JP2000501790A - 組成物と使用 - Google Patents

組成物と使用

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ペイン,ジョン・デイヴィッド
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ゼネカ・リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 ポリ(ヘキサメチレンビグアニド)等のビグアニドポリマー混合物を含有したセルロース系不織材料とポリアクリル酸高吸収剤等のアニオン性ポリマーとを含む組成物、およびこのような組成物をおむつ等の使い捨て物品に使用すること。

Description

【発明の詳細な説明】 組成物と使用 本発明は、ビグアニドポリマー(polymeric biguanides)とアニオン性ポリマ ー(anionic polymer)で処理した不織材料を含む組成物、およびこのような組 成物を使い捨て物品(例えば、おむつ、失禁用パッド、および女性用衛生パック 等)に使用することに関する。 EP 174,128 は、異なった分子量を有する線状ビグアニドポリマーの混合物で 処理した不織材料から形成されるおむつ、失禁用パッド、または女性用衛生パッ ク等の使い捨て物品を開示している。これらのビグアニドポリマーは、前記物品 の使用時に微生物の成長を阻害し、特におむつの場合、ビグアニドポリマーを含 んだ不織材料を使用すると、臭気を抑え、おむつかぶれやアンモニアによる皮膚 炎を防止できるとされている。線状ビグアニドポリマーはさらに、不織材料、特 にセルロース系不織材料(微生物学的活性が広範囲であること、毒性が低いこと 、および適用が容易であることなどのために使い捨て物品における吸収性の層と して使用される)を処理するのに極めて有用であるとされている。線状ビグアニ ドポリマーは、セルロース系不織材料によって強固に吸着させることができ、こ うした材料全体にわたって容易に均一分布させることができる。 ビグアニドポリマーを含んだ不織材料が尿で濡れたとき(こうしたことは、お むつや失禁用パッド等の使い捨て物品の使用時に起こる)、ビグアニドポリマー の一部が脱着するということが見いだされている。このビグアニドポリマーの脱 着量は、一般には施用したビグアニドポリマーの20重量%以下であり、主として 施用したビグアニドポリマー混合物の低分子量フラクションであると考えられて いる。この結果、不織材料中のビグアニドポリマーの濃度勾配が生じ、したがっ てビグアニドポリマーによって与えられる抗微生物保護が、有効レベル未満の幾 つかの領域において低下する。尿によって脱着されたビグアニドポリマーは、不 織材料の座から取り除かれることがあり、したがってもはやこのような材料中で の微生物の成長を抑制するのに利用できなくなる。 さらに、尿との接触で不織材料から脱着されたビグアニドポリマーは、アニオ ン性ポリマーを不織材料との混合物の形で組み込むことによって不織材料中に保 持できること、及びアニオン性ポリマーの存在は、ビグアニドポリマーの微生物 学的有効性に対してそれほど大きな悪影響を及ぼさないことが見いだされている 。 したがって本発明によれば、 a) ビグアニドポリマーの混合物を含有した不織材料;および b) アニオン性ポリマー; を含む組成物が提供される。 本発明の不織材料は好ましくは繊維質材料であり、おむつ、失禁用パッド、お よび女性用衛生パック等の使い捨て物品における吸収性の層として使用するのに 適したものであればいかなる材料であってもよい。繊維質材料の繊維は1〜200 μ(特に10〜100μ)の平均直径を有するのが好ましい。一般には、繊維は少な くとも1mmの長さを有する。繊維は湿式堆積しても乾式堆積してもよいが、高度 に毛羽立った吸収性の層を形成させるには乾式堆積するのが好ましい。 繊維質不織材料の例としては、セルロース、変性セルロース、およびレーヨン などがある。他の適切な繊維質不織材料は、湿潤剤で処理した疎水性繊維である 。