JP2000503582A - 横断方向仕切を有しているおむつおよびそれを製造する方法 - Google Patents

横断方向仕切を有しているおむつおよびそれを製造する方法

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Abstract

(57)【要約】 前腰領域(31)、後腰領域(33)、そして前腰領域と後腰領域の中間の股領域(35)により規定された周辺を有している吸収体(20)。おむつはさらに、液体浸透性表シート(24)、表シートに接合されている裏シート、表シートと裏シート(26)の中間の吸収核、そして1対の直立している障壁脚カフ(32)を含んでいる。各障壁脚カフ(32)は、基(46)端から基端(46)から離れている末端(48)へと延出している。障壁脚カフ(32)は大略長手方向に向けられていて、障壁脚カフ(32)の少なくとも1つが股領域(35)の少なくとも一部に配置されている活性化された領域(50)を有している。吸収体(20)はまた大略的に側方に向けられている横断方向仕切(38)を含み、その仕切の少なくとも一部は基端(46)において表シート(24)に接合されているとともにそこから末端(48)へと外方に延出しており、少なくとも一部において横断方向仕切(38)は、着用者に適用された時に横断方向仕切(38)の末縁(48)が表シート(24)から離間されるように、活性化されている領域(50)中に並べられている障壁脚カフ(32)の夫々に接合されている。

Description

【発明の詳細な説明】 横断方向仕切を有しているおむつおよびそれを製造する方法 発明の分野 本発明は使い捨て吸収体に関係しており、さらに特定すると、おむつの上に付 着した糞便物質の移動を減少するのに役立つ仕切を有している使い捨て吸収体及 びそれを製造する方法に関係している。 発明の背景 オムツのような使い捨て吸収体は、当該技術分野においてよく知られている 。使い捨て吸収体は、その上に付着した尿および糞便物質などの体内からの排泄 物を保持し吸収する。 尿付帯物を吸収及び保持することに関する技術においてはかなりの進歩がな されている。例えば、使い捨て吸収体は、吸収性ゲル化物質の含有のお陰で、め ったに漏れず、そして比較的薄い。しかしながら、当該技術分野では、使い捨て 吸収体において糞便物質の付着を取り扱おうとする試みはほとんどされてこなか った。糞便物質は着用者の皮膚に汚れをつけるという望ましくない傾向を有し、 表皮性炎症を引き起こし、汚れたおむつまたは他の使い捨て吸収体が取り除かれ るときに着用者をきれいにする仕事を煩雑にする。 この問題点を克服するために、当該技術においては糞便物質を着用者の皮膚 から隔離しようとするある程度の試みが行われてきた。このような試みは一般的 には、糞便物質がその中に付着し保持される空隙または孔を提供する。このよう な試みの例は、1987年5月5日にウィリアムス(Williams)に対し 発行された米国特許第4,662,877号;1990年1月9日にデスマレイ スその他(DesMarais et al.)に対し発行された米国特許第4 ,892,536号;1990年11月6日にカーン(Khan)に対し発行さ れた米国特許第4,968,312号;1991年2月5日にフリーランド(F reeland)に対し発行された米国特許第4,990,147号;そして1 991年11月5日にホルトその他(Holt et al.)に対し発行され た米国特許第5,062,840号中に見られる。 横断方向仕切をおむつに対し追加する試みもなされて来た。横断方向仕切は 、糞便物質が付着されるオムツの前部への糞便物質の移動を制限する。いくつか の実施例においては、横断方向仕切は障壁脚カフ(barrier leg c uffs)と接合されて糞便物質の封じ込めを確実にしている。しかしながら、 障壁脚カフに対する横断方向仕切の接合は、カフを通常は核上に保持し、従って 使用時のカフ間の効果的な距離を減少させる。従って、横断方向仕切の部位では さらに幅広く、前及び後腰領域ではさらに狭い障壁脚カフを提供することが有利 であることが判明している。この形状は、脚カフにより提供される封じ込めの利 点に悪影響を及ぼすことなく糞便物質の改善された隔離を提供する。 さらに、横断方向仕切構造は糞便物質の移動を制限するための仕切としてよ く働くことが判明しているとはいうものの、それらはおむつの高速製造中に追加 することが非常に難しい。横断方向仕切は、既存のおむつ製造ラインでは、通常 製品が流れる方向を横切る方向(cross−machine directi on)に延出しているため、横断方向仕切を取り付けるために必要な段階が非常 に複雑になる傾向にある。概して、おむつの製造は複数の操作を含んでおり、実 際にはそのすべてが、高速で移動しているウェブ(web)または個別のおむつ に発生する。従って、使い捨て吸収体を完成するために必要とされる操作の数ま たは複雑さの増大が経費に追加する。従って、簡易であり比較的に高速で実行す ることができる、横断方向仕切をおむつに接合する為の方法を提供することは利 点がある。 それ故に、本発明の目的は、使い捨て吸収体内での糞便物質の移動を制限す る横断方向仕切を有している使い捨て吸収体を提供することである。 本発明のさらなる目的は、直立していて長手方向に向けられている障壁脚カ フに容易に取り付けることができる仕切を有している使い捨て吸収体を提供する ことである。 本発明の目的はまた、横断方向仕切が脚カフの封じ込め特性に悪影響を及ぼ さないよう横断方向仕切の領域部ではさらに幅広く前及び後腰領域ではさらに狭 い障壁脚カフを提供することである。 本発明のさらなる目的は、商業ベースの製造処理工程において直立している 障壁脚カフに取り付けられる横断方向仕切を有しているオムツを提供することで ある。 本発明のもう1つの目的は、横断方向仕切が股において障壁脚カフにより適 所に保持されるとともに脚カフの封じ込め特性に悪影響を及ぼさないよう負荷区 域からは十分に取り除かれるように、横断方向仕切の領域ではさらに幅広く、そ して前及び後腰領域ではさらに狭い障壁脚カフを有している使い捨て吸収体を製 造する方法を提供することである。 図面の手短な記載 図1は、吸収体の体対面表面が見る人の方に向いている、部分的に切り取ら れて示されている本発明に従ったおむつの上平面図である。 図2は、図1の線2−2に沿うずれた(offset)垂直断面図である。 図3は、図1の線3−3に沿った垂直断面図である。 図4は、図1の線4−4に沿う断片的な側立面図である。 図5は、吸収体の体対面表面が見る人の方に向いている、部分的に切り取ら れて示されている本発明に従ったおむつの上平面図である。 図6は、本発明のおむつを製造するための1つの方法の部分の平面図である 。 図7は、横断方向仕切を有しているおむつを製造するための1つの方法の透 視図である。 発明の概要 本発明は、長手方向中心線及びそれに対し直交する横断方向中心線を有して いるおむつを含んでいる。長手方向及び横断方向軸がおむつの面を規定している 。おむつはさらに、おむつの平面に対し直交するZ方向を有する。おむつは、前 腰領域、後腰領域、前腰領域と後腰領域の間の股領域、そして前及び後腰領域の 中間で前及び後腰領域を連結している2つの長手方向側縁部を有している。 おむつはさらに、液体浸透性表シート、表シートに接合されている液体不浸 透性裏シート、そして表シートと裏シートの中間の吸収核を備えている。おむつ はまた、1対の大略長手方向に向けられている障壁脚カフを有している。