JP2000503056A - 液体型の増粘剤製剤(▲ii▼) - Google Patents

液体型の増粘剤製剤(▲ii▼)

Info

Publication number
JP2000503056A
JP2000503056A JP9524802A JP52480297A JP2000503056A JP 2000503056 A JP2000503056 A JP 2000503056A JP 9524802 A JP9524802 A JP 9524802A JP 52480297 A JP52480297 A JP 52480297A JP 2000503056 A JP2000503056 A JP 2000503056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thickener
aqueous
water
viscosity
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9524802A
Other languages
English (en)
Inventor
コンラディ,ヨーアヒム
エンゲルス,トーマス
グレス,ヴォルフガング
ノイマン,ラルフ
フォン・リビンスキー,ヴォルフガング
シーファーシュタイン,ルートヴィッヒ
シュルテ,ハインツ―ギュンター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Henkel AG and Co KGaA
Original Assignee
Henkel AG and Co KGaA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Henkel AG and Co KGaA filed Critical Henkel AG and Co KGaA
Publication of JP2000503056A publication Critical patent/JP2000503056A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D7/00Features of coating compositions, not provided for in group C09D5/00; Processes for incorporating ingredients in coating compositions
    • C09D7/40Additives
    • C09D7/43Thickening agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L75/00Compositions of polyureas or polyurethanes; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L75/04Polyurethanes

