JP2000503570A - ブラシヘッド - Google Patents

ブラシヘッド

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JP2000503570A
JP2000503570A JP9526281A JP52628197A JP2000503570A JP 2000503570 A JP2000503570 A JP 2000503570A JP 9526281 A JP9526281 A JP 9526281A JP 52628197 A JP52628197 A JP 52628197A JP 2000503570 A JP2000503570 A JP 2000503570A
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    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
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    • B29L2031/425Toothbrush

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Abstract

(57)【要約】 一対の相対する面を備え、該相対する面のうちの一方面を剛毛が取り付けられて延出する剛毛支持面とし、更に、撓み可能に連結された二つ以上のセグメント(2)を有し、該セグメント(2)間の前記相対する面の各々の面に溝(4)を有し、前記相対する面のうちの少なくとも一方の面の前記溝(4)にエラストマー(5)を収容し、撓み角度を約40°未満にしたことを特徴とする弾性撓みブラシヘッド(1)である。このブラシヘッド(1)は、何れの方向にも撓むことができ、例えば、歯の頬側及び唇側の両方の表面に合わせることができる、あるいは、歯茎の損傷を回避することができる。前記横方向溝(4)は、セグメント(2)を連結するヒンジ(3)を定める。該ヒンジ(3)は、好ましくは応力が小さくなる前記相対する面の中間に配置される。エラストマー(5)は、前記ヘッド(1)の弾性及び可撓性を制御するとともに、例えば、前記ヒンジ(3)内の歪みを低減させることによって、前記ヘッド(1)の耐久性を向上するように機能する。

Description

【発明の詳細な説明】 ブラシヘッド 技術分野 本発明は、弾性撓みブラシヘッド、特に、溝を介しセグメントに分割された表 面を備え、該表面の少なくとも一方の表面の溝にエラストマーが充填され、ヘッ ドの耐久性が繰り返しの撓みに対し改善された歯ブラシヘッドに関する。更に、 本発明は、このようなブラシヘッドを有する歯ブラシに関する。 発明の背景 歯ブラシの剛毛の理想的な形状は、人の歯の形状から、歯の頬側即ち外側表面 を磨くためには凹状であることが必要であり、歯の舌側即ち内側表面を磨くため には凸状であることが必要である。ほとんどの歯ブラシは、柄と同等の厚さで、 相当に堅く、固定の曲線即ち形状をした一体型のヘッドを有している。 更に、従来の歯ブラシの欠点は、良好に洗浄するために歯に対し歯ブラシを十 分に押し付けると、柔らかい隣接の歯茎を傷つけたり不快感を与えたりする恐れ があることである。このような欠点は、歯ブラシの形状を変更するか、剛毛の硬 さや長さを変えることによって、ある程度は解決することができるが、一つの形 状で全ての状況に適応することはできない。 なお、一部のブラシには、柄に対してヘッドを撓わませることができるように する手段を組み込んだものがある。このようなものは、例えばヨーロッパ特許第 A−371,293号に記載されている。しかし、このようブラシにしても、限 られた効果しか発揮しない。また、他のブラシとして、幾つかの異なったかつ固 定の形状に調節可能なものが知られているが、この調節可能な歯ブラシは、扱い の難しいことが多く、信頼性が低い。 