障壁脚 カフの夫々は、表シートに接合されている基端から、基端から離れている末端に 向かい外方に延出している。障壁脚カフの少なくとも1つは伸長可能であり、さ らに好ましくは横断方向において弾性的に伸びることが可能である。 おむつはさらに、大略横断方向に向けられている横断方向仕切を有している 。横断方向仕切は、基端で表シートに接合されており、そこから外方に延出して いる。横断方向仕切は取付け線において障壁脚カフの夫々に接合されていること が好ましく、障壁脚カフの少なくとも1つは横断方向に延出している形状である 。取付け線はおむつの平面の上への突起を有している。おむつの平面の上への突 起は好ましくは、腰縁の1つが接近されるよう分岐している。さらに、横断方向 仕切は、好ましくは、表シートに対し角を成している(angular)関係で 配置されている。 横断方向仕切を有している吸収体を製造する為の本発明の方法は、以下の段 階を含んでいる。障壁脚カフ材料の第1及び第2ウェブは、大略相互に平行に設 けられている。第1及び第2ウェブの1つの少なくとも一部が、少なくとも上記 側方向に伸び可能である活性化されている領域を提供するよう活性化される。基 端及び末端を有している横断方向仕切が提供される。末端に隣接している横断方 向仕切の少なくとも一部は、好ましくは活性化されている領域が伸ばされている 状態にあるときに、障壁脚カフ材料の第1及び第2ウェブの少なくとも1つに接 合される。表シート材料の第3ウェブが提供され、脚カフ材料の第1及び第2ウ ェブの夫々の少なくとも一部が表シート材料の第3ウェブに接合される。裏シー ト材料上に置かれた吸収体材料を含む第4ウェブが提供される。表シート材料の 第3ウェブは第4ウェブと接合されて、個々の吸収体へと切断できるおむつウェ ブを形成する。本発明の別の実施例が意図され、さらにここの下により詳細に記 載される。 発明の詳細な説明 ここで使用された時、用語「吸収体」は体からの排泄物を吸収及び封じ込め るとともに排泄物を吸収し封じ込める為に着用者の体に接して配置されるか、ま たは着用者の体の近くに置かれる装置を引用している。用語「使い捨て」は、一 般的には洗濯されたり、それ以外には復元または再利用されることを意図されて いない吸収体を記載している(即ち、それらは1回の使用後に捨てられ、好まし くはリサイクルされたり、堆肥にされたり、又はそれ以外に環境に適合する方法 で処分されることを意図されている)。「単一(unitary)」吸収体は、 別のホルダー(holder)及びライナー(liner)のような、別の取り 扱い部材を必要としない組み合わされた本体を形成するために相互に一体化され た別々の部材により形成された物品のことを言う。本発明の使い捨て吸収体の好 適な実施例は、図1中に示されている単一の使い捨て吸収体、おむつ20である 。ここで使用された時、用語「おむつ」は、下半身の周りに一般的には幼児また は失禁者により着用される使い捨て吸収体を引用している。しかしながら、本発 明は、失禁用パンツ、失禁用下着、そしておむつホルダー及びライナーなどの他 の使い捨て吸収体にも適用可能であることを理解しなければならない。 図1は、開かれて収縮されていない状態にある本発明のおむつ20の平面図 である(弾性により誘発された収縮が延ばされているとともに、おむつ20の構 造をより明確に示す為に構造の部分が切断されている)。着用者に面しているか 、または接しているおむつ20の部分、つまり内表面、が、図を見る人に向かう よう配置さている。おむつ20は長手方向中心線L−Lおよび横断方向中心線T −Tを有している。ここで使用された時、長手方向中心線L−Lは前から後に一 直線状に配置されていて直立している着用者を左半身と右半身に二等分する。横 断方向中心線T−Tは長手方向中心線L−Lに対して直交しているとともに、お むつ20の面内に横たわっている。Z方向は長手方向中心線及び横断方向中心線 L−LNT−Tの両方に対し直交しているとともに、おむつ20の平面から外方 へ延出している。 おむつ20は、前腰領域31、後腰領域33、および前腰領域と後腰領域と の間に配置されている股領域35を有している。さらにおむつ20は、液体浸透 性表シート24、少なくとも部分的に表シート24に接合されている液体不浸透 性の裏シート26、そして表シート24及び裏シート26の間に配置された吸収 核28を備えている本体を含んでいる。(ここで使用された時、用語「接合され ている」は、第1部材または構成要素が第2部材または構成要素に直接的に固定 または連結されている状態、第1部材または構成要素が第2部材または構成要素 に間接的に固定されている状態、あるいは第1部材が中間部材または構成要素に 直接的または間接的に連結され、さらに中間部材または構成要素が第2部材また は構成要素に固定または接続されている状態を言う。「接合されている」構成要 素は、おむつ20の意図されている耐用期間を通して固定または連結されている ことを維持し、おむつ20が廃棄されるまで、そして環境に適合した廃棄の為に 必要となるまで分離されないことを意図している。)表シート24は、核28の 方に向けられている内方に向けられた表面及び着用者の方に向けられ及び/また は着用者に接触された外方に向けられている表面を有している。おむつ20はさ らに、図2中に図示されているように、表シート24の外方に向けられている表 面に取り付けられているとともにおむつ20の平面から遠ざかるよう延出してい る横断方向仕切38を備えている。おむつ20はまた、着用者の回りでおむつ2 0を固定するためのテープ締結具36、および弾性腰バンド、および密封脚カフ (図示されていない)を含んでいることが出来る。共通して譲渡されていて、1 974年11月19日にブエル(Buell)に対し発行された米国特許第3, 848,594号、1987年5月5日にヒロツエその他(Hirotsu e t al.)に対し再発行された米国特許第ReB14,662,875号;1 994年7月5日にゴーレト(Goulait)に対し発行された米国特許第5 ,326,612号;そして1990年10月16日にロバートソンその他(R obertson et al.)に対し発行された米国特許第4,963,1 40号は、締結具36を図示する為に、ここに引用されることにより本願の明細 書の記載内容に組み込まれる。1975年1月14日にブエル(Buell)に 対し発行された米国特許第3,860,003号;1978年3月21日にブエ ル(Buell)に対し発行された米国特許第4,081,301号;1987 年9月22日にローソン(Lawson)に対し発行された米国特許第4,69 5,278号;1989年2月28日にデスマレイス(DesMarais)に 対し発行された米国特許第4,808,177号;1989年1月3日にドラゴ ー(Dragoo)に対し発行された米国特許第4,795,454号;そして 1990年7月3日にフォアマン(Foreman)に対し発行された米国特許 第4,938,755号は、密封カフおよび障壁脚カフ32を図示する為に、こ こに引用されることにより本願の明細書の記載内容に組み込まれる。1985年 5月17日にキエビツその他(Kievit et al.)に対し発行された 米国特許第4,515,595号;および1989年3月28日にフォアマン( Foreman)に対し発行された米国特許第4,816,025号は、弾性化 されている腰の例を図示する為に、ここに引用されることにより本願の明細書の 記載内容に組み込まれる。 おむつ20は好ましくは、長手方向中心線L−Lの個々の側に1つづつ配置 された1対の直立している障壁脚カフ32を有している。