Abstract

(57)【要約】 本発明は、とりわけ、水性増粘剤(とりわけ、ポリウレタン系増粘剤)の液体製剤用の助剤としてのアルキルポリグリコシド、及びそれを用いて製造される水性増粘剤製剤に関する。また本発明は、増粘すべき系(例えば水性ラテックス塗料)におけるその増粘剤製剤の使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 液体型の増粘剤製剤(II)発明の分野 本発明は、水性増粘剤(とりわけ、ポリウレタン系増粘剤)を液体型に調剤す るための助剤、及びそれら助剤を用いて製造される水性増粘剤製剤に関する。ま た本発明は、増粘すべき系(例えば水性エマルジョン塗料)におけるその増粘剤 製剤の使用に関する。先行技術 その増粘特性を会合作用機構で説明することができるポリウレタン系増粘剤は 、例えば自動車用及び工業用ラッカー、プラスター及び塗料、印刷インク及び繊 維用染料、顔料印刷ペースト、医療用及び化粧用製剤、植物保護製剤及び充填剤 分散液などといった水性系の流動学的性質を達成するための助剤として好適であ る。このような増粘剤の作用機構は、例えばPolymers Paint Colour Journal,1 81,270(1991)に記述されている。ポリウレタンの他に、少量の長鎖エポキシド とブロック的に又は統計的に更に反応させたエトキシル化脂肪アルコール、長鎖 脂肪アルコールで部分的にエステル化された非イオン性ポリアクリレート又はポ リアクリルアミド、あるいは長鎖アルキル鎖でエーテル化されたセルロース誘導 体も、水性系の会合性増粘剤として使用できる。これらは、塗料及びラッカーの 増粘剤として古くから使用されてきたセルロースエーテルや古くからのアルカリ 可溶性ポリアクリレートに代わるものとして、又はそれらを補足するものとして 使用されることが多くなっている。会合性増粘剤は、従来の増粘剤系に対して、 例えば次に挙げるようないくつかの利点を持つ: ・配合中の粘度が低い ・使用中にはねる傾向が少ない ・優れた色 ・凝集が少ないため光沢が強い ・コーティングの水に対する感受性が低い ・微生物侵入に対する脆弱性が低い ・せん断力にさらした時の増粘した分散液の粘度の減少がごくわずかである(ニ ュートン流体挙動に近い)。 このような増粘剤の生産と使用については、例えばUS 4,079,028 及び US 4,4 26,485 に記述されている。 ポリウレタン系増粘剤は、同じ増粘効果を持つポリアクリレート又はセルロー スエーテルよりはるかに低い粘度を持つが、ポリウレタン系液体増粘剤の製剤に はまだ問題点がある。水溶液の形態では、既知のポリウレタン増粘剤は極めて高 い粘度を持ち、それが水性系への配合を極めて困難にしている。 ポリウレタン増粘剤の粘度を低下させようとする試みは過去に種々なされてき た。例えば、その分子量が下げられたが、それは増粘効果を著しく低減させるこ とになった。 ポリウレタン増粘剤水溶液の粘度を低下させる標準的な方法は、例えば水溶性 一価又は多価アルコールなどの水溶性低分子量溶媒を添加することである。この 方法の重大な欠点は、例えば展性や安定性などといった性能が低下することと、 揮発性溶媒の放出量が増大することである。 増粘剤製剤中に低分子量溶媒を使用することの上述の欠点は、例えば増粘剤を 固形で供給、加工することによって克服することができる。しかし、固形の増粘 剤を調剤することの欠点は、その増粘剤の生産工程とその後の加工工程の両方に 、処理操作を追加しなければならないことにある。前者の場合は、増粘剤を反応 媒体から分離し、それを粉末型に変換する必要があり、また後者の場合は、最終 的な応用が可能なように、その粉末を、その使用前又は使用中に、まず溶解又は 膨潤によって加工できる形態に変換する必要がある。 比較的大量の水を添加することによってこの増粘剤系の粘度を低下させるとい う可能性は経済的でないと思われる。なぜならこれでは活性物質の濃度が不適切 に低下し、したがって適用量が増大するからである。 現在のところ、DE-A-43 10 702 に従って、アルコキシル化アルコール又はフ ェノール類を添加することによって、ポリウレタン増粘剤の水溶液の粘度を低下 させることができるが、増粘剤の粘度を十分低下させるには、これらを高濃度に 使 用する必要がある。該文献は、水性増粘剤系の粘度を低下させるために2,4,7 ,9−テトラメチル−5−デシン−4,7-ジオールを25重量%までの量で使用 することをも開示している。 DE-A-36 30 319 は、それ自体が低い粘度を持つポリウレタン系増粘剤の合成 を記述している。この文献は「可溶化剤」としてのエトキシル化アルコール類の 使用に言及している。そのような可溶化剤の例として、獣脂アルコール1モルと エチレンオキシド(EO)60モルの付加生成物及びノニルフェノールとEO1 2モルの付加生成物が挙げられている。 US 4,636,326 は、水性圧媒液に既知ポリウレタン増粘剤と二量体脂肪酸エス テルの混合物を使用することを開示している。この文献は、添加剤分散助剤とし ての非イオン界面活性剤の使用に言及している。