米国特許第4,712,267号には、逆湾曲の湾曲端部領域を有する形状保 持材料からなるS字形の細長い柄と、剛毛を含む可撓性のあるブラシブロックと 、この可撓性のあるブラシブロックを柄の長さ方向に移動可能に柄に取り付ける ための手段とを含む切り換え式歯ブラシが開示されている。この可撓性のあるブ ラシブロック及び剛毛は、柄の湾曲部分により、この湾曲部分の形状に対応した 凹状または凸状形状に曲げられている。 ヨーロッパ特許第A−454,625号には、ヘッドがループ形状をなす調節 可能な湾曲歯ブラシが開示されている。ヘッドの曲線は、カムまたはスライド機 構により凹状から凸状まで変更可能とされている。また、変更例として、ヘッド が圧縮性閉ループの形状をした柄の一部分を成し、剛毛表面は、柄が圧縮されて いないときには凹状であるが、柄が圧縮されたときには凸状となるものが記載さ れている。 上記ニつの特許のブラシは、ユーザがブラシヘッドを何れかの形状に設定する 必要がある。ブラシヘッドは、リセットするまではその形状のままである。他方 、米国特許第2,445,657号には、単一材料、例えば、加硫ゴムからなる 弾性力のあるヘッドを柄に結合した歯ブラシが開示されている。ヘッドは、連続 的に撓み可能であり、歯、歯茎または頬に押し付けることによってその曲線を調 節することができる。しかし、このようなブラシヘッドを備えた歯ブラシを、所 望の可撓性が得られるように製造することは困難であり、所望の軟質性ヘッド材 料にすると、従来のブラシヘッド材料に較べて剛毛の取り付けが困難になるとい う新たな問題を提起する。 国際特許協力条約に基づく特許出願第WO92/17093号に記載された歯 ブラシは、柄と、この柄の一端部に位置する剛毛支持ヘッドとを有している。そ して、このヘッドは、二つ以上のセグメントからなり、セグメント相互間または セグメントと柄との間が撓み可能に弾性的に連結され、そのうちの1以上のセグ メントが剛毛を支持している。このような歯ブラシは、一つの実施例においては 、ヘッドの剛毛側の表面の反対側の表面に、横方向の溝と長手方向の溝とを用い ることにより達成されており、この溝には全体的または部分的にエラストマーが 充填されている。別の実施例では、柄がフレームの内部に延在し、フレームの内 部でヘッドが弾性的に連結され、へッドとフレームとの間の空隙がエラストマー により充填されている。また、全ての実施例において、剛毛は、従来の例えばポ リアミド及びポリプロピレンのようなブラシヘッド材料に挿入されている。 上記歯ブラシは、ある程度の可撓性を備えたブラシヘッドを提供しているが、 何れも完全には満足できるものではない。特に、これら歯ブラシは、ユーザのた めに過大な操作や技術、即ち、複雑な組み立て工程を必要とするが、繰り返しの 撓みに対するブラシヘッドの長期信頼性を確保する方法を何も開示していない。 剛毛を保持するために使用されている従来の材料を主材料としてこのブラシヘ ッドを製造することは好ましいが、所望通りにヘッドを撓ませるためには、強度 の弱い部分、例えば溝を形成しなければならない。しかし、何度も撓みを繰り返 すと、ブラシヘッド材料はヘッドの薄い溝部分で破断し易い。逆に、撓みの調節 または衛生上の理由から溝にエラストマーを充填した場合は、エラストマーとヘ ッド材料との間の付着部分が破損し易い。 ところで、今回、ブラシヘッドの相対する2面それぞれに溝を設け、少なくと もこれら面のうちの少なくとも1面の溝にエラストマーを充填し、更に、ヘッド の撓みを約40°未満の撓み角度に制限することによって、ブラシヘッドの耐久 性を向上し得ることが分かった。 また、このブラシヘッドの耐久性は、ヘッドのセグメントを連結するヘッド材 料からなるヒンジを設け、このヒンジをブラシヘッドの相対する2面の中間に位 置させ、かつ、この相対する2面の各面からヘッド厚さの少なくとも約10%の 距離を離して設けることにより、更に改善される。 従って、本発明の目的は、弾性的に撓むことができ、耐久性の長いブラシヘッ ドを提供することにある。 また、本発明の他の目的は、このようなブラシヘッドを備えた歯ブラシを提供 することにある。 