障壁脚カフ32は大略 的に長手方向に向けられていて、長手方向中心線L−Lに対して大略平行である 主要方向を有している。しかしながら、障壁脚カフ32は、長手方向中心線L− Lに対して平行であることからのわずかな偏差を有したり、角を成していたり、 曲線をなしていることが出来、そして依然として通常の技能の人によって長手方 向に向けられていると考えられる、ことがあることが理解される。個々の障壁脚 カフ32は、基端46から外方に延出している。基端46はおむつ20に接合さ れていて、好ましくはおむつ20の表シート24に接合されている。しかしなが ら、選択された正確な形状によっては、障壁脚カフの基端46は、ここに記載さ れそして請求されている本発明から逸脱することなく、裏シート26やおむつの 他のいかなる構成要素にも接合されることができる。障壁脚カフ32は基端46 から末端48へと延出し、末端48は基端46から離れている。さらに各障壁脚 カフ32の末端48は、おむつ20が収縮した形状にある時に股領域の少なくと も一部において表シート24からZ方向に離れている。 障壁脚カフ32は、横断方向仕切38を適用するために、好ましくは少なく とも部分的に伸び可能または弾性的に伸び可能である。障壁脚カフ32が、横断 方向仕切38に少なくとも隣接して横断方向に伸びることが出来ることが好まし い。側方への伸びは、腰領域31及び33のみならず、股領域35内において障 壁カフの末端48の間の適切な間隔を提供する。(別の実施例においては、障壁 脚カフ32の部分を前腰領域31、後腰領域、またはその両方中で折り畳み、そ して接合して適切な間隔を提供することが出来る)。図5中に示されているよう に、1つの好適な実施例においては、横断方向仕切38に隣接したカフ32の末 端48間の距離S2は、前及び/又は後腰領域31,33におけるカフ32の末 端48間の距離S1よりも小さい。狭すぎるカフが吸収体上に付着した物質がお むつから漏れ出すことを許すことが出来る一方で幅広すぎるカフは吸収体の多す ぎる受入れ面を覆うことが出来るので、障壁脚カフ32の幅W及びカフ間の間隔 は重要である。中程度の大きさの乳児の為の1つの好適な実施例においては、距 離S1は約1.0インチと約4.5インチ(約2.45センチメートルと約11 .5センチメートル)の間であり、距離S2は約0.0インチと約2.0インチ (5.1センチメートル)の間、さらに好ましくは約0.25インチ(0.6セ ンチメートル)と約0.75インチ(1.9センチメートル)の間であり、もっ とも好ましくは約0.5インチ(1.25センチメートル)である。 さらに好ましくは、脚カフ32は側方または横断方向において弾性的に伸び 可能である。(ここで使用された時、用語「弾性的に伸び可能」は、力が負荷さ れた時に少なくとも1つの方向において伸び、力が減少または除去された後に略 その元の寸法まで戻る傾向がある材料を意味している。)1つの好適な実施例に おいては、脚カフ32はその長さと幅の全体を通して弾性的に伸び可能である。 他の実施例においては、脚カフ32の部分のみが弾性的に伸び可能である。図5 においては、各脚カフ32の領域50が弾性的な伸びを提供するよう活性化され ている。(両方の脚カフが活性化された領域を有するように示されているとはい うものの、本発明は、活性化された領域50を有している脚カフ32の1つのみ でも働く。ここで使用された時に用語「活性化された領域」は、伸び可能及び/ 又は弾性的に伸び可能であるように変更されている材料または要素の領域を意味 している)。好ましくは、活性化されている領域50、従って弾性的な伸び、は 、横断方向仕切38に隣接して配置されている。弾性的に伸び可能な脚カフ32 は、おむつが着用された時に、横断方向仕切38を適所に張りつめられて立上が って保持するのを助けるよう横断方向仕切に張力を提供する。 障壁脚カフ32の活性化されている領域50中おける活性の特定の配列は、 さらなる利点を提供することが出来る。例えば、図5中に示されているように、 各脚カフ32中の活性化されている領域50は、一度横断方向仕切38が追加さ れると、脚カフ32のしわ寄せ(wrinkling)及び曲り(buckli ng)を減少させるよう形作られることが出来る。横断方向仕切38は脚カフを 腰領域31及び33のいずれか、又は両方におけるよりも、股領域35の少なく とも一部においてより伸ばされているように保持しているので、各障壁脚カフ3 2の多かれ少なかれ伸ばされた部分の間に遷移区域52が存在するだろう。もし も活性化された領域50が図5中に示されているのと同じ形状を取るのであれば 、遷移区域52はよりしわが寄らないことを維持する傾向がある。いかなる数の 異なった形状をした活性化区域50も遷移区域52に沿ったしわ寄せを削減する 利点を提供するとはいえ、活性化された領域50は大略的な三角形の、台形の、 または半円形を取ることが一般的には好まれる。三角形の基部は好ましくは障壁 脚カフ32の基端46に接近して配置されることが好ましく、三角形の頂点は横 断方向仕切38の末端42が障壁脚カフ32に接合されている地点の近傍または その地点に配置されていることが好ましい。 活性化されている領域50は、当該技術において知られているいかなる手段 によっても活性化されていることが出来る。適切な活性化法は、その領域中への 弾性または弾性状要素の追加、活性化された領域50内における材料の切断、繊 細化(slitting)、加熱、超音波加熱、化学的活性化、及び/又は機械 的活性化を含む。脚カフ32の活性化された領域50を活性化するための1つの 好適な方法は、1992年10月20日にブエルその他(Buell et a l.)に対し発行され「不均一な方法でゼロ歪伸び積層ウェブを順次引き伸ばし てそれに変化している弾性の程度を与えるための方法(Method for Incrementally Stretching Zero Strain Stretch Laminate Web in a Non−Unifo rm Manner to Impart Varying Degree o f Elasticity Thereto)」と題されている米国特許第5, 156,793号;1992年12月1日にウェーバーその他(Weber,e t al.)に対し発行され「ゼロ歪伸び積層ウェブを順次に引き伸ばしてそれ に弾性を与えるための方法(Method for Incrementall y Stretching a Zero Strain Stretch L aminate Web to Impart Elasticity The reto)」と題されている米国特許第5,167,897号;そして1996 年5月21日にチャペル等(Chappell, et al.)に対し発行さ れ「弾性状動作を示しているウェブ材料(Web Materials Exh ibiting Elastic−Like Behavior)」と題された 米国特許第5,518,801号中に記載される如く、材料を環状に巻く(ri ngu roll)ことである。これらの特許の記載の全ては、これらの特許が ここに引用されることにより本願の明細書の記載中に組み込まれる。 障壁脚カフ32はいかなる適切な材料によって作ることが出来る。好適な実 施例においては、脚カフ32は疎水性の不織材料、フィルム、通気性フィルム、 開口されているフィルム、成形フィルム、またはこれらの組み合わせを含む。障 壁脚カフのいくつかの好適な実施例は、1992年9月29日にブエルその他( Buell, et al.)