この文献は、圧媒液の粘度を低 下させるためにアルキルポリグリコシドを使用することには触れていないし、ま たそのような効果についても言及していない。 したがって本発明の課題は、上述の欠点を避けることと、低い粘度を持ち、そ れゆえに扱いやすい増粘剤製剤を提供することであった。またそれと同時に、目 的どおり水溶液として使用した時に、その増粘剤の本来の特性はほとんど損なわ れないことが望ましい。 予想外にも、オリゴマー化度の低いアルキルポリグリコシドを約10重量%添 加するだけで、水性増粘剤製剤が扱いやすくなる程度にまで粘度低下することを ここに見出した。発明の説明 本発明は、水分散性又は水溶性有機ポリマー増粘剤と、粘度低下剤とを少なく とも含有する水性増粘剤製剤であって、その粘度低下剤が式(I): R1O−[G]p (I) [式中、R1は、炭素数4〜22のアルキルおよび/またはアルケニル基であり 、Gは炭素数5または6の糖単位であり、pは1〜2の数である。] で示される化合物を少なくとも1つは含有することを特徴とする水性増粘剤製剤 に関する。 本発明に関して、水分散性又は水溶性増粘剤とは、とりわけ、会合機構によっ て作用する増粘剤であると解釈される。これらには、例えば、長鎖脂肪アルコー ルで部分的にエーテル化されたポリアクリレートおよびポリアクリルアミド、長 鎖セルロースアルキルエーテル、そして特にポリエーテルポリウレタンなどがあ る。 本発明の目的にとって好ましいポリエーテルポリウレタンは、一般に、それぞ れOH官能基1個を含有するポリエーテルポリオール2モルと平均2個のイソシ アナート基を含有する分子1モルとの反応生成物である。 好適なポリエーテルポリオールは、例えばエチレンオキシド、プロピレンオキ シド及び/又はブチレンオキシドの重合生成物、それらの共重合生成物又はグラ フト重合生成物、多価アルコール又はその混合物の縮合によって得られるポリエ ーテル、並びに一価もしくは多価アルコール、アミド、ポリアミド及びアミノア ルコールのアルコキシル化によって得られるポリエーテルなどである。これらの ポリエーテルポリオールは水に溶解しうる程度に親水性が高いことが好ましい。 少なくとも主としてポリアルキレングリコール(好ましくはポリエチレングリコ ール又はポリプロピレングリコール)を含有するポリエーテルポリオールが、一 般に増粘剤の生産に使用される。そのポリアルキレングリコール中に存在するポ リオキシアルキレン単位の数は、約20と約400の間で変動しうる。取り扱い 性と効果に関して最良の結果は、平均ポリオキシアルキレン基含量を約150〜 250にすると得られる。 好適なイソシアナート保持分子は、低分子量脂肪族及び/又は芳香族ジイソシ アナートと、好ましくは二価アルコールとの反応によって製造されるいわゆる「 鎖延長型」イソシアナートである。 好適なイソシアナートの例は、1,5−ナフチレンジイソシアナート、4,4' −ジフェニルメタンジイソシアナート(MDI)、水素化MDI(H12MDI)、キシリレ ンジイソシアナート(XDI)、テトラメチルキシレンジイソシアナート(TMXDI)、ジ −及びテトラアルキルジフェニルメタンジイソシアナート、4,4'−ジベンジル ジイソシアナート、1,3−フェニレンジイソシアナート、1,4−フェニレン ジイソシアナート、トルイレンジイソシアナート(TDI)の異性体、場合により その組み合わせ、1−メチル−2,4−ジイソシアナト−シクロヘキサン、1,6 −ジイソシアナト−2,2,4−トリメチルヘキサン、1−イソシアナトメチル− 3−イソシアナト−1,5,5−トリメチルシクロヘキサン、塩素化又は臭素化ジ イソシアナート、リン含有ジイソシアナート、テトラメトキシブタン−1,4− ジイソシアナート、テトラメチレン−1,4−ジイソシアナート、ペンタメチレ ン−1,4−ジイソシアナート、ヘキサメチレン−1,4−ジイソシアナート(HD I)、フタル酸−ビス(イソシアナトエチルエステル)、ジシクロヘキシルメタン ジイソシアナート、1,12−ジイソシアナトドデカン、及び二量体脂肪酸ジイ ソシアナートである。 二量体脂肪酸は、不飽和C18モノカルボン酸(オレイン酸、トールオイル脂肪 酸又はリノール酸など)の熱又は触媒的二量化によって得られる、主としてC36 カルボン酸の混合物である。二量体脂肪酸を反応させると、1分子あたり平均2 個のイソシナート基を含有する二量体脂肪酸ジイソシアナートを得ることができ る。 低分子量ポリイソシアナートに加えて、鎖延長型イソシアナートを使用するこ ともできる。このタイプのポリイソシアナートは、好ましくは平均二価のアルコ ール約xモルを、平均二官能性のジイソシアナート約x+1モルと反応させるこ とによって得ることができる。反応生成物中のイソシアナート基の平均数は常に 2であるが、得られるジイソシアナートの分子量はxが増大するとともに増大す る。好適な二価アルコールは、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブ チレングリコール及びそれらの高級同族体などといったグリコールである。