このような疎水性繊維の例としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリ オレフィン、ポリアクリルアミド、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステ ル、ポリアミド、ポリスチレン、およびポリウレタンなどがある。 本発明の不織材料は、セルロース、および特に28〜50重量%の平均水保持値( average water retention value)が得られるようC2-8−ジアルデヒドで化学的 に架橋することによって必要に応じて変性した木材パルプ繊維であるのが好まし い。好ましい木材パルプ繊維は、セミケミカル木材パルプとして一般的に知られ ているものであり、特に亜硫酸塩法またはクラフト(Kraft)法から得られるパ ルプのような化学木材パルプである。 ビグアニドポリマー混合物の個々のポリマーは、式(1)で示される2つのビ グアニド基を有する少なくとも1つの反復構造単位を含む。 上記式中、XとYは同一でも異なっていてもよく、架橋基を示しており、この ときXとYによって連結されている窒素原子対の間に直接介在する炭素原子の総 数は9〜17である。 架橋基XとYはポリメチレン鎖でもよく、また必要に応じてヘテロ原子(例え ば酸素、イオウ、または窒素)を組み込んでもよく、例えばエチレン、オキシエ チレン、または環状核(cyclic nuclei)(飽和でも不飽和でもよい)などが挙 げられる。環状核の場合、XとYによって連結されている窒素原子対の間に直接 介在する炭素原子の数は、環状基の最も短いセグメントを含んだ数である。した がって、例えば、 という基において、窒素原子間に直接介在する炭素原子の数は、8ではなく4で ある。 本発明において使用するための好ましいビグアニドポリマー混合物は、ポリ( ヘキサメチレンビグアニド)の混合物であり、このときXとYは、いずれも−( CH26−基である。 ビグアニドポリマーは、式 を有するビスジシアンジアミドとジアミンH2N−Y−NH2(式中、XとYは前 記にて定義した意味を有する)との反応によって、あるいは式 を有するジシアンアミドのジアミン塩とジアミンH2N−Y−NH2(式中、Xと Yは前記にて定義した意味を有する)との反応によって製造することができる。 こ れらの製造法は、それぞれGB 702,268 と GB 1,152,243 に説明されており、本 発明においては、これらの文献中に説明されているビグアニドポリマーまたは混 合物のどれでも使用することができる。 ビグアニドポリマー鎖は、アミノ塩酸塩基(amino hydrochloride group)を 末端基とすることもできるし、あるいは -NH-C(NH)-NH-CN基を末端 基とすることもでき、このとき末端基は、各ポリマー鎖に関して同一であっても 異なっていてもよい。 ビグアニドポリマーは、一般には混合物として得られ、異なった長さのポリマ ー鎖を有し、式1の個々のビグアニド単位の数は1〜40である。 式(2) を有する好ましいポリ(ヘキサメチレンビグアニド)の場合、nの値は2〜40で ある。ポリマー混合物の平均分子量は約1100〜約3300であるのが好ましい。 ビグアニドポリマーは、無機酸や有機酸と容易に水溶性塩を形成する。酸は無 機酸であるのが好ましく、塩酸のようなハイドロハリック(hydrohalic; ハロゲ ン化水素の)酸であるのが特に好ましい。 ビグアニドポリマーの塩は水溶性であるので、ビグアニドポリマーの混合物は 水性濃縮液(aqueous concentrate)の形で、特に塩の水溶液の形で取り扱うの が最も簡単である。これらの濃縮液は8以下のpH値を有するのが好ましく、7 以下のpH値を有するのが特に好ましい。特に好ましい水溶液は4.5以下のpH 値(有機指示薬を使用して測定)を有する水溶液である。これらの水性濃縮液の pH値は、好ましくはO.1以上であり、さらに好ましくはO.5以上であり、そして 特に好ましくは1.O以上である(有機指示薬を使用して測定)。このタイプの濃 縮水溶液はEP485,079に説明されており、ヴァントシルIB(Vantoci1 IB)およ びコスモシルCQ(Cosmoci1 CQ)〔いずれもゼネカ社(Zeneca Ltd)〕として 市 販されている。 