に対し発行され「予め配置されている弾性曲げ蝶 番を有している動的弾性腰形態を伴った吸収体(Absorbent Arti cle With Dynamic Elastic Waist Featu re Having A Predisposed Resilient Fl extural Hinge)」と題されている米国特許第5,151,092 号;1987年9月22日にローソン(Lawson)に対し発行され「二重カ フを有している吸収体(Absorbent Article Having Dual Cuffs)」と題されている米国特許第4,695,278号;そ して1987年11月3日にブエル(Buell)に対し発行され「使い捨て腰 封じ込め衣類(Disposable Waist Containment Garment)」と題されている米国特許第4,704,115号中に記載さ れている。これらの特許の記載の全ては、これらの特許がここに引用されること により本願の明細書の記載中に組み込まれる。 おむつ20の表シート24および裏シート26は吸収核28の長手方向及び 横断方向寸法より大略大きい長手方向及ひ横断方向寸法を有しており、その結果 として表シート24および裏シート26は核28を超えて延びることが出来、こ れによっておむつ20の周辺を形成出来る。ここに記載されている実施例は、約 2.5乃至約12.7キログラム(約5乃至約28ポンド)の体重の着用者の為 に適切である。しかしながら、おむつが、大人を含む、より大きなまたはより小 さな着用者により使用されることを意図されているのであれば、おむつ20はそ れに従い寸法付けされなければならないことが理解されるだろう。 表シート24は、着用者の皮膚に接触して着用者の皮膚との吸収核28の実 質的な接触を防止するおむつ20のいかなる液体浸透表面を備えることが出来る 。表シート24は、好ましくは柔軟性があり、美的に快く、そして皮膚に対して 刺激をしない。適切な表シート24は、多孔性発泡体、開口されているプラスチ ックフィルム、天然繊維、人工繊維、またはこれらの組み合わせから製造するこ とが出来る。1つの好ましい表シート24はポリプロピレン繊維を備えており、 そしてパンボンドされている(spunbonded)、けば立てられている( carded)、湿らせて置かれている(wet laid)、溶融吹き込みさ れている(melt blown)、水で絡まらせられた(hydroenta ngled)繊維の不織ウェブとして製造されることが出来る。このような好ま しい表シート24はけば立てられ(carded)、1平方メートルあたり14 乃至25グラムの基本重量を有するよう熱接着されることが出来る。1つの適切 な表シート24の例は、名称P−8の下でマサチューセッツ州、ウオルポール( Walpole)のインターナショナル ペーパー カンパニーのヴェラテック 社部門(Veratec Inc.,Division of Interna tional Paper Company)によって販売されている。他の好 ましい表シートは、プロクター・アンド・ギャンブル(Procter&Gam ble)によって販売されている「ドリーウィーブ(DRI-WEAVE)」の ような開口されている成形フィルムを含む。 裏シート26は好ましくは疎水性であるかまたは尿のような流体に対して非 浸透性であり、核28によって吸収され封じ込められた流体が着用者の下着を湿 らせることを防止する。ここで使用された時、用語「裏シート」は、おむつ20 が着用された時に核28の外側に置かれ、おむつ20中の吸収された流体を封じ 込めるいかなる仕切も意味している。裏シート26は他の可撓性の液体非浸透性 材料を使用することが出来るが、好ましくは薄いプラスチックフィルムから製造 される。ここで使用された時、用語「可撓性」は、柔軟で人体の一般的な形状に 容易に適合する材料を意味している。裏シート26は、約0.002乃至0.0 05センチメートルの厚さを有しているポリエチレンのようなポリオレフィンフ ィルムであることが出来る。適切な裏シート26は、45乃至90パーセントの LLDPと約10乃至55パーセントのポリプロピレンの混合物から形成するこ とが出来る。例示的な裏シートフィルムは、RR8220及びRR5475の名 称でインディアナ州、テール・オート(Terre Haute)のトレデガー インダストリーズ(Tredegar Industries)により販売され ている。代わりに裏シート26は、水蒸気が通り抜けるのを許容するが依然とし て液体がおむつ20の外へ漏れ出ることを阻止する通気性および/または布のよ うな材料を含むことが出来る。 表シート24および裏シート26は、大略共に伸びが可能であり、そして少 なくとも部分的には周辺で接合されている。表シート24および裏シート26は 、接着剤接着や熱密封のような当該技術においてよく知られているいかなる手段 によっても接合されることが出来る。表シート24と裏シート26を接合する特 に好ましい方法は、オハイオ州、コロンバス(Columbus)のセンチュリ ー アドヒーシブス インク(Century Adhesives,Inc. )によって製造されセンチュリー5227(Century 5227)として 販売されているような熱溶融接着剤によるか、またはミネソタ州セントポール( St.Paul)のH.B.フラー カンパニー(H.B.Fuller Co mpany)により販売されているBL1258接着剤による。もう1つの例は 、販売名H2031の下でウィスコンシン州エルムグローブ(Elmgrove )のフィンドレイ アドヒーシブス カンパニー(Findley Adhes ives Company)から入手できる。 おむつ20は好ましくは、股領域35の少なくとも一部において表シート2 4及び裏シート26の間に配置されている吸収性核28を含んでいる(ここで使 用された時、用語「核」は体からの排泄物出液を吸収し封じ込めるために使用さ れているおむつ20のいかなる構成要素を意味している)。吸収性核28は、粉 砕された木材パルプのような種々の材料から作成されることが出来、そしてさら には当該技術において広く知られているような粒状または繊維状の吸収性ゲル化 材料を含むことが出来る。吸収性核28は、1986年9月9日にワイスマンそ の他(Weisman et al.)に対し発行された米国特許第4,610 ,678号;1992年8月11日にヘロンその他(Herron et al .)に対し発行された第5,137,537号;そして1992年9月15日にヤ ンクその他(Young et al.)に対し発行された第5,147,34 5号の教えに従って作成することが出来、これらは共通に譲渡され、ここに引用 されることによりこれらの米国特許の全ての記載内容は本願の明細書の記載に組 み込まれる。吸収ゲル化材料は、望まれるのであれば、1998年4月19日に ブラントその他(Brandt et al.)に対し再発行され共通に譲渡さ れた米国再発行特許第Re.32,649号に従って作成することが出来、この 米国再発行特許はここに引用されることによりこの米国再発行特許の全ての記載 内容が本願の明細書の記載に組み込まれる。核28は、1つまたはそれ以上の組 織層によって囲われていることが出来る。 おむつ20の横断方向寸法の少なくとも一部をつないでいる(Spanni ng)のは有立している横断方向仕切38である。横断方向仕切38は大略横断 方向を向いている。大略横断方向を向いていることにより、横断方向仕切38は おむつ20の横断方向T−Tに対して実質的に平行であることを意味している。 