二量 体脂肪酸エステルの還元によって得ることができる二量体アルコールも好適であ る。例えば一価、二価又は三価アルコールによるトリグリセリドのエステル交換 などによって得られる平均二官能性のアルコールとアルコール留分も増粘剤の生 産に使用できる。ただし、付加されたアルキレンオキシド基の数が1〜500、 好ましくは10〜200、より好ましくは20〜150である、エチレンオキシ ド及び/又はプロピレンオキシドと二価アルコール(例えばエチレングリコール 、 プロピレングリコール又はブチレングリコール)の付加生成物を、イソシアナー トの鎖延長に使用することが好ましい。この点で、x=1又はx=2における反 応生成物が特に好ましい。 この方法で得ることができる鎖延長型ジイソシアナートを、通例、一官能性ポ リエーテルポリオールと反応させる。これらのポリエーテルポリオールは、2〜 24個の炭素原子を含有するα−エポキシドと1〜24個(好ましくは6〜18 個)の炭素原子を含有する一価アルコールの付加生成物であることが好ましい。 得られるポリエーテルポリオールはホモ重合生成物であってもよいし、共重合生 成物であってもよい。 NCO:OH比は通例約0.9〜1.1:1であり、約1:1の比が好ましい。 ポリウレタン分子は直鎖状であることが好ましく、通例5,000〜500,0 00の平均分子量を持つ。一定の応用では、分子量を最大100,000又は1 0,000に制限することが有益な場合もある。 アルキルおよびアルケニルオリゴグリコシドは、式(I): R1O−[G]p (I) [式中、R1は、炭素数4〜22のアルキルおよび/またはアルケニル基であり 、Gは炭素数5または6の糖単位であり、pは1〜2の数である。] で示される既知の非イオン界面活性剤である。このような化合物は、有機合成化 学的方法によって得られる。これに関する広範な文献の例として、EP−A1− 0301298およびWO90/03977が挙げられる。 アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドは、炭素数5または6の アルドースまたはケトースから、好ましくはグルコースから誘導し得る。すなわ ち、好ましいアルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドは、アルキル および/またはアルケニルオリゴグルコシドである。 式(I)中の指数pは、オリゴマー化度(DP度)、すなわちモノ−およびオリゴ グリコシドの分布を示し、1〜2の数である。個々の化合物のpは常に整数であ り、特に1または2の値であり得るが、アルキルオリゴグリコシドとしての値p は、分析学的に求めた値であって、通例整数でない。平均オリゴマー化度pが1 〜1.8であるアルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドを使用する ことが好ましい。 モノグリコシドを使用する場合、最初は好ましい粘度低下作用が示されるが、 長期間貯蔵後には増粘が起こり得る。従って、オリゴマー化度が1.1〜1.5で あるポリグリコシドを使用することが望ましい。 アルキルまたはアルケニル基R1は、炭素数4〜11、好ましくは8〜10の 第一級アルコールから誘導し得る。そのようなアルコールの例は、ブタノール、 カプロンアルコール、カプリルアルコール、カプリンアルコールおよびウンデシ ルアルコール、並びにそれらの工業用混合物[例えば、工業用脂肪酸メチルエス テルを水素化することによるか、またはレーレン(Roelen)のオキソ合成由来のア ルデヒドを水素化することによって得られる]である。工業用C8-18ヤシ油脂肪 アルコールの分留において最初の蒸留物として得られ、不純物としてのC12アル コールの含量が6重量%未満であり得るアルコールから誘導した、鎖長C8-10の アルキルオリゴグルコシド(DP=1〜2)、並びに工業用C9/11オキソアルコー ルから誘導したアルキルオリゴグルコシド(DP=1〜2)が好ましい。 本発明の増粘剤製剤は、前記のような増粘剤、粘度低下剤及び水を含有し、任 意にその他の添加剤を少量含んでもよい。 本発明によれば、好ましい増粘剤製剤は、1〜50重量%の粘度低下剤、5〜 99重量%の水分散性又は水溶性有機ポリマー増粘剤及び0〜94重量%の水を 本質的に含有するものである。好ましい一態様として、本増粘剤製剤は5〜20 重量%の粘度低下剤、10〜50重量%の増粘剤及び30〜85重量%の水、並 びに場合により添加剤および助剤を含有する。 上述の成分の含有率は通例、合計約100重量%となり、100重量%との差 引き分は通常の添加剤からなることが好ましく、かつ、5重量%(より好ましく は2重量%)を超えないことが好ましい。そのような添加剤としては、例えば殺 生物剤、少量の揮発性溶媒、及び場合により抗酸化剤などが挙げられる。 本増粘剤製剤はウレタン基を保持する増粘剤を含有することが好ましい。 本発明の増粘剤製剤は、その粘度が低いにもかかわらず、水性媒質中でその増 粘剤の溶液が実質上透明で均一になることを特徴とする。ポリマーコーティング の光沢の減少につながりうる凝集現象は通常起こらない。