本発明のアニオン性ポリマーは、実質的な程度にて尿に溶解してポリマー自体 が使用時に不織材料中に再分配され、これによってビグアニドポリマーとの塩( ビグアニドポリマーの微生物学的活性を低下させる)が形成されることのないよ う、尿に対して実質的に不溶性であるのが好ましい。 尿に対するアニオン性ポリマーの溶解性は、不織材料を使用しているという条 件下にて、好ましくは2重量%以下であり、さらに好ましくは1%重量以下であ り、さらに好ましくはO.5重量%以下であり、そして特に好ましくはO.1重量%以 下である。 本発明のアニオン性ポリマーは、アニオン性モノマーもしくはその無水物を重 合させることによって、あるいはアニオン性モノマーもしくはその無水物とノニ オン性モノマーとを共重合させることによって得るのが好ましい。好ましいアニ オン性モノマーもしくは無水物は、少なくとも1つのオレフィン二重結合を有す るオレフィン性不飽和の酸および酸無水物、ならびに特に、単一のオレフィン二 重結合を有するモノマーである。本発明のアニオン性モノマーは2つ以上のアニ オン性基を有していてもよいが、1つだけのアニオン性基を有するのが好ましい 。 アニオン性基は、ホスホン酸基、リン酸基、スルホン酸基、および特にカルボ ン酸基であってよい。 適切なアニオン性モノマーの例としては、ビニルホスホン酸、スチレンホスホ ン酸、2−アクリルアミドプロパンホスホン酸、エチリデン−1,1−ジホスホ ン酸、ヒドロキシエチルアクリレートモノホスフェート、スチレンスルホン酸、 2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、スルホエチルメタクリレ ート、ビニルスルホン酸、メタリルスルホン酸、プロペンスルホン酸、および特 にメタクリル酸、および特にアクリル酸などがある。 好ましいノニオン性モノマーは、式(3) (式中、Rは水素またはC1-4アルキルであり;R1は、必要に応じて置換された C1-20−アルキル、アリール、またはC5−シクロアルキルである)で示される モノマーである。 Rがアルキルであるとき、Rは好ましくはメチルである。 R1がアルキルで あるとき、R1は直鎖状であっても枝分かれ鎖状であってもよく、好ましくはC1 -6 −アルキルである。 R1がアリールであるとき、R1は好ましくはフェニルである。 R1がシクロアルキルであるとき、R1は好ましくはC6-10−シクロアルキル( 例えばシクロヘキシル)である。 R1が置換されたC1-20−アルキルであるとき、該置換基は、ヒドロキシ基、 あるいはアセトアセトキシエチル基の場合のように、それ自体が例えばアルキル カルボニル基で置換されていてもよいアシルオキシ(すなわちアルキルカルボニ ルオキシ)基であるのが好ましい。 ノニオン性モノマーの例としては、メチルアクリレート、メチルメタクリレー ト、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチル メタクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルメタク リレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリ レート、アセトアセトキシエチルアクリレート、およびアセトアセトキシエチル メタクリレートなどがある。 好ましいアニオン性ポリマーは、ポリアクリル酸、アクリル酸と1種以上のノ ニオン性モノマーとのコポリマー、ポリ(マレイン酸)、マレイン酸と1種以上 のノニオン性モノマーとのコポリマー、アルギン酸、スターチへのアクリル酸の グラフトポリマー、およびカルボキシメチルセルロースである。ポリアクリル酸 とそのコポリマーは必要に応じて架橋されていてもよく、分子量の範囲は一般に は1000〜5,000,000である。これらのアクリル酸ベースのポリマーは、水溶性の ポリアクリル酸を、例えばトリメチロールプロパントリアクリレート、ポリ(ア リルスクロース)、またはポリ(アリルペンタエリスリトール)で架橋すること により得ることができる。特に好ましいのは、体液吸収剤として作用し、一般に は“高吸収剤(super absorbent)”と呼ばれているアクリル酸ベースのポリマ ーである。