なくして成形部品を直線的に移動するのみでそれ らは成形可能とされる。更に、比較的狭いスロット52、55によって囲まれる 比較的薄厚の片持ち梁ビーム54は成形型部品の一つのブレード88、90によ って形成され得る。これらのブレードは長く薄くされる必要はないので、成形型 ブレードがスロット42、55の軸に沿って引き抜かれることが必要とされると き、これらのブレード88、90は壊れやすくはならず通常の成形工程で破損を 受ける虞はない。更にこの成形技術は、Valoxの如き熱可塑性材料による成 形型内での射出成形の際に欠陥穴を生じないよう型内への適切な充填を可能にす る。ValoxはGeneral Electric Plastics社によ る商標である。図1及び図5乃至図9によれば、更に一体のリード位置決め用櫛 歯部材48の部品を形成する他の構造は、側方へ引かれる部品を必要とすること なく上側及び下側の成形型部品によって形成される成形キャビティ内で成形され 得 ることが明らかである。 図2乃至図4はリード位置決め用櫛歯部材48を電気コネクタ4に組み付け、 最終回路基板コネクタ組立体を完成する工程が示される。端子26がコネクタハ ウジング8に挿入された後で且つキャリアストリップ46が残された状態で、端 子リード部40はコネクタ4の後面14近くで曲げられて直角曲げ部36が形成 される。端子の上側列は下側列よりも更に後方に延びるが、この作業はハウジン グ8への端子26の挿入後にのみ行われるので同一形状の端子が各列に使用され 得る。キャリアストリップ46は同一形状の端子ストリップが使用されるときに 図1に示されるようにずらされ得る点に注目すべきである。このときにリード位 置決め用櫛歯部材がコネクタ4の後側に配置され、ハウジング後面14に向けて 移動され、コネクタ4にスナップ係合される。図3に示すように、取付ラッチ6 8、76がこの組立工程の間に外側にカム作用され得る。キャリアストリップ4 6はそのまま維持されるので、端子列は各スロット52内に挿入されることがで き、最後に正確に位置決めされるためにノッチ56に入れられる。このときキャ リアストリップ46が適当なパンチによって除去されることができ、それは更に 回路基板に挿入されるための端子端部の面取りを行う。端子端部は通常直線状の ままとされてスルーホール用リード42を形成するが、図4はリード端部が曲げ 形成されて表面実装用リード44を形成し得ることを示す。 リード位置決め用櫛歯部材48は特に米国特許第3,760,335号に示さ れる型の小型の帯板状コネクタに使用されることを意図するものであるが、他の リード位置決め用櫛歯部材が本出願に示される一つ又はそれより多くの請求の範 囲の対象内容を外れることなく他の電気コネクタに適用され得る。例えば、ここ に示された型の小型の帯板状コネクタ又は他の小型の帯板状コネクタにコネクタ を取り付けるために他の手段が提供され得る。リード位置決め用櫛歯部材は例え ばねじ又は別体の固定部材によって固定され得る。リード位置決め用櫛歯部材の 構造の変形によれば、柔軟 性を有する片持ち梁状ビームの列を有する櫛歯部材は相違する後面構造を有する コネクタに固定可能とされ得る。本発明は変形されない端子リードに適用され、 薄厚の平板部材を含むだけであるが、本発明は小型の帯板状コネクタに制限され るものでもない。例えば、本発明は更に矩形のDINコネクタの如き他の標準の コネクタにも使用され得る。従って、本発明はここに示される好適実施形態の範 囲に制限されるものでなく、この代表的な実施形態を見たときに様々な形状のも のに対して使用され得ることが当業者にとって明らかである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年11月17日(1997.11.17) 【補正内容】 刊行物米国特許第4,721,473号公報には、回路基板に実装可能な電気 コネクタが開示される。そのコネクタは回路基板に平行な嵌合方向から相手コネ クタを受容できるよう配置される嵌合面を有するが、そのコネクタは回路基板に 向けて下方に延びる端子リードを形成すべく嵌合方向から直角曲げされて延びる 端子を有する、このコネクタは端子リードを位置決めするためのアダプタを有す るが、そのアダプタは3個の別体部品を有する。 刊行物米国特許第5,037,334号公報には、一体的に成形されたスペー サ板を有するハウジングを含む電気コネクタが開示される。スペーサ板には複数 のビームが形成され、それらは端子リードを受容する溝によって分離される。ビ ームはわずかに離間され、リードが溝に挿入されるとき当接され得る。 刊行物欧州特許公開第0335160号公報には、ハウジング及び該ハウジン グに取付可能なリード位置決め用櫛歯部材を含む電気コネクタが開示される。リ ード位置決め用櫛歯部材は端子リードを受容する溝を有する。溝は縦壁によって 分離される。