発明の要約 本発明の一つの実施態様によれば、一対の相対する面を備え、該相対する面の うちの一方の面を剛毛が取り付けられて延出する剛毛支持面とし、更に、撓み可 能に連結された二つ以上のセグメントを有し、該セグメント間の前記相対する面 の各々の面に溝を有し、前記相対する面のうちの少なくとも一方の面の前記溝に エラストマーを収容し、撓み角度を約40°未満にしたことを特徴とする弾性 撓みブラシヘッドを提供する。 本発明の第2の実施態様によれば、前記溝は複数対に配列された横方向溝であ り、該各複数対の溝のうちの一方の溝を、相対する面の各面に設けて前記複数対 の横方向溝同志を完全に対向させ、該対向する横方向溝の中間に配設された1以 上のヒンジにより前記セグメントを連結するために、前記各ヒンジを、前記各面 から前記ヘッドの厚さの少なくとも約10%の距離を置いて、前記相対する面の 中間に配置するように構成する。 本発明の他の実施態様によれば、前記ヘッドを備えた歯ブラシを提供する。 本発明のブラシヘッドは、撓み可能に連結された二つ以上のセグメントを有し 、該セグメント間には溝が設けられ、ヘッドが歯磨き作用を受けて撓み、例えば 個々のユーザの歯の様々な輪郭に合わせることができるようにしている。更に、 ヘッドは、相対する面のうちの少なくとも一方の面の溝にエラストマーが充填さ れている。このエラストマーは、ばねのように作用することによってヘッドの弾 性を高めることができる。このため、ヘッドを曲げるように作用する力が取り除 かれると、ヘッドは短時間で元の形状に戻る。また、溝によりセグメント間にヒ ンジが形成されている。このヒンジは、好ましくは両面の中間に位置し、各面と 面一ではなく、各面からヘッドの厚さの少なくとも約10%の距離を置いて配置 されている。また、エラストマーは、高レベルの力が作用したときにヘッドの撓 みが制限されるように曲がりの度合いを制限して、ヒンジに発生する歪みを大幅 に低減させ、製品の耐久性を向上させる。 発明の詳細な説明 本発明の弾性的に撓み可能なヘッドは、一対の相対する面を有し、この一対の 相対する面のうちの一方の面には剛毛が取り付けられている。また、このヘッド は、撓み可能に連結された二つ以上のセグメントを有し、セグメント間の相対す る表面の各々に溝を有し、ヘッドが撓んだり曲がったりできるようにしている。 このブラシヘッドは、従来の歯ブラシと同じように細長い柄の一端部に取り付け られている。例えば、剛毛が摩耗したときに、ヘッドを交換できるようにヘッド を柄に着脱式に取り付けることができ、その場合には、ヘッドは柄用の取り付け 点を備えている。好適な実施例では、ヘッドのセグメントは、同一の射出成形工 程で柄と同時に成形され、ヘッドと柄とは一つの連続部材になっている。何れの 場合でも、柄の長手方向軸線がヘッドの長手方向軸線を定めている。また、この ヘッドは、長手方向軸線に直交し、相対する面にほぼ平行な横軸線を備えている 。ここに横方向または長手方向とは、それそれ、特記しない限り横軸及び長手方 向軸線に平行な方向のことをいう。また、ヘッド自体は、全体的に細長く、細長 い方向の軸線が長手方向軸線である。 ヘッド及び柄は、従来歯ブラシ、特にプラスチック製歯ブラシ、の製造に用い られているものと同様に、どちらかといえば非圧縮性の材料、好ましくは弾性係 数が少なくとも約500MPa、より好ましくは約1000MPaの非圧縮性材 料、から形成されている。適切なプラスチック材は、例えば、ポリアミド及びポ リプロピレンであるが、ポリプロピレンの方が好ましい。適切なポリプロピレン としては、弾性係数(ISO178)が1500MPaの「ポリプロピレンPM 1600」(販売元シェル(Shell))や、エルフ・アトケム(Elf Atochem)製 のアプリル(Apryl)3400MA1がある。また、ベーリンガー・マンハイム (Boehringer-Mannheim)製のハイドロセロル(Hydrocerol)HP20DPのよ うな発泡剤を、ポリプロピレンの重量の約1%乃至約3%、好ましくは、約1. 