この増粘剤製剤中の本 発明の粘度低下剤は一般に、使用される濃度で増粘剤の有効性に悪影響を持たな い。粘度低下剤が存在するにもかからわず、増粘した製品は、せん断力によって 増粘効果がほとんど影響を受けないことを特徴とする、事実上同一の流動学的性 質を示す。 したがって、本発明は水性分散液をベースとするコーティング組成物における 水性増粘剤製剤の使用にも関係する。 また本発明は、顔料、結合剤、溶媒および場合により他の添加剤に加えて本発 明の増粘剤製剤を含む水性エマルジョン塗料にも関係する。 ただし、本増粘剤製剤は効果的な増粘が要求されるその他任意の水性媒質中で も使用することができる。これらには、例えば水性圧媒液などの工業用製品と、 個人及び家庭用の衛生製品及び化粧用製品などが含まれる。 また、本発明は、水性増粘剤製剤中で、式(I): R1O−[G]p (I) [式中、R1は、炭素数4〜22のアルキルおよび/またはアルケニル基であり 、Gは炭素数5または6の糖単位であり、pは1〜2の数である。] で示される化合物を粘性低下剤として使用することにも関係する。 実施例 粘度調節剤の粘度低下効果を試験するために、ポリウレタン系増粘剤(ヘンケ ル社(Henkel)のNOPCO(商標)3116)の18.2%水溶液の粘度を、10%の粘 度低下剤の添加前と添加後に測定した(ブルックフィールド、25℃、20r.p. m、スピンドル3〜6)。その結果を表1に示す。 平均オリゴマー化度1〜1.6のアルキルポリグリコシドと、比較のための従 来の粘度低下剤3種とを、粘度低下剤として使用した。Texin DOS 75: Naジイソ−C8−スルホスクシネート Glucopon 225 : C8/10グルコシド1.6 Glucopon 215 : C8/10グルコシド1.5 Plantaren 700: C8/10グルコシド1.4 C10Mono : C10モノグルコシド C8 Mono : C8モノグルコシド C12Mono : C12モノグルコシド n.m. : 測定不能
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グレス,ヴォルフガング ドイツ連邦共和国デー―42111ヴッパータ ール、ヴェストファレンヴェーク247番 (72)発明者 ノイマン,ラルフ ドイツ連邦共和国デー―42781ラーティン ゲン、カスタニエンヴェーク4番 (72)発明者 フォン・リビンスキー,ヴォルフガング ドイツ連邦共和国デー―40593デュッセル ドルフ、ライネンヴェーバーヴェーク12番 (72)発明者 シーファーシュタイン,ルートヴィッヒ ドイツ連邦共和国デー―40882ラーティン ゲン、ダマシュケシュトラーセ8アー番 (72)発明者 シュルテ,ハインツ―ギュンター ドイツ連邦共和国デー―45481ミュールハ イム、ヴィンスターシュトラーセ66番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.水分散性又は水溶性有機ポリマー増粘剤と、粘度低下剤とを少なくとも含 有する水性増粘剤製剤であって、粘度低下剤が式(I): R1O−[G]p (I) [式中、R1は、炭素数4〜22のアルキルおよび/またはアルケニル基であり 、Gは炭素数5または6の糖単位であり、pは1〜2の数である。] で示される化合物を少なくとも1つは含有することを特徴とする増粘剤製剤。 2.1〜50重量%の粘度低下剤、5〜99重量%の水分散性又は水溶性有機 ポリマー増粘剤、0〜84重量%の水、並びに場合により添加剤及び/又は助剤 を本質的に含有する請求項1記載の増粘剤製剤。 3.増粘剤がウレタン基を有する請求項1又は2記載の増粘剤製剤。 4.水性分散液をベースとするコーティング組成物における、請求項1〜3の いずれかに記載の水性増粘剤製剤の使用。 5.顔料、結合剤、溶媒および場合により他の添加剤に加えて、請求項1〜3 のいずれかに記載の増粘剤製剤を含む水性エマルジョン塗料。 6.水性増粘剤製剤中における、式(I): R1O−[G]p (I) [式中、R1は、炭素数4〜22のアルキルおよび/またはアルケニル基であり 、Gは炭素数5または6の糖単位であり、pは1〜2の数である。] で示される化合物の、粘性低下剤としての使用。
JP9524802A 1996-01-09 1996-12-20 液体型の増粘剤製剤(▲ii▼) Pending JP2000503056A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19600467.5 1996-01-09
DE19600467A DE19600467A1 (de) 1996-01-09 1996-01-09 Flüssigkonfektionierung von Verdickungsmitteln (II)
PCT/EP1996/005786 WO1997025382A1 (de) 1996-01-09 1996-12-20 Flüssigkonfektionierung von verdickungsmitteln (ii)