リードを回路基板の孔に挿入する間にリードに加わる垂直方向の力 を受けるために縦壁は横壁によって相互に連結されるので、縦壁は柔軟性を有し ない。 従来のアダプタよりも更に単純にして扱いやすいリード位置決めアダプタが必 要とされる。 請求の範囲 1.回路基板に使用される電気コネクタ組立体(2)にして、該組立体は少なく とも一列を成す複数のキャビティ(10)を有するハウジング(8)、前記キャ ビティ内に位置して、各々が対応キャビティから延出しその後該対応キャビティ に対して直角方向に延びてその先端に端子リードを含む前記端子(26)、及び 共面の関係に置かれベース(50)からハウジング(8)に向けて延びる片持ち 梁状ビーム(54)によって形成される複数の並設スロット(52)を含む前記 ハウジングに取付可能なリード位置決め用櫛歯部材(48)を有し、前記スロッ トの各々が前記ハウジングに面し前記櫛歯部材が前記ハウジングに向けて移動さ れ前記ハウジングに取り付けられるときそれを通して前記端子リードが入り込む 開口端を有し、隣り合う対を構成しない前記片持ち梁状ビームは緩和スロット( 55)によって離間され、それらは並設された前記端子リードが並設された前記 スロットに同時に挿入できるように隣り合う前記ビームが前記共面の中で外側に 向けて撓み可能とすべく十分に広幅とされることを特徴とする電気コネクタ組立 体。 2.前記リード位置決め用櫛歯部材は、その対向端で該リード位置決め用櫛歯部 材を前記ハウジングに固定するために前記ベースの対向端に取付ラッチ(68、 76)を具えることを特徴とする請求項1の電気コネクタ組立体。 3.前記ハウジングは嵌合面(12)及び後面(14)を含み、前記端子(26 )は前記ハウジングの前記後面から延出し、前記リード位置決め用櫛歯部材(4 8)は前記ハウジングの前記後面に取付可能とされることを特徴とする請求項1 の電気コネクタ組立体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.回路基板に使用される電気コネクタ組立体(2)にして、該組立体は少なく とも一列を成す複数のキャビティ(10)を有するハウジング(8)、前記キャ ビティ内に位置して、各々が対応キャビティから延出しその後該対応キャビティ に対して直角方向に延びてその先端に端子リードを含む前記端子(26)、及び 共面の関係に置かれベース(50)からハウジング(8)に向けて延びる片持ち 梁状ビーム(54)によって形成される複数の並設スロット(52)を含む前記 ハウジングに取付可能なリード位置決め用櫛歯部材(48)を有し、前記スロッ トの各々が前記ハウジングに面し前記櫛歯部材が前記ハウジングに向けて移動さ れ前記ハウジングに取り付けられるときそれを通して前記端子リードが入り込む 開口端を有する電気コネクタ組立体において、 隣り合う前記片持ち梁状ビームは緩和スロット(55)によって離間され、そ れらは並設された前記端子リードが並設された前記スロットに同時に挿入できる ように隣り合う前記ビームが前記共面の中で外側に向けて撓み可能とすべく十分 に広幅とされることを特徴とする電気コネクタ組立体。 2.前記リード位置決め用櫛歯部材は、その対向端で該リード位置決め用櫛歯部 材を前記ハウジングに固定するために前記ベースの対向端に取付ラッチ(68、 76)を具えることを特徴とする請求項1の電気コネクタ組立体。 3.前記ハウジングは嵌合面(12)及び後面(14)を含み、前記端子(26 )は前記ハウジングの前記後面から延出し、前記リード位置決め用櫛歯部材(4 8)は前記ハウジングの前記後面に取付可能とされることを特徴とする請求項1 の電気コネ クタ組立体。 4.前記スロット(52)の各々は、前記電気コネクタ組立体が回路基板に装着 されるときに該回路基板上の回路に対して前記端子リードが適当に位置決めされ るように、対応する前記端子リードを前記スロット内の所定の位置に配置できる 形状とされることを特徴とする請求項1の電気コネクタ組立体。 5.前記端子リードを所定の位置に配置するために対応する前記端子リードに係 合する少なくとも一つのノッチ(56)が前記片持ち梁状ビーム(54)に前駆 スロット(52)の各々の少なくとも一側に沿って設けられることを特徴とする 請求項4の電気コネクタ組立体。 6.前記端子(26)は2列に配置され、各列中の一つずつである2つの前記端 子リード(40)は前記スロット(52)の各々内に位置することを特徴とする 請求項1の電気コネクタ組立体。 7.前記端子リード(26)は矩形断面とされ、前記リードの長い方の断面寸法 は対応スロットの幅を有することを特徴とする請求項1の電気コネクタ組立体。
JP9519728A 1995-11-21 1996-10-25 リード位置決め用櫛歯部材付きの電気コネクタ Pending JP2000504470A (ja)

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