5%乃至約2.5%の量、ポリプロピレンに混合するのが好ましい。この発泡剤 は、成形中のポリプロピレンの流れを助け、特に、ヒンジの均一な形成を助ける 。柄自体は、一般的に剛性があるものであって、その形状は歯ブラシの製造分野 において一般的なものでよい。また、柄が十分な剛性を有する場合は、公知のよ うに、柄のネック部分を柄の他の部分よりも可撓性を高くしてもよく、その場合 には、使用中ヘッドに力が加えられたとき、特に歯を磨くときに、ヘッドは以下 に説明する様に、また以下に説明する程度に撓む。 ブラシヘッドは、剛毛支持面及びその反対面に溝を備えており、この溝はセグ メント間に存在する空間である。そして、この溝によってヘッドを撓わませ、曲 げることができる。この溝は、柄の長手方向軸線に直交する向きにすることもで きるし、平行な向きにすることもでき、また、直線的でも、非直線的、例えば曲 線状かジグザグ状でもよい。非直線状の溝は、ヘッドが曲がるときに、溝に充填 されているエラストマー材内の圧縮応力を相殺するのに役立つ。ここに用いる「 横方向溝」という表現は、溝の始点と終点を結んだ直線で定められる主軸線が、 ヘッドの横方向軸線から45°の範囲内の角度ずれている溝を含む。同様に、「 長手方向溝」という表現は、前記溝の主軸線がヘッドの長手方向軸線から45° 範囲内の角度ずれている溝を含む。 好適な実施例では、ブラシヘッドは、相対する2面の各面に1以上の横方向溝 を有することによって、ヘッドは長手方向軸線に沿って曲げられる。また、この ように構成されていることにより、ブラシヘッドが歯に押し付けられたときに、 長手方向軸線に沿って凸状輪郭となるように曲げられる。この結果、特に歯の舌 側、即ち、内側表面を磨くのに適するようになる。 また、ブラシヘッドは、1以上の長手方向溝を備えることができる。長手方向 溝は、例えば剛毛の外側長手方向列を内側列から離れるように撓ませることがで きる。 特に好適な実施例では、ブラシヘッドは、ヘッドを長手方向軸線に沿って曲げ ることができるように、相対する2面の各面に横方向溝を有する、また、これら 横方向溝を連結する少なくとも一つの長手方向溝を備えていて、成形工程中にエ ラストマーが一つの横方向溝から他の横方向溝へ流れるようにしている。柄とヘ ッドとを同時成形した一体型ブラシにおいては、長手方向溝を柄に沿って延在さ せて、柄グリップを形成するために通常使用されている型のエラストマー注入点 を、ヘッドの溝用のエラストマー注入点に共用させることができる。 相対する2面のうちの一方の面の溝と他方の面の溝とを、完全に対向させても 、また、部分的に対向させても良く、また、全体的にずらしてもよいが、好まし くは、溝を完全に対向させるか、僅かずらすだけが良い。 ヘッドのセグメントを分離する溝は、ヒンジを形成しており、溝の底部にヘッ ドの薄肉領域を形成する。 溝の幅及び深さは、可変にすることができ、溝間距離も可変にすることができ る。このようにして、ヘッドの長さ方向及び幅方向の両方向または何れか一方向 のヘッドの可撓性を変更することができる。好ましくは、横方向溝だけをこのよ うに変化させるのが良い。溝の深さを変えることにより、セグメントを連結する ヒンジの位置及び厚さを調節することができる。適切な溝の深さは、歯ブラシヘ ッドの厚さが約4mm乃至約6mm(通常は約5mm)の場合、約1.4mm乃 至約3mm、好ましくは約1.5mm乃至約2.8mmの範囲内である。適切な ヒンジ厚さは、約0.4mm乃至約2.0mm、好ましくは約0.5mm乃至約 1.5mmの範囲内である。横方向溝を使用する場合、柄に近い方のヒンジの可 撓性を、遠い方のヒンジの可撓性よりも小さくする。これによって、ヘッドを均 一に曲げることができる。また、ヒンジ厚さを変化させるとヒンジの可撓性を変 化させることができる。好適な実施例では、柄に最も近いヒンジの厚さを、柄に 最も遠いヒンジ厚さの約3倍まで、好ましくは約2倍までとする。ヒンジ厚さの 一例は、3本の横方向溝を有する歯ブラシの場合、柄の端部側の溝から、それぞ れ約1.2mm、0.6mm、0.6mmである。