ポリアクリレートと関連ポリマーをベースとした高吸収剤については 、例 えば、EP 311,344 および“Chemistry in Britain,1994,pp652-656(F.L.Buchh olz)”に説明されている(これらの文献を参照のこと)。 ポリ(マレイン酸)とそのポリ(マレイン酸エステル)誘導体は必要に応じて 架橋されていてもよく、一般には 1,000〜5,000,000の範囲の分子量を有する。 このタイプのポリマーの例としては、ポリ(ビニルエーテル−マレイン酸)、ポ リ(メチルビニルエーテル−マレイン酸)、およびポリ(スチレン−マレイン酸 )などがある。 他の有用なアニオン性ポリマーは、セルロースから誘導可能なアニオン性ポリ マー(例えば、カルボキシメチルセルロース、部分酸化セルロース、スルホエチ ルセルロース、およびホスホリル化セルロース等)である。 アニオン性ポリマーは、遊離酸の形でも、あるいはアミンもしくは金属との塩 の形でも存在することができ、後者の場合、アミンまたは金属カチオンは、脱着 したビグアニドポリマーと交換可能である。適切な金属の例は、リチウム、カリ ウム、および特にナトリウムである。しかしながら、アニオン性ポリマーのアニ オン性基の少なくとも一部が遊離酸の形になっているのが好ましい。アニオン性 ポリマーが高吸収剤である場合に特にそうであり、アニオン性ポリマーを製造す るのに使用するアニオン性基含有モノマー単位の少なくとも25モル%、特に少な くとも50モル%が塩の形となっているのが好ましい。さらに、アニオン性ポリマ ーを製造するのに使用するアニオン性基含有モノマーの好ましくは少なくとも5 モル%、さらに好ましくは少なくとも10モル%、そして特に好ましくは少なくと も20モル%が遊離酸の形となっているのが好ましい。 アニオン性ポリマーは、シートの形態をとっていてもよいが、離散粒子または 粒子凝集物の形態にて存在するのが好ましい。これらの粒子はいかなる形状(例 えば、球状、半球状、立方体、棒状、針状、または薄片状など)であってもよく 、個々の粒子の最小寸法の重量平均として30μ〜2mmであるのが好ましい。 ビグアニドポリマーの混合物で処理された不織材料に対するアニオン性ポリマ ーの量は、組成物の最終用途に依存する。したがって、おむつや失禁用パッド等 の使い捨て物品の場合、アニオン性ポリマーの量は、脱着したビグアニドポリマ ーが使用時に使い捨て物品から漏れ出るのを防止するに足る量である。しかしな がら、アニオン性ポリマーが高吸収剤としても存在する場合、不織材料に対する アニオン性ポリマーの量ははるかに多い。アニオン性ポリマーが高吸収剤である 場合、アニオン性ポリマーの量は、アニオン性ポリマーと不織材料の合計重量を 基準として、好ましくは少なくともO.5重量%、さらに好ましくは少なくとも1 重量%、そして特に好ましくは少なくとも5重量%である。アニオン性ポリマー の量はまた、アニオン性ポリマーと不織材料の合計重量を基準として、好ましく は50重量%以下、さらに好ましくは30重量%以下、そして特に好ましくは20重量 %以下である。 アニオン性ポリマーと不織材料を、おむつや失禁用パッド等の使い捨て物品に おける吸収性の層として使用する場合、このような層は当業者に公知のいかなる 方法によっても形成することができ、特に、アニオン性ポリマーと不織繊維とを 混合してウェブとする方法によって形成することができる。こうして得られるウ ェブは、特にエアーレイイング(air-laying)によって乾式堆積する(dry-lay )のが好ましい。 本発明のさらなる態様によれば、ビグアニドポリマーの混合物を含有した不織 繊維にアニオン性ポリマーを加えることを含む、使い捨て物品に使用するための 吸収性の層を形成する方法が提供される。 ビグアニドポリマーの混合物は、当業者に公知の方法〔例えば噴霧法、浸漬法 、パジング(padding)法、または直接吸尽法(substantive exhausion process )〕にしたがって水溶液として不織材料に施すことができる。ビグアニドポリマ ーの水溶液のpHは5〜8が好ましく、6〜7が特に好ましい。