横断方向仕切38は角をなしていたり、曲線をなしていたりし、そして通常の技 能を有している人によっては依然として横断方向に向けられていると考えられる ことがあることは認識されるだろう。おむつ20が障壁脚カフ32を有するので あれば、好ましくは横断方向仕切28は障壁脚カフ32の間の全体の距離に及ぶ 。横断方向仕切38は2つの側縁45を有しており、側縁45は横断方向におい て離れている。横断方向仕切38は1996年9月10日にドレイアーその他( Dreier et al.)に対し発行され共通に譲渡された米国特許第5, 554,142号の教えに従って大略作成することが出来る。 横断方向仕切38はおむつ20に接合され、そして好ましくは基端43にお いておむつ20の表シート24に接合される。横断方向仕切38の基端43が裏 シート26または核28のようなおむつ20の他の構成要素に接合される種々の 他の構造が実現可能であり、ここに記載されていて請求されている本発明の範囲 を逸脱しないことは、通常の技術の人々により理解されるだろう。 横断方向仕切38は好ましくは障壁脚カフ32の夫々に接合されている。横 断方向仕切38は好ましくは横断方向仕切38の末縁42の少なくとも一部に隣 接して障壁脚カフ32の夫々に接合されている。横断方向仕切38はまた好まし くは、横断方向仕切基縁43の少なくとも一部に隣接して表シート24に接合さ れている。横断方向仕切38を障壁脚カフ32および表シート24に接合するこ とにより、障壁脚カフ32および横断方向仕切38を含んでいるH形状模様が形 成される。このH形状模様は、おむつ20の後部33中に付着されている糞便物 質がおむっ20の前部31へと移動するのを防止する。おむつ20の後部33に 糞便物質を封じ込めることにより、世話をする人の為に清掃作業がより容易にな る。さらに、糞便物質はより狭い領域に封じ込まれ、そして着用者の生殖器から 遠ざけられている。 横断方向仕切38は好ましくは、表シート24の体対面表面上に配置され、 そこから外方へと延出して表シート24の体対面表面中に突然の不連続を存在さ せる。横断方向仕切38は、おむつ20の後腰領域33中に付着された糞便物質 の長手方向の移動においておむつ20の前腰領域31に向かう移動を妨害する。 横断方向仕切38は、ここに示されているものから寸法及び形状を変化させるこ とが出来るが、いずれの場合にもおいてもおむつ20の横断方向中心線T−Tに 対して平行であるのが好ましい。もしも望むのであれば、横断方向仕切38はお むつ20の横断方向中心線T−Tと一致していることさえ出来る。 横断方向仕切38は、Z方向におけるベクトル要素を伴い、おむつ20の平 面からに末縁42に向かい外方に延出している。おむつが着用者に適用された時 に横断方向仕切38が直立していて、表シート24の外方に向けられている表面 の平面上のZ方向において上記平面から離れた有効高さHまで上昇することが重 要である。有効高さHは、糞便物質の長手方向移動を妨害するための突然の不連 続を提供するのに十分でなければならない。表シート24が、しわ寄せ(wri nkles)、皺(rugosities)、うねり(undulations )、または他の平面性(planarity)からのずれを有しているのであれ ば、これらは、その有効高さHを求める時、横断方向仕切38の末縁42の位置 において考慮されるべきであることが認識されなければならない。さもなければ 、表シート24中における平面性からのこのようなずれは、表シート24の上の 仕切38の末縁42の有効高さHを減少させ、糞便物質の移動を十分に妨害しな い。 ここで使用された時、「有効高さ」は、表シート24の外方に向けられてい る表面の平面から横断方向仕切38の末縁42までのZ方向距離である。有効高 さHはおむつ20が水平表面上に載置された間にZ方向において測定され、弾性 いより誘発された収縮が発生することを許容し、これによって使用中の状態がシ ミュレーションされる。横断方向仕切38の末縁42は好ましくは、1.5セン チメートルと6.0センチメートルの間の、もっとも好ましくは約4.5センチ メートルの、表シート24の体対面表面上における有効高さHを有している。 図3中に図示されている如く、横断方向仕切38はおむつ20の平面に対し て垂直であるか、または代わりにそれと角をなす関係に配置されていることが出 来、その結果として直立している横断方向仕切38の末縁42がおむつ20の後 腰領域33に向かい向けられる。角をなした配置は、おむつ中に付着している糞 便物質の圧力が、着用者の体に対して横断方向仕切38を密封させるのを助け、 横断方向仕切38を横切る糞便物質の漏れを最小限に抑えるという利点を提供す る。その配置はさらに、着用者の体との接触を横断方向仕切38に維持させてお くために必要な垂直の力を最小限にする。 横断方向仕切38は尿浸透性材料で作成出来るが、好ましくは流れ易いBM に対して非浸透性な材料により作成される。1つの実施例においては、横断方向 仕切38は糞便物質に対して非浸透性であるが、小水に対しては少なくとも部分 的に浸透性である。非浸透性材料は、流れやすい糞便物質が着用者の生殖器に達 するのを阻止する(または、流れやすい糞便物質が着用者の生殖器に達する量を 最小限にする)。横断方向仕切38に適切な材料は、通気性複合積層体、細長い フィルム、不織材料、そしてその積層体を含んでいる。積層材料が使用されるの であれば、積層体のより皮膚にやさしい表面が着用者に向けられることが好まし い。横断方向仕切38の為に適切な材料は、発泡体、成形フィルム、スクリム( scrim)、そしてその積層体を含んでいる。さらに他の好適な実施例におい ては、横断方向仕切38は、尿が通過することは許容するが、流れ易い糞便に対 しては抵抗する材料を含むことが出来る。プロクター・アンド・ギャンブル(P rocter & Gamble)によって販売されている「ドライ ウィーブ (DRY WEAVE)」のような開口された成形フィルムもまた、液体が一方 向において通過するのを許容するが、大略的には液体および固体が反対方向にお いて通過するのを禁止する他の材料として適切である。 好ましくは、横断方向仕切38は取付け線44において障壁脚カフ32の夫々 に接合されている。取付け線44はおむつ20の平面上に突起を有している。お むつ20の平面上への取付け線44の突起は好ましくは、腰縁の1つに接近する につれて分岐する。図1中に図示されているように、取付け線44は好ましくは 前腰縁に接近するにつれて分岐する。前腰縁に向かい分岐する様式は後腰縁に向 かい分岐する様式より好ましいが、なぜならば障壁脚カフ32は横断方向仕切3 8の末縁42において相互に、および長手方向中心線L−Lに最も近くなるから である。取り付け線に関するさらなる開示は、ドラゴーその他(Dragoo et al.)の名前で1996年10月1日に出願された米国特許出願出願番 号第08/772,731号中に見ることが出来、この米国特許出願の明細書の 記載内容はこの米国特許出願がここに引用されることにより本願の明細書の記載 中に組み込まれる。 代わりに、取付け線44は、長手方向中心線L−Lに対して斜めの、即ち非平 行の、関係に配置されることも考えられる。取付け線44は、取付け線44がお むつ20の平面上に突出している時に、いずれの長手方向でも取付け線44の理 論的な延長が長手方向中心線L−Lと交差するのであれば、長手方向中心線L− Lに関して斜めになっていると考えられる。好ましくは、取付け線44はおむつ 20の前腰領域31に接近するにつれて長手方向中心線L−Lから遠ざかるよう 分岐する。 