ヘッドの撓みは、歯ブラシヘ ッドに沿って同一のヒンジが使用された場合、柄に最も近いヒンジで最も大きく なる傾向がある。剛毛支持面の溝は、反対面の溝と異なった深さにすることがで きる。好ましくは、剛毛支持面の溝を反対面の溝よりも浅くするのが良い。両面 の溝にエラストマーが入っている実施例では、これによって引張り力を受けるエ ラストマーよりも圧縮力を受けるエラストマーを多くすることができる。エラス トマーとセグメントとの付着は、引張り力に対するよりも圧縮力に対する方が強 い。 溝の幅を大きくすると、セグメント間の隙間が大きくなり、ヒンジの長さが増 加し、ヒンジの可撓性が増大する。しかし、剛毛はエラストマーではなくセグメ ントに挿入する方が好ましいので、ヘッド寸法が一定の場合、ヒンジの長さを大 きくするほど、剛毛用のスペースが小さくなる。適切な溝の幅は、約0.3mm 乃至約3.0mm、好ましくは約1.2mm乃至約2.0mmである。また、好 ましくは、溝の底部に向かって内向きに僅かに傾斜させて、溝を約3゜乃至約1 0°の角度で適切に収束させて、成形を容易にする。歯ブラシが撓むときは、溝 の幅が変化するが、溝の底部よりも溝の上部で速く変化する、この相対変化は溝 の幅及び深さの関数である。この溝の幅の変化によって、溝に収容されているエ ラストマーの圧縮または引張りが発生するため、所定のエラストマーについて、 撓み角度を制御するために溝の幾何学的形状を利用することができる。 ヒンジの長さを溝の長さと同じにすることもできるが、ヒンジの内側または側 方に1以上の隙間を設けた方が好ましい、なお、これらの領域の溝の深さはヘッ ドの厚さと等しくなっている。このようにすることにより、ヘッドを成形すると きのエラストマーの注入点を一つにすることができるという利点がある。成形工 程中は、この隙間を通ってエラストマーが一方の面から他方の面へ流れることが できる。好適な実施例では、ヒンジは不連続状で、二つ以上の、好ましくは二つ のヒンジがあり、これらヒンジにより各セグメントを隣接セグメントに、また、 柄に連結している。本実施例では、ヒンジ間と各ヒンジの側部とに隙間がある。 溝が直線状の場合、上記隙間が形成されていればヒンジ幅は一般的には重要では ないが、ヒンジの幅が広く、また、このヒンジが非直線的な形状の溝内に形成さ れている場合には、このヒンジが歪むことがある。適切なヒンジの幅は、約0. 5mm乃至約4.0mm、好ましくは約1.0mm乃至約3.0mmの範囲内で ある。 各ヒンジは、相対する2面の中間に位置し、この2面の各面からヘッド厚さの 少なくとも約10%、好ましくは少なくとも約20%、より好ましくは少なくと も約30%の距離を置いた位置にあることが好ましい。ヒンジと相対する2面の 各面との間の距離は、各面の上部からヒンジ中心部の最も近い境界表面まで引い た垂線上で測定される。ヒンジを歯ブラシ手段の面から離して配置することによ って、ヘッドの撓み時にヒンジが受ける引っ張りまたは圧縮が小さくなり、ヒン ジの耐久性が向上する。特に好適な実施例では、ブラシヘッドは、複数対に配置 された横方向溝を備えている。なお、この複数対に配置された横方向溝の一方の 横方向溝は、各面に設けられた他方の横方向溝と完全に対向している。そして、 横方向溝問の1以上のヒンジによりセグメントが連結されている。この各ヒンジ は、相対する2面の中間に位置し、また、相対する2面の各面からヘッドの厚さ の少なくとも約10%、好ましくは少なくとも約20%、より好ましくは少なく とも約30%の距離を置いた位置にあることが好ましい。 歯ブラシの相対する2面のうちの少なくとも1面の溝にエラストマーが収容さ れている。このような構成は、ヘッドのセグメントの成形が完了した後の他の射 出成形工程によって行われる。全てのエラストマーは単一の注入点から注入する のが好ましい。しかし、ヘッド内の分離されたエラストマー部分にエラストマー を供給するために、型内に別の注入点が設けられている。