ビグアニドポリ マーをイグゾースト法(exhaust technique)もしくは直接吸尽法によって施す 場合、不織材料(例えば、セルロース系材料)に対するサブスタンティビィティ (substantivity)が高いので、加熱する必要はない。ビグアニドポリマーの量 は、不織材料を基準として好ましくは少なくとも1O0ppm、さらに好ましくは少な くとも5OOppm)そして特に好ましくは少なくとも1O0Oppmである。ビグアニドポ リマーの量はまた、不織材料を基準として好ましくは10,OO0ppm以下であり、さ らに好ましくは8,0O0ppm以下であり、そして特に好ましくは6,OOOppm以下である 。 EP 174,128 に開示されているように、該発明の組成物の成分(a)に使用さ れ ているビグアニドポリマーは、それらの水溶液の泡立つ程度が低いという点、お よび微生物学的活性の範囲が広いという点において、ビス−ビグアニド(例えば シクロヘキシジン)を凌ぐ利点を示す。ビグアニドポリマーはさらに、不織材料 (特にセルロース系不織材料)に対してより高いサブスタンティビィティを示し 、尿の存在下において不織材料から脱着されるビグアニドポリマーの量はより少 ない。ビグアニドポリマーを含んだ不織材料は、不織材料がアニオン性ポリマー と混合されているときには、特に微生物学的活性の点において、ビスビグアニド (例えばクロロヘキシジン)を含んだ不織材料を凌ぐ利点を示す。 ビグアニドポリマーが不織材料中に存在する唯一の微生物学的活性化合物であ ってもよいし、あるいはビグアニドポリマーは他の微生物学的活性化合物と組み 合わさった状態で存在してもよく、この場合は特に、抗微生物活性の範囲が広が るようになるのが望ましい。このような他の化合物は、組成物を使い捨て物品( 例えばおむつ、失禁用パッド、および女性用衛生パック)における吸収性の層と して使用するとき、皮膚との接触において実質的に無毒性かつ非刺激性でなけれ ばならない。このような他の微生物学的活性化合物の例としては、第四アンモニ ウム化合物(特にハロゲン化物)、アルキルピリジニウム化合物(特にハロゲン 化物)、および1,6−ビス(4−クロロフェニル)ジグアニドヘキサン(クロ ロヘキシジン)や1,6−ビス(2−エチルヘキシル)ジグアニドヘキサン(ア レキシジン)等の単純なビス−ビグアニドなどがある。 本発明の組成物はさらに、臭気を少なくするか又は遮断するための他の補助剤 を含有してもよい。このような補助剤の例は芳香剤や有機酸である。好ましい有 機酸は、2つ以上のカルボン酸基を有するもの、特に緩衝剤として作用する能力 を有するものである。こうした有機酸は、不織材料からのビグアニドポリマー混 合物のかなりの吸収を引き起こすほどの低いpH値を有してはならない。したが って、好ましい有機酸は1未満のpK値を示さない有機酸である。300未満の分 子量を有する有機酸が特に有用であり、200未満の分子量を有する有機酸がさら に有用である。クエン酸が特に好ましい。 前述したように、本発明の組成物は、おむつ、失禁用パッド、および女性用衛 生パック等の使い捨て物品における吸収性の層として使用することができる。こ の吸収性の層は、主として、体液(例えば尿)の捕集と保持のために、また臭気 の発生および体液の微生物学的分解によって引き起こされる皮膚の発疹を抑える ために使用される。 本発明の他の態様によれば、体液の捕集のために本発明の組成物を使用するこ とが提供される。 本発明のさらに他の態様によれば、本発明の組成物を含んだ使い捨て物品が提 供される。 以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、特に明記しない限り 、部は全て重量部である。 実施例1と2 幼児の使い捨ておむつ中に使用されている化学的に毛羽立てた木材パルプ(10 部)を、0.02部のポリ(ヘキサメチレンビグアニド)塩酸塩(以後PHMBと呼 ぶ)を含有した水(100部)中にて、pH6〜7および温度20℃で10分攪拌した 。PHMBをパルプに対し全て使い切り、次いでこのパルプを圧搾し、そして乾 燥して、2OO0ppmのPHMBを含有するパルプを得た。 パルプのサンプルを同様に処理して、4000ppmのPHMBを含有するパルプを 得た。 