図4を参照すると、横断方向仕切38は当該技術分野においてよく知られて いるいかなる接合手段によっても障壁脚カフ32に取り付けられることが出来る 。適切な接合手段は、熱密封、接着剤接合、超音波溶接、そして自己接着(au togenous bonding)を含んでいる。好適な自己接着(auto genous bonding)技術は、1990年4月24日にボールその他 (Ball et al.)に対し発行され共通に譲渡されている米国特許第4 ,919,738号中に開示されており、この米国特許の明細書の記載内容はこ の米国特許がここに引用されていることにより本願の明細書の記載中に組み込ま れる。 取付け線44は個別の接着位置または連続接着のいずれかを備えていること が出来るる。個別の接着位置が好ましいことが出来るが、何故ならば結果として 生じているおむつ20は大略的に柔軟であり、そしてひいては、連続して接着さ れている取り付け線により形成された同様なおむつ20よりも使用者に対してよ り快適であるからである。しかしながら、個別の接着位置が取付け線44の為に 選択されたならば、個別の接着位置は、糞便物質、特に低粘度糞便物質、が個別 の接着位置の間を通過しておむつ20の前部31に入り込むほど遠く離れてはな らない。 取付け線44が曲線をなすことができるとはいうものの、取付け線44は直 線であるのが好ましい。曲線をなす取り付け線44が選択されたならば、曲線を なす取り付け線44は、糞便物質が占有するのに使用可能な容積を最大にするた めに、長手方向中心線L−Lに向かって凹まされることが好ましい。曲線をなす 取り付け線44が選択されたならば、好ましくは曲線をなす取り付け線44が大 略円形であって、略横断方向仕切38の基縁43の長さである湾曲の半径を有し ている。 図1を参照すると、取付け線44はおむつ20の平面上に突出可能である。 取付け線44がおむつ20の平面上に突出した時には、取付け線44の理論的な 延長は夾角Aを形成する。取付け線44のそれぞれは、夾角Aの1本の放射線を 形成する。好ましくは、長手方向中心線L−Lが夾角Aを2等分する。取付け線 44が曲線をなしているのであれば、取付け線44の主要部分の末端間の理論上 の延長がおむつ20の平面上への突出の規定において使用される。夾角Aは60 から150度の範囲であることが出来、そして好ましくは約70から130度、 及び80から100度の範囲であることが出来る。 複数の一様に平行な接着位置は、横断方向仕切38を直立している障壁脚カ フ32のそれぞれに接合するために使用されることが出来る。このような配置が 選択されたならば、おむつ20の平面上に突出されている取付け線44は、障壁 脚カフ32に対する横断方向仕切38の位置を制御する取付け線である。一般的 には、必ず必要ということではないが、おむつ20の長手方向中心線L−Lにも っとも接近して配置されている取付け線44は規制していて、夾角Aを規定する のに使用されなければならない。どの個別接着位置が規制している取付け線44 を形成するのかが決定できないならば、あるいは複数の取付け線44が障壁脚カ フ32への横断方向仕切38の取付けを規制するのであれば、その時はおむつ2 0の平面上への取り付け線44のいかなる組み合わせのいかなる突起も夾角Aを 決定するのに使用することが出来る。 取付け線44間の夾角Aは、横断方向仕切38と表シート24と間の角形成 関係が変化することにより必然的に変化する。断定された角度Aはまた、横断方 向仕切38の長さにおける差異や横断方向仕切38の有効高さHにおける差異を 受け入れる為に変化する。一般的には、横断方向仕切38の有効高さHが増加す るとともに横断方向仕切38と表シート24との間の角形成関係が一定のままで あるので、取付け線44の夾角Aは一定のままになるはずである。横断方向仕切 38の、横断方向の寸法における、長さが、その基端43において測定されて増 加すると、取付け線44間の夾角Aは一般的には減少しなければならない。また 、横断方向仕切38と表シート24との間の角度が90度に近づく、即ち、横断 方向仕切38が表シート24に対してより直角になる、につれて、取付け線44 間の夾角Aは増大しなければならない。このような変化は、横断方向仕切38が 障壁脚カフ32の能力を制限せずにそれらの十分な高さに達し、最も良好な封じ 込めを提供すること確実にするために必要である。 夾角の前述した範囲は5乃至28ポンドの重量を有している幼児の着用者の 範囲に適合しているおむつ20の為に適切であると判断されている。表シート2 4に関する横断方向仕切38の角度を形成する関係は、ロエその他(Roe e t al.)の名前で1996年6月18日に出願され共通に譲渡された米国特 許出願出願番号第08/664,603号の開示に従って測定される。 横断方向仕切を伴った吸収体を作成する方法 本発明のおむつ20は、図7中に大略的に示されている処理工程により形成 されることが出来る。しかしながら、おむつ20のいかなる構成要素も、手作り を含む、当該技術分野において知られているいかなる他の方法によっても製造さ れることが出来ることに注意すべきである。さらに、おむつ20のいかなる1つ または複数の構成要素は製造ライン外(off−line)で製造されて、これ らの製造のいかなる段階においても、製造ライン(on−line)のおむつ2 0の他の構成要素と結合されることが出来る。簡略のために、以下の処理工程の 記載は、おむつ20の個々の構成要素を単一ライン上で相互に平行に作成するこ とを含む本発明のおむつ20を作成する好適な方法を開示している。 図7中に示されているように、障壁脚カフ材料65はロール66から解かれ る(障壁脚カフ材料65は、製造ライン上または製造ライン外で作成されること が出来る)。障壁脚カフ材料65は好ましくは、脚カフ32に製品が流れる方向 における伸び能力を提供するために活性化されていることが好ましい。製品が流 れる方向における活性化装置81は、製品が流れる方向における伸び能力を与え るために障壁脚カフ材料65を活性化することができる当該技術分野において知 られているいかなる装置であることが出来る。1つの好適な実施例においては、 製品が流れる方向における活性化装置81は、側方活性化装置68に関して以下 により詳細に記載されているような鍛造(stamping)または環状丸み付 け(ring rolling)装置を含んでいる。 いったん障壁脚カフ材料65が製品が流れる方向において活性化されると、 それは側方活性化装置68中に供給される。側方活性化装置68は、各障壁脚カ フ32の少なくとも一部に製品が流れる方向を横切る方向における伸び能力を提 供するよう少なくとも製品が流れる方向において脚カフ材料65の少なくとも一 部を活性化する。(ここで使用された時、用語「側方」は、おむつの長手方向中 心線Lに対して大略直交している、製品が流れる方向を横切る方向を意味してい る。)しかしながら、両方の脚カフ32が活性化される必要がないことが理解さ れるべきである。さらに、脚カフ32全体が側方において活性化される必要はな い。例えば、図5及び図6中に示されているように、各脚カフ32の一部のみを 活性化することが望ましいことがある。1つの好適な実施例においては、各障壁 脚カフ32の一部のみが活性化されて活性化されている領域50を形成している 。活性化されている領域50はいかなる寸法または形状であることが出来るとも にカフ上のいかなる位置にあることも出来るが、活性化されている領域50は股 領域35の少なくとも一部分に対応していることが好ましく、そしてさらに好ま しくは横断方向仕切38の少なくとも一部分に対応している。 