例えば、剛毛支持面に エラストマーを供給するための注入点が設けられ、また、反対面にエラストマー を供給するための別の注入点が設けられる。ここに「エラストマー」とは、弾性 的に圧縮可能であると共に弾性的に伸張可能な物質のことである。従って、ヘッ ドが相対する2面と直交する方向に撓んだとき、エラストマーは引張りか、圧縮 かの何れかを受ける。エラストマーは、ヘッドの可撓性を制限する効果を有し、 ヒンジの引っ張りまたは圧縮を軽減し、エラストマーとヘッドセグメントとの付 着部分の応力を制限する。このようにして、より耐久力のあるヘッドが得られる 。また、何れの方向が選択されても、エラストマーが圧縮を受けるように、剛毛 支持面及び反対側の面の両方の面の溝にエラストマーが収容されるのが好ましい 。勿論、反対面のエラストマーは引張りを受けるが、セグメントの付着部分に対 するエラストマーの引張り応力は、制限され、ヒンジ材料と協同して分担される 。 通常、ヘッドセグメントの成形完了後の、別の成形工程によって、全ての溝に エラストマーが完全に充填されるのが好ましい。このように溝にエラストマーを 完全に充填すれば、例えば、歯磨き粉の沈着による溝の汚染を回避できるという 利点が得られる。なお、ヘッドの可撓性を効果的に調整するのに十分なエラスト マーが使用されていれば、溝に部分的に充填したものであってもよい。 本発明の使用に適したエラストマーは、ショア硬さが30〜80で、弾性係数 が約500MPa未満、好ましくは約300MPa未満の熱可塑性エラストマー 、例えば、サントプレーン(Santoprene)及びサーモフレックス(Thermoflex) である。エラストマーの一例は、「PTSサーモフレックス75」(ドイツのプ ラスチック・テクノロジー・サービス(Plastic Technologie Service)により 販売されている)であって、その弾性係数(ISO178)は100MPa、硬 さ(ISO868)は80ショアAである。なお、ここに適するエラストマーと しては、PL12291、PL12292及びPL12293(フランスのマル チベース、サンローラン・デュ・ポン(Multibase,Saint Laurent Du Pont)に より販売されている)もある。一般的に、ヘッドセグメント材料と化学的に同 じ類のポリマーを基剤とするエラストマーを選択すれば、エラストマーとヘッド のセグメントとの付着が容易になる。例えば、ヘッドセグメントがポリプロピレ ン製であるとき、エラストマーはポリプロピレンを基剤とすることが好ましい。 また、エラストマーの圧縮性を更に高めるため、エラストマーに適切な可塑剤ま たは発泡剤を混合してもよい。エラストマーの材料の色は、ヘッドセグメントと 同じとすることができるが、異なった色にすれば、はっきりした縞模様または他 の模様を付けた外観にすることができる。 ヘッド全体は従来通りのほぼ平坦な形状であるが、従来のブラシに較べて可撓 性を保持している。「可撓性」とは、他端部が固定されているヘッドの一端部に 3ニュートンの力が加えられたときに、力を加えた方の端部が少なくとも2゜屈 曲することを意味する。上記固定保持されるヘッド端部は、曲げが生じる軸線に 直交し、かつ、剛毛の第1列に接する線で定められる。横方向溝を有し、ヘッド が長手方向軸線に沿って曲がるようにした好適な実施例においては、前記固定保 持される端部は、柄に連結した端部である。前記力が加えられるヘッドの一端部 は、屈曲軸線上の最も遠い位置にあるヘッドの端部である。「弾性的に撓み可能 」とは、3ニュートンの力が除去されたときに、外部から力を加えなくてもヘッ ドがの元の位置に戻ることを意味している。上記のように3ニュートンの力が加 えられたときにヘッドが曲がる角度をここでは撓み角度と呼ぶ。撓み角度は、3 ニュートンの力を受けるヘッドの自由端部の垂直方向の変位量(y)と、固定位 置と力の作用点との間の距離(x)を測定することによって簡単に測定される、 即ち、撓み角度は、tan(撓み角度)=y/xの関係式で算出される。