さらに、PHMB含有パルプのアリコートと架橋ポリアクリレートの高吸収剤 とをパルプ対樹脂を85:15の比率にてミキシングすることによって、ミニパッド を作製した。 処理したパルプとパッドのサンプルのそれぞれ(0.3部)を合成による尿溶液 (3ml)で湿潤させ、37℃で24時間インキュベートした。合成尿の組成(部/リ ットル)は、尿素(20)、尿酸(0.4)、クレアチニン(O.67)、馬尿酸(O.47 )、グリシン(2.O)、グルコース(O.15)、塩化ナトリウム(10)、リン酸水 素二ナトリウム(1.85)、硫酸カリウム(4.46)、塩化カルシウム(0.36)、塩 化マグネシウム(O.28)、および塩化第二鉄(微量)である。 インキュベーション後、サンプルを取り出し、ミリポアフィルターにより濾過 し、サンプルのPHMB含量を、エオシン(Eosin)を指示薬として使用した比 色定量法によって測定した。二つのサンプルに関する結果を下記の表1に示す。 こ の結果から、合成尿による処理にて化学パルプから脱着したPHMBがポリアク リレート高吸収剤によって保持される、ということがわかる。こうしたエオシン 比色定量法の使用によるPHMBの検出限界値は約1Oppmであり、したがって1Op pm未満の値の場合は、PHMBが検出されないということである。PHMBを含 有したパルプとパッドを合成尿中に10:1の液比で懸濁したので、2OOOppmのP HMBを含有したパルプから脱着したPHMBの量は施したPHMBの約18%( w/w)であり、また4000 ppmのPHMBレベルにおいては約22.5%(w/w)である 。 表1に対する脚注 対照標準はPHMBを含まない。 CPは化学木材パルプである。 SAPは高吸収性ポリアクリレート。 実施例3 化学的に毛羽立てた木材パルプとポリアクリレート高吸収剤とを混合して得ら れる材料が微生物の成長を抑制する能力を、実施例1と2に記載のミニパッドを 合成尿中で培養したバクテリア・イースト接種材料にて処理することによって調 べた。 合成尿は以下のような処方にしたがって調製した。 この原液を、121℃で30分オートクレーブ処理することによって滅菌した。 この尿素−グルコース溶液を、0.22μmのミリポアフィルターで濾過すること により滅菌した。 この塩溶液を、121℃で30分オートクレーブ処理することによって滅菌した。 必要となるまで全ての溶液を+4℃で貯蔵し、次いで下記の比にて混合した。 原液 94ml 尿素−グルコース溶液 5ml 塩溶液 1ml 混合した後に直ちに合成尿を使用した。 本評価においては以下のような3種のバクテリアと1種のイーストを使用した 。 エシェリキア・コリEscherichia coliエンテロコッカス・フェカリスEnterococcus faecalisプロテウス・ミラビリスProteus mirabilisキャンディダ・アルビカンスCandida albicans) これら4種の微生物のそれぞれを、適切な寒天上に三代にわたって培養した。 無菌合成尿の10mlアリコートに各微生物の1コロニーを別々に植え付け、37℃で 一晩インキュベートした。それぞれの個体群を血球計数器によって計数し、無菌 合成尿中に希釈して1×104CFU/mlとした(CFUはコロニー形成単位である)。3 種のバクテリアを合わせて混合接種物とし、イーストは別個に使用した。 広口ねじ蓋のガラスジャー中にて1gの失禁用パッドに10mlのバクテリア接種 物またはイースト接種物を植え付け、35℃にて0、5、10、および15時間インキ ュベートした。植え付けしていないパッドも一晩インキュベートして、バックグ ラウンドの汚染について調べた。100mlの無菌中和剤〔0.3%のアゾレクチン(az olectin)と2%のツイーン80〕を加え、1分間にわたって激しく振盪すること によってインキュベーションを終わらせた。バクテリアに対してはトリプトング ルコース抽出物寒天上で、またイーストに対しては麦芽抽出物寒天上で、連続希 釈ポアープレート法(serial dilution pour plate technique)にしたがって生 存能力のある微生物の総数を測定した。 