側方活性化装置68は、少なくとも製品が流れる方向を横切る方向において 伸びを材料に提供することができる、当該技術分野において知られているいかな る装置であることが出来る。例えば、側方活性化装置68は、1992年10月 20日にブエルその他(Buell, et al.)に対し発行され「不均一 な方法でゼロ歪伸び積層体ウェブを段階的に引き伸ばしてそこに変化する弾性の 程度を与えるための方法(Method for Incrementally Stretching Zero Strain Stretch Lami nate Web in a Non−Uniform Manner to Impart Varying Degree of Elasticity Thereto)」と題されている米国特許第5,156,793号;1992 年12月1日にウェーバーその他(Weber, et al.)に対し発行さ れ「ゼロ歪伸び積層体ウェブを段階的に引き伸ばしてそれに弾性を与えるための 方法(Method for Incrementaly Stretchin g a Zero Strain Stretch Laminate Web to Impart Elasticity Thereto)」と題された 米国特許第5,167,897号;そして1996年5月21日にチャペルその 他(Chappell, et al.)に対し発行され「弾性状の動作を示す ウェブ材料(Web Materials Exhibiting Elast ic−Like Behavior)」と題されている米国特許第5,518, 801号中にさらに説明されているような、対応する歯と溝を伴ったローラまた はプレートの間で材料を環状丸め込み(ring roll)または鍛造(st amp)することができる。上記全ての米国特許の明細書の記載内容は、上記米 国特許がここに引用されることにより、本願の明細書の記載中に組み込まれる。 さらに他の実施例においては、脚カフ材料65は伸ばされた状態にある弾性の追 加、材料の細長い切断(slitting)または折り畳み(folding) などの方法によって活性化されることが出来る。また、弾性は緩められた状態で 動作的に対応されていて、例えば熱、光、超音波等の知られている手段により収 縮されて伸び能力を提供することが出来る。伸び、そして好ましくは弾性的な伸 び特性を提供するためのいかなる他の既知の方法も使用することが出来る。 障壁脚カフ材料65が活性化された後、それは伸ばされ、一直線にされ、そ して横断方向仕切38に接合される。しかしながら、障壁脚カフ32の1つまた は両方が横断方向仕切38をカフに接合する段階に続き、活性化されている領域 50内で活性化されることが出来ることに注目すべきである。横断方向仕切38 は巻きが解かれたロール63から供給されることが出来、そして次に障壁脚カフ 材料65に隣接した場所へと滑り込まされる個々の横断方向仕切部材38へと切 断される。(横断方向仕切ウェブの為の切断及び摺動装置は、図7中で59と指 摘されている。)代わりに、横断方向仕切38が、障壁脚カフ材65に隣接した 場所へと滑り込まされている既に予め作成されている個々の部材として処理工程 に供給されることも出来る。 1つの好適な実施例においては、図6乃至7中に示されている如く、横断方 向仕切38は活性化されている領域50に隣接している障壁脚カフ32の少なく とも1つに接合されている。横断方向仕切末縁42に隣接している横断方向仕切 38の少なくとも一部が障壁脚カフ32の1つに接合されていることは好ましい ことである。さらに、障壁脚カフ32の少なくとも1つは、横断方向仕切38が 追加された時に、少なくとも横断方向において伸ばされるのが好ましい。その伸 びは、いかなる既知の引き伸ばし装置69によっても実行されることが出来、そ の一例は1995年4月18日にウォルター ボール(Walter Ball )に対し発行され「伸ばされた弾性部材を移動している基板ウェブに組み合わせ るための方法および装置(Method and Apparatus for Combining a Tensioned Elastic Membe r with a Moving Substrate Web)」と題されて いる米国特許第5,407,507号中により詳細に記載されている。障壁脚カ フを伸ばすことは、おむつ20が着用された時に横断方向仕切38が表シート2 4から離れて立ち上がり、従って生殖器に向かう糞便の流れのより良い抑制を提 供することを確実にするのを助ける。 前述されたように、1つの好適な実施例においては、障壁脚カフ32を横断 方向仕切38に接合している取付け線44は腰縁の1つに接近するにつれて分岐 する。好ましくは、このような配置は必要ということではないが、取付け線44 は、おむつの前となるものに向かって分岐する。障壁脚カフ32を横断方向仕切 38に接合する方法は、いかなる知られている方法で良い。(図7中では、接合 装置が67と指摘されている。)適切な接合方法は、加熱密着、接着剤接合、超 音波溶接、縫い付け、そして自己接着(autogenous bonding )を含んでいる。好ましい自己接着技術は、1990年4月24日にボールその 他(Ball et al.)に対し発行され共通して譲渡されている米国特許 第4,919,738号中に開示されており、この米国特許の明細書の記載内容 は、この米国特許がここに引用されていることにより、本願の明細書の記載に組 み込まれる。 いかなる適切な接合手段も表シート24と横断方向仕切38を接合するため に使用することが出来、いかなる適切な接合手段は障壁脚カフ32を横断方向仕 切38に接合することに関してここに説明されるものを含むが、それらに限定さ れない。さらに、図7は表シート24を接合する前に横断方向仕切38に接合さ れている障壁脚カフ材料65を示しているが、異なった段階の流れを有している 本発明の別の実施例も考慮される。例えば、脚カフ32が表シートに接合された 後に横断方向仕切38が障壁脚カフ32に接合されることが出来るし、または横 断方向仕切38が表シート24に接合された後に障壁脚カフ32が横断方向仕切 38に接合されることも出来る。 おむつ20の表シート24は好ましくは障壁脚カフ材料65及び横断方向仕 切38に接合されている。図7中に示されているように、表シート24は、それ が障壁脚カフ32を表シート24に接合する接合装置72に向けられる前に、ロ ール64から巻き解かれる。接合装置89は、接着剤ビードまたは他の既知の接 合手段のような、横断仕切り38を表シート24に接合するための手段を提供す る。表シート24は好ましくは、横断方向仕切基縁43の少なくとも一部に隣接 して横断方向仕切38と接合される。(図6においては、表シートと横断方向仕 切38との間の取付け線が45と指摘されている。) カフ32の基縁46に隣接したカフ32の少なくとも一部は表シート24に 接合されている。さらに、カフ32の末縁48の少なくとも一部はいかなる下側 に横たわっている構造にも接合されていない。この形態は、障壁脚カフ32の末 縁48が股領域35の少なくとも一部において表シート24から離れて直立する ことを許容する。さらに、各障壁脚カフ32の少なくとも一部は好ましくは、前 及び後領域31及び33の少なくとも一部においてその末縁48に隣接して接合 されている。このことは、カフ32が弾き飛ばされて尿あるいは糞便がおむつ2 0から漏れ出すのを許容するよりも、直立して排泄物を封じ込めることを確実に するのを助ける。