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000503056A true JP2000503056A (ja) 2000-03-14

Family

ID=7782330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9524802A Pending JP2000503056A (ja) 1996-01-09 1996-12-20 液体型の増粘剤製剤(▲ii▼)

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0873378B1 (ja)
JP (1) JP2000503056A (ja)
DE (2) DE19600467A1 (ja)
WO (1) WO1997025382A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013060574A (ja) * 2011-08-22 2013-04-04 Ricoh Co Ltd 水性インク組成物及び画像形成装置
CN105801801A (zh) * 2016-04-25 2016-07-27 南通市晗泰化工有限公司 乳胶漆增稠剂的制备工艺
JP2019089928A (ja) * 2017-11-14 2019-06-13 花王株式会社 粘度特性改良剤

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6204208B1 (en) 1996-09-04 2001-03-20 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method and composition for treating substrates for wettability and skin wellness
US6028016A (en) * 1996-09-04 2000-02-22 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Nonwoven Fabric Substrates Having a Durable Treatment
US6017832A (en) * 1996-09-04 2000-01-25 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method and composition for treating substrates for wettability
SE512220C2 (sv) * 1998-06-30 2000-02-14 Akzo Nobel Nv Vattenhaltigt koncentrat av en associativ förtjockande polymer samt användning av en nonjonisk tensid för reduktion av koncentratets viskositet
DE10207891A1 (de) 2002-02-23 2003-09-04 Goldschmidt Ag Th Verzweigte Polyurethane, diese enthaltende Formulierungen und deren Verwendung zur Verdickung wässriger Systeme
DE10245099A1 (de) 2002-09-27 2004-04-08 Goldschmidt Ag Polyurethan-Verdickungsmittel zur Verdickung wässriger Systeme
US20110223824A1 (en) * 2010-03-09 2011-09-15 Arnoldi Charles Flame-retardant compositions and related processes, fabrics, textiles, plastics, and articles of manufacture

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE459096B (sv) * 1988-04-28 1989-06-05 Berol Kemi Ab Saett att framstaella matta eller halvmatta vattenburna maalarfaerger

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013060574A (ja) * 2011-08-22 2013-04-04 Ricoh Co Ltd 水性インク組成物及び画像形成装置
CN105801801A (zh) * 2016-04-25 2016-07-27 南通市晗泰化工有限公司 乳胶漆增稠剂的制备工艺
JP2019089928A (ja) * 2017-11-14 2019-06-13 花王株式会社 粘度特性改良剤

Also Published As

Publication number Publication date
DE19600467A1 (de) 1997-07-10
EP0873378A1 (de) 1998-10-28
DE59603739D1 (de) 1999-12-30
WO1997025382A1 (de) 1997-07-17
EP0873378B1 (de) 1999-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3938937B2 (ja) 液体型増粘剤の製造
CA2129932C (en) Polyurethane thickeners and their use for thickening aqueous systems
CA1341003C (en) Liquid thickeners based on diurethanes and process of preparing the same
CA2120224C (en) Polyurethane thickener compositions and their use for thickening aqueous systems
DE4041118A1 (de) Wachsemulsion und ihre verwendung
JP2000503056A (ja) 液体型の増粘剤製剤(▲ii▼)
EP0082672A1 (en) Ink jet ink composition
US5877245A (en) Cross-linked reaction products of alkoxylated alcohols and alkylene glycols
CN103517930B (zh) 含有烷基环己醇的非离子缔合型增稠剂,含有该增稠剂的制剂以及它们的用途
DE69720226T2 (de) Polymerer verdicker für wässerige zusammensetzungen
JP2001521971A (ja) 顔料濃厚物製造用の添加剤としての二量体ジオールアルコキシレートの使用
DE69920347T2 (de) Zyklische Harnstoff Tenside
EP1457481B1 (en) Gemini glycidyl ether adducts of polyhydroxyalkyl alkylenediamines
EP1705172A1 (de) Hydroxylgruppen enthaltende Tenside mit geringer Oberflächenspannung und deren Verwendung
US6369146B1 (en) Malic acid diester surfactants
US6090876A (en) Aqueous polyurethane thickener compositions having improved viscosity and rheological properties
EP0743305A1 (en) Polyetheramide surfactant
US20080161535A1 (en) Thickening and wetting agents
CN103080243A (zh) 用于含水涂料体系的消泡润湿剂
CN111925494A (zh) 一种高粘性水性聚氨酯及其制备方法
KR101939868B1 (ko) 알킬 사이클로헥산올 알콕실레이트를 포함하는 회합성 비이온성 증점제, 이들의 용도 및 이들을 포함하는 제제
CN114096617A (zh) 含水增稠组合物
CA2150097A1 (en) Imidazolidone polyetheramide surfactant