尿の液滴を無菌状態でパッドからpH指示薬紙上に移し、生じた色からpHを 評価することによって、インキュベーション後の合成尿のpHを測定した。 ガラスジャーを開き、ジャーの内容物の臭いを注意深くかぐことによって臭気 を評価した。 得られた結果を下記の表2(バクテリア)と表3(イースト)に示す。 これらの結果から、処理していないパッド(対照標準)に関しては、尿中にお いてバクテリアが、初期接種物の104CFU/mlから10時間のインキュベーション後 の約109FU/mlへと大幅に成長したことがわかる。10時間後にはアンモニアのよう な臭気がますます感知されるようになり、このとき同時にpH値も増大し、15時 間のインキュベーション後ではpHの増大が明確に認められる。同様に、処理し ていないパッド(対照標準)に関しては、尿中においてイーストが大幅に成長す るが、その速度はバクテリアより遅く、臭気は感知されず、15時間のインキュベ ーション後でもpHは増大しない。 PHMBを含んだパッドに関しては、バクテリアの成長は、特に最初の5時間 を越えるとかなり抑制され(表2)、2000ppmと4000ppmのPHMBを含有したパ ッドの場合は、未処理の対照標準と比較してバクテリアの成長が三桁の大きさで 減少した。10時間のインキュベーション後、2000ppmのPHMBを含有したパッ ドは、二桁の大きさでのバクテリアの成長減少を示したが、4000ppmのPHMB レベルでは、減少はさらに三桁の大きさとなった。より高いPHMBレベルでは 、15時間のインキュベーション後にバクテリアの成長がさらに抑制された。 15時間のインキュベーション後でも、尿のバクテリア分解によって引き起こさ れるPHの増大や臭気の発現は認められなかった。 イースト(表3)の成長についても、PHMBを含有していない対照標準と比 較して、PHMBで処理したパッドによって同様に抑制された。 これらの結果を実施例1と2からの結果と合わせると、尿との接触でセルロー スパルプから脱着したPHMBを高吸収性ポリアクリレート樹脂によってパッド 中に保持できることが明らかであり、またPHMBによる微生物学的成長の抑制 程度が高いことも明白である。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. a) ビグアニドポリマーの混合物を含有する不織材料;および b) アニオン性ポリマー; を含む組成物。 2. 前記不織材料がセルロースである、請求項1記載の組成物。 3. 前記セルロースが化学木材パルプである、請求項2記載の組成物。 4. 前記ビグアニドポリマーの混合物が式(2) (式中、nは2〜40である)で示されるポリ(ヘキサメチレンビグアニド)の 混合物である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。 5. 前記アニオン性ポリマーが尿に対して実質的に不溶性である、請求項1 〜4のいずれか一項に記載の組成物。 6. 前記アニオン性ポリマーが複数のカルボン酸基を含む、請求項1〜5の いずれか一項に記載の組成物。 7. 前記アニオン性ポリマーが、ポリアクリル酸またはアクリル酸と1種以 上のノニオン性モノマーとのコポリマーである、請求項1〜6のいずれか一項に 記載の組成物。 8. 前記アニオン性ポリマーの複数のアニオン性基の少なくとも一部が遊離 酸の形である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。 9. 前記アニオン性ポリマーが高吸収剤である、請求項1〜8のいずれか一 項に記載の組成物。 10. ビグアニドポリマーの混合物を含有した不織繊維にアニオン性ポリマー を加えることを含む、使い捨て物品に使用するための吸収性の層を形成する方法 。 11. 体液の捕集のための、請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物の使 用。 12. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物を含有する使い捨て物品。
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