好適な 実施例では、撓み角度は、少なくとも3°、より好ましくは少なくとも5°であ り、15°以上にすることもできる。しかし、ヘッドの構造(特に、溝及びヒン ジの寸法)、溝のエラストマー充填度合い及びエラストマーの硬さは、撓み角度 を約40°未満、好ましくは30°未満、より好ましくは20°未満に抑え得る ように定められる。このようにすると、ヒンジとエラストマーセグメントとの付 着部分に過大な応力が加えられることなく、許容できる程度の撓みをユーザに提 供できることが分かった。 極めて好ましい実施例では、相対する2面の一方の面だけが剛毛を支持し、ブ ラシの長手方向軸線に沿って配設された剛毛の自由端部は、ヘッドが通常の無応 力状態のとき、ほぼ凹状の輪郭を形成している。また、極めて好ましい実施例で は、剛毛支持面が凹状の形状になっている。これらの実施例において、ベッドは 、歯ブラシの長手方向軸線に沿って配置された剛毛の自由端部がほぼ凸状輪郭を 形成する程度に、ヘッドの剛毛支持面が湾曲できるような撓み角度を備えている ことが好ましい。ヘッドの面は、剛毛支持面の基本平面上の直交する二つの軸線 方向の何れか一方、または両方に沿って凹状に変形することができる。ヘッドの 面が長手方向軸線に沿って凹状である場合、曲率半径をヘッドの長さ方向に沿っ て変化させることができる。この曲率半径は、好ましくは10mm乃至500m m、より好ましくは15mm乃至250mm、特に好ましくは、25mm乃至1 50mmである。 ブラシヘッドは、相対する2面のうちの一方の面から延出した剛毛を有する。 この剛毛は、当該技術分野では既知の何れの材料で形成することも可能である。 本発明に適切な剛毛材料は、ポリエステルとナイロンである、例えばデュポン・ ナイロン(Dupont Nylon)612である。また、この剛毛は円形断面であること が好ましいが、矩形、六角形及び三つ葉形を含む他の断面でもよく、また、これ に限定されない。更に、剛毛の直径及び長さは、当該技術の専門家により知られ ている通常の寸法の中で変化させることができる。また、この剛毛は、一般的に 従来通りに房状に分けられて、様々な方法でブラシヘッドに取り付けることがで きる。ここで好適な方法は、ステープリングや融着である。剛毛は、セグメント またはエラストマーに、好ましくはセグメントの硬質材料に挿入してもよい。剛 毛の切断及び端部の丸味付けは、当該技術で公知の何れの方法を用いて行っても よい。 使用の際、本発明のブラシヘッドを有する歯ブラシは、全く従来通りの歯磨き の手の動作で、好ましくは歯科保健機関が推奨する方法で、歯を磨くために使用 することができる。本発明のブラシヘッドは、電動歯ブラシまたは子供用歯ブラ シにも使用できる。 次に、具体例により、添付の図面を参照しながら本発明を説明する。 第1図は、本発明の第1実施例の部分側面図であり、横方向溝を備えたブラシ ヘッドを示している。ヘッドは無応力状態では平坦であるが、剛毛表面が長手方 向に沿って凹状になるように、剛毛は異なった長さに切断されている。 第2図は、ブラシヘッドの平面図であって、横方向溝、長手方向溝、及び不連 続ヒンジを示す。分かり易くするために剛毛は省略されている。 第3図は、本発明による歯ブラシの斜視図である。分かり易くするために剛毛 は省略されている。 第4図は、第3図に示された歯ブラシの斜視図であって、エラストマーを省略 して、ヒンジ及び溝をより明確に示している。 第5図は、撓み角度の測定方法を説明する概略図である。 第1図を参照すると、ブラシヘッド(1)は、ほぼ平行な上下面を備えており 、ヘッド材料と同じ材料の薄いヒンジ(3)により撓み可能に連結されたセグメ ント(2)を有している。上下面には、エラストマー(5)を充填した同数でほ ぼ平行な横方向溝(4)が設けられている。上面から延出した剛毛は複数の房( 6)に分散配置されている。ヘッド(1)は柄への取り付け点(7)を備えてい る。 第2図を参照すると、歯ブラシヘッド(1)は、柄(8)の一端部に一体的に 形成されている。