図7中に示されているように、障壁脚カフ材料65は接合装置 72により表シート24に接合されている。適切な接合方法は、熱密封、接着剤 接合、超音波溶接、縫い付け、そして自己接着を含んでいる。 おむつ20の吸収核28は、ロール80から巻き解かれた基板82上の核形 成装置により形成される。障壁脚カフ材料65、横断方向仕切38、そして表シ ート24の組み合わせを含んでいるウェブは、核28の体対面表面に隣接して向 けられている。核28がいったん障壁脚カフ32及び横断方向仕切38に関して 適切に一直線状にされると、裏シート26は核28の衣服対面表面に接触される 。(彼の(his)段階は、おむつ20の他の構成要素が表シート24または裏 シート26に接合される前、またはされた後に行うことが出来ることに注目しな ければならない)。好ましくは、表シート24の少なくとも一部は接合装置83 により裏シート26に接合されている。接着剤、圧力、熱、超音波、またはこれ らの類似物を含んでいるがこれらに限定されない、いかなる既知の方法を、表シ ート24と裏シート26を接合するために使用することが出来る。1つの好適な 実施例では、表シート24及び裏シート26はおむつ20の周辺において接合さ れているが、しかしながら表シート24及び裏シート26の他の部分が接合され ることが出来る。さらに、表シート24、裏シート26、または両方のいずれか が核28または脚カフ32のようなおむつ20の他の構成要素に接合されること が出来る。 最後に、おむつウェブは、梱包され出荷される前に、さらに操作または追加 できる個々のおむつ20へと切断される。図7中においては、おむつウェブ切断 装置が85と指摘されている。 上述した処理工程は、本発明のおむつを作成するための多くの適切な方法の1 つにすぎない。この方法は、本発明の範囲を制限することを意図していない。ま た、先行する工程がいかなる適切な順序で、そしていかなる適切な方法または手 段により実行することができることが理解されなければならない。さらに、おむ つ20のいかなる構成要素も、製造ライン外で生産されることが出来る、製造ラ イン外の処理工程中におむつ20の中に取り込まれることも出来る。従って、本 発明の特定の実施例が図示され記載されてきたが、種々の他の変更および変形を 本発明の精神および範囲から逸脱することなく行うことが出来ることは当該技術 分野において習熟している人々には明白であろう。したがって、添付の請求項に おいて本発明の範囲内にある全てのこのような変更および変形を保護することが 意図されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/805,812 (32)優先日 平成9年2月26日(1997.2.26) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),BR,CA,CN,J P,KR,MX,SG (72)発明者 ドラゴー、ジェリー・レイン アメリカ合衆国、オハイオ州 45014、フ ェアフィールド、キングスモント・コート 6 (72)発明者 ライジング、ジョージ・スティーブン アメリカ合衆国、オハイオ州 45103、バ タビア、グレンダール・ドライブ 4462 【要約の続き】 0)中に並べられている障壁脚カフ(32)の夫々に接 合されている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.長手方向中心線及びそれに対して直交する側方中心線を有している吸収 体であり、前記長手方向中心線および前記側方中心線が前記吸収体の平面を規定 しており、吸収体がさらに前記吸収体の前記平面に対して直交するZ方向を有し ており、前記吸収体がさらに前腰領域、後腰領域、そして前記前腰領域と前記後 腰領域の中間の股領域部により規定されている周辺を有しており、前記吸収体は 液体浸透性表シートと; 前記表シートに接合されている裏シートと; 前記表シートと前記裏シートの中間の吸収核と;そして、 夫々の障壁脚カフが基端から前記基端から離れている末端へと延出して おり、障壁脚カフは大略長手方向に向けられていて、そして障壁脚カフの少なく とも1つが少なくとも側方に伸び可能である活性化されている領域を有している 1対の直立している障壁脚カフと; を備えており、 吸収体は、大略側方に向けられている横断方向仕切によって特徴付けら れており、前記仕切の少なくとも一部は基端に隣接して前記表シートに接合され ているとともにそこから末端へと外方に延出しており、少なくとも一部において 前記横断方向仕切が、前記吸収体が着用者に適用された時に前記横断方向仕切の 前記末端が前記表シートから離間するよう、前記活性化されている領域に並べら れている前記障壁脚カフの夫々に接合されている。 2.請求項1の吸収体においては、前記活性化されている領域が少なくとも 部分的に前記股領域内に配置されている。 3.請求項1の吸収体においては、前記活性化されている領域が前記横断方 向仕切の前記末端に並んで配置されている。 4.請求項1の吸収体においては、前記障壁脚カフの少なくとも1つが、前 記着用者に適用された時に前記横断方向仕切を張り詰めた状態に保つための張力 を提供するよう、前記横断方向仕切がそれに接合された時に側方に弾性的に伸ば された状態にある。 5.請求項1の吸収体においては、前記横断方向仕切が少なくとも部分的に 弾性である。 6.請求項1の吸収体においては、前記1対の直立している障壁脚カフが前 記後腰領域の少なくとも一部内では第1距離で、そして前記股領域の少なくとも 一部内では第2距離で相互に離れており、前記第1距離は前記第2距離より大き く、好ましくは前記第1距離が約1.0インチと約4.5インチとの間であり前 記第2距離が約0.0インチと約2.0インチとの間である。 7.請求項1の吸収体においては、前記横断方向仕切が少なくとも1つの方 向において液体浸透性である。 8.横断方向仕切を有している吸収体を作成するための方法であり、この方 法は、以下の工程を備えており: a)製品が流れる方向において相互大略的に平行な障壁脚カフ材料の第1及び 第2ウェブを提供し; b)基縁と末縁を有している横断方向仕切を提供し; c)前記末縁に隣接している前記横断方向仕切の少なくとも一部を、障壁脚カ フ材料の前記第1及び前記第2ウェブの少なくとも1つに接合し; d)表シート材料の第3ウェブを提供し; e)脚カフ材料の前記第1及び第2ウェブの夫々の少なくとも一部を、表シー ト材料の前記第3ウェブに接合し; f)裏シート材料上に配置された吸収材料を含んでいる第4ウェブを提供し; g)表シート材料の前記第3ウェブを前記第4ウェブに接合しておむつウェブ を形成し; h)前記おむつウェブを個々の吸収体へと切断し; i)この方法は、前記障壁脚カフ材料の前記第1及び前記第2ウェブの一方の 少なくとも一部が、少なくとも前記側方において伸び可能である活性化された領 域を提供するように活性化されていることを特徴としている。 9.請求項8の方法においては、障壁脚カフ材料の前記第1及び第2ウェブ の前記一方を活性化する前記ステップが、前記材料を環状に丸めることを含む。 10.請求項8の方法においては、障壁脚カフ材料の前記第1及び前記第2ウ ェブの少なくとも一方が、前記個々の吸収体が着用者に適用された時に前記横断 方向仕切を張り詰めた状態にしておく張力を提供するよう、前記横断方向仕切が それに接合された時に側方に弾性的に伸ばされた状態にある。
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