ヘッド(1)は、3対の横方向溝(4)を備えており、各対の 横方向溝(4)の一つの溝が上下各表面それぞれに配置されている。横方向溝( 4)は波形であり、単一の長手方向溝(9)が横方向溝(4)を連結し、かつ、 柄(8)内へ延出している。溝(4)(9)にはエラストマー(5)が完全に充 填されている。横方向溝(4)によってヘッド(1)のセグメント(2)が形成 され、これらセグメント(2)はヒンジ(3)により互いに連結されている。ヒ ンジ(3)の中間及びヒンジ(3)の両側に隙間(10)があり、これらの隙間 (10)においてエラストマー(5)が上表面から下表面まで拡がっている。 第3図及び第4図において、ヘッド(1)は、柄(8)と同時に成形されてお り、剛毛支持表面(上表面)が長手方向軸線に沿って凹状になっている。柄(8 )の空隙(11)にエラストマーが充填されて、ハンドグリップ(16)が形成 されている。空隙(11)は、柄(8)の裏側の長手方向溝(12)によって互 いに連結されており、第2図に示されているように、この長手方向溝(12)は ヘッド(1)内へ延出して横方向溝(4)を連結している。空隙(11)及び溝 (4)、(9)、(12)内のエラストマーは、単一注入点(13)から注入さ れ、目立つ外観を与えるためにヘッド材料とは異なった色になっている。ヘッド (1)は、上表面に剛毛房を植え込む穴(14)を有している。 第5図は、撓み角度の測定方法を示している。ヘッド(1)は、柄(8)に取 り付けられる側の端部に位置する剛毛(6)の第1列で固定(15)され、反対 側の端部に3ニュートンの力(F)が加えられる。点線は、力が加えられる前の ブラシヘッド(1)の元の位置を示している。力(F)が加えられたときのヘッ ド(1)の自由端部の垂直方向変位量(y)が測定され、この距離(y)と、力 の作用点と固定位置との間の距離(x)とから、関係式tan(撓み角度)=y /xにより、撓み角度が算出される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一対の相対する面を備え、該相対する面のうちの一方の面を剛毛が取り付け られて延出する剛毛支持面とし、更に、撓み可能に連結された二つ以上のセグメ ントを有し、該セグメント間の前記相対する面の各々の面に溝を有し、前記相対 する面のうちの少なくとも一方の面の前記溝にエラストマーを収容し、撓み角度 を約40°未満にしたことを特徴とする弾性撓みブラシヘッド。 2.前記剛毛支持面の前記溝に前記エラストマーを収容していることを特徴とす る請求項1に記載のブラシヘッド。 3.前記剛毛支持面の反対側の面の前記溝にエラストマーを収容していることを 特徴とする請求項1に記載のブラシヘッド。 4.前記相対する面の各面の前記溝にエラストマーを収容していることを特徴と する請求項1に記載のブラシヘッド。 5.細長い柄を有し、請求項4に記載のブラシヘッドを該柄の一端部に取り付け たことを特徴とする歯ブラシ。 6.1以上の横方向溝を有することを特徴とする請求項5に記載の歯ブラシ。 7.前記横方向溝は複数対に配列され、該複数対に配列された横方向溝のうちの 一方の溝を相対する面の各面に設けて前記複数対の横方向溝同志を完全に対向さ せ、1以上のヒンジにより前記セグメントを連結するために、該各ヒンジが、前 記相対する面の中間に配設され、かつ、該相対する面の各面から前記ヘッドの厚 さの少なくとも約10%の距離を置いて配置されていることを特徴とする請求項 6に記載の歯ブラシ。 8.前記各ヒンジは、前記各面から前記ヘッドの厚さの少なくとも約30%の距 離を置いて配置されていることを特徴とする請求項7に記載の歯ブラシ。 9.歯ブラシが通常の無応力時の形状であるときに、該歯ブラシの長手方向軸線 に沿って配置されている剛毛の自由端部がほぼ凹状の輪郭を形成することを特徴 とする請求項8項に記載の歯ブラシ。 10.1以上の長手方向溝を有することを特徴とする請求項5から9の何れか1 項に記載の歯ブラシ。
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